JP2010166482A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷装置において、省電力化をより進めることのできる技術を提供する。
【解決手段】表示パネルにコピーについての操作画面が表示されていても、原稿がセットされていなければ、印刷部を休止状態に保ち(ステップS201でNoかつステップS218でYes)、コピーについての操作画面が表示され、かつ原稿がセットされていれば、(ステップS203でYes)、印刷部を起動する。
【選択図】図9

Description

本発明は、印刷部を休止状態と待機状態とで切り替えることのできる印刷装置に関する。
従来、節電のために、電源が投入されても部材の一部を電力が供給されない状態とするようになっているプリンタ等の装置が提案されている。このような状態は、休止状態、スリープ状態、省エネルギーモード等と称される。
例えば特許文献1には、操作パネル電源、スキャナ電源、プロッタ電源がそれぞれ別個に設けられた画像形成装置が記載されている。この画像形成装置では、操作パネルにハードキーとして、コピーボタン、ドキュメントボックスボタン、スキャナボタン等が設けられている。そして、コピーボタンが押下されたときにはスキャナ電源及びプロッタ電源がONとされ、スキャナボタンが押下されると、スキャナ電源ON、プロッタ電源OFFとされる。
特開2004−222234号公報(段落[0041]〜[0043]、[0115]〜[0121]等)
上述したように、従来の技術では、コピーボタンが押下された時点でプロッタ電源がONとされる。しかしながら、実際にコピーが実行されるのは、コピーボタンが押下された直後ではなく、時間が経った後である場合がある。つまり、プロッタ電源がONとされてから、コピー実行までの間は電力を無駄に消費していることになる。
そこで、本発明は、各機能に対応するデバイスを、その機能を使う直前に復帰させることで、省電力化をより進めることのできる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の印刷装置は、原稿を検知する原稿検知部と、上記原稿上の画像を読み取る画像読取部と、画像データを用紙上に印刷する印刷部と、画面を表示する表示部と、上記印刷部を休止状態と待機状態とで切り替える第1切替部と、上記印刷部が休止状態にあるとき、上記表示部が複写についての操作画面を表示しており、かつ上記原稿検知部が上記原稿を検知するまで、上記印刷部を休止状態に保つ第1休止維持部と、上記印刷部が休止状態にあるとき、上記表示部が複写についての操作画面を表示し、かつ上記原稿検知部が上記原稿を検知すると、上記印刷部を待機状態に移行させる第1復帰部と、を備える。
この印刷装置によると、第1休止維持部及び第1復帰部によって、従来の技術よりも、複写が実行されるタイミングにより近い時点で、印刷部を待機状態に移行させることができる。よって省電力化をより進めることができる。
請求項2に記載するように、請求項1の印刷装置は、画像データを記憶するデータ記憶部と、ユーザの指示を受け付ける受付部と、上記印刷部が休止状態にあるとき、上記受付部が上記データ記憶部内の上記画像データを印刷するデータ印刷の実行指示を受け付けるまで、上記印刷部を休止状態に保つ第2休止維持部と、上記印刷部が休止状態にあるとき、上記受付部が上記データ印刷の実行指示を受け付けると、上記印刷部を待機状態に移行させる第2復帰部と、をさらに備えてもよい。
請求項3に記載するように、請求項1又は2の印刷装置は、上記画像読取部を休止状態と待機状態とで切り替える第2切替部と、上記画像読取部が休止状態にあるとき、上記表示部が上記画像読取部を用いる動作についての操作画面を表示するまで、上記画像読取部を休止状態に保つ第3休止部維持部と、上記画像読取部が休止状態にあるとき、上記表示部が上記画像読取部を用いる動作についての操作画面を表示すると、上記画像読取部を待機状態に以降させる第3復帰部と、を備えてもよい。
本発明の印刷装置は、第1休止維持部及び第1復帰部によって、従来の技術よりも、複写が実行されるタイミングにより近い時点で、印刷部を待機状態に移行させることができ、それまでは休止状態を保つことができる。よって省電力化をより進めることができる。
