JP2010096223A - 止め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 グロメットとピンの係合時に、不測の外力が加わっても、グロメットとピンの係合が解除されることがなく、且つ、グロメットとピンの係合を解除する時には、ピンの引き抜きを容易となす止め具の提供。
【解決手段】 分割フランジ部4と脚部5を有するグロメット1と、頭部6と軸部7を有するピン2とから成り、分割フランジ部は、脚部の先端に向けて下り傾斜すると共に、両側縁が薄肉ブリッジ片8で連結され、脚部は、内面に内向突起9を形成し、軸部は、外面に大径域13を形成すると共に、該大径域の軸部先端側にテーパー面14を形成して、グロメットとピンの係合時には、内向突起が大径域に当接して、グロメットの脚部を拡開し、グロメットとピンの係合を解除する時には、内向突起がテーパー面に当接して、ピンを押し上げる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、例えば、自動車の内外装部品を車体パネルに工具などを用いることなく簡単に固定できると共に、内外装部品を車体パネルから軽い操作力で簡単に取り外すことのできる合成樹脂製の止め具に関するものである。
従来のこの種止め具は、具体的には図示しないが、自由状態において全体がV字状を呈するグロメットと、該グロメットの内側に進退自在に挿入されるピンと、該ピンとグロメットとを一体に連結する一対のヒンジ片とから成り、第一のグロメットは、一対の分割フランジ部と、該各分割フランジ部の下面からV字状に垂下する脚部とを有して、該脚部の対向する内面に内向突起を形成する構成となっている。
又、第二のピンは、頭部と該頭部の下面から垂下する軸部とを有し、軸部の先端に上記グロメットの内向突起を係合する凹溝を形成する構成となっており、第三のヒンジ片は、上端がピンの軸部の先端部に連結され下端がグロメットのV字状先端部に連結されて、外方にC字状に湾曲する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
そして、実際に、内外装部品を車体パネルに固定する場合には、まず、グロメットの各分割フランジ部を指で摘んで縮径方向に収縮させた状態を得て、その脚部のV字状先端側から内外装部品に予め穿設されている取付孔内に圧入した後、車体パネルに予め穿設されている取付孔に挿入すると、止め具自体が車体パネルの取付孔に仮止めされる。そこで、今度は、一対のヒンジ片の撓みを得て、ピンの軸部をグロメットの内側に挿入すると、軸部がグロメットの脚部間に進入して、グロメットの内向突起が軸部の凹溝に係合するので、これにより、グロメットの脚部が外方に拡開して、分割フランジ部と共働しながら、内外装部品と車体パネルを内外側から挾持する。この結果、内外装部品と車体パネルとは、重合状態をもって固定されることとなる。
特開2001−330015号公報
従って、従来の止め具にあって、内外装部品を車体パネルに固定した状態の下では、既述した如く、一対のヒンジ片が撓んでそのC字湾曲形状を潰すように変形する関係で、その反力で、常に、ピンを上方へ押し上げることとなるので、ピンとグロメットの係合状態を解除する時には、脚部の拡開を解くために、ピンを上方へ引き抜くことが容易となるが、反面、固定状態においては、常時、ピンに上方へ押し上げる力が加わっていることとなるので、例えば、この状態で、不測の外力が加わると、簡単に、ピンとグロメットの係合状態が解除されて、止め具自体が内外装部品や車体パネルから容易に脱落してしまう恐れがあった。
本発明は、斯かる従来の止め具が抱える課題を有効に解決するために開発されたもので、請求項1記載の発明は、一対の分割フランジ部と該各分割フランジ部の下面からV字状に垂下する脚部とを有するグロメットと、頭部と該頭部の下面から垂下して上記V字状脚部の内側に進退自在に挿入される軸部とを有するピンとから成り、グロメットの各分割フランジ部は、脚部の基端から外径方向に延長して脚部の先端に向けて下り傾斜すると共に、その対向する両側縁が一対の薄肉ブリッジ片で連結され、グロメットの脚部は、その内面に内向突起を形成し、ピンの軸部は、その外面に上記内向突起を当接する大径域を形成すると共に、該大径域の軸部先端側にグロメットの脚部内面と対向して軸部先端に向って縮径するテーパー面を形成して、グロメットとピンの係合時には、上記内向突起が軸部の大径域に当接して、グロメットの脚部を拡開し、グロメットとピンの係合を解除する時には、内向突起が上記軸部のテーパー面に当接して、ピンを押し上げることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1を前提として、一対の分割フランジ部を連結する薄肉ブリッジ片は、ピンの頭部側に突出していることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2を前提として、薄肉ブリッジ片は、その中央部がピンの頭部側に突出していることを特徴とする。
