JP2010161372A - メモリ素子及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリ素子及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】メモリ素子は、絶縁膜、アクティブパターン、ゲート絶縁膜、及びゲート電極を含む。前記絶縁膜は、基板上に形成される。前記アクティブパターンは、前記絶縁膜上に具備され、2つの突出部及びこれらの間の凹みを含む。前記アクティブパターンは、前記基板から離れた前記突出部の上部に形成された第1不純物領域及び第2領域不純物領域、並びに前記突出部の上部以外の部分に形成されデータを保存するフローティングボディの役割をするベース領域を含む。前記ゲート絶縁膜は前記アクティブパターンの表面に具備される。前記ゲート電極は、前記ゲート絶縁膜上に具備され、前記アクティブパターンの下部を取り囲んで前記凹みを部分的に埋める。
【選択図】図1

Description

本発明は、メモリ素子及びその製造方法に関し、より詳しくは、1T−DRAM装置及びその製造方法に関する。
近来、キャパシタが具備されず、1つのトランジスタのみでメモリセルが構成されるワントランジスタDRAM(1T−DRAM)が研究されている。特に、高集積化され、且つ優れたデータ保有(data retention)特性を有するようにするために3次元構造のワントランジスタDRAMが開発されている。しかし、前記ワントランジスタDRAMを高集積化する場合、データを保存するためのフローティングボディ部分が狭くなるため、データ保有能力が非常に落ちることになる。よって、前記ワントランジスタDRAMを高度に集積化させるには限界がある。
米国特許6,838,723号明細書 米国特許5,448,513号明細書 米国特許6,956,256号明細書
本発明の目的は、優れた電気的特性を有する1T−DRAM装置を提供することである。
本発明の他の目的は、上述の優れた電気的特性を有する1T−DRAM装置の製造方法を提供することである。
上述の本発明の目的を実現するための一実施形態によるメモリ素子は、絶縁膜、アクティブパターン、ゲート絶縁膜、及びゲート電極を含む。前記絶縁膜は基板上に形成される。前記アクティブパターンは、前記絶縁膜上に具備され、2つの突出部及びこれらの間の凹みを含む。前記アクティブパターンは、前記基板から離れた前記突出部の上部に形成された第1不純物領域及び第2領域不純物領域、並びに前記突出部の上部以外の部分に形成されデータを保存するフローティングボディの役割をするベース領域を含む。前記ゲート絶縁膜は前記アクティブパターンの表面に具備される。前記ゲート電極は、前記ゲート絶縁膜上に具備され、前記アクティブパターンの下部を取り囲んで前記凹みを部分的に埋める。
一実施形態において、前記第1及び第2不純物領域は、第1導電型の不純物でドーピングされることができ、前記ベース領域は前記第1導電型と異なる第2導電型の不純物でドーピングされることができる。
一実施形態において、前記ベース領域は、バイポーラトランジスタのベースの役割をすることができ、前記第1不純物領域は前記バイポーラトランジスタのエミッタ(emitter)の役割をすることができ、前記第2不純物領域は、前記第2バイポーラトランジスタのコレクタの役割をすることができる。
一実施形態において、前記ゲート電極を通じて第1電圧が前記ベース領域に印加されることができ、前記第2不純物領域に第2電圧が印加されてデータを前記ベース領域に保存することができる。
一実施形態において、前記ゲート電極を通じて消去電圧が前記ベース領域に印加されることができ、前記第2不純物領域に第2電圧が印加されて前記ベース領域に保存されたデータを消去することができる。
一実施形態において、前記ゲート電極を通じて第1電圧が前記ベース領域に印加されることができ、前記第2不純物領域に第2電圧が印加されてデータを前記ベース領域に保存することができ、コレクタの役割を遂行する前記第2不純物領域を通じて流れる電流を感知して前記ベース領域に保存されたデータを読み出すことができる。
一実施形態において、前記ゲート電極の上部面は前記アクティブパターンの第1及び第2不純物領域の底面より低く位置することができる。
一実施形態において、前記アクティブパターンは、単結晶半導体物質を含むことができる。
一実施形態において、前記絶縁膜には複数のアクティブパターンが配列されることができ、前記ゲート電極は第1方向に並行に配置された複数のアクティブパターンの下部を取り囲むことができる。
一実施形態において、前記第1方向と垂直する第2方向に配置された複数の第1不純物領域に電気的に接続されるビットラインをさらに含むことができる。
一実施形態において、前記第1方向に並行に配置された複数の第2不純物領域に電気的に接続されるソースラインをさらに含むことができる。
一実施形態において、前記第1方向に並行に配置された複数のベース領域に電気的に接続されるワードラインをさらに含むことができる。
上述の他の目的を達成するための本発明の一実施形態によるメモリ素子の製造方法においては、基板上に絶縁膜を形成する。前記絶縁膜上に、2つの突出部及び前記突出部の間の凹みを含むアクティブパターンを形成する。前記アクティブパターンの表面にゲートパターンを形成する。前記ゲート絶縁膜上に、前記アクティブパターンの下部を取り囲んで、前記凹みを部分的に埋めるゲート電極を形成する。前記基板から離れた前記突出部の上部に不純物をドーピングして第1及び第2不純物領域をそれぞれ形成する。