本発明の第1実施形態の複合機Aの概要を示すブロック図である。 複合機Aの操作パネル11の概要を示す平面図である。 表示パネル111aに表示される画面P1を示す図面である。 表示パネル111aに表示される画面P2を示す図面である。 表示パネル111aに表示される画面P3を示す図面である。 表示パネル111aに表示される画面P4を示す図面である。 表示パネル111aに表示される画面P5を示す図面である。 複合機Aにおける表示パネル111a及びスキャナ13の電源制御の流れを示すフローチャートである。 複合機Aにおける印刷部14の電源制御の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明は以下の説明により何ら限定的に解釈されるものではない。
〔1〕第1実施形態
(1-1)複合機A
複合機Aの構成の概要について、図1のブロック図を参照して説明する。
図1に示すように、複合機Aは、通信部10、操作パネル11、原稿センサ12、スキャナ13、印刷部14、表示電源部151、スキャナ電源部152、印刷電源部153、記憶装置19、制御装置20等を備える。複合機A内のこれらの部材は、バス等によって通信可能に接続される。
通信部10は、図示しない通信回線を介して、外部装置との間でデータのやり取りを行う。通信部10は例えば、ファクシミリの送受信を行うようになっていてもよいし、データファイルの送受信を行うようになっていてもよい。
操作パネル11について、図1及び図2を参照して説明する。図2は、操作パネル11の概要を示す平面図である。図1及び図2に示すように、タッチパネル111及びハードキー群112を備える。タッチパネル111は、表示パネル111a及びタッチセンサ111b等を備える。表示パネル111aは、画面を表示する表示部の一例であり、図示しない液晶パネル及びバックライト等を備える。表示パネル111aには、制御装置20の制御の下、種々の画面が表示される。これらの画面については後述する。ハードキー群112は、図2に示すように、ハードキー群112は、機能キー113、スタートキー114、テンキー115、主電源ボタン116等を備える。ハードキー群112には、リセットキー、ストップ/クリアキー等をさらに備える。機能キー113には、コピーキー113a、送信キー113b、ボックスキー113cが含まれる。
図1に示す原稿センサ12としては、光学センサ及び接触センサ等、原稿を検知するセンサが採用される。原稿センサ12としては、図示しないプラテンガラス上の原稿を検知するセンサ、図示しない自動原稿搬送装置の原稿載置トレイ上の原稿を検知するセンサ等が含まれる。原稿センサ12は原稿を検知する原稿検知部の一例である。
スキャナ13は、原稿上の画像を読み取る画像読取部の一例である。スキャナ13は、図示しないプラテンガラス上に載置された原稿及び自動原稿搬送装置によって搬送される原稿上の画像を読み取って、画像データを取得するようになっている。具体的には、スキャナ13は、原稿を照明する光源、受けた光を電気信号に変換する読取素子、並びに、光源からの光を原稿へ導き、原稿からの反射光を読取素子へ導くミラー及びレンズ等の光学部材等を備える。
印刷部14は、用紙上に画像を印刷するようになっている。具体的には、印刷部14は、画像データに基づいて現像剤によって画像を現像する現像部と、現像された画像を用紙上に転写する転写部と、転写後の用紙上に画像を定着させる定着部と、図示しない用紙収容部から転写部及び定着部を経て、図示しない排紙トレイ上まで用紙を搬送する搬送部等を備える。
表示電源部151、スキャナ電源部152、及び印刷電源部153は、それぞれが、表示パネル111a、スキャナ13、及び印刷部14へ電力を供給する電源と、各電源を駆動する電源駆動部と、を備える。つまり、表示電源部151は、図示しない主電源がONになっている間に、表示パネル111aへの電力供給のON/OFFを切り替えることで、表示パネル111aを、バックライトが消灯した休止状態と、点灯した待機状態とで切り替えることができる。スキャナ電源部152及び印刷電源部153も同様に、それぞれスキャナ13及び印刷部14を、休止状態と待機状態とで切り替えることができる。すなわち、印刷電源部153は第1切替部の、スキャナ電源部152は第2切替部の一例である。
