JP2010077075A - アミジン化合物およびその有害生物防除用途 - Google Patents

アミジン化合物およびその有害生物防除用途 Download PDF

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JP2010077075A JP2008247648A JP2008247648A JP2010077075A JP 2010077075 A JP2010077075 A JP 2010077075A JP 2008247648 A JP2008247648 A JP 2008247648A JP 2008247648 A JP2008247648 A JP 2008247648A JP 2010077075 A JP2010077075 A JP 2010077075A
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Abstract

【課題】有害生物に対して優れた防除効力を有する化合物を提供すること。
【解決手段】式(I)〔式中、Zは置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基を表し、Gは-N(R1)-R2基を表し、R1及びR2はそれらが結合する窒素原子と一緒になって、置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の含窒素複素環基を表し、Xは-A1-R3基を表し、M0およびM1は水素原子等を表し、A1は酸素原子または硫黄原子を表し、R3は置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基等を表す。〕で示されるアミジン化合物。
Figure 2010077075

【選択図】なし

Description

本発明は、新規なアミジン化合物およびその有害生物防除用途に関する。
これまでに有害生物の防除を目的として、様々な化合物が検討されて、実用に供されている。また、特許文献1および2にはアミジン骨格を有する化合物が記載されている。
特開平10−72426号公報 特開2008−1681号公報
本発明は、有害生物に対して優れた防除効力を有する化合物を提供することを課題とする。
本発明者等は鋭意検討した結果、下記式(I)で示されるアミジン化合物が有害生物に対して優れた防除効力を有することを見出し、本発明に至った。
即ち、本発明は、
式(I)
Figure 2010077075
〔式中、
Zは下記群Aから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、下記群Aから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基を表し、
Gは-N(R1)-R2基を表し、R1及びR2はそれらが結合する窒素原子と一緒になって、環構成原子数が3〜14の含窒素複素環基(但し、該含窒素複素環基は下記群Bから選ばれる基で置換されていてもよく、該含窒素複素環基の環内のCH2をC(=O)で置き換えてもよい。)を表し、
Xは-A1-R3基を表し、
0は-R4基、-A2-R5基、ハロゲン原子または水素原子を表し、
1は-A2-R5基、ハロゲン原子または水素原子を表し、
1およびA2は各々独立して、酸素原子または硫黄原子を表し、
3は下記群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、-Q1基、-T1-Q1基、-T1-S-Q1基または-T1-O-Q1基を表し、
4は下記群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、-Q2基、-T1-Q2基、-T1-S-Q2基または-T1-O-Q2基を表し、
5は下記群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、-Q2基、-T1-Q2基、-T1-S-Q2基または-T1-O-Q2基を表し、
1は下記群Bから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、下記群Bから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基を表し、
2は下記群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、下記群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基を表し、
1はハロゲン原子で置換されていてもよいC1〜C6アルカンジイル基、または、C2−C6アルケンジイル基を表す。
群A:ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、
-A5-L1基、-N(L3)-L2基、-N(L3)-N(L2)-L1基、-N=C(L3)-L2基、-S(=O)-L1基、-S(=O)2-L1基、-S(=O)2-N(L3)-L2基、-O-S(=O)2-L1基、-NL2-S(=O)2-L1基、-C(=A6)-L1基、-C(=A6)-O-L1基、-O-C(=A6)-L1基、-NL2-C(=A6)-L1基、-O-C(=O)-O-L1基、-C(=A6)-T3-A5-L1基、-C(=A6)-N(L3)-L2基、
-Q3基、-T2-Q3基、-A5-Q3基、-A5-T3-Q3基、-N(L3)-Q3基、-N(L3)-N(L2)-Q3基、-N=C(L2)-Q3基、-S(=O)-Q3基、-S(=O)2-Q3基、-S(=O)2-N(L3)-Q3基、-O-S(=O)2-Q3基、-NL2-S(=O)2-Q3基、-C(=A6)-Q3基、-C(=A6)- A5-Q3基、-A5-C(=A6)-Q3基、-NL2-C(=A6)-Q3基、-C(=A6)-T3-A5-Q3基、および-C(=A6)-N(L3)-Q3基よりなる群。
群B:ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、
-A5-L1基、-C(=A6)-L1基、-C(=A6)-O-L1基、-C(=A6)-N(L3)-L2基、
-Q3基、-T2-Q3基、-A5-Q3基、-A5-T3-Q3基、および-C(=A6)-Q3基よりなる群。
群C:ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、および、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基よりなる群。
群D:ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルキニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、および、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基よりなる群。
{但し、A5およびA6は各々独立して、酸素原子または硫黄原子を表し、
1はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基を表し、
2およびL3は水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基を表し、
3は群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基を表し、
2およびT3は各々独立して、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1〜C6アルカンジイル基を表す。}〕
で示されるアミジン化合物(以下、本発明化合物と記す。);
本発明化合物を有効成分として含有する有害生物防除剤;及び、本発明化合物を有害生物または有害生物の生息場所に施用する有害生物の防除方法を含む。
本発明化合物は、優れた有害生物防除効力を有し、有害生物に対して優れた防除効力を有する。
本明細書の記載において用いられる種々の置換基について、例を挙げて以下に説明する。
「群Aから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基」における環構成原子数が3〜14の炭素環基としては、例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等の環構成原子数が3〜8の単環式飽和炭素環基;シクロブテニル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基(例えば2−シクロヘキセン−1−イル基、3−シクロヘキセン−1−イル基)、フェニル基等の環構成原子数が5〜8の単環式不飽和炭素環基;ビシクロ[3.1.0]ヘキシル基、ビシクロ[4.1.0]、ビシクロ[3.2.0]ヘプチル基、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル基、ビシクロ[4.2.0]オクチル基、ビシクロ[3.3.0]オクチル基、ビシクロ[4.3.0]ノニル基、ビシクロ[4.4.0]デシル基(ペルヒドロナフチル基ともいう)等の環構成原子数が8〜14の縮合多環式飽和炭素環基;ナフチル基、アントリル基、インダニル基、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル基、フルオレニル基等の環構成原子数が8〜14の縮合多環式不飽和炭素環基が挙げられる。
「群Aから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基」における3〜14員の複素環基としては、例えば酸素原子、硫黄原子および窒素原子よりなる群より選ばれる複素原子と炭素原子とからなる環構成原子数が3〜8の単環式飽和複素環基;酸素原子、硫黄原子および窒素原子よりなる群より選ばれる複素原子と炭素原子とからなる環構成原子数が5〜8の単環式不飽和複素環基;酸素原子、硫黄原子および窒素原子よりなる群より選ばれる複素原子と炭素原子とからなる環構成原子数が8〜14の縮合多環式複素環基が挙げられる。
より具体的には、「酸素原子、硫黄原子および窒素原子よりなる群より選ばれる複素原子と炭素原子とからなる環構成原子数が3〜8の単環式飽和複素環基」としては、ピロリジニル基、イミダゾリジニル基、ピペリジル基、ピペリジノ基、ピペラジニル基、モルホリニル基、シドノニル基、モルホリノ基、チアゾリジニル基、チオモルホリニル基、チオモルホリノ基、テトラヒドロチエニル基、ジチアニル基、テトラヒドロフリル基、テトラヒドロピラニル基、ジオキサニル基等が挙げられ;
「酸素原子、硫黄原子および窒素原子よりなる群より選ばれる複素原子と炭素原子とからなる環構成原子数が5〜8の単環式不飽和複素環基」としては、ピロリル基、ピロリニル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、ピリジル基、ジヒドロピリジル基、ピリミジニル基、ピラジニル基、ピリダジニル基、トリアゾリル基(例えば、4H−1,2,4−トリアゾリル基、1H−1,2,3−トリアゾリル基、2H−1,2,3−トリアゾリル基等)、テトラゾリル基(例えば、1H−テトラゾリル基、2H−テトラゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、オキサジアゾリル基(例えば、1,2,4−オキサジアゾリル基、1,3,4−オキサジアゾリル基、1,2,5−オキサジアゾリル基等)、チエニル基、ジヒドロジチイニル基、ジヒドロジチオニル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、チアジアゾリル基(例えば、1,2,3−チアジアゾリル基、1,2,4−チアジアゾリル基、1,3,4−チアジアゾリル基、1,2,5−チアジアゾリル基等)、ジヒドロチアジニル、フリル基、ジヒドロピラニル基、ジオキシニル基、ジヒドロオキサチイニル基が挙げられ;
「酸素原子、硫黄原子および窒素原子よりなる群より選ばれる複素原子と炭素原子とからなる環構成原子数が8〜14の縮合多環式複素環基」としては、インドリル基、イソインドリル基、インドリニル基、インドリジニル基、ベンズイミダゾリル基、キノリル基、イソキノリル基、インダゾリル基、ベンゾトリアゾリル基、イミダゾピリジル基、ピラゾロピリジル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾオキサジアゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾチアジアゾリル基、イミダゾチアジアゾリル基、ベンゾフリル基、ベンゾジオキソラニル基、ベンゾジオキサニル基、ジベンゾフラニル基、ベンゾチエニル基、ベンゾジチイニル基、ジベンゾチエニル基、ベンゾオキサチイニル基が挙げられる。
「環構成原子数が3〜14の含窒素複素環基(但し、該含窒素複素環基は下記群Bから選ばれる基で置換されていてもよく、該含窒素複素環基の環内のCH2をC(=O)で置き換えてもよい。)」における3〜14員の含窒素複素環基としては、例えば環構成原子数が3〜8の単環式含窒素飽和複素環基;環構成原子数が5〜8の単環式含窒素不飽和複素環基;環構成原子数が6〜14の縮合多環式含窒素複素環基が挙げられる。
より具体的には、「環構成原子数が3〜8の単環式含窒素飽和複素環基」としては、1−アジラニル基、1−アゼチジニル基、1−ピロリジニル基、ピペリジノ基、1−アゼパニル基、1−アゾカニル基、1−イミダゾリジニル基、1−ピラゾリジニル基、1−ペルヒドロピリダジニル基、1−ペルヒドロピリミジニル基、1−ピペラジニル基、ペルヒドロ−[1,3,5]トリアジン−1−イル基、オキサゾリジン−3−イル基、チアゾリジン−3−イル基、イソオキサゾリジン−2−イル基、イソチアゾリジン−2−イル基、モルホリノ基、[1,2]オキサジナン−2−イル基、[1,3]オキサジナン−3−イル基、チオモルホリノ基、[1,2]チアジナン−2−イル基、[1,3]チアジナン−3−イル基等が挙げられ;
「環構成原子数が5〜8の単環式含窒素不飽和複素環基」としては、2−ピロリン−1−イル基、1−ピロリル基、1,2,3,6−テトラヒドロヒドロピリジン−1−イル基、1−アゼピニル基、2−イミダゾリン−1−イル基、1−イミダゾリル基、2−ピラゾリン−1−イル基、1−ピラゾリル基、1,2,4−トリアゾ−ル−1−イル基、1,2,4−トリアゾ−ル−2−イル基、1,2,3−トリアゾ−ル−1−イル基、1,2,3−トリアゾ−ル−2−イル基、1−テトラゾリル基、2−テトラゾリル基、[1,3]ジアゼピン−1−イル基、2,3−ジヒドロオキサゾール−2−イル基、2,5−ジヒドロイソオキサゾール−2−イル基、2,3−ジヒドロチアゾール−3−イル基、2,5−ジヒドロイソチアゾール−2−イル基、2,3−ジヒドロ−[1,3,4]オキサジアゾール−3−イル基、2,5−ジヒドロ−[1,2,4]オキサジアゾール−2−イル基、4,5−ジヒドロ−[1,2,4]オキサジアゾール−4−イル基、2,3−ジヒドロ−[1,3,4]チアジアゾール−3−イル基、2,5−ジヒドロ−[1,2,4]チアジアゾール−2−イル基、4,5−ジヒドロ−[1,2,4]チアジアゾール−4−イル基等が挙げられ;
「環構成原子数が6〜14の縮合多環式含窒素複素環基」としては、7−アザ−ビシクロ[4,1,0]ヘプタン−7−イル基、オクタヒドロ−シクロペンタ[b]ピロール−1−イル基、1−ペルヒドロインドリル基、2−ペルヒドロイソインドリル基、1−ペルヒドロキノリル基、2−ペルヒドロイソキノリル基、2,3−ジヒドロインドール−1−イル基、2,3−ジヒドロイソインドール−2−イル基、1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル基、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル基、1−インドリル基、2−イソインドリル基、1−ベンズイミダゾリル基、1−インダゾリル基、1−ベンゾトリアゾリル基、2−ベンゾトリアゾリル基、4−アザインドール−1−イル基、7−プリニル基、9−カルバゾリル基、2,3−ジヒドロ−ベンゾキサゾール−3−イル基、2,3−ジヒドロ−ベンゾチアゾール−3−イル基、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン−4−イル基、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]チアジン−4−イル基、10−フェノキサジニル基、10−フェノチアジニル基等が挙げられる。
「環構成原子数が3〜14の含窒素複素環基(但し、該含窒素複素環基は下記群Bから選ばれる基で置換されていてもよく、該含窒素複素環基の環内のCH2をC(=O)で置き換えてもよい。)」における3〜14員の含窒素複素環基としては、具体的には1−アジラニル基、1−アゼチジニル基、1−ピロリジニル基、ピペリジノ基、1−アゼパニル基、1−アゾカニル基、2−メチルピペリジノ基、2−メチルピペリジノ基、3−メチルピペリジノ基、4−メチルピペリジノ基、2,6−ジメチルピペリジノ基、3,5−ジメチルピペリジノ基、3−イソプロピルピペリジノ基、4−ターシャリブチルピペリジノ基、4−シクロヘキシルピペリジノ基、3−ビニルピペリジノ基、3−ビニルピペリジノ基、3−ビニルピペリジノ基、3−(2,2−ジフルオロビニル)ピペリジノ基、4−エチニルピペリジノ基、4−フェニルピペリジノ基、3−(2−クロロフェニル)ピペリジノ基、3−(2−メチルフェニル)ピペリジノ基、3−(2−メトキシフェニル)ピペリジノ基、3−(2−エチルチオフェニル)ピペリジノ基、3−メチルチオメチルピペリジノ基、3−メトキシピペリジノ基、3−フェノキシピペリジノ基、3−フェニルチオピペリジノ基、4−クロロメチルピペリジノ基、4−トリフルオロピペリジノ基、4−クロロピペリジノ基、4−(ジメチルアミノ)ピペリジノ基、4−ニトロピペリジノ基、3−シアノピペリジノ基、2−アセチルピペリジノ基、3−メトキシカルボニルピペリジノ基、オキサゾリジン−3−イル基、イソオキサゾリジン−2−イル基、チアゾリジン−3−イル基、イソチアゾリジン−2−イル基、3−メチルイミダゾリジン−1−イル基、2−フェニルピラゾリジン−1−イル基、[1,2]オキサジナン−2−イル基、[1,3]オキサジナン−3−イル基、[1,2]チアジナン−2−イル基、[1,3]チアジナン−3−イル基、モルホリノ基、チオモルホリノ基、2−メチル−ペルヒドロピリダジン−1−イル基、3−フェニルペルヒドロピリミジン−1−イル基、4−メチルピペラジン−1−イル基、ペルヒドロ−[1,3,5]トリアジン−1−イル基、2−ピロリン−1−イル基、3−アセチルピロ−ル−1−イル基、1,2,3,6−テトラヒドロヒドロピリジン−1−イル基、1−アゼピニル基、2−トリフルオロメチル−2−イミダゾリン−1−イル基、1−イミダゾリル基、2−ピラゾリン−1−イル基、4−ブロモピラゾ−ル−1−イル基、3−トリフルオロメチルピラゾ−ル−1−イル基、1,2,4−トリアゾ−ル−1−イル基、1,2,4−トリアゾ−ル−2−イル基、1,2,3−トリアゾ−ル−1−イル基、1,2,3−トリアゾ−ル−2−イル基、5−メチルチオテトラゾール−1−イル基、5−メチルテトラゾール−1−イル基、4−トリフルオロ[1,3]ジアゼピン−1−イル基、2,3−ジヒドロオキサゾール−2−イル基、5,5−ジメチル−2,5−ジヒドロイソオキサゾール−2−イル基、5−クロロ−2,3−ジヒドロチアゾール−3−イル基、5,5−ジメチル−2,5−ジヒドロイソチアゾール−2−イル基、7−アザ−ビシクロ[4,1,0]ヘプタン−7−イル基、オクタヒドロ−シクロペンタ[b]ピロール−1−イル基、1−ペルヒドロインドリル基、2−ペルヒドロイソインドリル基、1−ペルヒドロキノリル基、2−ペルヒドロイソキノリル基、2,3−ジヒドロインドール−1−イル基、2,3−ジヒドロイソインドール−2−イル基、1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル基、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル基、1−インドリル基、2−イソインドリル基、1−ベンズイミダゾリル基、1−インダゾリル基、1−ベンゾトリアゾリル基、2−ベンゾトリアゾリル基、4−アザインドール−1−イル基、7−プリニル基、9−カルバゾリル基、2,3−ジヒドロベンゾキサゾール−3−イル基、2,3−ジヒドロベンゾチアゾール−3−イル基、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン−4−イル基、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]チアジン−4−イル基、10−フェノキサジニル基、10−フェノチアジニル基、2−オキソピロリジン−1−イル基、5−オキソ−2−ピロリン−1−イル基、5−オキソピペリジノ基、3−オキソ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イル基、2−オキソ−1,2−ジヒドロ−4−トリフルオロメチルピリジン−1−イル基、2−オキソ−3−メチル−ペルヒドロピリミジン−1−イル基、2−オキソ−1,2−ジヒドロ−ピリミジン−1−イル基、6−オキソ−1,6−ジヒドロ−4−トリフルオロメチルピリダジン−1−イル基、2−オキソ−1−アゼパニル基、2−オキソ[1,3]ジアゼパン−1−イル基、2−オキソオキサゾール−3−イル基、2−オキソ−3−フェニルイミダゾリジン−1−イル基、2−オキソチアゾリジン−3−イル基、2,3−ジヒドロ−2−オキソ−[1,3,4]オキサジアゾール−3−イル基、2,5−ジヒドロ−5−オキソ−[1,2,4]オキサジアゾール−2−イル基、4,5−ジヒドロ−5−オキソ−[1,2,4]オキサジアゾール−4−イル基、2−オキソインドリン−1−イル基、2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル基、3,4−ジヒドロ−3−オキソ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン−4−イル基、スクシンイミド基、3,4−ジクロロマレイミド基、3−メチル−2,5−ジオキソイミダゾリジン−1−イル基、2,6−ジオキソピペリジノ基、3−メチル−4−トリフルオロメチルウラシル基、フタルイミド基、1,2,3,6−テトラヒドロフタルイミド基等が挙げられる。
