JP2010125537A - クランプ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クランプ対象物の穴に挿入後拡径された状態で穴の内周面をグリップ可能なグリップ部材2と、グリップ部材に内嵌係合させたテーパ軸部31を有するクランプロッド3と、前記グリップ部材2とクランプロッド3とを軸心方向へ進退駆動可能な流体圧シリンダ4とを有するクランプ装置Cにおいて、アダプタ本体81と、アダプタ本体81に形成されワークWを着座可能な副着座面82と、副着座面82から突出するようにアダプタ本体81に形成されワークWのボルト穴BHに螺合されるネジ軸部83と、グリップ部材2とクランプロッド3とを挿入してグリップ可能なグリップ穴84とを有するアダプタ部材80を設け、アダプタ部材80を介してワークWをクランプする。
【選択図】図2
Description
特に、特許文献1に記載されたクランプ装置では、ワークの穴の位置のバラツキに対処するために、グリップ部材と、テーパ軸部を有するクランプロッドを軸心と直交方向へ可動に構成し、ワークの穴の位置が本来の正規の位置から多少ズレている場合にも、確実にクランプ可能に構成してある。
請求項6のクランプ装置は、請求項4の発明において、前記***作部は、前記グリップ穴の奥端から凹入状にアダプタ本体に形成された六角レンチ穴であることを特徴としている。
請求項8のクランプ装置は、請求項1又は3の発明において、前記グリップ穴は、前記クランプ本体に向かって徐々に小径化する逆テーパ穴に形成されたことを特徴としている。請求項9のクランプ装置は、請求項1又は3の発明において、前記クランプ本体に、ワークを支持可能な複数の支持部材を着脱可能に設けたことを特徴としている。
しかも、アダプタ部材を使用しない場合には、ワークに形成された通常の穴をクランプすることも可能であるから、クランプ装置の汎用性を確保することができる。
請求項6の発明によれば、前記***作部は、前記グリップ穴の奥端から凹入状にアダプタ本体に形成された六角レンチ穴であるため、***作部を簡単且つ安価に形成することができる。
請求項8の発明によれば、前記グリップ穴は、前記クランプ本体に向かって徐々に小径化する逆テーパ穴に形成されたため、グリップ性能を高めることができる。
図1〜図4に示すように、アダプタ部材80は、アダプタ本体81と、このアダプタ本体81の上面に形成された副着座面82と、ネジ軸部83と、グリップ穴84と、工具で操作される***作部85を備えている。アダプタ本体81は、その下端に、クランプ装置Cの本体部材1に形成された後述する着座面18に着座可能な平坦な被支持面86を有する。副着座面82は、アダプタ本体81の上部に形成されてワークWを着座可能に形成されている。
上部本体部材11は平面視にてほぼ長円形であり、この上部本体部材11は4つのボルト穴に挿入される4つのボルト14で基部本体部材13に固定される。下部本体部材12はシリンダ穴41を形成する筒状部材であり、この下部本体部材12の上端部が上部本体部材11の下面側の凹部15に嵌合され、4つのボルト16により上部本体部材11に固定されている。
エアブローの為に、開口穴17に加圧エアを供給するエア通路(図示略)が上部本体部材11内に形成されている。開口穴17に供給されたエアはグリップ部材2のスリット27から上方へ流れ、着座面18をエアブローし且つ余分なエアは凹溝19から外部へ流れる。
図1、図2に示すように、所望の1又は複数のクランプ装置Cにより、ワークWを固定する場合、最初に、ワークWのボルト穴BHにアダプタ部材80のネジ軸部83を螺合させ、副着座面82にワークWを着座させた状態に準備しておく。
このように、複数の支持部材90によりワークWを支持した状態でクランプすることができるため、小型のワークWなど、1つのボルト穴BHしか備えていないワークWでも、1つのクランプ装置CCで安定性よく固定することができる。尚、***作部85Cの代わりに、実施例1のアダプタ部材80の***作部85と同様の***作部を設けてもよい。
1]実施例1のクランプ装置のように、必ずしも2組のクランプ装置を併設する必要性はなく、1組のクランプ装置でもよいし、3組以上のクランプ装置でもよい。
ワークのボルト穴BHは袋穴でもよいが、貫通状の穴でもよい。
3]前記アダプタ部材におけるグリップ穴の内周面にグリップ部材のグリップ爪と噛み易くする為の1又は複数の円周状の浅い凹溝を形成してもよい。
