JP2010136280A - 画像処理装置、画像処理方法、ソフトウェアと、ソフトウェアを記録する記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、ソフトウェアと、ソフトウェアを記録する記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2010136280A
JP2010136280A JP2008312410A JP2008312410A JP2010136280A JP 2010136280 A JP2010136280 A JP 2010136280A JP 2008312410 A JP2008312410 A JP 2008312410A JP 2008312410 A JP2008312410 A JP 2008312410A JP 2010136280 A JP2010136280 A JP 2010136280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
processing
development
image processing
algorithm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008312410A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Nakasone
理 中曽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2008312410A priority Critical patent/JP2010136280A/ja
Publication of JP2010136280A publication Critical patent/JP2010136280A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】現像処理アルゴリズムに対するユーザの多様な要望に答えることができると共に、最新の現像処理アルゴリズムにも対応可能な画像処理装置を提供すること。
【解決手段】撮像装置から取得したRAWデータに対する色処理アルゴリズムと補間処理アルゴリズムの少なくとも一方を複数記憶する記憶手段と、前記色処理アルゴリズムと前記補間アルゴリズムとを組み合わせて前記RAWデータの現像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段で処理された画像を表示する表示手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、顕微鏡用デジタルカメラから取得したRAWデータの現像処理を行う画像処理装置、画像処理方法、ソフトウェアと、ソフトウェアを記録する記録媒体に関する。
従来、顕微鏡標本のライブ(Live)画像を顕微鏡用のデジタルカメラで撮影する場合、画像処理装置を通じてLive上のストリーム画像を見ながら所望の標本画像の静止画像を取得したり、あるいは専用の画像生成ルーチンを通じてより高精細な静止画像を取得することが行われている。このような手法は、例えば、デジタルカメラで被写体像を表示部で見ながらスチル写真を撮影する場合等にも用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−244507号公報
従来の現像処理は、撮像装置からの画像データ(RAWデータ)を専用の現像処理アルゴリズムを搭載したコントロールユニットを介して行われる。この現像処理アルゴリズムは、そのときの技術レベルにより開発された現像処理アルゴリズムが搭載される。そして現像処理アルゴリズムは、技術の進歩に伴い性能が向上しているが、現像処理アルゴリズムを搭載するファームウェアには物理的な限界があり(例えば、記憶容量、処理速度など)、最新の現像処理アルゴリズムに変更することが困難となることがある。また、従来の画像処理装置は、一つの現像処理アルゴリズムしか搭載していないため、多様な現像処理アルゴリズムを使用したいと言うユーザの要望に答えることが困難であった。
本発明は、上記課題に鑑みて行われたものであり、現像処理アルゴリズムに対するユーザの多様な要望に答えることができると共に、最新の現像処理アルゴリズムにも対応可能な画像処理装置、画像処理方法、および画像処理ソフトウェアと、このソフトウェアを記録する記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、撮像装置から取得したRAWデータに対する色処理アルゴリズムと補間処理アルゴリズムの少なくとも一方を複数記憶する記憶手段と、前記色処理アルゴリズムと前記補間アルゴリズムとを組み合わせて前記RAWデータの現像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段で処理された画像を表示する表示手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置を提供する。
