JP2010084757A - スロットル制御装置および車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御モードの変更時に係る演算処理が容易、または、制御モードの変更操作に対し変更時期が明確であるスロットル制御装置および車両を提供する。
【解決手段】スロットル制御装置は、スロットル弁41を開閉させるアクセル43と、アクセル43の操作量を検出するアクセルセンサ52と、スロットル弁41の開度が目標スロットル開度となるようにスロットル弁41を制御するスロットル制御部71と、前記操作量に対する目標スロットル開度が定められた複数の制御モード81,82,83を記憶した記憶部72と、制御モードの切り換えを指示する切り換えスイッチ122と、アクセル43の操作量が所定の操作量以下であるか否かを判定する判定部73aと、切り換えスイッチ122が切り換えられ且つアクセル43の操作量が前記所定の操作量以下であるときに、制御モードを切り換える切換部73bと、を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明はスロットル制御装置および車両に関する。
従来から、エンジン等の内燃機関の出力を調整するスロットル弁と、スロットル弁を開閉させるスロットル操作子とを備えた車両が知られている。また、スロットル操作子の操作量に応じてスロットル弁の開度を制御するスロットル制御装置が知られている。スロットル制御装置は、スロットル操作子の操作量とスロットル弁の目標開度(以下、目標スロットル開度という)との関係が定められた制御モードの情報を記憶している。スロットル制御装置は、スロットル操作子の操作量の情報を受けて目標スロットル開度を算出し、スロットル弁の開度が前記目標スロットル開度となるようにスロットル弁を制御する。下記特許文献1には、制御モードの情報を複数備え、スイッチにより制御モードを変更可能なスロットル制御装置が記載されている。
下記特許文献1に係るスロットル制御装置は、現在用いられている制御モードの目標スロットル開度と、スイッチが操作されることにより新たに選択される制御モードの目標スロットル開度との開度差を算出する。また、前記スロットル制御装置は、前記開度差の絶対値が許容値以下であるか否かを判定する。前記スロットル制御装置は、前記スイッチが操作されたときに前記絶対値が許容値を超えている場合には、制御モードの変更が不適切であるとして、変更を実行しない。前記スロットル制御装置は、前記絶対値が許容値以下であるときにのみ、制御モードを変更する。なお、前記絶対値は、前記エンジンの回転速度に応じて変化する。
以上のような制御により、前記スロットル制御装置は、制御モードの変更時にスロットル弁の開度が急激に変化することを防止している。これにより、前記スロットル制御装置は、制御モードの変更時において、エンジンの過大なトルク変動を防止している。
特許第2526612号公報
前述したように、前記スロットル制御装置は、前記スイッチが操作されたとしても前記絶対値が許容値を超えている場合には、前記絶対値が許容値以下になるまで制御モードを変更しない。そのため、前記スロットル制御装置では、制御モードの変更時期が、前記スイッチを操作する者に対し不明確であった。また、前記スロットル制御装置では、制御モードの変更に際し、現在用いられている制御モードの目標スロットル開度と新たに選択される制御モードの目標スロットル開度との開度差を算出する処理が必要である。さらに、前記スロットル制御装置では、前記開度差の絶対値が許容値以下であるか否かを判定する処理が必要である。そのため、前記スロットル制御装置は、制御モードの変更に際し、複雑な演算処理が必要であった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、制御モードの変更に係る演算処理が容易、または、制御モードの変更操作に対し変更時期が明確であるスロットル制御装置および車両を提供することにある。
本発明は、スロットル弁を開閉させるスロットル操作子と、前記スロットル操作子の操作量を検出するセンサと、前記スロットル弁の開度が目標スロットル開度となるように前記スロットル弁を制御する制御装置と、前記操作量に対する目標スロットル開度が定められた複数の制御モードの情報を記憶した記憶装置と、前記制御モードの切り換えを指示する切換指示装置と、前記スロットル操作子の操作量が所定の操作量以下であるか否かを判定する判定装置と、前記切換指示装置が切り換えられ且つ前記スロットル操作子の操作量が前記所定の操作量以下であるときに、前記制御モードを切り換える切換装置と、を備えたスロットル制御装置である。
本発明は、エンジンと、前記エンジンの駆動力を受けて駆動する駆動輪と、スロットル制御装置と、を備えた車両である。前記スロットル制御装置は、スロットル弁を開閉させるスロットル操作子と、前記スロットル操作子の操作量を検出するセンサと、前記スロットル弁の開度が目標スロットル開度となるように前記スロットル弁を制御する制御装置と、前記操作量に対する目標スロットル開度が定められた複数の制御モードの情報を記憶した記憶装置と、前記制御モードの切り換えを指示する切換指示装置と、前記駆動輪へ伝達される駆動力が所定の値以下であるか否かを判定する判定装置と、前記切換指示装置が切り換えられ且つ前記駆動輪へ伝達される駆動力が前記所定の値以下であるときに、前記制御モードを切り換える切換装置と、を備えている。
本発明に係るスロットル制御装置および車両によれば、制御モードの変更時において、切換前の制御モードの目標スロットル開度と切換後の制御モードの目標スロットル開度との開度差を算出する必要がない。したがって、本発明では、制御モードの変更に係る演算等の処理が容易となる。
また、本発明に係るスロットル制御装置によれば、制御モードの変更が実行されるのは、切換指示装置が切り換えられ且つスロットル操作子の操作量が所定の操作量以下のときに限られている。切換指示装置もスロットル操作子もライダー自身によって操作されるものである。そのため、切換指示装置が切り換えられたか否か、および、スロットル操作子の操作量が所定の操作量以下か否かは、ライダーにとって明確である。したがって、本発明によれば、制御モードの変更操作に対し、変更時期が明確である。
