JP2010085549A - 液晶装置および電子機器 - Google Patents

液晶装置および電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2010085549A
JP2010085549A JP2008252593A JP2008252593A JP2010085549A JP 2010085549 A JP2010085549 A JP 2010085549A JP 2008252593 A JP2008252593 A JP 2008252593A JP 2008252593 A JP2008252593 A JP 2008252593A JP 2010085549 A JP2010085549 A JP 2010085549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
double
sided tape
crystal device
crystal panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008252593A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Inui
高彰 乾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Epson Imaging Devices Corp
Original Assignee
Epson Imaging Devices Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Epson Imaging Devices Corp filed Critical Epson Imaging Devices Corp
Priority to JP2008252593A priority Critical patent/JP2010085549A/ja
Publication of JP2010085549A publication Critical patent/JP2010085549A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】部材の追加や光学シートの厚手化を行なわなくても、高温試験や高温高湿試験で
の光学シートのうねりを防止することのできる液晶装置、および液晶装置を備えた電子機
器を提供すること。
【解決手段】液晶装置100において、液晶パネル1とフレーム9の段部911とは両面
テープ28によって直接接着され、プリズムシート25は、段部911より低い位置に配
置されている。このため、段部911において両面テープ28により液晶パネル1が固定
されている箇所の全てにわたって、プリズムシート25の外周端部25fが両面テープ2
8に非接触状態にあり、固定されていない。それ故、新たな部材の追加や光学シートの厚
手化を行なわなくても、高温試験や高温高湿試験でのプリズムシート25のうねりを防止
することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、フレームの内側に液晶パネルに保持された液晶装置、および該液晶装置を備
えた電子機器に関するものである。
一般的に、透過型あるいは半透過反射型の液晶装置は、図10に示すように、樹脂フレ
ーム91の内側で、反射板27、バックライト用の導光板6、散乱板23、厚さが62μ
m程度のプリズムシート24、厚さが65μm程度のプリズムシート25、下偏光板42
、液晶パネル1、および上偏光板41が順に重ねて配置された構造になっている。樹脂フ
レーム91の内周側面では、液晶パネル1の外端縁に沿うように段部911が延在してお
り、かかる段部911によって、液晶パネル1の裏面側端部が支持されている。また、液
晶パネル1の裏面には下偏光板42が接着剤層51により接着されており、下偏光板42
の裏面側と段部911との間には両面テープ28が配置されている。このため、液晶パネ
ル1は、両面テープ28および下偏光板42を介して樹脂フレーム9の段部911に固定
されている。ここで、両面テープ28の下面は、プリズムシート25の外周端部にも接着
している。このような構成の液晶装置では、高温試験や高温高湿試験を行った際、熱膨張
などが原因でプリズムシート25にうねりが発生することがある。かかるうねりは、プリ
ズムシート25による出射光の配向角を乱し、表示画像の品位を低下させるため、好まし
くない。
そこで、プリズムシート25と下偏光板42との間に無偏光特性光学シートを挿入する
ことが提案されている(特許文献1参照)。
特開2008−130233号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成のように、プリズムシート25と下偏光板42
との間に無偏光特性光学シートを追加すると、液晶装置の薄型化や低コスト化を妨げてし
まう。また、プリズムシート25のうねりを防止する対策としては、プリズムシート25
の厚さを140μm程度まで厚くすることが考えられるが、かかる対策も、液晶パネル1
の薄型化や低コスト化を妨げるため、好ましくない。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、部材の追加や光学シートの厚手化を行なわな
くても、高温試験や高温高湿試験での光学シートのうねりを防止することのできる液晶装
置、および液晶装置を備えた電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る液晶装置は、液晶パネルと、該液晶パネルの
裏面に重ねて配置された下偏光板と、前記液晶パネルおよび前記下偏光板を内側に収容し
、前記液晶パネルの裏面側端部を支持する段部が前記液晶パネルの外端縁に沿って延在す
るフレームと、下面が前記段部の上面に接着され、上面が前記液晶パネルに接着された両
面テープと、前記下偏光板の下面に重なるように前記フレームの内側に配置され、外周端
部が相対向するいずれの2箇所においても、少なくとも一方の箇所が前記両面テープに対
して非接触状態にあることを特徴とする。
本発明において、「接着」とは「粘着」を含む意味である。本発明において、「光学シ
