JP2010143971A - 洗浄剤組成物および液晶パネルの洗浄方法 - Google Patents

洗浄剤組成物および液晶パネルの洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】液晶汚れとポリイミド等の削りかす(端子上異物)の両方を同時に洗浄でき、かつ、液安定性の良好な洗浄剤組成物、及び当該洗浄剤組成物を用いた液晶パネルの洗浄方法の提供。
【解決手段】液晶パネルの洗浄に用いる洗浄剤組成物において、有機アルカリ(A)と、炭化水素(B)と、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及びスルホコハク酸型アニオン界面活性剤からなる群から選ばれる界面活性剤(C)とを含有し、かつ、pHが8.5以上であることを特徴とする洗浄剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、液晶パネルの洗浄用として好適な洗浄剤組成物、および液晶パネルの洗浄方法に関する。
液晶パネルは、通常、酸化インジウムすず(ITO)等を用いたフィルム状の電極とポリイミド(PI)等を用いた配向膜とが形成された一対のガラス基板が対向するように、一部開口を残して、配向膜同士を接着剤により貼り合わせて液晶室を作り、当該液晶室に液晶を注入し、前記開口部を封止剤により封止した後、洗浄を行い、各ガラス基板表面に偏向板をそれぞれ貼着して製造される。
また、液晶パネルにおいては、ガラス基板の外周端面に、電極間に電圧を印加するための電極端子が多数配置される。
液晶パネルの製造においては、一対のガラス基板同士の接着部の外側(液晶室側とは反対側)に、対向するガラス基板の狭いギャップによって空隙部(狭部)を生じることが避けられない。そして、液晶室に液晶を注入する際、その液晶が、毛細管現象により前記狭部に入り込んで付着してしまう。
前記狭部に付着した液晶(以下「液晶汚れ」という。)をそのまま放置しておくと、当該液晶汚れの残渣が離型剤として作用することにより、その後の製造工程において、偏向板の剥がれ、ドライバー端子の接続不備、ドライバーアンダーフィル界面の不具合、基板の薄型化工法に用いる可剥離性塗膜の剥がれ等の種々のトラブル発生に繋がるおそれがある。
この液晶汚れの洗浄に対しては、有機溶剤である炭化水素が優れており、従来、炭化水素等の有機溶剤、又は炭化水素等の有機溶剤と界面活性剤若しくはグリコールエーテルとを組み合わせた準水系若しくは水系の洗浄剤を用いる方法が、液晶汚れに対する洗浄方法として一般的に用いられている。
たとえば、炭素数8〜20の炭化水素化合物と、アニオン界面活性剤と、特定の中鎖分岐第1級アルコールのアルキレンオキシド付加体と、所定量の水とを含む液晶パネル用水系液体洗浄剤組成物が提案されている(特許文献1参照)。かかる洗浄剤組成物によれば、液晶汚れに加えて、液晶汚れをバインダーとして電極端子上に付着した、マザーガラスからガラス基板を切り出す際に生じるガラスの切粉(カレット)も除去できる、とされている。
特開2004−002691号公報
ところで、液晶パネルにおいて、ポリイミド等を用いた配向膜には、液晶分子を電極面に対して一定方向に配列させるため、その表面にラビング(こすり)処理が施されている。
このラビング処理の際、ポリイミド等の削りかすが生じる。そして、このポリイミド等の削りかすが電極端子上に付着すると、上述した液晶汚れと同様、その後の製造工程において種々のトラブル発生に繋がるおそれがある。
そのため、液晶パネルの製造における洗浄では、液晶汚れに加えて、ポリイミド等の削りかすも洗浄し、除去する必要がある。
ポリイミドの溶解には、アルカリが一般的に用いられている。しかしながら、特許文献1に記載された発明において、アルカリは用いられておらず、特許文献1に記載の技術では、液晶汚れをバインダーとして電極端子上に付着したカレットは除去できても、ポリイミド等の削りかすを高い清浄度で除去するのは困難であった。
また、特許文献1における洗浄剤組成物に、アルカリを単に配合しても、アルカリと炭化水素化合物とは容易に相溶せずに白濁するため、均一で透明な外観を呈する液安定性の良好な組成物を調製することが難しい。この白濁した洗浄剤組成物を用いて液晶パネルを洗浄すると、組成物中の分散物が液晶パネルに残留し、洗浄不良となるおそれがある。
