JP2010173510A - ステアリング制御装置、ステアリング制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者のステアリング操作とは異なる所定の条件に基づいて転舵輪の転舵角を修正するときに、運転者に修正操舵を促す。
【解決手段】転舵角θwを自動修正するときには(ステップS22の判定が“Yes”)、この修正と同一方向の操舵反力Trを生成する。具体的には、修正量Δθに応じて付加反力Taを算出し(ステップS24)、この付加反力Taに応じて操舵反力Trを減少補正し(ステップS25)、この操舵反力Trに付加反力Taを加算することで(ステップS26)、最終的な操舵反力Trを生成する。このとき、修正量Δθが大きいほど、操舵反力Trを減少補正すると共に、付加反力Taを大きくする。一方、運転者のステアリング操作が速いほど、付加反力Taを小さくする。
【選択図】図6

Description

本発明は、ステアリング制御装置、ステアリング制御方法に関するものである。
例えばステアリングバイワイヤにおいて、車両の横すべり角がスピン方向に増加した場合に、旋回抑制方向に前輪舵角を修正して自動的に横すべり角の増加を抑制すると共に、ステアリングホイールに旋回抑制方向の反力トルクを付与することで運転者にも修正操舵を促すものがあった(特許文献1参照)。
特開2003−252229号公報
ところで、特許文献1に記載された従来例にあっては、反力トルクTrtを転舵用アクチュエータのモータ電流に応じて算出し、この反力トルクTrtに、旋回抑制方向の補正トルクTrcを加算して最終的な反力トルクを算出している。したがって、前輪舵角が中立位置を越えて反転するようなカウンターステアを行うと、反力トルクTrtの方向が反転することで、補正トルクTrcを相殺する方向に作用してしまうので、運転者に対して確実に修正操舵を促せるとは限らない。
本発明の課題は、運転者のステアリング操作とは異なる所定の条件に基づいて転舵輪の転舵角を修正するときに、運転者に修正操舵を促すことである。
本発明に係るステアリング制御装置は、運転者のステアリング操作に応じて転舵輪の転舵角を制御するときに、前記転舵輪に作用する路面反力を検出し、当該路面反力に応じた第一の操舵反力を運転者に伝達し、運転者のステアリング操作とは異なる所定の条件に基づいて前記転舵角を修正するときには、当該修正に対応する方向の第二の操舵反力を運転者に伝達する。
本発明に係るステアリング制御装置によれば、運転者のステアリング操作とは異なる所定の条件に基づいて転舵輪の転舵角を修正するときには、この修正方向に対応する方向の第二の操舵反力を運転者に伝達するので、運転者に対して修正操舵を促すことができる。
ステアリングバイワイヤの概略構成である。 コントローラのブロック図である。 オーバーステア傾向の具体例である。 旋回挙動制御処理を示すフローチャートである。 修正量Δθの算出に用いるマップである。 操舵反力制御処理を示すフローチャートである。 操舵反力Trの算出に用いるマップである。 付加反力Taの算出に用いるマップである。 操舵反力Trの補正に用いるマップである。 旋回挙動制御処理の動作を示すタイムチャートである。 操舵反力の反転を説明している。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
《構成》
図1は、ステアリングバイワイヤの概略構成図である。
ステアリングホイール1は、ステアリングシャフト2に連結され、転舵輪(操向輪)3L及び3Rは、ナックルアーム4、タイロッド5、及びラックアンドピニオン6を順に介してピニオンシャフト7に連結される。ステアリングシャフト2及びピニオンシャフト7は、機械的に分離された非連結状態にあり、夫々、図示しないハウジング等によって回動自在に保持される。
