JP2010159489A - 7000系アルミニウム合金材の成形加工方法及び該7000系アルミニウム合金材の成形加工方法により成形される成形加工品 - Google Patents

7000系アルミニウム合金材の成形加工方法及び該7000系アルミニウム合金材の成形加工方法により成形される成形加工品 Download PDF

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Yasunori Nagai
康礼 長井
Mineo Asano
峰生 浅野
Masaki Kumagai
正樹 熊谷
Hidetoshi Uchida
秀俊 内田
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Abstract

【課題】簡易且つ確実に7000系アルミニウム合金材を成形加工し、高強度の成形加工品を得る成形加工方法を提供する。
【解決手段】Zn:2.0質量%(以下、「%」という。)以上、10%以下、Mg:0.10%以上、5.0%以下、Cu:5.0%以下、Mn:1.5%以下、Si:1.0%以下、Fe:1.0%以下、Cr:0.50%以下、Zr:0.50%以下、Ti:0.30%以下を含有し、残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる7000系アルミニウム合金材に対して、溶体化処理を行う工程と、金型内で成形加工を行う工程と、該金型で250℃以下まで焼入れ工程を含む7000系アルミニウム合金材の成形加工方法。
【選択図】なし

Description

本願発明は、例えば自動車のボディシート、あるいは各種筺体等のように高強度が要求される成形加工品を成形するための7000系アルミニウム合金板材、また、バンパーやステハンビーム等の自動車部品、二輪フレームにように押出管又は押出形材に曲げや拡縮を加える成形加工品を成形するための7000系アルミニウム合金押出材などの材料の成形加工方法、及び該7000系アルミニウム合金材の成形加工方法により成形される成形加工品に関する。
なお、ここで、成形加工とは、プレス成形、ハイドロフォーミング(液圧成形)、バルジ成形、超塑性成形(熱間ブロー成形)等の、金型によって三次元に加工を行うもの全てを意味する。
近年、環境保護のための省エネルギー対策として、例えば自動車ではボディ、シート、並びに各種筺体等の部材において、従来の強度を確保しつつ軽量化の達成を図るため上記部材の素材を鋼板に替えて、軽量であって、硬度及び耐食性に優れるAl−Mg−Si系(6000系)又はAl−Zn−Mg(−Cu)系(7000系)アルミニウム合金板材の使用が行われている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記部材に使用される7000系アルミニウム合金板材は、溶体化処理後の室温時効による強度上昇が著しく大きいため、冷間プレス成形性は非常に乏しいものである。その結果、プレス成形品の設計の自由度は制限されるとともに、プレス成形品の歩留まりも低下するものである。
さらに、7000系アルミニウム合金材は6000系アルミニウム合金材に比べて焼入れ感受性が大きいため、溶体化処理を行う工程後の焼入れを行う工程での冷却速度が遅いと強度が低下するおそれがある。
特開2000−96175号公報
そこで、本願発明は、冷間成形加工性が低く、焼入れ時の冷却がきわめて難しい7000系アルミニウム合金材において、塗装焼付けを行う工程後でも耐力が160MPa以上である高強度の成形加工品を得ることができるようにするものである。
第1の特徴として、
Zn:2.0質量%(以下、「%」という。)以上、10%以下、Mg:0.10%以上、5.0%以下、Cu:5.0%以下、Mn:1.5%以下、Si:1.0%以下、Fe:1.0%以下、Cr:0.50%以下、Zr:0.50%以下、Ti:0.30%以下を含有し、残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる7000系アルミニウム合金材に対して、
