JP2010132412A - 原稿読取装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 原稿トレイに原稿が通常の積載量で積載された状態でジョブ開始した場合、には、原稿の減少が検知されたら所定量だけリフタモータを駆動して原稿トレイを上昇させる。一方、原稿トレイに原稿が満載された状態でジョブ開始した場合、最初の原稿トレイの上昇時に限って、下限検知センサがオフになるまで上昇させる。
【選択図】 図9
Description
図1は、本発明に係る原稿読取装置の構成を示す断面図である。画像読取装置は画像が読み取られる原稿を搬送する自動原稿送り装置(以下ADF)100と、ADF100によって搬送される原稿の画像を読み取るリーダ部150とによって構成される。
搬送される原稿を読み取る動作について図1で説明する。ピックアップローラ102で送り出された原稿は分離ローラ103によって一枚に分離されて給送される。そして、レジストローラ105によって搬送された後に、送り出しローラ106および流し読みガラス151に対応した位置にある第1リードローラ107により流し読みガラス151上に送られる。流し読みガラス151に面した画像がリーダ部150により読み取られる。そして、中間搬送ローラ108を通過し、第2リードローラ109と移動ガラス110の間を移動して、排紙ローラ111を介し原稿排紙トレイ112へ排出される。ここで、流し読みガラス151から排紙ローラ111までの搬送経路に設けられた裏面読取部113によって、移動ガラス110に面した原稿の裏面画像を読み取られる。
・入力ギア301がトレイ駆動ユニット302の出力ギア302aとかみ合うまでの距離D1
・トレイ上下アーム204が原稿トレイ101の下面に当たるまでの距離D2
の合計に相当する分、トレイ駆動ユニット302のモータの回転が余分に必要となり、上記が終了するまで原稿トレイ101の上面は上昇を開始しない。トレイ駆動ユニット302のモータが回転してから実際に原稿トレイ101が上昇し始めるまでに必要なモータの回転量は、動作開始前のユーザ操作などの条件によって毎回異なる。また通常動作と同様ピックアップローラ102は上下していて、紙面検知センサ201をモニタしながら上昇することもできない。
原稿トレイ101の上昇に係るアルゴリズムを説明する。まず、図7のS103であるジョブ開始時初期化動作における原稿トレイ101のリフトアップ制御の流れを図8のフローチャートを用いて説明する。
101 原稿トレイ
S 原稿束
102 ピックアップローラ
454 ピックアップモータ
455 搬送系センサ
456 ピックアップセンサ
461 リフタモータ
Claims (5)
- 昇降可能なトレイに積載された原稿を最上位から一枚づつ給送し、給送された原稿の画像を順次読み取る原稿読取動作を行う画像読取装置において、
前記トレイに積載された原稿のうちの最上位の原稿の位置に応じた信号を出力する検知部と、
前記トレイを昇降させる駆動力を発生するモータと、
前記モータからの駆動力を前記トレイへ伝達するための伝達機構と、
前記検知部からの信号に基づいて前記モータの動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記原稿読取動作の開始時に、前記検知部から信号によって最上位の原稿が給送位置に達したと判断するまで前記トレイを上昇させる初期上昇動作を実行し、前記原稿読取動作の実行中に前記検知部からの信号に基づいて最上位の原稿が前記給送位置より下方に位置したと判断したら前記トレイを上昇させるように前記モータを所定量だけ駆動するように制御し、
前記制御部は、前記原稿読取動作の開始時、前記検知部からの信号に基づいて最上位の原稿が前記給送位置より高い位置であると判断した場合に、前記初期上昇動作を行わずに前記原稿読取動作を開始するとともに、前記原稿読取動作の実行中、前記検知部からの出力に基づいて最初に最上位の原稿の位置が前記給送位置より下方に位置したと判断したことに応じて前記伝達機構による前記トレイへの駆動の伝達が保証されるだけ前記トレイを上昇させる方向に前記モータを駆動させることを特徴とする原稿読取装置。 - 前記トレイが下限位置にあることを検知するためのセンサを備え、
前記制御部は、積載された原稿の給送が終了した後に、前記センサの検知に基づいた前記トレイの下降動作を実行させ、
前記制御部は、前記初期上昇動作を行わずに前記原稿読取動作を開始した場合において、前記原稿読取動作の実行中、前記検知部からの出力に基づいて最初に最上位の原稿の位置が前記給送位置より下方に位置したと判断したことに応じて前記トレイを上昇させた際、前記センサの検知に基づいて前記トレイの上昇の停止を行うことを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。 - 前記伝達機構に設けられ、前記トレイと当接して前記モータからの駆動力によって前記トレイを上昇させるアームと、
前記アームの位置に応じた信号を出力するセンサと、を備え、
前記原稿読取動作の開始時、前記検知部からの信号に基づいて最上位の原稿が前記給送位置より高い位置であると判断した場合において、前記原稿読取動作中に前記検知部からの出力に基づいて最上位の原稿の位置が前記給送位置より下方に位置したと最初に判断した際、前記制御部は前記センサからの出力に基づいて前記トレイの上昇の停止を行うことを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。 - 昇降可能なトレイに積載された原稿を最上位から一枚づつ給送し、給送された原稿の画像を順次読み取る原稿読取動作を行う画像読取装置において、
前記トレイに積載された原稿のうちの最上位の原稿の位置に応じた信号を出力する検知部と、前記トレイを昇降させる駆動力を発生するモータと、前記モータからの駆動力を前記トレイへ伝達するための伝達機構と、前記検知部からの信号に基づいて前記モータの動作を制御する制御部と、前記トレイが下限位置にあることを検知するためのセンサと、を備え、
前記制御部は、前記原稿読取動作の実行中に前記検知部からの信号に基づいて最上位の原稿が前記給送位置より下方に位置したと判断したら前記トレイを上昇させるように前記モータを所定量だけ駆動するように制御すると共に積載された原稿の給送が終了した後に、前記センサの検知に基づいた前記トレイの下降動作を実行させ、
前記制御部は、前記原稿読取動作の実行中に前記検知部からの出力に基づいて最上位の原稿の位置が前記給送位置より下方に位置したと判断したときに前記センサからの信号によって前記トレイが下限位置にあると判断した場合、前記トレイを上昇させるように前記モータを駆動させるとともに前記センサの出力に基づいて前記モータの駆動を停止させることを特徴とする画像読取装置。 - 最上位の原稿と接して原稿を給送するための給送回転体と、
前記給送回転体を保持し、前記給送回転体を最上位の原稿と接する当接位置と最上位の原稿から退避した退避位置とに移動させる移動部材と、を備え、
原稿を一枚送り出す毎に前記当接位置と前記退避位置とに前記給送回転体が移動するように前記移動部材が移動し、
前記検知部は前記移動部材の位置を検知し、前記当接位置に前記移動部材が移動したときの前記検知部からの信号に基づいて前記制御部が最上位の原稿の位置を判断することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
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JP2008309962A JP5284067B2 (ja) | 2008-12-04 | 2008-12-04 | 原稿読取装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020138852A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | ブラザー工業株式会社 | 画像読取装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005330027A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Ricoh Co Ltd | 自動原稿搬送装置 |
JP2007197196A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Kyocera Mita Corp | シート供給装置および画像形成装置 |
JP2008228210A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Murata Mach Ltd | 画像読取装置及びイメージスキャナ装置 |
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2008
- 2008-12-04 JP JP2008309962A patent/JP5284067B2/ja active Active
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JP2008228210A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Murata Mach Ltd | 画像読取装置及びイメージスキャナ装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020138852A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | ブラザー工業株式会社 | 画像読取装置 |
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