JP2010141436A - 通信端末、情報送受信方法、および送受信プログラム - Google Patents

通信端末、情報送受信方法、および送受信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】大規模なメモリを必要とすることなく、一定期間データの受信を行わない状態に陥った通信端末が復帰する際に、当該期間中に他の通信端末が送信したデータを取得することができる通信端末を提供する。
【解決手段】通信端末100Aは、通信部101Aと、通信部を介してグループ端末のいずれかの通信端末100Bから脱退通知を受信すると、当該脱退通知を送信した脱退端末(100B)と関連付けて、脱退通知受信後にグループ端末100Cへ送信する送信データを、当該脱退端末の脱退中の通信データとして記憶する記憶部103Aと、通信部を介して脱退端末から復帰通知を受信すると、記憶部に記憶されている脱退中の通信データを、通信部を介して脱退端末に送信する通信制御部1061Aとを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、ネットワークを介して相互に接続可能な複数の通信端末を備える通信端末、情報送受信方法、および情報送受信プログラムに関し、特に、リアルタイムでデータを交換し合う複数の通信端末を備える通信端末、情報送受信方法、および情報送受信プログラムに関する。
従来から、それぞれの通信端末が互いにデータを送受信するためのチャットシステムが知られている。チャットシステムにおいては、それぞれの通信端末がインターネットなどを介してリアルタイムに文字情報や現在位置情報などを交換するものである。それぞれの通信端末のユーザは、チャットシステムを介して文字ベースの会話を行ったり、互いの現在位置を認識し合ったりすることができる。
たとえば、特開2005−266986号公報(特許文献1)には、移動通信システムが開示されている。特開2005−266986号公報(特許文献1)によると、携帯電話機はチャットメールのグループ設定を行い、それらの間でメールサーバを介してチャットメール送受信が行われると、携帯電話機にはそれぞれ送受信したチャットメールデータが端末内のメモリに保存されて表示される。携帯電話機は携帯電話機間のチャットメールのグループに途中から参加する場合、まずチャットメールのグループ設定を行う。携帯電話機は携帯電話機にそれまでのチャットメールデータを表示させるため、メモリ内に蓄積しているチャットメールデータを携帯電話機に転送する。携帯電話機はそのデータをメモリに保存して表示する。
また、特許第3965202号公報(特許文献2)には、リングを維持する上で必要な管理情報をリング全体で共有可能にするネットワーク通信機器が開示されている。特許第3965202号公報(特許文献2)によると、複数のノードがリング状に構成されているとともに、任意のノードを起点として送信されたメッセージをリング内で転送することによって、リング内でメッセージをマルチキャストする。送信先のノードにメッセージが到達してない場合、このノードが切断状態になった旨のメッセージが生成され、この送信先を除いたリング内で順方向および逆方向に送信される。
特開2005−266986号公報 特許3965202号公報
しかしながら、従来のチャットシステムにおいては、1の通信端末がチャット通信から脱退した場合に、下記のような不具合が生じていた。すなわち、脱退していた通信端末がチャット通信に復帰したときに、脱退中における他の通信端末がやり取りしたデータを得ることができない。つまり、脱退した通信端末のユーザは、脱退中に他の通信端末同士が送受信した情報を知ることができない。
また、チャット通信を管理するサーバに、当該チャット通信に参加している全ての通信端末が送信した全てのデータを蓄積する構成において、当該サーバに大規模なメモリが必要となる。すなわち、チャット通信の運営に多大のコストがかかってしまう。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、大規模なメモリを必要とすることなく、一定期間データの受信を行わない状態に陥った通信端末が復帰する際に、当該期間中に他の通信端末が送信したデータを取得することができる通信端末、データ送受信方法、およびデータ送受信プログラムを提供することである。
この発明のある局面に従うと、ネットワークを介して、所定の他の複数の通信端末から成るグループ端末との間で、通信データを送受信する通信部と、通信部を介してグループ端末のいずれかの通信端末から脱退通知を受信すると、当該脱退通知を送信した脱退端末と関連付けて、脱退通知受信後にグループ端末へ送信する送信データを、当該脱退端末の脱退中の通信データとして記憶する記憶部と、通信部を介して脱退端末から復帰通知を受信すると、記憶部に記憶されている脱退中の通信データを、通信部を介して脱退端末に送信する通信制御部とを備える通信端末が提供される。
好ましくは、記憶部は、脱退端末と関連付けて、脱退通知受信後のグループ端末から送信された受信データを、当該脱退端末の脱退中の通信データとして記憶する。
好ましくは、通信制御部は、通信部を介してグループ端末に脱退通知を送信する脱退通知部と、脱退通知部による脱退通知の送信後に通信部を介してグループ端末に復帰通知を送信し、脱退通知部による脱退通知から当該復帰通知までの脱退期間中にグループ端末の間で送受信された通信データとして、受信する脱退復帰部とを含む。
好ましくは、脱退通知部は、脱退通知を送信する際、記憶部に記憶されている脱退中の通信データを、グループ端末のいずれかの通信端末に、脱退端末の脱退中の通信データとして送信する。
好ましくは、通信端末は、表示部と、通信データに基づいて表示部に画像を表示させる表示制御部とをさらに備える。
好ましくは、通信端末は、現在位置を示す現在位置情報を取得する位置情報取得部をさらに備える。送信データは、現在位置情報を含む。画像は、通信端末の過去の移動経路を示す。
この発明の別の局面に従うと、ネットワークを介して所定の他の複数の通信端末から成るグループ端末との間で通信データを送受信する通信部と、演算処理部と、記憶部とを備える通信端末における情報送受信方法が提供される。情報送受信方法は、演算処理部が、通信部を介してグループ端末のいずれかの通信端末から脱退通知を受信するステップと、演算処理部が、当該脱退通知を送信した脱退端末と関連付けて、脱退通知受信後にグループ端末へ送信する送信データを、当該脱退端末の脱退中の通信データとして記憶部に記憶するステップと、演算処理部が、通信部を介して脱退端末から復帰通知を受信するステップと、演算処理部が、復帰通知に応じて、記憶部に記憶されている脱退中の通信データを、通信部を介して脱退端末に送信するステップとを備える。
この発明の別の局面に従うと、ネットワークを介して所定の他の複数の通信端末から成るグループ端末との間で通信データを送受信する通信部と、演算処理部と、記憶部とを備える通信端末に情報を送受信させるための送受信プログラムが提供される。送受信プログラムは、演算処理部に、通信部を介してグループ端末のいずれかの通信端末から脱退通知を受信するステップと、当該脱退通知を送信した脱退端末と関連付けて、脱退通知受信後にグループ端末へ送信する送信データを、当該脱退端末の脱退中の通信データとして記憶部に記憶するステップと、通信部を介して脱退端末から復帰通知を受信するステップと、復帰通知に応じて、記憶部に記憶されている脱退中の通信データを、通信部を介して脱退端末に送信するステップとを実行させる。
以上のように、本発明によって、大規模なメモリを必要とすることなく、一定期間データの受信を行わない状態に陥った通信端末が復帰する際に、当該期間中に他の通信端末が送信したデータを取得することができる通信端末、データ送受信方法、およびデータ送受信プログラムが提供される。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
また、以下では、携帯電話とPND(Personal Navigation Device)とカーナビゲーション装置(Satellite navigation system)とを「通信端末」の代表例として説明を行う。ここで、携帯電話と、PNDと、カーナビゲーション装置とは、たとえばGPS機能に代表される通信端末自身の現在位置を取得するための機能と地図データを格納する記憶部とを有しており、表示部を介して通信端末自身の現在位置や他の通信端末の現在位置を地図上に表示することができる。
そして、以下では、携帯電話やPNDやカーナビゲーション装置の各々に共通の構成や機能を説明する際には、携帯電話やPNDやカーナビゲーション装置の各々を「通信端末」と総称する。ただし、「通信端末」は、PDA(Personal Data Assistance)などのように、他の移動可能な情報通信機器にも適用可能なものである。
<ネットワークシステム1の全体構成>
まず、ネットワークシステム1の実施の形態1について説明する。図1は、本実施の形態に係るネットワークシステム1の一例を示す概略図である。図1に示すように、ネットワークシステム1は、複数の携帯電話100A(100B,100E)と、マッチングサーバ400と、インターネット網500と、キャリア網700とを含む。また、本実施の形態に係るネットワークシステム1は、車両250に搭載されるカーナビゲーション装置200と、パーソナルコンピュータ(PC;Personal Computer)300とを含む。
