JP2010109927A - 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents

無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法 Download PDF

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JP2010109927A JP2008282337A JP2008282337A JP2010109927A JP 2010109927 A JP2010109927 A JP 2010109927A JP 2008282337 A JP2008282337 A JP 2008282337A JP 2008282337 A JP2008282337 A JP 2008282337A JP 2010109927 A JP2010109927 A JP 2010109927A
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Toshiyuki Nakanishi
俊之 中西
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Abstract

【課題】 ハンドオーバを行うために必要な処理を低減できる無線通信システム及び無線
通信方法を提供する。
【解決手段】 無線通信システムの先頭基地局100−1は、ハンドオーバを実行すると
中間基地局100−2に対して代理ハンドオーバを行うか否かの問い合わせを行う。代理
ハンドオーバを行う旨の通知を受け取った先頭基地局100−1は、中間基地局100−
2に代わり、ハンドオーバを行う。
【選択図】 図6

Description

本発明は、無線通信システム、無線通信装置、及び無線通信方法に関する。
自動車や列車など高速移動体の車内でも、オフィスや家庭環境と同様に、無線LAN通
信を快適に行えることが望まれている。一般に、無線LANシステムでは、アクセスポイ
ント(AP)を介して端末(ST)が、公衆インターネット網と接続する。
高速移動体の車内に設けられるアクセスポイントは、公衆インターネット網と接続する
ため、基地局と無線で通信している。そのため、高速移動体の移動に従って、アクセスポ
イントは、基地局を切り替えるハンドオーバを行う必要がある。高速移動体に設けられた
アクセスポイントがハンドオーバを行う際の処理負担を軽減するために、他の移動体のハ
ンドオーバ情報を利用する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載されるハンドオーバ方法では、路側機制御サーバが、ハンドオーバを
行った移動体からセルエッジ情報を収集する。セルエッジ情報には、位置情報が負荷され
ており、路側機制御サーバは、この位置情報に基づいてセルエッジ情報を路側機に配信す
る。自動車に搭載されたカーナビは、路側機からセルエッジ情報を取得し、このセルエッ
ジ情報に基づいてハンドオーバを行うよう、自動車内にある移動体に指示する。
特開2003−9207公報
特許文献1に記載されるハンドオーバ方法では、路側機は、セルエッジ情報しか有して
おらず、ハンドオーバを行うか否かは、自動車に搭載されたカーナビが判断している。ま
た、カーナビは、ハンドオーバのタイミングを決定するだけであり、実際にハンドオーバ
を行うのは、移動体である。
すなわち、特許文献1に記載されるハンドオーバ方法では、移動体自身がハンドオーバ
を行わなければならず、移動体のハンドオーバ処理を軽減することはできなかった。
そこで、本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、ハンドオーバを
行うために必要な処理を低減できる無線通信システム及び無線通信方法の提供を目的とす
る。
上記目的を達成するために、は、
また、本発明のは、
本発明によると、ハンドオーバを行うために必要な処理を低減できる無線通信システム
、無線通信装置及び無線通信方法を提供することができる。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
図1乃至図8を用いて本発明の第1の実施例に係る無線通信システムを説明する。図1
は、本実施例にかかる無線通信システムの概要を示す図である。本実施例にかかる無線通
信システムは、列車のような高速移動体に設けられる。
図1の例では、無線通信システムは、列車1の各車両10−n(nは1以上の整数)に
それぞれ車載基地局100−nを有している。
車載基地局100−nは、車両10−n内の端末200−k(kは1以上の整数)と、
車両外の基地局300−1(以下、車外基地局と称する)との間の通信を中継する。
列車1は、図1に示す矢印の方向に進み、車外基地局300−1のセル300Aから、
次第に車外基地局300−2のセル300Bへと移動する。この移動に伴い、各車両10
−nに設けられた車載基地局は、端末200−kに代わり、車外基地局300−1から車
外基地局300−2へのハンドオーバを行う。そのため、端末200−kは、処理負荷の
大きいハンドオーバを行わずにすむ。
次に、図2を用いて、本実施例にかかる列車1の詳細を説明する。図2に示す列車1(
高速移動体)は、一列に連結された複数の車両10−n(nは1以上の整数。図2は、n
=5の例を示す。)を有している。各車両10−nには、それぞれ1つの車載基地局10
