JP2010155259A - 溝形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被加工物により細い溝を形成すること。
【解決手段】まず、透明材質の被加工物1の内部にレーザ光13を集光して改質領域20を形成し、当該改質領域20の形成により、改質領域20の部分に発生する内部応力によって溝2の形成予定部分18にレーザ光13の光軸方向に伸びる第1のクラック19aを形成する。次に、形成した第1のクラック19aの内面をエッチングし、当該エッチングによって前記第1のクラック19aを形成した部分に溝2を形成する。そのため、被加工物1に形成される溝2の幅を、第1のクラック19aの幅と同等の大きさとすることができる。したがって、被加工物1により細い溝2を形成することが可能となる。
【選択図】図10

Description

本発明は、被加工物に溝を形成する溝形成方法に関する。
従来、この種の技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術がある。
この特許文献1に記載の技術では、まず、透明材質の被加工物における溝の形成予定部分に沿ってレーザ光を照射し、当該レーザ光を集光して被加工物の内部に改質領域を形成する。次に、被加工物のうちの改質領域を形成した部分をエッチングし、当該エッチングによって改質領域を形成した部分に溝を形成する。
特開2004―136358号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、被加工物のうちの改質領域を形成した部分をエッチングし、当該エッチングによって被加工物に溝を形成する。それゆえ、被加工物に形成される溝の幅は、必然的に改質領域の幅よりも大きくなってしまう。そのため、被加工物に細い溝を形成することは困難であった。
そこで、本発明の技術的課題は、被加工物により細い溝を形成することにある。
上記技術的課題を解決するために、本発明の各態様は、以下のような構成からなる。
本発明の第1の態様は、
透明材質の被加工物に溝を形成する溝形成方法であって、
前記被加工物の内部における前記溝の形成予定部分に沿ってレーザ光を照射し、当該レーザ光を集光して前記被加工物の内部に改質領域を形成し、当該改質領域の形成により、前記改質領域の部分に発生する内部応力によって前記被加工物のうちの前記溝の形成予定部分に前記レーザ光の光軸方向に伸びるクラックを形成する第1の工程と、前記被加工物のうちの前記改質領域を形成した部分および前記クラックの内面をエッチングし、当該エッチングによって前記改質領域を形成した部分に空洞を形成して、前記クラックを形成した部分に溝を形成する第2の工程と、前記被加工物を研磨し、当該研磨によって前記被加工物から前記空洞を形成した部分を除去して、前記溝を露呈させる第3工程と、
を有することを特徴とする。
このような手法によれば、クラックを形成した部分をエッチングし、エッチングによって当該部分に溝を形成することができる。そのため、被加工物に形成される溝の幅を、クラックの幅と同等の大きさとすることができる。
したがって、被加工物により細い溝を形成することが可能となる。
また、第2の態様は、
透明材質の被加工物に溝を形成する溝形成方法であって、前記被加工物の内部における前記溝の形成予定部分に沿ってレーザ光を照射し、当該レーザ光を集光して前記被加工物の内部に改質領域を形成し、当該改質領域の形成により、前記改質領域の部分に発生する内部応力によって前記被加工物のうちの前記溝の形成予定部分に前記レーザ光の光軸方向に伸びるクラックを形成する第1の工程と、前記被加工物を研磨し、当該研磨によって前記被加工物から前記改質領域を形成した部分を除去して、前記クラックを露呈させる第2工程と、前記クラックの内面をエッチングし、当該エッチングによって前記クラックを形成した部分に溝を形成する第3の工程と、を有することを特徴とする。
このような手法によれば、クラックを形成した部分をエッチングし、エッチングによって当該部分に溝を形成することができる。そのため、被加工物に形成される溝の幅を、クラックの幅と同等の大きさとすることができる。
したがって、被加工物により細い溝を形成することが可能となる。
さらに、第3の態様は、