以上により、本発明によれば、制御モードの変更時に係る演算処理が容易、または、制御モードの変更操作に対し変更時期が明確であるスロットル制御装置および車両を提供することができる。
自動二輪車の側面図である。 ハンドルの概略構成図である。 スイッチパネルの正面図である。 実施形態1に係るスロットル制御装置等の構成図である。 各制御モードのアクセル開度と目標スロットル開度との関係を表すグラフである。 メータパネルの正面図である。 実施形態1に係るモード変更制御のフローチャートである。 実施形態1に係る他のモード変更制御のフローチャートである。 変形例1に係るスロットル制御装置等の構成図である。 変形例1に係るモード変更制御のフローチャートである。 変形例2に係るスロットル制御装置等の構成図である。 変形例2に係るモード変更制御のフローチャートである。 変形例3に係るスロットル制御装置等の構成図である。 変形例3に係るモード変更制御のフローチャートである。 変形例4に係るスロットル制御装置等の構成図である。 変形例4に係るモード変更制御のフローチャートである。 実施形態2および実施形態3に係るスロットル制御装置等の構成図である。 実施形態2に係るモード変更制御のフローチャートである。 実施形態2に係る他のモード変更制御のフローチャートである。 実施形態3に係るモード変更制御のフローチャートである。 実施形態3に係るモード変更制御およびメータパネルの表示切り換え制御のフローチャートである。 実施形態3に係るモード変更制御およびメータパネルの表示切り換え制御のフローチャートである。
<実施形態1>
以下、本実施形態に係るスロットル制御装置および車両について説明する。なお、以下の説明において、前後方向、左右方向、および上下方向とは、特に限定しない限り、下記の乗車シート3に乗車したライダーより視た方向をいうものとする。
図1は、車両の一例である自動二輪車1を図示している。自動二輪車1の形式は何ら限定されず、いわゆるモータサイクルであってもよく、スクータ、モペット、モトクロッサ等であってもよい。また、前記車両は、ライダーが跨って乗車する車両またはそれに準じる車両であってもよく、自動二輪車だけでなく、ATV(All Terrain Vehicle)等であってもよい。
《自動二輪車の全体構成》
図1に示すように、自動二輪車1は、燃料タンク2と、乗車シート3と、エンジン4と、それらを支持する車体フレーム5とを備えている。車体フレーム5の前側にはヘッドパイプ6が設けられ、ヘッドパイプ6の上方にはハンドル12が設けられている。また、ハンドル12の下側にはフロントフォーク7が設けられている。フロントフォーク7の下端部には、前輪8が回転自在に支持されている。車体フレーム5にはスイングアーム9が支持されている。スイングアーム9は、ピボット部90を中心に揺動自在である。スイングアーム9の後端部には、駆動輪としての後輪10が回転自在に支持されている。前輪8には、前輪ブレーキ機構13が設けられている。後輪10には、後輪ブレーキ機構14が設けられている。また、ハンドル12の前方には、メータパネル20が備えられている。メータパネル20では、自動二輪車1の走行時等に必要な情報が表示される。
後輪10は、チェーン等の動力伝達機構46(図11等参照)を介し、エンジン4等のパワーユニット40に連結されている。これにより、エンジン4の動力が後輪10に伝達され、後輪10が回転する。自動二輪車1において、パワーユニット40は、少なくともエンジン4と、後述するクラッチ45および変速装置44を備えている。動力伝達機構46の形態は、特に限定されない。動力伝達機構46は、エンジン4の回転をベルトにより後輪10に伝達するベルトドライブの機構であってもよい。また、動力伝達機構46は、エンジン4の回転をチェーンにより後輪10に伝達するチェーンドライブの機構でもよく、シャフトの回転により伝達するシャフトドライブの機構であってもよい。
エンジン4には、排気管15が接続されている。排気管15は、エンジン4の前方または後方に接続され、後方に向かって斜め上方へ延びている。排気管15の後端には消音器16が取り付けられている。
《ハンドル》
図2は、ハンドル12の概略構成図である。ハンドル12は、図示しないステアリングヘッドパイプに接続されたハンドルバー12dを備えている。ハンドル12は、ハンドルバー12dの左端部に位置する左グリップ12aと、ハンドルバー12dの右端部に位置する右グリップ12bとを備えている。右グリップ12bは、ハンドルバー12dに対して回転可能である。ライダーが、この右グリップ12bを回転させることで、後述するエンジン4のスロットル開度が調整される。以下では、右グリップ12bをアクセル43と呼称する。
アクセル43近傍には、右レバー12cが配置されている。また、左グリップ12a近傍には、左レバー12eが配置されている。ライダーが右レバー12cまたは左レバー12eを操作することで、自動二輪車1のブレーキが駆動される。ライダーが右レバー12cを操作すると、例えば前輪ブレーキ機構13(図1参照)が作動する。また、ライダーが左レバー12eを操作すると、例えば後輪ブレーキ機構14(図1参照)が作動する。ただし、後輪ブレーキ機構14は、ブレーキレバー11(図1参照)が操作されることによって作動することにしてもよい。ブレーキレバー11は、車体の右側において、乗車シート3よりも下方且つ後輪10よりも前方に設けられている。前輪ブレーキ機構13が作動することにより、主に前輪8と路面Eとの間において、制動力が発生する。また、後輪ブレーキ機構14が作動することにより、主に後輪10と路面Eとの間において、制動力が発生する。ただし、自動二輪車1が後述するクラッチ45(図15等参照)を備える場合、左レバー12eは、クラッチ45を作動させるクラッチレバーである。クラッチ45は、エンジン4と後輪10との間で駆動力の伝達を断続自在に作動する。
アクセル43の左側部分、つまり車体の内側よりには、スイッチパネル120が配置されている。スイッチパネル120と右グリップ12bとは、隣接していてもよく、所定の距離が隔てられていてもよい。スイッチパネル120には、キルスイッチ121、スタータスイッチ123、および切り換えスイッチ122が設けられている。切り換えスイッチ122は、上下方向に関し、例えばキルスイッチ121とスタータスイッチ123との間に配置されている。後述するように、切り換えスイッチ122が操作されると、ECU70に対し、制御モードの変更を指示する信号が送信される(図4等参照)。