ステアリングシャフト2には、運転者によるステアリング操作に対して擬似的な操舵反力を発生させる反力モータ8が設けられ、ピニオンシャフト7には、ステアリングシャフト2の操舵角に応じてピニオンシャフト7を転舵させる転舵モータ9が設けられている。
ステアリングシャフト2には、操舵角θsを検出する操舵角センサ11が設けられ、ピニオンシャフト7には、転舵角θwを検出する転舵角センサ12が設けられている。左右輪の夫々のハブユニットには、タイヤ横力を検出するハブセンサ13が設けられ、図示しない車両の変速機の出力側には、車速Vを検出する車速センサ14が装着されている。尚、車速センサ14は、車輪の回転速度を検出して車速を検出するものであっても良い。バネ上となる車体には、ヨーレートの実測値γsを検出するヨーレートセンサ15が設けられている。なお、操舵角センサ11及び転舵角センサ12は、右旋回を正の値として検出し、左旋回を負の値として検出する。
ハブセンサ13は、例えばホール素子と着磁式のエンコーダを用いて、ハブユニット内における内輪と外輪の変位差の変化を検出することでタイヤ横力(前輪1FL・1FRに作用する路面反力)を検出する。なお、これに限定されるものではなく、軸受の外側に歪ゲージを設け、軸受の変形を検出することでタイヤ横力を検出するものでもよい。
これら操舵角センサ11、転舵角センサ12、ハブセンサ13、車速センサ14、及びヨーレートセンサ15で検出される各種信号が、例えばマイクロコンピュータで構成されたコントローラ20へ入力される。なお、ハブセンサ13で検出される左右輪のタイヤ横力は、その合計値Yfが入力される。
コントローラ20は、図2に示すように、転舵モータ9を駆動制御する転舵角制御部21と、反力モータ8を駆動制御する操舵反力制御部22と、ヨーレートの推定値γeを算出する推定値算出部23と、車両の旋回挙動を制御する旋回挙動制御部24と、を備える。
転舵角制御部21は、ステアリングシャフト2の操舵角θs及びピニオンシャフト7の転舵角θwを入力し、通常時は、操舵角θwに応じて転舵モータ9を駆動することで転舵角θwを制御する。一方、旋回挙動制御部24から後述する修正量Δθが入力されたときには、この修正量Δθに応じて転舵角θwを自動修正する。
操舵反力制御部22は、後述する操舵反力制御処理を実行し、タイヤ横力Yf及び車速Vを入力し、反力モータ8を駆動することでステアリング操作に対する操舵反力Trを制御する。
推定値算出部23は、下記(1)式に従い、タイヤ横力Yf及び車速Vに応じてヨーレートの推定値γeを算出する。
γe={Yf×(L/Lr)}/(m×V) …………(1)
γe :ヨーレートの推定値
Yf :転舵輪のタイヤ横力
L :ホイールベース
Lr :車両重心点と後輪車軸との距離
m :車両重量
V :車速
但し、車速Vが低速の所定値V1以下であるときには、上記(1)式には、所定値V1を代入することとする。この所定値V1は、例えば20km/h程度の値である。
上記(1)式について説明する。
一般車両の車両運動方程式は下記(2)式で表される。
may=Yf+Yr
Iγ=YfLf+YrLr …………(2)
ay :横加速度
I :ヨーイング慣性モーメント
Yr :後輪タイヤ横力
Lf :車両重心点と前輪車軸との距離
定常旋回(安定)時は下記(3)式で表される。
may=Yf+Yr=mVγ
YfLf=YrLr …………(3)
上記(3)式を整理すると下記(4)式が導かれる。
Yf{(Lf+Lr)/Lr}=mVγ …………(4)
上記(4)式をγ(ヨーレート)について解くと前記(1)式が導かれる。
旋回挙動制御部24は、旋回挙動制御処理を実行し、車両がオーバーステア傾向を検知したときに、カウンターステアを行う、つまりオーバーステア傾向を抑制する方向に、転舵角θwを修正することにより、旋回挙動の安定化を図る。また、転舵角θwを修正する際には、これに伴って操舵反力Trを修正することで、転舵角θwの修正に合致するような修正操舵を運転者に促す。
