JP2010120776A - 魚箱等の搬送計量装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 魚貝類を収容する魚箱(トロ箱)は、発砲スチロール製の細長い箱形態に成形されて、正確な搬送姿勢を維持し難い。この箱の搬送途中、印字装置により印字するには、各箱の側端面と印字装置の印字ヘッドとの間隔が変化したり、又、箱の側端面が印字面に対して傾斜するときは正確な印字を行い難い。
【解決手段】 魚等を収容した箱Hを受けて搬送するコンベアの箱搬送行程の始端部には、この箱を搬送経路一側のガイド側壁1へ寄せるようにして搬送する片寄せコンベア2を設け、この下手側には、この片寄せコンベア2から搬送される魚箱Hを搬送方向に対して直交姿勢にして係止するストッパー3と、この片寄せコンベア2よりも高速度に回転して箱Hを受継搬送する送込コンベア4と、計量コンベア6と、印字装置7によるインクジェット印字を行わせる印字コンベア8と等を配置する。
【選択図】図1

Description

この発明は、魚貝類等を魚箱(トロ箱)に収容して搬送しながら重量を計測し、この計測重量等の事項を箱側面に印字する魚箱等の搬送計量装置に関する。又、この魚貝類の他の、野菜、根菜類、芋類、果実、花卉類等を収容する箱の搬送計量を行う場合にも利用することができる。
一定重量の選別果実を収容したダンボールケースをコンベアに載せて搬送しながら、このコンベアの途中に設ける印字装置により、この選別等級等の記号(マーク)をダンボールケースの外側面に印字する技術が知られている。
魚貝類を収容する魚箱(トロ箱)は、発砲スチロール製の細長い箱形態に成形されて、長手の魚や、ゴボウ等の根菜類、又は花卉類等を収容し易くした形態が多い。このような細長い形態の箱や、規格の異なる箱を取扱う場合は、正確な搬送姿勢を維持し難い。この箱の搬送途中において、長手方向の側端面に対して印字装置により印字するには、この箱の印字に適した搬送姿勢を正確に維持することが必要である。各箱の側端面と印字装置の印字ヘッドとの間隔が変化したり、又、箱の側端面が印字面に対して傾斜するときは正確な印字を行い難い。
請求項1に記載の発明は、魚等を収容した箱Hを受けて搬送するコンベアの箱搬送行程の始端部には、この箱を搬送経路一側のガイド側壁1へ寄せるようにして搬送する片寄せコンベア2を設け、この下手側には、この片寄せコンベア2から搬送される魚箱Hを搬送方向に対して直交姿勢にして係止するストッパー3と、この片寄せコンベア2よりも高速度に回転して箱Hを受継搬送する送込コンベア4と、この送込コンベア4から送り込まれる箱Hを受けて搬送しながらロードセル5により重量を計測させる計量コンベア6と、この計量コンベア6から搬送される箱Hを受けて搬送しながら、前記ガイド側壁1と同側後部位置に設置される印字装置7によるインクジェット印字を行わせる印字コンベア8と等を配置して、これら各コンベア上面に箱Hを載せて搬送しながら、前記計量コンベア6のロードセル5により重量計測して、印字コンベア8の印字装置7により箱の側面に計量印字することを特徴とする魚箱等の搬送計量装置の構成とする。
片寄せコンベア2の上面に長手方向を横向きにして供給された箱Hは、前方へ搬送されながら、この搬送方向の一側のガイド側壁1の側へ片寄せされて、この箱の側端面をガイド側壁1に摺接させて搬送される。この片寄せコンベア2の終端部ではストッパー3の突出によって搬送方向に対して直交姿勢に搬送係止される。このストッパー3の係止解除によって送込コンベア4に受継された箱Hは、前記片寄せコンベア2よりも高速に搬送されて後続の箱Hとの間の搬送間隔を所定以上に維持して、計量コンベア6に一箱毎間歇的に受継搬送し、この計量コンベア6に受けられた箱Hは一箱毎にロードセル5によって計測される。この計量コンベア6から受け継いで搬送する印字コンベア8上の箱は、搬送方向に対して直交姿勢に維持され、側端面が前記ガイド側壁1によって案内された状態を維持して、この箱Hの側端面は、印字ヘッドに対して接近した一定位置に、平行形態に位置し、乃至搬送されて、印字作用を受ける。この印字装置7によりインクジエット印字が行われて、前記ロードセル5による計測値等のデータを印字する。
