JP2010125158A - 展開型着用物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】展開型おむつ等の着用物品に取り付けられた面状ファスニングテープを止着して該物品を着用するとき、特別な調節をしなくてもファスニングテープが自然と斜め下向きになり、お腹まわりを締める方向に作用して装着者の体形に合った理想的なフィット性を実現できる展開型着用物品を提供する。
【解決手段】面状ファスナーは腹側前部又は背側後部の側縁部から離れた位置にありテープ基材を介して前記側縁部に連繋するよう配設されており、前記面状ファスナーと前記側縁部との間のテープ基材中間部位はその着用物品展開状態における長手方向外側部分の伸縮性が長手方向内側部分の伸縮性よりも大きくなるようにされた展開型着用物品。
【選択図】図1

Description

本発明は、展開型着用物品、特に、装着時に腹側前部と背側後部とをファスニングテープで止着する形式の展開型着用物品に関する。
展開型の使い捨ておむつは、通常、背側に沿わされる後部、腹側に沿わされる前部、該後部と前部との間で股下に位置する中間部を有する。この中間部を乳幼児等の股下に沿わせて着用するとき、背側のサイドフラップを着用者の腹側にとどかせ固定部材によりおむつ前部の外表面に固着する。これにより、おむつを腰まわりで適度に締め付け、ずれ落ちないように固定することができる。前記固定部材としては、固着と剥離が繰り返し行える機械的な接合を可能とするファスニングテープが広く用いられている。
ファスニングテープは、一般的に、面状のメカニカルファスナーを有し、例えば、前記ファスナーが基材シートと共におむつのフラップ部に取り付けられた構造を有する。このメカニカルファスナーとしては、繊維等との係合を可能とする微小な鉤型のフック状突起部や、きのこ状のもの等を多数有する面状ファスナー(雄材)が挙げられる。他方、前記腹側前部で前記面状ファスナーを受ける部分は通常の不織布でもよいが、前記フック状突起部の効果的な掛かりを実現するよう、例えばループ状ないし毛羽立った表面繊維構造を有するランディングテープ(雌材)等が用いられる。
このようなファスニングテープの取り付け構造を提案したものとして、例えば、面状のメカニカルファスナーの長手方向の一端と、基材シートとを、本体シートの端縁部の内面に固着したファスニングテープがある(特許文献1参照)。このメカニカルファスナーには多数のきのこ形状の微小フックが設けられており、全体として本体シートから延出する方向に配設された長尺矩形の面状ファスナーとなっている。これにより、前記ファスニングテープの十分な取り付け強度が実現され、かつ製造原価の低減を可能にするとされる。また、同様のYボンド方式のものとして、T字状のフックを多数有する平板状ファスナーと、裏打ち材とで、おむつ本体の側縁部を挟み込んだものが開示されている(特許文献2参照)。
また他の例として、サイドフラップに固定するファスニングテープを該サイドフラップの側縁から斜め下向きに所定角度で屈曲して形成し、前記サイドフラップへの固定部はおむつ幅方向に平行に形成したものが開示されている(特許文献3)。
さらに、特許文献4では、閉鎖システムが着用者の低運動ゾーンの中にフィットする主引張線を生じて、動的フィット性を増進し、サイドパネル(サイドフラップ)を効果的に延伸させて使用中にずれ落ちないようにしている。
特開2001−137280号公報 特表平10−500326号公報 特開2002−209937号公報 特表平8−510941号公報