携帯電話100Aは、キャリア網700に接続可能に構成されている。カーナビゲーション装置200は、インターネット網500に接続可能に構成されている。パーソナルコンピュータ300は、LAN(Local Area Network)350やWAN(Wide Area Network)を介してインターネット網500に接続可能に構成されている。マッチングサーバ400は、インターネット網500に接続可能に構成されている。
より詳細には、第1から第5の携帯電話100A,100B,100E(第3および第4の携帯電話は図示しない。)と、カーナビゲーション装置200と、パーソナルコンピュータ300とは、キャリア網700やインターネット網500やマッチングサーバ400を介して互いに接続可能であって、互いにデータの送受信が可能である。また、第1から第5の携帯電話100A,100B,100Eと、カーナビゲーション装置200と、パーソナルコンピュータ300とには、自身を識別するための識別情報(たとえば、メールアドレスやIP(Internet Protocol)アドレスなど)が割り当てられる。すなわち、第1から第5の携帯電話100A,100B,100Eと、カーナビゲーション装置200と、パーソナルコンピュータ300とは、内部の記録媒体に他の通信端末の識別情報を記憶することができ、当該識別情報に基づいてキャリア網700やインターネット網500などを介して当該他の通信端末とデータ送受信を行うことができる。
なお、説明の容易化のために、以下では、第1から第5の携帯電話100A,100B,100Eと、カーナビゲーション装置200の各々に共通の構成や機能を説明する際には、それらを通信端末100とも総称する。
このようにして、本実施の形態に係る各通信端末100は、自身に割り当てられるIPアドレスを利用して、マッチングサーバ400を介さずに他の通信端末とデータ送受信を行うことができるものである。ここでは、各通信端末100がマッチングサーバ400にアクセスする際に、すなわち各通信端末100がインターネットにアクセスした際に、マッチングサーバ400あるいは他の図示しないサーバ装置などによって通信端末100にIPアドレスが割り当てられるものとする。IPアドレスの割り当て処理の詳細は公知であるので、ここでは説明を繰り返さない。
また、本実施の形態に係る各通信端末100は、自身に割り当てられたIPアドレスを利用することにより、直接的に相互にネットワークを介してデータ送受信を行うことが可能である。すなわち、本実施の形態に係るネットワークシステム1に含まれる第1から第5の携帯電話100A,100B,100Eと、カーナビゲーション装置200と、パーソナルコンピュータ300とは、いわゆるP2P(Pear to Pear)型のネットワークを構成することが可能である。
<ネットワークシステム1の動作概要>
次に、本実施の形態に係るネットワークシステム1の動作概要について説明する。図2は、ネットワークシステム1における動作概要を示すシーケンス図である。図1および図2に示すように、本実施の形態に係る各通信端末100は、P2P型のデータ送受信を行うために、はじめに互いのIPアドレスを交換(取得)する必要がある。そして、各通信端末100は、IPアドレスを取得したのちに、P2P型のデータ送受信によって自身が取得したメッセージ情報や現在位置情報や目的地情報などを他の通信端末に送信する。
これによって、各通信端末100は、自身に入力されたメッセージや、他端末から受信したメッセージなどを時系列で表示することができる。あるいは、各通信端末100は、自身の現在位置や、他の通信端末の現在位置や、目的地などとを同時に表示することができ、場合によって他の通信端末が既に通った移動経路を表示することが可能となる。
ただし、以下では、通信端末100のそれぞれが、マッチングサーバ400に生成されたチャットルームを介してメッセージを送受信し、その後互いのIPアドレスに基づいてP2P通信(以下、チャット通信ともいう。)を行う場合について説明する。
まず、第1の携帯電話100A(図2において端末A)が、マッチングサーバ400にIP登録(ログイン)を要求する(ステップS002)。第1の携帯電話100Aは、同時にマッチングサーバ400からIPアドレスを取得してもよいし、予め他のサーバ装置などからIPアドレスを取得してもよい。より詳細には、第1の携帯電話100Aは、キャリア網700、インターネット網500を介して、マッチングサーバ400に第1の携帯電話100AのメールアドレスやIPアドレスを新たなチャットルームの生成を要求するメッセージとともに送信する。第1の携帯電話100Aは、チャットルームの参加定員数を当該メッセージとともに、マッチングサーバ400に送信してもよい。
マッチングサーバ400は、その要求に応じてチャットルームを生成する。このとき、マッチングサーバ400は、チャットルームの生成が完了した旨を第1の携帯電話100Aに通知してもよい。マッチングサーバ400は、チャットルームのルーム名と参加中の通信端末のIPアドレスとを対応付けて格納する。このようにして、第1の携帯電話100は、新たなチャットルームを生成して、当該チャットルームに参加することができる。
第1の携帯電話100Aのユーザは、第2の携帯電話100B(図2において端末B)のユーザに、新たなチャットルームを生成したことを知らせる、すなわち第2の携帯電話100Bのユーザをチャットルームに招待する。たとえば、第1の携帯電話100Aは、キャリア網700やインターネット網500を介して、P2Pへの参加を要請するメールを第2の携帯電話100Bに送信する。あるいは、第1の携帯電話100Aのユーザは、電話によって第2の携帯電話のユーザにP2Pへの参加を要請する。
第2の携帯電話100Bのユーザは、そのメールや電話を受けて、マッチングサーバ400に、指定されたルーム名を有するチャットルームへ参加する旨のメッセージとともに、第2の携帯電話100BのメールアドレスやIPアドレスを送信する(ステップS006)。第2の携帯電話100Bは、同時にマッチングサーバ400から自身のIPアドレスを取得してもよいし、先に自身のIPアドレスを取得してからマッチングサーバ400にアクセスしてもよい。これによって、第2の携帯電話100Bはチャットルームに参加することができる。
同様にして、第1の携帯電話100Aのユーザは、第3および第4の携帯電話(図2には図示しない。)や、第5の携帯電話100E(図2において端末E)のユーザにも、新たなチャットルームを生成したことを知らせる。そして、第5の携帯電話100Eのユーザは、第1の携帯電話100Aからメールや電話を受けて、マッチングサーバ400に、指定されたルーム名を有するチャットルームへ参加する旨のメッセージとともに、第5の携帯電話100EのメールアドレスやIPアドレスを送信する(ステップS008)。このようにして、第3〜第5の携帯電話100Eもチャットルームに参加することができる。
マッチングサーバ400は、チャットルームを生成するメッセージを受けてから所定時間経過した場合、あるいはチャットルームに参加する通信端末100の数がチャットルームの参加定員数に達した場合に、インターネット網500やキャリア網700を介して、第1〜第5の携帯電話100A,100B,100Eにマッチングが完了した旨の通知を行う。
より詳細には、マッチングサーバ400は、第1の携帯電話100Aに、第2〜第5の携帯電話100B,100EのIPアドレスを送信する。マッチングサーバ400は、第2の携帯電話100Bに、第1の携帯電話100Aと第3〜第5の携帯電話100EのIPアドレスを送信する。マッチングサーバ400は、第5の携帯電話100Eに、第1〜第4の携帯電話100A,100BのIPアドレスを送信する。そして、マッチングサーバ400は、当該チャットルームを削除する。
第1の携帯電話100Aと第2の携帯電話100Bと第5の携帯電話100Eとは、他の通信端末のIPアドレスに基づいて、互いに相手を認証する。そして、第1の携帯電話100Aと第2の携帯電話100Bと第5の携帯電話100Eとは、互いにチャット通信を開始する(ステップS018)。ここでは、第1の携帯電話100Aと第2の携帯電話100Bと第5の携帯電話100Eとは、自身に入力されたメッセージ情報や自身の現在位置情報や目的地情報や経路情報などを相互に送受信する。
そして、第1の携帯電話100Aが、第2の携帯電話100Bにチャット通信を切断する旨のメッセージを送信すると(ステップS030)、第2の携帯電話100Bは、第1の携帯電話100Aに切断する要求を受け付けた旨のメッセージを送信し(ステップS032)、第1の携帯電話100Aと第2の携帯電話100Bとのチャット通信が終了する。
特に、本実施の形態に係るネットワークシステム1においては、予め各通信端末を管理すべき通信端末の優先順位が決められている。そして、いずれかの通信端末が脱退すると、当該いずれかの通信端末を管理すべき通信端末が、当該いずれかの通信端末のために、当該いずれかの通信端末が脱退中にやり取りされたデータを蓄積する。ここでは、第1の携帯電話100Aがチャット通信から脱退した場合、第1の携帯電話100Aの脱退中に第5の携帯電話100Eが、他端末(第2の携帯電話100Bなど)から受信したデータや他端末(第2の携帯電話100Bなど)へと送信したデータを蓄積しておく。そして、第1の携帯電話100Aがチャット通信に復帰したときに、第5の携帯電話100Eは蓄積したデータを第1の携帯電話100Aへと送信する。