請求項2に記載の発明は、前記ストッパー3は、箱Hの有無を検出して係止作動するストッパセンサ9と、箱の左右両側部の係止位置を検出してこのストッパー3の係止を開放する開放センサ10とによって作動制御するものである。前記片寄せコンベア2によってガイド側壁1の側へ片寄せ搬送した箱Hを係止するストッパー3は、ストッパセンサ9による箱Hの供給搬送が行われたことを検出して一箱毎に係止作動される。このストッパー3によって係止された箱Hは、長手方向の左右両側部の係止位置を開放センサ10によって検出されて、箱Hが搬送方向に対して直交姿勢に係止されたことを確認される。この開放センサ10による直交姿勢の係止位置を検出することによって、このストッパー3の係止を開放して、箱Hを搬送方向に対して直交姿勢に、かつ一側端面をガイド側壁1に接近させた状態にして、送込コンベア4へ受継搬送させる。
請求項3に記載の発明は、前記送込コンベア4上には、送込搬送中の箱Hの有無を検出する送込センサ11を設けて、この送込コンベア4上に送込箱の無いことを検出して前記ストッパー3を開放可能とするものである。前記ストッパー3の係止解除によって送込コンベア4上に繰り出された箱Hを、計量コンベア6へ搬送するが、この送込コンベア4上の搬送箱の有無を送込センサ11によって検出していて、この位置に搬送箱が有る時はストッパー3の係止を解除しないで、箱Hを送出さないように維持し、この送込コンベア4上に箱が無くなることによって、前記ストッパー3の係止を解除してこの後続の箱Hの繰出を行わせ、続く計量コンベア6における箱Hの搬送個数を単一箱に維持制御する。
請求項4に記載の発明は、前記印字装置7は、前記印字コンベア8上の印字ヘッド12部正面に出退可能の印字プレート13を設け、この印字プレート13に試し印字操作可能とするものである。前記のようにして印字コンベア8に送られてきた箱Hの側端面に印字装置7による計量値等の印字を行うが、この印字装置7を長時間、乃至期間にわたって使用しない場合は、印字ヘッドからインクの噴出されないことがあるため、このような場合であっても、印字を正確に行わせるために、予め、印字コンベア8上の箱Hの搬送される位置で、印字プレート13を印字ヘッド12部の正面位置に進出操作して、試し印字作用を行う。この操作によって、続く箱Hの供給搬送による自動計量印字作用を正確に行わせる。又、このため試し印字を行った後は、印字プレート13を印字ヘッド12の正面位置から退去させて箱搬送の邪魔にならない状態におくものである。
請求項1に記載の発明は、前記のように長手の箱Hを片寄せコンベア2に載せて供給することによって、このかた寄せコンベアによる搬送により一側端面がガイド側壁1に沿うように、しかも搬送方向に対して直交姿勢に整揃された状態で、印字装置7の印字作用を受けるものであるから、構成が簡単であり、箱Hの供給作用を簡単、容易にして、箱Hの側端面に対する印字を正確に行わせることができる。
請求項2に記載の発明は、ストッパー3を、前記ストッパセンサ9によって係止作動させて、開放センサ10によってこの箱Hの向きを検出することによってこの係止を開放するように制御するものであるから、この箱Hの搬送姿勢を搬送方向に対して直交姿勢に整揃とした状態にして繰り出すことができる。
請求項3に記載の発明は、送込コンベア4上における箱Hの有無を検出しながらストッパー3を開閉作動させて、後続の箱Hを供給するものであるから、前後各箱相互間の搬送間隔部を形成維持することができ、計量コンベア6に載置する箱Hの、個数を単一に維持して、二個載りを無くし、正確な計量を行わせることができる。
請求項4に記載の発明は、前記印字コンベア8上に印字プレート13を出退操作することによって、試し印字することができるため、印字ヘッド部におけるインク詰り等をなくして、正常な印字状態に維持して効率のよい印字作用を行わせることができる。又、試し印字の後は、この印字プレート13を印字コンベア8上から退避されることによって、箱Hの印字搬送の邪魔にならないようにして、簡単な構成、及び操作とすることができ、箱Hの搬送計量印字作用を円滑に行わせることができる。