この種のファスニングテープを有する展開型おむつにおいて前記ファスニングテープは、おむつ長手方向に対しておむつ側部に直角に取り付けられ、装着する際には、おむつの前身頃の幅方向に対して平行にファスニングテープを引いて止着するのが一般的である。この場合、装着時になかなか良好な装着状態にできなかったり、また着用後、着用者の動きや腹囲変動によりお腹まわりに隙間が生じたりすることがある。これは、乳幼児等のからだが単なる円筒形状ではなく、一見単調なようで実際には立体的にきわめて複雑な形状を有するためである。具体的には、乳幼児のからだの前側には大きなおなかの膨らみがあり、そこから両腿にはさまれた股間部分にかけて入りこんでいき、他方、後側では腰のあたりで緩やかに括れそこから股間に下るとおしりの割れ目があり、さらにその両側で2つに別れて大きく張り出すおしりの膨らみがある。しかも、着用時には脚まわりに対して腹囲変動が大きく、お腹まわりで型崩れが生じやすくなる。
このため、実際の止着作業では、母親の工夫によりファスニングテープを斜め下向きに装着する場合が多く見られる。このように装着した場合には、おむつの上部側では身体に沿って隙間なく止着されても、下部側、つまり脚まわり付近では隙間が生じ、装着時におむつがずれたりして、装着をやり直すこともよく見受けられる。
上記特許文献3に開示されているおむつでは、ファスニングテープの先端つまみ部(テープタブ)が斜め下向きに折曲して取り付けられているものの、おむつ本体に対する該テープの固着部にかかる力は結局おむつの幅方向に平行に作用する。したがって、お腹まわりの締め付けは、ファスニングテープの先端つまみ部がおむつ本体の側縁に対して直角になった従来のものと実質的に変りがない。
上記特許文献4に開示されたおむつでは、ファスニングテープのつまみ部、即ちテープタブを前身頃に固定する際、前身頃の曲線を加味すると、前記タブを斜め下向きに固定できる許容範囲が広いとはいえない。また、フラップ部(張出し部)を構成する弾性パネル材は上下の伸長方向が異なる構成となっており、構造が複雑である。そしてテープタブを引っ張る際は、単にフラップ部の上下部位の伸長の方向を異にするだけであれば、合力により平行方向に伸びて固定されることになるので、結局従来のものと変わらない。
本発明は、上記の点に鑑み、展開型おむつ等の着用物品に取り付けられた面状ファスニングテープを止着して該物品を着用するとき、特別な調節をしなくてもファスニングテープが自然と斜め下向きになり、お腹まわりを締める方向に作用して装着者の体形に合った理想的なフィット性を実現できる展開型着用物品の提供を目的とする。
本発明の上記の目的は、腹側前部、背側後部、及び該両部の間に介在された股下中間部を有する展開型着用物品であって、前記着用物品の前記腹側前部又は前記背側後部の幅方向両側縁部に面状ファスナーとテープ基材とで構成された面状ファスニングテープが取り付けられ、前記面状ファスナーは前記側縁部から離れた位置にあり前記テープ基材を介して前記側縁部に連繋するよう配設されており、前記面状ファスナーと前記側縁部との間のテープ基材中間部位はその着用物品展開状態における長手方向外側部分の伸縮性が長手方向内側部分の伸縮性よりも大きくなるようにされた展開型着用物品によって達成される。
本発明の展開型着用物品は、そこに取り付けられたファスニングテープを引き伸ばして止着し該物品を着用する際、特別な調節をしなくてもこのファスニングテープが自然に斜め下向きになり、お腹まわりを適度に締める方向に引っ張ることができ、その部分での隙間が生じにくくなる。しかも脚まわりは過度の締め付けを受けず、着用者の体形に適切にフィットし理想的な装着が実現できる。
以下、本発明の展開型着用物品について、その好ましい実施形態としての乳幼児用の展開型使い捨ておむつに基づき、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態である面状ファスニングテープを備えた展開型使い捨ておむつ(実施形態1)を、概ね着用したときの形態で示した斜視図である。図2は図1に示した領域IIを拡大し、使い捨ておむつのファスニングテープのサイドフラップに対する取り付け状態を面状ファスナーの係着面側からみて示した部分的な拡大正面図である(図3に示した領域IIの拡大図に相当する。ただし、図2においては部材の切欠は行っていない。)。なお、図2は面状ファスナーの係着を解きテープ基材が湾曲変形する前の状態で示している。
