JP2010172116A - ハーネス巻取式給電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】給電装置の構造を厚み方向にコンパクト化すると共に組立作業性を向上させる。
【解決手段】ケース2,6内に回転自在に配置される環状の回転体3と、回転体3の外周面7aに沿って巻回され、ケースから進退自在に導出される外巻き部8と、外巻き部とは逆向きに巻かれて回転体の内側空間に配置され、中心側をケースに固定された内巻き部9と、外巻き部と内巻き部とを繋ぎ、回転体を径方向に横断する連結片部10とを有するフラットワイヤハーネス5と、回転体と内巻き部との間に配置され、回転体を外巻き部の巻取方向に付勢する弾性部材4とを備えるハーネス巻取式給電装置1を採用する。回転体3は連結片部10を載置する径方向のガイド溝23を有する。内側空間に突出したガイド壁24にガイド溝23を形成し、ガイド壁は弾性部材4を横断し、ガイド壁の突出先端が内巻き部側に位置した。
【選択図】図1
【解決手段】ケース2,6内に回転自在に配置される環状の回転体3と、回転体3の外周面7aに沿って巻回され、ケースから進退自在に導出される外巻き部8と、外巻き部とは逆向きに巻かれて回転体の内側空間に配置され、中心側をケースに固定された内巻き部9と、外巻き部と内巻き部とを繋ぎ、回転体を径方向に横断する連結片部10とを有するフラットワイヤハーネス5と、回転体と内巻き部との間に配置され、回転体を外巻き部の巻取方向に付勢する弾性部材4とを備えるハーネス巻取式給電装置1を採用する。回転体3は連結片部10を載置する径方向のガイド溝23を有する。内側空間に突出したガイド壁24にガイド溝23を形成し、ガイド壁は弾性部材4を横断し、ガイド壁の突出先端が内巻き部側に位置した。
【選択図】図1
Description
本発明は、フラットワイヤハーネスをケース内の回転体に巻き取って短縮させ、回転体から繰り出して伸長させるハーネス巻取式給電装置に関するものである。
図5〜図6は、従来のハーネス巻取式給電装置の一形態を示すものである(特許文献1参照)。
図5の如く、この給電装置71は、円形のケース72内にフラットワイヤハーネス73を巻き取って収容し、固定側のハーネス部分73aをケース上部の開口80から導出させ、可動側のハーネス部分73bをケース側部の矩形状の開口(図示せず)から伸縮自在に導出させたものである。
図6の如く、ケース72(図5)内には、回転自在なドラム74と、ケース上部に固定され、上部開口80を有するカバー75と、カバー75の先端(下端)の中心軸76に内端を固定され、ドラム74に外端を固定される渦巻きばね77とが少なくとも収容されている。
フラットハーネス73はドラム74の周壁のスリット78に挿通され、スリット78から外側に導出された可動側のハーネス部分73bがドラム74の外周に巻かれ、スリット78からドラム74の内側に導入された回転吸収用のハーネス部分73cがカバー75の中間の固定軸79に巻かれ、回転吸収用のハーネス部分73cは上部開口80から導出された固定側のハーネス部分73aに続いている。
ケース72(図5)からの可動側のハーネス部分73bの引き出し動作に伴って(図6は引き出し完了状態を示す)、ドラム74が渦巻きばね77の付勢力に抗して矢印の如く回転し、それと同時にドラム内側のハーネス部分73cが拡径する。可動側のハーネス部分73bの引き込み(巻き取り)時の動作は上記とは逆になる。
しかしながら、上記従来のハーネス巻取式給電装置71にあっては、ドラム74の内側に回転吸収用のハーネス部分73cを収容するために、渦巻きばね77がドラム74の下方にオフセットして配置され、そのためにケース72と装置71自体の構造が軸(高さ)方向に肥大化するという問題があった。また、フラットハーネス73をドラム74のスリット78に貫通させたり、カバー75の中間軸79から上部開口80にかけて貫通させたりする作業が面倒で、装置の組立作業性が悪いという問題があった。