「群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基」におけるC1−C20鎖式炭化水素基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基、ペンチル基、sec−ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、3−メチル−1−プロピルブチル基、ノニル基、1−プロピルヘキシル基、デシル基、3,5−ジメチルオクチル基、3,7−ジメチルオクチル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、イコシル基等のC1−C20アルキル基;2−プロペニル基、イソプロペニル基、2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテニル基、イソブテニル基、1−メチルアリル基、2−ペンテニル基、2−ヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、3,5−ジメチルオクテニル基、3,7−ジメチルオクテニル基等のC3−C20アルケニル基;プロパルギル基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、3−ペンチニル基、3−ヘキシニル基、6−ヘプチニル基、7−オクチニル基、3,5−ジメチル−7−オクチニル基、3,7−ジメチル−4−オクチニル基等のC3−C12アルキニル基が挙げられる。
「群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基」における3〜14員の炭素環基としては、「群Aから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基」における3〜14員の炭素環基と同様の基が挙げられる。
「群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基」における3〜14員の複素環基としては、「群Aから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基」における3〜14員の複素環基と同様の基が挙げられる。
「群Bから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基」および「群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基」における3〜14員の炭素環基としては、「群Aから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基」における3〜14員の炭素環基と同様の基が挙げられる。
「群Bから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基」および「群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基」における3〜14員の複素環基としては、「群Aから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基」における3〜14員の複素環基と同様の基が挙げられる。
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルカンジイル基」としては、メチレン、エタン−1,1−ジイル基、2,2,2−トリフルオロエタン−1,1−ジイル基、エタン−1,2−ジイル基、プロパン−1,1−ジイル基、プロパン−1,2−ジイル基、プロパン−1,3−ジイル基、ブタン−1,4−ジイル基、ペンタン−1,5−ジイル基、ヘキサン−1,6−ジイル基が挙げられる。
「C2−C6アルケンジイル基」としては、例えばエチレン−1,1−ジイル基、エチレン−1,2−ジイル基等が挙げられる。
「ハロゲン原子」とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、沃素原子を意味する。
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基」としては、メチル基、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ヨードメチル基、エチル基、ペンタフルオロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、2,2,2−トリフルオロー1−(トリフルオロメチル)エチル基、ビニル基、2−フルオロビニル基、2−プロペニル基、3,3−ジクロロプロペニル基、エチニル基、プロパルギル基、4,4,4−トリフルオロ−2−ブチニル基等が挙げられる。
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基」としては、例えばメチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、トリフルオロメチルチオ基等が挙げられる。
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基」としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、トリフルオロメトキシ基等が挙げられる。
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基」としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、トリフルオロメチル基等が挙げられる。
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基」としては、例えばビニル基、2−プロペニル基、2−ブテニル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニル基等が挙げられる。
「ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルキニル基」としては、例えばエチニル基、プロパルギル基、2−ブチニル基等が挙げられる。
本発明化合物の態様としては、例えば、以下の態様が挙げられる。
式(I)において、M0がC1−C6鎖式炭化水素基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェノキシ基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニルチオ基、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜8の単環式不飽和複素環基、ハロゲン原子または水素原子であるアミジン化合物;
式(I)において、M0がC1−C6アルキル基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェノキシ基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニルチオ基、ハロゲン原子または水素原子であるアミジン化合物;
式(I)において、M0がメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ビニル基、アリル基、エチニル基、プロパルギル基、フェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−フルオロフェニル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、フェノキシ基、2−メチルフェノキシ基、3−メチルフェノキシ基、4−メチルフェノキシ基、2−フルオロフェノキシ基、3−フルオロフェノキシ基、4−フルオロフェノキシ基、2−クロロフェノキシ基、3−クロロフェノキシ基、4−クロロフェノキシ基、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、ブチルチオ基、フェニルチオ基、2−メチルフェニルチオ基、3−メチルフェニルチオ基、4−メチルフェニルチオ基、2−フルオロフェニルチオ基、3−フルオロフェニルチオ基、4−フルオロフェニルチオ基、2−クロロフェニルチオ基、3−クロロフェニルチオ基、4−クロロフェニルチオ基、2−チエニル基、3−チエニル基、2−フリル基、3−フリル基、フッ素原子、クロロ原子または水素原子であるアミジン化合物。
式(I)において、M0がメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、フッ素原子または水素原子であるアミジン化合物。
式(I)において、M0がメチル基、エチル基、プロピル基または水素原子であるアミジン化合物。
式(I)において、M0が水素原子であるアミジン化合物。
式(I)において、M1がC1−C6アルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原子または水素原子であるアミジン化合物;
式(I)において、M1がメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、ブチルチオ基、フッ素原子、クロロ原子または水素原子であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であるアミジン化合物。
式(I)において、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、Zが群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、Zが群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよいナフチル基であるアミジン化合物。
式(I)において、Zが群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよいナフチル基であるアミジン化合物。
式(I)において、Zがフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、3,4−ジメチルフェニル基、3−トリフルオロメチルフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、2−エチルフェニル基、3−エチルフェニル基、4−エチルフェニル基、2−プロピルチルフェニル基、3−プロピルフェニル基、4−プロピルフェニル基、2−イソプロピルチルフェニル基、3−イソプロピルフェニル基、4−イソプロピルフェニル基、2−フルオロチルフェニル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、3−フェニルフェニル基、4−フェニルフェニル基、3−メチル−4−フェニルフェニル基、3−(1−メチルフェニル)フェニル基、4−(1−メチルフェニル)フェニル基、3,4−ジメチルフェニル基または5−インダニル基であるアミジン化合物。
式(I)において、Gが-N(R1)-R2基であり、R1、及びR2がそれらが結合する窒素原子と一緒になって、下記群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基(但し、環内にカルボニル基が挿入されていても良い)であるアミジン化合物。
式(I)において、Gが1−アジラニル基、1−アゼチジニル基、1−ピロリジニル基、ピペリジノ基、1−アゼパニル基、1−アゾカニル基、2−メチルピペリジノ基、2−メチルピペリジノ基、3−メチルピペリジノ基、4−メチルピペリジノ基、2,6−ジメチルピペリジノ基、3,5−ジメチルピペリジノ基、3−イソプロピルピペリジノ基、4−ターシャリブチルピペリジノ基、4−シクロヘキシルピペリジノ基、3−ビニルピペリジノ基、3−ビニルピペリジノ基、3−ビニルピペリジノ基、3−(2,2−ジフルオロビニル)ピペリジノ基、4−エチニルピペリジノ基、4−フェニルピペリジノ基、3−(2−クロロフェニル)ピペリジノ基、3−(2−メチルフェニル)ピペリジノ基、3−(2−メトキシフェニル)ピペリジノ基、3−(2−エチルチオフェニル)ピペリジノ基、3−メチルチオメチルピペリジノ基、3−メトキシピペリジノ基、3−フェノキシピペリジノ基、3−フェニルチオピペリジノ基、4−クロロメチルピペリジノ基、4−トリフルオロピペリジノ基、4−クロロピペリジノ基、4−(ジメチルアミノ)ピペリジノ基、4−ニトロピペリジノ基、3−シアノピペリジノ基、2−アセチルピペリジノ基、3−メトキシカルボニルピペリジノ基、オキサゾリジン−3−イル基、イソオキサゾリジン−2−イル基、チアゾリジン−3−イル基、イソチアゾリジン−2−イル基、3−メチルイミダゾリジン−1−イル基、2−フェニルピラゾリジン−1−イル基、[1,2]オキサジナン−2−イル基、[1,3]オキサジナン−3−イル基、[1,2]チアジナン−2−イル基、[1,3]チアジナン−3−イル基、モルホリノ基、チオモルホリノ基、2−メチル−ペルヒドロピリダジン−1−イル基、3−フェニルペルヒドロピリミジン−1−イル基、4−メチルピペラジン−1−イル基、ペルヒドロ−[1,3,5]トリアジン−1−イル基、2−ピロリン−1−イル基、3−アセチルピロ−ル−1−イル基、1,2,3,6−テトラヒドロヒドロピリジン−1−イル基、1−アゼピニル基、2−トリフルオロメチル−2−イミダゾリン−1−イル基、1−イミダゾリル基、2−ピラゾリン−1−イル基、4−ブロモピラゾ−ル−1−イル基、3−トリフルオロメチルピラゾ−ル−1−イル基、1,2,4−トリアゾ−ル−1−イル基、1,2,4−トリアゾ−ル−2−イル基、1,2,3−トリアゾ−ル−1−イル基、1,2,3−トリアゾ−ル−2−イル基、5−メチルチオテトラゾール−1−イル基、5−メチルテトラゾール−1−イル基、4−トリフルオロ[1,3]ジアゼピン−1−イル基、2,3−ジヒドロオキサゾール−2−イル基、5,5−ジメチル−2,5−ジヒドロイソオキサゾール−2−イル基、5−クロロ−2,3−ジヒドロチアゾール−3−イル基、5,5−ジメチル−2,5−ジヒドロイソチアゾール−2−イル基、7−アザ−ビシクロ[4,1,0]ヘプタン−7−イル基、オクタヒドロ−シクロペンタ[b]ピロール−1−イル基、1−ペルヒドロインドリル基、2−ペルヒドロイソインドリル基、1−ペルヒドロキノリル基、2−ペルヒドロイソキノリル基、2,3−ジヒドロインドール−1−イル基、2,3−ジヒドロイソインドール−2−イル基、1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル基、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル基、1−インドリル基、2−イソインドリル基、1−ベンズイミダゾリル基、1−インダゾリル基、1−ベンゾトリアゾリル基、2−ベンゾトリアゾリル基、4−アザインドール−1−イル基、7−プリニル基、9−カルバゾリル基、2,3−ジヒドロベンゾキサゾール−3−イル基、2,3−ジヒドロベンゾチアゾール−3−イル基、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン−4−イル基、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]チアジン−4−イル基、10−フェノキサジニル基、10−フェノチアジニル基、2−オキソピロリジン−1−イル基、5−オキソ−2−ピロリン−1−イル基、5−オキソピペリジノ基、3−オキソ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イル基、2−オキソ−1,2−ジヒドロ−4−トリフルオロメチルピリジン−1−イル基、2−オキソ−3−メチル−ペルヒドロピリミジン−1−イル基、2−オキソ−1,2−ジヒドロ−ピリミジン−1−イル基、6−オキソ−1,6−ジヒドロ−4−トリフルオロメチルピリダジン−1−イル基、2−オキソ−1−アゼパニル基、2−オキソ[1,3]ジアゼパン−1−イル基、2−オキソオキサゾール−3−イル基、2−オキソ−3−フェニルイミダゾリジン−1−イル基、2−オキソチアゾリジン−3−イル基、2,3−ジヒドロ−2−オキソ−[1,3,4]オキサジアゾール−3−イル基、2,5−ジヒドロ−5−オキソ−[1,2,4]オキサジアゾール−2−イル基、4,5−ジヒドロ−5−オキソ−[1,2,4]オキサジアゾール−4−イル基、2−オキソインドリン−1−イル基、2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル基、3,4−ジヒドロ−3−オキソ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン−4−イル基、スクシンイミド基、3,4−ジクロロマレイミド基、3−メチル−2,5−ジオキソイミダゾリジン−1−イル基、2,6−ジオキソピペリジノ基、3−メチル−4−トリフルオロメチルウラシル基、フタルイミド基または1,2,3,6−テトラヒドロフタルイミド基であるアミジン化合物。
式(I)において、Gが1−アジラニル基、1−アゼチジニル基、1−ピロリジニル基、ピペリジノ基、1−アゼパニル基、1−アゾカニル基、1−イミダゾリジニル基、1−ピラゾリジニル基、1−ペルヒドロピリダジニル基、1−ペルヒドロピリミジニル基、1−ピペラジニル基、ペルヒドロ−[1,3,5]トリアジン−1−イル基、オキサゾリジン−3−イル基、チアゾリジン−3−イル基、イソオキサゾリジン−2−イル基、イソチアゾリジン−2−イル基、モルホリノ基、[1,2]オキサジナン−2−イル基、[1,3]オキサジナン−3−イル基、チオモルホリノ基、[1,2]チアジナン−2−イル基、[1,3]チアジナン−3−イル基、2−ピロリン−1−イル基、1−ピロリル基、1,2,3,6−テトラヒドロヒドロピリジン−1−イル基、1−アゼピニル基、2−イミダゾリン−1−イル基、1−イミダゾリル基、2−ピラゾリン−1−イル基、1−ピラゾリル基、1,2,4−トリアゾ−ル−1−イル基、1,2,4−トリアゾ−ル−2−イル基、1,2,3−トリアゾ−ル−1−イル基、1,2,3−トリアゾ−ル−2−イル基、1−テトラゾリル基、2−テトラゾリル基、[1,3]ジアゼピン−1−イル基、2,3−ジヒドロオキサゾール−2−イル基、2,5−ジヒドロイソオキサゾール−2−イル基、2,3−ジヒドロチアゾール−3−イル基、2,5−ジヒドロイソチアゾール−2−イル基、2,3−ジヒドロ−[1,3,4]オキサジアゾール−3−イル基、2,5−ジヒドロ−[1,2,4]オキサジアゾール−2−イル基、4,5−ジヒドロ−[1,2,4]オキサジアゾール−4−イル基、2,3−ジヒドロ−[1,3,4]チアジアゾール−3−イル基、2,5−ジヒドロ−[1,2,4]チアジアゾール−2−イル基、4,5−ジヒドロ−[1,2,4]チアジアゾール−4−イル基、7−アザ−ビシクロ[4,1,0]ヘプタン−7−イル基、オクタヒドロ−シクロペンタ[b]ピロール−1−イル基、1−ペルヒドロインドリル基、2−ペルヒドロイソインドリル基、1−ペルヒドロキノリル基、2−ペルヒドロイソキノリル基、2,3−ジヒドロインドール−1−イル基、2,3−ジヒドロイソインドール−2−イル基、1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル基、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル基、1−インドリル基、2−イソインドリル基、1−ベンズイミダゾリル基、1−インダゾリル基、1−ベンゾトリアゾリル基、2−ベンゾトリアゾリル基、4−アザインドール−1−イル基、7−プリニル基、9−カルバゾリル基、2,3−ジヒドロ−ベンゾキサゾール−3−イル基、2,3−ジヒドロ−ベンゾチアゾール−3−イル基、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン−4−イル基、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]チアジン−4−イル基、10−フェノキサジニル基または10−フェノチアジニル基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、下記群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基、または、-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、R3がC1−C20鎖式炭化水素基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、R3が-T1-Q2基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、R3が-T1-Q2基であり、Q2が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、R3が-T1-Q2基であり、Q2が群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、下記群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基、または、-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3がC1−C20鎖式炭化水素基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が-T1-Q2基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が-T1-Q2基であり、Q2が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が-T1-Q2基であり、Q2が群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、下記群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基、または、-T1-Q2基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3がC1−C20鎖式炭化水素基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3が-T1-Q2基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3が-T1-Q2基であり、Q2が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3が-T1-Q2基であり、Q2が群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であるアミジン化合物。