本実施形態1の展開型おむつ10における面状のファスニングテープ1は左右2つが一対となり、おむつ10の着用者の背側に配されるおむつ後部Rにおいて非伸縮性のシート材(表面シート4、裏面シート3、サイドシート8)(図3参照)で構成された側方張出し部(以下、サイドフラップと称する。)Srにそれぞれ配設されている。乳幼児等に着用させるときには、この後部Rを着用者の背側に配し、さらに、おむつ股下中央部Cが股間に沿うように渡し、前部Fを着用者の下腹部にあてる。このとき、おむつ後部RのサイドフラップSrを背中の方から腹側に渡し、この背側サイドフラップSrで腹側前部FのサイドフラップSfを覆うようにする。そして、ファスニングテープ1をランディングテープ(ファスナー受け部)6に圧し付けて、ファスニングテープ1に設けられた面状ファスナー12によりランディングテープ6の表面と機械的に接合させて係着する。このようにして、おむつのウエスト開口部Woに着用者の胴まわりをとおし、一対のレッグ開口部Loに腿をとおして着用する。
おむつの使用後には、逆にファスニングテープ1をランディングテープ6から引き剥がし、後部のサイドフラップSrからおむつを展開して乳幼児等から脱がせることができる。なお、前記サイドフラップは本実施形態のように前記腹側前部Fあるいは前記背側後部Rの一部として一体に構成されていても、別部材としてもよい。
図3は実施形態1に係る展開型使い捨ておむつの展開状態における平面図である。同図に示したように、本実施形態1の展開型使い捨ておむつ10は、液透過性の表面シート4、液不透過性の裏面シート3及び両シート4,3間に介在された液保持性の吸収体5を有する。ここで、表面シート4側が着用者の肌に当たる側であり、裏面シート3側が着用したときの外面側となる。おむつ全体の展開形状としては、図3に示すような実質的に縦長の砂時計形状、即ち、その長手方向の両端部(腹側前部F,背側後部R)が幅広にされ、中間部Cが括れる形状とされている。
本実施形態1においては、表面シート4及び裏面シート3、両シート4,3に介在された吸収体5、さらに表面シート4の上側で肌当接面側の幅方向両側にサイドシート8が配設され、その他、弾性部材15,16等と合わせて組み立てて展開型着用物品本体(おむつ本体)2が構成される。そして、このおむつ本体2の一対の背側サイドフラップSrの側縁Seの部分(側縁部)にファスニングテープ1が平面視において部分的に前記側縁Seから突き出るように取り付けられて乳幼児用おむつ10が形成される。
図3に示すように、使い捨ておむつ10には、吸収体5における幅方向の両側部に沿って長手方向(Y方向)に延びる、一対の起立性防漏カフをなす、糸状ないし細紐状の弾性部材15を備えた不織布からなるサイドシート8が表面シート4の表面(肌面側)に配設されている。各サイドシート8は、吸収体5の側縁近傍に対応する位置とレッグギャザー形成用の糸状ないし細紐状の弾性部材16との間において、おむつ長手方向にわたって表面シート4上に固定されている。そして起立性の防漏カフをなす部分は表面シート4に固着されておらず、この防漏カフの自由端(内端)側には、おむつ展開状態において、おむつ長手方向と略平行に起立するようにされている。この立体ギャザーとなる防漏カフが起立して肌にしっかりと当接し、***物の外部への移行を遮断して横漏れを効果的に防止する。なお、図3のkは防漏カフの自由端位置、kはその基端位置を表わしており、この位置kの外側方でサイドシート8は表面シート4に固着されている。
