JP2010159146A - 搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高精度でかつ高速でワークを搬送することができ、しかも、振動も極めて小さくなる搬送装置を提供する。
【解決手段】第1可動部10と、第1可動部10を直線状に往復動させる第1駆動手段11と、第2可動部12と、第2可動部12を第1可動部10の移動方向と平行に直線状に往復動させる第2駆動手段13とを備える。第1可動部10と第2可動部12とを連結機構14を介して連結して、第2可動部12を第2駆動手段13の速度及び/又は加速度で移動させる。制御手段15にて、第1駆動手段11を制御して第1可動部10を駆動させて連結機構14を介して第2可動部12を高速移動させる第1移動モードと、第2駆動手段13を制御して第2可動部12を低速移動させる第2移動モードとの切換えを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、搬送装置に関するものである。
搬送装置には、搬送するワークを任意に決められた位置に高速でかつ高精度に搬送することが求められるものが多い。このように高速でかつ高精度に目的位置にワークを搬送するには、目的位置近傍まで高速度で搬送し、目的位置近傍からは低速として目的位置に搬送するようにすればよく、従来において、駆動源をいわゆる親子関係で配置したものがある。
すなわち、親子関係で配置した搬送装置は、図4に示すように、高速用の駆動源1と、この駆動源1の駆動によって高速移動する粗位置決め用テーブル2と、この粗位置決め用テーブル2上に配置される低速用の駆動源3と、この駆動源3の駆動によって低速移動する高精度用テーブル4とを備えたものである。
この図4に示す搬送装置は、まず、駆動源1を駆動することによって、粗位置決め用テーブル2を任意に決められた位置まで高速で移動させた後、このテーブル2を停止する。次に、駆動源3を駆動して高精度用テーブル4を目標位置まで低速で移動させることになる。
また、このような親子関係を構成せずに、目的位置近傍まで高速度で搬送し、目的位置近傍からは低速として目的位置に搬送するように制御する搬送装置も提案されている(特許文献1)。
すなわち、この特許文献1に記載の装置は、テーブルを、検出器が配置されている位置の手前までは高速で移動し、その後低速に切り替えるものである。これによって、特定の位置を高精度で検出できるとともに、テーブルの移動にかかる時間の短縮を図るものであった。
特開2001−87958公報
前記図4に示すように、駆動源を親子関係で配置したものでは、粗位置決め用テーブル2を駆動する駆動源1によって、高精度用テーブル4及びこの高精度用テーブル4を駆動する駆動源3を移動させる必要がある。このため、駆動源1に高推力のものを使用する必要があり、大型化するとともにコスト高となっていた。また、高精度用テーブル4の移動範囲が、粗位置決め用テーブル内に限られ、小さいものとなっていた。
特許文献1に記載のものでは、確かに、高速と低速との切り替えを行うことによって、高速でかつ高精度にワーク(この特許文献1ではテーブル)を搬送できる。しかしながら、搬送手段の駆動源は一つであり、この駆動源を高速移動と低速移動に切り替えるのみである。このため、高速移動といっても、この駆動源の能力以上の能力でもって高速移動させることができない。
また、駆動源は一つであるので、駆動源としては、高速移動と低速移動とに対応する必要があり、高精度に制御可能なものである必要がありコスト高となる。
本発明は、上記課題に鑑みて、高精度でかつ高速でワークを搬送することができ、しかも、振動も極めて小さく、かつコスト面においても有利となる搬送装置を提供する。
本発明の搬送装置は、第1可動部と、この第1可動部を直線状に往復動させる第1駆動手段と、第2可動部と、この第2可動部を前記第1可動部の移動方向と平行に直線状に往復動させる第2駆動手段と、前記第1可動部と第2可動部とを連結して、前記第1駆動手段による第1可動部の移動によって第2可動部を前記第2駆動手段の速度及び/又は加速度で移動させる連結機構と、第1駆動手段を制御して第1可動部を駆動させて前記連結機構を介して第2可動部を高速移動させる第1移動モードと、第2駆動手段を制御して第2可動部を低速移動させる第2移動モードとの切換え制御が可能な制御手段とを備えたものである。