ートの外周端部において相対向する箇所」とは、光学シートの外周端部の任意の1箇所に
接する仮想線に対して、光学シートの外周端部に接する箇所から仮想の法線を描いたとき
に、他方側の外周端部で接する箇所のことを意味する。従って、本発明において、前記光
学シートが矩形である場合、前記光学シートの外周端部で相対向する2辺では、相対向す
るいずれの2箇所においても、少なくとも一方の箇所が前記両面テープに対して非接触状
態にある。
本願発明者が高温試験や高温高湿試験での光学シートのうねりの原因や対策を種々検討
した結果、光学シートの外周端部のいずれかにおいて相対向する2箇所が両面テープに接
して固定されている場合にうねりが発生するという新たな知見を得た。すなわち、光学シ
ートの両端が両面テープに接して固定されている場合にうねりが発生するという知見を得
た。本発明では、かかる知見に基づいて、フレームと液晶パネルとを固定するための両面
テープと、光学シートとの関係において、光学シートの外周端部において相対向するいず
れの2箇所でも、少なくとも一方の箇所が非接触状態にあるという構成を採用している。
かかる構成によれば、高温試験や高温高湿試験の際、光学シートに加わる応力を光学シー
トの変位で吸収できるので、光学シートにうねりが発生しない。従って、本発明によれば
、新たな部材の追加や光学シートの厚手化を行なわなくても、高温試験や高温高湿試験で
の光学シートのうねりを防止することができる。それ故、液晶装置の薄型化や低コスト化
を妨げることなく、液晶装置の信頼性を向上することができる。
本発明において、前記光学シートは、プリズムシートである。かかるプリズムシートは
、出射光の配向角を調整することにより、正面の輝度を向上させる。
本発明において、前記光学シートの外周端部全体が前記両面テープに対して非接触状態
にあることが好ましい。かかる構成によれば、高温試験や高温高湿試験での光学シートの
うねりを確実に防止することができる。
本発明では、前記光学シートにおいて前記両面テープに対して非接触状態にある箇所で
は、前記両面テープの内端縁が前記段部の内端縁と重なる位置、あるいは前記段部の内端
縁より外側にあることが好ましい。このように構成すると、両面テープの内端縁が段部の
内端縁から内側に張り出していないので、光学シートと両面テープとの接触を確実に回避
することができる。
本発明において、前記下偏光板は、少なくとも前記段部より内側に配置され、前記光学
シートは、前記段部の上面よりも低い位置に配置され、前記両面テープの上面は、前記液
晶パネルの裏面側端部に直接、接着されている構成を採用することができる。下偏光板を
段部より内側に配置すると、その分、光学シートが低い位置に配置されるため、光学シー
トと両面テープとの接触を確実に回避することができる。
本発明において、前記段部は、上端部分から内側に向けて突出した突部を備え、前記光
学シートの外周端部は、前記突部の下面に当接していることが好ましい。このように構成
すると、光学シートと両面テープとの接触を確実に回避することができる。また、光学シ
ートを突起により押え込むことができるので、光学シートの浮きを防止することができる
本発明では、前記光学シートの外周端部において、前記両面テープに対して接触状態に
ある個所に対して対向する箇所は、前記両面テープに対して非接触状態にある構成を採用
してもよい。
本発明を適用した液晶装置は、モバイルコンピュータ、携帯電話、カーナビゲーション
、パーソナルコンピュータなどの電子機器に用いられる。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明で参照する図にお
いては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に
縮尺を異ならしめてある。また、以下の説明では、図10に示す構成との対応が分りやす
いように、共通する部材については同一の符号を付して説明する。
[実施の形態1]
まず、光学シートとして用いたプリズムシートの外周端部で相対向するいずれの2箇所
においても、双方が両面テープに対して非接触状態にある構成を説明する。
(液晶装置の全体構成)
図1および図2は各々、本発明の実施の形態1に係る液晶装置の平面図、および分解斜
視図である。図3(a)、(b)は各々、本発明の実施の形態1に係る液晶装置を、図1
のA1−A1′線、およびB1−B1′線に相当する位置で切断したときの様子を模式的
に示す断面図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る液晶装置を、図1のC1−C
1′線に相当する位置で切断したときの断面図である。なお、図1(a)、(b)には、
後述する両面テープ28の貼付範囲を、右下がりの斜線が3本一組になって付されている
領域として示してある。また、図1(a)、(b)において、後述する段部911の内端
縁を一点鎖線で示してある。
図1、図2および図3(a)、(b)に示すように、本形態の液晶装置100は、透過
型あるいは半透過反射型の液晶パネル1と、この液晶パネル1の裏面側に配置された照明
装置8(バックライト装置)とを有しており、照明装置8および液晶パネル1は、平面矩
形形状のフレーム9の内側に保持されている。フレーム9は、矩形枠状の樹脂フレーム9
1と、この樹脂フレーム91を外側で支持する箱状の金属フレーム92とからなる。かか
る構成のフレーム9は、樹脂フレーム91と金属フレーム92とを別体に形成した後、重
ね合わせることにより構成することができる。また、フレーム9は、金属フレーム92を
インサート成形あるいはアウトサート成形することにより、樹脂フレーム91と金属フレ
ーム92とを一体した構成とすることもできる。本形態において、樹脂フレーム9は、ポ
リカーボネート樹脂などからなる。
液晶パネル1は、矩形の平面形状を備えており、樹脂フレーム91は、液晶パネル1の
外端縁に沿って4つの側板部917a、917b、917c、917dを備えている。4
つの側板部917a、917b、917c、917dのうち、フレキシブル基板7の引き
出し側に位置する1つの側板部917dには凹部914が形成され、残り3つの側板部9