前記第1の工程では、前記レーザ光の集光を集光レンズによって行うと共に、前記レーザ光を集光する際に、前記レーザ光の集光領域が当該レーザ光の光軸方向に拡大するように、前記集光レンズの収差を調整することを特徴とする。
このような手法によれば、改質領域の部分において、レーザ光の光軸方向の両端部の応力集中の度合いがより強くなる。そして、応力集中の度合いがより強くなることによって、レーザ光の光軸方向に平行に伸びるクラックを形成することができる。
さらに、第4の態様は、
前記第1の工程では、前記被加工物の内部に改質領域を形成した後、前記被加工物の内部における前記溝の形成予定部分に沿ってレーザ光を照射し、当該レーザ光を前記改質領域の部分に集光し、集光した当該レーザ光により、前記改質領域の部分に発生する内部応力を増大させることを特徴とする。
このような手法によれば、改質領域が発生する内部応力が増大し、被加工物のうちの溝の形成予定部分により深いクラックを形成することができる。そのため、エッチングによってクラックを形成した部分により深い溝を形成することができる。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態の溝形成方法では、まず、透明材質の被加工物の内部にレーザ光を集光して改質領域を形成し、当該改質領域の形成により、改質領域の部分に発生する内部応力によって溝の形成予定部分にレーザ光の光軸方向に伸びるクラックを形成する。
次に、形成したクラックの内面をエッチングし、当該エッチングによって前記クラックを形成した部分に溝を形成する。
そして、被加工物の前記表面を研磨し、前記溝を露呈させる。
(実施形態1)
(被加工物の構成)
まず、本実施形態の溝形成方法で得られる、溝2の開口部が上面1cに形成された被加工物1について説明する。
図1は、被加工物1の斜視図である。
図1に示すように、被加工物1は、長方体状に形成された透明材質からなる。透明材質としては、例えば、石英やホウケイ酸ガラス等を利用できる。
また、被加工物1には、図1に示すように被加工物1に正対した場合を基準に、x軸方向、y軸方向、およびz軸方向が定義されている。x軸方向は、図1の被加工物1の左面1aの法線方向である。同様に、y軸方向は、被加工物1の背面1bの法線方向であり、z軸方向は、被加工物1の上面1cの法線方向である。
溝2の開口部は、被加工物1の上面1cに、y軸方向に沿って形成される。
(レーザ加工装置の構成)
次に、本実施形態の溝形成方法で使用するレーザ加工装置3について説明する。
図2は、レーザ加工装置3の構成を示す模式図である。
図2に示すように、レーザ加工装置3は、照射機構部4および制御部5を備える。
照射機構部4は、載置台6、X軸移動部7、Y軸移動部8、Z軸移動部9、レーザ光源10、集光レンズ11、および収差補正レンズ群12を備える。
載置台6は、被加工物1を載置可能な平面が上部に形成された台である。また、載置台6には、X軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向が定義されている。X軸方向は、載置台6上部の平面内に設定した一方向である。同様に、Y軸方向は、載置台6上部の平面内にあり且つX軸方向と直交する方向(より詳しくは、載置台6を上方から見た場合にX軸方向を時計回りに90°回転させた方向)であり、Z軸方向は、当該平面の法線方向である。
X軸移動部7は、制御部5からの信号に応じて、載置台6をX軸方向に沿って移動させる。X軸移動部7としては、例えば、X軸方向に沿って並進運動を行うスライダと、スライダを駆動するサーボモータとからなるものを利用できる。また同様に、Y軸移動部8は、制御部5からの信号に応じて、載置台6をY軸方向に沿って移動させる。Z軸移動部9は、制御部5からの信号に応じて、載置台6をZ軸方向に沿って移動させる。
レーザ光源10は、載置台6の上方に配される。そして、レーザ光源10は、制御部からの信号に応じて、レーザ光13を載置台6上部の平面(つまり、Z軸方向と反対方向)に向けて出射する。レーザ光源10としては、例えば、チタンサファイアを固体光源とし、チタンサファイアが発生するフェムト秒レーザ光を出射するものを利用できる。
集光レンズ11は、レーザ光源10と載置台6との間に配される。そして、集光レンズ11は、レーザ光源10から出射されるレーザ光13を集光する。