一実施形態において、前記第1及び第2不純物領域の底面が前記ゲート電極の上部面より高く位置するように形成することができる。
一実施形態において、前記基板から離れた前記突出部の上部はバイポーラトランジスタのエミッタ及びコレクタとしてそれぞれ機能することができ、前記アクティブパターンのその他の部分は、前記バイポーラトランジスタのベースの役割をし、フローティングボディとして機能することができ、前記アクティブパターンを形成するとき、前記突出部の幅及び/または高さを調節して電荷を保存する前記フローティングボディの体積を調節することができる。
一実施形態において、各エミッタ及びコレクタ上にコンタクトプラグを形成することができ、前記エミッタのコンタクトプラグ上にビットラインを形成することができ、前記コレクタの前記コンタクトプラグ上にソースラインを形成することができ、前記ゲート電極はワードラインの役割をすることができる。
上述のさらに他の目的を達成するための本発明の一実施形態によるデータ保存方法において、基板上の絶縁膜と、前記絶縁膜上に具備され、2つの突出部及びこれらの間の凹みを有し、前記基板から離れた前記突出部の上部に形成された第1不純物領域及び第2領域不純物領域と、前記突出部の上部以外の部分に形成されデータを保存するフローティングボディの役割をするベース領域を含むアクティブパターンと、前記アクティブパターンの表面に具備されるゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に具備され、前記アクティブパターンの下部を取り囲んで前記凹みを部分的に埋めるゲート電極を含むメモリ素子を形成する。このとき、前記第1及び第2不純物領域は、第1導電型の不純物でドーピングされ、前記ベース領域は第2導電型の不純物でドーピングされ、前記ベース領域はバイポーラトランジスタのベースの役割をし、前記第1不純物領域は前記バイポーラトランジスタのエミッタの役割をし、前記第2不純物領域は前記バイポーラトランジスタのコレクタの役割をすることを特徴とする。その後、前記ゲート電極を通じて第1電圧を前記ベース領域に印加し、第2電圧を前記コレクタに印加して前記ベース領域にデータを保存する。
本発明によると、突出部及び凹みによってアクティブパターンに対向するゲート電極領域が大きくなることができる。従って、前記アクティブパターンを有するメモリ素子は、大きなキャパシタンスを有することができる。また。前記アクティブパターンの体積は前記突出部の幅及び/または高さを調節することによって容易に調節が可能であるため、前記メモリ素子は優れたデータ保有特性を有することができる。
本発明の一実施形態によるDRAM単位素子を示す斜視図である。 図1のI−I’線に沿って切断した断面図である。 図1に示すDRAM単位素子を単位セルとするアレイ構造のDRAM素子を示す斜視図である。 図3に示すDRAM素子の等価回路図である。 図3に示すアレイ構造を有するDRAM素子の製造方法を示す斜視図である。 図3に示すアレイ構造を有するDRAM素子の製造方法を示す斜視図である。 図3に示すアレイ構造を有するDRAM素子の製造方法を示す斜視図である。 図3に示すアレイ構造を有するDRAM素子の製造方法を示す斜視図である。 図3に示すアレイ構造を有するDRAM素子の製造方法を示す斜視図である。 図3に示すアレイ構造を有するDRAM素子の製造方法を示す斜視図である。 図3に示すアレイ構造を有するDRAM素子の製造方法を示す斜視図である。 図3に示すアレイ構造を有するDRAM素子の製造方法を示す斜視図である。 図3に示すアレイ構造を有するDRAM素子の製造方法を示す斜視図である。 図3に示すアレイ構造を有するDRAM素子の製造方法を示す斜視図である。 図3に示すアレイ構造を有するDRAM素子の製造方法を示す斜視図である。 図3に示すアレイ構造を有するDRAM素子の製造方法を示す斜視図である。 図3に示すアレイ構造を有するDRAM素子の製造方法を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明のメモリ素子の望ましい実施形態をより詳しく説明する。
本発明は多様な変更を加えることができ、様々な形態を有することができるため、特定実施形態を図面に例示し、本明細書に詳しく説明する。しかし、これは本発明を特定の開示形態に対して限定しようとすることではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物、ないしは代替物を含むことと理解されるべきである。各図面を説明しながら類似する参照符号を、類似する構成要素に対して使用した。添付図面において、構造物のサイズは本発明の明確性に基づくために実際より拡大して示した。第1、第2などの用語は多様な構成要素を説明するにあたって使用することができるが、各構成要素は使用される用語によって限定されるものではない。各用語は1つの構成要素を他の構成要素と区別する目的で使用されるものであって、例えば、明細書中において、第1構成要素を第2構成要素に書き換えることも可能であり、同様に第2構成要素を第1構成要素とすることができる。単数表現は文脈上、明白に異なる意味を有しない限り、複数の表現を含む。
