JP2010097079A - フラットパネルディスプレイ装置 - Google Patents

フラットパネルディスプレイ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010097079A
JP2010097079A JP2008269035A JP2008269035A JP2010097079A JP 2010097079 A JP2010097079 A JP 2010097079A JP 2008269035 A JP2008269035 A JP 2008269035A JP 2008269035 A JP2008269035 A JP 2008269035A JP 2010097079 A JP2010097079 A JP 2010097079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chassis
outer peripheral
panel
display device
display panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008269035A
Other languages
English (en)
Inventor
Kisei Ogura
基誠 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008269035A priority Critical patent/JP2010097079A/ja
Publication of JP2010097079A publication Critical patent/JP2010097079A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】転倒に強いフラットパネルディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】ディスプレイ装置100は、ディスプレイパネル10と、ディスプレイパネル10を収容している筐体12と、ディスプレイパネル10を支持しているシャーシ14と、シャーシ14と筐体12とを固定している取り付け金具16とを備えている。シャーシ14は、ディスプレイパネル10を後方側から支持している方形のパネル支持部141と、パネル支持部141の周縁から斜め前に向って延びている外周部147とを含む。外周部147と取り付け金具16との相対的な位置関係の変化を許容することに基づき、パネル支持部141の変形を抑制する構造30が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、フラットパネルディスプレイ装置に関し、特に、転倒時におけるディスプレイパネルの破損を防止するのに有効な構造に関する。
近年、プラズマディスプレイ装置等のフラットパネルディスプレイ装置が急速に普及しつつある(特許文献1)。
図8は、フラットパネルディスプレイ装置の一種であるプラズマディスプレイ装置の外観を示している。図9は、図8のY−Y断面を示している。ディスプレイ装置200は、映像を表示するディスプレイパネル216、ディスプレイパネル216を収容している筐体201および筐体201の開口を閉じている前面保護ガラス210を備えている。筐体201は、背面筐体201aと側面筐体201bとを含む。ディスプレイパネル216は、粘着シート205、シャーシ204および取り付け金具211を介して側面筐体201bに固定されている。前面保護ガラス210とディスプレイパネル216との間には、防塵スポンジ209が設けられている。
特開2004−206076号公報
フラットパネルディスプレイ装置は、ブラウン管ディスプレイ装置に比べて設置面積が小さいうえ重心も高いため、転倒しやすいという欠点がある。特に、前方に転倒した場合のダメージが大きくなりがちであり、ディスプレイパネルが破損することもある。
図8および図9を参照して説明したプラズマディスプレイ装置200を例に挙げると、ディスプレイパネル216を支持しているシャーシ204が、取り付け金具211によって筐体201に強固に固定されている。そのため、転倒時の衝撃でシャーシ204が変形し、その変形によってディスプレイパネル216に大きい力が加わり、破損に至る。電源や制御回路等の重量物がシャーシ204の後方に配置されていることも、ディスプレイパネル216が破損する原因の一つである。
そこで本発明は、前方に転倒してもディスプレイパネルが破損しにくいフラットパネルディスプレイ装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、
ディスプレイパネルと、
前記ディスプレイパネルを収容している筐体と、
前記ディスプレイパネルを後方側から支持している方形のパネル支持部と、前記パネル支持部の周縁から斜め前に向って延びている外周部とを含み、前記ディスプレイパネルを前記筐体内の所定位置に保持する役割を担う金属製のシャーシと、
前記シャーシと前記筐体とを固定するように前記シャーシの前記外周部と前記筐体とに介在している取り付け部と、
