JP2010184922A - 香粧品用滑剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 分散安定性が良好で、経日安定性に優れる香粧品用の滑剤組成物であって、前記滑剤組成物又はそれを含有してなる香粧品組成物を毛髪や肌に塗布した時にべたつきがないなめらかな手触りを有する滑剤組成物を提供する。
【解決手段】 炭素数8〜24の高級脂肪酸の2価又は3価の金属塩(A)、水溶性ポリアクリル酸架橋物(B)、アルミノケイ酸塩(C)及び水を含有してなる香粧品用滑剤組成物であって、前記滑剤組成物の重量に基づいて前記(A)を0.1〜15重量%、前記(B)を0.01〜3重量%、前記(C)を0.01〜3重量%及び水を49〜99.88重量%含有してなることを特徴とする香粧品用滑剤組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明は、香粧品用滑剤組成物に関する。更に詳しくは、水及び高級脂肪酸金属塩を含む液状の基剤に関する。
従来、香粧品の製造における基剤としては、常温で固状又は液状の基剤があり、特に液状の基剤は配合時のハンドリング性や計量のし易さ等のメリットがあり、多くの香粧品に使用されている。液状の基剤には常温で水に溶解しやすい水性又は水に溶解しにくい油性の基剤が使用されている。これらの内、水性基剤は、例えば、シャンプー、リンス、ボディソープ、整髪料、化粧水、美容液、保湿クリーム及び化粧乳液等の香粧品に使用されている。一方、油性基剤は、例えばメーク落とし用クレンジング組成物、ヘアリンス、ヘアトリートメント、整髪料、リキッドファンデーション、日焼け止めクリーム、保湿クリーム及び化粧乳液等の香粧品に使用されている。これらの液状の水性基剤又は油性基剤は種々の構成成分から構成されているが、香粧品として肌や毛髪に塗布した時の潤滑性を改善するための潤滑剤成分として、以前から水性基剤用には各種の界面活性剤等が用いられ、油性基剤用にはシリコーン油類等が用いられてきた。
しかし、各種の界面活性剤の含有だけでは潤滑性が不十分であったり、シリコーン油類では香粧品が塗布された毛髪や肌にべたつきが残ってしまうことが多く、問題となっていた。べたつきのない潤滑剤として、高級脂肪酸アルカリ土類金属塩が知られており(特許文献1)、これを固状の基剤中の1成分として使用することも提案されている(特許文献2)。しかし、これらの高級脂肪酸アルカリ土類金属塩を水性又は油性の液状基剤の潤滑剤として配合すると、これらの塩は通常は液状基剤中でほとんど溶解せず、かつ安定な分散をしないため、経日的に沈降物が生成することが多いという問題がある。
特開平10−110197号公報 特開2002−265330号公報
本発明の課題は、分散安定性が良好で、経日安定性に優れる香粧品用の滑剤組成物であって、前記滑剤組成物又はそれを含有する香粧品組成物を毛髪や肌に塗布した時にべたつきがないなめらかな手触りを有する滑剤組成物を提供することにある。
本発明者は上記の課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。即ち、本発明は、炭素数8〜24の高級脂肪酸の2価又は3価の金属塩(A)、水溶性ポリアクリル酸架橋物(B)、アルミノケイ酸塩(C)及び水を含有してなる香粧品用滑剤組成物であって、前記滑剤組成物の重量に基づいて前記(A)を0.1〜15重量%、前記(B)を0.01〜3重量%、前記(C)を0.01〜3重量%及び水を49〜99.88重量%含有してなることを特徴とする香粧品用滑剤組成物、並びに前記滑剤組成物を含有してなる香粧品用組成物である。
本発明の滑剤組成物は、高級脂肪酸の2価又は3価の金属塩の分散安定性が良好で、経日安定性に優れている。また前記滑剤組成物及びそれを用いた香粧品組成物は、毛髪や皮膚に塗布した際の潤滑性が良好であり、かつ塗布表面のべたつきが少ないという効果がある。
本発明の香粧品用滑剤組成物は、炭素数8〜24の高級脂肪酸の2価又は3価の金属塩(A)を含有することにより潤滑性が向上し、べたつき感が低減される。
(A)を構成する炭素数8〜24の高級脂肪酸としては、飽和又は不飽和の高級脂肪酸が挙げられ、具体例としては、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、エライジン酸、エルカ酸、リノール酸、リノレン酸及びリシノレイン酸等が挙げられる。これらの内、潤滑性の観点から好ましいものは、炭素数12〜24の高級脂肪酸であり、更に好ましいのは、パルミチン酸、ステアリン酸及びベヘン酸、特に好ましいのはステアリン酸である。これらの脂肪酸は単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
(A)を構成する2価又は3価の金属としては、アルカリ土類金属(バリウム、亜鉛、カルシウム及びマグネシウム)並びにアルミニウム等が挙げられ、好ましいのはアルカリ土類金属、更に好ましいのはマグネシウムである。また、(A)は、2価又は3価の金属の価数と同じ数の高級脂肪酸分子が塩を構成しているもの及び2価又は3価の金属の価数よりも少ない数(通常1個又は2個)の高級脂肪酸分子が塩を構成しているもののいずれであってもよく、更にこれらの混合物であってもよい。
(A)の具体例としては、例えば、ラウリン酸マグネシウム塩、ラウリン酸カルシウム塩及びラウリン酸バリウム塩等のラウリン酸アルカリ土類金属塩[ラウリン酸マグネシウム塩としては、ジラウリン酸マグネシウム、水酸化ラウリン酸マグネシウム(C1123COO−Mg−OH)及びこれらの混合物が挙げられる。以下のアルカリ土類金属塩においても同様。]、ラウリン酸アルミニウム塩[ラウリン酸アルミニウム塩としては、トリラウリン酸アルミニウム、水酸化ジラウリン酸アルミニウム{(C1123COO)2−Al−OH}、二水酸化ラウリン酸アルミニウム{C1123COO−Al−(OH)2}及びこれらの混合物が挙げられる。以下のアルミニウム塩においても同様。];ミリスチン酸マグネシウム塩、ミリスチン酸カルシウム塩及びミリスチン酸バリウム塩等のミリスチン酸アルカリ土類金属塩、ミリスチン酸アルミニウム塩;パルミチン酸マグネシウム塩、パルミチン酸カルシウム塩及びパルミチン酸バリウム塩等のパルミチン酸アルカリ土類金属塩、パルミチン酸アルミニウム塩;ステアリン酸マグネシウム塩、ステアリン酸カルシウム塩及びステアリン酸バリウム塩等のステアリン酸アルカリ土類金属塩、ステアリン酸アルミニウム塩;イソステアリン酸マグネシウム塩、イソステアリン酸カルシウム塩及びイソステアリン酸バリウム塩等のイソステアリン酸アルカリ土類金属塩、イソステアリン酸アルミニウム塩;ベヘン酸マグネシウム塩、ベヘン酸カルシウム塩及びベヘン酸バリウム塩等のベヘン酸アルカリ土類金属塩、ベヘン酸アルミニウム塩;パルミチン酸ステアリン酸マグネシウム塩、パルミチン酸ステアリン酸カルシウム塩及びパルミチン酸ステアリン酸バリウム塩等のパルミチン酸ステアリン酸アルカリ土類金属塩、パルミチン酸ステアリン酸アルミニウム塩等が挙げられる。