本実施形態1においては、上述のように、左右2つの面状ファスニングテープ1が非伸縮性シートからなる背側張出し部(サイドフラップ)Srに配設される。この面状ファスニングテープ1は、その先端側に設けられた先端つまみ部13と、その内方側に設けられた面状のメカニカルファスナー(面状ファスナー)12と、該面状ファスナー12とサイドフラップSrとの間に配置され、かつその固定部がサイドフラップSrに固着されたテープ基材11とから構成されている。その具体的な組付け構造例を図4に例示する断面形態で説明すれば、背側サイドフラップSrの裏面(肌側と反対側)にテープ基材11の内端部が固着され(固定部K)、このテープ基材11の先端部に重ねられるようにして、かつ該テープ基材11から一部分先端側へ突出するように先端つまみ部13が接着されている。さらに先端つまみ部13上に重ねられるようにして面状ファスナー12が貼着されている。なお、テープ基材11は背側サイドフラップSrの表面側、或いは表面シート3とサイドシート8の間に挟んで固着されてもよい。面状ファスナー12はおむつを着用者に装着した状態で着用者の肌側に向くように取り付けられる。また、テープ基材11は自然形状においてサイドフラップSrの側縁に対して直角に延びるように取り付けられる。
その他の取り付け形態としては、テープ基材11が面状ファスナー12よりも先端側へ延在し、この先端側へ延在した部分を先端つまみ部13としてもよい。この場合は、テープ基材11は非伸縮性部材で形成され、後述するようにファスナー12とサイドフラップSrとの間のテープ基材中間部位tにおいて、そのおむつ長手方向にみて外側となる部分が伸縮性あるいは低応力伸縮性を有するように伸縮性付与加工を施すのがよい。なお、先端つまみ部13は不織布で構成されてもよい。さらに、サイドフラップSrは非伸縮性としたが、場合によっては伸縮性を有する素材で構成したり、弾性帯を組み込んだりしてもよい。
これら各部材の接着方法は特に限定されず、通常のこの種のシート材に用いられる接着剤によって接着することができる。このように本実施形態1の面状ファスニングテープ1は、シンプルな構造でありながら取付け強度が高く、また、テープ基材が自然形状においてサイドフラップに対して真直に延びるので、製造工程が煩雑にならず、しかも余計な部材や特殊な材料によることなく、優れた取扱い性、高い取付け強度を実現することができる。
面状ファスナー12の内面12iには、鉤状もしくはきのこ状のフックを形成する微小突起部が多数その全面にわたって設けられている。このフックを配したファスナー内面12iが面状ファスニングテープの接着可能面となり、非接着時に露出し得るようにされている。面状ファスナー12は、この接着可能面をおむつ展開状態におけるおむつ前部Fの裏面に配したランディングテープ6に当て、面状ファスナー12のループ状ないし捲縮して毛羽立ちのある不織布表面の繊維にしっかりと個々のフックが係合するようにして固着される。本実施形態1においては接着可能面がメカニカルファスナーのフックにより構成されているが、この他、粘着剤等によって形成された接着可能面であってもよい。このことは、後述する実施形態においても同様である。
本実施形態1において、面状ファスナー12は長方形で、かつその長手方向(Y方向)を、おむつの長手方向(Y方向)に向け、サイドフラップの側縁Seに沿うようにテープ基材11のY方向幅のほぼ全幅Wにわたって広く配設されている(図2,図3)。このようにすることで、ファスナー12の広い面でランディングテープ6にしっかりと固着され、安定した装着状態が実現される。
本実施形態1において、テープ基材11は、おむつ展開状態におけるおむつ長手方向でみて、その基材外側部分11a(以下、単に「外側部分」ということがある。)のテープ伸長方向(おむつ幅方向)の伸縮性(Ea)が、同様におむつ展開状態におけるおむつ長手方向でみた基材内側部分11b(以下、単に「内側部分」ということがある。)のテープ伸縮性(Eb)よりも高くなっている(Ea>Eb)。前記長手方向における基材外側部分11aは、おむつの装着状態ではおむつの上部側に相当し、この意味では前記長手方向の基材外側部分をテープ基材11の「上部側部分」、前記長手方向の基材内側部分11bをテープ基材11の「下部側部分」ということもできる。上記の伸縮性の大きさは、引張り試験で同一荷重時の歪の大きさをいい、この歪の大きいほうが伸縮性が大きいといえる。また、上記の荷重条件は荷重を除したときに歪がほぼ元に戻る範囲で選定される。なお、非伸縮性というとき典型的には上記定義に則って荷重を除した時に歪が戻らないことをいう。
