JP2010132155A - 車両用ニープロテクタ構造 - Google Patents

車両用ニープロテクタ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2010132155A
JP2010132155A JP2008310404A JP2008310404A JP2010132155A JP 2010132155 A JP2010132155 A JP 2010132155A JP 2008310404 A JP2008310404 A JP 2008310404A JP 2008310404 A JP2008310404 A JP 2008310404A JP 2010132155 A JP2010132155 A JP 2010132155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knee
knee protector
fastening member
input load
mounting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008310404A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5199848B2 (ja
Inventor
Tomoaki Hijiki
智章 日食
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP2008310404A priority Critical patent/JP5199848B2/ja
Publication of JP2010132155A publication Critical patent/JP2010132155A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5199848B2 publication Critical patent/JP5199848B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】主に、膝入力荷重によって、ニープロテクタ取付部とニープロテクタ本体部との間に設けられた締結部材が脱落するのを防止し得るようにする。
【解決手段】車体強度部材22の下部に対して、緊急時の乗員の膝による膝入力荷重を支持吸収可能なニープロテクタ25が備えられた車両用ニープロテクタ構造であって、ニープロテクタ25が、ニープロテクタ取付部26と、ニープロテクタ本体部27とに構造分割され、車体強度部材22に対してニープロテクタ取付部26が溶接固定され、ニープロテクタ取付部26に対してニープロテクタ本体部27が複数の締結部材31,32にて締結固定されるように構成すると共に、膝入力荷重によって、締結部材31,32が脱落するのを防止可能な締結部材脱落防止構造部41を設けるようにしている。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両用ニープロテクタ構造に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部に樹脂製のインストルメントパネル(車室前部内装パネル)が設けられている。このインストルメントパネルの内部には、ほぼ車幅方向へ延びて左右の車体パネル間を連結する金属製の車体強度部材が設けられている。
そして、このような車体強度部材の下部に対して、緊急時の乗員の膝による膝入力荷重を支持吸収可能なニープロテクタを備えたものが存在している(例えば、特許文献1参照)。
このようなニープロテクタは、車体強度部材の運転席側の部分や、助手席側の部分などに対して設けられる。そして、ニープロテクタは、確実に取付けられるようにするために、通常は、車体強度部材の下部に対して、直接、溶接固定されている。
しかし、インストルメントパネルの内部は、各種の内蔵部品類によって混合っていて互いに設置スペースの確保が困難な状況になっているため、レイアウト上などの問題から、車体強度部材に対して、ニープロテクタを直接溶接固定できないような場合も生じている。
このような場合に対処するために、車体強度部材に対して、ニープロテクタを、締結固定し得るようにすることなどが、本願出願人によって検討されている。
即ち、図3に示すように、まず、ニープロテクタ1を、ニープロテクタ取付部2(取付用ブラケット部)と、ニープロテクタ本体部3とに構造分割する。そして、車体強度部材4に対してニープロテクタ取付部2を溶接固定し(溶接部2a)、このニープロテクタ取付部2に対してニープロテクタ本体部3を複数の締結部材5,6により締結固定させる。この場合には、2個の締結部材5,6を、上下に間隔7を有して取付けるようにしている。締結部材5,6には、ボルトなどが用いられる。
なお、この場合、ニープロテクタ本体部3は、主に平均的体格の乗員による膝入力荷重8を支持吸収可能な上部ニープロテクト用ブラケット9と、主に小柄な乗員による膝入力荷重11を支持吸収可能な下部ニープロテクト用ブラケット12とを、図示のように備えたものとされている。
このような構成によれば、車体強度部材4に対し、ニープロテクタ1は、ニープロテクタ取付部2のみが予め溶接固定されて、車体強度部材4と一体化される。そして、後工程で、インストルメントパネルの内部を組み立てる際に、上記したニープロテクタ取付部2に対して、ニープロテクタ本体部3が複数の締結部材5,6によって締結固定される。このように、ニープロテクタ1をニープロテクタ取付部2と、ニープロテクタ本体部3とに構造分割して、異なる工程で車体強度部材4に取付けられるようにすることにより、レイアウト上の問題などを解消することが可能となる。
そして、ニープロテクタ本体部3は、緊急時に、上部ニープロテクト用ブラケット9によって、主に平均的体格の乗員による膝入力荷重8を支持吸収させることができる。また、下部ニープロテクト用ブラケット12によって、主に小柄な乗員による膝入力荷重11を支持吸収させることができる。
特開平7−267028号公報
しかしながら、上記車両用ニープロテクタ構造には、以下のような問題があった。
即ち、ニープロテクタ1を、ニープロテクタ取付部2と、ニープロテクタ本体部3とに構造分割した場合、膝入力荷重8,11によって、下側の締結部材5を中心とするモーメントMが上側の締結部材6に作用し、上側の締結部材6が脱落する(ボルト抜けを生じる)おそれがある。
そのため、ニープロテクタ取付部2は、モーメントMを低減するために、2個の締結部材5,6間の間隔7(モーメントアーム)を長くする必要があり、これによって、ニープロテクタ取付部2が必要以上に(上下方向に)長大なものとなっていた。
