JP2010092231A - 情報処理装置 - Google Patents

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慎太郎 田中
Hitoshi Nakatani
仁之 中谷
Haruka Kaneko
晴香 金子
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Abstract

【課題】ノートパソコンなどの情報処理装置に外部から衝撃や振動が加わったとしても、メモリーモジュールがコネクタから容易に離脱するのを防ぐことができる情報処理装置を実現する。
【解決手段】コネクタ13に対して空隙15を挟んで対向する位置に支持部材14を備えた構成とすることにより、コネクタ13に装着されたメモリーモジュール41が矢印Bに示す方向へ大きく変位するのを規制することができるので、第1の筐体1に衝撃や振動が加わったとしても、メモリーモジュール41がコネクタ13から離脱するのを防ぐことができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、メモリーモジュールなどの各種電気回路モジュールを装置内に装着することができる情報処理装置に関する。
近年、ノートパソコンなどの情報処理装置は、使用者においてメモリー増設などの各種機能拡張を行うことができるように構成されていることが多い。特許文献1には、メモリーモジュールを、ノートパソコン内のマザーボードに実装されたコネクタに装着する構成が開示されている。
特開2007−12862号公報
しかしながら従来のメモリーモジュールは、コネクタに保持されているのみであるため、ノートパソコンに外部から衝撃や振動が加わると、コネクタから離脱してしまうことがあった。メモリーモジュールがコネクタから離脱してしまうと、メモリーモジュールがノートパソコンにおける記憶手段として機能しなくなるのは勿論、メモリーモジュールがノートパソコン内を自由に移動可能な状態になるため、ノートパソコン内の電気回路基板や電子部品を傷つけてしまったり、メモリーモジュールをノートパソコン内から取り出しにくくなってしまう。
本発明は、ノートパソコンなどの情報処理装置に外部から衝撃や振動が加わったとしても、メモリーモジュールなどの電気回路モジュールがコネクタから容易に離脱するのを防ぐことができる情報処理装置を実現することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、筐体内に配された電気回路基板と、前記電気回路基板に実装され、電気回路モジュールの一方の端部に配された接続端子と電気的に接続可能な凹状の接続部を備えたコネクタと、前記接続部に対して、前記電気回路モジュールを内在可能な空隙を挟んで対向する位置に配された支持部材とを備え、前記支持部材は、前記コネクタに対する前記電気回路モジュールの挿脱方向への前記モジュールの変位を規制する位置に配されているものである。
本発明によれば、ノートパソコンなどの情報処理装置に外部から衝撃や振動が加わったとしても、電気回路モジュールがコネクタから容易に離脱するのを防ぐことができる。
本発明の情報処理装置には、前記コネクタ及び前記支持部材を目視可能なように前記筐体に形成された開口部と、前記開口部を開閉可能な蓋体と、前記開口部を閉塞した状態で前記蓋体を固定するネジとを備え、前記支持部材は、前記筐体に形成された前記ネジを螺結するためのネジ穴に対して、前記ネジの螺結方向に重なる位置に配されている構成とすることができる。このような構成とすることで、誤ってネジ長が長いネジをネジ穴に螺結しようとしてしまった場合に、ネジがネジ穴を貫通してしまったとしても、ネジの先端が電気回路基板に達することがなく、電気回路基板の実装面に形成された実装パターンや保護膜などが剥離するのを防ぐことができる。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態の情報処理装置の外観を示す斜視図であり、情報処理装置の一例であるノートパソコンの第1の状態を示す。なお、本実施の形態では、情報処理装置の一例としてノートパソコンを挙げたが、携帯電話端末や携帯型ゲーム機などのように各種電気回路モジュールを装着可能なスロットを備えた情報処理装置であればよい。また、本実施の形態では、電気回路モジュールの一例としてメモリーモジュールを挙げたが、通信モジュールなど他の電気回路モジュールであってもよい。