図例に基づいて、基台14上に前後方向水平面に沿ってモータ駆動により連動回転するコンベアチエンからなる各片寄せコンベア2、送込コンベア4、計量コンベア6、及び印字コンベア8を始端部である上手側から、終端部である下手側へわたって順次配置して、これらの回転上面に載せる箱Hを受継搬送することができる。これらのコンベアチエンは、左右横方向に沿う前後一対のスプロケット軸の回りに掛け渡されて駆動回転される。このコンベアの搬送行程の横方向幅にわたって適宜の間隔を有して四条毎配置する形態に構成している。このうち、片寄せコンベア2の一側面に前後方向に沿って前後方向のガイド側壁1を構成し、搬送される箱Hの側端面を摺動させて搬送案内させるもので、このガイド側壁1に沿って回動自在で、モータM2によって前記送込コンベア4と共に連動駆動回転されるガイドチエン26を設け、このガイドチエン6の各チエンリンクから回転外周方向へ突出するローラ支持軸の周りに回動自在にガイドローラ15を設けて、このガイドチエン26を片寄せコンベア2と同期回転するように駆動することによって、このガイドローラ15に押し当てられる箱H側端面の摺接摩擦抵抗を小さくしている。
又、この片寄せコンベア2は、下手側端を前記ガイド側壁1寄りに偏倚させて斜め方向に向けて回転するように張設し、各コンベアチエンを斜め方向へ向けて平行状に配置している。又、この片寄せコンベア2は、上手側の長いリヤコンベア2Aと、下手側の短いフロントコンベア2Bとから構成されて、モータM1によって駆動され、このフロントコンベア2Bをリヤコンベア2Aに対して適宜高速度に回転するように連動構成している。このフロントコンベア2Bの終端部にストッパー3を設ける。又、この片寄せコンベア2の始端部側の供給ローラ16を設け、箱Hを載せて前側の片寄せコンベア2へ供給案内することができる。
前記ストッパー3は、このコンベアの搬送幅の左右二ヶ所において搬送底部から上方へ突出しうる形態に構成されて、片寄せコンベア2によって搬送される箱Hの前面左右二ヶ所を突出係止して搬送を一時停止することができる。このストッパー3の下手側に配置される送込コンベア4は、前記片寄せコンベア2のフロントコンベア2Bの搬送速度よりも適宜高速度に回転駆動するように設定している。このため、リヤコンベア2Aと、フロントコンベア2B、及び送込コンベア4は、順次箱Hの搬送速度を高速になるように設定して、これらの各搬送行程における前後の箱H相互間に搬送間隔を形成させて、ストッパー3による仕切り係止作用を正確に行わせ、各箱単一毎の区切り搬送を行わせ易くするものである。
この送込コンベア4の下手側に配置の計量コンベア6は、ロードセル5によって支持されて、搬送状態の箱Hを受けて重量を計測することができる構成である。この計量コンベア6を駆動するモータM3や、この伝動機構等も、ロードセル5に支持される支持フレーム27上に装着されている。このため、ロードセル5による箱H内収容物の実計量値は、総計量値からこれら支持フレーム27や、モータM3、伝動機構、計量コンベア6、及び箱等の各重量値を差し引くように、前記コントローラ22において演算処理するものである。又、この下手側の印字コンベア8は、モータM4によって駆動する。
前記各送込コンベア4や、計量コンベア6と共に、前記ストッパー3で係止した箱Hを、この係止したときの姿勢を維持して、偏倚、偏向しないようにして、この印字装置7の印字位置まで搬送するため、前記ガイド側壁1の終端からこの印字装置7の終端部位置に渡る間は、箱H端面が接触摺動する抵抗部材や、ガイド部材等を無くした、搬送横側面を開放した形態の開放ラインLとして形成している。このようなガイド側壁1の終端部から終端部側に位置して配置されるコンベア上の送込センサ11や、計量タイミングセンサ18、印字タイミングセンサ24、及び印字装置7等は、このコンベア上を搬送される箱H端面の通るライン位置を開放形態として摺接案内を行わない開放ラインLよりも外側の適宜間隔位置に配置している。この印字コンベア8の終端部には、印字されて搬出される箱Hを受けて搬送案内する排出ローラ17を設けている。
