JP2010086163A - 情報処理装置、プログラム及び通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信状況又はアバタの設定情報等に基づいてアバタの属性データを変換するカスタマイズの可否を判断する情報処理装置を提供すること。
【解決手段】情報処理装置は、複数の端末とネットワークを経由して接続され、端末から送信されたアバタ変換リクエストを受信するリクエスト情報受信部111と、アバタ変換リクエストに係る対象アバタの属性データの変換の可否を判断するアバタ変換制御部131と、アバタの属性データを管理するコンテンツ管理部112と、アバタ変換制御部により対象アバタの属性データの変換が可能と判断された場合対象アバタの属性データを変換するアバタ変換部113と、アバタ変換部により属性データが変換された対象アバタを端末に送信するレスポンス送信部115と、を備えている。
【選択図】図10

Description

本発明は、仮想空間においてアバタを制御する情報処理装置、プログラム及び通信システムに関する。
近年、オンラインゲーム及びメタバース等の仮想空間でのコミュニケーションを行う通信形態が増加している。仮想空間ではアバタと呼ばれるユーザの分身として活動可能なようにプログラムされたキャラクタを操作して、仮想空間内をユーザ自身が動いている感覚を得ることができると共に、アバタを介して、ユーザ同士でチャット及び音声通信等のコミュニケーションを行うこともできる。また、自身のアバタをユーザの好みに応じて変化させることができ、仮想空間への感情移入度を高めることのできる通信システムが実現されている(例えば、特許文献1)。
また、仮想空間をビジネスに活用する一例として、バーチャルオフィス等のテレワークシステムが考案されている。ネットワークを利用して異なる場所から同一空間で行われる会議に参加しているかのように出席者アバタを画面上に表示するシステムが実用化されている(例えば、特許文献2)。
図1は仮想空間でのコミュニケーションを行う通信システム10に係るシステム構成図を示している。通信システム10は、仮想空間を提供する通信サーバ11、コンピュータのネットワーク12、及び複数の通信端末13a等から構成される。
通信システム10は、例えば通信サーバ11によって構築される会議室等の仮想空間で、パソコン等の通信機能を有する通信端末13aを使用して操作可能な自身アバタ(以下、自アバタとする)を介して、ユーザ同士がコミュニケーションを行うことができるシステムである。
図2は自アバタの属性データの変換機能を備えた従来の通信サーバ11の機能構成を説明する図である。図2に示すように、通信サーバ11は、ユーザが通信端末13から送信するリクエスト情報(通信端末使用者が閲覧したいコンテンツの要求、自アバタの制御指示情報)をリクエスト情報受信部21で受信する。受信したリクエスト情報のうち必要なデータ(テキストや画像等)をコンテンツ管理部22から入手し、コンテンツ決定部24に送信する。ここで、自アバタ属性データの変更をする場合には、自アバタ変換部23で自アバタの属性データを変更し、変更後の自アバタ属性データをコンテンツ決定部24に送信する。このようにして、コンテンツ決定部24にユーザが要求したデータ(テキストなど他者アバタに関係しないデータと変更後自アバタデータ)がそろえられてレスポンス送信部25からネットワーク12を介して通信端末13へ送信される。
図3は、自アバタ変換部23の機能構成を説明する図である。図3に示すように、変換対象アバタ及び変換指示情報受信部31は、ユーザがどのアバタをどのように変換したいのかという指示情報(アバタ変換データ)から変換対象アバタID(通信端末利用者ID)を変換対象アバタ情報取得部32に送信し、変換対象アバタ情報取得部32は受信した情報に基づいて、コンテンツ管理部22から、アバタの属性データ(画像等)を取得して、そのデータをアバタ変換実行部34に送信する。一方、ユーザの指示情報のうちアバタの属性データの変換指示情報をアバタ変換情報記憶部33が受信し、変換項目に該当する画像等のデータをアバタ変換実行部34に送信する。
ここで、ユーザによるリクエスト情報について説明する。
図4及び図5はユーザが自アバタの属性データをカスタマイズする際に送信するアバタ変換データの一例を示している。自アバタのカスタマイズに必要なアバタ変換データは、通信端末利用者ID、変換対象アバタID及び変換情報である。通信端末利用者IDは、通信端末を利用するユーザを認識するためのIDであり、変換対象アバタIDは、ユーザが操作可能なアバタを認識するためのIDである。ユーザである通信端末利用者は、通信端末利用者IDと自アバタのアバタIDとを異なるように設定することも可能であるが、ここでは、通信端末利用者と該通信端末利用者の自アバタのアバタIDとを同一とする。また、一ユーザが複数のアバタを管理することも可能である。
アバタの属性データの変換情報は、表情、体形、髪型、服装、キャラクタ変換、登場音楽、照明及び匂いの8項目を設定し、各項目の選択肢の例を図5に示している。このように設定した変換情報について図4のように変換指示を出した場合には、ユーザの自アバタに、表情は笑顔、体形は太っている、髪形は長髪、服装は礼服、キャラクタ変換はなし、登場音楽は童謡、照明は赤色、匂いは温泉というような変換が施されることになる。
続いて、アバタ変換実行部34は、変換対象アバタ情報取得部32及びアバタ変換情報記憶部33から送信されたデータを画像構成等の手段を用いてユーザの指示情報が反映された変換アバタを作成する。変換アバタの属性データは、アバタ情報送信部35からコンテンツ決定部24に送信され、最終的に通信端末13に送信され、映像は通信端末のディスプレイで、登場音楽はスピーカー又はヘッドホン等の音出力機器で、匂いはアロマポットで出力されることとなる。また、変換アバタの属性データは、アバタ情報記憶部36に保存され、新たにユーザによるアバタの変換指示がなされない限り、アバタ情報記憶部36に保存されたアバタ情報に基づいて通信端末13に送信されることになる。
特開2002−259318号公報 特開2002−360936号公報
しかし、ユーザのイメージする仮想空間となるようにアバタの属性データを変換することは、通信サーバにとって処理負荷が大きく、且つネットワークの通信負荷を高めるため、仮想空間における通信のリアルタイム性及び音質等を低下させるという問題がある。また、ユーザが仮想空間でのチャット及び会話等のコミュニケーションを行っている際にもユーザのイメージする仮想空間に近づけたいとアバタの属性データの変換にこだわりすぎてしまい、コミュニケーションが不足するという事態に陥るという問題がある。また、テレワークシステムにおける会議等では、複数の出席者に同一のアバタが用いられている事があり、他ユーザと該他ユーザが操作するアバタ(以下、他アバタとする)とのイメージが異なるあまり、見分けがつかないことに加え、コミュニケーションが悪くなるという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、アバタの属性データを変換するカスタマイズは、通信状況又はアバタの設定情報等に基づいてアバタの属性データを変換するカスタマイズの可否を判断する通信サーバを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、複数の端末とネットワークを経由して接続され、端末から送信されたアバタ変換リクエストを受信するリクエスト情報受信部と、アバタ変換リクエストに係る対象アバタの属性データの変換の可否を判断するアバタ変換制御部と、アバタの属性データを管理するコンテンツ管理部と、アバタ変換制御部により対象アバタの属性データの変換が可能と判断された場合、対象アバタの属性データを変換するアバタ変換部と、アバタ変換部により属性データが変換された対象アバタを端末に送信するレスポンス送信部と、を備える情報処理装置が提供される。
