JP2010169195A - 弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁箱のリブの応力を十分に分散することができ、弁箱を鋳造する際、溶湯が胴部からリブに流れ込むときの湯流れ性が向上する弁を提供する。
【解決手段】内部に流体が流れる流路を有する円筒状の胴部13と、弁体を収容する弁体収容部15とが逆T形状に交差して形成された弁箱11を有する仕切弁であって、胴部13の外周面13aと弁体収容部15の外面とが交差するコーナー部にリブ40が設けられ、リブ40は第1のリブ体41と第2のリブ体42とを有し、第1のリブ体41は弁棒の軸心17方向から胴部13の軸心23方向に沿って延び、第2のリブ体42は、胴部13の外周面13a上で第1のリブ体41の両側にわたって設けられて、胴部13の軸心23方向に沿って延び、胴部13の周方向における第2のリブ体42の幅が第1のリブ体41の幅よりも広い。
【選択図】図2

Description

本発明は、受口を有する弁箱を備えた弁に関する。
従来、図10に示すように、バルブ59の弁箱60としては、例えば、内部に流体が流れる流路61を有する円筒状の胴部62と、弁体63を収容する弁体収容部64とが逆T形状に交差して形成されたものがある。胴部62の両端部には、流体出入口65と接続用のフランジ66とが設けられている。また、胴部62の外周面と弁体収容部64の外面とが交差するコーナー部にはリブ67が設けられている。リブ67は、弁体収容部64からフランジ66にわたって胴部62の外周面に設けられており、弁棒68の軸心69方向に沿って延びる一枚の板状の部材である。
尚、上記のようなリブ67を設けた弁箱60は例えば下記特許文献1に記載されている。
特開2000−240822
上記の従来型式では、弁箱60の流体出入口65に配管を接続した場合、バルブ59の重量は配管に比べて大幅に重たいため、バルブ59を起点として管路が下方に撓む傾向があり、これによってリブ67に応力が集中する。このような応力集中に耐えるためには、リブ67全体の厚さTを分厚くする必要があるといった問題がある。
また、弁箱60を鋳造する際、弁体収容部64を上向きにした逆T形に鋳型を配置して、溶湯を鋳込む。湯面が胴部62から弁体収容部64に至るとき、胴部62とリブ67とが連結する隅肉部で急激に肉厚が減少するため、胴部62の周方向の肉厚変動がリブ67の箇所において急増する。これにより、溶湯のリブ67への流入抵抗が増大し、溶湯が胴部62からリブ67に流れ込むときの湯流れ性が悪くなるといった問題がある。
また、弁体収容部64を横倒しにして、胴部62の軸心と弁体収容部64の軸心とを水平にして鋳造する場合では、湯面がリブ67の幅(厚さ)方向に通過するとき、湯面の面積が急激に変化するため、湯流れ性が損なわれることがあった。
本発明は、弁箱のリブの応力を十分に分散することができ、また、弁箱を鋳造する際、溶湯が胴部からリブに流れ込むときの湯流れ性が向上する弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本第1発明は、流体出入口部に受口を有し、
接続相手の配管に形成された挿口を受口の内部に挿入し、
内部に流体が流れる流路を有する円筒状の胴部と、弁体を収容する弁体収容部とが逆T形状に交差して形成された弁箱を有する弁であって、
胴部の両端部に流体出入口が形成され、
胴部の外周面と弁体収容部の外面とが交差するコーナー部にリブが設けられ、
リブは第1のリブ体と第2のリブ体とを有し、
第1のリブ体は弁棒の軸心方向から胴部の軸心方向に沿って延び、
第2のリブ体は、胴部の外周面上で第1のリブ体の両側にわたって設けられて、胴部の軸心方向に沿って延び、
胴部の周方向における第2のリブ体の幅が第1のリブ体の幅よりも広いものである。
これによると、リブは弁棒の軸心方向から胴部の軸心方向に沿って延びる第1のリブ体と胴部の外周面上で第1のリブ体の両側にわたり設けられて胴部の軸心方向に沿って延びる第2のリブ体とを有し、第2のリブ体の幅が第1のリブ体の幅よりも広いため、リブに生じる応力は第2のリブ体によって十分に分散される。また、弁箱を鋳造する際、胴部からリブに至る肉厚の変動量が低減され、このため、溶湯が胴部からリブに流れ込むときの湯流れ性が向上する。
また、本第2発明における弁は、受口に、胴部の外周面から径方向外側へ突出する第1および第2の段部が形成され、