本発明の搬送装置によれば、第1可動部と第2可動部とは連結機構にて連結されているので、例えば、第1可動部を可動させれば、第2可動部も可動することになり、逆に、第2可動部を可動させれば、第1可動部も可動することになる。また、連結機構にて、第2可動部を前記第2駆動手段の能力を越えた速度で移動させることができる。すなわち、第1可動部を可動させて第2可動部を可動させることができ、これによって、第2可動部における移動速度が、第2駆動手段にて第2可動部を移動させるときよりも早くなり、第2駆動手段の能力以上の加速度あるいは速度で第2駆動部を移動させることができる。このため、第2可動部を任意に決められた位置に位置決めする際には、まず、第1可動部の移動による第2可動部の高速移動を行った後、前記位置決め位置よりも手前で、第2駆動手段による第2可動部の移動を行うことができる。
連結機構をリンクバーにて構成する。このリンクバーは、一端側が前記第1可動部に枢支されるとともに、他端側が前記第2可動部に枢支され、かつリンク支点が第1可動部側に位置するものである。この連結機構では、リンク支点が第1可動部側に位置するので、第1可動部を可動させて第2可動部を可動させた場合において、第2可動部の可動量が第1可動部の可動量よりも大きくなる。また、第1可動部の移動時間と第2可動部の移動時間とは同じであるので、第2可動部の移動速度は第1可動部の移動速度よりも早くなる。このため、このような簡易な構成であるリンクバーにてこの連結機構を構成することができる。
前記制御手段は、前記第1駆動手段と第2駆動手段とを制御して、第1可動部と第2可動部とを独立に移動させる第3移動モードへの切換えが可能であるのが好ましい。
また、第1移動モードでは、第1駆動手段を制御して第1可動部を駆動させて第2可動部を駆動させることになり、第2駆動手段を制御して第2可動部を駆動させない。また、第2移動モードでは、第2駆動手段を制御して第2可動部を駆動させることになり、第1駆動手段を制御して第1可動部を駆動させない。また、第3移動モードでは、第1移動モードから第2移動モードに切換わった後の第1可動部と第2可動部との同時停止までの所定時間の間のみ行うことになる。
第1移動モードでは、第2可動部とリンクバーの他端とを枢支する枢支軸を挟持状に保持した状態で第2可動部の移動を許容するとともに、第2移動モード乃至第3移動モードでは前記枢支軸を弾性的に支持した状態で第2可動部の移動を許容する支持構造部を設けるのが好ましい。
第1移動モードでは、第2可動部とリンクバーの他端とを枢支する枢支軸が支持構造部にて挟持状に保持されるので、このリンクバーにて第1可動部の駆動力を安定して第2可動部に伝達することができる。また、第2移動モード乃至第3移動モードでは、前記枢支軸を弾性的に支持した状態、あるいは補間制御や同期制御でのブレ量を許容できる範囲の隙間を持たせた状態となっているので、第2駆動手段にて第2可動部が駆動されている状態で、第1駆動手段にて第1可動部が駆動されていても、この第1可動部の駆動に影響を受けることなく第2可動部は移動する。このため、第1移動モードでの第2可動部の高速移動を安定して行うことができ、また、第2駆動手段による第2可動部の移動を高精度に行うことができる。
前記第1駆動手段と第2駆動手段とをそれぞれ直動機器にて構成できる。ここで、直動機器とは、テーブル等を直線に沿って往復動させる機器であり、リニアガイドウェイを用いるもの、ボールねじ機構を用いるもの、リニアアクチュエータを用いるもの、リニアモータを用いるもの等がある。リニアガイドウェイとは、ボール又はローラーの転がりを利用して直線運動を行うもので、レールとブロック(テーブル)の間に循環式ボールを用いることにより、直線運動を可能にする。ボールねじとは、ねじの軸とその外周に取り付けられたナットの間に、ボール(鋼球)を入れ、ボールの回転を利用して、スムーズにナットを動かすようにしたものである。ねじ軸をモータで回転させ、回転数、回転速度などを制御することで、ナットの停止する位置や、動く速度を自由に調整できる。リニアアクチュエータとは、電気信号等に応じ、直線方向の動力を生じさせるアクチュエータであり、リニアアクチュエータの種類としては、固定電極と駆動対象とを平行に配置し、固定電極に電圧を印加し、それによって生じた静電力によって駆動対象を駆動する静電アクチュエータ、磁場によって駆動対象を駆動させる磁界アクチュエータ、圧電セラミックのピエゾ効果を用いる圧電アクチュエータ等が挙げられる。リニアモータとは、電磁力により対象物に対して直接,直線的な運動(往復運動)を与える駆動装置である。その構造は,円筒状の回転型モータを直線状に展開した構造である。