かかる構成によれば、アバタを表現する属性データの変換に伴う、通信サーバの処理負荷及びネットワークの通信負荷を軽減することができるため、仮想空間における通信のリアルタイム性及び音質等を低下させる要因を排除することができる。また、ユーザのイメージする仮想空間となるようにアバタのカスタマイズにこだわりすぎることを防止できるため、円滑なコミュニケーションを図ることができる。
また、アバタ変換制御部は、端末利用者が通信中か否かを判定する通信状況取得部を有し、該通信状況取得部によりアバタの属性データの変換の可否を判断してもよい。
また、通信状況取得部は、端末利用者が送信した通信パケットに含まれるポート番号により端末利用者がコミュニケーション中か否かを判断してもよい。
また、アバタ変換制御部は、サーバ負荷情報を判定するサーバ負荷監視部及びネットワークの負荷情報を判定するネットワーク負荷監視部の少なくとも一方を有し、対象アバタを表現する属性データの変換の可否を判断してもよい。
また、アバタの属性データは、端末利用者の変換許可情報及び地位情報を含み、該変換許可情報又は該地位情報に基づいて対象アバタの変換の可否を判断してもよい。
また、対象アバタの属性データ及びアバタ変換部により変換された属性データを記憶するアバタ情報記憶部をさらに備えてもよい。
また、対象アバタは、他アバタであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の他の態様によれば、複数の端末とネットワークを経由して接続され、端末から送信されたアバタ変換リクエストを受信するリクエスト情報受信処理と、通信信号の負荷状況に基づき、アバタ変換リクエストに係る対象アバタの属性データの変換の可否を判断するアバタ変換制御処理と、アバタの属性データを管理するコンテンツ管理処理と、アバタ変換制御処理により対象アバタの属性データの変換が可能と判断された場合、対象アバタの属性データを変換するアバタ変換処理と、アバタ変換処理により属性データが変換された対象アバタを端末に送信するレスポンス送信処理と、をコンピュータに実行させるプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の他の態様によれば、複数の端末がネットワークを経由して接続された通信システムであって、複数の端末のうちのいずれかがアバタ変換リクエストを送信し、複数の端末のうちの他のいずれかは、送信されたアバタ変換リクエストを受信するリクエスト情報受信部と、通信信号の負荷状況に基づき、アバタ変換リクエストに係る対象アバタの属性データの変換の可否を判断するアバタ変換制御部と、アバタの属性データを管理するコンテンツ管理部と、アバタ変換制御部により対象アバタの属性データの変換が可能と判断された場合、対象アバタの属性データを変換するアバタ変換部と、アバタ変換部により属性データが変換された対象アバタを、アバタ変換をリクエストした端末に送信するレスポンス送信部と、を有する通信システムが提供される。
通信システムはテレビ会議システムであって、該テレビ会議システムに参加する所与の端末利用者のみの操作に応じて、アバタ変換リクエストに対して対象アバタの属性を変換してもよい。
以上説明したように本発明によれば、アバタの属性データは、通信状況又はアバタの設定情報等に基づいてアバタの属性データの変換可否を判断する情報処理装置、プログラム及び通信システムを提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下に示す項目順序に従って当該「発明を実施するための最良の形態」を説明する。
第1の実施形態
(1−1)他アバタ変換機能
(1−2)他アバタ変換機能を備えた通信サーバ
(1−3)他アバタの変換指示情報
(1−4)アバタ情報記憶部
(1−5)アバタ変換制御部
(1−6)第1の実施形態に係るアバタ変換制御部の構成
(1−7)第1の実施形態に係る通信サーバの処理
第2の実施形態
(2−1)第2の実施形態に係るアバタ変換制御部の構成
(2−2)第2の実施形態に係る通信サーバの処理
第3の実施形態
(3−1)第3の実施形態に係るアバタ変換制御部の構成
(3−2)第3の実施形態に係る通信サーバの処理
(第1の実施形態)
本発明に係る第1の実施形態は、通信システムにおける従来の自アバタの変換機能を他アバタの変換機能に利用し、アバタの属性データの変換の可否をコミュニケーション信号により判断する制御部を設けることを特徴とする通信システムである。
(1−1)他アバタ変換機能
従来の通信システムでは、自アバタの属性データを変換する機能を有するものは存在していたが、他アバタの属性データを変換する機能を有するものは存在しなかった。しかしながら、テレワークシステムにおける会議等では、複数の出席者が同一の仮想空間に出席することが考えられる。その際、参加ユーザによる自アバタのカスタマイズがなされていないアバタは、初期に与えられた同一のアバタであることが想定されるため、参加ユーザの見分けがつかなくなり、コミュニケーションに問題が生じることが考えられる。従って、テレワークシステムにおける会議等の参加ユーザが限られた仮想空間においては、他アバタをカスタマイズできることは業務の遂行に都合が良い。このため、本実施形態は、他アバタをユーザのイメージする仮想空間にふさわしくするために、他アバタの属性データを変換する機能を有すると共に、自アバタ及び他アバタの属性データ変換における変換可否を判断するアバタ変換制御部を有する通信システムを提供するものである。なお、他アバタのカスタマイズは、業務の遂行の目的のみに適用されても良い。
(1−2)他アバタ変換機能を備えた通信サーバ
以下、他アバタの属性データを変換する機能を備えた通信サーバについて説明する。
図6は他アバタの属性データを変換する機能を備えた通信サーバ101の機能構成を含む通信システムSysの全体構成図である。仮想空間でのコミュニケーションを行う通信システムSysは、通信サーバ101、ネットワーク102及び通信端末103からなり、従来と同一である。通信端末103は、パソコン、携帯電話、ゲーム機等の通信機能を持つものであればよい。
他アバタの属性データを変換する機能を備えた通信サーバ101は、自アバタの属性データを変換する通信サーバ11の自アバタ変換部23(図2)に換えてアバタ変換部113を設け、自アバタのみならず他アバタを指定してその外観等を変えることができる。
