JP2010161511A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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【課題】表示画面上に表示されている動画フレームの時間間隔を簡単な操作で変更可能にすることを目的とする。
【解決手段】複数の動画フレームが時系列的に整列された動画フレーム画像列を含む表示画面を介したユーザの入力に基づいて、動画フレームを選択する動画フレーム選択手段と、動画フレーム選択手段で2つの動画フレームが選択された場合、前記ユーザの入力に係る入力位置間の距離を計算する距離計算手段と、距離が変化した場合、距離計算手段で計算された前記ユーザの入力に係る入力位置間の距離に基づいて、動画データから動画フレームを抽出する時間間隔を計算する時間間隔計算手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
近年PC、デジタルカメラ、デジタルビデオ、PDA、携帯電話、ゲーム機等の情報処理装置において、静止画に加えて動画データを扱う場合が多くなっている。このような情報処理装置で、動画再生や動画編集を行う場合に、大量のデータ量を有する動画データの中から、ユーザが所望のシーンを迅速に見つけだせることが必須である。そのためには、動画データ全体の内容を簡潔な内容表示により、迅速に表示することが必要である。
従来の情報処理装置において、ユーザインターフェース表示画面を用いて、大量の動画データの中から所望のシーンを含むフレームを検索する方法がある。この方法は、動画ファイルを再生し閲覧しながら、早送り、巻き戻し、スロー再生、コマ送りを行いながら、所望のフレームにたどり着くという方法である。
また、操作性のよいユーザインターフェース表示を開発するために、多くの試みがなされている。その1つとして、特許文献1の技術がある。特許文献1の技術では、動画データを所定の時間間隔で分割し、前記時間間隔毎の先頭フレームを静止画データとして取り出して、複数のサムネイルを生成し、生成した複数のサムネイルを、画面中の複数の表示窓に表示する。複数のサムネイルは、1つが前記画面中のメイン表示窓に、大サムネイルとして表示され、他のサムネイルは、メイン表示窓から水平乃至傾斜方向に連続して配列される表示窓に、小サムネイルとして表示される。特許文献1の技術では、ユーザによる左右方向の操作により、前記時間間隔を変更する。特許文献1の技術では、ユーザによる上下方向の操作により、前記複数のサムネイルが、前記複数の表示窓間を移動する。
特開2006−279267号公報
しかしながら、上記従来の技術は、表示画面上に表示されている動画フレームの時間間隔を、操作キーを利用して変更する。
したがって、動画データから所望のシーンを見つけだすためには、動画フレームの時間間隔を変更する作業と、動画フレームを画面上でスクロールする作業と、を操作キーで繰り返し行う必要がある。よって、ユーザの操作が煩雑になる問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、表示画面上に表示されている動画フレームの時間間隔を簡単な操作で変更可能にすることを目的とする。
そこで、本発明の情報処理装置は、複数の動画フレームが時系列的に整列された動画フレーム画像列を含む表示画面を介したユーザの入力に基づいて、動画フレームを選択する動画フレーム選択手段と、前記動画フレーム選択手段で2つの動画フレームが選択された場合、前記ユーザの入力に係る入力位置間の距離を計算する距離計算手段と、前記距離が変化した場合、前記距離計算手段で計算された前記ユーザの入力に係る入力位置間の距離に基づいて、動画データから動画フレームを抽出する時間間隔を計算する時間間隔計算手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置は、複数の動画フレームが時系列的に整列された動画フレーム画像列を含む表示画面を介したユーザの入力に基づいて、前記入力により指示された2つの位置の距離を計算する距離計算手段と、前記距離が変化した場合、前記距離に基づいて、動画データから動画フレームを抽出する時間間隔を変更する時間間隔変更手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体としてもよい。
本発明によれば、表示画面上に表示されている動画フレームの時間間隔を簡単な操作で変更可能にすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
本実施形態では、選択されている動画フレームの範囲において、ユーザが動画フレームの時間間隔を短くする操作を実行した場合を例に情報処理装置の処理を説明する。なお、ユーザは、動画フレームを表示画面上で直接、選択するものとする。
図1は、情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図1において、CPU(Central Processing Unit)1は、ROM(Read Only Memory)2及び/又はHDD(Hard Disk Drive)3に格納された制御プログラムを実行し、各デバイスを制御する。
