JP2010122410A - 撮像装置および撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ローリングシャッタで露光しながら山登りAFを行う際に、設定されているAFエリアと現実のAFエリアのずれをなくすことができる撮像装置および撮像方法を得る。
【解決手段】フォーカス光学系7−2と、被写体像に対応する画像データを取得する撮像手段101と、撮像手段による露光中にフォーカス光学系を移動させながら画像データを取得する際に画像データ内の少なくとも一つのAFエリアに対応するデータからAF評価値を取得するAF評価値取得手段と、フォーカス駆動範囲内でフォーカス光学系7−2を移動させる間にAF評価値取得手段により取得されたAF評価値を用いて合焦位置を検出する合焦位置検出手段と、を備え、フォーカス光学系7−2の位置とAF評価値との対応関係を補正する補正手段をさらに備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話機やPDAのような撮像機能を備えた携帯情報機器などの撮像装置および撮像方法に関するもので、特にCMOS撮像素子を搭載した撮像装置に好適なものである。
デジタルスチルカメラのような電子的な撮像装置に限らず、撮像装置は、被写体に対して自動的に焦点を合わせるオートフォーカス(以下、「AF」と称する)装置を搭載しているのが一般的である。AF装置におけるAF制御方法として、例えば特許文献1等に記載されているような、山登りAF制御が広く用いられている。この山登りAF制御は、撮像素子が出力する映像信号から近接画素の輝度差の積分値を求め、この輝度差の積分値を、合焦の度合いを示すAF評価値とする。合焦状態にあるときは被写体の輪郭部分がはっきりしており、近接画素間の輝度差が大きくなるので、AF評価値が大きくなる。非合焦状態のときは、被写体の輪郭部分がぼやけるため、画素間の輝度差は小さくなり、AF評価値が小さくなる。AF動作の実行時には、撮像レンズの少なくとも一部として構成される合焦用のレンズを移動させながらこのようなAF評価値を逐次取得してゆき、AF評価値が最も大きくなったところ、すなわちAF評価値のピーク位置を合焦点として検出し、この合焦点に合焦用のレンズを位置させ停止させる。
近年デジタルスチルカメラのコンパクト化に対応するために撮像素子の小型化が進み、従来広く使用されていたCCD(Charge Coupled Device)撮像素子に代わりCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像素子を用いたものも多くなってきた。CMOS撮像素子はCCD撮像素子に比べ、大きさが若干大きくなる反面、撮像の高速化、省電力化、高集積化が可能であるという利点を持つ。
CMOS撮像素子を用いる場合、静止画撮影時にはCCD撮像素子と同様にメカニカルシャッタを用いた露光を行うが、撮像画像をリアルタイムでモニタするような場合には電子的なシャッタのみを用いるローリングシャッタによって露光を行う。
図16は、ローリングシャッタで画像を取り込む場合の取り込みタイミングチャートである。ローリングシャッタは、露光時間の制御を行うことに加え、露光しながら画像信号を出力するため、一つの画像における上面と下面とでは露光している時間(タイミング)が異なる。したがって、例えば、図19(a)に示すように、横に移動する四角い物体を撮像しながらこれをモニタすると、ディスプレイ上に表示される画像は、図19(b)に示すように平行四辺形の形に歪む。ちなみに、CCD撮像素子の場合は、全画素につき同時に露光し、露光によって画素ごとに蓄積した電荷に対応した信号を順次転送するため、CMOS撮像素子を用いる場合のような画像の歪みは生じない。
そのため、ローリングシャッタによって露光を行いながら山登りAFを行う場合は、フォーカス位置を補正しなければならない。例えば、フォーカスレンズをパルスモータで駆動するものとし、また、1画像の露光中に上記パルスモータを4パルス分駆動するものとした場合、図16に示すように1画像においてフォーカスエリアが時間軸上において最大で上記の4パルス分ずれた状態で露光されてしまう。そのため、AFに用いるエリアが複数ある場合はそのフォーカス位置を補正しなければならない。また、1画像の下部は常にフォーカスレンズ駆動のためのパルスを4パルス出力した後の画像が出力されてしまうため、1画像の上部に比べ、フォーカス駆動量が4パルス分少なくなってしまう。よって、フォーカス駆動量を考えると、1画像の下部については、上部に比べ4パルス分さらに駆動した状態で露光を行う必要がある(図22参照)。