第2の段部は第1の段部よりも奥側に配置され、
胴部の外周面から第1の段部の外周面までの径方向の高さは胴部の外周面から第2の段部の外周面までの径方向の高さよりも高く形成され、
第1のリブ体は弁体収容部から第1の段部につながって設けられ、
第2のリブ体は、弁体収容部から第2の段部につながって、胴部の外周面に設けられているものである。
これによると、弁箱を鋳造する際、溶湯が胴部の第1および第2の段部からリブに流れ込むときの湯流れ性が向上する。
また、本第3発明における弁は、第1のリブ体が第1の段部につながる端部において、胴部の外周面から第1のリブ体の端部までの径方向の高さが胴部の外周面から第1の段部の外周面までの径方向の高さ以下であるものである。
これによると、第1のリブ体の端部の高さと第1の段部の高さとの変動(差)が少ないため、胴部の軸心方向の応力集中が緩和される。
また、本第4発明における弁は、第2のリブ体が第2の段部につながる端部において、胴部の外周面から第2のリブ体の端部までの径方向の高さが胴部の外周面から第2の段部の外周面までの径方向の高さとほぼ同じ高さであるものである。
これによると、第2のリブ体の端部の高さと第2の段部の高さとの変動(差)が少ないため、胴部の軸心方向の応力集中が緩和される。
また、本第5発明における弁は、受口内面にロックリング収納溝が形成され、
ロックリング収納溝に嵌められたロックリングに、挿口外面の挿口突部が受口奥側から係合するように構成され、
ロックリング収納溝よりも奥側に、挿入された挿口突部を収納する挿口突部収納部が形成され、
第1の段部は内部にロックリング収納溝を有する段部であり、
第2の段部は内部に挿口突部収納部を有する段部であるものである。
これによると、耐震用の弁に対しても、リブに発生する応力の低減および湯流れ性の向上が図れる。
また、本第6発明における弁は、第1のリブ体と第2のリブ体との間に1つ以上の別のリブ体が設けられ、
胴部の周方向における別のリブ体の幅は、第1のリブ体の幅よりも広いとともに、第2のリブ体の幅よりも狭く、且つ上段ほど狭いものである。
これによると、第1および第2のリブ体と別のリブ体とで三段以上のリブ体が形成されるため、さらに、リブに発生する応力の低減および湯流れ性の向上が図れる。
以上のように本発明によると、第2のリブ体の幅が第1のリブ体の幅よりも広いため、リブに生じる応力は第2のリブ体によって十分に分散される。また、弁箱を鋳造する際、胴部からリブに至る肉厚の変動量が抑制され、このため、溶湯が胴部からリブに流れ込むときの湯流れ性が向上する。
本発明の第1の実施の形態における仕切弁の図である。 同、仕切弁の弁箱の斜視図である。 同、仕切弁の弁箱の一部を縦断面で表示した側面図である。 同、仕切弁の弁箱の一部を横断面で表示した平面図である。 同、仕切弁の弁箱の第1および第2のリブ体の端部と第1および第2の段部との拡大断面図である。 同、仕切弁の弁箱の一部切欠き正面図である。 本発明の第2の実施の形態における仕切弁の弁箱の一部を縦断面で表示した側面図である。 本発明の第3の実施の形態における仕切弁の弁箱の一部切欠き正面図である。 本発明の第4の実施の形態における仕切弁の弁箱の一部切欠き正面図である。 従来の仕切弁の図であり、(a)は側面図、(b)は(a)におけるX−X矢視図を示す。
以下、本発明における第1の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1に示すように、10は鋳造製の弁箱11を有する耐震用仕切弁(弁の一例)である。図2〜図4に示すように、弁箱11は、内部に流体が流れる流路12を有する円筒状の胴部13と、弁体14を収容する四角箱状の弁体収容部15とが逆T形状に交差して形成されている。
弁体収容部15には、弁体14を移動させて流路12を開閉する回転自在な弁棒16が挿入されている。また、弁体収容部15は、弁棒16の軸心17の方向における一端に、開口部38とフランジ部39とを有している。
胴部13の両端部には、流体出入口18を有する受口19が形成されている。また、接続相手である配管21の先端部には挿口22が設けられ、挿口22を受口19に挿入することにより、弁箱11と配管21とが接続される。