図3は、オーバーステア傾向の具体例であり、例えばブレーキによる荷重移動により、後輪のタイヤ横力Yrが飽和し、前輪のタイヤ横力Yfが増加すると、ヨーレートが増加し、オーバーステア傾向となる。
次に、旋回挙動制御処理を図4のフローチャートに従って説明する。
ステップS1では、下記に示すように、実測値γsと推定値γeとの差分E1を算出する。
E1=γs−γe
続くステップS2では、制御フラグがF=0にリセットされているか否かを判定する。なお、初期設定ではF=0にリセットされている。ここで、制御フラグがF=0にリセットされていれば、まだカウンターステアは開始されていないと判断してステップS3に移行する。一方、制御フラグがF=1にセットされていれば、既にカウンターステアが開始されていると判断して後述するステップS6に移行する。
ステップS3では、差分E1が第一の所定値th1より大きいか否かを判定する。第一の所定値th1は、推定値γeに対する実測値γsの逸脱度合を判定するための閾値であるため、比較的小さな値である。判定結果がE1≦th1であれば、車両がオーバーステア傾向にはなくカウンターステアは不要であると判断して、そのまま所定のメインプログラムに復帰する。一方、判定結果がE1>th1であれば、車両がオーバーステア傾向に至る寸前の状態であり、カウンターステアが必要になる可能性があると判断してステップS4に移行する。
ステップS4では、下記に示すように、現時点の推定値γeを、目標値γ*として設定する。すなわち、現時点の推定値γeこそが、オーバーステア傾向に至る寸前の旋回性能の限界となるので、この推定値γeをヨーレート目標値γ*として保持する。
γ* ← γe
続くステップS5では、制御フラグをF=1にセットする。
続くステップS6では、下記に示すように、実測値γsと目標値γ*との差分E2を算出する。
E2=γs−γ*
続くステップS7では、差分E2が第二の所定値th2より大きいか否かを判定する。第二の所定値th2は、目標値γ*に対する実測値γsの逸脱度合を判定するための閾値であるため、比較的小さな値であり、前述した第一の所定値th1とも近い値である。判定結果がE2>th2であれば、車両がオーバーステア傾向にありカウンターステアが必要であると判断してステップS8に移行する。一方、判定結果がE2≦th2であれば、少なくとも現時点ではオーバーステア傾向にはなくカウンターステアは必要ではないと判断して後述するステップS10に移行する。
ステップS8では、図5のマップを参照し、差分E2に応じて転舵角θwの修正量Δθを算出する。このマップは、差分E2が大きいほど修正量Δθを大きくし、上限値でリミットをかけるように設定されている。なお、上限値に至るまでは、特性線L1、L2、L3の何れかを任意に選択すればよい。特性線L1は、一つの比例係数だけを用いて修正量Δθを大きくする特性である。特性線L2は、差分E2の大小に応じて異なる二つの比例係数を使い分けて修正量Δθを大きくする特性である。特性線L3は、差分Eが大きいほど、差分増E2の加率に対する修正量Δθの増加率が大きくなる特性である。これらの特性は車両の特性や車両の運転者に対する違和感等を考慮して、実験等によって予め選択された特性であれば良い。
続くステップS9では、修正量Δθを転舵角制御部21へ出力してから所定のメインプログラムに復帰する。
一方、ステップS10では、差分E1が第一の所定値th1より小さいか否かを判定する。判定結果がE1≦th1であれば、カウンターステアによってオーバーステア傾向が解消されたと判断してステップS11に移行する。一方、判定結果がE1>th1であれば、一時的にオーバーステア傾向が小さくなっている可能性があると判断してステップS12に移行する。
ステップS11では、制御フラグをF=0にリセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