ただし、第1の携帯電話100Aが脱退中に、データを蓄積する通信端末は、第5の携帯電話100Eでなくともよい。たとえば、第1の携帯電話100Aがチャット通信から脱退した場合、脱退中に第2の携帯電話100Bが、他端末から受信したデータや他端末へと送信したデータを蓄積してもよい。そして、第1の携帯電話100Aがチャット通信に復帰したときに、第2の携帯電話100Bが蓄積したデータを第1の携帯電話100Aへと送信してもよい。
このような構成により、本実施の形態に係るネットワークシステム1は、第1の携帯電話100Aがチャット通信に復帰したときに、脱退中にやり取りされたデータを取得することができる。そして、脱退中にやり取りされたデータのみを、第1の携帯電話100Aを管理すべき通信端末のみが蓄積すればよい。すなわち、ネットワークシステム1に大規模なメモリが装備されなくとも、復帰した第1の携帯電話100Aが脱退中にやり取りされたデータを取得することができる。
以下、このような機能を実現するための構成について詳述する。
<携帯電話100のハードウェア構成>
本実施の形態に係る携帯電話100のハードウェア構成について説明する。図3は、本施の形態に係る通信端末100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施の形態に係る通信端末100は、外部のネットワークとの間でデータを送受信する通信デバイス101と、自身の現在位置情報を取得するGPS部102と、プログラムや各種データベースを記憶する記憶部103と、各種情報の入力を受け付ける入力部104と、時刻(時間)を計測する計時部105と、制御部106と、ディスプレイ107と、ペンタブレット119とを含む。
通信デバイス101は、制御部106からの通信データを通信信号に変換し、その通信信号を図示しないアンテナを介して発信する。通信デバイス101は、アンテナを介して受信した通信信号を通信データに変換し、その通信データを制御部106に入力する。
GPS部102は、図示しない測位アンテナを介して衛星などから受信した測位用電波に基づいて、通信端末100の現在位置を示す現在位置情報を生成し、その現在位置情報を制御部106に入力する。
入力部104は、キー入力操作などによってユーザから情報を受け付ける。たとえば、入力部104は、テンキーや決定キーなどを含み、相手先アドレスの選択命令やメール本文の入力などを受け付ける。
制御部106は、CPU(Central Processing Unit)などによって実現され、携帯電話100の各部を制御する。制御部106は、記憶部103から制御プログラムを読み出して、当該制御プログラムを実行する。そして、制御部106は、入力部104を介してユーザから各種の命令を受け付ける。制御部106は、通信デバイス101やネットワークを介して外部の通信端末とデータの送受信を行う。
たとえば、制御部106は、通信デバイス101を介して、GPS部102が取得した現在位置情報を他の通信端末に送信したり、他の通信端末から現在位置情報を受信したりする。制御部106は、GPS部102が取得した現在位置情報を経路情報として順次記憶部103に格納したり、当該経路情報を通信デバイス101を介して他の通信端末に送信したりする。
本実施の形態に係るディスプレイ107は、液晶パネルやCRT(Cathode Ray Tube)から構成される。そして、本実施の形態に係る通信端末100においては、ディスプレイ107の下側(裏側)にペンタブレット119が敷設されている。これによって、ユーザは、たとえばスタイラスペンや指などを用いることによって、ペンタブレット119を介して図形情報などを制御部106に手書き入力することができる。すなわち、本実施の形態に係るディスプレイ107とペンタブレット119とは、いわゆるタッチパネルを構成する。
記憶部103は、たとえば、作業用メモリとして機能する揮発性のS−RAM(Static-Random Access Memory)や、制御プログラムなどを格納する不揮発性のROM(Read Only Memory)や、不揮発性のNV−RAM(Non-Volatile Random Access Memory)や、静止画像データや動画像データなどを記憶する不揮発性のHDD(Hard Disk Drive)などによって実現される。記憶部103は、各通信端末のIPアドレスやメールアドレスや電話番号やニックネームなどを格納する端末ファイル1031や、各通信端末のトポロジ情報を格納するトポロジファイル1032や、各通信端末の現在位置情報を格納する位置ファイル1033や、脱退管理情報(以下、管理情報ともいう。)を格納する管理ファイル1034などを記憶する。
図4は、記憶部103に記憶されるトポロジファイル1032のデータ構造を示すイメージ図である。図4を参照して、トポロジファイル1032は、各通信端末が接続中であるか否かを示すデータを格納する。すなわち、トポロジファイル1032は、各通信端末がチャット通信中であるか否かを示すフラグを有する。これによって、制御部106は、通信デバイス101を介して、他の通信端末のIPアドレスに基づいて当該他の通信端末にデータを送信することができる。
図5は、記憶部103に記憶される位置ファイル1033のデータ構造を示すイメージ図である。図5を参照して、位置ファイル1033は、各通信端末の現在位置情報Pos(A,t1),Pos(B,t2),Pos(C,t3),Pos(D,t4),Pos(E,t5)を格納する。より詳細には、位置ファイル1033は、各通信端末の現在位置を示す座標値を現在位置情報として格納する。GPS部102は、取得した現在位置情報を位置ファイル1033に格納する。制御部106は、通信デバイス101を介して他の通信端末から当該他の通信端末の現在位置情報を受信して、当該現在位置情報を位置ファイル1033に格納する。
これによって、位置ファイル1033には、各通信端末の最新の現在位置情報が格納される。すなわち、制御部106は、チャット通信中の通信端末の現在位置を認識することができる。加えて、制御部106は、自身の現在位置情報や他の通信端末の現在位置情報を、通信デバイス101を介して他の通信端末に送信することができる。また、制御部106は、自身の現在位置情報や他の通信端末の現在位置情報に基づいて、ディスプレイ107に、自身の現在位置や他の通信端末の現在位置を地図上に表示させることができる。
図6は、記憶部103に記憶される管理ファイル1034のデータ構造を示すイメージ図である。図6を参照して、管理ファイル1034は、脱退中の他の通信端末のために、当該他の通信端末が脱退中に自身が送信した送信データ(現在位置情報(E,t5)など)と、当該他の通信端末が脱退中に自身が受信した受信データ(現在位置情報(B,t1)など)とを管理情報として格納する。
より詳細には、送信データとは、他端末の現在位置情報であって、受信データとは、自身の現在位置情報である。管理情報とは、他の通信端末がチャット通信から脱退した後にチャット通信で送受信された現在位置情報やメッセージ情報の束を言う。ただし、各通信端末のための管理情報には、当該通信端末の脱退時の状態を示すステータス情報Stat(A)が含まれてもよい。そして、当該通信端末のステータス情報や当該通信端末の管理情報は、後述する脱退通知に含まれてもよい。
たとえば第5の携帯電話100Eの制御部106は、通信デバイス101を介して第1の携帯電話100Aから脱退通知を受信すると、第1の携帯電話100Aを識別するための識別情報と、第1の携帯電話100Aの脱退時の状態を示すステータス情報とを対応付けて、管理ファイル1034に格納する。そして、当該脱退通知を受信後に受信した他の通信端末の現在位置情報および当該脱退通知を受信後に取得した自身の現在位置情報を、管理情報として識別情報に対応付けて管理ファイル1034に格納する。
その後、第5の携帯電話100Eの制御部106は、通信デバイス101を介して第2の携帯電話100Bから脱退通知を受信すると、第2の携帯電話100Bを識別するための識別情報と、第2の携帯電話100Bの脱退時の状態を示すステータス情報とを対応付けて、管理ファイル1034に格納する。そして、当該脱退通知を受信後に受信した他の通信端末の現在位置情報および当該脱退通知を受信後に取得した自身の現在位置情報を、識別情報に対応付けて管理ファイル1034に格納する。
そして、第5の携帯電話100Eの制御部106は、通信デバイス101を介して第1の携帯電話100Aから復帰通知を受信すると、第1の携帯電話100Aを識別するための識別情報に基づいて、ステータス情報と、他の通信端末の現在位置情報と、自身の現在位置情報とを管理ファイル1034から読み出して、通信デバイス101を介して第1の携帯電話100Aに送信する。