ROM2は、各種の制御プログラムやデータを保持する。
RAM4(Random Access Memory)は、CPU1のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域、制御プログラムのロード領域等を有する。
HDD3は、各種制御プログラムや各種データを保存する。入力・表示装置5は、ユーザからの入力を受け付け、情報を情報処理装置に入力すると共に、後述する動画フレームの画像列等を表示する。
CPUバス6は、アドレスバス、データバス及びコントロールバスを含む。
制御プログラムは、ROM2又はHDD3に予め記憶されていてもよいし、通信路を介して他の情報装置等からROM2又はHDD3に記憶されてもよい。
CPU1が、ROM2又はHDD3等に記憶されているプログラムに基づき、処理を実行することにより、後述する情報処理装置の機能、又は後述するフローチャートに係る処理が実現される。
図2は、情報処理装置の機能構成の一例を示す図(その1)である。
動画フレーム抽出部101は、抽出を開始する動画フレームと、抽出を終了する動画フレームと、動画フレームを抽出する時間間隔とが指定されることで、動画データから複数の動画フレームを抽出する。
動画フレーム画像列作成部102は、動画フレーム抽出部101で抽出された複数の動画フレームを、時系列的に整列して動画フレーム画像列を作成する。
画像表示部103は、動画フレーム画像列作成部102で作成された動画フレーム画像列を、表示画面上に表示する。
入力検出部104は、表示画面上の、少なくとも2つ以上の位置の指定を検出する。
動画フレーム選択部105は、入力検出部104で検出された1つの位置により、表示画面上の動画フレーム画像列内の、1つの動画フレームを選択する。
距離計算部106は、入力検出部104で検出された2つの位置の距離を計算する。
変化検出部107は、距離計算部106で計算された距離の変化を検出する。
図3は、動画フレームの時間間隔を変更する処理の一例を示すフローチャート(その1)である。
S201において、入力検出部104は、表示画面におけるユーザの入力を検知する。
S202において、動画フレーム選択部105は、ユーザの入力により指示された位置を包括する動画フレームを選択する。つまり、選択された動画フレーム上に、ユーザの入力により指示された位置がある。
S203において、動画フレーム選択部105は、表示画面上の動画フレームが、2つ選択されている状態か否かを判定する。
S203で2つの動画フレームが選択されている状態であると判定された場合、S204において、距離計算部106は、ユーザの入力により指示された2つの位置(入力位置間)の距離を計算する。
S205において、変化検出部107は、S204で計算された距離が変化したか否かを判定する。
S205で距離が変化したと判定された場合、S206において、例えば、動画フレーム抽出部101は、S204で計算された距離に基づいて、動画フレームを抽出する時間間隔を計算する(時間間隔計算)。
S207において、例えば、動画フレーム抽出部101は、選択状態にある2つの動画フレームの、一方を抽出開始フレーム、他方を抽出終了フレームと指定する。また、例えば、動画フレーム抽出部101は、S206で計算された抽出する時間間隔を指定する。そして、例えば、動画フレーム抽出部101は、抽出開始フレーム、抽出終了フレーム、抽出する時間間隔、に基づいて、動画データから動画フレームを抽出する。
S208において、動画フレーム画像列作成部102は、S207で抽出された複数の動画フレームを、時系列的に整列して動画フレーム画像列を作成する。
S209において、画像表示部103は、S208で作成された動画フレーム画像列を、表示画面上に表示する。
図4は、動画フレームの時間間隔を変更する操作の一例を示す図(その1)である。
表示画面上には、動画データから抽出された複数の動画フレーム401を、時系列に整列した動画フレーム画像列402が表示されている。
図4(a)において、動画フレーム画像列402上の、13時26分00秒の動画フレーム401Aと、13時28分00秒の動画フレーム401Bと、をユーザがタッチする。この動作により、ユーザは、動画フレーム画像列402上の動画フレーム401の時間間隔を変更する範囲を指定する。今回、13時26分00秒から13時28分00秒までの範囲を指定する。そして、タッチした状態を維持して、ユーザが指403を広げる方向に移動させると、図4(b)の状態になる。
図4(b)では、13時26分00秒と13時28分00秒との間の、より詳細な動画フレーム401が表示されている。より具体的に説明すると、ユーザによる上述した操作によって、表示画面上に動画フレームの13時26分20秒401C、13時26分40秒401D、13時27分20秒401E、13時27分40秒401Fが、追加して表示される。つまり、ユーザの、タッチした状態を維持して指403を広げる動作により、動画フレーム画像列402上の動画フレーム401の時間間隔が、1分から20秒間隔に変更され、上述した動画フレームが表示される。なお、動画フレーム401の時間間隔を変更する範囲に指定されていない領域は、時間間隔が変更されず1分間隔のままである。