第1移動モードにおける第1駆動手段による第2可動部の移動量は高精度を必要としないので、第1駆動手段の直動機器にボールねじ機構を用いることができる。また、第2移動モードにおける第2移動手段による第2可動部の移動量は高精度を必要とするので、この第2移動手段の直動機器にはリニアモータを用いることができる。
第1可動部の位置を検出する第1可動部用位置検出手段を備え、この第1可動部用位置検出手段が、第1可動部の往復動方向に沿って配設される粗精度用リニアスケールと、第1可動部に付設される粗精度用スケールヘッドとを有するのが好ましい。すなわち、第1可動部の移動に基づく第2可動部の移動は、高速であっても精度を有するものではない。このため、粗精度用リニアスケールと粗精度用スケールヘッドとを備えた位置検出手段で第1可動部の位置を検出することができる。
第2可動部の位置を検出する第2可動部用位置検出手段を備え、この第2可動部用位置検出手段が、第2可動部の往復動方向に沿って配設される高精度用リニアスケールと、第2可動部に付設される粗精度用スケールヘッドおよび高精度用スケールヘッドとを有するのが好ましい。すなわち、第2可動部の移動は、第1可動部にて移動している間においては高精度の位置移動が必要でない。このため、この移動においては、高精度用リニアスケールと粗精度用スケールヘッドとで、比較的粗い位置検出を行うことができる。また、第1駆動手段により動かされているので位置検出できなくてもよい。第1駆動手段による高速動作終了間際の位置決めに関しては高精度用スケールヘッドにて行う。また、第2駆動手段による第2可動部の移動は、第2可動部を任意に決められた位置に停止させる必要があり、高精度の位置検出が求められる。このため、この第2駆動手段による第2可動部の移動では、高精度用リニアスケールと高精度用スケールヘッドとで高精度の位置検出を行うことができる。
リンク支点から第1可動部側の枢支軸までの長さをL1とし、リンク支点から第2可動部側の枢支軸までの長さをL2としたときに、(L1:L2)を(1:n)とし、このnを1よりも大きい値にすることができる。これによって、第2可動部は第1可動部に対して、移動量、移動速度、及び加速度がn倍となる。この際、n=2とすれば、第2可動部は第1可動部に対して、移動量、移動速度、及び加速度が2倍となる。
リンク支点から第1可動部側の枢支軸までの長さをL1とし、リンク支点から第2可動部側の枢支軸までの長さをL2とし、第1可動部の重量をW1とし、第2可動部の重量をW2としたときに、(L1/L2)=(W2/W1)とするのが好ましい。これによって、第1可動部と第2可動部とがバランスよく移動することができる。すなわち、第1可動部と第2可動部とが移動する際の加速度時及び減速時の慣性力が、相殺され、装置全体の揺れ(振動)を微小に抑えることができる。
本発明では、第2可動部を任意に決められた位置に位置決めする際には、まず、第1可動部の移動による第2可動部の高速移動を行った後、前記位置決め位置よりも手前で、第2駆動手段による第2可動部の移動を行うことができる。これによって、第2駆動手段(位置決め用駆動源)の能力以上の加速度・速度で第2可動部を移動(動作)させ、かつ、位置決め時には、第2駆動手段(位置決め用駆動源)の持つ能力で低速で位置決めすることができるものとなって、高速で、かつ高精度な位置決めを可能とする。
支持構造部を設けたものでは、第1移動モードでの第2可動部の高速移動を安定して行うことができ、また、第2駆動手段による第2可動部の移動を高精度に行うことができる。このため、この装置による搬送、すなわち、第2可動部にテーブルや搬送用ハンド等を配置して、このテーブル上に搬送すべき物品を載置した場合におけるこの物品の移動を、高速かつ高精度に行うことができる。
第1駆動手段及び第2駆動手段には、リニアガイドウェイ、ボールねじ機構、リニアアクチュエータ、リニアモータ等の既存の直動機器を用いることができ、組立作業の簡略化及びコスト低減化を図ることができる。特に、第1駆動手段にボールねじ機構を用いることができ、構成の簡略化及びコスト低減化を一層図ることができる。また、第2移動手段にはリニアモータを用いることができ、第2可動部の高精度の移動を可能として、第2可動部の位置決めが安定する。
第1可動部側において、粗精度用リニアスケールと粗精度用スケールヘッドとで第1可動部の位置検出を容易に行うことができる。また、第2可動部側において、高速移動時には、高精度用リニアスケールと粗精度用スケールヘッドとで第2可動部の位置検出を容易に行うことができる。又は、高速動作時の位置情報は、制御にて読み取らないようにもできる。低速移動時には、高精度用リニアスケールと高精度用スケールヘッドとで第2可動部の位置を高精度に検出することができる。