また、第5の携帯電話100Eの制御部106は、通信デバイス101を介して第2の携帯電話100Bから復帰通知を受信すると、第2の携帯電話100Bを識別するための識別情報に基づいて、ステータス情報と他の通信端末の現在位置情報と自身の現在位置情報とを管理ファイル1034から読み出して、それらを通信デバイス101を介して第2の携帯電話100Bに送信する。すなわち、制御部106は、第2の携帯電話100Bのための管理情報を管理ファイル1034から読み出して、当該管理情報を第2の携帯電話100Bに送信する。
<ネットワークシステムおよび通信端末の機能構成>
図7は、本実施の形態に係るネットワークシステム1および通信端末(第1の携帯電話100A、第2の携帯電話100B、第3の携帯電話100C)の機能構成を示すブロック図である。図7に示すように、本実施の形態に係る第1の携帯電話100Aは、第1の通信デバイス101Aと、第1の通信制御部1061Aと、第1の表示制御部1062Aと、第1のディスプレイ107Aと、第1のGPS部102Aと、第1の記憶部103Aとを含む。なお、第2の携帯電話100Bと第3の携帯電話100Cの機能構成は、第1の携帯電話100Aのそれと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
前述したように、第1のGPS部102A(位置情報取得部)は、図示しない測位アンテナやGPS信号処理部などによって実現される。すなわち、第1のGPS部102Aは、GPS衛星などから測位用の電波を受信して、第1の携帯電話100Aの現在位置情報(経度や緯度を含む位置座標)を取得する。第1のGPS部102Aは、取得した現在位置情報に基づいて、第1の記憶部103Aの位置ファイル1033に追加する。
第1の入力部104Aは、ユーザからメッセージや目的地や他の通信端末のメールアドレスなどを受け付けて、そのメッセージや目的地を第1の記憶部103Aに格納する。なお、第1の入力部104Aの代わりにペンタブレット119が、ユーザからメッセージや目的地や他の通信端末のメールアドレスなどを受け付けて、そのメッセージや目的地を格納してもよい。
第1のディスプレイ107Aは、第1の表示制御部1062Aからのデータに基づいて、画像やテキストを表示する。具体的には、第1のディスプレイ107Aは、第1の表示制御部1062Aからのデータに基づいて、第1の携帯電話100Aに入力されたメッセージや、他の通信端末から受信したメッセージを表示する。また、第1のディスプレイ107Aは、第1の携帯電話100A自身の現在位置や他の通信端末の現在位置や目的地や他の通信端末の移動経路を地図上に表示する。
第1の通信デバイス101Aは、図示しない通信アンテナや信号処理部によって実現される。第1の通信デバイス101Aは、インターネット網500やキャリア網700を介して、各種のデータを他の通信端末へと送信し、各種のデータを他の通信端末から受信する。
上述したように、第1の記憶部103Aは、端末ファイル1031と、トポロジファイル1032と、位置ファイル1033と、管理ファイル1034とを記憶する。
<制御部106の機能構成>
第1の通信制御部1061Aと、第1の表示制御部1062Aとは、制御部106などによって実現される機能である。より詳細には、制御部106が有する各機能は、制御部106が記憶部103などに記憶される制御プログラムを実行して、図1および図2に示される各ハードウェアを制御することによって実現される機能である。たとえば、制御部106は、記憶部103の不揮発性メモリを実現するROMやHDDなどに予め格納されたプログラムを、同じく記憶部103の作業用メモリを実現するS−RAMに読み出して実行することにより、上記の機能ブロックを実現する。
第1の通信制御部1061Aは、チャット通信中に、通信デバイス101Aを用いてインターネット網500を介して、他の通信端末から現在位置情報(受信データ)を受信して、当該現在位置情報を第1の記憶部103の位置ファイル1033に格納したり、第1の表示制御部1062Aに受け渡したりする。逆に、第1の通信制御部1061Aは、他の通信端末から受信した現在位置情報や、第1のGPS部102Aが取得した現在位置情報(送信データ)を、第1の通信デバイス101Aを用いてインターネット網500を介して、他の通信端末に送信する。
また、第1の通信制御部1061Aは、チャット通信中に、第1の携帯電話100Aに入力されたメッセージ(送信データ)を、第1の通信デバイス101Aを用いてインターネット網500などを介して他の通信端末に送信する。逆に、第1の通信制御部1061Aは、第1の通信デバイス101Aを用いてインターネット網500を介して他の通信端末からメッセージ(受信データ)を受信して、当該メッセージを第1の記憶部103Aに格納したり、当該メッセージを第1の表示制御部1062Aに受け渡したりする。
また、脱退通知部として機能する第1の通信制御部1061Aは、チャット通信を終了する際に、第1の入力部104を介して入力された脱退命令に基づいて、脱退通知を第1の通信デバイス101Aを用いてインターネット網500などを介して他の通信端末に送信する。脱退通知は、脱退する通信端末が保有しているステータス情報(Stat(A)など)を含む。たとえば、脱退通知は、脱退する通信端末に記憶されている位置情報を含む。また、第1の記憶部103Aの管理ファイル1034に他の通信端末のための管理情報が格納されている場合には、第1の入力部104Aが脱退命令を受け付けると、第1の通信制御部1061Aは脱退通知とともに当該管理情報をも他の通信端末に送信する。
逆に、第1の通信制御部1061Aは、第1の通信デバイス101Aを用いて他の通信端末から脱退通知を受信して、当該他の通信端末がチャット中でない状態にトポロジファイル1032を更新する。また、第1の通信制御部1061Aは、他の通信端末から脱退命令とともに管理情報をも受信する。
第1の通信制御部1061Aが他の通信端末から脱退通知を受け付けると、第1の記憶部103Aは当該他の通信端末とステータス情報とを対応付けて管理ファイル1034に記憶する。第1の記憶部103Aは、その後に第1の携帯電話100Aが第1のGPS部102Aや第1の通信デバイス101Aを介して取得した現在位置情報を、当該他の通信端末のための管理情報として管理ファイル1034に格納する。
また、第1の通信制御部1061Aは、他の通信端末から脱退通知とともに管理情報を受け付けると、その後に第1の携帯電話100Aが第1のGPS部102Aや第1の通信デバイス101Aを介して取得した現在位置情報を、当該他の通信端末の管理情報として管理ファイル1034に格納するとともに、受信した管理情報に対応する他の通信端末のための追加の管理情報として管理ファイル1034に格納する。
同様に、脱退復帰部として機能する第1の通信制御部1061Aは、チャット通信を再開する際に、第1の入力部104を介して入力された復帰命令に基づいて、復帰通知を、第1の通信デバイス101Aを用いてインターネット網500などを介して他の通信端末に送信する。逆に、第1の通信制御部1061Aは、第1の通信デバイス101Aを用いて他の通信端末から復帰命令を受信して、当該他の通信端末がチャット中である状態にトポロジファイル1032を更新する。
そして、第1の通信制御部1061Aは、他の通信端末から復帰情報を受信した際に、管理ファイル1034から当該他の通信端末に対応する管理情報を読み出す。第1の通信制御部1061Aは、通信デバイス101Aを介して管理情報を当該他の通信端末に送信する。
第1の表示制御部1062Aは、第1の位置ファイル1033を参照して、自身と他の通信端末の現在位置を第1のディスプレイ107Aに表示させる。あるいは、第1の表示制御部1062Aは、第1の記憶部103Aを参照して、自身に入力されたメッセージや他端末から受信したメッセージを、第1のディスプレイ107Aに表示させる。あるいは、第1の表示制御部1062Aは、第1の記憶部103Aを参照して、受信した管理情報に基づいて第1のディスプレイ107Aに各通信端末の移動経路や地図を表示させる。
これによって、他の通信端末は、脱退通知を送信してから復帰通知を受信するまでの間に、チャット通信されたメッセージや現在位置情報を取得することができる。なお、上述したように、第2の携帯電話100Bと第3の携帯電話100Cの機能構成は、第1の携帯電話100Aのそれと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
本実施の形態に係るネットワークシステム1および携帯電話100A,100B,100Cは、以上の構成されるので、たとえば以下のような機能を発揮する。まず、チャット通信中に、第2の携帯電話100Cのユーザが、第2の入力部104Bに脱退命令を入力すると、第2の通信制御部1061Bは第2の通信デバイス101Bを用いてインターネット網500を介して、第1の携帯電話100Aに脱退通知を送信する。
第1の通信制御部1061Aは、第1の通信デバイス101Aを介して脱退通知を受信して、第1のトポロジファイル1032を更新する。同様に、第3の通信制御部1061Cも、第3の通信デバイス101Cを介して脱退通知を受信して、第3のトポロジファイルを更新する。このとき、第2の携帯電話100Bは、第2の通信制御部1061Bと第2の通信デバイス101Bとを介して、チャット通信を中断する。