ユーザの入力に基づいて、動画フレーム401の時間間隔を変更する方法を更に説明する。図4(a)における、ユーザにより指示された2点間の距離は、15mmである。図4(b)における、ユーザにより指示された2点間の距離は、45mmである。よって、ユーザにより指示された2点間の距離は、3倍に変化している。
一方で、図4(a)における、動画フレーム画像列402上の動画フレーム401の時間間隔は、1分である。図4(b)における、動画フレーム画像列402上の動画フレーム401の時間間隔は、20秒である。よって、動画フレーム画像列402上の動画フレーム401の時間間隔は、1/3に変更されている。
つまり、本実施形態の情報処理装置によれば、ユーザにより指示された2点間の距離の変化に反比例して、動画フレーム画像列402上の動画フレーム401の時間間隔が変更される。なお、情報処理装置は、例えば、ユーザにより指示された2点間の距離が、2倍に変化する場合、動画フレーム画像列402上の動画フレーム401の時間間隔を、1/10に変更してもよい。また、距離の変化と時間間隔の変更との関係は、線形の増減に限定せず、非線形の増減でもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザは、表示画面上の動画フレーム401を直接選択し、時間間隔の変更を行う範囲を指定することができる。本実施形態では、ユーザは、13時26分00秒から13時28分00秒までの範囲を指定し、また、表示画面上での指403の動きで、時間間隔を変更する。このことによって、本実施形態の情報処理装置は、動画フレームの1分間隔を20秒間隔に変更している。
本実施形態によれば、動画フレーム401の時間間隔の変更を直感的な操作で実現でき、ユーザの操作性を改善することができる。また、本実施形態によれば、ユーザは、表示画面上において、動画フレーム401の時間間隔を変更する範囲を指定し、指定した範囲の時間間隔を個別に変更することができる。
<実施形態2>
本実施形態では、選択されている動画フレームの範囲において、ユーザが動画フレームの時間間隔を長くする操作を実行した場合を例に情報処理装置の処理を説明する。また、情報処理装置は、動画フレームの選択において、ユーザの入力により指示された位置に、一番距離が近い動画フレームを選択するものとする。
本実施形態の情報処理装置のハードウェア構成及び機能構成は実施形態1と同じであるため、本実施形態では説明を省略する。
なお、本実施形態の情報処理装置の処理の一例を、再び図3を用いて説明する。
S201において、入力検出部104は、表示画面におけるユーザの入力を検知する。
S202において、動画フレーム選択部105は、ユーザの入力により指示された位置に、一番距離が近い表示画面上の動画フレームを選択する。より具体的に説明すると、動画フレーム選択部105は、ユーザの入力により指示された位置の中心と動画フレームの中心との距離が一番近い動画フレームを選択する。
S203において、動画フレーム選択部105は、表示画面上の動画フレームが、2つ選択されている状態か否かを判定する。
S203で2つの動画フレームが選択されている状態であると判定された場合、S204において、距離計算部106は、ユーザの入力により指示された2つの位置の距離を計算する。
S205において、変化検出部107は、S204で計算された距離が変化したか否かを判定する。
S205で距離が変化したと判定された場合、S206において、例えば、動画フレーム抽出部101は、S204で計算された距離に基づいて、動画フレームを抽出する時間間隔を計算する。
S207において、例えば、動画フレーム抽出部101は、選択状態にある2つの動画フレームの、一方を抽出開始フレーム、もう一方を抽出終了フレームと指定する。また、例えば、動画フレーム抽出部101は、S206で計算された抽出する時間間隔を指定する。そして、例えば、動画フレーム抽出部101は、抽出開始フレーム、抽出終了フレーム、抽出する時間間隔、に基づいて、動画データから動画フレームを抽出する。
S208において、動画フレーム画像列作成部102は、S207で抽出された複数の動画フレームを、時系列的に整列して動画フレーム画像列を作成する。
S209において、画像表示部103は、S208で作成された動画フレーム画像列を、表示画面上に表示する。
図5は、動画フレームの時間間隔を変更する操作の一例を示す図(その2)である。
表示画面上には、動画データから抽出された複数の動画フレーム501を、時系列に整列した動画フレーム画像列502が表示されている。
図5(a)において、動画フレーム13時26分00秒501Aと、動画フレーム13時28分00秒501Bと、の下方をユーザがタッチする。つまり、ユーザは、左側の指で動画フレーム13時26分00秒501Aを、右側の指503で動画フレーム13時28分00秒501Bを選択する。ユーザは、この動作により、動画フレーム画像列502上の動画フレーム501の時間間隔を変更する範囲を指定する。本実施形態の例では、13時26分00秒から13時28分00秒までの範囲を指定するものとする。そして、タッチした状態を維持して、ユーザが指503を狭める方向に移動させると、図5(b)の状態になる。