具体的に実施形態1では前記テープ基材11の固着部Kと面状ファスナーとの間のテープ基材中間部位tにおける前記上部側の部分11aは伸縮性部材で形成され、前記下部側の部分11bは非伸縮性部材で形成されており、これによって、前記外側部分11aの伸縮性(Ea)が前記内側部分11bの伸縮性(Eb)よりも高くなっている。また、テープ基材11の前記上部側の部分11aの大きさ(面積)、特に、装着状態におけるおむつ上下方向のテープ基材11の外側部分11aの幅長さDは、内側部分11bより大とされるか、あるいは少なくとも両部分11a,11bの幅長さが同等とされている。そして、本実施形態においてテープ基材中間部位tの長さは10mm以上50mm以下とすることが好ましい(図2参照)。また、テープ基材11の内側部分11bの幅長さ(W−D)は5mm以上でテープ幅Wを二等分した長さ以下であることが好ましく、10mm以上であることがより好ましい。
このようにテープ基材11の前記外側部分11aと前記内側部分11bとで伸縮性に差をもたせることにより、面状ファスニングテープ1の先端つまみ部13を手でつまんで真横(おむつ幅方向)に引き伸ばしたとき(引張力方向Pf:図1参照)、面状ファスニングテープ1は斜め下方(引張変形方向Pd:図1参照)へ自然に移行する。すなわち腹囲を締め付ける方向に伸長し、ランディングテープ6に止着したとき、脚まわりへの引張り力fとのバランスが考慮された、お腹まわりに対して適度に強い引張り力f(図1)が作用することとなる。なお、図1に示したようにテープ基材が湾曲するのは、図2,3に示したような矩形のテープ基材11が、その長手方向外側部分11aにおいて内側部分11bより大きく伸張した状態で固定され湾曲したためである。
このようにして、本実施形態では、従来のものに対して着用者のレッグ側周囲よりもウエスト部周囲への締め付け力が増し、ウエスト部での隙間が生じるのが抑制される。また、同時に背側サイドフラップSrの内方端側での引張り力f(図1)が適度に作用し、母親の独自の調節によるのでは過度になったり緩くなりすぎたりしがちなレッグ部での締め付け力が適性化され、例えば赤ちゃんの腿の付根の跡つきや隙間のあきすぎなどが生じにくくなる。このような胴まわりの締め付け力と脚まわりの締め付け力との大きさないし方向のバランスは、例えば着用する乳幼児の月齢やおむつのタイプ等に応じて、上記テープ基材外側及び内側の伸縮性(Ea,Eb)ないし上記テープ幅の比率(D/W)、厚さuを適宜調節しておこなうことができる。
実施形態1では、面状ファスニングテープ1のテープ基材11の外側部分11aを伸縮性部材、内側部分11bを非伸縮性部材で構成した例を示したが、実施形態2は上部側、下部側の両部分11a,11bとも伸縮性部材で構成するとともに、外側部分11aを低応力伸縮性部材で形成し、内側部分11bを高応力伸縮性部材で形成している。具体的に、テープ基材のおむつ長手方向外側部分は10mm歪時の応力が50gf以上700gf以下であることが好ましく、150gf以上700gf以下であることがより好ましい。内側部分は外側部分より100gf以上高いものとすることが好ましく、150gf以上応力が高い部材で形成することがより好ましい。実施形態2のように、テープ基材11の上部側、下部側で伸長応力を変えることにより、先端つまみ部13を締め側へ引っ張ると、自然とテープ基材11は斜め下向きに伸長し、腹囲の締め具合が強くなり、お腹まわりにフィットして隙間が生じなくなる。脚まわりは通常の締まり具合が維持される。身体の動きやミルクを飲んだときなどに腹囲変動があっても、テープ基材11の伸縮性が働きおむつ全体として体形に追従するため、装着時の状態がそのまま維持され、窮屈さもなく、フィット性及び快適性が向上する。