0−nが設けられており、複数の端末200−kが存在している。
各車両10−nに設けられた車載基地局100−nは、それぞれが有線または無線で接
続されている。列車1の先頭車両10−1に設けられる車載基地局100−1(第1の無
線通信装置。以下、先頭基地局と称する。)は、セル300Aからセル300Bへと移動
する(図1参照)場合、車外基地局300−1から車外基地局300−2へとハンドオー
バ(HO:Handover)を行う。さらに、先頭基地局100−1は、他の車載基地
局100−nに、ハンドオーバを行うか否か問い合わせを行う。ハンドオーバを行う旨の
通知を受け取ると、先頭基地局100−1は、他の車載基地局100−nの代わりに車外
基地局300−1から車外基地局300−2へのハンドオーバ処理の一部を行う。他の車
載基地局の代わりに行うハンドオーバ処理の一部(以下、代理ハンドオーバ、代理HOと
称する)の処理については後述する。
先頭車両10−1を除く車両(以下、中間車両と称する。)に設けられる車載基地局(
第2の無線通信装置。以下、中間基地局と称する。)は、先頭基地局100−1からハン
ドオーバを行うか否か問い合わせを受ける。問い合わせを受けた中間基地局は、ハンドオ
ーバを行うか否か先頭基地局へ通知する。なお、中間基地局100−2を用いて本実施例
の説明を行うが、他の中間基地局100−n(nは、2以上の整数)であっても同様であ
る。
次に、図3を用いて先頭基地局100−1の構成を説明する。先頭基地局100−1は
、車外基地局300−1,300−2と通信を行うための車外向けアンテナ101、車外
無線部102、車外通信部103と、先頭車両内に存在する端末200−kと通信を行う
ための車内向けアンテナ111、車内無線部112、車内通信部113と、ハンドオーバ
を行うための無線リンク管理部130(実行部)と、代理HOを行う代理HO処理部14
0(リソース確保手段)と、他の車載基地局と通信を行う基地局間通信部150(第1の
通信手段)と、を有している。
車外無線部102は、車外向けアンテナ101、車外通信部103と接続している。車
外無線部102は、車外向けアンテナ101を介して受信した無線信号に対して、信号増
幅、周波数変換(ダウンコンバージョン)、直交復調等の無線処理を行い、ベースバンド
信号を生成する。
また、車外無線部102は、車外通信部103が生成するベースバンド信号に対して、
直交変調、周波数変換(アップコンバージョン)、電力増幅等の無線処理を行い、無線信
号を生成する。この無線信号は、車外向けアンテナ101を介して車外基地局へと送信さ
れる。
車外通信部103は、車外無線部102および車内通信部113と接続している。車外
通信部103は、車外無線部102が生成したベースバンド信号に対して、誤り訂正、復
調処理等の信号処理を行い、中継データを生成する。また、車外通信部103は、車内通
信部113が生成する中継データに対して、誤り訂正符号の付加、変調処理等の信号処理
を行い、ベースバンド信号を生成する。
車内通信部113は、車内無線部112および車外通信部103と接続している。車内
通信部113は、車外通信部103が生成する中継データに対して、誤り訂正符号の付加
、変調処理等の信号処理を行い、ベースバンド信号を生成する。また、車内通信部113
は、車外無線部112が生成したベースバンド信号に対して、誤り訂正、復調処理等の信
号処理を行い、中継データを生成する。
車内無線部112は、車内向けアンテナ111および車内通信部113と接続している
。車内無線部112は、車内通信部113が生成するベースバンド信号に対して、直交変
調、周波数変換(アップコンバージョン)、電力増幅等の無線処理を行い、無線信号を生
成する。この無線信号は、車内向けアンテナ111を介して端末へと送信される。
また、車内無線部112は、車内向けアンテナ111を介して受信した無線信号に対し
て、信号増幅、周波数変換(ダウンコンバージョン)、直交復調等の無線処理を行い、ベ
ースバンド信号を生成する。
無線リンク管理部130は、車外通信部103及び代理HO処理部150と接続してい
る。無線リンク管理部130は、先頭基地局100−1のハンドオーバを実行する。無線
リンク管理部130は、ハンドオーバを行ったことを、代理HO処理部150に通知する

代理HO処理部140は、車外通信部103、無線リンク管理部130、及び基地局間
通信部150と接続している。代理HO処理部140は、無線リンク管理部130から、
ハンドオーバを行った旨の通知を受け取ると、基地局間通信部150に、中間基地局10
0−2に対して、ハンドオーバを行うか否かの問い合わせ(代理HO問い合わせ)を行う
よう指示する。
中間基地局100−2が代理HOを要求する場合、代理HO処理部140は、基地局間
通信部150を介して代理HOリクエストを受信する。代理HO処理部140は、代理H
Oリクエストを受信すると、中間基地局100−2の代わりに代理ハンドオーバを行う。
代理ハンドオーバを行うと、代理HO処理部140は、車外基地局からリソース通知を受
け取る。代理HO処理部140は、基地局間通信部150に、代理HOリクエストを送信
した中間基地局100−2に対して、車外基地局から受け取ったリソース通知を送信する
よう支持する。
基地局間通信部150は、代理HO処理部140及び中間基地局100−2と接続して
いる。基地局間通信部150は、代理HO処理部140の指示に従い代理HO問い合わせ
