JP2010166000A - 光増幅装置および制御方法ならびに制御プログラム - Google Patents

光増幅装置および制御方法ならびに制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】入力光断検出を確実に行うことができる光増幅装置および制御方法ならびに制御プログラムを提供する。
【解決手段】入力光レベルが所定レベル未満であり、高速な応答対策が不要で検出精度の向上が必要な場合には、フォトダイオード3の逆バイアス電圧を低くするので暗電流が低下し、また低入力モニタ時に最低限必要な応答周波数も低くて済むので、応答速度の低下を抑制しつつ入力光モニタ精度を向上させることができ、入力光断検出を確実に行うことができる。入力光レベルが所定レベル以上であり、高速な応答対策が必要な場合には、逆バイアス電圧を高くするので、フォトダイオード3の端子間容量が低下し、また、高速な応答として最低限必要な応答周波数も高くなるので、入力光モニタ精度の低下を抑制しつつ応答速度を向上させることができ、入力光断検出を確実に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバ通信に用いられる光増幅装置に係り、特に、入力光レベルを検出するための光電変換素子の逆バイアス電圧を制御する制御手段を備えた光増幅装置および制御方法ならびに制御プログラムに関するものである。
光ファイバ通信は、電話回線を通じてコンピュータをネットワークに接続するポイント・ツー・ポイント伝送やメトロ/アクセスネットワークにおける超高速・大容量の通信のために必要不可欠な技術のひとつであり、これに関する多くの技術が開発されてきた。
現在、光ファイバ通信を支える技術として、光パルスのスペクトルを周波数軸上で直交させて伝送する波長分割多重方式(WDM;Wavelength Division Multiplexing)が知られている。この方式により、伝送容量が飛躍的に増大し、周波数利用効率の改善も期待できるようになった。また、光信号を伝送する光ファイバの損失を補償するため、エルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA;Erbium Doped Fiber Amplifier)が実用化され、伝送距離が大幅に伸びることとなった。
図6は従来の光増幅装置の構成を示すブロック図である。この光増幅装置は、光信号を入力する入力ポート1、入力ポート1から送信されてきた入力光信号を分岐する光分岐器2、光分岐器2で一部が分岐された光信号を電気信号に変換する光電変換素子としてのフォトダイオード3、フォトダイオード3に逆バイアス電圧を与える逆バイアス回路4、およびフォトダイオード3から出力された電気信号を対数変換するログアンプ5を備えている。
また、この光増幅装置は、光分岐器2から送信されてきた入力光信号を光増幅する光増幅手段としてのEDFA6、EDFA6で光増幅された光信号を分岐する光分岐器7、光分岐器7から送信されてきた光信号を出力する出力ポート8、光分岐器7で一部が分岐された光信号を電気信号に変換する光電変換素子としてのフォトダイオード9、フォトダイオード9に逆バイアス電圧を与える逆バイアス回路10、フォトダイオード9から出力された電気信号を対数変換するログアンプ11、およびログアンプ5から出力された電気信号とログアンプ11から出力された電気信号とによりEDFA6の利得を制御する制御手段としてのDSP(Digital Signal Processor)12を備えている。