本発明は、上記した点に鑑み、渦巻きばねによる厚み方向(中心軸方向)の肥大化を解消して、構造を厚み方向にコンパクト化することができ、また、ワイヤハーネスの面倒な貫通作業等をなくして組立作業性を向上させることができるハーネス巻取式給電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るハーネス巻取式給電装置は、ケース内に回転自在に配置される環状の回転体と、該回転体の外周面に沿って巻回され、該ケースから進退自在に導出される外巻き部と、該外巻き部とは逆向きに巻かれて該回転体の内側空間に配置され、中心側を該ケースに固定された内巻き部と、該外巻き部と該内巻き部とを繋ぎ、該回転体を径方向に横断する連結片部とを有するフラットワイヤハーネスと、該回転体と該内巻き部との間に配置され、該回転体を該外巻き部の巻取方向に付勢する弾性部材とを備えることを特徴とする。
上記構成により、ケース内で、フラットワイヤハーネス(以下フラットハーネスと言う)の外巻き部を巻いた回転体の内側に弾性部材が径方向の同一面に位置し、弾性部材の内側にフラットハーネスの内巻き部が径方向の同一面に位置し、このようにケース内で回転体とフラットハーネスの外巻き部と内巻き部と弾性部材とが同一面上に配置され、弾性部材によるケースの肥大化が防止される。給電装置の組立に際しては、フラットハーネスの連結片部が回転体を貫通せずに横断する(回転体の側面に載置される)ことで、組立作業性が高まる。
ケースからフラットハーネスの外巻き部を弾性部材の付勢力に抗して引き出すと、回転体が正方向に回転し、内巻き部が同じく正方向に回転しつつ縮径され、外巻き部の引張力を解除すると、弾性部材の付勢力でケース内に外巻き部が引き込まれつつ、回転体が逆方向に回転し、内巻き部が同じく逆方向に回転しつつ拡径して回転体の回転を吸収する。
請求項2に係るハーネス巻取式給電装置は、請求項1記載のハーネス巻取式給電装置において、前記回転体が、前記連結片部を載置する径方向のガイド溝を有することを特徴とする。
上記構成により、連結片部がガイド溝内に係合して回転体の周方向に不動に位置決め固定される。連結片部はケースのケース蓋部部の内壁面又はケース本体の内壁面でガイド溝内に囲まれて離脱なく収容されることが好ましい。
請求項3に係るハーネス巻取式給電装置は、請求項2記載のハーネス巻取式給電装置において、前記ガイド溝が、前記内側空間に突出したガイド壁に形成され、該ガイド壁が前記弾性部材を横断し、該ガイド壁の突出先端が前記内巻き部側に位置したことを特徴とする。
上記構成により、ガイド溝に沿うフラットハーネスの連結片部がガイド壁で弾性部材から隔離され、弾性部材と連結片部との干渉が防止される。
請求項4に係るハーネス巻取式給電装置は、請求項1〜3の何れかに記載のハーネス巻取式給電装置において、前記弾性部材と前記内巻き部との間において周方向の隔壁が前記ケースに設けられたことを特徴とする。
上記構成により、隔壁で弾性部材とフラットハーネスの内巻き部とが隔離され、弾性部材と内巻き部との干渉が防止される。弾性部材として例えば捩り巻きばねや引張コイルばねを用いた場合、隔壁で捩り巻きばねの縮径時の最小径を規制したり、引張コイルばねを沿わせるガイド壁として作用させることも可能である。
請求項5に係るハーネス巻取式給電装置は、請求項1〜4の何れかに記載のハーネス巻取式給電装置において、前記弾性部材が線材をコイル状に巻いた捩り巻きばねであり、該捩り巻きばねの一端が前記ケースに、他端が前記回転体にそれぞれ固定されたことを特徴とする。
上記構成により、捩り巻きばねの巻き線材が軸方向に同一面で積層されるので、捩り巻きばねが径方向に薄く形成されて、ケースの径方向のコンパクト化が図られ、且つ巻き線材が軸方向に隙間なく積層されることで、軸方向の高さすなわちケースの厚みも低く抑えられる。
請求項6に係るハーネス巻取式給電装置は、請求項1〜5の何れかに記載のハーネス巻取式給電装置において、前記回転体の中心で前記ケースに設けた軸部に前記内巻き部の内端部が固定され、該内端部に続くハーネス部分が該ケースから導出されたことを特徴とする。
