JP2010081020A - スイッチング制御回路 - Google Patents

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研吾 木村
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    • H03K17/082Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit
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Abstract

【課題】ハーフブリッジ回路を構成する2つのスイッチング素子を共にオンさせるような2つのパルス信号が入力された場合であっても、2つのスイッチング素子が同時にオンすることを確実に防止すること。
【解決手段】第1パルス信号と第2パルス信号に基づいて、第1出力端子(DRV1)4からP型MOSFET(MOS1)10に第1駆動信号が出力され、第1パルス信号と第2パルス信号に基づいて、第2出力端子(DRV2)5から第2スイッチング素子であるN型MOSFET(MOS2)11に第2駆動信号が出力されるように構成され、保護回路20によりP型MOSFET(MOS1)10及びN型MOSFET(MOS2)11のうちの少なくとも一方がオフされるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流電源に接続されたハーフブリッジ回路の第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子の駆動を制御するスイッチング制御回路に関する。
従来より、ハーフブリッジ回路を構成する2つのスイッチング素子であるたとえばMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)は、互いに直列に接続され、パワー集積回路(制御回路)からのパルス信号に基づいてオン/オフすることにより、直流電源からの電力を負荷に供給する。
このようなハーフブリッジ回路を構成するMOSFETでは、それぞれが同時にオンすると、それぞれに流れる貫通電流によって発熱したり、発煙したり、発火したり、あるいは破壊されたりしてしまうため、それぞれのMOSFETが同時にオンしないような対策が講じられている。
このような対策を講じるようにしたものとして、特許文献1では、突発的なノイズパルスによってパワー集積回路が誤動作し、2つのMOSFETが同時にオンすることを防止するために、ハイサイド側のMOSFETをリセット優先としたリセット優先レベルシフト回路を提案している。
特開平08−65143号公報
上述した特許文献1のリセット優先レベルシフト回路では、ハーフブリッジ回路を構成するハイサイド側のMOSFETがリセット優先とされているため、周辺器機からの突発的なノイズパルスによりパワー集積回路が誤動作しても、2つのMOSFETが同時にオンすることが防止できる。
ところが、たとえば制御回路に外部回路から2つのパルス信号が入力されるとき、2つのパルス信号を送信するラインが、ある電位を有するラインとショートするようなアブノーマル(異常状態)時には、ハイサイド及びローサイドのMOSFETを共にオンさせるような2つのパルス信号が入力されてしまい、MOSFETが同時にオンすることを防止することができないという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ハーフブリッジ回路を構成する2つのスイッチング素子を共にオンさせるような2つのパルス信号が入力された場合であっても、2つのスイッチング素子が同時にオンすることを確実に防止することができるスイッチング制御回路を提供することを目的とする。
本発明のスイッチング制御回路は、ハーフブリッジ回路を構成する第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子を駆動するためのスイッチング制御回路であって、第1パルス信号及び第2パルス信号に基づいて、前記第1スイッチング素子に第1駆動信号を出力する第1出力端子と、第1パルス信号及び第2パルス信号に基づいて、前記第2スイッチング素子に第2駆動信号を出力する第2出力端子と、前記第1パルス信号及び前記第2パルス信号が入力されると、前記第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子のうちの少なくとも一方をオフさせる前記第1駆動信号と前記第2駆動信号を出力する保護回路とを備えることを特徴とする。