そのため、液晶パネルに付着した液晶汚れとポリイミド等の削りかすの両方を洗浄しようとした場合、液晶汚れの除去を目的とした洗浄処理と、ポリイミド等の削りかすの除去を目的とした洗浄処理とを、それぞれ別個に行う必要がある。
これに対して、一回の洗浄処理により、両方の汚れを同時に洗浄できることが望まれる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、液晶汚れとポリイミド等の削りかす(以下「端子上異物」という。)の両方を同時に洗浄でき、かつ、液安定性の良好な洗浄剤組成物、及び当該洗浄剤組成物を用いた液晶パネルの洗浄方法を提供することを課題とする。
本発明者らは鋭意検討した結果、上記課題を解決するために、以下の手段を提供する。
すなわち、本発明は、液晶パネルの洗浄に用いる洗浄剤組成物において、有機アルカリ(A)と、炭化水素(B)と、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及びスルホコハク酸型アニオン界面活性剤からなる群から選ばれる界面活性剤(C)とを含有し、かつ、pHが8.5以上であることを特徴とする洗浄剤組成物である。
本発明の洗浄剤組成物においては、前記有機アルカリ(A)の酸解離指数(pKa)が7〜10であることが好ましい。また、前記有機アルカリ(A)を2種以上併用することが好ましい。
また、本発明の洗浄剤組成物においては、pHが9以上であることが好ましい。
また、本発明の洗浄剤組成物においては、酸解離指数(pKa)が4〜7の酸(D)をさらに含有することが好ましい。
また、本発明の液晶パネルの洗浄方法は、前記本発明の洗浄剤組成物を用いることを特徴とする。
本発明の洗浄剤組成物によれば、液晶汚れと端子上異物の両方を同時に洗浄でき、かつ、液安定性が良好である。
また、本発明の液晶パネルの洗浄方法によれば、液晶パネルのギャップ(狭部)に付着した液晶汚れと、電極端子上に付着したポリイミド等の削りかす(端子上異物)の両方を、一回の洗浄処理により、充分に洗浄・除去できる。
<洗浄剤組成物>
本発明の洗浄剤組成物は、液晶パネルの洗浄に用いるものであり、有機アルカリ(A)と、炭化水素(B)と、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及びスルホコハク酸型アニオン界面活性剤からなる群から選ばれる界面活性剤(C)とを含有し、かつ、pHが8.5以上である。
[有機アルカリ(A)]
本明細書および本特許請求の範囲において、「有機アルカリ」は、有機化合物で塩基性の性質をもつものを包含する。
本発明においては、有機アルカリ(A)(以下「(A)成分」という。)を含有することにより、主として、端子上異物に対して良好な洗浄力が得られる。また、均一で透明な外観を呈する液安定性の良好な洗浄剤組成物を調製できる。
(A)成分は、特に限定されず、なかでも酸解離指数(pKa)が7〜10であるものが好ましく、pKaが7.5〜9.5であるものがより好ましい。pKaが7〜10であると、洗浄剤組成物を調製した後、液安定性がより良好であり、pH変動が少ない。そして、同じ洗浄液で複数回の洗浄処理が可能であり、同じ洗浄液を繰り返し使い続けることができる。この同じ洗浄液を繰り返し使い続ける特性を、本明細書において、以下「洗浄力スタミナ性」という。
また、pKaが7〜10の範囲であると、洗浄剤組成物のpHを、所望のpHに、より維持しやすくなる。
本明細書および本特許請求の範囲において、「酸解離指数(pKa)」とは、酸から水素イオンが放出される解離反応の平衡定数(酸解離定数,Ka)の負の常用対数(−logKa)を表す。pKaが大きいアルカリほど塩基性が強い。
酸解離指数(pKa)の値は、社団法人日本化学会編集の化学便覧基礎編 改訂3版(丸善株式会社出版)に収載されているものである。
(A)成分としては、たとえばモノエタノールアミン(pKa9.5)、ジエタノールアミン(pKa8.87)、トリエタノールアミン(pKa7.76)、エチレンジアミン(pKa9.92および7.12)、ジアミノプロパン(pKa10.53および8.84)、トリアミノプロパン(pKa9.86、8.07および3.72)、ジメチルアミン(pKa11.02)、トリエチルアミン(pKa10.68)、水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化テトラエチルアンモニウム、水酸化テトラ−n−ブチルアンモニウムが挙げられる。