上記構成により、ケースからフラットハーネスの外巻き部を引き出すと同時に、軸部の外周にフラットハーネスの内巻き部が巻き取られ、外巻き部をケース内に引き込むと同時に、軸部から内巻き部が解かれる。
請求項1記載の発明によれば、弾性部材が回転体の内側空間においてフラットハーネスと同一面に配置されたことで、ケースが厚み(軸)方向にコンパクト化され、車両等の狭いスペースに容易に搭載可能となる。また、フラットハーネスの連結片部を回転体に横断方向に載置することで、従来のフラットハーネスの貫通作業がなくなり、給電装置の組立作業性が向上する。
請求項2記載の発明によれば、回転体のガイド溝でフラットハーネスの連結片部を周方向の位置ずれなく保持することで、フラットハーネスの外巻き部の引き出し及び引き込み動作や、内巻き部による回転体の回転吸収動作を均一なストロークでスムーズ且つ確実に行わせることができる。
請求項3記載の発明によれば、回転体のガイド壁でフラットハーネスの連結片部と弾性部材との干渉が阻止され、干渉に伴う連結片部の傷付き等が防止されて、常時給電の信頼性が高まる。
請求項4記載の発明によれば、ケースの隔壁で弾性部材とフラットハーネスの内巻き部との干渉が阻止され、干渉に伴う内巻き部の傷付き等が防止されて、常時給電の信頼性が高まる。
請求項5記載の発明によれば、捩り巻きばねを使用することで、ケースの径方向のコンパクト化が可能となる。
請求項6記載の発明によれば、ケースの軸部に沿ってフラットハーネスの内巻き部がスムーズに巻かれたり解かれたりすることで、内巻き部による回転体の回転吸収がスムーズ且つ確実に行われる。
図1〜図2は、本発明に係るハーネス巻取式給電装置の一実施形態を示すものである。
図1の如く、このハーネス巻取式給電装置1は、合成樹脂製の水平なケース本体2と、ケース本体2の内側に配置される合成樹脂製の回転体3と、ケース本体内で回転体3の径方向内側に配置される金属製の捩り巻きばね(弾性部材)4と、回転体3の外周面7aに巻かれる外巻き部8と、回転体3の内側に配置される内巻き部(回転吸収部)9と、外巻き部8と内巻き部9とを連結する水平な連結片部10とを有する細長帯状のフラットワイヤハーネス5と、ケース本体2の上部開口を覆う合成樹脂製のケース蓋部6とで構成されている。
ケース本体2は、円形状部(環状部)11と、円形状部11から突出した樋状部12とで構成されている。円形状部11は、水平な円形の底壁13と、底壁13の周囲に立設された低背な環状の外周壁14と、底壁13の中心に立設された垂直な軸部15と、底壁13の径方向中間部において軸部15と同心に且つ周壁14よりも低く立設された環状の隔壁16と、隔壁16と周壁14との間で底壁13に環状に形成された二本の低い回転体摺接用の突条17と、隔壁16の外側で底壁13から立設されたばね固定用の突部18(図2)とで構成されている。ケース本体2とケース蓋部6とでケースが構成される。隔壁16は周方向に環状に連続しているが、不連続のものでも可能である。
樋状部12は、L字状に屈曲形成され、円形状部11の底壁13よりも少し高く延長配置された細長の底壁19と、底壁19の両側に外周壁14よりも少し低く立設された両側壁20とで構成されている。外側の側壁20は外周壁14から接線方向に延長形成され、内側の側壁20は外周壁14に鋭角的に交差し、交差部の内側にハーネス挿通用の口部21が形成され、両側壁20と底壁19とで囲まれたハーネス挿通空間は口部21でケース本体2の内側空間に連通している。
捩り巻きばね4は、断面円形の線材4’を高さ方向に隙間なくコイル状に重ね巻きして形成され、下端の巻き部4aと上端の巻き部4bとの各先端に引っ掛け用の外向きのフック4cを有し、ばね巻き方向に両フック4cを移動させることで縮径して復元力を発揮し、ばね巻きとは反対方向に両フック4cを移動させることで拡径して反対方向の復元力を発揮する。一方のフック4cはケース本体2に固定され、他方のフック4cは回転体3に固定される。
