JP2010131844A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作環境の騒音に応じた適切な音量で印刷終了の報知が行えるようにする。
【解決手段】音センサ17および騒音レベル検出部6により、印刷ジョブが発生する毎に印刷直前の最新のプリンタ3の動作環境の騒音レベルを検出し、ブザー音切替部7により、騒音レベル検出部6が検出した騒音レベルの大小に基づき、ブザー46の印刷の終了報知音を、少なくとも音量レベルが異なる第1の報知モードの報知音、第2の報知モードの報知音に切り替えることにより、印刷の終了を、プリンタ3の動作環境の騒音に応じた適切な音量で印刷終了の報知を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、印刷の終了を音で報知するインクジェットプリンタ等の画像形成装置に関し、詳しくは、印刷終了の報知音の改良に関する。
従来、オフィスや家庭で使用される一般的なインクジェットプリンタや、商店の割引特典のクーポン発券等に用いられるインクジェットプリンタ等の画像形成装置は、携帯電話機やホストコンピュータ等の外部装置から与えられた印刷データに基づき、インクカートリッジのインクを印刷ヘッドから用紙等に吐出して所要の印刷を行う(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2008−36884号公報(段落[0001]−[0002]、[0024]−[0031、図1−図5等) 特開2007−98706号公報(段落[0006]、[0054]、図1等)
この種の画像形成装置において、印刷の終了をブザー音等で報知し、クーポン等の印刷物の取り忘れ等を防止することが考えられるが、この場合、ブザー音等の音量(レベル)をどのように設定するのかが重要な課題である。
そして、商店等で使用される画像形成装置のように、動作環境の騒音(環境音)が時間帯等によって変化する環境下で使用される画像形成装置の場合、ブザー音等を小音量に設定すると、騒音レベルが高くなる時間帯等には、騒音によってブザー音が聞えなくなり、店員や店の顧客等が印刷完了に気付かず、印刷されたクーポン等の取り忘れ(渡し忘れ)が生じる。一方、ブザー音を大音量に設定すると、騒音レベルが低い時間帯等には、騒音に対してブザー音が大きくなり過ぎ、店員や前記顧客に不快感を与える。
なお、上記の不都合は、オフィスや家庭で使用される一般的なインクジェットプリンタ等においても同様に発生し、例えば、掃除機などの使用によって大きな騒音が発生すると、前記ブザー音がかき消されて聞えなくなり、印刷の終了に気付かず、印刷物を取り忘れる。
この発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、動作環境の騒音に応じた適切な音量で印刷終了の報知が行えるようにすることを目的とする。
この発明の画像形成装置は、上記目的を達成するため、印刷の終了を音で報知する画像形成装置において、印刷の終了時に終了報知音を発生する報知手段と、印刷ジョブの発生により印刷直前の動作環境の騒音レベルを検出する騒音レベル検出手段と、前記騒音レベル検出手段が検出した騒音レベルに基づいて、前記報知手段の前記終了報知音を少なくとも音量が異なる第1の報知モードの報知音、第2の報知モードの報知音に切り替える報知音切替手段と、を備える。
この場合、騒音レベル検出手段により、印刷ジョブが発生する毎に印刷直前の最新の動作環境の騒音レベルを検出し、報知音切替手段により、騒音レベル検出手段が検出した騒音レベルの大小に基づき、報知手段の印刷の終了報知音を、少なくとも音量レベルが異なる第1の報知モードの報知音、第2の報知モードの報知音に切り替えることにより、印刷の終了を、画像形成装置の動作環境の騒音の大小に応じて音量が切り替わる終了報知音で報知することができ、動作環境の騒音に応じた適切な音量で印刷終了の報知を行うことができる。
そして、前記第2の報知モードの報知音は前記第1の報知モードの報知音より大音量に設定され、前記報知音切替手段は、前記騒音レベル検出手段が検出した騒音レベルが前記第1の報知モードの報知音のレベルより大きいときに、前記終了報知手段の前記終了報知音を第1の報知モードの報知音から前記第2の報知モードの報知音に切り替えることが、より具体的で好ましい。
この場合、動作環境の騒音レベルが第1の報知モードの報知音のレベル以下のときには、過大な音量によって不快感を与えることがないように第1の報知モードの報知音により印刷の終了を報知し、動作環境の騒音レベルが第1の報知モードの報知音のレベルより大きくなると、印刷終了報知音が騒音にかき消されないように第2の報知モードの報知音に大きくして印刷の終了を確実に報知することができる。