受口19の内周面には、ロックリング収納溝24と挿口突部収納部25とテーパー面26とが形成されている。ロックリング収納溝24には、リング状の芯出し用ゴム27とロックリング28とが嵌め込まれている。挿口突部収納部25はロックリング収納溝24よりも受口19の奥側に位置している。テーパー面26は、ロックリング収納溝24よりも流体出入口18側に位置しており、流体出入口18側に向かって拡径している。
挿口22の先端部外周面には、径方向外向きに突出した挿口突部30が形成されている。尚、受口19に挿入された挿口突部30は挿口突部収納部25に収納される。
受口19は、流体出入口18の外周部に、フランジ31を有している。挿入された挿口22の外周面と受口19の内周面との間にはゴム輪32が挿入されている。ゴム輪32は、ロックリング28よりも流体出入口18側に配置され、押輪33によって受口19の奥側へ向かって押圧されている。押輪33は複数のボルト・ナット34によってフランジ31に連結され、押輪33に挿口22が挿通されている。
受口19には、胴部13の外周面13aから径方向外側へ突出する第1および第2の段部36,37が形成されている。第1の段部36は内部にロックリング収納溝24を有している。また、第2の段部37は、内部に挿口突部収納部25を有しており、第1の段部36よりも奥側に配置されている。図5に示すように、胴部13の外周面13aから第1の段部36の外周面までの径方向の高さH1は胴部13の外周面13aから第2の段部37の外周面までの径方向の高さH2よりも高く形成されている。
尚、上記受口19と挿口22とからなる継手構造は、耐震継手の一例であるNS形継手(日本水道協会規格JWWA G113・114)に準拠するものである。
図2に示すように、胴部13の外周面13aと弁体収容部15の流路12方向(流れ方向)において対向する外面とが交差するコーナー部には、リブ40が設けられている。リブ40は第1のリブ体41と第2のリブ体42とを有している。第1のリブ体41は弁棒16の軸心17の方向から胴部13の軸心23の方向に沿って延びている。また、第2のリブ体42は、胴部13の外周面13a上で第1のリブ体41の両側にわたって設けられ、胴部13の軸心23の方向に沿って延びている。
第1のリブ体41は、胴部13の軸心23の方向において、弁体収容部15の外面から第1の段部36につながって形成され、また、弁棒16の軸心17方向において、フランジ部39から胴部13にわたってつながって形成されている。
第2のリブ体42は、胴部13の外周面13aに形成されており、胴部13の軸心23の方向において、弁体収容部15の外面から第2の段部37につながっている。尚、図6に示すように、胴部13の周方向における第2のリブ体42の幅W2は第1のリブ体41の幅W1よりも広く形成されている。
また、図5に示すように、第1のリブ体41は第1の段部36につながる端部41aを有しており、胴部13の外周面13aから第1のリブ体41の端部41aまでの径方向の高さH3が上記外周面13aから第1の段部36までの高さH1よりも僅かに低く形成されている。尚、第1のリブ体41の他端41bには所定半径のアール部44が形成されている。
また、第2のリブ体42は第2の段部37につながる端部42aを有しており、胴部13の外周面13aから第2のリブ体42の端部42aまでの径方向の高さH4が上記外周面13aから第2の段部37までの高さH2と同じ高さに形成されている。
また、図2に示すように、弁体収容部15の外周面には横リブ部材45が設けられている。
以下、上記構成における作用を説明する。
図1に示すように、ロックリング収納溝24に芯出し用ゴム27とロックリング28とを嵌め、弁箱11の受口19に配管21の挿口22を挿入して、ゴム輪32と押輪33とボルト・ナット34とを取付けることにより、仕切弁10が配管21に接続される。例えば地震発生時、脱抜方向Aにおいて挿口突部30が受口19の奥側からロックリング28に係合することで、挿口22が受口19から抜け出すのを防止することができる。
また、図2,図6に示すように、リブ40は弁棒16の軸心17方向から胴部13の軸心23方向に沿って延びる第1のリブ体41と胴部13の外周面13a上で第1のリブ体41の両側にわたり設けられて胴部13の軸心23方向に沿って延びる第2のリブ体42とを有し、第2のリブ体42の幅W2が第1のリブ体41の幅W1よりも広いため、リブ40に生じる応力は第2のリブ体42によって十分に分散される。
