JP2010165368A - 警報器 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要に応じて警報停止操作ができ、警報停止中にあっても、火災ガス漏れの監視機能を十分に生かし、無監視状態を極力回避する。
【解決手段】警報器1は、火災を検出する火災検出部2及び又はガス漏れを検出するガス検出部3、4と、各検出部の出力に基づいて警報信号を出力する警報判断部12と、警報信号に基づいて音声信号を出力する音声制御部14と、音声信号により火災及び又はガス漏れの報知音声を出力する音声警報部20と、警報信号に基づいて表示信号を出力する表示制御部13と、表示信号により火災及び又はガス漏れを表示報知する表示部21とを備え、警報判断部12は、火災検出部2及び又はガス検出部3、4の出力に基づいて緊急度を判定し、音声制御部13は警報判断部12で判断された緊急度に応じた警報音声を音声警報部20から出力させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、火災及びガス漏れを検出して警報する警報器に関し、特に、必要に応じて警報を停止可能な警報器に関する。
近年、家庭内での都市ガスの検知と火災による熱や煙を検出して音声メッセージにより警報する警報器(火災ガス漏れ警報器)が実用化され普及している。
このような警報器は、商用AC100Vや内蔵電池を電源とし、都市ガスや一酸化炭素を検知するガス検知器の機能と火災による煙や熱を検知して警報する火災感知器としての機能が設けられ、火災又はガス漏れを検知すると、LED等の表示灯により異常の種別を警告表示すると共に、音声合成による音声警報を出力するようにしている。
また警報が出力された場合には、火災感知状態またはガス検知状態が無くなるまで警報が継続して出力される。
特開2002−042259号公報 特開平11−101764号公報
しかしながら、このような従来の警報器にあっては、台所などに設置した場合、雑ガスや調理の煙等の影響を受けて誤報を発生する場合があり、ガス検知器または火災感知器の警報状態が解消されるまで警報が鳴りつづけ、周囲に迷惑をかけたり、パニックを引き起こしかねない。
このような場合には、AC電源或いは内蔵電池を抜いて電源を切ることで警報を停止することができるが、電源を切ったままにしていると無監視状態となり、警報器本来の監視機能が失われてしまう問題がある。
本発明は、必要に応じて警報停止操作ができ、警報停止中にあっても、火災ガス漏れの監視機能を十分に生かし、無監視状態を極力回避する警報器を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。本発明は、火災を検出する火災検出部及び又はガス漏れを検出するガス検出部と、各検出部の出力に基づいて警報信号を出力する警報判断部と、警報判断部からの警報信号に基づいて音声信号を出力する音声制御部と、音声制御部からの音声信号により火災及び又はガス漏れの報知音声を出力する音声警報部と、警報判断部からの警報信号に基づいて表示信号を出力する表示制御部と、表示制御部からの表示信号により火災及び又はガス漏れを表示報知する表示部とを備えた警報器を対象とする。
このような警報器につき本発明は、警報判断部が、火災検出部及び又はガス検出部の出力に基づいて緊急度を判定し、音声制御部は、警報判断部で判断された緊急度に応じた警報音声を音声警報部から出力させる。
また、本発明は次のように構成してもよい。本発明は、火災を検出する火災検出部及び又はガス漏れを検出するガス検出部と、各検出部の出力に基づいて警報信号を出力する警報判断部と、警報判断部からの警報信号に基づいて音声信号を出力する音声制御部と、音声制御部からの音声信号につき音量又は音質を調整する音量調整部と、音量調整部からの音量又は音質が調整された音声信号により火災及び又はガス漏れの報知音声を出力する音声警報部と、警報判断部からの警報信号に基づいて表示信号を出力する表示制御部と、表示制御部からの表示信号により火災及び又はガス漏れを表示報知する表示部とを備えた警報器を対象とする。
このような警報器につき本発明は、警報判断部が、火災検出部及び又はガス検出部の出力に基づいて緊急度を判定し、音量調整部は、警報判断部で判断された緊急度に応じた音量または音質で警報音声を音声警報部から出力させる。
本発明によれば、警報が出された状態で、警報停止用の兼用スイッチ又は専用スイッチにつき警報停止に必要な所定のスイッチ操作、例えば一定時間以上オン操作することで、簡単に警報を停止させることができ、AC電源や内蔵電池を抜いて警報停止する場合の無監視状態となる問題を解消できる。