なかでも、端子上異物に対する洗浄力に加えて、洗浄力スタミナ性にも優れていることから、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンが好ましい。
(A)成分は、1種単独で、又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
上記のなかでも、(A)成分は、pKaが7〜10であるものが好ましく、pKaが7〜10であるものを2種以上併用することが特に好ましい。かかる(A)成分を2種以上併用することにより、洗浄力スタミナ性がさらに向上する。
本発明の洗浄剤組成物における(A)成分の割合は、0.01〜20質量%であることが好ましく、0.1〜15質量%であることがより好ましく、1〜12質量%であることがさらに好ましい。
(A)成分の割合が下限値以上であると、特に端子上異物に対する洗浄力がより向上する。また、洗浄剤組成物の液安定性がより向上する。また、経時に伴うpH低下を抑制でき、洗浄力スタミナ性が向上する。
(A)成分の割合が上限値以下であれば、洗浄剤組成物の粘度の増加が抑制され、ハンドリング性と、洗浄後のリンス性が向上する。特に超音波洗浄機を用いた洗浄処理の場合、洗浄剤組成物の粘度の増加が抑制されて洗浄力がより向上する。
[炭化水素(B)]
本発明においては、炭化水素(B)(以下「(B)成分」という。)を含有することにより、主として、液晶汚れに対して良好な洗浄力が得られる。
(B)成分の炭素数は8〜16であることが好ましく、10〜14であることがより好ましく、12〜14であることがさらに好ましい。
炭素数が8〜16、特に10〜14であると、液晶汚れに対する洗浄力がより向上する。また、炭素数が下限値以上であると引火性が低く、炭素数が上限値以下であると、(B)成分自体の溶解性が良好であり、均一で透明な外観の洗浄剤組成物が得られやすくなる。
(B)成分は、炭化水素化合物であれば特に限定されず、たとえばパラフィン、パラフィン炭化水素、オレフィン炭化水素が挙げられる。
(B)成分として具体的には、n−デカン、n−ドデカン、n−テトラデカン、イソデカン、イソドデカン、又はこれらのパラフィン類に対応するオレフィン類が好適なものとして挙げられる。
なかでも、比較的沸点が高いため、引火しにくく、液晶の溶解力に優れることから、炭素数12〜14のパラフィン類、炭素数12〜14のオレフィン類がより好ましい。
本発明において、(B)成分は、たとえば、ジャパンエナジー製のノルマルパラフィンN12D(商品名)、三菱化学製のダイアレン12(商品名)等の市販品を用いることができる。
(B)成分は、1種単独で、又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
本発明の洗浄剤組成物における(B)成分の割合は、1〜80質量%であることが好ましく、1〜70質量%であることがより好ましい。
(B)成分の割合が下限値以上であると、特に液晶汚れに対する洗浄力がより向上する。(B)成分の割合が上限値以下であれば、洗浄後のすすぎ(リンス)性が向上する。また、引火性もより低くなる。
[界面活性剤(C)]
本発明においては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル(以下(C1)成分という。)及びスルホコハク酸型アニオン界面活性剤(以下(C2)成分という。)からなる群から選ばれる界面活性剤(C)(以下(C)成分という。)を含有することにより、主として、液晶汚れ及び端子上異物に対する洗浄力向上の効果が得られる。また、均一で透明な外観を呈する液安定性向上の効果が得られる。
・ポリオキシアルキレンアルキルエーテル(C1)について
本明細書および本特許請求の範囲において、(C1)成分は、炭素数8以上の炭素鎖を有するものを包含する(当該炭素鎖は、たとえば下記一般式(c1−1)で表される化合物においてはRが該当する)。
(C1)成分は、たとえば、高級アルコール(好ましくは炭素数8〜18のアルコール)に、アルキレンオキシドを付加したものが挙げられる。なかでも、特に液安定性及び洗浄後のすすぎ(リンス)性がより良好であることから、下記一般式(c1−1)で表される化合物が好適なものとして挙げられる。
Figure 2010143971
