JP2010130664A - データ転送方法およびデータ転送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタル映像信号を伝送するデジタルインターフェースを介してファイルデータの転送を可能とするデータ転送技術を実現する。
【解決手段】デジタル映像信号を差動伝送するデジタルインターフェースを介してファイルデータを転送するデータ転送方法であって、送信側において、転送するファイルデータを所定のフォーマットに応じたデータフレームにするステップと、送信側において、前記ファイルデータのデータフレーム数を算出し、当該データフレーム数が複数ある場合に、前記転送するファイルデータをフレーム単位に分割するステップと、送信側において、前記映像信号のブランキング期間に少なくとも前記分割されたファイルデータの制御信号を埋め込んで送信する送信ステップと、受信側において、前記送信側からフレーム単位で受信したデータを結合してファイルデータを生成する結合ステップと、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタル映像信号を伝送するデジタルインターフェースを介してファイルデータを転送するデータ転送技術に関する。
従来のデータ転送方式として、1系統の伝送線を使用し、ビデオ信号の垂直ブランキング期間に周辺装置への制御信号を重畳して伝送する技術がある(例えば、特許文献1参照)。また、次世代テレビ向けのデジタルインターフェースとしてDVI(Digital Visual Interface)をさらに改良したHDMI(High Definition Multimedia Interface)が規格化されている。
このHDMIでは、DVI規格でも採用されている共通の伝送技術として、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)が使用されている。TMDSでは、映像、音声及び制御信号の伝送用として3チャンネル、クロック信号伝送用として1チャンネルを使用し、合計4チャンネルで高速伝送を実現している。
特開平5−260479号公報
上記特許文献1では、制御信号とともに伝送されるのはビデオ信号のみであり、ビデオ信号の付加情報は伝送されないため、周辺装置では同じファイルであっても別ファイルとして記録されてしまう場合がある。また、動画ファイルの転送はできない。また、HDMIケーブルでは、映像信号や音声信号をリアルタイムに転送することは可能であるが、画像ファイルなどの転送はできない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、デジタル映像信号を差動伝送するデジタルインターフェースを介してファイルデータの転送を可能とするデータ転送技術を実現する。
上述した課題を解決するために、本発明のデータ転送方法は、デジタル映像信号を差動伝送するデジタルインターフェースを介してファイルデータを転送するデータ転送方法であって、送信側において、転送するファイルデータを所定のフォーマットに応じたデータフレームにするステップと、送信側において、前記ファイルデータのデータフレーム数を算出し、当該データフレーム数が複数ある場合に、前記転送するファイルデータをフレーム単位に分割するステップと、送信側において、前記映像信号のブランキング期間に少なくとも前記分割されたファイルデータの制御信号を埋め込んで送信する送信ステップと、受信側において、前記送信側からフレーム単位で受信したデータを結合してファイルデータを生成する結合ステップと、を有する。
また、本発明のデータ転送システムは、デジタル映像信号を差動伝送するデジタルインターフェースを介してファイルデータを転送するデータ転送システムであって、送信側は、転送するファイルデータを所定のフォーマットに応じてデータフレームにする手段と、前記ファイルデータのデータフレーム数を算出し、当該データフレーム数が複数ある場合に、前記転送するファイルデータをフレーム単位に分割する手段と、前記映像信号のブランキング期間に少なくとも前記分割されたファイルデータの制御信号を埋め込んで送信する送信手段と、を有し、受信側は、前記送信側からフレーム単位で受信したデータを結合してファイルデータを生成する結合手段を有する。
本発明によれば、デジタル映像信号を差動伝送するデジタルインターフェースを介してファイルデータの転送が可能となる。
以下に、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
[実施形態1]
図1は、本発明に係る実施形態1のデータ転送システムを構成するSource側とSink側の各構成を示すブロック図である。図1において、HDMI機器101はデジタルインターフェースを介してデータを送信するSource側であり、例えばデジタルスチルカメラなどが適用される。デジタルインターフェースとしては、デジタル映像信号をTMDSにより差動伝送するHDMI(High Definition Multimedia Interface)ケーブル105などが適用される。HDMI送信処理部102は、コマンド、ファイル付加情報、誤り(エラー)検出符号、誤り訂正符号等の「データフレーム」への埋め込み処理を行う。
ファイル分割処理部103は転送ファイルのデータフレーム数が複数(2以上)の場合に、ファイルを分割する処理を行う。記録媒体104はメモリカードなどであり、HDMI機器101で撮影された画像ファイルなどが保存されている。映像出力機器106はHDMIケーブル105を介してデータを受信するSink側であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)のようなストレージ機能を持つデジタルテレビジョン受像機などが適用される。