そして、第1の携帯電話100Aは、第1のGPS部102Aが取得した自身の現在位置情報や、第1の通信デバイス101を介して受信した他の通信端末の現在位置情報を、第2の携帯電話100Bのための管理情報として第1の管理ファイル1034に蓄積する。第2の携帯電話100Cのユーザが、第2の入力部104Bに復帰命令を入力すると、第2の携帯電話100Bは他の通信端末のIPアドレスに基づいてチャット通信を再開する。第2の通信制御部1061Bは、第2の通信デバイス101Bを用いてインターネット網500を介して、第1の携帯電話100Aおよび第3の携帯電話100Cに復帰通知を送信する。
第1の通信制御部1061Aは、第1の通信デバイス101Aを介して復帰通知を受信して、第1のトポロジファイル1032を更新する。同様に、第3の通信制御部1061Cも、第3の通信デバイス101Cを介して復帰通知を受信して、第3のトポロジファイルを更新する。
このとき、第1の携帯電話100Aの第1の通信制御部1061Aは、第1の通信デバイス101Aを用いてインターネット網500を介して、第2の携帯電話100Bに管理情報を送信する。第2の携帯電話100Bの第2の表示制御部1062Bは、管理情報に基づいて、第1の携帯電話100Aや第3の携帯電話100Cの移動経路や第1の携帯電話100Aと第2の携帯電話100Bとの間でやり取りされたメッセージなどを第2のディスプレイ107Bに表示させる。
<ネットワークシステムにおけるデータ通信の概要>
次に、本実施の形態に係るネットワークシステム1におけるデータ通信の概要について説明する。
(チャット通信開始時の記憶部の状態)
まず、チャット通信の開始時における、各通信端末の記憶部103の状態について説明する。図8は、本実施の形態に係るチャット通信の開始時における各通信端末の記憶部103の状態を示すイメージ図である。以下では、第1の携帯電話100A(以下、端末Aともいう。)と、第2の携帯電話100B(以下、端末Bともいう。)と、第3の携帯電話100C(以下、端末Cともいう。)、第4の携帯電話100D(以下、端末Dともいう。)と、第5の携帯電話100E(以下、端末Eともいう。)とが、チャット通信を行う場合について説明する。
図8を参照して、本実施の形態に係るネットワークシステム1においては、各通信端末が取得した現在位置情報およびメッセージは、端末A、端末B、端末C、端末D、端末Eの順に伝達される。但し、各通信端末が取得した現在位置情報およびメッセージが、端末E、端末D、端末C、端末B、端末Aの順に伝達されるものであってもかまわない。
また、チャット通信に参加する通信端末は、マッチングサーバ400に生成されたルームに入室した順に端末A〜端末Eとして設定されるものである。すなわち、本実施の形態においては、現在位置情報やメッセージが図8における順方向に送信される。但し、たとえば、チャット通信に参加する通信端末は、IPアドレスが小さいものから順に端末A〜端末Eとして設定されるものであってもかまわない。
また、本実施の形態に係るネットワークシステム1においては、各通信端末(第2の通信端末)を管理するための端末(第1の通信端末)は、当該各通信端末(第2の通信端末)の上流側の端末に設定されている。ただし、各通信端末(第2の通信端末)を管理するための端末(第1の通信端末)が、当該各通信端末(第2の通信端末)の下流側の端末であってもよい。すなわち、各通信端末(第2の通信端末)を管理するための端末(第1の通信端末)の優先順位が予め設定されていればよい。
あるいは、各通信端末(第2の通信端末)が、脱退する際に、他の通信端末の中から自身を管理する通信端末を選択する構成であってもよい。この場合には、各通信端末は、ユーザから脱退命令を受け付けた際に、ユーザから現在チャット通信に接続中の通信端末から管理端末を選択する命令を受け付けることもできる。
チャット通信の開始時において、端末Aの記憶部103のトポロジファイル1032は、各通信端末毎にチャット通信中であることを示す情報、すなわち接続中であることを示す情報を格納する。位置ファイル1033は、未だ各通信端末毎の現在位置情報を格納していない。管理ファイル1034は、未だいずれの通信端末のための管理情報をも格納していない。なお、端末B〜端末Eの記憶部103の状態は、端末Aにおけるそれと同様であるため、ここでは説明を繰返さない。
(現在位置情報のデータの流れ)
次に、端末Aが取得した現在位置情報が他の通信端末へと伝達される際のデータの流れ構成について説明する。図9は、本実施の形態に係るネットワークシステム1における端末Aが取得した現在位置情報のデータの流れを示すイメージ図である。
図9(A)を参照して、端末AのGPS部102は、自身の現在位置を示す現在位置情報を取得する。GPS部102は、取得した現在位置情報を、端末Aに対応付けて位置ファイル1033に格納する。
図9(B)に示すように、端末Aは、取得した現在位置情報を、通信デバイス101を用いてインターネット網500を介して端末Bに送信する。端末Bは、自身の通信デバイス101を介して端末Aから現在位置情報を受信する。端末Bは、当該現在位置情報を端末Aに対応付けて自身の位置ファイル1033に格納する。
図9(C)を参照して、端末Bは、自身の通信デバイス101を介して端末Aの現在位置情報を端末Cへと送信する。端末Cは、端末Bから受信した端末Aの現在位置情報を、端末Aに対応付けて自身の位置ファイル1033に格納する。端末Cは、端末Aの現在位置情報を端末Dへと送信する。端末Dは、端末Cから端末Aの現在位置情報を受信する。端末Dは、当該現在位置情報を端末Aに対応付けて位置ファイル1033に格納する。端末Dは、端末Aの現在位置情報を端末Eへと送信する。端末Eは、端末Dから端末Aの現在位置情報を受信して、端末Aの現在位置情報を端末Aに対応付けて自身の位置ファイル1033に格納する。端末Eは、端末Aの現在位置情報を端末Aへと送信する。端末Aは、端末Eから自身の現在位置情報を受信して、当該現在位置情報を破棄する。
このようにして、端末Aが取得した端末Aの現在位置情報が、端末A〜端末Eに共有される。たとえば、端末Bは、端末Aの現在位置情報に基づいて、ディスプレイ107に端末Aの現在位置を地図上に表示させることができる。
(端末Bが脱退する際のデータの流れ)
次に、チャット通信中に、端末Bがチャット通信から脱退する場合のデータの流れについて説明する。図10は、本実施の形態に係るネットワークシステム1におけるチャット通信中に端末Bがチャット通信から脱退する場合のデータの流れを示すイメージ図である。
図10(A)を参照して、チャット通信中において、各通信端末のトポロジファイル1032は、各通信端末の接続情報として接続中であることを示す情報を格納している。この状態において、端末Bのユーザが端末Bに脱退命令を入力する。
図10(B)を参照して、端末Bは、ユーザから脱退命令を受付けて、通信デバイス101を介して端末A、端末C、端末D、端末Eに脱退通知を送信する。端末A、端末C、端末D、端末Eは、各々のトポロジファイル1032の端末Bに対応する接続情報を脱退中に変更する。上述したように、各通信端末を管理するための端末は、当該各通信端末の上流側の端末に設定されている。
図10(C)を参照して、端末Bは、自己を管理すべき通信端末である端末Aに対して、端末Bの脱退時の状態を示す端末Bのステータス情報(Stat(B))を送信する。端末Aは、端末Bからステータス情報を受信して、自身の管理ファイル1034に、端末Bのステータス情報に対応付けて端末Bを識別するための情報を格納する。その後、端末Aは、端末Bのための管理情報を管理ファイル1034に蓄積し始める。
図10(D)を参照して、端末Aは、端末Bへとステータス情報を受取った旨のメッセージが送信される。端末Bは、当該メッセージを受信して、チャット通信から脱退する。これによって、端末Bのチャット通信からの脱退が完了する。
(端末Bが脱退中のデータの流れ)
次に、端末Bがチャット通信から脱退している間のデータの流れについて説明する。図11は、本実施の形態に係るネットワークシステム1における端末Bがチャット通信から脱退している間のデータの流れを示すイメージ図である。以下では、端末EがGPS部102を用いて現在位置情報を取得した場合について説明する。
図11(A)を参照して、端末Eは、自身のGPS部102を用いて自身の現在位置情報を取得する。端末Eは、位置ファイル1033に、端末Eの現在位置情報を端末Eに対応付けて格納する。端末Eは、端末Eの現在位置情報を端末Aへと送信する。
図11(B)を参照して、端末Aは、端末Eから端末Eの現在位置情報を受信して、自身の位置ファイル1033に、端末Eの現在位置情報を端末Eに対応付けて格納する。すなわち、端末Aは、位置ファイル1033を更新する。
そして、端末Aは、管理ファイル1034に端末Eに対応付けて端末Eの現在位置情報を格納する。このとき、管理ファイル1034においては、端末Bを識別するための情報と、端末Bのステータス情報と、端末Eの現在位置情報とが対応付けて格納されている。
図11(C)を参照して、端末Aは、受信した端末Eの現在位置情報を端末Cへと送信する。端末Cは、端末Aから端末Eの現在位置情報を受信して、自身の位置ファイル1033に端末Eに対応付けて端末Eの現在位置情報を格納する。そして、端末Cは、端末Eの現在位置情報を端末Dへと送信する。端末Dは、端末Cから端末Eの現在位置情報を受信して、自身の位置ファイル1033に端末Eに対応付けて端末Eの現在位置情報を格納する。端末Dは、端末Dの現在位置情報を端末Eへと送信する。端末Eは、端末Dから端末Eの現在位置情報を受信して、当該端末Eの現在位置情報を破棄する。
