JP2010081437A - 無線通信端末および無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 基地局のスキャンを行わない期間を設けることで、基地局のスキャンに伴う無駄な消費電力を削減し、特に通信確立中におけるハンドオーバの要否を判定する基地局のスキャンにおいてはスループットの低下をも回避することを目的とする。
【解決手段】
本発明の無線通信端末110は、周囲の基地局120をスキャンするスキャン部250と、当該無線通信端末110の単位時間当たりの変位量を算出する変位量算出部252と、算出された単位時間当たりの変位量が所定値以下の場合、スキャンを実行させないスキャン停止部254と、を備えることを特徴としている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、基地局と無線を用いて通信する無線通信端末および無線通信方法に関する。
近年、インターネット等の通信ネットワークのブロードバンド化が進んでおり、Bluetooth(登録商標)、ZigBee等に代表される無線通信を通じた無線ブロードバンドシステムも拡大傾向にある。このような無線通信を実行する手段としては、携帯電話網にも利用されているCDMA(Code Division Multiple Access)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)や、データ通信を主眼としたiBurst(登録商標)を利用することもできる。
CDMAは、複数の信号にそれぞれ異なる符号を乗算し、すべての信号を合成し1つの周波数を用いて送信する方式である。一方、WiMAXは、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:直交周波数分割多元接続)方式を用いた通信方式の一つである(例えば、非特許文献1)。かかるOFDMA方式は、データの多重化方式の一つに分類され、単位時間軸上で多数の搬送波を利用し、変調対象となる信号波の位相が隣り合う搬送波間で直交するように搬送波の帯域を一部重ね合わせて周波数帯域を有効利用する方式である。iBurst(登録商標)は、「リンク・アダプテーション」と呼ばれる適応変調が利用され、下り24QAM変調方式で1Mbps(2Mbps)、下り16QAM変調方式で346kbpsのスループットを実現できる。
上述したiBurst(登録商標)等を採用する無線通信端末(例えば、携帯電話、PHS(Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)等)は、所定距離をおいて設置された基地局に対して通信接続を試み、基地局が接続された通信網を介して通話やデータ送受信などを行うことができる。
例えば、PHSの無線通信システムにおいては、発呼時、着呼時、および位置登録時などに、サービスエリア内に複数配置されている基地局(CS:Cell Station)と無線通信端末(PS:Personal Station)間にて制御チャネル(CCH:Control CHannel)およびリンクチャネル(LCH:Link CHannel)の送受信を行い、トラフィックチャネル(TCH:Traffic CHannel)を確立することにより通信が可能となる。
また、上記システムの通信チャネルが確立され通信を行っている最中に、ユーザの移動により無線通信端末と基地局との通信状態が悪くなった場合、通信状態の良い他の基地局を抽出し、かかる他の基地局に通信を切り替えるハンドオーバを行うことにより、引き続き通信を行うことが可能となる。
通信チャネル確立動作は、発呼時および着呼時、並びに、位置登録時およびハンドオーバ時に共通した動作である。通信チャネル確立動作では、無線通信端末はまず、基地局が発信する制御チャネル(例えば、報知チャネル(BCCH:Broadcast Control CHannel))を受信して基地局のスキャン(検索)を行い、接続可能な基地局の識別子(CSID)および受信電界強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)を認識する。ハンドオーバが必要と判定され、接続可能な基地局が複数あった場合には、RSSIの強度に基づいて選択された基地局に接続し、制御チャネルを再び受信する。制御チャネルの受信に成功した場合は、次にリンクチャネルを確立する動作を行い、通信チャネルを確立する。一方、接続可能な基地局はあったが、制御チャネルの受信に失敗した場合には、異なる基地局へ接続し、再び制御チャネルの受信から一連の動作を繰り返す。
上述した基地局のスキャンは、通信相手からのRSSIが劣化した場合、通信相手との受信品質(ビットエラー率(BER:Bit Error Rate)等)が劣化した場合、通信相手からの検索指示を受信した場合等特別な場合を除き、一般的には所定間隔ごとに連続的に行われる。