HDMI受信処理部107は、HDMI機器101からHDMIケーブル105を介して転送されるデータの受信処理、誤り検出処理または誤り訂正処理などを行う。ファイル結合処理部108は、分割されて転送されるファイルデータを結合する処理を行う。表示部110は、HDMI機器101から受信したビデオ信号に基づく映像を画面に表示する。メモリ部111は、HDMI機器101から受信した映像信号や画像ファイルを記録する。制御部112は、ビデオ転送モードやファイル転送モードへの切り替えや表示部110への表示処理、メモリ部111への記録処理を行う。HDD109はHDMI機器101から転送されたファイルを保存するためのストレージである。
図2は、実施形態1のデータ転送処理を示すフローチャートである。図2において、S201にて、ユーザがHDMI機器101もしくは映像出力機器106において、「ファイル転送モード」もしくは「ビデオ転送モード」の選択を行う。S202にて、「ビデオ転送モード」が選択された場合は、画像のスライドショー再生や動画再生などを行うビデオ転送モード(S203)へ移行する。「ファイル転送モード」が選択された場合は、S204にて転送するファイルの選択を行い、S205では転送するファイルをデータフレームにする際のビデオフォーマットが決定される。ここで、ビデオフォーマットの決定方法は、以下の3つが考えられる。
・DDC(VESA Display Data Channel)ラインから取得したディスプレイ情報(解像度)から決定する。特別な処理やコマンド等を加えることなく、映像転送のときと同じように実行することができる。
・ユーザが選択して決定する。ファイルサイズ、伝送負荷などを考慮してフォーマットを選択できる。
・ファイル転送モードでは特定のフォーマットに固定する。例えば1920×1080に固定することで、受信側にファイルを高速転送することができる。
S206では、HDMI機器101にて、転送ファイルのデータフレーム数の算出処理を行う。ここでは、S205で決定されたビデオフォーマットよりデータフレーム数の算出を行う。S207でデータフレーム数が2以上の場合は、ファイル分割処理部103にて、転送するファイルを分割する処理を行う(S208)。S209では、HDMI送信処理部102にて、データフレーム数、コマンドなどをブランキング期間に埋め込み、S210でファイル転送を開始する(S210)。
図3は、図2のS209におけるブランキング期間にコマンドを埋め込む処理を示すフローチャートである。図3において、S301では、「Control Period」において、TDMSのCh1,2の「Preamble」に”1010”を設定し、「Data Island Period」に移行する。S302では、「Data Island Period」において、「Null(All0)」もしくは「コマンド用のヘッダ」を「Packet Header」に埋め込み、S303ではコマンドを「Packet」本体に埋め込む。S304では、再び「Control Period」において、TDMSのCh1,2の「Preamble」に”1000”を設定し、「Video Data Period」に移行する。S305では、「Video Data Period」に転送データを当てはめ、データ転送処理を開始する。
図4はデータフレームの概略構成図である。図4において、垂直ブランキング期間の「Data Island Period」は、ファイルID、データフレーム数、フレーム番号、最終フレームフラグ等を埋め込むことに使用される。水平ブランキング期間の「Data Island Period」は、転送中止コマンド、無効ラインフラグ、最終ラインフラグ、最終ビット位置等を埋め込むことに使用される。映像信号伝送期間である「Video Data Period」にはファイルデータ(Fale Data)が埋め込まれる。
図5はブランキング期間および映像信号伝送期間のデータ構成を例示する図である。図5において、「Control Period」はHDMI規格通りに使用される。「Data Island Period」には、データフレーム数、定義したコマンド(中断、最終データ(フレーム、ライン、ビット)フラグ、ファイルID)などが埋め込まれる。映像信号伝送期間「Video Data Period」には転送データが埋め込まれる。
図6は、図2のS210で転送されたデータの受信処理を示すフローチャートである。図2のS210でのファイル転送処理後(S601)、S602において、HDMI受信処理部107の後述する誤り検出部において、受信データの誤り有無の判定を行う。S603において、誤りが検出された場合には、誤り訂正処理(S604)またはCEC(Consumer Electronics Control)ラインを介してデータの再送要求処理を行う(S605)。S606において、HDMI受信処理部107は、垂直ブランキング期間に埋め込まれているファイルIDが以前に転送された「データフレーム」と同じファイルのデータか否かを判定する。S607において、水平ブランキング期間に埋め込まれているコマンドが、例外コマンド(転送中止、無効ライン等)でないかを判定する。例外コマンドでない場合、S608でデータフレームを結合し、S609で転送データが最終フレームとなったこと確認してファイル保存処理を行う。
図7は、HDMI送信処理部およびHDMI受信処理部における誤り検出または誤り訂正を行う構成を例示しており、誤り検出を行い再送要求を行う構成と、誤り訂正を行う場合とがある。誤り検出のみを行う場合、方式はCRCなどが考えられる。誤りが検出された場合、CECラインを介して送信側に対して「データフレーム」の再送要求を行う。誤り訂正を行う場合、方式はECC、リード・ソロモンなどが考えられる。訂正処理は受信側で行う。
ここで、誤り検出または誤り訂正処理について説明する。HDMI送信処理部102の誤り検出(または誤り訂正)エンコード部701は、入力データに誤り検出符号を生成し、誤り検出(または訂正)符号を付加したデータをTMDSラインに送出する。HDMI受信処理部107の誤り検出デコード部702は、受信データに対して誤り有無の判定を行い、誤りがあった場合にはCECラインを介してデータの再送要求を行う。そして、誤りがなかった場合は、Sink側へデータを送出する。
