JP2010183416A - 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】クラスタリングの前段処理の中で、新規クラスタの追加だけでなく、既存クラスタの統合を随時行うことにより、処理途中でクラスタ数が増えすぎるのを抑え、処理を高速化する。
【解決手段】領域の各画素を色差に応じてクラスタ1、2に分割する(b)。クラスタ1、2にそれぞれ属する各画素の連続性評価値を計算する(c)、(d)。注目画素eの連続性評価値は、近傍4画素(a,b,c,d)のうち、注目画素eと同じクラスタに属する画素数(0〜4の値)として求める。連続性評価値が小さい(領域的な連続性が低い)クラスタ2を、連続性評価値が大きい(領域的な連続性が高い)クラスタ1にクラスタ統合する。
【選択図】図12

Description

本発明は、カラー画像の各画素を複数のクラスタに分割し、クラスタ分割結果に応じて画像処理を行う画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体に関し、カラーMFP、カラープリンタ、デジタルカメラの付属ソフト等に好適な技術である。
画像を複数のクラスタに分割する従来のクラスタリング技術として、1画素に対して1クラスタを割り当てた初期状態からスタートし、それらを1ステップ毎に統合していく階層的クラスタリングや、あるいは、予めクラスタ数と各クラスタのクラスタ代表値を設定し、各画素をクラスタ代表値との距離を評価していずれかのクラスタに割り当てた後、クラスタ間で所属画素を移動させてクラスタ内距離を最小にしていくK平均法がある。
従来のクラスタリング技術はいずれも、各画素を複数クラスタに一旦領域分割する前段処理と、統合(あるいは分割)を行う後段処理で実現される。特許文献1に記載の方法もまた、カラー画像を色情報に基づいて領域分割した後、分割領域を統合する方法である。
階層的クラスタリングは圧倒的に多くの処理時間を要する問題があり、K平均法はクラスタ数とクラスタ代表値の初期値の設定次第で結果が意外に大きく変わってしまう問題がある。特許文献1は前段の領域分割について方法が特定されていない。それに対して、特許文献2は、画素毎に所属するクラスタを判定して領域分割する前段処理の中で、クラスタ数0からスタートし、最初の画素が入力されたらその画素の値をクラスタ代表値(クラスタ代表点)とする新規クラスタを追加し(この時点でクラスタ数は1)、その後は次の画素が入力される度にクラスタ代表値との距離に基づき必要に応じて新規クラスタを追加する。この方法によれば、クラスタ数が固定でなく、画像に対応したクラスタのみ追加されるため、不要なクラスタとの距離を計算する処理時間を省略できるし、クラスタ数とクラスタ代表値の初期値によって結果が大きく変わることがない。
しかし、特許文献2はクラスタ数が固定でないことから、画像によってはクラスタ数が不要に増加してクラスタリングの前段処理部分で計算時間が嵩んでしまうケースがある。前段処理後のクラスタ分割結果を観察したところ、特にノイズが大きい画像でクラスタ数が増加する問題が起こる。注目画素とその時点で存在する各クラスタのクラスタ代表値との距離を算出し、予め設定した距離閾値以内のクラスタが既存クラスタの中になければ新規クラスタを追加することになるが、ノイズの起伏部分(山または谷)で新規クラスタが発生しやすいためである。ノイズの影響からクラスタ数が増加したとしても、後段処理部分で上手く他のクラスタと統合できれば最終的に得られるクラスタ分割結果としては問題ない(特許文献2のように、所属数が少ないクラスタを他のクラスタに統合する簡易的な後段処理でも良好な結果が得られる)が、処理途中でクラスタ数が増えれば増えるだけ処理順が遅い画素に要する処理時間が増えてしまう。
本発明は上記した課題に鑑みてなされたもので、
本発明の目的は、カラー画像内の各画素を色情報に基づき複数のクラスタに分割するクラスタ分割において、クラスタリングの前段処理の中で、新規クラスタの追加だけでなく、既存クラスタの統合を随時行うことにより、処理途中でクラスタ数が増えすぎるのを抑え、処理を高速化すると共に、ノイズの起伏部分で追加される新規クラスタは、領域的な連続性が低いという特徴があるので、クラスタの領域的な連続性を評価し、連続性が低いクラスタから順に随時統合することにより、処理を高速化した上で最終的なクラスタ分割の精度を維持する画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体を提供することにある。