また、前記報知音切替手段は、前記騒音レベル検出手段が検出した騒音レベルと、前記終了報知音の発生前後の前記動作環境の騒音レベルの変化の割合いに係わる閾値とを比較して、前記終了報知手段の前記終了報知音を第1の報知モードの報知音、第2の報知モードの報知音に切り替えるようにすることも好ましい。
この場合は、印刷終了報知音の聞き取り易さが、騒音レベルと印刷終了報知音の音量との相対的な関係に起因することに着目し、終了報知音の発生前後の前記動作環境の騒音レベルの変化の割合いに係わる閾値を設定し、報知音切替手段により、騒音レベル検出手段が検出した騒音レベルと前記閾値とを比較して、前記終了報知手段の前記終了報知音を第1の報知モードの報知音、第2の報知モードの報知音に切り替えることができ、動作環境の騒音に応じた一層適切な音量で印刷終了の報知を行うことができる。
そして、前記閾値は、第1、第2の報知モードの報知音による前記動作環境の騒音レベルの変化の割合の差が、印刷直前の前記動作環境の騒音レベルが第1の報知モードの報知音の音量レベルのときの差と、印刷直前の前記動作環境の騒音レベルが第2の報知モードの報知音の音量レベルのときの差との1/2になる印刷直前の前記動作環境の騒音レベルに設定されることが、具体的で好ましい。
この場合、前記閾値を、第1、第2の報知モードの報知音のいずれについても、騒音レベルの変化の割合が、第1の報知モードの報知音の大きさの騒音レベルのときの変化の割合と、第2の報知モードの報知音の大きさの騒音レベルのときの変化の割合との中間の大きさになる最も適当な値に設定することができる。
本発明の実施形態について、図1ないし図6を参照して詳述する。
(一実施形態)
一実施形態について、図1ないし図5を参照して説明する。
本実施形態の画像形成装置は、スーパーマーケット等の商店のクーポンを発券するPOSシステムのインクジェットプリンタであり、接客カウンタ(レジカウンタ)又は専用のスペース等に設置される。画像形成装置が印刷して発券されたクーポンは、店員が顧客に手渡すか、顧客自らが装置から受け取る。そして、印刷物(クーポン)の少なくとも印刷の終了が電子音で報知される。
図1は本実施形態のPOSシステム1の概略の構成を示し、図2はPOSシステム1のホストコンピュータ2およびプリンタ3の制御ブロックを示し、図3はプリンタ3の印刷手順を示し、図4はプリンタ3の印刷終了報知の手順を示し、図5は印刷終了報知のブザー音の切替の手順を示す。
図1に示す本実施形態のPOSシステム1は、印刷ジョブおよび当該印刷ジョブに対応する鳴動制御コマンド(報知制御コマンド)を送信するホストコンピュータ2と、ホストコンピュータ2から受信した印刷ジョブに基づいて印刷を行うと共に、鳴動制御コマンドに基づいて印刷終了を電子音の鳴動で報知する機能を備えたプリンタ3と、で構成され、ホストコンピュータ2は例えば商店の内部又は外部の管理事務所等に設置され、プリンタ3は当該商店の店内に設置され、ホストコンピュータ2とプリンタ3とは有線又は無線で接続されている。
ホストコンピュータ2は、店員や顧客の発券操作等に基づきPOSアプリケーションなどからクーポン等の発券要求を受けると、後述する業務アプリケーション31により対応する印刷ジョブを生成し、各印刷ジョブに対して印刷ジョブIDを付与する。そして、この印刷ジョブIDに基づいて印刷ジョブの管理を行うと共に、プリンタ3に対し印刷ジョブを送信する。
また、ホストコンピュータ2は、印刷ジョブを生成した後、必要に応じてプリンタ3のブザー46(本発明の報知手段、図2参照)を鳴動するための鳴動制御コマンドを生成する。この鳴動制御コマンドには、印刷完了後にプリンタ3のブザー46を鳴動させたい印刷ジョブIDと、ブザー46の鳴動パターン(報知パターン、詳細は後述)とが定義されている。そして、この鳴動制御コマンドをホストコンピュータ2からプリンタ3に送信することで、プリンタ3に所定のタイミング(印刷完了後)および所定の鳴動パターンでブザー46を鳴動させる。
プリンタ3は、複数種のカラーインクを記録材料として使用して画像記録(複数色カラー印刷)を実行し、クーポン等の印刷物を発券するインクジェット方式のプリンタ3である。図1に示すように、プリンタ3は、前面上部パネル11aおよびケースカバー11bから構成されるプリンタケース11の前面に、左側から順に電源スイッチ12、ロール紙カバー13、装着部開閉カバー14が配置されており、ロール紙カバー13の上方には、ロール紙を排出する用紙排出口15が臨んでいる。また、電源スイッチ12の上方には、プリンタ3の状態をオペレータ(店員や顧客)に通知する複数のLEDランプ16が設けられている。ロール紙カバー13の内部には、ロール状に巻回された用紙、すなわち、ロール紙(図示省略)が装填されており、一方の装着部開閉カバー14の内部には、インクカートリッジ(図示省略)が装着されている。さらに、プリンタ3は、例えば上面や背面等の適当な個所にプリンタ3の動作環境(店内)の環境音(騒音)を検出する音センサ17を備える。音センサ17は簡易には小型のマイクロフォンからなるが、動作環境の音が検出できるものであればどのような構成であってもよく、いわゆる騒音計であってもよい。
