JP2010158634A - オイルミスト除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オイルミストの捕集能力を向上し得て、しかも一次側フィルタの交換を必要とせずに極めて簡素なメンテナンスで長期的な稼動に耐え得ることができるオイルミスト除去装置を提供する。
【解決手段】出力軸11aと同軸に回転する回転円板18と、回転円板18の外周付近に複数設けられたメッシュ19…と、回転円板18の回転方向と同方向に旋回する気流を中心側に案内する固定羽根体21と、吸引ファン14の回転に伴う吸引作用によって吸気口15から吸引したオイルミストを含む含塵気流を旋回気流の遠心作用にてオイルミストに含まれる切粉等の比較的大きな粉塵を分離し、且つ、その旋回気流の旋回方向と逆方向に回転するメッシュ19…によって旋回しながら上昇するオイルミストを衝突させつつ外周に弾き飛ばしたうえで、外筒13から廃油する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、工作機械内部で発生する油煙等の含塵気流からオイルミストを捕集・除去することができるオイルミスト除去装置に関する。
従来から、工作機械内部で発生する油煙等の含塵気流からオイルミストを捕集・除去することができるオイルミスト除去装置が知られている。
また、このようなオイルミスト除去装置にあっては、例えば、含塵気流を取り込んでオイルミストを捕集した際、フィルタの交換を極めて簡単に行うことができるように、流入口から本体ケーシング内部に含塵気流を吸引するように電動モータ駆動によって回転される吸引ファンを本体ケーシング内部に設け、この吸引ファンの内側に通気構造の面板を設けると共に、この面板の内側に可撓性メッシュフィルタを設け、流入口と吸引ファンとの間に整流板及び一次フィルタを設けた技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、含塵気流を取り込んでオイルミストを捕集した際、捕集した粉塵等によってフィルタ目詰まりを起こし難くするために、羽根車の上流側に位置するコレクターケースに搭載される入側コレクタに上下端が開口して垂直な多数の独立したエアパスを持たせ、吸引空気を上端開口から下端開口に向けて流通させる通路集合体で構成した技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−275524号公報 特開2006−088050号公報
ところが、上述したオイルミスト除去装置にあっては、例えば、吸引ファンの内側に配置した面板の内側に可撓性メッシュフィルタを設けると共に、流入口と吸引ファンとの間に整流板及び一次フィルタを設けた場合、オイルミストの捕集運転を連続稼動しているうちに、一次側フィルタにオイルミストに含まれる細かい切粉等が堆積し易く、その切粉等の堆積に伴うフィルタ目詰まりによって圧損が増加し、吸引風量の減少並びに捕集性能の低下が発生して、フィルタの清掃・交換といったメンテナンスを頻繁に行う必要があるという問題が生じていた。
また、一次側にフィルタを設けずに多数のエアパスを上下に流通させた場合、オイルミストの含有量や粘性によっては二次側にリークするオイルミストが多くなってしまうために、二次側にフィルタを配置することが必須となり、その二次側のフィルタの汚れと圧損を解消するためには、定期的なフィルタ清掃・交換といったメンテナンスを回避することはできないという問題があった。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、オイルミストの捕集能力を向上し得て、しかも一次側フィルタの交換を必要とせずに極めて簡素なメンテナンスで長期的な稼動に耐え得るミスト除去装置を提供することを目的とする。
本発明のオイルミスト除去装置は、略鉛直方向に軸線を有する電動モータと、該電動モータの外周を所定間隔を存して同軸上に包囲する略円筒形状の内筒と、該内筒の外周を所定間隔を存して同軸上に包囲する略円筒形状の外筒と、前記電動モータの出力軸に固定されて中心側から外周側へと気流を案内する吸引ファンと、前記外筒の外壁面から軸線と交差する接線方向に突出して前記外筒の外部と内部とを連通する吸気口を有する吸気管と、を備え、前記吸引ファンの回転に伴って発生した負圧によって前記吸気口から吸気した気流を分離するように前記吸引ファンの一次側に形成されたサイクロン部と、該サイクロン部と前記吸引ファンとの間に配置されて前記出力軸と同軸に回転する回転円板と、該回転円板の外周付近に複数設けられて上下に流通する気流に対して回転時に衝突作用を及ぼすメッシュと、前記回転円板と前記吸引ファンとの間に配置されて前記回転円板の回転方向と同方向に旋回する気流を中心側に案内する固定羽根体と、を備え、前記吸引ファンの回転に伴う吸引作用によって前記吸気口から吸引したオイルミストを含む含塵気流を旋回気流として前記サイクロン部の遠心作用にてオイルミストに含まれる切粉等の比較的大きな粉塵を分離し、且つ、その旋回気流の旋回方向と逆方向に回転する前記メッシュによって旋回しながら上昇するオイルミストを衝突させつつ外周に弾き飛ばしたうえで、前記外筒から廃油することを特徴とする。