図5は本発明の実施形態3に係る面状ファスニングテープの平面図である。この実施形態3では、テープ基材11は非伸縮性の単一素材、または高応力伸縮性の単一素材で形成され、この単一素材に対して外側部分11aに伸縮性付与加工、あるいは低応力伸縮性付与加工が施され、これによって外側部分11aを内側部分11bよりも伸縮性が高くなるようにされている。この伸縮性付与加工あるいは低応力伸縮性付与加工としては、例えば外側部分11aに上下に延びた多数の溝状の細孔14を加工することで、テープ基材11の引っ張り方向に伸縮性あるいは低応力伸縮性が確保される。なお、この伸縮性あるいは低応力伸縮性の付与加工としては、上述の形態の他に、例えば多数の点状細孔を加工してもよく、あるいは公知の縮み加工等を施すことでもよい。
上述の実施形態3ではいずれもテープ基材11の上部側及び下部側とも一体に連なった単一素材で形成されているが、実施形態4の構造では、テープ基材11として外側部分11aと内側部分11bが上下方向(おむつ長手方向)に分離されている。この場合、外側部分11aは伸縮性部材で、内側部分11bは非伸縮性部材で構成されるか、あるいは外側部分が低応力伸縮性部材、内側部分が高応力伸縮性部材で構成される。なお、実施形態4の変形例として完全に別体に分離されているのではなく、一部分分離された形態でもよい。このように互いに分離した別体の部材とすることにより、各々のテープ基材11の製作が容易となり、また材料選定の自由度も向上する。面状ファスニングテープ1の先端つまみ部13を横方向に引っ張ることにより、テープ基材11は斜め下向きに伸長し、腹囲の締め付けが良好となり、装着時のおむつと腹囲の間の隙間がなくなり、フィット感が向上することは実施形態1〜3と同様である。
図6は本発明の実施形態5に係る面状ファスニングテープの平面図であり、図7は実施形態5の変形例を示す平面図である。先端つまみ部13に隣接して面状ファスナー12が該つまみ部上に設けられ、このファスナー12と本体サイドフラップSrとの間にテープ基材11が配設されることは実施形態1〜4と同様であるが、実施形態5では先端つまみ部13の上下の角部が大きく丸みを帯びて欠徐されて、わん曲状に形成されている。このようにすることで、先端つみ部13が硬質材で形成されても角部が幼児の腕や手等に当って傷付けたりする危険を排除できる。さらに図7の変形例のように、先端つまみ部13はテープ基材11の外側部分11aに対向するように上部側へ寄せて形成され、これによってこの部分を掴んで引っ張ったとき、ファスニングテープ1の外側部分11aに対して引き伸ばし力が強くかかり、より有効に腹まわりの締め付けがもたらされ、腹囲での隙間の発生が抑えられる。なお、この変形例においても、上方へ寄せた先端つまみ部13の外形をわん曲形に形成して掴み易い形状にするのがよい。
前述のように従来の矩形の面状ファスニングテープで単なる均一素材のテープ基材をおむつ本体の側方張出し部に直角に固定したおむつでは、たとえ本体部の側方張出し部に(サイドフラップ)に伸縮性を持たせても、ファスニングテープを引っ張ったときの張力バランスがとれず、巧く幼児の腰まわりにフィットさせることができないことがある。例えば幼児のお腹のふくらんだ感じと、背中のくびれた感じの箇所にしっかりとフィットせず、隙間ができてしまうことがある。そのため、寝かせているときに、この隙間から尿や軟便が漏れ出てしまうこともある。これを改善しようとして保護者が独自の判断でやや脚の方に下向きにファスニングテープを引いて止めようとする。これが丁度良い角度と強さで引っ張って止着できればよいが、慣れない者にとっては困難な仕事となる。例えば、かえって脚まわりを締め過ぎて腿の付け根を鬱血させてしまったり、腹まわりを強く締めた分、脚まわりが緩み、結局股間から尿等が漏出したりする結果となる。
これに対し、上記各実施形態の着用物品によれば、面状ファスニングテープを上述のように単純に横方向に引っ張ることで、自然とファスニングテープが斜め下方へ引っ張られ、ほぼ理想的な脚まわりの締め具合と胴まわりの締め具合とをバランスよく両立させることができる。また、ファスニングテープの下向きの角度が固定されていないので、個々の体形に合った傾斜となり、良好な装着性およびフィット感が達成される。