図6に示すように、通信サーバ101は、ユーザが通信端末103から送信するリクエスト情報(通信端末使用者が閲覧したいコンテンツの要求、自アバタ及び他アバタの制御指示情報)をリクエスト情報受信部111で受信する。受信したリクエスト情報のうち必要なデータ(テキストや画像等)をコンテンツ管理部112から入手し、コンテンツ決定部114に送信する。ここで、自アバタ及び他アバタの属性データの変更を実行する場合には、アバタ変換部113でアバタの属性データを変更し、変更後の属性データをコンテンツ決定部114に送信する。このようにして、コンテンツ決定部114にユーザが要求したデータがそろえられてレスポンス送信部115からネットワーク102を介して通信端末103へ送信する。
また、図7は、アバタ変換部113の機能構成を説明する図である。図7に示すように、変換対象アバタ及び変換指示情報受信部121は、ユーザがどのアバタをどのように変換したいのかという指示情報(アバタ変換データ)から変換対象アバタID(通信端末利用者ID)を変換対象アバタ情報取得部122に送信し、変換対象アバタ情報取得部122は受信した情報に基づいて、コンテンツ管理部112から、アバタの属性データ(画像等)を取得して、そのデータをアバタ変換実行部124に送信する。一方、ユーザの指示情報のうちアバタの属性データの変換指示情報をアバタ変換情報記憶部123が受信し、変換項目に該当する画像等のデータをアバタ変換実行部124に送信する。
続いて、アバタ変換実行部124は、変換対象アバタ情報取得部122及びアバタ変換情報記憶部123から送信されたデータを画像構成等の手段を用いて属性データが変換された変換アバタを作成する。変換アバタの属性データは、アバタ情報送信部125からコンテンツ決定部114に送信され、最終的に通信端末103に送信され、映像は通信端末のディスプレイで、登場音楽はスピーカーやヘッドホンなどの音出力機器で、匂いはアロマポットで出力されることとなる。また、変換アバタの属性データは、アバタ情報記憶部126に保存され、新たなアバタ変換指示がなされない限り、アバタ情報記憶部126に保存されたアバタ情報に基づいて通信端末103に送信されることになる。
なお、アバタ情報記憶部126は本技術の実施には必ずしも必要ではないが、同じ変換処理を無意味に繰り返すなどの重複処理を削減させることで通信サーバの負荷を軽減させるという効果を期待することができる。このアバタ情報記憶部126の機能については後述する。
(1−3)他アバタの変換指示情報
以下、他アバタの変換指示について説明する。
図8は、ユーザによる他アバタの変換指示情報であり、ユーザが他アバタをカスタマイズする際に送信するアバタ変換データの一例を示している。通信端末利用者IDは、通信端末を利用するユーザを認識するためのIDであり、変換対象アバタIDは、ユーザがイメージする仮想空間に近づけるためにカスタマイズする他アバタを認識するためのIDである。
変換対象となる他アバタは、例えば、ユーザが、通信端末のディスプレイ等に表示されている映像の中に変換を行いたいと思うアバタをクリックすること、又は、ログイン中の利用者一覧から選択することなどにより決定され、自動的に変換対象アバタIDを入手することができる。
例えば、通信端末利用者IDが01234であるユーザが、仮想空間内に同一の映像で示された複数の他アバタを発見した場合に、変換対象アバタIDが98765である他アバタを図8に示すような変換情報となるように変換指示をする。変換情報に従い、変換対象アバタIDが98765である他アバタには、表情は笑顔、体形は痩せている、髪形はオールバック、服装はスーツ、キャラクタ変換はなし、登場音楽はクラシック、照明は青色、匂いは花というような変換が施されることになり、複数の他アバタと区別をすることが可能となる。
なお、通信端末利用者ID及び変換対象アバタIDを具体的に5桁の数字で表現しているが、この表現に限定されることはない。変換情報の項目、各変換項目のデータ構成及び選択肢は一例であり、図8、図5等に示したものに限定されないことは言うまでもなく、通信サーバと利用者間、及び各機能ブロック間で必要なデータをやり取りすることができるならば、どのような構成であってもよい。また、図8の変換対象アバタIDに自アバタIDを設定すれば、従来通り自アバタの変換も可能である。
(1−4)アバタ情報記憶部
図9(a)及び図9(b)は、アバタ情報記憶部126を説明する図である。
図9(a)はユーザ毎に各アバタIDによって、アバタを変換した情報(アバタの属性データ)を管理している。アバタ情報記憶部126には、自アバタを含むアバタIDに対応して、属性データを変換したアバタについては変換後のアバタ情報が記憶され、属性データを変換していないアバタについては、初期設定のアバタ情報が記憶される。すなわち、アバタ情報記憶部126には、仮想空間に参加するユーザが操作する全てのアバタの属性データが通信端末利用者毎に記憶されている。具体的には、通信端末利用者IDが01234であるユーザは、アバタIDが01234である自アバタをアバタ情報Aのように変換したとする。また、アバタID98765については、アバタ情報A1、アバタID13579については、アバタ情報A2というように、変換している。一方、通信端末利用者IDが98765であるユーザは、アバタIDが01234については、アバタ情報B1、アバタID98765の自アバタはアバタ情報B、アバタID13579については、アバタ情報B2に、変換している。仮想空間に存在する一アバタは、仮想空間に参加する通信端末利用者ぞれぞれのイメージに対応するものとして記憶される。このように、ユーザ毎に自アバタを含む他アバタのアバタ情報が管理されれば、仮想空間で遭遇する他アバタのイメージは、常にユーザのイメージと一致するように記憶されるため、ユーザのイメージする仮想空間を維持することが容易である。
また、図9(b)は、ユーザにより変更された自アバタのアバタ情報のみが記憶されており、一アバタの属性データは、仮想空間に参加する全ユーザで共通の情報となる。すなわち、ユーザが他アバタをどのように変換したとしても、仮想空間で再度他アバタと遭遇するときは、他アバタを操作するユーザが変換する属性データに基づく変換がなされた他アバタで登場することになる。よって、他アバタは、他アバタを操作するユーザ好みのイメージが維持されることになる。なお、図9(b)に示した、それぞれの自アバタの情報のみが記憶される場合は、コンテンツ管理部に記憶されていても良い。
(1−5)アバタ変換制御部
前述したように従来より、ユーザがイメージする仮想空間となるように自アバタを変換することが行われている。さらに、本実施形態では、参加ユーザが限られた仮想空間においては、業務の遂行に支障をきたさないようにするために他ユーザが操作するアバタの変換をユーザの操作範囲内のみですることができる。しかしながら、アバタの属性データの変換は通信サーバにとって処理負荷が大きく、且つネットワークの通信負荷を高める可能性がある。そのため、本実施形態では図6に示したアバタ変換部(自アバタ及び他アバタ変換機能)に加えて、アバタの属性データの変換可否を判断するアバタ変換制御部を設けた通信サーバを含む通信システムSysを提供する。
そこで、次に、本実施形態に係るアバタ変換制御部を設けた通信サーバについて説明する。
図10は、アバタ変換制御部を設けた通信サーバの機能構成を説明する図である。図10に示すように、アバタ変換制御部131は、通信サーバ101内のリクエスト情報受信部111とコンテンツ管理部112との間に設けられている。
アバタ変換制御部131は、ユーザが通信端末103から送信するリクエスト情報(アバタ変換リクエストに相当)のうちリクエスト情報受信部111を介して、アバタ変換に関する指示情報を受信し、リクエスト情報を解析すると共に、通信状況を監視して、アバタの属性データの変換可否を判断する。
第1の実施形態におけるアバタ変換制御部131は、チャット又は会話のセッションが有効となっているか否かに基づいて、アバタの属性データの変換の可否を判断する。
(1−6)第1の実施形態に係るアバタ変換制御部の構成
図11は第1の実施形態に係るアバタ変換制御部131の機能構成を説明する図である。図11に示すように、アバタ変換制御部131は、変換対象アバタ識別部133、通信状況取得部135、アバタ変換決定部137及びアバタ変換可否情報送信部139を有する。
アバタ変換制御部131は、ユーザが送信したアバタ変換に関する指示情報を解析して、変換対象アバタ識別部133から対象アバタ信号を送信し、通信状況取得部135からコミュニケーション信号を送信する。対象アバタ信号及びコミュニケーション信号を受信したアバタ変換決定部137は、変換可否信号をアバタ変換可否情報送信部139に送信する。
変換対象アバタ識別部133から送信される対象アバタ信号は、ユーザが変換したいアバタが自アバタであるか又は他アバタであるかを識別する信号である。また、通信状況取得部135から送信されるコミュニケーション信号は、ユーザの変換したいアバタがチャット又は会話等のコミュニケーション中であるか否かを識別する信号である。
図12は変換対象アバタ識別部133の機能構成を説明する図である。
図12に示すように、リクエスト情報取得部141で、ユーザである通信端末利用者が送信したリクエスト情報を参照し、通信端末利用者IDと変換対象アバタIDとを取得する。本実施形態においては、通信端末利用者IDは、通信端末利用者の自アバタIDと一致するとする。次に、アバタID照合部143で通信端末利用者IDと変換対象アバタIDとを比較し、両者が一致するか否かを判定する。通信端末利用者IDと変換対象アバタIDとが一致したら、変換対象は自アバタであり、通信端末利用者IDと変換対象アバタIDとが一致しない場合は、変換対象が他アバタであると判定する。判定結果は、対象アバタ信号送信部145が受信し、対象アバタ信号送信部145から、対象アバタ信号がアバタ変換決定部137に送信される。対象アバタ信号は、例えば、変換対象が自アバタであれば0、変換対象が他アバタであれば1とするが、これに限定されるものではなく、変換対象が自アバタであるか又は他アバタであるかが判断できれば、どのような構成でもよい。
図13は通信状況取得部135の機能構成を説明する図である。
通信状況取得部135は、通信パケットのヘッダーに含まれるポート番号を参照する等により、端末利用者すなわち変換対象アバタを操作するユーザがチャット又は会話等のコミュニケーション中であるか否かの状況を調査する。なお、変換対象アバタを操作するユーザがコミュニケーション中であるか否かは、ポート番号を参照する以外の方法でも調査できるが、ここでは、ポート番号によりコミュニケーション状況を判断することとする。
図13に示すように、ポート番号取得部151は変換対象アバタの通信パケットに含まれるポート番号を取得し、ポート番号参照部153に送信する。ポート番号参照部153は、取得したポート番号をポート番号データベース155に照合して、コミュニケーションに用いるアプリケーションか否かを判定する。ポート番号データベース155は、コミュニケーションに用いるアプリケーション、例えばチャットプログラム等のポート番号が記録されている。取得したポート番号がポート番号データベース155に一致する場合コミュニケーション中であり、一致しない場合コミュニケーション中ではないと判定する。判定結果は、コミュニケーション信号送信部157が受信し、コミュニケーション信号送信部157からコミュニケーション信号としてアバタ変換決定部137に送信される。コミュニケーション信号は、例えば、変換対象アバタがコミュニケーション中でなければ0、コミュニケーション中であれば1とするが、これに限定されるものではなく、コミュニケーション中であるか否かが判断できれば、どのような構成でもよい。
このようにして、変換対象アバタ識別部133及び通信状況取得部135のそれぞれから送信される対象アバタ信号及びコミュニケーション信号に基づいて、アバタ変換決定部137は、変換対称アバタの属性データの変換の可否を決定し、変換可否信号としてアバタ変換可否情報送信部139に送信する。変換可否信号は、例えば、変換対称アバタの属性データの変換を許可するのであれば0、属性データの変換を許可しないのであれば1とするが、これに限定されるものではない。
図14は、変換対称アバタの変換可否信号を決定するためのテーブルである。
図14に示すように、変換可否信号は、変換対称アバタを操作する端末利用者がコミュニケーション中でない(コミュニケーション信号が0)の場合、アバタの属性データの変換が可能(変換可否信号が0)であり、変換対称アバタを操作する端末利用者がコミュニケーション中(コミュニケーション信号が1)の場合、アバタの属性データの変換を不可能(交換可否信号が1)としている。ここでは、コミュニケーション信号に基づいて、アバタの属性データの変換の可否を決定しているが、この判定方法に限定されるものではなく、自アバタであれば、コミュニケーション中であったとしてもアバタの属性データの変換は可能であると設定しても良い。
このようにして決定した変換可否信号に基づいて、アバタ変換可否情報送信部139から、アバタの属性データの変換が許可された場合は、図10のアバタ変換部113に通信端末利用者のリクエスト情報が送信され、アバタの属性データの変換処理が実行される。一方、アバタの属性データの変換が許可されない場合は、図10に示すように、アバタ変換制御部131からレスポンス送信部115にアバタ変換不可能の信号が送信され、最終的に、通信端末103にアバタ変換が不可能である旨が通知される。
以上説明したように、第1の実施形態に係る通信サーバ101は、アバタを操作する通信端末利用者のコミュニケーション状況に基づいてアバタの属性データの変換の可否を決定するアバタ変換制御部131を設けたことにより、変換対象アバタがコミュニケーション中か否かによりアバタの属性データの変換の可否を判断することができる。このため、アバタの属性データの変換による通信サーバ及びネットワークの負荷を低減できるので、通信のリアルタイム性及び音質の低下を防止することができる。また、アバタの属性データの変換を必要以上にこだわるために、コミュニケーションが不足するという事態を回避することもできる。以上の作用及び効果は、自アバタの属性データを変換する場合だけでなく、本実施形態で可能な他アバタの属性データを変換する場合にも有効である。
以上説明した各機能は、通信サーバを構成する図示しないCPU、ROM、RAM等により実現される。具体的には、以上に説明した各機能は、専用の制御デバイスあるいは、プログラムを実行するプロセッサ(CPU)と、そのプロセッサで実行するプログラムとデータを記憶するRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶デバイスを含むハードウェア資源で実現される。なお、ここで説明した構成は、機能別に説明したものであり、実現するハードウェアの物理構成は、機能毎に明確に分離され、独立に用意される必要はない。次に、第1の実施形態に係る通信サーバ101の動作について説明する。
(1−7)第1の実施形態に係る通信サーバの処理
図15は、第1の実施形態に係るアバタ変換可否判定処理の流れを示している。
図15に示すように、ユーザが通信端末103からユーザのイメージする仮想空間に近づけるために、属性データを変換するアバタを決定することにより通信サーバ101によるアバタの変換がスタートする(S160)。ユーザの指示情報から変換対象アバタID及び通信端末利用者IDを取得する(S161)。取得した変換対象アバタIDと通信端末利用者IDとを照合して、変換対象アバタがユーザの自アバタか他アバタかを判定し(S162)、その結果を送信する(S163)。一方、変換対称アバタの通信状況を通信パケットに含まれるポート番号等から取得する(S164)。取得したポート番号から、変換対象アバタがコミュニケーション中か否かを判定し(S165)、その結果をコミュニケーション信号として送信する(S166)。コミュニケーション信号に基づき変換対象アバタがコミュニケーション中であるか否かを判定し(S167)、変換対象アバタがコミュニケーション中でなければ変換対象アバタの変換可否信号を変換可(図14では0)と設定し(S168)、変換対象アバタがコミュニケーション中であれば変換対称アバタの変換可否信号を変換不可(図14では1)と設定する(S169)。変換可否信号が送信され(S170)、本処理を終了する(S171)。これにより、ユーザは、変換可否信号により、変換対象アバタの変換後の外観等アバタの属性データ変換可否の旨を知ることができる。
なお、S161〜S163とS164〜S166との実行順序は、図15に示す順に代えて、S164〜S166を先に実行してもよく、S161〜S163とS164〜S166とを並列で同時に実行してもよい。
以上のアバタ変換制御の流れにより、変換対象アバタがコミュニケーション中にはアバタの属性データの変換を実施することができない。このため、アバタの属性データの変換による通信サーバ及びネットワークの負荷を低減できるので、通信のリアルタイム性及び音質の低下を防止することができる。
(第2の実施形態)
本発明に係る第2の実施形態は、自アバタ及び他アバタの属性データの変換の可否をサーバの負荷情報又はネットワークの負荷情報により判断する制御部を設けることを特徴とする通信システムである。
複数のユーザが同時に一サーバを利用した状況下で、アバタの属性データを変換する等の処理は通信サーバにとって処理負荷が大きく、且つネットワークの通信負荷を高める可能性がある。このような処理が行われると、仮想空間における通信のリアルタイム性及び音質等を低下させるに止まらず、最悪の場合には、通信サーバの機能停止という事態に至る危険性がある。従って、サーバの負荷情報及びネットワークの負荷情報を監視し、サーバの負荷情報又はネットワークの負荷情報に応じてアバタの属性データの変換の可否を判断することが重要となる。なお、本実施形態に係る通信システムSys及び通信サーバ101の構成は、図10に示し、第1の実施形態にて説明した構成と同じであるため、ここでは説明を省略する。
(2−1)第2の実施形態に係るアバタ変換制御部の構成
図16は第2の実施形態に係るアバタ変換制御部131の機能構成を説明する図である。図16に示すように、アバタ変換制御部131は、サーバ負荷監視部201、ネットワーク(NW)負荷監視部203、アバタ変換決定部205及びアバタ変換可否情報送信部207を有する。
サーバ負荷監視部201からサーバ負荷情報に基づいたサーバ負荷信号と、ネットワーク負荷監視部203からネットワーク負荷情報に基づいたネットワーク負荷信号とがアバタ変換決定部205に送信され、アバタ変換決定部205は、変換可否信号をアバタ変換可否情報送信部207に送信する。アバタ変換可否情報送信部207から送信された変換可否信号に基づいてアバタの属性データの変換可否が決定される。
図17はサーバ負荷監視部201の機能構成を説明する図である。サーバ負荷監視部201はサーバ負荷情報としてサーバの統計情報であるロードアベレージ(CPUの平均負荷)を取得することを想定している。
サーバ負荷監視部201は、サーバ負荷情報取得部211、サーバ統計情報記録部213、サーバ負荷判定部215及びサーバ負荷信号送信部217を有する。サーバ負荷情報取得部211は、ロードアベレージ又はメモリ使用量等のサーバの統計情報が格納されているサーバ統計情報記録部213に問い合わせて、ロードアベレージを取得する。なお、サーバ統計情報記録部213はサーバ内のデータファイルという形式でサーバ上に存在する。OSによって格納位置は異なるが、OSがLinuxの場合、「/proc/cpuinfo」内に格納されているから、これを参照すればよい。取得したロードアベレージは、サーバ負荷判定部215に送信し、所定の閾値と比較して、閾値よりも小さければ、サーバ負荷は小さいと判定し、閾値よりも大きければ、サーバ負荷は大きいと判定する。サーバ負荷信号は、例えば、図19に示したように、サーバ負荷が小さいなら0、サーバ負荷が大きいなら1とするが、これに限定されるものではない。
なお、閾値の設定は、サーバに使用されているCPU数とするのが一般的である。例えば、サーバに搭載されているCPUが4つであれば、閾値を4に設定し、ロードアベレージが4未満ならばサーバ負荷が小さく、4以上ならばサーバ負荷が大きいと判定する。ロードアベレージの閾値の設定にサーバに使用されたCPU数を用いることは一例であり、他の基準を用いてもよい。
また、サーバの統計情報として、ロードアベレージを用いているが、ロードアベレージに換えて、例えばメモリ使用量等の情報を用いても良い。さらに、サーバ負荷情報とメモリ使用量との組み合わせ等、複数の統計情報を用いて判定しても良い。
こうして判定されたサーバ負荷信号は、サーバ負荷信号送信部217から、アバタ変換決定部205に送信される。
図18は、ネットワーク負荷監視部203の機能構成を説明する図である。ネットワーク負荷監視部203はネットワーク負荷情報としてパケット損失率を用いることを想定している。
ネットワーク負荷監視部203は、ネットワーク負荷情報取得部221、ネットワーク統計情報記録部223、ネットワーク負荷判定部225及びネットワーク負荷信号送信部227を有する。ネットワーク負荷情報取得部221は、ネットワーク統計情報が記録されているネットワーク統計情報記録部223に問い合わせて、受信したパケット数と破棄された受信パケット数とを取得する。なお、ネットワーク統計情報記録部223はサーバ内のデータファイルという形式でサーバ上に存在する。OSによって格納位置は異なるが、OSがLinuxの場合、「/proc/net/snmp」内に格納されているから、これを参照すればよい。ネットワーク統計情報記録部223から取得した、受信したパケット数と破棄された受信パケット数とをネットワーク負荷判定部225に送信し、ネットワーク負荷判定部225においてパケット損失率(=破棄された受信パケット÷受信したパケット数×100)を計算する。パケット損失率を所定の閾値と比較して、閾値よりも小さければネットワーク負荷が小さいと判定し、閾値よりも大きければネットワーク負荷が大きいと判定する。ネットワーク負荷信号は、例えば図19に示したように、ネットワーク負荷が小さいなら0、ネットワーク負荷が大きいなら1とするが、これに限定されるものではない。なお、第2の実施形態においては、ネットワーク負荷の閾値を1%に設定するが、この値には一例であり、他の値を用いてもよい。
また、ネットワーク負荷情報として、パケット損失率を用いているが、パケット損失率に換えて他の情報を用いても良い。
こうして判定されたネットワーク負荷信号は、ネットワーク負荷信号送信部227から、アバタ変換決定部205に送信される。
このようにして、サーバ負荷監視部201及びネットワーク負荷監視部203のそれぞれから送信されるサーバ負荷信号及びネットワーク負荷信号に基づいて、アバタ変換決定部205は、変換対称アバタの属性データの変換の可否を決定し、変換可否信号としてアバタ変換可否情報送信部207に送信する。変換可否信号は、例えば、変換対称アバタの属性データの変換を許可するであれば0、属性データの変換を許可しないのであれば1とするが、これに限定されるものではない。
具体的に、図19のアバタの属性データの変換可否信号を決定するためのテーブルを参照しながら、変換可否信号の設定手順を説明する。
変換可否信号は、サーバ負荷信号及びネットワーク負荷信号のいずれもが所定の閾値よりも小さい(サーバ負荷信号及びネットワーク負荷信号いずれも0)の場合、通信信号の負荷が小さいと判定して変換可否信号が0に設定される。一方、サーバ負荷信号及びネットワーク負荷信号の少なくとも一方が所定の閾値よりも大きい場合、通信信号の負荷が大きいと判定して、変換可否信号が1に設定される。第2の実施形態においてはサーバ及びネットワークのいずれも負荷が小さい場合のみアバタの属性データの変換を可能としているが、この判断方法に限定するものではない。例えば、サーバの負荷信号のみからアバタの属性データの変換の可否を決定してもよい。サーバ負荷信号及びネットワーク負荷信号がともに大きい場合にのみアバタの属性データの交換を不可能としても良い。
このようにして決定した変換可否信号に基づいて、アバタの属性データの変換がなされるが、第1の実施形態と同一であるため、説明を省略する。
以上説明したように、第2の実施形態に係る通信サーバ101は、サーバ及びネットワークの負荷状況に基づいてアバタの属性データの変換の可否を決定するアバタ変換制御部131を設けた。これにより、サーバ又はネットワークの少なくとも一方の負荷が大きい状況下でアバタの属性データの変換をすることは許可されない。このため、アバタの属性データの変換による通信サーバ及びネットワークへの負荷がかかることを抑制することができるため、通信のリアルタイム性及び音質が低下することを防止することができる。次に、第2実施形態に係る通信サーバ101の動作について説明する。
(2−2)第2の実施形態に係る通信サーバの処理
図20は、第2の実施形態に係るアバタ変換可否判定処理の流れを示している。
図20に示すように、ユーザが通信端末103からユーザのイメージする仮想空間に近づけるために、属性データを変換するアバタを決定することにより通信サーバ101によるアバタの変換がスタートする(S230)。サーバの負荷情報をサーバの統計情報等から取得する(S231)。取得したサーバの負荷情報からサーバの負荷状況を判定し(S232)、その結果をサーバ負荷信号として送信する(S233)。一方、ネットワークの負荷情報をネットワーク統計情報等から取得する(S234)。取得したネットワーク統計情報からネットワークの負荷状況を判定し(S235)、その結果をネットワーク負荷信号として送信する(S236)。通信サーバ及びネットワークの負荷状況に基づいて、アバタの属性データの変換が可能か否かを判定する(S237)。アバタの属性データの変換が可能であればアバタの変換可否信号を変換可(図19では0)と設定し(S238)、アバタの属性データの変換が不可能であれば変換対称アバタの変換可否信号を変換不可(図19では1)と設定する(S239)。変換可否信号が送信され(S240)、本処理を終了する(S241)。これにより、変換可否信号により、変換対象アバタの変換後の外観等アバタの属性データの変換可否の旨がユーザに知らされる。
なお、S231〜S233とS234〜S236との実行順序は、図20に示す順に代えて、S234〜S236を先に実行してもよく、S231〜S233とS234〜S236とを並列で同時に実行してもよい。
以上のアバタ変換制御の流れにより、本実施形態では、通信サーバ又はネットワークの負荷が大きいときにはアバタの属性データの変換を実施することは許可されない。このため、アバタの属性データの変換に基づく通信サーバ及びネットワークの負荷を抑制することができるので、通信のリアルタイム性及び音質の低下を防止することができる。
(第3の実施形態)
本発明に係る第3の実施形態はアバタの属性データの変換の可否は、アバタを操作するユーザにより設定されたアバタの情報に基づいて属性データの変換が可能か否かを判断する制御部を設けることを特徴とする通信システムである。
テレワークシステムにおける会議等では、複数のユーザが同一の仮想空間に出席することが考えられ、参加ユーザのそれぞれが操作するアバタを特徴付けるためにアバタの属性データの変換が盛んに行われることが考えられる。しかしながら、本来業務を円滑にするために行う他アバタの属性データの変換が興味本位に行われる等して、業務の遂行を阻害することになりかねない。また、アバタによって表現される階級差が希薄になり、業務の遂行及びコミュニケーション等に問題が生じることが考えられる。また、参加ユーザが自アバタのみならず他アバタを変換する場合、他ユーザの通信端末にのみ表現される範囲であっても、自分のアバタを勝手にカスタマイズされることが気になり、コミュニケーションに支障をきたす危険性がある。従って、アバタを操作するユーザから他ユーザによるアバタの属性データを変換する許可又はユーザの実社会での地位等の情報に基づいて、アバタの属性データの変換の可否を、判断することが重要となる。なお、本実施形態に係る通信システムSys及び通信サーバ101の構成は、図10に示し、第1の実施形態にて説明した構成と同じであるため、ここでは説明を省略する。
(3−1)第3の実施形態に係るアバタ変換制御部の構成
図21は第3の実施形態に係るアバタ変換制御部131の機能構成を説明する図である。図21に示すように、アバタ変換制御部131は、許可情報取得部301、地位情報取得部303、アバタ変換決定部305及びアバタ変換可否情報送信部307を有する。アバタ変換制御部131及び許可情報取得部301はアバタ変換制御部131の外部に設けられたコンテンツ管理部112に情報を取得するための問い合わせを行う。
許可情報取得部301は許可情報要求信号を、地位情報取得部303は地位情報要求信号をそれぞれコンテンツ管理部112に送信する。許可情報要求信号を受信したコンテンツ管理部112からは許可情報応答信号が許可情報取得部301に送信され、地位情報要求信号を受信したコンテンツ管理部112からは地位情報応答信号が地位情報取得部303に送信される。なお、許可情報には、ユーザが操作するアバタの属性データを他ユーザにより変換されることを許可しているか否かが含まれ、地位情報には、ユーザの属する実社会等での役職等の情報が含まれている。
許可情報取得部301は許可情報応答信号から、アバタの属性データを変換することが許可されているかどうかを判定し、変換許可情報信号としてアバタ変換決定部305に送信する。一方で、地位情報取得部303は地位情報応答信号からユーザが属する実社会等での役職情報を取得して、地位情報信号としてアバタ変換決定部305に送信する。アバタ変換決定部305は、変換許可情報信号又は地位情報信号に基づいてアバタの属性データの変換の可否を決定し、変換可否信号としてアバタ変換可否情報送信部307に送信する。変換可否信号は、例えば、変換対称アバタの属性データの変換を許可するであれば0、属性データの変換を許可しないのであれば1とするが、これに限定されるものではない。
図22は、アバタ変換制御部131からコンテンツ管理部112にアバタの情報を要求する要求信号及びコンテンツ管理部112からの応答信号の例を示す図である。具体的に、アバタID86230の属性データの変換が可能かどうかについて説明する。
ユーザが変換対象アバタを決定すると、アバタ変換制御部131から、変換対象アバタID、許可情報要求信号及び地位情報要求信号がコンテンツ管理部112に送信される。アバタ変換制御部131は許可情報及び地位情報を保持していないため、初期値が例えば32767が格納される。許可情報要求信号及び地位情報要求信号を受信したコンテンツ管理部112は、変換対象アバタの許可情報と地位情報とを検索し、その結果を送信する。コンテンツ管理部112は、許可情報については他ユーザによるアバタの属性データの変換を許可する場合には変換許可情報信号が0、許可しないならば変換許可情報信号が1である。地位情報については一般社員ならば地位情報信号を0、課長ならば地位情報信号を1、部長以上ならば地位情報信号を2とするが、この構成に限定されるものではない。ここでは、アバタIDが86230のユーザは、他ユーザによるアバタの変換を許可していない(変換許可情報信号が1)部長以上の役職(地位情報信号が2)である。従って、アバタIDが86230のアバタは、他ユーザが属性データを変換することが不可能である。仮想空間に参加する全ユーザは、アバタIDが86230のアバタを操作するユーザが表現した同一のアバタとして認識することになる。
なお、コンテンツ管理部112には、各ユーザのアバタの属性データ、他ユーザによるアバタの変換許可情報及び地位情報等が図9(b)のように管理されている。
具体的に、図23のアバタの属性データの変換可否信号を決定するためのテーブルを参照しながら、変換可否信号の設定手順を説明する。ここでは、部長以上(地位情報信号2)が操作するアバタの属性データの変換は、許可されないものとする。すなわち、ユーザが他ユーザによる自アバタの属性データの変換を許可しており(変換許可情報信号が0)、且つ、部長以上の役職でない(地位情報信号0又は1)ユーザのアバタは、他ユーザによるアバタの属性データの変換が許可されるが、他ユーザによる自アバタの属性データの変換を許可していない(変換許可情報信号が1)か、又は部長以上の役職であるユーザのアバタは他ユーザによるアバタの属性データの変換が許可されない。例えば、アバタIDが01234のアバタは、他ユーザによる自アバタの属性データの変換を許可しており、役職は課長である。従って他ユーザによるアバタの属性データの変換が可能である。一方アバタIDが98765のアバタは、他ユーザによる自アバタの変換を許可していないため、役職にかかわらず、他ユーザによるアバタの属性データの変換が不可能である。第3の実施形態で、変換可否信号を決定した変換許可情報及び地位情報は一例であり、他のユーザの情報を用いても良い。
以上説明したように、第3の実施形態に係る通信サーバ101は、ユーザにより設定されたアバタの属性データの変換の可否は、アバタを操作するユーザの情報に基づいて、判断するアバタ変換制御部131を設けたことにより、他ユーザの通信端末のみに表現される範囲であっても、アバタを操作するユーザにより設定されて許可の可否を決定することができる。このため、業務の遂行及びコミュニケーションに支障をきたす問題の発生を抑制することができる。次に、第3の実施形態に係る通信サーバ101の動作について説明する。
(3−2)第3の実施形態に係る通信サーバの処理
図24は、第3の実施形態に係るアバタの変換可否処理の流れを示している。
図24に示すように、ユーザが通信端末103からユーザのイメージする仮想空間に近づけるために、属性データを変換するアバタを決定することにより通信サーバ101によるアバタの変換がスタートする(S310)。属性データを変換する変換対象アバタIDを取得する(S311)。変換対象アバタIDから、変換対象アバタの許可情報を取得し(S312)、取得した情報を変換許可情報信号として送信する(S313)。一方、変換対象アバタIDから、変換対象アバタの地位情報を取得し(S314)、取得した情報を地位情報信号として送信する(S315)。変換許可情報信号及び地位情報信号に基づいて、アバタの属性データの変換が可能か否かを判定する(S316)。アバタの属性データの変換が可能であればアバタの変換可否信号を変換可(図23では0)と設定し(S317)、アバタの属性データの変換が不可能であれば変換対称アバタの変換可否信号を変換不可(図23では1)と設定する(S318)。変換可否信号が送信され(S319)、本処理を終了する(S320)。変換可否信号により、変換対象アバタの変換後の外観等アバタの属性データの変換可否の旨がユーザに知らされる。
なお、S312〜S313とS314〜S315との実行順序は、図24に示す順に代えて、S314〜S315を先に実行してもよく、S312〜S313とS314〜S315とを並列で同時に実行してもよい。
以上のアバタ変換制御の流れにより、アバタを操作するユーザの設定した情報に基づいてアバタの変換の可否が決定される、このため、業務の遂行及びコミュニケーションに支障をきたす問題の発生を抑制することができると共に、快適に業務を遂行することを維持できることになる。
第3の実施形態で、変換可否信号の決定に用いて変換許可情報及び地位情報は一例であり、他のユーザの情報を用いても良いことはいうまでもない。また、社内データである社員スケジュール表等の情報を利用して変換可否信号の決定を行っても良い。例えば、会議中は、全てのアバタの属性データの変換が許可されないが、休憩時間であれば、アバタの属性データの変換を許可する、休憩時間であれば役職にかかわらずアバタの属性データの変換を許可するなど、設定を変更することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、クライアント・サーバ型の通信システムを例に挙げて、通信サーバが、クライアント端末側からのリクエストに応じて、一極集中してアバタ変換処理を実行したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、本発明は、ピアツーピア(Peer to Peer)型の通信システムに応用することができる。すなわち、ネットワークを経由して接続されたPC(Personal Computer)等のいずれかの端末からのリクエストに応じて、他のいずれかの端末(情報処理装置)がアバタ変更処理を実行するようにしてもよい。
従来の通信システムに係るシステム構成図である。 従来の通信サーバの機能構成を説明する図である。 従来の自アバタ変換部の機能構成を説明する図である。 自アバタの属性データをカスタマイズする際に送信するアバタ変換データである。 自アバタの属性データをカスタマイズする際に送信するアバタ変換データの交換情報を示す図である。 第1の実施形態に係る通信システムSysの全体構成図である。 第1の実施形態に係るアバタ変換部の機能構成を説明する図である。 第1の実施形態に係るユーザによる他アバタの変換指示情報である。 (a)及び(b)は、第1の実施形態に係るアバタ情報記憶部を説明する図である。 第1の実施形態に係るアバタ変換制御部を設けた通信サーバの機能構成を説明する図である。 第1の実施形態に係るアバタ変換制御部の機能構成を説明する図である。 第1の実施形態に係る変換対象アバタ識別部の機能構成を説明する図である。 第1の実施形態に係る通信状況取得部の機能構成を説明する図である。 第1の実施形態に係る変換対称アバタの変換可否信号を決定するためのテーブルである。 第1の実施形態に係るアバタ変換可否判定処理の流れを示す図である。 第2の実施形態に係るアバタ変換制御部の機能構成を説明する図である。 第2の実施形態に係るサーバ負荷監視部の機能構成を説明する図である。 第2の実施形態に係るネットワーク負荷監視部の機能構成を説明する図である。 第2の実施形態に係るアバタの属性データの変換可否信号を決定するためのテーブルである。 第2の実施形態に係るアバタ変換可否判定処理の流れを示す図である。 第3の実施形態に係るアバタ変換制御部の機能構成を説明する図である。 第3の実施形態に要求信号及び応答信号の例を示す図である。 第3の実施形態に係るアバタの属性データの変換可否信号を決定するためのテーブルである。 第3の実施形態に係るアバタの変換可否処理の流れを示す図である。
符号の説明
101 通信サーバ
102 ネットワーク
103 通信端末
111 リクエスト情報受信部
112 コンテンツ管理部
113 アバタ変換部
114 コンテンツ決定部
115 レスポンス送信部
121 変換対象アバタ及び変換指示情報受信部
122 変換対象アバタ情報取得部
123 アバタ変換情報記憶部
124 アバタ変換実行部
125 アバタ情報送信部
126 アバタ情報記憶部
131 アバタ変換制御部
133 変換対象アバタ識別部
135 通信状況取得部
137 アバタ変換決定部
139 アバタ変換可否情報送信部
141 リクエスト情報取得部
143 アバタID照合部
145 対象アバタ信号送信部
151 ポート番号取得部
153 ポート番号参照部
155 ポート番号データベース
157 コミュニケーション信号送信部
201 サーバ負荷監視部
203 ネットワーク負荷監視部
205 アバタ変換決定部
207 アバタ変換可否情報送信部
211 サーバ負荷情報取得部
213 サーバ統計情報記録部
215 サーバ負荷判定部
217 サーバ負荷信号送信部
221 ネットワーク負荷情報取得部
223 ネットワーク統計情報記録部
225 ネットワーク負荷判定部
227 ネットワーク負荷信号送信部
301 許可情報取得部
303 地位情報取得部
305 アバタ変換決定部
307 アバタ変換可否情報送信部

Claims (10)

  1. 複数の端末とネットワークを経由して接続され、端末から送信されたアバタ変換リクエストを受信するリクエスト情報受信部と、
    前記アバタ変換リクエストに係る対象アバタの属性データの変換の可否を判断するアバタ変換制御部と、
    アバタの属性データを管理するコンテンツ管理部と、
    前記アバタ変換制御部により前記対象アバタの属性データの変換が可能と判断された場合、前記対象アバタの属性データを変換するアバタ変換部と、
    前記アバタ変換部により属性データが変換された前記対象アバタを前記端末に送信するレスポンス送信部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記アバタ変換制御部は、端末利用者が通信中か否かを判定する通信状況取得部を有し、該通信状況取得部によりアバタの属性データの変換の可否を判断する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記通信状況取得部は、前記端末利用者が送信した通信パケットに含まれるポート番号により、前記端末利用者が通信中か否かを判断する請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記アバタ変換制御部は、サーバ負荷情報を判定するサーバ負荷監視部及びネットワークの負荷情報を判定するネットワーク負荷監視部の少なくとも一方を有し、前記サーバ負荷監視部及びネットワーク負荷監視部の少なくとも一方により、前記対象アバタの属性データの変換の可否を判断する請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記アバタの属性データは、前記端末利用者の変換許可情報及び地位情報を含み、該変換許可情報又は該地位情報に基づいて前記対象アバタの変換の可否を判断する請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記対象アバタの属性データ及び前記アバタ変換部により変換された属性データを記憶するアバタ情報記憶部をさらに備える請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記対象アバタは、他アバタである請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 複数の端末とネットワークを経由して接続され、端末から送信されたアバタ変換リクエストを受信するリクエスト情報受信処理と、
    通信信号の負荷状況に基づき、前記アバタ変換リクエストに係る対象アバタの属性データの変換の可否を判断するアバタ変換制御処理と、
    アバタの属性データを管理するコンテンツ管理処理と、
    前記アバタ変換制御処理により前記対象アバタの属性データの変換が可能と判断された場合、前記対象アバタの属性データを変換するアバタ変換処理と、
    前記アバタ変換処理により属性データが変換された前記対象アバタを前記端末に送信するレスポンス送信処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  9. 複数の端末がネットワークを経由して接続された通信システムであって、
    前記複数の端末のうちのいずれかがアバタ変換リクエストを送信し、
    前記複数の端末のうちの他のいずれかは、
    前記送信されたアバタ変換リクエストを受信するリクエスト情報受信部と、
    通信信号の負荷状況に基づき、前記アバタ変換リクエストに係る対象アバタの属性データの変換の可否を判断するアバタ変換制御部と、
    アバタの属性データを管理するコンテンツ管理部と、
    前記アバタ変換制御部により前記対象アバタ属性データの変換が可能と判断された場合、前記対象アバタ属性データを変換するアバタ変換部と、
    前記アバタ変換部により属性データが変換された前記対象アバタを、前記アバタ変換をリクエストした端末に送信するレスポンス送信部と、を有する通信システム。
  10. 前記通信システムはテレビ会議システムであって、該テレビ会議システムに参加する所与の端末利用者のみの操作に応じて、前記アバタ変換リクエストに対して前記対象アバタの属性を変換する請求項9に記載の通信システム。
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