本発明は、カラー画像内の各画素を色情報に基づき複数のクラスタに分割するクラスタ分割手段を有し、前記クラスタ分割手段の出力に応じて画像処理を行う画像処理装置であって、前記クラスタ分割手段は、新規クラスタの追加、および、既存クラスタの統合を随時行いながら前記各画素を複数のクラスタに分割することを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、画像内の各画素をクラスタ分割する途中段階で、新規クラスタの追加と既存クラスタの統合を随時行うので、処理途中でのクラスタ数の増加が抑制され、処理が高速化される。
従来のクラスタリングと本発明のクラスタリングの相違を説明する図である。 本発明の実施例の構成を示す。 ヒストグラムの例と、画像を領域判定した結果の一例を示す。 閾値決定部の構成を示す。 ヒストグラムの分析範囲1、分析範囲2と決定される閾値を示す。 作成される補正テーブルの形状を示す。 暗部補正量生成部の構成を示す。 領域面積率計算部の構成を示す。 クラスタリング部の構成を示す。 予備クラスタリング部の処理フローチャートを示す。 図10のステップ1566、1567、1568の処理フローチャートを示す。 クラスタの連続性評価値を説明する図である。 クラスタ統合部の処理フローチャートを示す。 暗部補正量決定部の構成を示す。 補正量算出部の構成を示す。 最暗クラスタの補正量制限を説明する図である。 仮補正テーブル生成部により作成される補正テーブルを示す。 補正量決定部の構成を示す。 本発明により作成される補正テーブルを示す。
以下、発明の実施の形態について図面により詳細に説明する。
図1は、従来のクラスタリングと本発明のクラスタリングの相違を説明する図である。説明を簡単にするために、クラスタリング対象領域に、1つのオブジェクトが存在するものとし、背景をクラスタ0、オブジェクトをクラスタ1としてクラスタ分割したいケースについて図示した。
オブジェクト領域内部にノイズがあり、ノイズに反応して本来発生して欲しくないクラスタ2が発生している(これも説明を簡単にするために、ノイズに反応して発生するクラスタが1つとしているが、実際はもっと多くのクラスタが発生する)。
従来のクラスタリング(a)では、前段処理途中でクラスタ0とクラスタ1とクラスタ2が発生し、その後の前段処理では常に各画素と3つのクラスタ代表値との距離を計算することになる。
本発明のクラスタリング(b)では、前段処理途中でクラスタ2をクラスタ1に統合するので、統合後の前段処理では各画素と2つのクラスタ代表値との距離の計算を行えば良い。
図2は、本発明の実施例の構成を示す。輝度変換部10は、ビットマップ形式の入力画像データの各画素のRGB値を、次式で輝度Yに変換する。
Y=0.30×R+0.59×G+0.11×B
ヒストグラム作成部11は、輝度Yのヒストグラムを作成する。RGBが0〜255の各8bitの値を持つ場合で説明すると、Yも0〜255の値を持つことになる。
閾値決定部12は、作成したヒストグラムに基づき、画像内における被写体領域、暗部領域、ハイライト領域を判定するための閾値th1,th2を求める。図3(a)は、ヒストグラムの例を示す。閾値th1はハイライト領域と被写体領域の境界に該当する閾値、閾値th2は被写体領域内における暗部領域とその他の領域の境界に該当する閾値である。図3(b)は、画像を領域判定した結果の一例を示す。上空部分がハイライト領域、被写体である建築物の影領域であって、何が写っているか視認困難な部分が暗部領域、それ以外の被写体部分が暗部領域以外の被写体領域として領域判定されている。閾値決定部12では、このような領域判定を行うための閾値th1,th2を決定する。
図4(a)は、閾値決定部12の構成を示す。ヒストグラム形状から適応的に背景と対象物を分離する二値化閾値を求める判別分析法を2回使用して閾値を決定する。
図4(b)は、判別分析法を説明する図である。簡単に説明すると、ヒストグラムの入力の最小値st〜閾値Tまでを一つのクラス、閾値T〜入力の最大値enまでを一つのクラスとして、判別分析法の評価値である(クラス間分散/クラス内分散)が最大になる閾値Tを求めることで、背景と対象物がよく分離され(即ちクラス間分散が大きい)、かつ、背景内および対象物内がよくまとまっている(即ちクラス内分散が小さい)二値化閾値を求める方法である。
判別分析法を用いることにより、分析範囲内における(局所的ではなく大局的な)谷位置を探すことができる。なお、判別分析法は、谷位置に該当する閾値を探すための手段として適切であるため、本実施例では判別分析法を使用した例を提示するが、判別分析法に近い精度で画像に対して適応的に谷位置を探すことができる方法であれば他の方法でも構わない。