収差補正レンズ群12は、制御部5からの信号に応じて、集光レンズ11の収差を調整する。そして、収差補正レンズ群12は、レーザ光13の集光領域のレーザ光13光軸14方向の長さを制御する。収差補正レンズ群12としては、例えば、集光レンズ11の鏡筒に収容され複数枚のレンズからなるものを利用できる。
制御部5は、入力部15、表示部16、および演算部17を備える。
入力部15は、レーザ加工の際に用いる、X軸移動部7、Y軸移動部8、Z軸移動部9、レーザ光源10、および収差補正レンズ群12に出力する信号のデータを利用者に入力させる。入力部15としては、例えば、キーボードやマウスを利用できる。
表示部16は、レーザ加工の際の各種情報を表示する。表示部16としては、例えば、液晶ディスプレイやCRT(cathode ray tube)ディスプレイを利用できる。
演算部17は、入力部15から入力されたデータを演算処理し、その処理結果をもとに、X軸移動部7、Y軸移動部8、Z軸移動部9、レーザ光源10、および収差補正レンズ群12に信号を出力する。演算部17としては、例えば、A/D変換回路、D/A変換回路、中央演算処理装置、メモリ等から構成されたコンピュータを利用できる。
(溝形成方法の説明)
次に、前述したレーザ加工装置3を用いて、被加工物1に溝2を形成する溝形成方法について説明する。
溝形成方法は、以下の第1〜第3の工程からなる。
(第1の工程)
第1の工程は、レーザ加工装置3を用いて、被加工物1の溝2の形成予定部分18に第1のクラック19aを形成する工程である。
図3は、第1の工程を説明するための模式図である。
ここで、後述するように、第3の工程において被加工物1の上面1cを研磨する。それゆえ、第1の工程の被加工物1としては、図3に示すように、図1の被加工物1、つまり、第1〜第3の工程を経て得られる被加工物1よりもz軸方向の厚さが大きいものを用いる。また、溝2の形成予定部分18は、被加工物1の内部に設定される。
第1の工程では、まず、被加工物1のz軸方向を照射機構部4のZ軸方向に向けて被加工物1を載置台6に載置する。また、被加工物1のy軸方向、つまり、溝2の形成予定部分18に沿った方向を照射機構部4のY軸方向に向けて被加工物1を位置決めする。
次に、演算部17により、X軸移動部7、Y軸移動部8を制御して、レーザ光13が被加工物1の溝2の形成予定部分18のy軸方向端部に集光されるように載置台6を移動させる。また、演算部17により、Z軸移動部9を制御して、レーザ光13の集光領域が被加工物1の上面1cと溝2の形成予定部分18との間に収まるように載置台6を移動させる。そして、演算部17により、レーザ光源10を制御して、レーザ光13の出射を開始させる。これにより、被加工物1の上面1cと溝2の形成予定部分18との間にレーザ光13が集光される。そして、レーザ光13の集光によって改質領域20を形成可能なエネルギ密度となった部分に、多光子吸収による改質領域20が形成される。
次に、演算部17により、Y軸移動部8を制御して、集光レンズ11に対して載置台6を照射機構部4のY軸方向に所定ピッチずつ移動させながら、被加工物1の上面1cと溝2の形成予定部分18との間へのレーザ光13の集光を同様に繰り返す。載置台6の移動は、レーザ光13の集光領域が被加工物1のy軸方向と反対方向の端部に到達すると終了する。これにより、被加工物1の上面1cと溝2の形成予定部分18との間に、溝2の形成予定部分18に沿って被加工物1の一端側から他端側まで改質領域20が形成される。
図4は、第1のクラック19aを説明するための説明図である。図4(a)では被加工物1は平面図で表し、図4(b)では被加工物1はxz面で分断した断面図で表す。
ここで、改質領域20が形成された部分は膨張する。それゆえ、改質領域20の形成により、改質領域20の部分に内部応力が発生する。また、この内部応力は、外形の変化が大きい箇所で応力集中を生じる。そのため、改質領域20の部分において、レーザ光13の光軸14方向の両端部で内部応力が増大する。そして、増大した内部応力が被加工物1の分子間の結合力より大きくなると、被加工物1の内部に、改質領域20の下面1d側端部からz軸方向と反対方向、つまり、レーザ光13の光軸14方向に伸びる第2のクラック19aが形成される。下面1dとは、被加工物1の上面1cと反対側の面である。これにより、図4に示すように、被加工物1のうちの溝2の形成予定部分18に第2のクラック19aが形成される。同様に、増大した内部応力が被加工物1の結合力より大きくなると、被加工物1の内部に、改質領域20の上面1c側端部からz軸方向、つまり、レーザ光13の光軸14方向と反対方向に伸びる第2のクラック19bが形成される。