切り換えスイッチ122は、スイッチパネル120の正面に設けられている。これにより、切り換えスイッチ122は、ライダーの右手の親指により容易に切り換えられる。切り換えスイッチ122は、例えばプッシュ式のボタンになっている。なお、切り換えスイッチ122は、スイッチパネル120の裏面(図3の裏側)に配置されていてもよい。この場合、切り換えスイッチ122は、ライダーの人差し指等により容易に切り換えられる。なお、切り換えスイッチ122は、プッシュ式のボタンに限定されない。切り換えスイッチ122は、例えばスライド式のスイッチであってもよい。
《スロットル制御装置》
以下、本実施形態に係るスロットル制御装置について説明する。自動二輪車1は、エンジン4の制御を行うECU(Electric Control Unit)70を備えている。図4に示すように、ECU70は、スロットル弁41を制御するスロットル制御部71と、記憶部72とを有している。記憶部72は、後述する制御を行うための制御プログラムや各種情報を記憶している。記憶部72のハードウェア構成は何ら限定されないが、ROMやRAMなどを好適に利用することができる。記憶部72は、不揮発性メモリを備えている。
スロットル弁41は、エンジン4の吸気通路17の中途に設けられている。スロットル弁41の開度が変化することにより、エンジン4の内部に供給される空気の流速または流量が変化する。エンジン4の内部に供給される空気の流速または流量が増加すると、エンジン4の回転速度が上昇し、エンジン4の駆動力が増加する。スロットル制御部71は、後述するアクセルセンサ52からアクセル43の操作量を示す信号を受け、アクセル43の操作量に見合った開度となるようにスロットル弁41を制御する。
吸気通路17のスロットル弁41の下流側には、燃料噴射装置42が設けられている。燃料噴射装置42は、燃料タンク2に貯留されている燃料をエンジン4の内部へ供給する。燃料噴射装置42は、ECU70により噴射燃料量が調整され、吸気通路17へ燃料を噴射する。ただし、燃料噴射装置42の代わりに気化器が設けられていてもよい。エンジン4は、燃料噴射装置42により供給される燃料と吸気通路17より供給される空気との混合気を燃焼させる。エンジン4にて発生する排ガスは、排気管15を通り外部へ排出される。
スロットル制御部71には、スロットル位置センサ51が接続されている。スロットル位置センサ51は、スロットル弁41の開度を検出する。また、スロットル制御部71には、アクセルセンサ52が接続されている。アクセルセンサ52は、アクセル43の操作量を開度として検出する。本実施形態では、図5に示すように、スロットル弁41の開度およびアクセル43の開度の単位には、度(deg)を用いることとする。
スロットル制御装置の記憶部72には、複数の制御モードの情報が記憶されている(図5参照)。各制御モードにおいて、アクセル43の開度とスロットル弁41の目標開度との関係が定められている。記憶部72には、アクセル43の開度、すなわちアクセル43の操作量に対応して異なる目標スロットル開度が記憶されている。前述したように、記憶部72はメモリを備えている。メモリ上での上記情報の格納形態は特に限定されず、例えばマップの形式でもよい。個々のアクセル開度に対応して目標開度がそれぞれ複数設定されていればよい。つまり、操作量ごとに異なる目標スロットル開度が設定されていて、それらが適宜に選択されるようになっていれば足りる。
図5に示すように、本実施形態において、スロットル制御装置は三種類の制御モードの情報を備えている。そのうちの一つを、スタンダードモードSTDと称する。スタンダードモードSTDは、例えば定常走行や一定加速が容易であるように設定されている。三種類の制御モードのうち、他の二種類をモードAとモードBと称する。モードAは、同一のアクセル43の操作量に対して目標スロットル開度がスタンダードモードSTDよりも大きくなるように設定されている。一方、モードBは、同一のアクセル43の操作量に対して目標スロットル開度がスタンダードモードSTDよりも小さくなるように設定されている。なお、スロットル弁41の最大開度は、80度を超えている。これらの制御モードSTD,A,Bは、予め電子データ化され、マップとして記憶部72に記憶されている。図4の符号81,82,83は、それぞれ制御モードSTD,A,Bのマップを表している。なお、制御モードの情報として記憶部72に記憶されるマップは、三種類に限定されない。前記マップは、四種類以上であっても、二種類であってもよい。
制御モードSTD,A,Bの変更は、切り換えスイッチ122(図3参照)の切り換えにより指示される。前述したように、例えば切り換えスイッチ122がプッシュ式のボタンになっている場合、切り換えスイッチ122が一回切り換えられるごとに、制御モードがスタンダードモードSTDからモードAを経てモードBに変更される。現在の制御モードがモードBである場合、切り換えスイッチ122が切り換えられると、スタンダードモードSTDへの変更が指示される。切り換えスイッチ122がスライド式のスイッチである場合、例えば、切り換えスイッチ122が左右方向に関して真ん中の位置に位置しているとき、制御モードがスタンダードモードSTDとなる。切り換えスイッチ122を左側にスライドすることで、モードAおよびモードBのいずれか一方への変更が指示され、切り換えスイッチ122を右側にスライドすることで、他方への変更が指示される。
図4に示すように、自動二輪車1は、電源装置21とメインスイッチ22とを備えている。自動二輪車1のライダーによりメインスイッチ22が操作されると、電源装置21とECU70との間が通電状態となり、ECU70が作動可能となる。ただし、自動二輪車1は、図示しないリレースイッチ等を備えている。そのため、ECU70の一部は、メインスイッチ22が操作されていないときでも作動することができる。