表面シート4、裏面シート3及び吸収体5としては、通常の吸収性物品等において用いられている各種材料を用いることができる。ファスニングテープ1のテープ基材11としては、通常のファスニングテープ付き展開型使い捨ておむつ等で用いられている不織布あるいは合成樹脂製フィルム等の各種テープ材料を用いることができ、特に、風合いや掴み易さの点から、不織布を用いることが好ましい。ランディングテープ6の形成材料としては、使い捨ておむつ等において用いられているメカニカルファスナーの雌材となる不織布や、不織布または編布を接合した合成樹脂性フィルム等が好ましく、特に、それ自身でメカニカルファスナーの雌材となる不織布が好ましい。面状のメカニカルファスナー(面状ファスナー)を形成する材料としては、例えば、通常この種の物品に用いるものを好適に使用することができる。
本発明に係る展開型着用物品におけるファスニングテープは、前述した実施形態に限定されることなく、適宜変更が可能である。例えばメカニカルファスナー(面状ファスナー)は雌材でもよい。その場合には、例えば、使い捨ておむつの腹側部の非肌当接面側に、対となるメカニカルファスナーの雄材をランディングテープとして設ける。また、ファスニングテープは、使い捨ておむつの腹側部の両張出し部に配されていてもよい。なお、上記各実施形態おいてはランディングテープは腹側前部のおむつ外側表面、つまり非肌当接面側の面に貼り付けられており、縦長矩形でその長さ方向が展開時のおむつの長手方向とほぼ一致している。ランディングテープは面状ファスニングテープが止着されることで、使い捨ておむつの装着形態を形成できるようになっているが、使い捨ておむつの非肌当接面側の面が、雄材のメカニカルファスナーに止着可能なシートから形成されている場合には、ランディングテープは必ずしも必要ない。また、本発明に係る展開型着用物品は上記実施形態に限定されるものではなく、要求される性能や形態に応じて、各実施形態の利点を活かして適宜選択することができる。
また本発明に係る展開型着用物品においては、テープ基材中間部位tのほぼ全域を摘み部13とは異なるエラストマー等の伸縮性シートで構成してもよく、このとき物品長手方向内側の縁部のみに非伸縮性部材を配して、物品長手方向外側部分と物品長手方向内側部分とに伸縮性の差をつけるようにしてもよい。上記非伸縮性部材としては、例えば、縫い糸のような非伸縮性部材が挙げられる。さらに、長手方向外側部分を2枚の不織布シート間に弾性部材を固定した伸縮ギャザー部材により構成し、長手方向内側部分を非伸縮性の不織布により構成してもよい。さらにまた、長手方向外側部分と長手方向内側部分とは領域として区別されていればよく、この2つの部分を構成する部材の数や配置はこれに限定されない。例えば、3つ以上の伸縮性が異なる部材を適用して上記両部分に領域的な伸縮性の差をつけてもよいし、傾斜的に伸縮性が変化する部材や構造を適用して長手方向内側部分から長手方向外側部分へ向けて徐々に伸縮性が大きくなるようにしてもよい。
本発明の展開型着用物品は上記実施形態のような幼児用の使い捨ておむつに限定されるものではなく、大人用のおむつであってもよい。また、尿とりパッド等の吸収パッドと組み合わせて用いる展開型おむつカバーであってもよく、この場合にも吸収パッドに配設された吸収体を、上記展開型おむつに係る各実施形態の吸収体5としてみることができる。具体的には、吸収パッドの吸収体がおむつカバーの腹側前部Fから背側後部Rに股下中間部Cを介して配置されるように吸収パッドとおむつカバーを組み合わせて装着する。このとき、おむつカバーのサイドフラップに取り付けられたファスニングテープが上記各実施形態において示したのと同様の機能を果たし、装着者の体形に合った理想的なフィット性を実現することができる。
以上説明した各実施形態における本発明の利点をまとめて列記すれば、以下のとおりである。
(1)ファスニングテープを留めるとき、単純に横方向に引いても、自然と斜め下向きに留めるようになり、お腹まわり(特に脇〜背中)のフィット性が向上するとともに、腹囲で隙間が生じなくなる。