(L1:L2)を(1:n)とすることによって、第2可動部は第1可動部に対して、移動量及び移動速度がn倍となり、制御性及び種々の装置に対する適応性の向上を図ることができる。特に、nを2とすれば、移動量及び移動速度が2倍となって、制御性の一層の向上を図ることができる。
(L1/L2)=(W2/W1)とすることによって、第1可動部と第2可動部とが移動する際の加速度時及び減速時の慣性力が、相殺され、装置全体の揺れ(振動)を微小に抑えることができ、搬送装置の高精度化及び高品質化を達成できる。
本発明の実施形態を示す搬送装置の簡略図である。 前記搬送装置のリンクバーの要部拡大図である。 前記搬送装置を用いた搬送動作のフローチャート図である。 従来の搬送装置の簡略図である。
以下本発明の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図1は本発明にかかる搬送装置の簡略図を示している。この搬送装置は、第1可動部10と、この第1可動部を直線状に往復動させる第1駆動手段11と、第2可動部12と、この第2可動部を前記第1可動部の移動方向と平行に直線状に往復動させる第2駆動手段13と、前記第1可動部10と第2可動部12とを連結する連結機構14と、第1駆動手段11及び第2駆動手段13を制御する制御手段15とを備える。
前記第1駆動手段11と第2駆動手段13とをそれぞれ直動機器にて構成できる。ここで、直動機器とは、テーブル等を直線に沿って往復動させる機器であり、リニアガイドウェイを用いるもの、ボールねじ機構を用いるもの、リニアアクチュエータを用いるもの、リニアモータを用いるもの等がある。リニアガイドウェイとは、ボールの転がりを利用して直線運動を行うもので、レールとブロック(テーブル)の間に循環式ボールを用いることにより、直線運動を可能にする。ボールねじとは、ねじの軸とその外周に取り付けられたナットの間に、ボール(鋼球)を入れ、ボールの回転を利用して、スムーズにナットを動かすようにしたものである。ねじ軸をモータで回転させ、回転数、回転速度などを制御することで、ナットの停止する位置や、動く速度を自由に調整できる。リニアアクチュエータとは、電気信号等に応じ、直線方向の動力を生じさせるアクチュエータであり、リニアアクチュエータの種類としては、固定電極と駆動対象とを平行に配置し、固定電極に電圧を印加し、それによって生じた静電力によって駆動対象を駆動する静電アクチュエータ、磁場によって駆動対象を駆動させる磁界アクチュエータ、圧電セラミックのピエゾ効果を用いる圧電アクチュエータ等が挙げられる。リニアモータとは、電磁力により対象物に対して直接,直線的な運動(往復運動)を与える駆動装置である。その構造は,円筒状の回転型モータを直線状に展開した構造である。
第1可動部10は矩形平板形状であり、第1駆動手段11は直動機器のうちリニアモータにて構成している。すなわち、基台17上にガイドレール18、19を配設し、第1駆動手段11を駆動させることによって、第1可動部10をガイドレール18、19に沿って直線上に往復動するようにしている。
また、この第1可動部10は第1可動部用位置検出手段20にて、その位置が検出される。第1可動部用位置検出手段20は、第1可動部10の往復動方向(矢印A,B方向)に沿って前記基台17に配設される粗精度用リニアスケール21と、第1可動部10に付設される粗精度用スケールヘッド22とを有する。このため、第1可動部10の移動にともなって、粗精度用スケールヘッド22も一体に移動し、この粗精度用スケールヘッド22の位置を粗精度用リニアスケール21にて検出することができる。なお、移動距離によっては、粗精度用リニアスケール21を第1可動部10側に付設するとともに、粗精度用スケールヘッド22を基台17側に付設することも可能である。
第2可動部12は矩形平板形状であり、第2駆動手段13は直動機器のうちリニアモータにて構成している。すなわち、基台25上にガイドレール26、27を配設し、第2駆動手段13を駆動させることによって、第2可動部12をガイドレール26、27に沿って直線上に往復動するようにしている。この場合、この第2可動部12上に、図示省略の搬送物品が載置されるテーブル29が配置されている。なお、このテーブル29は第2可動部12に固定されるが、この第2可動部12に対して着脱可能としてもよい。