したがって、無線通信端末においてRSSIおよび受信品質が良好であり、かつ通信相手からのスキャン指示を受信しない場合においても、常に所定間隔でスキャンを行う設定になっている。つまり、通信環境が良好である場合にも、所定間隔で基地局のスキャンを行うことになり、バッテリの電力を無駄に費やしていた。
そこで、スキャンを効率的に行うことで、不要なスキャンに起因するバッテリの消費を低減することができる移動局として、例えば特許文献1には、基地局との通信状態に応じて検索を行う間隔を切り換える技術が開示されている。特許文献1では、基地局との通信状態が良い場合には検索を行う間隔を長くし、通信状態が悪い場合には検索を行う間隔を短くしている。
「Mobile WiMAX - Part I:A Technical Overview and Performance Evaluation」Prepared on Behalf of the WiMAX Forum, February 21, 2006, http://www.intel.com/netcomms/technologies/wimax/WiMAX_Overview_v2.pdf 特開2001−112046号公報
上述した無線通信端末による基地局のスキャンは、基地局が送信するBCCHを受信することで為される。したがって、基地局をスキャンする際には、無線通信端末の受信機能を使用することになる。特に、通信確立中におけるハンドオーバの要否を判定する基地局のスキャンは、TCHに割り込む形で行われる。
したがって、1つの受信機能しか備えない無線通信端末や上述した基地局のスキャンを実行する無線通信端末において、通信確立中におけるハンドオーバの要否を判定する基地局のスキャンが実行されると、そのスキャン中の期間はTCHを使用できない。これにより、基地局のスキャンが実行される時間分だけTCHが制限され、通信スループットの低下を招いていた。ここで、上述した特許文献1に記載された技術を用いたとしても、基地局のスキャンは連続的に行われるため、バッテリの電力を無駄に消費することに変わりはない。
本願発明者は、TCHの有効利用を検討した結果、無線通信端末が移動しない場合すなわち固定設置または固定的に利用される場合には基地局のスキャンがほとんど不要であることに着目した。
本発明は、このような問題に鑑み、基地局のスキャンを行わない期間を設けることで、基地局のスキャンに伴う無駄な消費電力を削減し、特に通信確立中におけるハンドオーバの要否を判定する基地局のスキャンにおいては、TCHを制限することによるスループットの低下をも回避することが可能な無線通信端末および無線通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる無線通信端末の代表的な構成は、周囲の基地局をスキャンするスキャン部と、当該無線通信端末の単位時間当たりの変位量を算出する変位量算出部と、算出された単位時間当たりの変位量が所定値以下の場合、スキャンを実行させないスキャン停止部と、を備えることを特徴とする。
本発明のスキャン停止部は、変位量算出部が算出した当該無線通信端末の単位時間当たりの変位量(位置の変化量)が所定値以下すなわち当該無線通信端末が移動していない、もしくはほとんど移動していない場合、周辺の基地局のスキャン(検索)を実行させない。したがって、基地局のスキャンを必要としない、当該無線通信端末が固設されているまたは固定的に利用されている(移動しない)場合には、基地局のスキャンに伴う無駄な消費電力を削減することができる。また、受信機能を1つしか有しない無線通信端末において、TCHのタイミングにスキャンが実行されないため、そのままTCHを遂行することができるので、TCHの制限によって低下したスループットの向上を図ることが可能となる。
また、単位時間当たりの変位量に基づいてスキャン部によるスキャンを停止するか否かを判断する構成により、変位量の取得が定期的でなかったとしてもその変位量を単位時間当たりに換算し直し公平に判断することができ、無線通信端末が移動しているか否かを確実かつ容易に判定することができるため、安定してスキャンを停止させることが可能となる。
上記変位量算出部は、通信を確立している基地局との通信データの伝播遅延に基づいて当該無線通信端末の単位時間当たりの変位量を算出してもよい。また上記変位量算出部は、GPSからの電波によって求められる座標情報に基づいて当該無線通信端末の単位時間当たりの変位量を算出してもよい。
これにより、確実かつ迅速に当該無線通信端末の位置を特定することができ、正確に単位時間当たりの変位量を算出することが可能となる。
当該無線通信端末は、トラフィックチャネルの異常切断が検出されると、スキャン停止部を無効化する第1のスキャン再開部をさらに備えてもよい。
これにより、トラフィックチャネル(TCH)の異常切断が検出された場合、変位量に拘わらず他の基地局に対するスキャンを再開することができるため、通信が途絶えてしまう事態を回避することが可能となる。