本発明のオイルミスト除去装置によれば、サイクロン部と高速で回転する回転円板等で構成してオイルミストを除去し捕集しており、フィルタを用いていないため、フィルタ目詰まりが発生せず、フィルタ交換のメンテナンスが不要なオイルミスト除去装置が実現する。回転円板の回転方向は略鉛直方向に回転軸を有しており、停止時のオイルミストの滴下および凝縮により回転円板のバランスが悪化することがなく、振動や騒音が低く抑えられる。回転円板と吸引ファンの間の案内羽根で気流を吸引ファンに案内する固定羽根体により、回転円板での気流中のオイルミストとメッシュの衝突による外周への弾き飛ばしを通過した清浄気流の流れを整流することで、吸引ファンの吸引効率を高く維持でき、電動モータの消費電力の低減に役立つことができる。
請求項2に記載のオイルミスト除去装置は、前記メッシュは、放射状に配置した多数の線材であることを特徴とする。
請求項3に記載のオイルミスト除去装置は、前記メッシュは、前記回転円板上にエッチング加工又はプレス加工によって形成された多数の放射状スリットであることを特徴とする。
請求項2及び請求項3に記載の構成によれば、電動モータの高速回転を利用してオイルミスト衝突・凝集させるメッシュを極めて細かく且つ多数形成することが可能となり、さらに放射状の空隙によって弾き飛ばされるオイルミストが安定的に円板外筒方向に作用することで、オイルミストの凝集が成され易くなり、オイルミストの捕集効率を向上し得て、しかも、多数の空隙部を安定したスリット間隔で容易に構成することができる。
請求項4に記載のオイルミスト除去装置は、前記サイクロン部と前記回転円板の間に、前記サイクロン部による旋回気流方向で上昇する傾斜方向に傾斜した複数の整流羽根を円周方向に所定間隔を存して配置したことを特徴とする。
請求項4に記載の構成によれば、回転円板の回転方向に対向する方向でさらに衝突突入角度も安定的に整流された気流を衝突させることが出来、オイルミスト除去装置の捕集効率をさらに向上することができる。
請求項5に記載のオイルミスト除去装置は、前記吸引ファンからの排気気流を前記吸引ファンの回転方向と同方向に旋回させる排気気流旋回部を設け、その排気気流旋回方向に解放されて逆方向には遮蔽された少なくとも1つ以上の排気気流旋回ガイド部材が前記吸引ファンの二次側に連通口を介して流通可能に配置されていることを特徴とする。
請求項5に記載の構成によれば、排気気流を旋回流化することで、排気口からの排気効率が上昇し、排気音が低減するとともに吸引ファンの効率が上昇し、全体の消費電力を低減することができる。
請求項6に記載のオイルミスト除去装置は、前記サイクロン部に少なくとも1つのセパレータによって吸気気流を複数の旋回流部に分離させた状態で前記回転円板に衝突させることを特徴とする。
請求項7に記載のオイルミスト除去装置は、前記セパレータは、前記複数の整流羽根によって構成される整流板に対して円周位置と同円周径から前記メッシュの所定の分離位置の円周径までをガイドする筒状若しくはテーパー状に形成されていることを特徴とする。
請求項6及び請求項7に記載の構成によれば、旋回流の段階で複数の気流に分離して回転円板に衝突させることで、回転円板のメッシュの面積を有効に活用できる。旋回流によって外径方向に集中する気流が分離されて、複数の径に分散して円板上のメッシュに衝突させることで、円板の回転負荷が減少して電動モータの消費電力が低減され、且つ、メッシュの面積を大きくすることが可能となって、吸引気流の圧損が低減されてさらなる電動モータの消費電力の低減に貢献することができる。
請求項8に記載のオイルミスト除去装置は、装置本体を防振ダンパーを介して固定したことを特徴とする。
請求項8に記載の構成によれば、装置全体の振動を抑えて騒音を低減できる。また、精密な加工精度が必要とされる工作機械などに搭載した場合でも、オイルミスト除去装置の振動が抑えられているため、工作機械の加工精度に悪影響及ぼすことを抑制することができる。