本明細書において、「含む」または「有する」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部分品、またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとすることであって、1つまたはそれ以上の別の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部分品、またはこれらを組み合わせたものの存在または付加可能性を予め排除しないことと理解されるべきである。また、層、膜、領域、板などの部分が他の部分の「上に」あるとする場合、これは他の部分の「すぐ上に」ある場合のみでなく、その中間にさらに他の部分がある場合も含む。反対に、層、膜、領域、板などの部分が他の部分の「下に」あるとする場合、これは他の部分の「すぐ下に」ある場合のみでなく、その中間にさらに他の部分がある場合も含む。
図1は、本発明の一実施形態によるDRAM単位素子を示す斜視図である。図2は、図1のI−I’線に沿って切断した断面図である。
図1及び図2を参照すると、基板10の上部面全体を覆う絶縁膜12が具備される。前記絶縁膜12は、酸化物からなることができる。例えば、前記絶縁膜12は、シリコン酸化物からなることができる。
前記絶縁膜12上には孤立されたパターン形状を有するアクティブパターン16が具備される。
前記孤立された形状を有するそれぞれのアクティブパターン16は、2つの突出部16aを含み、前記突出部16aの間には凹みが生成されている。このとき、前記凹みの底面には絶縁膜12が露出されない。従って、前記突出部16aは、前記突出部16aの下で互いに接続された形状を有する。
図示するように、前記2つの突出部16aは前記孤立されたアクティブパターン16で互いに対向する縁部位に配置されることができる。従って、前記アクティブパターン16は、U字形状を有する。
これとは異なる実施形態として、図示はしていないが、前記2つの突出部は前記孤立されたアクティブパターンの中心部位にそれぞれ配置されることもできる。
前記アクティブパターン16は、電荷を保存するためのフローティングボディ(floating body)として提供される。従って、前記2つの突出部16aの間の離隔距離が長くなるほど前記アクティブパターン16内に電荷を保存するための空間が大きくなる。また、前記突出部16aの上部面から前記絶縁膜12までの距離が増加するほど前記アクティブパターン16内に電荷を保存するための空間が大きくなる。このように、前記アクティブパターン16が水平及び垂直方向にそれぞれ拡張されることができるため、電荷を保存するためのフローティングボディが増加する。
前記アクティブパターン16の突出部の上部面には第1不純物領域20a及び第2不純物領域20bが具備される。前記第1不純物領域20a及び第2不純物領域20bの底面は前記凹みの底面19より高く位置しなければならない。従って、前記第1不純物領域20a及び第2不純物領域20bと前記凹みの底面19とは互いに離隔される。
前記第1不純物領域20a及び第2不純物領域20bは、高濃度のN型不純物でドーピングされている。前記第1不純物領域20a及び第2不純物領域20bの下のアクティブパターンはP型不純物でドーピングされている。前記第1不純物領域20aは、バイポーラトランジスタのエミッタ(emitter)として提供される。前記第2不純物領域20bは、バイポーラトランジスタのコレクター(collector)として提供される。また、前記第1不純物領域20a及び第2不純物領域20bの下のアクティブパターン16はバイポーラトランジスタのベース(base)として提供され、これによって、ベース領域18と称する。
従って、前記第1不純物領域20a及び第2不純物領域20b、並びにベース領域18を含むアクティブパターン16は1つのバイポーラトランジスタとしての機能を遂行することができる。
前記アクティブパターン16の上面及び底面を除いた表面にはゲート絶縁膜17(図2)が具備される。前記ゲート絶縁膜17は、シリコン酸化物からなることができる。
前記ゲート絶縁膜17上にはゲート電極24が具備される。前記ゲート電極24は、前記アクティブパターン16の下部を取り囲んで前記凹みの内部を部分的に埋める形状を有する。これによって、ベース領域がフィン(fin)タイプ或いはピラー(pillar)タイプであることに比べて、ゲート電極24に対向するベース領域18は大きくなることができ、これによって大きなキャパシタンスを有することができる。前記ゲート電極24の上部面は前記第1不純物領域20a及び第2不純物領域20bの底面より低く位置しなければならない。従って、前記ゲート電極24は、前記第1不純物領域20a及び第2不純物領域20bと電気的に接続しないように配置される。
図示するように、前記ゲート電極24は、前記バイポーラトランジスタのベース部位に該当するアクティブパターン16と対向するように配置される。従って、電気的に、前記バイポーラトランジスタのベースと対向するように配置される。よって、電気的に前記バイポーラトランジスタのベースと対向してMOSキャパシタが具備された構造と同一である。従って、前記ゲート電極24に印加される電圧が前記ベースに該当するアクティブパターンに伝達される。
図1及び図2に示すDRAM単位素子でデータの書き込み動作を説明する。
バイポーラトランジスタで、エミッタとベースが順方向バイアスになり、ベースとコレクタが逆方向バイアスになる場合、エミッタからベースにバイポーラ電流が発生する。従って、前記第1不純物領域20a、アクティブパターン16が順方向バイアスになるようにし、前記アクティブパターン16及び第2不純物領域20bが逆方向バイアスになるようにすることによって、バイポーラ電流を発生させることができる。しかし、前記バイポーラ電流が流れると、前記第2不純物領域20bとフローティングボディの接合領域から衝撃イオン化が発生するようになって、多数キャリアが過剰生成される。前記生成された過剰の多数キャリアは前記アクティブパターン16に保存される。
