JP2010144595A - 電動ポンプ - Google Patents

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英記 仲吉
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Abstract

【課題】軸受部の損耗を抑制できる電動ポンプを提供する。
【解決手段】電磁力によって回転するモータロータ12と、アウタロータ21及びインナロータ22を備えたポンプ部20と、一方にモータロータ12を支持し、他方にインナロータ22を支持してモータロータ12からの回転力をポンプ部20に伝達するシャフト30と、モータロータ12・ポンプ部20・シャフト30を収容するケース40と、を備え、ケース40は、少なくともシャフト30のうちモータロータ12とインナロータ22との間の部位31を支持する軸受部44を有し、軸受部44は、モータロータ12の径方向内側でモータロータ12とシャフト30との間に延在する延在部44aを有する電動ポンプX。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁力によって回転するモータロータと、アウタロータ及びインナロータを備えたポンプ部と、一方にモータロータを支持し、他方にインナロータを支持して前記モータロータからの回転力を前記ポンプ部に伝達するシャフトと、モータロータ・ポンプ部・シャフトを収容するケースと、を備えた電動ポンプに関する。
上述した電動ポンプとしては、例えば特許文献1に、アウタロータおよびインナロータを備えたポンプ部と、電磁力によって回転するモータロータを備えたモータ部とを具備したものが開示してある。ポンプ部およびモータ部はケース内に収容される。
モータロータはシャフトに連結して回転子を形成する。当該回転子は、ケースの内周面に固定された固定子に対向配置されN極とS極とが周方向に交互に等配されたマグネットを有する。当該マグネットと、固定子に巻線したコイルとが相互作用して回転子が回転し、ポンプ部に回転力が伝達される。
シャフトは、その一端部が自由端となっており、他端部がポンプ部と一体回転可能に支持される。また、シャフトは、ケースに貫通形成された軸受部を挿通しており、当該シャフトにおけるモータロータとポンプ部との間の部位が当該軸受部によって軸支される。
特開2007−270678号公報
回転子が回転する際には、マグネットとコイルとの間の吸引力により、シャフトを介して軸受部に回転子の径方向の荷重が作用する。そして、マグネットとコイルとの間の吸引力が働くモータ領域(作用領域)とシャフトを軸支する軸受部(支点)との距離が離間するほど、軸受部に回転子の径方向の荷重が大きく作用する。
特許文献1に記載の電動ポンプでは、シャフトは、その長さの中央より他端部の側(ポンプ部の側)で軸受部によって軸支してある。このように、作用領域であるモータ領域と、支点である軸受部との距離が大きいため、マグネットとコイルとの間の吸引力が軸受部に大きく作用する。そのため、軸受部における負荷が増大してフリクションが大きくなり、軸受部が損耗する虞がある。
従って、本発明の目的は、軸受部の損耗を抑制できる電動ポンプを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る電動ポンプの第一特徴構成は、電磁力によって回転するモータロータと、アウタロータ及びインナロータを備えたポンプ部と、一方に前記モータロータを支持し、他方に前記インナロータを支持して前記モータロータからの回転力を前記ポンプ部に伝達するシャフトと、前記モータロータ・前記ポンプ部・前記シャフトを収容するケースと、を備え、前記ケースは、少なくとも前記シャフトのうち前記モータロータと前記インナロータとの間の部位を支持する軸受部を有し、前記軸受部は、前記モータロータの径方向内側で前記モータロータと前記シャフトとの間に延在する延在部を有する点にある。
本構成のように、延在部を、モータロータの径方向内側でモータロータとシャフトとの間に延在させ、モータロータのシャフト軸芯に沿った厚み領域内に突出するように形成することで、軸受部がシャフトを軸支する範囲を広く設定できる。