溶体化処理を行う工程と、
金型内で成形加工を行う工程と、
該金型で室温まで急速に冷却する焼入れ工程を含むものである。
そのため、高強度の7000系アルミニウム合金材を簡易且つ確実に所定形状の成形加工品とすることができる。
なお、成型加工を行う工程において使用する7000系アルミニウム合金板材において、Znは強度の向上に貢献するものであり、その含有率は2.0%未満では強度が不足し、10%超では鋳塊割れが発生してプレス成形品の製造ができなくなる。そのため、その含有率は2.0%以上、8.0%未満が最適である。MgはZnとの共存下で強度の向上に貢献するものであり、その含有率は0.10%未満では強度が不足し、5.0%超では鋳塊割れが発生してプレス成形品の製造ができなくなる。そのため、その含有率は0.10%以上、5.0%未満が適当であり、さらに1.0%以上、3.0%以下が最適である。Cuは強度の向上に貢献するものであり、その含有率は5.0%超では鋳塊割れが発生してプレス成形品の製造ができなくなる。そのため、その含有率は5.0%以下が適当であり、さらに1.0%以上、3.0%以下が最適である。Mnは結晶粒微細化により強度の向上に貢献するものであり、その含有率は1.5%超となると鋳塊割れが発生してプレス成形品の製造ができなくなる。そのため、その含有率は1.5%以下が適当であり、さらに0.8%以下が最適である。Si及びFeは強度の向上に貢献するものであり、その含有率は1.0%超となるとプレス成形時に割れが発生してしまう。そのため、その含有率は1.0%以下であることが適当であり、さらに0.5%以下が最適である。また、その含有率が0.03%未満であると、高価な高純度アルミニウム地金を使用する必要があり、コストアップを招くため、0.03%以上が望ましい。Cr,Zr及びTiは各々結晶粒微細化により強度の向上に貢献するものであり、その含有率はCr、Zrでは0.50%超、Tiでは0.30%超となると鋳塊割れや熱間割れが発生しやすくなるとともに粗大な金属間化合物が生成しやすくなり成形加工性が劣化する。そのため、その含有率はCr、Zrは0.5%以下、更にTiは0.30%以下が適当であり、さらにCr、Zrは0.3%以下、Tiは0.2%以下が最適である。
なお、本願発明において、成分範囲を規定している元素のうち、Cu以外は、「以下」のみの表記であるが、これは、0も含むものである。
そして、成形加工を行う前に、溶体化処理を行う工程、金型内で成形加工を行う工程、成形加工中に250℃以下まで急速に冷却する焼入れを行う工程を含むものである。
また、後述の第2、第3の特徴と共通するのだが、250℃超えの状態で焼入れを完了してしまうと、焼入れ不十分となり、成形加工性が劣化するとともにその後の自然、人工時効で十分な強度を得ることが困難となる。
第2の特徴として、
第1の特徴の化学成分を有する7000系アルミニウム合金材に対して、
溶体化処理を行う工程、250℃以下まで焼入れを行う工程、焼入れ後、120時間以内に金型内で成形加工を行う工程を含むものである。
ここで、焼入れ後、成形加工までの時間が120時間を超えてしまうと、自然時効により強度が高くなりすぎ、成形加工が困難となる。そのため、12時間以内が望ましく、さらには2時間以内がより望ましい。
第3の特徴として、
第1の特徴の化学成分を有する7000系アルミニウム合金材に対して、
溶体化処理を行う工程、加熱した金型内で成形加工を行う工程、該金型から離型して250℃以下まで焼入れを行う工程を含むものである。
この場合の焼入れは、該成形加工で用いる金型とは異なる金型で行う方法でもよいし、エアブローなどの強制空冷やミスト冷却でもよく、焼入れ効果が得られるあらゆる手段が好適に採用される。
第1、第2、第3の特徴の溶体化処理条件としては、400℃以上、融点未満の温度で行うことが望ましい。400℃未満であると強度を十分得ることができない。より望ましい範囲は450℃以上である。
また、溶体化処理時間は、溶体化の効果が得られれば、溶体化処理温度に応じて適宜設定できる。例えば融点近くであれば1秒であっても溶体化の効果は得られるが、敢えて溶体化処理温度範囲全てを満足する時間を設定するとしたら、5秒以上、600秒以下が採用される。尚、5秒未満であると十分な強度が得にくく、600秒超えの場合は、製造コストが上昇してしまう。そのため450℃以上がより望ましい。
そして、溶体化処理をは複数回行った後に成形加工を行っても良い。例えば、1回目の溶体化処理を行った材料について室温まで冷却後に2回目の溶体化処理を行うことで2回目の保持時間が短時間でも必要強度、成形加工性が得られやすくなる。この場合、溶体化処理後の冷却は、第1の特徴の溶体化処理では成形加工中の冷却温度のみ規定し、第2の特徴の溶体化処理では成形加工直前の冷却温度のみ規定し、第3の特徴の溶体化処理では成形加工後の冷却速度のみ規定すれば必要性能を得ることができる。
また、第3の特徴の金型の加熱において、加熱温度は400℃以上、該7000系アルミニウム合金材の融点未満の温度で行うことが望ましい。
なお、400℃未満の場合、成形加工中に固溶元素の析出が起こり、成形加工性が劣化するとともに成形加工後の強度が低下してしまうものである。
さらに焼入れにおいて、400℃から250℃における冷却温度を20℃/秒以上の急速な冷却とすることが望ましい。なお、この温度範囲での冷却速度が20℃/秒未満であると、強度が低下するおそれがある。そのため40℃/秒以上であると、更に望ましい。
次に、該合金材の、溶体化処理に至るまでの望ましい製造方法について、以下に説明する。以下の製造方法は例として挙げるものであり、本発明は以下の方法に限定されるものではない。
主として、鋳造、均質化処理、熱間加工、冷間加工の工程が採られる。
ここで板材の場合は、熱間加工は熱間圧延、冷間加工は冷間圧延が一般に適用される。但し、必ずしも冷間圧延は必要ではない。
また押出材の場合は、熱間加工は押出、冷間加工は抽伸が一般に適用される。但し、抽伸を省いた押出のままで溶体化処理されることもよく行われる。
更にDC鋳造法により造塊を行い、均質化熱処理は430℃以上、融点未満の温度で2時間以上、100時間以下の条件が好ましい。ここで均質化熱処理の温度は430℃未満であると成形加工時に割れが発生し易い。また均質化熱処理の時間は2時間未満であると強度が不十分であり、100時間を超えると製造コストが著しく上昇するおそれがある。
また熱間加工は、その開始温度が400℃以上、融点未満であることが好ましい。ここで熱間加工の開始温度が400℃未満であると加工時間を多大に要することとなり製造コストが上昇するおそれがある。
そして熱間加工の後で冷間加工の前、あるいは、冷間加工の途中で中間焼鈍を行ってもよい。中間焼鈍を行う場合は中間焼鈍以降、中間焼鈍を行わない場合は熱間加工以降の冷間加工率は30〜70%が好ましい。なお、冷間加工率は高くなるほど結晶粒微細化の効果により強度が上昇するが、成形加工における耳割れが発生する等の歩留まりの低下による製造コストの上昇を招くおそれがある。そのため成形加工品における耳割れを防止するために最終冷間加工率は30〜70%が最適である。
以上のごとく、第1、第2、第3の特徴を踏まえて、7000系アルミニウム合金材の成形加工方法により製造された成形品は、塗装焼付け後の耐力が160MPa以上である高強度のものとすることができる。
さらに、第4の特徴は、第1、第2、第3の特徴を踏まえて、7000系アルミニウム合金材が圧延材であることにある。
さらにまた、第5の特徴は、第1、第2、第3の特徴を踏まえて、7000系アルミニウム合金材が押出材であることにある。
さらにまた、第6の特徴は、第1、第2、第3、第4、第5の特徴を踏まえて、7000系アルミニウム合金材の成形加工方法により成形される成形品であることにある。
本願発明は、例えば自動車のボディシート、あるいは各種筺体等の部材、並びにバンパーやステハンビーム等の自動車部品、二輪フレーム等において、7000系アルミニウム合金材を簡易且つ確実に成形し、適用することができ、必要となる強度を確保しつつ軽量化を達成することができるので、環境保護に対して省エネルギーという観点から多大に貢献することができる優れた効果を奏するものである。
以下において、本願発明の実施例について説明する。なお、この実施例は、本願発明の好ましい一実施態様を示すためのものであって、これにより本願発明が制限されるものではない。
そこで、表1に示す成分を有するアルミニウム合金の実施例(E1乃至E19)と同表記載の比較例(C1乃至C11)とを、プレス成形性と塗装焼付け処理前後における機械的強度(引張強さ、耐力、及び伸び)を比較して本願発明の効果について確認した。
Figure 2010159489
まず、成形加工を行うアルミニウム合金板材は、表1に示す成分を有するアルミニウム合金(E1乃至E19)を各々DC鋳造により造塊し、480℃で10時間均質化熱処理を行った。
次に、480℃まで加熱後に板厚3mmまで熱間圧延を行った。
そして、480℃で2時間の中間焼鈍を行うと共に、室温まで炉内冷却を行った後、板厚1mmまで冷間圧延を行った。
さらに、板厚1mm、板幅200mm、長さ250mmに切断して成形加工に供するアルミニウム合金板材とした。
なお、割れの発生の有無に関するプレス成形性を検討するにあたり、上記アルミニウム合金板材の成形加工は以下のようにして行った。
まず第1の成形加工法として、予めアルミニウム合金板材に対して二硫化モリブデン系の離型剤を塗布した上で、該アルミニウム合金板材を上型と下型からなるアイロン加熱装置で昇温速度15℃/秒で加熱するとともに、溶体化処理のため480℃で300秒(昇温時間を含む)保持した後、50℃とした金型を構成する上型と下型との間に挟持固定してプレス成形と同時に、同じ金型内で急速に冷却し焼入れを行い、長方形状の底面を有する断面コ字形状のプレス成形品を作製する。
次に第2の成型加工法としては、予めアルミニウム合金板材に対して、該アルミニウム合金板材を上型と下型からなるアイロン加熱装置で昇温速度15℃/秒で加熱するとともに、溶体化処理のため480℃で300秒(昇温時間を含む)保持した後、素材挟持冷却装置において急速(冷却速度40℃/秒)に50℃まで冷却して焼入れを行った後、焼入れ10分後に室温とした金型を構成する上
型と下型との間に挟持固定しつつ低粘度潤滑油を用いてプレス成形して、長方形状の底面を有する断面コ字形状のプレス成形品を作製する。
さらに、第3の成形加工法としては、予めアルミニウム合金板材に対して二硫化モリブデン系の離型剤を塗布した上で、該アルミニウム合金板材を上型と下型からなるアイロン加熱装置で昇温速度15℃/秒で加熱するとともに、溶体化処理のため480℃で300秒(昇温時間を含む)保持した後、480℃とした金型を構成する上型と下型との間に挟持固定してプレス成形し一旦プレス成形品を取り出す。そして、該プレス成形品を室温である上型と下型からなる金型内に収め、急速に冷却(40℃/秒)して焼入れを行い、長方形状の底面を有する断面コ字形状のプレス成形品を作製する。
その上で、上記プレス成形品により成形割れの有無に関する成形加工性を検討すると共に、該プレス成形品の底面よりJIS Z2241,JIS5号試験片に準じて長方形の試験片を切り出し、該試験片についてプレス成形後、20℃で1週間室温時効後に180℃で10分間塗装焼付け硬化処理を行い、機械的性質を検討した。
第1の成形加工法の結果(表2)、実施例(E1乃至E19)は、プレス成形品において割れが発生することのない良好な成形加工性を示し、塗装焼付け処理前後においても160MPa以上の耐力を有する等の高強度の機械的性質を示すことが確認された。
Figure 2010159489
次に、上記アルミニウム合金板材を製造するにあたって行う均質化熱処理において、均質化熱処理温度及び均質化熱処理時間に対する成形加工性と機械的性質を検討した。そこで、均質化熱処理における実施例(E22乃至E29)及び比較例(C13乃至C17)の均質化熱処理温度及び均質化時間は、以下の表3の条件に設定した。
なお、均質化熱処理についての検討を行う試験片は実施例E1の成分を有するアルミニウム合金を用いて試験片を(均質化処理以外)前述のように作製した。