判別分析法120では、ヒストグラムの入力値の最小値から最大値までを分析範囲として(図5の分析範囲1)判別分析法を適用し、閾値th1を求める。判別分析法121では、ヒストグラムの入力値のうち最小値から閾値th1までの暗い側を分析範囲として(図5の分析範囲2)判別分析法を適用し、閾値th2を求める。
画像サンプリング部30は、使用する画像データの画素数が大きすぎると処理に時間がかかり、また性能面でも解像度が高すぎるとノイズの影響から階調補正のための補正量が正確に求められないことがあるので、画像が所定サイズよりも大きい場合には、画像を平均値でサンプリングする。例えば、長辺が640画素よりも大きい場合に、サンプリングを実施し、長辺の画素数が640の3倍の画像が入力された場合には、3×3画素毎に平均値を求めてサンプリング画像の画素値とする。
階調補正テーブル作成部19は、補正量決定部18が決定した最終的な補正量Δに応じて階調補正テーブルを生成する。入力画像データや抽出した色情報等に基づき、暗部補正量生成部15は、暗部領域の視認性向上に着目した補正量を生成し、ハイライト補正量生成部16は、ハイライト領域の階調つぶれ抑制に着目した補正量を生成し、補正量決定部18は、最終的な補正量Δを決定する。
図6は、最終的に作成する補正テーブルの形状を示したものである。補正テーブルは輝度Yの変換テーブルとする。制御点は、始点0と終点255以外では、入力Y=th1,th2,Yaの3点であり、各区間内では直線形状とする。制御点th1とth2は前述の閾値決定部12から出力される閾値であり、制御点Yaは後述の暗部補正量生成部15から出力される暗部領域内の制御点である。補正量Δは、制御点Yaにおける入力Yに対する出力Yの増加分を表したものである。暗部領域における0≦入力Y<Yaの傾きα1は、YaとΔにより決まる。制約条件として、暗部領域以外の被写体領域に該当するth2≦入力Y<th1で、傾きα3を1にして階調性を保存し、Ya≦入力Y<th2は区間境界で傾きが急激に変化することを防止するため傾きα2を傾きα1とα3の中間とする。これにより、3つの制御点と補正量Δが決まれば、補正テーブル全体が決まる。また、3つの制御点が決まっていれば、もう一つの情報は補正量Δでなくα4であっても、あるいは補正テーブルが通るどこか一点の入力と出力のデータセットであっても、上記制約条件から補正テーブル全体を決定することが可能である。
階調補正部20は、生成した補正テーブルを基に、入力画像データの各画素に対して階調補正を施す。RGBから輝度変換により輝度Yを算出し、算出した輝度Yを入力として補正テーブルを参照して出力Yを求め、RGBの各信号に対して(出力Y/入力Y)を乗算したものを階調補正後のRGBとする。
図7は、暗部補正量生成部15の構成を示す。クラスタリング部153は、領域判定結果から暗部領域の画素であるか否かの情報を取得し、色変換部152でLabに変換したサンプリング画像データを入力として、クラスタリングを行う。
暗部領域判定部150は、サンプリング画像の各画素が暗部領域に属するか否かを、閾値th2に基づき判定する。サンプリング画像のRGB値から輝度Yを求め、輝度Yを閾値th2と比較する。
・Y<th2、かつ、Max(R,G,B)−Min(R,G,B)<50ならば、暗部領域の画素であると判定する。
暗部領域の画素の判定条件にMax(R,G,B)−Min(R,G,B)<50を加えているのは、彩度が比較的高く、視認可能な領域を暗部から除外して判定するためである。
領域面積率計算部151では、被写体領域内に占める暗部領域の比率を暗部面積率Pdとして求める。図8は、領域面積率計算部151の構成を示す。被写体画素数計数部1510は、ヒストグラムと閾値th1から、被写体領域の画素数Naを計数する。被写体領域の画素数はヒストグラムにおける0≦Y<th1の画素数を全て足し合わせることで求められる。同様に、暗部画素数計数部1511は、ヒストグラムと閾値th2から、暗部領域の画素数Ncを計数する。暗部領域の画素数はヒストグラムにおける0≦Y<th2の画素数を全て足し合わせることにより求められる。
暗部面積率計算部1512では、被写体領域における暗部領域の面積率Pdを次式で求める。
Pd=Nc/Na
図7に戻り、色変換部152は、クラスタリングで色差計算を行うため、RGBで表されている画素値をL*a*b*に変換しておく。