本構成であれば、軸受部(支点)の一部である延在部を、マグネットとコイルとの間の吸引力が働く領域(作用領域)に近づけることができる。そのため、当該吸引力が作用した場合であっても軸受部が受ける負荷およびフリクションを抑制することができ、軸受部が損耗するのを未然に防止することができる。
本発明に係る電動ポンプの第二特徴構成は、前記延在部は、前記モータロータの前記シャフトの軸方向における厚み中心を通り且つ前記シャフトの軸芯に垂直な平面と交わる点にある。
本構成によれば、延在部を、モータロータの前記厚み中心を通る平面よりモータロータの側に形成することができる。そのため、延在部を、少なくともモータロータの前記厚みの半分以上の厚み幅に亘って突出するように形成することができる。
従って、軸受部はシャフトを軸支できる範囲をより広く設定できる。さらに、軸受部(支点)を、マグネットとコイルとの間の吸引力が発生する領域(作用領域)により一層近づけることができるため、軸受部の損耗防止効果が高まる。
本発明に係る電動ポンプの第三特徴構成は、前記ケースが、前記シャフトの一方を封じる第1ケースと、前記軸受部を備える第2ケースと、前記シャフトの他方を封じる第3ケースとで構成した点にある。
本構成では、シャフトの両端を封じる第1ケース,第3ケースと、軸受部を備える第2ケースとをそれぞれ別部材として製造できる。従って、各ケース部材にシャフトを収容するための加工を個別に施すことができるため、ケースの加工が容易となる。
本発明に係る電動ポンプの第四特徴構成は、前記第1ケースおよび前記第2ケースには、互いに嵌合する内側嵌合部および外側嵌合部の何れか一方を各別に設けた点にある。
本構成によれば、第1ケースに第2ケースを密着させる場合には、例えば第2ケースに形成した内側嵌合部と第1ケースに形成した外側嵌合部とを嵌合させて組み立てることができる。これにより、第1ケースに第2ケースを密着させるだけで第1ケースと第2ケースとの相対的な位置関係を決めることができる。従って、第1ケースに対して想定された主軸芯と、第2ケースに想定された主軸芯とを精度高く一致させることが可能となる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。本発明の電動ポンプは自動車において潤滑用のオイル等の供給系に備えられるものであるが、用途は自動車に限るものではなく、オイル以外の流体の供給に使用しても良い。
図1〜4に示したように本発明の電動ポンプXは、電磁力によって回転するモータロータ12と、アウタロータ21及びインナロータ22を備えたポンプ部20と、一方にモータロータ12を支持し、他方にインナロータ22を支持してモータロータ12からの回転力をポンプ部20に伝達するシャフト30と、モータロータ12・ポンプ部20・シャフト30を収容するケース40と、を備える。
ケース40は、少なくともシャフト30のうちモータロータ12とインナロータ22との間の部位31を支持する軸受部44を有し、軸受部44は、モータロータ12の径方向内側でモータロータ12とシャフト30との間に延在する延在部44aを有する。
(モータロータ)
モータロータ12は、ケース40に配設したコイル部11(後述)の内周に回転可能となるように隣接して設けてあり、シャフト軸芯Yを中心とするディスク状で磁気を有する成形物である。
モータロータ12は、その外周部分に沿って複数の永久磁石12aを配置するとともに、当該永久磁石12aを保持するバックヨーク12bを備える。永久磁石12aは、その複数個を周方向にN極とS極とが交互になるように配設してある。バックヨーク12bは鉄などの強磁性体の薄板を積層したものである。永久磁石12aにバックヨーク12bを近接配置することにより、永久磁石12bの磁束の拡がりを抑制して磁束密度を高めている。
永久磁石12aおよびコイル部11により、電磁力によって回転力を引き起こすモータ領域が形成される。
本実施形態では、バックヨーク12bに永久磁石12aを保持した状態で、バックヨーク12b・永久磁石12a・シャフト30を樹脂一体成形した態様を例示する。このように樹脂一体成形することで、ディスク状部12cが形成される。これら3つの部材(バックヨーク12b・永久磁石12a・シャフト30)は樹脂一体成形した回転子60としてケース40に組み付けられる。本構成では、回転子60をケースに組み付ける際に、永久磁石12aとバックヨーク12bとを接着する手間が省けるため、電動ポンプXの組み立て効率が向上する。