またスイッチ操作による警報停止中は、警報出力の停止を報知する表示灯の点滅や警報音の間欠出力が行われ、警報は停止されているが依然として火災又はガス漏れの監視状態にあることを知らせることができる。
また警報停止から一定時間、例えば10分を経過すると、警報停止状態が強制的に解除され、このとき火災又はガスの検知状態にあれば、再び警報出力が行われ、火災又はガスが検出されているにもかかわらず、継続的に警報停止状態となってしまうことを回避できる。
更に、火災検知部やガス検知部の障害等より誤報が出た場合には、警報出力を修理交換するまで停止しておく必要があり、このような場合は、サービス会社に問合せなければ分からない特殊なスイッチ操作や、スイッチの引き紐を引きっぱなしにするなどにより、継続的に警報停止可能とし、障害による誤報に適切に対応できる。
本発明による警報器の説明図 警報停止スイッチにテスト用スイッチを兼用した本発明による警報器の実施形態を示したブロック図 図2の実施形態における警報停止処理を示したフローチャート 警報停止スイッチに専用スイッチを用いた本発明による警報器の実施形態を示したブロック図 図4の実施形態における警報停止処理を示したフローチャート 図4の警報停止スイッチの引き紐を引き状態に保持する紐係止機構を示した説明図 本発明における紐係止機構の他の実施形態を示した説明図 本発明における紐係止機構の他の実施形態を示した説明図
図1は本発明による火災及びガス漏れを検知して警報する警報器の実施形態の説明図である。図1において、本発明の警報器1は1つの筐体に火災検出部2、CO検出部3、CH4検出部4、火災警告灯5、電源灯6、CH4警告灯7、CO警告灯8及び音声警報部20を設けている。
火災検出部2は例えば熱感知器や煙感知器であり、必要に応じて適宜の種類の火災検出機能が用いられる。またCO検出部3及びCH4検出部4はこの実施形態にあっては1台の半導体ガスセンサであり、CH4(メタン)やCOを異なったタイミングで検出するものである。
これら火災検出部2、CO検出部3及びCH4検出部4に対応して火災警告灯5、CH4警告灯7及びCO警告灯8が設けられ、火災、CO及びCH4を検出した際に対応する警告灯が点灯して検出した異常種別を警告表示する。同時に音声警報部20を構成するスピーカから音声警報の出力が行われる。
この実施形態にあっては後の説明で明らかにするように、火災、CO及びCH4の3種類の検出値の組み合わせで異常事態の緊急度をランク付けする判断を行い、判断された緊急度レベルに応じた音声警報を行うようにしている。
さらに本発明の警報器1にあっては、筐体内にテスト用スイッチ23を設けており、テスト用スイッチ23のスイッチレバー24からは警報器1の下側に引き紐25が引き出されている。この実施形態においてテスト用スイッチ23は警報停止スイッチとして兼用される。
図2はテスト用スイッチ23を兼用した図1の警報器の回路構成の実施形態を示したブロック図である。図2において、本発明の警報器1にはCPUを用いた制御部10が設けられ、制御部10に対し火災検出部2、CO検出部3及びCH4検出部4が入力接続され、更に出力側に音声警報部20、表示部21及び移報出力部22が設けられている。音声警報部20はスピーカであり、また表示部21は図1に示したように火災警告灯5、電源灯6、CH4警告灯7及びCO警告灯8を備えている。
制御部10には出力測定部11、警報判断部12、表示制御部13、音声制御部14、音量調整部15、時間管理部16、自己診断処理部17及び警報停止制御部18が設けられ、自己診断処理部17及び警報停止制御部18に対しテスト用スイッチ23からのスイッチ信号が与えられている。
出力測定部11は火災検出部2、CO検出部3及びCH4検出部4のそれぞれからの出力を対応する所定の閾値と比較し、出力が閾値を越えた際に火災警報信号、CO検出信号、CH4検出信号を出力する。警報判断部12は出力測定部11の信号出力に基づいて火災検出部2、CO検出部3及びCH4検出部4からの検出出力の組み合わせにより異常事態の緊急度をランク付けするための判断を行う。
緊急度のランク付けは、この実施形態にあっては緊急度の低い順に緊急度レベル1、緊急度レベル2、緊急度レベル3があり、火災、CO及びCH4のいずれかひとつが検出された場合は緊急度レベル1、火災、CO及びCH4の内のいずれか二つが検出された場合には緊急度レベル2、火災、CO及びCH4の3つが検出された場合には緊急度レベル3を判別する。
表示制御部13は警報判断部12の緊急度レベルの判断結果に基づいて表示部21の対応する表示灯、即ち火災検出であれば火災警告灯5を点灯し、CO検出であればCO警告灯8を点灯し、更にCH4検出であればCH4警告灯7を点灯する。
