JP2010155022A - 穿刺補助器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】補助者や過剰な拘束具を不要として、簡易且つ確実に採血部位にランセットの針を穿刺できる手段を提供する。
【解決手段】穿刺補助器具10は、第1狭持片21及び第2狭持片22がヒンジ23を介して回動可能に連結された狭持部材11と、第1狭持片21に設けられて、穿刺器具90を保持する保持部12と、第1狭持片21に設けられた操作ボタン13と、保持部12に保持された穿刺器具90のトリガー93を動作させるように移動可能な押圧板14と、操作ボタン13の動作と押圧板14の移動とを連動させるリンク15とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ランセットの針を穿刺する際に、採血部位を固定するに適した穿刺補助器具に関する。
血糖値の検査などを目的として、血液などの体液をサンプルとして採取することがある。このようなサンプルの採取を行う器具として、いわゆるランセットを用いた穿刺器具が知られている(特許文献1,2)。この穿刺器具は、血管まで穿刺される針を備えたランセットが、ケース内においてバネなどによって弾性付勢された状態に維持され、トリガーが操作されることによって、ランセットの針がケースの先端から勢いよく突出されるものである。ランセットの針の突出寸法は適宜設定されており、ケースの先端を皮膚に押し当てた状態でトリガーを操作すると、飛び出したランセットの針が皮膚を穿刺して血管へ到達する。ランセットは、ケースから突出された後に針と共にケース内へ引き戻される。針が穿刺された皮膚からは血液が滲出するので、滲出した血液が検査用のサンプルとして採取される。
一方、実験動物などから採血を行う際に、麻酔などを用いずに動物を拘束する器具が知られている(特許文献3,4)。このような器具は、動物の体をベルトや筒状部材などで固定する構造が採用されている。
特開2006−81751号公報 特開平8−598号公報 特開2002−306011号公報 特開2001−78608号公報
前述されたランセットを用いて採血するときに、例えば乳幼児のように、施術者と言葉によるコミュニケーションがとりづらい被採血者や採血に恐怖感を抱く被採血者が、施術者が予測できないような動作をするおそれがある。穿刺器具を用いて採血するときには、施術者は、片手で採血部位を持ち、他方の手で穿刺器具を採血部位に押しあてながらトリガーを操作する。したがって、施術者自身が被採血者を押さえ付けることができないので、前述されたような被採血者から採血を行うときには、補助者が被採血者を動かないように押さえた状態で採血が行われる。
一方、動物病院などにおいても、血糖値を測定するために、ランセットを備えた穿刺器具を用いて採血を行うことがある。犬や猫などの動物は、採血に際して静止していることは稀であり、怯えたり興奮したりして暴れることも多い。前述されたように、穿刺器具を用いて採血するときには、施術者自身が動物を押さえ付けることができないので、補助者が動物を押さえつけたり、前述されたような拘束具を使って動物を拘束してから、採血が行われる。
しかし、採血の度に補助者を必要としたり、動物に拘束具を装着してから採血するのでは作業効率が悪いという問題がある。また、ペットから採血する場合には、拘束具が装着されたペットを飼い主が見ると心証を悪くするおそれがある。一方、補助者や拘束具なしに採血を行おうとすれば、被採血者や動物が暴れて誤った箇所に針を穿刺したり、施術者の手などに誤って針を穿刺したりするおそれがある。
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、補助者や過剰な拘束具を不要として、簡易且つ確実に採血部位にランセットの針を穿刺できる手段を提供することにある。
(1) 本発明に係る穿刺補助器具は、第1狭持片及び第2狭持片がヒンジを介して回動可能に連結されて、当該第1狭持片と当該第2狭持片との間に採血部位を狭持可能な狭持部材と、上記第1狭持片又は上記第2狭持片のいずれか一方に設けられて、トリガーが動作されることによって穿刺器具から突出されるランセットの針が、上記第1狭持片又は上記第2狭持片において他方と対向する第1面から突出されるように、当該穿刺器具を保持する保持部と、上記第1狭持片又は上記第2狭持片のいずれか一方に設けられた操作ボタンと、上記保持部に保持された上記穿刺器具のトリガーを動作させるように移動可能なスイッチ部材と、上記操作ボタンの動作と上記スイッチ部材の移動とを連動させるリンク機構と、を具備する。
