JP2010128669A - 運転支援装置及びプログラム - Google Patents

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Hiroyuki Sakai
浩之 堺
Ryuta Terashima
立太 寺嶌
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Abstract

【課題】覚醒度の低下による衝突又は車線逸脱を的確に回避することができるようにする。
【解決手段】眼球運動測定部22によって、自車両のドライバの眼球運動を測定し、眼球解析部24によって、測定された眼球運動から、視線の停留を伴わない低周波の振動的な眼球の運動である緩徐眼球運動を検出する。TTC計測部26によって、自車両の車両衝突時間を計測し、事故判定部28によって、緩徐眼球運動の検出有無及び計測された車両衝突時間に基づいて、衝突事故が発生する危険があると判定すると、警報装置18によって警報を出力するように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、運転支援装置及びプログラムに係り、特に、自車両の衝突又は車線逸脱を回避するように運転支援を行なう運転支援装置及びプログラムに関する。
従来より、先行車への衝突等、差し迫った危険への警報タイミングを調節する技術が提案されている。例えば、運転者の視線方向を判別し、正面方向にない場合、衝突可能性が基準値に到達する前に警報を行う方法が知られている(特許文献1、2)。
また、単に運転者の居眠りを警告する技術として、ある時間あたりの閉眼時間等、まぶた開閉度の測定に基づいて、居眠りを検知する方法が知られている(特許文献3、4)。
特開2004−145725号公報 特開2007−72630号公報 特開2008−65776号公報 特開2008−77189号公報
しかしながら、上記の特許文献1、2に記載の技術では、脇見による車両衝突に対する警報のタイミング調節を行っており、覚醒度低下時の回避行動の遅れに対応することができない、という問題がある。
また、上記の特許文献3、4では、閉眼時間に着目して居眠りを検知しているため、開眼時における覚醒度低下を考慮することができない、という問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、覚醒度の低下による衝突又は車線逸脱を的確に回避することができる運転支援装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る運転支援装置は、自車両のドライバの眼球の運動を測定する眼球運動測定手段と、前記眼球運動測定手段によって測定された前記眼球の運動から、視線の停留を伴わない低周波の振動的な眼球の運動である緩徐眼球運動を検出する検出手段と、自車両の衝突に関連する物理量又は車線逸脱に関連する物理量を計測する計測手段と、前記検出手段による検出結果及び前記計測手段によって計測された前記物理量に基づいて、運転支援を行なう運転支援手段とを含んで構成されている。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、自車両のドライバの眼球の運動を測定する眼球運動測定手段、前記眼球運動測定手段によって測定された前記眼球の運動から、視線の停留を伴わない低周波の振動的な眼球の運動である緩徐眼球運動を検出する検出手段、自車両の衝突に関連する物理量又は車線逸脱に関連する物理量を計測する計測手段、及び前記検出手段による検出結果及び前記計測手段によって計測された前記物理量に基づいて、運転支援を行なう運転支援手段として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、眼球運動測定手段によって、自車両のドライバの眼球の運動を測定し、検出手段によって、眼球運動測定手段によって測定された眼球の運動から、視線の停留を伴わない低周波の振動的な眼球の運動である緩徐眼球運動を検出する。
そして、計測手段によって、自車両の衝突に関連する物理量又は車線逸脱に関連する物理量を計測し、運転支援手段によって、検出手段による検出結果及び計測手段によって計測された物理量に基づいて、運転支援を行なう。
このように、緩徐眼球運動の検出結果と、計測された衝突又は車線逸脱に関連する物理量とに基づいて、運転支援を行なうことにより、覚醒度の低下による衝突又は車線逸脱を的確に回避することができる。