次に、この従来の光増幅装置の動作について説明する。図6において、入力ポート1は、この光増幅装置の外部から光信号を入力する。光分岐器2は、入力ポート1から送信されてきた入力光信号を、EDFA6と、光入力モニタ側のフォトダイオード3とに、所定の分岐比で分岐する。逆バイアス回路4は、所定の逆バイアス電圧をフォトダイオード3に印加する。フォトダイオード3は、印加された逆バイアス電圧に従って光分岐器2から送信されてきた一部の入力光信号を電気信号に変換する。ログアンプ5は、フォトダイオード3から送信されてきた電気信号を対数変換し、対数変換信号をDSP12に送信する。DSP12は、ログアンプ5からの対数変換信号に従ってEDFA6の利得を制御する。EDFA6は、光分岐器2から送信されてきた入力光信号を、DSP12によって制御された利得の電気信号に従って直接光増幅する。
光分岐器7は、EDFA6で光増幅された光信号を、出力ポート8と、光出力モニタ側のフォトダイオード9とに、所定の分岐比で分岐する。分岐された光信号の殆どは出力ポート8から送信され、一部の光信号はフォトダイオード9に送信される。逆バイアス回路10は、所定の逆バイアス電圧をフォトダイオード9に印加する。フォトダイオード9は、印加された逆バイアス電圧に従って光分岐器7から送信されてきた一部の入力光信号を電気信号に変換する。ログアンプ11は、フォトダイオード9から送信されてきた電気信号を対数変換し、対数変換信号をDSP12に送信する。DSP12は、ログアンプ11からの対数変換信号をも参照してEDFA6の利得を制御する。即ち、DSP12は、ログアンプ5からの対数変換信号とログアンプ11からの対数変換信号とに従ってEDFA6の利得を制御する。EDFA6は、光分岐器2から送信されてきた入力光信号を、DSP12によって制御された利得の電気信号に従って直接光増幅する。
特開平9−260719号公報 特開2008−227411号公報
しかしながら、上述した構成の従来の光増幅装置においては、入力光レベルが所定レベル未満のとき、光入力モニタ側のフォトダイオード3の入力光モニタ精度が劣化するので、入力光モニタ精度を向上させるためにはフォトダイオード3の逆バイアス電圧を低くする必要があるが、逆バイアス電圧を低くすると、フォトダイオード3の特性により、その端子間容量が増加して充放電の時定数が大きくなり、応答速度が低下するという課題が生じる。
また、従来の光増幅装置においては、入力光レベルが所定レベル以上のとき、フォトダイオード3に流れる電流も大きく、端子間容量も影響して充放電の時定数が大きくなり、応答速度が低下するので、高速応答を実現させるためにはフォトダイオード3の逆バイアス電圧を高くし、端子間容量を小さくする必要があるが、逆バイアス電圧を高くすると、フォトダイオード3の特性により、フォトダイオード3の暗電流が増加し、入力光モニタ精度が劣化し、正常な入力光断検出ができないという課題が生じる。
ところで、特許文献1に示される先行技術は、過大な光信号が入力した瞬間には過大な光電流が流れて光電変換素子を破損したり、電圧降下用抵抗による過渡応答のために通常の光入力信号に必要とされる逆バイアス電圧に復帰するまでに時間遅れが生じたりするのを防ぐため、光入力信号のレベルに応じた受信信号を検出する検出手段と、この検出信号が前記受信信号の信号終了を検出したとき、前記逆バイアス電圧を、前記電圧降下用抵抗を介さないで前記光電変換素子に印加する制御手段を備えている。
しかしながら、この先行技術は、光電変換素子に過大な光信号が入力された場合に発生する光電変換素子の特性劣化に関し、特性劣化の改善のために光入力信号が無い期間に高い逆バイアス電圧を光電変換素子に印加しているが、逆バイアス電圧を連続的に変化させて光電変換素子の特性を改善しているものではないので、上述した従来の光増幅装置における課題を解決できるものではない。