また、この第2可動部12は第2可動部用位置検出手段30にて、その位置が検出される。第2可動部用位置検出手段30は、第2可動部12の往復動方向(矢印C,D方向)に沿って前記基台25に配設される高精度用リニアスケール31と、第2可動部12に付設される粗精度用スケールヘッド32および高精度用スケールヘッド33とを有する。このため、第2可動部12の移動にともなって、粗精度用スケールヘッド32及び高精度用スケールヘッド33も一体に移動し、この粗精度用スケールヘッド32及び高精度用スケールヘッド33の位置を高精度用リニアスケール31にて検出することができる。すなわち、粗精度用スケールヘッド32にて、第2可動部12の粗い位置を検出することができ、高精度用スケールヘッド33にて、第2可動部12の高精度の位置を検出することができる。
ところで、高精度用スケールヘッド33にて検出される第2可動部12の位置検出精度は、この第2可動部12の位置決めに必要とされる精度であって、本発明において高精度と呼ぶ。また、粗精度用スケールヘッド32にて検出される第2可動部12の位置検出精度および第1可動部用位置検出手段20の粗精度用スケールヘッド22にて検出される第1可動部10の位置検出精度は、高精度用スケールヘッド33にて検出される第2可動部12の位置検出精度よりも低い程度でよく、この精度を本発明において粗精度と呼ぶ。この粗精度は、高速移動時に読み取り可能な粗さである。
連結機構14は、第1駆動手段11による第1可動部10の移動によって第2可動部12を前記第2駆動手段13の能力を越えた速度及び/又は加速度で移動させるものであって、一端35a側が第1可動部10に枢支されるとともに、他端35b側が第2可動部12に枢支されるリンクバー35にて構成することができる。すなわち、リンクバー35の一端35a側に長孔36が設けれ、この長孔36に、第1可動部10から突設されている枢支軸37が嵌合している。また、リンクバー35の他端35b側に長孔38が設けられ、この長孔38に、第2可動部12から突設されている枢支軸39が嵌合している。この場合、リンクバー35の他端35b側は、第1可動部10とテーブル29との間に配置され、第1可動部10及び/又はテーブル29から突出する前記枢支軸39に枢結される。
また、リンクバー35の両端35a、35b側には、図2に示すように支持構造部45が設けられている。この支持構造部45は、枢支軸39を挟持状に保持した状態と、前記枢支軸39を弾性的に支持した状態、あるいは補間制御や同期制御でのブレ量を許容できる範囲の隙間を持たせた状態とに切換えることができる。すなわち、支持構造部45は、一対の挟持板46a、46bと、この挟持板46a,46bを相互に接近する方向に弾性的に押圧する弾性部材47a、47bと、この弾性部材47a、47bを伸縮させる変位機構(図示省略)とを備える。
この場合、図示省略の変位機構を介して弾性部材47a、47bが圧縮する方向に押圧することによって、弾性部材47a、47bを介して挟持板46a,46bが相互に接近する方向に押圧されて、枢支軸39を挟持板46a,46bにて挟持することができる。また、図示省略の変位機構を介して弾性部材47a、47bを伸びる方向に引っ張ることによって、枢支軸39を挟持板46a,46bにて弾性的に挟持することができる。
また、基台17と基台25との間にリンクバー支持部40が配置されている。リンクバー支持部40は、受け盤41と、この受け盤41から突設されるリンク支点42とを備え、このリンク支点42にリンクバー35が回動自在に枢支されている。この場合、リンク支点42が第1可動部側(第1可動部寄り)に位置する。具体的には、リンク支点42から第1可動部10の枢支点(枢支軸)37までの長さをL1とし、リンク支点42から第2可動部12の枢支点(枢支軸)39までの長さをL2としたときに、(L1:L2)を(1:n)とすることができる。この場合、このnを1よりも大きい値にすることができる。なお、この実施形態では、nを2としている。また、第1可動部10の重量をW1とし、第2可動部12の重量をW2としたときに、(L1/L2)=(W2/W1)とする。
制御手段15は、第1駆動手段11を制御する第1制御部51と、第2駆動手段13を制御する第2制御部52とを備える。また、この制御手段15には、第1制御部51にて第1可動部10のみを移動させる第1移動モードと、第2制御部52にて第2可動部12のみを移動させる第2移動モードと、第1制御部51と第2制御部52とで第1可動部10と第2可動部12とをそれぞれ独立に移動させる第3移動モードとがある。なお、制御手段15は、マイクロコンピュータ等にて構成できる。
次に、前記のように構成された搬送装置の操作を図3に示すフローチャート図を用いて説明する。初期段階として、図1に示すように、第1可動部10を基台17の一端側(図面上の左側)に位置させるとともに、第2可動部12を基台25の他端側(図面上の右側)に位置させる。