回転体3は、上下の水平なリング状の鍔壁(リング板)22と、上下の鍔壁22を連結する垂直な環状の内周壁(周壁)7とで断面略コの字状に形成され、上側の鍔壁22の一部にハーネスガイド用の一本のガイド溝23が径方向に水平に設けられ、ガイド溝23は、周壁7の径方向内側(回転体3の内側空間)に突出延長されたガイド壁(溝壁)24に沿って延長形成され、ガイド壁24はガイド溝23と共に下向きに略L字状に屈曲し、ガイド溝23の外端は、上側の鍔壁22に形成された切欠部25を経て周壁7の外周面7aに直交して続いている。
フラットハーネス5は、大径な外巻き部8と小径な内巻き部9とを水平な連結片部10で連結して構成され、外巻き部8は複数層(本例で三層)の巻き部81〜83を連結片部10から時計回りに隙間を空けずに巻回して成り、内巻き部9は複数層(本例で四層)の巻き部91〜94を連結片部10から反時計回りに隙間を存して巻回して成るものである。
外巻き部8の最外層の巻き部81に接線方向に続く真直なハーネス部分5aはケース本体2の樋状部12に沿って配索されて樋状部12の先端の開口26から外部に導出され、外巻き部8の最内層の巻き部83の終端は直交方向に折り返されて連結辺部10の外端10aに続き、連結辺部10の内端10bは直交方向に折り返されて内巻き部9の最外層の巻き部91の始端に続き、内巻き部9の最内層の巻き部94の終端は直交方向に折り返されて上向きの固定導出側のハーネス部分5bを成している。
回転体3のガイド壁24の内端の下向き部分24aの一方(図1で右側)のリブ(符号24aで代用)は切欠されて、連結片部10の内端10bの直交方向の折り返し部をスムーズに導出させることが好ましい。
フラットハーネス5は、薄肉可撓性の二枚の絶縁シートの間に複数本の銅箔状の導体部(図示せず)を挟み込んだ既存のものである。導体部は断面丸型の線材であってもよく、一枚の絶縁シート内に樹脂モールド成形されたものでもよい。
ケース蓋部6は、ケース本体2よりも浅い円形状部27と樋状部28とで構成され、円形状部27の中心にハーネス導出用の円形の開口(孔部)29を有し、円形状部27と樋状部28とはケース本体2の円形状部11と樋状部12の外側に被さり、係止枠片と係止突起等の係止手段(図示せず)で固定される。円形状部27の天壁30の内面にはケース本体2におけると同様の回転体摺接用の突条17が設けられることが好ましい。
図2の如く、回転体3の上下の鍔壁22の間で内周壁7の外周面7aに沿ってフラットハーネス5の外巻き部8が隙間なく大径に巻かれ、外巻き部8の最外層の巻き部81に続く真直なハーネス部分5aが樋状部12から外部に進退自在に導出され、外巻き部8と内巻き部9とを連結する水平な連結片部10が回転体3の径方向のガイド溝23に沿って不動に配索され、ガイド溝23内の連結片部10はケース蓋部6(図1)の天壁30の内面で覆われてガイド溝23内に保持される。
ガイド壁24は環状の隔壁16の上側を跨いで(横断通過して)隔壁16の内側に位置し、内巻き部9が隔壁16の内側で中心の軸部15に向けて隙間を存して小径に巻回され、内巻き部9の最内層の巻き部94が、軸部15の径方向に設けられたスリット31に挿入固定され、図1のケース蓋部6の中心の孔部29から外部に導出される。図2ではケース蓋部6の図示を省略している。
捩り巻きばね4は隔壁16と回転体3との間に配置され、捩り巻きばね4の一端(下端)のフック4cがケース本体2の突部18に引っ掛け固定され、捩り巻きばね4の他端(上端)のフック4c(図1)が回転体3のガイド壁24の下側部分に引っ掛け固定されている。
フラットハーネス5の余長を吸収する外巻き部8が大きな径で巻かれ、回転体3の回転を吸収する内巻き部9が小さな径で巻かれたことで、高効率な余長吸収が可能となっている。また、弾性部材である捩り巻きばね4を隔壁16と回転体3との間すなわちフラットハーネス5の外巻き部8と内巻き部9との間にフラットハーネス5と同一面で配置したことで、ケース本体2すなわち給電装置1自体の薄型化・低背化が達成されている。
