JP2010151153A - 逆止弁 - Google Patents

逆止弁 Download PDF

Info

Publication number
JP2010151153A
JP2010151153A JP2008326889A JP2008326889A JP2010151153A JP 2010151153 A JP2010151153 A JP 2010151153A JP 2008326889 A JP2008326889 A JP 2008326889A JP 2008326889 A JP2008326889 A JP 2008326889A JP 2010151153 A JP2010151153 A JP 2010151153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
fluid
hole
holes
valve seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008326889A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoaki Shito
素明 市東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2008326889A priority Critical patent/JP2010151153A/ja
Publication of JP2010151153A publication Critical patent/JP2010151153A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Valve Housings (AREA)
  • Check Valves (AREA)

Abstract

【課題】導出孔の壁面における流体の剥離の発止を抑制し、流体の圧力損失を低減することができる逆止弁を提供する。
【解決手段】本発明の逆止弁1は、弁座2と弁受け3との間の隙間Sに弁板4を備え、弁座2側から弁受け3側へ流体を流通させ、弁受け3側から弁座2側への流体の流通を弁板4によって遮断する逆止弁であって、弁座2は流体の導入孔2bを複数有し、弁受け3は導入孔2bと連通する導出孔3c、3d、3eを各々複数有し、導出孔3c、3d、3eは導入孔2bから流入する流体量に応じた大きさで形成されるという構成を採用する。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体を一方向に流通させ逆方向での流体の流通を遮断する逆止弁に関する。
従来から、圧縮機等の吸入口及び吐出口に設けられ、上記圧縮機等の吸入・吐出弁として用いられる逆止弁が知られている。該逆止弁は、弁座と弁受けとの間の隙間に弁板を備え、弁座側から弁受け側へ流体を流通させ、弁受け側から弁座側への流体の流通を弁板によって遮断するものである。また、上記圧縮機は、例えば液化天然ガス(LNG)等を貯蔵するための貯蔵タンク等で使用されている。
ここで、特許文献1には、逆止弁が開示されている。
弁座に設けられている孔部(導入孔)に流入した流体は、弁受け側に向かって流通し、弁座と弁受けとの間の隙間において弁板を弁受け側に付勢する。弁板はその中央部分に板バネを有しているため、上記付勢力により弁受け側に変位し、弁座と弁板との間の隙間は拡大する。流体は、拡大した上記隙間の間を通り、弁板に設けられている貫通孔に流入する。弁受けに設けられている孔部(導出孔)は、貫通孔と弁板の面方向に関して略同一の位置に設けられているため、流体は導出孔に流入する。そして、流体は、導出孔の弁座と逆側の開口部から流出する。
一方、弁受けに設けられている導出孔に流入した流体は、弁板を弁座側に変位させ、弁板を弁座に当接させる。ここで、弁座の導入孔と弁板の貫通孔とは上記面方向に関して重なり合う部分がないため、弁板によって導入孔の開口部は遮蔽される。したがって、流体の流通を弁板によって遮断することができる。
特開2002−81380号公報(第6頁、第1図)
ところで、流体の流通に関して、流路が折れ曲がっている箇所や流路が拡大している箇所では、流路の壁面において流体の剥離が生じる場合がある。剥離は流体の圧力が低くなっている箇所であり、剥離が生じることにより流体の圧力損失が大きくなる。
ここで、弁受けの導出孔は、弁座側から弁座の逆側に向かって次第に拡大している。弁板が設置されている箇所の流路は狭いため、流体の流速は上昇する。そして、上昇した流速のまま流体は導出孔に流入するのであるが、拡大する導出孔の壁面に流体が即座に沿って流通することは難しいため、上記壁面において流体の剥離が生じていた。
また、一部の導出孔は導入孔から流入する流体量が他の導出孔に比べて少なく、流体量が減少することで流体が導出孔の壁面に沿って流通することがさらに難しくなるため、上記一部の導出孔では大きな剥離が生じていた。