モード選択部73は、判定部73aと切換部73bとを有している。本実施形態では、制御モードの切り換えは、所定の条件が満たされないと実行されない。なお、所定の条件については後述する。判定部73aは上記条件が満たされているか否かを判定する。切換部73bは、判定部73aの判定結果を受けて、切り換えを実行する。モード選択部73は、切り換えスイッチ122からの信号を入力する。これにより、モード選択部73は、切り換えスイッチ122が切り換えられたことを検知する。また、モード選択部73は、スロットル位置センサ51からの信号を受けてスロットル弁41の開度を検知し、アクセルセンサ52からの信号を受けてアクセル43の開度を検知する。モード選択部73は、制御モードを切り換えると、切り換え信号91をスロットル制御部71に出力する。
《メータパネル》
メータパネル20は、モード選択部73からの信号を受けており、現在の制御モードの種類を表示することができる。
図6に示すように、メータパネル20には、モード表示部32が設けられている。モード表示部32は、例えば液晶パネル31に設けられている。モード表示部32は、制御モードの種類に応じた点灯部を有している。本実施形態において、モード表示部32は、スタンダードモードSTD、モードA、およびモードBの点灯部を有している。現在の制御モードの種類は、スタンダードモードSTD、モードA、およびモードBの点灯部のうち、いずれかが点灯することで表示される。ただし、現在の制御モードの種類は、液晶パネル31に表示されてもよい。また、モード表示部32が一つの点灯部を有することにしてもよい。この場合、前記点灯部は、例えばスタンダードモードSTD、モードA、およびモードBのそれぞれを色分けして点灯する。
メータパネル20には、車速表示部33と回転速度表示部34が設けられている。車速表示部33は、車速センサ54(図11参照)にて検出される自動二輪車1の車速を表示することができる。また、回転速度表示部34は、エンジン回転速度センサ53(図9参照)にて検出されるエンジン4の回転速度を表示することができる。
《制御モードの変更》
以下に、スロットル制御装置が行う制御モードの変更の制御について説明する。本実施形態では、アクセル43の開度が所定の開度以下のときに切り換えスイッチ122が切り換えられた場合、制御モードの変更が実行される。
まず、図7を参照しながら、本制御を説明する。まず、ステップS3において、判定部73aにより、切り換えスイッチ122が操作されたか否かが判定される。切り換えスイッチ122が切り換えられた場合、ステップS41へ進む。ステップS41では、判定部73aにより、アクセル開度が所定のアクセル開度以下か否かが判定される。アクセル開度が比較的大きければ、制御モードの変更を行うのは不適切だと判断し、変更を行わずに本制御を終了する。一方、アクセル開度が上記所定のアクセル開度以下であれば、ステップS6に進む。ステップS6では、切換部73bにより、制御モードの切り換えが行われる。
図8は、他の変更制御のフローチャートである。この制御では先ず、ステップS1において、メインスイッチ22(図4参照)がオンされる。これにより、少なくともECU70と電源装置21とが通電状態となる。
ステップS2では、メインスイッチ22の操作の後、エンジン4(図4参照)が始動されたか否かが判定される。エンジン4は、例えば図2に示すスタータスイッチ123が操作されることにより、始動される。エンジン4が始動されていない場合、ステップS5へ進む。エンジン4が始動されている場合、ステップS3へ進む。
ステップS3において、判定部73aにより、切り換えスイッチ122が操作されたか否かが判定される。切り換えスイッチ122が操作されていない場合、制御モードの変更は実行されず、ステップS2へ戻る。切り換えスイッチ122が切り換えられた場合、ステップS41へ進む。
ステップS41では、アクセル43(図4等参照)の開度が所定の開度以下であるか否かが判定される。なお、本実施形態ではアクセル43の操作量はアクセル43の開度であるが、アクセル43の操作量は他の物理量を基準に判定することも可能である。例えば、前記他の物理量は、mm(ミリメートル)等を単位とした長さ等であってもよい。ステップS41において、アクセル43の開度が所定の開度以下である場合、ステップS6へ進む。アクセル43の開度が所定の開度を超える場合、制御モードの変更は実行されない。この場合、切り換えスイッチ122の操作は受け付けられず、キャンセルされる。つまり、ステップS41において、アクセル43の開度が所定の開度を超える場合、制御モードの変更は実行されず、本制御は終了する。
アクセル43の開度が所定の開度を超えているときに制御モードの変更が実行されると、スロットル弁41の開度が高い領域では、ライダーが違和感を感じる可能性がある。例えば図5に示すように、アクセル開度が40度近辺では、スタンダードモードSTDとモードAとの目標スロットル開度は大きく異なっている。そのため、スタンダードモードSTDからモードAに変更すると、スロットル弁41の開度が大きくなり、ライダーが違和感を感じる可能性がある。
ここでいう所定の開度以下とは、実質的に零であるアクセル43の開度である。アクセル43の開度が実質的に零である場合とは、例えば、自動二輪車1がエンジン4の駆動力のみで走行することができない場合のアクセル43の開度である。なお、前記所定の開度以下には、アクセル43の開度が零である場合も含まれる。アクセル43の開度が零である場合とは、例えばアイドリング状態等の場合である。
ステップS6では、切換部73bによって制御モードの変更が実行される。制御モードは、前述したように、三種類のマップの切り換えにより、変更が可能である。制御モードが変更されると、メータパネル20での表示が切り換えられる(ステップS7)。本制御は、メインスイッチ22がオフに操作されるまで継続可能である(ステップS8)。
また、ステップS2においてエンジン4が始動していないと判定された場合、ステップS5において、判定部73aにより、切り換えスイッチ122が操作されたか否かが判定される。切り換えスイッチ122が操作された場合、ステップS6へ進み、前述の処理が行われる。エンジン4が始動していない場合、制御モードは、切り換えスイッチ122が切り換えられるごとに変更される。