前記外周部と前記取り付け部との相対的な位置関係の変化を許容することに基づき、前記パネル支持部の変形を抑制する構造と、
を備えた、フラットパネルディスプレイ装置を提供する。
上記本発明のディスプレイ装置には、シャーシのパネル支持部の変形を抑制する構造が設けられている。この構造によって、シャーシの外周部と取り付け部との相対的な位置関係の変化が許容されている。そのため、転倒時の衝撃が加わったとき、シャーシの外周部が外側に拡がるような形で変形できる。変形しても支障がない外周部に応力を集中させることにより、パネル支持部の変形が抑制される。パネル支持部の変形を抑制することにより、ディスプレイパネルの破損を防止できる。
以下、添付の図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態にかかるフラットパネルディスプレイ装置の部分横断面図であり、背景技術の説明で参照した図9と同様の断面図である。図2は、図1の部分拡大図である。
ディスプレイ装置100は、映像を表示するディスプレイパネル10と、ディスプレイパネル10を収容している筐体12と、ディスプレイパネル10を筐体12内の所定位置に保持する役割を担うシャーシ14と、シャーシ14を筐体12に固定するための取り付け金具16と、ディスプレイパネル10の前方側に配置された前面保護ガラス18とを備えている。ユーザは、前面保護ガラス18を通じてディスプレイパネル10に表示された映像を視認できる。
本明細書において「前方側」「後方側」「幅方向」「高さ方向」とは、ディスプレイ装置の一般的な方向の定義に従うものとする。つまり、画面のある側が「前方側」、これと反対側が「後方側」である。ディスプレイ装置の使用状態における水平方向が「幅方向」、幅方向および前後方向に垂直な方向が「高さ方向」である。
筐体12は、背面筐体12aと側面筐体12bとを含む。側面筐体12bは、枠の形を有するとともに、前方側に回り込んで開口121を形成している。開口121は、内側から前面保護ガラス18で閉じられている。
シャーシ14は、パネル支持部141および外周部147を含む。パネル支持部141は、ディスプレイパネル10を後方側から支持している部分である。外周部147は、パネル支持部141の周縁から斜め前に向って延びている部分である。つまり、シャーシ14は、前方側が凹状になるように形成されている。シャーシ14の後方には、電源や制御回路等の重量物が配置されている(図示省略)。
ディスプレイ装置100には、さらに、パネル支持部141の変形を抑制する構造30(図1中の破線で囲まれた部分)が設けられている。この構造30は、シャーシ14の一部および取り付け金具16の一部を利用して形成されている。構造30は、ディスプレイパネル10の破損防止に寄与する。以下、この構造30を「変形抑制構造30」という。
ディスプレイパネル10の破損の主な原因は、ディスプレイ装置100が前方に転倒してシャーシ14のパネル支持部141が変形し、それによりディスプレイパネル10に過大な力が加わることにある。変形抑制構造30によると、外周部147と取り付け金具16との相対的な位置関係の変化が許容され、これに基づいて、パネル支持部141の変形が抑制される。パネル支持部141の変形を抑制することにより、ディスプレイパネル10の破損を防止できる。
本実施形態において、シャーシ14の外周部147と取り付け金具16との相対的な位置関係の変化とは、取り付け金具16に対して外周部147がスライドすることである。外周部147がスライドすることで、パネル支持部141の変形を効果的に抑制できる。スライドに伴って外周部147の変形が起こりうる。
具体的に、シャーシ14の外周部147は、パネル支持部141から斜め前に延びている傾斜部分143と、傾斜部分143に続く部分であってディスプレイパネル10の主面7pと平行な平面145qを有する平行部分145とを含む。変形抑制構造30において、パネル支持部141に対する傾斜が緩やかになる方向への傾斜部分143の変形と、ディスプレイパネル10の主面7pに平行な方向への平行部分145のスライドとが許容されている。
外周部147がディスプレイパネル10に直接接していないことから、外周部147の変形は、外周部147のどの部分で生じても構わない。本実施形態によれば、傾斜部分143が優先的に変形するものと考えられるが、傾斜部分143と平行部分145との境界で変形が起こってもよいし、傾斜部分143とパネル支持部141との境界で変形が起こってもよい。これらの変形は、全て、傾斜部分143の変形に含まれる。