ここにおいて、前記のように、魚等を収容した箱Hを受けて搬送するコンベアの箱搬送行程の始端部には、この箱Hを搬送経路一側のガイド側壁1へ寄せるようにして搬送する片寄せコンベア2を設け、この下手側には、この片寄せコンベア2から搬送される箱Hを搬送方向に対して直交姿勢にして係止するストッパー3と、この片寄せコンベア2よりも高速度に回転して箱Hを受継搬送する送込コンベア4と、この送込コンベア4から送り込まれる箱Hを受けて搬送しながらロードセル5により重量を計測させる計量コンベア6と、この計量コンベア6から搬送される箱Hを受けて搬送しながら、前記ガイド側壁1と同側後部位置に設置される印字装置7によるインクジェット印字を行わせる印字コンベア8と等を配置して、これら各コンベア上面に箱Hを載せて搬送しながら、前記計量コンベア6のロードセル5により重量計測して、印字コンベア8の印字装置7により箱Hの側端面に計量印字することを特徴とする魚箱等の搬送計量装置の構成とする。
前記片寄せコンベア2の上面に長手方向を横向きにして供給された箱Hは、前方へ搬送されながら、この搬送方向の一側のガイド側壁1の側へ片寄せされて、この箱Hの側端面をガイド側壁1に摺接させて搬送される。この片寄せコンベア2の終端部ではストッパー3の突出によって搬送方向に対して直交姿勢に搬送係止される。このストッパー3の係止解除によって、送込コンベア4に受継された箱Hは、前記片寄せコンベア2よりも高速に搬送されて後続の箱Hとの間の搬送間隔を所定以上に維持して、計量コンベア6に一箱毎間歇的に受継搬送し、この計量コンベア6に受けられた箱Hは一箱毎にロードセル5によって計測される。この計量コンベア6から受け継いで搬送する印字コンベア8上の箱Hは、搬送方向に対して直交姿勢に維持され、側面が前記ガイド側壁1によって案内された状態を維持して、この箱Hの側端面は、印字ヘッドに対して接近した一定位置に、平行形態に位置し、乃至搬送されて、印字作用を受ける。この印字装置7によりインクジエット印字が行われて、前記ロードセル5による計測値等のデータを印字する。
又、前記ストッパー3は、箱Hの有無を検出して係止作動するストッパセンサ9と、箱Hの左右両側部の係止位置を検出してこのストッパー3の係止を開放する開放センサ10とによって作動制御するものである。前記片寄せコンベア2によってガイド側壁1の側へ片寄せしながら搬送した箱Hを係止するストッパー3は、ストッパセンサ9による箱を検出しない時、ストッパー3をコンベア上に突出させる。又は、一箱が通過する要する予定時間(例えば、0.5秒)後においても箱Hを検出している時は、後続の箱Hとの間隔が開いていないものとして、ストッパー3を突出させて、これら前後の箱間に介入して後続の箱Hを係止する。そして、このストッパー3位置に一箱毎に係止作動する。このストッパー3によって係止した箱Hをストッパセンサ9が検出する状態では、ストッパー9は突出した状態を保持する。
このストッパー3によって係止された箱Hは、長手幅方向の左右両側部の係止位置を開放センサ10によって検出されて、箱Hが搬送方向に対して直交姿勢に係止されたことを確認される。この開放センサ10による直交姿勢の係止位置を検出することによって、このストッパー3の係止を開放して、箱Hを搬送方向に対して直交姿勢に、かつ一側端面をガイド側壁1に接近させた状態にして、送込コンベア4へ受継搬送させる。又、このストッパー3の下動開放作動の条件としては、このように開放センサ10が箱Hを検出すると共に、前側の送込コンベア4上の送込センサ11が箱Hを検出しない時、即ち、ストッパー3から計量コンベア6までの間に箱が無い状態であって、かつ、終端センサ25が所定時間(例えば、2秒)以上にわたり箱を検出しない時、即ち、印字装置7による印字後に箱Hを搬出するスペースがある状態の時等を条件としてストッパー3が下動開放されるものである。
このストッパセンサ9は、コンベア幅の一側に設ける投光素子と、これとは反対側に設ける受光素子とからなる光電センサ形態として、前記ストッパー3の作勳位置と略同じ位置上に設置して、真横方向へ投光して箱Hの位置を検出することができる。又、開放センサ10は、前記ストッパセンサ9と同じ位置上に配置され、しかも左右両側部に適宜間隔を有して一対に配置されて、上部位置から下方の箱Hへ向けて投光して、この箱Hからの反射光を受けて、箱の存在を検出する形態であり、左右一対の各開放センサ10が同時に箱Hを検出することによってストッパー3を開放出力しうる状態となる。左右いずれか片側の開放センサ10の検出だけではこのストッパー3の開放出力は行わない。