なお、図4の第1のクラック19aおよび第2のクラック19bは、被加工物1の上面1cにレーザ光13が集光されるように載置台6を位置決めした後、載置台6をZ軸方向に140μm移動させてから、被加工物1の内部にレーザ光13を集光させて形成した。
図5は、第1の比較例を説明するための説明図である。図5(a)では被加工物1は平面図で表し、図5(b)では被加工物1はxz面で分断した断面図で表す。
ちなみに、図5に示すように、被加工物1の上面1cの近傍にレーザ光13を集光させた場合、短い第1のクラック19aが発生するのみである。
なお、図5の第1のクラック19aは、被加工物1の上面1cにレーザ光13が集光されるように載置台6を位置決めした後、載置台6をZ軸方向に50μm移動させてから、被加工物1の内部にレーザ光13を集光させ形成した。
図6は、第2の比較例を説明するための説明図である。図6(a)では被加工物1は平面図で表し、図6(b)では被加工物1はxz面で分断した断面図で表す。
また、図6に示すように、被加工物1の上面1cに改質領域20がかかるように、被加工物1の内部にレーザ光13を集光させた場合においても、第2のクラック19bは発生せず、短い第1のクラック19aが発生のみである。
なお、図6の第1のクラック19aは、被加工物1の上面1cにレーザ光13が集光されるように載置台6を位置決めした後、載置台6をZ軸方向に80μm移動させてから、被加工物1の内部にレーザ光13を集光させ形成した。
なお、被加工物1の上面1cと溝2の形成予定部分18との間へのレーザ光13の集光時には、演算部17により、収差補正レンズ群12を制御して、レーザ光13の集光によって改質領域20を形成可能なエネルギ密度となる領域がレーザ光13光軸14方向に拡大するように、集光レンズ11の収差を適宜調整する。これにより、図4(b)に示すように、形成される改質領域20の、レーザ光13の光軸14方向の長さが増加する。それゆえ、改質領域20の部分において、レーザ光13の光軸14方向の両端部が細く鋭くなり、両端部でより強い応力集中度合いが生じる。そして、応力集中によって、レーザ光13の光軸14方向に平行に伸びる第1のクラック19aが形成される。
なお、図4(b)の第1のクラック19aは、被加工物1の上面1cからの距離が1mmの深さ位置にレーザ光13が集光するように載置台6を位置決めした後、集光性が最良となるように収差を調整し、被加工物1の内部にレーザ光13を集光させて形成した。
図7は、第3の比較例を説明するための説明図である。図7では、被加工物1はxz面で分断した断面図で表す。
ちなみに、図7に示すように、集光レンズ11の収差補正を行わない場合、レーザ光13の光軸14方向から傾いた方向に伸びる第1のクラック19aが形成される。
次に、被加工物1のy軸方向と反対方向の端部へのレーザ光13の照射が終了すると、演算部17により、Y軸移動部8を制御して、集光レンズ11に対して載置台6を照射機構部4のY軸方向と反対方向に所定ピッチずつ移動させながら、被加工物1の上面1cと溝2の形成予定部分18との間へのレーザ光13の集光を同様に繰り返す。載置台6の移動は、レーザ光13の集光領域が被加工物1のy軸方向の端部に到達すると終了する。これにより、既に形成されている改質領域20に再度レーザ光13が集光される。
図8は、第1のクラック19aの進展を説明するための説明図である。図8(a)は、レーザ光13を2回照射した場合を表し、図8(b)は、レーザ光13を3回照射した場合を表す。図8(a)(b)では、被加工物1は断面図で表す。
ここで、改質領域20は、レーザ光13が集光されると更に膨張する。それゆえ、再度のレーザ光13の集光により、改質領域20の部分の内部応力が増大する。そして、増大した内部応力によって、第2のクラック19aが進展される。これにより、図8(a)に示すように、被加工物1のうちの溝2の形成予定部分18に、より深い第2のクラック19aが形成される。同様に、増大した内部応力が作用すると、第2のクラック19bが進展される。これにより、被加工物1の上面1cに、第2のクラック19aが到達される。