請求項9に記載のオイルミスト除去装置は、前記防振ダンパーを前記装置本体の高さ方向中途部に配置したことを特徴とする。
請求項9に記載の構成によれば、騒音の発生源である回転円板や吸引ファンの近傍に防振ゴムが取り付けられることで、装置全体の振動が効率よく減衰されて振動や騒音がさらに低減でき、且つ、吸引ダクトが不要であり、さらにオイルミスト除去装置の大部分が工作機器本体に埋め込まれて突出部が少なくなり、設置部の環境状況、例えば天井の高さなどの制限を緩和することができる。
請求項10に記載のオイルミスト除去装置は、前記回転円板を互いに離間状態で対向し且つ互いに逆方向に回転するように複数配置したことを特徴とする。
請求項10に記載の構成によれば、一旦高速で旋回するメッシュによって弾き飛ばされたオイルミストが再飛散したり、回転円板の外周部からリーク(漏れ)して二次側に流通しようとする残存したオイルミストを、再度高速回転する回転円板のメッシュで弾き飛ばして外周に凝集させて捕集することが出来、1段目の回転円板と2段目の回転円板の回転方向の差による相対速度の倍増効果も、捕集性能の向上に寄与することができる。
請求項11に記載のオイルミスト除去装置は、前記外筒には、前記固定羽根体の外周寄り一部を貫通して前記メッシュに対向する半径位置に突き出した洗浄口が設けられていることを特徴とする。
請求項11に記載の構成によれば、メッシュにオイルミストの固着成分や粉塵成分などが付着した場合でも、外部より洗浄液や洗浄用エアをメッシュに導入させて洗浄が出来るため、分解清掃などのメンテナンスが不要となり、長時間の使用に際しての定期メンテナンスなどの作業を簡単に行うことができる。
本発明は、オイルミストの捕集能力を向上し得て、しかも一次側フィルタの交換を必要とせずに極めて簡素なメンテナンスで長期的な稼動に耐え得ることができる。
本発明の実施の形態1におけるオイルミスト除去装置の斜視図である。 本発明の実施の形態1におけるオイルミスト除去装置の側面図である。 本発明の実施の形態1におけるオイルミスト除去装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1におけるオイルミスト除去装置の要部の断面図である。 本発明の実施の形態1におけるオイルミスト除去装置の要部の分解斜視図(透視図)である。 本発明の実施の形態1におけるオイルミスト除去装置の作用説明の要部の断面図である。 本発明の実施の形態1におけるオイルミスト除去装置の作用説明の要部の底面図である。 本発明のオイルミスト除去装置の変形例1の要部の底面図である。 本発明のオイルミスト除去装置の変形例2の要部の拡大底面図である。 本発明の実施の形態2におけるオイルミスト除去装置の要部の断面図である。 本発明の実施の形態2におけるオイルミスト除去装置の断面図である。 本発明の実施の形態2におけるオイルミスト除去装置の要部の斜視図である。 本発明の実施の形態3におけるオイルミスト除去装置の内部動作説明の断面図である。 本発明のオイルミスト除去装置における使用状態1の説明図である。 本発明のオイルミスト除去装置における使用状態2の説明図である。
次に、本発明のオイルミスト除去装置について、図面を参照して説明する。
尚、以下に示す実施形態は本発明の好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限りこれらの態様に限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるオイルミスト除去装置の斜視図、図2は本発明の実施の形態1におけるオイルミスト除去装置の側面図、図3は本発明の実施の形態1におけるオイルミスト除去装置の分解斜視図、図4は本発明の実施の形態1におけるオイルミスト除去装置の断面図である。
図1乃至図4において、オイルミスト除去装置10は、略鉛直方向に軸線を有する電動モータ11(図3,4に図示)と、電動モータ11の外周を所定間隔を存して同軸上に包囲する略円筒形状の内筒12(図4に図示)と、内筒12の外周を所定間隔を存して同軸上に包囲する略円筒形状の外筒13と、電動モータ11の出力軸11aに固定されて中心側から外周側へと気流を案内する吸引ファン14と、外筒13の外壁面から軸線と交差する接線方向に突出して外筒13の外部と内部とを連通する吸気口15を備えた吸気管16と、を備え、吸引ファン14の回転に伴って発生した負圧によって吸気口15から吸気した気流を分離するサイクロン部17が吸引ファン14の下方(一次側)に形成されている。