また、特許文献2に示される先行技術は、多段光増幅器において、初段の光増幅器の利得を他段の光増幅器の利得よりも大きくすることにより、自然放出光によって減少した信号成分を初段の光増幅器で増加させて相対的に雑音を減少させ、これにより、得られた高いSN比の信号が他段の光増幅器で維持され、高いSN比の光出力信号を得るようにしたものであって、逆バイアス電圧を連続的に変化させて、受光素子(光電変換素子)の特性を改善しているものではないので、上述した従来の光増幅装置における課題を解決できるものではない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、入力光レベルが低い場合は、応答速度の低下を抑制しつつ入力光モニタ精度を向上させ、入力光レベルが高い場合は、入力光モニタ精度の低下を抑制しつつ応答速度を向上させ、これにより、入力光断検出を確実に行うことができる光増幅装置および制御方法ならびに制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、入力された光を増幅して所望レベルの光を出力する光増幅手段を有する光増幅装置であって、入力光レベルを検出するための光電変換素子の逆バイアス電圧を前記入力光レベルに従って変化させ、前記入力光レベルが低いときの入力光モニタ精度の向上と前記入力光レベルが高いときの高速な応答を両立させるように前記逆バイアス電圧を制御し前記入力光レベルが低いときの前記光電変換素子からの電気信号に基づいて前記光増幅手段の利得を制御する制御手段を備えたことを特徴とする光増幅装置である。
また、本発明は、入力された光を増幅して所望レベルの光を出力する光増幅手段を有する光増幅装置の制御方法であって、入力光レベルを検出するための光電変換素子の逆バイアス電圧を前記入力光レベルに従って変化させ、前記入力光レベルが低いときの入力光モニタ精度の向上と前記入力光レベルが高いときの高速な応答を両立させるように前記逆バイアス電圧を制御し、前記光電変換素子からの電気信号に基づいて前記光増幅手段の利得を制御することを特徴とする光増幅装置の制御方法である。
また、本発明は、入力された光を増幅して所望レベルの光を出力する光増幅手段を有する光増幅装置を制御するための制御プログラムであって、入力光レベルを検出するための光電変換素子の逆バイアス電圧を前記入力光レベルに従って変化させ、前記入力光レベルが低いときの入力光モニタ精度の向上と前記入力光レベルが高いときの高速な応答を両立させるように前記逆バイアス電圧を制御し、前記光電変換素子からの電気信号に基づいて前記光増幅手段の利得を制御するためにコンピュータに実行させるための制御プログラムである。
本発明によれば、入力光レベルが低いときの入力光モニタ精度の向上と入力光レベルが高いときの高速な応答を両立させるように光電変換素子の逆バイアス電圧を制御することによって、入力光レベルが低い場合は、応答速度の低下を抑制しつつ入力光モニタ精度を向上させることができ、入力光レベルが高い場合は、入力光モニタ精度の低下を抑制しつつ応答速度を向上させることができ、これにより、入力光断検出を確実に行うことができるという効果が得られる。
本発明の一実施形態による光増幅装置の構成を示すブロック図である。 実施形態においてフォトダイオードの逆バイアス電圧と暗電流と端子間容量との関係をグラフで示した説明図である。 実施形態においてフォトダイオードの逆バイアス電圧毎の入力光レベルと入力光モニタとの関係をグラフで示した説明図である。 実施形態においてフォトダイオードの逆バイアス毎の応答周波数と利得(光電変換電流)との関係をグラフで示した説明図である。 他の実施形態による光増幅装置の構成を示すブロック図である。 従来の光増幅装置の構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。図1は本実施形態による光増幅装置の構成を示すブロック図である。図1において、図6に示す構成要素に対応するものには、同一の符号を付す。この光増幅装置は、入力光レベルを検出するための光電変換素子の逆バイアス電圧を前記入力光レベルに従って変化させ、前記入力光レベルが低いときの入力光モニタ精度の向上と前記入力光レベルが高いときの高速な応答を両立させるように前記逆バイアス電圧を制御し、前記入力光レベルが低いときの前記光電変換素子からの電気信号に基づいて前記光増幅手段の利得を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