前述したように、記憶部72(図4参照)は、不揮発性メモリを備えている。記憶部72は、現在選択されている制御モードを記憶することができる。つまり、記憶部72は、前記三種類のマップのうち、スロットル制御部71にてスロットル弁41の制御に利用されているマップがどれであるかを記憶する。これにより、モード選択部73は、ステップS8において、一旦メインスイッチ22がオフに操作された場合でも、次回、メインスイッチ22がオンに操作されるとき、メインスイッチ22がオフに操作される前に利用されていたマップを抽出することができる。そのため、スロットル制御部71は、一旦メインスイッチ22がオフに操作された場合でも、次回、メインスイッチ22がオンに操作されるとき、メインスイッチ22がオフに操作される前に利用されていたマップを読み取ることができる。
(作用および効果)
以上のように、本実施形態では、制御モードの変更に際して、現在の制御モードの目標スロットル開度と、変更後の制御モードの目標スロットル開度との開度差を算出することがない。これにより、本実施形態に係るスロットル制御装置は、制御モードの変更に係る演算等の処理が容易となる。
また、本実施形態では、制御モードの変更が実行されるのは、切り換えスイッチ122が操作され且つアクセル43の開度が所定の開度以下のときに限られている。切り換えスイッチ122の操作およびアクセル43の操作は、いずれもライダーによって行われるため、それらの操作はライダーにとって明確である。そのため、制御モードの変更時期がライダーにとって明確である。
また、本実施形態では、メータパネル20のモード表示部32は、制御モードの種類に応じた点灯部を有している。現在の制御モードの種類は、スタンダードモードSTD、モードA、およびモードBの点灯部のうち、いずれかが点灯することで表示される。これにより、ライダーは、現在の制御モードの種類と、制御モードの切り換えとを、容易に視認することができる。したがって、制御モードの変更時期がより明確になる。
本実施形態において、所定の開度以下とは、実質的に零であるアクセル43の開度である。アクセル43の開度が実質的に零か否かは、ライダーにとって極めて明確である。したがって、変更時期がより明確になる。
本実施形態に係るスロットル制御装置は、スタンダードモードSTDとモードAとモードBとの三種類の制御モードの情報を備えている。モードAは、目標スロットル開度がスタンダードモードSTDよりも大きく、スタンダードモードSTDよりも急な加速を可能とする。モードBは、目標スロットル開度がスタンダードモードSTDよりも小さく、スタンダードモードSTDよりも緩やかな加速を可能とする。本実施形態に係るスロットル制御装置は、明確な違いを有する複数の制御モードを提供することができる。
本実施形態によれば、自動二輪車1のライダーは、例えば右手の親指で、切り換えスイッチ122の操作を容易に行うことができる。本実施形態によれば、ハンドル12を握りながら切り換えスイッチ122を操作することが可能である。
また、ハンドル12の右グリップ12bは、アクセル43を形成している。そのため、自動二輪車1のライダーは、アクセル43の操作と切り換えスイッチ122の操作とを同時に行うことが容易でない。しかし、本実施形態に係るスロットル制御装置では、制御モードの変更が実行されるのは、アクセル43の開度が所定の開度以下のときに切り換えスイッチ122が操作された場合に限られている。したがって、アクセル43の操作と切り換えスイッチ122の操作とを同時に行う必要がない。また、アクセル43の開度が上記所定の開度を超えているときに切り換えスイッチ122を操作することは無駄な操作となる。本実施形態によれば、そのような無駄は生じにくい。
<変形例1>
前記実施形態において、制御モードを変更する際の判定には、アクセル43の開度が用いられていた。しかし、前記判定に用いるものは、アクセル43の開度に限らず、他の条件であってもよい。本変形例は、後輪10へ伝達される駆動力に基づいて判定を行うものである。なお、前記実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
本変形例において、モード選択部73は、後輪10へ伝達される駆動力が所定の値以下のときに切り換えスイッチ122が切り換えられた場合、制御モードの変更を実行する。後輪10へ伝達される駆動力の値は、エンジン回転速度センサ53(図9参照)により検出されるエンジン4の回転速度を基に推定される。
図9に示すように、本変形例に係るスロットル制御装置は、エンジン回転速度センサ53を備えている。エンジン回転速度センサ53は、エンジン4の回転速度を検出する。
以下に、本変形例に係る制御モードの変更の制御について説明する。図10は、制御モードの変更の制御についてのフローチャートである。なお、前記実施形態と同一のステップについては、同符号を付し、説明を省略する。
ステップS42では、判定部73aにより、エンジン回転速度センサ53にて検出されるエンジン4(図9参照)の回転速度が、所定の回転速度以下であるか否かが判定される。エンジン4の回転速度が所定の回転速度以下である場合、ステップS6へ進む。エンジン4の回転速度が所定の回転速度を超える場合、制御モードの変更は実行されない。この場合、切り換えスイッチ122の操作は受け付けられず、キャンセルされる。つまり、ステップS42において、エンジン4の回転速度が所定の回転速度を超える場合、制御モードの変更は実行されず、本制御は終了する。
ここでいう所定の回転速度以下とは、例えば、自動二輪車1がエンジン4の駆動力のみで走行することができないエンジン4の回転速度である。つまり、所定の回転速度以下には、例えば、エンジン4のアイドリング状態等が含まれる。
本変形例においても、制御モードの変更に際して、現在の制御モードの目標スロットル開度と、変更後の制御モードの目標スロットル開度との開度差を算出することがない。本変形例においても、制御モードの変更に係る演算等の処理が容易である。
エンジン4の回転速度は、メータパネル20の回転速度表示部34に表示される。そのため、メータパネル20にて、エンジン4の回転速度と現在の制御モードとを同時に視認することができる。ライダーはエンジン4の回転速度を容易に視認することができるので、制御モードの変更時期が明確となる。
<変形例2>
本変形例は、後輪10へ伝達される駆動力を、自動二輪車1の車速に基づいて推定するものである。本変形例では、制御モードの変更に際して、自動二輪車1の車速に基づいた判定を行う。前記実施形態1および変形例1と同一の構成およびステップについては同一の符号を付し、説明を省略する。