これらの内、潤滑性の観点から好ましいのは、炭素数8〜24の高級脂肪酸のアルカリ土類金属塩であり、更に好ましいのはステアリン酸アルカリ土類金属塩、特に好ましいのはジステアリン酸マグネシウム塩である。尚、市販のジステアリン酸マグネシウム塩等には、水酸化ステアリン酸マグネシウム塩が不純物として含まれるが、使用上差し支えない。(A)は単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
本発明の香粧品用滑剤組成物は、水溶性ポリアクリル酸架橋物(B)を含有することにより(A)の分散安定性が向上する。
(B)としては、ペンタエリスチルアリルエーテル、スクロースアリルエーテル及び/又はプロピレンアリルエーテル等で架橋されたアクリル酸重合体が挙げられる。ハンドリング性の観点から、(B)の0.5重量%水溶液の20℃における粘度は、500〜50,000mPa・sであることが好ましく、更に好ましくは500〜10,000mPa・s、特に好ましくは500〜5,000mPa・sである。
(B)の具体例としては、アメリカ薬局方に記載されている各種カルボマー、医薬部外品原料規格に記載されているカルボキシビニルポリマー及び化粧品原料基準に記載されているカルボキシビニルポリマー等が挙げられる。これらの水溶性ポリアクリル酸架橋物は単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。(B)の市販品としては、「HIVISWAKO 103」、「HIVISWAKO 104」及び「HIVISWAKO 105」等の「HIVISWAKO」シリーズ(和光純薬工業株式会社製)並びに「CARBOPOL 910」、「CARBOPOL 940」及び「CARBOPOL 941」等の「CARBOPOL」シリーズ(グッドリッチケミカル社製)等が挙げられ、グレードによって分子量、架橋剤の種類と量、水に溶解させたときの粘度等が異なる。
本発明の香粧品用滑剤組成物は、アルミノケイ酸塩(C)を含有することにより(A)の分散安定性が向上する。
(C)としては、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸アルミニウムカルシウム及びケイ酸アルミニウムナトリウム等が挙げられ、(A)の分散安定性の観点から、好ましいのはケイ酸アルミニウムマグネシウムである。これらのアルミノケイ酸塩は単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
ケイ酸アルミニウムマグネシウムの市販品としては、「VEEGUM グラニュー」、「VEEGUM K グラニュー」、「VEEGUM T」等の「VEEGUM」シリーズ(バンダービルト社製)等が挙げられる。「VEEGUM」シリーズのグレードによる違いは鉱物組成中のアルミニウム/マグネシウム比であり、水分散時の粘度が異なる。
本発明の香粧品用滑剤組成物は、カルボキシル基、スルホン酸基、硫酸エステル基及びリン酸エステル基からなる群から選ばれる少なくとも1種の酸基並びに炭素数1〜24の1〜3価の炭化水素基を有する有機酸(塩)(D)を含有することにより(A)の分散安定性が更に向上する。
尚、有機酸(塩)は、有機酸又は有機酸塩を表す。
(D)が有する炭素数1〜24の1価の炭化水素基としては、直鎖又は分岐のアルキル基(メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、デシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、オクタデシル及びエイコシル基等)、直鎖又は分岐のアルケニル基(ビニル、アリル、メタリル、オクテニル及びドデセニル基等)、アリール基(フェニル及びナフチル基等)、アラルキル基(ベンジル及びフェニルエチル基等)並びにアルキルアリール基(メチルフェニル、エチルフェニル及びノニルフェニル基等)等が挙げられる。炭素数1〜24の2価の炭化水素基としては、直鎖又は分岐のアルキレン基(メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレン、ヘキシレン、オクチレン、デシレン、ウンデシレン、ドデシレン、トリデシレン、テトラデシレン、ペンタデシレン、オクタデシレン及びエイコシレン基等)、直鎖又は分岐のアルケニレン基(ビニレン、オクテニレン及びドデセニレン基等)、アリーレン基(フェニレン及びナフチレン基等)、アリールアルキレン基(フェニルエチレン基等)並びにアルキルアリーレン基(メチルフェニレン、エチルフェニレン及びノニルフェレン基等)等が挙げられる。炭素数1〜24の3価の炭化水素基としては、直鎖又は分岐の、プロパントリイル、ブタントリイル、ヘキサントリイル、オクタントリイル及びドデカントリイル基等が挙げられる。
(D)としては、前記炭化水素基に、カルボキシル基、スルホン酸基、硫酸エステル基及びリン酸エステル基からなる群から選ばれる少なくとも1種の酸基が直接結合した有機酸及びそれらの塩並びに前記炭化水素基と前記酸基が(ポリ)オキシアルキレン基、エーテル基、エステル基若しくはヒドロキシメチレン基又はこれらの基に更に炭素数1〜3の炭化水素基が結合した基等を介して結合した有機酸及びこれらの塩等が挙げられる。
(D)の内、(A)の分散安定性の観点から好ましいのは、下記一般式(1)〜(7)のいずれかで示される有機酸(塩)の内の1種又はそれらの2種以上の混合物である。
1−[−COOX]a (1)
2−[−SO3X]b (2)
3−[−O−(AO)k−(CH2wCH2COOX]c (3)
4−[−O−(AO)m−(CH2ySO3X]d (4)
5−[−O−(AO)n−P(=O)−(OX)2e (5)
6−O−(AO)q−C(=O)−CH(−L)−CH(−L)−COOX (6)
7−O−(AO)r−C(=O)−CH(−L)−CH(−L)−COOR8 (7)