図5(b)では、13時26分00秒と13時28分00秒との間に、13時27分00秒の動画フレーム501のみが表示されている。つまり、ユーザの、タッチした状態を維持して指503を狭める動作により、動画フレーム画像列502上の動画フレーム501の時間間隔が、20秒から1分間隔に変更され、上述した動画フレームが表示される。動画フレーム501の時間間隔を変更する範囲に指定されていない領域は、時間間隔が変更されず20秒間隔のままである。より具体的に説明すると、動画フレームの13時25分20秒501C、13時25分40秒501D、13時28分20秒501E、13時28分40秒501Fが、表示されている。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザは、表示画面上で動画フレームを選択し、時間間隔の変更を行う範囲を指定することができる。本実施形態では、ユーザは、13時26分00秒から13時28分00秒までの範囲を指定する。ユーザは、表示画面上での指の動きで、時間間隔を変更することができる。本実施形態では、ユーザは、20秒間隔を1分間隔に変更している。
本実施形態によれば、動画フレーム501の時間間隔の変更を直感的な操作で実現でき、ユーザの操作性を改善することができる。また、本実施形態によれば、表示画面上において、動画フレーム501の時間間隔を変更する範囲を指定し、指定された範囲の時間間隔を個別に変更することができる。
<実施形態3>
本実施形態では、ユーザが表示画面上で動画フレームの時間間隔を短くする操作を実行した場合を例に情報処理装置の処理を説明する。
図6は、情報処理装置の機能構成の一例を示す図(その2)である。
動画フレーム抽出部701は、抽出を開始する動画フレームと、抽出を終了する動画フレームと、動画フレームを抽出する時間間隔と、が指定されることで、動画データから複数の動画フレームを抽出する。
動画フレーム画像列作成部702は、動画フレーム抽出部701で抽出された複数の動画フレームを、時系列的に整列して動画フレーム画像列を作成する。
画像表示部703は、動画フレーム画像列作成部702で作成された動画フレーム画像列を、表示画面上に表示する。
入力検出部704は、表示画面上の、少なくとも2つ以上の位置の指定を検出する。
距離計算部705は、入力検出部704で検出された2つの位置の距離を計算する。
変化検出部706は、距離計算部705で計算された距離の変化を検出する。
図7は、動画フレームの時間間隔を変更する処理の一例を示すフローチャート(その2)である。
S301において、入力検出部704は、表示画面におけるユーザの入力を検知する。
S302において、距離計算部705は、ユーザの入力により指示された2つの位置の距離を計算する。
S303において、変化検出部706は、S302で計算された距離が変化したか否かを判定する。
S303で距離が変化したと判定された場合、S304において、例えば、動画フレーム抽出部701は、動画フレームの時間間隔を変更する。前記距離が近くなる場合、例えば、動画フレーム抽出部701は、動画フレームの時間間隔を長く変更する。前記距離が遠くなる場合、例えば、動画フレーム抽出部701は、動画フレームの時間間隔を短く変更する。本実施形態では、情報処理装置は、変化した距離の値で時間間隔を変更する量を計算しない。情報処理装置は、予め時間間隔を変更する量を決めておく。例えば、短く変更する場合、動画フレーム抽出部701は、時間間隔が1分の時は20秒間隔に変更する。他にも時間間隔変更の設定は、10秒ずつ増減する、2倍する、1/2倍する等の任意の数値による四則演算の組み合わせ等であってもよい。また、この設定はユーザにより任意に変更することができる。
S305において、動画フレーム抽出部701は、S304で変更された時間間隔で、動画データから動画フレームを抽出する。
S306において、動画フレーム画像列作成部702は、S305で抽出された複数の動画フレームを、時系列的に整列して動画フレーム画像列を作成する。
S307において、画像表示部703は、S306で作成された動画フレーム画像列を、表示画面上に表示する。
図8は、動画フレームの時間間隔を変更する操作の一例を示す図(その3)である。
表示画面上には、動画データから抽出された複数の動画フレーム601を、時系列に整列した動画フレーム画像列602が表示されている。
図8(a)は、動画フレーム13時27分00秒601Aを中心に、13時24分00秒から13時30分00秒までの動画フレーム601が表示されている。動画フレーム601の時間間隔は1分である。ユーザが、表示画面上の動画フレーム画像列602の下方を2点タッチしたものとする。ここで、ユーザがタッチする表示画面上の場所は、特に限定しない。動画フレーム画像列602上の2点をタッチしてもよい。そして、タッチした状態を維持して、ユーザが指603を広げる方向に移動させると、図8(b)の状態になる。