図9は、クラスタリング部153の構成を示す。予備クラスタリング部156は、色差に応じて1つ以上のクラスタに分割し(前段処理)、その後、クラスタ統合部157では、画素数の少ないクラスタを他のクラスタに統合する(後段処理)。
なお、本実施例では、クラスタ代表値はクラスタの平均L*a*b*であり、各クラスタのクラスタ代表値との距離は平均L*a*b*間の色差に該当する。
図10は、予備クラスタリング部156の処理フローチャートである。注目画素のLabを順次入力し(ステップ1561)、クラスタリングを行う。画像先端からスタートして初めて暗部領域の画素が入力された時点では、クラスタ数Nが初期化されてN=0にセットされた状態であるため(ステップ1560)、色差による条件分岐(ステップ1565)で“No”の方に進み、新規クラスタの追加(ステップ1567)において、注目画素を唯一の所属画素とする新規クラスタを追加する(N=1になる)。
その後は、順次入力される注目画素のL*a*b*値に対して、暗部領域の画素であれば(ステップ1570でYes)、各クラスタの平均L*a*b*との色差を求め(ステップ1563)、その中で色差最小のクラスタ番号jと色差dE_minの組を抽出する(ステップ1564)。色差による条件分岐(ステップ1565)で、色差dE_minが予め設定された閾値dE_th以下であれば“Yes”の方に進み、クラスタjに注目画素を追加する(ステップ1566)。色差による条件分岐(1565)で色差dE_minが予め設定された閾値dE_thより大きければ“No”の方に進み、その時点でのクラスタ数Nが予め設定されたクラスタ数上限値N_max未満であれば新規クラスタを追加し(ステップ1567)、クラスタ数Nが上限値N_maxに達していれば、既存クラスタの統合と新規クラスタの追加を行う(ステップ1568)。
新規クラスタを追加するか否かの境界色差を表しているのがdE_thであり、暗部の何が写っているかはっきり視認できない領域を対象としていることを考慮してdE_th=3くらいの小さい値に設定しておくのが適当である。画像後端まで到達して入力するLabデータが無くなった時点で、クラスタリング終了となる。
既存クラスタであるクラスタjに注目画素を追加する処理(ステップ1566)について説明する。図11(a)は、ステップ1566の処理フローチャートである。クラスタjの所属画素数n(j)を1つカウントアップし(ステップ1569)、平均L*a*b*を再計算する(ステップ1570)。
(再計算後の平均L*)=((再計算前の平均L*)×(n(j)−1)+(注目画素のL*))/n(j)
(再計算後の平均a*)=((再計算前の平均a*)×(n(j)−1)+(注目画素のa*))/n(j)
(再計算後の平均b*)=((再計算前の平均b*)×(n(j)−1)+(注目画素のb*))/n(j)
次に、クラスタjの連続性評価値len(j)を再計算する(ステップ1571)。連続性評価値の定義について説明する。クラスタの連続性評価値は、そのクラスタに属する各画素の連続性評価値の平均で定義する。各画素の連続性評価値は次のように定義する。図12(a)の注目画素eの連続性評価値は、近傍4画素(a,b,c,d)の所属クラスタを参照して求める。
「注目画素eの連続性評価値=近傍4画素(a,b,c,d)のうち注目画素eと同じクラスタに属する画素数」
つまり、各画素の持つ連続性評価値は0〜4の値になる。クラスタの連続性評価値も、その平均値であるので0〜4の値になり、領域的に塊で存在するクラスタは評価値が3前後の大きい値になり、点在するクラスタは0〜1前後の小さい値になる。
クラスタjの連続性評価値len(j)の再計算は、以下の式で行える。
(再計算後のlen[j])=((再計算前のlen[j])×(n(j)−1)+(注目画素の連続性評価値))/n(j)
図12(b)〜(d)は、クラスタ分割結果の一例に対する連続性評価値を示す。図12(b)のクラスタ分割結果の例では、クラスタ1に分割される領域内に、ノイズ部分と思われるクラスタ2が点在している。その時、クラスタ1の連続性評価値は2.81で比較的大きく、領域的な連続性が高い(c)。クラスタ2の連続性評価値は0.25で比較的小さく、領域的な連続性が低い(d)。この連続性評価値に基づきクラスタ統合を行うので、クラスタ2はクラスタ統合の対象になりやすい。