また、弁箱11を鋳造する際、弁体収容部15を上向きにした逆T形に鋳型を配置して、溶湯を鋳込む。このとき、第1のリブ体41と胴部13とが連結する隅肉部に第2のリブ体42が形成されているため、胴部13から第1のリブ体41に至る肉厚の変動量が低減され、これにより、溶湯が胴部13から第1のリブ体41に流れ込むときの湯流れ性が向上する。
また、図5に示すように、第1のリブ体41の端部41aが第1の段部36に一体につながっているため、第1の段部36の内部に位置するロックリング収納溝24が変形するのを防止することができる。また、鋳造時、溶湯が第1の段部36から第1のリブ体41に流れ込むときの湯流れ性が向上する。
また、第1のリブ体41の端部41aの高さH3と第1の段部36の高さH1との変動(差)が少ないため、胴部13の軸心方向の応力集中が緩和される。
また、第2のリブ体42の端部42aが第2の段部37に一体につながっているため、第2の段部37の内部に位置する挿口突部収納部25が変形するのを防止することができる。また、鋳造時、溶湯が第2の段部37から第2のリブ体42に流れ込むときの湯流れ性が向上する。
また、第2のリブ体42の端部42aの高さH4と第2の段部37の高さH2との変動(差)が少ないため、胴部13の軸心方向の応力集中が緩和される。
また、第2の実施の形態として、図7に示すように、弁体収容部15と第2のリブ体42とが交差する隅肉部分に円弧状のアール部47を形成してもよい。
これによると、上記隅肉部分の応力を低減することができる。
また、第3の実施の形態として、図8に示すように、第2のリブ体42は、胴部13の周方向における端部ほど、厚さが次第に薄くなるようになだらかに傾斜している。
これによると、胴部13の周方向の肉厚変動が低減され、さらに湯流れ性が向上する。
上記第1の実施の形態では、図6に示すように、第1および第2のリブ体41,42からなるリブ40を弁箱11に設けたが、第4の実施の形態として、図9に示すように、第1〜第3のリブ体41,42,50からなるリブ40を弁箱11に設けてもよい。この場合、第3のリブ体50は、別のリブ体の一例であり、第1のリブ体41と第2のリブ体42との間に形成されている。胴部13の周方向における第3のリブ体50の幅W3は、第1のリブ体41の幅W1よりも広く、且つ、第2のリブ体42の幅W2よりも狭く形成されている。
これによると、リブ40に発生する応力がさらに低減され、また、溶湯が胴部13からリブ40に流れ込むときの湯流れ性がさらに向上する。
尚、上記第4の実施の形態では、別のリブ体の一例として第3のリブ体50を形成したが、このように別のリブ体を単数形成してもよいし、或いは複数形成してもよい。別のリブ体を複数形成する場合は、このうちの上段のリブ体(第1のリブ体41に近い側の別のリブ体)の幅が下段のリブ体(第2のリブ体42に近い側の別のリブ体)の幅よりも狭く形成される。
上記各実施の形態では、弁体収容部15を上向きにした逆T形に鋳型を配置して弁箱11を鋳造したが、別の実施の形態として、弁体収容部15を横倒しにして、胴部13の軸心23と弁体収容部15の軸心(すなわち弁棒16の軸心17)とを水平方向にした姿勢で鋳造してもよい。この場合、湯面が第1のリブ体41の幅(厚さ)方向に通過するとき、第2のリブ体42が存在するため、先ず、第2のリブ体42で湯面の面積が一度増加し、次いで、第1のリブ体41で湯面の面積が増加する。これにより、湯面の面積の変化が緩和されることになり、湯流れ性が向上する。
さらに別の実施の形態として、弁体収容部15を下向きにして、弁箱11をT形状で鋳造してもよい。この場合、第1のリブ体41の端部41aは、第1の段部36から切り離されているのではなく、第1の段部36につながっているため、湯面が第1のリブ体41から第1の段部36にさしかかるときに、湯面の面積の変化が緩和され、湯流れ性が向上する。
或いは、胴部13の軸心23を鉛直方向にして弁箱11を鋳造してもよく、この場合には、同様に、第1のリブ体41の端部41aが第1の段部36につながっているため、湯面が第1の段部36から第1のリブ体41にさしかかるとき(又は第1のリブ体41から第1の段部36にさしかかるとき)に、湯面の面積の変化が緩和され、湯流れ性が向上する。
上記各実施の形態では、図5に示すように、胴部13の外周面13aから第1のリブ体41の端部41aまでの径方向の高さH3を上記外周面13aから第1の段部36までの高さH1よりも僅かに低くしているが、上記高さH3を上記高さH1と同じ高さにしてもよい。