またはリソース通知を中間基地局100−2へ送信する。
続いて、図4を用いて、中間基地局100−2の構成を説明する。
図4に示す中間基地局100−2は、車外基地局300−1,300−2と通信を行う
ための車外向けアンテナ101、車外無線部102、車外通信部103と、先頭車両内に
存在する端末200−kと通信を行うための車内向けアンテナ111、車内無線部112
、車内通信部113と、無線リンク管理部160(決定手段)と、他の車載基地局と通信
を行う基地局間通信部150(第3の通信手段)と、を有しており、代理HO処理部を有
していない点を除き、先頭基地局100−1とほぼ同じ構成をしている。
なお、ここでは、車外向けアンテナ101、車外無線部102、及び車外通信部103
を車外基地局と通信を行う通信手段(第2の通信手段)とする。
無線リンク管理部160は、車外通信部103、基地局通信部150と接続している。
無線リンク管理部160は、基地局通信部150を介して、先頭基地局から代理HO問い
合わせを受信する。代理HO問い合わせを受信すると、無線リンク管理部160は、車外
通信部103から、車外基地局300及び端末200−kとの通信に必要な帯域(必要帯
域)に関する情報を受け取る。例えば、中間車両10−2に端末200−kが存在しない
場合は、通信に必要な帯域はなく、「必要帯域=0」となる。また、端末200−kが存
在しても、通信を行っていない場合は、「必要帯域=0」となる場合もある。一方、通信
を行っている端末200−kが存在する場合は、通信に必要な帯域があり、「必要帯域>
0」となる。
無線リンク管理部160は、「必要帯域=0」の場合は、代理ハンドオーバ不要とし、
「必要帯域>0」の場合は、代理ハンドオーバが必要とする。代理ハンドオーバが必要な
場合、無線リンク管理部160は、基地局間通信部150に、代理HOリクエストを先頭
基地局へ送信するよう指示する。代理ハンドオーバが不要の場合は、先頭基地局へその旨
を通知してもしなくてもよい。
また、無線リンク管理部160は、基地局通信部150を介して、先頭基地局100−
1からリソース通知を受け取る。このリソース通知には、例えば代理ハンドオーバによっ
て中間基地局100−2に割り当てられた帯域情報や符号系列等のリソース情報が含まれ
る。
無線リンク管理部160は、車外通信部103を制御し、現在通信を行っている車外基
地局300−1の受信電力及びハンドオーバ先の車外基地局300−2の受信電力を測定
する。
無線リンク管理部160は、比較部161を有している。比較部161は、無線リンク
管理部160が測定した車外基地局300−1,300−2の受信電力を比較する。比較
部161の比較結果、(車外基地局300−2の受信電力)−(車外基地局300−1の
受信電力)の値が一定以上の場合に、無線リンク管理部160は、割り当てられた帯域を
利用して、ハンドオーバ先の車外基地局300−2との通信を開始するよう車外通信部1
03を制御する。
ここで、図5を用いて、車外基地局300−1の構成について説明する。なお、車外基
地局300−2も同様の構成である。
図5に示す車外基地局300−1は、車載基地局100−nと通信を行うための、アン
テナ301、無線部302、通信部303と、例えば公衆ネットワーク網など別のネット
ワークに接続するためのネットワークIF部310と、車載基地局100−nとの通信に
用いる帯域や符号系列などのリソースを管理するリソース管理部320を有する。
無線部302は、アンテナ301、通信部303と接続している。無線部302は、
アンテナ301を介して受信した無線信号に対して、信号増幅、周波数変換(ダウンコン
バージョン)、直交復調等の無線処理を行い、ベースバンド信号を生成する。
また、無線部302は、通信部303が生成するベースバンド信号に対して、直交変調
、周波数変換(アップコンバージョン)、電力増幅等の無線処理を行い、無線信号を生成
する。この無線信号は、アンテナ301を介して車外基地局へと送信される。
通信部303は、無線部302、ネットワークIF部310、およびリソース管理部3
20と接続している。通信部303は、無線部302が生成したベースバンド信号に対し
て、誤り訂正、復調処理等の信号処理を行い、データ信号を生成する。また、通信部30
3は、ネットワークIF部310から渡されたデータ信号に対して、誤り訂正符号の付加
、変調処理等の信号処理を行い、ベースバンド信号を生成する。
ネットワークIF部310は、通信部303および例えば公衆ネットワーク網など他の
ネットワーク網と接続している。ネットワークIF部310は、通信部303が生成する
データ信号を他のネットワーク網に送信する。また、ネットワークIF部310は、他の
ネットワークから受信したデータ信号を通信部303へ受け渡す。
リソース管理部320は、先頭基地局100−1からのハンドオーバ要求または代理ハ
ンドオーバ要求に従い、帯域または符号系列等のリソースを車載基地局100−nに割り
当てる。リソース管理部320は、割り当てた帯域または符号系列等のリソース情報を、
通信部303、無線部302、アンテナ301を介して、先頭基地局100−1へ送信す
る。なお、リソース管理部320は、割り当てたリソースが一定期間経っても使用開始さ
れない場合は、リソースを開放する。
図6を用いて、本実施例に係る無線通信システムの動作について説明する。ここでは、
先頭基地局100−1が車外基地局300−1から車外基地局300−2へとハンドオー