17a、917b、917cの内側には、液晶パネル1を上面で支持する段部911が形
成されている。段部911は、4つの側板部917a、917b、917c、917dの
うち、フレキシブル基板7の引き出し側に位置する側板部917dを除く3つの側板部9
17a、917b、917cの内周側面に連続して形成され、液晶パネル1の外端縁に沿
って、一定の幅寸法をもって延在した構造になっている。なお、樹脂フレーム91におい
て、フレキシブル基板7の引き出し側に位置する側板部917dの近傍は、段部911の
途切れ部分915になっており、段部911が形成されていない。本形態において、段部
911は、3つの側板部917a、917b、917cの高さ方向の途中位置から内側に
突出した形状になっており、3つの側板部917a、917b、917cの下端部には、
後述する導光板6の突出部6sを受け入れ可能な凹部になっている。
金属フレーム92は、矩形の底板部925と、底板部925の外端縁で起立する4つの
側板部927とを備えており、フレキシブル基板7の引き出し側に位置する1つの側板部
927には、凹部924が形成されている。金属フレーム92の底板部925には開口部
が形成されることもある。
液晶パネル1は、矩形の素子基板11と、この素子基板11の第1面11a(一方面)
に対向配置された矩形の対向基板12と、基板周縁部で素子基板11と対向基板12とを
貼り合わせる矩形枠状のシール材13とを備えており、素子基板11、対向基板12およ
びシール材13により形成された空間内に保持された液晶層14が保持されている。素子
基板11は、対向基板12の端部より突出する張り出し領域18を備えている。本形態に
おいて、素子基板11および対向基板12はいずれも、基体がガラスなどの透光性の絶縁
基板である。
素子基板11において対向基板12に対向する第1面11a上には島状のITO(Indi
um Tin Oxide)膜やIZO(Indium Zinc Oxide)膜からなる画素電極16や、画素スイ
ッチング素子、走査線やデータ線などの信号線(図示せず)などが形成され、画素電極1
6を覆うようにポリイミドなどからなる配向膜(図示せず)が形成されている。本形態に
おいて、液晶パネル1は、インプレンスイッチング(以下、IPS(In Plane Switching)
という)方式や、フリンジフィールドスイッチング(以下、FFS(Fringe Field Switc
hing)という)方式の液晶パネルであり、横電界により液晶層14を駆動する。従って、
素子基板11にはITO膜やIZO膜からなる共通電極17も形成されている。このため
、対向基板12において素子基板11と対向する第1面12aには、共通電極17が形成
されていない。IPS方式の場合、画素電極16と共通電極17が横方向で対向する構成
が採用され、FFS方式の場合、画素電極16および共通電極17は誘電体膜を挟んで上
下の異なる層に形成される構成が採用される。但し、図3(a)、(b)などでは、FF
S方式の場合もIPS方式と同様、画素電極16と共通電極17が横方向で対向するよう
に模式的に示してある。対向基板12の第1面12aにはカラーフィルタ(図示せず)な
どが形成されることもある。また、本形態の液晶装置100では、液晶パネル1がTN(
Twisted Nematic)方式、ECB(Electrically Controlled Birefringence)方式、ある
いはVAN(Vertical Aligned Nematic)方式の液晶パネルとして構成される場合があり
、この場合、素子基板11に画素電極16が形成され、対向基板12に共通電極が形成さ
れる。
かかる液晶パネル1において、対向基板12では、素子基板11と対向する第1面12
aとは反対側の第2面12bに上偏光板41が重ねて配置され、素子基板11では、対向
基板12と対向する第1面11aとは反対の第2面11b(素子基板11の他方面)の側
には、下偏光板42が重ねて配置されている。
このように構成した液晶装置100では、照明装置8から出射された光が素子基板11
の側から入射し、かかる入射光を光変調して対向基板12の側から出射して画像を表示す
る。
図1、図2および図3(a)に示すように、素子基板11の張り出し領域18には、駆
動用IC98が異方性導電フィルムなどにより実装されている。張り出し領域18の端部
には、フレキシブル基板7が接続されている。このため、外部から供給される各種信号や
電源を、フレキシブル基板7を介して液晶パネル1に入力することができる。フレキシブ
ル基板7では、その本体部分78から帯状部分72が延びており、かかる帯状部分72の
先端部には、長手方向を液晶パネル1の幅方向に向けた光源実装部71が形成されている
。光源実装部71には、照明装置8の点状光源3が実装され、フレキシブル基板7におい
て、点状光源3が実装されている面側には、表面実装型のキャパシタなど電子部品35も
実装されている。本形態において、点状光源3は表面実装型の白色LEDであり、フレキ
シブル基板7の光源実装部71の面に対して平行な方向に出射光軸Lを向けて所定の間隔
で複数、実装されている。フレキシブル基板7は多層基板あるいは両面基板であり、光源
実装部71を点状光源3が実装されている側とは反対側からみたとき、点状光源3が実装
されている領域と平面視で重なる領域には、導電パターン742が形成されている。導電
パターン742はベタのグランドパターンであり、所定領域にわたって隙間なく一面に形
成されている。かかる導電パターン742は、点状光源3に対する遮光用、電磁シールド
用、あるいは放熱用に利用される。
(照明装置8の全体構成)
照明装置8は、液晶パネル1の素子基板11に光放出面6aを向ける略矩形の導光板6
と、導光板6の端部6eに沿うように配置された白色LEDからなる複数の点状光源3と
を有している。照明装置8では、導光板6において光放出面6aとは反対側の裏面6bに
反射板27が重ねて配置されている。また、照明装置8では、導光板6の光放出面6aの
側に、矩形形状の散乱板23、矩形形状のプリズムシート24、および矩形形状のプリズ
ムシート25が順に重ねて配置されている。
導光板6は、点状光源3から出射された光を液晶パネル1の面内に均一に照射するため