(ポンプ部)
ポンプ部20は、アウタロータ21及びインナロータ22を備える。インナロータ22はシャフト軸芯Y周りで回転し、アウタロータ21はインナロータ22の外部に配置される。アウタロータ21はシャフト軸芯Yと偏芯する副軸芯Z周りで回転自在にポンプ部20に支持されている。インナロータ22の中心部分にはシャフト30の外形と等しい内径となる孔部22aが形成され、シャフト30が当該孔部22aに挿通する。
本実施形態のポンプ部20では、トロコイド状の内歯を有するアウタロータ21および当該内歯に噛み合う外歯を有するインナロータ22を例示するが、この態様に限られるものではない。
インナロータ22の外周にはトロコイド曲線に従う歯面形状の複数の歯部が形成されている(図4)。アウタロータ21の内周には、インナロータ22の歯数より1つ多い歯数の歯部が形成されている。このアウタロータ21の歯形はインナロータ22の回転時にインナロータ22の歯部に接触する形状に成形されている。アウタロータ21の内周とインナロータ22の外周との間には多数のポンプ空間PSが断続形成されている。
(シャフト)
シャフト30は、一方にモータロータ12を支持し、他方にインナロータ22を支持してモータロータ12からの回転力をポンプ部20に伝達する。シャフト30は、例えば鋼材などの金属材料で形成する。
後述するように、シャフト30は、一方の端部30aを第1ケース41の嵌合凹部41eに、他方の端部30bを第3ケース43の嵌合凹部43eに嵌め込むことにより、シャフト30の両端部をケース40に支持している。
シャフト30は、その両端30a,30bが自由端となっており、その中央領域(モータロータ12とインナロータ22との間の部位31)の外面がケース40に設けた軸受部44によって回転可能に支持される。シャフト30の回転時には、モータロータ12およびインナロータ22はシャフト30と一体回転する。
(ケース)
ケース40は、モータロータ12・ポンプ部20・シャフト30を収容する。ケース40は、全体の外形がシャフト軸芯Yを中心とした円柱状となっている。
本実施形態ではケース40を3つの部材で構成した場合について説明する。具体的には、ケース40は、シャフト30の一方を封じる第1ケース41と、軸受部44を備える第2ケース42と、シャフト30の他方を封じる第3ケース43とで構成してある。
本構成では、シャフトの両端を封じる第1ケース41,第3ケース43と、軸受部44を備える第2ケース42とをそれぞれ別部材として製造できる。そのため、各ケース部材にシャフト30を収容するための加工を個別に施すことができる。
これら第1ケース41,第2ケース42,第3ケース43は、金属製あるいは樹脂製の何れであってもよい。
第1ケース41,第2ケース42の端部であるフランジ部41a,42aにはボルト挿通孔41b,42bがそれぞれ穿設してあり、第3ケース43の端部であるフランジ部43aには雌ネジ部43bが穿設してある。これらボルト挿通孔41b,42bに挿通するボルト50の雄ネジ部を雌ネジ部43bに螺合させ締め付けることにより、第1ケース41,第2ケース42,第3ケース43が連結されてケース40が構成される。
第1ケース41には、シャフト軸芯Yに沿う方向での一方の端部に制御ユニット部70を形成し、シャフト軸芯Yに沿う方向で他方の端部にモータロータ12が収容される凹状空間Sを形成し、この凹状空間Sを取り囲む部位にコイル部11を形成している。
第1ケース41は、例えば樹脂材料を用いることにより制御ユニット部70とコイル部11とを密封して形成する。凹状空間Sはシャフト軸芯Yを中心とする所定の半径で内周壁41cが形成され、上壁41dにはシャフト軸芯Yを中心としてシャフト30の外形と一致する直径の嵌合凹部41eが形成される。
制御ユニット部70には、電力トランジスタで成るドライバ回路、および、界磁コイル11bの逆起電力から回転子60の回転姿勢を判定するセンシング処理部等を備えた基板70aが形成してある。
コイル部11は、コア部材11aに界磁コイル11bを巻線してある。コア部材11aは、シャフト軸芯Yの方向に複数の薄板である磁性鋼板11aを積層して筒状に形成される。この積層磁性鋼板は、磁性鋼板11a同士の間に絶縁膜を挟み込むことにより磁性鋼板11a同士の間での電流の流れを阻止する絶縁構造を有している。コイル部11は、主軸芯Xを中心にしてその複数個を環状に配設してある(図2)。