この状態で、まず高速動作か低速動作かを判断する(ステップS1)。ステップS1で高速動作と判断されれば、第1移動モードによる移動を行う(ステップS2)。すなわち、制御手段15の第1制御部51にて第1駆動手段11を制御して駆動させ、これによって、第1可動部10を矢印A方向にガイドレール18,19に沿って直線状に移動させる。この移動によって、第2可動部12は連結機構14を構成するリンクバー35を介して第1可動部10に連結されているので、第2可動部12は矢印C方向にレール26、27に沿って移動する。この第1可動部10の駆動による第2可動部12の駆動時には、支持構造部45にて枢支軸39を挟持状に支持しておく。なお、このように、枢支軸39が挟持状に支持されていても、リンクバー35の揺動を許容して第2可動部12の移動を許容する。
この第2可動部12の移動は、リンク支点42から第1可動部10の枢支点(枢支軸)37までの長さをL1とし、リンク支点42から第2可動部12の枢支点(枢支軸)39までの長さをL2としたときに、(L1:L2)を(1:n)としているので、第2可動部12の移動量及び移動速度は、第1可動部10のn倍となっている。すなわち、高速移動を行うことになる。この実施形態では、nを2としているので、第2可動部12の移動量及び移動速度は、第1可動部10の2倍となる。
次に、ステップS4へ移行して、第2可動部12が速度変位位置に達したか否かを判断する。ここで、速度変位位置とは、第2可動部12の位置決めされた停止位置の手間の位置であり、この高速移動から低速移動になり、停止シーケンス(第3移動モード)になる(ステップS5)。この速度変位位置に達したか否かの判断は、第2可動部用位置検出手段30の粗精度用スケールヘッド32にて第2可動部12の位置検出にて行うことができる。すなわち、予め速度変位位置を設定し、この設定値を制御手段15に入力しておき、粗精度用スケールヘッド32にて検出した第2可動部12の位置とを比較するようにすればよい。
ステップS4で速度変位位置又は速度又は加速度でない場合、第1移動モードによる移動を継続し、ステップS4で速度変位位置又は速度又は加速度に達していれば、ステップS5へ移行する。
この際、支持構造部45にて枢支軸39を弾性的に支持しておく。その後は、ステップS6へ移行して、停止位置(位置決め位置)に達したか否かを判断する。すなわち、高精度用スケールヘッド33にて検出した第2可動部12の位置を検出して、位置決め位置に達していれば、第1可動部10と第2可動部12とを同時に停止させる。この第3移動モードでは、第1可動部10も可動しているが、リンクバー35の他端35b側の枢支軸39が支持構造部45にて弾性的に支持しているので、第2可動部12の可動は、第1可動部10の可動に影響を受けない。
ステップS6で、位置決め位置に達していなければ、位置決め位置に達するまで、第3移動モードを継続する。これによって、第2可動部12は任意に決められた位置で停止することになる。このため、この第2可動部12のテーブル29に搬送物品を載置することによって、この搬送物品を目的位置まで搬送することができる。なお、搬送が終了すれば、第1駆動手段11のみ、第2駆動手段13のみ、第1駆動手段11及び第2駆動手段13を駆動して、第1可動部10を矢印B方向に移動させるとともに、第2可動部12を矢印D方向に移動させて、初期状態に戻すことになる。この初期状態に戻す場合、支持構造部45としては、枢支軸39を挟持状に支持する状態としても、枢支軸39を弾性的に支持する状態としてもよい。
このように、まず第1移動モードで移動させた場合には、通常、第3移動モードでの移動後に停止させることになる。しかしながら、高精度での位置決めを必要としない場合や位置決めに時間がかかっている場合には、第3移動モードに入ることなく停止させるようにしてもよい。
前記ステップS1で低速動作と判断されれば、ステップS3へ移行して第2移動モードによる移動を行う。その後はステップS7へ移行して、前記ステップS6と同様、位置決め位置に達したか否かを判断する。そして、位置決め位置に達していなければ、位置決め位置に達するまで、第2移動モードを継続する。
ところで、第1駆動手段11は第1可動部10を駆動(移動)させて、第2可動部12を高速で移動させるものである。このため、第1可動部10をあまり精度良く移動させる必要がない。そこで、前記実施形態では第1駆動手段11の直動機器としてリニアモータを用いたが、このリニアモータに換えて、ボールねじ機構を用いるようにしてもよい。