式中、R1〜R5はそれぞれ独立に炭素数1〜24の1〜3価の炭化水素基、R6〜R8はそれぞれ独立に炭素数1〜24の1価の炭化水素基、Aはそれぞれ独立に炭素数2〜4のアルキレン基、1分子中の2個のLの内の一方は−SO3Xで他方は水素原子、a、b、c、d及びeは1〜3の整数であってR1〜R5のそれぞれの価数と同じ整数、k、m、n、q及びrは(AO)の平均モル数を表す0〜20の数、w及びyは0〜5の整数、Xはそれぞれ独立に水素原子又はカチオンを表す。
1〜R5で示される炭素数1〜24の1〜3価の炭化水素基及びR6〜R8で示される炭素数1〜24の1価の炭化水素基としては、前述の炭素数1〜24の1〜3価の炭化水素基として例示したものと同様の炭化水素基が挙げられる。R1〜R5として、分散安定性の観点から好ましいのは、1価又は2価の炭化水素基、更に好ましいのは炭素数4〜18の1価又は2価炭化水素基であり、R3〜R5については、特に好ましいのは炭素数4〜18の1価の炭化水素基である。
6〜R8として、分散安定性の観点から好ましいのは、炭素数4〜18の炭化水素基である。
Aとしては、エチレン基、1,2−又は1,3−プロピレン基、1,2−、1,3−、2,3−又は1,4−ブチレン基が挙げられる。これらの内、分散安定性の観点から好ましいのは、エチレン基、1,2−プロピレン基及びこれらの混合物である。尚、Aが1分子内に複数ある場合は、同一でも、異なっていてもよい。
分散安定性の観点から、a、b、c、d及びeは1又は2が好ましく、c、d及びeは更に好ましくは1である。
複数の(AO)は炭素数2〜4のアルキレンオキサイドを付加して得られるポリオキシアルキレン鎖であり、通常、付加モル数には分布がある。よって、k、m、n、q及びrは(AO)の平均の付加モル数である。k、m、n、q及びrは、分散安定性の観点から、好ましくは0〜12であり、k及びmは、更に好ましくは0.5〜12、特に好ましくは2〜6であり、n、q及びrは、更に好ましくは0〜6、特に好ましくは0〜3である。
wは、分散安定性の観点から、好ましくは0又は1、更に好ましくは0である。
yは、分散安定性の観点から、好ましくは0〜2、更に好ましくは0である。
Xは水素原子又はカチオンを表し、1分子中に複数のXがある場合、同一でも異なっていてもよい。カチオンとしては、1価及び2価のカチオンが挙げられる。
1価のカチオンとしては、アルカリ金属カチオン、アンモニウムイオン、炭素数1〜20の有機アミンにプロトンが付加したカチオン、炭素数1〜20の四級アンモニウムカチオン及び塩基性アミノ酸カチオン等が挙げられる。
アルカリ金属カチオンとしては、リチウムイオン、ナトリウムイオン及びカリウムイオン等が挙げられる。
炭素数1〜20の有機アミンとしては、一級、二級又は三級の脂肪族アミン(炭素数1〜20のアルキル基及び/又は炭素数2〜4のヒドロキシアルキル基を有するアミン、例えばジエチルアミン、トリエチルアミン、モノエタノールアミン及びモノプロパノールアミン)、炭素数3〜12の脂環式アミン(シクロヘキシルアミン及びジシクロヘキシルアミン等)、炭素数6〜16の芳香族アミン(アニリン及びトルイジン等)、炭素数3〜16の芳香複素環アミン(トリアジン、ピリジン及びキノリン等)、炭素数3〜16の複素環アミン(モルホリン、N−メチルモルホリン及びピペラジン等)並びにこれら脂環式アミン、芳香族アミン、芳香複素環アミン及び複素環アミンのN位の炭素数2〜4のヒドロキシアルキル置換体(N−ヒドロキシエチルモルホリン等)が挙げられる。
炭素数1〜20の四級アンモニウムカチオンとしては、脂肪族及び脂環族四級アンモニウムカチオン、例えばテトラ(シクロ)アルキルアンモニウム[炭素数1〜12のアルキル基(メチル、エチル、プロピルブチル、ヘキシル、オクチル及びドデシル基等)及び/又は炭素数3〜10のシクロアルキル基(シクロヘキシル基等)を有し、4個の(シクロ)アルキル基は同一でも異なっていてもよい。]が挙げられる。尚、(シクロ)アルキル基は、アルキル基又はシクロアルキル基を表す。
塩基性アミノ酸カチオンとしてはリジン及びアルギニン等が挙げられる。
2価のカチオンとしては、アルカリ土類金属カチオン[マグネシウムイオン及びカルシウムイオン等]等が挙げられ、2価のカチオンの場合のXは、例えばMg1/2又はCa1/2となる。
分散安定性の観点から、Xの内の20モル%以上が水素原子であることが好ましい。カチオンは、単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
一般式(1)で表される有機酸(塩)の具体例としては、脂肪族カルボン酸(塩)及び芳香族カルボン酸(塩)等が挙げられる。
脂肪族カルボン酸(塩)としては、脂肪族モノカルボン酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、ヘキサン酸、オクタン酸、デカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、リノール酸、リノレン酸及びステアリン酸等)、脂肪族ジカルボン酸(シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸及びデカンジカルボン酸等)並びにこれらの塩等が挙げられる。
尚、(D)として脂肪族カルボン酸(塩)を用いる場合は、分散安定性の観点から、(A)における高級脂肪酸の炭素数よりも(D)の脂肪族カルボン酸(塩)における脂肪族カルボン酸部分の炭素数が3以上少ないことが好ましく、6以上少ないことが更に好ましい。
芳香族カルボン酸(塩)としては、芳香族モノカルボン酸(安息香酸、o−メチル安息香酸、p−メチル安息香酸及びm−メチル安息香酸等)、芳香族ジカルボン酸(イソフタル酸及びテレフタル酸等)及び芳香族トリカルボン酸(ピロメリット酸等)並びにこれらの塩等が挙げられる。
一般式(2)で表される有機酸(塩)の具体例としては、脂肪族スルホン酸(塩)及び芳香族スルホン酸(塩)が挙げられる。
脂肪族スルホン酸(塩)としては、脂肪族モノスルホン酸(メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ビニルスルホン酸、ブタンスルホン酸、オクタンスルホン酸及びドデカンスルホン酸等)、脂肪族ジスルホン酸(ブタンジスルホン酸、オクタンジスルホン酸及びデカンジスルホン酸等)並びにこれらの塩等が挙げられる。