図8(b)には、動画フレーム13時27分00秒601Bを中心に、13時26分00秒から13時28分00秒までの動画フレーム601が表示されている。動画フレーム601の時間間隔は20秒である。図8(a)の状態と比べて、より時間分解能が細かい動画フレーム601が表示されている。より具体的に説明すると、動画フレームの13時26分20秒601C、13時26分40秒601D、13時27分20秒601E、13時27分40秒601Fが、追加して表示されている。つまり、ユーザが、表示画面上の2点をタッチした状態で指603を広げることにより、動画フレーム画像列602上の動画フレーム601の時間間隔が、1分から20秒間隔に変更される。また、ユーザは、指603を狭める操作を行うこともできる。例えば、ユーザが、表示画面上の2点をタッチした状態で指603を狭めることにより、動画フレーム601の時間間隔が、1分から2分間隔に変更される。
本実施形態の情報処理装置は、ユーザの指603の移動量で、時間間隔を変更する量を計算しない。予め時間間隔を変更する量を設定しておく。本実施形態の情報処理装置は、時間間隔を1分の次は20秒と設定している。この設定は、ユーザにより任意に変更することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、表示画面上の指603の動きで、時間間隔を変更することができる。本実施形態の例では、情報処理装置は、1分間隔を20秒間隔に変更する。よって、ユーザは、動画フレームの時間間隔の変更を直感的な操作で実現できる。つまり、ユーザの操作性を改善することができる。
<その他の実施形態>
また、上述した実施形態の目的は、以下のようにすることによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(又は記録媒体)を、システム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置の中央演算処理手段(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記憶媒体は上述した実施形態を構成することになる。
また、システム或いは装置の前記中央演算処理手段が読み出したプログラムコードを実行することにより、そのプログラムコードの指示に基づき、システム或いは装置上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部又は全部を行う。その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、前記システム或いは装置に挿入された機能拡張カードや、接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれたとする。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
上述した実施形態を前記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体(コンピュータ読み取り可能な記憶媒体)には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
以上、上述した各実施形態によれば、ユーザは、動画フレームの時間間隔を変更する場合、表示画面上で時間間隔の変更することができる。よって、動画フレームの時間間隔の変更を直感的な操作で実現でき、ユーザの操作性を改善することができる。
また、上述した各実施形態によれば、ユーザは、表示画面上での指の動きで、時間間隔を変更する量を調整することができる。よって、動画フレームの時間間隔の変更量を直感的な操作で調節することができ、ユーザの操作性を改善することができる。
また、上述した各実施形態によれば、ユーザは、表示画面上において、動画フレームの時間間隔を変更する範囲を指定し、指定された範囲の時間間隔を個別に変更することができる。よって、ユーザが注目する動画フレームの時間間隔の変更を直感的な操作で実現でき、ユーザの操作性を改善することができる。
したがって、上述した各実施形態によれば、大量の動画データの中から、ユーザが所望シーンを見つけだす作業の作業効率を、大幅に向上することができる。
また、上述した各実施形態によれば、表示画面上に表示されている動画フレームの時間間隔を簡単な操作で変更可能にすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 情報処理装置の機能構成の一例を示す図(その1)である。 動画フレームの時間間隔を変更する処理の一例を示すフローチャート(その1)である。 動画フレームの時間間隔を変更する操作の一例を示す図(その1)である。 動画フレームの時間間隔を変更する操作の一例を示す図(その2)である。 情報処理装置の機能構成の一例を示す図(その2)である。 動画フレームの時間間隔を変更する処理の一例を示すフローチャート(その2)である。 動画フレームの時間間隔を変更する操作の一例を示す図(その3)である。
1 CPU
2 ROM
3 HDD
4 RAM
5 入力・表示装置

Claims (14)

  1. 複数の動画フレームが時系列的に整列された動画フレーム画像列を含む表示画面を介したユーザの入力に基づいて、動画フレームを選択する動画フレーム選択手段と、
    前記動画フレーム選択手段で2つの動画フレームが選択された場合、前記ユーザの入力に係る入力位置間の距離を計算する距離計算手段と、