また、オイルミスト除去装置10は、サイクロン部17と吸引ファン14との間に配置されて出力軸11aと同軸に回転する回転円板18と、回転円板18の外周付近に複数設けられて上下に流通する気流に対して回転時に衝突作用を及ぼすメッシュ19…と、回転円板18と吸引ファン14との間に配置されて回転円板18の回転方向と同方向に旋回する気流を中心側に案内する方向に湾曲した複数の案内羽根20…を有する固定羽根体21と、を備え、吸引ファン14の回転に伴う吸引作用によって吸気口15から吸引したオイルミストを含む含塵気流を旋回気流としてサイクロン部17の遠心作用にてオイルミストに含まれる切粉等の比較的大きな粉塵を分離し、且つ、その旋回気流の旋回方向と逆方向に回転する回転円板18のメッシュ19…によって旋回しながら上昇するオイルミストを衝突させつつ外周に弾き飛ばしたうえで、外筒13の下方に設けられた廃油口22から廃油するように構成されている。
以下、本発明のより具体的な構成を説明する。
内筒12と外筒13とは、これらの各下部を底板26で連結することで有底の二重筒状に構成されているが、内筒12の内側は無底空間となっており、電動モータ11は、その無底空間の下方側より挿入され、その上端取り付け部がボルトで内筒12の上端のフランジ部12aに吊下されている。
一方、底板26は台座23に固定された複数の防振ダンパー24…をとスペーサ25を介して支持されており、底板26と一体化された内筒12、外筒13等のミスト除去装置10の主要な構造体は、台座23に対して揺動可能に取り付けられている。また、電動モータ11は、外筒13の外壁に固定された制御回路ユニットCUから電源供給を受けると共にその回転数等が制御される。また、内筒12の上端のフランジ部12aは、吸気口15から吸気した気流のサイクロン部17における気流方向(旋回方向)を規定する複数の整流羽根27…を備えた整流板28を固定している。尚、この整流板28には、整流羽根27…の下方に対応して複数の整流開口28a…が形成されている。この際、整流開口28a…は、整流羽根27…を切り起こしで形成することによって同時に形成することも可能である。
尚、整流板28に整流羽根27…を設けずに、パンチングメタル等で小径開口部だけを形成した場合、整流羽根27…による気流の方向規制は難しくなるものの、多数の小径開口によって上昇する気流が分散されて整流効果を発揮することができ、回転円板18に衝突する割合を円周上で均等化することができるという効果を奏することができる。また、このパンチングメタルは、例えば、外筒13の一部に開閉蓋等を設けることによって異物除去効果を可能とした場合、回転円板18に手が触れないようにするガードの役目も果たすことができる。この際、整流羽根27…とパンチングメタルとを両方採用することが最も有効であるが、コストの削減のためにパンチングメタルのみで実装することでも、十分に本発明の効果を発揮することができる。
外筒13は、底板26に固定され、吸気管16及び廃油口22を一体に形成している。尚、吸気管16及び廃油口22は別体でも良い。この際、廃油口22は底板26の上面と一部が同じ高さとされている。また、外筒13の上部には吸引ファン14及び固定羽根体21の外周を同軸に取り巻くように段階的に拡開された段差筒体29が設けられている。尚、この段差筒体29には、内部洗浄用の洗浄水(又は洗浄エア)を供給する際に用いられる洗浄口30が設けられている。尚、この洗浄口30から供給された洗浄水は廃油口22から排出される。さらに、段差筒体29の上部には、吸引ファン14の上方に配置された排気気流旋回ガイド部材31及び排気マフラー32を覆う有蓋円筒形状の排気気流旋回カバー33が設けられている。
排気気流旋回ガイド部材31は、円板状のベース板34と、このベース板34の外周に形成された一対の排気取入口34a,34aよりも内側に固定された略円弧形状の一対のガイド板35,35とを備えている。
排気マフラー32は、吸引ファン14の外周から放出された気流がベース板34の排気取入口34a,34aの外側と排気気流旋回カバー33との間を旋回した後に排気取入口34a,34aの内側へと案内された排気を取り入れるように多数の内外連通口を有する略円筒体から構成されている。具体的には、排気マフラー32には、パンチングメタル等で形成された小径開口が多数設けられており、排気気流の流通を分散させて整流させることができると共に、排気時の気流による風切り音は小径開口部分では気流と一緒に通過するものの、小径開口部分以外では風切り音が反射され、その周囲での音の打ち消し効果が発生して減音する効果がある。尚、パンチングメタルの開口率は50%程度と低くても良く、板厚が厚い材料を用いるのが良い。