新規クラスタの追加(ステップ1567)について説明する。図11(b)は、ステップ1567の処理フローチャートである。クラスタ数をカウントアップし(ステップ1572)、クラスタNの所属画素数を初期化してn(N)=1に設定し(ステップ1573)、平均L*a*bに注目画素のL*a*bを設定する(ステップ1574)。連続性評価値も初期化してlen(N)=0に設定する(ステップ1575)。
既存クラスタの統合&新規クラスタの追加(ステップ1568)について説明する。図11(c)は、ステップ1568の処理フローチャートである。その時点での各クラスタの連続性評価値を比較し、連続性評価値が最も小さいクラスタを選択する(以降、該当クラスタをクラスタXと表記する)(ステップ1600)。クラスタXが統合対象のクラスタになる。クラスタXと他のクラスタの平均L*a*b*間の色差を計算し(ステップ1601)、色差最小のクラスタを抽出する(以降、該当クラスタをクラスタYと表記する)(ステップ1602)。クラスタYが統合先のクラスタになる。
クラスタXをクラスタYへ統合すべく、クラスタYの所属画素数n(Y)にクラスタXの所属画素数n(X)を加算し(ステップ1603)、クラスタYの平均L*a*b*を再計算する(ステップ1604)。
(クラスタYの再計算後の平均L*)=((クラスタYの再計算前の平均L*)×(n(Y)−n(X))+(クラスタXの平均L*)×n(X))/n(Y)
(クラスタYの再計算後の平均a*)=((クラスタYの再計算前の平均a*)×(n(Y)−n(X))+(クラスタXの平均a*)×n(X))/n(Y)
(クラスタYの再計算後の平均b*)=((クラスタYの再計算前の平均b*)×(n(Y)−n(X))+(クラスタXの平均b*)×n(X))/n(Y)
次に、クラスタXを消去して新規クラスタを追加すべく、クラスタXを新規クラスタで置換する。クラスタXの所属画素数を初期化してn(X)=1に設定し(ステップ1605)、平均L*a*b*に注目画素のL*a*b*を設定する(ステップ1606)。連続性評価値も初期化してlen(X)=0に設定する(ステップ1607)。
図10のクラスタ統合部157の処理を説明すると、予備クラスタリング部156で分割されたクラスタのうち、ある程度画素数が少ないクラスタは被写体を有意な塊単位で抽出する上において不要または重要性が低いクラスタである。
図13は、クラスタ統合部157の処理フローチャートである。各クラスタを順次見ていき、クラスタの画素数が所定閾値n_thより小さいか否かを判定し(ステップ1612)、小さい場合は注目クラスタiの平均L*a*b*と他のクラスタの平均L*a*b*との色差を求め(ステップ1613)、他のクラスタ全てに対して求めた色差のうち最小のものに該当するクラスタ番号jを抽出し(ステップ1614)、クラスタiをクラスタjに統合する(ステップ1615)。クラスタjの画素数にクラスタiの画素数を加算し、クラスタiの画素数を0に変更する。
統合するクラスタの画素数境界である閾値n_thは、暗部領域の画素数に対して例えば15%(10%〜20%程度に設定するのが適当)の画素数に相当する値を画像毎に求めて、それを閾値とする。
図7に戻り、判断部154は、クラスタ数に応じて階調補正を行うか否かを判断する。クラスタ数が1であれば階調補正を行わないと判断し、クラスタ数が1以外であれば階調補正を行うと判断する。これにより、夜空を背景に花火を撮影した画像のように暗部に該当する夜空に何もオブジェクトが潜んでおらず、明るく補正する必要がない画像が入力された場合に、階調補正を行わないと判断して処理することができる。
図14は、暗部補正量決定部155の構成を示す。判断部154が階調補正を行わないと判断した場合は、選択部159は、Δ1=Δ1a(=0)を補正量として選択出力することにより、実質的に階調補正を無効にする。判断部154が階調補正を行うと判断した場合は、補正量算出部158が算出した補正量Δ1bを選択して、Δ1=Δ1bを補正量として出力する。
図15は、補正量算出部158の構成を示す。第一のクラスタ抽出部1580は、クラスタリング結果から各クラスタの画素数を比較して画素数が最も多いクラスタとその次に多いクラスタを抽出する。2つのクラスタのうち明度が高い方をクラスタA、明度が低い方をクラスタBと表記する。色差計算部1582では、クラスタAとクラスタBの補正前の平均Lab同士の色差dE1を計算しておく。補正量生成部1592は補正量Δ1bを設定して、仮補正テーブル生成部1591は補正量に応じた仮補正テーブルを作成する。階調補正部1585は仮補正テーブルを用いた階調補正を、クラスタAの平均Labを色変換部1584でRGBに変換したRGB_aと、クラスタBの平均Labを同じくRGBに変換したRGB_bに対して行い、階調補正後の値を色変換部1586で再度Lab信号に変換する。色差計算部1587では、クラスタAとクラスタBの補正後の平均Lab同士の色差dE2を計算する。色差比計算部1588は補正前の色差dE1と補正後の色差dE2の比率を計算して求める。