プリンタ3は、ホストコンピュータ2から印刷ジョブを受信すると、当該印刷ジョブに基づいて、用紙上に文字や絵柄といった所望の画像をカラー印刷し、用紙排出口15より印刷済みの用紙(クーポン)を排出する。また、プリンタ3は、ホストコンピュータ2から鳴動制御コマンドを受信すると、当該印刷ジョブの印刷ジョブIDを含む鳴動制御コマンドの鳴動パターンに基づいてブザー46を鳴動し、その電子音の印刷終了音により、オペレータに対して印刷処理の終了(完了)、つまり用紙排出口15からクーポン等が排出された旨を報知する。なお、印刷の終了(用紙排出口15からのクーポン等の排出)の報知は、ブザー46の鳴動で報知すると同時にLEDランプ16の点灯(明滅)によって視覚的にも報知する。
次に、図2を参照して、ホストコンピュータ2およびプリンタ3の構成等を、さらに詳述する。
ホストコンピュータ2は、CPU21、ROM22、RAM23、HDD(Hard Disk Drive)24、入力デバイス25および通信インターフェース26を備え、HDD24に記憶された制御プログラム従ってRAM23内などに保存されたデータの処理を行う。
また、HDD24には、業務アプリケーション31およびスプーラ32が記憶され、CPU21は、業務アプリケーション31を実行し、入力デバイス25からの入力に基づく鳴動パターンを生成する。鳴動パターンは、例えば周波数、鳴動時間、消音時間、音量、鳴動回数等の項目からなる。ユーザーは、これら項目に対するパラメータを変化させることで、所望の鳴動パターン、もしくは鳴動停止パターンに設定できる。
さらに、CPU21は、POSアプリケーションなどからクーポンを発券するための情報(以下、クーポン情報)を受信すると、業務アプリケーション31を実行して当該クーポン情報に基づいて印刷データを生成する。そして、業務アプリケーション31は、印刷要求と共に生成した印刷データをスプーラ32に送る。スプーラ32は、当該印刷データに基づき印刷ジョブを生成すると共に、当該印刷ジョブに対して印刷ジョブIDを付与すし、CPU21は、生成された印刷ジョブを通信インターフェース26を介してプリンタ3に送信する。
業務アプリケーション31は、スプーラ32により付与された印刷ジョブIDが所定の印刷ジョブID(例えば、一の顧客に対して複数枚のクーポンが発券されるときには、発券される最後のクーポンに対する印刷ジョブID)であるか否かを判別する。そして、前記所定の印刷ジョブIDになると、上述の鳴動パターンおよび当該印刷ジョブIDに関連付けれれた鳴動制御コマンドを生成する。そして、CPU21は、業務アプリケーション31のAPIを用い、通信インターフェース26を介して鳴動制御コマンドをプリンタ3に送信する。このようにすることで、例えば一の顧客に対して複数枚のクーポンを発券する場合は、最後のクーポンの印刷終了のみをブザー音で報知することができる。
なお、上述の印刷ジョブの送信と鳴動制御コマンドとは、鳴動制御コマンドがUDP(User Datagram Protocol)を利用して、印刷ジョブがTCP(Transmission Control Protocol)を利用して非同期に送信され、印刷ジョブの実行完了から鳴動制御コマンドの実行開始までの間の遅延の発生が防止される。
プリンタ3は、CPU41、フラッシュROM42、RAM43、通信インターフェース44、印刷制御部45、用紙搬送機構47、印刷ヘッド48、ブザー46、LEDランプ16を備え、さらに、前記音センサ17と共に本発明の騒音レベル検出手段を形成する騒音レベル検出部6、本発明の報知音切替手段を形成するブザー音切替部7を備え、フラッシュROM42内に記憶された制御プログラムに従って、RAM43内のデータの処理等を行う。
RAM43には、印刷ジョブのジョブ履歴が記録されるジョブ履歴記憶領域51が設けられ、このジョブ履歴記憶領域51には、既に印刷処理が終了した印刷ジョブおよび現在印刷処理中の印刷ジョブに対応する印刷ジョブIDが記録されている。また、RAM43には、現在印刷処理中の印刷ジョブに対応する印刷ジョブIDを記録する印刷ジョブID記憶領域52と、鳴動制御コマンドを記録するコマンド記憶領域53も設けられている。