本発明に係る計測手段は、衝突に関連する物理量として先行車両と衝突するまでの衝突時間を計測し、運転支援手段は、計測手段によって計測された衝突時間が、検出手段による緩徐眼球運動の検出有無に応じて定められる閾値時間未満である場合に、運転支援を行なうことができる。
本発明に係る計測手段は、車線逸脱に関連する物理量として車線を逸脱するまでの車線逸脱時間を計測し、運転支援手段は、計測手段によって計測された車線逸脱時間が、検出手段による緩徐眼球運動の検出有無に応じて定められる閾値時間未満である場合に、運転支援を行なうことができる。
上記の運転支援手段は、検出手段によって緩徐眼球運動が検出された場合、検出された緩徐眼球運動の特徴量に応じて、閾値時間又は運転支援の内容を変更することができる。これによって、覚醒度低下の度合いに応じて、適切に運転支援を行なうことができる。
上記の運転支援手段は、運転支援として、必要な制動力がより小さなブレーキペダル踏力で得られるように、ブレーキペダルの荷重及びストロークの特性を変更することができる。
上記の運転支援手段は、運転支援として、ステアリング反力を高めるように、ステアリングの荷重及びストロークの特性を変更することができる。
上記の運転支援手段は、運転支援として、アクセルペダル反力を高めるように、アクセルペダルの荷重及びストロークの特性を変更することができる。
以上説明したように、本発明の運転支援装置及びプログラムによれば、緩徐眼球運動の検出結果と、計測された衝突又は車線逸脱に関連する物理量とに基づいて、運転支援を行なうことにより、覚醒度の低下による衝突又は車線逸脱を的確に回避することができる、という効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、車両に搭載された運転支援装置に本発明を適用した場合を例に説明する。
図1に示すように、第1の実施の形態に係る運転支援装置10は、ドライバの眼を含む顔を撮影する顔カメラ12と、自車両と先行車両との車間距離及び相対速度を計測するレーザレーダ14と、ドライバに対して警報を出力する警報装置18と、顔カメラ12からの顔画像、及びレーザレーダ14による計測結果に基づいて、警報装置18による警報出力を制御するコンピュータ20とを備えている。
顔カメラ12は、ドライバの顔を撮影するように設置されており、ドライバの顔を表わす顔画像を連続して撮影し、コンピュータ20に連続して出力する。
レーザレーダ14は、車間距離として先行車両との相対距離を計測すると共に、相対距離の微分値を先行車両との相対速度として計測してコンピュータ20に出力する。
警報装置18は、コンピュータ20の制御に従って、ドライバに対して警報メッセージを音声出力する。なお、警報装置18は、ドライバに対して警報音を出力するようにしてもよい。
コンピュータ20は、CPUと、RAMと、後述する警報制御処理ルーチンを実行するためのプログラムを記憶したROMとを備え、機能的には次に示すように構成されている。コンピュータ20は、顔カメラ12から出力された顔画像から、左右各々の眼球運動の時系列データを測定する眼球運動測定部22と、測定された眼球運動の時系列データを解析して、後述する緩徐眼球運動を検出する眼球解析部24と、レーザレーダ14によって計測された車間距離及び相対速度に基づいて、車両衝突時間(TTC:Time To Collision)を測定するTTC測定部26と、眼球解析部24による緩徐眼球運動の検出有無及びTTC測定部26により測定された車両衝突時間に基づいて、衝突事故が発生する危険があると判定した場合に、警報装置18により警報を出力するように制御する事故判定部28とを備えている。なお、眼球解析部24は、本発明の検出手段の一例であり、事故判定部28は、本発明の運転支援手段の一例である。
眼球運動測定部22は、顔カメラ12から連続して出力された顔画像から、左右各々の眼領域を連続して抽出し、抽出された左右各々の眼領域に基づいて、左右各々の水平方向の眼球運動の時系列データを測定する。
眼球解析部24は、左右各々の水平方向の眼球運動の時系列データから、緩徐眼球運動を検出する。ここで、緩徐眼球運動とは、図2に示すような、視線の停留を伴わない低周波(例えば、0.2〜1Hz)の振動的な眼球の運動であり、緩徐眼球運動は、入眠期に生じることが神経科学的に明らかにされている。また、視線の停留とは、視線が視野内のある箇所に留まっている状態をいう。なお、本実施の形態では、眼球運動データに含まれる低周波成分のパワーによる方法(Virkkala et al. The use of two-channel electro-oculography in automatic detection of unintentional sleep onset. J Neurosci Methods. 2007;163:137-144)を用いて、緩徐眼球運動として、0.2〜1Hz程度の低周波成分からなる水平方向の共役眼球運動を検出する場合を例に説明する。