上記AFエリア位置のずれによる評価値のずれの問題を、図20、図21を参照しながらさらに説明する。ここでは、平面の被写体に対してAFを実行する場合を考える。図20に示すように、AFエリアが画面の上、中、下の3箇所に設定されている場合において、フォーカスレンズの駆動中にローリングシャッタを用いた露光でAF評価値を取得するものとし、その結果を図21に示す。図21で丸付きの数字1,2,3で示す曲線はそれぞれ図20に示す上、中、下のAFエリアにおけるAF評価値を示す。平面の被写体であっても、図21に示すように、AF評価値を示す曲線のピークが時間軸上において大きくずれる。また、ローリングシャッタの特性上、AFエリアが画面上の下の位置になるにしたがって上記AF評価値のピーク位置のずれ量が時間軸上において大きくなる。このピーク位置のずれの間に出力されるパルスでフォーカス光学系が駆動されるので、上記ピーク位置のずれは、合焦位置のずれとなる。したがって、これを補正する必要がある。
本発明に関連のある公知の技術として特許文献2に記載されている撮像システムがある。これは、レンズ交換可能なカメラにおいて、交換レンズからカメラへのフォーカスレンズ位置情報の伝達が遅延することを考慮して、フォーカスレンズの各位置の履歴情報と、上記各位置をフォーカスレンズが通過した時点の時間情報とを関連付けた時系列のレンズ位置履歴情報を交換レンズ内のメモリに記録し、フォーカスレンズの合焦位置を、上記時系列のレンズ位置履歴情報を参照して特定することで、AFの精度向上を図ったものである。しかし、特許文献2記載の発明は、CMOS撮像素子を用いたローリングシャッタによる一撮像画面内の部分的な画像信号の遅延によるフォーカス位置のずれに関しては考慮されていない。したがって、フォーカスレンズの位置が本来の合焦位置からずれた位置に制御され、満足なAFの精度を得ることができない場合があった。よって、一撮像画面内の部分的な画像信号の遅延を補正するような技術の開発が望まれている。
また、特許文献3には、AF評価値を検出する領域の位置や大きさを被写体に応じて変更することができるモードを備えることにより、AF精度の向上を図った撮像装置が記載されている。しかし、特許文献3記載の発明も、AFエリアを可変にすることによって画面内でのフォーカス位置がずれ、フォーカスレンズの位置が本来の合焦位置からずれた位置になってしまう場合の処理がなされておらず、満足なAFの精度を得ることができない場合があった。
特公昭39−5265号公報号公報 特開2008−175886号公報 特開2008−052022号公報
本発明は、以上説明した従来技術の問題点を解決するべく、ローリングシャッタで露光しながら山登りAFを行う際に、ローリングシャッタの露光時間に応じてAF合焦位置をシフトし、設定されているAFエリアと現実のAFエリアのずれをなくすことができる撮像装置および撮像方法を提供することを目的とする。
本発明はまた、フォーカス駆動範囲を所定の駆動ステップ分広げ、フォーカス駆動範囲の限界位置におけるAF精度の低下を防止することができる撮像装置および撮像方法を提供することを目的とする。
本発明は、フォーカス光学系と、被写体像に対応する画像データを取得する撮像手段と、前記撮像手段による露光中に前記フォーカス光学系を移動させながら前記画像データを取得する際に前記画像データ内の少なくとも一つのAFエリアに対応するデータからAF評価値を取得するAF評価値取得手段と、フォーカス駆動範囲内で前記フォーカス光学系を移動させる間に前記AF評価値取得手段により取得された前記AF評価値を用いて合焦位置を検出する合焦位置検出手段と、を備え、前記フォーカス光学系の位置と前記AF評価値との対応関係を補正する補正手段をさらに備えていることを最も主要な特徴とする。
前記補正手段は、前記AFエリアごとに、前記撮像手段による露光時間に応じた補正量に基づき前記フォーカス光学系の位置と前記AF評価値との対応関係を補正するように構成するとよい。
前記補正手段は、前記画像データが表示される画面上において前記AFエリアが位置する領域に基づいて前記補正量を変更するように構成するとよい。
前記補正手段は、前記画像データが表示される画面上において前記AFエリアが下側の領域に位置するほど前記補正量を大きくするように構成するとよい。
前記合焦位置検出手段は、前記フォーカス駆動範囲を所定の駆動ステップ分広げ、この広げたフォーカス駆動範囲内で前記合焦位置を検出するように構成するとよい。
本発明によれば、フォーカス駆動範囲内で前記フォーカス光学系を移動させる間にAF評価値取得手段により取得されたAF評価値を用いて合焦位置を検出する合焦位置検出手段を備えた撮像装置において、フォーカス光学系の位置とAF評価値との対応関係を補正する補正手段を備えていることにより、1画像内におけるフォーカスエリアの違いによる合焦位置のずれを補正して、AFの精度を高めることができる。
以下、図面を参照しながら本発明にかかる撮像装置および撮像方法の実施例について説明する。
図2、図3、図4は、本発明に係る撮像装置の例であるデジタルスチルカメラの例を示す外観図である。図1は、図2乃至図4に示すようなデジタルスチルカメラ内部のシステム構成例の概要を示すブロック図である。