依って、請求項1記載の発明にあっては、内外装部品を車体パネルに固定した時には、下り傾斜する一対の分割フランジ部が水平状態に変形するのに伴い、V字状を呈する脚部全体もピンの軸方向に沿うように変形して外方へ拡開する。この状態では、V字状脚部の復元力が生じているが、反面、グロメットの脚部の内向突起がピンの軸部の大径域に当接しているので、ピンを上方へ押し上げる力が一切働かなくなる結果、例え、不測の外力が加わったとしても、グロメットとピンの係合が解除されることがなくなって、止め具自体が内外装部品や車体パネルから脱落する心配が全くない。更に、この状態では、一対の分割フランジ部は薄肉ブリッジ片により連結されて、互いに引っ張り合いながら、水平状態に変形していることとなるので、脚部の基端を固定端とすることができる。これにより、脚部全体の復元力による該基端まわりのモーメントがピンの大径域とグロメットの内向突起との当接部に作用することとなる。
又、内外装部品の車体パネルに対する固定状態を解除するために、ピンをグロメットから引き抜く時に、ピンの引き抜きの過程で、グロメットの内向突起がピンの軸部のテーパー面に当接すると、脚部全体の復元力による脚部基端まわりのモーメントがテーパー面に作用することとなって、ピンを上方へ押し上げる力として大きく働くので、ピンのグロメットからの引き抜きが容易となる。
請求項2記載の発明にあっては、薄肉ブリッジ片がピンの頭部側に突出している関係で、薄肉ブリッジ片の変形量を多く確保できるので、固定時に、各分割フランジ部を内側に引っ張る力を適度に設定でき、一対の分割フランジ部の反り返りを有効に防止できる。
請求項3記載の発明にあっては、特に、薄肉ブリッジ片の中央部をピンの頭部側に突出させた関係で、内外装部品や車体パネルの各取付孔に止め具を挿入する時には、グロメットのV字状脚部の内側への撓み量を均等にできるので、取付孔に対する挿入作業が容易となることは言うまでもないが、ピンの押し上げ量も均等にできる。
本発明は、一対の分割フランジ部と該各分割フランジ部の下面からV字状に垂下する脚部とを有するグロメットと、頭部と該頭部の下面から垂下して上記V字状脚部の内側に進退自在に挿入される軸部とを有するピンとから成る止め具を前提として、グロメットの各分割フランジ部は、脚部の基端から外径方向に延長して脚部の先端に向けて下り傾斜すると共に、その対向する両側縁が一対の薄肉ブリッジ片で連結され、グロメットの脚部は、その内面に内向突起を形成し、ピンの軸部は、その外面に上記内向突起を当接する大径域を形成すると共に、該大径域の軸部先端側にグロメットの脚部内面と対向して軸部先端に向って縮径するテーパー面を形成して、グロメットとピンの係合時には、上記内向突起が軸部の大径域に当接して、グロメットの脚部を拡開し、グロメットとピンの係合を解除する時には、内向突起が上記軸部のテーパー面に当接して、ピンを押し上げることにより、グロメットとピンの係合時に、止め具自体に不測の外力が加わっても、グロメットとピンの係合が解除されることがなく、且つ、グロメットとピンの係合を解除する時には、ピンの引き抜きを容易となさんとするものである。
以下、本発明を図示する好適な実施例に基づいて詳述すれば、該実施例に係る止め具は、合成樹脂の一体成形品で、図1乃至図4に示す如く、半円盤状を呈する一対の分割フランジ部4と該各分割フランジ部4の下面からV字状に垂下する脚部5とを有するグロメット1と、矩形状を呈する頭部6と該頭部6の下面から垂下して上記V字状脚部5の内側に進退自在に挿入される軸部7とを有するピン2とから成るものであるが、その一体成形に際しては、グロメット1とピン2の夫々を軸方向にずらして、ピン2の先端部をグロメット1の内側に若干臨ましめながら、ピン2とグロメット1とを2枚の切断小片3で連結し、使用に際しては、当該各切断小片3の破断を得て、ピン2をグロメット1の内側に押し込むことにより、両者1・2の使用姿勢が容易に得られるようになっている。