芳香族スルホン酸(塩)としては、アルキルベンゼンスルホン酸(オクチルベンゼンスルホン酸及びドデシルベンゼンスルホン酸等)及びアルキルナフタレンスルホン酸(オクチルナフタレンスルホン酸及びドデシルナフタレンスルホン酸等)並びにこれらの塩等が挙げられる。
一般式(3)で表される有機酸(塩)としては、エーテルカルボン酸型アニオン性界面活性剤が挙げられ、具体的には、ポリオキシエチレン(k=2.5)ラウリルエーテル酢酸(塩)、ポリオキシエチレン(k=4.5)ラウリルエーテル酢酸(塩)、ポリオキシエチレン(k=3)トリデシルエーテル酢酸(塩)、ポリオキシエチレン(k=5)イソオクタデシル酢酸(塩)、ポリオキシエチレン(k=3)ラウリルエーテル酢酸(塩)、ポリオキシエチレン(k=3)トリデシルエーテル酢酸(塩)、ジデシルジメチルアンモニウム・ポリオキシエチレン(k=2.5)ラウリルエーテル酢酸塩、ポリオキシプロピレン(k=3)ラウリルエーテル酢酸(塩)、ポリオキシブチレン(k=3)ラウリルエーテル酢酸(塩)、ポリオキシエチレン(k=3)ラウリルエーテルプロピレン酸(塩)、ポリオキシエチレン(k=3)ラウリルエーテル酪酸(塩)、ポリオキシエチレン(k=3)ラウリルエーテル吉草酸(塩)、ポリオキシエチレン(k=3)ラウリルエーテルカプロン酸(塩)及びポリオキシ(k=3)ラウリルエーテルエナント酸(塩)等が挙げられる。
一般式(4)で表される有機酸(塩)としては、アルキル硫酸エステル型界面活性剤及びポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル型界面活性剤等が挙げられる。具体的には、炭素数11〜13のアルキル基を有するアルキル硫酸エステル(塩)、ポリオキシエチレン(m=2)ラウリルエーテル硫酸エステル(塩)、ポリオキシエチレン(m=3)アルキル(R4の炭素数11〜15)エーテル硫酸エステル(塩)、ポリオキシエチレン(m=3)アルキル(R4の炭素数16〜20)エーテル硫酸エステル(塩)、ポリオキシプロピレン(m=3)アルキル(R4の炭素数11〜15)エーテルプロピレン硫酸エステル(塩)、ポリオキシブチレン(m=3)ラウリルエーテル硫酸エステル(塩)、ポリオキシエチレン(m=3)ラウリルエーテルメチレン硫酸エステル(塩)、ポリオキシエチレン(m=3)ラウリルエーテルエチレン硫酸エステル(塩)、ポリオキシエチレン(m=3)ラウリルエーテルプロピレン硫酸エステル(塩)、ポリオキシエチレン(m=3)ラウリルエーテルブチレン硫酸エステル(塩)及びポリオキシ(m=3)ラウリルエーテルヘキシレン硫酸エステル(塩)等が挙げられる。
一般式(5)で表される有機酸(塩)としては、アルキルリン酸エステル型界面活性剤及びポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル型界面活性剤等が挙げられる。具体的には、炭素数11〜13のアルキル基を有するアルキルリン酸エステル(塩)、ポリオキシエチレン(n=2)ラウリルエーテルリン酸エステル(塩)、ポリオキシエチレン(n=3)アルキル(R5の炭素数11〜15)エーテルリン酸エステル(塩)、ポオリオキシプロピレン(塩)及びポリオキシブチレン(塩)等が挙げられる。
一般式(6)又は一般式(7)で表される有機酸(塩)としては、スルホサクシネート型界面活性剤等が挙げられる。具体的には、スルホコハク酸モノラウリルエステル(塩)、スルホコハク酸ポリオキシエチレン(q又はr=2)アルキル(炭素数12〜14)エステル(塩)、スルホコハク酸ポリオキシエチレン(q又はr=1)アルキル(炭素数12〜14)エステル(塩)、スルホコハク酸ジ2−エチルヘキシルエステル(塩)、スルホコハク酸ポリオキシプロピレン(q又はr=2)エステル(塩)及びポリオキシブチレン(q又はr=2)エステル(塩)等が挙げられる。
(D)の内好ましいのは、分散安定性の観点から、一般式(1)で表される脂肪族カルボン酸及び/又は一般式(3)で表されるエーテルカルボン酸型アニオン性界面活性剤並びにこれらの混合物である。
本発明の滑剤組成物における水としては、蒸留、ろ過及びイオン交換等の方法で処理された精製水が挙げられる。
本発明の滑剤組成物は、その構成成分の内の少なくとも(A)及び(C)が分散状態にある分散体であり、滑剤組成物を25℃での粘度が1〜5mPa・sの範囲となるように水で希釈して測定される体積平均粒径は、分散安定性の観点から1〜500nmであることが好ましく、更に好ましくは1〜250nm、特に好ましくは1〜100nmである。
尚、本発明において粘度はB型回転粘度計で、また、体積平均粒径は株式会社堀場製作所社製の動的光散乱式粒径分布測定装置(LB−550)を用いて測定される。
本発明の滑剤組成物における(A)の含有量は、潤滑性と分散安定性とハンドリング性の観点から、滑剤組成物の重量に基づいて、通常0.1〜15%、好ましくは0.5〜12%、更に好ましくは1〜10%である。上記及び以下において特に規定しない限り、%は重量%を表す。
(B)の含有量は、(A)の分散安定性と滑剤組成物のハンドリング性の観点から、滑剤組成物の重量に基づいて、通常0.01〜3%、好ましくは0.05〜2%、更に好ましくは0.1〜1%である。
(C)の含有量は、(A)の分散安定性の観点から、滑剤組成物の重量に基づいて、通常0.01〜3%、好ましくは0.05〜2%、更に好ましくは0.1〜1%である。
(D)の含有量は、(A)の分散安定性の観点から、滑剤組成物の重量に基づいて、通常0〜30%、好ましくは0.2〜30%、更に好ましくは1〜24%、特に好ましくは2〜20%である。
水の含有量は、液状基剤のハンドリング性の観点から、滑剤組成物の重量に基づいて、通常49〜99.88%、好ましくは60〜98.4%、更に好ましくは68〜96.8%である。これらの範囲であると、十分に潤滑性が良好で使用感にも優れる。また、これらの範囲であると、(A)が沈殿する等のトラブルが起こりにくく、安定した香粧品組成物を供給することができる。
また、(A)と(B)の配合重量比[(A)/(B)]は、滑剤組成物の経日安定性の観点から、3.3/96.7〜99.9/0.1が好ましく、更に好ましくは20.0/80.0〜99.6/0.4、特に好ましくは50.0/50.0〜99.1/0.9である。
更に、(A)と(C)の配合重量比[(A)/(C)]は、滑剤組成物の経日安定性の観点から、3.3/96.7〜99.9/0.1が好ましく、更に好ましくは20.0/80.0〜99.6/0.4、特に好ましくは50.0/50.0〜99.1/0.9である。