(端末Bが復帰する際のデータの流れ)
次に、チャット通信から脱退していた端末Bがチャット通信に復帰する場合のデータの流れについて説明する。図12は、本実施の形態に係るネットワークシステム1における端末Bがチャット通信に復帰する場合のデータの流れを示すイメージ図である。
図12(A)を参照して、端末Bがチャット通信に復帰する際、端末Bは、ユーザから復帰命令を受け付けて、通信デバイス101を介して端末A、端末C、端末D、端末Eに復帰通知を送信する。
図12(B)を参照して、端末A、端末C、端末D、端末Eは、端末Bから復帰通知を受信して、端末BへとACK(acknowledgement)メッセージを送信する。このとき、端末A、端末C、端末D、端末Eは、自身のトポロジファイル1032の端末Bに対応する接続情報を接続中に変更する。
図12(C)を参照して、端末Bは、通信デバイス101を介して、端末A、端末C、端末D、端末EからACKメッセージを受信する。端末Bは、自身のトポロジファイル1032の各通信端末に対する接続情報を接続中に変更する。そして、端末Bを管理すべき端末Aは、端末Bからの復帰通知に応じて、管理ファイル1034を参照して管理ファイル1034に格納されている端末Bのための管理情報を端末Bへと送信する。端末Bは、端末Aから管理情報を受信して、当該管理情報を記憶部103に格納する。端末Bは、管理情報に基づいて、ディスプレイ107に画像を表示させることができる。その後の現在位置情報やメッセージなどのデータの流れは、図9に示したとおりであるので、ここでは説明を繰返さない。
(端末Bの脱退中における端末Aが脱退する際のデータの流れ)
次に、チャット通信から端末Bが脱退している間に、さらに端末Aがチャット通信から脱退する場合のデータの流れについて説明する。図13は、端末Bの脱退中にさらに端末Aが脱退する場合のデータの流れを示すイメージ図である。
図13(A)を参照して、チャット通信から端末Bが脱退しているとき、端末Bを管理すべき端末Aは、端末Bに対応する管理情報を管理ファイル1034に保持している。
図13(B)を参照して、端末Aのユーザが端末Aに脱退命令を入力すると、端末Aは脱退命令に応じ、通信デバイス101を介してトポロジファイル1032において接続中に設定されている端末C、端末D、端末Eに対して、脱退通知を送信する。端末C、端末D、端末Eは、端末Aから脱退通知を受信して、自身のトポロジファイル1032の端末Aに対応する接続情報を脱退中に変更する。ここでは、端末Aを管理すべき端末は、端末Aの上流側の端末である端末Eである。
図13(C)を参照して、端末Aは、端末Aの脱退時の状態を示すステータス情報を端末Eに送信する。このとき、端末Aは、管理ファイル1034に端末Bに対応する管理情報を保持しているため、これまで蓄積した端末Bに対応する管理情報を端末Eに送信する。端末Eは、端末Aから脱退通知、端末Aのステータス情報を受信して、管理ファイル1034に端末Aを識別するための情報と端末Aのステータス情報とを対応付けて格納する。また、端末Eは、端末Aから端末Bのための管理情報を受信して、自身の管理ファイル1034に、端末Bを識別するための情報と端末Bのステータス情報と端末Bの管理情報とを対応付けて格納する。これによって、端末Eは、端末Aおよび端末Bのために、チャット通信にて送受信される各通信端末の現在位置情報を蓄積し始める。
図13(D)を参照して、端末Aは、端末Eから、脱退通知を受信した旨のメッセージあるいは端末Aのステータス情報を受信した旨のメッセージを受信して、チャット通信から脱退する。これによって、端末Aのチャット通信からの脱退が完了する。
(先に端末Aが復帰する場合のデータの流れ)
次に、チャット通信から端末Aおよび端末Bが脱退している状態において、先に端末Aがチャット通信に復帰する場合のデータの流れについて説明する。図14は、先に端末Aがチャット通信に復帰する場合のデータの流れを示すイメージ図である。
図14(A)を参照して、端末Aおよび端末Bは、チャット通信に参加していない。端末C、端末D、端末Eはチャット通信を行っている。
図14(B)を参照して、端末Aのユーザが端末Aに復帰命令を入力すると、端末Aは、端末B、端末C、端末D、端末Eに対し、復帰通知を送信する。
図14(C)を参照して、端末C、端末D、端末Eは、端末Aからの復帰通知に応じて、自身のトポロジファイル1032の端末Aに対応する接続情報を接続中に変更する。端末C、端末D、端末Eは、端末Aからの復帰情報を受信して、端末AにACKメッセージを送信する。端末Aは、端末C、端末D、端末EからACKメッセージを受信して、自身のトポロジファイル1032の端末A、端末C、端末D、端末Eに対応する接続情報を接続中に変更する。
図14(D)を参照して、端末Aがチャット通信に復帰したので、端末Eは、端末Aに端末Aのステータス情報および端末Aのための管理情報を送信する。また、端末Aは端末Bを管理すべき端末であるため、端末Eは、端末Aに端末Bのステータス情報および端末Bのための管理情報を送信する。端末Aは、端末Eから端末Aのステータス情報および端末Aのための管理情報を受信して、端末Aのステータス情報と端末Aのための管理情報を記憶部103に格納する。
これによって、端末Aは、端末Aのステータス情報および端末Aのための管理情報を参照して、ディスプレイ107に他の通信端末の移動経路などの画像を表示させることができる。また、このとき、端末Eからは端末Eの現在位置情報が端末Aへと送信され、端末Aは端末Eの最新の現在位置情報を自身の位置ファイル1033に端末Eに対応付けて格納する。
そして、端末Aは、自身の管理ファイル1034に端末Bを識別するための情報と端末Bのステータス情報と端末Bのための管理情報とを対応付けて格納する。これによって、端末Aのチャット通信への復帰が完了する。その後、端末A、端末C、端末D、端末Eの間で現在位置情報が送受信され、端末Aは、端末Bのために現在位置情報を管理情報として管理ファイル1034に蓄積する。
(先に端末Bが復帰する場合のデータの流れ)
次に、端末Aおよび端末Bがチャット通信から脱退している場合において、先に端末Bがチャット通信に復帰する場合のデータの流れについて説明する。図15は、先に端末Bがチャット通信に復帰する場合のデータの流れを示すイメージ図である。
図15(A)を参照して、端末Aおよび端末Bは、チャット通信に参加していない。端末C、端末D、端末Eはチャット通信を行っている。
図15(B)を参照して、端末Bのユーザが端末Bに復帰命令を入力すると、端末Bは、端末A、端末C、端末D、端末Eに対し復帰通知を送信する。
図15(C)を参照して、端末C、端末D、端末Eは、端末Aからの復帰通知に応じて、自身のトポロジファイル1032の端末Bに対応する接続情報を接続中に変更する。端末C、端末D、端末Eは、端末Bからの復帰通知を受信して、端末BにACKメッセージを送信する。端末Bは、端末C、端末D、端末EからACKメッセージを受信して、自身のトポロジファイル1032の端末B、端末C、端末D、端末Eに対応する接続情報を接続中に変更する。
図15(D)を参照して、端末Bがチャット通信に復帰したので、端末Eは、端末Bに端末Bのテータス情報および端末Bのための管理情報を送信する。端末Bは、端末Eから端末Bのステータス情報および端末Bのための管理情報を受信して、それらを記憶部103に格納する。これによって、端末Bは端末Bのステータス情報および端末Bのための管理情報に基づいて、ディスプレイ107に他の通信端末の移動経路などの画像を表示させることができる。また、このとき、端末Eからは端末Eの現在位置情報が端末Bへと送信され、端末Bは端末Eの最新の現在位置情報を自身の位置ファイル1033に端末Eに対応付けて格納する。
端末Bは端末Aを管理すべき端末ではないため、すなわち端末Aを管理すべき端末は端末Eであるため、端末Eは端末Aのステータス情報および端末Aのための管理情報を自身の管理ファイル1034に保持したままである。
<データ送信処理>
次に、本実施の形態に係る通信端末100におけるデータ送信処理の処理手順について説明する。図16は、本実施の形態に係る通信端末100におけるデータ送信処理の処理手順を示すフローチャートである。
図16を参照して、端末Xがチャット通信を開始すると、GPS部102あるいは制御部106は、現在位置情報Pos(X)の更新を検出したか否かを判断する(ステップS102)。GPS部102は、現在位置情報Pos(X)の更新を検出した場合(ステップS102においてYESである場合)、位置ファイル1033の端末Xに対応する現在位置情報を更新する(ステップS104)。
通信制御部として機能する制御部106は、下流端末に取得した自身の現在位置情報Pos(X)を送信する(ステップS106)。表示制御部として機能する制御部106は、ディスプレイ107に現在位置情報の更新を反映させる(ステップS108)。そして、制御部106は、データ送信処理を終了する。
一方、GPS部102が現在位置情報Pos(X)の更新を検出しなかった場合(ステップS102においてNOである場合)、データ送信処理を終了する。
<データ転送処理>