また、前記保護回路は、第1パルス信号及び第2パルス信号が共に前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子をオンさせる信号であるとき、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とが共にオフとなる前記第1駆動信号と前記第2駆動信号とが出力されるように構成された論理回路を有するようにすることもできる。
また、前記保護回路は、第1パルス信号及び第2パルス信号が共に前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とをオフさせる信号であるとき、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とが共にオフとなる前記第1駆動信号と前記第2駆動信号とが出力されるように構成された論理回路を有するようにすることもできる。
また、前記第1駆動信号は、前記第1スイッチング素子がオンする直前に回路内部で定められた所定の両オフ期間を有し、前記第2駆動信号は、前記第2スイッチング素子がオンする直前に回路内部で定められた所定の両オフ期間を有するようにすることもできる。
本発明のスイッチング制御回路では、第1パルス信号及び第2パルス信号に基づいて、第1出力端子から第1スイッチング素子に第1駆動信号が出力され、第1パルス信号及び第2パルス信号に基づいて、第2出力端子から第2スイッチング素子に第2駆動信号が出力されるように構成され、第1パルス信号及び第2パルス信号が入力されると、保護回路により第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子のうちの少なくとも一方がオフされる。
本発明のスイッチング制御回路によれば、第1パルス信号及び第2パルス信号が入力されると、保護回路により第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子のうちの少なくとも一方がオフされるようにしたので、ハーフブリッジ回路を構成する2つのスイッチング素子を共にオンさせるような2つのパルス信号が入力された場合であっても、2つのスイッチング素子が同時にオンすることを確実に防止することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態の詳細について説明する。図1は、本発明のスイッチング制御回路の第1実施形態を示す回路図である。
まず、図1に示すように、スイッチング制御回路1は、第1入力端子(CKI1)2、第2入力端子(CKI2)3、第1出力端子(DRV1)4、第2出力端子(DRV2)5、両OFF期間(DTC)決定端子6、電源電圧(VCC)入力端子7、保護回路20を備えている。なお、図中符号8は直流電源(VDD)を示し、符号9はGND端子を示し、符号10はハーフブリッジ回路を構成するハイサイド側のP型MOSFET(MOS1)を示し、符号11はハーフブリッジ回路を構成するローサイド側のN型MOSFET(MOS2)を示し、符号12は負荷(ROAD)を示している。
第1入力端子(CKI1)2には、マイクロコンピュータ等の外部からの第1パルス信号が入力される。第2入力端子(CKI2)3には、マイクロコンピュータ等の外部からの第2パルス信号が入力される。
第1出力端子(DRV1)4は、スイッチング制御回路1が、第1パルス信号及び第2パルス信号に基づいて生成する第1駆動信号をP型MOSFET(MOS1)10のゲート端子に出力し、P型MOSFET(MOS1)10をオン/オフさせる。第2出力端子(DRV2)5は、スイッチング制御回路1が、第1パルス信号及び第2パルス信号に基づいて生成する第2駆動信号をN型MOSFET(MOS2)11のゲート端子に出力し、N型MOSFET(MOS2)11をオン/オフさせる。
両OFF期間(DTC)決定端子6は、P型MOSFET(MOS1)10及びN型MOSFET(MOS2)11のデットタイムを決定する。ここで、デットタイムは、後述の定電流回路32の電流値と、両OFF期間(DTC)決定端子6に接続されている抵抗6aの抵抗値と、後述のコンデンサ26,27のキャパシタ容量とによって決定される。電源電圧(VCC)入力端子7には、スイッチング制御回路1の動作に必要な駆動電源が入力される。