更に、(A)と(D)の配合重量比[(A)/(D)]は、滑剤組成物の経日安定性の観点から、0.4/99.6〜98.7/1.3が好ましく、更に好ましくは2.1/91.9〜92.4/7.6、特に好ましくは4.8/95.2〜83.4/16.6である。
本発明の滑剤組成物の製造は、例えば予め水に溶解させた(B)と、予め水に水和させておいた(C)を混合した後、(A)及び必要により(D)を投入し、常温又は必要により60〜70℃に加熱して約1時間攪拌し均一化したものを株式会社スギノマシンのアルティマイザーシステム等の高圧ホモジナイザー等で微分散化することにより行われる。上記の水和とは、微小な薄片状構造をとる(C)に水を加え、機械的エネルギー及び/又は熱的エネルギーを加えることで薄片間に水が浸透しコロイド構造をとる状態を示し、実験室スケールでは通常25〜75℃において10〜120分間攪拌することで達せられる。
本発明の香粧品組成物は、本発明の滑剤組成物を含有し、必要により更に両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、炭素数1〜6の低級アルコール類、保湿剤、薬効剤、抗炎症剤、殺菌剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、酸化防止剤、コンディショニング剤、キレート剤、着色料、パール化剤、増粘剤、油分、香料、防腐剤、pH調整剤及び水からなる群から選ばれる1種以上を含有してもよい。
香粧品組成物に配合できる両性界面活性剤としては、ベタイン型両性界面活性剤[ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン及びラウロイルアミドエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルベタインヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム等]並びにアミノ酸型両性界面活性剤[β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム等]が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤としては、脂肪族系アルコール(炭素数8〜24)アルキレンオキサイド(炭素数2〜8)付加物(重合度=1〜100)、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、重合度=1〜100)脂肪族系炭化水素(炭素数8〜24)ジエーテル、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、重合度=1〜100)高級脂肪酸(炭素数8〜24)エステル[モノステアリン酸ポリエチレングリコール(重合度=20)及びジステアリン酸ポリエチレングリコール(重合度=30)等]、多価(2価〜10価又はそれ以上)アルコール脂肪酸(炭素数8〜24)エステル[モノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸エチレングリコール及びモノラウリン酸ソルビタン等]、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、重合度=1〜100)多価(2価〜10価又はそれ以上)アルコール高級脂肪酸(炭素数8〜24)エステル[モノラウリン酸ポリオキシエチレン(重合度=10)ソルビタン及びポリオキシエチレン(重合度=50)ジオレイン酸メチルグルコシド等]、脂肪酸アルカノールアミド[1:1型ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド及び1:1型ラウリン酸ジエタノールアミド等]、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、重合度=1〜100)アルキル(炭素数1〜22)フェニルエーテル、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、重合度=1〜100)アルキル(炭素数8〜24)アミノエーテル並びにアルキル(炭素数8〜24)ジアルキル(炭素数1〜6)アミンオキシド[ラウリルジメチルアミンオキシド等]等が挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、炭素数8〜24の炭化水素系エーテルカルボン酸又はその塩[(ポリ)オキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム及び(ポリ)オキシエチレントリデシルエーテル酢酸等]、炭素数8〜24の炭化水素系スルホコハク酸塩[ラウリルスルホコハク酸2ナトリウム及び(ポリ)オキシエチレンラウリルスルホコハク酸2ナトリウム等]、炭素数8〜24の炭化水素系硫酸エステル塩[ラウリル硫酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレンラウリル硫酸トリエタノールアミン及び(ポリ)オキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド硫酸ナトリウム等]、炭素数8〜24の炭化水素系スルホン酸塩[ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等]、炭素数8〜24の炭化水素系リン酸エステル塩[ラウリルリン酸ナトリウム及び(ポリ)オキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム等]、炭素数8〜22の飽和又は不飽和脂肪酸塩[ラウリン酸ナトリウム及びラウリン酸トリエタノールアミン等]並びにアシル化アミノ酸塩[ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸ザルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸ザルコシントリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸ナトリウム及びラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム等]等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩型[ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド、ジオクチルジメチルアンモニウムブロマイド、ステアリルトリメチルアンモニウムブロマイド、ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロライド(塩化ベンザルコニウム)、セチルピリジニウムクロライド、ポリオキシエチレントリメチルアンモニウムクロライド及びステアラミドエチルジエチルメチルアンモニウムメトサルフェート等]、アミン塩型[脂肪族高級アミン(ラウリルアミン、ステアリルアミン、セチルアミン、硬化牛脂アミン及びロジンアミン等の高級アミン)の無機酸塩又は有機酸塩;低級アミン類の高級脂肪酸(ステアリン酸及びオレイン酸等)塩;脂肪族アミンのEO付加物等の無機酸塩又は有機酸塩;脂肪族アミン(トリエチルアミン、エチルジメチルアミン及びN,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン等)、脂環式アミン(N−メチルピロリジン、N−メチルピペリジン、N−メチルヘキサメチレンイミン、N−メチルモルホリン、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−7−ウンデセン等)、含窒素ヘテロ環芳香族アミン(4−ジメチルアミノピリジン、N−メチルイミダゾール及び4,4’−ジピリジル等)の無機酸塩又は有機酸塩;トリエタノールアミンモノステアレート及びステアラミドエチルジエチルメチルエタノールアミン等の3級アミン類の無機酸塩又は有機酸塩等]等が挙げられる。
炭素数1〜6の低級アルコールとしては、1価アルコール(メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール等)及び2〜4価の多価アルコール(エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、グリセリン及びジグリセリン等)等が挙げられる。
保湿剤としては、上記炭素数1〜6のアルコールの他、ソルビトール、乳酸ナトリウム、2−ピロリドン−5−カルボン酸ナトリウム及びヒアルロン酸ナトリウム等が挙げられる。
薬効剤としては、収れん剤、賦活剤、殺菌剤、角質軟化剤及び美白剤等が挙げられる。
抗炎症剤としては、β−グリチルレチン酸、グリチルリチン酸誘導体、アラントイン、アズレン及びヒドロコルチゾン等が挙げられる。
殺菌剤としては、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム及びハロカルバン等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン誘導体、パラアミノ安息香酸誘導体、メトキシ桂皮酸誘導体及びサリチル酸誘導体等が挙げられる。
紫外線散乱剤としては酸化チタン、酸化亜鉛、カオリン及びタルク等が挙げられる。
酸化防止剤としては、トコフェロール類、BHT及び没食子酸エステル類等が挙げられる。
コンディショニング剤としては、アルキルアンモニウム塩、グリセリン、アクリル酸/アクリル酸アルキルコポリマー、カチオンかセルロース、シリコーン油類、加水分解コムギ、ヒアルロン酸誘導体及び動植物・微生物由来の抽出物等が挙げられる。
キレート剤としては、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)のナトリウム塩、クエン酸及びアスコルビン酸等が挙げられる。
着色料としては、特には限定されないが、青色1号、青色2号、緑色3号及び赤色1号等が挙げられ、化粧品に使用することができるものは、全て使用可能である。
パール化剤としては、ジステアリン酸エチレングリコール、ステアリン酸モノエタノールアミド及び雲母等が挙げられる。
増粘剤としては、有機物としてグアーガム、ガラクタン、デンプン、キサンタンガム及びゼラチン等の天然高分子、メチルセルロース、可溶性デンプン及びアルギン酸塩等の半合成高分子並びにポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ソーダ及びエチレンオキシド・プロピレンオキシドブロック共重合体等の合成高分子等が挙げられ、無機物としてベントナイト及び微粉酸化ケイ素等が挙げられる。
油分としては、炭化水素、高級アルコール、エステル類及びシリコーン油等が挙げられる。
香料としては、d−リモネン、β−カリオフィレン、シス−3−ヘキセノール、リナロール、ファルネソール、β−フェニルエチルアルコール、2,6−ノナジエナール、シトラール、α−ヘキシルシンナミックアルデヒド、β−イオノン、l−カルボン、シクロペンタデカノン、リナリルアセテート、ベンジルベンゾエート、γ−ウンデカラクトン、オイゲノール及びローズオキサイド等が挙げられる。
防腐剤としては安息香酸、安息香酸塩類、サリチル酸、サリチル酸塩類、フェノール、ソルビン酸、ソルビン酸塩類、パラオキシ安息香酸エステル、クロルクレゾール、デヒドロ酢酸及びデヒドロ酢酸塩等が挙げられる。
pH調整剤としてはクエン酸、クエン酸三ナトリウム、炭酸ナトリウム、リン酸、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム等が挙げられる。
本発明の香粧品組成物に使用する水としては蒸留、ろ過、イオン交換等の手法で精製された精製水が好ましい。
本発明の香粧品組成物における本発明の滑剤組成物の含有量は、香粧品組成物の重量に基づいて通常1〜80%、好ましくは2〜70%である。
両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、炭素数1〜6の低級アルコール類、保湿剤及び増粘剤のそれぞれの添加量は、本発明の香粧品組成物の重量に基づいて、通常0〜50%、好ましくは0〜30%であり、これらの合計の添加量は通常0〜50%である。
薬効剤、抗炎症剤、殺菌剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、酸化防止剤、コンディショニング剤、キレート剤、着色料、パール化剤、香料、防腐剤及びpH調整剤のそれぞれの添加量は、本発明の香粧品組成物の重量に基づいて、通常0〜5%、好ましくは0〜2%であり、これらの合計の添加量は通常0〜10%である。
油分の添加量は、本発明の香粧品組成物の重量に基づいて、通常0〜95%、好ましくは0〜90%である。
水の添加量は、本発明の香粧品組成物の重量に基づいて、通常0〜95%、好ましくは0〜90%である。