図11に示すように、自動二輪車1は、変速装置44を備えている。エンジン4は、変速装置44に接続されている。ただし、自動二輪車1は、エンジン4と後輪10との間で駆動力の伝達を断続自在に作動するクラッチ(図示せず)を備えていてもよい。エンジン4の駆動力は、少なくとも変速装置44および動力伝達機構46を介し、後輪10へ伝達される。
自動二輪車1は、車速センサ54を備えている。車速センサ54は、自動二輪車1の車速を検出する。車速センサ54が取り付けられる位置は特に限定されない。車速センサ54は、自動二輪車1の車速を検出できるものであればよい。ただし、自動二輪車1は、車速センサ54を備える代わりに、自動二輪車1の車速を算出するものを備えていてもよい。
以下に、本変形例に係る制御モードの変更の制御について説明する。図12は、本変形例の制御フローチャートである。
ステップS43では、判定部73aにより、車速センサ54にて検出される自動二輪車1(図11参照)の車速が、所定の車速以下であるか否かが判定される。自動二輪車1の車速が所定の車速以下である場合、ステップS6へ進む。ステップS43において、自動二輪車1の車速が所定の車速を超える場合、制御モードの変更は実行されない。この場合、切り換えスイッチ122の操作は受け付けられず、キャンセルされる。つまり、ステップS43において、自動二輪車1の車速が所定の車速を超える場合、制御モードの変更は実行されず、本制御は終了する。
ここでいう所定の車速以下には、例えば、自動二輪車1の停止状態が含まれる。自動二輪車1の停止状態とは、自動二輪車1の車速が零の状態である。
本変形例においても、制御モードの変更に際して、現在の制御モードの目標スロットル開度と、変更後の制御モードの目標スロットル開度との開度差を算出することがない。本変形例においても、制御モードの変更に係る演算等の処理が容易である。
自動二輪車1の車速は、メータパネル20の車速表示部33に表示される。そのため、メータパネル20にて、ライダーは自動二輪車1の車速と現在の制御モードとを同時に視認することができる。ライダーは自動二輪車1の車速を容易に視認することができるので、制御モードの変更時期が明確となる。
<変形例3>
本変形例は、後輪10へ伝達される駆動力を、変速装置44のギアポジションに基づいて推定するものである。本変形例では、制御モードの変更に際して、変速装置44のギアポジションに基づいた判定を行う。前記実施形態1および各変形例と同一の構成およびステップについては同一の符号を付し、説明を省略する。
図13に示すように、自動二輪車1は、変速装置44を備えている。エンジン4は、変速装置44に接続されている。変速装置44は、ニュートラル位置と複数のギアポジションとを有している。変速装置44は、シフト操作子47と接続されている。自動二輪車1のライダーがシフト操作子47を操作することにより、変速装置44のギアポジションが変更される。なお、自動二輪車1は、エンジン4と後輪10との間で駆動力の伝達を断続自在に作動するクラッチ(図示せず)を備えていてもよい。エンジン4の駆動力は、少なくとも変速装置44および動力伝達機構46を介し、後輪10へ伝達される。
自動二輪車1は、シフトセンサ55を備えている。シフトセンサ55は、変速装置44のギアポジションを検出する。
以下に、本変形例に係る制御モードの変更の制御について説明する。図14は、本変形例の制御フローチャートである。
ステップS44では、判定部73aにより、シフトセンサ55にて検出される変速装置44(図13参照)のギアポジションが、ニュートラル位置であるか否かが判定される。変速装置44のギアポジションがニュートラル位置である場合、ステップS6へ進む。なお、変速装置44のギアポジションがニュートラル位置である場合、エンジン4の駆動力は後輪10まで伝達されず、自動二輪車1はエンジン4の駆動力による走行が不能である。ステップS44において、変速装置44のギアポジションがニュートラル位置でない場合、制御モードの変更は実行されない。この場合、切り換えスイッチ122の操作は受け付けられず、キャンセルされる。つまり、ステップS44において、変速装置44のギアポジションがニュートラル位置でない場合、制御モードの変更は実行されず、本制御は終了する。
本変形例においても、制御モードの変更に際して、現在の制御モードの目標スロットル開度と、変更後の制御モードの目標スロットル開度との開度差を算出することがない。本変形例においても、制御モードの変更に係る演算等の処理が容易である。
また、本変形例に係るスロットル制御装置は、制御モードの変更が実行されるのは、変速装置44のギアポジションがニュートラル位置のときに切り換えスイッチ122が操作された場合に限られている。そのため、制御モードの変更操作に対し、変更時期が明確である。
<変形例4>
本変形例は、後輪10へ伝達される駆動力を、クラッチ45の接続状態に基づいて推定するものである。本変形例では、制御モードの変更に際して、クラッチ45が接続状態にあるか否かを判定する。前記実施形態1および各変形例と同一の構成およびステップについては同一の符号を付し、説明を省略する。
図15に示すように、自動二輪車1は、変速装置44およびクラッチ45を備えている。エンジン4は、クラッチ45を介して変速装置44に接続されている。クラッチ45は、エンジン4と後輪10との間で駆動力の伝達を断続する。クラッチ45は、クラッチ操作子と接続されている。前記クラッチ操作子として、例えば図2に示す左レバー12eを用いることができる。エンジン4の駆動力は、少なくともクラッチ45、変速装置44、および動力伝達機構46を介し、後輪10へ伝達される。
自動二輪車1は、クラッチセンサ56を備えている。クラッチセンサ56は、クラッチ45の接続状態または切断状態を検出する。クラッチ45が切断状態である場合、エンジン4の駆動力は、後輪10まで伝達しない。一方、クラッチ45が接続状態である場合、エンジン4の駆動力は、後輪10まで伝達することが可能である。
以下に、本変形例に係る制御モードの変更の制御について説明する。図16は、本変形例の制御フローチャートである。