保護回路20は、NOTゲート21,22、論理回路23、N型MOSFET24,25、コンデンサ26,27、NOTゲート28,29、ドライバゲート30、NOTゲート31、定電流回路32を有している。
NOTゲート21,22は、ヒステリシス特性を有したNOTゲートであり、第1入力端子(CKI1)2と第2入力端子(CKI2)3に入力される第1パルス信号と第2パルス信号を、H→L又はL→Hに反転させる。
論理回路23は、NOTゲート23a,23b、NANDゲート23c,23dを有している。NOTゲート23a,23bは、NOTゲート21,22の出力をH→L又はL→Hに反転させる。
NANDゲート23cは、NOTゲート23aの出力と、NOTゲート22の出力が共にHのときにのみLを出力し、その他はHを出力する。NANDゲート23dは、NOTゲート23bの出力と、NOTゲート21の出力が共にHのときにのみLを出力し、その他はHを出力する。
N型MOSFET24,25は、NANDゲート23c,23dからの出力がHのときオンする。コンデンサ26,27は、N型MOSFET24,25がオフしたときに定電流回路32から出力される電流に基づき電荷を蓄え、N型MOSFET24,25がオンしたときに蓄えた電荷を放電する。
定電流回路32は、たとえばPNP型のトランジスタ32a,32bからなるカレントミラー回路と、同じくPNP型のトランジスタ32a,32cからなるカレントミラー回路とを有している。そして、デットタイムが、両OFF期間(DTC)決定端子6に接続されている抵抗6aの抵抗値と、コンデンサ26,27のキャパシタ容量とによって決定されるようになっている。
NOTゲート28,29は、ヒステリシス特性を有したNOTゲートであり、N型MOSFET24,25、言い換えるとコンデンサ26,27の出力をH→L又はL→Hに反転させる。
ドライバゲート30は、NOTゲート28の出力を反転させずにそのままP型MOSFET(MOS1)10のゲート端子に出力する。NOTゲート31は、NOTゲート29の出力をH→L又はL→Hに反転させ、N型MOSFET(MOS2)11のゲート端子に出力する。
次に、図1のスイッチング制御回路1の動作について、図2及び図3を用いて説明する。ここで、図2は図1の保護回路20による論理出力を示す図であり、図3は図1のスイッチング制御回路1に入力されるパルス信号とスイッチング制御回路1から出力されるパルス信号を説明するためのタイミングチャートである。
まず、図2に示すように、第1入力端子(CKI1)2及び第2入力端子(CKI2)3に入力される第1パルス信号及び第2パルス信号が共にLであるとき、NANDゲート23c及びNANDゲート23dの出力であるA及びBは共にHとなる。このとき、第1出力端子(DRV1)4からの出力がHであり、第2出力端子(DRV2)5からの出力がLであることから、P型MOSFET(MOS1)10及びN型MOSFET(MOS2)11が共にOFFとなる。
次に、第1入力端子(CKI1)2に入力される第1パルス信号がLで、第2入力端子(CKI2)3に入力される第2パルス信号がHであるとき、NANDゲート23cの出力であるAはHで、NANDゲート23dの出力であるBはLとなる。このとき、第1出力端子(DRV1)4及び第2出力端子(DRV2)5からの出力が共にHであることから、P型MOSFET(MOS1)10がOFFとなり、N型MOSFET(MOS2)11がONとなる。
次に、第1入力端子(CKI1)2に入力される第1パルス信号がHで、第2入力端子(CKI2)3に入力される第2パルス信号がLであるとき、NANDゲート23cの出力であるAはLで、NANDゲート23dの出力であるBはHとなる。このとき、第1出力端子(DRV1)4及び第2出力端子(DRV2)5からの出力が共にLであることから、P型MOSFET(MOS1)10がONとなり、N型MOSFET(MOS2)11がOFFとなる。
次に、第1入力端子(CKI1)2及び第2入力端子(CKI2)3に入力される第1パルス信号及び第2パルス信号が共にHであるとき、NANDゲート23c及びNANDゲート23dの出力であるA及びBは共にHとなる。このとき、第1出力端子(DRV1)4からの出力がHであり、第2出力端子(DRV2)5からの出力がLであることから、P型MOSFET(MOS1)10及びN型MOSFET(MOS2)11が共にOFFとなる。