本発明の香粧品組成物の形態は、液状、ゲル状、クリーム状、エアゾール、シート含浸状又は固状製剤等特に限定されないが、好ましくは液状、ゲル状又はクリーム状である。
本発明の香粧品組成物の製造方法は、特に限定されず、その形態により異なる。例えば、液状製剤の場合は、本発明の滑剤組成物に必要によりその他の成分を均一に混合して得ることができる。
ゲル状製剤及びクリーム状製剤の場合は、水に本発明の滑剤組成物と水溶性成分を加えて70℃に加熱したものに、粉体を配合する場合は攪拌しながら粉体を添加し、次に70℃に加熱した油溶性成分の混合物を徐々に添加し、ホモミキサーで乳化粒子を均一にした後、必要により、脱気、ろ過して得ることができる。
エアゾール製剤の場合は、エアゾール化するための揮発性成分としてジメチルエーテル等を使用することができる。
シート含浸製剤の場合は、不織布等のシートに上記液状製剤をシートの重量に対して500%以下を含浸させることによって得られる。
本発明の香粧品組成物の好適な用途としては、スキンケア化粧品(メーク落とし用クレンジング組成物、洗顔料、乳液、美容液、皮膚保湿剤、エモリエントクリーム、パック剤及びひげそり用化粧料等)、メーキャップ化粧品(ファンデーション、口紅及びマスカラ等)、ヘアケア化粧品(ヘアシャンプー、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント及び整髪料等)並びにボディケア化粧品(ボディソープ、日焼け止め化粧料及びマッサージクリーム等)等が挙げられる。
用途として更に好ましいのは、スキンケア化粧品の内の洗顔料及びひげそり用化粧料用、メーキャップ化粧品の内のファンデーション、ヘアケア化粧品の内のヘアシャンプー、ヘアリンス及びヘアコンディショナー並びにボディケア化粧品の内のボディソープ及び日焼け止め化粧料である。
ヘアシャンプーの代表的な配合組成は例えば以下の通りである。
・本発明の滑剤組成物 3〜10%
内訳は、水 68〜84%
高級脂肪酸の2価又は3価の金属塩(A) 5〜10%
水溶性ポリアクリル酸架橋物(B) 0.5〜1%
アルミノケイ酸塩(C) 0.5〜1%
有機酸(塩)(D) 10〜20%
・界面活性剤 10〜20%
・増粘剤 1〜5%
・キレート剤 0〜2%
・着色料 0〜2%
・香料 0〜2%
・防腐剤 0〜2%
・pH調整剤 0〜2%
・精製水 65〜85%
日焼け止め化粧料組成物の代表的な配合組成は例えば以下の通りである。
[水相]
・本発明の滑剤組成物 5〜20%
内訳は、水 69〜90.6%
高級脂肪酸の2価又は3価の金属塩(A) 3〜10%
水溶性ポリアクリル酸架橋物(B) 0.2〜0.5%
アルミノケイ酸塩(C) 0.2〜0.5%
有機酸(塩)(D) 6〜20%
・保湿剤 10〜20%
・紫外線散乱剤 3〜10%
・紫外線吸収剤 0.1〜1%
・着色料 0〜2%
・pH調整剤 0〜2%
・精製水 40〜60%
[油相]
・油分 10〜20%
・紫外線吸収剤 2〜5%
・界面活性剤 2〜5%
・酸化防止剤 0〜2%
・香料 0〜2%
・防腐剤 0〜2%
エモリエントクリーム組成物の代表的な配合組成は例えば以下の通りである。
[水相]
・本発明の滑剤組成物 10〜20%
内訳は、水 68〜90.6%
高級脂肪酸の2価又は3価の金属塩(A) 3〜10%
水溶性ポリアクリル酸架橋物(B) 0.2〜1%
アルミノケイ酸塩(C) 0.2〜1%
有機酸(塩)(D) 6〜20%
・精製水 10〜20%
・保湿剤 3〜10%
・界面活性剤 2〜5%
・酸化防止剤 0〜2%
・香料 0〜2%
・防腐剤 0〜2%
[油相]
・油分 40〜50%
ボディソープ組成物の代表的な配合組成は例えば以下の通りである。
・本発明の滑剤組成物 5〜15%
内訳は、水 68〜84.4%
高級脂肪酸の2価又は3価の金属塩(A) 5〜10%
水溶性ポリアクリル酸架橋物(B) 0.3〜1%
アルミノケイ酸塩(C) 0.3〜1%
有機酸(塩)(D) 10〜20%
・界面活性剤 25〜40%
・保湿剤 2〜8%
・酸化防止剤 0〜2%
・キレート剤 0〜2%
・着色料 0〜2%
・香料 0〜2%
・防腐剤 0〜2%
・pH調整剤 0〜2%
・精製水 25〜40%
以下、実施例を以て本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されない。以下、部は重量部を意味する。
実施例1〜9及び比較例1〜4
表1に記載の配合処方で各成分を60〜70℃で撹拌モーター用いて1時間混合し、その後、株式会社スギノマシンのアルティマイザーシステムを用いて100MPaの圧力で高圧分散処理を行い、実施例1〜9及び比較例1〜4の滑剤組成物を得た。
尚、成分(B)、(C)及び(D)としては、以下の市販品を使用した。
HIVISWAKO 103:和光純薬工業株式会社製
HIVISWAKO 104:和光純薬工業株式会社製
HIVISWAKO 105:和光純薬工業株式会社製
VEEGUM グラニュー:バンダービルト社製
VEEGUM K グラニュー:バンダービルト社製
VEEGUM T:バンダービルト社製
ビューライトLCA−25NH:三洋化成工業株式会社製
ビューライトLCA−H:三洋化成工業株式会社製
ビューライトECA:三洋化成工業株式会社製
得られた滑剤組成物中の粒子の体積平均粒径、滑剤組成物の経日安定性、滑剤組成物を皮膚へ塗布したときのべたつき感及び滑剤組成物をシャンプーに配合したもので毛束を洗髪した時のすすぎ時の指通り、乾燥後の毛髪の動摩擦係数について測定又は評価した結果を表1に示す。
尚、測定方法及び評価方法は以下の通りである。
<滑剤組成物中の粒子の体積平均粒子径>
B型回転粘度計を用いて測定される25℃での粘度が1〜5mPa・sになるように、滑剤組成物をイオン交換水(屈折率:1.333)で希釈して、株式会社堀場製作所社製の動的光散乱式粒径分布測定装置(LB−550)を用いて体積平均粒径を測定し、メディアン径を平均粒子径とした。
<滑剤組成物の経日安定性試験>
滑剤組成物80gを、125mlガラス製ボトルに入れ、5℃、25℃及び40℃にセットされた恒温槽中に30日間静置した後、滑剤組成物の外観を肉眼で観察し、調製直後の滑剤組成物の外観と比較し、次の基準で判定した。
[判定基準]
◎:変化無し。
○:層分離や沈降物が発生するが、攪拌により容易に再分散する。
×:層分離や沈降物が発生し、攪拌しても容易に再分散できない。
<官能評価>