本穿刺補助器具は、ランセットが装填される穿刺器具を用いて、採血部位にランセットの針を穿刺するに適した補助器具である。この穿刺器具としては、一般的なものが使用可能である。一般的な穿刺器具は、ケース内にランセットが装填されており、トリガーが動作されることによって、ケース内においてバネなどで弾性付勢されたランセットが移動して、ランセットの針がケースから突出される。この突出した針が、採血部位を穿刺して、採血部位に血液が滲出する。
狭持部材は、第1狭持片及び第2狭持片がヒンジを介して回動可能に連結されたものである。第1狭持片及び第2狭持片は、平板形状や棒形状など、採血部位を狭持するに適した形状が適宜採用される。また、第1狭持片と第2狭持片とは必ずしも同一形状でなくてもよい。
第1狭持片又は第2狭持片のいずれか一方には、穿刺器具を装着するための保持部が設けられている。穿刺器具が保持部に装着されることによって、ランセットの針が第1狭持片又は第2狭持片のいずれか一方において他方と対向する第1面から突出し得る。
第1狭持片又は第2狭持片のいずれか一方には、操作ボタンが設けられており、この操作ボタンの動作は、リンク部材によってスイッチ部材と連動されている。スイッチ部材は、保持部に保持された穿刺器具のトリガーを動作させるようにオン/オフの姿勢に移動可能である。
施術者は、穿刺器具が装着された穿刺補助器具を片手に持ち、他方の手で被採血者又は動物を押さえながら、その採血部位を狭持部材で挟み込む。施術者は、狭持部材を挟み持ちながら、操作ボタンを動作させる。この操作ボタンの動作に連動してスイッチ部材がオンとなって穿刺器具のトリガーが動作され、穿刺器具からランセットの針が突出する。突出したランセットの針は、狭持部材によって挟み込まれた採血部位を穿刺する。
(2) 本発明に係る穿刺補助器具は、上記狭持部材に設けられて、上記第1狭持片及び上記第2狭持片を相対的に離反する向きへ弾性付勢する弾性部材を更に有するものであってもよい。
弾性部材によって、施術者が狭持部材を挟み持つ力を緩めれば、第1狭持片と第2狭持片とが離反するので、採血部位を狭持部材で挟み込む操作が容易である。
(3) 上記弾性部材が、上記第1狭持片と上記第2狭持片とを連結し、かつ上記第1狭持片及び上記第2狭持片が相対的に近接することによって圧縮変形されて当該第1狭持片及び当該第2狭持片を弾性付勢するものであってもよい。
弾性部材によって第1狭持片と第2狭持片とが連結されているので、第1狭持片と第2狭持片とが大きく離反することがない。これにより、狭持部材が持ちやすくなる。狭持部材によって採血部位を挟み込むときには、弾性部材が圧縮変形されて、第1狭持片と第2狭持片とが離反する向きへ弾性付勢される。これにより、施術者が狭持部材を挟み持つ力を緩めれば、第1狭持片と第2狭持片とが離反するので、採血部位を狭持部材で挟み込む操作が容易である。
(4) 上記第1狭持片及び上記第2狭持片に、施術者の指が挿入可能な環状部材がそれぞれ設けられてもよい。
これにより、施術者の手の動作に第1狭持片及び第2狭持片が追従するので、狭持部材の操作性がよい。
(5) 上記第1狭持片における上記第1面又は上記第2狭持片において上記第1面と対向する第2面の少なくともいずれか一方に設けられて、当該第2面又は当該第1面へ向かって突出する回動ストッパを更に有するものであってもよい。
回動ストッパによって、第1狭持片の第1面と第2狭持片の第2面とが当接されることがないので、仮に施術者が狭持に必要な力を超えて狭持部材を握ったとしても、狭持に必要な力を超えた過剰な力が採血部位に付与されることがない。これにより、被採血者や動物に過剰な痛みを与えることが防止される。
(6) 上記狭持部材及び上記保持部に、当該狭持部材によって狭持された採血部位が視認可能な窓が設けられてもよい。
この窓は、例えば狭持部材及び保持部の一部が切り欠かれたり、狭持部材及び保持部の一部又は全部が透光性を有する部材から構成されることによって形成される。この窓によって、施術者は採血部位を目視で確認しながら、所望の箇所に確実にランセットの針を穿刺させることができる。