記憶装置19はデータ記憶部の一例であり、記憶装置19としては、HDD(Hard Disk Drive)等の書き換え可能な記憶装置が採用される。図1に示すように、記憶装置19は、ボックス領域191を備える。ボックス領域191は、複数のドキュメントボックス(単に「ボックス」と称することがある)を備える。各ボックスは、所謂フォルダと同様に、複数のデータファイルを保存できるようになっている。ボックスに保存されるデータとしては、画像データが含まれる。画像データには、文字、記号、図、絵等が含まれ得る。
制御装置20は、複合機A内の各部の動作を制御するようになっている。具体的には、制御装置20は、CPU(Central Processing Unit)16、ROM(Read Only Memory)17、及びRAM(Random Access Memory)18等を備える。CPU16は、ROM17内のプログラムを読み出して実行することで、制御装置20の各種制御機能を実現する。
(1-2)表示画面
表示パネル111aは、制御装置20の制御の下、種々の画面を表示するようになっている。主電源の投入時に最初に表示される画面は予め設定されており、また、機能キー113が押下されると、押下されたキーに対応する機能についての操作画面が表示される。これらの画面の例を図3〜図7に挙げる。
コピー機能の操作画面としては、図3に示すように、まず、用紙サイズ、濃度、両面/片面、拡大/縮小等の各種条件設定を受け付けるキーを含む画面P1が表示される。また、この画面P1上のキーを押下することで表示される下位の操作画面も、コピー機能の操作画面に含まれる。
送信機能の操作画面としては、図4に示すように、まず、宛先の入力を受け付ける欄C21を含む画面P2が表示される。この画面P2には、詳細設定キーK21が設けられ、この詳細設定キーK21が押下されると、表示は、この画面送信の形式(データ送信であればファイル形式等)等を設定する詳細設定画面に切り替えられる。このような詳細設定画面も、画面P2と同様に、送信機能の操作画面に含まれる。
ボックスの操作画面としては、図5に示すように、各ボックスを表すソフトキーa1〜a4等を含む画面P3が表示される、ユーザは、このソフトキーを押下することで、ボックスを指定することができる。画面P3内には、新規ボックスの作成指示を受け付けるソフトキーがさらに含まれていてもよい。ボックスが指定されると、表示は画面P3から図6に示す画面P4に切り替えられる。画面P4は、ファイル表示欄C41、スキャン移行キーK41、印刷移行キーK42を含む。ファイル表示欄C41は、選択されたボックス内のファイルの名称を表示する。ユーザは表示されたファイル名を押下することで、印刷対象を指定することができる(図7の画面P5)。スキャン移行キーK41が押下されると、表示はスキャン条件(集約、両面/片面等)の設定画面(図示せず)に切り替えられる。また、印刷キーK42が押下されると、表示は印刷条件(濃度、集約、両面/片面等)の設定画面(図示せず)に切り替えられる。画面P3〜P5、並びにこれらの画面のソフトキーを押下することで表示されるスキャンや印刷の設定画面も、ボックスの操作画面に含まれる。
表示画面としては他に、図示しないシステムメニュー画面が挙げられる。システムメニュー画面は、パスワードの設定、主電源投入時に最初に表示される画面の選択等、スキャンやコピー等のジョブに関わらない設定を受け付ける画面である。
(1-3)電源制御
(1-3-a)待機状態から休止状態への移行
まず、待機状態から復帰状態への移行について簡単に説明する。制御装置20は、操作パネル11がユーザからの何の操作も受けないまま所定時間が経過すると、表示電源部151を制御して、表示パネル111aへの電力供給をOFFとし、表示パネル111aをバックライトが消灯した休止状態とする。また、制御装置20は、スキャナ13が稼動しないまま所定時間が経過すると、スキャナ電源部152を制御して、スキャナ13への電力供給をOFFとし、スキャナ13を休止状態とする。また、制御装置20は、印刷部14が稼動しないまま所定時間が経過すると、印刷電源部153を制御して、印刷部14への電力供給をOFFとし、印刷部14を休止状態とする。
(1-3-b)表示パネル11及びスキャナ13の電源制御