図2乃至図4において、カメラの上面には、レリーズスイッチSW1、モードダイアルSW2、サブ液晶ディスプレイ(以下、液晶ディスプレイを「LCD」という)1が配置されている。カメラの正面には、撮影レンズを含む鏡筒ユニット7、光学ファインダ4の対物側、ストロボ発光部3、測距ユニット5、リモコン受光部6、メモリカード装填室および電池装填室の蓋2が配置されている。カメラの背面には、電源スイッチ13、LCDモニタ10、AF用LED8、ストロボLED9、光学ファインダ4の接眼部、広角方向ズームスイッチSW3、望遠方向ズームスイッチSW4、セルフタイマの設定および解除スイッチSW5、メニュースイッチSW6、上移動およびストロボセットスイッチSW7、右移動スイッチSW8、ディスプレイスイッチSW9、下移動およびマクロスイッチSW10、左移動および画像確認スイッチSW11、OKスイッチSW12、クイックアクセススイッチSW13が配置されている。
デジタルスチルカメラ内部のシステム構成は以下のとおりである。図1において、デジタルスチルカメラの各部はデジタルスチルカメラプロセッサ104(以下、単に「プロセッサ104」という)によって制御されるように構成されている。プロセッサ104は、CMOS1信号処理ブロック104−1、CMOS2信号処理ブロック104−2、CPUブロック104−3、ローカルSRAM104−4,USBブロック104−5、シリアルブロック104−6、JPEG・CODECブロック104−7、RESIZEブロック104−8、TV信号表示ブロック104−9、メモリカードコントローラブロック104−10を有してなり、これらは相互にバスラインで接続されている。プロセッサ104の外部には、RAW−RGB画像データ、YUV画像データ、JPEG画像データを保存するSDRAM103が配置されていて、プロセッサ104とバスラインによってつながっている。プロセッサ104の外部にはまた、RAM107、内蔵メモリ120、制御プログラムが格納されたROM108が配置されていて、プロセッサ104とバスラインによってつながっている。
前記鏡筒ユニット7は、ズームレンズ7−1aを有するズーム光学系7−1、フォーカスレンズ7−2aを有するフォーカス光学系7−2、絞り7−3aを有する絞りユニット7−3、メカニズムシャッタ7−4aを有するメカシャッタユニット7−4、を有する。ズーム光学系7−1、フォーカス光学系7−2、絞りユニット7−3、メカシャッタユニット7−4は、それぞれズームモータ7−1b、フォーカスモータ7−2b、絞りモータ7−3b、メカシャッタモータ7−4bによって駆動されるようになっており、これら各モータは、プロセッサ104のCPUブロック104−3によって制御されるモータドライバ7−5によって動作が制御されるように構成されている。
鏡筒ユニット7は、撮像素子であるCMOS101に被写体像を結ぶ撮影レンズを有している。CMOS101は画素を2次元的に配置してなるエリアセンサを構成していて、上記被写体像を画像信号に変換してF/E−IC102に入力する。F/E−IC102は周知のとおりCDS102−1、ADC102−2、A/D変換部102−3を有し、上記画像信号にそれぞれ所定の処理を施し、デジタル信号に変換してプロセッサ104のCMOS1信号処理ブロック104−1に入力する。これらの信号処理動作は、プロセッサ104のCMOS1信号処理ブロック104−1から出力される垂直駆動信号VDと水平駆動信号HDにより、TG102−4を介して制御される。
プロセッサ104の前記CPUブロック104−3は、音声記録回路115−1による音声記録動作を制御するようになっている。音声記録回路115−1は、マイクロホン115−3で変換された音声信号のマイクロホンアンプ115−2による増幅信号を、指令に応じて記録する。上記CPUブロック104−3は、音声再生回路116−1の動作も制御する。音声再生回路116−1は、指令により、適宜のメモリに記録されている音声信号を再生してオーディオアンプ116−2に入力し、スピーカー116−3から音声を出力するように構成されている。上記CPUブロック104−3はまた、ストロボ回路114の動作を制御することによってストロボ発光部3から照明光を発光させるようになっている。また、CPUブロック104−3は測距ユニット5の動作も制御するようになっている。
CPUブロック104−3は、プロセッサ104の外部に配置されたサブCPU109とつながっていて、サブCPU109はLCDドライバ111を介してサブLCD1による表示を制御するようになっている。サブCPU109はさらに、AFLED8、ストロボLED9、リモコン受光部6、前記スイッチSW1〜SW13からなる操作キーユニット、ブザー113とつながっている。
前記USBブロック104−5はUSBコネクタ122につながっており、前記シリアルブロック104−6はシリアルドライバ回路123−1を介してRS−232Cコネクタにつながっている。前記TV表示ブロック104−9は、LCDドライバ117を介してLCDモニタ10につながっており、また、ビデオアンプ118を介してビデオジャック119につながっている。前記メモリカードコントローラブロック104−10はメモリカードスロット121の、カード接点との接点につながっている。