以上説明したデータ転送方法を用いることで、通常であればビデオデータをフレーム単位でしか転送できない差動伝送方式のデジタルインターフェースにおいても、ファイルデータを伝送することが可能となる。
[実施形態2]
次に、実施形態2について説明する。図8は、実施形態2のファイル転送処理を示すフローチャートである。図8において、S801では、ユーザがHDMI機器101または映像出力機器106において、「映像音声とファイルを転送するビデオ&ファイル転送モード」もしくは「映像音声のみを転送するビデオ転送モード」の選択を行う。
S802にて、「ビデオ転送モード」が選択された場合は、スライドショー、動画再生などを行うビデオ転送モードへ移行する(S803)。「ビデオ&ファイル転送モード」が選択された場合は、S804にて転送するファイルの選択を行う。S805ではビデオフォーマットの決定を行う。この決定方法については実施形態1と同様である。
S806では、HDMI機器101により、S805で決定されたビデオフォーマットから転送ファイルのデータフレーム数の算出処理を行う。S807でデータフレーム数が2以上の場合は、ファイル分割処理部103は、転送するファイルを分割する処理を行う(S808)。S809では、HDMI送信処理部102は、データフレーム数、コマンド、転送データをブランキング期間に埋め込む。S810では、ビデオ&ファイル転送を開始する。
図9は、図8のS809におけるブランキング期間へのコマンド、転送データの埋め込み処理を示すフローチャートである。図9において、S901では、「Control Period」において、TMDSの空きビットに転送データを埋め込む。S902では、TDMSのCh1,2の「Preamble」に”1010”を設定し、「Data Island Period」に移行する。
S903では、「Data Island Period」において、TMDSの空きビットに転送データを埋め込む。S904では、「Data Island Period」において、「Null(All0)」もしくは「コマンド用のヘッダ」を「Packet Header」に埋め込み、S905ではコマンドを「Packet」本体に埋め込む。
S906では、再び「Control Period」において、TMDSの空きビットに転送データを埋め込む。S907では、「Control Period」において、TDMSのCh1,2の「Preamble」に”1000”を設定し、「Video Data Period」に移行する。S908では、従来の規格通り「Video Data Period」においてビデオデータの転送を開始する。
図10は、図8のS809にて「Control Period」および「Data Island Period」へ転送するファイルデータ(File Data)が埋め込まれた場合のデータ構成を例示している。コマンドの埋め込み方法や受信処理は実施形態1と同様である。「Control Period」のTMDSのCh0〜2のビット2〜7、「Data Island Period」のTMDSのCh0〜2のビット4〜7を転送ファイルデータに割り当てる。「Video Data Period」は従来の規格通りビデオデータの転送に使用される。
以上説明したデータ転送方法を用いることで、ビデオデータの伝送とファイルデータの伝送とを並行して実行することができ、ユーザが望む伝送形態でビデオデータやファイルデータの伝送を効率的に実行することが可能となる。
[実施形態3]
次に、実施形態3について説明する。HDMIケーブルを用いたデータ転送はフレーム単位であり、転送速度はフレームサイズ(ビデオフォーマット)によって決まる。例えば、Source側へのビデオデータ転送時のフォーマットは、DDCラインを介してSink側のEDID(Extended Display Identification Data) ROM1103から取得したディスプレイ情報で決定される。すなわち、HDMIケーブルによる転送速度はSink側のディスプレイの解像度に依存する。
ここで、メモリカードなどの記録媒体104のデータ転送速度が向上した場合、低解像度のディスプレイが接続されていると、TMDSでの転送速度が記録媒体104の転送速度よりも遅くなってしまうという状況が発生する。HDMIにはいくつかのビデオフォーマットが規定されており、そのいずれかを使用する。
例えば、ディスプレイが規定された最低解像度のとき、転送速度は約250Mbpsとなり、TMDSの最高転送速度約3Gbpsより大幅に低速となってしまう。これでは、ディスプレイの解像度に起因して、高速に転送できるハードウェアを搭載しているにも関わらず、TMDSの能力(高速転送)を生かせなくなってしまう。
これとは反対に、ディスプレイの解像度がフルHDのときは、常に最高転送速度(約3Gbps)でSource側からSink側へデータが転送されることになるので、Sink側のバッファ(フレームメモリ1101)がフルの状態になる可能性がある。この場合、後段で転送されてきたデータフレームを結合しファイルを保存する処理が控えているため、バッファがフルになることで処理が進まなくなる状況も発生し得る。そこで、本実施形態では、HDMIケーブルを使用してファイル転送を行うときのビデオフォーマットをディスプレイの解像度に依存せずに決定するように構成している。
図11は、実施形態3のデータ転送システムを構成するSource側およびSink側の各構成を示すブロックであり、図1と同一の構成には同一の符号を付して示している。本実施形態は、図11に示すように、Sink側の転送停止判定部1102がフレームメモリ1101(バッファ)のサイズとメモリ残容量を監視する。そして、フレームメモリ1101のメモリ残量がフルの状態になる前に、転送モード設定部1104からCECラインを介してSource側の転送モード設定部1105へ転送ストップ命令を送信する。これにより、Sink側へのデータ転送が中止され、バッファがフルの状態になるのを回避できる。