次に、被加工物1のy軸方向の端部へのレーザ光13の照射が終了すると、演算部17により、Y軸移動部8を制御して、再度、集光レンズ11に対して載置台6を照射機構部4のY軸方向に所定ピッチずつ移動させながら、被加工物1の上面1cと溝2の形成予定部分18との間へのレーザ光13の集光を同様に繰り返す。これにより、改質領域20に再度レーザ光13が集光される。そして、図8(b)に示すように、被加工物1のうちの溝2の形成予定部分18に、より深い第2のクラック19aが形成される。
図9は、第4の比較例を説明するための説明図である。図9(a)は、集光レンズ11の収差補正を行わずに、レーザ光13を2回照射した場合を表し、図9(b)は、レーザ光13を3回照射した場合を表す。図9(a)(b)では、被加工物1は断面図で表す。
ちなみに、図9(a)(b)に示すように、集光レンズ11の収差補正を行わない場合、レーザ光13の照射回数が増えるほど、第1のクラック19aの傾きが増大する。
(第2の行程)
第2の工程は、エッチング液槽21を用いて、第1の工程で形成した第1のクラック19aの内面をエッチングする工程である。
図10は、第2を工程の説明するための模式図である。
図10に示すように、エッチング液槽21は、内部にエッチング液22を収容する槽である。また、エッチング液22は、被加工物1と反応して被加工物1をエッチングする液体である。エッチング液22としては、例えば、フッ酸溶液HF5vol%を利用できる。
第2の工程では、エッチング液槽21に被加工物1を収容する。そして、被加工物1をエッチング液22に浸漬する。これにより、被加工物1の表面をエッチングする。
ここで、前述したように、第2のクラック19bは、被加工物1の上面1cに到達している。それゆえ、被加工物1がエッチング液22に浸漬されると、第2のクラック19bの上面1c側端部から、第2のクラック19bの内部にエッチング液22が侵入する。そして、内部にエッチング液22が侵入すると、第2のクラック19bの内面がエッチングされ、また、改質領域20の部分にエッチング液22が触れることになる。ここで、改質領域20の部分のエッチングレートは、被加工物1の他の部分よりも速い。そのため、このエッチングレートの差により、改質領域20の部分に空洞23が形成される。
また、改質領域20の部分がエッチングされると、第1のクラック19aの上面1c側端部から、第1のクラック19aの内部にエッチング液22が侵入する。そして、内部にエッチング液22が侵入すると、第1のクラック19aの内面がエッチングされる。そして、第1のクラック19aの内面が滑らかになり、第1のクラック19aの先端部が丸くなる。その結果、第1のクラック19aを形成した部分に溝2が形成される。
(第3の工程)
第3の工程は、研磨加工装置24を用いて、被加工物1の上面1cを研磨し、第2の工程で形成した空洞23を除去する工程である。
図11は、第3の工程を説明するための模式図である。
図11に示すように、研磨加工装置24は、研磨パッド25を回転させる装置である。研磨パッド25としては、例えば、硬質ポリウレタンからなるものを利用できる。
第3の工程では、被加工物1の上面1cに、研磨材を含ませた研磨パッド25を押し当てる。そして、被加工物1の上面1cを研磨し、被加工物1から空洞23を形成した部分を除去され、溝2の上面1c側端部が露呈させる。これにより、前述した図1に示すように、溝2の開口部が上面1cに形成された被加工物1が得られる。
(本実施形態の効果)
このように、本実施形態では、第1のクラック19aを形成した部分をエッチングし、エッチングによって当該部分に溝2を形成するようにした。
そのため、被加工物1に形成される溝2の幅を、第1のクラック19aの幅と同等の大きさとすることができる。
したがって、被加工物1により細い溝2を形成することが可能となる。
なお、本実施形態では、被加工物1に1本の溝2を形成する例を示したが、本実施形態の溝形成方法は、複数本の溝2を形成する場合にも採用することができる。