また、フラットハーネス5の水平な連結片部10を回転体3のガイド溝23内(ガイド溝23の底面)に上から載置することで、フラットハーネス5の外巻き部8と内巻き部9とを回転体3の外側と内側とに簡単に配置することができ、従来のようなフラットハーネスの貫通作業が不要で、給電装置1の組立作業性が向上する。フラットハーネス5は予め図1のような形態に成形し、その状態で回転体3やケース本体2に組み付けることが好ましい。
図2の実線の矢印Aの如く、ケース(ケース本体2とケース蓋部6)からフラットハーネス5の外巻き部8を引き出すことで、矢印Aと同方向に回転体3が捩り巻きばね4の付勢力に抗して時計回りに回転し、それと同時にフラットハーネス5の内巻き部9が回転体3のガイド壁24と一体に実線の矢印Bの如く時計回りに回転しつつ、内巻き部9が軸部15を支点に実線の矢印Cの如く縮径して、軸部15の周囲にほぼ隙間なく巻き付く。
捩り巻きばね4の上端のフック4cは回転体3のガイド壁24と一体に時計回りに回動し、捩り巻きばね4の下端のフック4cはケース本体2の突部18に固定されているから、捩り巻きばね4が反時計回り方向の弾性反力を蓄えつつ縮径して隔壁16の外周面に近接ないし接する。
上記とは逆に、フラットハーネス5の引き出し力を解除することで、捩り巻きばね4の復元力で回転体3が反時計回りに回転し、鎖線の矢印Dの如くケース内にフラットハーネス5の外巻き部8が引き込まれて回転体3に巻き取られ、それと同時に内巻き部9が回転体3のガイド壁24と一体に鎖線の矢印Eの如く反時計回りに回転しつつ、内巻き部9が軸部15を支点に鎖線の矢印Fの如く拡径して、軸部15の外側に隙間を存して復元する。
隔壁16は捩り巻きばね4とフラットハーネス5の内巻き部9との干渉を防止する。回転体3は鍔壁22の外周端22aがケース本体2の外周壁14の内周面に摺接することで、径方向に位置決め保持される。回転体3のガイド壁24の垂直な下向きの部分24a(図1)を環状の隔壁16の内周面に摺接させれば、鍔壁22の外周端22aとガイド壁24の垂直部分24aとの内外の二箇所で回転体3を安定に位置決め可能である。
回転体3の下側の鍔壁22はケース本体2の底壁13の環状の突条17(図1)に小さな面積でスムーズに摺接自在に支持される。ケース蓋部6の天壁30の内面にも、上側の鍔壁22に対する摺接用の環状の突条17を設けることが好ましい。ケース2,6の樋状部12,28の形状はL字状に限らず使用形態に応じて適宜設定可能である。
図3〜図4は、上記ハーネス巻取式給電装置1の一使用形態を示すものである。図2と同様にケース蓋部6の図示を省略しているので、仮にケース本体2をケースと呼称する。
図3の如く、縦断面略凹字状の水平なレール41の内部にケース2の樋状部12の先端側の部分12aがスライド自在に配置され、ケース2は樋状部12を下向きにして倒立して配置され、レール41の一端にコネクタ42が固定され、樋状部12から導出されたフラットハーネス5の先端側のハーネス部分5aがコネクタ42に接続され、ケース2がレール41に沿って矢印Gの如く進退自在に配置されている。
コネクタ42は絶縁樹脂製のコネクタハウジング内に複数の端子42aを有して構成され、フラットハーネス5の各導体部が各端子42aに接続されている。コネクタ42にケース2が接近した位置で、フラットハーネス5がケース内に巻き取られ、その状態からケース2を鎖線の如くコネクタ42から離間させる方向に移動させることで、コネクタ42を支点にフラットハーネス5がケース2からレール41内に引き出される。
ケース2は薄型であるので、省スペースで取付が可能であり、また、装置1全体が軽量であるので、レール41に沿う移動が小さな力でスムーズに行われる。図3で、符号3は回転体、8は外巻き部、9は内巻き部、10は連結片部、15は軸部,24はガイド壁をそれぞれ示す。