図12は、実施形態3のビデオフォーマット決定処理および転送ストップ命令処理を示すフローチャートである。ファイルやデータは、誤り検出または誤り訂正エンコード処理後、TMDS Ch0〜2を使用して転送される。図12において、S1201では、ユーザによりファイル転送モードとビデオ転送モードのいずれが選択される。ビデオ転送モードが選択された場合、ビデオフォーマットはEDID ROM1103からディスプレイ情報を取得することによって決定される(S1203)。
ファイル転送モードが選択された場合は、Sink側のフレームメモリ1101のサイズ情報を取得し(S1204)、フレームメモリ1101のサイズに応じて、ビデオフォーマットを決定する(S1205)。続いて、S1206において、Valid信号をブランキング期間に付加してファイル転送を行う。Valid信号がアクティブな状態とは、転送データが有効なデータであることを表す。
S1207では、フレームメモリ1101のメモリ残容量がしきい値を超えたか否かを判定する。しきい値を超えた場合は、Sink側の転送停止判定部1102から転送ストップ命令が発行される(S1208)。尚、上記メモリ残容量のしきい値は予め設定可能としても、デフォルトでフレームメモリ1101の所定割合としてもよい。Sink側からSource側へ転送ストップ命令が送信されたときのValid信号は無効化される。この場合、転送が中止された時点でのファイルやデータはSource側に保持され、Valid信号が再び有効化されたときに保持されたファイルやデータの転送が再開される。
以上説明したデータ転送方法を用いることで、ファイルデータの伝送時において、ファイルデータの伝送には直接関係しないディスプレイの解像度によって転送速度が制限されることがなくなる。このため、短時間に高速なデータ伝送が可能となり、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
[実施形態4]
次に、実施形態4について説明する。実施形態4は、メモリカードなどの着脱可能な記録媒体104の転送速度に応じて、Source側でビデオフォーマットの切り替えを行うことでTMDSの高速転送の能力を活かすものである。図13は、実施形態4のデータ転送システムを構成するSource側およびSink側の各構成を示すブロックであり、図1および図11と同一の構成には同一の符号を付して示している。
図13において、転送速度計測部1301は、メモリカード等の記録媒体104の転送速度を計測し、TMDSの転送速度と比較する。転送クロックはTMDS clockを使用する。ビデオフォーマットを任意に設定した場合、Source側でクロックを生成する必要があるため、クロック制御部1302がクロックの生成および制御を行う。
ビデオフォーマット決定部1303によるビデオフォーマット情報とSink側のEDID ROM1103からの情報をセレクタ1304により切り替える。ファイル転送モードでは、ビデオフォーマット決定部1303の出力を使用する。Sink側との転送モードの通信はCECラインを使用する。
図14は実施形態4のビデオフォーマット決定処理およびファイル転送処理を示すフローチャートである。S1402において、ファイル転送モードが選択された場合、一旦、DDC経由でEDID ROM1103から得たビデオフォーマットでファイル転送を行う(S1404)。また、転送速度計測部1301で記録媒体104の転送速度を計測して(S1405)、TMDSの転送速度と比較を行う(S1407)。TMDSよりも記録媒体104の転送速度がTMDSより速ければ、S1408でビデオフォーマットを最高解像度(1920×1080)に設定する。
一方、記録媒体104の転送速度がTMDSよりも遅ければ、記録媒体104の転送速度に近いビデオフォーマットを算出し設定する(S1409)。その際、転送ビット数(Deep Colorモードも考慮。24〜48ビット)を参照して転送速度を算出する。尚、ビデオフォーマットを変更する際は、Sink側で映像をミュートし、転送中の画像ファイルを出力する(S1410、S1411)。
以上説明したデータ転送方法を用いることで、記録媒体の転送速度をベースに最適な転送速度を設定することが可能となるため、短時間に高速なデータ伝送が可能となり、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
[実施形態5]
次に、実施形態5について説明する。図15は、実施形態5のデータ転送システムを構成するSource側およびSink側の各構成を示すブロックであり、図1、図11および図13と同一の構成には同一の符号を付して示している。実施形態5は、ファイル結合処理部108で未処理の残処理フレーム数に応じて、Sink側でビデオフォーマットの切り替えを行うことでフレームメモリ1101がフルの状態になるのを回避するものである。
図15において、ビデオフォーマットは、Sink側のセレクタ1501がSink側のビデオフォーマット決定部1502からの情報とEDID ROM1103からの情報とを切り替えて、DDCラインを経由してSource側に送出する。ビデオフォーマットは、フレームメモリ1101のサイズ情報、データフレーム数、ファイル結合処理における残処理フレーム数に基づいて決定される。
図16は実施形態5のビデオフォーマット決定処理およびファイル転送処理を示すフローチャートである。図16において、S1601のモード選択処理において、ファイル転送モードが選択された場合は(S1602)、Sink側のフレームメモリ1101のサイズ情報とデータフレーム数情報とを取得する(S1604、S1605)。ここで、データフレーム数情報は、ブランキング期間に埋め込まれたコマンドやファイルデータである。