(2)ファスニングテープの傾斜角度が予め決まっていないので、個々の体形に適切に対応した締め具合が得られる。
(3)着用者のお腹の膨らみに追従するので、フィット性及び快適性が向上する。
(4)脚まわりのフィット性は従来どおり維持され、過度の締め付け等が生じない。
(5)ファスニングテープはおむつの幅方向に対して平行に取り付けられるので、製造工程や設計変更の大幅な増加はない。
本発明の好ましい実施形態である面状ファスニングテープを備えた展開型使い捨ておむつ(実施形態1)を、装着時の状態で示した斜視図である。 図1のIIの部分を、ファスニングテープを係着する前の状態でその係着面側からみた拡大断面図である。 実施形態1に係る展開型使い捨ておむつを、展開状態で示した一部切欠平面図である。 図2のIV−IV線に沿った拡大断面図であって、本発明の実施形態1に係るファスニングテープと本体サイドフラップとの組み立て形態を示した断面図である。 本発明の実施形態3に係る面状ファスニングテープの拡大平面図である。 本発明の実施形態5に係る面状ファスニングテープの拡大平面図である。 実施形態5の変形例に係る面状ファスニングテープの拡大平面図である。
符号の説明
1 面状ファスニングテープ
2 おむつ本体
Sr,Sf サイドフラップ(側方張出し部)
3 裏面シート
4 表面シート
5 吸収体
6 ランディングテープ
8 サイドシート
10 展開型おむつ
11 テープ基材
11a テープ基材のおむつ長手方向における外側部分
11b テープ基材のおむつ長手方向における内側部分
12 面状ファスナー
13 先端つまみ部
14 溝状の細孔

Claims (8)

  1. 腹側前部、背側後部、及び該両部の間に介在された股下中間部を有する展開型着用物品であって、前記着用物品の前記腹側前部又は前記背側後部の幅方向両側縁部に面状ファスナーとテープ基材とで構成された面状ファスニングテープが取り付けられ、前記面状ファスナーは前記側縁部から離れた位置にあり前記テープ基材を介して前記側縁部に連繋するよう配設されており、前記面状ファスナーと前記側縁部との間のテープ基材中間部位はその着用物品展開状態における長手方向外側部分の伸縮性が長手方向内側部分の伸縮性よりも大きくなるようにされた展開型着用物品。
  2. 前記テープ基材中間部位の前記物品長手方向外側部分が伸縮性部材で形成され、前記物品長手方向内側部分が非伸縮性部材で形成されている請求項1に記載の展開型着用物品。
  3. 前記テープ基材中間部位の前記物品長手方向外側部分が低応力伸縮性部材からなり、前記物品長手方向内側部分が高応力伸縮性部材からなる請求項1に記載の展開型着用物品。
  4. 前記テープ基材中間部位が非伸縮性の単一素材で形成され、その物品長手方向外側部分に伸縮性付与加工が施されている請求項1に記載の展開型着用物品。
  5. 前記テープ基材中間部位の前記物品長手方向外側部分及び前記物品長手方向内側部分が高応力伸縮性の単一素材で形成され、かつ前記長手方向外側部分に低応力伸縮性付与加工が施されている請求項1に記載の展開型着用物品。
  6. 前記テープ基材中間部位の前記物品長手方向外側部分と前記物品長手方向内側部分が互いに全域的又は部分的に分離している請求項1〜5のいずれか1項に記載の展開型着用物品。
  7. 前記テープ基材中間部位の前記物品長手方向外側部分の面積が前記物品長手方向内側部分の面積よりも大きい請求項1〜6のいずれか1項に記載の展開型着用物品。
  8. 前記面状ファスニングテープには前記面状ファスナーの外方に延在する先端つまみ部があり、該つまみ部の物品長手方向外側部分の面積が物品長手方向内側部分の面積より大きくなるように形成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の展開型着用物品。
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