排気気流旋回カバー33には、その上面(蓋面)中央寄りに、排気マフラー32の外周から内側を経由した排気を旋回状に排出する複数の排気口33a…が形成されている。
吸気口15は、電動モータ11の回転中心(出力軸11a)と同軸な鉛直方向に中心軸を有する内筒12と外筒13との間、即ち、その鉛直中心軸とは交わらないオフセットした位置に開口され、サイクロン部17に気流を吸気する。
吸引ファン14は、出力軸11aが貫通する吸気開口36aを形成した下部円板36と、出力軸11aの先端に取付フランジ37を介して固定されて下部円板36と対向する上部円板38と、図5に示すように、各円板36,38間に設けられて吸引ファン14の回転方向に応じて吸気開口36aから吸気した気流を外周へと案内するように湾曲された複数のフィン39…と、を備え、この複数のフィン39によって気流を中心側から外周側へと案内することでサイクロン部17を負圧とし、吸気口15からオイルミストを含む含塵気流を吸引することができる。尚、下部円板36は、例えば、その中央側の吸気開口36a周囲を下方向に突出するように絞った形状としても良い。
回転円板18は、取付フランジ40を介して出力軸11aの中途部に固定されている。また、回転円板18の周縁部付近には略扇形状に複数の開口が形成され、この開口を塞ぐようにメッシュ19…が設けられている。尚、メッシュ19は、回転円板18自体に多数の小さな穴を開けることで形成しても良い。また、メッシュ19…の密度等は電動モータ11のパワー或いはオイルミスト粒径や種類等に応じて適宜設定することができる。
固定羽根体21は、回転円板18を通過した気流を吸引ファン14の中心側に向けて案内するもので、取付フランジ40が貫通する取付穴41aを形成した下部円板41と、出力軸11aが貫通すると共に気流を集中的にガイドするように中心に向けて山形状とされた上部円板42と、各円板41,42間の周縁部に跨って設けられた周壁43と、各円板41,42間に設けられて吸引ファン14の回転方向に沿ってサイクロン部17から吸気した気流を中心側へと案内するように湾曲された複数の案内羽根20…と、を備えている。尚、下部円板41には、各案内羽根20…の間に位置してメッシュ19と対向する位置に吸気開口41b…が形成されている。尚、上部円板42は、周辺の平面部分と中心の山形部分とを別体で構成しても良い。
上記の構成において、オイルミスト除去装置10は、図4の各矢印で示すように、オイルミストを含んだ気流は、吸気口15からサイクロン部17の吸気気流旋回作用(図5の(イ)参照)によって旋回させられ、オイルミスト中の比較的大きな粉塵等は、図6及び図7に示すように、外筒13内壁に沿って凝集して底板26に落下され、廃油口22より外部に排出される。
一方、微細な粉塵やオイルミストは、吸気気流旋回作用(イ)によって、旋回しつつ外筒13と内筒12の間を上昇し、整流板28の整流羽根27…の傾斜配置に伴って発生する吸気気流整流初期作用(図5の(ロ)参照)によって、サイクロン部17から旋回気流方向に沿って上昇した気流が回転円板18の回転方向と対向する方向でさらに衝突突入角度が安定した状態で整流される。
次に、回転円板18は、衝突突入角度が安定的に整流された気流が回転するメッシュ19…に衝突することでオイルミストを除去する吸気気流衝突作用(図5の(ハ)参照)として機能する。尚、メッシュ19…を通過した気流は固定羽根体21の回転方向に旋回させられる。
さらに、固定羽根体21は、回転円板18と吸引ファン14との間で回転円板18を通過した気流を吸引ファン14の吸気開口36aに案内するように回転円板18の回転方向と同方向に旋回する気流を固定羽根体21の中央に案内する方向に湾曲した複数の案内羽根20…によって吸気気流整流作用(図5の(ニ)参照)として機能する。この吸気気流整流作用(ニ)では、回転円板18での気流中のオイルミストとメッシュ19…の衝突による外周への弾き飛ばしを通過した清浄気流の流れを整流している。
吸引ファン14は、その回転によって気流を外周に排気する気流吸引排出作用(図5の(ホ)参照)を発生させ、この気流吸引排出作用(ホ)が実際に吸気口15から気流を吸気する作用を発生させている。
排気気流旋回ガイド部材31は、排気気流旋回カバー33と協働して吸引ファン14からの排気気流を吸引ファン14の回転方向と同方向に旋回させる排気気流旋回作用(図5の(ヘ)参照)として機能する。即ち、排気気流旋回ガイド部材31は、排気気流旋回方向に解放され且つ逆方向に遮蔽されており、吸引ファン14の二次側に連通口を介して流通可能に配置し、排気気流を旋回流化する。