のものであり、アクリル樹脂やポリカーボネートなどの透光性材料からなる。散乱板23
は、表示画面内の光の輝度をより均一化させるためのものである。プリズムシート24、
25は、出射光の配向角を調整することにより、正面の輝度を向上させる。本形態におい
て、プリズムシート24の厚さは62μm程度であり、プリズムシート25の厚さは65
μm程度である。かかるプリズムシート24、25としては、住友スリーエム(株)製の
商品名「BEFシリーズ」をも用いることができる。
本形態において、導光板6の下端部には、樹脂フレーム91の3つの側板部917a、
917b、917cに対応する位置に突出部6sを備えており、樹脂フレーム91の内側
に導光板6を装着した際、突出部6sは、段部911の下方に入り込む。導光板6の端部
6eには、その辺に沿って所定の間隔に切り欠き状の光源配置穴61が形成されており、
その内壁の1つが、点状光源3から出射された光が入射する光入射部61aになっている
。従って、フレキシブル基板7において、光源実装部71の点状光源3が実装されている
側の面が下向きとなるように帯状部分72を折り曲げて、導光板6の端部6eに光源実装
部71を重ねると、複数の点状光源3は各々、光出射面3aを光入射部61aに向けて光
源配置穴61に配置される。導光板6の端部6eの上面に沿っては、遮光シート29が貼
られている。遮光シート29には、導光板6の光源配置穴61と平面視で重なる位置に矩
形の開口部291が形成されている。従って、遮光シート29の上にフレキシブル基板7
の光源実装部71を重ねると、開口部291を介して複数の点状光源3が各々、光源配置
穴61に配置される。かかる遮光シート29についても両面に粘着層を形成しておけば、
フレキシブル基板7の光源実装部71を導光板6の端部6eに固定することができる。
(液晶パネル1のフレーム9への固定構造)
図5(a)、(b)は各々、本発明の実施の形態1に係る液晶装置を、図1のE1−E
1′線に相当する位置で切断したときの断面図、および図1のF1−F1′線に相当する
位置で切断したときの断面図である。ここで、図1のE1−E1′線と、図1のF1−F
1′線は、相対向する2箇所を切断する位置関係にある。
本形態の液晶装置100において、液晶パネル1をフレーム9の内側に固定するにあた
って、図1、図2、図3(a)、(b)および図5(a)、(b)に示すように、樹脂フ
レーム91の側板部917a、917b、917cに形成された段部911によって液晶
パネル1の裏面側端部を支持するとともに、段部911と液晶パネル1との間に両面テー
プ28を配置する。両面テープ28は、樹脂フレーム91の側板部917a、917b、
917cの各々に配置される3つの帯状部28a、28b、28cを備えており、3つの
帯状部28a、28b、28cは、一定の幅寸法をもって延在している。かかる両面テー
プ28は、フィルム基材の両面に粘着層を備えている。このため、両面テープ28の下面
は、フレーム9の段部911に接着するとともに、上面は液晶パネル1の側に接着する。
図5(a)、(b)に示すように、樹脂フレーム91において、相対向する側板部91
7a、917cのいずれにおいても、段部911の上端部分からは、内側に向けて突出し
た小さな突部911tが形成されている。ここで、下偏光板42は、段部911の内端縁
911fで囲まれた領域内に入るサイズである。これに対して、下偏光板42の下面側に
重ねられた反射板27、導光板6、散乱板23、プリズムシート24、25は、段部91
1の内端縁911fで囲まれた領域よりもわずかに大きなサイズである。
かかるプリズムシート25、プリズムシート24、散乱板23、および導光板6は、樹
脂フレーム91の内側に下方から順に装着される。あるいは、樹脂フレーム91の下方に
導光板6を装着した後、樹脂フレーム9の下面に反射板27を被せ、しかる後に、散乱板
23、プリズムシート24、およびプリズムシート25をわずかに撓ませて突部911t
の下に潜り込ませて導光板6の上面に重ねる。これらいずれの組み立て方法を採用した場
合も、散乱板23、およびプリズムシート24、25のうち、最も上層に重ねられたプリ
ズムシート25の外周端部25fは、突部911tの内端部に当接し、この状態が維持さ
れる。
かかる構造では、下偏光板42は、段部911の内側に配置されているので、その厚さ
分、散乱板23、およびプリズムシート24、25は下方に位置する。このため、散乱板
23、およびプリズムシート24、25のうち、最も上層に重ねられたプリズムシート2
5であっても、その上面は、段部911の上面より低い位置にある。
本形態において、両面テープ28は、厚さが50〜60μmの遮光テープであり、フィ
ルム基材の下面側は白色あるいは銀色の反射面になっている一方、フィルム基材の上面側
は黒色の光吸収面になっている。両面テープ28は、段部911より幅寸法が小であり、
両面テープ28の内端縁28fは、段部911の内端縁911fよりやや外側に位置する
。また、下偏光板42は、段部911の内側に配置されている。このため、両面テープ2
8の上面は、液晶パネル1の裏面に直接、接着する。
また、プリズムシート25は、段部911の上面より低い位置にあって、外周端部25
fは、突部911tの下面に当接した状態にある。このため、樹脂フレーム91の相対向
する辺部に位置する側板部917a、917cにおいて、プリズムシート25の外周端部
25fは、両面テープ28に非接触状態にある。また、本形態では、樹脂フレーム91の
側板部917a、917cの長手方向の全体にわたって、図5(a)、(b)と同様な構
造が採用されている。このため、樹脂フレーム91の相対向する辺部に位置する側板部9
17a、917cの全体にわたって、プリズムシート25の外周端部25fは、両面テー
プ28に非接触状態にある。また、図1に示す樹脂フレーム91の側板部917bでも、
図5(a)、(b)と同様な構造が採用されている。このため、本形態では、両面テープ
28により液晶パネル1が固定されている箇所の全てにわたって、プリズムシート25の
外周端部25fが両面テープ28に非接触状態にあり、両面テープ28によって固定され
ていない。
(液晶装置100の組み立て方法)
本形態の液晶装置100を組み立てるには、まず、樹脂フレーム91の内側で、反射板