そこで、まず、グロメット1側の構造から説明すると、上記の構造に加えて、図示する如く、上記一対の分割フランジ部4は、脚部5の基端から外径方向に延長して脚部5の先端に向けて下り傾斜すると共に、各分割フランジ部4の対向する両側縁を一対の薄肉ブリッジ片8で連結する一方、上記V字状脚部5の対向する内面に、後述するピン2の軸部7に形成された大径域13とテーパー面14とに当接する内向突起9を形成して、該内向突起9の対向面に後述するピン2の仮止め突起16を係合する凹溝10を形成すると共に、同V字状脚部5の対向する外面に、車体パネルの取付孔の孔縁に係止する係止肩11を形成する構成となっている。尚、上記した薄肉ブリッジ片8は、切断小片3が連結されるその中央部をピン2の頭部6側に円弧状又は山形状に突出させた状態をもって各分割フランジ部4を連結している。又、一対の分割フランジ部4の上面には、ピン2の頭部6と共働して、工具差込用の空間を画成する窪み12を各薄肉ブリッジ片8と平行に形成するものとする。
次に、ピン2側の構造を説明すると、上記の構造に加えて、図示する如く、断面角形を呈する軸部7の外周に上記内向突起9を当接する大径域13を形成すると共に、該大径域13の下位両側に軸部7の先端に向って縮径して上記グロメット1の内向突起9を当接する一対のテーパー面14を形成し、且つ、該各テーパー面14の下位に長寸の抜け止め腕15と上記グロメット1の凹溝10に係合する仮止め突起16とを順に形成する構成となっている。
依って、斯かる構成の止め具を用いて、自動車の内外装部品P1を車体パネルP2に固定する場合には、まず、一体成形されているグロメット1とピン2をその仮止め状態に組み付けることとなるが、この場合には、成形金型内或いは成形金型外で、上記した切断小片3の破断状態を得て、ピン2の軸部7をグロメット1の内側に挿入すると、図5に示す如く、ピン2側の仮止め突起16がグロメット1のV字状脚部5に形成されている内向突起9の各凹溝10に係合して、グロメット1とピン2の仮止め状態が容易に得られることとなる。但し、この時には、内向突起9がピン2の軸部7の大径域13には当接していない関係で、グロメット1のV字状脚部5は未だ外方には拡開していない。
又、本実施例の止め具は、この仮止め状態をもって搬入先に搬入されることとなるが、この時に、ピン2側の仮止め突起16がグロメット1側の内向突起9の凹溝10からその係合を解いた場合でも、ピン2の軸部7には抜け止め腕15が形成されていて、ピン2がグロメット1から外れようとすると、当該抜け止め腕15が薄肉ブリッジ片8に衝突して、ピン2のグロメット1からの抜け外れを防止することとなるので、両者1・2が不用意に分離することは決してない。
そして、グロメット1とピン2の仮止め状態を得た後は、図6に示す如く、グロメット1のV字状脚部5をその先端部側から内外装部品P1と車体パネルP2の各取付孔H1・H2内に差し込むこととなるが、この時には、下り傾斜する一対の分割フランジ部4が薄肉ブリッジ片8で連結されている関係で、各分割フランジ部4が下方向に撓むことが許容されるので、これにより、V字状脚部5が互いに内側方向に撓んで縮径する結果、取付孔H1・H2に対する差し込み作業が頗る容易となる。尚、この時には、一対の薄肉ブリッジ片8の中央部がピン2の頭部6側に突出している関係で、グロメット1のV字状脚部5の内側への撓み量を均等にできるので、取付孔H1・H2に対する挿入作業が頗る容易となる訳である。
そこで、最後に、グロメット1の分割フランジ部4にピン2の頭部6が衝突するまで、グロメット1の分割フランジ部4から上方に突出しているピン2の頭部6を下方へ押圧すると、図7に示す如く、ピン2の仮止め突起16がグロメット1の内向突起9の凹溝10から外れて、軸部7がV字状脚部5の内側に更に進入するので、この結果、今度は、グロメット1の脚部5に形成されている内向突起9がピン2の軸部7に形成された大径域13に当接して、グロメット1のV字状脚部5を強制的に外方へ拡開して、内外装部品P1と車体パネルP2の各取付孔H1・H2の孔縁を、この拡開した脚部5と強制的に水平状態に変形された各分割フランジ部4とで挾持するので、これにより、自動車の内外装部品P1が車体パネルP2に確実に固定されることとなる。
尚、斯かる固定状態にあっては、下り傾斜する一対の分割フランジ部4が、強制的に水平状態に変形させられているので、これに伴い、V字状を呈する脚部5も、強制的に外方へ拡開されてU字状に変形することとなり、且つ、脚部5は、その内向突起9の形成部位だけでなく、分割フランジ部4の連結部位近傍でも変形して、その復元力が発生しているが、反面、グロメット1の脚部5の内向突起9がピン2の軸部7の大径域13に当接しているので、これにより、ピン2を上方へ押し上げる力が一切働かなくなる結果、例え、不測の外力が加わったとしても、グロメット1とピン2の係合が解除されることがなくなって、止め具自体が内外装部品P1や車体パネルP2から不用意に脱落する心配が全くなくなる。