図8を参照して、スキャナ13及び表示パネル11の電源制御について説明する。図8は電源制御の流れを示すフローチャートである。
図8に示すように、主電源ボタン116が押下されると、図示しない主電源から電力供給が開始される(S101でYes)。
制御装置20は、電源投入時の表示画面として設定されている画面が、上述したコピー、送信、又はボックスのいずれかの機能の操作画面であれば、スキャナ電源部152を制御することで、スキャナ13を起動して待機状態とする(ステップS102→S103)。制御装置20は、さらに表示電源部151を制御して、バックライトを点灯させることで、表示パネル111aを起動する(ステップS104)。
一方、最初に表示される画面がシステムメニュー画面である場合には、スキャナ13を起動することなく、表示パネル111aを起動する(ステップS102→S104)。
表示パネル111a起動後、操作パネル11を介したユーザの操作に応じて、表示画面は適宜切り替えられる。そして、表示画面の切替に応じてスキャナ電源部152が制御される。すなわち、スキャナ13が休止状態にあるときに、ユーザから、主電源切断以外の操作を受けて、その操作に応じて上述したコピー、送信、又はボックスのいずれかの機能の操作画面が表示されるとき、制御装置20は、スキャナ13を待機状態に立ち上げる(ステップS105でYes→S102→S103)。このとき表示パネル111aが休止状態であれば、表示パネル111aも起動される(ステップS105でYes→→S104)。
主電源ボタン116が押下されると、制御装置20は主電源からの電力供給を切断し、一連の動作は完了する(ステップS105でNo→S106でYes)。
(1-3-c)印刷部14の電源制御
次に、印刷部14の電源制御について、図9を参照して説明する。図9の動作は、上述の図8のステップS104で表示パネル111aが起動された後に開始される。
図9に示すように、主電源投入後、図示しない原稿載置トレイ又はプラテンガラス上に原稿がセットされたことを、原稿センサ12が検知しても(ステップS201でYes)、表示画面がシステムメニュー画面であれば(ステップS202でYes)、印刷部14は起動されずに、制御装置20は、ユーザによる入力に基づいて種々の設定を行う。
原稿がセットされている状態であって、かつ表示画面がコピーの操作画面であれば(ステップS203でYes)、制御装置20は、コピー準備状態が整ったものと判断する。そして、制御装置20は、印刷電源部153を制御して電力供給を開始することで、印刷部14を起動する(ステップS204)。このとき、表示画面がコピーの操作画面なので、図8を参照して述べたように、スキャナ13もスキャン可能な待機状態になっている。ここで、さらにスタートキー114が押下されると(ステップS205でYes)、制御装置20の制御の下、スキャナ13により原稿がスキャンされ(ステップS206)、得られた画像データに基づいて、印刷が行われる(ステップS207)。
原稿がセットされている状態で、かつ表示画面が送信についての操作画面である場合では(ステップS208)、図8を参照して述べたように、スキャナ13は待機状態になっている。そのため、スタートキー114が押下されると(ステップS209でYes)、制御装置20の制御の下、スキャナ13による原稿のスキャンが実行され(ステップS210)、得られた画像データは通信部10により外部装置に送信される(ステップS211)。このとき、印刷部14は起動されず、休止状態のまま保たれる。
原稿がセットされている状態で、かつ表示画面がボックスについての操作画面であれば(ステップS203及びS208でNo)、画面P3でボックスが指定されると共に、そのボックス内のファイルが指定されることなく(ステップS213でNo)、スタートキー114が押下されることで(ステップS214でYes)、制御装置20の制御の下、スキャナ13による原稿のスキャンが実行される(ステップS215)。得られた画像データは、指定されたボックスに保存される(ステップS216)。このとき、印刷部14は起動されず、休止状態のまま保たれる。ボックス内のファイルが指定されると、後述のステップS220に移行する。