(7) 上記第1狭持片又は上記第2狭持片のいずれか一方における上記第1面においてランセットの針が突出する周辺、及び、上記第1狭持片又は上記第2狭持片のいずれか他方における当該第1面と対向する第2面に、一対の弾性片が対向して配置された請求項1から4のいずれかに記載の穿刺補助器具。
狭持部材によって採血部位を挟み込んだときに、採血部位に弾性片が接触するので、採血部位に生じる痛みが低減される。
本発明に係る穿刺補助器具によれば、穿刺器具が装着された穿刺補助器具を片手に持って、採血部位を狭持部材で挟み込んで操作ボタンを動作させると、穿刺器具からランセットの針が突出して採血部位を穿刺するので、施術者は、片手で採血部位を固定しながら穿刺器具を操作することができる。これにより、補助者や過剰な拘束具を不要として、簡易且つ確実に採血部位にランセットの針を穿刺することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る穿刺補助器具10の全体構成を示す斜視図である。 図2は、穿刺補助器具10の側面図である。 図3は、穿刺補助器具10の正面図である。 図4は、穿刺補助器具10の使用方法を説明するための模式図である。 図5は、穿刺補助器具10の第1変形例を示す側面図である。 図6は、穿刺補助器具10の第2変形例を示す側面図である。 図7は、穿刺補助器具10の第3変形例を示す正面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を説明する。なお、本実施形態は本発明の一実施態様にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施態様を変更できることは言うまでもない。
[穿刺補助器具10]
図1に示されるように、穿刺補助器具10(以下、単に「補助器具10」とも称される。)は、ランセット91が装填される穿刺器具90を用いて、採血部位にランセット91の針92を穿刺するに適したものである。補助器具10は、狭持部材11、保持部12、操作ボタン13、押圧板14、リンク15を主要な構成とする。
[狭持部材11]
狭持部材11は、第1狭持片21と第2狭持片22とがヒンジ23を介して回動可能に連結されたものであり、全体として所謂トングのような物を挟む形状をなしている。第1狭持片21及び第2狭持片22は、ヒンジ23から各々が同じ向きへ延出された長尺の平板であり、図2に示されるように、各々の一方の面が相互に対向しながら接離可能である。図1において、第1狭持片21及び第2狭持片22の長尺方向が参照符号101として示されている。また、図2に示されるように、第1狭持片21と第2狭持片22とが接離する方向がヒンジ23による回動方向103である。
なお、本実施形態において、第1狭持片21において第2狭持片22と対向する面24が、本発明における第1面に相当する。また、第2狭持片22において面24と対向する面28が、本発明における第2面に相当する。
第1狭持片21及び第2狭持片22の寸法は特に限定されず、採血すべき採血部位を安定して挟み込むことができ、かつ施術者が片手で持つに適した寸法が採用される。ヒンジ23は、第1狭持片21の基端に設けられた軸25と、第2狭持片22の基端に設けられて軸25における軸線方向(長尺方向101と直交する方向)の両端と回動可能に連結された円盤26,27によって構成されている。本明細書においては、第1狭持片21及び第2狭持片22の長尺方向101において、ヒンジ23側の端が基端と称され、反対側の端が先端と称される。
[保持部12]
第1狭持片21には、穿刺器具90が装着される保持部12が設けられている。保持部12は、穿刺器具90においてランセット91の針92が突出する先端側を挿入可能な筒形状をなしている。保持部12は、第1狭持片21の先端側において面24と反対側の面に配置されている。図3に示されるように、保持部12の筒形状の軸線102は、第1狭持片21の面24と直交している。保持部12の内形は、穿刺器具90の先端付近の外形に合致している。したがって、穿刺器具90は、保持部12に挿入されることによって、軸線102以外の方向に対して固定される。保持部12の奥部には、第1狭持片21及びゴム片32を厚み方向へ貫通する孔31が形成されている。この孔31の周縁に、穿刺器具90の先端が当接されることによって、保持部12に挿入された穿刺器具90の挿入位置が決定される。そして、後述されるように、穿刺器具90から突出されるランセット91の針92は、孔31を通じて第1狭持片21の面24から第2狭持片22へ向かって突出される。