当該無線通信端末は、報知チャネルを複数の基地局から受信している場合に、複数の当該報知チャネルのDSSIまたは通信品質の最大値と次に大きな値の差分が所定閾値以内であればスキャン停止部を無効化する第2のスキャン再開部をさらに備えてもよい。
基地局のカバーエリアの境界に当該無線通信端末が位置する場合等においては複数の基地局からの報知チャネル(BCCH)を受信することになる。任意の基地局からのBCCHのDSSI(Desired Signal Strength Indicator:所望信号強度)または通信品質値と他の基地局からのBCCHのDSSIまたは通信品質値に差がない場合、無線通信端末の少しの移動により通信対象が変化する。したがって、第2のスキャン再開部がスキャン停止部を無効化することにより、スキャンの頻度を上げ、DSSIまたは通信品質値に差が生じたときに、より適した基地局と通信することが可能となる。
上記課題を解決するために、本発明の他の代表的な構成は、基地局と無線通信可能な無線通信端末を用いた無線通信方法であって、周囲の基地局をスキャンし、当該無線通信端末の単位時間当たりの変位量を算出し、算出された単位時間当たりの変位量が所定値以下の場合、スキャンを実行させないことを特徴とする。
上述した無線通信端末における技術的思想に対応する構成要素やその説明は、当該無線通信方法にも適用可能である。
以上説明したように本発明は、基地局のスキャンを行わない期間を設けることで、基地局のスキャンに伴う無駄な消費電力を削減し、特に通信確立中におけるハンドオーバの要否を判定する基地局のスキャンにおいては、TCHを制限することによるスループットの低下をも回避することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(無線通信システム100)
図1は、無線通信システムの概略的な接続関係を示した説明図である。かかる無線通信システム100は、無線通信端末110と、基地局120(120A、120B、120C)と、Ethernet(登録商標)、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線、インターネット、専用回線等で構成される通信網130と、中継サーバ140と、配信サーバ150を含んで構成される。
本実施形態では、理解を容易にするため、無線通信端末110が配信サーバ150からデータをダウンロードする構成(配信サーバ150が無線通信端末110にデータを送信する構成)について説明する。
本実施形態において、無線通信端末110としては、ノート型パーソナルコンピュータ112およびノート型パーソナルコンピュータ112に設けられたPCMCIAスロットまたはUSB(Universal Serial Bus)に装着する増設デバイス114とを挙げているが、かかる場合に限られず、携帯電話、PHS端末、無線通信機能を備える、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、カーナビゲーション、ポータブルテレビ、ゲーム機器、DVDプレイヤー、リモートコントローラ等様々な電子機器を無線通信端末110として用いることができる。
上記無線通信システム100において、ユーザが無線通信端末110を通じて、Web閲覧、映像配信等を実行しようと試みた場合、無線通信端末110は、まず、通信可能範囲内にある基地局120Aに無線による通信接続要求を行う。そして、通信接続要求を受信した基地局120Aや、通信網130を介して配信サーバ150との通信を確立する。また基地局120Aや通信網130、中継サーバ140を介して通信相手(配信サーバ150)との通信経路を確保して、最終的に無線通信端末110と配信サーバ150との通信が確立する。
このような無線通信システム100においては、無線通信端末110と基地局120Aとのスループットおよび通信品質を向上させるため様々な無線通信技術が採用されている。本実施形態では、例えば、iBurst(登録商標)を採用する。iBurst(登録商標)は、通信可能な距離が数km程度と広く、下り(基地局120Aから無線通信端末110への送信)の通信速度として最大2Mbpsが確保され、高速なデジタル通信を行うことが可能である。
したがって、iBurst(登録商標)を利用した無線通信システム100において、無線通信端末110は、携帯電話やPHS端末のような移動性、携帯性を備えつつ、電子メール、Web閲覧、映像配信等のデータを高速で伝送することができる。
このような無線通信システム100においては、通信確立時および位置登録時などに、サービスエリア内に複数配置されている基地局120(120A、120B、120C)と無線通信端末110間にてCCHの送受信を行い、TCHを確立することにより通信が可能となる。通信チャネル確立動作では、無線通信端末110はまず、基地局120が発信する制御チャネル(本実施形態ではBCCH)を受信して基地局120のスキャンを行う。このような無線通信端末110による基地局120のスキャンは、一般的には所定間隔ごとに(定期的に)行われる。したがって、基地局120をスキャンする際には、無線通信端末110の受信機能を使用することになる。特に、通信確立中におけるハンドオーバの要否を判定する基地局120のスキャンはTCHに割り込む形で行われる。