    前記距離が変化した場合、前記距離計算手段で計算された前記ユーザの入力に係る入力位置間の距離に基づいて、動画データから動画フレームを抽出する時間間隔を計算する時間間隔計算手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記2つの動画フレームの一方を抽出開始フレーム、他方を抽出終了フレームとし、前記時間間隔計算手段で計算された時間間隔で、動画データから動画フレームを抽出する動画フレーム抽出手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記動画フレーム抽出手段で抽出された複数の動画フレームを時系列的に整列し、動画フレーム画像列を作成する画像列作成手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画像列作成手段で作成された動画フレーム画像列を表示画面上に表示する表示手段を更に有することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記動画フレーム選択手段は、前記表示画面を介したユーザの入力に基づいて、前記入力により指示された位置を包括する動画フレームを選択することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記動画フレーム選択手段は、前記表示画面を介したユーザの入力に基づいて、前記入力により指示された位置と一番距離が近い前記表示画面上の動画フレームを選択することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 複数の動画フレームが時系列的に整列された動画フレーム画像列を含む表示画面を介したユーザの入力に基づいて、前記入力により指示された2つの位置の距離を計算する距離計算手段と、
    前記距離が変化した場合、前記距離に基づいて、動画データから動画フレームを抽出する時間間隔を変更する時間間隔変更手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  8. 前記時間間隔変更手段で変更された時間間隔で、動画データから動画フレームを抽出する動画フレーム抽出手段を更に有することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記時間間隔変更手段は、前記距離が近くなった場合、前記距離に基づいて、予め定められた前記時間間隔を、長くなるよう変更し、前記距離が遠くなった場合、前記距離に基づいて、予め定められた前記時間間隔を、短くなるよう変更することを特徴とする請求項7又は8に記載の情報処理装置。
  10. 情報処理装置における情報処理方法であって、
    複数の動画フレームが時系列的に整列された動画フレーム画像列を含む表示画面を介したユーザの入力に基づいて、動画フレームを選択する動画フレーム選択ステップと、
    前記動画フレーム選択ステップで2つの動画フレームが選択された場合、前記ユーザの入力に係る入力位置間の距離を計算する距離計算ステップと、
    前記距離が変化した場合、前記距離計算ステップで計算された前記ユーザの入力に係る入力位置間の距離に基づいて、動画データから動画フレームを抽出する時間間隔を計算する時間間隔計算ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  11. 情報処理装置における情報処理方法であって、
    複数の動画フレームが時系列的に整列された動画フレーム画像列を含む表示画面を介したユーザの入力に基づいて、前記入力により指示された2つの位置の距離を計算する距離計算ステップと、
    前記距離が変化した場合、前記距離に基づいて、動画データから動画フレームを抽出する時間間隔を変更する時間間隔変更ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  12. コンピュータを、
    複数の動画フレームが時系列的に整列された動画フレーム画像列を含む表示画面を介したユーザの入力に基づいて、動画フレームを選択する動画フレーム選択手段と、
    前記動画フレーム選択手段で2つの動画フレームが選択された場合、前記ユーザの入力に係る入力位置間の距離を計算する距離計算手段と、
    前記距離が変化した場合、前記距離計算手段で計算された前記ユーザの入力に係る入力位置間の距離に基づいて、動画データから動画フレームを抽出する時間間隔を計算する時間間隔計算手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  13. コンピュータを、
    複数の動画フレームが時系列的に整列された動画フレーム画像列を含む表示画面を介したユーザの入力に基づいて、前記入力により指示された2つの位置の距離を計算する距離計算手段と、
    前記距離が変化した場合、前記距離に基づいて、動画データから動画フレームを抽出する時間間隔を変更する時間間隔変更手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  14. 請求項12又は13に記載のプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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