[式中、Rは炭素数8〜18のアルキル基又はアルケニル基であり、AOはオキシアルキレン基であり、nはアルキレンオキシド単位の平均付加モル数で2〜30の数である。]
前記式(c1−1)中、Rは、炭素数8〜18のアルキル基、又は炭素数8〜18のアルケニル基であり、当該アルキル基又はアルケニル基は、直鎖状であってもよく、分岐鎖状であってもよい。
の炭素数は8〜18であり、液安定性及び洗浄後のすすぎ(リンス)性が良好であることから、8〜15であることが好ましく、8〜10であることがより好ましい。
前記式(c1−1)中、AOはオキシアルキレン基であり、具体的にはオキシエチレン基、オキシプロピレン基、オキシブチレン基が好ましく挙げられ、洗浄力若しくは液安定性又は洗浄後のすすぎ(リンス)性が良好であることから、オキシエチレン基、オキシプロピレン基がより好ましい。
前記式(c1−1)中、nは2〜30の数であり、洗浄力又は液安定性が良好であることから、4〜20の数であることがより好ましい。
本発明において、(C1)成分は、たとえば、第一工業製薬製のノイゲンXLシリーズ(商品名;Rの炭素数10、AOがオキシエチレン基のタイプ)、日本乳化剤製のニューコールシリーズ(商品名;Rの炭素数8、AOがオキシエチレン基のタイプ)等の市販品を用いることができる。
・スルホコハク酸型アニオン界面活性剤(C2)について
(C2)成分は、たとえばスルホコハク酸塩が挙げられ、なかでも、特に液安定性及び洗浄後のすすぎ(リンス)性がより良好であることから、下記一般式(c2−1)で表される化合物が好適なものとして挙げられる。
Figure 2010143971
[式中、Rは炭素数3〜22のアルキル基若しくはアルケニル基であり;Rは炭素数3〜22のアルキル基若しくはアルケニル基、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウム又はアルカノールアミンであり;Qは−O−又は−NH−であり、Mはアルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウム又はアルカノールアミンである。]
前記式(c2−1)中、Rは、炭素数3〜22のアルキル基、又は炭素数3〜22のアルケニル基であり、当該アルキル基又はアルケニル基は、直鎖状であってもよく、分岐鎖状であってもよい。
の炭素数は3〜22であり、液安定性及び洗浄後のすすぎ(リンス)性が良好であることから、6〜16であることが好ましく、8〜12であることがより好ましい。
前記式(c2−1)中、Rは、炭素数3〜22のアルキル基、炭素数3〜22のアルケニル基、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウム(NH)又はアルカノールアミンである。
におけるアルキル基、アルケニル基は、直鎖状であってもよく、分岐鎖状であってもよい。
当該アルキル基又はアルケニル基の炭素数は3〜22であり、液安定性及び洗浄後のすすぎ(リンス)性が良好であることから、6〜16であることが好ましく、8〜12であることがより好ましい。
におけるアルカリ金属原子は、ナトリウム、カリウム等が挙げられる。
におけるアルカリ土類金属原子は、カルシウム、マグネシウム等が挙げられる。
におけるアルカノールアミンは、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙げられる。
前記式(c2−1)中、Qは、−O−又は−NH−であり、−O−が好ましい。
前記式(c2−1)中、Mは、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウム又はアルカノールアミンであり、上記Rで例示したものとそれぞれ同様のものが挙げられる。そのなかでも、アルカリ金属原子が好ましい。
(C2)成分としては、上記のなかでもジオクチル系スルホコハク酸塩が好ましい。
本発明において、(C2)成分は、たとえば、ライオン製のリパール870P(商品名)等の市販品を用いることができる。
(C)成分は、1種単独で、又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
本発明の洗浄剤組成物における(C)成分の割合は、1〜30質量%であることが好ましく、10〜25質量%であることがより好ましい。