このように、ニープロテクタ取付部2が長大になると、インストルメントパネルの内部におけるレイアウト上の自由度が失われるおそれがあるので好ましくない。
なお、上記した以外にも、本発明に至る過程で新たな問題やその他の問題などが発生することも考えられるが、そのようなものについては、本発明の実施例の中で説明することによって、この欄での記載に代えることができるものとする。但し、必要な場合には、この欄に流用することができる。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、車体強度部材の下部に対して、緊急時の乗員の膝による膝入力荷重を支持吸収可能なニープロテクタが備えられた車両用ニープロテクタ構造において、前記ニープロテクタが、ニープロテクタ取付部と、ニープロテクタ本体部とに構造分割され、車体強度部材に対してニープロテクタ取付部が溶接固定され、ニープロテクタ取付部に対してニープロテクタ本体部が複数の締結部材にて締結固定されように構成すると共に、前記膝入力荷重によって、前記締結部材が脱落するのを防止可能な締結部材脱落防止構造部を設けたことを特徴としている。
請求項2に記載された発明は、上記において、前記複数の締結部材が、上下に間隔を有して取付けられ、前記締結部材脱落防止構造部が、前記膝入力荷重により、下側の締結部材を中心として上側の締結部材に作用するモーメントによる、上側の締結部材の脱落を防止可能な廻止形状部であることを特徴としている。
請求項3に記載された発明は、上記において、該廻止形状部が、ニープロテクタ本体部の下側の締結部材よりも下方に形成されて、ニープロテクタ取付部に対し係止可能な廻止用係止部であることを特徴としている。
なお、上記は、それぞれ、所要の作用効果を発揮するための必要最小限の構成であり、上記構成の詳細や、上記されていない構成については、それぞれ自由度を有しているのは勿論である。そして、上記構成の記載から読取ることが可能な事項については、特に具体的に記載されていない場合であっても、その範囲内に含まれるのは勿論である。また、上記以外の構成を追加した場合には、追加した構成による作用効果が加わることになるのは勿論である。
請求項1の発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、締結部材脱落防止構造部を設けたことにより、ニープロテクタ取付部に対しニープロテクタ本体部を複数の締結部材にて締結固定するようにした場合であっても、膝入力荷重によって、締結部材が脱落するのを防止することができる。
請求項2の発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、締結部材脱落防止構造部を廻止形状部とすることにより、膝入力荷重により、下側の締結部材を中心として上側の締結部材に作用するモーメントによる、上側の締結部材の脱落を防止することができる。
請求項3の発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、廻止形状部としての廻止用係止部を、ニープロテクタ本体部の下側の締結部材よりも下方の位置にて、ニープロテクタ取付部に係止させることにより、膝入力荷重によってニープロテクタ本体部に発生する下側の締結部材を中心とするモーメント(の少なくとも一部)を、廻止用係止部によって受けさせることができるので、その分、上側の締結部材に作用するモーメントを低減することができるようになり、以て、上記モーメントによる、上側の締結部材の脱落を確実に防止することが可能となる。
本発明は、主に、膝入力荷重によって、ニープロテクタ取付部とニープロテクタ本体部との間に設けられた締結部材が脱落するのを防止し得るようにすることを目的としている。
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。
なお、以下の実施例は、上記した背景技術や発明が解決しようとする課題などと密接な関係があるので、必要が生じた場合には、互いに、記載を流用したり、必要な修正を伴って流用したりすることができるものとする。
図1、図2は、この発明の実施例を示すものである。
<構成>まず、構成について説明する。
自動車などの車両には、車室内の前部に樹脂製のインストルメントパネル(車室前部内装パネル)が設けられている。このインストルメントパネルの内部には、図1、図2に示すように、ほぼ車幅方向21へ延びて図示しない左右の車体パネル間を連結する金属製の車体強度部材22が設けられている。
そして、このような車体強度部材22の下部に対して、緊急時の乗員の膝による膝入力荷重(図3参照。以下同様)を支持吸収可能なニープロテクタ25を備えるようにする。
このニープロテクタ25は、車体強度部材22の運転席側の部分や、助手席側の部分などに対して設けられる。
そして、車体強度部材22に対して、ニープロテクタ25を、締結固定し得るようにする、
即ち、まず、ニープロテクタ25を、ニープロテクタ取付部26(取付用ブラケット部)と、ニープロテクタ本体部27とに、(上下に)構造分割する。そして、車体強度部材22に対して、上側部分であるニープロテクタ取付部26(の上端部)を溶接固定(溶接部28)し、このニープロテクタ取付部26に対して、下側部分であるニープロテクタ本体部27(の上端部)を複数の締結部材31,32により締結固定する。この場合には、2個の締結部材31,32を、上下に間隔33を有して取付けるようにしている。締結部材31,32には、ボルトなどが用いられる。
なお、この場合、ニープロテクタ本体部27は、主に平均的体格の乗員による膝入力荷重を支持吸収可能な上部ニープロテクト用ブラケット35と、主に小柄な乗員による膝入力荷重を支持吸収可能な下部ニープロテクト用ブラケット37とを、図示のように備えたものとされている。
このようなニープロテクタ25は、左右一対設けられると共に、一対のニープロテクタ25間には、乗員の膝を受ける膝受部材39が架設されている。膝受部材39は、ニープロテクタ25に対してボルトを用いて締結固定されている。この膝受部材39は、インストルメントパネルに対して取付けられない状態で、インストルメントパネルの内側に内蔵されている。
更に、この実施例では、以下の構成を備えている。
(a)膝入力荷重によって、締結部材31,32が脱落するのを防止可能な締結部材脱落防止構造部41を設けるようにする。
(b)上記において、締結部材脱落防止構造部41を、膝入力荷重により、下側の締結部材31を中心として上側の締結部材32に作用するモーメントによる、上側の締結部材32の脱落を防止可能な廻止形状部42とする。
(c)上記において、廻止形状部42を、ニープロテクタ本体部27の下側の締結部材31よりも下方に形成されて、ニープロテクタ取付部26に対し係止可能な廻止用係止部43とする。