一方、原稿がセットされていない状態では、表示画面がシステムメニュー、コピー、送信についての操作画面であれば、印刷部14は起動されない(ステップS217又はS218でYes)。そして、原稿がセットされていない状態で、ボックスについての操作画面において、印刷対象となるデータファイルが指定され(図7の画面P5、図9のステップS219でYes)、さらにスタートキー114が押下されると(ステップS220でYes)、制御装置20は印刷電源部153を制御して、印刷部14を起動させる(ステップS221)。そして、印刷部14により、指定されたデータファイルの印刷が実行される(ステップS222)。
表示画面、原稿の有無、及び操作状況に応じた各部の起動状態をまとめると、次表の通りとなる。
Figure 2010166482
すなわち、制御装置20は、表示画面がコピーについての操作画面であるとき、原稿がセットされていなければ、スキャナ13のみを起動して、印刷部14を休止状態に維持し、原稿がセットされれば印刷部14も起動する。
また、制御装置20は、表示画面が送信についての操作画面であるときは、原稿の有る無しにかかわらず、スキャナ13を起動し、印刷部14を休止状態に維持する。
また、制御装置20は、表示画面がボックスについての操作画面であるとき、印刷対象が指定された上でスタートキー114が押下されるまでは、スキャナ13のみを起動して印刷部14を休止状態に維持し、印刷対象が指定された上でスタートキー114が押下されたことをトリガーとして、印刷部14をさらに起動させる。
以上、主電源が投入されたときの各部の起動について説明したが、一定期間に渡って複合機Aの各部が稼動しないことにより休止状態に移行した後の待機状態への起動についても、同様の処理が行われる。すなわち、主電源が投入されたとき、表示パネル111aが起動した後も、スキャナ13や印刷部14は、それぞれ別個に休止状態に保たれ、かつ別個に起動される。そして、各部が一旦起動した後に再び休止状態に移行した場合も、各部はそれぞれ別個に起動される。その結果、高い省エネルギー効果が得られる。
さらに、本実施形態によれば、印刷部14の起動のタイミングが、機能キー113の単なる押下があったときではなく、原稿のセット、又は印刷対象の指定及びスタートキー114の押下があったときに設定されている。このことにより、印刷部14の起動のタイミングは、印刷部14が実際に起動するタイミングにより近く設定されている。よって、省エネルギー効果がより高められる。
なお、原稿が一旦検知されても(ステップS201でYes)、表示画面がコピーの操作画面に遷移することなく、原稿が取り去られた場合には、ステップS201の判断はNoになるので、ボックスからのデータ印刷指示がなされる場合を除いて、印刷部14は起動されない。
また、上述したように、制御装置20は、原稿の検知とコピーの操作画面の表示の両方の条件が満たされた場合、つまりコピー準備状態が整った場合に印刷部14を起動するが、その後に原稿が取り去られた場合には、一定時間が経過するまでは印刷部14の起動状態を維持し、一定時間経過後に印刷部14を休止状態に移行させるようになっている。つまり、制御装置20は、コピー準備状態が一旦整った後は、原稿セットの条件を満たさなくなっても、一定時間はコピー準備状態が継続しているものとして動作するようになっている。
原稿を一旦セットした後に、ユーザが原稿の向き又は順序の変更を希望することがある。複合機Aは、コピー準備状態が継続しているものとして制御装置20が動作することで、ユーザが所望の向き又は順序で原稿を再セットした場合に、起動状態が維持されているので、複写物をすばやく提供することができる。
上記「一定時間」は、複合機Aの使用状況等に合わせて適宜設定可能であり、具体的な値に限定されるものではない。例えば、この一定時間は、上記(1-3-a)で述べた印刷部14の休止状態への移行における「所定時間」と同一であってもよい。
以上の説明から明らかなように、制御装置20は、第1〜第3休止維持部、並びに第1〜第3復帰部として機能する。
なお、複合機Aがプリンタとして機能するときは、PC等の外部装置からプリントジョブの依頼を受けたときに、印刷部14が復帰する。
〔3〕他の実施形態
(3-1)印刷電源部153
印刷電源部153は、休止時に、印刷部14への電力供給を完全に停止するだけでなく、定着部のヒートローラの温度が定着に充分な程度まで上がらないように供給量を低減することで印刷部14をスリープ状態とするようになっていてもよい。この場合、印刷部14を起動させるときには、印刷電源部153は、ヒートローラの温度を定着に充分な温度まで上げることで待機状態とするようになっていればよい。