音声制御部14は警報判断部12で判断された緊急度レベルの判断結果に基づいて音声合成による警報内容を作成する。例えば警報器1を台所に設置した場合には、緊急度レベル1で「台所で火災発生。確認してください」、緊急度レベル2では「台所で火災発生。至急確認してください」、更に緊急度レベル3では「台所で火災発生。大至急確認してください」といったような音声メッセージを発生する。
音量調整部15は音声警報部20から出力される音声警報の音量や音質を調整する。この音量や音質の調整は警報判断部12で判断された緊急度レベルに応じて行われる。例えば音量調整を例にとると緊急度レベル1で70dB、緊急度レベル2で75dB、緊急度レベル3で80dBとする。また緊急度レベルに応じてレベルの低い段階では低い音質で警報し、レベルが高くなるほど高い音質にかえてもよい。
更に音声制御部14で発生する音声合成の内容は緊急度レベルによらず一定、例えば「火災が発生しました。至急確認してください」とし、音量調整部15で緊急度レベルに応じて音量または音質を調整するようにしても良い。
時間管理部16は制御部10の動作の基準となるクロックなどによる時間情報を出力する。また自己診断処理部17はテスト用スイッチ23を例えば0.5秒以上操作したときにテスト用スイッチ動作と判断し、警報器1のテストによる自己診断を実行し、診断結果を表示部21もしくは音声警報部20からの音声メッセージにより出力する。
この実施形態にあってはテスト用スイッチ23は警報停止スイッチを兼用している。即ち音声警報部20より警報出力が行われている状態でテスト用スイッチ23をテスト用スイッチ操作と区別することのできる操作、例えば数秒以上を操作すると、警報停止制御部18が警報停止スイッチ操作を判別し、音声制御部14に対し警報停止信号を出力し、音声警報部20からの警報出力を停止させる。
警報停止制御部18は警報停止中にあっては警報停止状態にあることを報知する。この警報停止状態にあることの報知は次のいずれかの処理を行う。
(1)表示灯のいずれか、例えば電源灯6を点滅状態にする。
(2)「ピッ」といったブザー音を小音量で周期的に鳴動させる。
(3)音声により「警報停止中です」などのメッセージを定期的に出力させる。
(4)メロディー音を定期的に出力する。
このような警報停止状態の報知中にあっては、その時、警報状態にある警告灯は引き続き点灯状態を維持する。もちろん警報停止中に警報状態が解除されれば対応する警告灯は消灯することとなる。
さらに警報停止制御部18はテスト用スイッチ23の操作に基づく警報停止から一定時間、例えば10分経過後に警報停止状態を解除し、その時火災、CO及びCH4の検出に基づく警報状態にあれば再度警報出力を行わせる。
さらに本発明の実施形態にあっては、警報停止から一定時間例えば10分経過後の再警報を禁止させる操作を行うことができる。この警報停止後の再警報の禁止操作は、ユーザーからは容易に操作することのできない隠し機能として設けられており、例えば故障などにより警報器1から警報が出て止まらない場合に、サービス会社に問い合わせることにより知ることのできる特殊なスイッチ操作としている。
このような隠し機能として実現される再警報停止の為の特殊なスイッチ操作としては例えばテスト用スイッチ23を数秒以上オン操作して警報停止を行った後に、5秒以内に0.5秒以上スイッチをオン、オフする操作を5回以上繰り返すことにより再警報停止状態、即ち継続的な警報停止状態とすることができる。
図3は図2の実施形態における警報停止処理を示したフローチャートである。図3において、雑ガスや調理などの影響を受けて警報器1が誤動作により警報を出力したような場合にあっては、テスト用スイッチ23を数秒以上オンするように引き紐25を引くことで警報停止ができる。
このため警報停止処理にあってはステップS1でテスト用スイッチ23のオンをチェックしており、テスト用スイッチ23がオンするとステップS2でタイマーをスタートし、ステップS3で5秒経過をチェックし、ステップS4でテスト用スイッチ23が5秒以内でオフであればステップS1に戻り、5秒以上オン状態であればステップS3からステップS5に進み警報停止を行う。
次にステップS6で警報停止状態の表示処理を行う。続いてステップS7でタイマーをスタートし、ステップS8で警報停止からの経過時間が10分経過した否かチェックしている。
警報停止の時間が10分経過するとステップS9に進み火災、CO、CH4の少なくともいずれかの警報状態か否かチェックし、もし警報状態にあればステップS10で再警報停止指示があったか否かチェックし、再警報停止指示がなければステップS11で警報停止を解除して再警報を行い、再びステップS1に戻る。
ステップS10で再警報停止指示があった場合には再警報することなく処理を終了する。もちろんステップS9で警報停止から10分経過後に警報状態になければ再警報することなく処理を終了する。