式(I)において、M0が-R4基、-A1-R5基または水素原子であるアミジン化合物。
式(I)において、M0が-R4基または水素原子であるアミジン化合物。
式(I)において、M0がC1−C6アルキル基または水素原子であるアミジン化合物。
式(I)において、M0がメチル基、エチル基、プロピル基または水素原子であるアミジン化合物。
式(I)において、M0が水素原子であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がC1−C6アルキル基または水素原子であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0が水素原子であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であるアミジン化合物。
(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、下記群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基、または、-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、R3がC1−C20鎖式炭化水素基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基または群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、R3が-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、R3が-T1-Q2基であり、Q2が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、R3が-T1-Q2基であり、Q2が群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、下記群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基、または、-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3がC1−C20鎖式炭化水素基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が-T1-Q2基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が-T1-Q2基であり、Q2が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が-T1-Q2基であり、Q2が群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、下記群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基、または、-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が硫黄原子であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3が群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3がC1−C20鎖式炭化水素基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3が群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3が-T1-Q1基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3が-T1-Q2基であり、Q2が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基であるアミジン化合物。
式(I)において、M1が水素原子であり、M0がメチル基、エチル基または水素原子であり、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基であり、Xが-A1-R3基であり、A1が酸素原子であり、R3が-T1-Q2基であり、Q2が群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基であるアミジン化合物。
次に本発明化合物の製造法を説明する。本発明化合物は例えば、以下に示す製造法により製造することができる。
製造法1
本発明化合物のうち、式(Ia)
Figure 2010077075
〔式中、M0aがC1−C6鎖式炭化水素基または水素原子であり、M1aが水素原子であり、Z、GおよびXは前記と同じ意味を表す。〕
で表される化合物(以下、化合物(Ia)と記す。)は、式(II)
Figure 2010077075
〔式中、Jaはハロゲン原子を表し、M0a、M1a、ZおよびXは前記と同じ意味を表す。〕
で表される化合物(以下、化合物(II)と記す。)と、式(III)
G−H (III)
〔式中、Gは前記と同じ意味を表す。〕
で表される化合物(以下、化合物(III)と記す。)とを反応させることにより製造できる。
本反応において化合物(Ia)に対して、化合物(III)の量は大過剰量でもよいが、好ましくは0.8〜5当量、特に好ましくは0.8〜1.2当量である。
本反応は必要に応じて、反応系中に塩基を存在させてもよい。
かかる塩基としては、例えば、ナトリウムエチラート、ナトリウムメチラート、カリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属のアルコラート;トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N-ジメチルアニリン等の含窒素化合物;炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸セシウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化物;水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の金属水素化物;ブチルリチウム、リチウムジイソプロピルアミド等の有機リチウムを用いることができる。用いる塩基の量は、反応に悪影響を及ぼさない量であれば、特に限定されないが、化合物(Ia)に対して好ましくは0.8〜3当量、特に好ましくは0.8〜1.2当量である。
本反応は、適当な溶媒を使用して行うことができる。かかる溶媒としては、例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;酢酸メチル、酢酸エチル、ギ酸エチル、プロピオン酸エチル等のエステル;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン;ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の酸アミド;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド;スルホラン等のスルホン;ヘキサメチルホスホルアミド等のリン酸アミド;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素;ピリジン、ピコリン、ルチジン、キノリン等の芳香族アミンが挙げられる。これらの溶媒は混合して用いてもよい。
本反応の反応温度は通常−50〜150℃であり、好ましくは−20〜120℃、特に好ましくは−10〜60℃である。反応時間は通常0.1〜96時間、好ましくは0.1〜24時間である。
本反応の反応終了後は、反応混合物を濃縮するか;反応混合物を水に注加し、有機溶媒抽出した後に濃縮する等の通常の後処理操作を行うことにより化合物(Ia)を単離することができる。得られた化合物(Ia)は、慣用の方法、例えば蒸留、再沈殿、再結晶、クロマトグラフィー等により精製することができる。
製造法2
本発明化合物うち、式(Ib)
Figure 2010077075
〔式中、M1bは-A2-R5基または水素原子を表し、G、Z、X、A2およびR5は前記と同じ意味を表す。〕
で表される化合物(以下、化合物(Ib)と記す。)は、式(IV)
Figure 2010077075
〔式中、M1b、GおよびZは前記と同じ意味を表す。〕
で表される化合物(以下、化合物(IV)と記す。)と、式(V)
X−H (V)
〔式中、Xは前記と同じ意味を表す。〕
で表される化合物(以下、化合物(V)と記す。)とを反応させることにより製造できる。
本反応において化合物(IV)に対して、化合物(V)の量は大過剰量でもよいが、好ましくは1〜2当量、特に好ましくは1〜1.2当量である。
本反応は必要に応じて、反応系中に塩基または酸を存在させてもよい。
かかる塩基としては、例えば、ナトリウム エチラート、ナトリウム メチラート、カリウム tert−ブトキシド等のアルカリ金属のアルコラート;トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N-ジメチルアニリン等の含窒素有機化合物;炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸セシウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化物;水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の金属水素化物;ブチルリチウム、リチウムジイソプロピルアミド等の有機リチウムを用いることができる。用いる塩基の量は、反応に悪影響を及ぼさない量であれば特に限定されないが、化合物(IV)に対して好ましくは0.01〜1当量、特に好ましくは0.01〜0.2当量である。
かかる酸としては、例えば、塩酸、硫酸、硝酸等の鉱酸類;蟻酸、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸等の有機酸類;トリエチルアミン塩酸塩、ピリジン塩酸塩等のアミン類の酸付加塩;塩化アルミニウム、塩化亜鉛、ヨウ化亜鉛、四塩化チタン、塩化セリウム、イッテルビウムトリフレート、三フッ化ホウ素-エーテル錯体等のルイス酸を用いることができる。用いる酸の量は反応に悪影響を及ぼさない量であれば、特に限定されないが、化合物(IV)に対して好ましくは0.01〜1当量、特に好ましくは0.01〜0.2当量である。
本反応は、適当な溶媒を使用して行うことができる。かかる溶媒としては、例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;酢酸メチル、酢酸エチル、ギ酸エチル、プロピオン酸エチル等のエステル;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン;ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の酸アミド;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド;スルホラン等のスルホン;ヘキサメチルホスホルアミド等のリン酸アミド;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素;ピリジン、ピコリン、ルチジン、キノリン等の芳香族アミンが挙げられる。これらの溶媒は混合して用いてもよく、水との混合溶媒として用いてもよい。
本反応の反応温度は通常−50〜150℃であり、好ましくは−20〜80℃、より好ましくは−10〜30℃である。反応時間は通常0.1〜96時間、好ましくは0.1〜24時間である。
本反応の反応終了後は、反応混合物を濃縮するか;反応混合物を水に注加し、有機溶媒抽出した後に濃縮する等の通常の後処理操作を行うことにより化合物(Ib)を単離することができる。得られた化合物(Ib)は、慣用の方法、例えば蒸留、再沈殿、再結晶、クロマトグラフィー等により精製することができる。
製造法3
本発明化合物のうち、式(Ic)
Figure 2010077075
〔式中、Xcは-S-R3基を表し、R3、G、Z、M0およびM1は前記と同じ意味を表す。〕
で表される化合物(以下、化合物(Ic)と記す。)は、式(VI)
Figure 2010077075
〔式中、式中、Xc、G、Z、M0およびM1は前記と同じ意味を表す。〕
で表される化合物(以下、化合物(VI)と記す。)と、ハロゲン化試薬とを反応させることにより製造できる。
本反応においてハロゲン化試薬としては、塩素、臭素、ヨウ素、塩化スルフリル、N−クロロスクシンイミド、N−ブロモスクシンイミド、次亜塩素酸ターシャリ−ブチル、次亜塩素酸ナトリウム等が挙げられる。
本反応において化合物(VI)に対して、ハロゲン化試薬の量は大過剰量でもよいが、好ましくは0.8〜3当量、特に好ましくは1〜1.2当量である。
本反応は必要に応じて、反応系中に塩基を存在させてもよい。
かかる塩基としては、例えば、ナトリウムエチラート、ナトリウムメチラート、カリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属のアルコラート;トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N-ジメチルアニリン等の含窒素化合物;炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸セシウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化物;水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の金属水素化物;ブチルリチウム、リチウムジイソプロピルアミド等の有機リチウムを用いることができる。用いる塩基の量は、反応に悪影響を及ぼさない量であれば、特に限定されないが、化合物(VI)に対して好ましくは0.8〜3当量、特に好ましくは0.8〜1.2当量である。
本反応は、適当な溶媒を使用して行うことができる。かかる溶媒としては、例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;酢酸メチル、酢酸エチル、ギ酸エチル、プロピオン酸エチル等のエステル;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン;ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の酸アミド;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド;スルホラン等のスルホン;ヘキサメチルホスホルアミド等のリン酸アミド;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素;ピリジン、ピコリン、ルチジン、キノリン等の芳香族アミンが挙げられる。これらの溶媒は混合して用いてもよい。
本反応の反応温度は通常−50〜150℃であり、好ましくは−20〜120℃、より好ましくは−10〜80℃である。反応時間は通常0.1〜96時間、好ましくは0.1〜24時間である。
本反応の反応終了後は、反応混合物を濃縮するか;反応混合物を水に注加し、有機溶媒抽出した後に濃縮する等の通常の後処理操作を行うことにより化合物(Ic)を単離することができる。得られた化合物(Ic)は、慣用の方法、例えば蒸留、再沈殿、再結晶、クロマトグラフィー等により精製することができる。
次に、本発明化合物の製造に用いられる原料化合物の製造法を示す。
化合物(II)は、式(VII)
Figure 2010077075
〔式中、X、M0a、M1aおよびZは前記と同じ意味を表す。〕
で表される化合物(以下、化合物(VII)と記す。)と、酸ハロゲン化剤とを反応させることにより製造できる。
本反応において酸ハロゲン化剤としては、塩化チオニル、オキシ塩化リン、五塩化リン、三臭化リン、四塩化炭素、四臭化炭素等が挙げられる。
酸ハロゲン化剤の量は、特に限定されず、溶媒として大過剰量用いてもよいが、化合物(VII)に対して好ましくは0.8〜3当量、より好ましくは0.8〜1.2当量である。
本反応は必要に応じて、反応系中に塩基を存在させてもよい。
かかる塩基としては、例えば、ナトリウムエチラート、ナトリウムメチラート、カリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属のアルコラート;トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N-ジメチルアニリン等の含窒素化合物;炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸セシウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化物;水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の金属水素化物;ブチルリチウム、リチウムジイソプロピルアミド等の有機リチウム;トリフェニルホスフィン等のリン化合物を用いることができる。用いる塩基の量は、反応に悪影響を及ぼさない量であれば、特に限定されないが、化合物(VII)に対して好ましくは0.8〜3当量、特に好ましくは0.8〜1.2当量である。
本反応は、適当な溶媒を使用して行うことができる。かかる溶媒としては、例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;酢酸メチル、酢酸エチル、ギ酸エチル、プロピオン酸エチル等のエステル;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン;ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の酸アミド;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド;スルホラン等のスルホン;ヘキサメチルホスホルアミド等のリン酸アミド;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素が挙げられる。これらの溶媒は混合して用いてもよい。
本反応の反応温度は通常−50〜150℃であり、好ましくは−20〜120℃、より好ましくは10〜80℃である。反応時間は通常0.1〜96時間、好ましくは0.1〜24時間である。
本反応の反応終了後は慣用の方法、例えば蒸留、再沈殿、再結晶、クロマトグラフィー等により精製することができるが、反応混合物のまま、次の反応の原料に供されてもよい。
化合物(III)は、例えば環状二級アミン類であって、これらは公知化合物であるか、公知の方法により製造できる。
化合物(IV)は、公知化合物であるか、公知の方法(Chem.Ber.1971年,104,PP3329.に記載の方法等)により製造することができる。
化合物(V)は、例えば、メルカプタン類、アルコール類、フェノール類であって、これらは公知化合物であるか、公知の方法により製造できる。
化合物(VI)は、式(VIII)
Figure 2010077075
〔式中、Jcはハロゲン原子を表し、M0、M1、Z、およびXは前記と同じ意味を表す。〕で表される化合物(以下、化合物(VIII)と記す。)と、化合物(III)とを反応させることにより製造できる。