更に、この状態では、一対の分割フランジ部4は薄肉ブリッジ片8により連結されて、互いに引っ張り合いながら、水平状態に変形していることとなるので、脚部5の基端T1・T2を固定端とすることができる。これにより、脚部5全体の復元力による当該基端T1・T2まわりのモーメントM1・M2が、ピン2の大径域13とグロメット1の内向突起9との当接部に作用している。
又、本実施例にあっては、一対の薄肉ブリッジ片8がピン2の頭部6側に突出している関係で、薄肉ブリッジ片8の変形量を多く確保できるので、固定時に、各分割フランジ部4を内側に引っ張る力を適度に設定でき、一対の分割フランジ部4の反り返りを有効に防止できる。
次に、内外装部品P1の車体パネルP2に対する固定状態を解除するために、ピン2をグロメット1から引き抜く時には、上記した工具差込用空間を画成する窪み12内に工具の先端を差し込んで、ピン2の頭部6を抉じ開けることとなるが、このピン2の引き抜きの過程で、図8に示す如く、グロメット1の内向突起9がピン2の軸部7のテーパー面14に当接すると、今度は、脚部5全体の復元力による脚部5の基端T1・T2まわりのモーメントM1・M2がテーパー面14に作用することとなって、ピン2を上方へ押し上げる力として大きく働くので、ピン2をグロメット1から容易に引き抜くことが可能となる。
従って、後は、ピン2がグロメット1から突出したことにより、V字状脚部5が縮径しているので、そのまま、グロメット1をピン2と一緒に各取付孔H1・H2から完全に引き抜けば、これにより、内外装部品P1を車体パネルP2から極めて容易に取り外すことが可能となる。尚、この場合には、やはり、薄肉ブリッジ片8の中央部をピン2の頭部6側に突出させた関係で、この薄肉ブリッジ片8の復元力も更に加わるので、これによっても、ピン2の引き抜きがより容易となると共に、ピン2の押し上げ量も均等となって、ピン2を引き抜くことが可能となるので、最終的には、内外装部材P1の車体パネルP2から取り外しが容易となる。
本発明に係る止め具は、グロメットとピンの係合時に、止め具自体に不測の外力が加わっても、グロメットとピンの係合が解除されることがなく、且つ、グロメットとピンの係合を解除する時には、ピンの引き抜きが容易となるので、これを自動車の内外装部品を車体パネルに固定するような場合に利用すれば、頗る好都合なものとなる。
本発明の実施例に係る止め具を示す斜視図である。 (A)は同止め具の正面図、(B)は右側面図である。 (A)は同止め具の平面図、(B)は底面図である。 (A)は図1のA−A線断面図、(B)は図1のB−B線断面図である。 同止め具の仮止め状態を示す正面図である。 同止め具を内外装部品と車体パネルの各取付孔に差し込んだ状態を示す断面図である。 内外装部品を車体パネルに固定した状態を示す断面図である。 グロメットの脚部に形成された内向突起がピンの軸部に形成されたテーパー面に当接した状態を示す断面図である。
符号の説明
1 グロメット
2 ピン
3 切断小片
4 分割フランジ部
5 V字状脚部
6 頭部
7 軸部
8 薄肉ブリッジ片
9 内向突起
10 凹溝
11 係止肩
12 窪み
13 大径域
14 テーパー面
15 抜け止め腕
16 仮止め突起
P1 内外装部品
H1 取付孔
P2 車体パネル
H2 取付孔

Claims (3)

  1. 一対の分割フランジ部と該各分割フランジ部の下面からV字状に垂下する脚部とを有するグロメットと、頭部と該頭部の下面から垂下して上記V字状脚部の内側に進退自在に挿入される軸部とを有するピンとから成り、グロメットの各分割フランジ部は、脚部の基端から外径方向に延長して脚部の先端に向けて下り傾斜すると共に、その対向する両側縁が一対の薄肉ブリッジ片で連結され、グロメットの脚部は、その内面に内向突起を形成し、ピンの軸部は、その外面に上記内向突起を当接する大径域を形成すると共に、該大径域の軸部先端側にグロメットの脚部内面と対向して軸部先端に向って縮径するテーパー面を形成して、グロメットとピンの係合時には、上記内向突起が軸部の大径域に当接して、グロメットの脚部を拡開し、グロメットとピンの係合を解除する時には、内向突起が上記軸部のテーパー面に当接して、ピンを押し上げることを特徴とする止め具。
  2. 一対の分割フランジ部を連結する薄肉ブリッジ片は、ピンの頭部側に突出していることを特徴とする請求項1記載の止め具。
  3. 薄肉のブリッジ片は、その中央部がピンの頭部側に突出していることを特徴とする請求項2記載の止め具。
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