ステップS12は、車速Vが第三の所定値th3より小さいか否か、又は実測値γsが第四の所定値th4より小さいか否かを判定する。第三の所定値th3は、車速Vが低速領域にあるか否かを判断するための閾値であり、例えば15km/h程度の値である。第四の所定値th4は、実測値γsが十分に小さいか否かを判断するための閾値であり、目標値γ*よりも小さな例えば10deg/sec程度の値である。判定結果がV<th3である、又はγs<th4であれば、もはやカウンターステアは不要であると判断して前記ステップS11に移行する。一方、判定結果がV≧th3であり、且つγs≧th4であれば、一時的にオーバーステア傾向が小さくなっている可能性があると判断して、そのまま所定のメインプログラムに復帰する。
次に、操舵反力制御処理を図6のフローチャートに従って説明する。
ステップS21では、図7のマップを参照し、タイヤ横力Yfに応じて操舵反力Trを算出する。このマップは、タイヤ横力Yfが大きいほど、これに比例して操舵反力Trが大きくなるように設定されている。
続くステップS22では、旋回挙動制御処理により、転舵角θwが修正されているか否かを判定する。転舵角θwが修正されていなければステップS23に移行する。一方、転舵角θwが修正されていればステップS24に移行する。
ステップS23では、操舵反力Trを操舵反力制御部22へ出力してから所定のメインプログラムに復帰する。
一方、ステップS24では、図8を参照し、転舵角θwの修正量Δθに応じて、付加反力Taを算出する。このマップは、修正量Δθが大きいほど、且つステアリング操作速度が速いほど、修正量Δθと同一方向の付加反力Taを大きくし、上限値でリミットをかけるように設定されている。
続くステップS25では、図9を参照し、付加反力Taに応じて操舵反力Trを減少補正する。このマップは、付加反力Taが大きいほど、操舵反力Trの減少補正量が大きくなるように設定されている。
続くステップS26では、操舵反力Trに付加反力Taを加算し、最終的な操舵反力Trを算出してから前記ステップS23に移行する。
《作用》
先ず、推定値γeの算出について説明する。
一般に、車速Vや操舵角θsに基づいてヨーレートを推定することが知られているが、 実際に発生するヨーレートは、路面摩擦係数の影響を受けるので、車速Vや操舵角θsに基づいて算出したヨーレートの推定値には、摩擦係数に応じた補正が必要となる。しかしながら、摩擦係数を正確に検出すること自体が難しいため、ヨーレートの正確な推定が難しかった。
そこで、本実施形態では、前記(1)式に従い、タイヤ横力Yf及び車速Vに応じてヨーレートの推定値γeを算出する。このようにタイヤ横力Yfを用いることで、路面摩擦係数の影響を受けることなく、ヨーレートを正確に推定することができる。但し、車速Vが低速の所定値V1以下であるときには、この所定値V1を前記(1)式に代入して推定値γeを算出する。すなわち、前記(1)式によれば、車速Vが低くなるほど推定値γeが大きくなるので、代入する車速Vに下限値を設けることで、こうした推定値γeの極大化を防ぎ、実態に即した推定値γeを算出することができる。
次に、旋回挙動の制御を、図10のタイムチャートに従って説明する。
差分E1を算出し(ステップS1)、差分E1が第一の所定値th1より小さいとき(ステップS3の判定が“No”)、つまり推定値γeに対して実測値γsが近似しているときには、車両がオーバーステア傾向にはなく、カウンターステアは不要であるので、タイムチャートの区間T1で示すように、旋回挙動の制御はOFFとなる。
この状態から実測値γsが増加し、差分E1が第一の所定値th1を超えたら(ステップS3の判定が“Yes”)、その時点の推定値γeを目標値γ*として設定する(ステップS4)。この現時点の推定値γeこそが、オーバーステア傾向に至る寸前の旋回性能の限界となるので、この推定値γeを目標値γ*として保持する。
そして、差分E2を算出し(ステップS6)、この差分E2が第二の所定値th2より大きいときに(ステップS7の判定が“Yes”)、差分E2に応じて転舵角θwの修正量Δθを算出し(ステップS8)、修正量Δθに応じてカウンターステアを行うことで、タイムチャートの区間T2で示すように、旋回挙動の制御がONとなる。