以上のことから、P型MOSFET(MOS1)10及びN型MOSFET(MOS2)11が共にONとなるようなパルス信号、すなわち第1入力端子(CKI1)2に入力される第1パルス信号と第2入力端子(CKI2)3に入力される第2パルス信号が共にHであっても、保護回路20における論理回路23により、第1出力端子(DRV1)4からの出力がHであり、第2出力端子(DRV2)5からの出力がLである。これにより、P型MOSFET(MOS1)10及びN型MOSFET(MOS2)11が共にOFFとなり、P型MOSFET(MOS1)10及びN型MOSFET(MOS2)11が共にONとなることによる弊害の発生が無くなる。
次に、定電流回路32によるデッドタイムの生成について説明する。定電流回路32は、たとえばPNP型のトランジスタ32a,32bからなるカレントミラー回路と、同じくPNP型のトランジスタ32a,32cからなるカレントミラー回路からなる。PNP型のトランジスタ32a,32b及び32cのベース端子が互いに接続される接続点は、PNP型のトランジスタ32aのコレクタ端子と抵抗6aの一端とに接続される。抵抗6aの他端は接地される。PNP型のトランジスタ32a,32b及び32cのエミッタ端子が互いに接続される接続点は、内部REGに接続される。PNP型のトランジスタ32bのコレクタ端子は、N型MOSFET24のドレイン端子とコンデンサ26の一端とNOTゲート28の入力端子との接続点に接続される。PNP型のトランジスタ32cのコレクタ端子は、N型MOSFET25のドレイン端子とコンデンサ27の一端とNOTゲート29の入力端子との接続点に接続される。PNP型のトランジスタ32b,32cからの電流は、両OFF期間(DTC)決定端子6に接続されている抵抗6aの抵抗値によって決定される。
PNP型のトランジスタ32b,32cからの電流は、N型MOSFET24,25がオンしているときN型MOSFET24,25を介してGNDに流れ、N型MOSFET24,25がオフしているときコンデンサ26,27に流れ、電荷が蓄えられる。そして、N型MOSFET24,25がオンしているときコンデンサ26,27に蓄えられた電荷はN型MOSFET24,25を介してGNDに放電され、約0V(N型MOSFET24,25のオン電圧)になる。また、N型MOSFET24,25がオフするとPNP型のトランジスタ32b,32cからの電流はコンデンサ26,27に流れ、コンデンサ26,27は抵抗6aの抵抗値によって決まる一定の電流で充電され、電圧が直線的に上昇する。
トランジスタ32b,32cからの定電流でコンデンサ26、27の電圧が約0Vから直線的に充電され、NOTゲート28,29の入力が出力反転の閾値に達すると、N型MOSFET24,25からの信号をHからLに反転させる。このときNOTゲート28,29信号がLに変化するタイミングは、N型MOSFET24,25信号がLに変化したタイミングからNOTゲート28,29の出力反転の閾値に達するまでの時間だけ遅延する。
この遅延時間がデットタイム(DT)になる。そして、ドライバゲート30はNOTゲート28の出力を反転させずにそのまま出力し、NOTゲート31はNOTゲート29の出力をH→L又はL→Hに反転させて出力する。図3に、デッドタイムDTが付加されたDRV1、DRV2の信号の様子を示してある。
図3に示すように、P型MOSFET(MOS1)10及びN型MOSFET(MOS2)11が共に、上述した両OFF期間(DTC)決定端子6によって決定されるデットタイム(DT)でのオフ状態からオン状態に移行するため、P型MOSFET(MOS1)10及びN型MOSFET(MOS2)11がオフ時間を持って動作しても、同時オンが確実に防止される。
このように第1実施形態では、保護回路20における論理回路23を、第1パルス信号と第2パルス信号に基づいて、第1パルス信号がH、第2パルス信号がLのときのみ第1出力端子(DRV1)4からP型MOSFET(MOS1)10に第1駆動信号が出力され、第2パルス信号がH、第1パルス信号がLのときのみ第2出力端子(DRV2)5からN型MOSFET(MOS2)11に第1駆動信号が出力されるように構成している。
また、保護回路20における論理回路23はP型MOSFET(MOS1)10及びN型MOSFET(MOS2)11のうちの少なくとも一方がオフされるように構成されている。したがって、ハーフブリッジ回路を構成する2つのP型MOSFET(MOS1)10及びN型MOSFET(MOS2)11を共にオンさせるような2つのパルス信号が入力された場合であっても、2つのP型MOSFET(MOS1)10及びN型MOSFET(MOS2)11が同時にオンすることを確実に防止することができる。