(3-2)指示の受付
操作パネル11は、ユーザの指示を受け付ける受付部の一例であり、その中でも、スタートキー114は、ユーザから、印刷やスキャンの実行の最終指示を受け付けるようになっている。
ただし、表示パネル111a上のソフトキーが、印刷やスキャンの実行の指示を受けるようになっていてもよく、このようにソフトキーを介した指示の受付が、印刷部14等の起動のトリガーとなっていてもよい。
(3-3)印刷の実行指示の受付
第1実施形態では、制御装置20は第2休止維持部の一例として、ボックス内のデータの印刷の実行指示をスタートキー114により受け付けるまで、印刷部を休止状態に保つようになっており、スタートキー114が押下されるまで、第2復帰部の一例としての印刷部の起動を行わないようになっている。
ただし、第2復帰部の動作のトリガーは、スタートキー114の押下のような最終指示に限定されるものではなく、その前段階の操作、例えば印刷条件の設定の入力等であってもよい。
(3-4)画像読取部を用いる動作
第1実施形態では、コピー、送信、ボックスの3つの機能の全てを、スキャナ(画像読取部)13を用いる機能としてあげている。すなわち、制御装置20は、この3つの機能のいずれかについての操作画面が表示されれば、スキャナ13を起動させるようになっている。
ただし、これ以外にも、この3つの機能のうちの1つ又は2つの機能の操作画面のみが、スキャナ13を立ち上げるトリガーとなる画面として設定されていてもよい。例えば、制御装置20は、コピー機能についての操作画面が表示されたときにはスキャナ13を起動させるが、ボックス機能についての操作画面が表示されてもスキャナ13を起動させないようになっていてもよい。
(3-6)複合機Aは印刷装置の一例に過ぎず、本発明は、複写機等の各種印刷装置に適用可能である。
(3-7)以上、異なる実施形態を互いに組み合わせて得られる技術についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
A 複合機
11 操作パネル
111a 表示パネル
14 印刷部
16 CPU
17 ROM
18 RAM
20 制御装置

Claims (3)

  1. 原稿を検知する原稿検知部と、
    上記原稿上の画像を読み取る画像読取部と、
    画像データを用紙上に印刷する印刷部と、
    画面を表示する表示部と、
    上記印刷部を休止状態と待機状態とで切り替える第1切替部と、
    上記印刷部が休止状態にあるとき、上記表示部が複写についての操作画面を表示し、かつ上記原稿検知部が上記原稿を検知するまで、上記印刷部を休止状態に保つ第1休止維持部と、
    上記印刷部が休止状態にあるとき、上記表示部が複写についての操作画面を表示し、かつ上記原稿検知部が上記原稿を検知すると、上記印刷部を待機状態に移行させる第1復帰部と、
    を備える印刷装置。
  2. 画像データを記憶するデータ記憶部と、
    ユーザの指示を受け付ける受付部と、
    上記印刷部が休止状態にあるとき、上記受付部が上記データ記憶部内の上記画像データを印刷するデータ印刷の実行指示を受け付けるまで、上記印刷部を休止状態に保つ第2休止維持部と、
    上記印刷部が休止状態にあるとき、上記受付部が上記データ印刷の実行指示を受け付けると、上記印刷部を待機状態に移行させる第2復帰部と、
    をさらに備える
    請求項1に記載の印刷装置。
  3. 上記画像読取部を休止状態と待機状態とで切り替える第2切替部と、
    上記画像読取部が休止状態にあるとき、上記表示部が上記画像読取部を用いる動作についての操作画面を表示するまで、上記画像読取部を休止状態に保つ第3休止部維持部と、
    上記画像読取部が休止状態にあるとき、上記表示部が上記画像読取部を用いる動作についての操作画面を表示すると、上記画像読取部を待機状態に以降させる第3復帰部と、
    をさらに備える
    請求項1又は2に記載の印刷装置。
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