図1において、この光増幅装置は、光信号を入力する入力ポート1、入力ポート1から送信されてきた入力光信号を分岐する光分岐器2、光分岐器2で一部が分岐された光信号を電気信号に変換する光電変換素子としてのフォトダイオード3、フォトダイオード3に逆バイアス電圧を与える逆バイアス回路4a、およびフォトダイオード3から出力された電気信号を対数変換するログアンプ5を備えている。
また、この光増幅装置は、光分岐器2から送信されてきた入力光信号を光増幅する光増幅手段としてのEDFA6、EDFA6で光増幅された光信号を分岐する光分岐器7、光分岐器7から送信されてきた光信号を出力する出力ポート8、光分岐器7で一部が分岐された光信号を電気信号に変換する光電変換素子としてのフォトダイオード9、フォトダイオード9に逆バイアス電圧を与える逆バイアス回路10、フォトダイオード9から出力された電気信号を対数変換するログアンプ11、およびログアンプ5から出力された電気信号とログアンプ11から出力された電気信号とによりEDFA6の利得を制御する制御手段としてのDSP(Digital Signal Processor)12aを備えている。
DSP12aは、入力光レベルを検出するためのフォトダイオード3の逆バイアス電圧を入力光レベルに従って変化させ、フォトダイオード3からの電気信号に基づいてEDFA6の利得を制御するために内部に備える図示しないコンピュータに実行させるための制御プログラムを図示しないメモリに記憶しており、入力光レベルが所定レベル未満であり、高速な応答対策が不要で、検出精度の向上が必要な場合には、前記逆バイアス電圧を入力光レベルに応じて低くし、入力光レベルが所定レベル以上であり、高速な応答対策が必要な場合には、前記逆バイアス電圧を入力光レベルに応じて高くする制御をコンピュータに実行させるものである。
次に、この光増幅装置の動作について説明する。図1において、入力ポート1は、この光増幅装置の外部から光信号を入力する。光分岐器2は、入力ポート1から送信されてきた入力光信号を、EDFA6と、光入力モニタ側のフォトダイオード3とに、所定の分岐比で分岐する。逆バイアス回路4aは、DSP12aからの逆バイアス制御信号に基づいて設定された逆バイアス電圧をフォトダイオード3に印加する。フォトダイオード3は、印加された逆バイアス電圧に従って光分岐器2から送信されてきた一部の入力光信号を電気信号に変換する。ログアンプ5は、フォトダイオード3から送信されてきた電気信号を対数変換し、対数変換信号をDSP12aに送信する。DSP12aは、ログアンプ5からの対数変換信号に従ってEDFA6の利得を制御する。EDFA6は、光分岐器2から送信されてきた入力光信号を、DSP12aによって制御された利得の電気信号に従って直接光増幅する。
光分岐器7は、EDFA6で光増幅された光信号を、出力ポート8と、光出力モニタ側のフォトダイオード9とに、所定の分岐比で分岐する。分岐された光信号の殆どは出力ポート8から送信され、一部の光信号はフォトダイオード9に送信される。逆バイアス回路10は、所定の逆バイアス電圧をフォトダイオード9に印加する。フォトダイオード9は、印加された逆バイアス電圧に従って光分岐器7から送信されてきた一部の入力光信号を電気信号に変換する。ログアンプ11は、フォトダイオード9から送信されてきた電気信号を対数変換し、対数変換信号をDSP12aに送信する。DSP12aは、ログアンプ11からの対数変換信号をも参照してEDFA6の利得を制御する。即ち、DSP12aは、ログアンプ5からの対数変換信号とログアンプ11からの対数変換信号とに従ってEDFA6の利得を制御する。