CPU41は、通信インターフェース44を介してホストコンピュータ2から鳴動制御コマンドを受信すると、当該鳴動制御コマンドに含まれる印刷ジョブIDが、印刷ジョブID記憶領域52に記録されている現在印刷処理が開始されている印刷ジョブの印刷ジョブIDと一致するか否かを判別する。現在開始されている印刷ジョブの印刷ジョブIDと一致する場合、CPU41は、当該鳴動制御コマンドに含まれる鳴動パターンに基づいて、即時にブザー音切替部7を介してブザー46を鳴動させる。一方、一致しない場合(現在開始されている印刷ジョブが存在しない場合も含む)、CPU41は、この鳴動制御コマンドに含まれる印刷ジョブIDがジョブ履歴記憶領域51に記録されているか否かを判別し、判別結果に基づき、ブザー音切替部7を介してブザー46の鳴動を制御する。具体的には、当該印刷ジョブIDがジョブ履歴記憶領域51に記録されていない場合、CPU41は、当該鳴動制御コマンドをコマンド記憶領域53に一時的に記録する。一方、当該印刷ジョブIDがジョブ履歴記憶領域51に印刷処理完了済みとして記録されている場合、CPU41は、当該鳴動制御コマンドに含まれる鳴動パターンに基づき、即時にブザー音切替部7を介してブザー46を鳴動させる。鳴動制御コマンドの受信に際して、当該鳴動制御コマンドの印刷ジョブIDと同一の印刷ジョブIDが存在するか否かの判別を、現在開始されている印刷ジョブIDのみを記録した印刷ジョブID記憶領域52を最初に参照して判別することで、複数の印刷ジョブIDが記録されているジョブ履歴記憶領域51を検索して判別する場合に比して、素早く判別することができる。つまり、鳴動による報知を素早く実行することができる。これにより、例えば、何らかの理由で報知制御コマンドが遅延した場合においても、確実にオペレータに対して印刷ジョブが開始された旨、つまりクーポンの印刷が終了(完了)して発券された旨を伝えることができる。
また、CPU41は、通信インターフェース44を介してホストコンピュータ2から印刷ジョブを受信すると、受信した印刷ジョブの印刷制御コマンドに基づいて処理を実行する。具体的には、まず、CPU41は、JobStartコマンドを解析することで当該印刷ジョブの処理を開始し、続いてJobNameコマンドを解析する。このJobNameコマンドには当該印刷ジョブの印刷ジョブIDがパラメータとしてセットされており、これにより、CPU41は、当該印刷ジョブの印刷ジョブIDを取得する。CPU41は、JobNameコマンドの解析に伴い、当該印刷ジョブが開始されたことを検出すると共に、当該印刷ジョブIDを印刷ジョブID記憶領域52およびジョブ履歴記憶領域51に印刷実行開始のステータスで記録する。この検出をトリガとして、CPU41は、コマンド記憶領域53に当該印刷ジョブの印刷ジョブIDと同一の印刷ジョブIDを含む鳴動制御コマンドが存在するか否かを判別する。該当する鳴動制御コマンドが存在する場合、CPU41は、鳴動制御コマンドに含まれる鳴動パターンに基づき、ブザー音切替部7を介してブザー46を鳴動させる。また、ブザー46の鳴動終了後、CPU41は、コマンド記憶領域53に記憶されている鳴動制御コマンドをクリアする。
引き続き、CPU41は、JobPrintコマンドを解析し、印刷データの印刷を開始する。この場合、CPU41は、印刷制御部45に対し、当該印刷データに基づく印刷指示を出す。印刷指示を受けた印刷制御部45は、当該印刷データに基づいて、用紙搬送機構47を介してロール紙を搬送しつつ、印刷ヘッド48を駆動してロール紙への印刷を実行し、用紙排出口15から印刷されたクーポンを発券する。その後、CPU41は、印刷ジョブ(印刷制御コマンド)に含まれるJobEndコマンドを解析(処理)し、当該コマンドの解析が終了することで当該印刷ジョブに係る全ての処理が完了する。
ここで、図3を参照して、プリンタ3が印刷ジョブを受信した場合の動作手順について説明する。まず、プリンタ3は、ホストコンピュータ2から送信された印刷ジョブを受信する(ステップS11)。そして、プリンタ3は、当該印刷ジョブに基づいて印刷処理を開始する(ステップS12)。この時、プリンタ3は、印刷ジョブに含まれる印刷ジョブIDを取得し、ジョブ履歴記憶領域51および印刷ジョブID記憶領域52に当該印刷ジョブIDを印刷処理中のステータスで記録(登録)する(ステップS13)。そして、プリンタ3は、当該印刷ジョブに基づく一連の印刷処理が完了したことを検出すると(ステップS14)、当該印刷ジョブの印刷ジョブIDと同一の印刷ジョブIDを含む鳴動制御コマンドが、受信されてコマンド記憶領域53に存在するか否かを判別する(ステップS15)。対象となる鳴動制御コマンドが存在しない場合(ステップS16のNo)、プリンタ3は、ジョブ履歴記憶領域51の当該印刷ジョブIDに対するステータスを印刷処理完了に更新する(ステップS19)。一方、対象となる鳴動制御コマンドが存在する場合(ステップS16のYes)、プリンタ3は、当該鳴動制御コマンドの鳴動パターンに基づいてブザー46を鳴動させる(ステップS17)。ブザー46の鳴動終了後、プリンタ3は、コマンド記憶領域53に記録された当該鳴動制御コマンドをクリアする(ステップS18)。そして、プリンタ3は、ジョブ履歴記憶領域51の当該印刷ジョブIDに対するステータスを印刷処理完了に更新する(ステップS19)。