したがって、特許文献1に示す逆止弁には、上記剥離が発生することで流体の圧力損失が大きくなるという問題があった。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、導出孔の壁面における流体の剥離を抑制し、流体の圧力損失を低減することができる逆止弁を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明の逆止弁は、弁座と弁受けとの間の隙間に弁板を備え、弁座側から弁受け側へ流体を流通させ、弁受け側から弁座側への流体の流通を弁板によって遮断する逆止弁であって、弁座は流体の導入孔を複数有し、弁受けは導入孔と連通する導出孔を複数有し、導出孔は導入孔から流入する流体量に応じた大きさで形成されるという構成を採用する。
このような構成を採用する本発明では、導出孔は導入孔から流入する流体量に応じた大きさで形成されているため、いずれの導出孔においても導出孔に対して流体量が少なすぎるということがなく、流体は導出孔の壁面に沿いつつ流通することができる。
また、本発明の逆止弁は、導出孔は、弁板の面方向に関して隣り合う導入孔の間に設けられる複数の第1導出孔と、該第1導出孔に隣接して設けられる複数の第2導出孔とを備え、第2導出孔は第1導出孔よりも小さく形成されるという構成を採用する。
このような構成を採用する本発明では、第1導出孔には直近の2つの導入孔から流体が流入し、第2導出孔には直近の1つの導入孔から流体が流入するため、第2導出孔に流入する流体量は第1導出孔に比べて少ない。しかし、本発明では、第2導出孔は第1導出孔よりも小さく形成されているため、第2導出孔内を流通する流体量が少なすぎるということはなく、流体は第2導出孔の壁面に沿いつつ流通することができる。
また、本発明の逆止弁は、弁座及び弁受けは略円柱状を呈し、導入孔及び導出孔は径方向で間隔を空けてそれぞれ複数並んで設けられ、第2導出孔の径方向での幅は第1導出孔の径方向での幅の略2分の1であるという構成を採用する。
このような構成を採用する本発明では、第2導出孔に流入する流体量は第1導出孔に比べて少ないのであるが、第2導出孔の上記径方向での幅は第1導出孔の上記径方向での幅の略2分の1であるため、第2導出孔内を流通する流体量が少なすぎるということはなく、流体は第2導出孔の壁面に沿いつつ流通することができる。
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
本発明によれば、逆止弁における導出孔の壁面から流体が剥離することを抑制することができる。また、本発明によれば、逆止弁を流通する流体の圧力損失を低減することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係る逆止弁1を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る逆止弁1の全体構成を示す斜視図、図2は、本実施形態に係る逆止弁1の一部断面図、図3は、本実施形態におけるプレート4及びスピンドル5の側面図、図4は、本実施形態におけるプレート4の平面図であり、(a)はバルブプレート41の平面図、(b)はバッキングプレート42の平面図である。なお、上記図面中では、説明のために各構成要素の縮尺を適宜変更して記載している。
本実施形態に係る逆止弁1は、圧縮機等の吸入口及び吐出口に設けられ、上記圧縮機等の吸入・吐出弁として用いられる逆止弁である。
図1及び図2に示すように、逆止弁1は、略円柱状を呈するシート(弁座)2と、シート2に接して設けられ略円柱状を呈するガイド(弁受け)3と、シート2とガイド3との間の隙間Sに設けられる板状のプレート(弁板)4と、棒状を呈するスピンドル5とを有している。
シート2とガイド3とは、それぞれの径が略等しく形成され、軸方向で互いに重なって配置されている。
シート2におけるガイド3側の面部2a及び面部2aに対向するガイド3の外周縁部3aは、いずれも平面に形成され、面部2aと外周縁部3aとは隙間無く密着している。
シート2は、シート2を軸方向で貫通し面部2aに開口する孔部である複数の導入孔2bを有している。導入孔2bは、径方向及び周方向で複数形成され、各々の導入孔2bは周方向に延びた形状を呈している。
ガイド3における第2外周縁部3aの径方向内側には、凹部3bが形成されている。凹部3bの面部2aに対向する面は、略平面に形成されている。面部2aと凹部3bとの間には隙間Sが形成されている。
ガイド3は、ガイド3を軸方向で貫通し凹部3bに開口する孔部である内側導出孔(第2導出孔)3c、中央導出孔(第1導出孔)3d及び外側導出孔(第2導出孔)3eをそれぞれ複数有している。内側導出孔3c、中央導出孔3d及び外側導出孔3eの径は、いずれもシート2側から逆側に向かうに従って漸次拡大している。
中央導出孔3dは、径方向及び周方向で複数形成され、径方向に関して隣り合う導入孔2bの略中間に各々位置している。
内側導出孔3cは、中央導出孔3dの径方向内側に隣接しており、周方向で複数形成されている。各々の内側導出孔3cの径方向での幅は、中央導出孔3dの径方向での幅の略2分の1である。