図4は警報停止スイッチに専用スイッチを用いた本発明による警報器の回路構成の実施形態を示したブロック図である。
図4において、センサ部となる火災検出部2、CO検出部3、CH4検出部4及び出力側となる音声警報部20、表示部21及び移報出力部22は図2の実施形態と同じである。
また制御部10についても出力測定部11、警報判断部12、表示制御部13、音声制御部14、音量調整部15、時間管理部16、自己診断処理部17は図2の実施形態と同じである。これに対し図4の実施形態にあっては警報停止制御部18に対し専用の警報停止スイッチ34を設けている点が図2の実施形態と相違する。
このように警報停止スイッチ34は専用のスイッチであることから、例えば0.5秒以上オン操作することで警報停止制御部18が警報停止のスイッチ操作を判別し、音声制御部14による警報出力を停止させる。警報停止制御部18における警報停止中における警報停止状態の放置は図2の実施形態と同じであり、更に警報停止から一定時間、例えば10分経過後に警報停止を解除して、この時警報状態にあれば再警報する点も図2の実施形態と同じである。
一方、警報停止後に再警報を禁止して継続的に警報停止するための操作として図4の実施形態にあっては警報停止スイッチ34を継続的にオン状態に維持する。このような警報停止を継続させるための警報停止スイッチ34の操作は、ユーザーが容易に操作することのできない隠し機能として設けられており、警報器1の誤報などによりサービス会社などに問い合わせて指示を受けることで実現可能な操作機能としている。
即ち専用の警報停止スイッチ34を設けていたとしても、利用者に対しては警報停止スイッチ34の操作説明は行われておらず、警報停止を必要とする場合に利用者がサービス会社などに問い合わせて初めて警報停止スイッチ34の操作を知ることができる。
警報停止スイッチ34を継続的にオン状態とする操作は利用者が警報停止スイッチ34の例えば引き紐などを引き続けることでは実現できないため、警報停止スイッチ34の引き紐を適宜の係止機構により引き紐をひっぱってスイッチオンの状態に保つ操作をサービス会社などが利用者に知らせることになる。
図5は図4の実施形態における警報停止処理を示したフローチャートである。この警報停止処理にあっては、専用の警報停止スイッチ34を設けていることから、雑ガスや調理の煙などによる誤報により警報がでた際に利用者に行われる警報停止スイッチ34のオン操作をステップS1で監視しており、警報停止スイッチがオンするとステップS2に進んでタイマーをスタートし、ステップS3で0.5秒以上オン操作されるとステップS5に進んで警報停止を行う。
もちろん0.5秒経過する前に警報停止スイッチがオフに戻ればこれがステップS4で判別され初期状態のステップS1に戻る。ステップS5で警報停止が行われるとステップS6で警報停止状態の表示処理が行われた後、ステップS7でタイマーをスタートし、ステップS8で警報停止から10分経過をチェックしている。
警報停止から10分経過するとステップS9で警報状態か否かチェックし警報状態でなければ再警報することなく一連の処理を終了する。警報状態にあった場合にはステップS10で再警報停止指示があるか否かチェックし、なければステップS1ぬで警報停止を解除して再警報する。このステップS10における再警報停止指示は具体的には警報停止スイッチ34が継続的にオン状態に保たれていることの判別である。
図6は図4の実施形態における警報停止スイッチ34の引き紐を引き状態に保持する紐係止機構を示した説明図である。図6(A)は、通常の監視状態における引き紐の状態であり、警報器1の上体下部に設けた通し穴26から内蔵した警報停止スイッチ34のスイッチレバーに結びつけられた引き紐25が引き出されている。
引き紐25の先端には固定ピン27が取り付けられ、固定ピン27にはプラスチックなどで作られたキャップ状のプルトップ28が内部に収納されるように装着されている。
図6(B)は警報停止スイッチの引き紐25を引き状態に押した説明図であり、引き紐25を引いた状態で先端に取り付けている固定ピン27をプルトップ28から引き出して通し穴26にはめ込むことで引き紐25をはさみこんで引き状態を保持する。
図7は本発明における紐係止機構の他の実施形態を示した説明図である。この実施形態にあっては図7(A)のように警報器1の上体内に設けた警報停止スイッチ34のスイッチレバー35から引き出された引き紐25の途中に紡錘形のトラップ部材29を設けており、引き紐25の先端のプルトップ31により抜け止めして上部が開口したビニールキャップ30を装着している。