次に、図4を参照して、プリンタ3が鳴動制御コマンドを受信した場合の動作手順につ
いて説明する。まず、プリンタ3は、ホストコンピュータ2から送信された鳴動制御コマ
ンドを受信すると(ステップS21)、受信した鳴動制御コマンドに含まれる印刷ジョブIDと同一の印刷ジョブIDが、印刷ジョブID記憶領域52に記録されているか否かを判別する(ステップS22)。つまり、鳴動制御コマンドに含まれる印刷ジョブIDが付与された印刷ジョブが、印刷処理中であるか否かを判別する。印刷ジョブID記憶領域52に対象となる印刷ジョブIDが存在する場合(ステップS23のYes)、プリンタ3は、鳴動制御コマンドをコマンド記憶領域53に記録する(ステップS24)。一方、印刷ジョブID記憶領域52に対象となる印刷ジョブIDが存在しない場合(ステップS23のNo)、プリンタ3は、ジョブ履歴記憶領域51を検索し、対象となる印刷ジョブIDが当該ジョブ履歴記憶領域51に記録されているか否かを判別する(ステップS25)。ジョブ履歴記憶領域51に対象となる印刷ジョブIDが存在しない場合(ステップS26)、プリンタ3は、鳴動制御コマンドをコマンド記憶領域53に記録する(ステップS24)。一方、ジョブ履歴記憶領域51に対象となる印刷ジョブIDが存在する場合(ステップS26のYes)、プリンタ3は、ジョブ履歴記憶領域51に記録されている印刷ジョブIDのステータスが「印刷処理完了済み」であるか否かを判別する。対象となる印刷ジョブIDのステータスが「印刷処理完了済み」以外の場合(ステップS27のNo)、鳴動制御コマンドをコマンド記憶領域53に記録する(ステップS24)。一方、対象となる印刷ジョブIDのステータスが「印刷処理完了済み」の場合(ステップS27のYes)、プリンタ3は、鳴動制御コマンドの鳴動パターンに基づき、即時にブザー音切替部7を介してブザー46を鳴動させる(ステップS28)。
このように、ホストコンピュータ2から印刷ジョブと鳴動制御コマンドと、を非同期に受信したプリンタ3は、印刷ジョブに基づく印刷処理を実行して所要枚数のクーポンを印刷すると、印刷ジョブが完了したことの検出をトリガとして、該当する鳴動パターンでブザー46を鳴動し、そのブザー音によりクーポンの印刷終了をオペレータに報知する。
つぎに、本発明の特徴である印刷終了音(ブザー音)の切替について説明する。
まず、音センサ17が検出するプリンタ3の動作環境の時々刻々の騒音レベル(デシベル)は騒音レベル検出部6に入力される。
つぎに、騒音レベル検出部6は、受信した印刷ジョブの印刷ジョブIDをCPU41が取得して印刷ジョブが発生すると、印刷ジョブIDの取得を開始トリガとして、その後、CPU41が印刷制御部45に対して印刷指示を出力して用紙搬送機構47が動作する直前までの間に音センサ17が検出する動作環境の騒音レベル、すなわち、プリンタ3の印刷の動作音や印刷の終了報知音としてのブザー音を含まない最新の動作環境の騒音レベルを取り込んで検出する。
さらに、ブザー音切替部7は、騒音レベル検出部6が検出した騒音レベルに基づいて、印刷ジョブの鳴動制御コマンドの鳴動パターンに対するブザー46のブザー音(終了報知音)を、少なくとも音量が異なる第1の報知モードの報知音、第2の報知モードの報知音に切り替える。
すなわち、ブザー音が店内等の動作環境の騒音に対して適当な大きさであれば、店員が顧客に応対中でプリンタ3の状態を視認することができない場合や店員がクーポンを印刷中であることを忘れたりした場合にも、クーポンの印刷が終了して発券されたことに店員が確実に気付き、印刷されてクーポンを確実に該当する顧客に手渡すことができる。また、発券されたクーポン等を顧客が自ら受け取る場合には、顧客がその受け取りを忘れることがない。一方、ブザー音が店内等の動作環境の騒音に対して過大であると、ブザー音が店員や顧客に耳障りとなり、不快感を与える。
そこで、本実施形態においては、例えば、鳴動パターン毎に、第1の報知モードの報知音として各鳴動パターンの標準的な音量の報知音を設定し、第2の報知モードの報知音として各鳴動パターンの標準的な音量より大音量の報知音を設定し、ブザー音切替部7のフラッシュROM等の不揮発性の記憶部(図示省略)に、鳴動パターン毎に、第1の報知モードの報知音の音量データと、第2の報知モードの報知音の音量データとを書き込んで保持する。