外側導出孔3eは、中央導出孔3dの径方向外側に隣接しており、周方向で複数形成されている。各々の外側導出孔3eの径方向での幅は、中央導出孔3dの径方向での幅の略2分の1である。
プレート4は、円板状に形成されており(図4参照)、隙間S内に設置されている。
プレート4は、厚さ方向で貫通する複数の貫通孔4aを有している。貫通孔4aは、内側導出孔3c、中央導出孔3d及び外側導出孔3eに対向する位置にそれぞれ配置され、それぞれの上記導出孔3c、3d、3eの隙間Sへの開口部と略同一の形状で形成されている。一方、導入孔2bには、プレート4の対向面4bが対向している。
スピンドル5の一端部には雄ネジ部5aが形成され、雄ネジ部5aはガイド3の中心部に軸方向で形成された雌ネジ部3fに螺合している。スピンドル5の上記一端部はガイド3のシート2と逆側の面と略面一となり、他端部はシート2のガイド3と逆側の面から突出している。
また、スピンドル5の略中央部には第2雄ネジ部5bが形成されており、第2雄ネジ部5bにはナット6が螺合している。ナット6を締め付けることにより、ナット6及びガイド3は、スピンドル5及びワッシャー7を介してシート2を挟持している。したがって、シート2とガイド3とは、一体的に接続され固定されている。
図3に示すように、プレート4の中央部に形成された孔部4cには、スピンドル5が貫通して一体的に接続されている。
プレート4は、バルブプレート41と、バッキングプレート42とを有している。バルブプレート41及びバッキングプレート42は、それぞれ円板状に形成されており、軸方向で互いに重なって設置されている。なお、バルブプレート41が、シート2側に配置されている。
図4に示すように、バルブプレート41及びバッキングプレート42の中央部4dの径方向外側には、プレート4が軸方向で変位するための一対のバネ部4eが形成されている。バネ部4eは、周方向に延びる帯板状を呈しており、プレート4が流体から付勢されることにより軸方向で変位できるような弾性係数で形成されている。
なお、バルブプレート41は、シート2とのシール性を高めるために一定の柔軟性を有する材料で形成され、バッキングプレート42は、強度の高い材質で形成されている。
続いて、本実施形態に係る逆止弁1の動作及び逆止弁1内を流通する流体の挙動について、図5を参照して説明する。
図5は、本実施形態に係る逆止弁1内を流通する流体の挙動を示す概略図である。
最初に、流体が逆止弁1内を流通する動作について説明する。
まず、図5に示すように、流体が矢印Fの方向で流通する場合を説明する。
流体の流通が停止している場合は、プレート4は、バネ部4eの働きにより隙間Sの軸方向での略中央に位置している(図2参照)。
ここで、流体が導入孔2bのガイド3と逆側の開口部から流入すると、流体は導入孔2b内を矢印Fの方向で流通し、プレート4の対向面4bに当たる。そして、流体は対向面4bをガイド3側に付勢するため、プレート4はガイド3側に変位しガイド3における凹部3bの面部2aに対向する面に当接する。
流体は、対向面4bに当たると紙面左右の2方向に分かれ、面部2aと対向面4bとの間を流通する。そして、流体はプレート4の貫通孔4aに流入し、次いでガイド3の内側導出孔3c、中央導出孔3d又は外側導出孔3e内に流入する。最終的に、流体は上記導出孔3c、3d、3eのシート2と逆側の開口部から流出する。
なお、中央導出孔3dは、径方向で隣り合う導入孔2bの略中間に位置しているので、中央導出孔3dには直近の2つの導入孔2bから流体が流入する。
一方、内側導出孔3c及び外側導出孔3eは中央導出孔3dに隣接しているために、内側導出孔3c又は外側導出孔3eには直近の1つの導入孔2bから流体が流入するのみである。
したがって、内側導出孔3c又は外側導出孔3e内を流通する流体量は、中央導出孔3d内を流通する流体量の略2分の1となる。
ここで、本実施形態では、内側導出孔3c及び外側導出孔3eの径方向での幅は、中央導出孔3dの径方向での幅の略2分の1であるため、上記導出孔3c、3d、3eはいずれも流通する流体量に応じた大きさで形成されている。これにより、流体が上記導出孔3c、3d、3eの壁面に沿いつつ流通しやすくなるため、上記壁面において発生する流体の剥離を抑制することができる。
以上で、流体の矢印Fの方向での流通が終了する。
次に、流体が矢印Fと逆の方向で流通する場合の逆止弁1の遮断動作を説明する。
流体の流通が停止している場合は、プレート4は、バネ部4eの働きにより隙間Sの軸方向での略中央に位置している(図2参照)。
ここで、流体が内側導出孔3c、中央導出孔3d又は外側導出孔3eのシート2と逆側の開口部から流入すると、流体は上記導出孔3c、3d、3e内を矢印Fと逆方向で流動し、凹部3bとプレート4との隙間に流入する。そして、流体はプレート4をシート2側に付勢するため、プレート4はシート2側に変位し面部2aに当接する。対向面4bは導入孔2bに対向しているため、導入孔2bの隙間Sへの開口部は対向面4bにより遮蔽される。結果として、流体の矢印Fと逆の方向での流通はプレート4により遮断される。