バを行った場合について説明する。また、代理HOは、中間基地局100−2がリクエス
トした場合について説明する。
列車1の先頭車両10−1が、セル300Aとセル300Bとが重なっている領域(セ
ルエッジ)に入ると、先頭基地局100−1は、車外基地局300−1から車外基地局3
00−2へとハンドオーバを行う(ステップS101)。
次に、先頭基地局100−1は、中間基地局100−2に対して、代理ハンドオーバを
行うか否か代理HO問い合わせを行う(ステップS102)。中間基地局100−2は、
「必要帯域>0」の場合に、代理HOリクエストを先頭基地局100−1に送信する(ス
テップS103)。
代理HOリクエストを受信すると、先頭基地局100−1は、代理ハンドオーバを行い
(ステップS104)、リソース通知を中間基地局100−2に通知する(ステップS1
05)。中間基地局100−2は、リソース通知に従い、ハンドオーバを完了するか否か
を決定する。中間基地局100−2は、ハンドオーバを完了する、すなわち、リソース通
知で通知されたリソースで通信を行うと決定すると、該リソースで車外基地局300−2
と通信を開始する(ステップS106)。
次に、図7乃至図を用いて無線通信システムの動作の詳細を説明する。
(先頭基地局のハンドオーバ)
まず、先頭基地局100−1は、定期的にセルサーチを行っている(ステップS201
)。セルサーチの結果を元に、先頭基地局100−1は、車外基地局300−1との通信
品質と、車外基地局300−2との通信品質とを比較する(ステップS202)。
比較の結果、車外基地局300−1との通信品質が大きい場合は、先頭基地局100−
1は、ハンドオーバを行わず、車外基地局300−1との通信を維持する(ステップS2
02のno)。一方、車外基地局300−2との通信品質が大きい場合は、先頭基地局1
00−1は、車外基地局300−1から車外基地局300−2へのハンドオーバを決定す
る(ステップS202のyes)。ここで、通信品質とは、例えば受信信号強度や、受信
信号の誤り率など、先頭基地局100−1と車外基地局300−1,2との通信の品質を
表すものであればよい。
次に、先頭基地局100−1は、車外基地局300−2に対し、接続要求を送信する(
ステップS203)。この接続要求には、例えば先頭基地局100−1が通信に必要とす
るリソース(帯域等)が含まれている。
接続要求を受信した車外基地局300−2は、リソース管理部320が割り当てたリソ
ースを先頭基地局100−1へ通知する。先頭基地局100−1は、この通知を受け取る
と(ステップS204)、割り当てられたリソースを元に通信を開始する(ステップS2
05)。
先頭基地局100−1は、車外基地局300−2との接続が確立すると、車外基地局3
00−1に接続切断要求を送信し、車外基地局300−1との接続を終了する(ステップ
S206)。
なお、ここでは、ソフトハンドオーバの一例について説明したが、例えばハードハンド
オーバなど従来用いられているハンドオーバであればいずれの処理を適用してもよい。
(代理ハンドオーバ)
続いて、図8を用いて、代理ハンドオーバ(代理HO)処理について説明する。
先頭基地局100−1は、車外基地局300−1から車外基地局300−2への接続切
り替えが終了すると、中間基地局100−2に、代理HO問い合わせを行う(ステップS
301)。
中間基地局100−2は、代理HO問い合わせを受信すると、代理ハンドオーバをリク
エストするか否かを決定する。中間基地局100−2は、必要帯域の有無を確認する。例
えば、中間車両10−2に端末200−k(kは1以上の整数。)が存在し、この端末2
00−kが中間基地局100−2を介して車外基地局300−1と通信を行っている場合
は、端末200−kと車外基地局300との間の通信を中継するために、中間基地局10
0−2は、帯域が必要であると判断する。必要な帯域の大きさは、中間車両10−2内に
存在する端末の数や、1つの端末と車外基地局との通信を中継するために必要なリソース
の大きさによって変化する。
必要帯域がある(必要帯域>0)場合(ステップS302のyes)、中間基地局10
0−2は、代理HOリクエストを、先頭基地局100−1に通知する(ステップS303
)。なお、この代理HOリクエストには、必要帯域が含まれている。一方、必要帯域がな
い(必要帯域=0)場合、中間基地局100−2は、先頭基地局100−1に、代理HO
リクエストを通知しない。または、中間基地局100−2は、先頭基地局100−1に、
必要帯域が「0」であることを含む代理HOリクエストを通知してもよい。
先頭基地局100−1は、代理HOリクエストを受信すると、中間基地局100−2の
代理でハンドオーバを行う。
具体的には、まず先頭基地局100−1は、車外基地局300−2に対して、接続要求
を送信する(ステップS304)。この接続要求には、中間基地局100−2が必要とす
る帯域及び中間基地局100−2の代理である旨が含まれている。
接続要求を受信した車外基地局300−2は、リソースを中間基地局100−2に割り
当てる(ステップS305)。車外基地局300−2は、割り当てたリソースの情報を先
頭基地局100−1へ通知する(ステップS306)。先頭基地局100−1は、この通
知を受け取ると、このリソース通知を中間基地局100−2へ送信する(ステップS30
7)。
中間基地局100−2は、先頭基地局100−1からリソース通知を受信すると、現在
通信を行っている車外基地局300−1の受信電力を測定する。さらに、中間基地局10