次に、S1606では、フレームメモリ1101のサイズ情報とデータフレーム数情報との関係からしきい値を算出し、一旦、EDID ROM1103から取得したビデオフォーマットでデータ転送を開始する(S1607)。Sink側のファイル結合処理部108の残処理フレーム数がしきい値よりも大きい場合は(S1608)、ビデオフォーマットを(しきい値より小さい値に)変更する(S1609)。変更後のビデオフォーマット情報はセレクタ1501によりDDCライン経由でSource側に送出される。その後、ファイル転送を再開する(S1610)。一方、ファイル結合処理部108の残処理フレーム数がしきい値以下の場合は(S1608)、ビデオフォーマットの変更は行わず、ファイル転送を継続する(S1607)。
本実施形態によれば、Sink側のディスプレイの解像度などに依存することなく、Sink側の処理状況に応じたビデオフォーマット(転送速度)でファイル転送を行うことができる。
[実施形態6]
次に、実施形態6について説明する。上述したように、通常はHDMIライン経由で転送されるデータは映像信号や音声信号である。これに対して、Source側でファイルを所定フォーマットで分割してTMDSラインから送信し、Sink側でフレームを結合することで、HDMIケーブルを使用したファイル転送を実現できる。
このような拡張機能に対応したHDMI端子を持つ機器は、TMDSラインのデータを映像ストリームとして処理する「ビデオ転送モード」と、ファイルとして処理する「ファイル転送モード」という2つのデータ転送モードを備えている。従来、このように2つの転送モードを有する機器として、撮影画像をそのまま記録装置に転送するリアルタイム転送モードと、画像ファイルを生成してからそのファイルを転送するファイル転送モードとを備える撮影装置がある。これによれば、記録装置から撮影装置の転送モードの変更操作が可能である(例えば、特開2004−336105号公報)。
本実施形態では、上記のような拡張機能に対応したHDMI端子を持つデジタルテレビジョン受像機(Sink側)とデジタルスチルカメラ(Source側)とがHDMIケーブルを介して接続された場合を想定する。まず、通常のHDMIと同様に、静止画のスライドショー再生や動画の視聴が可能であり、この場合はSink側もSource側も「ビデオ転送モード」である。ここで、ファイル転送をしたい場合、Source側は転送したいファイルを所定フォーマットでフレーム分割してTMDSラインに送出する。この転送準備が整っている状態が「ファイル転送モード」である。
また、Sink側は、TMDSラインから転送されるデータを上記所定フォーマットに従ったファイルとして受信する必要があり、この準備が整っている状態、つまり「ファイル転送モード」になっていなければならない。よって、ファイル転送を行いたい場合は、Sink側とSource側の両方を予めファイル転送モードに切り替えておく必要がある。また、再び映像を転送する場合は、両方をビデオ転送モードに切り替える必要がある。このように、わざわざ両機器の転送モードを切り替える操作は非常に面倒であり、現実的ではなく、両機器の転送モードが連動して切り替わるような構成が望ましい。
上記特開2004−336105号公報に記載の技術では、記録装置から撮影装置の転送モードを変更することができるが、記録装置側には転送モードという設定はなく、上述した課題を解決できない。そこで、本実施形態は、Source側とSink側の間で転送モード情報をやり取りし、両機器間で転送モードが連動するように設定することにより、ユーザの利便性の向上を図るものである。なお、HDMIケーブルを使用したファイル転送方法については、実施形態1の図2〜図5と同様である。
図17は、実施形態6のデータ転送システムを構成するSource側とSink側の各構成を示すブロック図であり、図1と同一の構成には同一の符号を付して示している。以下では、Sink側をデジタルテレビジョン受像機(以下、テレビ)、Source側をデジタルスチルカメラ(以下、カメラ)として説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
まず、図17において、テレビ106のHDMIコマンド処理部1701は、CECラインを介してカメラ101と双方向通信が可能であり、デジタルカメラ101との間でCECラインを介して制御信号(コマンド)の送受信処理を行う。制御部112は、ビデオ転送モードとファイル転送モードのそれぞれに合わせた表示部110の表示制御や転送モード切り替え時の映像ミュートなどの処理を行う。
メモリ部111には、現在の転送モードを示す情報が記憶され、初期状態ではビデオ転送モードとなっている。初期状態とはユーザがリモコン等を操作して入力が切り替えられた直後の状態を示す。カメラ101のHDMIコマンド処理部1702は、CECラインを介してテレビ106などの外部機器と双方向通信が可能であり、テレビ106との間でCECラインを介して制御信号(コマンド)の送受信処理を行う。
ファイル分割処理部103は、ファイル転送モードにおいて転送ファイルを所定フォーマットでフレーム分割する処理を行う。制御部1703は、転送モードの切り替え処理を行う。記録媒体104には、現在の転送モードを示す情報が記憶され、電源投入直後は映像信号転送モードとなっている。
次に、上記テレビ106とカメラ101とを接続し、接続が確立されて転送が開始されるまでの処理について図18A〜18Dのフローチャートを参照して説明する。図18Aにおいて、テレビとカメラをHDMIケーブルで接続し、両機器の電源をオンする(S1801a、S1808a)。
次に、テレビのリモコンを操作して映像入力に切り替えられると(S1802a、S1803a)、両機器でケーブル接続が検出される(S1805a、S1810a)。続いて、テレビのHDMIコマンド処理部1701からカメラ側へCECライン経由で転送モード情報要求コマンドが発行される(S1806a)。
転送モード情報要求コマンドを受信したカメラは、記録媒体104に記憶された自己の転送モード情報をHDMIコマンド処理部1702からCECライン経由でテレビへ送信する(S1811a)。カメラから転送モード情報を受信したテレビは、メモリ部111に記憶された自己の転送モード情報と比較し(S1807a)、両転送モードが一致している場合、転送準備完了となる。図18Aのフローでは、転送準備完了後にビデオデータの転送が開始される。