また、前記ベースとコレクタに該当するアクティブパターン16及び第2不純物領域20bにそれぞれ消去電圧を印加することによって、前記アクティブパターン16に保存された多数キャリアを除去することができる。
このように、前記アクティブパターン16に電荷を保存するかまたは消去することによって前記DRAM素子にデータを記録する。
また、図1及び図2に示すDRAM単位素子でデータの読み出し動作を説明する。
前記DRAM単位素子で、前記アクティブパターン16に電荷が保存されている場合には、チャネル電流に比べて大きいバイポーラ電流が流れるようになる。従って、前記コレクタに該当する第2不純物領域20bと電気的に接続された感知回路を介して前記第2不純物領域20bを通じて流れる電流を感知することによって、前記アクティブパターン16に保存されたデータを読み出すことができる。
本発明の一実施形態による1T−DRAM装置は、突出部16aを有しており、ゲート電極24は、ベース領域18及び突出部16aの下部を取り囲む。これによって、アクティブパターン16に対向するゲート電極24領域が増加されることができる。また、ゲート電極24は、アクティブパターン16に保存される電荷を調節する能力が優秀で、高いゲートキャパシタンスを有することができる。
しかし、フィンタイプのアクティブパターンを有するフィンタイプメモリ素子は、前記フィンタイプのアクティブパターンが高い高さを有するとき、高いキャパシタンスを有することができ、このときには、後続して形成されるゲート電極に欠点を発生させ得る。また、ピラータイプのアクティブパターンを有するピラータイプメモリ素子は、前記ピラータイプのアクティブパターンが高い高さ或いは大きな直径を有する場合、高いキャパシタンスを有することができ、この場合には長いチャネルによって誤作動が発生する場合があり、集積度の側面において不利である。
従って、フィンタイプメモリ素子或いはピラータイプのメモリ素子と比較する場合、本発明による1T−DRAM装置は優秀なゲートキャパシタンス、優秀なチャネル調節能力及び高い集積度を有することができる。さらに、前記1T−DRAM装置は、複数のキャリアが保存されるアクティブパターン16の体積を調節することによって、優れたデータ保有特性及びリフレッシュ特性を有することができる。
図3は、図1に示すDRAM単位素子を単位セルとするアレイ構造のDRAM素子を示す斜視図である。図4は、図3に示すDRAM素子の等価回路図である。
図3を参照すると、基板100上部面全体を覆う絶縁膜102(Buried Oxide)が具備される。
前記絶縁膜102上には図1を参照にして説明したのと同一構造のアクティブパターン106が規則的に配列されている。
前記アクティブパターン106の突出部の上部面にはエミッタ及びコレクタに提供される第1不純物領域120a及び第2不純物領域120bがそれぞれ具備される。また、ベース領域107は前記第1不純物領域120a及び第2不純物領域120bの下に形成され、P型不純物でドーピングされている。従って、前記第1不純物領域120a及び第2不純物領域120b、並びにベース領域107を含むそれぞれのアクティブパターン106は、1つのバイポーラトランジスタの機能をすることになる。各アクティブパターン106は突出部及び前記突出部の間の凹みを含む。
前記アクティブパターン106の上面及び底面を除いた表面にはゲート絶縁膜117が具備される。
前記ゲート絶縁膜117上には第1方向に延伸されるゲート電極114が具備される。前記ゲート電極114は、前記第1方向に並行に配置されているそれぞれのアクティブパターン106の下部を取り囲んで、前記それぞれのアクティブパターン106に含まれた凹みを部分的に埋める形状を有する。前記ゲート電極114の上部面は前記第1不純物領域120a及び第2不純物領域120bの底面より低く位置する。
前記ゲート電極114の間のギャップを埋めて、前記アクティブパターンを覆う第1層間絶縁膜116が具備される。前記第1層間絶縁膜116には前記第1不純物領域120a及び第2不純物領域120bを露出させるコンタクトホールが含まれている。
前記コンタクトホールの内部には前記第1不純物領域120aと接する第1コンタクトプラグ122a及び前記第2不純物領域120bと接する第2コンタクトプラグ122bがそれぞれ具備される。前記第1コンタクトプラグ122a及び第2コンタクトプラグ122bは金属物質からなることができる。または、前記第1コンタクトプラグ122a及び第2コンタクトプラグ122bは不純物がドーピングされたポリシリコン物質からなることができる。
前記第1層間絶縁膜116上には前記第1方向と垂直する第2方向に配列されている第1コンタクトプラグ122aを互いに接続させるビットライン124が具備される。前記ビットライン124は、前記第1コンタクトプラグ122aと同一な導電物質からなることが望ましい。
前記ビットライン124上にはハードマスクパターン126が具備される。また、前記ハードマスクパターン126及びビットライン124の側壁にはスペーサー128が形成される。
前記ビットライン124を横切る層間絶縁膜パターン136が具備される。前記層間絶縁膜パターン136は、前記ビットライン124の延伸方向と垂直する方向である第1方向に延伸されるライン形状を有する。