0−2は、ハンドオーバ先の候補である車外基地局300−2の受信電力を測定する。車
外基地局300−2の受信電力が、車外基地局300−1の受信電力より一定値以上大き
い、すなわち(車外基地局300−2の受信電力)−(車外基地局300−1の受信電力
)≧(閾値Th)の場合(ステップS308のyes)、中間基地局100−2は、最終
的にハンドオーバを行うことを決定する。中間基地局100−2は、リソース通知に含ま
れるリソースを用いて、車外基地局300−2と通信を開始する(ステップS309)と
ともに、車外基地局300−1に接続切断要求を通知する。
一方、車外基地局300−2の受信電力が、車外基地局300−1の受信電力より一定
値未満、すなわち(車外基地局300−2の受信電力300−2)−(車外基地局300
−1の受信電力300−1)<(閾値Th)の場合(ステップS308のno)、中間基
地局100−2は、最終的にハンドオーバを行わないことを決定する。このとき、中間基
地局100−2は、車外基地局300−2に対し、リソースを開放するよう要求を通知し
てもよい(ステップS310)。
以上のように、第1の実施例によれば、先頭基地局100−1が、中間基地局100−
2の代わりにハンドオーバ処理の一部を行うことで、中間基地局100−2は、ハンドオ
ーバ処理を軽減することができる。
先頭基地局100−1がハンドオーバを行った時点で、代理HO問い合わせを行うため
、中間基地局100−2は、セルエッジに到達する前に、ハンドオーバの要否を決定でき
る。中間基地局100−2は、セルエッジに到達する前に、車外基地局300−2との通
信に必要なリソースを予め確保しておくことが可能となる。したがって、中間基地局10
0−2は、ハンドオーバを確実に行えるようになる。
(変形例)
上述した第1の実施例では、車外基地局300−2の受信電力が、車外基地局300−
1の受信電力より一定値未満の場合、中間基地局100−2は、車外基地局300−2に
対し、リソースを開放するよう要求を通知している。本変形例では、一度受信電力の比較
を行った後、すぐにリソースの開放を要求するのではなく、受信電力の比較を一定期間繰
り返し行う。
これにより、中間基地局100−2は、セルエッジに到達する前にリソースの確保が行
えるとともに、実際にセルエッジに近づく、あるいは到達してから車外基地局300−2
との通信を開始することができる。
次に、図9及び図10を用いて、本発明の第2の実施例に係る無線通信システムを説明
する。例えば、高速移動体が列車であった場合、進行方向によって、先頭車両と最後尾車
両とが入れ替わる可能性がある。また、車両の連結等により、中間車両と先頭車両とが入
れ替わる可能性がある。
本実施例は、上述した場合に対応するため、複数の車両に先頭基地局を設けた場合につ
いて説明する。なお、以下、代理HOを行う車載基地局を先頭基地局と呼び、それ以外の
車載基地局を中間基地局と呼ぶ。そのため、先頭車両以外にも先頭基地局が設けられる場
合がある。
本実施例にかかる無線通信システムの中間基地局100−22は、ハンドオーバ先の車
外基地局を記憶する記憶部170(記憶手段)を備えている。それ以外の構成は、第1の
実施例と同じであるため、説明を省略する。
図9は、本実施例にかかる中間基地局100−22の構成を示すブロック図である。図
9に示すように、記憶部170は、無線リンク管理部160に接続している。記憶部17
0には、無線リンク管理部160によって、ハンドオーバ先の車外基地局が記憶される。
すなわち、記憶部170は、中間基地局100−22が今まで通信を確立したことのある
車外基地局の履歴が保存されている。
続いて、図10を用いて本実施例に係る無線通信システムの動作を説明する。中間基地
局100−22が、代理HOリクエストを送信するか否かを決定する手順を除き、図1に
示す無線通信システムの動作とほぼ同じであるため、同一符号を付し説明を省略する。
(代理ハンドオーバ)

中間基地局100−22は、代理HO問い合わせを受信すると、代理ハンドオーバを
リクエストするか否かを決定する。中間基地局100−22は、必要帯域の有無を確認す
る(ステップS302)。
さらに、本実施例に係る中間基地局100−22では、必要帯域がある場合、無線リン
ク管理部160が、記憶部170を参照し、代理HO問い合わせに含まれるハンドオーバ
先の車外基地局300−2が、記憶部170に記憶されているか否かを確認する。
記憶部170に、車外基地局300−2が記憶されている場合、中間基地局100−2
2は、車外基地局300−2へのハンドオーバは不要であると決定する。一方、記憶部1
70に車外基地局300−2が記憶されていない場合(ステップS320のyes)、中
間基地局100−22は、車外基地局300−2へのハンドオーバは必要であるとし、先
頭基地局100−1に代理HOリクエストを送信する(ステップS303)。
記憶部170には、中間基地局100−22が今まで通信を確立したことのある車外基
地局の履歴が保存されている。従って、中間基地局100−22は、ハンドオーバ先の車
外基地局300−2と通信したことがない場合に、車外基地局300−2へのハンドオー
バを決定する。
なお、記憶部170に記憶されている車外基地局の履歴の管理は、無線リンク管理部1
60が行う。無線リンク管理部160は、ハンドオーバが終了し、車外基地局300−2
との通信が開始されると、記憶部170に車外基地局300−2の情報を記録する。また