次に、上記のように構成されたデジタルスチルカメラの動作を説明するが、その前に、従来のデジタルスチルカメラの動作を概略的に説明しておく。図1に示すモードダイアルSW2を記録モードに設定することで、カメラが記録モードで起動する。モードダイアルSW2の設定は、図2における操作部に含まれるモードスイッチの状態が記録モードONになったことをCPUが検知し、CPUがモータドライバ7−5を制御して、鏡胴ユニット7を撮影可能な位置に移動させることによって行われる。さらにCMOS101、F/E−IC102、LCDディスプレイ10等の各部に電源を投入して動作を開始させる。各部の電源が投入されると、ファインダモードの動作が開始される。
ファインダモードでは、レンズを通して撮像素子(CMOS101)に入射した光が電気信号に変換され、アナログのR,G,B信号としてCDS回路102−1、A/D変換器102−3に送られる。A/D変換器102−3でデジタル信号に変換されたそれぞれの信号は、デジタル信号処理IC(SDRAM103)内のYUV変換部でYUV信号に変換され、メモリコントローラによってフレームメモリに書き込まれる。このYUV信号はメモリコントローラに読み出され、TV信号表示ブロック104−9を介してTVやLCDモニタ10へ送られ、画像が表示される。この処理が1/30秒間隔で行われ、1/30秒ごとに更新されるファインダモードの表示となる。
レリーズシャッターボタンSW1が押下されると、信号処理ICのCMOS I/Fブロック内に取り込まれたデジタルRGB信号より、画面の合焦度合いを示すAF評価値、露光状態を示すAE評価値が算出される。AF評価値データは、特徴データとしてマイコンに読み出されて、AFの処理に利用される。この積分値は合焦状態にあるとき、被写体のエッジ部分がはっきりとしているため、高周波成分が一番高くなる。これを利用して、AFによる合焦検出動作時は、それぞれのフォーカスレンズ位置におけるAF評価値を取得して、その極大になる点(ピーク位置)を検出する。また極大になる点が複数あることも考慮にいれ、複数あった場合はピーク位置の評価値の大きさや、その周辺の評価値との下降、上昇度合いを判断し、信頼性のある点を合焦位置候補としてAFを実行する。このようなAFによる合焦検出は、プロセッサ104内でCPUブロック104−3を中心に実行される。また、CPUブロック104−3からの指令によりモータドライバ7−5が駆動され、モータドライバ7−5でフォーカス光学系7−2が駆動されることによって合焦が行われる。AF制御については、下記の実施例において詳細を説明する。
またAF評価値は、画面内のデジタルRGB信号のどの範囲からも算出することができる。AFエリアに関しては、AFモードによって複数エリア、もしくは単エリアで行うようにしている。モードに関してはモードダイアルSW2でシングルAFモード、マルチAFモードで切り替えられるようにしている。例えば、シングルAFモードが選択されている場合には、図9に示すように、ファインダ内の中央付近(この実施例では水平方向40%×垂直方向に30%とする)の1エリアをAFエリアとする。またマルチAFモードが選択されている場合は、図10に示すように、水平方向20%×垂直方向20%の5エリアをAFエリアとする。
次にAE評価値は、デジタルRGB信号を図15に示すように幾つかのエリア(このデジタルカメラではAFエリアと同じにする)に分割し、そのエリア内の輝度データを用いる。各AEエリアにおいて、各エリア内の画素のうち所定の閾値を超えるものを対象画素とし、その輝度値を加算し、対象画素数で乗算することによってAE評価値が求められる。各エリアの輝度分布により、適正露光量を算出し、次に取込まれるフレームに対し露光量を補正する。
第1の実施例にかかるデジタルカメラの動作を説明する。AF制御に関する全体のフローを図5に示す。動作ステップを、「5−1」「5−2」・・・のように表す。カメラは、電源をONするとまず図11に示すようなファインダモードの状態になる。この状態で次にAFエリアの設定処理を行う(5−1)。AFエリアはAFモードによって決定される。すなわち、モードダイアルSW2の状態を確認し、AFモードがシングルAFモードであるか、もしくは、マルチAFモードであるかを確認する。マルチAFモードであった場合は、マルチエリアに設定し、上記ファインダモードを図10のようなマルチAFモードにする。シングルAFモードであった場合には、シングルエリアに設定し、ファインダモードを図9に示すようなシングルAFモードにする。
次に、レリーズSW1が押下されたかどうかを確認する(5−2)。レリーズSW1が押下された場合は、以下の処理を行う。まず、フォーカスレンズのようなフォーカス光学系を駆動してフォーカス動作開始位置へ移動させる(5−3)。この実施例では、至近位置をフォーカス動作開始位置とする。至近位置に関しては光学系によって異なるが、一般的には30cm前後が好ましい。次に、レンズ駆動処理(5−4)により、フォーカス光学系をある一定の間隔ないしはステップで無限遠位置まで駆動していく(5−6)。この実施例ではフォーカスモータ7−2bとしてパルスモータを使用していて、合焦距離が30cmから無限遠までを1露光画面(例えば1/30秒)につき4パルス単位で駆動するようになっている。このフォーカス光学系の駆動と並行してAF評価値取得処理により、AFエリアに対するAF評価値を取得する(5−5)。以上の動作をフォーカス位置が無限遠になるまで行う。