例えば、複数の溝2を任意の間隔で並列に形成し、インクジェットヘッドのキャビティを形成する場合に用いることができる。同様に、複数の溝2を任意の間隔で並列に形成し、TFT(Thin Film Transistor)のMLA(Micro Lens Array)の代替となる光導波構造体を形成する場合にも用いることができる。光導波構造体とは、液晶ディスプレイの画素間領域に楔形の凹部を有する光学素子である。この光学素子は、液晶ディスプレイの対向する一対の基板のうち一方の基板側に設けられ、画素間領域を通過する光を凹部によって画素部内に反射して、光の利用効率を向上する働きをする。
(第1の実施例)
次に、第1の実施形態の溝形成方法を実施した実施例について説明する。
図12は、第1の実施例を説明するための説明図である。図12では、被加工物1はxz面で分断した断面図で表す。また、図12(b)は、図12(a)の拡大図である。
この実施例1の第1の工程では、レーザ光源10として、パルス幅8ps、エネルギ100μJのレーザ光13を出射するものを用いた。また、レーザ光13の集光領域の間隔を10μmに設定し、集光レンズ11のレンズNAを0.8に設定した。
また、第2の工程では、エッチング液22として、25wt%HFを用いた。また、被加工物1をエッチング液22に浸漬する時間を60分に設定した。
そして、これらの条件により、被加工物1に対し、溝2の形成予定部分18に沿ってレーザ光13を1回だけ照射して、溝2を形成した。その結果、形成した溝2は、図12に示すように、幅6μm、深さ110μm、アスペクト比18.3となった。
(第2の実施例)
図13は、第2の実施例を説明するための説明図である。図13では、被加工物1はxz面で分断した断面図で表す。また、図13(b)は、図13(a)の拡大図である。
この第2の実施例では、上記条件により、被加工物1に対し、溝2の形成予定部分18に沿ってレーザ光13を2回照射して、溝2を形成した。その結果、形成した溝2は、図13に示すように、幅3μm、深さ230μm、アスペクト比76.7となった。
(比較例)
図14は、第5の比較例を説明するための説明図である。図14(a)は、溝2の形成予定部分18に改質領域20を形成した後、被加工物1にエッチングを行う前の状態を表し、図14(b)は、被加工物1にエッチングを行った後の状態を表す。図14(a)(b)では、被加工物1は断面図で表す。
ちなみに、図14(a)(b)に示すように、溝2の形成予定部分18に改質領域20を形成し、エッチングによって改質領域20を形成した部分に溝2を形成した場合、形成した溝2は、幅20μm、深さ136μm、アスペクト比6.8となった。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る第2の実施形態について図面を参照して説明する。
なお、前記第1の実施形態と同様な構成等については、同一の符号を付して説明する。
本実施形態は、第1の工程の後、被加工物1の上面1cを研磨し、第1の工程で形成した第1のクラック19aの内面をエッチングする点が前記第1の実施形態と異なる。
具体的には、第2および第3の工程が異なる。
(第2の工程)
第2の工程は、研磨加工装置24を用いて、被加工物1の上面1cを研磨し、第1の工程で形成した改質領域20を除去する工程である。
図15は、第2の工程を説明するための模式図である。
図15に示すように、第2の工程では、研磨加工装置24により、被加工物1の上面1cに、研磨材を含ませた研磨パッド25を押し当てる。そして、被加工物1の上面1cを研磨する。これにより、被加工物1から改質領域20を形成した部分が除去され、第1のクラック19aの上面1c側端部が露呈される。これにより、第1のクラック19aの開口部が上面1cに形成された被加工物1が得られる。
(第3の行程)
第3の工程は、エッチング液槽21を用いて、第1の工程で形成した第1のクラック19aの内面をエッチングする工程である。
図16は、第3の工程の説明するための模式図である。
図16に示すように、第3の工程では、エッチング液槽21に被加工物1を収容する。そして、被加工物1をエッチング液22に浸漬する。これにより、被加工物1の表面および第1のクラック19aの内面をエッチング液22でエッチングする。そして、第1のクラック19aの内面が滑らかになり、第1のクラック19aの先端部が丸くなる。その結果、第1のクラック19aを形成した部分に溝2が形成される。これにより、前述した図1に示すように、溝2の開口部が上面1cに形成された被加工物1が得られる。