図18Aの場合、テレビとカメラが共にビデオ転送モードの状態で接続検出が行われるため、S1807aでの転送モード比較処理の結果は一致する。これに対して、テレビとカメラが異なる転送モードの状態で接続検出が行われた場合のフローを図18B〜18Dに示している。
図18Bでは、カメラ側がファイル転送モードであるので(S1814b)、テレビ側での転送モード比較処理の結果が不一致となる(S1807b、S1812b)。このため、テレビ側はCECラインを介してカメラ側に転送モード設定コマンドを送信し(S1813b)、カメラ側ではテレビ側の転送モードに合わせてビデオ転送モードに切り替える(S1815b)。
図18Cでは、カメラ側がファイル転送モードであるので(S1814c)、テレビ側での転送モード比較処理の結果が不一致となる(S1807b、S1812b)。このため、テレビ側はカメラ側の転送モードに合わせてファイル転送モードに切り替える(S1816c)。
図18Dでは、カメラ側がファイル転送モードであるので(S1814d)、テレビ側での転送モード比較処理の結果が不一致となる(S1807d、S1812d)。このため、テレビ側では、比較の結果として「転送モードが一致しません。転送モードを設定してください。」とのメッセージを通知し、ユーザによる転送モードの設定操作を促す(S1817d)。
そして、ユーザにより設定された転送モード情報がカメラ側に送信される(S1818d)。カメラ側では、テレビ側で設定された転送モードに切り替える(S1819d)。 尚、本例では、テレビ側で「転送モード情報要求」や「転送モード比較」の各処理を行ったが、カメラ側で行う構成としてもよい。
[実施形態7]
次に、実施形態7について説明する。実施形態7は、図17に示すテレビジョン受像機とデジタルカメラの接続が確立している状態で、いずれか一方の転送モードが切り替えられた場合の動作である。図19Aは、ビデオ転送モードの状態でテレビ側の転送モードを切り替えた場合のフローチャートを示している。図19Aにおいて、ユーザがテレビのリモコンを操作してファイル転送モードに切り替えた場合(S1901a)、テレビ側の制御部112はTMDSラインを介して受信した映像信号を表示部110に表示しないようにミュートする(S1902a)。そして、表示部110をファイル転送モード用の画面に切り替える(S1903a)。次に、CECライン経由でカメラ側へ転送モード設定コマンドを送信し(S1904a)、テレビ側およびカメラ側で転送モードの切り替え処理が行われて転送準備が完了する(S1905a、1906a)。
図19Bは、ファイル転送モードの状態でテレビ側の転送モードを切り替えた場合のフローチャートを示している。図19Bにおいて、ユーザがテレビのリモコンを操作して転送モードをビデオ転送モードに切り替えた場合(S1901b)、CECライン経由でカメラ側へ転送モード設定のコマンドを送信する(S1902b)。その後、テレビ側およびカメラ側で転送モードの切り替え処理が行われる(S1905b、1906b)。そして、テレビ側の制御部112は表示部110をビデオ転送モード用の画面に切り替えて(S1907b)、転送準備が完了する。尚、本例では、テレビ側で転送モードを切り替えた場合について説明したが、カメラ側で切り替えられた転送モードに合わせてテレビ側の転送モードを切り替えるように構成してもよい。
[実施形態8]
次に、実施形態8について説明する。実施形態8は、カメラがスリープモードである状態で、ユーザがテレビのリモコンを操作してカメラを復帰させる場合の動作である。図20は、テレビ側からカメラをスリープ状態から復帰させるフローチャートを示している。図20において、ユーザがテレビ側のリモコンを操作してカメラの起動を指示すると(S2001)、CECライン経由でカメラ側へ起動命令が送信され、カメラがスリープモードから復帰する(S2007)。ここで、スリープモードから復帰したカメラは、上述した初期状態としてビデオ転送モードで起動する構成や、スリープモードに移行する直前の転送モードで起動する構成としてもよい。
カメラが起動すると、両機器でケーブル接続が検出される(S2002、S2008)。続いて、テレビのHDMIコマンド処理部1701からカメラ側へCECライン経由で転送モード情報要求コマンドが発行される(S2003)。転送モード情報要求コマンドを受信したカメラは、記録媒体104に記憶された自己の転送モード情報をHDMIコマンド処理部1702からCECライン経由でテレビへ送信する(S2009)。
カメラから転送モード情報を受信したテレビは、メモリ部111に記憶された自己の転送モード情報と比較し(S2004)、両転送モードが一致している場合、転送準備完了となる。一方、両転送モードが不一致ならば(S2004)、テレビ側では、「転送モードが一致しません。転送モードを設定してください。」とのメッセージを通知し、ユーザによる転送モードの設定操作を促す(S2005)。
そして、ユーザにより設定された転送モード情報がカメラ側に送信される(S2006)。カメラ側では、テレビ側で設定された転送モードに切り替える(S2010)。
尚、本例では、テレビ側で「転送モード情報要求」や「転送モード比較」の各処理を行ったが、カメラ側で行う構成としてもよい。また、S2004で両転送モードが不一致だった場合は、下記のいずれかの処理を行ってもよい。
・カメラ側の転送モードをテレビ側の転送モードに合わせる。
・テレビ側の転送モードをカメラ側の転送モードに合わせる。
図21は、テレビ側からカメラをスリープ状態から復帰させる際にテレビ側の転送モードで復帰させるフローチャートを示している。図21において、ユーザがテレビ側のリモコンを操作してカメラの起動を指示すると(S2101)、CECライン経由でカメラ側へ起動命令が送信されるとともに、その時点でのテレビ側の転送モード情報が送信される(S2102)。そして、カメラは、テレビ側と同じ転送モードでスリープモードから復帰する(S2106)。