次に、本実施の形態に係る通信端末100におけるデータ転送処理の処理手順について説明する。図17は、本実施の形態に係る通信端末100におけるデータ転送処理の処理手順を示すフローチャートである。
図17を参照して、制御部106は、通信デバイス101を介して、上流端末から現在位置情報を受信したか否かを判断する(ステップS202)。制御部106は、上流端末から現在位置情報を受信した場合(ステップS202にてYESである場合)、受信した現在位置情報が自身が送信した現在位置情報であるか否かを判断する(ステップS204)。
受信した現在位置情報が自身が送信したデータでない場合(ステップS202にてNOである場合)、制御部106は、受信した現在位置情報を、位置ファイル1033に保存する(ステップS206)。そして、制御部106は、通信デバイス101を介して、下流端末に受信した現在位置情報を送信する(ステップS208)。制御部106は、管理ファイル1034に管理情報が格納されているか否かを判断する(ステップS210)。
自身の管理ファイル1034に管理情報が格納されている場合(ステップS210にてYESである場合)、制御部106は、管理ファイル1034の各通信端末に対応する管理情報に受信した現在位置情報を追加する(ステップS212)。そして、制御部106は、受信した現在位置情報に基づいて、ディスプレイ107の画像を更新する(ステップS214)。管理ファイル1034に管理情報が格納されていない場合(ステップS210にてNOである場合)、制御部106は、受信した現在位置情報に基づいてディスプレイ107の画像を更新する(ステップS214)。
一方、上流端末から現在位置情報を受信しなかった場合(ステップS202にてNOである場合)、および受信した現在位置情報が自身が送信した現在位置情報である場合(ステップS204にてYESである場合)、制御部106は、現在位置情報の転送処理を終了する。
<脱退処理>
次に、本実施の形態に係る通信端末100における脱退処理について説明する。図18は、本実施の形態に係る通信端末100における脱退処理の処理手順を示すイメージ図である。
図18を参照して、脱退通知部として機能する制御部106は、ユーザからチャット通信の脱退命令を受け付けて、トポロジファイル1032を参照することによってチャット通信中の全通信端末に脱退通知を送信する(ステップS302)。制御部106は、通信デバイス101を介して隣接する上流端末へ自身のステータス情報を送信する(ステップS304)。制御部106は、管理ファイル1034を参照して他の通信端末のための管理情報を保持しているか否かを判断する(ステップS306)。
制御部106は、管理ファイル1034に管理情報が格納されている場合(ステップS306にてYESである場合)、管理ファイル1034に格納されている管理情報を通信デバイス101を介して隣接する上流端末へと送信する(ステップS308)。そして、制御部106は、通信デバイス101を介して、チャット通信から脱退する(ステップS310)。
一方、制御部106は、管理ファイル1034に管理情報が格納されていない場合(ステップS306にてNOである場合)、通信デバイス101を介してチャット通信から脱退する。すなわち、通信端末100はチャット通信から脱退する。
<復帰処理>
次に、本実施の形態に係る通信端末100における復帰処理について説明する。図19は、本実施の形態に係る通信端末100における復帰処理の処理手順を示すイメージ図である。
図19を参照して、脱退復帰部として機能する制御部106は、入力部104を介してユーザから復帰命令を受け付けて、トポロジファイル1032を参照して接続中の全通信端末に復帰通知を送信する(ステップS402)。制御部106は、トポロジ情報再構築処理(ステップS500)を実行する。なお、トポロジ情報再構築処理(ステップS500)については後述する。
制御部106は、通信デバイス101を介して上流端末からステータス情報を受信し、当該ステータス情報に基づいて自身の位置ファイル1033を更新する(ステップS404)。制御部106は、通信デバイス101を介して上流端末から受取るべき管理情報があるか否かを判断する(ステップS406)。
制御部106は、上流端末から受取るべき管理情報がある場合(ステップS406にてYESである場合)、通信デバイス101を介して上流端末から管理情報を受信し、当該管理情報に基づいて管理ファイル1034を更新する(ステップS408)。一方、制御部106は、上流端末から受取るべき管理情報がない場合(ステップS406にてNOである場合)、本復帰処理を終了する。
<トポロジ情報再構築処理>
本実施の形態に係る通信端末100におけるトポロジ情報再構築処理(ステップS500)について説明する。図20は、本実施の形態に係る通信端末100におけるトポロジ情報再構築処理(ステップS500)の処理手順を示すイメージ図である。
図20を参照して、制御部106は、復帰通知を送信してから所定の時間が経過したか否かを判断する(ステップS502)。制御部106は、復帰通知を送信してから所定の時間が経過していない場合(ステップS502にてNOである場合)、通信デバイス101を介して他の通信端末からACKメッセージを受信したか否かを判断する(ステップS504)。
制御部106は、他の通信端末からACKメッセージを受信した場合(ステップS504にてYESである場合)、トポロジファイル1032を更新する(ステップS506)。すなわち、制御部106は、トポロジファイル1032において、ACKメッセージを送信してきた他の通信端末の接続情報を接続中に変更する。制御部106は、トポロジファイル1032を参照して、全通信端末のステータスが接続中であるか否かを判断する(ステップS508)。
制御部106は、トポロジファイル1032の全通信端末の接続情報が接続中である場合(ステップS508にてYESである場合)、本トポロジ情報再構築処理を終了する。一方、制御部106は、復帰通知を送信してから所定の時間が経過した場合(ステップS502にてYESである場合)、本トポロジ情報再構築処理を終了する。
また、制御部106は、通信デバイス101を介して他の通信端末からACKメッセージを受信しなかった場合(ステップS504にてNOである場合)、およびトポロジファイル1032の全端末の接続情報が接続中でない場合(ステップS508にてNOである場合)、ステップS502からの処理を繰返す。
<脱退通知受信処理>
次に、本実施の形態に係る通信端末100における脱退通知受信処理について説明する。図21は、本実施の形態に係る通信端末100における脱退通知受信処理の処理手順を示すイメージ図である。
図21に示すように、制御部106は、通信デバイス101を介して他の通信端末Xから脱退通知を受信したか否かを判断する(ステップS602)。制御部106は、通信デバイス101を介して他の通信端末Xから脱退通知を受信した場合(ステップS602においてYESである場合)、トポロジファイル1032における通信端末Xの接続情報を脱退中に変更する(ステップS604)。
制御部106は、脱退する通信端末Xが自身の下流側に隣接する通信端末であるか否かを判断する(ステップS606)。制御部106は、脱退する通信端末Xが自身の下流側に隣接する通信端末である場合(ステップS606にてYESである場合)、通信デバイス101を介して通信端末Xのステータス情報を受信して、管理ファイル1034に通信端末Xの項を追加する(ステップS608)。
制御部106は、通信端末Xが管理ファイル1034に管理情報を保持しているか否かを判断する(ステップS610)。通信端末Xが管理情報を保持している場合(ステップS610にてYESである場合)、制御部106は、通信端末Xから管理情報を受信して、自身の管理ファイルを更新する(ステップS612)。そして、制御部106は、脱退通知に基づいてディスプレイ107の画像を更新する(ステップS614)。
一方、通信端末Xが下流側に隣接する通信端末でない場合(ステップS606にてNOである場合)、および通信端末Xが管理情報を保持していない場合(ステップS610にてNOである場合)、制御部106は、脱退通知に基づいてディスプレイ107の画像を更新する(ステップS614)。
また、制御部106は、通信デバイス101を介して通信端末Xから脱退通知を受信しない場合(ステップS602にてNOである場合)、本脱退通知受信処理を終了する。
<復帰通知受信処理>
次に、本実施の形態に係る通信端末100における復帰通知受信処理について説明する。図22は、本実施の形態に係る通信端末100における復帰通知受信処理の処理手順を示すイメージ図である。
図22を参照して、制御部106は、通信デバイス101を介して他の通信端末Xから復帰通知を受信したか否かを判断する(ステップS702)。制御部106は、他の通信端末から復帰通知を受信した場合(ステップS702にてYESである場合)、通信デバイス101を介して当該他の通信端末XにACKメッセージを送信する(ステップS704)。
制御部106は、自身の管理ファイル1034が通信端末Xのための管理情報を格納している否かを判断する(ステップS706)。制御部106は、管理ファイル1034が通信端末Xのための管理情報を格納している場合(ステップS706にてYESである場合)、管理ファイル1034を参照して通信端末Xのための管理情報を読み出し、当該管理情報を通信デバイス101を介して通信端末Xへと送信する(ステップS708)。そして、制御部106は、管理ファイル1034の通信端末Xの管理情報を削除する(ステップS710)。