第二のクラスタ抽出部1581では、クラスタリング結果から最も暗いクラスタを抽出する。最も暗いクラスタをクラスタCと表記する。ちなみに、画像によってはクラスタBとクラスタCが同じクラスタを指すこともあるが、それでも構わない。階調補正部1585は仮補正テーブルを用いた階調補正を、クラスタCの平均Labを色変換部1584でRGBに変換したRGB_cに対して行い、階調補正後の値を色変換部1586で再度Lab信号に変換する。
暗部補正量判定部1589では、以下の終了条件1または終了条件2を満たせば、その時点での補正量Δ1bを出力して終了する。どちらの終了条件も満たさなければ、補正量生成部1592は変更した補正量を発生させ、終了条件を満足するまで処理を繰り返す。
[終了条件1]クラスタAとクラスタBの補正前後の色差比が、色差比目標値設定部1583に設定された目標値Xd以上である。
[終了条件2]クラスタCの階調補正後の平均Lが、最暗クラスタの明度上限設定部1590に設定された上限値Lc_th以上である。
画素数が最も大きいクラスタと次に大きいクラスタの色差が補正前のX倍になるように補正するということは、他の面積の狭いクラスタ同士の色差比に着目して補正するよりも視認性が向上したことが観察者に認識されやすく、非常に効果的である。また、最も暗いクラスタが明るく補正されすぎないように補正量を制限することは、暗部ノイズが目立つ副作用を防止するのに有効である。
図16は、最暗クラスタの補正量制限を説明する図である。(a)は暗部を示し、(b)は暗部を拡大した図である。図16のYcとYc_thは最暗クラスタの補正量制限をわかりやすく表現したものであり、YcがクラスタCの補正後の輝度を表しており、Yc_thは上限値を輝度で表している。
補正量生成部1592は、Δ1b=0を初期値として、補正量生成の要求がある度に、Δ1bに+1したものを次の補正量として発生させる。仮補正テーブル生成部1591では、RGB_aを輝度変換して求めた輝度Yaを制御点として、図16のような補正テーブルを作成する。制御点YaはクラスタA(面積が大きい2つのクラスタのうち明るい方)の輝度に該当する。制御点Yaにおける出力がYa+Δ1bになるように補正テーブルを作成し、暗部領域以外は暗部補正量生成部15で使用されず、どのように設定してもよいので、図16のように、Ya≦入力Y<255は直線で結んでおけば良い。
色差比目標値設定部1583では、暗部面積率Pdに応じて色差比の目標値Xd=3.5×Pdを算出する。算出式は数十枚のサンプル画像を用意してどのくらいに設定すれば、ほぼ全ての画像(少なくとも用意したサンプルの8割)で適正な明るさに補正されるかを主観評価結果から導出したものである。被写体における暗部領域の占める割合が大きいほど暗部の視認性向上を重視した方が高評価を得る傾向があり、暗部領域の占める割合が小さいほど暗部以外の被写体画質を重視した方が高評価が得られ、暗部の視認性向上に対する要求レベルが下がる傾向があった。
最暗クラスタの明度上限設定部1590では、Lc_thが15くらいの値(10〜18の間)に設定されるようにしておくのが適当である。これは予め決めておいた固定値でよい。
図2に戻り、ハイライト補正量生成部16では、補正テーブルのハイライト領域における傾きα4’を補正量として求め、出力する。これはハイライトが階調補正によって白飛びするのを抑制するために行う処理である。サンプリング画像の各画素を閾値th1と比較し、閾値th1以上であればハイライト領域の画素であると判定する。更に、ハイライト領域のRGB値全てが255である画素(白画素)を除外した領域を対象として、対象領域における飽和度が予め設定された飽和度上限値Xh以下になることを終了条件とし、終了条件を満たすα4’を求める。
図17のように、th1を制御点とし、ハイライト領域で傾きがα4’になる仮補正テーブルを作成し、傾きα4’=0からはじめてα4’を徐々に大きくしていく。ハイライト領域以外はハイライト補正量生成部16で使用されないので、仮補正テーブルでは図17のように、0≦入力Y<th1を直線で結んでおけば良い。