また、第1実施形態では、第1駆動信号がP型MOSFET(MOS1)10がオンする直前に両OFF期間(DTC)決定端子6で定められた所定の両オフ期間であるデットタイム(DT)を有し、第2駆動信号がN型MOSFET(MOS2)11がオンする直前に両OFF期間(DTC)決定端子6で定められた所定の両オフ期間であるデットタイム(DT)を有している。そのため、P型MOSFET(MOS1)10及びN型MOSFET(MOS2)11が共に、そのデットタイム(DT)でのオフ状態からオン状態に移行するため、P型MOSFET(MOS1)10及びN型MOSFET(MOS2)11がオフ時間を持って動作しても、同時オンが確実に防止される。
また、第1実施形態では、スイッチング制御回路1が第1パルス信号が入力される第1入力端子である第1入力端子(CKI1)2と、第2パルス信号が入力される第2入力端子である第2入力端子(CKI2)3とを有しているため、第1入力端子(CKI1)2及び第2入力端子(CKI2)3により、マイクロコンピュータ等の外部からの第1パルス信号及び第2パルス信号を取り込むことができる。
(第2実施形態)
図4は、図1のスイッチング制御回路1の構成を変えた場合の第2実施形態を示す回路図である。なお、以下に示す図において、図1と共通する部分には同一符号を付し、重複する説明は適宜行うものとする。
同図に示すように、スイッチング制御回路1Aには、電源電圧(VS)入力端子13、レベルシフト出力端子(VO)14、ダイオード15、コンデンサ16、高圧DC電圧電源17が追加されている。また、図1のハイサイド側のP型MOSFET(MOS1)10がN型MOSFET(MOS1)11aに置き換えられている。
また、保護回路20Aにおいては、図1のドライバゲート30がNOTゲート30aに置き換えられているとともに、レベルシフト回路33とドライバゲート34とが追加されている。
ここで、レベルシフト出力端子(VO)14は、N型MOSFET(MOS1)11aのソースとN型MOSFET(MOS2)11のドレインとの間に接続されるようになっている。これにより、N型MOSFET(MOS1)11aは、N型MOSFET(MOS1)11aのソースとN型MOSFET(MOS2)11のドレインとの間の電位を基準電位とし、その基準電位と高圧DC電圧電源17の電位との間でスイッチング動作を行う。また、N型MOSFET(MOS2)11は、接地電位を基準電位とし、この基準電位とN型MOSFET(MOS1)11aのソースとN型MOSFET(MOS2)11のドレインとの間の電位との間でスイッチング動作を行う。
また、ハイサイド側のN型MOSFET(MOS1)11aは、高電圧で駆動されるため、第1出力端子(DRV1)4からN型MOSFET(MOS1)11aに出力される第1駆動信号であるパルス信号はレベルシフト回路33によって高圧にシフトされるようになっている。
次に、図4のスイッチング制御回路1Aの動作について、図5及び図6を用いて説明する。ここで、図5は図4の保護回路20Aによる論理出力を示す図であり、図6は図4のスイッチング制御回路1Aに入力されるパルス信号とスイッチング制御回路1Aから出力されるパルス信号を説明するためのタイミングチャートである。
まず、図5に示すように、保護回路20Aによる論理出力は、図2の保護回路20による論理出力とほぼ同じである。ただし、第2実施形態では、図1のP型MOSFET(MOS1)10がN型MOSFET(MOS1)11aに置き換えられているとともに、図1のドライバゲート30がNOTゲート30aに置き換えられているため、第1出力端子(DRV1)4からの出力が図1の第1出力端子(DRV1)4からの出力に対して全て反転している。
以上のことから、N型MOSFET(MOS1)11a及びN型MOSFET(MOS2)11が共にONとなるようなパルス信号、すなわち、第1入力端子(CKI1)2及び第2入力端子(CKI2)3に入力される第1パルス信号及び第2パルス信号が共にHであっても、論理回路23の出力であるNANDゲート23cの出力のAがHで、NANDゲート23dの出力のBがHとなる。これにより、第1出力端子(DRV1)4及び第2出力端子(DRV2)5からの出力が共にLとされ、N型MOSFET(MOS1)11a及びN型MOSFET(MOS2)11が共にOFFとされることから、N型MOSFET(MOS1)11a及びN型MOSFET(MOS2)11が共にONとなることによる弊害の発生が無くなる。