(d)上記のより詳細な構成は、以下の通りである。
ニープロテクタ取付部26は、車両前後方向44の後方に向けて開いたコ字状をして、上下方向45へ延びる、金属製のブラケットとされている。
これに対し、ニープロテクタ本体部27は、下部ニープロテクト用ブラケット37の上端部に、ニープロテクタ取付部26に対する取付代部46を有している。この取付代部46は、ニープロテクタ取付部26よりも一回り小さい、後方に向けて開いたコ字状をして、上下方向45へ延びると共に、ニープロテクタ取付部26の内側へ後方から嵌合(三面当接配置)可能なものとされている。
2個の締結部材31,32は、ニープロテクタ取付部26および取付代部46のコ字状のウェブ部分の間に螺着される。
ニープロテクタ取付部26の下端部は、下側の締結部材31の位置とほぼ同じかそれよりも若干下側まで延びるように構成されている。
締結部材脱落防止構造部41の廻止形状部42(廻止用係止部43)は、取付代部46の、コ字状のフランジ部分の少なくとも一方における、下側の締結部材31の位置よりも下側に、一体に形成されている。この場合、廻止用係止部43は、フランジ部分から延長されると共に、フランジ部分の外方へ向けて折返された外方折返片などとされている。
これに対し、ニープロテクタ取付部26の下端部(の対応するフランジ部分)には、必要に応じて、廻止用係止部43を受ける受用延長部47などを設けることができる。
そして、上下の締結部材31,32間の間隔33は、可能な範囲で短くなるようにする(短縮間隔部)。
また、廻止用係止部43と同様の廻止用係止部48は、上記以外の部分に対しても設けることができる。この場合には、上下の締結部材31,32の間の位置に設けるようにしている。この廻止用係止部48は、廻止用係止部43とは反対側のフランジ部分に対して同様に設けるようにしている。
<作用>次に、この実施例の作用について説明する。
車体強度部材22に対して、ニープロテクタ25を取付ける。この場合、ニープロテクタ取付部26のみを予め溶接固定して、車体強度部材22と一体化しておくようにする。そして、後工程で、インストルメントパネルの内部を組み立てる際に、上記したニープロテクタ取付部26に対して、ニープロテクタ本体部27を複数の締結部材31,32によって締結固定する。このように、ニープロテクタ25をニープロテクタ取付部26と、ニープロテクタ本体部27とに(上下に)構造分割して、異なる工程で車体強度部材22に取付け得るようにすることにより、レイアウト上の問題などを解消することが可能となる。
そして、ニープロテクタ本体部27は、緊急時に、上部ニープロテクト用ブラケット35によって、主に平均的体格の乗員による膝入力荷重を支持吸収することができる。また、下部ニープロテクト用ブラケット37によって、主に小柄な乗員による膝入力荷重を支持吸収することができる。
ここで、ニープロテクタ25を、ニープロテクタ取付部26と、ニープロテクタ本体部27とに構造分割した場合、膝入力荷重によって、下側の締結部材31を中心として上側の締結部材32にモーメントが作用し、上側の締結部材32が脱落する(ボルト抜けを生じる)おそれがある。
そこで、この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(a)車体強度部材22の下部に対して、緊急時の乗員の膝による膝入力荷重を支持吸収可能なニープロテクタ25が備えられた車両用ニープロテクタ構造において、ニープロテクタ25が、ニープロテクタ取付部26と、ニープロテクタ本体部27とに構造分割され、車体強度部材22に対してニープロテクタ取付部26が溶接固定され、ニープロテクタ取付部26に対してニープロテクタ本体部27が複数の締結部材31,32にて締結固定されように構成すると共に、膝入力荷重によって、締結部材31,32が脱落するのを防止可能な締結部材脱落防止構造部41を設けたことによって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、締結部材脱落防止構造部41を設けたことにより、ニープロテクタ取付部26に対しニープロテクタ本体部27を複数の締結部材31,32にて締結固定するようにした場合であっても、膝入力荷重によって、締結部材31,32が脱落するのを防止することができる。
これにより、2個の締結部材31,32間の間隔33(モーメントアーム)を短くすることが可能となる。よって、ニープロテクタ取付部26を短くできるので、ニープロテクタ取付部26によって、インストルメントパネルの内部におけるレイアウト上の自由度が失われることのないようにすることができる。
(b)上記において、複数の締結部材31,32が、上下に間隔33を有して取付けられ、締結部材脱落防止構造部41が、膝入力荷重により、下側の締結部材31を中心として上側の締結部材32に作用するモーメントによる、上側の締結部材32の脱落を防止可能な廻止形状部42であることによって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、締結部材脱落防止構造部41を廻止形状部42とすることにより、膝入力荷重により、下側の締結部材31を中心として上側の締結部材32に作用するモーメントによる、上側の締結部材32の脱落を防止することができる。
(c)上記において、廻止形状部42が、ニープロテクタ本体部27の下側の締結部材31よりも下方に形成されて、ニープロテクタ取付部26に対し係止可能な廻止用係止部43であることによって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、廻止形状部42としての廻止用係止部43を、ニープロテクタ本体部27の下側の締結部材31よりも下方の位置にて、ニープロテクタ取付部26に係止させることにより、膝入力荷重によってニープロテクタ本体部27に発生する下側の締結部材31を中心とするモーメント(の少なくとも一部)を、廻止用係止部43によって受けさせることができるので、その分、上側の締結部材32に作用するモーメントを低減することができるようになり、以て、上記モーメントによる、上側の締結部材32の脱落を確実に防止することが可能となる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
本発明の実施例にかかる車両用ニープロテクタ構造の斜視図である。 図1の拡大斜視図である。 従来例にかかる車両用ニープロテクタ構造の側面図である。
符号の説明
22 車体強度部材
25 ニープロテクタ
26 ニープロテクタ取付部
27 ニープロテクタ本体部
31 締結部材
32 締結部材
33 間隔
41 締結部材脱落防止構造部
42 廻止形状部
43 廻止用係止部