眼球解析部24は、図3に示すように、右の眼球運動の時系列データを取得する右眼運動取得部40Rと、左の眼球運動の時系列データを取得する左眼運動取得部40Lと、右の眼球運動の時系列データに対して離散フーリエ変換を行って周波数解析を行うDFT42Rと、右の眼球運動の低周波数成分を含む周波数成分(0.2〜6Hz)に対して逆離散フーリエ変換を行って、低周波数成分を含む周波数成分の運動に変換するIDFT44Rと、右の眼球運動の低周波数成分を含まない周波数成分(1〜6Hz)に対して逆離散フーリエ変換を行って、低周波数成分を含まない周波数成分の運動に変換するIDFT46Rと、左の眼球運動の時系列データに対して離散フーリエ変換を行って周波数解析を行うDFT42Lと、左の眼球運動の低周波数成分を含む周波数成分に対して逆離散フーリエ変換を行って、低周波数成分を含む周波数成分の運動に変換するIDFT44Lと、左の眼球運動の低周波数成分を含まない周波数成分に対して逆離散フーリエ変換を行って、低周波数成分を含まない周波数成分の運動に変換するIDFT46Lとを備えている。
また、眼球解析部24は、IDFT44Rからの右の眼球の低周波数成分を含む周波数成分の運動、及びIDFT44Lからの左の眼球の低周波数成分を含む周波数成分の運動について相互相関関数を演算する相互相関関数演算部48と、IDFT46Rからの右の眼球の低周波数成分を含まない周波数成分の運動、及びIDFT46Lからの左の眼球の低周波数成分を含まない周波数成分の運動について相互相関関数を演算する相互相関関数演算部50と、相互相関関数演算部48の演算値から相互相関関数演算部50の演算値を引いた値を演算する差分演算部52と、差分演算部52の演算値に基づいて、緩徐眼球運動が検出されたか否かを判断する緩徐眼球運動検出部54と、DFT42Rからの右の眼球の運動の周波数解析結果及びDFT42Lからの左の眼球の運動の周波数解析結果から、緩徐眼球運動の特徴量としての振幅を抽出する特徴量抽出部56とを備えている。
緩徐眼球運動検出部54は、差分演算部52の演算値が閾値(例えば0.1)より大きい場合に、緩徐眼球運動が検出されたと判断し、差分演算部52の演算値が閾値以下である場合に、緩徐眼球運動が検出されなかったと判断する。
TTC測定部26は、レーザレーダ14によって計測された先行車両との車間距離dと、先行車両に対する相対速度vとに基づいて、以下の式に従って、車両衝突時間TTCを測定する。
TTC=d/v
事故判定部28は、緩徐眼球運動が検出されなかった場合、車両衝突時間TTCが閾値時間Tth以下であるかを判定し、車両衝突時間TTCが閾値時間Tth以下であれば、衝突事故が発生する可能性が高いと判定し、ドライバに対して警報を出力するように警報装置18を制御する。
また、事故判定部28は、緩徐眼球運動が検出された場合、ドライバの反応が遅れることを考慮し、警報装置18が早めに作動するように、閾値時間Tthを表1のように振幅に応じた一定量Cだけ変更して、車両衝突時間TTCが、変更後の閾値時間以下であるかを判定し、車両衝突時間TTCが変更後の閾値時間以下であれば、衝突事故が発生する可能性が高いと判定し、ドライバに対して警報を出力するように警報装置18を制御する。
Figure 2010128669
表1のように、緩徐眼球運動の振幅が大きいほど、覚醒度が低下しており、反応時間が遅くなるため、振幅が大きいほど閾値時間を大きくなるように変更して、警報装置18を早めに作動させる。なお、変更後の閾値時間が、本発明の、緩徐眼球運動の検出有無に応じて定められる閾値時間の一例である。
次に、第1の実施の形態に係る運転支援装置10の作用について説明する。運転支援装置10を搭載した車両の走行中に、コンピュータ20において、図4に示す警報制御処理ルーチンが実行される。
まず、ステップ100において、レーザレーダ14から出力される車間距離と相対速度とを取得し、ステップ102において、上記ステップ100で取得した車間距離と相対速度とに基づいて、車両衝突時間TTCを算出する。