そして、CPU41からブザー音切替部7に鳴動パターンが入力されると、ブザー音切替部7は、図4に示すように動作し、騒音レベル検出部6が検出した印刷直前の騒音レベルと、当該鳴動パターンの第1の報知モードの報知音のレベルとを比較し(ステップS31)、騒音レベル検出部6により検出された騒音レベルが第1の報知モードの報知音のレベル以下になるときには、第1の報知モードの報知音の音量データに基づいてブザー46を駆動し(ステップS32)、標準的な音量の当該鳴動パターンのブザー音でクーポン等の印刷終了を報知する。一方、騒音レベル検出部6により検出された騒音レベルが第1の報知モードの報知音のレベルより大きくなるとき(動作環境の騒音が大きくなるとき)には、第2の報知モードの報知音の音量データに基づいてブザー46を駆動し(ステップS33)、標準的な音量より大きな音量の当該鳴動パターンのブザー音でクーポン等の印刷終了を報知する。
したがって、本実施形態の場合、ブザー音切替部7により、騒音レベル検出部6が検出した騒音レベルの大小に基づき、ブザー46のブザー音(印刷の終了報知音)を、少なくとも音量レベルが異なる第1の報知モードの報知音、第2の報知モードの報知音に切り替え、印刷の終了を、プリンタ3の動作環境の騒音の大小に応じた音量で報知することができ、動作環境の騒音に応じた適切な音量でクーポン等の印刷終了の報知を行うことができる。
さらに、具体的には、第2の報知モードの報知音を第1の報知モードの標準的な報知音より大音量に設定し、騒音レベル検出部6が検出した騒音レベルが第1の報知モードの報知音のレベルより大きいときに、ブザー音を大音量の第2の報知モードの報知音に切り替えるたため、プリンタ3の動作環境の騒音レベルが第1の報知モードの報知音のレベル以下のときには、過大な音量によって不快感を与えることがない標準的な音量のブザー音によりクーポン等の印刷の終了を報知し、プリンタ3の動作環境の騒音レベルが第1の報知モードの報知音のレベルより大きくなると、ブザー音を騒音にかき消されないように第2の報知モードの報知音に大きくして印刷の終了を確実に報知することができる。
ところで、第1の報知モードの報知音の音量から第2の報知モードの報知音の音量に切り替える騒音レベルの閾値は、上記のように第1の報知モードの報知音の音量レベルに設定する代わりに、店員等がプリンタ3の操作等により動作環境の騒音レベルの変化等に応じて可変設定することも考えられる。この場合、前記閾値の設定は、(1)目安となる騒音レベルをプリンタ3の表示パネル等に表示し、プリンタ3のパネル操作やコマンド操作によりレベル前記閾値のレベル[dB]を操作入力して設定するか、(2)前記閾値を設定する時の音センサ17の最新の検出レベル(騒音レベル)より例えば10dB高いレベルを前記閾値のレベルとして自動入力して設定することが好ましい。
(他の実施形態)
他の実施形態について、図6を参照して説明する。
本実施形態において、前記一実施形態と異なる点は、プリンタ3の図2に示したブザー音切替部7の処理である。すなわち、図2のブザー46のブザー音(印刷終了報知音)の聞き取り易さが、プリンタ3の動作環境の騒音レベルとブザー音の音量との相対的な関係によって定まることに着目し、ブザー音の発生前後のプリンタ3の動作環境の騒音レベルの変化の割合いに係わる閾値をブザー音切替部7に設定し、ブザー音切替部7により、騒音レベル検出部6が検出した騒音レベルと設定された閾値とを比較して、ブザー音を前記第1の報知モードの報知音、前記第2の報知モードの報知音に切り替える。前記閾値は、具体的には、プリンタ3の動作環境の騒音レベルの設定した上限値、下限値それぞれにおける、第1の報知モードの報知音の発生前後の前記動作環境の騒音レベルの変化の割合と、第2の報知モードの報知音の発生前後の前記動作環境の騒音レベルの変化の割合との差の1/2に設定する。
<闇値の決定方法>
前記閾値の決め方について、以下に説明する。
・2つの音量の重ね合わせ
一般に、音量B([dB])は、その音圧p[Pa]及び、基準音圧p0(一般にp0=20×10−6[P]が用いられる場合が多い)を用いて、つぎの数1の(1)式で与えられることが知られている。ここで、音量Bの特性は音圧pに対して人間が感じる聴覚特性に近いことが知られている。
Figure 2010131844
さらに、環境音量(騒音)Be(t)[dB](tは時間であり、環境音量Beは時間依存がある)に、プリンタ3のブザー音のような単体ではBn[dB](動作モードnで発する音量であって、動作モード固有の時間に依存しない音量であり、例えば、音圧p0の環境下で測定した音量)の音量が重ね合わさると、その動作環境における音量(環境音量)はつぎの数2の(2)式のBtot(Be(t)、Bn)で与えられる。
Figure 2010131844