上記のように、オーバーステア傾向に至る寸前の旋回性能の限界となるヨーレートを、目標値γ*として設定し、この目標値γ*と実測値γsとの差分E2に応じて、カウンターステアを行うことで、旋回性能の低下を防ぎつつ、旋回挙動の安定化を防ぐことができる。すなわち、目標値γ*に実測値γsが近づけば、修正量Δθを小さくし、目標値γ*から実測値γsが遠ざかれば、修正量Δθを大きくすることで、過不足のない最適なカウンターステアを行うことができる。
その後、目標値γ*に実測値γsが近似し、差分E2が第二の所定値th2より小さくなったら(ステップS7の判定が“No”)、修正量Δθの算出を停止し、カウンターステアを一旦停止し、タイムチャートの区間T3で示すように、旋回挙動の制御をスタンバイにする。なぜなら、このときは推定値γeも安定しておらず、また実測値γsが再び増加する可能性があるからである。一般に、最初のオーバーステア傾向(第一の波)が強いほど、一回のカウンターステア動作によって一旦はオーバーステア傾向が弱まるとしても、慣性によって再びオーバーステア傾向(第二の波)が現れることがある。したがって、差分E2が第二の所定値th2より小さくなっただけでは、直ちに旋回挙動の制御を終了せずに、再びオーバーステア傾向が現れるときのためにスタンバイしておく。このように、目標値γ*の設定を維持したまま、旋回挙動の制御を一時停止しておくことで、再びオーバーステア傾向が現れるときに、同一の目標値γ*に基づいて直ちに旋回挙動の制御を再開することができる。
なお、スタンバイ状態で、実測値γsが一時的に目標値γ*より小さくなることもあるが、切り増し方向へのカウンターステアは行わず、そのままスタンバイ状態を維持するものとする。
そして、再びオーバーステア傾向が現れ、差分E2が第二の所定値th2より大きくなったら(ステップS7の判定が“Yes”)、修正量Δθに応じてカウンターステアを再開することで、タイムチャートの区間T4で示すように、もう一度、旋回挙動の制御がONとなる。
その後、再び差分E2が第二の所定値th2より小さくなり、且つ差分E1が第一の所定値th1より小さくなったら(ステップS10の判定が“Yes”)、修正量Δθの算出及びカウンターステアを終了し、タイムチャートの区間T5に示すように、旋回挙動の制御がOFFとなる。このとき、制御フラグをF=0にリセットすることで(ステップS11)、目標値γ*の設定を解除する。したがって、以後、差分E1が第一の所定値th1より大きくなった場合には、改めて目標値γ*を設定することになる。
一方、差分E1が所定値th1よりも大きくとも、差分E2が第二の所定値th2より小さく、且つ車速Vが第三の所定値th3より小さければ(ステップS11の判定が“Yes”)、修正量Δθの算出、及びカウンターステアを終了し、旋回挙動の制御を終了する。これは、車両が低速走行している状態では、旋回挙動が大きな問題になることはないからである。
また、差分E1が所定値th1よりも大きくとも、差分E2が第二の所定値th2より小さく、且つ実測値γsが第四の所定値th4より小さければ(ステップS11の判定が“Yes”)、修正量Δθの算出、及びカウンターステアを終了し、旋回挙動の制御を終了する。これも、低速走行している場合と同様に、車両のヨーレートが小さい状態では、旋回挙動が大きな問題になることはないからである。
次に、操舵反力Trについて説明する。
通常は、図7のマップに従って、運転者のステアリング操作に応じた操舵反力Trを算出する(ステップS21)。一方、車両のオーバーステア傾向を検知し、カウンターステアによって転舵角θwを自動修正するときには、この自動修正に合わせた修正操舵を運転者に促すような操舵反力Trを生成する。
ところで、転舵角θwが中立位置を越えて反転するようなカウンターステアを行うと、タイヤ横力Yfに応じた操舵反力Trの方向が反転することで、図11に示すように、修正操舵を阻む方向に作用してしまう。