Figure 2010159489
第1の成形加工法の結果(表4)、実施例(E22乃至E29)は、プレス成形品において割れが発生することのない良好な成形加工性を示し、且つ塗装焼付け処理前後においても160MPa以上の耐力を有する等の高強度の機械的性質を示すことが確認された。
Figure 2010159489
次に、上記アルミニウム合金板材を製造するにあたって行う熱間圧延において、熱間圧延の開始温度に対する成形加工性と機械的性質を検討した。そこで、均質化熱処理における実施例(E30乃至E32)及び比較例(C18、C19)の均質化熱処理温度及び均質化時間は、以下の表5の条件に設定した。
なお、熱間圧延温度についての検討を行う試験片は実施例E1の成分を有するアルミニウム合金を用いてプレス成形を行い、(熱間圧延温度以外)前述のように試験片を作製した。
Figure 2010159489
第3のプレス成形法の結果(表6)、実施例(E30乃至E32)は、プレス成形品において割れが発生することのない良好な成形加工性を示し、且つ塗装焼付け処理前後においても160MPa以上の耐力を有する等の高強度の機械的性質を示すことが確認された。
Figure 2010159489
次に、上記アルミニウム合金板材を製造するにあたって行う溶体化処理において、溶体化処理温度及び溶体化処理時間に対する成形加工性と機械的性質を検討した。そこで溶体化処理における実施例(E34乃至E41)と比較例(C20、C21)の溶体化処理温度及び溶体化処理時間は、以下の表7の条件に設定した。
なお、溶体化処理についての検討を行う試験片は実施例E1の成分を有するアルミニウム合金を用いて(溶体化処理条件以外)前述のように試験片を作製した。
Figure 2010159489
第3の成形加工法の結果(表8)、実施例(E34乃至E41)は、プレス成形品において割れが発生することのない良好な成形加工性を示し、且つ塗装焼付け処理前後においても160MPa以上の耐力を有する高強度の機械的性質を示すことが確認された。
Figure 2010159489
次に、上記アルミニウム合金板材を製造するにあたって行う溶体化処理後の冷却において、冷却速度条件に対する成形加工性と機械的性質を検討した。そこで、溶体化処理後の冷却における実施例(E42乃至E45)と比較例(C26、C27)の冷却条件、型温(℃)及び冷却速度条件(℃/秒)は、以下の表9の条件に設定した。
なお、溶体化処理後の冷却についての検討を行う試験片は実施例E1の成分を有するアルミニウム合金を用いて(冷却条件以外)前述のように試験片を同様に作製した。
Figure 2010159489
第2の成形加工法の結果(表10)、実施例(E42乃至E45)は、プレス成形品において割れが発生することのない良好な成形加工性を示し、且つ塗装焼付け処理前後においても160MPa以上の耐力を有する等の高強度の機械的性質を示すことが確認された。
Figure 2010159489
次に、成形加工性方法の影響を検証するためにE1、E4の化学成分を有するアルミニウム合金板で成形加工性及び機械的性質を検討した。
これらの合金をDC鋳造により造塊し、470℃で12時間の均質化熱処理を行った。次に、均質化処理温度からそのまま熱間圧延を行い、板厚6mmとした。そして、360℃で1時間の中間焼鈍を行った後、板厚2mmまで冷間圧延を行った。さらに、板厚2mm、板幅200mm、長さ250mmに切断してプレス成形に供するアルミニウム合金板材とした。
第1〜第3の成形加工方法の結果(成分E1は表13、成分E4は表14)、いずれもプレス成形品において割れが発生することのない良好な成形加工性を示し、且つ塗装焼付け処理前後においても160MPa以上の耐力を有する等の高強度の機械的性質を示すことが確認された。
Figure 2010159489
Figure 2010159489
次に第1および第3の成形加工方法の条件を検証するためにE1の化学成分を有するアルミニウム合金をDC鋳造により造塊し、470℃で12時間の均質化熱処理を行った。次に、均質化処理温度からそのまま熱間圧延を行い、板厚6mmとした後、板厚2mmまで冷間圧延を行った。さらに、板厚2mm、板幅200mm、長さ250mmに切断してプレス成形に供するアルミニウム合金板材とした。
このアルミニウム合金板材に対して予め離型剤を塗布した上で、表13の条件で該アルミニウム合金板材を加熱装置で加熱によって溶体化処理した後、
第1の成形加工方法に関しては同一金型内にてプレス成形と表13の条件で冷却(冷却速度は400〜250℃で測定)を行うことによって、成形、焼入れを実施し、底面を有する断面コ字形状のプレス成形品を作製した。
第3の成形加工方法に関しては420℃の金型内にてプレス成形を行い、離型後に表13の条件で冷却(冷却速度は400〜250℃で測定)を行うことによって、成形、焼入れを実施し、底面を有する断面コ字形状のプレス成形品を作製した。尚、E55の条件は予め470℃で120sの溶体化処理を行い、水冷(1000℃/s)した材料を再溶体化処理した条件である。
Figure 2010159489
第1および3の成形加工法の結果(第1の成形加工法は表14、第3の成形加工法は表15)、実施例(E56乃至E63)は、プレス成形品において割れが発生することのない良好な成形加工性を示し、且つ塗装焼付け処理前後においても160MPa以上の耐力を有する等の高強度の機械的性質を示すことが確認された。
ところが、比較例(C29乃至C34)は、溶体化処理温度が高すぎるため局部融解によるプレス割れや溶体化処理が低温または短時間すぎることによって溶質元素の固溶不足による延性の低下によってプレス割れが生じた。
Figure 2010159489
Figure 2010159489
次に第2の成形加工方法の室温時効時間の影響を検証するためにE1の化学成分を有するアルミニウム合金をDC鋳造により造塊し、470℃で12時間の均質化熱処理を行った。次に、均質化処理温度からそのまま熱間圧延を行い、板厚6mmとした後、板厚2mmまで冷間圧延を行った。さらに、板厚2mm、板幅200mm、長さ250mmに切断してプレス成形に供するアルミニウム合金板材とした。
該アルミニウム合金板材を加熱装置で470℃−90sの加熱によって溶体化処理した後、急速(400〜250℃の冷却速度50℃/秒)に室温まで冷却して焼入れを行った後、焼入れ後の時間を変化させ、金型を構成する上型と下型との間に挟持固定しつつ低粘度潤滑油を用いてプレス成形して、底面を有する断面コ字形状のパンチ半径:R(mm)を変えた金型でプレス成形品を作製した。
Figure 2010159489
その結果、実施例(E64乃至68)は、パンチプレス半径によるが、成形品において割れが発生することのない成形加工性を示した。
ところが、比較例(C35)は、室温時効時間が長すぎたためパンチプレス半径が15mmでも成形品において割れが発生した。
次に第1、第2および第3の成形加工方法について押出し形材を用いて成形加工性を検討した。E1の化学成分を有するアルミニウム合金をDC鋳造により造塊し、470℃で15時間の均質化熱処理を行った。次に熱間押出しにより、板厚2.5mmで一辺40mmのL字型の押出し形材を作製し、長さ400mmに切断してプレス成形による曲げ加工性を行った。400mmの押出し形材の両端50mmを曲げ角度30°曲げ半径15mmで行い、曲げ部の割れの有無および中央部の機械的性質を調査した。
該アルミニウム合金形材を加熱装置で表17の条件で溶体化処理した後、
第1の成形加工方法に関しては同一金型内にてプレス成形と表17の条件で冷却(冷却速度は400〜250℃で測定)を行うことによって、成形、焼入れを実施し、プレス成形品を作製した。
第2の成形加工方法に関しては表17の条件で冷却(冷却速度は400〜250℃で測定)を行った後、室温で10分後にプレス成形することによってプレス成形品を作製した。
第3の成形加工方法に関しては450℃の金型内にてプレス成形を行い、離型後に表17の条件で冷却(冷却速度は400〜250℃で測定)を行うことによって、成形、焼入れを実施し、プレス成形品を作製した。
Figure 2010159489