滑剤組成物を肌に塗布したときのべたつき感と、滑剤組成物を用いたシャンプーで毛束を洗髪した時のすすぎ中の指通りについて男女各5名のパネリストが下記の評価基準で官能評価を行い、その点数の合計を評価結果とした。
尚、官能評価に用いたシャンプーは下記(1)〜(4)の手順で作製した。
(1)容器にヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(プロファンエキストラ24:三洋化成工業株式会社製)2部及び精製水47部を仕込み、70〜75℃で混合して均一に溶解させる。
(2)ポリオキシエチレン(付加モル数2.5)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(ビューライトNA−25S:三洋化成工業株式会社製)40部及びラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン(レボン2000L:三洋化成工業株式会社製)10部を加え、同温度で均一に溶解させる。
(3)塩化ナトリウムを適量加え、20℃での粘度を約3000mPa・sに調整した後、0.1%クエン酸水溶液を適量加えてpHを6.0〜7.0に調整する。
(4)(1)〜(3)の操作で得たシャンプー95部及び滑剤組成物5部を60〜70℃で均一に混合して評価用シャンプーとする。
[評価基準]
肌に塗布したときのべたつき感
3点:非常にさっぱりしている
2点:さっぱりしている
1点:少しべたつく
0点:べたつく
すすぎ中の指通り
3点:非常に滑らかである
2点:滑らかである
1点:少しきしみ感がある
0点:きしみ感がある
<動摩擦係数の測定>
毛束(20cm、約0.8g)をポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(EO2.5モル付加物)の有効成分濃度5%水溶液に浸漬して洗浄後、流水でよくすすいでから完全に乾燥させた。この毛束を30〜40℃の流水で湿らせた後、上記評価用シャンプー2gを塗布し20秒間泡立てる。1Lビーカーに入れた30〜40℃の湯800mL中に毛束を浸し5秒間振り混ぜた後、指で余分な泡と水分を絞り落としてから株式会社トリニティーラボ社製の摩擦測定機(トライボマスターYype:TL201Sa)で垂直荷重200gでステンレス製接触子と毛束との動摩擦係数を測定した。
表1から明らかなように、実施例1〜9の本発明の滑剤組成物は、経日安定性に優れ、皮膚に塗布したときにべたつきが少なく、シャンプーに配合した場合、指通りが良好であることが分かる。それに対し、比較例1〜4の中には性能項目をすべて満たすものはない。
本発明の滑剤組成物は、経日安定性及び毛髪や皮膚に対する潤滑性に優れているため、香粧品組成物に配合した時の潤滑性及び使用感にも優れる。本発明の滑剤組成物は、高級脂肪酸金属塩の微分散体であり、潤滑性及び離型性にも優れていることから、無機顔料分野、塗料・非極性溶剤改質分野及び電子情報分野等でも使用できる可能性がある。

Claims (10)

  1. 炭素数8〜24の高級脂肪酸の2価又は3価の金属塩(A)、水溶性ポリアクリル酸架橋物(B)、アルミノケイ酸塩(C)及び水を含有してなる香粧品用滑剤組成物であって、前記滑剤組成物の重量に基づいて前記(A)を0.1〜15重量%、前記(B)を0.01〜3重量%、前記(C)を0.01〜3重量%及び水を49〜99.88重量%含有してなることを特徴とする香粧品用滑剤組成物。
  2. 更に、カルボキシル基、スルホン酸基、硫酸エステル基及びリン酸エステル基からなる群から選ばれる少なくとも1種の酸基並びに炭素数1〜24の1〜3価の炭化水素基を有する有機酸(塩)(D)を、滑剤組成物の重量に基づいて0.2〜30重量%含有してなる請求項1記載の滑剤組成物。
  3. 前記(A)が炭素数8〜24の高級脂肪酸のアルカリ土類金属塩である請求項1又は2記載の滑剤組成物。
  4. 前記(A)がステアリン酸アルカリ土類金属塩である請求項1〜3のいずれか記載の滑剤組成物。
  5. 前記(B)がペンタエリスチルアリルエーテル、スクロースアリルエーテル及び/又はプロピレンアリルエーテルで架橋されたアクリル酸重合体であり、前記(B)の0.5重量%水溶液の20℃における粘度が500〜50,000mPa・sである請求項1〜4のいずれか記載の滑剤組成物。
  6. 前記(C)がケイ酸アルミニウムマグネシウムである請求項1〜5のいずれか記載の滑剤組成物。
  7. 前記(D)が一般式(1)〜(7)のいずれかで示される有機酸(塩)の内から選ばれる少なくとも1種の有機酸(塩)である請求項1〜6のいずれか記載の滑剤組成物。
    1−[−COOX]a (1)
    2−[−SO3X]b (2)
    3−[−O−(AO)k−(CH2wCH2COOX]c (3)
    4−[−O−(AO)m−(CH2ySO3X]d (4)
    5−[−O−(AO)n−P(=O)−(OX)2e (5)
    6−O−(AO)q−C(=O)−CH(−L)−CH(−L)−COOX (6)
    7−O−(AO)r−C(=O)−CH(−L)−CH(−L)−COOR8 (7)
    [式中、R1〜R5はそれぞれ独立に炭素数1〜24の1〜3価の炭化水素基、R6〜R8はそれぞれ独立に炭素数1〜24の1価の炭化水素基、Aはそれぞれ独立に炭素数2〜4のアルキレン基、1分子中の2個のLの内の一方は−SO3Xで他方は水素原子、a、b、c、d及びeは1〜3の整数であってR1〜R5のそれぞれの価数と同じ整数、k、m、n、q及びrは(AO)の平均モル数を表す0〜20の数、w及びyは0〜5の整数、Xはそれぞれ独立に水素原子又はカチオンを表す。]
  8. 25℃での粘度が1〜5mPa・sの範囲となるように水で希釈して測定される体積平均粒子径が1〜500nmである請求項1〜7のいずれか記載の滑剤組成物。
  9. 請求項1〜8のいずれか記載の滑剤組成物を含有してなる香粧品用組成物。
  10. 前記香粧品が、スキンケア化粧品、メーキャップ化粧品、ヘアケア化粧品又はボディケア化粧品である請求項9記載の組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017521528A (ja) * 2014-07-09 2017-08-03 ルブリゾル アドバンスド マテリアルズ, インコーポレイテッド ヒドロゲル組成物

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