第1狭持片21の面24における先端付近、及び第2狭持片22の面28における先端付近には、ゴム片32,33がそれぞれ設けられている。ゴム片32,33は、各々がほぼ同寸法の円盤形状をなしており、面24,28にそれぞれ貼り付けられている。このゴム片32,33は、図1に示されるように狭持部材11が閉じられた状態において、相互に対向するように配置されている。このゴム片32,33が、本発明における弾性片に相当する。
第1狭持片21の面24における長尺方向101の中央付近には、ストッパ34が設けられている。ストッパ34は、面24から第2狭持片22において面28へ向かって突出する楔形状の部材である。ストッパ34は、例えばゴムなどの圧縮変形可能な弾性部材からなる。ストッパ34によって、図1に示されるように狭持部材11が閉じられても、第1狭持片21の面24と第2狭持片22の面28とが完全に接触せず、また、ゴム片32,33も完全に接触しない。換言すれば、ストッパ34によって、ゴム片32,33がある程度近接した状態でヒンジ23による回動が制止される。このストッパ34の突出高さは、ゴム片32,33の間に挟み持つ採血部位の厚みを考慮して適宜設定される。ストッパ34が、本発明における回動ストッパに相当する。
[操作ボタン13、押圧板14、リンク15]
第1狭持片21には、保持部12より若干基端側に操作ボタン13が設けられている。この操作ボタン13は、後述されるリンク15に支持されて、第1狭持片21と接離する方向に移動可能である。この操作ボタン13が接離する方向は、保持部12の軸線102に沿った方向である。操作ボタン13は、概ね円盤形状であり、施術者が親指で押圧するに適した寸法に設定されている。
押圧板14は、保持部12の軸線102に配置されている。押圧板14は、後述されるリンク15に支持されて、軸線102に沿った方向に移動可能である。また、リンク15によって、軸線102から外れた位置にも移動可能である。押圧板14は、概ね円盤形状であり、穿刺器具90のトリガー93を動作させるに適した寸法に設定されている。
リンク15は、操作ボタン13の動作と押圧板14の移動とを連動させるものである。リンク15は、保持部12の外周面において、軸線102に沿った方向へスライド可能に支持された第1節41,42と、第1節41,42に回動自在に連結された第2節43,44とを主要な構成とする。
第1節41,42は、保持部12の外周面であって長尺方向101と直交する方向の両側に対をなして設けられている。各図には現れていないが、保持部12の外周面には軸線102に沿った方向へ延びるガイド溝が形成されており、このガイド溝にスライド可能に支持されて、第1節41,42が保持部12に連結されて、軸線102に沿った方向へ移動可能となっている。第1節41,42は、それぞれL字形状をなしており、各L字形状の一方が軸線102に沿った方向へ延出されて、第2節43,44とそれぞれ連結されており、他方が第1狭持片21の長尺方向101へ延出されて、操作ボタン13と連結されている。操作ボタン13は、第1節41,42に連結されることによって、第1狭持片21に対して接離する方向へ移動可能に支持されている。
第1節41,42と第2節43,44とは、軸45,46を介して回動可能に連結されている。第2節43,44は、直線状に延出された棒材であり、軸45,46と反対側の端は、押圧板14に連結されている。第1節41,42が軸線102に沿った方向へスライドすると、第2節43,44も同じ方向へ連動してスライドする。また、押圧板14も、軸線102に沿った方向へ連動して移動する。
図2に示されるように、第1節41,42に対して第2節43,44が回動されることによって、押圧板14が軸線102から外れた位置へ移動される。また、図1に示されるように、押圧板14が軸線102上へ位置されると、押圧板14は、保持部12に挿入された穿刺器具90のトリガー93と接触して、穿刺器具90を保持部12から脱離する向きに対して制止する。したがって、図1に示された押圧板14の位置において、補助器具10がどのような姿勢にされても、保持部12から穿刺器具90が脱離することがない。
[補助器具10の使用方法]
以下に、補助器具10の使用方法が説明される。