又、前記送込コンベア4上には、送込搬送中の箱Hの有無を検出する送込センサ11を設けて、この送込コンベア4上に送込箱の無いことを検出して前記ストッパー3を開放可能とするものである。前記ストッパー3の係止解除によって送込コンベア4上に繰り出された箱Hを、計量コンベア6へ搬送するが、この送込コンベア4上の搬送箱の有無を送込センサ11によって検出していて、この位置に搬送箱Hが有る時はストッパー3の係止を解除しないで、箱Hを送出さないように維持し、この送込コンベア4上に箱が無くなることによって、前記ストッパー3の係止を解除して後続の箱Hの繰出を行わせ、続く計量コンベア6における箱の搬送個数を単一箱に保持制御する。
この送込コンベア4上の送込センサ11や、ロードセル5による計量出力のタイミングを検出する計量タイミングセンサ18等は、前記ストッパセンサ9と同じ形態の光電センサ形態からなり、このうち、送込センサ11は、送込コンベア4上から計量コンベア6の始端部上を前後斜め方向へ投光して検出する斜光センサ11Aと、この送込センサ11の終端部を真横方向へ投光する端部センサ11Bとから構成されて、この送込コンベア4の終端部に送られた箱Hをこの端部センサ11Bで検出すると共に、この後側の送込コンベア4上には後続の箱Hが全く無いことを検出することができる。これら両斜光センサ11Aと端部センサ11Bとが入光状態で、箱を検出しないで、前記左右の両開放センサ10が箱Hを検出していることを条件としてストッパー3を下動開放可能な状態にする。又、前記端部センサ11Bは、この送込コンベア4の終端部において斜光センサ11Aによっては検出することができない箱幅の短い形態の箱を検出することができる。
又、前記印字装置7は、前記印字コンベア8上の印字ヘッド12部正面に出退可能の印字プレート13を設け、この印字プレート13に試し印字操作可能とするものである。前記のようにして印字コンベア8に送られてきた箱Hの側端面に印字装置7による計量値等の印字を行うが、この印字装置7を長時間、乃至期間にわたって使用しない場合は、印字ヘッドからインクの噴出されないことがあるため、このような場合であっても、印字を正確に行わせるために、運転作業前に予め、印字コンベア8上の箱Hの搬送される位置で、印字プレート13を印字ヘッド12部の正面位置に進出操作して、試し印字作用を行う。この操作によって、続く箱の供給搬送による自動計量印字作用を正確に行わせる。又、このため試し印字を行った後は、印字プレート13を印字ヘッド12の正面位置から退去させて箱搬送、及びこの箱Hに対するインク噴射の邪魔にならない状態におくものである。
前記印字コンベア8上の、前記カイド側壁1と同じ側に、印字装置7を設けるが、この印字装置7の印字ヘッド(プリンタヘッド)12は、印字コンベア8の内側へ向けてインクを噴射して印字するものであるから、この印字コンベア8によって搬送される箱Hは、印字を受ける側端面を、この印字ヘッド12に接近した位置を通り、かつ、このインクの噴射方向と直交する状態に搬送移動しなければ、正確な印字を行わせることができ難いものであるが、前記のように片寄せコンベア2や、ガイド側壁1、ストッパー3、ガイド部材を形成しない開放ラインL等による案内制御により、箱Hの整然とした搬送計量姿勢、乃至搬送位置の維持によって、箱搬送の乱れもなくして、正確な印字を行わせることができる。
しかしながら、如何に整然とした箱Hの搬送を行わせても、印字装置7がインク詰り等を起こしている時は印字できないために、予め前記のような簡単な構成、及び操作でこの印字装置7を正常な状態に調整しておくものである。印字プレート13は、コンベア幅の側壁部上のアーム軸19の回りに左右回動して、印字ヘッド12の噴射正面位置へ張り出すL字軽他の印字アーム20の先端部に形成されて、ロータリソレノイド21によって回動操作される構成である。これら印字プレート13の回動操作や、この印字プレート13に対する試し印字操作等はコントローラ22の操作スイッチ23のうち試しスイッチの操作によって行わせることができる。
前記印字コンベア8の上部には印字のタイミングをとる光電センサ形態の印字タイミングセンサ24を設けて、この印字タイミングセンサ24が箱Hの搬送を検出することによって、印字装置7による印字を行わせるものである。又、この終端部には箱Hの搬送を検出する終端センサ25を設けて、この終端センサ25が箱を検出しないか、又は、検出したとしても一定(例えば2秒)以下の検出時間である時は、前記したような各センサ10、11等による検出のもとにストッパー3を下動開放させるものである。、