図1に示すように、ノートパソコンは、各種電気部品が実装された電気回路基板及び情報処理回路やハードディスクドライブなどを内蔵した第1の筐体1と、液晶ディスプレイ2aを備えた第2の筐体2とから構成されている。第1の筐体1と第2の筐体2とは、ヒンジ部3によって互いに回動自在に支持されている。第2の筐体2を、図1に示す位置(第1の状態)から矢印Aに示す方向へ回動させることで、液晶ディスプレイ2aとキーボード5とが近接対向した第2の状態へ移行させることができる。また、第2の状態において第2の筐体2と対向する第1の筐体1の面を上側とすると、第1の筐体1の上面1aには、各種文字の入力操作が可能なキーボード5と、液晶ディスプレイ2aに表示されるカーソルを所望の位置へ移動する操作が可能なポインティングデバイス6とを備えている。なお、キーボード5やハードディスクドライブなどから入出力された情報信号は、情報処理回路で所定の処理を施し、例えば液晶ディスプレイ2aで表示する表示信号などに変換される。
図2は、第1の筐体1の下面1b側の構成を示す平面図である。なお、下面1bは、上面1aに対向する第1の筐体1の裏面である。図2に示すように、第1の筐体1は、下面1bにメモリーモジュール41(後述)を装着可能なスロット21を備えている。なお、本実施の形態では、メモリーモジュール41としてDIMM(Dual Inline Memory Module)を用いたが他の仕様のメモリーモジュールであってもよく、また小型基板に電子部品が実装されている形態であればメモリーモジュールに限定されない。スロット21は、蓋体11によって開閉可能であり、図2は閉塞された状態を示している。蓋体11は、ネジ51で第1の筐体1に螺結することができ、図2はネジ51で螺結されている状態を示している。
図3及び図4は、第1の筐体1内に配された電気回路基板12におけるメモリーモジュール装着部近傍の要部斜視図である。図3は、メモリーモジュール41が未装着の状態を示し、図4は、メモリーモジュール41がコネクタ13に装着された状態を示す。図5は、メモリーモジュール41がコネクタ13に装着された状態を示す平面図である。図6は、図2におけるZ−Z部の断面図である。
図3及び図4に示すメモリーモジュール装着部は、スロット21内において、蓋体11が開蓋状態の時に外部から目視可能な位置に配されている。メモリーモジュール装着部は、コネクタ13と支持部材14とを備えている。コネクタ13は、電気回路基板12における所定の導電パターンに電気的に接続されているとともに、爪係合などの手段を用いて電気回路基板12に機械的に固着されている。また、コネクタ13は、メモリーモジュール41の端子部44を挿入可能な開口部13aを備え、開口部13a内にはメモリーモジュール41の端子部44と電気的に接続可能な複数の接触子(不図示)を備えている。なお、開口部13a及び接触子は、本発明における接続部の一例である。支持部材14は、コネクタ13の開口部13aに対して所定の幅寸法を有する空隙15を挟んで、対向した位置に配されている。また、支持部材14は、本実施の形態では樹脂で形成され、電気回路基板12に機械的に固着されている。
図4に示すように、メモリーモジュール41は、基板42上の主平面に複数のメモリーチップ43が実装されて構成されている。メモリーチップ43は、記憶素子を内蔵し、樹脂でパッケージングされたものである。なお、メモリーチップ43は、本実施の形態では基板42の一方の主平面のみに実装されている構成としたが、基板42の表裏主平面に実装されている構成としてもよい。また、基板42の一方の長辺端部には、コネクタ13の開口部13aに挿入され、コネクタ13内部に配された接触子に接触可能な複数の端子からなる端子部44を備えている。図4に示すように、端子部44を開口部13aに挿入することで、メモリーモジュール41をコネクタ13に電気的に接続及び機械的に装着することができる。この時のメモリーモジュール41は、図5及び図6に示すようにコネクタ13と支持部材14との間の空隙15に位置している。すなわち、支持部材14は、電気回路基板12(図4等参照)において、空隙15の幅寸法w1が少なくともメモリーモジュール41の基板42の幅寸法w2よりも大きくなる位置に固着されている。また、寸法w1は、コネクタ13に装着されたメモリーモジュール41の端部45が支持部材14の規制面14b(支持部材14においてコネクタ13の開口部13aに対向する面)に当接した時に、コネクタ13内の接触子と端子部44との電気的接続が解除されない寸法に設定されている。具体的には、メモリーモジュール41がコネクタ13に装着された状態において、基板42と支持部材14との隙間をw3、端子部44の幅寸法をw4とした時、「w3<w4」の関係になるようにコネクタ13と支持部材14を配置する。但し、この関係は、コネクタ13内に配された接触子が、少なくともコネクタ13の端面13b(支持部材14の規制面14bに対向する面)に最も近い位置に配されている場合である。なお、端子部44は基板42の一部に形成されているが、本実施の形態の説明では、基板42の幅寸法w2には端子部44を含まないものとして説明している。
このように支持部材14を備えたことにより、コネクタ13に装着されたメモリーモジュール41が矢印Bに示す方向へ大きく変位するのを規制することができる。すなわち、コネクタ13にメモリーモジュール41が装着された状態で第1の筐体1に衝撃や振動が加わり、メモリーモジュール41が矢印Bに示す方向へ変位しようとした場合、メモリーモジュール41の他方の長辺端部45が支持部材14の規制面14bに当接し、メモリーモジュール41のさらなる矢印Bに示す方向への変位を規制することができ、メモリーモジュール41がコネクタ13から電気的及び機械的に離脱するのを防ぐことができる。よって、メモリーモジュール41がノートパソコンにおける記憶手段としての機能を持続させることができる。
また、空隙15の幅寸法w1は、端部45が規制面14bに当接した状態でコネクタ13の接触子とメモリーモジュール41の端子部44との電気的接続が確保されるような寸法に設定されているため、たとえ端部45が規制面14bに当接した状態になったとしても、コネクタ13内に配された接触子とメモリーモジュール41の端子部44との電気的接続が遮断されることを防ぐことができる。
なお、メモリーモジュール41をコネクタ13に装着する際には、基板42を支持部材14の上面に当接した状態で開口部13aの位置に端子部44を合わせ、支持部材14側から基板42を押圧することで容易に装着できる。また、図5ではコネクタ13方向にメモリーモジュール41を装着する装着方向に直交する基板42の幅が、支持部材14の幅よりも短い構成を図示しているが、例えば基板42の幅を支持部材14の幅よりも長い構成を採用すると、支持部材14の幅よりも長い基板42を押圧することができ、開口部13へ端子部44を確実に装着できる。
次に、支持部材14におけるネジ受け構造について説明する。
図3〜図5に示すように、支持部材14には略円形の開口を有する凹部14aを備えている。凹部14aは、図6に示すように、蓋体11に形成された孔部11b、および第1の筐体1に形成されたネジ穴16に、第1の筐体1の厚さ方向に重なる位置に形成されている。また、凹部14aは、有底の凹部である。
図6に示すように、本実施の形態において蓋体11を閉蓋状態で固定するためのネジ51は、そのネジ長が蓋体11の厚さ寸法と第1の筐体1の肉厚寸法との合計厚さ寸法と同寸かそれよりも短いものが用いられる。したがって、ネジ51は、孔部11bを介してネジ穴16に螺結されている状態では、その先端は第1の筐体1の内面1d(下面1bに対して、第1の筐体1の内側の面)よりも突出せずにネジ穴16内に収まっているか、内面1dから第1の筐体1の内部空間側に突出したとしても電気回路基板12には到達しないような僅かな突出量である。
ところが、使用者が誤って、ネジ51のネジ長よりも長いネジ長を有する他のネジを、孔部11bを介してネジ穴16に螺結しようとした場合、ネジの先端がネジ穴16を貫通して電気回路基板12に到達してしまう場合がある。このような問題は、例えば、図2に示すように、第1の筐体1の下面1bにスロット21以外の他のスロット61(例えば通信モジュールを装着するためのスロット)が備わり、さらにそのスロット61を閉塞する蓋体62を固定するためのネジ63のネジ長がネジ51のネジ長よりも長い場合に生じることがある。この時、ネジ63の先端が電気回路基板12の実装面に到達してしまうと、電気回路基板12の実装面に形成されている実装パターンや保護膜を損傷してしまう問題が生じる。また、たとえネジ63の先端が電気回路基板12に到達していなくても、ネジ63の先端と電気回路基板12の実装面との隙間が微小であった場合、第1の筐体1や蓋体11が矢印Cに示す方向へ弾性変形した時にネジ63の先端が電気回路基板12の実装面に接触することとなり、電気回路基板12の実装面に形成されている実装パターンや保護膜を損傷してしまう問題が生じる。
そこで本実施の形態では、図3〜図5,図7に示すように、支持部材14におけるネジ穴16に対応する位置に有底の凹部14aを設けた。このような構成とすることにより、ネジ穴16に、誤ってネジ51よりもネジ長が長いネジ63を螺結しようとしても、図7に示すようにネジ63の先端が有底の凹部14aに当接し、ネジ63がそれ以上矢印Cに示す方向へ変位するのを規制することができる。したがって、ネジ63の先端が電気回路基板12に到達することがなく、電気回路基板12の実装パターンや保護膜がネジ63によって損傷されてしまうことを防止することができる。