補助器具10には、使用に際して穿刺器具90が装着される。穿刺器具90としては、ランセット91を用いた一般的なものが使用可能である。詳細な構成の説明は省略されるが、図3に示されるように、穿刺器具90は、ケース94内にランセット91が装填されており、トリガー93が動作されることによって、ケース94内においてバネなどで弾性付勢されたランセット91が移動し、ランセット91の針92がケース94の先端から突出される。ランセット91及び針92は、採血毎に交換されるものであり、穿刺器具90が補助器具10に装着される前後に、予め装填される。そして、レバー95がトリガー93へ向かって移動されると、ケース94内のバネが圧縮変形されて、ランセット91が弾性付勢された状態に待機される。
前述された穿刺器具90を補助器具10に装着する際には、図2に示されるように、リンク15の第2節43,44を回動させて押圧板14を軸線102から外れた位置へ移動させる。そして、保持部12へ穿刺器具90の先端を挿入する。穿刺器具90の先端が孔31の周縁に当接するまで挿入した後、リンク15の第2節43,44を回動させて、押圧板14を軸線102上へ位置させる。これにより、押圧板14が穿刺器具90のトリガー93と当接し、穿刺器具90が保持部12から脱離しないように固定される。
施術者は、穿刺器具90が装着された補助器具10を片手に持ち、他方の手で被採血者又は動物を押さえながら、採血部位99を狭持部材11で挟み込む。これにより、図4(A)に示されるように、採血部位99は、狭持部材11においてゴム片32,33の間に挟み込まれる。
続いて、施術者は、狭持部材11を片手で挟み持ちながら、その片手の親指で操作ボタン13を動作させる。図4(B)に示されるように、この操作ボタン13の動作が、リンク15を通じて押圧板14に伝達されて、押圧板14が連動する。これにより、穿刺器具90のトリガー93が押圧板14によってケース94に対して押し込まれる。トリガー93が押し込まれると、ケース94内において弾性付勢されて待機されていたランセット91が、待機状態から解放されて、弾性付勢によってケース94の先端側へ勢いよく移動する。そして、ケース92の先端からランセット91の針92が突出する。突出したランセット91の針92は、孔30を通じて第1狭持片21の面24から突出し、狭持部材11によって挟み込まれた採血部位99を穿刺する。その後、穿刺器具90のケース94内において伸長したバネが復元することによって、図4(C)に示されるように、ランセット91が引き戻され、これに伴ってランセット91の針92が採血部位99から引き抜かれてケース94内へ収納される。
[本実施形態の作用効果]
前述されたように、穿刺器具90が装着された補助器具10を施術者が片手に持って、採血部位99を狭持部材11で挟み込んで操作ボタン13を動作させると、穿刺器具90からランセット92の針92が突出して採血部位99を穿刺するので、施術者は、片手で採血部位99を固定しながら穿刺器具90を操作することができる。これにより、補助者や過剰な拘束具を不要として、簡易且つ確実に採血部位99にランセット91の針92を穿刺することができる。
また、ストッパ34によって、第1狭持片21の面24と第2狭持片22の面28とが当接されることがないので、仮に施術者が狭持に必要な力を超えて狭持部材11を握ったとしても、採血部位99に狭持に必要な力を超えた過剰な力が付与されることがない。これにより、被採血者や動物に過剰な痛みを与えることが防止される。
また、第1狭持片21の面24及び第2狭持片22の面28に、ゴム片32,33がそれぞれ設けられたので、狭持部材11によって採血部位99を挟み込んだときに、採血部位99にゴム片32,33が接触して弾性変形し、採血部位99に生じる痛みが低減される。
なお、本実施形態では、ヒンジ23によって第1狭持片21と第2狭持片22とが回動可能に連結されているが、本発明において、第1狭持片21,第2狭持片22及びヒンジ23は、必ずしも別個独立の部材によって構成されている必要はない。例えば、ヒンジ23の如く弾性変形可能な合成樹脂によって、第1狭持片21,第2狭持片22及びヒンジ23が一体に成形されてもよい。また、第1狭持片21及び第2狭持片22は、平板形状の他に、棒形状など、採血部位99を狭持するに適した形状であれば、その形状が適宜変更されてもよい。また、第1狭持片21と第2狭持片22とは必ずしも同一形状でなくてもよい。