ステップS45では、判定部73aにより、クラッチセンサ56にて検出されるクラッチ45(図15参照)の状態が、切断状態であるか否かが判定される。クラッチ45が切断状態である場合、つまりクラッチ45が接続状態でない場合、ステップS6へ進む。ステップS45において、クラッチ45が切断状態でない場合、つまりクラッチ45が接続状態である場合、制御モードの変更は実行されない。この場合、切り換えスイッチ122の操作は受け付けられず、キャンセルされる。つまり、ステップS45において、クラッチ45が切断状態でない場合、制御モードの変更は実行されず、本制御は終了する。
本変形例においても、制御モードの変更に際して、現在の制御モードの目標スロットル開度と、変更後の制御モードの目標スロットル開度との開度差を算出することがない。本変形例においても、制御モードの変更に係る演算等の処理が容易である。
また、本変形例に係るスロットル制御装置は、制御モードの変更が実行されるのはクラッチ45が切断状態であるときに切り換えスイッチ122が操作された場合に限られている。そのため、制御モードの変更操作に対し、変更時期が明確である。
<実施形態2>
前記実施形態1と前記各変形例とでは、制御モードを変更するために必要な判定条件を満たしていない場合、切り換えスイッチ122の操作は受け付けられず、一旦キャンセルされていた。本実施形態は、切り換えスイッチ122が操作されたときに上記判定条件を満たしていない場合には、上記判定条件を満たすようになるまで待機し、上記判定条件を満たすようになってから制御モードを変更するものである。
本実施形態に係るスロットル制御装置および自動二輪車1を図17に示す。以下の説明では、前記実施形態1および前記各変形例と同一の構成およびステップについては同一の符号を付し、説明を省略する。
図18は、本実施形態に係る制御モードの変更制御のフローチャートである。まずステップS3において、判定部73aにより、切り換えスイッチ122が操作されたか否かが判定される。切り換えスイッチ122が操作された場合、ステップS31に進み、記憶部72が切り換えスイッチ122が操作されたことを記憶する。具体的には、制御モードの変更用意のフラグがオンされる。次にステップS40に進み、判定部73aにより、所定の判定が行われる。ステップS40の判定条件は特に限定されず、前記実施形態およびその変形例のいずれの判定条件を用いてもよい。ここでは、判定条件として、アクセル開度が所定のアクセル開度以下か否かを判定するものとする。ステップS40の判定結果がYesの場合、ステップS62に進む。ステップS62では、切換部73bにより、制御モードの変更が行われる。なお、この際、上記フラグはオフされる。言い換えると、記憶部72において、切り換えスイッチ122が操作された旨の記憶は消去される。ステップS7では、メータパネル20の表示が切り換えられ、変更後の制御モードが表示される。
図19は、他の変更制御のフローチャートである。ステップS3において、判定部73aにより、切り換えスイッチ122が操作されたか否かが判定される。切り換えスイッチ122が操作されていない場合、制御モードの変更は実行されない。切り換えスイッチ122が操作された場合、ステップS31へ進む。
ステップS31において、モード選択部73では、制御モードの変更用意のフラグがオンされる。前記フラグがオンされると、ステップS40において、判定部73aにより、所定の判定条件を満たすか否かが判定される。
ステップS40では、例えばアクセル43(図17等参照)の開度が所定の開度以下であるか否かが判定される。ただし、前記実施形態の各変形例に記載されているように、ステップS40では、他の判定条件を用いることにしてもよい。例えば、ステップS40では、エンジン回転速度を判定条件に用いることにしてもよい。また、ステップS40では、自動二輪車1の車速、変速装置44のギアポジション、もしくはクラッチ45の接続状態を判定条件に用いることにしてもよい。
ステップS40において、前記所定の判定条件を満たす場合、ステップS62へ進む。前記所定の判定条件を満たさない場合、ステップS40が繰り返される。
ステップS62では、切換部73bにより、制御モードの変更が実行される。また、ステップS62では、ステップS31においてオンされたフラグがオフされる。本実施形態においても、制御モードが変更されると、メータパネル20の表示が切り換えられる(ステップS7)。
以上のように、本実施形態において、記憶部72は、アクセル43の開度が所定の開度を超えているときに切り換えスイッチ122が操作された場合、前記所定の開度になるまで切り換えスイッチ122が操作されたことを記憶する。そして、アクセル43の開度が所定開度以下になると、制御モードの変更が実行される。したがって、ライダーは、アクセル43の開度が所定開度を超えているときに切り換えスイッチ122を操作してしまったとしても、その後に上記所定開度以下になるようにアクセル43を操作するだけで、制御モードの変更を行うことができる。そのため、切り換えスイッチ122を再び操作し直す必要がない。
<実施形態3>
実施形態3は、前記実施形態2において、前記フラグがオンされている間、メータパネル20においてその旨を表示するものである。以下の説明では、前記実施形態および変形例と同一の構成およびステップには同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
本実施形態に係るメータパネル20では、図6に示すモード表示部32のスタンダードモードSTD、モードA、およびモードBの各点灯部が、点灯だけでなく点滅も可能に構成されている。前述したように、現在の制御モードの種類は、上記点灯部が点灯することで表示される。後述するように、切り換えスイッチ122が操作されたときに所定の条件が満たされていない場合には、変更前の現在の制御モードに対応する点灯部が消灯し、変更予定の制御モードに対応する点灯部が点滅する。そして、上記条件が満たされて制御モードが変更されると、上記点灯部が点滅状態から点灯状態となる。
図20は、本実施形態に係る制御モードの変更制御のフローチャートである。本実施形態では、ステップS40の判定結果がNoの場合には、ステップS50に進む。ステップS50では、メータパネル20において、上述の表示が行われる。すなわち、現在の制御モードに対応する点灯部が消灯し、変更後の制御モードに対応する点灯部が点滅する。例えば、現在の制御モードがモードAであり、用意されている変更後の制御モードがモードBである場合、ステップS31において前記フラグがオンされると、モードAの点灯部の点灯からモードBの点灯部の点滅に表示が切り換わる。