本発明では、第2可動部12を任意に決められた位置に位置決めする際には、まず、第1可動部10の移動による第2可動部12の高速移動を行った後、前記位置決め位置よりも手前で、第2駆動手段13による第2可動部12の移動を行いことができる。これによって、第2駆動手段(位置決め用駆動源)13の能力以上の加速度・速度で第2可動部12を移動(動作)させ、かつ、位置決め時には、第2駆動手段(位置決め用駆動源)13の持つ能力で低速で位置決めすることができるものとなって、高速で、かつ高精度な位置決めを可能とする。
支持構造部45を設けることによって、第1移動モードでの第2可動部12の高速移動を安定して行うことができ、また、第2駆動手段13による第2可動部12の移動を高精度に行うことができる。このため、この装置による搬送、すなわち、第2可動部12にテーブルを配置して、このテーブル上に搬送すべき物品を載置した場合におけるこの物品の移動を、高速かつ高精度に行うことができる。
前記実施形態では、第1駆動手段11にリニアモータを用いたが、前記したように、このリニアモータに代えてボールねじ機構を用いることができる。ボールねじ機構を用いることによって、構成の簡略化及びコスト低減化を図ることができる利点がある。また、第2駆動手段13にはリニアモータを用いることができ、第2可動部12の高精度の移動を可能として、第2可動部12の位置決めが安定する。
第1可動部10側において、粗精度用リニアスケール21と粗精度用スケールヘッド22とで第1可動部10の位置検出を容易に行うことができる。また、第2可動部12側において、高速移動時には、高精度用リニアスケール31と粗精度用スケールヘッド32とで第2可動部12の位置検出を容易に行うことができる。低速移動時には、高精度用リニアスケール31と高精度用スケールヘッド33とで第2可動部12の位置を高精度に検出することができる。
リンク支点42から第1可動部10の枢支点(枢支軸)37までの長さをL1とし、リンク支点42から第2可動部12の枢支点(枢支軸)39までの長さをL2としたときに、(L1:L2)を(1:n)とすることによって、第2可動部12は第1可動部10に対して、移動量及び移動速度がn倍となり、制御性及び種々の装置に対する適応性の向上を図ることができる。特に、nを2とすれば、移動量及び移動速度が2倍となって、制御性の一層の向上を図ることができる。
(L1/L2)=(W2/W1)とすることによって、第1可動部10と第2可動部12とが移動する際の加速度時及び減速時の慣性力が、相殺され、装置全体の揺れ(振動)を微小に抑えることができ、搬送装置の高精度化及び高品質化を達成できる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、連結機構14として、リンクバー35にて構成することなく、他の機構、例えば、クランク機構、ギア機構等でもって構成することも可能である。リンクバー35を用いる場合、(L1:L2)を(1:2)に限るものではなく、nが1よりも大きければよいので、(1:1.5)、(1:2.5)、(1:3)等としてもよい。
第1駆動手段11及び第2駆動手段13の直動機器としては、前記実施形態で記載したもの以外、エアスライダ等の他の直動機器であってもよい。ここで、エアスライダとは、極く僅かな隙間を介して近接させた2面間に圧縮空気を噴出させて、非接触にて相対移動する移動体であり、移動体側にガイド構造、即ち、エアベアリングを備えたものである。なお、第1可動部10の第1駆動手段11による第2可動部12の移動量は高精度を必要としないので、第1駆動手段11の直動機器に油圧シリンダや空気シリンダ等を用いることができる。また、この搬送装置にて搬送される物品としては、第2可動部12にて搬送可能なものであればよく、半導体チップ等の電子部品や他の種々の機械要素等の物品とすることができる。
10 第1可動部
11 第1駆動手段
12 第2可動部
13 第2駆動手段
14 連結機構
15 制御手段
20 第1可動部用位置検出手段
21 粗精度用リニアスケール
22 粗精度用スケールヘッド
30 第2可動部用位置検出手段
31 高精度用リニアスケール
32 粗精度用スケールヘッド
33 高精度用スケールヘッド
35 リンクバー
35a 一端
35b 他端
45 支持構造部

Claims (15)

  1. 第1可動部と、
    この第1可動部を直線状に往復動させる第1駆動手段と、
    第2可動部と、
    この第2可動部を前記第1可動部の移動方向と平行に直線状に往復動させる第2駆動手段と、