図3に示すように、シャーシ14のパネル支持部141は方形状である。破線で囲まれた領域10eにディスプレイパネル10が配置される。外周部147の長手方向に沿って、複数のネジ孔147h(第1孔)が形成されている。具体的に、ネジ孔147h(第1孔)は外周部147の平行部分145に形成されている。隣り合うネジ孔147hとネジ孔147hとの間隔は一定でもよいし、場所によって異なっていてもよい。シャーシ14の四隅には、切り欠き14cが形成されている。これらの切り欠き14cに基づき、パネル支持部141の4辺のそれぞれに対応して、フラップの形をした外周部147が形成されている。このようなシャーシ14によると、パネル支持部141の4辺のそれぞれに対応して変形抑制構造30が形成される。さらに、四隅に切り欠き14cがあることにより、各外周部147が独立して変形できるため、パネル支持部141の変形を防ぐ効果がいっそう高まる。切り欠き14cがあることにより、外周部147を容易に形成できる。なお、パネル支持部141の左右にのみ外周部147が形成されていたり、上下にのみ外周部147が形成されていたりしてもよい。パネル支持部141の少なくとも1辺に対応して外周部147が形成されていることもありうる。
図1および図2に示すように、本実施形態では、筐体12から分離可能な取り付け金具16によって、シャーシ14を筐体12に固定するための取り付け部が構成されている。このような構成によると、ディスプレイ装置100の組み立てが容易であるとともに、取り付け金具16のみを交換することも可能になる。ただし、シャーシ14を筐体12に固定するための取り付け部が、筐体12の一部によって構成されていてもよい。
取り付け金具16は、筐体12(側面筐体12b)に沿って高さ方向と幅方向とに延びているとともにL字状の横断面を有する基体部163と、ディスプレイパネル10の主面7pと平行な平面161pを有するリブ161を含む。基体部163は、L字状の横断面を示す部分である。リブ161は、基体部163から筐体12の内部に向って突出するように形成されている。リブ161には、シャーシ14をネジ止めするためのネジ孔161h(第2孔)が形成されている。このような取り付け金具16がシャーシ14の4辺に対応して設けられている。ディスプレイ装置100の前方側において、基体部163が筐体12(側面筐体12b)にネジ22で止められている。
なお、筐体12と取り付け金具16とのネジ止めの位置は適宜変更してもよい。例えば、ディスプレイ装置100の側面部において、取り付け金具16の基体部163が筐体12にネジ止めされていてもよい。また、シャーシ14と取り付け金具16とのネジ止めの位置と、取り付け金具16と筐体12とのネジ止めの位置とが千鳥配置になっていると、ネジ止め作業が容易である。
シャーシ14、取り付け金具16および筐体12の材料は特に限定されない。シャーシ14、取り付け金具16および筐体12の材料として、ステンレス、アルミニウム合金およびマグネシウム合金のような金属材料を用いることができる。放熱効果の高いアルミニウム合金は、シャーシ14に適している。取り付け金具16は、典型的にはステンレスで作られている。筐体12には、軽量でありながら強度も高いマグネシウム合金が適している。筐体12の一部または全部がFRP(fiber-reinforced plastic)のようなプラスチック材料で作られていてもよい。典型的には、背面筐体12aが金属材料、側面筐体12bがプラスチック材料で作られている。
ディスプレイパネル10は、前面ガラス基板6と、背面ガラス基板7と、前面ガラス基板6と背面ガラス基板7との間に形成された放電空間PSとを含むプラズマディスプレイパネルでありうる。すなわち、本実施形態のディスプレイ装置100は、プラズマディスプレイ装置である。プラズマディスプレイ装置には、ディスプレイパネルをシャーシで支持する構造が広く採用されているので、大きな設計変更を伴うことなく本発明を採用できる点で有効である。
背面ガラス基板7には、放電電極、誘電体および蛍光物質等の要素が設けられている。前面ガラス基板6には、対向電極等の要素が設けられている。前面ガラス基板6と背面ガラス7基板とは、互いに平行になるように組み合わされている。放電空間PSには、ネオンガス等の不活性ガスが封入されている。放電空間PSを囲むように、基板6および7の間に封止材8が充填されている。
なお、ディスプレイ装置の種類は特に限定されず、液晶ディスプレイ装置や電界放出ディスプレイ装置等の他のディスプレイ装置に本発明を適用してもよい。
ディスプレイパネル10と前面保護ガラス18との間には、緩衝材20が設けられている。緩衝材20は、衝撃吸収可能な材料、例えばゴムや発泡樹脂でできている。緩衝材20により、ディスプレイパネル10と前面保護ガラス18とが直接接触して割れるのを防止できる。緩衝材20は、ディスプレイパネル10の周囲360°に設けられており、ディスプレイパネル10と前面保護ガラス18との間の空間への埃の侵入を阻止している。また、ディスプレイパネル10とシャーシ14との間には、両者を貼り合わせるための粘着シート(図示省略)が配置されている。
次に、変形抑制構造30について詳しく説明する。
図1および図2に示すように、変形抑制構造30は、シャーシ14の外周部147と、その外周部147に形成された複数のネジ孔147hと、取り付け金具16と、取り付け金具16に形成された複数のネジ孔161hと、これらのネジ孔147h,161hに挿入されてシャーシ14と取り付け金具16とを締結しているネジ22とによって構成されている。ネジ22に代えて、ボルト等の他の締結部材を用いてもよい。