排気口33aは、その排気気流旋回作用(ヘ)とされた気流を、そのまま外部へと排気(図5の(ト)参照)する。
このように、オイルミスト除去装置10によれば、フィルタを用いていないため、フィルタ目詰まりが発生せず、フィルタ交換のメンテナンス不要となる。
この際、回転円板18の回転方向は略鉛直方向に回転軸を有しており、停止時のオイルミストの滴下および凝縮により回転円板18のバランスが悪化することがなく、振動や騒音を低く抑えることができる。
また、回転円板18と吸引ファン14との間の案内羽根20…で気流を吸引ファン14に案内する固定羽根体21により、回転円板18での気流中のオイルミストとメッシュ19…の衝突による外周への弾き飛ばしを通過した清浄気流の流れを整流することで、吸引ファン14の吸引効率を高く維持することができ、排気気流を旋回流化することで、排気口からの排気効率も上昇し、排気音が低減すると同時に吸引ファン14の吸引効率も上昇することができ、結果的に、電動モータ11の消費電力を低減することができる。
さらに、外部から固定羽根体21の外周の一部を貫通して回転円板18のメッシュ19に対向する半径位置に突き出したノズル30aを洗浄口30から挿入可能に設けたことにより、メッシュ19…にオイルミストの固着成分や粉塵成分などが付着した場合であっても、外部より洗浄液や洗浄用エアをメッシュ19…に導入させて洗浄することができ、オイルミスト除去装置10の分解清掃などのメンテナンスが不要となるばかりでなく、長時間の使用に際しての定期メンテナンスなどの作業を簡単に実行することができる。尚、洗浄水は、単なる水、洗剤入り湯又は水、スチーム等でも良い。また、洗浄動作を電磁弁やプログラムタイマーなどを使用して、自動的で定期的に作動させることも可能であり、長時間の稼動に際して完全に作業者レベルのメンテナンスが不要なオイルミストコレクタが実現する。
ところで、上記実施の形態1においては、メッシュ19…は、例えば、細かい多数の空隙を有する網目等が用いられているが、より好適には、図8に示すように、細いワイヤ等の線材44…を放射状に多数固定して構成すれば、電動モータ11の回転によって回転円板18に衝突するオイルミストを外周方向に弾き飛ばし易くすることができる。
尚、図9に示すように、メッシュ19…を、回転円板18に扇形状の開口18aを形成すると共に、エッチング加工等によって複数の略放射状スリット(空隙)45…を設けたエッチング板46で開口18aを塞ぐことによって構成し、電動モータ11の高速回転を利用してオイルミストの衝突・凝集させる回転円板18のメッシュ構造を極めて細かい多数の空隙部で形成することが可能となり、さらに放射状の空隙によって弾き飛ばされるオイルミストが安定的に円板外筒13に向う外周方向に作用することで、オイルミストの凝集が成され易くなり、オイルミスト除去装置10の捕集効率の向上に貢献することができる。尚、放射状スリット45は、安定したスリット間隔で容易に構成することができるうえ、その中央付近に補強部46aを形成する等、その汎用性も高く維持することができる。
(実施の形態2)
図10は本発明の実施の形態2におけるオイルミスト除去装置の要部の断面図、図11は本発明の実施の形態2におけるオイルミスト除去装置の断面図、図12は本発明の実施の形態2におけるオイルミスト除去装置の要部の斜視図である。尚、図10乃至図12において、上記実施の形態1と同一の構成には同一の符号を付してその説明は省略する。
図10乃至図12において、実施の形態2におけるサイクロン部17は、内筒12と外筒13との間に設けられた中間筒47によって区画された状態で内外2層に設けられている。
また、回転円板18の下方には、複数の整流羽根48…がセパレータ49によって内外に区画された整流板50が配置されている。
これにより、複数のサイクロン部17によって吸気気流が複数に分離され、オイルミストを回転円板18に衝突させる際にあっても、セパレータ49によって分離されていることにより、サイクロン部17における旋回流の段階で複数の気流に分離された状態で回転円板18にオイルミストを衝突させることができ、回転円板18のメッシュ19…の面積を有効に活用することができ、旋回流によって外径方向に集中する気流が分離されて、複数の径に分散して円板上のメッシュ19…に衝突させることで、円板の回転負荷が減少し、電動モータ11の消費電力が低減され、且つ、メッシュ19…の面積を大きくすることが可能となって、吸引気流の圧損が低減することに伴って電動モータ11の消費電力をも低減することができる。