、無線リンク管理部160は、記録してから一定期間たった車外基地局の情報を、記憶部
170から削除する。あるいは、記憶している車外基地局の数が一定数を超えた場合、最
も古い車外基地局の情報に、新しい車外基地局の情報を上書きしてもよい。
また、代理HOリクエストは、必要帯域が「0」以上で、かつ記憶部170にハンドオ
ーバ先の車外基地局300−2が記憶されていない場合に、先頭基地局に送信されればよ
い。すなわち、図10のステップS302及びステップ320は、順序を入れ替えても差
し支えない。
以上のように、第2の実施例によれば、第1の実施例と同様の効果が得られるとともに
、先頭基地局が先頭車両以外の車両に設けられている場合でも、適切に中間基地局100
−22のハンドオーバを遂行できる。
先頭基地局が複数の車両に設けられている場合、中間基地局は、複数の先頭基地局から
代理HO問い合わせを受信する可能性がある。中間基地局は、今まで通信を行っていない
車外基地局を選択して代理HOリクエストを送信する。これにより、中間基地局は、先頭
車両に設けられた先頭基地局(もしくは、複数の先頭基地局の中で、最も先頭車両に近い
先頭基地局)に対し、代理HOリクエストを送信することができる。これにより、中間基
地局は、適切な車外基地局へのハンドオーバが可能となる。これは、図1に示すように、
進行方向先頭に位置する先頭基地局が、次にハンドオーバすべきセルに最も早く到達する
と考えられるためである。一度通信を行ったことのある車外基地局へのハンドオーバを行
うか否かの問い合わせを行った先頭基地局は、中間基地局より進行方向に対して後方に位
置していると考えられる。
次に、図11及び図13を用いて、本発明の第3の実施例に係る無線通信システムを説
明する。本実施例によると、車載基地局100−nが位置情報を取得することで、中間基
地局が的確にハンドオーバを行えるようになる。
本実施例に係る無線通信システムの先頭基地局100−13、中間基地局100−23
は、図3に示す先頭基地局100−1、図4に示す中間基地局100−2に、位置情報取
得部180,190(第1、第2の取得手段)を追加した構成となっている。重複する構
成には、同一符号を付し説明を省略する。
図11に、本実施例に係る先頭基地局100−13を示す。先頭基地局100−13は
、図3に示す先頭基地局100−1の構成に加え、新たに、位置情報取得部180と、ア
ンテナ181を備えている。
位置情報取得部180は、アンテナ181を介して、路側機(図示せず)から位置情報
を取得する。位置情報取得部180は、取得した位置情報を無線リンク管理部130に通
知する。位置情報の取得は、定期的に行ってもよく、また無線リンク管理部130からハ
ンドオーバが行われる(または行われた)ことが通知されてから行ってもよい。
無線リンク管理部130は、ハンドオーバを実行すると、位置情報取得部180から通
知された位置情報とともに、ハンドオーバが完了した旨を代理HO管理部140に通知す
る。
代理HO管理部140は、無線リンク管理部130からの通知を受け取ると、代理HO
問い合わせを、基地局間通信部150を介して、中間基地局100−23へ送信する。こ
の代理HO問い合わせには、位置情報が含まれている。
図12に、本実施例に係る中間基地局100−23を示す。先頭基地局100−23は
、図4に示す中間基地局100−23の構成に加え、新たに、位置情報取得部190と、
アンテナ191を備えている。
位置情報取得部190は、アンテナ191を介して、路側機(図示せず)から位置情報
を取得する。位置情報取得部190は、取得した位置情報を無線リンク管理部160に通
知する。位置情報の取得は、無線リンク管理部160の指示に従って行われる。
無線リンク管理部160は、先頭基地局100−13からリソース通知を受信すると、
位置情報取得部190に位置情報を取得するように指示する。無線リンク管理部160は
、位置情報を元に、ハンドオーバ先である車外基地局300−2との通信を開始するか否
か決定する。
通信を開始しないと決定した場合は、一定期間経過後、再度位置情報取得部190に、
位置情報を取得するように指示する。無線リンク管理部160は、位置情報を元に、ハン
ドオーバ先である車外基地局300−2との通信を開始するか否か決定する。
無線リンク管理部160は、一定期間の間または一定回数だけ、位置情報取得部190
に位置情報を取得するように指示する。
続いて、図13を用いて本実施例に係る無線通信システムの動作を説明する。先頭基地
局100−13が位置情報を取得する手順、及び中間基地局100−23が車外基地局3
00−2と通信を開始するか否かを決定する手順が、図1に示す無線通信システムと異な
る。それ以外の動作には、同一符号を付し説明を省略する。
(代理ハンドオーバ)
先頭基地局100−13は、車外基地局300−1から車外基地局300−2へのハン
ドオーバを実行すると、ハンドオーバを実行した時点の先頭基地局100−13の位置情
報を取得する(ステップS331)。
先頭基地局100−13は、ハンドオーバを実行した時点の先頭基地局100−13の
位置情報を含む代理HO問い合わせを、中間基地局100−23に送信する。
先頭基地局100−13は、代理HOリクエストを受信すると、中間基地局100−2
3の代理として、車外基地局300−2への代理ハンドオーバを実行する。先頭基地局1
00−13は、車外基地局300−2と通信を行い、リソース通知を受信する。先頭基地