したがって、1つの受信機能しか備えない無線通信端末110において、通信確立中におけるハンドオーバの要否を判定する基地局120のスキャンが実行されると、その期間はTCHを使用できない。これにより、基地局120のスキャンが実行される時間分だけTCHが制限され、通信スループットの低下を招くこととなる。
また、本実施形態のように無線通信端末110がPCMCIAスロットまたはUSBに増設デバイス114を接続したノート型パーソナルコンピュータ112である場合等、移動しない場合すなわち固定設置または固定的に利用される場合には通信環境が著しく変化するといった状況は想定しにくく、基地局120のスキャンがほとんど不要である。しかし、従来の無線通信端末においては、無線通信端末が移動しない場合であっても基地局120のスキャンを連続的におこなっていたので、バッテリの電力を無駄に費やしていた。
そこで、本実施形態では、基地局120のスキャンを行わない期間を設けることで、基地局120のスキャンに伴う無駄な消費電力を削減し、特に通信確立中におけるハンドオーバの要否を判定する基地局120のスキャンにおいてはスループットの低下をも回避することを目的としている。以下、無線通信端末110の構成を説明する。
(無線通信端末110)
図2は、無線通信端末のハードウェア構成を示したブロック図であり、図3は、無線通信端末としてのノート型パーソナルコンピュータおよび増設デバイスの外観を説明するための斜視図である。図2に示すように、無線通信端末110は、大きく、ノート型パーソナルコンピュータ112と、増設デバイス114とから構成され、詳細には、ノート型パーソナルコンピュータ112は、PC側制御部210と、メモリ212と、表示部214と、操作部216と、音声出力部218とを含み、増設デバイス114は、無線通信部220と、デバイス側制御部230とを含んで構成される。
PC側制御部210は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により無線通信端末110全体を管理および制御する。また、PC側制御部210は、メモリ212のプログラムを用いて、Web閲覧機能、メール送受信機能、音楽再生機能、TV視聴機能等のアプリケーション処理も遂行する。
メモリ212は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等で構成され、PC側制御部210で処理されるプログラムや画像データ、音声データ等を記憶する。
表示部214は、液晶ディスプレイ、EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成され、メモリ212に記憶された、または通信網130を介して外部サーバ(図示せず)から提供される情報を、WebコンテンツやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)等を用いて表示することができる。
操作部216は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等のスイッチから構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。音声出力部218は、スピーカで構成され、無線通信端末110で受信した音楽、TV等の音声信号を音声に変えて出力する。また、音声出力部218は、操作部216の操作音、アラーム音等も出力できる。
無線通信部220は、通信網130における基地局120との無線通信を行い、TCHを介して配信サーバ150とパケット(データ)の送受信を行う。本実施形態において、無線通信部220は、基地局120が送信するBCCHも受信する。
デバイス側制御部230は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により増設デバイス114における、無線通信を制御する。具体的には、ノート型パーソナルコンピュータ112におけるアプリケーション処理に伴い、基地局120との無線通信が必要な場合、当該基地局120との無線通信を制御する。
そのため、本実施形態において、デバイス側制御部230は、スキャン部250、変位量算出部252、スキャン停止部254、第1および第2のスキャン再開部としてのスキャン再開部256、としても機能する。
スキャン部250は、TCHが実行されているスロットを利用して周囲の基地局120を所定間隔(例えば、10sec)でスキャンする。また、本実施形態において、スキャン部250は、無線通信部220が受信した複数の基地局120からのBCCHを比較することでスキャンを実行する。