本反応において化合物(VIII)に対して、化合物(III)の量は大過剰量でもよいが、好ましくは0.8〜5当量、特に好ましくは0.8〜1.2当量である。
本反応は必要に応じて、反応系中に塩基を存在させてもよい。
かかる塩基としては、例えば、ナトリウムエチラート、ナトリウムメチラート、カリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属のアルコラート;トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N-ジメチルアニリン等の含窒素化合物;炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸セシウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化物;水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の金属水素化物;ブチルリチウム、リチウムジイソプロピルアミド等の有機リチウムを用いることができる。用いる塩基の量は、反応に悪影響を及ぼさない量であれば、特に限定されないが、化合物(VIII)に対して好ましくは0.8〜3当量、特に好ましくは0.8〜1.2当量である。
本反応は、適当な溶媒を使用して行うことができる。かかる溶媒としては、例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;酢酸メチル、酢酸エチル、ギ酸エチル、プロピオン酸エチル等のエステル;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン;ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の酸アミド;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド;スルホラン等のスルホン;ヘキサメチルホスホルアミド等のリン酸アミド;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素;ピリジン、ピコリン、ルチジン、キノリン等の芳香族アミンが挙げられる。これらの溶媒は混合して用いてもよい。
本反応の反応温度は通常−50〜150℃であり、好ましくは−20〜120℃、特に好ましくは−10〜60℃である。反応時間は通常0.1〜96時間、好ましくは0.1〜24時間である。
本反応の反応終了後は慣用の方法、例えば蒸留、再沈殿、再結晶、クロマトグラフィー等により精製することができるが、反応混合物のまま、次の反応の原料に供されてもよい。
化合物(VIII)は、式(IX)
Figure 2010077075
〔式中、Xc、M0、M1およびZは前記と同じ意味を表す。〕
で表される化合物(以下、化合物(IX)と記す。)と、酸ハロゲン化剤とを反応させることにより製造できる。
本反応において酸ハロゲン化剤としては、塩化チオニル、オキシ塩化リン、五塩化リン、三臭化リン、四塩化炭素、四臭化炭素等が挙げられる。
酸ハロゲン化剤の量は、特に限定されず、溶媒として大過剰量用いてもよいが、化合物(IX)に対して好ましくは0.8〜3当量、より好ましくは0.8〜1.2当量である。
本反応は必要に応じて、反応系中に塩基を存在させてもよい。
かかる塩基としては、例えば、ナトリウムエチラート、ナトリウムメチラート、カリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属のアルコラート;トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N-ジメチルアニリン等の含窒素化合物;炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化物;水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の金属水素化物;ブチルリチウム、リチウムジイソプロピルアミド等の有機リチウム;トリフェニルホスフィン等のリン化合物を用いることができる。用いる塩基の量は、反応に悪影響を及ぼさない量であれば、特に限定されないが、化合物(IX)に対して好ましくは0.8〜3当量、特に好ましくは0.8〜1.2当量である。
本反応は、適当な溶媒を使用して行うことができる。かかる溶媒としては、例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;酢酸メチル、酢酸エチル、ギ酸エチル、プロピオン酸エチル等のエステル;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン;ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の酸アミド;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド;スルホラン等のスルホン;ヘキサメチルホスホルアミド等のリン酸アミド;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素が挙げられる。これらの溶媒は混合して用いてもよい。
本反応の反応温度は通常−50〜150℃であり、好ましくは−20〜120℃、より好ましくは10〜80℃である。反応時間は通常0.1〜96時間、好ましくは0.1〜24時間である。
本反応の反応終了後は慣用の方法、例えば蒸留、再沈殿、再結晶、クロマトグラフィー等により精製することができるが、反応混合物のまま、次の反応の原料に供されてもよい。
化合物(IX)は、式(X)
Figure 2010077075
〔式中、式中、M0、M1およびZは前記と同じ意味を表す。〕
で表される化合物(以下、化合物(X)と記す。)と、
c−H (V')
〔式中、Xcは前記と同じ意味を表す。〕
で表される化合物(以下、化合物(V')と記す。)とを反応させることにより製造できる。
本反応において化合物(X)に対して、化合物(V')の量は、好ましくは1〜2当量、特に好ましくは1〜1.2当量である。
本反応は必要に応じて、反応系中に塩基または酸を存在させてもよい。
かかる塩基としては、例えば、ナトリウム エチラート、ナトリウム メチラート、カリウム tert−ブトキシド等のアルカリ金属のアルコラート;トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N-ジメチルアニリン等の含窒素有機化合物;炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化物;水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の金属水素化物;ブチルリチウム、リチウムジイソプロピルアミド等の有機リチウムを用いることができる。用いる塩基の量は、反応に悪影響を及ぼさない量であれば特に限定されないが、化合物(X)に対して好ましくは0.01〜1当量、特に好ましくは0.01〜0.2当量である。
かかる酸としては、例えば、塩酸、硫酸、硝酸等の鉱酸類;蟻酸、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸等の有機酸類;トリエチルアミン塩酸塩、ピリジン塩酸塩等のアミン類の酸付加塩;塩化アルミニウム、塩化亜鉛、ヨウ化亜鉛、四塩化チタン、塩化セリウム、イッテルビウムトリフレート、三フッ化ホウ素-エーテル錯体等のルイス酸を用いることができる。用いる酸の量は反応に悪影響を及ぼさない量であれば、特に限定されないが、化合物(X)に対して好ましくは0.01〜1当量、特に好ましくは0.01〜0.2当量である。
本反応は、適当な溶媒を使用して行うことができる。かかる溶媒としては、例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;酢酸メチル、酢酸エチル、ギ酸エチル、プロピオン酸エチル等のエステル;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン;ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の酸アミド;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド;スルホラン等のスルホン;ヘキサメチルホスホルアミド等のリン酸アミド;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素;ピリジン、ピコリン、ルチジン、キノリン等の芳香族アミンが挙げられる。これらの溶媒は混合して用いてもよく、水との混合溶媒として用いてもよい。
本反応の反応温度は通常−50〜150℃であり、好ましくは−20〜80℃、より好ましくは−10〜30℃である。反応時間は通常0.1〜96時間、好ましくは0.1〜24時間である。
本反応の反応終了後は慣用の方法、例えば蒸留、再沈殿、再結晶、クロマトグラフィー等により精製することができるが、反応混合物のまま、次の反応の原料に供されてもよい。
上記の製造法1〜3により製造される本発明化合物は、さらに自体公知の方法、例えば置換反応、脱離反応、酸化反応、還元反応等により、置換基を他の所望の置換基に変換することもできる。
本発明化合物には、イミノ基上の二重結合およびα位とβ位との間の二重結合等に基いて、幾何異性体、立体異性体等の異性体が存在しうるが、本発明においては、それら各々の異性体の単独およびその混合物全てを、本発明に包含する。
本発明化合物は、衛生害虫、動物寄生害虫、植物寄生害虫等の有害生物に対して優れた防除効力を有しており、該有害生物の防除に有効である。本発明化合物をこれらの有害生物に直接または有害生物の棲息場所(例えば、有害生物が寄生する動物または植物)に処理することによって、優れた防除効力を示す。
本発明化合物を有害生物を防除するための組成物、すなわち、有害生物防除剤として使用する場合、本発明化合物そのものでもよいが、通常は一般の農薬および動物薬の取り得る形態に製剤化して使用する。即ち、本発明化合物を適当な液体の担体に溶解または分散させるか、あるいは、本発明化合物を適当な固体担体及び又はガス状担体と混合するか、適当な固体担体に吸着させることにより、乳剤、液剤、マイクロエマルジョン剤、フロアブル剤、油剤、水和剤、粉剤、粒剤、微粒剤、種子コーティング剤、種子浸漬剤、燻煙剤、錠剤、マイクロカプセル剤、噴霧剤、エアゾール剤、炭酸ガス製剤、蚊取り線香・電気蚊取りマット・液体電気蚊取り等の加熱蒸散剤、燻煙剤、EW剤、軟膏、毒餌、カプセル剤、ペレット剤、フィルム、注射剤、塗布剤、樹脂製剤、シャンプー製剤等の剤型に製剤化して使用する。これらの製剤には必要に応じて、例えば乳化剤、懸濁剤、展着剤、浸透剤、湿潤剤、増粘剤、安定剤等を添加してもよく、公知の方法で調製することができる。
上記の製剤において使用することのできる液体担体としては、例えば、水、アルコール(例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n-プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、ヘキシルアルコール、ベンジルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、フェノキシエタノール等)、ケトン(例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等)、エーテル(例えば、ジイソプロピルエーテル、1,4ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール等)、脂肪族炭化水素(例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、ケロシン、燃料油、機械油等)、芳香族炭化水素(例えば、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、ドデシルベンゼン、フェニルキシリルエタン、ソルベントナフサ、メチルナフタレン等)、ハロゲン化炭化水素(例えば、ジクロロメタン、トリクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等)、酸アミド類(例えば、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-メチルピロリドン、N-オクチルピロリドン等)、エステル(例えば、乳酸ブチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソブチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、脂肪酸グリセリンエステル、γ−ブチロラクトン等)、ニトリル(例えば、アセトニトリル、イソブチロニトリル、プロピオニトリル等)、カーボネート(例えば、炭酸プロピレン等)、植物油(例えば、大豆油、オリーブオイル、亜麻仁油、ココナッツオイル、ヤシ油、ピーナッツ油、麦芽油、アーモンド油、ゴマ油、鉱油、ロスマリン油、ゼラニウム油、なたね油、綿実油、コーン油、紅花油、オレンジ油等)等が挙げられ、これらの液体担体は一種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して、使用することができる。
上記の製剤において使用することのできる固体担体(希釈・増量剤)としては、例えば、植物性粉末(例えば、大豆粉、タバコ粉、小麦粉、木粉等)、鉱物性粉末(例えば、カオリン、フバサミ、ベントナイト、酸性白土等のクレー、滑石粉、ロウ石粉等のタルク、珪藻土、雲母粉等のシリカ等)、合成含水酸化珪素、タルク、セラミック、その他の無機鉱物(セリサイト、石英、水和シリカ等)、化学肥料(硫安、燐安、硝安、塩安、尿素等)、アルミナ、硫黄粉末、活性炭、炭酸カルシウム、塩化カリウム、炭酸水素ナトリウム、乳糖等が挙げられ、これらの固体担体は一種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して、使用することができる。
上記の製剤において使用することのできるガス状担体としては、例えば、フルオロカーボン、ブタンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチルエーテル、炭酸ガス等が挙げられ、これらのガス状単体は一種または二種を適当な割合で混合して、また適当な液体担体と組み合わせて使用することができる。
上記の製剤において使用することのできる軟膏基材としては、例えば、ポリエチレングリコール、ペクチン、例えば、モノステアリン酸グリセリンエステル等の高級脂肪酸の多価アルコールエステル、例えば、メチルセルロース等のセルロース誘導体、アルギン酸ナトリウム、ベントナイト、高級アルコール、例えば、グリセリン等の多価アルコール、ワセリン、白色ワセリン、流動パラフィン、豚脂、各種植物油、ラノリン、脱水ラノリン、硬化油、樹脂等が挙げられ、これらの軟膏基材は一種以上(好ましくは一種以上、三種以下)、あるいは、下記に示す界面活性剤を添加して使用することができる。
上記の製剤において乳化剤、展着剤、浸透剤、分散剤等として使用される界面活性剤としては、石鹸、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル〔例、ノイゲン(商品名)、イー・エー142(E・A142(商品名));第一工業製薬(株)製、ノナール(商品名);東邦化学(株)製〕、アルキル硫酸塩〔例、エマール10(商品名)、エマール40(商品名);花王(株)製〕、アルキルベンゼンスルホン酸塩〔例、ネオゲン(商品名)、ネオゲンT(商品名);第一工業製薬(株)製、ネオペレックス;花王(株)製〕、ポリエチレングリコールエーテル類〔例、ノニポール85(商品名)、ノニポール100(商品名)、ノニポール160(商品名);三洋化成(株)製〕、ポリオキシエチレンアルキルエーテル〔例、ノイゲンET−135(商品名);第一工業製薬(株)製〕、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー〔例、ニューポールPE−64(商品名);三洋化成(株)製〕、多価アルコールエステル〔例、トゥイーン20(商品名)、トゥイーン80(商品名);花王(株)製〕、アルキルスルホコハク酸塩〔例、サンモリンOT20(商品名);三洋化成(株)製、ニューカルゲンEX70(商品名);竹本油脂(株)製〕、アルキルナフタレンスルホン酸塩〔例、ニューカルゲンWG−1(商品名);竹本油脂(株)製〕、アルケニルスルホン酸塩〔例、ソルポール5115(商品名);東邦化学(株)製〕等の非イオン系およびアニオン系界面活性剤が挙げられ、これら界面活性剤は一種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して使用することができる。
樹脂製剤の基材としては、例えば塩化ビニル系重合体、ポリウレタン等を挙げることができ、これらの基材には必要によりフタル酸エステル類(フタル酸ジメチル、フタル酸ジオクチル等)、アジピン酸エステル類、ステアリン酸等の可塑剤が添加されていてもよい。樹脂製剤は該基材中に化合物を通常の混練装置を用いて混練した後、射出成型、押出成型、プレス成型等により成型することにより得られ、必要により更に成型、裁断等の工程を経て、板状、フィルム状、テープ状、網状、ひも状等の樹脂製剤に加工できる。これらの樹脂製剤は、例えば動物用首輪、動物用イヤータッグ、シート製剤、誘引ひも、園芸用支柱として加工される。
毒餌の基材としては、例えば穀物粉、植物油、糖、結晶セルロース等が挙げられ、更に必要に応じて、ジブチルヒドロキシトルエン、ノルジヒドログアイアレチン酸等の酸化防止剤、デヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ末等の子供やペットによる誤食防止剤、チーズ香料、タマネギ香料ピーナッツオイル等の害虫誘引性香料等が添加される。
その他、固着剤、分散剤、着色剤および安定剤等、具体的には例えば、カゼイン、ゼラチン、糖類(でんぷん、アラビアガム、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体、ベントナイト、合成水溶性高分子(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類等)、PAP(酸性りん酸イソプロピル)、BHT(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、BHA(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノールと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの混合物)、上記に記載されていない米国Code of FederalRegulationTitle40 §180に記載の物質を製剤福資材として用いる事ができる。
また、本発明化合物と、他の農薬活性成分、例えば殺虫剤(ピレスロイド系殺虫剤、有機リン系殺虫剤、カルバメート系殺虫剤、ネオニコチノイド系殺虫剤、神経ナトリウムチャンネル遮断剤、殺虫性大環状ラクトン、γ−アミノ酪酸(GABA)拮抗剤、カルシウムチャンネル活性化剤、ウレア系殺虫剤、昆虫ホルモンミミック、天然殺虫剤等)、殺ダニ剤、マシンオイル、殺線虫剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、殺菌剤(例えば銅系殺菌剤、有機塩素系殺菌剤、有機硫黄系殺菌剤、フェノール系殺菌剤など)、共力剤、誘引剤、忌避剤、薬害軽減剤、色素、肥料、動物用飼料(牛、豚、鶏などの家畜用飼料、犬、猫などのペット動物用飼料、ハマチ、タイなどの養殖魚用飼料など)、動物用医薬品(家畜、ペット動物、養殖魚などの病気治療用および病気予防用医薬品)、動物用栄養剤等とを配合して使用することも可能である。
本発明の有害生物防除剤における本発明化合物の含有割合は、本発明の有害生物防除剤の全量に対して、通常0.1〜80重量%、好ましくは1〜20重量%である。具体的には乳剤、液剤、水和剤(例えば、顆粒水和剤)で用いる場合は、通常1〜80重量%、好ましくは1〜20重量%が適当である。油剤、粉剤で用いる場合は、通常0.1〜50重量%、好ましくは0.1〜20重量%が適当である。粒剤で用いる場合は、通常1〜50重量%、好ましくは1〜20重量%が適当である。
本発明の有害生物防除剤において配合される他の農薬活性成分(例えば、殺虫剤、除草剤、殺ダニ剤、殺菌剤等)は、本発明の有害生物防除剤の全量に対して、通常0.1〜80重量%、好ましくは1〜20重量%の範囲で使用される。
上記有効成分以外の添加剤の含量は、農薬活性成分の種類または含量、あるいは製剤の剤形などによって異なるが、通常0.001〜99.9重量%、好ましくは1〜99重量%である。より具体的には、本発明の有害生物防除剤の全量に対して、界面活性剤は通常1〜20重量%、好ましくは1〜15重量%であり、流動助剤は1〜20重量%、担体は1〜90重量%、好ましくは1〜70重量%を使用する。乳剤、水和剤(例えば、顆粒水和剤)などは使用に際して、水などで適宜希釈(例えば、100〜5000倍)して散布するのがよい。
本発明化合物は、畑、水田、芝生、果樹園等の農耕地又は非農耕地における有害生物防除剤として使用することができる。本発明化合物は、下記に挙げられる「作物」を栽培する農耕地等において、該「作物」に対して薬害を与えることなく、当該農耕地の害虫を防除することができる場合がある。
「作物」:
農作物;トウモロコシ、イネ、コムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク、ソルガム、ワタ、ダイズ、ピーナッツ、ソバ、テンサイ、ナタネ、ヒマワリ、サトウキビ、タバコ等、
野菜;ナス科野菜(ナス、トマト、ピーマン、トウガラシ、ジャガイモ等)、ウリ科野菜(キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、スイカ、メロン等)、アブラナ科野菜(ダイコン、カブ、セイヨウワサビ、コールラビ、ハクサイ、キャベツ、カラシナ、ブロッコリー、カリフラワー等)、キク科野菜(ゴボウ、シュンギク、アーティチョーク、レタス等)、ユリ科野菜(ネギ、タマネギ、ニンニク、アスパラガス)、セリ科野菜(ニンジン、パセリ、セロリ、アメリカボウフウ等)、アカザ科野菜(ホウレンソウ、フダンソウ等)、シソ科野菜(シソ、ミント、バジル等)、イチゴ、サツマイモ、ヤマノイモ、サトイモ等、 果樹:仁果類(リンゴ、セイヨウナシ、ニホンナシ、カリン、マルメロ等)、核果類(モモ、スモモ、ネクタリン、ウメ、オウトウ、アンズ、プルーン等)、カンキツ類(ウンシュウミカン、オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ等)、堅果類(クリ、クルミ、ハシバミ、アーモンド、ピスタチオ、カシューナッツ、マカダミアナッツ等)、液果類(ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ラズベリー等)、ブドウ、カキ、オリーブ、ビワ、バナナ、コーヒー、ナツメヤシ、ココヤシ、アブラヤシ等。
果樹以外の樹木:チャ、クワ、街路樹(トネリコ、カバノキ、ハナミズキ、ユーカリ、イチョウ、ライラック、カエデ、カシ、ポプラ、ハナズオウ、フウ、プラタナス、ケヤキ、クロベ、モミノキ、ツガ、ネズ、マツ、トウヒ、イチイ、ニレ、トチノキ等)、サンゴジュ、イヌマキ、スギ、ヒノキ、クロトン、マサキ、カナメモチ等。
芝生:シバ類(ノシバ、コウライシバ等)、バミューダグラス類(ギョウギシバ等)、ベントグラス類(コヌカグサ、ハイコヌカグサ、イトコヌカグサ等)、ブルーグラス類(ナガハグサ、オオスズメノカタビラ等)、フェスク類(オニウシノケグサ、イトウシノケグサ、ハイウシノケグサ等)、ライグラス類(ネズミムギ、 ホソムギ等)、カモガヤ、オオアワガエリ等。
油糧作物:オイルパーム、ナンヨウアブラギリ等。
その他:花卉類(バラ、カーネーション、キク、トルコギキョウ、カスミソウ、ガーベラ、マリーゴールド、サルビア、ペチュニア、バーベナ、チューリップ、アスター、リンドウ、ユリ、パンジー、シクラメン、ラン、スズラン、ラベンダー、ストック、ハボタン、プリムラ、ポインセチア、グラジオラス、カトレア、デージー、バーベナ、シンビジューム、ベゴニア等)、観葉植物等。
上記「作物」とは、イソキサフルトール等のHPPD阻害剤、イマゼタピル、チフェンスルフロンメチル等のALS阻害剤、グリホサート等のEPSP合成酵素阻害剤、グルホシネート等のグルタミン合成酵素阻害剤、セトキシジム等のアセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤、フルミオキサジン等のPPO阻害剤、ブロモキシニル、ジカンバ、2,4−D等の除草剤に対する耐性を古典的な育種法、もしくは遺伝子組換え技術により付与された作物も含まれる。
古典的な育種法により耐性を付与された「作物」の例として、イマゼタピル等のイミダゾリノン系ALS阻害型除草剤に耐性のナタネ、コムギ、ヒマワリ、イネ、トウモロコシがありClearfield<登録商標>の商品名で既に販売されている。同様に古典的な育種法によるチフェンスルフロンメチル等のスルホニルウレア系ALS阻害型除草剤に耐性のダイズがあり、STSダイズの商品名で既に販売されている。同様に古典的な育種法によりトリオンオキシム系、アリールオキシフェノキシプロピオン酸系除草剤などのアセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤に耐性が付与された作物の例としてSRコーン等がある。アセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤に耐性が付与された作物はプロシーディングズ・オブ・ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンシーズ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステーツ・オブ・アメリカ(Proc.Natl.Acad.Sci.USA)87巻、7175〜7179頁(1990年)等に記載されている。またアセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤に耐性の変異アセチルCoAカルボキシラーゼがウィード・サイエンス(Weed Science)53巻、728〜746頁(2005年)等に報告されており、こうした変異アセチルCoAカルボキシラーゼ遺伝子を遺伝子組換え技術により作物に導入するかもしくは抵抗性付与に関わる変異を作物アセチルCoAカルボキシラーゼに導入する事により、アセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤に耐性の作物を作出することができる。さらに、キメラプラスティ技術(Gura T. 1999. Repairing the Genome’s Spelling Mistakes. Science 285: 316−318.)に代表される塩基置換変異導入核酸を作物細胞内に導入して作物{アセチルCoAカルボキシラーゼ/除草剤標的}遺伝子に部位特異的アミノ酸置換変異を引き起こすことにより、{アセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤/除草剤}に耐性の作物を作出することができる。
遺伝子組換え技術により耐性を付与された作物の例として、グリホサート耐性のトウモロコシ、ダイズ、ワタ、ナタネ、テンサイ品種があり、ラウンドアップアップレディ(RoundupReady<登録商標>)、AgrisureGT等の商品名で既に販売されている。同様に遺伝子組換え技術によるグルホシネート耐性のトウモロコシ、ダイズ、ワタ、ナタネ品種があり、リバティーリンク(LibertyLink<登録商標>])等の商品名で既に販売されている。同様に遺伝子組換え技術によるブロモキシニル耐性のワタはBXNの商品名で既に販売されている。
上記「作物」には、遺伝子組換え技術を用いて、例えば、バチルス属で知られている選択的毒素等を合成する事が可能となった作物も含まれる。
この様な遺伝子組換え植物で発現される殺虫性毒素としては、例えばバチルス・セレウス(Bacillus cereus)やバチルス・ポピリエ(Bacillus popilliae)由来の殺虫性タンパク;バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)由来のCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9C等のδ−エンドトキシン、VIP1、VIP2、VIP3またはVIP3A等の殺虫性タンパク;線虫由来の殺虫性タンパク;さそり毒素、クモ毒素、ハチ毒素または昆虫特異的神経毒素等の動物によって産生される毒素;糸条菌類毒素;植物レクチン;アグルチニン;トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤等のプロテアーゼ阻害剤;リシン、トウモロコシ−RIP、アブリン、サポリン、ブリオジン等のリボゾーム不活性化タンパク(RIP);3−ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド−UDP−グルコシルトランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ等のステロイド代謝酵素;エクダイソン阻害剤;HMG−CoAリダクターゼ;ナトリウムチャネル阻害剤、カルシウムチャネル阻害剤等のイオンチャネル阻害剤;幼若ホルモンエステラーゼ;利尿ホルモン受容体;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ等が挙げられる。
またこの様な遺伝子組換え作物で発現される毒素として、Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9C等のδ−エンドトキシンタンパク、VIP1、VIP2、VIP3またはVIP3A等の殺虫性タンパクのハイブリッド毒素、一部を欠損した毒素、修飾された毒素も含まれる。ハイブリッド毒素は組換え技術を用いて、これらタンパクの異なるドメインの新しい組み合わせによって作り出される。一部を欠損した毒素としては、アミノ酸配列の一部を欠損したCry1Abが知られている。修飾された毒素としては、天然型毒素のアミノ酸の1つまたは複数が置換されている。
これら毒素の例およびこれら毒素を合成する事ができる組換え植物は、例えばEP−A−0374753、WO93/07278、WO95/34656、EP−A−0427529、EP−A−451878、WO03/052073等に記載されている。
これらの組換え植物に含まれる毒素は、特に、鞘翅目害虫、双翅目害虫、鱗翅目害虫への耐性を植物へ付与する。
また、1つもしくは複数の殺虫性の害虫抵抗性遺伝子を含み、1つまたは複数の毒素を発現する遺伝子組換え植物は既に知られており、いくつかのものは市販されている。これら遺伝子組換え植物の例として、イールドガード(YieldGard)<登録商標>(Cry1Ab毒素を発現するトウモロコシ品種)、イールドガードルートワーム(YieldGard Rootworm)<登録商標>(Cry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種)、イールドガードプラス(YieldGard Plus)<登録商標>(Cry1AbとCry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種)、ハーキュレックスI(Herculex I)<登録商標>(Cry1Fa2毒素とグルホシネートへの耐性を付与する為のホスフィノトリシン N−アセチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現するトウモロコシ品種)、NuCOTN33B<登録商標>(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種)、ボルガードI(Bollgard I)<登録商標>(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種)、ボルガードII(Bollgard II)<登録商標>(Cry1AcとCry2Ab毒素を発現するワタ品種)、VIPCOT<登録商標>(VIP毒素を発現するワタ品種)、ニューリーフ(NewLeaf)<登録商標>(Cry3A毒素を発現するジャガイモ品種)、ネイチャーガード アグリシュアー GT アドバンテージ(NatureGard<登録商標>Agrisure<登録商標>GT Advantage)(GA21 グリホサート耐性形質)、アグリシュアー CB アドバンテージ(Agrisure<登録商標> CB Advantage)(Bt11コーンボーラー(CB)形質)、プロテクタ(Protecta)<登録商標>等が挙げられる。
上記「作物」には、遺伝子組換え技術を用いて、選択的な作用を有する抗病原性物質を産生する能力を付与されたものも含まれる。
抗病原性物質としては、例えばPRタンパク(PRPs、EP−A−0392225に記載されている);ナトリウムチャネル阻害剤、カルシウムチャネル阻害剤(ウイルスが産生するKP1、KP4、KP6毒素等が知られている)等のイオンチャネル阻害剤;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;ペプチド抗生物質、ヘテロ環を有する抗生物質、植物病害抵抗性に関与するタンパク因子(植物病害抵抗性遺伝子と呼ばれ、WO03/000906に記載されている)等の微生物が産生する物質等が挙げられる。このような抗病原性物質とそれを産生する遺伝子組換え植物は、EP−A−0392225、WO95/33818、EP−A−0353191等に記載されている。
上記「作物」とは、遺伝子組換え技術を用いて、油糧成分改質やアミノ酸含量増強形質などの有用形質を付与した作物も含まれる。例として、VISTIVE<登録商標>(リノレン含量を低減させた低リノレン大豆)あるいは、high−lysine(high−oil) corn(リジンあるいはオイル含有量を増量したコーン)等が挙げられる。
さらに、上記の古典的な除草剤形質あるいは除草剤耐性遺伝子、殺虫性害虫抵抗性遺伝子、抗病原性物質産生遺伝子、油糧成分改質やアミノ酸含量増強形質などの有用形質について、これらを複数組み合わせたスタック品種も含まれる。
除草剤耐性となった作物に本発明化合物を使用する際は、その作物が耐性となっている除草剤(例えば、グリホサートまたはその塩、グルホシネートまたはその塩、ジカンバまたはその塩、イマゼタピルまたはその塩、イソキサフルトール等)と本発明化合物の体系処理または/および混合処理により総合的に雑草を防除することができる。
本発明化合物と配合して使用できる殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節剤、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物(以下、活性化合物群Xと記す。)を以下に示す。
活性化合物群Xには、殺虫剤の活性化合物として例えば、
(1)有機リン系殺虫性化合物
アセフェート(acephate)、りん化アルミニウム(Aluminium phosphide)、ブタチオホス(butathiofos)、キャドサホス(cadusafos)、クロルエトキシホス(chlorethoxyfos)、クロルフェンビンホス(ch1orfenvinphos)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、クロルピリホスメチル(chlorpyrifos-methyl)、シアノホス(cyanophos: CYAP)、ダイアジノン(diazinon)、DCIP(dichlorodiisopropyl ether)、ジクロフェンチオン(dichlofenthion: ECP)、ジクロルボス(dichlorvos: DDVP)、ジメトエート(dimethoate)、ジメチルビンホス(dimethylvinphos)、ジスルホトン(disulfoton)、EPN, エチオン(ethion)、エトプロホス(ethoprophos)、エトリムホス(etrimfos)、フェンチオン(fenthion: MPP)、フエニトロチオン(fenitrothion: MEP)、ホスチアゼート(fosthiazate)、ホルモチオン(formothion)、りん化水素(Hydrogen phosphide)、イソフェンホス(isofenphos)、イソキサチオン(isoxathion)、マラチオン(malathion)、メスルフェンホス(mesulfenfos)、メチダチオン(methidathion: DMTP)、モノクロトホス(monocrotophos)、ナレッド(naled: BRP)、オキシデプロホス(oxydeprofos: ESP)、パラチオン(parathion)、ホサロン(phosalone)、ホスメット(phosmet: PMP)、ピリミホスメチル(pirimiphos-methy1)、ピリダフェンチオン(pyridafenthion)、キナルホス(quinalphos)、フェントエート(phenthoate: PAP)、プロフェノホス(profenofos)、プロパホス(propaphos)、プロチオホス(prothiofos)、ピラクロホス(pyraclorfos)、サリチオン(salithion)、スルプロホス(sulprofos)、テブピリムホス(tebupirimfos)、テメホス(temephos)、テトラクロルビンホス(tetrach1orvinphos)、テルブホス(terbufos)、チオメトン(thiometon)、トリクロルホン(trichlorphon: DEP)、バミドチオン(vamidothion)、フォレート(phorate)、カズサホス(cadusafos)等;
(2)カーバメート系殺虫性化合物
アラニカルブ(alanycarb)、ベンダイオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、BPMC, カルバリル(carbary1)、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン(carbosulfan)、クロエトカルブ(cloethocarb)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)、フラチオカルブ(furathiocarb)、イソプロカルブ(isoprocarb: MIPC)、メトルカルブ(metolcarb)、メソミル(methomyl)、メチオカルブ(methiocarb)、NAC、オキサミル(oxamyl)、ピリミカーブ(pirimicarb)、プロポキスル(propoxur: PHC)、XMC、チオジカルブ(thiodicarb)、キシリルカルブ(xylylcarb)、アルジカルブ(aldicarb)等;
(3)合成ピレスロイド系殺虫性化合物
アクリナトリン(acrinathrin)、アレスリン(allethrin)、ベータ−シフルトリン(beta-cyfluthrin)、ビフェントリン(bifenthrin)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、エンペントリン(empenthrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エトフェンプロックス(ethofenprox)、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルフェンプロックス(flufenoprox)、フルメトリン(flumethrin)、フルバリネート(fluvalinate)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、イミプロトリン(imiprothrin)、ペルメトリン(permethrin)、プラレトリン(prallethrin)、ピレトリン(pyrethrins)、レスメトリン(resmethrin)、シグマ-サイパーメトリン(sigma-cypermethrin)、シラフルオフェン(silafluofen)、テフルトリン(tefluthrin)、トラロメトリン(tralomethrin)、トランスフルトリン(transfluthrin)、テトラメトリン(tetramethrin)、フェノトリン(phenothrin)、シフェノトリン(cyphenothrin)、アルファシペルメトリン(alpha-cypermethrin)、ゼータシペルメトリン(zeta-cypermethrin)、ラムダシハロトリン(lambda-cyhalothrin)、ガンマシハロトリン(gamma-cyhalothrin)、フラメトリン(furamethrin)、タウフルバリネート(tau-fluvalinate)、メトフルトリン(metofluthrin)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル 2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル 2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル 2,2−ジメチル−3−(2−シアノ−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート等;
(4)ネライストキシン系殺虫性化合物
カルタップ(cartap)、ベンスルタップ(bensu1tap)、チオシクラム(thiocyclam)、モノスルタップ(monosultap)、ビスルタップ(bisultap)等;
(5)ネオニコチノイド系殺虫性化合物
イミダクロプリド(imidac1oprid)、ニテンピラム(nitenpyram)、アセタミプリド(acetamiprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チアクロプリド(thiacloprid)、ジノテフラン(dinotefuran)、クロチアニジン(clothianidin)等;
(6)ベンゾイル尿素系殺虫性化合物
クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、フルアズロン(fluazuron)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ルフェヌロン(lufenuron)、ノバルロン(novaluron)、ノビフルムロン(noviflumuron)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、トリフルムロン(triflumuron)、トリアズロン(triazuron)等;
(7)フェニルピラゾール系殺虫性化合物
アセトプロール(acetoprole)、エチプロール(ethiprole)、フィプロニル(fiproni1)、バニリプロール(vaniliprole)、ピリプロール(pyriprole)、ピラフルプロール(pyrafluprole)等;