飽和度は、対象領域における飽和画素の割合である。飽和画素は、階調補正前後のRGB値を参照し、RGB3信号のうち補正後の値が(255−x1)以上に飽和した信号数が、補正前に255に飽和している信号数よりも多ければ、階調補正によって飽和した画素(=飽和画素)であると判断する。x1は(255−x1)が目視でほぼ飽和していると認定されるくらいの値、x1=20くらいに設定しておくのが適当である。
図2に示す補正量決定部18の構成を、図18に示す。補正量Δ2算出部180では、最終的に求める図6の階調補正テーブルと同様に、図19に示した関係を使って、ハイライトの傾きがα4’である場合の補正量Δ2を求める。暗部補正量生成部15で生成された補正量Δ1と、ハイライト補正量生成部16で生成された傾きα4’から求めた補正量Δ2とを、最小値選択部181で比較し、最小のものを選択して出力する(Δ=min(Δ1,Δ2))。
以上説明したように、本実施例によれば、クラスタリングの前段処理の中で、予め設定したクラスタ数の上限値を超えないように、新規クラスタの追加だけでなく、既存クラスタの統合を随時行うため、処理を高速化することができる。また、連続性評価値に基づき統合対象となるクラスタを選択するため、いずれにしても最終的には不要なクラスタを前段処理の途中の段階で統合することで処理を高速化し、かつ、最終的なクラスタリング後段処理後のクラスタ分割の精度を維持することができる。
本実施例では、前述の通り、画像の暗部領域をクラスタリング対象領域としているため、新規クラスタを追加するか否かの判定条件に当たる色差閾値をdE_th=3程度の小さい値に設定する必要があった。これは通常画像に対して適用する閾値よりもかなり小さい。また、暗部領域では暗電流の影響もあり比較的大きいノイズが発生しやすい。そのため、暗部領域をクラスタリング対象領域とする場合、本発明が問題としているノイズの起伏に反応してクラスタ数が増加する問題が特に発生しやすく、本発明の効果が非常に大きいと言える(但し、暗部領域のみをクラスタリング対象領域とする場合以外にも、効果の大きさが違うだけで、本発明の効果はある)。
なお、本発明のクラスタ分割結果の適用先の画像処理は、階調補正のみに限定されるものではない。別の適用例を2つ挙げる。
適用例1:
特許文献2と同様に、クラスタ分割結果に基づき減色処理を行い、文字色を一色に統一する際に、本発明のクラスタリング高速化技術を適用する。文字文書原稿をスキャナで読み取ると、例えば黒一色であった文字に色成分が混入して黒一色でなくなる。クラスタ分割し、画素値を所属クラスタの代表値で置換することにより、本来黒一色であった文字を黒一色に再生することができるようになる。
適用例2:
画像の色数や画像の代表色に応じて、画像を分類する際に、本発明のクラスタリング高速化技術を適用する。色数(クラスタ数)や代表色(所属画素数が最大のクラスタ代表値)を画像特徴として含み、画像特徴が近い画像同士を近くに配置分類した画像一覧を表示してユーザーに提示することで、ユーザーが素早く類似画像を見つけられるようになる。
本発明によれば、カラー画像内の各画素を色情報に基づき複数のクラスタに分割するクラスタ分割において、画像内の全画素を一旦クラスタ分割してからクラスタの統合(あるいは分割)行うのではなく、各画素をクラスタ分割する途中段階において、新規クラスタの追加、および、既存クラスタの統合を随時行うため、処理途中でクラスタ数が増えすぎるのを抑え、処理を高速化することができる。
本発明によれば、同一クラスタに属する画素の領域的な連続性を評価する連続性評価値を算出し、既存クラスタの統合は、連続性評価値に基づき、領域的な連続性が低いクラスタを優先して他のクラスタへ統合するため、処理を高速化した上で最終的なクラスタ分割の精度を維持することができる。
本発明によれば、既存クラスタの統合は、新規クラスタの追加によりクラスタの数が予め設定された上限値を超える場合に随時実施するため、処理途中でクラスタ数が予め設定した上限値を超えないように制御することができ、処理を高速化できる。
本発明によれば、新規クラスタの追加は、注目画素が属するクラスタが既存クラスタの中に存在しないと判定された場合に随時実施し、クラスタ数が固定でなく画像に対応したクラスタのみ追加されるため、不要なクラスタとの距離を計算する処理時間が省略され、クラスタ数とクラスタ代表値の初期値に左右されないクラスタ分割結果を得ることができる。
本発明によれば、画像の暗部領域を判定してクラスタ分割を行う対象領域とする場合に対して本発明のクラスタリング高速化技術を適用するため、新規クラスタを追加するか否かの判定条件に当たる色差閾値設定と暗電流の影響からノイズの起伏に反応してクラスタ数が増加する問題が特に発生しやすいケースに対して特に、本発明の処理の高速化(かつクラスタ分割の精度維持)効果を発揮することができる。