次にエリア選択処理(5−7)を行う。この部分が本発明の特徴となる部分である。このエリア選択処理(5−7)は、図6に示す手順に従って行われる。図6において、まず、取得された各AFエリアに対するAF評価値から、合焦点判定処理(6−1)を行う。ここではAF評価値の信頼性評価を行うとともに、評価値の中でのピーク位置を判定する。信頼性評価では、例えば、所定値以上の評価値を持つピーク位置や、周辺の評価値との下降、上昇度合いが所定値以上のピーク位置を、信頼性のあるピーク位置とする。次に、この判定の結果、信頼性のあるピーク位置があるか否かを判定する(6−2)。信頼性のあるピーク位置があった場合は、そのエリアに関して補正シフト処理を行う(6−3)。補正シフト処理を行う際は、まず合焦したエリアがどの領域かを判断する。
上記領域判断は、図12に示すように領域を上中下の3つに分け、AFエリアが上記3つの領域のどの領域に含まれているかで決められる。表1は上記領域の選択に関しての対応表である。エリア番号は図10に合わせて1から5まで、シフトエリアは図12のとおり領域1,2,3の3つである。この実施例では、シングルAFモードの場合、領域2と判断するようにしている。マルチAFモードの場合、図10からも明らかなように、エリア番号「1」は領域1、エリア番号「2」「3」「4」は領域2、エリア番号「5」は領域3と判断する。
表1
Figure 2010122410
露光量(Tv)に対してのシフト量対応は表2のとおりである。図17のタイミングチャートを参照すると、Tv5(33ms)での場合を考えると、一つの画面の上半分の露光時は、フォーカス光学系が先の4パルスで駆動されている間に行われているが、下半分の露光時は、後の4パルスで駆動されている間に行われる。上面と下面はそれぞれ4パルス分フォーカス光学系を駆動しながら露光するため、実際に出力されるAF評価値は、その4パルスの平均位置にシフトしてその位置で求める。すなわち、上半分の露光時は2番目のパルスの前後、下半分の露光時は6番目のパルスの前後にシフトし、それらの位置での評価値を求めることになる。本発明では、このシフト量に関しては垂直駆動信号VDを基準に算出している。表2に示すように、露光量がTv5であった場合は、エリア1でのシフト量は「2」、エリア2でのシフト量は「4」、エリア3でのシフト量は「6」に設定されている。また、Tv6、7といったように電子シャッタ中に駆動している場合に関しては、すでに駆動しているパルス分シフト量を増やす必要があるため、Tv5の場合に比べしシフト量はその電子シャッタ中の駆動パルス分を加味している。
表2
Figure 2010122410
各合焦エリアにつき上記補正シフト処理により補正を行い、この補正を行った状態で、次に、ピーク位置があるエリアの判定処理(6−5)を行う。エリア判定に関しては、合焦した全エリアを対象にして、より近距離にピークを示すものを合焦位置とする。信頼性のあるピーク位置があるか否かの判定ステップ、すなわち合焦エリア有無の判定ステップ(6−2)でピークのある合焦エリアが見つからない場合は、NGと判定し(6−4)、図14に示すように、シングルAFモードのAF枠を表示する。
図5に戻り、エリア選択処理(5−7)が終わると、次にエリア表示処理を行う(5−8)。エリア表示処理では、エリア選択処理(5−7)にて選択されたエリアに相当するエリア部分を表示する。図13は人物を被写体にしたときのAFエリア表示の例を示す。最後に、合焦位置移動処理ステップ(5−9)において、上記エリア選択処理(5−7)で選択されたエリアに対応するフォーカス位置(合焦位置)へフォーカス光学系を移動させる。エリア選択処理(5−7)にてNGと判定されている場合(図6において合焦エリアが見つからない場合)は、NG距離に相当するフォーカス位置へフォーカス光学系を移動させる。NG距離は、一般的に過焦点距離を用いる場合があるが、本発明を適用したデジタルカメラの例ではNG距離を2.5mとし、2.5m離れた被写体に合焦するようにフォーカス光学系を移動させるようになっている。
以上のAF動作は、ROM108に格納されている制御プログラムにしたがって、デジタルスチルカメラプロセッサ104が演算し、各部へ動作指令を出すことによって実行される。
以上の処理により、フォーカス光学系の位置と取得されたAF評価値との対応関係をシフトさせ、CMOS撮像素子を用いたローリングシャッタにより生じるフォーカス光学系の位置と取得されるAF評価値の対応関係のずれを正すことができ、精度良く合焦位置を求めることができる。そして、求めた合焦位置で本撮影・記録を行うことができる。