Claims (3)

  1. 車体強度部材の下部に対して、緊急時の乗員の膝による膝入力荷重を支持吸収可能なニープロテクタが備えられた車両用ニープロテクタ構造において、
    前記ニープロテクタが、ニープロテクタ取付部と、ニープロテクタ本体部とに構造分割され、
    車体強度部材に対してニープロテクタ取付部が溶接固定され、ニープロテクタ取付部に対してニープロテクタ本体部が複数の締結部材にて締結固定されるように構成すると共に、
    前記膝入力荷重によって、前記締結部材が脱落するのを防止可能な締結部材脱落防止構造部を設けたことを特徴とする車両用ニープロテクタ構造。
  2. 前記複数の締結部材が、上下に間隔を有して取付けられ、
    前記締結部材脱落防止構造部が、前記膝入力荷重により、下側の締結部材を中心として上側の締結部材に作用するモーメントによる、上側の締結部材の脱落を防止可能な廻止形状部であることを特徴とする請求項1記載の車両用ニープロテクタ構造。
  3. 該廻止形状部が、ニープロテクタ本体部の下側の締結部材よりも下方に形成されて、ニープロテクタ取付部に対し係止可能な廻止用係止部であることを特徴とする請求項2記載の車両用ニープロテクタ構造。
JP2008310404A 2008-12-05 2008-12-05 車両用ニープロテクタ構造 Expired - Fee Related JP5199848B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008310404A JP5199848B2 (ja) 2008-12-05 2008-12-05 車両用ニープロテクタ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008310404A JP5199848B2 (ja) 2008-12-05 2008-12-05 車両用ニープロテクタ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010132155A true JP2010132155A (ja) 2010-06-17
JP5199848B2 JP5199848B2 (ja) 2013-05-15