また、本発明は、撮像装置からRAWデータを取得するステップと、色処理アルゴリズムと補間処理アルゴリズムとを組み合わせた少なくとも一つの現像処理アルゴリズムで前記RAWデータを現像処理するステップと、前記現像処理された少なくとも一つの画像を表示するステップと、前記表示された少なくとも一つの画像から所定の画像を選択するステップと、前記選択された画像の前記現像処理アルゴリズムと前記RAWデータとを共に記憶するステップと、を有することを特徴とする画像処理方法を提供する。
また、本発明は、画像処理方法を実行することを特徴とする画像処理ソフトウェアを提供する。
また、本発明は、画像処理ソフトウェアを記憶したことを特徴とする記録媒体を提供する。
本発明によれば、現像処理アルゴリズムに対するユーザの多様な要望に答えることができると共に、最新の現像処理アルゴリズムにも対応可能な画像処理装置、画像処理方法、および画像処理ソフトウェアと、このソフトウェアを記録する記録媒体を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態にかかる画像処理装置、画像処理方法について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、発明の理解の容易化のためのものに過ぎず、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において当業者により実施可能な付加・置換等を施すことを排除することは意図していない。
図1は、実施の形態にかかる画像処理装置の構成外略図である。図2は、現像処理アルゴリズム群と選択された現像処理アルゴリズム、および新たに追加される新規アルゴリズムの概要を示す。
図1において、顕微鏡装置10に搭載された撮像装置12からの信号は、カメラコントロールユニット(CCU)14を通じて画像処理装置16に入力される。カメラコントロールユニット14と画像処理装置16の間にはLive画像の伝送線とRAW画像の伝送線を別々に設けている。画像処理装置16は、パーソナルコンピュータ(PC)等で構成され、画像処理に必要なアプリケーションソフトウェアが搭載されている。画像処理装置16には、処理された画像や実行中のアプリケーションソフトウェアの実行状態を表示する表示装置(以後、モニタと記す)18、および入出力装置であるキーボード20、マウス22等が接続されている。また、画像処理装置16には、撮像装置12からの画像データ(RAWデータ)や、後述する現像処理アルゴリズム(以後、単に現像処理と略記す)を記憶する記憶装置24、RAWデータに対して現像処理を実行する現像処理部26、および各種制御を行うCPU28等が搭載されている。なお、画像処理装置16は、PCに限らず専用の装置であっても良い。
また、図2に示すように、記憶装置24には、複数の色処理アルゴリズム(以後、単に色処理と略記す)A,B、C、および複数の補間処理アルゴリズム(以後、単に補間処理と略記す)A,B,Cが記憶されている。後述する現像処理アプリケーション(以後、APと略記する)で選択された、例えば補間処理Cと色処理Aとが現像処理部26に転送され、CCU14を介して入力された撮像装置12からのRAWデータに対して現像処理を行い、処理結果がモニタ18上に表示されると共に記憶装置24に記憶される。
また、画像処理装置16は、新規に開発された現像処理である、補間処理Dや色処理Dを不図示の入力装置(例えば、FDやCD−ROM、DVD−ROM)を介して記憶装置24に記憶することができる。そして、記憶した新たな補間処理Dや色処理Dは、これまで記憶されていた補間処理A〜C、色処理A〜Cと組み合わせて現像処理として使用することができる。なお、図2では、現像処理部26中の現像処理は、補間処理Cと色処理Aの組み合わせのみが表示されているが、後述するように現像処理部26には、記憶装置24に記憶された補間処理A〜D、色処理A〜Dを組み合わせた複数の現像処理が含まれ、RAWデータをそれぞれ現像処理することができ、またモニタ18に表示することができる。また、現像処理部26には、カメラコントロールユニット14からのLive画像を出力する図示していない周知の処理部を有しており、後述する選択モードに応じてRAWデータの現像処理を行う処理部として機能する。
次に、APソフトを用いたRAWデータの現像処理について説明する。
図3は、画像処理フローを示す図である。図4は、APソフトの起動画面の一例を示す。図5は、RAW現像モード時の表示画面例を示す。図6は、種々の現像処理の例をそれぞれ示す。図8は、現像処理終了に記憶する画像のデータ形式の一例を示す。図9は、通常現像モード時の表示画面の一例を示す。
以下、図3に示すフロー時したがって説明する。はじめに、図1に示す各装置の電源を投入し、顕微鏡装置10で不図示の標本の像を観測できる状態に設定する。
電源ONと同時に、画像処理装置16の現像APが起動し、図4に示すAP起動画面30がモニタ18に表示される(ステップS1)。APのデフォルト状態は、この後、キャプチャされるRAW画像になされる現像モードの一つであるLive画質モード31が選択されている。モニタ18には撮像装置12から得られ、カメラコントロールユニット14で現像処理が行われた標本像30aのLive画像信号をそのまま表示している。
AP起動画面30において、ユーザは、RAWボタン36のON/OFFを選択する(ステップS2)。ON/OFFは、表示画面のチェックボックス36をユーザがチェックすればON、未チェックであればOFFとなる。