以上のように本実施の形態によれば、コネクタ13に対して空隙15を挟んで対向する位置に支持部材14を備えた構成とすることにより、コネクタ13に装着されたメモリーモジュール41が矢印Bに示す方向へ大きく変位するのを規制することができるので、第1の筐体1に衝撃や振動が加わったとしても、メモリーモジュール41がコネクタ13から離脱するのを防ぐことができる。よって、メモリーモジュール41が第1の筐体1内を自由に移動することがないため、メモリーモジュール41による電気回路基板12の損傷や、電気的にショートさせてしまうことがない。また、メモリーモジュール41がコネクタ13から離脱して第1の筐体1内を自由に移動できる状態になり、例えばメモリーモジュール41が蓋体11により閉塞する開口範囲から第1の筐体1内の奥の方へ移動してしまい、メモリーモジュール41を第1の筐体1から取り出しにくくなるという問題が生じるが、本実施の形態のようにメモリーモジュール41の位置を規制する構成であれば、このような問題は生じない。
また、支持部材14に有底の凹部14aを備えたことにより、使用者が誤ってネジ51のネジ長よりも長いネジ長を有するネジ63をネジ穴16に螺結しようとしても、ネジ63の先端が凹部14aの有底に当接することで電気回路基板12に到達することを防ぎ、電気回路基板12の実装パターンや保護膜の損傷を防ぐことができる。
また、ネジ63の先端を受ける凹部14aを支持部材14に一体的に備えたことにより、ネジ63の先端を受ける部材を別途設ける必要がなく、部品コストを削減することができるとともに、電気回路基板12上におけるスペース効率を向上させることができノートパソコンを小型化することができる。
なお、本実施の形態では、支持部材14は、樹脂成形により形成する構成としたが、少なくともメモリーモジュール41の矢印Bに示す方向への大きな変位を防止することができるとともに、ネジ長が長いネジが螺結されようとした時にネジの先端が電気回路基板12に到達するのを防ぐことができれば、他の材料(例えば金属など)で形成されていてもよい。
また、本実施の形態では、支持部材14をメモリーモジュール41とコネクタ13との電気的接続を確保できる位置に配置する構成としたが、少なくともメモリーモジュール41とコネクタ13との機械的装着を確保することができる位置に配置する構成としてもよい。すなわち、ノートパソコンに衝撃などが加わってメモリーモジュール41がコネクタ13から離脱する方向へ変位して端子部44とコネクタ13の接触子とが離間したとしても、メモリーモジュール41がコネクタ13に機械的に装着され支持部材14により位置が規制されていれば、メモリーモジュール41が第1の筐体1内を自由に移動することがないため、電気回路基板12の損傷や、メモリーモジュール41が第1の筐体1内における取り出しにくい位置へ移動してしまうことを防ぐことができる。
また、本実施の形態では、ネジ穴16を貫通したネジ63を受けるために有底の凹部14aを備えたが、少なくともネジ長が長いネジの先端を受けることができれば、必ずしも凹状に形成する必要はない。例えば、凹部14aを設けず、支持部材14の表面(平面)で受ける構成としてもよい。
また、支持部材14にケーブル保持構造を備えてもよい。近年のノートパソコンには、無線LANシステムや広域ネットワークシステムなどの無線通信に対応したものが増えてきており、そのような無線通信を行うための通信モジュールを備えていることが多い。このような通信モジュールは、第2の筐体2に内蔵されたアンテナモジュール(不図示)と電気的に接続されるが、アンテナモジュールと通信モジュールとの接続は不要ノイズに対する耐性を確保するために、ビニールなどの絶縁体で被覆されたケーブルで電気的に接続する構成をとっていることが多い。このケーブルは、一方の端部が通信モジュールに接続固定され、他方の端部がアンテナモジュールに接続固定されているが、両端の間の部分は何等かの手段を用いてノートパソコン内の任意の箇所に固定する必要がある。従来のノートパソコンでは、筐体の内壁や電気回路基板上にケーブルを固定するためのスペースを別途確保していることが多く、ノートパソコンの小型化を阻害する要因となっていた。