(C)成分の割合が下限値以上であると、特に液安定性がより向上する。また、液晶汚れ及び端子上異物に対する洗浄力がより向上する。(C)成分の割合が上限値以下であれば、液安定性及び洗浄力の向上の効果が充分に得られる。また、洗浄後のすすぎ(リンス)性が向上する。
[酸(D)]
本発明の洗浄剤組成物においては、酸解離指数(pKa)が4〜7の酸(D)(以下「(D)成分」という。)をさらに含有することが好ましい。(D)成分を含有することにより、主として、洗浄剤組成物を調製した後のpH安定化を図ることができ、洗浄力スタミナ性が向上する。
(D)成分のpKaは4〜7であり、5〜7であることが好ましい。pKaが7以下であると、洗浄力スタミナ性が向上する。pKaが4以上であれば、経時に伴うpH低下を抑制でき、洗浄力スタミナ性向上の効果が充分に得られる。
(D)成分としては、たとえばクエン酸(pKa5.69、4.35および2.90)、安息香酸(pKa4.00)、酢酸(pKa4.76)、コハク酸(pKa5.20および3.99)が挙げられる。
なかでも、洗浄剤組成物を調製した後のpH安定化の効果が良好であることから、クエン酸、安息香酸が好ましい。
本発明において、(D)成分は、たとえば、小松屋化学製のクエン酸(結晶)(商品名;クエン酸1水和物)、DSM社製のPuroxB(商品名)等の市販品を用いることができる。
(D)成分は、1種単独で、又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
本発明の洗浄剤組成物における(D)成分の割合は、0.01〜3質量%であることが好ましく、0.1〜1.5質量%であることがより好ましい。
(D)成分の割合が下限値以上であると、洗浄剤組成物を調製した後のpH安定化の効果がより向上する。(D)成分の割合が上限値以下であると、液安定性向上の効果がより向上する。
[その他成分]
本発明の洗浄剤組成物においては、必要に応じて、上記の(A)〜(D)成分以外のその他成分を併用してもよい。
その他成分としては、たとえば水、液晶溶解補助剤、液安定化剤などが挙げられる。
液晶溶解補助剤は、(B)成分以外の有機溶剤が挙げられ、たとえば、フェニルグリコール、ジメチルスルホキシド(DMSO)等を用いることができる。
液安定化剤は、たとえば、RO−(A’O)−R[式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基又はアルケニル基であり;Rは水素原子又はメチル基であり、A’Oはオキシアルキレン基であり、mは1〜5の数である。]で表される化合物が挙げられる。
前記式中、Rは、炭素数1〜6のアルキル基、又は炭素数1〜6のアルケニル基であり、当該アルキル基、アルケニル基は、直鎖状であってもよく、分岐鎖状であってもよい。
A’Oはオキシアルキレン基であり、オキシエチレン基が好ましい。
本発明の洗浄剤組成物は、pHが8.5以上であり、pHが9以上であることが好ましい。当該pHの上限値はpH10.5以下であることが好ましく、pH10以下であることがより好ましい。
洗浄剤組成物のpHが8.5以上、好ましくは9以上であると、特に端子上異物に対して良好な洗浄力が得られる。また、洗浄力スタミナ性が向上する。当該pHが、好ましくは10.5以下、より好ましくは10以下であると、液晶パネルの金属部材の腐食が抑制される。
本発明において、pHの測定は、pHメーター(製品名:D−51、株式会社堀場製作所製)とpH電極(製品名:9611−10D、株式会社堀場製作所製)を用いて、25℃の洗浄剤組成物に対してpH電極を浸漬し、15秒経過後の指示値を読み取ることにより行う。
本発明の洗浄剤組成物の調製方法は、特に限定されず、常法に準じて各成分を順次、混合することにより調製できる。各成分の配合順序は任意でよく、各成分を少量ずつ加えていき、撹拌を行いながら調製することが好ましい。
以上説明したように、本発明の洗浄剤組成物によれば、液晶パネルに付着した液晶汚れと端子上異物の両方を、一回の洗浄処理により、同時に洗浄できる。また、本発明の洗浄剤組成物は、均一で透明な外観を呈し、液安定性が良好である。
また、本発明の洗浄剤組成物によれば、同じ洗浄液で複数回の洗浄処理が可能であり、同じ洗浄液を繰り返し使い続けることができる(洗浄力スタミナ性に優れる)。
また、本発明の洗浄剤組成物によれば、液晶パネルの金属部材の腐食を抑制できる。
本発明の洗浄剤組成物は、液晶パネルの洗浄用として好適なものである。
<液晶パネルの洗浄方法>