図2に示すように、取り付け金具16のネジ孔161hは、ネジ22の軸部22jの外径φに等しい孔径φを有する円孔である。一方、シャーシ14のネジ孔147hは、そのネジ孔147hから最も近い位置におけるパネル支持部141の辺およびネジ22の軸に垂直な方向に関して、ネジ22の軸部22jの外径φよりも長い寸法D1を有する長孔である。つまり、シャーシ14のネジ孔147hは、ディスプレイ装置100の幅方向(または高さ方向)に細長い形を有している。ネジ22は、ネジ孔147h(長孔)における最も外側の位置でシャーシ14の外周部147と取り付け金具16とを締結している。ネジ孔147h内をネジ22が動くことによって、取り付け金具16に対してシャーシ14の外周部147がスライドする。
取り付け金具16のネジ孔161hの孔径φは、ネジ22の径φに等しいので、ネジ22と取り付け金具16との位置関係は変化しない。一方、シャーシ14のネジ孔147hは長孔であるから、図4に示すように、ネジ22がネジ孔147hの中を移動することで、シャーシ14の外周部147が外側に拡がるように変形できる。結果として、シャーシ14のパネル支持部141が前に向って凸に変形するのを防止できる。この効果は、ディスプレイ装置100の前方への転倒に対して発揮される。
図3に示すように、本実施形態では、シャーシ14の4つの外周部147の全てに関して、ネジ孔147hにおける最も外側にネジ22が位置している。そのため、通常時はシャーシ14が取り付け金具16にしっかりネジ止めされ、比較的強い衝撃がシャーシ14に加わらない限り、シャーシ14の外周部147は変形しない。したがって、例えば搬送時の微振動によって、ディスプレイパネル10の中心が筐体12の中心から外れるのを防止できる。ネジ止めによる拘束力を超える程大きい衝撃が加わったときだけ、変形抑制構造30が有効に働く。
図4に示す動きを実現するために、本実施形態によると、取り付け金具16のリブ161が前方側、シャーシ14の外周部147における平行部分145が後方側に位置し、かつ平行部分145における平面145qとリブ161における平面161pとを重ね合わせる形で、リブ161と平行部分145とがネジ22で締結されている。この結果として、変形抑制構造30において、ディスプレイパネル10の主面7pに平行な方向(幅方向または高さ方向)に平行部分145がスライドできるようになっている。シャーシ14の外周部147の変形が弾性変形であるならば、緩衝材20の伸縮の助けを借りて、シャーシ14の外周部147は元の位置にスムーズに復帰できる。
取り付け金具16に対するシャーシ14の外周部147のスライドは、ディスプレイパネル10の主面7pに平行な方向に限定されない。主面7pに平行な方向から傾いた方向に、シャーシ14の外周部147がスライドする変形抑制構造としてもよい。ただし、本実施形態の変形抑制構造30によれば、設計・製造が容易であるとともに、外周部147の変形を犠牲にしてパネル支持部141の変形を防ぐ効果も高い。
また、本実施形態では、外周部147の厚みが、パネル支持部141の厚みよりも減じられているため、外周部147は本質的にパネル支持部141よりも変形しやすい。このことと、変形抑制構造30に基づく効果とが重畳的に得られるので、パネル支持部141の変形をさらに確実に防げる。
なお、図1および図2に示す変形抑制構造30は、パネル支持部141の幅方向における一方の側にのみ設けられていてもよい。具体的に、図5に示す左右非対称のシャーシ140によると、パネル支持部141の左側に位置する外周部147は、図1等を参照して説明した変形抑制構造30を形成している。他方、パネル支持部141の右側に位置する外周部147’には、ネジ22の軸部22jの外径φと等しい孔径のネジ孔147iが形成されている。外周部147’と取り付け金具16とが実質的に相対移動できないように締結されるので、変形抑制構造30は形成されない。このようなシャーシ140によると、パネル支持部141の変形を抑制する効果を得つつ、取り付け金具16にシャーシ140をしっかりと固定できる。また、パネル支持部141において最も変形が大きくなる幅方向の変形を抑制可能であり、ひいてはパネルの割れを防止できる。
また、シャーシのネジ孔の形は適宜変更してもよい。例えば、図5に示すシャーシ140の上下の外周部147には、パネル支持部141に近い部分の幅が最も広く、パネル支持部141から遠ざかるにつれて幅が徐々に狭くなっているネジ孔147jが形成されている。このようなネジ孔147jによっても、図4を参照して説明したのと同じ効果が得られる。
また、図1および図2に示すように、本実施形態では、シャーシ14の最外周面と取り付け金具16との間に隙間SHが確保されている。この隙間SHがあることにより、シャーシ14の外周部147が幅方向にスライドしても、シャーシ14と取り付け金具16とが干渉せず、外周部147の変形を犠牲にして、パネル支持部141の変形を防止する効果が確実に得られる。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態にかかるフラットパネルディスプレイ装置の部分横断面図である。図7は、図6の部分拡大図である。