そこで、本実施の形態では、支持部材14における空きスペースに、ケーブルを保持するためのケーブル保持構造を備えることができる。図8は、ケーブル保持部70を備えた支持部材14を含むメモリーモジュール装着部の要部斜視図である。図9は、図8に示すメモリーモジュール装着部の支持部材14にケーブル80を保持させた状態の要部平面図である。図8に示すように、支持部材14にケーブル80(図9参照)を保持させることが可能なケーブル保持部70を備える構成とすることができる。ケーブル保持部70は、支持部材14の上面14c(支持部材14における電気回路基板12に固着されている面の裏面)に配され、側面視が略L字状の係合部71,72,73と、略円筒形状の突起部74,75とから構成されている。また、ケーブル保持部70は、支持部材14に一体形成されている。係合部71〜73は、支持部材14の上面14cから略垂直方向(矢印E1方向)に立設された縦壁部と、縦壁部の頂部近傍から水平方向(D軸方向)に突出形成された横壁部とから構成されている。係合部71及び73の横壁部は、縦壁部に対して矢印D2方向に突出形成され、係合部72の横壁部は、縦壁部に対して矢印D1方向に突出形成されている。よって、横壁部と上面14cとの間には空隙が存在する。
係合部71〜73にケーブル80を保持する際は、係合部71〜73における横壁部と支持部材14の上面14cとの間の空隙にケーブル80を配置する。この時、係合部71及び73における縦壁部に対する横壁部の突出形成方向と係合部72における縦壁部に対する横壁部の突出形成方向とが互いに対向しているため、係合部71及び73はケーブル80の矢印D1方向への変位を形成し、係合部72はケーブル80の矢印D2方向への変位を規制することができる。また、係合部71〜73の横壁部で、ケーブル80の矢印E1方向への変位を規制することができる。また、突起部74は、ケーブル80の矢印D1方向への変位を規制することができる。また、突起部75は、ケーブル80の矢印D2方向への変位を規制することができる。このような構成により、ケーブル80のD軸方向及びE軸方向への変位を規制することができ、ケーブル80を支持部材14に保持させることができる。したがって、第1の筐体1の内壁や、電気回路基板12においてケーブル80を保持するための構造を配置するスペースを確保する必要がないため、ノートパソコンを小型化することができる。
なお、図8及び図9に示す構成では、支持部材14に係合部71〜73,突起部74,75を備える構成としたが、係合部71〜73のみを備える構成、または突起部74,75のみを備える構成としてもよい。但し、突起部74,75は、ケーブル80の矢印E1方向への規制がないため、より確実にケーブル80を保持するためには係合部71〜73を備える構成を採用する方が好ましい。また、係合部71,73は、いずれか一つのみを備えるだけでも、ケーブル80を保持することができる。
本発明の情報処理装置は、ノートパソコンなどのように、各種モジュールを装着することができるスロットを備えた機器に有用である。
本実施の形態における情報処理装置の一例であるノートパソコンの外観を示す斜視図 情報処理装置の下面側の構成を示す平面図 メモリーモジュールが未装着状態のメモリーモジュール装着部の斜視図 メモリーモジュールが装着された状態のメモリーモジュール装着部の斜視図 メモリーモジュールが装着された状態のメモリーモジュール装着部の平面図 図2におけるZ−Z部の断面図 ネジ長が長いネジが螺結された状態を示すメモリーモジュール装着部の断面図 メモリーモジュール装着部の他の構成例を示す斜視図 メモリーモジュール装着部の他の構成例を示す平面図
符号の説明
1 第1の筐体
13 コネクタ
14 支持部材
41 メモリーモジュール

Claims (2)

  1. 筐体内に配された電気回路基板と、
    前記電気回路基板に実装され、電気回路モジュールの一方の端部に配された接続端子と電気的に接続可能な凹状の接続部を備えたコネクタと、
    前記接続部に対して、前記電気回路モジュールを内在可能な空隙を挟んで対向する位置に配された支持部材とを備え、
    前記支持部材は、前記コネクタに対する前記モジュールの挿脱方向への前記電気回路モジュールの変位を規制する位置に配されている、情報処理装置。
  2. 前記コネクタ及び前記支持部材を目視可能なように前記筐体に形成された開口部と、
    前記開口部を開閉可能な蓋体と、
    前記開口部を閉塞した状態で前記蓋体を固定するネジとを備え、
    前記支持部材は、前記筐体に形成された前記ネジを螺結するためのネジ穴に対して、前記ネジの螺結方向に重なる位置に配されている、請求項1記載の情報処理装置。
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