図4の如く、レール41は自動車のフロア43に配置され、給電装置1のケース2はスライドシート44の座面44aの下側に垂直に配置される。シート44はフロア43の前後方向の一対のレール45にスライド自在に係合し、一方のレール45の近傍に給電装置移動用のレール41が平行に配置され、レール41の長さすなわちケース2の移動量はシート44のスライド量に対応している。
レール41の前端のコネクタ42はフロア側(電源側)のワイヤハーネス(図示せず)に接続され、ケースのケース蓋部6(図1)の孔29から導出されたハーネス部分5bがシート側の補機やワイヤハーネス等(図示せず)にコネクタ接続される。ケース2が薄型であるので、シート44内への給電装置1の搭載が省スペースで容易に行われる。
なお、上記実施形態の給電装置1(図1)においては、弾性部材として、細径線材4’を隙間なくコイル巻きした捩り巻きばね4を用いたが、捩り巻きばね4に代えて、例えば帯板材を螺旋状に巻いたゼンマイばね(図示せず)を用いることも可能である。この場合、ゼンマイばねの一端(外端部)がケース本体2の突部18に固定され、他端(内端部)が回転体3のガイド壁24の内端部側に固定される。
また、回転体3の回転数が少ない場合は、これら捩り巻きばね4やゼンマイばねに代えて、小径の引張コイルばね(図示せず)を環状の隔壁16の外周面に沿って接触させて円弧状に配置し、引張コイルばねの一端をケース本体2の突部18に固定し、他端を回転体3のガイド壁24に固定することも可能である。引張コイルばね(ばね部材)に代えて耐久性の良好な線状ないし帯状のゴム部材(図示せず)を弾性部材として用いることも可能である。
また、上記実施形態においては、捩り巻きばね4を回転体3よりも内側に配置したが、例えば回転体3の環状の内周壁7の内側にも上下の鍔壁(図示せず)を設け、回転体3を縦断面エの字状とし、この内側の上下の鍔壁内に捩り巻きばね4又は他のばね部材を収容し、ばね部材4の一端を回転体3に固定し、他端をケース本体2の突部18等に固定することも可能である。何れの場合も、ばね部材4は回転体3の内周壁7よりも内側に配置され、回転体3とフラットハーネス5の内巻き部9との間に配置される。
また、上記実施形態においては、ばね部材4を回転体3とフラットハーネス5の内巻き部9との間に配置したが、ばね部材としての細幅な帯板状のゼンマイばね(定荷重ばね)をフラットハーネス5の内巻き部9に沿って螺旋状に配置することも可能である。このゼンマイばね(図示せず)は拡径方向すなわちフラットハーネス5をケース内に引き込む方向の復元力(ばね力)を有する。但し、この場合は、ゼンマイばねを内巻き部9に面接触で沿わせたり、ゼンマイばねの一端を内巻き部9に固定したりする作業が面倒で、装置1の組付性は低下する。
また、上記実施形態においては、給電装置1の使用形態として、車両のスライドシート44の給電に適用した例を示したが、スライドシート44以外に給電装置1を車両のスライドドアや回動式のドア(フロントドアやバックドア)の給電に適用することも可能である。車両以外のスライドシートやスライドドア等に適用することも可能である。スライドシート44やスライドドア等を可動構造体と総称し、車両ボディ等を固定構造体と総称する。
スライドドア(図示せず)に適用する場合、ケース2を車両ボディ側に水平に配置し、ケース2の水平で真直な(屈曲部のない)樋状部12から導出したフラットハーネス5をスライドドア側のハーネス固定部に固定しつつスライドドア側のワイヤハーネスないし補機に接続し、スライドドアの開閉に伴ってフラットハーネス5を樋状部12の先端開口の前後端のハーネスガイド湾曲面(図示せず)に沿ってスライド式に進退(伸縮)させる。
回動式のフロントドア(図示せず)に適用する場合は、例えば車両ボディ側にケース2を水平(横置き)に配置し、ケース2の短い樋状部12の先端開口26、又は樋状部12を削除してケース本体2の外周壁14の開口21からフラットハーネス5をドア側に導出接続させる。回動式のバックドアやトランク等に適用する場合は、ケース2を車両ボディ側に垂直(縦置き)に配置し、ケース2から導出したフラットハーネス5をバックドアやトランク側等に固定接続する。