第2ケース42は例えば金属材料で形成する。第1ケース41に対向する面には凹状空間Sに嵌り込む突出部42cが形成され、この突出部42cにはシャフト軸芯Yを中心とする貫通孔42dが形成される。当該貫通孔42dにシャフト30が貫通する。突出部42cは内周壁41cの半径と一致する半径の円柱状に成形されている。
突出部42cには、副軸芯Zを中心としてアウタロータ21の半径と一致する半径の円形凹部42eが形成されている。当該円形凹部42eは第3ケース43の側に形成され、その内部にはポンプ部20が支持される。円形凹部42eの内周にアウタロータ21の外周が摺接するように嵌め込まれる。
アウタロータ21とインナロータ22との厚さ(シャフト軸芯Yに沿う方向での寸法)と円形凹部42eの深さ(シャフト軸芯Yに沿う方向での深さ)とは一致する。従って、第3ケース43が円形凹部42eを閉塞する位置に配置されることにより、この第3ケース43と第2ケース42とに挟み込まれる位置にアウタロータ21とインナロータ22とが配設される。
軸受部44は、シャフト30が挿通して回転可能となるように、第2ケース42に一体形成してある。軸受部44には、その軸芯が貫通孔42dと一致する軸受孔44bが形成してあり、当該軸受孔44bにはシャフト30が貫通する。当該軸受孔44bの第1ケース41側の挿通口44cには、ポンプ部20からオイルが第1ケース41の側に漏洩するのを防止するシール部材を設けてもよい。
本実施形態の軸受部44は、シャフト30におけるモータロータ12とインナロータ22との間の部位31の外面と軸受孔44bの内面とが摺接するように構成する。また、軸受部44の外面は、回転子60とは摺接しない。
軸受部44は、少なくともシャフト30のうちモータロータ12とインナロータ22との間の部位31を支持する。また、軸受部44は、モータロータ12の径方向内側でモータロータ12とシャフト30との間に延在する延在部44aを有する。
延在部44aは、第2ケース42から第1ケース41の側に、シャフト軸芯Yに沿った厚み領域内に突出するように形成することができる。そのため、軸受部44がシャフト30を軸支する範囲を広く設定できる。
このように延在部44aは、前記厚み領域内に突出形成されるため、軸受部44(支点)を、永久磁石12aおよびコイル部11の間の吸引力が発生するモータ領域(作用領域)に近づけることができる。そのため、モータロータ12の回転時に吸引力が作用した場合であっても軸受部44が受ける負荷およびフリクションを抑制することができ、軸受部44が損耗するのを未然に防止することができる。
本実施形態では、軸受部44において、延在部44aは、モータロータ12のシャフト30軸芯Y方向における厚み中心Pを通り且つシャフト30軸芯Yに垂直な平面(厚み中心)Pと交わるように構成する場合を示す。
本構成によれば、延在部44aを、モータロータ12の前記厚み中心を通る平面よりモータロータ12の側に形成することができる。そのため、延在部44aを、少なくともモータロータ12の前記厚みの半分以上の厚み幅に亘って突出するように形成することができる。
従って、軸受部44はシャフト30を軸支できる範囲をより広く設定できる。さらに、軸受部44(支点)を、永久磁石12aおよびコイル部11の間の吸引力が発生するモータ領域(作用領域)により一層近づけることができるため、軸受部44の損耗防止効果が増大する。
尚、上述した「厚み中心」には、当該モータロータ12における見かけの回転重心が存在する。本構成のように、延在部44aを、モータロータ12の前記厚み中心を通る平面よりモータロータ12の側に形成すれば、延在部44aによって前記回転重心を確実に支持できるため、当該回転時にシャフト30の軸ブレが生じ難くなる。そのため、安定した回転を得ることができる。
第1ケー41および第2ケース42には、互いに嵌合する内側嵌合部および外側嵌合部の何れか一方が各別に設けてある。本実施形態では、第1ケース41に形成した内周壁41cを外側嵌合部とし、第2ケース42に形成した突出部42を内側嵌合部とした場合を例示する。