そして、環境音量が上記重ね合わせの前後でどれだけ変化したかを示す割合は、つぎの数3の(3)式のPn(Be(t))[%]で定義して表すことができる。
Figure 2010131844
<閾値の決定>
前記環境音量の重ね合わせの前後の変化を踏まえると、プリンタ3の動作環境の騒音下で店員や顧客(以下、ユーザーという)がブザー46のブザー音(印刷終了報知音)を確実に聴覚するか否かは、環境音量がブザー音の重ね合わせによりどれだけ大きく変化したかの割合に依存する。また、そのブザー音をユーザーが不快と感じるか否かも前記割合に依存する。
そして、人間の聴覚特性は(1)式に示したように対数的な特性を有し、うるさいと感じる動作環境においては、騒音の音量が大きく、でブザー音が騒音でかき消されるので、ブザー音を大きくしなければ、ユーザーはブザー音を殆ど聴覚することができない。一方、静かな動作環境においては、騒音の音量が小さく、ブザー音を大きくしなくても、ユーザーはブザー音を聴覚することができる。すなわち、ユーザーが聴覚できるブザー音の音量は動作環境の騒音とブザー音の音量との相対的な関係に依存する。
そのため、前記闇値は、(3)式のPn[%]で示される環境音量の重ね合わせの前後の変化の割合に基づいて設定することが効果的である。
そして、ブザー音出力前の環境音量Be(サンプリングデータであり、時間変化しない音量である)に対して、ブザー音の出力前後の変化の割合Pn[%]は、例えば図6の実線a、b、cの特性で変化する。図6の実線aはブザー音が40[dB]の場合、実線bはブザー音が60[dB]の場合、実線cはブザー音が80[dB]の場合を示す。
この場合、プリンタ3のブザー音の切換えの閥値を、ブザー音量Bn(第1の報知モード(動作モードn←n)の報知音の音量)に設定し、前記一実施形態のように、ブザー音を出力する前の環境音量Beがブザー音量Bnよりも大きくなったときに、より大きなブザー音量Bn+1(第2の報知モード(動作モードn←n+1)の報知音の音量)に切り替えて報知すると、例えばブザー音量Bn=40[dB]、ブザー音量Bn+1=60[dB]であれば、動作環境が環境音量Be=40[dB]の比較的静かなときに60[dB]のブザー音で印刷終了が報知され、環境音量のブザー音の出力による変化Pn[%]が150%にもなり、ブザー音が騒音に対して過大になり、ユーザーが煩わしく感じ不快感を与える可能性があるが、このとき、40[dB]のブザー音で印刷終了を報知すれば、Pn[%]は115%程度であり、ユーザーに不快感を与えることはない。
そこで、本実施形態においては、前記閾値を、動作モードn、n+1のブザー音のいずれについても、騒音レベルの変化の割合が、動作モードnのブザー音の大きさの騒音レベルのときの変化の割合Pn[%]と、動作モードn+1のブザー音の大きさの騒音レベルのときの変化の割合Pn+1[%]との中間の大きさの最も適当な値になるように設定する。
すなわち、ブザー音量Bn=40[dB]、ブザー音量Bn+1=60[dB]であって、環境音量Beに対し、ブザー音出力前後の変化の割合Pn[%]が図 の実線a、bの特性で変化する場合、前記閾値は、図6のブザー音量Bn=40[dB]のPn[%]の差Aと、同図のブザー音量Bn=60[dB]のPn[%]の差Bとに基づき、Pn[%]の差XがX=(A+B)/2になる同図の環境音量Be=48[dB]に設定される。
ここで、動作モードn、n+1のいずれか一方の現在の設定モードをm、他方の設定モードをm+1とすると、前記閾値は、つぎの数4の(4)式を満足する環境音量Beに設定する。(4)式の左辺において、Pm+1(Bm+1)はブザー音が加わる前の環境音量Be=Bm+1にブザー音量Bm+1が加わったときの変化の割合、Pm(Bm+1)はブザー音が加わる前の環境音量Be=Bm+1にブザー音量Bmが加わったときの変化の割合であり、同様に、Pm+1(Bm)はブザー音が加わる前の環境音量Be=Bmにブザー音量Bm+1が加わったときの変化の割合、Pm(Bm)はブザー音が加わる前の環境音量Be=Bmにブザー音量Bmが加わったときの変化の割合である。また、(4)式の右辺のPm+1(Be)、Pm(Be)は閾値の環境音量Beにブザー音量Bmが加わったときの変化の割合である。
Figure 2010131844
そして、つぎの数5の(5)式の関係になる範囲、すなわちブザー音が発生する前の環境音量Beが閾値より大きくなる範囲では、動作モードの変更による環境音量Beへの影響が大きいと判断して現在の動作モードmでブザー46を駆動する。
Figure 2010131844
また、つぎの数6の(6)式の関係になる範囲、すなわちブザー音が発生する前の環境音量Beが閾値より小さくなる範囲では、モード変更による環境音量Beへの影響がそれ程大きくないと判断して動作モードm+1に切り替えてブザー46を駆動する。