本発明は特に高速化に効果があるため、その点を強調して説明したが、実装上はメモリを節約できる効果もある。従来方式(特許文献2のクラスタリング)では、クラスタ数がいくつまで増えるかわからないので、各クラスタのデータ(所属画素数、代表値)を保存するためのメモリを予めかなり余裕を持って確保しておくか、あるいは、動的に確保する必要があった。一方、本発明によれば、クラスタ数が増えすぎないように(予め設定した上限値を超えないように)制御できるため、各クラスタのデータを保存するためのメモリを節約できる。
本発明は、前述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した各実施例の機能を実現することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施例の機能が実現される場合も含まれる。さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施例の機能が実現される場合も含まれる。また、本発明の実施例の機能等を実現するためのプログラムは、ネットワークを介した通信によってサーバから提供されるものでも良い。
10 輝度変換部
11 ヒストグラム作成部
12 閾値決定部
15 暗部補正量生成部
16 ハイライト補正量生成部
18 補正量決定部
19 階調補正テーブル作成部
20 階調補正部
30 画像サンプリング部
特許第4164907号公報 特開2006−229280号公報

Claims (9)

  1. カラー画像内の各画素を色情報に基づき複数のクラスタに分割するクラスタ分割手段を有し、前記クラスタ分割手段の出力に応じて画像処理を行う画像処理装置であって、前記クラスタ分割手段は、新規クラスタの追加、および、既存クラスタの統合を随時行いながら前記各画素を複数のクラスタに分割することを特徴とする画像処理装置。
  2. 同一クラスタに属する画素の領域的な連続性を評価する連続性評価値を算出する連続性評価値算出手段を有し、前記既存クラスタの統合は、前記連続性評価値に基づき、領域的な連続性が低いクラスタを優先して他のクラスタへ統合することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記既存クラスタの統合は、新規クラスタの追加によりクラスタの数が予め設定された上限値を超える場合に、随時実施することを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 注目画素が属するクラスタを既存クラスタの中から判定する、あるいは、注目画素が属するクラスタが既存クラスタの中に存在しないと判定する所属クラスタ判定手段を有し、前記新規クラスタの追加は、前記所属クラスタ判定手段において注目画素が属するクラスタが既存クラスタの中に存在しないと判定された場合に、随時実施することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. カラー画像内の暗部領域を判定する暗部領域判定手段を有し、前記クラスタ分割手段は、前記暗部領域の各画素を色情報に基づき複数のクラスタに分割することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置
  6. 前記画像処理は、前記クラスタ分割手段の出力に応じて、前記暗部領域の明るさを補正する補正量を決定し、決定した補正量に基づいて、前記カラー画像を階調補正する手段であることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. カラー画像内の各画素を色情報に基づき複数のクラスタに分割するクラスタ分割工程を有し、前記クラスタ分割工程の出力に応じて画像処理を行う画像処理方法であって、前記クラスタ分割工程は、新規クラスタの追加、および、既存クラスタの統合を随時行いながら前記各画素を複数のクラスタに分割することを特徴とする画像処理方法。
  8. 請求項7記載の画像処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  9. 請求項7記載の画像処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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