詳しくは、DSP12aは、入力光レベル(入力モニタレベル)を監視し、入力光レベルが所定レベル未満のとき、このときの入力光レベルに応じてフォトダイオード3の逆バイアス電圧を低くし、入力光レベルが所定レベル以上のとき、このときの入力光レベルに応じてフォトダイオード3の逆バイアス電圧を高くする逆バイアス制御信号を計算して逆バイアス回路4aに送信し、または予め取得して図示しないメモリに格納した入力光レベルと逆バイアス電圧との相関関係により決定される逆バイアス制御信号を逆バイアス回路4aに送信する。即ち、DSP12aは、入力光レベルを検出するためのフォトダイオード3の逆バイアス電圧を入力光レベルに従って変化させ、フォトダイオード3からの電気信号に基づいてEDFA6の利得を制御するものであり、入力光レベルが所定レベル未満であり、高速な応答対策が不要で、検出精度の向上が必要な場合には(入力光モニタ精度が重要な範囲では)、逆バイアス電圧を入力光レベルに応じて低くし、入力光レベルが所定レベル以上であり、高速な応答対策が必要な場合には(高速な応答が重要な範囲では)、逆バイアス電圧を入力光レベルに応じて高くすることを特徴としている。
図2は実施形態においてフォトダイオードの逆バイアス電圧と暗電流と端子間容量との関係をグラフで示した説明図である。図2において、横軸はフォトダイオードの逆バイアス電圧を示し、縦軸はフォトダイオードの端子間容量と暗電流を示す。図2によれば、逆バイアス電圧が増加するほど、暗電流がラインL1で示すように増加し、一方、端子間容量がラインL2で示すように減少する。例えば、暗電流は、逆バイアス電圧Vra印加時に比べて逆バイアス電圧Vrb印加時の方が増加しており、また、端子間容量は、逆バイアス電圧Vra印加時に比べて逆バイアス電圧Vrb印加時の方が減少している。これから分かるように、フォトダイオードは、暗電流が増加すると、入力光モニタ精度が劣化し、端子間容量が増加すると、応答周波数が低下するという特性がある。
図3は実施形態においてフォトダイオードの逆バイアス電圧毎の入力光レベルと入力光モニタとの関係をグラフで示した説明図である。図3において、必要なモニタ精度の破線L3は光増幅装置として必要な入力光モニタ精度の限界を示す。例えば、逆バイアス電圧がVrbに固定されている場合、入力光レベルが低下しX1に達すると、入力光モニタ精度の限界に達する。
一方、逆バイアス電圧をVra(<Vrb)に設定した場合、入力光モニタ範囲がX2まで拡張される。したがって、入力モニタ精度が重要な範囲(入力光レベルがX1未満の範囲)まで、入力光レベルが低下した場合、逆バイアス電圧を段階的または連続的にVrbからVraへ変化させることで、入力光レベルに対する入力光モニタを示すラインL4が入力光レベルX0付近からラインL5からラインL6に変わり、拡張されるモニタ範囲においては、ラインL6はラインL3で示す必要なモニタ精度の下側に入り、入力光モニタの精度を向上させることができる。
図4は実施形態においてフォトダイオードの逆バイアス毎の応答周波数と利得(光電変換電流)との関係をグラフで示した説明図である。図4において、ラインL7は、フォトダイオードの逆バイアス電圧がVrbであるときの応答周波数と利得との関係を示す。ラインL8は、フォトダイオードの逆バイアス電圧がVraであるときの応答周波数と利得との関係を示す。fcaは、入力光レベルが例えば図3に示すように入力光レベルX1未満の時である低入力モニタ時に最低限必要な応答周波数である。fcbは、入力光レベルが例えば図3に示すように入力光レベルX1以上の時で高速な応答として最低限必要な応答周波数である。
高速な応答が重要な範囲(図3参照)の入力光レベルでは、fcb以上のカットオフ周波数を必要とする。また、入力モニタ精度が重要な範囲(図3参照)では、fca以上のカットオフ周波数があれば良い。したがって、高速な応答が重要な範囲まで入力レベルが上昇した場合、逆バイアスを段階的または連続的にVraからVrbへ変化させることで高速な応答が実現できる。