前記コントローラ22や、操作盤28、タッチパネル29等が、前記貴台14上部に構成の上部フレーム31に搭載のコントロールボックス30部に配置される。又、印字装置7や、印字プレート13、及びインクタンク32等をこの上部フレーム31の後部に配置している。前記開放センサ10等は、貴台14のストッパー3部上部に構成するセンサフレーム33に配置している。前記操作盤28には、各種の操作スイッチ23として、この装置全体を駆動する電源スイッチ34や、各コンベアのモータM1、〜M4スイッチをON,OFFするコンベアスイッチ35、コントローラ22や、このパソコン等を起動するパソコンスイッチ36、装置全体を非常停止するための非常停止スイッチ37、及び、各コンベアのみを駆動させて箱Hを終端部まで搬送するためのスルースイッチ38等を配置する。又、前記タッチパネル29には、各計量物の銘柄の設定変更を行うことができ、各ランクの設定変更を行うことができ、これらランク名や、重量値、番号、日付、会社のマーク等の印刷内容の設定を行うことができ、又、印刷の濃さ、印刷位置、文字の大きさ、試し印字等インクジェットの調整を行うことができる等のごとき、各操作を行うタッチスイッチを配置する。
前記コントローラ22の入力側には、タッチパネル29や、操作スイッチ23である前記各スイッチ34、〜38や、各センサ9、10、11、18、24、25、及びロードセル5の計量アンプ39等を配置している。又、出力側には、前記各コンベアのモータM1,〜M4、ストッパー3を出退作動するためのエアシリンダ、及び、前記前記印字装置7や、インクタンク32、試し印字するためのロータリソレノイド21等を配置する。
箱搬送計量装置の概略平面図。 その側面図。 その箱搬送状態を示す平面図。 その制御ブロック図。 その一部印字プレート部の作用を示す平面図。
符号の説明
1 ガイド側壁
2 片寄せコンベア
3 ストッパー
4 送込コンベア
5 ロードセル
6 計量コンベア
7 印字装置
8 印字コンベア
9 ストッパセンサ
10 開放センサ
11 送込センサ
12 印字ヘッド
13 印字プレート

Claims (4)

  1. 魚等を収容した箱を受けて搬送するコンベアの箱搬送行程の始端部には、この箱を搬送経路一側のガイド側壁(1)へ寄せるようにして搬送する片寄せコンベア(2)を設け、この下手側には、この片寄せコンベア(2)から搬送される箱を搬送方向に対して直交姿勢にして係止するストッパー(3)と、この片寄せコンベア(2)よりも高速度に回転して箱を受継搬送する送込コンベア(4)と、この送込コンベア(4)から送り込まれる箱を受けて搬送しながらロードセル(5)により重量を計測させる計量コンベア(6)と、この計量コンベア(6)から搬送される箱を受けて搬送しながら、前記ガイド側壁(1)と同側後部位置に設置される印字装置(7)によるインクジェット印字を行わせる印字コンベア(8)と等を配置して、これら各コンベア上面に箱を載せて搬送しながら、前記計量コンベア(6)のロードセル(5)により重量計測して、印字コンベア(8)の印字装置(7)により箱の側端面に計量印字することを特徴とする魚箱等の搬送計量装置。
  2. 前記ストッパー(3)は、箱の有無を検出して係止作動するストッパセンサ(9)と、箱の左右両側部の係止位置を検出してこのストッパー(3)の係止を開放する開放センサ(10)とによって作動制御することを特徴とする請求項1に記載の魚箱等の搬送計量装置。
  3. 前記送込コンベア(4)上には、送込搬送中の箱の有無を検出する送込センサ(11)を設けて、この送込コンベア(4)上に送込箱の無いことを検出して前記ストッパー(3)を開放可能とすることを特徴とする請求項1、又は2に記載の魚箱等の搬送計量装置。
  4. 前記印字装置(7)は、前記印字コンベア(8)上の印字ヘッド(12)部正面に出退可能の印字プレート(13)を設け、この印字プレート(13)に試し印字操作可能とすることを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の魚箱等の搬送計量装置。
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