上記各実施の形態では、図5に示すように、胴部13の外周面13aから第2のリブ体42の端部42aまでの径方向の高さH4を上記外周面13aから第2の段部37までの高さH2と同じ高さにしているが、上記高さH4を上記高さH2よりも僅かに高くしてもよい。
上記各実施の形態では、図1に示すように、弁の一例として仕切弁10を挙げたが、仕切弁10以外の他の形式の弁であってもよい。
10 仕切弁(弁)
11 弁箱
12 流路
13 胴部
13a 胴部の外周面
14 弁体
15 弁体収容部
16 弁棒
17 弁棒の軸心
18 流体出入口
19 受口
21 配管
22 挿口
23 胴部の軸心
24 ロックリング収納溝
25 挿口突部収納部
28 ロックリング
30 挿口突部
36 第1の段部
37 第2の段部
40 リブ
41 第1のリブ体
41a 第1のリブ体の端部
42 第2のリブ体
42a 第2のリブ体の端部
50 第3のリブ体(別のリブ体)
H1 胴部の外周面から第1の段部の外周面までの径方向の高さ
H2 胴部の外周面から第2の段部の外周面までの径方向の高さ
H3 胴部の外周面から第1のリブ体の端部までの径方向の高さ
H4 胴部の外周面から第2のリブ体の端部までの径方向の高さ
W1 第1のリブ体の幅
W2 第2のリブ体の幅
W3 第3のリブ体の幅

Claims (6)

  1. 流体出入口部に受口を有し、
    接続相手の配管に形成された挿口を受口の内部に挿入し、
    内部に流体が流れる流路を有する円筒状の胴部と、弁体を収容する弁体収容部とが逆T形状に交差して形成された弁箱を有する弁であって、
    胴部の両端部に流体出入口が形成され、
    胴部の外周面と弁体収容部の外面とが交差するコーナー部にリブが設けられ、
    リブは第1のリブ体と第2のリブ体とを有し、
    第1のリブ体は弁棒の軸心方向から胴部の軸心方向に沿って延び、
    第2のリブ体は、胴部の外周面上で第1のリブ体の両側にわたって設けられて、胴部の軸心方向に沿って延び、
    胴部の周方向における第2のリブ体の幅が第1のリブ体の幅よりも広いことを特徴とする弁。
  2. 受口に、胴部の外周面から径方向外側へ突出する第1および第2の段部が形成され、
    第2の段部は第1の段部よりも奥側に配置され、
    胴部の外周面から第1の段部の外周面までの径方向の高さは胴部の外周面から第2の段部の外周面までの径方向の高さよりも高く形成され、
    第1のリブ体は弁体収容部から第1の段部につながって設けられ、
    第2のリブ体は、弁体収容部から第2の段部につながって、胴部の外周面に設けられていることを特徴とする請求項1記載の弁。
  3. 第1のリブ体が第1の段部につながる端部において、胴部の外周面から第1のリブ体の端部までの径方向の高さが胴部の外周面から第1の段部の外周面までの径方向の高さ以下であることを特徴とする請求項2記載の弁。
  4. 第2のリブ体が第2の段部につながる端部において、胴部の外周面から第2のリブ体の端部までの径方向の高さが胴部の外周面から第2の段部の外周面までの径方向の高さとほぼ同じ高さであることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の弁。
  5. 受口内面にロックリング収納溝が形成され、
    ロックリング収納溝に嵌められたロックリングに、挿口外面の挿口突部が受口奥側から係合するように構成され、
    ロックリング収納溝よりも奥側に、挿入された挿口突部を収納する挿口突部収納部が形成され、
    第1の段部は内部にロックリング収納溝を有する段部であり、
    第2の段部は内部に挿口突部収納部を有する段部であることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の弁。
  6. 第1のリブ体と第2のリブ体との間に1つ以上の別のリブ体が設けられ、
    胴部の周方向における別のリブ体の幅は、第1のリブ体の幅よりも広いとともに、第2のリブ体の幅よりも狭く、且つ上段ほど狭いことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の弁。
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