以上で、逆止弁1の遮断動作が終了する。
続いて、本実施形態と従来例との間における流体の剥離及び流体の圧力損失に関する比較結果を、図6及び図7を参照して説明する。
図6は、シミュレーションを用いて流体の剥離の状況を検討した結果を示す概略図であり、(a)は本実施形態に係る逆止弁1において剥離の状況を示す概略図、(b)は従来例に係る逆止弁1Aにおいて剥離の状況を示す概略図、図7は、本実施形態と従来例との間における流体の圧力損失に関する比較結果を示す概略図である。なお、図6では、流路内において圧力の低い箇所を網点で表しており、圧力がより低い箇所を濃い網点で示している。
逆止弁1及び逆止弁1A内を流通する流体について、シミュレーションを用いて流体の剥離が発生する箇所を検証した。なお、流体は、シート2側からガイド3側へ流通するものとする。
図6(b)に示すように、逆止弁1Aにおけるガイド3Aは複数の導出孔3gを有しており、導出孔3gの形状はいずれも同一である。導出孔3gの壁面3g1には圧力の低い箇所が生じており、流体の剥離が生じていることがわかる。
一方、図6(a)に示すように、ガイド3における中央導出孔3dの壁面3d1には圧力の低い箇所が僅かに生じているのみであり、内側導出孔3c及び外側導出孔3eのそれぞれの壁面3c1及び3e1には圧力の低い箇所は生じていない。したがって、逆止弁1における流体の剥離は、逆止弁1Aに比べ大幅に抑制されていることがわかる。
なお、本実施形態と従来例との間の相違点は、内側導出孔3c及び外側導出孔3eの径方向での幅を変更したのみである。もっとも、導出孔3c、3d、3eはいずれも導入孔2bから流入する流体量に応じた適切な大きさで形成されているために、従来例に比べ中央導出孔3dの壁面3d1においても流体の剥離が減少している。
最後に、シミュレーションを用いて算出した本実施形態と従来例との間における流体の圧力損失に関する比較結果を、図7を参照して説明する。
図7は、逆止弁1Aにおいて発生する圧力損失を1とした場合の、逆止弁1において発生する圧力損失の割合を示している。
図7に示すように、逆止弁1Aの圧力損失と比較した場合の、逆止弁1の圧力損失の割合は0.95となり、5%の圧力損失の低減効果を得られることがわかる。
したがって、本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
本実施形態によれば、逆止弁1における導出孔3c、3d、3eの壁面から流体が剥離することを抑制することができる。また、本実施形態によれば、逆止弁1を流通する流体の圧力損失を低減することができる。
なお、前述した実施の形態において示した動作手順、あるいは各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲においてプロセス条件や設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、本実施形態では、内側導出孔3c及び外側導出孔3eの径方向での幅は、中央導出孔3dの径方向での幅の略2分の1であるが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、流体の剥離を抑制できる範囲で導出孔3c、3eの大きさを適宜変更してよい。
また、内側導出孔3c及び外側導出孔3eを周方向で分割することによって、導出孔3c、3eの大きさを中央導出孔3dよりも小さくするようにしてもよい。
また、本実施形態では、導出孔3c、3d、3eの径は、シート2側からガイド3側に向かうに従って漸次拡大しているが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、この拡大の形状を適宜変更してよい。
また、本実施形態では、プレート4はバルブプレート41とバッキングプレート42とにより構成されているが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、一枚のプレートによってプレート4を構成してもよい。
本実施形態に係る逆止弁1の全体構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る逆止弁1の一部断面図である。 本実施形態におけるプレート4及びスピンドル5の側面図である。 本実施形態におけるプレート4の平面図である。 本実施形態に係る逆止弁1内を流通する流体の挙動を示す概略図である。 シミュレーションを用いて流体の剥離の状況を検討した結果を示す概略図である。 本実施形態と従来例との間における流体の圧力損失に関する比較結果を示す概略図である。
符号の説明
1…逆止弁、2…シート(弁座)、2b…導入孔、3…ガイド(弁受け)、3c…内側導出孔(第2導出孔)、3d…中央導出孔(第1導出孔)、3e…外側導出孔(第2導出孔)、4…プレート(弁板)