(8)Btトキシン系殺虫性化合物
バチルス・チューリンゲンシス菌由来の生芽胞および産生結晶毒素, 並びにそれらの混合物;
(9)ヒドラジン系殺虫性化合物
クロマフェノジド(chromafenozide)、ハロフェノジド(halofenozide)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、テブフェノジド(tebufenozide)等;
(10)有機塩素系殺虫性化合物
アルドリン(aldrin)、ディルドリン(dieldrin)、ジエノクロル(dienochlor)、エンドスルファン(endosulfan)、メトキシクロル(methoxychlor)等;
(11)天然系殺虫性化合物
マシン油(machine oil)、硫酸ニコチン(nicotine-sulfate);
(12)その他の殺虫性化合物
アベルメクチン(avermectin-B)、ブロモプロピレート(bromopropylate)、ブプロフェジン(buprofezin)、クロルフェナピル(chlorphenapyr)、シロマジン(cyromazine)、D-D(1, 3-Dichloropropene)、エマメクチンベンゾエート(emamectin-benzoate)、フェナザキン(fenazaquin)、フルピラゾホス(flupyrazofos)、ハイドロプレン(hydroprene)、メトプレン(methoprene)、インドキサカルブ(indoxacarb)、メトキサジアゾン(metoxadiazone)、ミルベマイシンA(milbemycin-A)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピリダリル(pyridalyl)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、スピノサッド(spinosad)、スルフラミド(sulfluramid)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、トリアゼメイト(triazamate)、フルベンジアミド(flubendiamide)、レピメクチン(lepimectin)、亜ひ酸(Arsenic acid)、ベンクロチアズ(benclothiaz)、石灰窒素(Calcium cyanamide)、石灰硫黄合剤(Calcium polysulfide)、クロルデン(chlordane)、DDT、DSP、フルフェネリウム(flufenerim)、フロニカミド(flonicamid)、フルリムフェン(flurimfen)、ホルメタネート(formetanate)、メタム・アンモニウム(metam-ammonium)、メタム・ナトリウム(metam-sodium)、臭化メチル(Methyl bromide)、オレイン酸カリウム(Potassium oleate)、プロトリフェンビュート(protrifenbute)、スピロメシフェン(spiromesifen)、硫黄(Sulfur)、メタフルミゾン(metaflumizone)、スピロテトラマット(spirotetramat)、ピリフルキナゾン(pyrifluquinazone)、スピネトラム(spinetoram)、クロラントラニリプロール(chlorantraniliprole)、トラロピリル(tralopyril)、
下記式(A)
Figure 2010077075
「式中、Xa1はメチル基、塩素原子、臭素原子またはフッ素原子を表し、Xa2はフッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1−C4ハロアルキル基またはC1−C4ハロアルコキシ基を表し、Xa3はフッ素原子、塩素原子または臭素原子を表し、Xa4は置換されていてもよいC1−C4アルキル、置換されていてもよいC3−C4アルケニル、置換されていてもよいC3−C4アルキニル、置換されていてもよいC3−C5シクロアルキルアルキルまたは水素原子を表し、Xa5は水素原子またはメチル基を表し、Xa6は水素原子、フッ素原子または塩素原子を表し、Xa7は水素原子、フッ素原子または塩素原子を表す。」
で示されるいずれかの化合物、下記式(B)
Figure 2010077075
「式中、Xb1はXb2−NH−C(=O)基、Xb2−C(=O)−NH−CH2基、Xb3−S(O)基、置換されていてもよいピロール−1−イル基、置換されていてもよいイミダゾール−1−イル基、置換されていてもよいピラゾール−1−イル基または置換されていてもよい1,2,4−トリアゾール−1−イル基を表し、Xb2は2,2,2−トリフルオロエチル基等の置換されていてもよいC1−C4ハロアルキル基またはシクロプロピル基等の置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基を表し、Xb3はメチル等の置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表し、Xb4は水素原子、塩素原子、シアノ基またはメチル基を表す。」で示されるいずれかの化合物、下記式(C)
Figure 2010077075

「式中、Xc1は3,3,3−トリフルオロプロピル基等の置換されていてもよいC1−C4アルキル基、2,2,2−トリクロロエトキシ基等の置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基、4−シアノフェニル基等の置換されていてもよいフェニル基または2−クロロ−3−ピリジル基等の置換されていてもよいピリジル基を表し、Xc2はメチル基またはトリフルオロメチルチオ基を表し、Xc3はメチル基またはハロゲン原子を表す。」
で示されるいずれかの化合物等が挙げられる。
殺ダニ剤の有効成分としては例えば、
アセキノシル(acequinocyl)、アミトラズ(amitraz)、ベンゾキシメート(benzoximate)、ビフェナゼート(bifenazate)、フェニソブロモレート(bromopropylate)、キノメチオネート(chinomethionat)、クロルベンジレート(chlorobenzilate)、CPCBS(chlorfenson)、クロフェンテジン(clofentezine)、シフルメトフェン(cyflumetofen)、ケルセン(ジコホル: dicofol)、エトキサゾール(etoxazole)、酸化フェンブタスズ(fenbutatin oxide)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、フルアクリピリム(fluacrypyrim)、フルプロキシフェン(fluproxyfen)、ヘキシチアゾクス(hexythiazox)、プロパルギット(propargite: BPPS)、ポリナクチン複合体(polynactins)、ピリダベン(pyridaben)、ピリミジフェン(Pyrimidifen)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、テトラジホン(tetradifon)、スピロディクロフェン(spirodiclofen)、スピロメシフェン(spiromesifen)、スピロテトラマット(spirotetramat)、アミドフルメット(amidoflumet)、シエノピラフェン(cyenopyrafen)等が挙げられる。
殺線虫剤の有効成分として例えば、
DCIP、フォスチアゼート(fosthiazate)、塩酸レバミゾール(levamisol)、メチルイソチオシアネート(methyisothiocyanate)、酒石酸モランテル(morantel tartarate)、イミシアホス(imicyafos)等が挙げられる。
殺菌剤の活性化合物として例えば、
プロピコナゾール(propiconazole)、プロチオコナゾール(prothioconazole)、トリアジメノール(triadimenol)、プロクロラズ(prochloraz)、ペンコナゾール(penconazole)、テブコナゾール(tebuconazole)、フルシラゾール(flusilazole)、ジニコナゾール(diniconazole)、ブロムコナゾール(bromuconazole)、エポキシコナゾール(epoxiconazole)、ジフェノコナゾール(difenoconazole)、シプロコナゾール(cyproconazole)、メトコナゾール(metconazole)、トリフルミゾール(triflumizole)、テトラコナゾール(tetraconazole)、マイクロブタニル(myclobutanil)、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、トリティコナゾール(triticonazole)、ビテルタノール(bitertanol)、イマザリル(imazalil)、フルトリアホール(flutriafol)等のアゾール系殺菌化合物;
フェンプロピモルフ(fenpropimorph)、トリデモルフ(tridemorph)、フェンプロピジン(fenpropidin)等の環状アミン系殺菌化合物;
カルベンダジム(carbendezim)、ベノミル(benomyl)、チアベンダゾール(thiabendazole)、チオファネートメチル(thiophanate-methyl)等のベンズイミダゾール系殺菌化合物;
プロシミドン(procymidone);シプロディニル(cyprodinil);ピリメタニル(pyrimethanil);ジエトフェンカルブ(diethofencarb);チウラム(thiuram);フルアジナム(fluazinam);マンコゼブ(mancozeb);イプロジオン(iprodione);ビンクロゾリン(vinclozolin);クロロタロニル(chlorothalonil);キャプタン(captan);メパニピリム(mepanipyrim);フェンピクロニル(fenpiclonil);フルジオキソニル(fludioxonil);ジクロフルアニド(dichlofluanid);フォルペット(folpet);クレソキシムメチル(kresoxim-methyl);アゾキシストロビン(azoxystrobin);トリフロキシストロビン(trifloxystrobin);フルオキサストロビン(fluoxastrobin);ピコキシストロビン(picoxystrobin);ピラクロストロビン(pyraclostrobin);ジモキシストロビン(dimoxystrobin);スピロキサミン(spiroxamine);キノキシフェン(quinoxyfen);フェンヘキサミド(fenhexamid);ファモキサドン(famoxadone);フェナミドン(fenamidone);ゾキサミド(zoxamide);エタボキサム(ethaboxam);アミスルブロム(amisulbrom);イプロヴァリカルブ(iprovalicarb);ベンチアバリカルブ(benthiavalicarb);シアゾファミド(cyazofamid);マンジプロパミド(mandipropamid);ボスカリド(boscalid);;メトラフェノン(metrafenone);フルオピラン(fluopiran);ビキサフェン(bixafen);シフルフェナミド(cyflufenamid)及びプロキナジド(proquinazid)が挙げられる。
除草剤または植物ホルモン剤の活性化合物として例えば、
(1)フェノキシ脂肪酸系除草性化合物
2, 4-PA、MCP、MCPB、フェノチオール(phenothio1)、メコプロップ(mecoprop)、フルロキシピル(fluroxypyr)、トリクロピル(triclopyr)、クロメプロップ(clomeprop)、ナプロアニリド(naproanilide)等;
(2)安息香酸系除草性化合物
2,3,6-TBA、ジカンバ(dicamba)、クロピラリド(clopyralid)、ピクロラム(picloram)、アミノピラリド(aminopyralid)、キンクロラック(quinclorac)、キンメラック(quinmerac)等;
(3)尿素系除草性化合物
ジウロン(diuron)、リニュロン(linuron)、クロルトルロン(chlortoluron)、イソプロツロン(isoproturon)、フルオメツロン(fluometuron)、イソウロン(isouron)、テブチウロン(tebuthiuron)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron)、クミルロン(cumy1uron)、ダイムロン(daimuron)、メチルダイムロン(methyl-daimuron)等;
(4)トリアジン系除草性化合物
アトラジン(atrazine)、アメトリン(ametoryn)、シアナジン(cyanazine)、シマジン(simazine)、プロパジン(propazine)、シメトリン(simetryn)、ジメタメトリン(dimethametryn)、プロメトリン(prometryn)、メトリブジン(metribuzin)、トリアジフラム(triaziflam)等;
(5)ビピリジニウム系除草性化合物
パラコート(paraquat)、ジクワット(diquat)等;
(6)ヒドロキシベンゾニトリル系除草性化合物
ブロモキシニル(bromoxynil)、アイオキシニル(ioxynil)等;
(7)ジニトロアニリン系除草性化合物
ペンディメタリン(pendimethalin)、プロジアミン(prodiamine)、トリフルラリン(trifluralin)等;
(8)有機リン系除草性化合物
アミプロホスメチル(amiprofos-methyl)、ブタミホス(butamifos)、ベンスリド(bensu1ide)、ピペロホス(piperophos)、アニロホス(anilofos)、グリホサート(glyphosate)、グルホシネート(glufosinate)、ビアラホス(bialaphos)等;
(9)カーバメート系除草性化合物
ジアレート(di-allate)、トリアレート(tri-allate)、EPTC, ブチレート(butylate)、ベンチオカーブ(benthiocarb)、エスプロカルブ(esprocarb)、モリネート(molinate)、ジメピペレート(dimepiperate)、スエップ(swep)、クロルプロファム(chlorpropham)、フェンメディファム(phenmedipham)、フェニソファム(phenisopham)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、アシュラム(asulam)等;
(10)酸アミド系除草性化合物
プロパニル(propanil)、プロピザミド(propyzamide)、ブロモブチド(bromobutide)、エトベンザニド(etobenzanid)等;
(11)クロロアセトアニリド系除草性化合物
アセトクロール(acetochlor)、アラクロール(alachlor)、ブタクロール(butachlor)、ジメテナミド(dimethenamid)、プロパクロール(propachlor)、メタザクロール(metazachlor)、メトラクロール(metolachlor)、プレチラクロール(pretilachlor)、テニルクロール(theny1ch1or)、ペトキサミド(pethoxamid)等;
(12)ジフェニルエーテル系除草性化合物
アシフルオルフェン(acifluorfen-sodium)、ビフェノックス(bifenox)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、ラクトフェン(lactofen)、フォメサフェン(fomesafen)、クロメトキシニル(chlomethoxyni1)、アクロニフェン(aclonifen)等;
(13)環状イミド系除草性化合物
オキサジアゾン(oxadiazon)、シニドンエチル(cinidon-ethyl)、カルフェントラゾンエチル(carfentrazone-ethyl)、スルフェントラゾン(surfentrazone)、フルミクロラックペンチル(flumiclorac-pentyl)、フルミオキサジン(flumioxazin)、ピラフルフェンエチル(pyraflufen-ethyl)、オキサジアルギル(oxadiargy1)、ペントキサゾン(pentoxazone)、フルチアセットメチル(fluthiacet-methyl)、ブタフェナシル(butafenacil)、ベンズフェンジゾン(benzfendizone)等;
(14)ピラゾール系除草性化合物
ベンゾフェナップ(benzofenap)、ピラゾレート(pyrazo1ate)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、トプラメゾン(topramezone)、ピラスルホトール(pyrasulfotole)等;
(15)トリケトン系除草性化合物
イソキサフルトール(isoxaflutole)、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、スルコトリオン(sulcotrione)、メソトリオン(mesotrione)、テンボトリオン(tembotrione)、テフリルトリオン(tefuryltrione)等;
(16)アリールオキシフェノキシプロピオン酸系除草性化合物
クロジナホッププロパルギル(clodinafop-propargyl)、シハロホップブチル(cyhalofop-butyl)、ジクロホップメチル(diclofop-methyl)、フェノキサプロップエチル(fenoxaprop-ethyl)、フルアジホップブチル(fluazifop-butyl)、ハロキシホップメチル(haloxyfop-methyl)、キザロホップエチル(quizalofop-ethyl)等;
(17)トリオンオキシム系除草性化合物
アロキシジム(alloxydim-sodium)、セトキシジム(sethoxydim)、ブトロキシジム(butroxydim)、クレソジム(clethodim)、クロプロキシジム(cloproxydim)、シクロキシジム(cycloxydim)、テプラロキシジム(tepraloxydim)、トラルコキシジム(tralkoxydim)、プロフォキシジム(profoxydim)等;
(18)スルホニル尿素系除草性化合物
クロルスルフロン(chlorsulfuron)、スルホメツロンメチル(sulfometuron-methyl)、メトスルフロンメチル(metsu1furon-methy1)、クロリムロンエチル(chlorimuron-ethyl)、トリベニュロンメチル(tribenuron-methyl)、トリアスルフロン(triasulfuron)、ベンスルフロンメチル(bensulfuron-methy1)、チフェンスルフロンメチル(thifensulfuron-methyl)、ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron-ethy1)、プリミスルフロンメチル(primisulfuron-methyl)、ニコスルフロン(nicosulfuron)、アミドスルフロン(amidosulfuron)、シノスルフロン(cinosulfuron)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、リムスルフロン(rimsulfuron)、ハロスルフロンメチル(ha1osulfuron-methy1)、プロスルフロン(prosulfuron)、エタメトスルフロンメチル(ethametsulfuron-methyl)、トリフルスルフロンメチル(triflusulfuron-methyl)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、シクロスルファムロン(cyc1osulfamuron)、フルピルスルフロン(flupyrsulfuron)、スルホスルフロン(sulfosu1furon)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、オキサスルフロン(oxasulfuron)、ヨードスルフロンメチルナトリウム(iodosulfuron-methyl-sodium)、フォラムスルフロン(foramsulfuron)、メソスルフロンメチル(mesosulfuron-methyl)、トリフロキシスルフロン(trifloxysulfuron)、トリトスルフロン(tritosulfuron)、オルソスルファムロン(orthosulfamuron)、フルセトスルフロン(flucetosulfuron)、1-(2-クロロ-6-プロピルイミダゾ[1, 2-a]ピリダジン-3-イルスルホニル)-3-(4, 6-ジメトキシピリミジン-2-イル)ウレア(1-(2-chloro-6-propylimidazo[1,2-a]pyridazin-3-ylsulfonyl)-3-(4, 6-dimethoxypyrimidin-2-yl)urea)等;
(19)イミダゾリノン系除草性化合物
イマザメタベンズメチル(imazamethabenz-methyl)、イマザメタピル(imazamethapyr)、イマザモックス(imazamox)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン(imazaquin)、イマゼタピル(imazethapyr)等;
(20)スルホンアミド系除草性化合物
