JP2010107083A - 加熱調理器 - Google Patents

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良治 島田
Ryuta Kondo
龍太 近藤
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Abstract

【課題】被加熱物の載置状態に関わらず、内部温度を均一に上昇させ、上下両面に良好な焼き色を着ける事が可能で、かつ外郭などの高温化を防止しうる加熱調理器を提供する。
【解決手段】給電口28を開閉扉12の近傍側の位置に設け、上部熱源18、および下部熱源24を開閉扉12から遠方側の位置に設けたことにより、マイクロ波、上部熱源18、下部熱源24による複合同時加熱の場合においても、マイクロ波が上部熱源18、および下部熱源24と干渉してスパークを発生したり、上部熱源18、下部熱源24が部分温度上昇したりするのを回避して、種々の被加熱物に最適な加熱調理状態を実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品などの被加熱物を加熱調理する加熱調理器に関するものである。
このような加熱調理器の分野では、加熱源として電波、赤外線、熱風など用いて、簡便に食品などの被加熱物を加熱調理できるオーブン電子レンジといった機器が一般的に普及している(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の加熱調理器においては、図5に示すように、加熱室1の背部にファンケーシング2を設け、ファンケーシング2内に空気循環用の遠心ファン3を配置し、加熱室1の天井部後方および底部後方に、上吐出口4、下吐出口5から吐出される風を受けるように上ヒータ6、下ヒータ7を設けると共に、これらの上ヒータ6、下ヒータ7からの熱を、加熱室1の略中央に設置した天板上の被加熱物8側へ向けて反射させる上反射板9、下反射板10をそれぞれ上ヒータ6、下ヒータ7の近傍に設け、上ヒータ6、下ヒータ7を熱風発生用とグリル調理用に兼用させるというものであった。
特開平5−172344号公報
しかしながら、図5に示す従来の加熱調理器の構成では、上ヒータ6と下ヒータ7からの熱すなわち赤外線は、それぞれ上反射板9、下反射板10によって反射散乱され、食品などの被加熱物8に加えられることになるが、上ヒータ6と下ヒータ7からの赤外線は、被加熱物8からの距離によってその熱エネルギーが変化することがステファン・ボルツマンの法則によって周知であり、具体的には該熱エネルギーは上ヒータ6、下ヒータ7と被加熱物8との距離に反比例する。したがって、上反射板9、下反射板10の効果により被加熱物8に加えられる熱エネルギーは、被加熱物8の背面側と扉側とで当然強弱が発生し、この差が、被加熱物8の前後の焼き色の差、および内部温度の上昇のばらつきとなる傾向があった。
また、遠心ファン3から加熱室1内に吐出される風は、加熱室1内からの循環である程度昇温された熱風である。したがって、上吐出口4と下吐出口5から加熱室1内に吐出された風は、おのずと上昇気流の傾向を持ちながら吐出される。そのため、被加熱物8の下面側を循環する熱風は、被加熱物8の上面を循環する熱風に比べて低温化し、被加熱物8の上下面の焼き色に差が発生する傾向があった。
このように、構成上、必然的に被加熱物8周辺に温度差が発生し、均一な加熱状態を実現することが困難で、被加熱物8を天板の後方に載置すること、または、上下ヒータ6、7の発熱を多くし、かつ大能力ファンなどにより加熱室1内の温度分布を強制的に均一化させるといった、加熱の不均一性を緩和させる処置が不可欠となっていた。
したがって、加熱調理器の外郭全体が高温化したりする課題もあった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、被加熱物の載置状態に関わらず、また、被加熱物の全体にわたって均一な焼き色を着け、同時に被加熱物の内部温度を均一に上昇させて良好な仕上がり状態を実現し、さらに加熱調理器の外郭などの高温化を防止しうる加熱調理器を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、開閉扉を有し食品を収容する加熱室と、加熱室内にマイクロ波を照射させる給電口と、加熱室に設けた上部熱源および下部熱源と、加熱室の内部に設けられ食品または食品を含む被加熱物を載置して回転させる載置部と、載置部の回転手段とを備え、給電口を開閉扉の近傍側の位置に設ける一方、上部熱源、下部熱源を開閉扉から遠方側の位置に設けたものである。
この加熱調理器においては、マイクロ波を照射させる給電口を開閉扉の近傍側の位置に設け、上部熱源、および下部熱源を開閉扉から遠方側の位置に設けたことにより、マイクロ波、上部熱源、下部熱源による複合同時加熱の場合においても、マイクロ波が上部熱源、および下部熱源と干渉してスパークを発生したり、上部熱源、下部熱源が部分温度上昇したりするのを回避して、種々の被加熱物に最適な加熱調理状態を実現することができる。
また、給電口、上部熱源、下部熱源の配置から、少なくとも開閉扉が高温化するのを回避でき、加熱調理器の外郭温度の異常過熱を防止して、使用者による快適な操作を可能にできる。
以上のように、被加熱物が載置部のどの部位に載置されても、被加熱物の内部温度を均一に上昇させ、上下両面に良好な焼き色を着ける事が可能で、かつ外郭などの高温化を防止しうる加熱調理器を提供することができる。
本発明の加熱調理器によれば、給電口、上部熱源、下部熱源の適正な配置から、マイクロ波が上部熱源、および下部熱源と干渉して、スパークや部分異常過熱などの事態を起こすのを防止し、被加熱物が載置部のどの部位に載置されても、被加熱物の内部温度を均一に上昇させ、上下両面に良好な焼き色を着ける事が可能で、かつ外郭温度の異常過熱を防止して、使用者による快適な操作を可能にできる加熱調理器を提供することができる。
第1の発明は、開閉扉を有し食品を収容する加熱室と、加熱室内にマイクロ波を照射させる給電口と、加熱室に設けた上部熱源および下部熱源と、加熱室の内部に設けられ食品または食品を含む被加熱物を載置して回転させる載置部と、載置部の回転手段とを備え、給電口を開閉扉の近傍側の位置に設ける一方、上部熱源、下部熱源を開閉扉から遠方側の位置に設けたものである。
これにより、給電口、上部熱源、下部熱源の配置から、マイクロ波、上部熱源、下部熱源による複合同時加熱の場合においても、マイクロ波が上部熱源、および下部熱源と干渉してスパークを発生したり、上部熱源、下部熱源が部分温度上昇したりするのを回避して、種々の被加熱物に最適な加熱調理状態を実現することができる。
また、上部熱源、下部熱源の配置が開閉扉から遠方側にあるため、少なくとも開閉扉が高温化するのを回避でき、ひいては加熱調理器の外郭温度の異常過熱を防止して、使用者による快適な操作を可能にできる。
以上のように、被加熱物が載置部のどの部位に載置されても、被加熱物の内部温度を均一に上昇させ、上下両面に良好な焼き色を着ける事が可能な加熱調理器を提供することができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、上部熱源は載置部に向かって赤外線を放射す
る赤外線ヒータで構成し、下部熱源は載置部の下部の加熱室背面から熱風を供給する熱風供給手段で構成したものである。
これにより、被加熱物の上面は、見た目に焼き色の均一さが重要な仕上がりの要素となるため、上部熱源により焼き色が良好に着きやすい赤外線ヒータによる加熱が行える。
一方、被加熱物からの落下物、例えば焼き汁、油などが落下する載置部の下方では、加熱室の背面から熱風加熱が行えるため、発煙などの事態を抑制して被加熱物の下面に早期に焼き色を着けることができる。
第3の発明は、特に第1または2の発明において、赤外線ヒータは、石英管またはセラミック管内に電熱線を埋設した赤熱型ヒータを用いたものである。
これにより、金属製のシーズヒータなどで構成するよりも素速い赤熱の立上がりを確保でき、被加熱物の表面温度の上昇を速めて、調理時間の短縮を図ることができる。
第4の発明は、特に第1から3のいずれか一つの発明において、載置部の回転手段は、少なくとも被加熱物の調理開始期と調理完了期近傍で、回転速度を変化させたものである。
これにより、被加熱物の種類、量、マイクロ波との複合加熱の有無などによって、それぞれ最適な回転状態を確保することが可能となり、被加熱物の均一な温度上昇の実現、および均一な焼き色を着けることができる。
第5の発明、特に第4の発明において、載置部の回転手段の回転速度は、被加熱物の調理初期よりも調理完了期近傍で大きくしたものである。
これにより、被加熱物全体の温度が低い調理開始期には載置部の回転速度を小さくして、上部熱源、下部熱源と被加熱物との接触時間を長くし被加熱物の温度上昇を速め、ある程度大まかな焼き色を形成することができる。
しかるのち、被加熱物の安定的な載置状態を確保しうる範囲内で回転速度を速めることによって、被加熱物全体の焼き色を均一にすることができる。なお、このような回転速度の調節は、被加熱物の種類、量、マイクロ波との複合加熱などによって、段階的に容易に変化させることが可能である。
したがって、種々の加熱形態に応じた均一加熱状態を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における加熱調理器の側面断面図、図2は同実施の形態における加熱調理器による焼成加熱の場合の加熱状態の概念図、図3は同実施の形態における加熱調理器による複合同時加熱の場合の加熱状態の概念図である。
以上の図面を用いて、本発明の実施の形態1における加熱調理器の構成、および動作、作用について説明する。
図1において、外郭10内には、前方が開口した加熱室11が構成され、加熱室11の
前方の開口側には、開閉扉12が下方を支点として、外郭10の前面を含む形で前開き方向にて装着されている。
加熱室11の中央には、スノコ網形状の載置部13が設けられている。載置部13は、加熱室11の底部を貫通する回転軸14を介して、加熱室11の底部と外郭10との間に設置された回転手段15(モータ16)と直結された構成である。
加熱室11の上部、背面側近傍に設けられた凹部17には、上部熱源18として、石英管またはセラミック管内にコイル状の電熱線を埋設した赤熱型の赤外線ヒータ19が、加熱室11の背面と略平行に設置されている。赤外線ヒータ19は石英管またはセラミック管の表面温度を600〜800℃程度に上昇させるために、W数を800〜1200Wの間で設定している。
また、加熱室11の背面部には熱風路20が形成され、熱風路20は、加熱室11の背面部で載置部13の下方側に設けた複数の熱風噴出孔21と、凹部17の背面側に設けられた複数の循環孔22とを連通させることによって構成されている。そして、熱風路20内の熱風噴出孔21の近傍には、クロスフローファンで構成された循環ファン23が設置されている。このように、熱風路20、熱風噴出孔21と、循環孔22、クロスフローファンによって、下部熱源24としての熱風供給手段25が構成されている。
一方、加熱室11の上方で開閉扉12側には、マグネトロン26に直結された導波管27が、加熱室11内に向いた給電口28として設けられている。
このように構成された加熱調理器における作用について説明する。
図2で、加熱室11内のスノコ網状の載置部13上に食品などの被加熱物Aが載置され、開閉扉12が閉められると、一定の操作によって被加熱物Aの加熱調理が開始される。
例えば、被加熱物Aがトーストなどの場合、通常、マイクロ波加熱を使用することがなく、焼成加熱だけで調理を遂行することになり、上部熱源18(赤外線ヒータ19)、および下部熱源24(熱風供給手段25)による加熱調理となる。この場合、上部熱源18(赤外線ヒータ19)に通電されると、赤外線ヒータ19の表面が比較的速く600〜700℃に到達し、被加熱物Aの上面、特に載置部13の中央から背面側にかけて強く赤外線29で加熱される。同時に、循環ファン23が動作することによって、循環孔22を介して加熱室11内の空気が熱風路20内に吸引され、熱風噴出孔21から載置部13の下方に向けて噴出される。この時、循環孔22から吸引される空気は、赤外線ヒータ19の表面に接触して熱交換しながら熱風路20内に進むので、赤外線ヒータ19の昇温と加熱室11内の庫内温度の上昇に伴い、徐々に高温化された熱風30として熱風噴出孔21から加熱室11内の載置部の下方に噴出する。熱風30の温度は、最終的には、十分に焼き色を形成させることが可能な300℃前後に到達する。なお、熱風30は上昇気流となるため、被加熱物Aの下面、特に載置部13の中央から背面側を強く熱風加熱する。
したがって、被加熱物Aの上下面は、中央から背面側にかけて、上部熱源18(赤外線ヒータ19)と下部熱源24(熱風供給手段25)とによって加熱されるため、開閉扉12が高温化することがなく、ひいては外郭10全体の温度上昇も抑制でき、使用者が通常手を触れる部分を安全な温度に保持することができる。
一方、載置部13は、被加熱物Aの加熱開始と同時に一定の回転速度で回転させている。
例えば、調理初期から一定の時間は1分間に6〜9回転などの比較的ゆっくりした速度で回転させることによって、上部熱源18(赤外線ヒータ19)からの赤外線29、および下部熱源24(熱風供給手段25)からの熱風30による被加熱物Aの加熱時間を長く確保し、被加熱物Aの温度上昇を速め、全体に大まかな焼き色を形成させる。しかるのち、被加熱物Aの安定的な載置状態を確保しうる範囲内、例えば1分間に12〜18回転の比較的速い回転速度に上昇させることによって、被加熱物A全体の焼き色を均一にさせることができる。
一方、図3のように、被加熱物Bが冷凍ピザなどのように、解凍温め加熱と焼成加熱を同時に行う複合同時加熱を必要とする場合、加熱室11の開閉扉12側では、マイクロ波31による解凍温め加熱を、加熱室11の背面側では、上部熱源18(赤外線ヒータ19)からの赤外線29と熱風供給手段25からの熱風30による焼成加熱を、といった具合に載置部13の前後で異なった調理状態を形成する。そして、載置部13の回転手段15(モータ16)によって、被加熱物Bの各部が、交互に解凍温め加熱と焼成加熱を受ける。また、載置部13は、同様に調理開始期と調理完了期で回転速度を変化させて、被加熱物Bの仕上がり状態を調整し、最終的に均一な昇温状態、焼き色を形成させることができる。
この時、給電口28を開閉扉12の近傍側に設け、上部熱源18、および下部熱源24を開閉扉12から遠方側の加熱室11の背面側に設けたことにより、このような複合同時加熱の場合においても、マイクロ波31が上部熱源18(赤外線ヒータ19)、および下部熱源24(熱風供給手段25)と干渉してスパークを発生したり、上部熱源18(赤外線ヒータ19)、下部熱源24(熱風供給手段25)が部分温度上昇したりするのを回避して、種々の被加熱物Bに最適な加熱調理状態を実現することができる。