次に、図1に示す光増幅装置の動作について図2〜図4を参照して説明する。入力ポート1から入力された入力光信号は、光分岐器2により、EDFA6の方向とフォトダイオード3の方向とに所定の分岐比で分岐される。逆バイアス回路4aは、DSP12aからの逆バイアス制御信号に基づいて設定された逆バイアス電圧をフォトダイオード3に印加する。例えば、逆バイアス電圧がVrbに設定されている状態で、入力光レベルがX1未満(図3参照)であることを、DSP12aが検出すると、DSP12aは、逆バイアス回路4aを制御してフォトダイオード3の逆バイアス電圧を例えばVraに設定する(図2参照)。
これにより、入力ポート1への入力光信号の入力光レベルが低い場合には、即ち、入力光レベルが所定レベル未満であり、高速な応答対策が不要で、入力光検出精度の向上が必要な場合には(入力モニタ精度が重要な範囲(図3参照)では)、逆バイアス電圧を低くするので、暗電流が低下し(図2参照)、また、低入力モニタ時に最低限必要な応答周波数も低くて済むので(図4参照)、応答速度の低下を抑制しつつ入力光モニタ精度を向上させることができ、したがって、入力光断検出を確実に行うことができる。なお、逆バイアス電圧をVrbからVraに下げると、フォトダイオード3の端子間容量が増加するが(図2参照)、入力光レベルが低く、光電変換の電流も少ないので、充放電の時定数は大きくはならす、これにより、応答速度の低下も抑制されるので、入力光モニタ精度と応答性には問題はない。
次に、例えば、逆バイアス電圧がVraに設定されている状態で、入力光レベルがX1以上(図3参照)であることを、DSP12aが検出すると、DSP12aは、逆バイアス回路4aを制御してフォトダイオード3の逆バイアス電圧を例えばVrbに設定する(図2参照)。
これにより、入力ポート1への入力光信号の入力光レベルが高い場合には、即ち、入力光レベルが所定レベル以上であり、高速な応答対策が必要な場合には(高速な応答が重要な範囲(図3参照)では)、逆バイアス電圧を高くするので、フォトダイオード3の端子間容量が低下し、また、高速な応答として最低限必要な応答周波数も高くなるので(図4参照)、入力光モニタ精度の低下を抑制しつつ応答速度を向上させることができ、これにより、入力光断検出を確実に行うことができる。なお、逆バイアス電圧をVraからVrbに上げると、フォトダイオード3の暗電流が増加するが(図2参照)、入力光レベルが高く、光電変換の電流も大きいが、端子間容量が小さいので、充放電の時定数は大きくはならす、これにより、応答速度の低下も抑制されるので、入力光モニタ精度と応答性には問題はない。
図5は他の実施形態による光増幅装置の構成を示すブロック図である。図5において、図1に示す構成要素に対応するものには同一の符号を付す。
図5において、この光増幅装置は、光信号を入力する入力ポート1、入力ポート1から送信されてきた入力光信号を分岐する光分岐器2、光分岐器2で一部が分岐された光信号を電気信号に変換する光電変換素子としてのフォトダイオード3、フォトダイオード3に逆バイアス電圧を与える逆バイアス回路4a、およびフォトダイオード3から出力された電気信号を対数変換するログアンプ5を備えている。
また、この光増幅装置は、光分岐器2から送信されてきた入力光信号を光増幅する光増幅手段としてのEDFA6、EDFA6で光増幅された光信号を分岐する光分岐器7、光分岐器7から送信されてきた光信号を出力する出力ポート8、光分岐器7で一部が分岐された光信号を電気信号に変換する光電変換素子としてのフォトダイオード9、フォトダイオード9に逆バイアス電圧を与える逆バイアス回路10、フォトダイオード9から出力された電気信号を対数変換するログアンプ11、ログアンプ5から出力された電気信号とログアンプ11から出力された電気信号とによりEDFA6の利得を制御する制御手段としての制御回路13、およびログアンプ5から出力された電気信号を演算して逆バイアス回路4aへ送信し逆バイアス電圧を制御するアナログ制御回路14を備えている。