本実施形態のディスプレイ装置102によると、第1実施形態におけるネジ22に代えて、ボルト26およびロックナット28が締結部材として用いられている。シャーシ34に形成されたボルト孔147iは、ボルト26の軸部26jの外径φに等しい孔径φを有する円孔である。他方、取り付け金具36に形成されたボルト孔161iは、そのボルト孔161iから最も近い位置におけるパネル支持部141の辺およびボルト26の軸に垂直な方向に関して、ボルト26の軸部26jの外径φよりも長い寸法D2を有する長孔である。このようなシャーシ34および取り付け金具36によって、変形抑制構造32が形成されている。
本実施形態によると、取り付け金具36に形成されたボルト孔161iの中をボルト26が動ける点で、第1実施形態とは逆になっている。ただし、変形抑制構造32によって得られる作用および効果は、第1実施形態と本実施形態とで同一である。すなわち、ボルト26がボルト孔161iの中を移動することで、シャーシ34の外周部147が外側に拡がるように変形できる。その結果、シャーシ34のパネル支持部141の変形を防止できる。
本発明の第1実施形態にかかるフラットパネルディスプレイ装置の部分横断面図 図1の部分拡大図 シャーシの平面図 変形抑制構造の作用説明図 シャーシの変形例の平面図 本発明の第2実施形態にかかるフラットパネルディスプレイ装置の部分横断面図 図6の部分拡大図 フラットパネルディスプレイ装置の外観図 図8のY−Y断面図
符号の説明
6 前面ガラス基板
7 背面ガラス基板
7p 主面
10 ディスプレイパネル
12 筐体
14,140,34 シャーシ
14c 切り欠き
16,36 取り付け金具
22 ネジ
22j,26j 軸部
26 ボルト
28 ロックナット
30,32 変形抑制構造
141 パネル支持部
143 外周部の傾斜部分
145 外周部の平行部分
147 外周部
147h,147j,161h ネジ孔
147i,161i ボルト孔
161 リブ
100,102 ディスプレイ装置
PS 放電空間

Claims (9)

  1. ディスプレイパネルと、
    前記ディスプレイパネルを収容している筐体と、
    前記ディスプレイパネルを後方側から支持している方形のパネル支持部と、前記パネル支持部の周縁から斜め前に向って延びている外周部とを含み、前記ディスプレイパネルを前記筐体内の所定位置に保持する役割を担う金属製のシャーシと、
    前記シャーシと前記筐体とを固定するように前記シャーシの前記外周部と前記筐体とに介在している取り付け部と、
    前記外周部と前記取り付け部との相対的な位置関係の変化を許容することに基づき、前記パネル支持部の変形を抑制する構造と、
    を備えた、フラットパネルディスプレイ装置。
  2. 前記相対的な位置関係の変化が、前記取り付け部に対して前記外周部がスライドすることである、請求項1に記載のフラットパネルディスプレイ装置。
  3. 前記シャーシの前記外周部が、前記パネル支持部から斜め前にまっすぐ延びている傾斜部分と、前記傾斜部分に続く部分であって前記ディスプレイパネルの前記主面と平行な平面を有する平行部分とを含み、
    前記構造において、前記パネル支持部に対する傾斜が緩やかになる方向への前記傾斜部分の変形と、前記ディスプレイパネルの前記主面に平行な方向への前記平行部分のスライドとが許容されている、請求項2に記載のフラットパネルディスプレイ装置。
  4. 前記取り付け部が、前記筐体から分離可能な取り付け金具によって構成され、
    前記構造が、前記シャーシの前記外周部と、前記外周部に形成された第1孔と、前記取り付け金具と、前記取り付け金具に形成された第2孔と、前記第1および第2孔に挿入されて前記シャーシの前記外周部と前記取り付け金具とを締結しているネジ等の締結部材とによって構成され、
    前記第1および第2孔の一方が、前記締結部材の軸部の外径に等しい孔径を有する円孔であり、
    前記第1および第2孔の他方が、その孔から最も近い位置における前記パネル支持部の辺および前記締結部材の軸に垂直な方向に関して前記締結部材の前記軸部の外径よりも長い寸法を有する長孔であり、
    前記締結部材は、前記長孔における最も外側の位置で前記シャーシの前記外周部と前記取り付け金具とを締結しており、
    前記長孔内を前記締結部材が動くことによって、前記取り付け部に対して前記外周部がスライドする、請求項2または3に記載のフラットパネルディスプレイ装置。
  5. 前記取り付け部が、前記ディスプレイパネルの前記主面と平行な平面を有するリブを含み、
    前記リブが前方側、前記平行部分が後方側に位置し、かつ前記平面同士を重ね合わせる形で前記リブと前記平行部分とが前記締結部材で締結されている、請求項4に記載のフラットパネルディスプレイ装置。
  6. 前記シャーシの四隅に切り欠きが形成されることに基づき、前記パネル支持部の4辺のそれぞれに対応して前記外周部が形成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のフラットパネルディスプレイ装置。