Figure 2010131844
したがって、本実施形態の場合、前記閾値の設定に基づき、動作環境の騒音に応じた一層適切な音量で印刷終了の報知を行うことができる。
そして、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、例えば、報知手段の終了報知音はブザー音以外の種々の電子音や機械的な振動緒音、さらにはメッセージ音声等であってもよい。また、前記終了報知音は、少なくとも音量が切り替わればよく、併せて周波数や断続間隔等が切り替わる構成であってもよい。
つぎに、上記実施形態では、ホストコンピュータ2側で鳴動パターンを生成し、この鳴動パターンをプリンタ3に送信することでブザー46の鳴動を実現しているが、これに限らず、プリンタ3側で、予め複数の鳴動パターンを記憶しておき、ホストコンピュータ2からプリンタ3に対して鳴動パターンを指定する情報のみを送信してブザー46を鳴動させるようにしても良い。これにより、鳴動パターンそのものの送信が不要となり、鳴動パターンの送信に係るトラフィックを削減することができる。この場合、この鳴動パターンを記録する記憶手段は、図2に示すフラッシュROM42に相当する。
また、上記実施形態では、所定の印刷ジョブが完了した場合に、ブザー46を鳴動してその完了を報知するようにしているが、これに限らず、全ての印刷ジョブに対して、各印刷ジョブの完了を報知するようにしても良い。
また、上記実施形態では、対象となる印刷物としてクーポンを例に挙げて説明したが、これに限定するものではない。
さらに、プリンタ3の内部構成等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、どのようであってもよい。
そして、本発明は、熱転写プリンタ等のインクジェットプリンタ以外の画像形成装置にも同様に適用することができ、業務用、家庭用を問わず、種々の画像形成装置に適用することができる。
本発明の一実施形態のPOSシステムの構成図。 図1のホストコンピュータおよびプリンタの制御ブロック図。 図1のプリンタの印刷ジョブ受信時の動作手順のフローチャート。 図1のプリンタの鳴動制御コマンド受信時の動作手順のフローチャート。 図2のブザー音切替部の動作手順のフローチャート。 本発明の他の実施形態の動作手順のフローチャート。
符号の説明
3…プリンタ、6…騒音レベル検出部、7…ブザー音切替部、17…音センサ、46…ブザー

Claims (4)

  1. 印刷の終了を音で報知する画像形成装置において、
    印刷の終了時に終了報知音を発生する報知手段と、
    印刷ジョブの発生により印刷直前の動作環境の騒音レベルを検出する騒音レベル検出手段と、
    前記騒音レベル検出手段が検出した騒音レベルに基づいて、前記報知手段の前記終了報知音を、少なくとも音量が異なる第1の報知モードの報知音、第2の報知モードの報知音に切り替える報知音切替手段と、を備えた画像形成装置。
  2. 前記第2の報知モードの報知音は前記第1の報知モードの報知音より大音量に設定され、
    前記報知音切替手段は、前記騒音レベル検出手段により検出された騒音レベルが前記第1の報知モードの報知音のレベルより大きいときに、前記終了報知手段の前記終了報知音を第1の報知モードの報知音から前記第2の報知モードの報知音に切り替える請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記報知音切替手段は、前記騒音レベル検出手段が検出した印刷直前の騒音レベルと、前記終了報知音による前記動作環境の騒音レベルの変化の割合いに係わる閾値とを比較して、前記終了報知手段の前記終了報知音を第1の報知モードの報知音、第2の報知モードの報知音に切り替える請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記閾値は、第1、第2の報知モードの報知音による前記動作環境の騒音レベルの変化の割合の差が、印刷直前の前記動作環境の騒音レベルが第1の報知モードの報知音の音量レベルのときの差と、印刷直前の前記動作環境の騒音レベルが第2の報知モードの報知音の音量レベルのときの差との1/2になる印刷直前の前記動作環境の騒音レベルに設定される請求項3に記載の画像形成装置。
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JP2020131498A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム

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