    前記第1可動部と第2可動部とを連結して、前記第1駆動手段による第1可動部の移動によって第2可動部を前記第2駆動手段の速度及び/又は加速度で移動させる連結機構と、
    第1駆動手段を制御して第1可動部を駆動させて前記連結機構を介して第2可動部を高速移動させる第1移動モードと、第2駆動手段を制御して第2可動部を低速移動させる第2移動モードとの切換え制御が可能な制御手段とを備えたことを特徴とする搬送装置。
  2. 連結機構を、一端側が前記第1可動部に枢支されるとともに、他端側が前記第2可動部に枢支され、かつリンク支点が第1可動部側に位置するリンクバーにて構成したことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1駆動手段と第2駆動手段とを制御して、第1可動部と第2可動部とを独立に移動させる第3移動モードへの切換えが可能であり、この第3移動モードの後、第1可動部と第2可動部を停止することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記第1移動モードでは、第1駆動手段を制御して第1可動部を駆動させて第2可動部を駆動させるとともに、第2駆動手段による第2可動部の移動を停止することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の搬送装置。
  5. 前記第2移動モードでは、第2駆動手段を制御して第2可動部を駆動させるとともに、第1駆動手段による第1可動部の移動を停止することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の搬送装置。
  6. 前記第3移動モードは、第1移動モードから第2移動モードに切換わった後の第1可動部と第2可動部との同時停止までの所定時間の間行うことを特徴とする請求項3に記載の搬送装置。
  7. 第1移動モードでは、第2可動部とリンクバーの他端とを枢支する枢支軸を挟持状に保持した状態で第2可動部の移動を許容するとともに、第2移動モード乃至第3移動モードでは、前記枢支軸を弾性的に支持した状態、あるいは補間制御や同期制御でのブレ量を許容できる範囲の隙間を持たせた状態で、第1可動部及び/又は第2可動部の移動を許容する支持構造を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の搬送装置。
  8. 前記第1駆動手段と第2駆動手段とをそれぞれ直動機器にて構成したことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の搬送装置。
  9. 第1駆動手段の直動機器にボールねじ機構又はリニアモータを用いたことを特徴とする請求項8に記載の搬送装置。
  10. 第2駆動手段の直動機器にリニアモータを用いたことを特徴とする請求項8に記載の搬送装置。
  11. 第1可動部の位置を検出する第1可動部用位置検出手段を備え、この第1可動部用位置検出手段が、第1可動部の往復動方向に沿って配設される粗精度用リニアスケールと、第1可動部に付設される粗精度用スケールヘッドとを有することを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の搬送装置。
  12. 第2可動部の位置を検出する第2可動部用位置検出手段を備え、この第2可動部用位置検出手段が、第2可動部の往復動方向に沿って配設される高精度用リニアスケールと、第2可動部に付設される粗精度用スケールヘッド及び/又は高精度用スケールヘッドとを有することを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の搬送装置。
  13. リンク支点から第1可動部側の枢支軸までの長さをL1とし、リンク支点から第2可動部側の枢支軸までの長さをL2としたときに、(L1:L2)を(1:n)とし、このnを1よりも大きい値としたことを特徴とする請求項2〜請求項12のいずれか1項に記載の搬送装置。
  14. 前記nを2としたことを特徴とする請求項13に記載の搬送装置。
  15. リンク支点から第1可動部側の枢支軸までの長さをL1とし、リンク支点から第2可動部側の枢支軸までの長さをL2とし、第1可動部の重量をW1とし、第2可動部の重量をW2としたときに、(L1/L2)=(W2/W1)としたことを特徴とする請求項2〜請求項12のいずれか1項に記載の搬送装置。
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