本発明の液晶パネルの洗浄方法は、上記本発明の洗浄剤組成物を用いる方法である。
当該洗浄方法としては、特に限定されず、たとえば、被洗浄体である液晶パネルに、洗浄剤組成物をノズル等から直接吹き付けて塗布して拭き取る方法;液晶パネルを洗浄剤組成物に浸漬する方法、洗浄時に超音波処理を行う方法などが挙げられる。
本発明の液晶パネルの洗浄方法においては、洗浄時に超音波処理を行う方法が好ましい。上記本発明の洗浄剤組成物を用いて、液晶パネルに対して超音波洗浄処理を行うことにより、液晶パネルに付着した液晶汚れと端子上異物の両方を、短時間で効果的に洗浄することができる。
本発明の液晶パネルの洗浄方法によれば、液晶パネルに付着した液晶汚れと端子上異物の両方を、一回の洗浄処理により、充分に洗浄・除去できる。
かかる洗浄方法は、液晶パネルの洗浄用として好適である。
以下に実施例を用いて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、「%」は特に断りがない限り「質量%」を示す。
<洗浄剤組成物の調製>
(実施例1〜11、比較例1〜5)
表1、2に示す組成に従い、常法に準じて、総量が100質量%になるように、各成分を少量ずつ添加しながら撹拌することにより各例の洗浄剤組成物を調製した。
なお、表中の配合量の単位は質量%であり、各成分の配合量はいずれも純分換算量を示す。
以下に、表中に示した成分について説明する。
[表中に示した成分の説明]。
・有機アルカリ(A)
MEA:モノエタノールアミン、試薬特級、関東化学製;pKa9.5。
DEA:ジエタノールアミン、試薬特級、関東化学製;pKa9.12。
TEA:トリエタノールアミン、試薬特級、関東化学製;pKa7.76。
・(A)成分の比較成分[以下「(A’)成分」と表す。]
NaOH:水酸化ナトリウム、試薬、純正化学製;pKa13以上。
・炭化水素(B)
ドデカン:カクタスノルマルパラフィンN12D(商品名)、ジャパンエナジー製。
ドデセン:ダイアレン12(商品名)、三菱化学製。
・界面活性剤(C)
C8E4:ポリオキシエチレンオクチルエーテル、エチレンオキシド(EO)4モル付加体;ニューコール1004(商品名)、日本乳化剤製。
C8E20:ポリオキシエチレンオクチルエーテル、EO20モル付加体;ニューコール1020(商品名)、日本乳化剤製。
C10E4:ポリオキシエチレンデシルエーテル、EO4モル付加体;ノイゲンXL−40(商品名)、第一工業製薬製。
C10E14:ポリオキシエチレンデシルエーテル、EO14モル付加体;ノイゲンXL−140(商品名)、第一工業製薬製。
AOT:ジ−2−エチルヘキシルスルホサクシネートナトリウム、リパール870P(商品名)、ライオン製。
・酸(D)
クエン酸:クエン酸1水和物、クエン酸(結晶)(商品名)、小松屋化学製;pKa5.69、4.35および2.90。
安息香酸:PuroxB(商品名)、DSM社製、オランダから輸入;pKa4.00。
・その他成分
フェニルグリコール:PhG(商品名)、日本乳化剤製。
C6E2:ヘキシルジグリコール(商品名)、日本乳化剤製。
<洗浄剤組成物のpHの測定>
上記<洗浄剤組成物の調製>により得られた洗浄剤組成物の原液のpHを測定した。
pHの測定は、pHメーター(製品名:D−51、株式会社堀場製作所製)とpH電極(製品名:9611−10D、株式会社堀場製作所製)を用いて、25℃の洗浄剤組成物に対してpH電極を浸漬し、15秒経過後の指示値を読み取ることにより行った。
<液晶汚れ及び端子上異物に対する洗浄力の評価>
[被洗浄サンプルの作製]
液晶パネルのギャップ(狭部)に、TFT液晶パネル用の液晶材料を、シリンジを用いて注入して被洗浄サンプルを作製した。
なお、液晶パネルとしては、酸化インジウムすず(ITO)電極とポリイミド配向膜とがこの順に積層した一対のガラス基板が対向するように、ポリイミド配向膜同士を、接着剤により貼り合わせたものを用いた。当該液晶パネルの電極端子上には、ポリイミドの削りかす(端子上異物)が光学顕微鏡にて確認できる程度に付着しているものを用いた。
[洗浄試験]
超音波洗浄機として、サン電子工業(株)製のSC−20型(品番;50kHz,200W)を用いた。
前記超音波洗浄機に、各例の洗浄剤組成物の原液をそれぞれ入れ、当該原液中に被洗浄サンプルを浸漬し、40℃で16分間の超音波洗浄を行った。