次に、第2の実施例にかかるデジタルカメラについてその動作を説明する。図7は、第2の実施例におけるAFに関する全体のフローを示している。まず、カメラの電源をONすると、図13に示すようなファインダモードの状態になる。続いてAFエリアの設定処理を行う(7−1)。AFエリアはAFモードによって決定される。モードダイアルSW2の状態を確認し、AFモードがシングルAFモードであるか、もしくは、マルチAFモードであるかどうかを確認する。マルチAFモードであった場合は、マルチエリアに設定し、ファインダモードを例えば図10に示すような複数のAFエリアを表示するモードにする。シングルAFモードであった場合には、シングルエリアに設定し、ファインダモードを例えば図19のような画面のほぼ中央に一つのAFエリアを表示するモードに設定する。
次に、レリーズSW1が押下されたかどうかを確認する(7−2)。レリーズSW1が押下された場合に、以下の処理を行う。まず、AF時のフォーカス駆動範囲を決定するAF駆動範囲決定処理を行う(7−3)。この処理の具体例を図8に示す。図8において、まず、焦点距離が広角(Wide)の範囲であるかどうかを確認する(8−1)。広角の範囲であった場合は、1露光中のフォーカスステップパルスを4パルスとし(8−2)、そうでなかった場合は焦点距離が望遠(Tele)側にあるものと判断し、1露光中のフォーカスステップパルスを8パルスと設定する(8−3)。次に、上記のように設定されたフォーカスステップパルスから、フォーカス駆動量に加える余裕量の設定を行う(8−4)。
このような余裕量の設定が必要な理由は以下のとおりである。ローリングシャッタで露光すると、図18に示すように、画面の上面に対して下面は次の露光(露光2)に対するフォーカス駆動が始まった後に出力されるため、事実上露光開始が1露光中に出力されるフォーカスステップ分遅れる。これによって生じる不具合を示しているのが図22である。通常、無限遠に合焦していればそれ以上フォーカス光学系を駆動する必要はないため、無限遠位置でフォーカス光学系の駆動は終了する(図22(a)参照)。しかし、無限遠直近でフォーカス光学系を駆動しながら画面の上部を露光していて無限遠位置に達すると、画面の下部はフォーカス光学系を駆動しない状態で露光することになる。そのため、上部の画面についてはフォーカス光学系を駆動しながら露光し画像信号を転送しているのに対し、下部の画面についてはフォーカス光学系の駆動が終了している状態で露光し画像信号を転送していることになる。その結果、図22(b)に示すように、例えば被写体が人物であった場合、最も重要視される人物の顔の付近において、フォーカス光学系が駆動されている状態と駆動されていない状態が混在することになり、AFの精度を低下させる恐れがある。
かかる不具合を避けるために、前述のとおり所定のフォーカス駆動量に加える余裕量を設定し、仮にフォーカス光学系が無限遠位置に達したとしても駆動され続けるようにしている。同じことがフォーカス光学系の駆動開始位置においても起こるので、駆動開始位置側にもフォーカス駆動量に加える余裕量を設定する。表3はパルス駆動の余裕量の対応表である。近側に対して、遠側(無限遠)にはそれぞれ1フォーカスステップ分のパルス数を加算して設定している。駆動ステップは例えば、2パルス、4パルス、8パルスというように適宜設定することができ、設定したパルス数と同じパルス数を、フォーカス駆動量に加える余裕量として設定している。
表3
Figure 2010122410
また、露光量(Tv)に対してのシフト量対応は表4のとおりである。1露光中におけるフォーカス光学系の駆動ステップが4パルスの場合と8パルスの場合において、それぞれ画面の上下方向に設定した領域1、領域2、領域3につき表4に示すようにシフト量を設定している。
表4
Figure 2010122410
次に、図7に戻りフォーカス光学系をフォーカス駆動開始位置へと移動させる(7−4)。ここでは、至近位置をフォーカス動作開始位置とする。至近位置に関しては光学系によって異なる場合があるが、一般的には30cm前後が好ましい。次に、レンズ駆動処理(7−5)により、フォーカス光学系をある一定の間隔で無限遠位置まで駆動していく。ここではフォーカスモータ7−2bがパルスモータを利用しているため、30cmから無限遠までを1露光につきWideでは4パルス、Teleでは8パルスずつ駆動させることになる。その際にフォーカス光学系を駆動しながらAF評価値取得処理(7−6)により、AFエリアに対するAF評価値を取得する。以上の動作ステップ7−5から7−7までをフォーカス位置が無限遠になるまで繰り返し行う。
次にエリア選択処理(7−8)を行う。このエリア選択処理(7−8)は、前述の図6に示す動作と同じである。すなわち、図6において、まず、取得された各AFエリアに対するAF評価値から、合焦点判定処理(6−1)を行う。ここではAF評価値の信頼性評価を行うとともに、評価値の中でのピーク位置を判定する。次に、この判定の結果、信頼性のあるピーク位置があるか否かを判定する(6−2)。信頼性評価では、例えば、所定値以上の評価値を持つピーク位置や、周辺の評価値との下降、上昇度合いが所定値以上のピーク位置を、信頼性のあるピーク位置とする。信頼性のあるピーク位置があった場合は、そのエリアに関して補正シフト処理を行う(6−3)。補正シフト処理を行う際は、まず合焦したエリアがどの領域かを判断する。