フルメトスラム(flumetsulam)、メトスラム(metosulam)、ジクロスラム(diclosulam)、フロラスラム(florasulam)、クロランスラムメチル(cloransulam-methyl)、ペノキススラム(penoxsulam)、ピロキススラム(pyroxsulam)等;
(21)ピリミジニルオキシ安息香酸系除草性化合物
ピリチオバックナトリウム(pyrithiobac-sodium)、ビスピリバックナトリウム(bispyribac-sodium)、ピリミノバックメチル(pyriminobac-methy1)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、ピリフタリド(pyriftalid)等;
(22)その他の除草性化合物
ベンタゾン(bentazon)、ブロマシル(bromacil)、ターバシル(terbacil)、クロルチアミド(chlorthiamid)、イソキサベン(isoxaben)、ジノセブ(dinoseb)、アミトロール(amitrole)、シンメチリン(cinmethylin)、トリジファン(tridiphane)、ダラポン(da1apon)、ジフルフェンゾピルナトリウム(diflufenzopyr-sodium)、ジチオピル(dithiopyr)、チアゾピル(thiazopyr)、フルカルバゾンナトリウム(flucarbazone-sodium)、プロポキシカルバゾンナトリウム(propoxycarbazone-sodium)、メフェナセット(mefenacet)、フルフェナセット(flufenacet)、フェントラザミド(fentrazamide)、カフェンストロール(cafenstrole)、インダノファン(indanofan)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、ベンフレセート(benfuresate)、ACN, ピリデート(pyridate)、クロリダゾン(chloridazon)、ノルフルラゾン(norflurazon)、フルルタモン(flurtamone)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ピコリナフェン(picolinafen)、ベフルブタミド(beflubutamid)、クロマゾン(clomazone)、アミカルバゾン(amicarbazone)、ピノキサデン(pinoxaden)、チエンカルバゾンメチル(thiencarbazone-methyl)等が挙げられる。
植物生長調節剤として例えば、
ヒメキサゾール(hymexazol)、パクロブトラゾール(paclobutrazol)、ウニコナゾール-P(uniconazole-P)、イナベンフィド(inabenfide)、プロヘキサジオンカルシウム(prohexadione-calcium)、アビグリシン(aviglycine)、1-ナフチルアセトアミド(1-naphthylacetamide)、アブシジン酸(abscisic acid)、インドール酪酸(indolebutyric acid)、エチクロゼートエチル(ethychlozate ethyl)、エテホン(ethephon)、クロキシホナック(cloxyfonac)、クロルメコート(chlormequat)、ジクロルプロップ(dichlorprop)、ジベレリン(gibberellin)、プロヒドロジャスモン(prohydrojasmon)、ベンジルアミノプリン(benzylaminopurine)、ホルクロルフェニュロン(forchlorfenuron)、マレイン酸ヒドラジド(maleic hydrazide)、過酸化カルシウム(calcium peroxide)、メピコートクロリド(mepiquat-chloride)、4-CPA(4-chlorophenoxyacetic acid)等が挙げられる。
本発明の有害生物防除剤にはさらに, ピペロニル ブトキサイド(piperonyl butoxide)、 セサメックス(sesamex)、スルホキシド(sulfoxide)、N−(2−エチルへキシル)−8,9,10−トリノルボルン−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド(MGK 264)、N-デクリイミダゾール(N-declyimidazole)、WARF-アンチレジスタント(WARF-antiresistant)、TBPT、TPP、IBP、PSCP、ヨウ化メチル(CH3I)、t-フェニルブテノン(t-phenylbutenone)、ジエチルマレエート(diethylmaleate)、DMC、FDMC、ETP、ETN等の共力剤と混合使用してよく、
また、ベノキサコール(benoxacor)、クロキントセト-メキシル(cloquintocet-mexyl)、シオメトリニル(cyometrinil)、ダイムロン(daimuron)、ジクロルミド(dichlormid)、フェンクロラゾール-エチル(fenchlorazole-ethyl)、フェンクロリム(fenclorim)、フルラゾール(flurazole)、フルフェニム(fluxofenim)、フリラゾール(furilazole)、メフェンピル-ジエチル(mefenpyr-diethyl)、 MG191, オキサベトリニル(oxabetrinil)、アリドクロール(allidochlor)、イソキサジフェンエチル(isoxadifen-ethyl)、シプロスルファミド(cyprosulfamide)、フルクソフェニム(fluxofenim)、1,8−ナフタル酸無水物(1,8-naphthalic anhydride)等の薬害軽減剤と混合使用してもよい。
本発明化合物が効力を有する有害生物としては、例えば、有害昆虫類や有害ダニ類等の有害節足動物;具体的には以下のものが挙げられる。
半翅目害虫:ヒメトビウンカ(Laodelphax striatellus),トビイロウンカ(Nilaparvata lugens),セジロウンカ(Sogatella furcifera)等のウンカ類,ツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticeps),タイワンツマグロヨコバイ(Nephotettix virescens),チャノミドリヒメヨコバイ(Empoasca onukii)等のヨコバイ類,ワタアブラムシ(Aphis gossypii),モモアカアブラムシ(Myzus persicae),ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae),ユキヤナギアブラムシ(Aphis spiraecola),チューリップヒゲナガアブラムシ(Macrosiphum euphorbiae),ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani),ムギクビレアブラムシ(Rhopalosiphum padi),ミカンクロアブラムシ(Toxoptera citricidus),モモコフキアブラムシ(Hyalopterus pruni)等のアブラムシ類,アオクサカメムシ(Nezara antennata),ホソヘリカメムシ(Riptortus clavetus),クモヘリカメムシ(Leptocorisa chinensis),トゲシラホシカメムシ(Eysarcoris parvus),クサギカメムシ(Halyomorpha mista)等のカメムシ類,オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum),タバココナジラミ(Bemisia tabaci),シルバーリーフコナジラミ(Bemisia argentifolii),ミカンコナジラミ(Dialeurodes citri),ミカントゲコナジラミ(Aleurocanthus spiniferus)等のコナジラミ類,アカマルカイガラムシ(Aonidiella aurantii),サンホーゼカイガラムシ(Comstockaspis perniciosa),シトラススノースケール(Unaspis citri),ルビーロウムシ(Ceroplastes rubens),イセリヤカイガラムシ(Icerya purchasi),フジコナカイガラムシ(Planococcus kraunhiae),クワコナカイガラムシ(Pseudococcus longispinis),クワシロカイガラムシ(Pseudaulacaspis pentagona)等のカイガラムシ類,グンバイムシ類,トコジラミ(Cimex lectularius)等のトコジラミ類,キジラミ類等。
鱗翅目害虫:ニカメイガ(Chilo suppressalis)、サンカメイガ(Tryporyza incertulas)、コブノメイガ(Cnaphalocrocis medinalis)、ワタノメイガ(Notarcha derogata)、ノシメマダラメイガ(Plodia interpunctella)、アワノメイガ(Ostrinia furnacalis)、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、シバツトガ(Pediasia teterrellus)等のメイガ類、ハスモンヨトウ(Spodoptera litura)、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)、アワヨトウ(Pseudaletia separata)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タマナヤガ(Agrotis ipsilon)、タマナギンウワバ(Plusia nigrisigna)、トリコプルシア属、ヘリオティス属、ヘリコベルパ属等のヤガ類、モンシロチョウ(Pieris rapae)等のシロチョウ類、アドキソフィエス属、ナシヒメシンクイ(Grapholita molesta)、マメシンクイガ(Leguminivora glycinivorella)、アズキサヤムシガ(Matsumuraeses azukivora)、リンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana fasciata)、チャノコカクモンハマキ(Adoxophyes sp.)、チャハマキ(Homona magnanima)、ミダレカクモンハマキ(Archips fuscocupreanus)、コドリンガ(Cydia pomonella)等のハマキガ類、チャノホソガ(Caloptilia theivora)、キンモンホソガ(Phyllonorycter ringoneella)のホソガ類、モモシンクイガ(Carposina niponensis)等のシンクイガ類、リオネティア属等のハモグリガ類、リマントリア属、ユープロクティス属等のドクガ類、コナガ(Plutella xylostella)等のスガ類、ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiella)ジャガイモガ(Phthorimaea operculella)等のキバガ類、アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)等のヒトリガ類、イガ(Tinea translucens)、コイガ(Tineola bisselliella)等のヒロズコガ類等。
アザミウマ目害虫:ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)、ミナミキイロアザミウマ(Thrips parmi)、チャノキイロアザミウマ(Scirtothrips dorsalis)、ネギアザミウマ(Thrips tabaci)、ヒラズハナアザミウマ(Frankliniella intonsa)などのアザミウマ類等。
双翅目害虫:アカイエカ(Culex pipiens pallens),コガタアカイエカ(Culex tritaeniorhynchus),ネッタイイエカ(Culex quinquefasciatus)等のイエカ類,ネッタイシマカ(Aedes aegypti),ヒトスジシマカ(Aedes albopictus)等のエーデス属,シナハマダラカ(Anopheles sinensis)等のアノフェレス属,ユスリカ類,イエバエ(Musca domestica),オオイエバエ(Muscina stabulans)等のイエバエ類,クロバエ類,ニクバエ類,ヒメイエバエ類,タネバエ(Delia platura),タマネギバエ(Delia antiqua)等のハナバエ類,イネハモグリバエ(Agromyza oryzae),イネヒメハモグリバエ(Hydrellia griseola),トマトハモグリバエ,(Liriomyza sativae),マメハモグリバエ(Liriomyza trifolii),ナモグリバエ(Chromatomyia horticola)等のハモグリバエ類,イネキモグリバエ(Chlorops oryzae)等のキモグリバエ類,ウリミバエ(Dacus cucurbitae),チチュウカイミバエ(Ceratitis capitata)等のミバエ類,ショウジョウバエ類,オオキモンノミバエ(Megaselia spiracularis)等のノミバエ類,オオチョウバエ(Clogmia albipunctata)等のチョウバエ類,ブユ類,ウシアブ(Tabanus trigonus)等のアブ類,サシバエ類等。
鞘翅目害虫:ウエスタンコーンルートワーム(Diabrotica virgifera virgifera),サザンコーンルートワーム(Diabrotica undecimpunctata howardi)等のコーンルートワーム類,ドウガネブイブイ(Anomala cuprea),ヒメコガネ(Anomala rufocuprea),マメコガネ(Popillia japonica)等のコガネムシ類,メイズウィービル(Sitophilus zeamais),イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus oryzophilus),アズキゾウムシ(Callosobruchuys chienensis),イネゾウムシ(Echinocnemus squameus),ワタミゾウムシ(Anthonomus grandis),シバオサゾウムシ(Sphenophorus venatus)等のゾウムシ類,チャイロコメノゴミムシダマシ(Tenebrio molitor),コクヌストモドキ(Tribolium castaneum)等のゴミムシダマシ類,イネドロオイムシ(Oulema oryzae),ウリハムシ(Aulacophora femoralis),キスジノミハムシ(Phyllotreta striolata),コロラドハムシ(Leptinotarsa decemlineata)等のハムシ類,ヒメマルカツオブシムシ(Anthrenus verbasci),ハラジロカツオブシムシ(Dermestes maculates)等のカツオブシムシ類,タバコシバンムシ(Lasioderma serricorne)等のシバンムシ類,ニジュウヤホシテントウ(Epilachna vigintioctopunctata)等のエピラクナ類,ヒラタキクイムシ(Lyctus brunneus),マツノキクイムシ(Tomicus piniperda)等のキクイムシ類,ナガシンクイムシ類,ヒョウホンムシ類,ゴマダラカミキリ(Anoplophora malasiaca)等のカミキリムシ類,コメツキムシ類(Agriotes spp. )アオバアリガタハネカクシ(Paederus fuscipes)等。
直翅目害虫:トノサマバッタ(Locusta migratoria),ケラ(Gryllotalpa africana),コバネイナゴ(Oxya yezoensis),ハネナガイナゴ(Oxya japonica),コオロギ類等。
隠翅目害虫:ネコノミ(Ctenocephalides felis),イヌノミ(Ctenocephalides canis),ヒトノミ(Pulex irritans),ケオプスネズミノミ(Xenopsylla cheopis)等。
シラミ目害虫:コロモジラミ(Pediculus humanus corporis),ケジラミ (Phthirus pubis),ウシジラミ(Haematopinus eurysternus),ヒツジジラミ(Dalmalinia ovis),ブタジラミ(Haematopinus suis)等。
膜翅目害虫: イエヒメアリ(Monomorium pharaosis),クロヤマアリ(Formica fusca japonica),ルリアリ(Ochetellus glaber),アミメアリ(Pristomyrmex pungens),オオズアリ(Pheidole noda),ハキリアリ(Acromyrmex spp. ),ファイヤーアント(Solenopsis spp. )等のアリ類,スズメバチ類,アリガタバチ類,カブラハバチ(Athalia rosae),ニホンカブラバチ(Athalia japonica)等のハバチ類等。
ゴキブリ目害虫:チャバネゴキブリ(Blattella germanica),クロゴキブリ(Periplaneta fuliginosa),ワモンゴキブリ(Periplaneta americana),トビイロゴキブリ(Periplaneta brunnea),トウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)等のゴキブリ類,ヤマトシロアリ(Reticulitermes speratus),イエシロアリ(Coptotermes formosanus),アメリカカンザイシロアリ(Incisitermes minor),ダイコクシロアリ(Cryptotermes domesticus),タイワンシロアリ(Odontotermes formosanus),コウシュンシロアリ(Neotermes koshunensis),サツマシロアリ(Glyptotermes satsumensis),ナカジマシロアリ(Glyptotermes nakajimai),カタンシロアリ(Glyptotermes fuscus),コダマシロアリ(Glyptotermes kodamai),クシモトシロアリ(Glyptotermes kushimensis),オオシロアリ(Hodotermopsis japonica),コウシュウイエシロアリ(Coptotermes guangzhoensis),アマミシロアリ(Reticulitermes miyatakei),キアシシロアリ(Reticulitermes flaviceps amamianus),カンモンシロアリ(Reticulitermes sp. ),タカサゴシロアリ(Nasutitermes takasagoensis),ニトベシロアリ(Pericapritermes nitobei),ムシャシロアリ(Sinocapritermes mushae) 、Reticuliterumes flavipes、Reticulitermes hesperus、Reticulitermes virginicus、Reticulitermes tibialis、Heterotermes aureus、Zootermopsis nevadensis等のシロアリ類等。
ダニ目害虫:ナミハダニ(Tetranychus urticae),カンザワハダニ(Tetranychus kanzawai),ミカンハダニ(Panonychus citri)リンゴハダニ(Panonychus ulmi),オリゴニカス属等のハダニ類,ミカンサビダニ(Aculops pelekassi),リュウキュウミカンサビダニ(Phyllocoptruta citri),トマトサビダニ(Aculops lycopersici),チャノサビダニ(Calacarus carinatus),チャノナガサビダニ(Acaphylla theavagrans),ニセナシサビダニ(Eriophyes chibaensis),リンゴサビダニ(Aculus schlechtendali)等のフシダニ類,チャノホコリダニ(Polyphagotarsonemus latus)等のホコリダニ類,ミナミヒメハダニ(Brevipalpus phoenicis)等のヒメハダニ類,ケナガハダニ類,フタトゲチマダニ(Haemaphysalis longicornis),ヤマトチマダニ(Haemaphysalis flava),タイワンカクマダニ(Dermacentor taiwanicus),アメリカンドックチック(Dermacentor variabilis),ヤマトマダニ(Ixodes ovatus),シュルツマダニ(Ixodes persulcatus),ブラックレッグドチック(Ixodes scapularis),ローンスターチック(Amblyomma americanum),オウシマダニ(Boophilus microplus),クリイロコイタマダニ(Rhipicephalus sanguineus)等のマダニ類,ミミヒゼンダニ(Octodectes cynotis)等のキュウヒゼンダニ類,ヒゼンダニ(Sacroptes scabiei)等のヒゼンダニ類,イヌニキビダニ(Demodex canis)等のニキビダニ類,ケナガコナダニ(Tyrophagus putrescentiae),ホウレンソウケナガコナダニ(Tyrophagus similis)等のコナダニ類,コナヒョウヒダニ(Dermatophagoides farinae),ヤケヒョウヒダニ(Dermatophagoides ptrenyssnus)等のヒョウヒダニ類,ホソツメダニ(Cheyletus eruditus),クワガタツメダニ(Cheyletus malaccensis),ミナミツメダニ(Cheyletus moorei)等のツメダニ類,イエダニ(Ornithonyssus bacoti),トリサシダニ(Ornithonyssus sylvairum),ワクモ(Dermanyssus gallinae)等のワクモ類,アオツツガムシ(Leptotrombidium akamushi)等のツツガムシ類等,カバキコマチグモ(Chiracanthium japonicum),セアカゴケグモ(Latrodectus hasseltii)等のクモ類等。