第1、第2および3の成形加工法の結果(第1の成形加工法は表18、第2の成形加工法は表19、第3の成形加工法は表20)、実施例(E69乃至E74)は、プレス成形品において割れが発生することのない良好な成形加工性を示し、且つ塗装焼付け処理前後においても160MPa以上の耐力を有する等の高強度の機械的性質を示すことが確認された。
ところが、比較例(C36乃至C41)は、溶体化処理温度が高すぎるため局部融解によるプレス割れや溶体化処理が低温すぎることによって溶質元素の固溶不足による延性の低下によってプレス割れが生じた。
Figure 2010159489
Figure 2010159489
Figure 2010159489
本願発明は、自動車のフェンダーやバンパー等のように軽量且つ強度が要求される部材に簡易且つ確実に軽量で且つ強度の高いアルミニウム合金材を成形することができるようになるので、鋼材に換えて軽量で高強度が要求されるあらゆる部材に適用することができる。

Claims (9)

  1. Zn:2.0質量%(以下、「%」という。)以上、10%以下、Mg:0.10%以上、5.0%以下、Cu:5.0%以下、Mn:1.5%以下、Si:1.0%以下、Fe:1.0%以下、Cr:0.50%以下、Zr:0.50%以下、Ti:0.30%以下を含有し、残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる7000系アルミニウム合金材に対して、
    溶体化処理を行う工程と、
    金型内で成形加工を行う工程と、
    該金型で250℃以下まで焼入れ工程を含むことを特徴とする7000系アルミニウム合金材の成形加工方法。
  2. 上記請求項1記載の化学成分を有する7000系アルミニウム合金材の成形加工方法であって、
    該7000系アルミニウム合金材に対して、
    溶体化処理を行う工程と、
    250℃以下まで焼入れを行う工程と、
    該焼入れを行った後、120時間以内に金型内で成形加工を行う工程を含むことを特徴とする7000系アルミニウム合金材の成形加工方法。
  3. 上記請求項1記載の化学成分を有する7000系アルミニウム合金材の成形加工方法であって、
    該7000系アルミニウム合金材に対して、
    溶体化処理を行う工程と、
    加熱をした金型内で成形加工を行う工程と、
    該金型から離型して250℃以下まで焼入れを行う工程を含むことを特徴とする7000系アルミニウム合金材の成形加工方法。
  4. 上記請求項1及び請求項2記載の溶体化処理において、400℃以上、融点未満の温度で溶体化処理を行うことを特徴とする7000系アルミニウム合金材の成形加工方法。
  5. 上記請求項3記載の溶体化処理及び金型の加熱において、400℃以上、融点未満の温度で溶体化処理を行うと共に、400℃以上、融点未満の温度で金型の加熱を行うことを特徴とする7000系アルミニウム合金材の成形加工方法。
  6. 上記焼入れにおいて、400℃から250℃における冷却温度を20℃/秒以上とすることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の7000系アルミニウム合金材の成形加工方法。
  7. 上記7000系アルミニウム合金材が、圧延材であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の7000系アルミニウム合金材の成形加工方法。
  8. 上記7000系アルミニウム合金材が、押出材であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の7000系アルミニウム合金材の成形加工方法。
  9. 上記請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の7000系アルミニウム合金材の成形加工方法により成形される成形加工品。
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