上記領域判断は、図12に示すように領域を上下方向に3つに分け、AFエリアが上記3つの領域のどの領域に含まれているかで決められる。前記表1は上記領域の選択に関しての対応表である。エリア番号は1から5まで、シフトエリアは図12のとおり領域1,2,3の3つの領域がある。シングルAFモードの場合に関しては、ここでは領域2と判断するようにしている。マルチAFモードの場合、図10からも明らかなように、エリア番号「1」は領域1、エリア番号「2」「3」「4」は領域2、エリア番号「5」は領域3と判断する。
各合焦エリアにつき上記補正シフト処理により補正を行い、この補正を行った状態で、次に、ピーク位置があるエリアの判定処理(6−5)を行う。エリア判定に関しては、合焦した全エリアを対象にして、より近距離にピークを示すものを合焦位置とする。信頼性のあるピーク位置があるか否かを判定するステップ(6−2)でピークのある合焦エリアが見つからない場合は、NGと判定し(6−4)、図14に示すように、シングルAFモードのAF枠を表示する。
図7に戻り、エリア選択処理(7−8)が終わると、次にエリア表示処理を行う(7−9)。エリア表示処理では、エリア選択処理(7−8)にて選択されたエリアに相当するエリア部分を表示するようにしている。図13は人物を被写体にしたときのAFエリア表示状態を示す。信頼性のあるピーク位置があるか否か、すなわち合焦エリア有無の判定ステップ(6−2)でピークのある合焦エリアが見つからない場合は、NGと判定し(6−4)、図14に示すように、シングルAFモードのAF枠を表示する。
最後に、合焦位置移動処理ステップ(5−9)において、上記エリア選択処理(5−7)で選択されたエリアに対応するフォーカス位置(合焦位置)へフォーカス光学系を移動させる。エリア選択処理(5−7)にてNGと判定されている場合(図6において合焦エリアが見つからない場合)は、NG距離に相当するフォーカス位置へフォーカス光学系を移動させる。NG距離は、一般的に過焦点距離を用いる場合があるが、本発明を適用したデジタルカメラの例ではNG距離を2.5mとし、2.5m離れた被写体に合焦するようにフォーカス光学系を移動させるようになっている。
以上のAF動作は、ROM108に格納されている制御プログラムにしたがって、デジタルスチルカメラプロセッサ104が演算し、各部へ動作指令を出すことによって実行される。
以上の処理により、フォーカス駆動範囲を所定の駆動ステップ分広げ、その広げたフォーカス駆動範囲内でAF評価値を取得すると、露光時の環境が変わらないため、精度の良いAF評価値を求めることができる。そして、その求めたAF評価値とフォーカス光学系の位置との対応関係を補正して、合焦位置を検出することにより、合焦位置の検出精度を上げることができる。
実施例1、実施例2ではマルチAFモード時に5つのエリアを設定しているが、これに限られるものではなく、より広い範囲にエリアを拡張し、あるいはエリア数を増やしてよい。その場合、図12に示すような3つの領域ではなく、より細分化した領域で補正をする必要がある。
実施例2では、ステップパルス数の設定を、焦点距離を基準にして判断しているが、AFの駆動範囲、例えば通常の撮影領域(例えば30cm〜∞)とマクロ撮影領域(例えば1cm〜30cm)で切り替えられるようにすると、より精度の高いAFを実現することができる。
本発明にかかる撮像装置の実施例であるデジタルスチルカメラのシステム構成例を示すブロック図である。 上記デジタルスチルカメラの外観を示す正面図である。 上記デジタルスチルカメラの平面図である。 上記デジタルスチルカメラの背面図である。 本発明にかかる撮像装置の第1実施例の動作を示すフローチャートである。 上記第1実施例の動作中のエリア選択処理を示すフローチャートである。 本発明にかかる撮像装置の第2実施例の動作を示すフローチャートである。 上記第2実施例の動作中のAF駆動範囲決定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例においてシングルAFモードが選択されている場合に設定されるAFエリアの例を示す視野図である。 本発明の実施例においてマルチAFモードが選択されている場合に設定されるAFエリアの例を示す視野図である。 本発明の実施例におけるファインダモード時の表示例を示す視野図である。 本発明における合焦エリアの区分例を示す視野図である。 本発明において人物を被写体にしたときのAFエリア表示例を示す視野図である。 本発明におけるシングルAFモード時のAF枠の例を示す視野図である。 AE評価値を取得するためのデジタルRGB信号を適宜数の測光エリアに分割した例を示す図である。 ローリングシャッタで画像を取り込む場合の取り込みタイミングチャートである。 