そして、ステップ104において、顔カメラ12から所定期間、連続して出力される顔画像を取得し、ステップ106において、上記ステップ104で取得した顔画像に対して、緩徐眼球運動(SEM)の検出処理を行うと共に、緩徐眼球運動が検出された場合には緩徐眼球運動の振幅を抽出する。
次のステップ108では、上記ステップ102で算出された車両衝突時間TTCが0より大きいか否かを判定し、車両衝突時間TTCが0より大きい場合には、ステップ110へ移行するが、車両衝突時間TTCが0以下である場合には、警報を行わずにステップ100へ戻る。
ステップ110では、上記ステップ106で緩徐眼球運動が検出されたか否かを判定し、緩徐眼球運動が検出されなかった場合には、閾値時間Tthを変更しないため、ステップ112において、閾値時間Tthの変更分ΔTを0に設定して、ステップ116へ移行する。一方、緩徐眼球運動が検出されている場合には、ステップ114において、上記ステップ106で抽出された緩徐眼球運動の振幅に応じた一定量Cを、閾値時間Tthの変更分ΔTに設定して、ステップ116へ移行する。
ステップ116では、上記ステップ102で算出された車両衝突時間TTCが、(Tth+ΔT)以下であるか否かを判定し、車両衝突時間TTCが、(Tth+ΔT)以下である場合には、ステップ118において、警報を出力するように警報装置18を制御して、ステップ100へ戻る。一方、車両衝突時間TTCが、(Tth+ΔT)より大きい場合には、警報を出力せずに、上記ステップ100へ戻る。
以上説明したように、第1の実施の形態に係る運転支援装置によれば、緩徐眼球運動発生時には、反応時間の顕著な遅れが高頻度で起こるため、緩徐眼球運動の検出結果と計測された車両衝突時間とに基づいて、警報出力を行なうことにより、覚醒度の低下による衝突事故を的確に回避することができる。また、車両衝突前において、ドライバの覚醒度低下による反応時間遅れを考慮した適切な警報を行うことができる
また、緩徐眼球運動の振幅を抽出して、覚醒度低下の度合いに応じて、適切に運転支援を行なうことができる。
また、ドライバの開眼時における居眠り運転にも対応して、運転支援を行なうことができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同様の構成となる部分については、同一符号を付して説明を省略する。
第2の実施の形態では、先行車両との衝突の危険を判定して警報を出力すると共に、車線逸脱を判定して警報を出力している点が、第1の実施の形態と主に異なっている。
図5に示すように、第2の実施の形態に係る運転支援装置210は、顔カメラ12と、レーザレーダ14と、警報装置18と、レーン端から自車位置までの距離を示すレーン位置を検出するレーン位置センサ214と、自車両の車速を検出する車速センサ216と、車線方向に対する自車両の前後方向の角度であるヨー角を検出するヨー角センサ218と、顔カメラ12からの顔画像、レーザレーダ14による計測結果、レーン位置センサ214からの出力、車速センサ216からの出力、及びヨー角センサ218からの出力に基づいて、警報装置18による警報出力を制御するコンピュータ220とを備えている。
レーン位置センサ214は、例えば、車載カメラ(図示省略)によって撮影された走行時のビデオ画像からレーン端を検出し、レーン端から自車位置までの距離を出力すればよいが、必ずしもこれに限定するものではない。
また、ヨー角センサ218は、例えば、車載カメラ(図示省略)によって撮影された走行時のビデオ画像からレーンを検出し、車線方向に対する自車両の前後方向の角度をヨー角として出力すればよいが、必ずしもこれに限定するものではない。
コンピュータ220は、眼球運動測定部22と、眼球解析部24と、TTC測定部26と、事故判定部28と、車速センサ216によって検出された車速とヨー角センサ218によって検出されたヨー角とに基づいて、自車両の横速度を計測する横速度計測部224と、レーン位置センサ214によって検出されたレーン位置及び横速度計測部224によって計測された横速度に基づいて、車線逸脱時間(TLC:Time To Line Crossing)を測定するTLC測定部226と、眼球解析部24による緩徐眼球運動の検出有無及びTLC測定部226により測定された車線逸脱時間に基づいて、車線逸脱が発生する危険があると判定した場合に、警報装置18により警報を出力するように制御する車線逸脱判定部228とを備えている。
車線逸脱判定部228は、緩徐眼球運動が検出されなかった場合、車線逸脱時間TLCが閾値時間TLCth以下であるか否かを判定し、車線逸脱時間TLCが閾値時間TLCth以下であれば、車線逸脱が発生する可能性が高いと判定し、ドライバに対して警報を出力するように警報装置18を制御する。