  7. 前記パネル支持部の4辺のそれぞれに対応して前記変形抑制構造が形成されている、請求項6に記載のフラットパネルディスプレイ装置。
  8. 前記パネル支持部の幅方向における一方の側にのみ前記構造が設けられ、他方の側では前記外周部と前記取り付け部とが実質的に相対移動できないように締結されている、請求項6に記載のフラットパネルディスプレイ装置。
  9. 前記ディスプレイパネルが、前面ガラス基板と、背面ガラス基板と、前記前面ガラス基板と前記背面ガラス基板との間に形成された放電空間とを含むプラズマディスプレイパネルである、請求項1〜8のいずれか1項に記載のフラットパネルディスプレイ装置。
JP2008269035A 2008-10-17 2008-10-17 フラットパネルディスプレイ装置 Pending JP2010097079A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008269035A JP2010097079A (ja) 2008-10-17 2008-10-17 フラットパネルディスプレイ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008269035A JP2010097079A (ja) 2008-10-17 2008-10-17 フラットパネルディスプレイ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010097079A true JP2010097079A (ja) 2010-04-30

Family

ID=42258788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008269035A Pending JP2010097079A (ja) 2008-10-17 2008-10-17 フラットパネルディスプレイ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010097079A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015087518A1 (ja) * 2013-12-10 2015-06-18 株式会社Joled 表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015087518A1 (ja) * 2013-12-10 2015-06-18 株式会社Joled 表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4185092B2 (ja) プラズマディスプレイ装置
US20060262241A1 (en) Plasma display device
US8405960B2 (en) Display apparatus
JP2010060908A (ja) 映像表示装置
KR100768231B1 (ko) 디스플레이 모듈의 보스 장착구조체
JP2007155808A (ja) 放熱構造を備えた表示装置及び放熱構造を備えたプラズマディスプレイ装置
JP4177368B2 (ja) プラズマディスプレイパネル支持用のテンション部材及びそれを備えたプラズマディスプレイ装置
JP2009128898A (ja) プラズマディスプレイ装置
JP2010097079A (ja) フラットパネルディスプレイ装置
JP4679655B2 (ja) 表示装置
JP2010097080A (ja) フラットパネルディスプレイ装置
JP2009109886A (ja) 表示装置
KR100669369B1 (ko) 플라즈마 표시장치
JP2010060909A (ja) 映像表示装置およびその運搬方法
JP5203818B2 (ja) 電子機器
US20070230097A1 (en) Cover plate and plasma display apparatus including the same
KR100709213B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
KR100625978B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
KR100784700B1 (ko) 디스플레이 장치의 스탠드 구조
JP2009134137A (ja) 薄型画像表示装置
KR100749495B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
KR100637145B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
KR100669744B1 (ko) 평판 디스플레이 패널의 고정 구조 및 이를 구비한 평판디스플레이 장치
KR20080038891A (ko) 패널형 디스플레이장치
KR20040004844A (ko) 벽걸이형 플라즈마 디스플레이 장치