また、本実施形態では、筒形状の保持部12が第1狭持片21に設けられているが、保持部12の形状は、穿刺器具90の外形などに適合させて変更されてよい。また、保持部12及び操作ボタン13が、第1狭持片21でなく第2狭持片22に設けられてもよいし、保持部12及び操作ボタン13の両方が、必ずしも第1狭持片21又は第2狭持片22の一方に設けられる必要はないことは言うまでもない。また、ストッパ34が、第2狭持片22に設けられてもよいことも言うまでもない。
また、リンク15も、操作ボタン13の動作を機械的に押圧板14の動作に連動させるものであれば、他の公知のリンク機構が採用されてもよい。また、穿刺器具90のトリガー93の位置や操作方向に合わせて、押圧板14が動作させる方向も適宜変更されてもよい。
[第1変形例]
以下に、上記実施形態の第1変形例が説明される。
第1変形例では、図5に示されるように、ストッパ34に代えて、狭持部材11に、第1狭持片21と第2狭持片22を相対的に離反する向きへ弾性付勢するコイルバネ51が設けられている。このコイルバネ51が、本発明における弾性部材に相当する。
コイルバネ51は、その両端が第1狭持片21の面24と第2狭持片22の面28とにそれぞれ接続されて、第1狭持片21と第2狭持片22とを連結している。コイルバネ51によって、回動方向102を離反する向きへ弾性付勢された第1狭持片21及び第2狭持片22は、外力が加えられなければ、図5に示されるように、離反された状態に維持される。この状態において、第1狭持片21と第2狭持片22との距離は、コイルバネ51の自然長によって決定される。したがって、コイルバネ51が自然長から伸長するまで、第1狭持片21と第2狭持片22とが離反されることもない。
一方、前述されたように、施術者が片手に狭持部材11を持って採血部位99を挟み込もうとすると、コイルバネ51が圧縮変形されて、第1狭持片21と第2狭持片22が相対的に近接する。この状態において、第1狭持片21と第2狭持片22とは、圧縮変形されたコイルバネ51によって、離反する向きへ弾性付勢されている。したがって、施術者が狭持部材11を挟み持つ力を緩めれば、第1狭持片21と第2狭持片22とが離反する。
前述されたように、コイルバネ51が第1狭持片21と第2狭持片22とを離反する向きへ弾性付勢することによって、採血部位99を狭持部材11で挟み込んでから開放する操作が容易となる。また、コイルバネ51によって第1狭持片21と第2狭持片22とが連結されているので、第1狭持片21と第2狭持片22とが大きく離反することがなく、狭持部材11が持ちやすくなる。
なお、第1変形例においては、弾性部材としてコイルバネ51が用いられているが、コイルバネ51を板バネやゴムなどに変更しても、第1変形例と同様の効果が奏されることは言うまでもない。また、第1変形例においては、狭持部材11にストッパ34が設けられていないが、狭持部材11にストッパ34及びコイルバネ51が併設されていてもよい。
[第2変形例]
以下に、上記実施形態の第2変形例が説明される。
第2変形例では、図6に示されるように、狭持部材11の第1狭持片21及び第2狭持片22に、施術者の指が挿入可能な環状部材52,53がそれぞれ設けられている。
環状部材52は、第1狭持片21における操作ボタン13に近接して配置されている。環状部材52は、概ねU字形状をなしており、U字形状の開口端が第1狭持片21に連結されることによって、第1狭持片21の一部と共に環を形成している。この環は、施術者の親指が挿入されて、操作ボタン13を操作可能な程度の大きさである。
環状部材53は、第2狭持片22において、長尺方向101の中央より若干基端側に配置されている。環状部材53は、概ねU字形状をなしており、U字形状の開口端が第2狭持片22に連結されることによって、第2狭持片22の一部と共に環を形成している。この環は、施術者の親指以外の残りの指が挿入される程度の大きさである。
前述されたように、施術者が片手に狭持部材11を持って採血部位99を挟み込もうとする際に、施術者は、片手の親指を環状部材52に挿通させ、かつ、片手の残りの指を環状部材53に挿通させて、狭持部材11を挟み持つ。これにより、施術者の指の動作、すなわち施術者が片手を開いたり閉じたりする動作に、第1狭持片21及び第2狭持片22が追従するので、狭持部材11の操作性がよい。
なお、本発明における環状部材は、必ずしも環状部材52,53のように完全な環を形成するものでなくてもよい。したがって、例えば、環状部材52,53の一部が開放されていてもよい。