また、本実施形態において、スキャン部250は、無線通信部220が受信した基地局120からのBCCHに基づいてハンドオーバが必要であるか否かを判定し、ハンドオーバが必要であると判定した場合、ハンドオーバ先として適した基地局120を抽出し、PC側制御部210がハンドオーバを実行する。
さらに、本実施形態において、スキャン部250は、通信確立時(通信確立中)および位置登録時においてもスキャンを行う。
変位量算出部252は、通信を確立している基地局120Aとの通信データの伝播遅延に基づいて当該無線通信端末110の単位時間当たりの変位量を算出する。詳細に、変位量算出部252は、無線通信部220が受信したBCCHの伝播遅延時間の前回値との差分(変位量)、もしくは、無線通信部220がTCHを介して受信する通信データの受信タイミングの前回値との差分を、前回値に積算(総和を算出)し、単位時間の変位量に換算し直す。
本実施形態において、変位量算出部252は、通信を確立している基地局120Aとの通信データの伝播遅延時間の差分(変位量)に基づいて無線通信端末110の単位時間当たりの変位量を算出しているが、これに限定されず、GPSからの電波によって求められる座標情報に基づいて無線通信端末110の単位時間当たりの変位量を算出してもよい。また変位量算出部252は、通信を確立している基地局120Aとの通信信号のDSSIやRSSIに基づいて無線通信端末110の位置を特定し、単位時間当たりの変位量を算出してもよいし、周辺の基地局120A、120B、120Cとの三点測位によって位置を特定し、単位時間当たりの変位量を算出してもよい。
これにより、確実かつ迅速に無線通信端末110の位置を特定することができ、正確に単位時間当たりの変位量を算出することが可能となる。
スキャン停止部254は、変位量算出部252によって算出された単位時間当たりの変位量が所定値以下であるか否かを判定し、所定値以下の場合、スキャン部250の機能を無効化することで、スキャン部250に周辺の基地局120のスキャンを実行させない。
変位量算出部252が算出した単位時間当たりの変位量が所定値以下であるということは、無線通信端末110が移動していないもしくはほとんど移動していないということである。したがって、基地局120のスキャンを必要としない無線通信端末110が固設されているまたは固定的に利用されている(移動しない)場合には、基地局120のスキャンに伴う無駄な消費電力を削減することができる。また、受信機能を1つしか有しない無線通信端末110において、スキャンを実行しない期間はTCHを遂行することができるので、TCHの制限によって低下したスループットの向上を図ることが可能となる。
また本実施形態において、スキャン停止部254は、単位時間当たりの変位量が所定値以下であるか否かを判定し、所定値以下の場合にスキャンを実行させない。これにより、変位量の算出が定期的でなかったとしてもその変位量を公平に判断することができ、無線通信端末110が移動しているか否かを確実かつ容易に判定することができるため、安定してスキャンを停止させることが可能となる。
スキャン再開部256は、TCHの異常切断や、無線通信の終了時におけるセッションの通常切断が検出されると、スキャン停止部254を無効化する。
かかる構成により、TCHの異常切断が検出された場合、スキャン部250は、単位時間当たりの変位量に拘わらず他の基地局120B、120Cに対するスキャンを再開することができるため、通信が途絶えてしまう状態を回避することが可能となる。
また、スキャン再開部256は、BCCHを複数の基地局120から受信している場合に、受信した複数のBCCHのDSSIまたは通信品質の最大値と次に大きな値の差分が所定閾値以内であるか否かを判定し、所定値以内であればスキャン停止部254を無効化する。
基地局120のカバーエリアの境界に無線通信端末110が位置する場合等においては複数の基地局120からのBCCHを受信することになる。任意の基地局120からのBCCHのDSSIまたは通信品質値と、他の基地局120からのBCCHのDSSIまたは通信品質値とに差がない場合、無線通信端末110の少しの移動により通信対象が変化する。したがって、スキャン再開部256がスキャン停止部254を無効化することにより、スキャンの頻度を上げ、DSSIまたは通信品質値に差が生じたときに、より適した基地局120と通信することが可能となる。
また、スキャン再開部256は、上述したTCHの異常切断だけでなく、セッションの通常切断や、基地局120に対して接続しているが無線通信が一定期間に亘って途絶えている場合にも、スキャン停止部254を無効化することにより、スキャンを再開させてもよい。
(無線通信方法)
次に、上述した無線通信システム100における無線通信端末110を用いた無線通信方法を説明する。
図4は、本実施形態にかかる無線通信方法の具体的な処理の流れを示したフローチャートである。