Family

ID=42343927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008310404A Expired - Fee Related JP5199848B2 (ja) 2008-12-05 2008-12-05 車両用ニープロテクタ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5199848B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07267029A (ja) * 1994-03-31 1995-10-17 Nissan Motor Co Ltd 車両用ニープロテクタ構造
JPH07267028A (ja) * 1994-03-30 1995-10-17 Nissan Motor Co Ltd 車両用ニープロテクタ構造
JP2006151087A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Fuji Heavy Ind Ltd ニーガード部材
JP2007284034A (ja) * 2006-03-23 2007-11-01 Nissan Motor Co Ltd ニーボルスタおよび乗員下肢保護方法並にニーボルスタを備えた自動車

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07267028A (ja) * 1994-03-30 1995-10-17 Nissan Motor Co Ltd 車両用ニープロテクタ構造
JPH07267029A (ja) * 1994-03-31 1995-10-17 Nissan Motor Co Ltd 車両用ニープロテクタ構造
JP2006151087A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Fuji Heavy Ind Ltd ニーガード部材
JP2007284034A (ja) * 2006-03-23 2007-11-01 Nissan Motor Co Ltd ニーボルスタおよび乗員下肢保護方法並にニーボルスタを備えた自動車

Also Published As

Publication number Publication date
JP5199848B2 (ja) 2013-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5708829B2 (ja) 乗員保護構造および乗員保護方法
US20100013198A1 (en) Side curtain airbag
JP2010126140A (ja) 車体強度部材構造
JP2008149895A (ja) フレーム構造体
JP5280829B2 (ja) コンソール衝撃吸収部構造
JP4758390B2 (ja) コラム付けニーエアバッグ装置及びその組付方法
JP5199848B2 (ja) 車両用ニープロテクタ構造
JP4968029B2 (ja) 車両用エアバッグ装置
JP2008132841A (ja) インストルメントパネルの支持構造
JP2007062542A (ja) 車両用ニープロテクター部構造
JP5010142B2 (ja) 車両用ニープロテクタ構造
JP4563868B2 (ja) エアバッグ取付部構造
JP2017144814A (ja) 車両のバンパー構造
JP2009227071A (ja) ステアリング支持部構造
JP6819149B2 (ja) 車両用燃料パイプ取付構造
JP2006130945A (ja) 車両の後側面部構造
JP2007001356A (ja) エアバッグ取付部構造
JP6451384B2 (ja) 車両用ドア構造
JP5118012B2 (ja) 大型車両
JP4098743B2 (ja) フロントバンパの取付構造
JP2009079649A (ja) 樹脂パネル取付部構造
JP5978973B2 (ja) 車両用構造物固定構造
JP2007320380A (ja) 車両用ニープロテクタ構造
JP2019006249A (ja) 車体前部の構造
JP2006103389A (ja) ステアリングサポートメンバー構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121016

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5199848

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees