JP2010101894A - 確定成分識別装置、確定成分識別方法、プログラム、記憶媒体、試験システム、および、電子デバイス - Google Patents

確定成分識別装置、確定成分識別方法、プログラム、記憶媒体、試験システム、および、電子デバイス Download PDF

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Abstract

【課題】確率密度関数に含まれる確定成分の種類を精度よく判定する。
【解決手段】与えられる確率密度関数に含まれる確定成分の分布形状を識別する確定成分識別装置であって、確率密度関数の標準偏差を算出する標準偏差算出部と、確率密度関数のスペクトルを算出するスペクトル算出部と、スペクトルのヌル周波数を検出するヌル周波数検出部と、確率密度関数の標準偏差、および、スペクトルのヌル周波数に基づいて、確定成分の分布における上辺および底辺の比を算出する比算出部とを備える確定成分識別装置を提供する。
【選択図】図12

Description

本発明は、確定成分識別装置、判定方法、プログラム、記憶媒体、試験システム、および、電子デバイスに関する。
従来、電気信号等の特性値を測定することで、電子回路、通信システム等の評価を行う場合がある。例えば、シリアル通信の評価において、送信信号または受信信号に含まれるジッタを測定することで、通信システムを評価する場合が考えられる。
なお、ジッタ等の特性値には、信号パターン、伝送路の特性等により確定的に生じる確定成分と、ランダムに生じるランダム成分が含まれる。より詳細な評価においては、これらの確定成分およびランダム成分を分離して評価することが好ましい。
確定成分およびランダム成分を測定するには、特性値を複数回測定して、確率密度関数を取得することが考えられる。確率密度関数は、確定成分およびランダム成分のコンボリューションと考えられるので、確率密度関数から確定成分をデコンボリューションすることで、確定成分およびランダム成分を分離することができる(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1の発明では、確率密度関数のスペクトルにおける第1ヌル周波数に基づいて確定成分を算出する。
国際公開第2007/108492号パンフレット
このとき、確率密度関数に含まれる確定成分のモデルは既知としている。しかし確定成分には、複数種類のモデルが存在するので、確率密度関数に含まれている確定成分のモデルを精度よく判定しなければ、確定成分を精度よく算出することが困難である。また、確定成分が台形分布の場合、台形比によって分布の形状が異なるので、台形比を精度よく算出することが好ましい。
そこで本発明の1つの側面においては、上記の課題を解決することのできる確定成分識別装置、判定方法、プログラム、記憶媒体、試験システム、および、電子デバイスを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、与えられる確率密度関数に含まれる確定成分の分布形状を識別する確定成分識別装置であって、確率密度関数の標準偏差を算出する標準偏差算出部と、確率密度関数のスペクトルを算出するスペクトル算出部と、スペクトルのヌル周波数を検出するヌル周波数検出部と、確率密度関数の標準偏差、および、スペクトルのヌル周波数に基づいて、確定成分の分布における上辺および底辺の比を算出する比算出部とを備える確定成分識別装置および当該確定成分識別装置に係る確定成分識別方法、ならびに、コンピュータを当該確定成分識別装置として機能させるプログラムおよび当該プログラムを格納した記憶媒体を提供する。
本発明の第2の態様においては、被試験デバイスを試験する試験システムであって、被試験デバイスの所定の特性を複数回測定する測定部と、測定部が測定した特性値の確率密度関数に含まれる確定成分の分布形状を識別し、確定成分を算出する確定成分識別装置と、確定成分識別装置が算出した確定成分に基づいて、被試験デバイスの良否を判定する良否判定部とを備え、確定成分識別装置は、確率密度関数の標準偏差を算出する標準偏差算出部と、確率密度関数のスペクトルを算出するスペクトル算出部と、スペクトルのヌル周波数を検出するヌル周波数検出部と、確率密度関数の標準偏差、および、スペクトルのヌル周波数に基づいて、確定成分の分布における上辺および底辺の比を算出する比算出部とを有する試験システムを提供する。
本発明の第3の態様においては、所定の信号を生成する電子デバイスであって、所定の信号を生成して出力する動作回路と、所定の信号における所定の特性を複数回測定する測定部と、測定部が測定した特性値の確率密度関数に含まれる確定成分の分布形状を識別し、確定成分を算出する確定成分識別装置と、を備え、確定成分識別装置は、確率密度関数の標準偏差を算出する標準偏差算出部と、確率密度関数のスペクトルを算出するスペクトル算出部と、スペクトルのヌル周波数を検出するヌル周波数検出部と、確率密度関数の標準偏差、および、スペクトルのヌル周波数に基づいて、確定成分の分布における上辺および底辺の比を算出する比算出部とを有する電子デバイスを提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
一つの実施形態に係る確定成分識別装置100の機能構成例を示す図である。 確定成分識別装置100に与えられる確率密度関数の一例を示す図である。 一様分布の確定成分の確率密度関数を示す図である。 台形分布の確定成分の確率密度関数を示す図である。 デュアルディラック分布の確定成分の確率密度関数を示す図である。 シングルディラック分布の確定成分の確率密度関数を示す図である。 サイン波分布の確定成分のモデルについて、確定成分の確率密度関数と、そのスペクトルとを示す図である。 一様分布の確定成分のモデルについて、確定成分の確率密度関数と、そのスペクトルとを示す図である。 スペクトル算出部120が算出するスペクトルの一例を示す図である。 確定成分の種類毎の、時間ドメインでのモデル式、周波数ドメインでのモデル式、第1ヌル周波数fzeroとピークツゥピーク値DJP−Pとの関係、および、ピークツゥピーク値DJP-Pと二乗平均値DJRMSとの関係を示す表である。 理論値算出部140が算出した、各種類の確定成分のスペクトルY(x)の理論値と、測定値算出部150が算出した、確定成分のスペクトルY(x)の測定値との一例を示す図である。 ヌル周波数検出部130の動作例を示す図である。 確定成分識別装置100の他の構成例を示す図である。 確定成分識別装置100の動作の概要を示すフローチャートである。 確定成分識別装置100の他の構成例を示す図である。 図12に関連して説明した確定成分識別装置100の動作例を説明するフローチャートである。 確定成分識別装置100の他の構成例を示す図である。 図14に示した確定成分識別装置100の動作例を説明するフローチャートである。 一つの実施形態に係る試験システム300の構成例を示す図である。 一つの実施形態に係る電子デバイス400の構成例を示す図である。 一つの実施形態に係るコンピュータ1900のハードウェア構成の一例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一つの実施形態に係る確定成分識別装置100の機能構成例を示す図である。確定成分識別装置100は、与えられる確率密度関数に含まれる確定成分の分布形状を判定する。本例の確定成分識別装置100は、特に確定成分の種類(またはモデル)を判定する。確定成分識別装置100は、標準偏差算出部110、スペクトル算出部120、ヌル周波数検出部130、理論値算出部140、測定値算出部150、および、モデル判定部160を備える。
まず、確率密度関数、確定成分、および、ランダム成分について説明する。確率密度関数に含まれる確定成分およびランダム成分が互いに独立とすると、確定成分およびランダム成分の時間軸におけるコンボリューションにより、時間軸の確率密度関数が与えられる。このため、確率密度関数のスペクトルH(f)は、下式のように、確定成分のスペクトルD(f)およびランダム成分のスペクトルR(f)の乗算で与えられる。
Figure 2010101894
また、ランダム成分は、一般にガウス分布で与えられるので、そのスペクトルR(f)は、下式で与えられる。
Figure 2010101894
ただし、σRJ,RMSは、ランダム成分の標準偏差を示す。このように、ランダム成分の標準偏差が測定できれば、ランダム成分を決定できる。そして、与えられる確率密度関数からランダム成分を減算することで、確定成分も決定することができる。
しかし、与えられる確率密度関数は、確定成分およびランダム成分が合成されているので、確率密度関数からランダム成分のみの標準偏差を測定することは困難である。ここで、確定成分およびランダム成分が互いに独立とすると、確率密度関数の標準偏差σTJ,RMSは、ランダム成分の標準偏差σRJ,RMSおよび確定成分の標準偏差DJRMSにより、以下のように与えられる。
Figure 2010101894
よって確率密度関数のスペクトルは、下式で与えられる。
Figure 2010101894
また、確定成分の標準偏差DJRMSは、確定成分のピークツゥピーク値DJP−Pから求めることができる。つまり、確率密度関数の標準偏差σTJ,RMS、および、確定成分のピークツゥピーク値DJP−Pが測定できれば、式(1)に基づいて、確率密度関数H(f)から確定成分D(f)を分離することができる。
標準偏差算出部110は、与えられる確率密度関数の標準偏差σTJ,RMSを算出する。標準偏差算出部110は、式(2)に基づいて、標準偏差算出部110は、時間軸の確率密度関数の標準偏差σTJ,RMSを算出してよい。
Figure 2010101894
ただし、与えられる確率密度関数のi番目のビンの中央値をx、i番目のビンのイベント数をy、総ビン数をNとする。また、pおよびμは以下で与えられる。
Figure 2010101894
スペクトル算出部120は、与えられる確率密度関数のスペクトルを算出する。標準偏差算出部110およびスペクトル算出部120は、時間軸の確率密度関数が並列に与えられてよい。
ヌル周波数検出部130は、スペクトル算出部120が算出したスペクトルにおいて、スペクトルのパワーが略零となるヌル周波数(または、スペクトルが極小値を示すヌル周波数)を検出する。後述するように、確率密度関数のスペクトルにおけるヌル周波数から、確定成分のピークツゥピーク値DJP−Pを算出することができる。
図2は、確定成分識別装置100に与えられる確率密度関数の一例を示す図である。確率密度関数は、例えば電気回路等の所定の特性を複数回測定することで得られる、測定値の分布を示す関数であってよい。所定の特性とは、例えば電気回路、光回路等が出力する信号のジッタ量、振幅値、直流値等であってよい。
例えば、ジッタ量とは、信号の位相雑音を示してよい。より具体的には、ジッタ量とは、信号のエッジタイミングと、理想的なエッジタイミングとの差を指してよい。この場合、確率密度関数は、信号のエッジ毎のジッタ量を測定したときの、測定値の分布(出現確率)を示してよい。また、振幅値とは、信号の電圧、電流、光強度等の振幅を指してよい。また、直流値とは、信号の電圧、電流、光強度等の直流レベルを指してよい。
一般に、これらの特性の確率密度関数は、確定成分およびランダム成分が含まれる。例えば、ジッタ量の確率密度関数には、信号パターン、伝送路の特性等により確定的に生じる確定ジッタの成分と、ランダムに生じるランダムジッタの成分とが含まれる。
なお、確率密度関数に含まれるランダム成分は、図2に示すようにガウス分布で与えられる。これに対し確定成分は、その発生原因等により、複数種類のモデルで与えられる。例えば図2では、サイン波分布の確定成分のモデルを示したが、他にも、一様分布の確定成分、台形分布の確定成分、デュアルディラック分布の確定成分、シングルディラック分布の確定成分等が考えられる。
図3A、図3B、図4A、図4Bは、確定成分の各モデルの確率密度関数を示す図である。図3Aは、一様分布の確定成分を示す。図3Bは、台形分布の確定成分を示す。図4Aは、デュアルディラック分布の確定成分を示す。図4Bは、シングルディラック分布の確定成分を示す。
図2から図4Bに示すように、それぞれのモデルにおいて、ピークツゥピーク値DJP−Pが定まれば、確定成分の分布を一義に定めることができる。ただし、台形分布の確定成分は、上辺および下辺の比が更に与えられることが好ましい。また、シングルディラック分布の確定成分は、ピークツゥピーク値が略0の確定成分として与えられる。
本例の確定成分識別装置100は、確率密度関数のスペクトルにおけるヌル周波数に基づいて、確定成分のピークツゥピーク値DJP−Pを算出する。以下では、ヌル周波数のうち、最小の周波数である第1ヌル周波数を用いる例を説明する。
図5A、図5Bは、所定の確定成分のモデルについて、確定成分の確率密度関数と、そのスペクトルとを示す図である。図5Aは、サイン波分布の確定成分のモデルについて示す。また図5Bは、一様分布の確定成分のモデルについて示す。図5Aおよび図5Bにおいて、左の波形は時間領域の確率密度関数を示し、右の波形は確率密度関数のスペクトルを示す。また、時間領域の確定成分のピークツゥピーク値をDJP−Pとする。
図5Aに示すように、サイン波分布の確定成分の確率密度関数をフーリエ変換したスペクトルの第1ヌル周波数は、0.765/DJP−Pで与えられる。即ち、当該第1ヌル周波数の逆数に、係数0.765を乗算することにより、確定成分のピークツゥピーク値DJP−Pを算出することができる。ただし、当該係数は近似値であり、より高精度または低精度に求めた係数を用いてもよい。例えば、より有効桁数の大きい、または、小さい係数を用いてよい。
また、図5Bに示すように、一様分布の確定成分の確率密度関数をフーリエ変換したスペクトルの第1ヌル周波数は、1/DJP−Pで与えられる。即ち、当該第1ヌル周波数の逆数を求めることにより、確定成分のピークツゥピーク値DJP−Pを算出することができる。
同様に、台形分布、デュアルディラック分布等の他の確定成分の種類についても、第1ヌル周波数から、ピークツゥピーク値を算出することができる。ただし、図5A、図5Bに示すように、確定成分のモデルにより、第1ヌル周波数とピークツゥピーク値DJP−Pとの関係が異なるので、確定成分を精度よく求めるには、確定成分のモデルを判定する必要がある。
図6は、スペクトル算出部120が算出するスペクトルの一例を示す図である。スペクトル算出部120は、与えられる確率密度関数のスペクトルを算出する。スペクトル算出部120は、与えられる確率密度関数をフーリエ変換することで、確率密度関数のスペクトルを算出してよい。スペクトル算出部120が算出するスペクトルは、図6に示すように、確定成分のスペクトルと、ランダム成分のスペクトルとを合成したスペクトルとなる。
ヌル周波数検出部130は、スペクトル算出部120が算出したスペクトルのヌル周波数を検出する。本例のヌル周波数検出部130は、スペクトルのヌル周波数のうち、最小の周波数となる第1ヌル周波数を検出する。
上述したように、確定成分のスペクトルにおける第1ヌル周波数は、確定成分の時間軸におけるピークツゥピーク値に対応する。そして、図6に示すように、確定成分およびランダム成分を合成したスペクトルの第1ヌル周波数は、確定成分のスペクトルにおける第1ヌル周波数とほぼ一致する。
このため、与えられる確率密度関数のスペクトルにおける第1ヌル周波数を検出することで、確定成分のスペクトルにおける第1ヌル周波数を検出することができる。また、上述したように、確定成分のスペクトルにおける第1ヌル周波数から、確定成分のピークツゥピーク値DJP−Pを算出することができる。ただし、算出されるピークツゥピーク値DJP−Pは、確定成分の種類により異なる。
図7は、確定成分の種類毎の、時間ドメインでのモデル式、周波数ドメインでのモデル式、第1ヌル周波数fzeroとピークツゥピーク値DJP−Pとの関係、および、ピークツゥピーク値DJP-Pと二乗平均値DJRMSとの関係を示す表である。なお、図7におけるIは、第1種0次のベッセル関数を示す。
また、図7におけるαは、台形分布における下辺に対する上辺の比を示す。すなわち、台形分布においてα=1の場合が一様分布に相当し、α=0の場合が三角分布に相当する。なお、確定成分識別装置100が取り扱う確定成分の種類は、上述した種類に限定されない。確定成分識別装置100は、スペクトルの第1ヌル周波数から、ピークツゥピーク値を算出できる全ての確定成分のモデルを判定してよい。
ここで、それぞれの確定成分のスペクトルのモデル式を、与えられる確率密度関数から測定できる標準偏差σTJ、RMSと、第1ヌル周波数fzeroとで表現する。サイン波分布の確定成分のスペクトルのモデル式は、式(1)および図7から、下式で与えられる。
Figure 2010101894
また、台形分布の確定成分のスペクトルのモデル式は下式で与えられる。
Figure 2010101894
また、デュアルディラック分布の確定成分のスペクトルのモデル式は下式で与えられる。
Figure 2010101894
また、シングルディラック分布の確定成分のスペクトルのモデル式は下式で与えられる。
Figure 2010101894
理論値算出部140は、標準偏差算出部110が算出した標準偏差σTJ、RMSと、ヌル周波数検出部130が検出した第1ヌル周波数fzeroとに基づいて、予め定められた複数種類の確定成分のそれぞれに対して、スペクトルの理論値を算出する。例えば理論値算出部140は、式(3)から式(6)に基づいて、確定成分の種類毎の理論値を算出してよい。理論値算出部140には、式(3)から式(6)が予め与えられてよい。
また、理論値算出部140は、標準偏差算出部110が算出した標準偏差σTJ、RMSを有するガウス分布のスペクトルで正規化された、スペクトルの理論値を算出してもよい。例えば理論値算出部140は、式(3)から式(6)において、
Figure 2010101894
として、Y(x)を算出してよい。
また、理論値算出部140は、第1ヌル周波数fzeroで周波数fを正規化したスペクトルの理論値を算出してもよい。例えば理論値算出部140は、式(3)から式(6)において、f/fzero=xとして理論値を算出してよい。
これらの正規化を行う場合、式(3)から式(6)は、以下のように変形される。
Figure 2010101894
Figure 2010101894
Figure 2010101894
Figure 2010101894
理論値算出部140には、式(3')から式(6')が予め与えられてもよい。この場合、理論値算出部140は、ヌル周波数検出部130が検出した第1ヌル周波数を、式(3')から式(6')に適用することで、確定成分の各種類のスペクトルの理論値を算出してよい。
測定値算出部150は、標準偏差算出部110が算出した標準偏差σTJ、RMS、および、スペクトル算出部120が算出したスペクトルに基づいて、確率密度関数PDFに含まれる確定成分のスペクトルの測定値を算出する。測定値算出部150は、スペクトル算出部120が算出したスペクトルH(f)の周波数を、第1ヌル周波数fzeroで正規化したスペクトルH(x)を用いてよい。
測定値算出部150は、当該スペクトルH(x)を、標準偏差σTJ、RMSを有するガウス分布のスペクトルで除算することで、確定成分のスペクトルの測定値を算出してよい。このとき、確定成分のスペクトルY(x)の測定値は、式(7)から、下式で与えられる。
Figure 2010101894
図8は、理論値算出部140が算出した、各種類の確定成分のスペクトルY(x)の理論値と、測定値算出部150が算出した、確定成分のスペクトルY(x)の測定値との一例を示す図である。図8に示すように、0<x<1の範囲において、下記の関係が成り立つ。
Figure 2010101894
また、台形分布における上辺/下辺の台形比αが大きいほどYTra(x,α)も大きくなる。つまり、
Figure 2010101894
となる。
モデル判定部160は、理論値算出部140が確定成分の種類毎に算出した理論値のうち、測定値算出部150が算出した測定値に最も近い理論値に対応する確定成分の種類を、確率密度関数に含まれる確定成分の種類と判定する。なお、理論値算出部140および測定値算出部150は、予め定められた同一の周波数(図8の例では、f/fzero=xa)におけるスペクトルの値を、理論値および測定値として算出してよい。
つまり、理論値算出部140および測定値算出部150は、すべての帯域に渡ってスペクトルの理論値および測定値を算出しなくともよい。ただし、理論値算出部140および測定値算出部150は、0より大きく、且つ、第1ヌル周波数より小さい周波数の範囲において、スペクトルの値を算出することが好ましい。つまり、理論値算出部140および測定値算出部150は、0<xa<1の範囲で、スペクトルの値を算出することが好ましい。
なお、図8の例では、測定値は、台形分布(α=0.2)の理論値に最も近いので、モデル判定部160は、確率密度関数に含まれる確定成分の種類を、台形分布(α=0.2)と判定してよい。また、モデル判定部160は、測定値算出部150が算出した測定値が、一様分布の理論値と、三角分布の理論値との間にあると判定した場合、理論値が測定値により近くなるような台形比αを算出してよい。モデル判定部160は、算出された台形比αを有する台形分布を、確定成分のモデルとして判定してよい。
このような処理により、確率密度関数に含まれる確定成分のモデルを精度よく判定することができる。このため、確率密度関数に含まれるランダム成分および確定成分を精度よく算出することができる。
図9は、ヌル周波数検出部130の動作例を示す図である。本例におけるヌル周波数検出部130は、スペクトル算出部120が算出したスペクトルを、周波数で2階微分した波形のピークに基づいて、スペクトルの第1ヌル周波数を検出する。
本例において、スペクトルの第1ヌル周波数をf1とする。与えられる確率密度関数にノイズが少ない場合、スペクトルの第1ヌル周波数は精確に検出することができる。これに対し、与えられる確率密度関数にノイズが含まれる場合、図9のスペクトルg(f)に示すように、検出されるべき周波数f1において、第1ヌル周波数を検出することができないことがある。
この場合、図9に示すように、当該スペクトルを周波数で微分することにより、第1ヌル周波数を精度よく検出することができる。図9に示すように、当該スペクトルの2階微分波形g''(f)のピークが、スペクトルg(f)のヌルに対応する。このため、ヌル周波数検出部130は、確率密度関数のスペクトルを2階微分し、微分波形のピーク周波数に基づいて、第1ヌル周波数を検出してよい。
図10は、確定成分識別装置100の他の構成例を示す図である。本例における確定成分識別装置100は、図1に関連して説明した確定成分識別装置100の構成に加え、確定成分算出部170およびランダム成分算出部180を更に備える。他の構成要素は、図1に関連して説明した構成要素と同一であってよい。
確定成分算出部170は、モデル判定部160が判定した確定成分の種類と、ヌル周波数検出部130が検出した第1ヌル周波数とに基づいて、確率密度関数に含まれる確定成分を算出する。図7に示したように、時間ドメインまたは周波数ドメインにおける確定成分の確率密度関数は、確定成分の種類と、ピークツゥピーク値DJP−Pとから決定することができる。
確定成分算出部170は、第1ヌル周波数からピークツゥピーク値DJP−Pを算出することで、確定成分の確率密度関数を算出してよい。確定成分算出部170には、図7に示したような、確定成分の種類毎の、時間ドメインでのモデル式、周波数ドメインでのモデル式、第1ヌル周波数fzeroとピークツゥピーク値DJP−Pとの関係、および、ピークツゥピーク値DJP-Pと二乗平均値DJRMSとの関係を示すテーブルが与えられてよい。
ランダム成分算出部180は、確定成分算出部170が算出した確定成分を、確定成分識別装置100に与えられる確率密度関数PDFから除去することで、確率密度関数PDFに含まれるランダム成分を算出する。例えばランダム成分算出部180は、時間ドメインの確率密度関数PDFから、時間ドメインの確定成分をデコンボリューションすることで、時間ドメインのランダム成分を算出してよい。また、ランダム成分算出部180は、周波数ドメインの確率密度関数PDFから、周波数ドメインの確定成分を除算することで、周波数ドメインのランダム成分を算出してよい。また、ランダム成分算出部180は、算出したランダム成分の標準偏差を更に算出してもよい。
このような構成により、確率密度関数に含まれる確定成分およびランダム成分を、精度よく分離することができる。このため、例えばジッタを測定したときに、確定ジッタおよびランダムジッタを精度よく分離することができるので、評価対象を精度よく評価することができる。
図11は、確定成分識別装置100により、確定成分のモデルを判定する処理の概要を示すフローチャートである。まず、標準偏差算出部110が、確率密度関数の標準偏差を算出する(S200)。また、スペクトル算出部120が、確率密度関数のスペクトルを算出する(S202)。また、ヌル周波数検出部130は、スペクトル算出部120が算出したスペクトルの第1ヌル周波数を検出する(S204)。S202およびS204の処理は、S200の処理と並行して行ってよい。
理論値算出部140は、ヌル周波数検出部130が検出した第1ヌル周波数に基づいて、確定成分の各種類の理論値を算出する(S206)。また、測定値算出部150は、標準偏差算出部110が算出した標準偏差およびスペクトル算出部120が算出したスペクトルに基づいて、確定成分の測定値を算出する(S208)。S208の処理は、S206の処理と並行して行ってよい。
そして、モデル判定部160は、理論値算出部140が算出した各理論値と、測定値算出部150が算出した測定値とを比較して、確率密度関数に含まれる確定成分の種類を判定する(S210)。このような処理により、確定成分の種類を精度よく判定することができる。
図12は、確定成分識別装置100の他の構成例を示す図である。本例の確定成分識別装置100は、台形分布の確定成分の台形比αを算出する。本例の確定成分識別装置100は、図1に関連して説明した確定成分識別装置100の構成に対して、モデル判定部160に代えて比算出部190を備える。標準偏差算出部110、スペクトル算出部120、ヌル周波数検出部130、理論値算出部140、および、測定値算出部150は、図1から図11において同一の符号を付して説明した構成要素と同一の機能および構成を有してよい。
比算出部190は、標準偏差算出部110が算出した確率密度関数の標準偏差、スペクトル算出部120が算出した確率密度関数のスペクトル、および、ヌル周波数検出部130が検出したヌル周波数に基づいて、台形比αを算出する。式(4)または式(4')に示したように、確率密度関数に含まれる確定成分が台形分布のとき、確率密度関数のスペクトルは、第1ヌル周波数fzero、確率密度関数の標準偏差σTJ、RMS、および、台形比αにより決定される。このため、確率密度関数のスペクトル、第1ヌル周波数fzero、および、確率密度関数の標準偏差σTJ、RMSから、台形比αを算出することができる。
測定値算出部150は、標準偏差算出部110が算出した標準偏差σTJ、RMS、および、スペクトル算出部120が算出したスペクトルH(x)に基づいて、確率密度関数に含まれる確定成分に対して、スペクトルの測定値を算出する。例えば測定値算出部150は、式(8)に基づいて、スペクトルの測定値を算出してよい。また、測定値算出部150は、予め定められた周波数x1(x1=f1/fzero)における、スペクトルの測定値Y(x1)を算出してよい。
比算出部190は、台形比αおよび第1ヌル周波数fzeroにより定まる確定成分のスペクトルの理論値が、スペクトルの測定値で近似されるように、台形比αを算出する。例えば比算出部190は、予め定められた複数種類の台形比αに対する確定成分のスペクトルの理論値が与えられ、測定値算出部150が算出した測定値に最も近い理論値を与える台形比αを選択してよい。
理論値算出部140は、上述した複数種類の台形比αに対する、確定成分のスペクトルの理論値をそれぞれ算出してよい。このとき、理論値算出部140は、予め定められた周波数x1における理論値を算出してよい。理論値算出部140は、式(4')に基づいて、それぞれの台形比αに対する理論値を算出してよい。
理論値算出部140は、それぞれの台形比αに対する理論値を、比算出部190に通知する。上述したように、比算出部190は、これらの理論値と、測定値算出部150が算出した測定値とを比較して、測定値に最も近い理論値を与える台形比αを選択してよい。また、比算出部190は、理論値算出部140が用いたそれぞれの台形比αの間における理論値を、補間法により算出することで、測定値と略同一の理論値を与える台形比αを算出してもよい。このとき、比算出部190は、線形補間、スプライン補間等の公知の補間法を用いてよい。
また、台形比αを決定する他の方法として、比算出部190は、理論値算出部140から与えられる複数の台形比αに対する理論値に基づいて、所定の周波数x1における確定成分のスペクトルの測定値H(x1)を変数として台形比αを求める式を生成してもよい。例えば、比算出部190は、N組の台形比αおよび理論値Hideal(x1)の組み合わせを、理論値算出部140から受け取ってよい。
そして、比算出部190は、理論値Hidea(x1)のN−1次の多項式で、αを近似する式を生成してよい。ここで、理論値Hideal(x1)=mとすると、N−1次の近似式は、下式で与えられる。ただし、kは、i次項の係数を示す。
Figure 2010101894
比算出部190は、式(9)のxに、測定値算出部150が算出した確定成分のスペクトルの測定値H(x)を代入することで、台形比αを算出してよい。このような方法によっても、台形比αを決定することができる。
また、台形比αを決定する他の方法として、比算出部190は、式(4)に所定の台形比αを代入して得られる理論値と、測定値算出部150が算出した測定値との誤差が、所定の許容範囲内となる台形比αを、2分法等の探索法で検出してもよい。このような方法によっても、台形比αを決定することができる。
図13は、図12に関連して説明した確定成分識別装置100の動作例を説明するフローチャートである。本例において、S200からS208までの処理は、図11に関連して説明したS200からS208までの処理と同一であってよい。S208の処理の後、比算出部190は、確定成分の分布における上辺および底辺の比である台形比αを算出する(S212)。以上のような処理により、確率密度関数に含まれる台形分布の確定成分の台形比を算出することができる。
図14は、確定成分識別装置100の他の構成例を示す図である。本例における確定成分識別装置100は、図1に関連して説明した確定成分識別装置100の構成に加え、比算出部190を更に備える。比算出部190は、図12に関連して説明した比算出部190と同一であってよい。
本例の確定成分識別装置100は、まずモデル判定部160において、確率密度関数に含まれる確定成分が台形分布か否かを判定する。モデル判定部160は、確率密度関数に含まれる確定成分のモデルが、サイン波分布、一様分布、デュアルディラック分布、台形分布等のいずれであるかを判定してよい。そして、モデル判定部160において、確率密度関数に含まれる確定成分が台形分布と判定された場合に、比算出部190において確定成分の台形比αを算出する。
なお、図8に関連して説明した例では、測定値が、台形比α=0.2の台形分布の理論値に近い場合に、確定分布のモデルが台形分布と判定している。しかし、台形分布における台形比αは、0から1の間の値を取りうる。このため、モデル判定部160は、測定値算出部150が算出した測定値が、三角分布(つまり、台形比α=0)の理論値と、一様分布(つまり、台形比α=1)の理論値との間となる場合に、確定成分のモデルを台形分布と判定してよい。
また他の例では、モデル判定部160は、測定値が、所定の台形比αを有する台形分布(例えば、α=0.5)の理論値に近い場合に、確定成分のモデルを台形分布と判定してもよい。以上のような処理により、確率密度関数に含まれる確定成分のモデルを判定することができ、更に、確定成分のモデルが台形分布のときに、その台形比αを算出することができる。このため、確定成分の分布形状を精度よく識別することができる。
なお、本例の確定成分識別装置100においても、図10に関連して説明した確定成分算出部170およびランダム成分算出部180を更に備えてよい。この場合、確定成分算出部170は、比算出部190が算出した台形比αを更に受け取ってよい。確定成分算出部170は、確定成分の種類、第1ヌル周波数fzero、および、台形比αから、図7に示した式を用いて、確定成分を算出してよい。
図15は、図14に示した確定成分識別装置100の動作例を説明するフローチャートである。本例において、S200からS210までの処理は、図11において説明したS200からS210までの処理と同一であってよい。S210の処理の後、モデル判定部160は、確定成分のモデルが、台形分布であるか否かを判断する(S211)。確定成分のモデルが台形分布のとき、モデル判定部160は、その旨を比算出部190に通知する。また、確定成分のモデルが台形分布でない場合、確定成分識別装置100は、処理を終了してよい。
比算出部190は、モデル判定部160から、当該通知を受け取った場合に、台形比αを算出する(S212)。このとき、理論値算出部140は、図12に関連して説明した各理論値を算出して、比算出部190に通知してよい。比算出部190は、測定値算出部150が算出した測定値と、理論値算出部140が算出した理論値とを比較して、台形比αを算出する。このような処理により、確率密度関数に含まれる確定成分のモデルを判定することができ、更に、確定成分のモデルが台形分布のときに、その台形比αを算出することができる。
図16は、一つの実施形態に係る試験システム300の構成例を示す図である。試験システム300は、半導体回路、通信機器等の被試験デバイスを試験するシステムであって、測定部320、確定成分識別装置100、および、良否判定部330を備える。
測定部320は、被試験デバイス310の所定の特性を複数回測定して、当該特性の測定値の確率密度関数を生成する。例えば測定部320は、被試験デバイス310が出力する信号のジッタ、電圧、電流等を測定してよい。
確定成分識別装置100は、測定部320が測定した特性値の確率密度関数に含まれる確定成分の種類を判定する。また、確定成分識別装置100は、確率密度関数に含まれる確定成分およびランダム成分の少なくとも一方を算出する。確定成分識別装置100は、図10に関連して説明した確定成分識別装置100と同一であってよい。
良否判定部330は、確定成分識別装置100が算出した確定成分またはランダム成分に基づいて、被試験デバイス310の良否を判定する。例えば良否判定部330は、確定成分識別装置100が算出した確定成分またはランダム成分が所定の仕様を満たすか否かを判定してよい。このような構成により、被試験デバイス310の良否を精度よく判定することができる。
図17は、一つの実施形態に係る電子デバイス400の構成例を示す図である。本例の電子デバイス400は、入力ピン402から与えられる信号に応じて動作して、生成した所定の信号を出力ピン404から出力する。電子デバイス400は、動作回路410、測定部320、確定成分識別装置100、および、良否判定部330を備える。
動作回路410は、与えられる信号に応じて動作する。動作回路410は、動作結果に応じて所定の信号を生成してよい。測定部320、確定成分識別装置100、および、良否判定部330は、動作回路410が正常に動作するか否かを試験するBIST回路として機能する。
測定部320は、動作回路410が生成した所定の信号における所定の特性を複数回測定して、確率密度関数を生成する。確定成分識別装置100は、測定部320が生成した確率密度関数に含まれる確定成分およびランダム成分を算出する。良否判定部330は、確定成分識別装置100が算出した確定成分およびランダム成分に基づいて、動作回路410の良否を判定する。測定部320、確定成分識別装置100、および、良否判定部330は、図16に関連して説明した測定部320、確定成分識別装置100、および、良否判定部330と同一であってよい。
また、良否判定部330は、良否判定結果を、試験ピン406を介して外部に出力してよい。以上の構成により、動作回路410の自己診断を精度よく行える電子デバイス400を提供できる。
図18は、一つの実施形態に係るコンピュータ1900のハードウェア構成の一例を示す。コンピュータ1900は、与えられるプログラムに基づいて、図1から図15において説明した確定成分識別装置100として機能する。プログラムは、コンピュータ1900を、図1から図15に関連して説明した確定成分識別装置100の各構成要素として機能させてよい。
本実施形態に係るコンピュータ1900は、CPU周辺部、入出力部、及びレガシー入出力部を備える。CPU周辺部は、ホスト・コントローラ2082により相互に接続されるCPU2000、RAM2020、グラフィック・コントローラ2075、及び表示装置2080を有する。入出力部は、入出力コントローラ2084によりホスト・コントローラ2082に接続される通信インターフェース2030、ハードディスクドライブ2040、及びCD−ROMドライブ2060を有する。レガシー入出力部は、入出力コントローラ2084に接続されるROM2010、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070を有する。
ホスト・コントローラ2082は、RAM2020と、高い転送レートでRAM2020をアクセスするCPU2000及びグラフィック・コントローラ2075とを接続する。CPU2000は、ROM2010及びRAM2020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等がRAM2020内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置2080上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ2084は、ホスト・コントローラ2082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェース2030、ハードディスクドライブ2040、CD−ROMドライブ2060を接続する。通信インターフェース2030は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスクドライブ2040は、コンピュータ1900内のCPU2000が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ2060は、CD−ROM2095からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。
また、入出力コントローラ2084には、ROM2010と、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM2010は、コンピュータ1900が起動時に実行するブート・プログラム、コンピュータ1900のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ2050は、フレキシブルディスク2090からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。入出力チップ2070は、フレキシブルディスク・ドライブ2050、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM2020を介してコンピュータ1900内のハードディスクドライブ2040にインストールされ、CPU2000において実行される。当該プログラムは、コンピュータ1900にインストールされる。当該プログラムは、CPU2000等に働きかけて、コンピュータ1900を、確定成分識別装置100として機能させる。
以上に示したプログラムは、外部の記録媒体に格納されてもよい。記録媒体としては、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095の他に、DVD、CD等の光学記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークまたはインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ1900に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
上記説明から明らかなように、本発明の(一)実施形態によれば、確率密度関数に含まれる確定成分の種類を精度よく判定できる確定成分識別装置を実現することができる。
100・・・確定成分識別装置、110・・・標準偏差算出部、120・・・スペクトル算出部、130・・・ヌル周波数検出部、140・・・理論値算出部、150・・・測定値算出部、160・・・モデル判定部、170・・・確定成分算出部、180・・・ランダム成分算出部、190・・・比算出部、300・・・試験システム、310・・・被試験デバイス、320・・・測定部、330・・・良否判定部、400・・・電子デバイス、402・・・入力ピン、404・・・出力ピン、406・・・試験ピン、410・・・動作回路、1900・・・コンピュータ、2000・・・CPU、2010・・・ROM、2020・・・RAM、2030・・・通信インターフェース、2040・・・ハードディスクドライブ、2050・・・フレキシブルディスク・ドライブ、2060・・・CD−ROMドライブ、2070・・・入出力チップ、2075・・・グラフィック・コントローラ、2080・・・表示装置、2082・・・ホスト・コントローラ、2084・・・入出力コントローラ、2090・・・フレキシブルディスク、2095・・・CD−ROM

Claims (15)

  1. 与えられる確率密度関数に含まれる確定成分の分布形状を識別する確定成分識別装置であって、
    前記確率密度関数の標準偏差を算出する標準偏差算出部と、
    前記確率密度関数のスペクトルを算出するスペクトル算出部と、
    前記スペクトルのヌル周波数を検出するヌル周波数検出部と、
    前記確率密度関数の標準偏差、および、前記スペクトルのヌル周波数に基づいて、前記確定成分の分布における上辺および底辺の比を算出する比算出部と
    を備える確定成分識別装置。
  2. 前記標準偏差算出部が算出した前記標準偏差、および、前記スペクトル算出部が算出した前記スペクトルに基づいて、前記確率密度関数に含まれる確定成分に対して、スペクトルの測定値を算出する測定値算出部を更に備え、
    前記比算出部は、前記確定成分の分布における前記上辺および底辺の比、および、前記ヌル周波数検出部が検出した前記ヌル周波数により定まる前記確定成分のスペクトルの理論値が、前記スペクトルの測定値で近似されるように、前記上辺および底辺の比を算出する
    を有する請求項1に記載の確定成分識別装置。
  3. 前記測定値算出部は、前記確定成分のスペクトルの測定値として、予め定められた周波数における前記確定成分のスペクトルの値を算出し、
    前記比算出部は、前記予め定められた周波数における、前記確定成分のスペクトルの理論値が、前記確定成分のスペクトルの測定値で近似されるように、前記上辺および底辺の比を算出する
    請求項2に記載の確定成分識別装置。
  4. 予め定められた複数種類の前記上辺および底辺の比に対して、前記確定成分のスペクトルの理論値をそれぞれ算出する理論値算出部を更に備え、
    前記比算出部は、前記確定成分のスペクトルのそれぞれの前記理論値と、前記測定値とを比較することで、前記上辺および底辺の比を算出する
    請求項3に記載の確定成分識別装置。
  5. 予め定められた複数種類の前記上辺および底辺の比に対して、予め定められた周波数における前記確定成分のスペクトルの理論値をそれぞれ算出する理論値算出部を更に備え、
    前記比算出部は、それぞれの前記上辺および底辺の比および前記理論値に基づいて、前記予め定められた周波数における前記確定成分のスペクトルの測定値を変数として前記上辺および底辺の比を求める式を生成し、当該式に前記測定値算出部が算出した前記確定成分のスペクトルの測定値を代入することで、前記上辺および底辺の比を算出する
    請求項3に記載の確定成分識別装置。
  6. 前記ヌル周波数検出部は、前記スペクトルの第1ヌル周波数を検出する
    請求項1に記載の確定成分識別装置。
  7. 前記確率密度関数に含まれる前記確定成分が台形分布か否かを判定するモデル判定部を更に備え、
    前記比算出部は、前記モデル判定部において、前記確率密度関数に含まれる前記確定成分が前記台形分布と判定された場合に、前記上辺および底辺の比を算出する
    請求項2に記載の確定成分識別装置。
  8. 前記モデル判定部は、前記標準偏差算出部が算出した前記標準偏差、前記スペクトル算出部が算出した前記スペクトル、および、前記ヌル周波数検出部が検出する前記ヌル周波数に基づいて、前記確率密度関数に含まれる前記確定成分が台形分布か否かを判定する
    請求項7に記載の確定成分識別装置。
  9. 前記ヌル周波数検出部が検出した前記ヌル周波数に基づいて、前記台形分布を含む予め定められた複数種類の分布の前記確定成分のそれぞれに対して、スペクトルの理論値を算出する理論値算出部を更に備え、
    前記モデル判定部は、前記理論値算出部が前記確定成分の種類毎に算出した前記理論値のうち、前記測定値算出部が算出した前記測定値に最も近い前記理論値に対応する前記確定成分の種類を、前記確率密度関数に含まれる確定成分の種類と判定する
    請求項8に記載の確定成分識別装置。
  10. 前記理論値算出部は、三角分布および一様分布を含む複数種類の分布の前記確定成分のそれぞれに対して、スペクトルの理論値を算出し、
    前記モデル判定部は、前記測定値算出部が算出した前記測定値が、前記三角分布の前記確定成分の理論値と、前記一様分布の前記確定成分の理論値との間となる場合に、前記確率密度関数に前記台形分布の前記確定成分が含まれると判定する
    請求項9に記載の確定成分識別装置。
  11. 与えられる確率密度関数に含まれる確定成分の分布形状を識別する確定成分識別方法であって、
    前記確率密度関数の標準偏差を算出し、
    前記確率密度関数のスペクトルを算出し、
    前記スペクトルのヌル周波数を検出し、
    前記確率密度関数の標準偏差、および、前記スペクトルのヌル周波数に基づいて、前記確定成分の分布における上辺および底辺の比を算出する確定成分識別方法。
  12. コンピュータを、与えられる確率密度関数に含まれる確定成分の分布形状を識別する確定成分識別装置として機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記確率密度関数の標準偏差を算出する標準偏差算出部と、
    前記確率密度関数のスペクトルを算出するスペクトル算出部と、
    前記スペクトルのヌル周波数を検出するヌル周波数検出部と、
    前記確率密度関数の標準偏差、および、前記スペクトルのヌル周波数に基づいて、前記確定成分の分布における上辺および底辺の比を算出する比算出部と
    して機能させるプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
  14. 被試験デバイスを試験する試験システムであって、
    前記被試験デバイスの所定の特性を複数回測定する測定部と、
    前記測定部が測定した特性値の確率密度関数に含まれる確定成分の分布形状を識別し、前記確定成分を算出する確定成分識別装置と、
    前記確定成分識別装置が算出した前記確定成分に基づいて、前記被試験デバイスの良否を判定する良否判定部と
    を備え、
    前記確定成分識別装置は、
    前記確率密度関数の標準偏差を算出する標準偏差算出部と、
    前記確率密度関数のスペクトルを算出するスペクトル算出部と、
    前記スペクトルのヌル周波数を検出するヌル周波数検出部と、
    前記確率密度関数の標準偏差、および、前記スペクトルのヌル周波数に基づいて、前記確定成分の分布における上辺および底辺の比を算出する比算出部と
    を有する試験システム。
  15. 所定の信号を生成する電子デバイスであって、
    前記所定の信号を生成して出力する動作回路と、
    前記所定の信号における所定の特性を複数回測定する測定部と、
    前記測定部が測定した特性値の確率密度関数に含まれる確定成分の分布形状を識別し、前記確定成分を算出する確定成分識別装置と、
    を備え、
    前記確定成分識別装置は、
    前記確率密度関数の標準偏差を算出する標準偏差算出部と、
    前記確率密度関数のスペクトルを算出するスペクトル算出部と、
    前記スペクトルのヌル周波数を検出するヌル周波数検出部と、
    前記確率密度関数の標準偏差、および、前記スペクトルのヌル周波数に基づいて、前記確定成分の分布における上辺および底辺の比を算出する比算出部と
    を有する電子デバイス。
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