前記層間絶縁膜パターン136の間には前記第2コンタクトプラグ122bの上部面と接続するソースコンタクトプラグ138が具備される。また、前記第1方向に配置されている前記ソースコンタクトプラグ138を互いに接続させるソースライン140が具備される。
前記ソースライン140は、前記ソースコンタクトプラグ138、ハードマスクパターン126上に具備される。前記ソースライン140の上部面は、前記層間絶縁膜パターンの上部面と同一平面に位置する。従って、前記ソースライン140は、前記層間絶縁膜パターン136によって絶縁される。
前記説明したアレイ構造を有するDRAM素子は、図4に示す等価回路図を有する。
図4を参照すると、孤立されたそれぞれのアクティブパターンは、各セルのデータを保存するバイポーラトランジスタとして動作される。前記ビットライン(B/L)は前記バイポーラトランジスタのエミッタ部分である第1不純物領域とそれぞれ接続される。前記ワードライン(W/L)は、前記バイポーラトランジスタのベース部分上に具備されるゲート電極として提供される。また、前記ソースライン(S/L)はバイポーラトランジスタのコレクタ部分である第2不純物領域とそれぞれ接続される。前記バイポーラトランジスタのベース部分がフローティングボディに提供され、前記フローティングボディに電荷が保存されることによってデータが記録される。
図5〜図17は、図3に示すアレイ構造を有するDRAM素子の製造方法を示す斜視図である。
図5を参照すると、バルクシリコン基板100、絶縁膜102、及び上部シリコン(図示せず)を含むSOI基板を設ける。前記上部シリコン膜は単結晶シリコンからなる。
前記SOI基板に含まれる上部シリコン膜上にアクティブ領域を定義する第1ハードマスクパターン108を形成する。前記第1ハードマスクパターン108は、パッド酸化膜(図示せず)及びシリコン窒化膜(図示せず)を蒸着し、前記パッド酸化膜及びシリコン窒化膜をフォトエッチング工程を通じてパターニングすることによって形成することができる。前記第1ハードマスクパターン108は、それぞれ孤立した形状を有して規則的に配列される。
前記第1ハードマスクパターン108の高さは、後続工程を通じて形成されるコンタクトプラグの高さを決定する。よって、前記第1ハードマスクパターン108は形成しようとするコンタクトプラグの高さよりもっと高く形成することが望ましい。
前記第1ハードマスクパターン108をエッチングマスクとして使用して前記上部シリコン膜をエッチングすることによって、予備アクティブパターン104を形成する。このように、前記予備アクティブパターン104は単結晶シリコンからなる。
図6を参照すると、前記第1ハードマスクパターン108及び予備アクティブパターン104を覆うフォトレジスト膜(図示せず)を形成する。前記フォトレジスト膜をパターニングすることによって、第1フォトレジストパターン(図示せず)を形成する。
前記第1フォトレジストパターンの露出部位は、前記第1ハードマスクパターン106の中心部位を横切る形状を有する。つまり、前記第1フォトレジストパターンは前記予備アクティブパターン104の長手方向と垂直する方向に延伸するライン形状を有することができる。または、前記第1フォトレジストパターンは前記予備アクティブパターン104の中心部位を選択的に露出する形状を有することもできる。
次に、前記第1フォトレジストパターンをエッチングマスクとして使用して前記第1ハードマスクパターン108をエッチングすることによって、第2ハードパターン108aを形成する。その後、前記第2ハードマスクパターン108aをエッチングマスクとして使用して前記予備アクティブパターン104を部分的にエッチングして凹み110を形成する。前記エッチング工程で、前記凹み110の底面に絶縁膜102が露出されないようにする。前記工程を遂行することによって、2つの突出部106aを含むアクティブパターン106が形成される。前記アクティブパターン106は、前記2つの突出部106aが下部で接続されている形状を有する。
前記アクティブパターンの突出部106aの上部はそれぞれバイポーラトランジスタのエミッタ及びコレクタに提供される。また、前記アクティブパターンの突出部106aの間の水平長さ及び前記アクティブパターンの各突出部106aの垂直長さは電荷を保存するためのフローティングボディ(floating body)として提供される。従って、前記凹み110の幅及び深さを調節することによって前記アクティブパターンの突出部106aの間の水平長さ及び突出部の垂直長さを調節することができる。また、前記電荷が保存されるフローティングボディの体積を調節することができる。
図7を参照すると、前記アクティブパターン106の表面上にゲート絶縁膜117を形成する。前記ゲート絶縁膜117は前記アクティブパターン106表面を熱酸化させることによって形成することができる。
前記アクティブパターン106の間を埋めて前記第2ハードマスクパターン108aを覆う予備第1導電膜(図示せず)を形成する。一例として、前記予備第1導電膜は、N型不純物がドーピングされたポリシリコンを蒸着させて形成することができる。これとは異なって、前記予備第1導電膜は、ポリシリコン及び金属、またはポリシリコン及び金属シリサイドを積層させて形成することもできる。
その後、前記第2ハードマスクパターン108aの上部面が露出するように前記予備第1導電膜を研磨する。前記予備第1導電膜を研磨した後、前記予備第1導電膜の上部表面をエッチングし続けることによって、前記アクティブパターンの突出部106aの側壁の一部が露出するようにする。