27、導光板6、散乱板23、プリズムシート24、プリズムシート25を重ねた状態と
した後、プリズムシート25の上に下偏光板42を重ねる。
次に、導光板6の端部6eを覆うように遮光シート29を重ねる。かかる遮光シート2
9については、それ自身を両面テープとしてあるので、遮光シート29は、導光板6の端
部6eに接着される。次に、フレキシブル基板7において、光源実装部71の点状光源3
が実装されている側の面が下向きとなるように帯状部分72を折り曲げて、導光板6の端
部6eに点光源3を配置する。その際、光源実装部71を遮光シート29に押し付け、光
源実装部71を導光板6の端部6eに固定する。その結果、照明装置8が完成する。
一方、液晶パネル1の表面に上偏光板41を接着しておく。そして、液晶パネル1の裏
面側の外端縁に沿うように両面テープ28を貼った後、両面テープ28がフレーム9の段
部911上に重なるように、液晶パネル1を段部911の上に配置する。そして、液晶パ
ネル1を段部911に押し付けて、両面テープ28の下面を段部911に接着するととも
に、両面テープ28の上面を液晶パネル1の裏面に直接、接着する。なお、上記方法に代
えて、段部911の上に両面テープ28を接着した後、液晶パネル1を段部911の上に
配置してもよい。かかる方法を採用した場合も、液晶パネル1を段部911に押し付ける
と、両面テープ28の下面が段部911に接着するとともに、両面テープ28の上面が液
晶パネル1の裏面に直接、接着する。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態の液晶装置100では、段部911において両面テープ2
8により液晶パネル1が固定されている箇所の全てにわたって、プリズムシート25の外
周端部25fが両面テープ28に非接触状態にあり、固定されていない。従って、プリズ
ムシート25の外周端部25fにおいて相対向するいずれの2箇所においても、少なくと
も一方の箇所が両面テープ28に対して非接触状態にあるという条件を満たす。このため
、新たな部材の追加や光学シートの厚手化を行なわなくても、高温試験や高温高湿試験で
のプリズムシート25のうねりを防止することができる。それ故、液晶装置100の薄型
化や低コスト化を妨げることなく、液晶装置100の信頼性を向上することができる。
特に本形態では、段部911において両面テープ28により液晶パネル1が固定されて
いる箇所の全体にわたって、プリズムシート25の外周端部25fが両面テープ28に非
接触状態にあって、固定されていない。従って、高温試験や高温高湿試験でのプリズムシ
ート25のうねりを確実に防止することができる。
また、本形態では、両面テープ28の内端縁28fが段部911の内端縁より外側にあ
り、両面テープ28の内端縁28fが段部911の内端縁911fより内側に一切、張り
出していない。また、下偏光板42は、段部911より内側に配置されているため、プリ
ズムシート25は、段部911の上面よりも低い位置に配置されている。従って、プリズ
ムシート25と両面テープ28との接触を確実に回避することができる。
しかも、両面テープ28の上面は、液晶パネル1の裏面側端部に直接、接着されている
ため、下偏光板42が段部911より内側に配置された構造であっても、両面テープ28
によって、液晶パネル1を段部911に確実に固定することができる。従って、液晶パネ
ル1のフレーム9からの剥がれや浮きを確実に防止することができる。それ故、上金枠に
よって液晶パネル1をフレーム9との間に挟持しなくてもよいので、上金枠を省略するこ
とができる。また、液晶パネル1と下偏光板42とを接着剤層で固定する必要がないので
、製造工程数を減らすことができるので、低コスト化を図ることができる。さらに、液晶
パネル1と下偏光板42とを固定する接着剤層を省略できるので、その分、液晶装置10
0の薄型化を図ることができる。
また、本形態において、段部911は、上端部分に内側に向けて突出した突部911t
を備え、プリズムシート25の外周端部25fは、突部911tの下面に当接している。
このため、プリズムシート25と両面テープ28との接触を確実に回避することができる
。また、プリズムシート25を突部911tにより押え込むことができるので、プリズム
シート25の浮きを防止することができる。
[実施の形態2]
図6〜図8を参照して、光学シートとして用いたプリズムシート25の外周端部25f
において、両面テープ28に対して接触状態にある個所に対して対向する箇所が、両面テ
ープ28に対して非接触状態にある構成を説明する。
図6は、本発明の実施の形態2に係る液晶装置100の平面図である。図7(a)、(
b)は、本発明の実施の形態2に係る液晶装置に用いたフレーム9などの部材を一方の側
板部217cの側からみた分解斜視図、および反対側の側板部217aの側からみた分解
斜視図である。図8(a)、(b)は各々、本発明の実施の形態2に係る液晶装置を、図
6のE2−E2′線に相当する位置で切断したときの断面図、および図6のF2−F2′
線に相当する位置で切断したときの断面図である。ここで、図6のE2−E2′線と、図
6のF2−F2′線は、相対向する2箇所を切断する位置関係にある。なお、本形態の基
本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分については同一の符号を付
して図示し、それらの説明を省略する。
図6、図7(a)、(b)、および図8(a)、(b)に示すように、本形態の液晶装
置100も、実施の形態1と同様、透過型あるいは半透過反射型の液晶パネル1と、この
液晶パネル1の裏面側に配置された照明装置8とを有しており、照明装置8および液晶パ
ネル1は、平面矩形形状のフレーム9の内側に保持されている。フレーム9は、矩形枠状
の樹脂フレーム91と、この樹脂フレーム91を外側で支持する箱状の金属フレーム92
とからなる。樹脂フレーム91は、4つの側板部917a、917b、917c、917
dを備えており、側板部917a、917b、917cの内側には、液晶パネル1を上面
で支持する段部911が形成されている。
液晶パネル1において、対向基板12では、素子基板11と対向する第1面12aとは