また、車線逸脱判定部228は、緩徐眼球運動が検出された場合、ドライバの反応が遅れることを考慮し、警報装置18が早めに作動するように、閾値時間TLCthを、振幅に応じた一定量Ctlcだけ変更して、車線逸脱時間TLCが、変更後の閾値時間以下であるかを判定し、車線逸脱時間TLCが変更後の閾値時間以下であれば、車線逸脱が発生する可能性が高いと判定し、ドライバに対して警報を出力するように警報装置18を制御する。また、緩徐眼球運動の振幅が大きいほど、反応時間が遅くなるため、車線逸脱判定部228では、振幅が大きいほど閾値時間を大きくなるように変更して、警報装置18を早めに作動させる。
次に、第2の実施の形態に係る運転支援装置210の作用について説明する。運転支援装置210を搭載した車両の走行中に、コンピュータ220において、第1の実施の形態と同様に警報制御処理ルーチンが実行される。また、コンピュータ220において、図6に示す車線逸脱警報制御処理ルーチンが実行される。なお、以下では、第1の実施の形態と同様の処理については同一符号を付して説明を省略する。
まず、ステップ250において、レーン位置センサ214から出力されるレーン位置、車速センサ216から出力される車速、及びヨー角センサ218から出力されるヨー角を取得し、ステップ252において、上記ステップ250で取得した車速及びヨー角に基づいて、自車両の横速度を算出する。
そして、ステップ254において、上記ステップ250で取得したレーン位置と、上記ステップ252で算出された横速度とに基づいて、車線逸脱時間TLCを算出する。次のステップ104では、顔カメラ12から所定期間、連続して出力される顔画像を取得し、ステップ106において、上記ステップ104で取得した顔画像に対して、緩徐眼球運動の検出処理を行うと共に、緩徐眼球運動の振幅を抽出する。なお、上記ステップ104、106の処理は、車線逸脱警報制御処理ルーチンと共通であってもよい。
そして、ステップ256では、上記ステップ254で算出された車線逸脱時間TLCが0より大きいか否かを判定し、車線逸脱時間TLCが0より大きい場合には、ステップ110へ移行するが、車線逸脱時間TLCが0以下である場合には、警報を行わずにステップ250へ戻る。
ステップ110では、上記ステップ106で緩徐眼球運動が検出されたか否かを判定し、緩徐眼球運動が検出されなかった場合には、閾値時間TLCthを変更しないため、ステップ258において、閾値時間TLCthの変更分ΔTを0に設定して、ステップ262へ移行する。一方、緩徐眼球運動が検出されている場合には、ステップ260において、上記ステップ106で抽出された緩徐眼球運動の振幅に応じた一定量Ctlcを、閾値時間TLCthの変更分ΔTに設定して、ステップ262へ移行する。
ステップ262では、上記ステップ254で算出された車線逸脱時間TLCが、(TLCth+ΔT)以下であるか否かを判定し、車線逸脱時間TLCが、(TLCth+ΔT)以下である場合には、ステップ264において、警報を出力するように警報装置18を制御して、ステップ250へ戻る。一方、車線逸脱時間TLCが、(TLCth+ΔT)より大きい場合には、警報を出力せずに、上記ステップ250へ戻る。
以上説明したように、第2の実施の形態に係る運転支援装置によれば、緩徐眼球運動発生時には、車線逸脱が高頻度で起こるため、緩徐眼球運動の検出結果と計測された車線逸脱時間とに基づいて、警報出力を行なうことにより、覚醒度の低下による車線逸脱を的確に回避することができる。
なお、上記の実施の形態では、車両衝突時間に基づく警報出力と共に車線逸脱時間に基づく警報出力を行う構成を例に説明したが、これに限定されるものではなく、車線逸脱時間に基づく警報出力のみを行う構成であってもよい。この場合には、運転支援装置は、顔カメラ、レーン位置センサ、車速センサ、ヨー角センサ、コンピュータ、及び警報装置を備えていればよく、コンピュータは、眼球運動測定部、眼球解析部、TLC測定部、及び車線逸脱判定部を備えていればよい。
次に、第3の実施の形態について説明する。なお、第3の実施の形態に係る運転支援装置の構成は、第1の実施の形態と同様の構成であるため、同一符号を付して説明を省略する。
第3の実施の形態では、緩徐眼球運動の特徴量として周波数を抽出し、抽出された緩徐眼球運動の周波数に応じて車両衝突時間の閾値時間を変更している点が、第1の実施の形態と異なっている。