前記工程を遂行することによって、前記アクティブパターンの突出部106aより低い上部面を有する第1導電膜112が形成される。この時、前記第1導電膜112の上部面は前記凹み110の底面より高く位置するようにしなければならない。従って、前記第1導電膜112によって前記凹み110の一部が埋まらなければならない。
図8を参照すると、前記第1導電膜112を覆うフォトレジスト膜を形成する。前記フォトレジスト膜を写真工程によってパターニングすることによって、第1方向に延伸されるライン形状を有する第2フォトレジストパターン(図示せず)を形成する。前記第2フォトレジストパターンは前記第1方向に並行に配置されているアクティブパターン106を覆う形状を有する。
前記第2フォトレジストパターンをエッチングマスクとして使用して前記第1導電膜112をエッチングすることによってゲート電極114を形成する。前記ゲート電極114は、前記第1方向に並行に配置されたアクティブパターン106を完全に取り囲んで延伸されるライン形状を有する。従って、前記ゲート電極114の幅は前記アクティブパターン106の幅よりさらに広い。
図9を参照すると、前記ゲート電極114の間のギャップを埋めて前記第2ハードマスクパターン108aを覆う第1層間絶縁膜116を形成する。前記第1層間絶縁膜116は、シリコン酸化物を化学気相蒸着法を通じて蒸着させて形成することができる。
次に、前記第2ハードマスクパターン108aの上部面が露出するように前記第1層間絶縁膜116を研磨する。前記研磨工程を通じて前記第1層間絶縁膜116の上部面が平坦になる。
図10を参照すると、前記露出された第2ハードマスクパターン108aを除去することによって、前記アクティブパターン106の突出部の上部面を選択的に露出させるコンタクトホール118を形成する。前記第2ハードマスクパターン108aの除去は湿式エッチング工程を通じて遂行することができる。
このように、前記コンタクトホール118は、前記第1層間絶縁膜116と第2ハードマスクパターン108a間のエッチング選択比を利用して前記第2ハードマスクパターン108aを除去することによって形成される。従って、前記第2ハードマスクパターン108aを除去する前に別途の写真工程が遂行されない。
図11を参照すると、前記コンタクトホール118を形成した後、不純物をイオン注入させる。前記工程によれば、前記コンタクトホール118の底面に露出されたアクティブパターン106の突出部分に不純物が注入されることによって、第1不純物領域120a及び第2不純物領域120bが形成される。つまり、前記アクティブパターン106で何れかの1つの突出部には第1不純物領域120aが形成され、余りの1つの突出部には第2不純物領域120bが形成される。前記第1不純物領域120aは、バイポーラトランジスタのエミッタに提供され、前記第2不純物領域120bは、バイポーラトランジスタのコレクタに提供される。
前記イオン注入工程によって形成された第1不純物領域120a及び第2不純物領域120bの底面は前記ゲート電極114の上部面より高く位置しなければならない。従って、前記第1不純物領域120a及び第2不純物領域120bは前記ゲート電極114と電気的に接続されない。
図12を参照すると、前記コンタクトホール118の内部を完全に埋めて前記第1層間絶縁膜116の上部面に第2導電膜122を形成する。前記第2導電膜122は金属物質を蒸着させて形成することが望ましい。
前記第1不純物領域120aを露出させる前記コンタクトホール118の内部には第2導電膜122が埋まることによって、第1コンタクトプラグ122aが形成される。前記第2不純物領域120bを露出させる前記コンタクトホール118の内部には前記第2導電膜122が埋まることによって第2コンタクトプラグ122bが形成される。また、前記第1層間絶縁膜116の上部面に具備される第2導電膜122は後続工程を通じてビットラインを形成する。
図13を参照すると、前記第2導電膜122上にビットラインをパターニングするための第3ハードマスクパターン126を形成する。一例として、前記第3ハードマスクパターン126はシリコン窒化物を化学気相蒸着法によって蒸着し、フォトエッチング工程を通じてパターニングして形成される。前記第3ハードマスクパターン126は、前記第1方向と垂直する第2方向に並行に配置されている第1コンタクトプラグ122aを覆うライン形状を有する。
前記第3ハードマスクパターン126をエッチングマスクとして使用して前記第2導電膜122をエッチングすることによって、ビットライン124を形成する。前記ビットライン124の間には前記第2コンタクトプラグ122b及び前記第1層間絶縁膜116の上部面が露出される。
本実施形態においては、前記第1コンタクトプラグ122a及びビットライン124を1回のパターニング工程を通じて形成した。しかし、これとは異なる実施形態で、前記第1コンタクトプラグ122a及び第2コンタクトプラグ122bを先に形成した後、再び導電膜を蒸着し、前記導電膜をパターニングすることによって前記第1コンタクトプラグ122aの上部面と接続されるビットライン124を形成することができる。
図14を参照すると、前記第3マスクパターン126、ビットライン124及び第1層間絶縁膜116の表面に従ってスペーサー膜(図示せず)を形成する。前記スペーサー膜はシリコン窒化物を蒸着させて形成することができる。その後、前記スペーサー膜を異方性エッチングすることによって、前記ビットライン124及び第3ハードマスクパターン126の側壁にスペーサー128を形成する。