制御部106は、管理ファイル1034が通信端末Xが保持すべき管理情報を格納しているか否かを判断する(ステップS712)。制御部106は、管理ファイル1034が通信端末Xが保持すべき管理情報を格納している場合(ステップS712にてYESである場合)、通信デバイス101を介して通信端末Xが保持すべき管理情報を通信端末Xに送信する(ステップS714)。制御部106は、管理ファイル1034から通信端末Xに送信した管理情報を削除する(ステップS716)。そして、制御部106は、復帰通知に基づいてディスプレイ107の画像を更新する(ステップS718)。
一方、管理ファイル1034が通信端末Xのための管理情報を格納していない場合(ステップS706にてNOである場合)、および管理ファイル1034が通信端末Xが保持すべき管理情報を格納していない場合(ステップS712にてNOである場合)、制御部106は、復帰通知に基づいてディスプレイ107の画像を更新する(ステップS718)。
また、制御部106は、通信デバイス101を介して他の通信端末Xから復帰通知を受信しない場合(ステップS702にてNOである場合)、本復帰通知受信処理を終了する。
<その他の実施の形態>
本発明は、システム或いは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の効果を享受することが可能となる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモリカード)、ROM(マスクROM、フラッシュEEPROMなど)などを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態に係るネットワークシステムの一例を示す概略図である。 ネットワークシステムにおける動作概要を示すシーケンス図である。 本施の形態に係る通信端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 記憶部に記憶されるトポロジファイルのデータ構造を示すイメージ図である。 記憶部に記憶される位置ファイルのデータ構造を示すイメージ図である。 記憶部に記憶される管理ファイルのデータ構造を示すイメージ図である。 本実施の形態に係るネットワークシステムおよび通信端末の機能構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係るチャット通信の開始時における各通信端末の記憶部の状態を示すイメージ図である。 本実施の形態に係るネットワークシステムにおける端末Aが取得した現在位置情報のデータの流れを示すイメージ図である。 本実施の形態に係るネットワークシステムにおけるチャット通信中に端末Bがチャット通信から脱退する場合のデータの流れを示すイメージ図である。 本実施の形態に係るネットワークシステムにおける端末Bがチャット通信から脱退している間のデータの流れを示すイメージ図である。 本実施の形態に係るネットワークシステムにおける端末Bがチャット通信に復帰する場合のデータの流れを示すイメージ図である。 端末Bの脱退中にさらに端末Aが脱退する場合のデータの流れを示すイメージ図である。 先に端末Aがチャット通信に復帰する場合のデータの流れを示すイメージ図である。 先に端末Bがチャット通信に復帰する場合のデータの流れを示すイメージ図である。 本実施の形態に係る通信端末におけるデータ送信処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る通信端末におけるデータ転送処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る通信端末における脱退処理の処理手順を示すイメージ図である。 本実施の形態に係る通信端末における復帰処理の処理手順を示すイメージ図である。 本実施の形態に係る通信端末におけるトポロジ情報再構築処理の処理手順を示すイメージ図である。 本実施の形態に係る通信端末における脱退通知受信処理の処理手順を示すイメージ図である。 本実施の形態に係る通信端末における復帰通知受信処理の処理手順を示すイメージ図である。
符号の説明
1 ネットワークシステム、100 通信端末、100A,100B,100E 携帯電話、100C PND、101 通信デバイス、102 GPS部、103 記憶部、103A 目的地情報ファイル、103B 経路情報ファイル、103C メンバーファイル、103D 関連情報ファイル、103E 各種変数ファイル、104 入力部、105 計時部、106 制御部、107 ディスプレイ、110 バックライト、119 ペンタブレット、120 液晶パネル、130 光センサ素子、150 タッチパネル一体型液晶表示装置、150a 検出対象面、200 カーナビゲーション装置、250 車両、300 パーソナルコンピュータ、400 マッチングサーバ、500 インターネット網、700 キャリア網、1061 第1の判断部、1062 第2の判断部、1063 通信制御部、1064 表示制御部、A,B,C,D,E,X 通信端末。

Claims (8)

  1. ネットワークを介して、所定の他の複数の通信端末から成るグループ端末との間で、通信データを送受信する通信部と、
    前記通信部を介して前記グループ端末のいずれかの通信端末から脱退通知を受信すると、当該脱退通知を送信した脱退端末と関連付けて、前記脱退通知受信後に前記グループ端末へ送信する送信データを、当該脱退端末の脱退中の通信データとして記憶する記憶部と、
    前記通信部を介して前記脱退端末から復帰通知を受信すると、
    前記記憶部に記憶されている前記脱退中の通信データを、前記通信部を介して前記脱退端末に送信する通信制御部とを備える、通信端末。
  2. 前記記憶部は、前記脱退端末と関連付けて、前記脱退通知受信後の前記グループ端末から送信された受信データを、当該脱退端末の脱退中の通信データとして記憶する、請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記通信制御部は、
    前記通信部を介して前記グループ端末に脱退通知を送信する脱退通知部と、
    前記脱退通知部による脱退通知の送信後に前記通信部を介して前記グループ端末に復帰通知を送信し、前記脱退通知部による前記脱退通知から当該復帰通知までの脱退期間中に前記グループ端末の間で送受信された通信データとして、受信する脱退復帰部とを含む、請求項1または2に記載の通信端末。
  4. 前記脱退通知部は、前記脱退通知を送信する際、前記記憶部に記憶されている前記脱退中の通信データを、前記グループ端末のいずれかの通信端末に、前記脱退端末の脱退中の通信データとして送信する、請求項3に記載の通信端末。
  5. 表示部と、
    前記通信データに基づいて前記表示部に画像を表示させる表示制御部とをさらに備える、請求項1から4のいずれか1項に記載の通信端末。
  6. 現在位置を示す現在位置情報を取得する位置情報取得部をさらに備え、
    前記送信データは、前記現在位置情報を含み、
    前記画像は、前記通信端末の過去の移動経路を示す、請求項5に記載の通信端末。
  7. ネットワークを介して所定の他の複数の通信端末から成るグループ端末との間で通信データを送受信する通信部と、演算処理部と、記憶部とを備える通信端末における情報送受信方法であって、
    前記演算処理部が、前記通信部を介して前記グループ端末のいずれかの通信端末から脱退通知を受信するステップと、
    前記演算処理部が、当該脱退通知を送信した脱退端末と関連付けて、前記脱退通知受信後に前記グループ端末へ送信する送信データを、当該脱退端末の脱退中の通信データとして前記記憶部に記憶するステップと、
    前記演算処理部が、前記通信部を介して前記脱退端末から復帰通知を受信するステップと、
    前記演算処理部が、前記復帰通知に応じて、前記記憶部に記憶されている前記脱退中の通信データを、前記通信部を介して前記脱退端末に送信するステップとを備える、情報送受信方法。
  8. ネットワークを介して所定の他の複数の通信端末から成るグループ端末との間で通信データを送受信する通信部と、演算処理部と、記憶部とを備える通信端末に情報を送受信させるための送受信プログラムであって、
    前記演算処理部に、
    前記通信部を介して前記グループ端末のいずれかの通信端末から脱退通知を受信するステップと、
    当該脱退通知を送信した脱退端末と関連付けて、前記脱退通知受信後に前記グループ端末へ送信する送信データを、当該脱退端末の脱退中の通信データとして前記記憶部に記憶するステップと、
    前記通信部を介して前記脱退端末から復帰通知を受信するステップと、
    前記復帰通知に応じて、前記記憶部に記憶されている前記脱退中の通信データを、前記通信部を介して前記脱退端末に送信するステップとを実行させる、送受信プログラム。
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