このように、焼成加熱、複合同時加熱の場合も、焼成のための実質的な熱源は、上部熱源18(赤外線ヒータ19)が作用し、被加熱物A、Bの上下面を同時に加熱することができる。
以上のように、種々の被加熱物の調理形態に対応でき、実質的に単一の熱源により被加熱物A、Bの上下を同時に調理できるため、省エネ性に富み、かつ均一な加熱調理が可能で、安全な加熱調理器を提供することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における加熱調理器の側面断面図および焼成加熱の場合の加熱状態の概念図である。
以上の図面を用いて、本発明の実施の形態1における加熱調理器の構成、および動作、作用について説明する。
図4において、実施の形態1と異なる点は、下部熱源40(熱風供給手段41)を、熱風路20において、循環ファン23と熱風噴出孔21との間に、補助ヒータ42を設けた構成としたところである。補助ヒータ42の基本構成は、立上がりの速い上部熱源18(赤外線ヒータ19)と同一で、W数を200〜300Wに小規模にしたものである。
なお、第1の実施の形態と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
図2において、載置部13にトーストなどの被加熱物Aが載置されると、実施の形態1と同様の動作、作用によって、被加熱物Aが加熱調理される。この時、下部熱源40(熱風供給手段41)は、循環ファン23と熱風噴出孔21との間に、立上がりの速い補助ヒ
ータ42を設けているので、熱風噴出孔21から被加熱物Bの下方に噴出する熱風43の温度は、上部熱源18(赤外線ヒータ19)の表面温度が600〜700℃に到達していなくても、調理開始期からすでに300℃前後に到達している。
したがって、被加熱物Bは、調理開始期から上下両面同時に高温で加熱調理されるため、極めて短時間で調理を完結させることができる。因みに、実施の形態1の場合に比べ、加熱時間は50〜60%に短縮することが可能である。また、調理開始期以外は、上部熱源18(赤外線ヒータ19)の表面温度、および加熱室11の庫内温度も十分に上昇しているため、補助ヒータ42は、実質的に調理開始期のみをカバーすればよく、そのために消費する電気エネルギーの増大は微小である。
以上のように、種々の被加熱物Aの調理形態に対応でき、短時間で被加熱物Aの上下を同時加熱できるため、同様に、省エネ性に富み、均一かつ高速な加熱調理が可能で、安全な加熱調理器を提供することができる。
以上のように、本発明の加熱調理器は、マイクロ波とヒータなどの熱源との干渉を抑制して、均一な複合同時加熱が可能であるため、電子レンジなどの調理器に限らず、多様な加熱用途に応用が可能である。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の側面断面図 同実施の形態における加熱調理器による焼成加熱の場合の加熱状態の概念図 同実施の形態における加熱調理器による複合同時加熱の場合の加熱状態の概念図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の側面断面図および焼成加熱の場合の加熱状態の概念図 従来の加熱調理器の側面断面図
符号の説明
11 加熱室
12 開閉扉
13 載置部
15 回転手段
16 モータ
18 上部熱源
19 赤外線ヒータ
24、40 下部熱源
25、41 熱風供給手段
28 給電口
29 赤外線
30、43 熱風
31 マイクロ波

Claims (5)

  1. 開閉扉を有し食品を収容する加熱室と、前記加熱室内にマイクロ波を照射させる給電口と、前記加熱室に設けた上部熱源および下部熱源と、前記加熱室の内部に設けられ食品または食品を含む被加熱物を載置して回転させる載置部と、前記載置部の回転手段とを備え、前記給電口を前記開閉扉の近傍側の位置に設ける一方、前記上部熱源、前記下部熱源を前記開閉扉から遠方側の位置に設けた加熱調理器。
  2. 上部熱源は載置部に向かって赤外線を放射する赤外線ヒータで構成し、下部熱源は前記載置部の下部の加熱室背面から熱風を供給する熱風供給手段で構成した請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 赤外線ヒータは、石英管またはセラミック管内に電熱線を埋設した赤熱型ヒータを用いた請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 載置部の回転手段は、少なくとも被加熱物の調理初期と調理完了期近傍で、回転速度を変化させた請求項1から3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  5. 載置部の回転手段の回転速度は、被加熱物の調理開始期よりも調理完了期近傍で大きくした請求項4に記載の加熱調理器。
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