[第3変形例]
以下に、上記実施形態の第3変形例が説明される。
第3変形例では、図7に示されるように、狭持部材11の第1狭持片21、保持部12及びゴム片32の一部が切り欠かれて、窓60が形成されている。
窓60は、第1狭持片21、保持部12及びゴム片32において、第1狭持片21の長尺方向101の先端側(ヒンジ23と反対側)の一部分が、軸線102方向に沿って連続した空間となるように切り欠かれたものである。この窓60における長尺方向101及び軸線102と直交する幅Wは、ランセット91の針92が飛び出す穿刺器具90の先端部分96を第1狭持片21及び保持部12の外側から視認することができ、かつ穿刺器具90が保持部12から脱離しない範囲に設定されている。
前述されたように、施術者が、採血部位99を狭持部材11で挟み込んで、操作ボタン13を動作させる前に、窓60を通じて、穿刺器具90の先端部分96が採血部位99に当接している状態を視認することができる。また、先端部分96からランセット91の針92が突出するときも、窓60を通じて採血部位99を視認することができる。この窓60によって、施術者は採血部位99を目視で確認しながら、所望の箇所に確実にランセット91の針92を穿刺させることができる。
なお、第3変形例においては、第1狭持片21、保持部12及びゴム片32の一部分が切り欠かれることによって窓60が形成されているが、このような切欠きに代えて、第1狭持片21、保持部12及びゴム片32の一部分や全部が透光性を有する透明な部材から構成されることによって窓60が形成されてもよい。
10・・・穿刺補助器具
11・・・狭持部材
12・・・保持部
13・・・操作ボタン
14・・・スイッチ部材
15・・・リンク(リンク機構)
21・・・第1狭持片
22・・・第2狭持片
23・・・ヒンジ
24・・・面(第1面)
32,33・・・ゴム片(弾性片)
34・・・ストッパ(回動ストッパ)
51・・・コイルバネ(弾性部材)
52,53・・・環状部材
60・・・窓
90・・・穿刺器具
91・・・ランセット
92・・・針
93・・・トリガー
99・・・採血部位

Claims (7)

  1. 第1狭持片及び第2狭持片がヒンジを介して回動可能に連結されて、当該第1狭持片と当該第2狭持片との間に採血部位を狭持可能な狭持部材と、
    上記第1狭持片又は上記第2狭持片のいずれか一方に設けられて、トリガーが動作されることによって穿刺器具から突出されるランセットの針が、上記第1狭持片又は上記第2狭持片において他方と対向する第1面から突出されるように、当該穿刺器具を保持する保持部と、
    上記第1狭持片又は上記第2狭持片のいずれか一方に設けられた操作ボタンと、
    上記保持部に保持された上記穿刺器具のトリガーを動作させるように移動可能なスイッチ部材と、
    上記操作ボタンの動作と上記スイッチ部材の移動とを連動させるリンク機構と、を具備する穿刺補助器具。
  2. 上記狭持部材に設けられて、上記第1狭持片及び上記第2狭持片を相対的に離反する向きへ弾性付勢する弾性部材を更に有する請求項1に記載の穿刺補助器具。
  3. 上記弾性部材が、上記第1狭持片と上記第2狭持片とを連結し、かつ上記第1狭持片及び上記第2狭持片が相対的に近接することによって圧縮変形されて当該第1狭持片及び当該第2狭持片を弾性付勢するものである請求項2に記載の穿刺補助器具。
  4. 上記第1狭持片及び上記第2狭持片に、施術者の指が挿入可能な環状部材がそれぞれ設けられた請求項1に記載の穿刺補助器具。
  5. 上記第1狭持片における上記第1面又は上記第2狭持片において上記第1面と対向する第2面の少なくともいずれか一方に設けられて、当該第2面又は当該第1面へ向かって突出する回動ストッパを更に有する請求項1に記載の穿刺補助器具。
  6. 上記狭持部材及び上記保持部に、当該狭持部材によって狭持された採血部位が視認可能な窓が設けられた請求項1に記載の穿刺補助器具。
  7. 上記第1狭持片又は上記第2狭持片のいずれか一方における上記第1面においてランセットの針が突出する周辺、及び、上記第1狭持片又は上記第2狭持片のいずれか他方における当該第1面と対向する第2面に、一対の弾性片が対向して配置された請求項1から6のいずれかに記載の穿刺補助器具。
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