反対側の第2面12bに上偏光板41が重ねて配置され、素子基板11では、対向基板1
2と対向する第1面11aとは反対の第2面11bの側には、下偏光板42が重ねて配置
されている。本形態において、下偏光板42は、液晶パネル1の裏面に接着剤層51で固
定されている。
本形態においても、実施の形態1と同様、照明装置8は、略矩形の導光板6の上面(光
放出面6a)の側に、矩形形状の散乱板23、矩形形状のプリズムシート24、および矩
形形状のプリズムシート25が順に重ねられた構造を備えている。プリズムシート24の
厚さは62μm程度であり、プリズムシート25の厚さは65μm程度である。
本形態の液晶装置100において、液晶パネル1をフレーム9の内側に固定するにあた
って、樹脂フレーム91の側板部917a、917b、917cに形成された段部911
によって液晶パネル1の裏面側端部を支持するとともに、段部911と液晶パネル1の側
との間に両面テープ28を配置する。従って、両面テープ28の上面は液晶パネル1の側
に接着し、両面テープ28の下面は段部911の上面に接着する。但し、本形態では、液
晶パネル1の裏面には下偏光板42が接着され、かかる下偏光板42の外周端部は、段部
911と重なっている。このため、両面テープ28の上面は下偏光板42を介して液晶パ
ネル1に接着している。両面テープ28は、厚さが50〜60μmの遮光テープであり、
フィルム基材の下面側は白色あるいは銀色の反射面になっている一方、フィルム基材の上
面側は黒色の光吸収面になっている。
本形態では、樹脂フレーム91において相対向する側板部917a、917cのうち、
側板部917cに形成された段部911には、外側に凹む3つの切り欠き917x、91
7y、917zが形成されている。また、プリズムシート25、プリズムシート24、お
よび散乱板23において、側板部917cの側に位置する外周端部には、突起25x、2
4y、23zが形成されている。このため、樹脂フレーム91の内側で散乱板23、プリ
ズムシート24、およびプリズムシート25を重ねる際、突起25x、24y、23zを
切り欠き917x、917y、917zに嵌めれば、散乱板23、プリズムシート24、
およびプリズムシート25の向きを合わせることができる。
但し、かかる構成を採用すると、段部911では、切り欠き917xの内側でプリズム
シート25の外周端部25fの一部(突起25x)の上面が露出した状態にある。また、
本形態では、両面テープ28の上面が下偏光板42の下面に接着する構造を採用したため
、プリズムシート25の外周端部25fの上面は、段部911の上面と同一の高さ位置に
ある。さらに、両面テープ28の幅寸法は、段部911の幅寸法より小であるが、切り欠
き917x、917y、917zが形成されて領域では、両面テープ28の内端縁28f
が、段部911の内端縁911fより内側に位置する。このため、プリズムシート25の
外周端部25fの一部(突起25x)が切り欠き917xの内側で両面テープ28の下面
に接触し、接着されてしまう。
しかるに本形態では、側板部917cに形成された段部911には切り欠き917xが
形成されているが、側板部917cに対向する側板部917aには、プリズムシート25
の突起25xが入り込む切り欠き917xが形成されていない。このため、側板部917
aの側では、両面テープ28の内端縁28fが、段部911の内端縁911fより外側に
位置するため、プリズムシート25の外周端部25fは、両面テープ28に接触していな
い。
このように本形態では、側板部917cの側では、プリズムシート25の外周端部25
fの一部(突起25x)が切り欠き917xの内側で両面テープ28の下面に接触し、接
着されてしまうが、側板部917aの側では、プリズムシート25と両面テープ28との
接触が一切発生しない。それ故、本形態の液晶装置100でも、プリズムシート25の外
周端部25fにおいて相対向するいずれの2箇所においても、少なくとも一方の箇所が両
面テープ28に対して非接触状態にあるという条件を満たす。このため、新たな部材の追
加や光学シートの厚手化を行なわなくても、高温試験や高温高湿試験でのプリズムシート
25のうねりを防止することができる。それ故、液晶装置100の薄型化や低コスト化を
妨げることなく、液晶装置100の信頼性を向上することができる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態1でも、樹脂フレーム91の段部911に対して、図7および図8を参
照して説明した切り欠き917xを形成し、プリズムシート25の外周端部25fに突起
25xを形成してもよい。その際、切り欠き917xおよび突起25xの数や形成位置に
は制限がない。すなわち、実施の形態1では、プリズムシート25が段部911の上面よ
り低い位置にあるため、切り欠き917xおよび突起25xを形成しても、プリズムシー
ト25の外周端部25fが両面テープ28に接することがない。
上記実施の形態2では、樹脂フレーム91の側板部917cにおいて段部911に切り
欠き917xを形成し、側板部917cに対向する側板部917aには切り欠き917x
が形成されていない。但し、側板部917cの切り欠き917xと対向する個所からずれ
た個所であれば、側板部917aにも切り欠き917xを形成してもよい。かかる構成を
採用した場合でも、プリズムシート25の外周端部25fにおいて相対向するいずれの2
箇所においても、少なくとも一方の箇所が両面テープ28に対して非接触状態にあるとい
う条件を満たす。このため、新たな部材の追加や光学シートの厚手化を行なわなくても、
高温試験や高温高湿試験でのプリズムシート25のうねりを防止することができる。
上記実施の形態1、2では、両面テープ28は、段部911より幅寸法が小であり、両
面テープ28の内端縁28fが段部911の内端縁911fよりやや外側に位置する構成
であったが、両面テープ28の内端縁28fが段部911の内端縁911fと重なってい
る構成を採用してもよい。
上記実施の形態1、2では、プリズムシート25が矩形であるため、プリズムシート2
5の外周端部25fで相対向する2箇所とは、相対向する2辺で互いに対向する個所にそ
うとうする。但し、本発明では、プリズムシート25が矩形以外の形状の場合でも適用す