第3の実施の形態に係る運転支援装置では、眼球解析部24において、左右各々の眼球運動の時系列データから、緩徐眼球運動を検出すると共に、緩徐眼球運動が検出された場合に緩徐眼球運動の周波数を抽出する。例えば、特徴量抽出部56によって、DFT42Rからの右の眼球の運動の周波数解析結果及びDFT42Lからの左の眼球の運動の周波数解析結果から、緩徐眼球運動の特徴量としての周波数を抽出する。
また、事故判定部28において、緩徐眼球運動が検出されなかった場合、車両衝突時間TTCが閾値時間Tth以下であれば、ドライバに対して警報を出力するように警報装置18を制御する。
事故判定部28は、緩徐眼球運動が検出された場合、ドライバの反応が遅れることを考慮し、警報装置18が早めに作動するように、閾値時間Tthを表2のように周波数に応じた一定量Cだけ変更して、車両衝突時間TTCが、変更後の閾値時間以下であるかを判定し、車両衝突時間TTCが変更後の閾値時間以下であれば、衝突事故が発生する可能性が高いと判定し、ドライバに対して警報を出力するように警報装置18を制御する。
Figure 2010128669
表2のように、緩徐眼球運動の周波数が低いほど、ドライバの覚醒度が低下しており、反応時間が遅くなるため、周波数が低いほど閾値時間を大きくなるように変更して、警報装置18を早めに作動させる。
なお、第3の実施の形態に係る運転支援装置の他の構成及び作用については、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
このように、緩徐眼球運動の周波数を抽出して、覚醒度低下の度合いに応じて、適切に警報出力を行なうことができる。
なお、上記の第1の実施の形態〜第3の実施の形態では、運転支援として、警報を出力する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、衝突事故や車線逸脱が発生する危険がある場合に、衝突事故や車線逸脱を回避するように、制動介入制御や操舵制御を行うようにしてもよい。また、衝突事故や車線逸脱が発生する危険がある場合に、運転支援として、ステアリング、ブレーキペダル、又はアクセルペダルの反力調整を行うようにしてもよい。例えば、運転支援として、十分な制動力がより小さなブレーキペダル踏力で得られるように、ブレーキペダルの荷重−ストロークの特性を変更するようにしてもよく、また、運転支援として、ステアリング反力を高めるように、ステアリングの荷重−ストロークの特性を変更するようにしてもよい。また、運転支援として、アクセルペダル反力を高めるように、アクセルペダルの荷重−ストロークの特性を変更するようにしてもよい。
また、緩徐眼球運動の特徴量に応じて、車両衝突時間又は車線逸脱時間の閾値時間を変更する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、運転支援の内容を変更するようにしてもよい。例えば、緩徐眼球運動の特徴量に応じて、運転支援としての制動介入時におけるブレーキ油圧を変更するようにしてもよい。
また、衝突に関連する物理量として、車両衝突時間を計測し、車両衝突時間を用いて、衝突事故が発生する危険があるか否かを判定する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、衝突に関連する物理量として、衝突対象となる先行車両までの距離を計測し、衝突対象までの距離を用いて、衝突事故が発生する危険があるか否かを判定するようにしてもよい。この場合には、例えば、緩徐眼球運動の検出有無に応じた係数を閾値距離に乗算し、衝突対象までの距離と閾値距離とを比較して、衝突事故が発生する危険があるか否かを判定するようにすればよい。
また、車線逸脱に関連する物理量として、車線逸脱時間を計測し、車線逸脱時間を用いて、車線逸脱が発生する危険があるか否かを判定する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、車線逸脱に関連する物理量として、車線逸脱までの距離(レーン端までの距離)を計測し、車線逸脱までの距離を用いて、車線逸脱が発生する危険があるか否かを判定するようにしてもよい。この場合には、例えば、緩徐眼球運動の検出有無に応じた係数を閾値距離に乗算し、車線逸脱までの距離と閾値距離とを比較して、車線逸脱が発生する危険があるか否かを判定するようにすればよい。