そこで、本実施形態では、転舵角θwを自動修正するときには(ステップS22の判定が“Yes”)、この修正と同一方向の操舵反力Trを生成する。具体的には、修正量Δθに応じて付加反力Taを算出し(ステップS24)、この付加反力Taに応じて操舵反力Trを減少補正し(ステップS25)、この操舵反力Trに付加反力Taを加算することで(ステップS26)、最終的な操舵反力Trを生成する。
ここで、先ず修正量Δθが大きいほど、操舵反力Trを減少補正するとこで、転舵角θwが中立位置を越えて反転しても、修正操舵を阻む方向の力を抑制することができる。また、修正量Δθと同一方向の付加反力Taを加算することで、修正操舵を阻む方向の力を打消し、転舵角θwの自動修正に合わせた修正操舵を運転者に促すことができる。また、修正量Δθが大きいほど、付加反力Taを大きくすることで、転舵角θwの自動修正に合わせた修正操舵を運転者に促すことができる。一方、運転者のステアリング操作が速いほど、付加反力Taを小さくすることで、修正操舵の切り過ぎを防ぐことができる。また、付加反力Taを所定の上限値以下に制限することで、付加反力Taの不必要な増加を防げると共に、微妙な修正操舵が行いやすくなる。
《応用例》
なお、本実施形態では、ホール素子と着磁式のエンコーダを用いてタイヤ横力Yfを検出しているが、この種のハブセンサ13は、車速が極低速である場合に、精度よくタイヤ横力Yfを検出できない可能性がある。そこで、車速Vが低速の所定値V1以下であるときには、転舵モータ9の駆動電流を検出したり、ラック軸力を検出したり、ピニオントルクを検出したりして、これらを代用してヨーレートの推定値γeを算出してもよい。これにより、車速Vが低速であっても、ヨーレートの推定を継続して実行することができる。
また、本実施形態では、タイヤ横力Yf及び車速Vに応じてヨーレートの推定値γeを算出しているが、これに限定されるものではない。すなわち、前記(1)式によれば、車両重量mも可変要素である。そこで、車両重量mを固定値とする代わりに、ストロークセンサで検出したサスペンションストロークや加速度センサで検出した車両のピッチング状態に基づいて車両重量mを検出し、これも前記(1)に代入して推定値γeを算出すればよい。同様に、車両重心点と後輪車軸との距離Lrも可変要素であるため、ストロークセンサで検出したサスペンションストロークや加速度センサで検出した車両のピッチング状態に基づいて車両重心点を検出したうえで後輪車軸との距離Lrを算出し、これも前記(1)に代入して推定値γeを算出すればよい。このように、車両重量mや車両重心点を検出し、推定値γeの算出に反映させることで、より正確な推定を行うことができる。
また、本実施形態では、前記(1)式に従って、ヨーレートの推定値γeを算出しているが、これに限定されるものではない。例えば、推定値γeの算出処理に、一次遅れのローパスフィルタを追加し、下記(5)式に従い、ヨーレートの推定値γeを算出してもよい。
γe={{Yf×(L/Lr)}/(m×V)}
×(1/1+Ts) …………(5)
ハブセンサ13は、バネ下となるハブユニットに取り付けられているが、ヨーレートセンサ15は、バネ上となる車体に取り付けられている。したがって、厳密には、タイヤ横力Yfに応じて算出したヨーレートの推定値γeに対して、ヨーレートセンサ15で検出するヨーレートの実測値γsには、位相遅れが発生することになる。すなわち、この位相ずれが、旋回挙動の判定に影響を及ぼすことになる。そこで、前記(4)式に従い、推定値γeの算出処理に、一次遅れのローパスフィルタを追加することで、推定値γeの位相を実測値γsの位相に一致させている。これにより、推定値γeと実測値γsとの位相ずれを解消し、旋回挙動の判定精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、差分E2が第二の所定値th2より小さく、且つ差分E1が第一の所定値th1より小さいくなった時点で、旋回挙動の制御を終了しているが、これに限定されるものではない。例えば、差分E2が第二の所定値th2より小さく、且つ差分E1が第一の所定値th1より小さい状態で、所定時間が経過したときに、旋回挙動の制御を終了してもよい。これによれば、より慎重に制御のON/OFFを切替えることができる。