また、ワークWの下面に段付面がある場合には、複数の支持部材90の長さを異ならせることも可能である。
5]その他、当業者ならば、前記実施例のクランプ装置に種々の変更を付加した形態で実施することができる。
C,CA,CB,CC クランプ装置
1 本体部材
2 グリップ部材
3 クランプロッド
4 油圧シリンダ
18 着座面
80,80A,80B,80C アダプタ部材
81,81A,81B,81C アダプタ本体
82 副着座面
83 ネジ軸部
84,84B グリップ穴
85,85A,85C ***作部
86 被支持面
90 支持部材
Claims (9)
- クランプ対象物の穴に挿入後拡径された状態で穴の内周面をグリップ可能なグリップ部材と、このグリップ部材に内嵌係合させたテーパ軸部を有するクランプロッドと、前記グリップ部材とクランプロッドとを軸心方向へ進退駆動可能な流体圧シリンダとを有するクランプ装置において、
ワークに形成されたボルト穴に螺合されるネジ軸部と、前記グリップ部材とクランプロッドとを挿入してグリップ可能なグリップ穴とを有するアダプタ部材を設け、
前記アダプタ部材を介してワークをクランプするように構成したことを特徴とするクランプ装置。 - 前記グリップ部材とクランプロッドと流体圧シリンダとが付設される本体部材と、
前記本体部材のワーク側端部にクランプロッドと直交する方向と平行に形成された着座面とを有することを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。 - 前記アダプタ部材は、前記着座面上に着座可能なアダプタ本体と、このアダプタ本体に形成されてワークを着座可能な副着座面とを備え、前記ネジ軸部は前記副着座面よりもワーク側へ突出するように構成され、前記グリップ穴は前記アダプタ本体の前記クランプ本体側の端部に開放状に形成されたことを特徴とする請求項2に記載のクランプ装置。
- 前記アダプタ部材は、前記ネジ軸部をボルト穴に螺合させる為に工具で操作される***作部を有することを特徴とする請求項1又は3に記載のクランプ装置。
- 前記***作部は、前記アダプタ本体に形成された六角筒状外周部であることを特徴とする請求項4に記載のクランプ装置。
- 前記***作部は、前記グリップ穴の奥端から凹入状にアダプタ本体に形成された六角レンチ穴であることを特徴とする請求項4に記載のクランプ装置。
- 前記グリップ穴は、円筒状の穴に形成されたことを特徴とする請求項1又は3に記載のクランプ装置。
- 前記グリップ穴は、前記クランプ本体に向かって徐々に小径化する逆テーパ穴に形成されたことを特徴とする請求項1又は3に記載のクランプ装置。
- 前記クランプ本体に、ワークを支持可能な複数の支持部材を着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1又は3に記載のクランプ装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011108352A1 (ja) | 2010-03-01 | 2011-09-09 | パスカルエンジニアリング株式会社 | クランプ装置 |
CN103464802A (zh) * | 2013-09-12 | 2013-12-25 | 太原重工股份有限公司 | 一种内胀式夹紧装置 |
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JPH11129136A (ja) * | 1997-10-31 | 1999-05-18 | Kosmek Ltd | クランプ装置 |
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-
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US8800982B2 (en) | 2010-03-01 | 2014-08-12 | Pascal Engineering Corporation | Clamping device |
CN103464802A (zh) * | 2013-09-12 | 2013-12-25 | 太原重工股份有限公司 | 一种内胀式夹紧装置 |
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