ることができる。このような場合、プリズムシート25の外周端部25fにおいて相対向
する箇所とは、プリズムシート25の外周端部25fの任意の1箇所に接する仮想線に対
して、プリズムシート25の外周端部25fに接する箇所から仮想の法線を描いたときに
、他方側の外周端部25fで接する箇所のことを意味する。例えば、プリズムシート25
の外周端部25fに円弧部があるような場合、円弧部の1箇所に接する仮想線に対して、
プリズムシート25の外周端部25fに接する箇所から仮想の法線を描いたときに、他方
側の外周端部25fで接する箇所が「相対向する箇所」となる。
[電子機器への搭載例]
次に、上述した実施形態に係る液晶装置100を適用した電子機器について説明する。
図9(a)に、液晶装置100を備えたモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示
す。パーソナルコンピュータ2000は、表示ユニットとしての液晶装置100と本体部
2010を備える。本体部2010には、電源スイッチ2001及びキーボード2002
が設けられている。図9(b)に、液晶装置100を備えた携帯電話機の構成を示す。携
帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001及びスクロールボタン3002、並びに
表示ユニットとしての液晶装置100を備える。スクロールボタン3002を操作するこ
とによって、液晶装置100に表示される画面がスクロールされる。図9(c)に、液晶
装置100を適用した情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を
示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001及び電源スイッチ4002、
並びに表示ユニットとしての液晶装置100を備える。電源スイッチ4002を操作する
と、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が液晶装置100に表示される。
なお、液晶装置100が適用される電子機器としては、図9に示すものの他、デジタル
スチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ
、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステ
ーション、テレビ電話、POS端末、銀行端末などの電子機器などが挙げられる。そして
、これらの各種電子機器の表示部として、前述した液晶装置100が適用可能である。
本発明の実施の形態1に係る液晶装置の平面図である。 本発明の実施の形態1に係る液晶装置の分解斜視図である。 (a)、(b)は各々、本発明の実施の形態1に係る液晶装置を、図1のA1−A1′線、およびB1−B1′線に相当する位置で切断したときの様子を模式的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る液晶装置を、図1のC1−C1′線に相当する位置で切断したときの断面図である。 (a)、(b)は各々、本発明の実施の形態1に係る液晶装置を、図1のE1−E1′線に相当する位置で切断したときの断面図、および図1のF1−F1′線に相当する位置で切断したときの断面図である。 本発明の実施の形態2に係る液晶装置の平面図である。 (a)、(b)は、本発明の実施の形態2に係る液晶装置に用いたフレームなどの部材を一方の側板部の側からみた分解斜視図、および反対側の側板部の側からみた分解斜視図である。 (a)、(b)は各々、本発明の実施の形態2に係る液晶装置を、図6のE2−E2′線に相当する位置で切断したときの断面図、および図6のF2−F2′線に相当する位置で切断したときの断面図である。 本発明に係る入力機能付き表示装置を用いた電子機器の説明図である。 従来の液晶装置の断面図である。
符号の説明
1・・液晶パネル、3・・点状光源、6・・導光板、7・・フレキシブル基板、8・・照
明装置、9・・フレーム、23・・散乱板、24・・プリズムシート、25・・プリズム
シート(光学シート)、25f・・プリズムシートの外周端部、28・・両面テープ、4
1・・上偏光板、42・・下偏光板、91・・樹脂フレーム、92・・金属フレーム、1
00・・液晶装置、911・・樹脂フレームの段部

Claims (9)

  1. 液晶パネルと、
    該液晶パネルの裏面に重ねて配置された下偏光板と、
    前記液晶パネルおよび前記下偏光板を内側に収容し、前記液晶パネルの裏面側端部を支
    持する段部が前記液晶パネルの外端縁に沿って延在するフレームと、
    下面が前記段部の上面に接着され、上面が前記液晶パネルに接着された両面テープと、
    前記下偏光板の下面に重なるように前記フレームの内側に配置され、外周端部が相対向
    するいずれの2箇所においても、少なくとも一方の箇所が前記両面テープに対して非接触
    状態にある光学シートと、
    を有することを特徴とする液晶装置。
  2. 前記光学シートは、矩形であり、
    前記光学シートの外周端部で相対向する2辺では、相対向するいずれの2箇所において
    も、少なくとも一方の箇所が前記両面テープに対して非接触状態にあることを特徴とする
    請求項1に記載の液晶装置。
  3. 前記光学シートは、プリズムシートであることを特徴とする請求項1または2に記載の
    液晶装置。
  4. 前記光学シートの外周端部全体が前記両面テープに対して非接触状態にあることを特徴
    とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の液晶装置。
  5. 前記光学シートにおいて前記両面テープに対して非接触状態にある箇所では、前記両面
    テープの内端縁が前記段部の内端縁と重なる位置、あるいは前記段部の内端縁より外側に
    あることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の液晶装置。
  6. 前記下偏光板は、少なくとも前記段部より内側に配置され、