まず、ユーザの操作部216等への操作入力に応じて、無線通信端末110に電源が投入されると初期化処理が遂行される(S300:初期化ステップ)。初期化ステップS300には、当該無線通信端末110の位置登録、スキャン部250による基地局120をスキャンする所定間隔を計時するタイマの起動、変位量算出部252による伝播遅延時間の前回値との差分(変位量)の初期値の取得が含まれる。
続いて、変位量算出部252は、取得した変位量から単位時間当たりの変位量を算出する(S302:変位量算出ステップ)。スキャン停止部254は、算出された単位時間当たりの変位量が所定値以下であるか否かを判定し(S304:所定値判定ステップ)、所定値以下でなければ(S304のNO)、タイマによるスキャンの所定間隔の計時を継続する(S306:計時ステップ)。そしてタイマが満了に達しているか否かが判定され(S308)、タイマが満了に達すると(S308:満了判定ステップのYES)、スキャンを行い(S310:スキャンステップ)、次なるスキャンのためタイマをリセットする(S312:リセットステップ)。
所定値判定ステップS304において、変位量算出部252によって算出された単位時間が所定値以下であれば、さらに単位時間当たりの変位量を算出し、更新する。
以上説明したように、本実施形態にかかる無線通信方法においても、無線通信端末110が移動していないと判定される場合、基地局120のスキャンを行わないことで、基地局120のスキャンに伴う無駄な消費電力を削減し、特に通信確立中におけるハンドオーバの要否を判定する基地局120のスキャンにおいてはTCHを制限することによるスループットの低下をも回避することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本明細書の無線通信方法における各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいはサブルーチンによる処理を含んでもよい。
本発明は、基地局と無線を用いて通信する無線通信端末および無線通信方法に利用することができる。
無線通信システムの概略的な接続関係を示した説明図である。 無線通信端末のハードウェア構成を示したブロック図である。 無線通信端末としてのノート型パーソナルコンピュータおよび増設デバイスの外観を説明するための斜視図である。 本実施形態にかかる無線通信方法の具体的な処理の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
100 …無線通信システム
110 …無線通信端末
112 …ノート型パーソナルコンピュータ
114 …増設デバイス
120 …基地局
130 …通信網
140 …中継サーバ
150 …配信サーバ
210 …PC側制御部
212 …メモリ
214 …表示部
216 …操作部
218 …音声出力部
220 …無線通信部
230 …デバイス側制御部
250 …スキャン部
252 …変位量算出部
254 …スキャン停止部
256 …スキャン再開部

Claims (6)

  1. 周囲の基地局をスキャンするスキャン部と、
    当該無線通信端末の単位時間当たりの変位量を算出する変位量算出部と、
    前記算出された単位時間当たりの変位量が所定値以下の場合、前記スキャンを実行させないスキャン停止部と、
    を備えることを特徴とする無線通信端末。
  2. 前記変位量算出部は、通信を確立している基地局との通信データの伝播遅延に基づいて当該無線通信端末の単位時間当たりの変位量を算出することを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  3. 前記変位量算出部は、GPSからの電波によって求められる座標情報に基づいて当該無線通信端末の単位時間当たりの変位量を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信端末。
  4. トラフィックチャネルの異常切断が検出されると、前記スキャン停止部を無効化する第1のスキャン再開部をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の無線通信端末。
  5. 報知チャネルを複数の基地局から受信している場合に、複数の該報知チャネルのDSSIまたは通信品質の最大値と次に大きな値の差分が所定閾値以内であれば前記スキャン停止部を無効化する第2のスキャン再開部をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の無線通信端末。
  6. 基地局と無線通信可能な無線通信端末を用いた無線通信方法であって、
    周囲の基地局をスキャンし、
    当該無線通信端末の単位時間当たりの変位量を算出し、
    前記算出された単位時間当たりの変位量が所定値以下の場合、前記スキャンを実行させないことを特徴とする無線通信方法。
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