また、顔カメラにより撮影された顔画像を用いて、眼球運動を測定する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、ドライバの顔表面に電極を貼付し、眼球運動に伴う電位変化を測定することにより、眼球運動を測定するようにしてもよい。
また、眼球運動の振幅及び速度による方法(Hiroshige. Linear automatic detection of eye movements during the transition between wake and sleep. Psychiatry Clin Neurosci. 1999;53:179-181)等を用いて、緩徐眼球運動を検出するようにしてもよい。
本発明に係るプログラムを、記憶媒体に格納して提供することも可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る運転支援装置の構成を示す概略図である。 緩徐眼球運動を示すグラフである。 眼球解析部の構成を示す概略図である。 本発明の第1の実施の形態に係る運転支援装置における警報制御処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る運転支援装置の構成を示す概略図である。 本発明の第2の実施の形態に係る運転支援装置における車線逸脱警報制御処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。
符号の説明
10、210 運転支援装置
12 顔カメラ
14 レーザレーダ
18 警報装置
20、220 コンピュータ
22 眼球運動測定部
24 眼球解析部
26 TTC測定部
28 事故判定部
54 緩徐眼球運動検出部
56 特徴量抽出部
226 TLC測定部
228 車線逸脱判定部

Claims (8)

  1. 自車両のドライバの眼球の運動を測定する眼球運動測定手段と、
    前記眼球運動測定手段によって測定された前記眼球の運動から、視線の停留を伴わない低周波の振動的な眼球の運動である緩徐眼球運動を検出する検出手段と、
    自車両の衝突に関連する物理量又は車線逸脱に関連する物理量を計測する計測手段と、
    前記検出手段による検出結果及び前記計測手段によって計測された前記物理量に基づいて、運転支援を行なう運転支援手段と、
    を含む運転支援装置。
  2. 前記計測手段は、前記衝突に関連する物理量として先行車両と衝突するまでの衝突時間を計測し、
    前記運転支援手段は、前記計測手段によって計測された前記衝突時間が、前記検出手段による緩徐眼球運動の検出有無に応じて定められる閾値時間未満である場合に、運転支援を行なう請求項1記載の運転支援装置。
  3. 前記計測手段は、前記車線逸脱に関連する物理量として車線を逸脱するまでの車線逸脱時間を計測し、
    前記運転支援手段は、前記計測手段によって計測された車線逸脱時間が、前記検出手段による緩徐眼球運動の検出有無に応じて定められる閾値時間未満である場合に、運転支援を行なう請求項1記載の運転支援装置。
  4. 前記運転支援手段は、前記検出手段によって緩徐眼球運動が検出された場合、前記検出された緩徐眼球運動の特徴量に応じて、前記閾値時間又は運転支援の内容を変更する請求項2又は3記載の運転支援装置。
  5. 前記運転支援手段は、運転支援として、必要な制動力がより小さなブレーキペダル踏力で得られるように、ブレーキペダルの荷重及びストロークの特性を変更する請求項1〜請求項4の何れか1項記載の運転支援装置。
  6. 前記運転支援手段は、運転支援として、ステアリング反力を高めるように、ステアリングの荷重及びストロークの特性を変更する請求項1〜請求項4の何れか1項記載の運転支援装置。
  7. 前記運転支援手段は、運転支援として、アクセルペダル反力を高めるように、アクセルペダルの荷重及びストロークの特性を変更する請求項1〜請求項4の何れか1項記載の運転支援装置。
  8. コンピュータを、
    自車両のドライバの眼球の運動を測定する眼球運動測定手段、
    前記眼球運動測定手段によって測定された前記眼球の運動から、視線の停留を伴わない低周波の振動的な眼球の運動である緩徐眼球運動を検出する検出手段、
    自車両の衝突に関連する物理量又は車線逸脱に関連する物理量を計測する計測手段、及び
    前記検出手段による検出結果及び前記計測手段によって計測された前記物理量に基づいて、運転支援を行なう運転支援手段
    として機能させるためのプログラム。
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