また、本実施形態では、差分E2が第二の所定値th2より小さく、且つ差分E1が第一の所定値th1より小さいときに、旋回挙動の制御を終了しているが、これに限定されるものではない。例えば、スタンバイモードを省略し、差分E2が第二の所定値th2より小さくなった時点で、直ちに旋回挙動の制御を終了してもよい。これによれば、より簡易的に制御のON/OFFを切替えることができる。
また、本実施形態では、タイヤ横力Yfに応じた操舵反力Trを減少補正すると共に、さらに付加反力Taを加算することで、最終的な操舵反力Trを算出しているが、これに限定されるものではない。要は、運転者のステアリング操作とは異なる所定の条件に基づいて転舵角θwを修正するときに、この修正と同一方向の操舵反力を運転者に伝達できればよいので、タイヤ横力Yfに応じた操舵反力Trを無視し、転舵角θwの修正と同一方向の操舵反力を新たに算出してもよい。
また、本実施形態では、ステアリングバイワイヤについて説明したが、これに限定されるものではなく、運転者のステアリング操作とは異なる所定の条件に基づいて転舵角θwを修正するものであれば、舵角比可変機構(VGR)によって転舵輪の転舵角θwを制御するものにも適用可能である。
また、本実施形態では、車両のオーバーステア傾向を検出したときにカウンターステアによって転舵角θwを修正する場合について説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、左右輪で路面の摩擦係数が異なるスプリットμ路にて、制動力を発生させると、路面の摩擦係数が高い側へ車両が片流れするので、片流れ逆方向に転舵角θwを自動修正するような場合や、さらに走行車線に対する自車両の逸脱傾向を検出したときに、逸脱防止方向に転舵角θwを自動修正するような場合にも、本発明を適用できる。要は、運転者のステアリング操作とは異なる条件で転舵角θwを修正する構成であれば、他の如何なるものにも本発明を適用できる。
《効果》
以上より、転舵角制御部21が「舵角制御手段」に対応し、旋回挙動制御部24が「転舵角補正手段」に対応し、ステップS21、S23の処理が「第一の反力制御手段」に対応し、ステップS22〜S26の処理が「第二の反力制御手段」に対応している。
(1)運転者のステアリング操作に応じて転舵輪の転舵角を制御可能な舵角制御手段と、運転者のステアリング操作とは異なる所定の条件で前記転舵角を修正する転舵角補正手段と、前記舵角制御手段が運転者のステアリング操作に応じて前記転舵角を制御するときに、前記転舵輪に作用する路面反力を検出し、当該路面反力に応じた第一の操舵反力を運転者に伝達する第一の反力制御手段と、前記転舵角補正手段が運転者のステアリング操作とは異なる所定の条件に基づいて前記転舵角を修正するときに、当該転舵角の修正方向に対応する方向の第二の操舵反力を運転者に伝達する第二の反力制御手段と、を備える。
このように、運転者のステアリング操作とは異なる所定の条件に基づいて転舵輪の転舵角を修正するときには、この修正と同一方向の第二の操舵反力を運転者に伝達するので、運転者に対して修正操舵を促すことができる。
(2)前記転舵角補正手段は、車両のオーバーステア傾向を抑制するために前記転舵角を修正する。
これにより、車両のオーバーステア傾向を抑制することができる。
(3)前記第二の反力制御手段は、前記転舵角の修正量が大きいほど、前記第二の操舵反力を大きくする。
これにより、転舵角の修正に合わせた修正操舵を運転者に促すことができる。