局100−13は、車外基地局300−2から受信したリソース通知を中間基地局100
−23に送信する。(ステップS303〜ステップS307)
リソース通知を受信した中間基地局100−23は、中間基地局100−23の現在の
位置情報を取得する(ステップS332)。次に、中間基地局100−23は、代理HO
問い合わせに含まれる位置情報(第1の位置100−13)と、現在の位置情報(第2の
位置100−23)とを比較する(ステップS333)。この比較は、比較部161で行
われる。
比較結果、代理HO問い合わせに含まれている位置の近傍に、現在の中間基地局100
−23が位置する場合(ステップS333のyes)、中間基地局100−23は、受信
電力を元に、基地局300−2と通信を開始するか否かを決定する。
一方、代理HO問い合わせに含まれている位置の近傍に、現在の中間基地局100−2
3が位置しない場合(ステップS333のno)、中間基地局100−23は、ステップ
S332に戻り、一定期間後、再度位置情報を取得する。
代理HO問い合わせに含まれている位置の近傍に、現在の中間基地局100−23が位
置するか否かの判断は、現在の位置情報(位置100−23)と、代理HO問い合わせに
含まれる位置情報(位置100−13)から、両者の位置の距離を測定し、距離が一定値
以下であった場合に、近傍であると判断する。
中間基地局100−23は、現在の位置情報(位置100−23)と、代理HO問い合
わせに含まれる位置情報(位置100−13)を比較し、代理HO問い合わせに含まれて
いる位置、すなわち先頭基地局100−13がハンドオーバを行った位置と、現在の中間
基地局100−23の位置が近いか否かを判断している。
以上のように、第3の実施例によれば、第1の実施例と同様の効果が得られるとともに
、先頭基地局100−13がハンドオーバを行った位置の近傍で、中間基地局100−2
3がハンドオーバを完了することができるため、中間基地局100−23は、適切にハン
ドオーバを行うことができる。このように、中間基地局100−23は、ハンドオーバの
適切なタイミングを知ることができ、中間基地局100−23のハンドオーバ成功確率を
改善することができる。
なお、上述した実施例では、位置情報取得に路側機を用いているが、GPS等を用いて
もよい。
また、位置情報は、代理HO問い合わせとともに中間基地局100−23に通知しても
よく、リソース通知(図13のステップS307)に含めて通知しても良い。
先頭基地局100−13がハンドオーバを行った位置と、現在の中間基地局100−2
3の位置が近いか否かの判断は、例えば、中間基地局100−23が初めに取得した位置
と位置100−13との距離d1と、p回目に取得した中間基地局100−23の位置と
位置100−13との距離dpとを比較し、0<d1−dp<Th2の場合に、近いと判
断してもよい。また、dp>d1となった場合に、中間基地局100−23が、車外基地
局300−2にリソース開放要求を通知するようにしてもよい。
第3の実施例では、図4に示す中間基地局100−2に位置情報取得部190を追加し
ているが、図9に示す中間基地局100−22に位置情報取得部190を追加してもよい
。この場合、中間基地局100−23の定期的な位置情報を記憶部170が記憶しており
、位置情報を比較することで、代理HOリクエストを送信するか否かを決めても良い。例
えば、先頭基地局100−13が通知する位置情報が記憶部170に記憶されている場合
は、代理HOリクエストを送信しないと決定するようにしてもよい。
なお、本発明は上記実施例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨
を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施例に開示されてい
る複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施例
に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施例に
わたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施例に係る無線通信システムの概略を示す図。 本発明の第1の実施例に係る無線通信システムの構成を示す図。 本発明の第1の実施例に係る先頭基地局100−1の構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施例に係る中間基地局100−2の構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施例に係る車外基地局300−1の構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施例に係る無線通信システムの動作を示す図。 本発明の第1の実施例に係る先頭基地局100−1が行うハンドオーバを説明する図。 本発明の第1の実施例に係る代理ハンドオーバを説明する図。 本発明の第2の実施例に係る中間基地局100−22の構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施例に係る代理ハンドオーバを説明する図。 本発明の第3の実施例に係る先頭基地局100−13の構成を示すブロック図。 本発明の第3の実施例に係る中間基地局100−23の構成を示すブロック図。 本発明の第3の実施例に係る代理ハンドオーバを説明する図。