次に、図21および図22を参照しながら、他の変更制御について説明する。ステップS31において、制御モードの変更用意のフラグがオンされる。前記フラグがオンされると、ステップS40において、判定部73aにより、所定の判定条件を満たすか否かが判定される。
ステップS40では、例えばアクセル43(図17等参照)の開度が所定の開度以下であるか否かが判定される。ただし、前記各変形例に記載されているように、ステップS40では、他の判定条件を用いることにしてもよい。
ステップS40において、前記所定の判定条件を満たす場合、ステップS62へ進む。前記所定の判定条件を満たさない場合、ステップS50へ進む。
ステップS50において、現在の制御モードの点灯から、用意されている変更後の制御モードの点滅に表示が切り換えられる。ステップS50にてモード表示部32での表示が点滅に切り換えられると、ステップS40へ戻る。つまり、切り換えスイッチ122が操作され、前記所定の判定条件を満たさない間、用意されている制御モードの点灯部は点滅を続ける。
ステップS62では、切換部73bにより、制御モードの変更が実行される。なお、ステップS62では、上記フラグがオフされる。制御モードが変更されると、モード表示部32での表示が点滅から点灯へと切り換えられる(ステップS7)。
以上のように、本実施形態に係るメータパネル20は、切り換えスイッチ122が操作されたにも拘わらず制御モードが変更されていないときには、変更後の制御モードに対応する点灯部を点滅させる。メータパネル20は、その後に制御モードが変更されると、当該点灯部を点滅状態から点灯状態に変化させる。このように、メータパネル20は、切り換えスイッチ122が操作されたにも拘わらず制御モードが変更されていないことと、その後に制御モードが変更されたこととを表示することができる。これにより、制御モードの変更の有無を視認することが可能になる。本実施形態によれば、制御モードの変更時期がより明確となる。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
4 エンジン
10 後輪(駆動輪)
12 ハンドル
12a 左グリップ
12b 右グリップ
20 メータパネル(表示装置)
41 スロットル弁
43 アクセル(スロットル操作子)
52 アクセルセンサ(センサ)
71 スロットル制御部(制御装置)
72 記憶部(記憶装置)
73a 判定部(判定装置)
73b 切換部(切換装置)
81 マップ(第1の制御モードの情報)
82 マップ(第2の制御モードの情報)
83 マップ(第3の制御モードの情報)
122 切り換えスイッチ(切換指示装置)

Claims (11)

  1. スロットル弁を開閉させるスロットル操作子と、
    前記スロットル操作子の操作量を検出するセンサと、
    前記スロットル弁の開度が目標スロットル開度となるように前記スロットル弁を制御する制御装置と、
    前記操作量に対する目標スロットル開度が定められた複数の制御モードの情報を記憶した記憶装置と、
    前記制御モードの切り換えを指示する切換指示装置と、
    前記スロットル操作子の操作量が所定の操作量以下であるか否かを判定する判定装置と、
    前記切換指示装置が切り換えられ且つ前記スロットル操作子の操作量が前記所定の操作量以下であるときに、前記制御モードを切り換える切換装置と、を備えたスロットル制御装置。
  2. 前記制御モードが切り換えられたときに切換後の制御モードを表示する表示装置をさらに備えた、請求項1に記載のスロットル制御装置。
  3. 前記所定の操作量以下とは、前記スロットル操作子の操作量が実質的に零のことである、請求項1に記載のスロットル制御装置。
  4. 前記切換装置は、前記切換指示装置が切り換えられたときに前記スロットル操作子の操作量が前記所定の操作量を超えている場合には、前記スロットル操作子の操作量が前記所定の操作量以下になったときに前記制御モードを切り換える、請求項1に記載のスロットル制御装置。
  5. 前記切換指示装置が切り換えられたにも拘わらず前記制御モードが切り換えられていないことと、前記切換装置が前記制御モードを切り換えたこととを表示する表示装置をさらに備えた、請求項4に記載のスロットル制御装置。
  6. 前記記憶装置は、第1の制御モードの情報と、目標スロットル開度が前記第1の制御モードよりも大きい第2の制御モードの情報と、目標スロットル開度が前記第1の制御モードよりも小さい第3の制御モードの情報と、を記憶している、請求項1に記載のスロットル制御装置。
  7. 請求項1に記載のスロットル制御装置と、
    前記スロットル弁の開度によって回転速度が変化するエンジンと、
    前記エンジンの駆動力を受けて駆動する駆動輪と、を備えた車両。
  8. 鞍乗型車両である、請求項7に記載の車両。
  9. 左右の端部にそれぞれ左グリップおよび右グリップを有するハンドルをさらに備え、
    前記切換指示装置は、前記ハンドルの前記右グリップよりも左側に設けられ、ライダーの右手の指によって操作されるスイッチである、請求項8に記載の鞍乗型車両。
  10. 前記右グリップは回転可能であり、前記スロットル操作子を形成している、請求項9に記載の鞍乗型車両。
  11. エンジンと、前記エンジンの駆動力を受けて駆動する駆動輪と、スロットル制御装置と、を備えた車両であって、
    前記スロットル制御装置は、
    スロットル弁を開閉させるスロットル操作子と、
    前記スロットル操作子の操作量を検出するセンサと、
    前記スロットル弁の開度が目標スロットル開度となるように前記スロットル弁を制御する制御装置と、
    前記操作量に対する目標スロットル開度が定められた複数の制御モードの情報を記憶した記憶装置と、
    前記制御モードの切り換えを指示する切換指示装置と、
    前記駆動輪へ伝達される駆動力が所定の値以下であるか否かを判定する判定装置と、
    前記切換指示装置が切り換えられ且つ前記駆動輪へ伝達される駆動力が前記所定の値以下であるときに、前記制御モードを切り換える切換装置と、を備えている、車両。
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