表示画像30aが所望の標本像(場所、倍率等が所望の画像)となったのち、ユーザはキャプチャ(Capture)ボタン37をクリックしてON状態にする(ステップS3)。キャプチャボタン37をONするまではステップS2とステップS3を繰り返す。
キャプチャボタン37がONされると、画像処理装置16のCPU28は、CCU14にコントロール信号を送り、撮像装置12からのRAWデータを画像処理装置16に伝送するよう指示する(ステップS4)。CCU16は、撮像装置12からのRAWデータを画像処理装置16の画像処理部26に送信する。送信されたRAWデータは、画像処理部26に送信され、図4のLive画像モード31からユーザ登録モード36のうち選択された現像モードに従って画像処理が行われ、モニタ18に表示(30a)されると共にキャプチャ画像として記憶装置24にRAWが記憶される(ステップS5)。なお、ユーザはRAWデータを保存しないように設定することもできる。
APは、RAWボタン35がON状態かOFF状態かを判定し、ON状態であればステップS7に、OFF状態であればステップS8にジャンプする(ステップS6)。
以下、RAWボタン35がON状態の場合の現像処理について説明する(ステップS7)。
ステップS7において、RAWボタン35がON状態のとき、図4に示す起動画面30は、AP画面40に変更され、キャプチャボタン37がリセットされる。なお、キャプチャボタン37はトグルスイッチ動作をし、キャプチャボタン37をクリックするごとにRAWデータを保存するON状態とRAWを保存しないOFF状態に切り替わるように構成(プログラミング)されている。
図5に示すAP画面40において、画像表示画面部41には、図6に示す各現像モード31〜34によって現像処理されたサムネイル画像41a〜41dと各現像モード31〜34のうち選択された現像モードの拡大画像41eがそれぞれ表示されている。例えば、サムネイル41aはLive画質モード31で現像処理が行われたRAW画像、サムネイル41bは解像度優先モード32で現像処理が行われたRAW画像、サムネイル41cは解像度、画質優先画質モード33で現像処理が行われたRAW画像、サムネイル41dは画質優先モード34で現像処理が行われたRAW画像がそれぞれ表示され、拡大画像41eは各モード31〜34のうち選択された、例えばLive画質モード31のRAW画像41aが拡大画像が表示される。拡大画像41eは、現像モード31〜34のいずれかを選択することで、画面が切り替えられる。なお、各サムネイル画像41a〜41d、拡大画像41eは表示速度を早くするため間引き処理を行って作成した画像が表示される。
各現像モード31〜34に対応する各現像処理は、例えば図6に示すような補間処理と色処理の組み合わせで現像処理を行う。なお、図6に示す各現像処理の組み合わせ設定は一例であり、ユーザが適宜補間処理と色処理の組み合わせを選択することができるし、あるいは前もって設定しておくこともできる。
以下、各現像処理の組み合わせについて簡単に説明する。
図6において、図6(a)は、例えばデフォルトとして設定されているLive画質モード31の現像処理であり、撮像装置12からのRAW画像をカメラコントロールユニットで現像されるLive画像と極力同様な質感となるように現像処理するモードである。このモードは、一般にCCU14に搭載されているLive画像の現像処理と同等の画質で再現できるようにしたものである。ここでは、例えば、補間処理Aと色処理Aを組み合わせた現像処理を行い、サムネイル41aに表示し、かつLive画質31が選択されているので拡大画像41eにその拡大画像を表示する。なお、デフォルトの現像処理は、Live画質モード31以外の各現像モード32〜34から設定可能である。
図6(b)は、解像度優先モードの現像処理32を示す。解像度優先モードの現像処理32は、Live画像とほぼ同等の色再現性を持っているが、より高解像度の画像を提供するものである。したがって、解像度優先モードの現像処理32は、補間処理が現時点で最も優れている「補間処理C」と(a)と同じ「色処理A」とを組み合わせた現像処理であり、これで現像処理された画像がサムネイル画像41bに表示される。
図6(c)は、解像度、画質優先モードの現像処理33を示す。解像度、画質優先モードの現像処理33は、Live画像よりも高解像度であり、顕微鏡装置10の不図示の接眼レンズを通して眼視した画像により近い画像(例えば、色見など)を提供するモードである。よって、現時点で、解像度、画質が最も優れている現像処理の、「補間処理C」と「色処理C」を組み合わせた現像処理が採用され、これで現像処理された画像がサムネイル画像41cに表示される。
図6(d)は、画質優先モードの現像処理34を示す。画質優先モードの現像処理34は、Live画像の色味では顕微鏡装置10の不図示の接眼レンズを通した眼視像(例えば、色見など)と異なっている場合、より見た目に近い画像を得るための現像処理である。よって、(a)に示すLive画像モードの現像処理の「補間処理A」と(b)で示す補間処理が現時点で最も優れている「補間処理C」とを組み合わせた現像処理であり、これで現像処理された画像がサムネイル画像41dに表示される。なお、この画質優先モードの現像処理34は、他のモードに比べキャプチャ時間を抑えることができると言うメリットを有している。
またAP画面40には、図5の破線42で示す画像処理調整ウィンドウ、および破線44で示す処理経路選択部が含まれている。画像処理調整ウィンドウ42は、Live画質モード31からその他モード38までの全てのモードで有効な付加処理機構である。この処理の中には、ノイズフィルタ選択部42a、RGB色強度可変部42b、Gain、色相、彩度、黒レベル、ガンマ、エッジ強調などを可変する画質可変部42c等が含まれている。なお、画像処理調整ウィンドウ42は、既知の処理を用いることができるので、詳細な説明は省略する。
また、処理経路選択部44には、画像処理装置16が内蔵している複数の補間処理から所定の補間処理を選択する補間処理選択ボタン44a、複数の色処理から所定の色処理を選択する色処理選択ボタン44b、および上記各選択ボタンでユーザが選択した補間処理と色処理とを登録する処理経路登録ボタン44cが含まれている。なお、この処理経路選択モード44は、後述するその他モード38が選択されたときに有効となる。
ステップS9において、AP画面40の現像処理モード31〜34および画像処理調整ウィンドウ42の各種選択部42a〜42c等の選択された条件の画像が所望の画像になったとき、ユーザは、キャプチャボタン37aをクリックしてON状態にする(ステップS10)。これにより、選択された現像モードでRAWデータの現像が開始される(ステップS11)。そして、間引きしていないRAWデータを用いて現像処理で現像された画像は、モニタ18に表示されると共に、記憶装置24に図7に示すデータ構造で、RAWデータと現像処理情報とを一緒に保存する(ステップS12)。これで、画像取得が終了する場合は、ステップS1にジャンプし、継続する場合にはステップS7にジャンプする(ステップS13)。
図7に示す保存データ形式は、ヘッダ部ID、RAW画像データ部DATA、および現像処理部26の補間処理、色処理や画像処理調整ウィンドウ42で選択した各種情報を含むCAM設定情報からなり、一般的に用いられているデータ形式と同等に構成されている。
ステップS9において、現像モード31〜34および画像処理調整ウィンドウ42により所望の画像が得られなかった時は、AP画面40において、その他モード38を選択する。
図8は、その他モード38を選択した時のAP画面40である。AP画面40と同様の構成には同じ符号を付し説明を省略する。
その他モード38が選択された場合、図8に示すように画像表示画面部41には、各現像モードのサムネイル画面に変わって、補間処理選択部44aで選択され、色処理A〜色処理Dに対応する現像処理によるサムネイル画面51a〜51dと処理経路選択部44の色処理選択ボタン44bで選択されている現像処理で処理された画像の拡大画像51eが表示される。
図8に示すように、例えば、サムネイル画像51aは、「補間処理C」と「色処理A」の組み合わせの現像処理画像を、サムネイル画像51bは、「補間処理C」と「色処理B」の組み合わせの現像処理画像を、サムネイル画像51cは、「補間処理C」と「色処理C」の組み合わせの現像処理画像を、サムネイル画像51dは、「補間処理C」と「色処理D」の組み合わせの現像処理画像をそれぞれ表示し、拡大画像51eには、処理経路選択部44bで選択されている「色処理A」の画像51aの拡大画像が表示される。なお、上記説明では補間処理選択部44aが「補間処理C」を選択しているので、サムネイル画像51a〜51dは、「補間処理C」を基準に実行されるが、「補間処理C」を別の「補間処理A、B、D」のどれかを適宜選択することができる。
ユーザは、画像処理調整ウィンドウ42と処理経路選択部44を操作して所望の画像が得られたら、図3のステップS10を実行してステップS11からS12により現像した画像を図7に示すデータ形式で記憶装置24に記憶する。
以上で、RAWボタン36が選択されている場合の現像処理を終了する。
次に、図4におけるAP起動画面30でRAWボタン36が選択されていない場合について説明する。
本モードの場合、図3、図4において、RAWボタン36の選択の前に、現像モード31〜35のいずれかを選択しておく。起動時にはLive画質モード31がデフォルトで選択される。現像モード31〜35のいずれかを選択したのちRAWボタン36の選択(ON)、非選択(OFFで)をする(ステップS1、S2)。
その後、キャプチャボタン37をクリックする(ステップS3)。これによりステップS4〜ステップS6が実行され、ステップS8にジャンプする。
ステップS8において、通常現像処理画面60が表示される。図9は、通常現像処理画面の一例を示す。
図9に示す通常現像処理画面60は、図4に示すAP起動画面30と図5の画像処理調整ウィンドウ42と処理経路選択部44とを組み合わせた画面となっている。同じ部分には同じ符号を付し説明を省略する。
画面60において、画像表示画面部61には、現像モード31〜35で選択された画像が表示されている。図9では、Live画質モード31が選択され、図6(a)で示した現像処理が行われた画像が表示されている。この画像61も、表示速度を上げるため間引き処理された画像が表示されている。
ステップS14では、選択された現像モードおよび画像処理調整ウィンドウ42で画像に各種の処理を付加して所望の画像にする。所望の画像が得られた段階でキャプチャボタン37aをクリック(ON)して(ステップS15)、上記ステップで選択された条件で現像し(ステップS16、得られた画像をモニタ18に表示すると共に、所定の形式の現像済みの画像データで記憶装置24に記憶する(ステップS17)。その後ステップS13を実行する。これにより、一連の現像処理が終了して、ユーザの望む画像を表示、保存することができる。