次に、前記第3ハードマスクパターン126の上部面、スペーサー128及び前記第1層間絶縁膜116上にエッチング阻止膜130を形成する。前記エッチング阻止膜130は、シリコン窒化物を蒸着させて形成する。
図15を参照すると、前記エッチング阻止膜130上に前記第3ハードマスクパターン126を覆う第2層間絶縁膜132を形成する。前記第2層間絶縁膜132はシリコン酸化物で形成する。前記第3ハードマスクパターン126上に形成されているエッチング阻止膜130の上部面が露出するように前記第2層間絶縁膜132の上部面を研磨する。前記工程を遂行すると、前記第2層間絶縁膜132は前記第3ハードマスクパターン126間のギャップを埋めて第1方向に延伸するライン形状を有するようになる。
前記第2層間絶縁膜132及び前記露出されたエッチング阻止膜130上に第3層間絶縁膜134を形成する。前記第3層間絶縁膜の厚さは後続工程で形成されるソースラインの厚さを決める。従って、前記第3層間絶縁膜は形成しようとするソースラインの厚さよりさらに厚く形成することが望ましい。
これとは異なる実施形態で、前記第2層間絶縁膜を厚く形成し、前記第3ハードマスクパターンが露出しないようにして上部面を平坦化させることができる。この場合、前記第3層間絶縁膜を形成する工程が省略される。
図16を参照すると、前記第3層間絶縁膜134上にフォトレジスト膜を形成する。その後、前記フォトレジスト膜をパターニングすることによって前記第1方向に延伸するライン形状を有する第3フォトレジストパターン(図示せず)を形成する。前記第3フォトレジストパターンは前記アクティブパターン106の間に該当する素子分離領域を覆うように形成する。
前記第3フォトレジストパターンをエッチングマスクとして前記第3層間絶縁膜134及び第2層間絶縁膜132を順番にエッチングして層間絶縁膜パターン136を形成する。前記エッチング工程で前記エッチング阻止膜130が露出する時、前記第3及び第2層間絶縁膜をエッチングする工程が終了するようにする。前記層間絶縁膜パターン136は前記ビットラインを横切るライン形状を有する。
次に、前記エッチング阻止膜130をエッチングすることによって、前記層間絶縁膜パターン136の間に第1層間絶縁膜116及び第2コンタクトプラグ122bの上部面が露出しないようにする。前記エッチング工程で、前記第3ハードマスクパターン126の上部面に形成されているエッチング阻止膜130も共にエッチングされる。前記工程を遂行すると、前記層間絶縁膜パターン136の上部面は前記第3ハードマスクパターン126の上部面よりさらに高く位置するようになる。
図17を参照すると、前記第3ハードマスクパターン126の間のギャップ部位を埋めて前記層間絶縁膜パターン136上に第2導電膜(図示せず)を形成する。前記第2導電膜は金属物質を蒸着させて形成することができる。
次に、前記層間絶縁膜パターン136の上部面が露出するように前記第2導電膜を研磨する。
前記工程を遂行すると、前記第3ハードマスクパターン126のギャップ部位に第2導電膜を埋めることによって、前記第2コンタクトプラグ122bと接触するソースコンタクトプラグ138が形成される。前記ソースコンタクトプラグ138と前記ビットライン124は前記スペーサー128によって互いに絶縁される。また、前記ソースコンタクトプラグ138上にはソースライン140が形成される。前記ソースライン140は、前記第2方向に並行に配置される前記ソースコンタクトプラグ138と接触する形状を有する。前記ソースライン140は前記層間絶縁膜パターン136によって互いに絶縁される。
上述の説明のように、前記ソースコンタクトプラグ及びソースラインはフォトエッチング工程によって形成されるものではなく、ダマシン工程を通じて形成されるため、工程が簡単である。また、前記ソースコンタクトプラグ及びソースラインがセルフアラインされるため、ミスアラインが発生しない。
その後、図示はしていないが、前記ソースライン及び層間絶縁膜パターン上に保護膜をさらに形成することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上述の説明のように、本発明は高集積化されたメモリ素子及びその製造に使用することができる。特に、1つのトランジスタのみで単位セルが具現されるメモリ素子に適用することができる。
100 基板
102 絶縁膜
106 アクティブパターン
107 ゲート絶縁膜
114 ゲート電極
120a 第1不純物領域
120b 第2不純物領域
122a 第1コンタクトプラグ
122b 第2コンタクトプラグ
124 ビットライン
126 ハードマスクパターン
138 ソースコンタクトプラグ
140 ソースライン

Claims (17)

  1. 基板上の絶縁膜と、
    前記絶縁膜上に具備され、2つの突出部及びこれらの間の凹みを有し、
    前記基板から離れた前記突出部の上部に形成された第1不純物領域及び第2領域不純物領域と、
    前記突出部の上部以外の部分に形成されデータを保存するフローティングボディの役割をするベース領域を含むアクティブパターンと、
    前記アクティブパターンの表面に具備されるゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に具備され、前記アクティブパターンの下部を取り囲んで前記凹みを部分的に埋めるゲート電極と、を含むメモリ素子。