また、本実施形態でも上記第1実施形態と同様、図6に示すように、N型MOSFET(MOS1)11a及びN型MOSFET(MOS2)11が共に、上述した両OFF期間(DTC)決定端子6によって決定されるデットタイム(DT)を有してオフ状態からオン状態に移行するため、N型MOSFET(MOS1)11a及びN型MOSFET(MOS2)11がOFF時間を持って動作しても、同時ONが確実に防止される。
このように第2実施形態では、レベルシフト回路33により、ハイサイド側のN型MOSFET(MOS1)11aを駆動するようにしても、上記同様に、2つのN型MOSFET(MOS1)11a及びN型MOSFET(MOS2)11が同時にオンすることを確実に防止することができる。
本発明のスイッチング制御回路の第1実施形態を示す回路図である。 図1の保護回路による論理出力を示す図である。 図1のスイッチング制御回路に入力されるパルス信号とスイッチング制御回路から出力されるパルス信号を説明するためのタイミングチャートである。 図1のスイッチング制御回路の構成を変えた場合の第2実施形態を示す回路図である。 図4の保護回路による論理出力を示す図である。 図4のスイッチング制御回路入力されるパルス信号とスイッチング制御回路から出力されるパルス信号を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
1,1A スイッチング制御回路
2 第1入力端子(CKI1)
3 第2入力端子(CKI2)
4 第1出力端子(DRV1)
5 第2出力端子(DRV2)
6 両OFF期間(DTC)決定端子
8 直流電源(VDD)
10 P型MOSFET(MOS1)
11 N型MOSFET(MOS2)
11a N型MOSFET(MOS1)
12 負荷
17 高圧DC電圧電源
20,20A 保護回路
23 論理回路
32 定電流回路
33 レベルシフト回路

Claims (4)

  1. ハーフブリッジ回路を構成する第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子を駆動するためのスイッチング制御回路であって、
    第1パルス信号及び第2パルス信号に基づいて、前記第1スイッチング素子に第1駆動信号を出力する第1出力端子と、
    第1パルス信号及び第2パルス信号に基づいて、前記第2スイッチング素子に第2駆動信号を出力する第2出力端子と、
    前記第1パルス信号及び前記第2パルス信号が入力されると、前記第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子のうちの少なくとも一方をオフさせる前記第1駆動信号と前記第2駆動信号を出力する保護回路とを備える
    ことを特徴とするスイッチング制御回路。
  2. 前記保護回路は、第1パルス信号及び第2パルス信号が共に前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子をオンさせる信号であるとき、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とが共にオフとなる前記第1駆動信号と前記第2駆動信号とが出力されるように構成された論理回路を有することを特徴とする請求項1に記載のスイッチング制御回路。
  3. 前記保護回路は、第1パルス信号及び第2パルス信号が共に前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とをオフさせる信号であるとき、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とが共にオフとなる前記第1駆動信号と前記第2駆動信号とが出力されるように構成された論理回路を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチング制御回路。
  4. 前記第1駆動信号は、前記第1スイッチング素子がオンする直前に回路内部で定められた所定の両オフ期間を有し、
    前記第2駆動信号は、前記第2スイッチング素子がオンする直前に回路内部で定められた所定の両オフ期間を有する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスイッチング制御回路。
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