アナログ制御回路14は、入力光レベルを検出するためのフォトダイオード3の逆バイアス電圧を入力光レベルに従って変化させるものであり、入力光レベルが所定レベル未満であり、高速な応答対策が不要で、検出精度の向上が必要な場合には、前記逆バイアス電圧を入力光レベルに応じて低くし、入力光レベルが所定レベル以上であり、高速な応答対策が必要な場合には、前記逆バイアス電圧を入力光レベルに応じて高くする制御を行うものである。
次に、この光増幅装置の動作について説明する。図5において、入力ポート1は、この光増幅装置の外部から光信号を入力する。光分岐器2は、入力ポート1から送信されてきた入力光信号を、EDFA6と、光入力モニタ側のフォトダイオード3とに、所定の分岐比で分岐する。逆バイアス回路4aは、アナログ制御回路14からの逆バイアス制御信号に基づいて設定された逆バイアス電圧をフォトダイオード3に印加する。フォトダイオード3は、印加された逆バイアス電圧に従って光分岐器2から送信されてきた一部の入力光信号を電気信号に変換する。ログアンプ5は、フォトダイオード3から送信されてきた電気信号を対数変換し、対数変換信号を制御回路13およびアナログ制御回路14に送信する。制御回路13は、ログアンプ5からの対数変換信号に従ってEDFA6の利得を制御する。EDFA6は、光分岐器2から送信されてきた入力光信号を、DSP12aによって制御された利得の電気信号に従って直接光増幅する。アナログ制御回路14は、ログアンプ5からの対数変換信号を演算して逆バイアス回路4aへ送信し、フォトダイオード3の逆バイアス電圧を制御する。
光分岐器7は、EDFA6で光増幅された光信号を、出力ポート8と、光出力モニタ側のフォトダイオード9とに、所定の分岐比で分岐する。分岐された光信号の殆どは出力ポート8から送信され、一部の光信号はフォトダイオード9に送信される。逆バイアス回路10は、所定の逆バイアス電圧をフォトダイオード9に印加する。フォトダイオード9は、印加された逆バイアス電圧に従って光分岐器7から送信されてきた一部の入力光信号を電気信号に変換する。ログアンプ11は、フォトダイオード9から送信されてきた電気信号を対数変換し、対数変換信号を制御回路13に送信する。制御回路13は、ログアンプ11からの対数変換信号をも参照してEDFA6の利得を制御する。即ち、制御回路13は、ログアンプ5からの対数変換信号とログアンプ11からの対数変換信号とに従ってEDFA6の利得を制御する。
次に、図5に示す光増幅装置の動作について図2〜図4を参照して説明する。入力ポート1から入力された入力光信号は、光分岐器2により、EDFA6の方向とフォトダイオード3の方向とに所定の分岐比で分岐される。逆バイアス回路4aは、アナログ制御回路14からの逆バイアス制御信号に基づいて設定された逆バイアス電圧をフォトダイオード3に印加する。例えば、逆バイアス電圧がVrbに設定されている状態で、入力光レベルがX1未満(図3参照)であることを、アナログ制御回路14が検出すると、アナログ制御回路14は、逆バイアス回路4aを制御してフォトダイオード3の逆バイアス電圧を例えばVraに設定する(図2参照)。
これにより、入力ポート1への入力光信号の入力光レベルが低い場合には、即ち、入力光レベルが所定レベル未満であり、高速な応答対策が不要で、光信号検出精度の向上が必要な場合には(入力モニタ精度が重要な範囲(図3参照)では)、逆バイアス電圧を低くするので、暗電流が低下し(図2参照)、また、低入力モニタ時に最低限必要な応答周波数も低くて済むので(図4参照)、応答速度の低下を抑制しつつ入力光モニタ精度を向上させることができ、したがって、入力光断検出を確実に行うことができる。
次に、例えば、逆バイアス電圧がVraに設定されている状態で、入力光レベルがX1以上(図3参照)であることを、アナログ制御回路14が検出すると、アナログ制御回路14は、逆バイアス回路4aを制御してフォトダイオード3の逆バイアス電圧を例えばVrbに設定する(図2参照)。