符号の説明
1・・・列車,10−n・・・車両
101,111,181,191,302・・・アンテナ
102,112,302・・・無線部
103,113,303・・・通信部
130,160・・・無線リンク管理部
150・・・基地局間通信部
170・・・記憶部
180,190・・・位置情報取得部
310・・・ネットワークIF部
320・・・リソース管理部

Claims (8)

  1. 同一方向に移動する複数の車両にそれぞれ設置される第1の無線通信装置と第2の無線
    通信装置を有する無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、
    第1の基地局から第2の基地局へハンドオーバを実行する実行手段と、
    前記第2の無線通信装置が前記第2の基地局と通信を行うために必要なリソースを確
    保するリソース確保手段と、
    確保した前記リソースの情報を、前記第2の無線通信装置に通知する第1の通信手段
    と、
    を備え、
    前記第2の無線通信装置は、
    前記第1の無線通信装置から通知される前記リソースの情報を元に、前記第2の基地
    局と通信を行う第2の通信手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記第1の通信手段は、
    前記ハンドオーバを実行後、前記第2の無線通信装置にリソースの確保を行うか否か
    の問い合わせを行い、
    前記第2の無線通信装置は、
    前記問い合わせを受けて、リソースの確保を要求するか否かを決定する決定手段と、
    リソースの確保を要求すると決定した場合に、前記第1の無線通信装置にリソースの
    確保要求を通知する第3の通信手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記決定手段は、前記第2の無線通信装置と通信を行っている無線通信端末が存在する
    場合に、前記リソースの確保が必要であると決定することを特徴とする請求項1記載の無
    線通信システム。
  4. 前記第2の無線通信装置は、
    通信中の基地局の受信電力及び前記第2の基地局の受信電力を比較する比較手段をさ
    らに備え、
    前記第2の通信手段は、前記比較手段の比較結果、前記第2の基地局の受信電力が前
    記第1の基地局の受信電力より一定値以上大きい場合に、前記第2の基地局と通信を開始
    する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  5. 前記第2の無線通信装置は、
    通信を行った基地局の情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記決定手段は、前記第2の基地局が前記記憶手段に記憶されていない場合に、前記
    リソースの確保を要求すると決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  6. 前記第1の無線通信装置は、
    前記実行手段がハンドオーバを実行した第1の位置を取得する取得手段をさらに備え

    前記第1の通信手段は、前記第1の位置を前記第2の無線通信装置に通知する
    ことを特徴とし、
    前記第2の無線通信装置は、
    前記第2の無線通信装置の位置を取得する取得手段をさらに備え、
    前記比較手段は、前記第1の位置と、前記取得手段が取得した第2の位置との距離が
    一定値以下か否かを比較し、
    前記第2の通信手段は、前記距離が一定値以下の場合に、前記第2の基地局と通信を
    開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  7. 同一方向に移動する複数の車両に設置される無線通信装置であって、
    第1の基地局から第2の基地局へハンドオーバを実行する実行手段と、
    前記車両に設置される第2の無線通信装置が前記第2の基地局と通信を行うために必要
    なリソースを確保するリソース確保手段と、
    確保した前記リソースの情報を、前記第2の無線通信装置に通知する第1の通信手段
    と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  8. 同一方向に移動する複数の車両にそれぞれ設置される第1の無線通信装置および大2の
    無線通信装置の無線通信方法であって、
    前記第1の無線通信装置の実行手段が、第1の基地局から第2の基地局へとハンドオー
    バを実行する実行ステップと、
    前記第1の無線通信装置のリソース確保手段が、前記第2の無線通信装置が前記第2の
    基地局と通信を行うために必要なリソースを確保するリソース確保ステップと、
    前記第1の無線通信装置の第1の通信手段が、確保した前記リソースの情報を前記第2
    の無線通信装置に通知する第1の通信ステップと
    前記第1の通信手段からの通知を受けて、前記第2の無線通信装置の第2の通信手段が
    、確保した前記リソースの情報を元に、前記第2の基地局と通信を行う第2の通信ステッ
    プと、
    を備えることを特徴とする無線通信方法。
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