続いて、被洗浄サンプルを取り出し、別に用意した前記超音波洗浄機に、室温のイオン交換水を入れ、当該イオン交換水中に、取り出した被洗浄サンプルを浸漬し、洗浄時間を10分間とした以外は、洗浄剤組成物の原液による超音波洗浄処理と同じ条件で、超音波すすぎ処理を行った。
その後、被洗浄サンプルを取り出し、恒温乾燥機内に入れて、80℃で20分間の乾燥を行った。
乾燥終了後、偏光顕微鏡(品番:BX−60、オリンパス工業(株)製)を用いて、被洗浄サンプルの狭部における液晶材料の残留状態と、電極端子上のポリイミドの残留状態について、以下の評価基準に基づいて評価した。その結果を表1、2に示す。
(洗浄力の評価基準) ◎〜○が合格範囲
◎:完全に除去されていた。
○:ほとんど除去されていた。
△:少し除去されていた。
×:全く除去されていなかった。
なお、表中、「−」は、洗浄剤組成物を調製した直後から白濁していたため、評価を実施していない、ことを示す。
<液安定性の評価>
各例の洗浄剤組成物を調製した後、室温(25℃)と高温(50℃)の条件下でそれぞれ別個に保管し、1日間経過後の洗浄剤組成物の外観について、以下の評価基準に基づいて評価した。その結果を表1、2に示す。
(液安定性の評価基準) ◎〜○が合格範囲
◎:室温と高温のいずれも、均一で透明な外観を呈していた。
○:室温では均一で透明な外観を呈し、高温では白濁していた。
△:室温と高温のいずれも、白濁していた。
×:洗浄剤組成物の調製直後(室温)から白濁していた。
<洗浄力スタミナ性の評価>
各例の洗浄剤組成物の原液1000mLを、1000mLビーカーに入れ、これをウォーターバス内に設置し、一週間および一ヶ月間保存した。
保存中は当該ビーカーに蓋をせず、また、一日のうち8時間は50℃まで昇温して撹拌を行い、残りの16時間は室温で撹拌を行わずに放置した。洗浄剤組成物は、保存期間中、入れかえることなく、同じものを使い続けた。
一週間経過後と、一ヶ月間経過後の洗浄剤組成物をそれぞれ用いて、上述した<液晶汚れ及び端子上異物に対する洗浄力の評価>と同じ方法により端子上異物に対する洗浄力の評価を行い、以下の評価基準に基づいて、洗浄力スタミナ性の評価を行った。その結果を表1、2に示す。
(洗浄力スタミナ性の評価基準) ◎◎〜○が合格範囲。
◎◎:一週間経過後と、一ヶ月間経過後のいずれも、完全に除去されていた。
◎:一週間経過後は完全に除去され、一ヶ月間経過後もほとんど除去されていた。
○:一週間経過後はほとんど除去され、一ヶ月間経過後は少し除去されていた。
△:一週間経過後は少し除去されていたが、一ヶ月間経過後は除去されていなかった。
×:一週間経過後と、一ヶ月間経過後のいずれも、全く除去されていなかった。
Figure 2010143971
Figure 2010143971
以上の結果から、本発明に係る実施例の1〜11の洗浄剤組成物は、液晶パネルのギャップ(狭部)に付着した液晶汚れと、電極端子上に付着したポリイミド等の削りかす(端子上異物)の両方を同時に洗浄でき、かつ、液安定性が良好であることが確認できた。
また、本発明に係る実施例の1〜11の洗浄剤組成物は、洗浄力スタミナ性に優れていることも確認できた。

Claims (6)

  1. 液晶パネルの洗浄に用いる洗浄剤組成物において、
    有機アルカリ(A)と、
    炭化水素(B)と、
    ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及びスルホコハク酸型アニオン界面活性剤からなる群から選ばれる界面活性剤(C)とを含有し、かつ、
    pHが8.5以上であることを特徴とする洗浄剤組成物。
  2. 前記有機アルカリ(A)の酸解離指数(pKa)が7〜10である請求項1記載の洗浄剤組成物。
  3. 前記有機アルカリ(A)を2種以上併用する請求項2記載の洗浄剤組成物。
  4. pHが9以上である請求項1〜3のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
  5. 酸解離指数(pKa)が4〜7の酸(D)をさらに含有する請求項1〜4のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の洗浄剤組成物を用いることを特徴とする液晶パネルの洗浄方法。
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