カメラが起動すると、両機器でケーブル接続が検出される(S2103、S2107)。続いて、テレビのHDMIコマンド処理部1701からカメラ側へCECライン経由で転送モード情報要求コマンドが発行される(S2104)。転送モード情報要求コマンドを受信したカメラは、記録媒体104に記憶された自己の転送モード情報をHDMIコマンド処理部1702からCECライン経由でテレビへ送信する(S2108)。カメラから転送モード情報を受信したテレビは、メモリ部111に記憶された自己の転送モード情報と比較するが、カメラがテレビと同じ転送モードで起動しているので、両転送モードが不一致となることはなく(S2105)、転送準備完了となる。
本実施形態によれば、カメラ側(Source側)とテレビ側(Sink側)が異なる転送モードであった場合でも、自動的にいずれかまたは任意の装置の転送モードに合わせて接続が確立される。このため、接続前に両機器の転送モードを合わせておく手間を省くことができる。また、接続が確立している状態で一方の転送モードが切り替えられた場合は、その転送モードに合わせて他方の転送モードが自動的に切り替えられるので、わざわざ両機器の転送モードを切り替える操作を行う必要がなくなる。また、カメラ側がスリープモードである状態で、テレビ側と同じ転送モードでカメラを復帰させることができるので、復帰後にカメラやテレビの転送モードを設定する手間を省くことができる。
[他の実施形態]
本発明は上述した実施形態のみに限定されるものではない。例えば、上述した各実施形態では、データ転送のための通信手段としてHDMIを例示したが、映像信号とファイルが転送できる他の通信手段を適用することもできる。
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム又は装置に供給しても達成可能である。すなわち、そのシステム又は装置のコンピュータ(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性の半導体メモリカード、ROMなどを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合もある。
しかし、さらにプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる場合も有得る。その後、プログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明に係る実施形態1のデータ転送システムを構成するSource側とSink側の各構成を示すブロック図である。 実施形態1のデータ転送処理を示すフローチャートである。 図2のS209におけるブランキング期間にコマンドを埋め込む処理を示すフローチャートである。 データフレームの概略構成図である。 ブランキング期間および映像信号伝送期間のデータ構成を例示する図である。 図2のS210で転送されたデータの受信処理を示すフローチャートである。 HDMI送信処理部およびHDMI受信処理部における誤り検出または誤り訂正を行う構成を例示するブロック図である。 実施形態2のファイル転送処理を示すフローチャートである。 図8のS809におけるブランキング期間へのコマンド、転送データの埋め込み処理を示すフローチャートである。 図8のS809にて「Control Period」および「Data Island Period」へ転送データ(File Data)が埋め込まれた場合のデータ構成を例示する図である。 実施形態3のデータ転送システムを構成するSource側およびSink側の各構成を示すブロックである。 実施形態3のビデオフォーマット決定処理および転送ストップ命令処理を示すフローチャートである。 実施形態4のデータ転送システムを構成するSource側およびSink側の各構成を示すブロックである。 実施形態4のビデオフォーマット決定処理およびファイル転送処理を示すフローチャートである。 実施形態5のデータ転送システムを構成するSource側およびSink側の各構成を示すブロックである。 実施形態5のビデオフォーマット決定処理およびファイル転送処理を示すフローチャートである。 実施形態6のデータ転送システムを構成するSource側とSink側の各構成を示すブロック図である。 テレビとカメラが同じ転送モードの状態で接続検出が行われた場合のフローチャートである。 テレビとカメラが異なる転送モードの状態で接続検出が行われた場合のフローチャートである。 テレビとカメラが異なる転送モードの状態で接続検出が行われた場合のフローチャートである。 テレビとカメラが異なる転送モードの状態で接続検出が行われた場合のフローチャートである。 ビデオ転送モードの状態でテレビ側の転送モードを切り替えた場合のフローチャートである。 ファイル転送モードの状態でテレビ側の転送モードを切り替えた場合のフローチャートである。 テレビ側からカメラをスリープ状態から復帰させるフローチャートである。 テレビ側からカメラをスリープ状態から復帰させる際にテレビ側の転送モードで復帰させるフローチャートである。
符号の説明
101 HDMI機器(Source側)
102 HDMI送信処理部
103 ファイル分割処理部
104 記録媒体
105 HDMIケーブル
106 映像出力機器(Sink側)
107 HDMI受信処理部
108 ファイル結合処理部
109 HDD
110 表示部
111 メモリ部
112 制御部
1101 フレームメモリ
1102 転送停止判定部
1103 EDID ROM
1104 転送モード設定部(Sink側)
1105 転送モード設定部(Source側)
1301 転送速度計測部
1302 クロック制御部
1303 ビデオフォーマット決定部(Source側)
1304 セレクタ
1501 セレクタ
1502 ビデオフォーマット決定部(Sink側)
1701 HDMIコマンド処理部(Sink側)
1702 HDMIコマンド処理部(Source側)