尚、実施の形態2においては、1つの中間筒47及びセパレータ49によって区画分離しているが、これらを2つ以上用いて吸気気流を3分割以上とし、さらなる負荷の低減を実現することができる。
(実施の形態3)
図13は本発明の実施の形態3におけるオイルミスト除去装置の内部動作説明図である。
図13において、実施の形態3においては、上下2つの電動モータ11,51を備え、その各出力軸11a,51aには、互いに離間状態で対向配置された1対の回転円板18が設けられている。
尚、電動モータ11は、本実施の形態においては、取付フランジ40を介して下方の回転円板18のみを保持している。
一方、電動モータ51は、支持ブラケット37を介して吸引ファン14を支持していると同時に、支持ブラケット52を介して上方の回転円板18を支持している。
これにより、各電動モータ11,51の駆動によって、各回転円板18が互いに逆方向に回転することによって、オイルミストの捕集性能をより一層向上することができる。この場合、排気側の旋回気流は、上記実施の形態1とは逆方向で、吸引気流の旋回方向と同じ方向となる。
そして、このように構成することで、一旦高速で旋回するメッシュ19…によって弾き飛ばされたオイルミストが再飛散したり、下方の回転円板18の外周部からリーク(漏れ)して二次側に流通しようとする残存オイルミストを、再度高速回転する上方の回転円板18のメッシュ19…で弾き飛ばして外周に凝集させて捕集することができる。
この際、下方の回転円板18と上方の回転円板18の回転方向の差による相対速度の倍増効果も、捕集性能の向上に寄与することができる。尚、上記実施の形態3では、2つの電動モータ11,51の夫々を下方と上方の各回転円板18,18の回転用に用いる例を示したが、別途の歯車機構やベルト機構等の動力伝達機構を設け、1つの電動モータ11(又は電動モータ51)で上下の回転円板18,18の回転方向を異なる方向に回転させるように構成することも可能である。
なお、このように構成したオイルミスト除去装置10において、電動モータ11,51は、インバータ等が内蔵された制御回路ユニットCUによって高速回転可能としたり、回転円板18,18のメッシュ19…を二枚の回転円板18,18で挟んで固定する構成とする、メッシュ19…を円形とせずに扇型の形状として複数使用することでメッシュ19…の材料取りを効率良く行う、メッシュ19…の空隙を単なる放射状ではなく回転方向や反回転方向にスキュー(歪み・曲がり)を有する形状とする、セパレータ49の分割する径方向の位置を負荷バランスを考慮して周方向にずらして微調整する等の工夫も可能となる。
このように、本実施の形態1〜3に記載のオイルミスト除去装置10にあっては、例えば、図14に示すように、台座23の下方にオイルミストが発生する機器本体53を配置し、吸気管16と機器本体53の内部とを吸気ダクト54で接続することによって機器本体53の内部のオイルミストを吸気することが可能となる。
尚、本実施の形態におけるオイルミスト除去装置10にあっては、防振ダンパー24…を介して機器本体53に台座23を固定することによって、オイルミスト除去装置10の振動を抑えるばかりでなく、駆動時の騒音を低減することができる。また、精密な加工精度が必要とされる工作機械等に搭載した場合であっても、オイルミスト除去装置10の振動が抑えられているため、工作機械の加工精度に悪影響を及ぼすことも抑制することができる。
尚、本実施の形態1〜3に記載のオイルミスト除去装置10にあっては、例えば、図15に示すように、台座23を廃止すると共に、大小径の異なる段差筒体29の大径部分の下面に防振ダンパー55…を配置し、外筒13を機器本体53の内部に臨ませて、直接吸気管16からオイルミストを吸気する等、その設置状態等は特に限定されるものではない。
この際、上述した段差筒体29の近傍で防振ダンパー55…を介して機器本体53にオイルミスト除去装置10を支持させた場合、騒音の発生源である回転円板18や吸引ファン14の近傍に防振ダンパー55…が位置することとなるため、オイルミスト除去装置10の高さ方向略中央付近での支持であることと相俟って、オイルミスト除去装置10の振動を効率良く減衰し得て、騒音の発生をさらに低減することができる。また、台座23並びに吸気ダクト54が不要となって部品点数の削減に貢献することができるうえ、オイルミスト除去装置10の大部分が機器本体53の内部に配置されていることから、機器本体53からの突出量も少なくすることができ、オイルミスト除去装置10の設置環境への対応、例えば、上方空間の制限等への対応も可能となり、汎用性を向上することができる。