    前記光学シートは、前記段部の上面よりも低い位置に配置され、
    前記両面テープの上面は、前記液晶パネルの裏面側端部に直接、接着されていることを
    特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の液晶装置。
  7. 前記段部は、上端部分から内側に向けて突出した突部を備え、
    前記光学シートの外周端部は、前記突部の下面に当接していることを特徴とする請求項
    1乃至6の何れか一項に記載の液晶装置。
  8. 前記光学シートの外周端部において、前記両面テープに対して接触状態にある個所に対
    して対向する箇所は、前記両面テープに対して非接触状態にあることを特徴とする請求項
    1乃至3の何れか一項に記載の液晶装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか一項に記載の液晶装置を備えていることを特徴とする電子機器
JP2008252593A 2008-09-30 2008-09-30 液晶装置および電子機器 Pending JP2010085549A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008252593A JP2010085549A (ja) 2008-09-30 2008-09-30 液晶装置および電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008252593A JP2010085549A (ja) 2008-09-30 2008-09-30 液晶装置および電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010085549A true JP2010085549A (ja) 2010-04-15

Family

ID=42249587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008252593A Pending JP2010085549A (ja) 2008-09-30 2008-09-30 液晶装置および電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010085549A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120004648A (ko) * 2010-07-07 2012-01-13 엘지디스플레이 주식회사 디스플레이 장치
JP2017065812A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 日東電工株式会社 剥離方法
TWI818098B (zh) * 2018-10-18 2023-10-11 日商惠和股份有限公司 背光單元以及液晶顯示裝置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120004648A (ko) * 2010-07-07 2012-01-13 엘지디스플레이 주식회사 디스플레이 장치
KR101701163B1 (ko) 2010-07-07 2017-02-01 엘지디스플레이 주식회사 디스플레이 장치
JP2017065812A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 日東電工株式会社 剥離方法
TWI818098B (zh) * 2018-10-18 2023-10-11 日商惠和股份有限公司 背光單元以及液晶顯示裝置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4078312B2 (ja) 液晶表示装置
JP5091602B2 (ja) 面光源装置及びこれを用いた液晶表示装置
JP4670967B2 (ja) 実装構造体、照明装置および液晶装置
CN101097340B (zh) 背光组件和具有背光组件的液晶显示装置
KR101621535B1 (ko) 백라이트 유닛 및 이를 구비한 액정표시장치
JP4274249B2 (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP6616448B2 (ja) 表示装置
JP2005275381A (ja) 平面表示装置
KR20080058911A (ko) 액정표시장치
US20070195223A1 (en) Liquid crystal display device
JP2013024960A (ja) 液晶表示装置および電子機器
JP2010102919A (ja) 照明装置、電気光学装置および電子機器
US8794778B2 (en) Top chassis assembly and display device having the same
JP2010170922A (ja) 照明装置、液晶装置および電子機器
JP2011103221A (ja) 照明装置、電気光学装置および照明装置の製造方法
JP4238926B2 (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP5518536B2 (ja) 電気光学装置および電子機器
JP2010085549A (ja) 液晶装置および電子機器
KR20120057388A (ko) 백라이트 유닛 및 이를 구비한 액정표시장치
JP2011150945A (ja) 面光源装置、および当該面光源装置を備えた液晶表示装置
JP4297021B2 (ja) 電気光学装置、照明装置及び電子機器
JP5271653B2 (ja) 液晶装置および電子機器
JP2003255345A (ja) 電気光学装置、および電子機器
CN114077093B (zh) 侧入式光源、背光模组及显示装置
JP5203085B2 (ja) 電気光学装置および電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100702

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100702