  2. 前記第1及び第2不純物領域は、第1導電型の不純物がドーピングされ、前記ベース領域は前記第1導電型と異なる第2導電型の不純物がドーピングされることを特徴とする請求項1に記載のメモリ素子。
  3. 前記ベース領域は、バイポーラトランジスタのベースの役割をし、
    前記第1不純物領域は前記バイポーラトランジスタのエミッタ(emitter)の役割をし、
    前記第2不純物領域は、前記第2バイポーラトランジスタのコレクタの役割をすることを特徴とする請求項2に記載のメモリ素子。
  4. 前記ゲート電極を通じて第1電圧が前記ベース領域に印加され、前記第2不純物領域に第2電圧が印加されてデータを前記ベース領域に保存することを特徴とする請求項1に記載のメモリ素子。
  5. 前記ゲート電極を通じて消去電圧が前記ベース領域に印加され、前記第2不純物領域に第2電圧が印加されて前記ベース領域に保存されたデータを消去することを特徴とする請求項4に記載のメモリ素子。
  6. 前記ゲート電極を通じて第1電圧が前記ベース領域に印加され、前記第2不純物領域に第2電圧が印加されてデータを前記ベース領域に保存し、
    コレクタの役割を遂行する前記第2不純物領域を通じて流れる電流を感知して前記ベース領域に保存されたデータを読み出すことを特徴とする請求項3に記載のメモリ素子。
  7. 前記ゲート電極の上部面は前記アクティブパターンの第1及び第2不純物領域の底面より低く位置することを特徴とする請求項1に記載のメモリ素子。
  8. 前記アクティブパターンは、単結晶半導体物質からなることを特徴とする請求項1に記載のメモリ素子。
  9. 前記絶縁膜上には複数のアクティブパターンが規則配列され、前記ゲート電極は第1方向に配置された複数のアクティブパターンの下部を取り囲むことを特徴とする請求項1に記載のメモリ素子。
  10. 前記第1方向と垂直する第2方向に配置された複数の第1不純物領域に電気的に接続されるビットラインをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のメモリ素子。
  11. 前記第1方向に配置された複数の第2不純物領域に電気的に接続されるソースラインをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のメモリ素子。
  12. 前記第1方向に並行に配置された複数のベース領域に電気的に接続されるワードラインをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のメモリ素子。
  13. 基板上に絶縁膜を形成する段階と、
    前記絶縁膜上に2つの突出部及び前記突出部の間の凹みを含むアクティブパターンを形成する段階と、
    前記アクティブパターンの表面に、ゲート絶縁膜を形成する段階と、
    前記ゲート絶縁膜上に、前記アクティブパターンの下部を取り囲んで、前記凹みを部分的に埋めるゲート電極を形成する段階と、
    前記基板から離れた前記突出部の上部に不純物をドーピングして第1及び第2不純物領域をそれぞれ形成する段階と、を含むメモリ素子の製造方法。
  14. 前記第1及び第2不純物領域の底面が前記ゲート電極の上部面より高く位置するように形成することを特徴とする請求項13にメモリ素子の製造方法。
  15. 前記基板から離れた前記突出部の上部はバイポーラトランジスタのエミッタ及びコレクタとしてそれぞれ機能し、
    前記アクティブパターンのその他の部分は、前記バイポーラトランジスタのベースの役割をし、フローティングボディとして機能し、
    前記アクティブパターンを形成することは、前記突出部の幅及び/または高さを調節して電荷が保存される前記フローティングボディの体積を調節することを含むことを特徴とする請求項13に記載のメモリ素子の製造方法。
  16. 各エミッタ及びコレクタ上にコンタクトプラグを形成する段階と、
    前記エミッタのコンタクトプラグ上にビットラインを形成する段階と、
    前記コレクタの前記コンタクトプラグ上にソースラインを形成する段階と、を含み、
    前記ゲート電極はワードラインの役割をすることを特徴とする請求項15に記載のメモリ素子の製造方法。
  17. 基板上の絶縁膜と、
    前記絶縁膜上に具備され、2つの突出部及びこれらの間の凹みを有し、前記基板から離れた前記突出部の上部に形成された第1不純物領域及び第2領域不純物領域と、
    前記突出部の上部以外の部分に形成されデータを保存するフローティングボディの役割をするベース領域を含むアクティブパターンと、
    前記アクティブパターンの表面に具備されるゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に具備され、前記アクティブパターンの下部を取り囲んで前記凹みを部分的に埋めるゲート電極と、を含み、
    前記第1及び第2不純物領域は、第1導電型の不純物でドーピングされ、前記ベース領域は第2導電型の不純物でドーピングされ、
    前記ベース領域はバイポーラトランジスタのベースの役割をし、
    前記第1不純物領域は前記バイポーラトランジスタのエミッタの役割をし、
    前記第2不純物領域は前記バイポーラトランジスタのコレクタの役割をすることを特徴とし、
    前記ゲート電極を通じて第1電圧を前記ベース領域に印加し、第2電圧を前記コレクタに印加して前記ベース領域にデータを保存するデータ保存方法。
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