これにより、入力ポート1への入力光信号の入力光レベルが高い場合には、即ち、入力光レベルが所定レベル以上であり、高速な応答対策が必要な場合には(高速な応答が重要な範囲(図3参照)では)、逆バイアス電圧を高くするので、フォトダイオード3の端子間容量が低下し、また、高速な応答として最低限必要な応答周波数も高くなるので(図4参照)、入力光モニタ精度の低下を抑制しつつ応答速度を向上させることができ、これにより、入力光断検出を確実に行うことができる。
本発明は、光ファイバ通信において光信号を増幅する光増幅装置に適用できる。
3 フォトダイオード(光電変換素子)
6 EDFA(光増幅手段)
12a DSP(制御手段)
13 制御回路(制御手段)
14 アナグロ制御回路(制御手段)

Claims (8)

  1. 入力された光を増幅して所望レベルの光を出力する光増幅手段を有する光増幅装置であって、
    入力光レベルを検出するための光電変換素子の逆バイアス電圧を前記入力光レベルに従って変化させ、前記入力光レベルが低いときの入力光モニタ精度の向上と前記入力光レベルが高いときの高速な応答を両立させるように前記逆バイアス電圧を制御し、前記光電変換素子からの電気信号に基づいて前記光増幅手段の利得を制御する制御手段を備えたことを特徴とする光増幅装置。
  2. 前記制御手段は、前記入力光レベルが所定レベル未満であり、高速な応答対策が不要で、検出精度の向上が必要な場合には、前記逆バイアス電圧を前記入力光レベルに応じて低くし、前記入力光レベルが所定レベル以上であり、高速な応答対策が必要な場合には、前記逆バイアス電圧を前記入力光レベルに応じて高くすることを特徴とする請求項1に記載の光増幅装置。
  3. 前記光増幅手段としては、希土類添加光ファイバ増幅器を用いることを特徴とする請求項1に記載の光増幅装置。
  4. 前記希土類添加光ファイバ増幅器としては、エルビウム添加光ファイバ増幅器を用いることを特徴とする請求項3に記載の光増幅装置。
  5. 入力された光を増幅して所望レベルの光を出力する光増幅手段を有する光増幅装置の制御方法であって、
    入力光レベルを検出するための光電変換素子の逆バイアス電圧を前記入力光レベルに従って変化させ、前記入力光レベルが低いときの入力光モニタ精度の向上と前記入力光レベルが高いときの高速な応答を両立させるように前記逆バイアス電圧を制御し、前記光電変換素子からの電気信号に基づいて前記光増幅手段の利得を制御することを特徴とする光増幅装置の制御方法。
  6. 前記入力光レベルが所定レベル未満であり、高速な応答対策が不要で、検出精度の向上が必要な場合には、前記逆バイアス電圧を前記入力光レベルに応じて低くし、前記入力光レベルが所定レベル以上であり、高速な応答対策が必要な場合には、前記逆バイアス電圧を前記入力光レベルに応じて高くする制御を行うことを特徴とする請求項5に記載の光増幅装置の制御方法。
  7. 入力された光を増幅して所望レベルの光を出力する光増幅手段を有する光増幅装置を制御するための制御プログラムであって、
    入力光レベルを検出するための光電変換素子の逆バイアス電圧を前記入力光レベルに従って変化させ、前記入力光レベルが低いときの入力光モニタ精度の向上と前記入力光レベルが高いときの高速な応答を両立させるように前記逆バイアス電圧を制御し、前記光電変換素子からの電気信号に基づいて前記光増幅手段の利得を制御するためにコンピュータに実行させるための制御プログラム。
  8. 前記入力光レベルが所定レベル未満であり、高速な応答対策が不要で、検出精度の向上が必要な場合には、前記逆バイアス電圧を前記入力光レベルに応じて低くし、前記入力光レベルが所定レベル以上であり、高速な応答対策が必要な場合には、前記逆バイアス電圧を前記入力光レベルに応じて高くする制御をコンピュータに実行させるための請求項7に記載の制御プログラム。
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