第1ケース41に第2ケース42を密着させる場合には、突出部(内側嵌合部)42cが凹状空間Sに嵌り込むことにより内周壁(外側嵌合部)41cと嵌合する。これにより、第1ケース41と第2ケース42との相対的な位置関係が決まり、第1ケース41に対して想定されたシャフト軸芯Yと、第2ケース42に想定されたシャフト軸芯Yとを精度高く一致させることが可能となる。
尚、第1ケース41に第2ケース42を略全周に亘って密着させれば、ケース40内の密封度を高めることができる。
第3ケース43は例えば金属材料でプレート状に形成され、第2ケース42に対して第1ケース41の反対側に連結される。第3ケース43には、当該第2ケース42に対応する部位には吸込ポート43cと吐出ポート43dとが穿設してある。具体的には、アウタロータ21とインナロータ22との相対的な回転によりオイルに高い圧力が作用する領域に吐出ポート43dを配し、オイルに低い圧力が作用する領域に吸込ポート43cを配置する。
さらに第3ケース43には、シャフト軸芯Yと中心としてシャフト30の外形と一致する直径の嵌合凹部43eが形成してある。
本発明の電動ポンプXは、制御ユニット部70によって複数の界磁コイル11bに供給する電力を制御することにより、モータロータ12の永久磁石12aに作用する磁気が回転し、この磁気の回転により回転子60が回転する。この回転力はシャフト30を介してポンプ部20のインナロータ22に伝えられ、当該インナロータ22を回転させ、この回転に連動させてアウタロータ21を回転させる。
このアウタロータ21とインナロータ22との相対的な回転により夫々の歯部が深く噛み合うことによりオイルに高い圧力が作用する領域のオイルが吐出ポート43dから吐出し、夫々の歯部の噛み合が浅くオイルに低い圧力が作用する領域に対して吸込ポート43cからオイルが供給されることになる。
〔別実施の形態〕
上述した実施形態の軸受部44は、シャフト30における前記部位31の外面と軸受孔44bの内面とが摺接するように構成した。しかし、このような態様に限定されるものではなく、図5に示したように、シャフト30における前記部位31の外面が、軸受孔44bの内面に摺接しないように構成することができる。
本構成では、軸受部44の外面がモータロータ12の内面と摺接する。本構成であれば、回転子60が径方向に揺動した場合であっても、シャフト30と軸受部44とが接触しないため、シャフト30が損傷することはない。
本発明の電動ポンプの断面視概略図 図1のII―II線における断面視概略図 本発明の電動ポンプを分解した断面視概略図 ポンプ部の断面視概略図 別実施形態の電動ポンプの断面視概略図
符号の説明
X 電動ポンプ
P 平面(厚み中心)
Y シャフト軸芯
12 モータロータ
20 ポンプ部
21 アウタロータ
22 インナロータ
30 シャフト
31 部位
40 ケース
41 第1ケース
42 第2ケース
43 第3ケース
44 軸受部
44a 延在部

Claims (4)

  1. 電磁力によって回転するモータロータと、
    アウタロータ及びインナロータを備えたポンプ部と、
    一方に前記モータロータを支持し、他方に前記インナロータを支持して前記モータロータからの回転力を前記ポンプ部に伝達するシャフトと、
    前記モータロータ・前記ポンプ部・前記シャフトを収容するケースと、を備え、
    前記ケースは、少なくとも前記シャフトのうち前記モータロータと前記インナロータとの間の部位を支持する軸受部を有し、
    前記軸受部は、前記モータロータの径方向内側で前記モータロータと前記シャフトとの間に延在する延在部を有する電動ポンプ。
  2. 前記延在部は、前記モータロータの前記シャフトの軸芯方向における厚み中心を通り且つ前記シャフトの軸芯に垂直な平面と交わる請求項1に記載の電動ポンプ。
  3. 前記ケースが、前記シャフトの一方を封じる第1ケースと、前記軸受部を備える第2ケースと、前記シャフトの他方を封じる第3ケースとで構成してある請求項1又は2に記載の電動ポンプ。
  4. 前記第1ケースおよび前記第2ケースには、互いに嵌合する内側嵌合部および外側嵌合部の何れか一方が各別に設けてある請求項3に記載の電動ポンプ。
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