10…オイルミスト除去装置
11…電動モータ
11a…出力軸
12…内筒
13…外筒
14…吸引ファン
15…吸気口
16…吸気管
17…サイクロン部
18…回転円板
19…メッシュ
20…案内羽根
21…固定羽根体
22…廃油口

Claims (11)

  1. 略鉛直方向に軸線を有する電動モータと、該電動モータの外周を所定間隔を存して同軸上に包囲する略円筒形状の内筒と、該内筒の外周を所定間隔を存して同軸上に包囲する略円筒形状の外筒と、前記電動モータの出力軸に固定されて中心側から外周側へと気流を案内する吸引ファンと、前記外筒の外壁面から軸線と交差する接線方向に突出して前記外筒の外部と内部とを連通する吸気口を有する吸気管と、を備え、前記吸引ファンの回転に伴って発生した負圧によって前記吸気口から吸気した気流を分離するように前記吸引ファンの一次側に形成されたサイクロン部と、該サイクロン部と前記吸引ファンとの間に配置されて前記出力軸と同軸に回転する回転円板と、該回転円板の外周付近に複数設けられて上下に流通する気流に対して回転時に衝突作用を及ぼすメッシュと、前記回転円板と前記吸引ファンとの間に配置されて前記回転円板の回転方向と同方向に旋回する気流を中心側に案内する固定羽根体と、を備え、前記吸引ファンの回転に伴う吸引作用によって前記吸気口から吸引したオイルミストを含む含塵気流を旋回気流として前記サイクロン部の遠心作用にてオイルミストに含まれる切粉等の比較的大きな粉塵を分離し、且つ、その旋回気流の旋回方向と逆方向に回転する前記メッシュによって旋回しながら上昇するオイルミストを衝突させつつ外周に弾き飛ばしたうえで、前記外筒から廃油することを特徴とするオイルミスト除去装置。
  2. 前記メッシュは、放射状に配置した多数の線材であることを特徴とする請求項1に記載のオイルミスト除去装置。
  3. 前記メッシュは、前記回転円板上にエッチング加工又はプレス加工によって形成された多数の放射状スリットであることを特徴とする請求項1に記載のオイルミスト除去装置。
  4. 前記サイクロン部と前記回転円板の間に、前記サイクロン部による旋回気流方向で上昇する傾斜方向に傾斜した複数の整流羽根を円周方向に所定間隔を存して配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のオイルミスト除去装置。
  5. 前記吸引ファンからの排気気流を前記吸引ファンの回転方向と同方向に旋回させる排気気流旋回部を設け、その排気気流旋回方向に解放されて逆方向には遮蔽された少なくとも1つ以上の排気気流旋回ガイド部材が前記吸引ファンの二次側に連通口を介して流通可能に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のオイルミスト除去装置。
  6. 前記サイクロン部に少なくとも1つのセパレータによって吸気気流を複数の旋回流部に分離させた状態で前記回転円板に衝突させることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載のオイルミスト除去装置。
  7. 前記セパレータは、前記複数の整流羽根によって構成される整流板に対して円周位置と同円周径から前記メッシュの所定の分離位置の円周径までをガイドする筒状若しくはテーパー状に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のオイルミスト除去装置。
  8. 装置本体を防振ダンパーを介して固定したことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載のオイルミスト除去装置。
  9. 前記防振ダンパーを前記装置本体の高さ方向中途部に配置したことを特徴とする請求項8に記載のオイルミスト除去装置。
  10. 前記回転円板を互いに離間状態で対向し且つ互いに逆方向に回転するように複数配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れかに記載のオイルミスト除去装置。
  11. 前記外筒には、前記固定羽根体の外周寄り一部を貫通して前記メッシュに対向する半径位置に突き出した洗浄口が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れかに記載のオイルミスト除去装置。
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