(4)前記第二の反力制御手段は、前記第一の操舵反力に付加反力を加算することで前記第二の操舵反力を算出するものであって、前記転舵角の修正量が大きいほど、前記第一の操舵反力を減少補正すると共に、前記付加反力を大きくする。
これにより、転舵角が中立位置を越えて反転しても、修正操舵を阻む方向の力を抑制できるので、転舵角の修正に合わせた修正操舵を運転者に促すことができる。
(5)前記第二の反力制御手段は、運転者のステアリング操作が速いほど、前記付加反力を小さくする。
これにより、修正操舵の切り過ぎを防ぐことができる。
(6)前記第二の反力制御手段は、前記付加反力を所定の上限値以下に制限する。
これにより、付加反力の不必要な増加を防げると共に、微妙な修正操舵が行いやすくなる。
(7)運転者のステアリング操作に応じて転舵輪の転舵角を制御するときに、前記転舵輪に作用する路面反力を検出し、当該路面反力に応じた第一の操舵反力を運転者に伝達し、運転者のステアリング操作とは異なる所定の条件に基づいて前記転舵角を修正するときには、当該修正と同一方向の第二の操舵反力を運転者に伝達する。
このように、運転者のステアリング操作とは異なる所定の条件に基づいて転舵輪の転舵角を修正するときには、この修正と同一方向の第二の操舵反力を運転者に伝達するので、運転者に対して修正操舵を促すことができる。
3L、3R 転舵輪
8 反力モータ
9 転舵モータ
11 操舵角センサ
12 転舵角センサ
13 ハブセンサ
14 車速センサ
15 ヨーレートセンサ
20 コントローラ
21 転舵角制御部
22 操舵反力制御部
23 推定値算出部
24 ステアリング制御部

Claims (7)

  1. 運転者のステアリング操作に応じて転舵輪の転舵角を制御可能な舵角制御手段と、運転者のステアリング操作とは異なる所定の条件で前記転舵角を修正する転舵角補正手段と、
    前記舵角制御手段が運転者のステアリング操作に応じて前記転舵角を制御するときに、前記転舵輪に作用する路面反力を検出し、当該路面反力に応じた第一の操舵反力を運転者に伝達する第一の反力制御手段と、
    前記転舵角補正手段が運転者のステアリング操作とは異なる所定の条件に基づいて前記転舵角を修正するときに、当該転舵角の修正方向に対応する方向の第二の操舵反力を運転者に伝達する第二の反力制御手段と、を備えることを特徴とするステアリング制御装置。
  2. 前記転舵角補正手段は、車両のオーバーステア傾向を抑制するために前記転舵角を修正することを特徴とする請求項1に記載のステアリング制御装置。
  3. 前記第二の反力制御手段は、前記転舵角の修正量が大きいほど、前記第二の操舵反力を大きくすることを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリング制御装置。
  4. 前記第二の反力制御手段は、前記第一の操舵反力に付加反力を加算することで前記第二の操舵反力を算出するものであって、前記転舵角の修正量が大きいほど、前記第一の操舵反力を減少補正すると共に、前記付加反力を大きくすることを特徴とする請求項3に記載のステアリング制御装置。
  5. 前記第二の反力制御手段は、運転者のステアリング操作が速いほど、前記付加反力を小さくすることを特徴とする請求項4に記載のステアリング制御装置。
  6. 前記第二の反力制御手段は、前記付加反力を所定の上限値以下に制限することを特徴とする請求項3〜5の何れか一つに記載のステアリング制御装置。
  7. 運転者のステアリング操作に応じて転舵輪の転舵角を制御するときに、前記転舵輪に作用する路面反力を検出し、当該路面反力に応じた第一の操舵反力を運転者に伝達し、運転者のステアリング操作とは異なる所定の条件に基づいて前記転舵角を修正するときには、当該修正に対応する方向の第二の操舵反力を運転者に伝達することを特徴とするステアリング制御方法。
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