このように、本実施形態では、第1のクラック19aを形成した部分をエッチングし、エッチングによって当該部分に溝2を形成するようにした。
そのため、被加工物1に形成される溝2の幅を、第1のクラック19aの幅と同等の大きさとすることができる。
したがって、被加工物1に、より細い溝2を形成することが可能となる。
被加工物1の斜視図である。 レーザ加工装置3の構成を示す模式図である。 第1の工程を説明するための模式図である。 第1のクラック19aを説明するための説明図である。 第1の比較例を説明するための説明図である。 第2の比較例を説明するための説明図である。 第3の比較例を説明するための説明図である。 第1のクラック19aの進展を説明するための説明図である。 第4の比較例を説明するための説明図である。 第2を工程の説明するための模式図である。 第3の工程を説明するための模式図である。 第1の実施例を説明するための説明図である。 第2の実施例を説明するための説明図である。 第5の比較例を説明するための説明図である。 第2の実施形態の第2の工程を説明するための模式図である。 第3の工程の説明するための模式図である。
符号の説明
1は被加工物、2は溝、3はレーザ加工装置、4は照射機構部、5は制御部、6は載置台、7はX軸移動部、8はY軸移動部、9は軸移動部、10はレーザ光源、11は集光レンズ、12は収差補正レンズ群、13はレーザ光、14は光軸、15は入力部、16は表示部、17は演算部、18は形成予定部分、19aは第1のクラック、19bは第2のクラック、20は改質領域、21はエッチング液槽、22はエッチング液、23は空洞、24は研磨加工装置、25は研磨パッド

Claims (4)

  1. 透明材質の被加工物に溝を形成する溝形成方法であって、
    前記被加工物の内部における前記溝の形成予定部分に沿ってレーザ光を照射し、当該レーザ光を集光して前記被加工物の内部に改質領域を形成し、当該改質領域の形成により、前記改質領域の部分に発生する内部応力によって前記被加工物のうちの前記溝の形成予定部分に前記レーザ光の光軸方向に伸びるクラックを形成する第1の工程と、
    前記被加工物のうちの前記改質領域を形成した部分および前記クラックの内面をエッチングし、当該エッチングによって前記改質領域を形成した部分に空洞を形成して、前記クラックを形成した部分に溝を形成する第2の工程と、
    前記被加工物を研磨し、当該研磨によって前記被加工物から前記空洞を形成した部分を除去して、前記溝を露呈させる第3工程と、
    を有することを特徴とする溝形成方法。
  2. 透明材質の被加工物に溝を形成する溝形成方法であって、
    前記被加工物の内部における前記溝の形成予定部分に沿ってレーザ光を照射し、当該レーザ光を集光して前記被加工物の内部に改質領域を形成し、当該改質領域の形成により、前記改質領域の部分に発生する内部応力によって前記被加工物のうちの前記溝の形成予定部分に前記レーザ光の光軸方向に伸びるクラックを形成する第1の工程と、
    前記被加工物を研磨し、当該研磨によって前記被加工物から前記改質領域を形成した部分を除去して、前記クラックを露呈させる第2工程と、
    前記クラックの内面をエッチングし、当該エッチングによって前記クラックを形成した部分に溝を形成する第3の工程と、
    を有することを特徴とする溝形成方法。
  3. 前記第1の工程では、前記レーザ光の集光を集光レンズによって行うと共に、前記レーザ光を集光する際に、前記レーザ光の集光領域が当該レーザ光の光軸方向に拡大するように、前記集光レンズの収差を調整することを特徴とする請求項1または2に記載の溝形成方法。
  4. 前記第1の工程では、前記被加工物の内部に改質領域を形成した後、前記被加工物の内部における前記溝の形成予定部分に沿ってレーザ光を照射し、当該レーザ光を前記改質領域の部分に集光し、集光した当該レーザ光により、前記改質領域の部分に発生する内部応力を増大させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の溝形成方法。
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