Claims (3)

  1. 弁座と弁受けとの間の隙間に弁板を備え、前記弁座側から前記弁受け側へ流体を流通させ、前記弁受け側から前記弁座側への流体の流通を前記弁板によって遮断する逆止弁であって、
    前記弁座は、流体の導入孔を複数有し、
    前記弁受けは、前記導入孔と連通する導出孔を複数有し、
    前記導出孔は、前記導入孔から流入する流体量に応じた大きさで形成されることを特徴とする逆止弁。
  2. 前記導出孔は、前記弁板の面方向に関して隣り合う前記導入孔の間に設けられる複数の第1導出孔と、該第1導出孔に隣接して設けられる複数の第2導出孔とを備え、
    前記第2導出孔は、前記第1導出孔よりも小さく形成されることを特徴とする請求項1に記載の逆止弁。
  3. 前記弁座及び前記弁受けは、略円柱状を呈し、
    前記導入孔及び前記導出孔は、径方向で間隔を空けてそれぞれ複数並んで設けられ、
    前記第2導出孔の前記径方向での幅は、前記第1導出孔の前記径方向での幅の略2分の1であることを特徴とする請求項2に記載の逆止弁。
JP2008326889A 2008-12-24 2008-12-24 逆止弁 Pending JP2010151153A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008326889A JP2010151153A (ja) 2008-12-24 2008-12-24 逆止弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008326889A JP2010151153A (ja) 2008-12-24 2008-12-24 逆止弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010151153A true JP2010151153A (ja) 2010-07-08

Family

ID=42570480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008326889A Pending JP2010151153A (ja) 2008-12-24 2008-12-24 逆止弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010151153A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102777300A (zh) * 2011-05-12 2012-11-14 株式会社电装 阀装置及使用其的高压泵
JP2012251658A (ja) * 2011-05-12 2012-12-20 Denso Corp 弁装置、及びこの弁装置を用いた高圧ポンプ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102777300A (zh) * 2011-05-12 2012-11-14 株式会社电装 阀装置及使用其的高压泵
JP2012251658A (ja) * 2011-05-12 2012-12-20 Denso Corp 弁装置、及びこの弁装置を用いた高圧ポンプ
CN102777300B (zh) * 2011-05-12 2015-04-01 株式会社电装 阀装置及使用其的高压泵

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6807986B2 (en) Noise reduction device for fluid flow systems
US9506576B2 (en) Check valve apparatuses and methods
WO2012039450A1 (ja) 膨張弁
US20150252887A1 (en) Metal gasket
JP2018173122A (ja) 偏心回転弁
JP2010151153A (ja) 逆止弁
AU2015202079B2 (en) Flow restrictor having mulitiple flow modifying regions
JP5982104B2 (ja) 逆止弁
JP5982355B2 (ja) 流路シール構造
JP2006292115A (ja) 流量調整装置
JP6654420B2 (ja) 高圧用逆止め弁とこれを用いた水素ステーション
JP2003329169A (ja) バタフライ弁
JP2009041701A (ja) かしめ構造及び逆止弁
US10261526B2 (en) Pressure reducing valve
KR102015797B1 (ko) 밸브
JP5321035B2 (ja) 逆止弁
JP5170011B2 (ja) 逆止弁
US11534713B2 (en) Product manifolds for use with portable oxygen concentrators and portable oxygen concentrators including such product manifolds
DE102011102844A1 (de) Fluidventil
JP2010101199A (ja) 逆止弁
JP6820814B2 (ja) 偏心回転弁
JP2010112405A (ja) 逆止弁
WO2018003982A1 (ja) 逆止弁
JP2001059583A (ja) 流体制御弁
JP6874975B2 (ja) スペーサ