この紐係止機構にあっては図7(B)のように引き紐25を下側に引いてスイッチレバー35により警報停止スイッチ34をスイッチオンとした状態で、ビニールキャップ30をトラップ部材29に圧入し、ビニールキャップ30の先端を警報器1の上体下面1aに押し当てることで引き紐25を警報停止スイッチ34のオン状態に係止する。
図8は本発明における紐係止機構の他の実施形態を示した説明図である。この実施形態にあっては、図8(A)のように警報器1に内蔵された警報停止スイッチ34のスイッチレバー35から通し穴26を通して引き紐25を下側に取り出しており、この上体下面1aの通し穴26の片側には挟み付け部材32が一体に形成されている。挟み付け部材32は通し穴26側に開口したスリット33を持つ、片持ちのレバー形状となっている。
図8(B)は引き紐25の係止機構であり、引き紐25を引いて警報停止スイッチ34のスイッチレバー35の引っ張りによりスイッチオンとした状態で、引き紐を挟み付け部材32のスリット33の中に挟みこむことで、引き紐25の引き状態を保持することができる。
もちろん警報停止スイッチ34をオン状態に保持するための紐係止機構は上記の実施形態に限定されず、適宜の紐係止機構とすることができる。
尚、上記の実施形態にあっては、制御部10における火災、CO、CH4の異常判断としてその組み合わせにより、緊急度をランク付けする緊急度レベルによる警報判断を例にとるものであったが、本発明はこれに限定されず火災、CO、CH4を個別に警報状態か否かを判断して警報出力を行わせるものであってもよい。
また上記の実施形態にあっては、警報停止スイッチとしてテスト用スイッチを兼用した場合についての再警報停止のための特殊スイッチ操作として、例えば警報停止した後に5秒以内にスイッチオンを5回以上繰り返す操作を例にとっているが、このような特殊操作は図4の実施形態に示した専用の警報停止スイッチ34を設けた場合についてもそのまま適用できる。
同様に図4の専用警報停止スイッチ34を設けた場合の再警報停止のために引き紐を引き状態に保持する紐係止機構についても図2のテスト用スイッチ23を兼用した警報停止スイッチにつきそのまま適用することができる。
また本発明はその目的と利点を損なわない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
1:警報器
2:火災検出部
3:CO検出部
4:CH4検出部
5:火災警告灯
6:電源灯
7:CH4警告灯
8:CO警告灯
10:制御部
11:出力測定部
12:警報判断部
13:表示制御部
14:音声制御部
15:音量調整部
16:時間管理部
17:自己診断処理部
18:警報停止制御部
20:音声警報部
21:表示部
22:移報出力部
23:テスト用スイッチ
24、35:スイッチレバー
25:引き紐
26:通し穴
27:固定ピン
28、31:プルトップ
29:トラップ部材
30:ビニールキャップ
32:挟み付け部材
33:スリット
34:警報停止スイッチ

Claims (2)

  1. 火災を検出する火災検出部及び又はガス漏れを検出するガス検出部と、前記各検出部の出力に基づいて警報信号を出力する警報判断部と、前記警報判断部からの前記警報信号に基づいて音声信号を出力する音声制御部と、前記音声制御部からの前記音声信号により火災及び又はガス漏れの報知音声を出力する音声警報部と、前記警報判断部からの前記警報信号に基づいて表示信号を出力する表示制御部と、前記表示制御部からの前記表示信号により火災及び又はガス漏れを表示報知する表示部とを備えた警報器に於いて、
    前記警報判断部は、前記火災検出部及び又はガス検出部の出力に基づいて緊急度を判定し、前記音声制御部は、前記警報判断部で判断された緊急度に応じた警報音声を前記音声警報部から出力させることを特徴とする警報器。
  2. 火災を検出する火災検出部及び又はガス漏れを検出するガス検出部と、前記各検出部の出力に基づいて警報信号を出力する警報判断部と、前記警報判断部からの前記警報信号に基づいて音声信号を出力する音声制御部と、前記音声制御部からの前記音声信号につき音量又は音質を調整する音量調整部と、前記音量調整部からの音量又は音質が調整された音声信号により火災及び又はガス漏れの報知音声を出力する音声警報部と、前記警報判断部からの前記警報信号に基づいて表示信号を出力する表示制御部と、前記表示制御部からの表示信号により火災及び又はガス漏れを表示報知する表示部とを備えた警報器に於いて、
    前記警報判断部は、前記火災検出部及び又はガス検出部の出力に基づいて緊急度を判定し、前記音量調整部は、前記警報判断部で判断された緊急度に応じた音量または音質で警報音声を前記音声警報部から出力させることを特徴とする警報器。
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