また、上記実施形態の給電装置1においては、フラットハーネス5を一枚使用したが、接続側の補機等の数が多く、多くの回路数が必要な場合は、二枚ないしそれ以上の数のフラットハーネス5を板厚方向に重ねて使用することも可能である。
また、上記実施形態においては、回転体3のガイド溝23をケース蓋部6(天壁30)寄りに設けたが、ケース蓋部6寄りではなくケース本体2の底壁13寄りにガイド溝23を設けることも可能である。フラットハーネス5を二枚ないしそれ以上使用する場合は、ガイド溝23を天壁30寄りと底壁13寄りとの両方に設けることも可能である。
また、上記実施形態の給電装置においては、回路体としてフラットハーネス5を用いたが、回路数が少なくてよい場合は、ワイヤハーネスとして、フラットハーネス5に代えて一本から二本程度の小径の丸型電線(図示せず)を用いることも可能ではある。
但し、この場合は、フラットハーネス5に較べて電線の剛性が高いために、屈曲性や伸縮性が悪く、また、回転体3の外周側におけるワイヤハーネスの外巻き部(8)が肥大化したり、回転体3の内側のワイヤハーネスの内巻き部(9)が絡んだりする懸念があり、また、組付時に回転体3のガイド壁24からワイヤハーネスの連結部分(10)が脱落したりして、図1のフラットハーネス5のようにワイヤハーネスを回転体3に作業性良く組み付けることはできない。
本発明に係るハーネス巻取式給電装置は、自動車のスライドシートやスライドドアや回動式のドア等の常時給電のために利用することができる。
1 ハーネス巻取式給電装置
2 ケース本体
3 回転体
4 捩り巻きばね(弾性部材)
5 フラットワイヤハーネス
6 ケース蓋部
7a 外周面
8 外巻き部
9 内巻き部
10 連結片部
15 軸部
16 隔壁
23 ガイド溝
24 ガイド壁
2 ケース本体
3 回転体
4 捩り巻きばね(弾性部材)
5 フラットワイヤハーネス
6 ケース蓋部
7a 外周面
8 外巻き部
9 内巻き部
10 連結片部
15 軸部
16 隔壁
23 ガイド溝
24 ガイド壁
Claims (6)
- ケース内に回転自在に配置される環状の回転体と、
該回転体の外周面に沿って巻回され、該ケースから進退自在に導出される外巻き部と、該外巻き部とは逆向きに巻かれて該回転体の内側空間に配置され、中心側を該ケースに固定された内巻き部と、該外巻き部と該内巻き部とを繋ぎ、該回転体を径方向に横断する連結片部とを有するフラットワイヤハーネスと、
該回転体と該内巻き部との間に配置され、該回転体を該外巻き部の巻取方向に付勢する弾性部材とを備えることを特徴とするハーネス巻取式給電装置。 - 前記回転体が、前記連結片部を載置する径方向のガイド溝を有することを特徴とする請求項1記載のハーネス巻取式給電装置。
- 前記ガイド溝が、前記内側空間に突出したガイド壁に形成され、該ガイド壁が前記弾性部材を横断し、該ガイド壁の突出先端が前記内巻き部側に位置したことを特徴とする請求項2記載のハーネス巻取式給電装置。
- 前記弾性部材と前記内巻き部との間において周方向の隔壁が前記ケースに設けられたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のハーネス巻取式給電装置。
- 前記弾性部材が線材をコイル状に巻いた捩り巻きばねであり、該捩り巻きばねの一端が前記ケースに、他端が前記回転体にそれぞれ固定されたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のハーネス巻取式給電装置。
- 前記回転体の中心で前記ケースに設けた軸部に前記内巻き部の内端部が固定され、該内端部に続くハーネス部分が該ケースから導出されたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のハーネス巻取式給電装置。
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