図9において、ユーザ登録モード35が選択された場合、現像処理は、現像経路選択部44で前もって登録された現像処理が実行され、画像61が表示される。このモードにおいて、補間処理選択ボタン44a、色処理選択ボタン44bによりユーザが選択した現像処理は、処理経路登録ボタン44cをクリックすることで記憶装置24に記憶され、ユーザ登録モード35で選択使用可能になる。また、ユーザ登録モード35も各現像モード31〜34と同様に、画像処理調整ウィンドウ42で画像に各種の処理を負荷することができる。
以上述べたように、実施の形態にかかる画像処理装置では、撮像装置から得られる画像データを各種の現像処理で処理し、所望の色味の画像を取得することができる。また、現像処理用のアルゴリズムを複数持っているため、最適な現像処理アルゴリズムを選択して画像データの処理を行うことができる。また、現像処理アルゴリズムを画像処理装置内に記憶しておくことができるため、現像処理アルゴリズムとして過去から最新のアルゴリズムまで保存し、適宜使用することができる。また、画像処理装置を汎用の装置で構成することで、撮像装置の交換あるいは現像処理アルゴリズムの更新等を容易に行うことができ、ユーザの多様なニーズに対応することができる。
実施の形態にかかる画像処理装置の構成外略図である。 現像処理アルゴリズム群と選択された現像処理アルゴリズム、および新たに追加される新規アルゴリズムの概要を示す。 画像処理フローを示す図である。 APソフトの起動画面の一例を示す。 RAW現像モード時の表示画面例を示す。 種々の現像処理の例をそれぞれ示す。 保存データ形式の一例 現像処理終了に記憶する画像のデータ形式の一例を示す。 通常現像モード時の表示画面の一例を示す。
符号の説明
10 顕微鏡装置
12 撮像装置
14 カメラコントロールユニット(CCU)
16 画像処理装置
18 表示装置(モニタ)
20 キーボード
22 マウス
24 記憶装置
26 画像処理部
28 CPU
30 AP起動画面
36 RAWボタン
37 キャプチャ(Capture)ボタン
40 AP画面
41 画像表示画面部
42 画像処理調整ウィンドウ
44 処理経路選択部

Claims (10)

  1. 撮像装置から取得したRAWデータに対する色処理アルゴリズムと補間処理アルゴリズムの少なくとも一方を複数記憶する記憶手段と、
    前記色処理アルゴリズムと前記補間アルゴリズムとを組み合わせて前記RAWデータの現像処理を行う画像処理手段と、
    前記画像処理手段で処理された画像を表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記色処理アルゴリズムと前記補間アルゴリズムの少なくとも一方は、前記記憶手段に追加または前記記憶手段から削除可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記表示手段は、前記画像処理手段で前記色処理アルゴリズムと前記補間アルゴリズムとを組み合わせて処理された少なくとも一つの現像処理画像を表示できることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示手段は、前記現像処理画像の中から選択された画像を拡大表示することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記選択された画像の現像処理アルゴリズムと前記RAWデータとを共に前記記憶手段に記憶させる指示手段を有することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. カメラコントロールユニットをさらに有し、
    前記カメラコントロールユニットは、前記撮像素子からのライブ画像現像処理アルゴリズムを有し、
    前記ライブ画像処理アルゴリズムは、前記色処理アルゴリズムと前記補間処理アルゴリズムの組み合わせの一つであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 撮像装置からRAWデータを取得するステップと、
    色処理アルゴリズムと補間処理アルゴリズムとを組み合わせた少なくとも一つの現像処理アルゴリズムで前記RAWデータを現像処理するステップと、
    前記現像処理された少なくとも一つの画像を表示するステップと、
    前記表示された少なくとも一つの画像から所定の画像を選択するステップと、
    前記選択された画像の前記現像処理アルゴリズムと前記RAWデータとを共に記憶するステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  8. 前記色処理アルゴリズムと前記補間処理アルゴリズムの少なくとも一方は、追加または削除可能であることを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  9. 請求項7または8に記載の画像処理方法を実行することを特徴とする画像処理ソフトウェア。
  10. 請求項9に記載の画像処理ソフトウェアを記憶したことを特徴とする記録媒体。