上記の画像取込みにおいて一つの画面の上半分の露光時と下半分の露光時でフォーカスタイミングが異なることを示すタイミングチャートである。 同じく画面の上面に対して下面は次の露光に対するフォーカス駆動が始まった後に出力されることを示すタイミングチャートである。 ローリングシャッタの問題点を示すもので、(a)は動く被写体の例を示す視野図、(b)は上記被写体が歪んで表示される例を示す視野図である。 ローリングシャッタの問題点を説明するための図であって、上下方向3箇所にフォーカスエリアが設定されている例を示す視野図である。 上記3箇所のフォーカスエリアにおいてAF評価値を示す曲線のピークが時間軸上においてずれる様子を示すグラフである。 ローリングシャッタの問題点を示すもので、(a)は画面の上面に対して下面は次の露光に対するフォーカス駆動が始まった後に出力されることを示すタイミングチャート、(b)はそれによって生じるフォーカス位置のずれを説明するための視野図である。
符号の説明
7−2 フォーカス光学系
101 撮像手段としてのCMOS

Claims (10)

  1. フォーカス光学系と、
    被写体像に対応する画像データを取得する撮像手段と、
    前記撮像手段による露光中に前記フォーカス光学系を移動させながら前記画像データを取得する際に前記画像データ内の少なくとも一つのAFエリアに対応するデータからAF評価値を取得するAF評価値取得手段と、
    フォーカス駆動範囲内で前記フォーカス光学系を移動させる間に前記AF評価値取得手段により取得された前記AF評価値を用いて合焦位置を検出する合焦位置検出手段と、を備え、
    前記フォーカス光学系の位置と前記AF評価値との対応関係を補正する補正手段をさらに備えていることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記補正手段は、前記AFエリアごとに、前記撮像手段による露光時間に応じた補正量に基づき前記フォーカス光学系の位置と前記AF評価値との対応関係を補正することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記補正手段は、前記画像データが表示される画面上において前記AFエリアが位置する領域に基づいて前記補正量を変更することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記補正手段は、前記画像データが表示される画面上において前記AFエリアが下側の領域に位置するほど前記補正量を大きくすることを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  5. 前記合焦位置検出手段は、前記フォーカス駆動範囲を所定の駆動ステップ分広げ、この広げたフォーカス駆動範囲内で前記合焦位置を検出することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 撮像手段によって被写体像に対応する画像データを取得し、
    前記撮像手段による露光中にフォーカス光学系を移動させながら前記画像データを取得する際に前記画像データ内の少なくとも一つのAFエリアに対応するデータからAF評価値を取得し、
    フォーカス駆動範囲内でフォーカス光学系を移動させる間に前記AF評価値を用いて合焦位置を検出する撮像方法であって、
    前記フォーカス光学系の位置と前記AF評価値との対応関係を補正することを特徴とする撮像方法。
  7. フォーカス光学系の位置とAF評価値との対応関係の補正は、AFエリアごとに、前記撮像手段による露光時間に応じた補正量に基づいて行うことを特徴とする請求項6記載の撮像方法。
  8. フォーカス光学系の位置とAF評価値との対応関係の補正量は、画像データが表示される画面上においてAFエリアが位置する領域に基づいて変更することを特徴とする請求項7記載の撮像方法。
  9. フォーカス光学系の位置とAF評価値との対応関係の補正量は、画像データが表示される画面上においてAFエリアが下側の領域に位置するほど大きくすることを特徴とする請求項8記載の撮像方法。
  10. フォーカス駆動範囲を所定の駆動ステップ分広げ、この広げたフォーカス駆動範囲内で合焦位置を検出することを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の撮像方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8928799B2 (en) 2011-10-13 2015-01-06 Ricoh Company, Ltd. Imaging device and imaging method to perform autofocus operation to a subject
JP2015169907A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体

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