1703 制御部

Claims (15)

  1. デジタル映像信号を差動伝送するデジタルインターフェースを介してファイルデータを転送するデータ転送方法であって、
    送信側において、転送するファイルデータを所定のフォーマットに応じたデータフレームにするステップと、
    送信側において、前記ファイルデータのデータフレーム数を算出し、当該データフレーム数が複数ある場合に、前記転送するファイルデータをフレーム単位に分割するステップと、
    送信側において、前記映像信号のブランキング期間に少なくとも前記分割されたファイルデータの制御信号を埋め込んで送信する送信ステップと、
    受信側において、前記送信側からフレーム単位で受信したデータを結合してファイルデータを生成する結合ステップと、を有することを特徴とするデータ転送方法。
  2. 前記映像信号を伝送するビデオ転送モードと、前記ファイルデータを伝送するファイル転送モードとを切り替えるステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載のデータ転送方法。
  3. 前記送信ステップでは、前記ブランキング期間に前記制御信号を埋め込み、前記ブランキング期間ではない映像信号伝送期間に前記分割されたファイルデータを転送することを特徴とする請求項1に記載のデータ転送方法。
  4. 前記送信ステップでは、前記ブランキング期間に前記制御信号と前記分割されたファイルデータとを埋め込んで送信することを特徴とする請求項1に記載のデータ転送方法。
  5. 前記デジタルインターフェースはHDMI(High Definition Multimedia Interface)であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデータ転送方法。
  6. 前記結合ステップでは、前記送信側からフレーム単位で受信したデータの誤りを検出し訂正するステップを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のデータ転送方法。
  7. 前記受信側において、前記送信側から受信したデータをバッファに保持するステップと、
    前記バッファの残容量を算出するステップと、
    前記バッファの残容量がしきい値を超えた場合、前記送信側に前記ファイルデータの送信を中止する命令を送信するステップと、を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のデータ転送方法。
  8. 前記送信側において、前記ファイルデータの転送速度を計測するステップと、
    前記転送速度に応じて前記所定のフォーマットを変更するステップと、をさらに有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のデータ転送方法。
  9. 前記受信側において、前記送信側から受信したデータをバッファに保持するステップと、
    前記バッファに保持された未処理のフレーム数と残容量とを算出するステップと、
    前記未処理のフレーム数がしきい値を超えた場合、前記所定のフォーマットを変更するステップと、をさらに有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のデータ転送方法。
  10. デジタル映像信号を差動伝送するデジタルインターフェースを介してファイルデータを転送するデータ転送システムであって、
    送信側は、
    転送するファイルデータを所定のフォーマットに応じてデータフレームにする手段と、
    前記ファイルデータのデータフレーム数を算出し、当該データフレーム数が複数ある場合に、前記転送するファイルデータをフレーム単位に分割する手段と、
    前記映像信号のブランキング期間に少なくとも前記分割されたファイルデータの制御信号を埋め込んで送信する送信手段と、を有し、
    受信側は、
    前記送信側からフレーム単位で受信したデータを結合してファイルデータを生成する結合手段を有することを特徴とするデータ転送システム。
  11. 前記送信側と前記受信側は、前記映像信号を伝送するビデオ転送モードと、前記ファイルデータを伝送するファイル転送モードとを切り替える手段と、
    前記送信側と前記受信側の少なくともいずれかは、前記送信側と前記受信側の各転送モードが一致しているか比較する手段と、
    前記比較の結果を通知する手段と、を有し、
    前記転送モードが不一致の場合、前記切り替え手段は、前記送信側と前記受信側のいずれかに転送モードを合わせることを特徴とする請求項10に記載のデータ転送システム。
  12. 前記送信側は、前記受信側に現在の転送モードを通知する手段と、
    前記現在の転送モードへの切り替え命令を送信する手段と、を有することを特徴とする請求項10に記載のデータ転送システム。
  13. 前記受信側は、前記送信側に現在の転送モードを通知する手段と、
    前記現在の転送モードへの切り替え命令を送信する手段と、を有することを特徴とする請求項10に記載のデータ転送システム。
  14. 前記送信側は、前記受信側との接続が確立されていないスリープモードを有し、
    前記受信側は、前記受信側に対して前記スリープモードから復帰させるための起動命令を送信する手段を有することを特徴とする請求項11に記載のデータ転送システム。
  15. 前記送信側は、前記受信側との接続が確立されていないスリープモードを有し、
    前記受信側は、前記受信側に対して前記スリープモードから復帰させるための起動命令と、前記受信側の現在の転送モード情報と送信する手段を有し、
    前記送信側は、前記受信側から前記起動命令を受信した場合、前記受信側の現在の転送モードで復帰することを特徴とする請求項11に記載のデータ転送システム。
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