JP2008312410A 2008-12-08 2008-12-08 画像処理装置、画像処理方法、ソフトウェアと、ソフトウェアを記録する記録媒体 Withdrawn JP2010136280A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008312410A JP2010136280A (ja) 2008-12-08 2008-12-08 画像処理装置、画像処理方法、ソフトウェアと、ソフトウェアを記録する記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008312410A JP2010136280A (ja) 2008-12-08 2008-12-08 画像処理装置、画像処理方法、ソフトウェアと、ソフトウェアを記録する記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010136280A true JP2010136280A (ja) 2010-06-17

Family

ID=42347075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008312410A Withdrawn JP2010136280A (ja) 2008-12-08 2008-12-08 画像処理装置、画像処理方法、ソフトウェアと、ソフトウェアを記録する記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010136280A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2397722A1 (en) 2010-06-15 2011-12-21 JATCO Ltd Automatic transmission

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2397722A1 (en) 2010-06-15 2011-12-21 JATCO Ltd Automatic transmission

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005275977A (ja) 画像表示方法、画像表示装置及び画像表示プログラム
JP6102749B2 (ja) 情報処理装置、撮像制御方法、プログラム、デジタル顕微鏡システム、表示制御装置、表示制御方法及びプログラム
JP2012244337A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび撮像装置
JP2005354278A (ja) 撮像手段の撮像した画像の画像データを処理する画像データ処理
JP2010081048A (ja) 画像処理装置、プログラムおよび撮像装置
US7106376B1 (en) Method and system for improving image quality of portrait images using a focus zone shift
JP4115177B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置、及び画像処理プログラム
JP2008042474A (ja) デジタルカメラ
EP2400742B1 (en) Image sensing apparatus and control method thereof
JP5950755B2 (ja) 画像処理装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP5067047B2 (ja) 撮像装置
JP2011110281A (ja) 電子内視鏡装置
JP2010136280A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、ソフトウェアと、ソフトウェアを記録する記録媒体
CN107295247B (zh) 图像记录装置及其控制方法
JP2008010970A (ja) 画像表示装置,画像表示方法および画像表示プログラム
JP4338563B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム及び画像処理方法並びに画像処理プログラム
JP4115416B2 (ja) 画像処理方法、及び画像処理装置、及び画像処理システム、及び画像処理プログラム
WO2019187447A1 (ja) 撮像装置、表示制御方法、プログラム
JP2009089083A (ja) 年齢推定撮影装置及び年齢推定撮影方法
JP5124312B2 (ja) 画像処理プログラム、画像処理方法および電子カメラ
JP2003348335A (ja) 画像処理方法、画像処理装置、及び画像処理プログラム
JP2006060629A (ja) 画像処理装置と撮像装置、および画像処理プログラム
JP2009200630A (ja) 撮像装置、方法及びプログラム
JP5556204B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP5627252B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20120306