唇脚綱類:ゲジ(Thereuonema hilgendorfi),トビズムカデ(Scolopendra subspinipes)等。
倍脚綱類:ヤケヤスデ(Oxidus gracilis),アカヤスデ(Nedyopus tambanus)等。
等脚目類:オカダンゴムシ(Armadillidium vulgare)等。
腹足綱類:チャコウラナメクジ(Limax marginatus),キイロコウラナメクジ(Limax flavus)等。
線虫類:イネシンガレセンチュウ(Aphelenchoides besseyi)、イチゴメセンチュウ(Nothotylenchus acris)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)、ミナミネグサレセンチュウ(Pratylenchus coffeae)、ムギネグサレセンチュウ(Pratylenchus neglectus)等。
また、本発明の本発明化合物またはその塩を含有する製剤は、家畜病治療の分野および畜産業において、脊椎動物、例えば、人間、牛、羊、ヤギ、豚、家禽、犬、猫および魚等の内部および/または外部に寄生する生物や寄生虫を駆除して公衆衛生を維持するのに使用可能である。例えば、該有害生物の中には、マダニ類(Ixodes spp. (例えば、Ixodes scapularis)、ウシマダニ類(Boophilus spp.(例えばオウシマダニ(Boophilus microplus)、キララマダニ類(Amblyomma spp.)、 イボマダニ類(Hyalomma spp.)、コイタマダニ類(Rhipicephalus spp.(例えばクリイロコイタマダニ(Rhipicephalus sanguineus))、チマダニ類(Haemaphysalis spp. .(例えばフタトゲチマダニ(Haemaphysalis longicornis))、 カクマダニ類(dermacentor spp.)、 カズキダニ類(Ornithodoros spp.(例えばOrnithodoros moubata))、ワクモ(Dermahyssus gallinae)、 トリサシダニ(Ornithonyssus sylviarum)、ヒゼンダニ類(Sarcoptes spp.(例えばヒゼンダニ(Sarcoptes scabiei)、 キュウセンヒゼンダニ類(Psoroptes spp.)、ショクヒヒゼンダニ類(Chorioptes spp.)、 ニキビダニ類(Demodex spp.)、ツツガムシ類(Eutrombicula spp.)、ヤブカ類(Aedes spp. 例えばヒトスジシマカ(Aedes albopictus))、ハマダラカ類(Anopheles spp.)、イエカ類(Culex spp)、ヌカカ類(Culicodes spp)、 イエバエ類(Musca spp.)、 ウシバエ類(Hypoderma spp.)、 ウマバエ類(Gasterophilus spp.)、サシバエ類(Haematobia spp)、ウシアブ類(Tabanus spp)、ブユ類(Simulium spp.)、サシガメ類(Triatoma spp.、シラミ類(Phthiraptera(例えばDamalinia spp.、 Linognathus spp.、Haematopinus spp))、ノミ類(Ctenocephalides spp. 例えば、ネコノミ(Ctenocephalides felis)Xenosylla spp)、イエヒメアリ(monomorium pharaonis)および線虫類〔例えば毛様線虫類(例えばNippostrongylus brasiliensis、 Trichostrongylus axei、Trichostrongylus colubriformis)、旋毛虫類(例えばTrichinella spiralis)、捻転胃虫( Haemonchus contortus)、ネマトジルス類(例えば Nematodirus battus)、 オステルターグ胃虫(Ostertagia circumcincta)、クーペリア類 (Cooperia spp.)、矮小条虫(Hymenolepis nana)〕等が挙げられる。
本発明の防除方法には、本発明化合物またはその塩をそのまま用いることもできるが、通常は、本発明化合物またはその塩を前記した本発明の有害生物防除剤の形態に製剤化して、例えば、有害生物または有害生物の生息場所に従来の有害生物防除剤と同様の方法で施用し、発生する上記の有害生物に接触あるいは摂取させる方法が挙げられる。
本発明における有害生物の生息場所としては、水田、乾田、畑、茶園、果樹園、非農耕地、家屋、育苗トレイや育苗箱、育苗培土及び育苗マット、水耕農場における水耕液等が挙げられる。
かかる施用方法としては、例えば、散布処理、土壌処理、種子処理および水耕液処理が挙げられる。本発明における散布処理とは具体的には、例えば、茎葉散布、樹幹散布等の植物体表面あるいは有害生物自体に有効成分(本発明化合物またはその塩)を処理することにより有害生物に対する防除効力を発現する処理方法であり、土壌処理とは、例えば、有害生物による摂食等の被害から保護しようとする作物の根圏に有効成分を処理することにより、有害生物を直接防除するか、あるいは植物体内部に根部等から有効成分を浸透移行させて有害生物を防除する処理方法であり、具体的には、例えば、植穴処理(植穴散布、植穴処理土壌混和)、株元処理(株元散布、株元土壌混和、株元灌注、育苗期後半株元処理)、植溝処理( 植溝散布、植溝土壌混和)、作条処理(作条散布、作条土壌混和、生育期作条散布)、播種時作条処理(播種時作条散布、播種時作条土壌混和)、全面処理(全面土壌散布、全面土壌混和)、その他土壌散布処理(生育期粒剤葉面散布、樹冠下または主幹周辺散布、土壌表面散布、土壌表面混和、播穴散布、畦部地表面散布、株間散布)、その他灌注処理(土壌灌注、育苗期灌注、薬液注入処理、地際部灌注、薬液ドリップイリゲーション、ケミゲーション)、育苗箱処理(育苗箱散布、育苗箱灌注)、育苗トレイ処理(育苗トレイ散布、育苗トレイ灌注)、苗床処理(苗床散布、苗床灌注、水苗代苗床散布、苗浸漬)、床土混和処理(床土混和、播種前床土混和)、その他処理(培土混和、鋤き込み、表土混和、雨落ち部土壌混和、植位置処理、粒剤花房散布、ペースト肥料混和)が挙げられ、種子処理とは、例えば、有害生物による摂食等の被害から保護しようとする作物の種子、種芋または球根等に直接あるいはその近傍に有効成分を処理することにより有害生物に対する防除効力を発現する処理方法であり、具体的には、例えば、吹きつけ処理、塗沫処理、浸漬処理、含浸処理、塗布処理、フィルムコート処理、ペレットコート処理が挙げられ、水耕液処理とは、例えば、有害生物による摂食等の被害から保護しようとする作物の植物体内部に根部等から浸透移行させるために水耕液等に有効成分を処理することにより、該作物を有害生物による被害から保護する処理方法であり、具体的には、例えば水耕液混和、水耕液混入などが挙げられる。
かかる施用方法における施用量は、施用時期、施用場所、施用方法等に応じて、広範囲に変えることができるが、一般的には、ヘクタール当たり有効成分(本発明化合物またはその塩)が0.3〜3000gの割合、好ましくは50〜3000gの割合となるように施用することが望ましい。また、本発明の有害生物防除剤が水和剤である場合には、施用時(水と希釈した後)の濃度が0.1〜1000ppm、好ましくは10〜500ppmとなるように希釈して使用すればよい。
これらの製剤や製剤の水希釈液は、有害生物または有害生物から保護すべき作物等の植物に直接散布処理してもよく、また耕作地の土壌に生息する有害生物を防除するために、該土壌に処理してもよい。
また、シート状やひも状に加工した樹脂製剤を作物に巻き付ける、作物近傍に張り渡す、株元土壌に敷く等の方法により処理することもできる。
本発明の有害節足動物防除剤を防疫用として用いる場合は、その施用量は空間に適用するときは有効成分量として通常0.001〜10mg/m3であり、平面に適用するときは0.001〜100mg/m2である。乳剤、水和剤、フロアブル剤等は通常有効成分濃度が0.01〜10000ppmとなるように水で希釈して施用し、油剤、エアゾール、燻煙剤、毒餌等は通常そのまま施用する。
本発明の有害節足動物防除剤をウシ、ウマ、ブタ、ヒツジ、ヤギ、ニワトリ用の家畜、イヌ、ネコ、ラット、マウス等の小動物の外部寄生虫防除に用いる場合は、獣医学的に公知の方法で動物に使用することができる。具体的な使用方法としては、全身抑制を目的にする場合には、例えば錠剤、飼料混入、坐薬、注射(筋肉内、皮下、静脈内、腹腔内等)により投与され、非全身的抑制を目的とする場合には、例えば油剤若しくは水性液剤を噴霧する、ポアオン処理若しくはスポットオン処理を行う、シャンプー製剤で動物を洗う又は樹脂製剤を首輪や耳札にして動物に付ける等の方法により用いられる。動物体に投与する場合の本発明化合物の量は、通常動物の体重1kgに対して、0.1〜1000mgの範囲である。
以下に、本発明化合物例、製造例、参考製造例、製剤例および試験例を挙げて、本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
製造例および参考製造例において、反応チェック、カラムクロマトグラフィーの操作においては、TLC(Thin Layer Chromatography、薄層クロマトグラフィー)等を用いた分析手法を用いて行った。TLCには例えばメルク(Merck)社製のキーゼルゲル60F254(70〜230メッシュ)等を使用し、カラムクロマトグラフィーには例えば関東化学製のシリカゲル60(球状、粒径63〜210nm)、和光純薬工業製のフロリジル(100〜200メッシュ)等を用いた。NMRスペクトル分析は、内部基準としてテトラメチルシランを用い、例えばJEOL AL−400(400MHz)型、Bruker AVANCE400(400MHz)型等を用いて測定した(測定温度は、特に断りの無い時は25℃)。
なお、下記の本発明化合物例、製造例、参考製造例等で用いる略号または用語は、次のような意味を有する。
s:シングレット、br:ブロード(幅広い)、brs:ブロードシングレット(幅広いシングレット)、d:ダブレット、t:トリプレット、q:クワルテット、
Me:メチル基、Et:エチル基、nPr:プロピル基、iPr:イソプロピル基、cPr:シクロプロピル基、Bu:ブチル基、iBu:イソブチル基、sBu:sec−ブチル基、tBu:tert−ブチル基、Hex:ヘキシル基、cHx:シクロヘキシル基、Ay:アリル基、Pg:プロパルギル基、Vn:ビニル基、Ey:エチニル基、Ph:フェニル基、Ac:アセチル基、Py:ピリジル基、Fu:フリル基、Th:チエニル基、Np:ナフチル基、Bn:ベンジル基、
THF:テトラヒドロフラン、DMF:ジメチルホルムアミド、
室温:約15〜25℃、氷冷:約0〜5℃。
以下に本発明化合物の例を示す。
Figure 2010077075
式(Iα)で示される化合物Iα1〜化合物Iα465(但し、G、Z、A1、R3、M1およびM0は下記の表の組合せである。)。
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次に、本発明化合物の製造例を示す。
製造例1
(1)4−メチル−N−(3−フェニルチオ−1−ピペリジノ−2−プロペニリデン)アニリン(以下、本発明化合物1と記す。)
N−(4−メチルフェニル)−3−(フェニルチオ)アクリルアミド(0.70g)のトルエン溶液(20mL)に室温下、塩化チオニル(0.34mL)、及びDMF(触媒量)を加え、90℃で1.5時間攪拌を続けた。放冷した後、減圧下濃縮した。残渣にTHF(30mL)を加え、氷冷下にてピペリジン(0.52mL)を滴下した。同温で2時間攪拌を行った後、酢酸エチル(100mL)を加え、水、飽和食塩水の順で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウム(無水)で乾燥し、減圧下濃縮した。残渣を中圧自動分取液体クロマトグラフシステム(カラムは山善AL−N−40B、展開溶媒はヘキサン:酢酸エチル=5:1)により分離し、本発明化合物1(0.52g)を褐色オイルとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):1.51〜1.73(6H,m),2.28(1H,s),2.33(2H,s),3.39〜3.49(4H,m),5.84(0.67H,d,J=15.7Hz),5.85(0.33H,d,J=10.6Hz),6.45〜6.74(3H,m),6.99〜7.05(3H,m),7.20〜7.30(4H,m)
製造例2
(2)4−メチル−N−〔3−フェニルチオ−1−(4−メチルピペリジノ)−2−プロピリデン〕アニリン(以下、本発明化合物2と記す。)
N−(4−メチルフェニル)−3−(フェニルチオ)アクリルアミド(0.70g)のトルエン溶液(20mL)に室温下、塩化チオニル(0.34mL)、及びDMF(触媒量)を加え、90℃で1.5時間攪拌を続けた。放冷した後、減圧下濃縮した。残渣にDMF(20mL)を加え、氷冷下にて4-メチルピペリジン(0.52g)を滴下した。同温で2時間攪拌を行った後、酢酸エチル(100mL)を加え、水、飽和食塩水の順で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウム(無水)で乾燥し、減圧下濃縮した。残渣を中圧自動分取液体クロマトグラフシステム(カラムは山善AL−N−40B、展開溶媒はヘキサン:酢酸エチル=5:1)により分離し、本発明化合物2(0.47g)を褐色オイルとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):0.93〜1.00(3H,m),1.19〜1.39(2H,m),1.50〜1.71(3H,m),2.28(2.25H,s),2.31(0.08H,s),2.33(0.67H,s),2.74〜2.85(2H,m),3.91(0.16H,d,J=13.3Hz),4.01(0.50H,d,J=13.0Hz),4.13(1.34H,d,J=13.3Hz),5.84(0.75H,d,J=15.9Hz),5.85(0.25H,d,J=9.4Hz),6.49〜6.74(3H,m),6.99〜7.05(3H,m),7.19〜7.32(4H,m)
製造例2と同様にして、以下の化合物を合成した。
(3)4−メチル−N−〔3−フェニルチオ−1−(3−メチルピペリジノ)−2−プロペニリデン〕アニリン(以下、本発明化合物3と記す。)
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):0.91(2.4H,d,J=6.5Hz),0.93(0.6H,d,J=6.5Hz),1.03〜1.16(1H,m),1.45〜1.85(4H,m),2.28(0.6H,s),2.32(2.4H,s),2.34〜2.80(2H,m),3.82〜4.09(2H,m),5.84(0.8H,d,J=15.9Hz),5.86(0.2H,d,J=10.6Hz),6.45〜6.74(3H,m),6.98〜7.05(3H,m),7.20〜7.30(4H,m)
製造例3
(4)4−メチル−N−〔3−フェニルチオ−1−(2−メチルピペリジノ)−2−プロペニリデン〕アニリン(以下、本発明化合物4と記す。)
N−(4−メチルフェニル)−3−(フェニルチオ)アクリルアミド(0.70g)のトルエン溶液(20mL)に室温下、塩化チオニル(0.34mL)、及びDMF(触媒量)を加え、90℃で1.5時間攪拌を続けた。放冷した後、減圧下濃縮した。残渣にTHF(25mL)を加え、氷冷下にて2−メチルピペリジン(0.52mL)を滴下した。同温で2時間攪拌を行った後、tert−ブチルメチルエーテル(100mL)を加え、水、飽和食塩水の順で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウム(無水)で乾燥し、減圧下濃縮した。残渣を中圧自動分取液体クロマトグラフシステム(カラムは山善AL−N−40B、展開溶媒はヘキサン:酢酸エチル=5:1)により分離し、本発明化合物4(0.48g)を褐色オイルとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):1.18(2H,d,J=7.0Hz),1.24(1H,d,J=7.0Hz),1.52〜1.90(6H,m),2.28(1H,s),2.33(2H,s),2.92〜3.03(1H,m),3.85〜4.49(2H,m),5.88(0.67H,d,J=9.9Hz),5.91(0.33H,d,J=15.7Hz),6.41(0.33H,d,J=10.1Hz),6.43(0.67H,d,J=15.9Hz),6.62(1.34H,d,J=8.2Hz),6.73(0.66H,d,J=8.2Hz),6.91〜7.05(3H,m),7.18〜7.28(4H,m)
製造例3と同様にして、以下の化合物を合成した。
(5)4−メチル−N−〔3−フェニルチオ−1−(2,6−ジメチルピペリジノ)−2−プロペニリデン〕アニリン(以下、本発明化合物5と記す。)
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):1.23〜1.31(6H,m),1.55〜1.83(6H,m),2.27〜2.33(3H,m),4.30〜4.43(2H,m),6.08〜6.12(1H,m),6.29〜6.33(1H,m),6.61〜6.79(3H,m),6.96〜7.25(6H,m)
(6)4−メチル−N−〔3−フェニルチオ−1−(3,5−ジメチルピペリジノ)−2−プロペニリデン〕アニリン(以下、本発明化合物6と記す。)
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):0.74〜0.97(1H,m),0.89(3H,s),0.91(3H,s),1.24〜1.29(1H,m),1.64〜1.85(2H,m),2.23〜2.35(2H,m),2.32(3H,s),3.98〜4.13(2H,m),5.85(1H,d,J=15.9Hz),6.45〜6.73(3H,m),6.99〜7.05(3H,m),7.19〜7.32(4H,m)
(7)4−メチル−N−〔3−フェニルチオ−1−(1―ピロリジニル)−2−プロペニリデン〕アニリン(以下、本発明化合物7と記す。)
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):1.84〜2.07(4H,m),2.28(0.39H,s),2.31(0.69H,s),2.32(1.92H,s),3.46〜3.59(4H,m),5.95(0.64H,d,J=15.9Hz),6.01(0.13H,d,J=10.1Hz),6.11(0.23H,d,J=9.7Hz),6.43〜6.53(1H,m),6.67〜6.78(1H,m),6.93〜7.35(8H,m)
(8)4−メチル−N−〔1−(1―アゼパニル)−3−フェニルチオ−2−プロペニリデン〕アニリン(以下、本発明化合物8と記す。)
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):1.60〜1.74(8H,m),2.27(0.84H,s),2.33(2.16H,s),3.51(2.88H,t,J=6.0Hz),3.59(1.12H,t,J=6.0Hz),6.01(0.72H,d,J=15.9Hz),6.06(0.28H,d,J=10.4Hz),6.32〜6.36(1H,m),6.63(1.44H,d,J=8.2Hz),6.73(0.56H,d,J=8.2Hz),6.83〜6.85(1H,m),6.97(0.56H,d,J=8.5Hz),7.05(1.44H,d,J=8.5Hz),7.14〜7.26(4H,m)
(9)4−メチル−N−〔1−(ペルヒドロキノリン−1−イル)−3−フェニルチオ−2−プロペニリデン〕アニリン(以下、本発明化合物9と記す。)
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):0.87〜1.71(12H,m),2.32(3H,S),2.29〜2.39(1H,m),2.82〜2.92(1.6H,m),3.08〜3.17(0.4H,m),3.12〜3.44(1H,m),5.81(1H,d,J=15.2Hz),6.53〜6.72(2H,m),7.02〜7.10(3H,m),7.21〜7.36(5H,m)
(10)4−メチル−N-〔3−フェニルチオ−1−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル)−2−プロペニリデン〕アニリン(以下、本発明化合物10と記す。)
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):2.29(0.60H,s),2.33(0.39H,s),2.34(2.01H,s),2.86(0.26H,t,J=5.9Hz),2.95(1.34H,t,J=5.9Hz),3.04(0.40H,t,J=5.9Hz),3.62(0.26H,t,J=5.9Hz),3.70(1.34H,t,J=5.9Hz),3.78(0.40H,t,J=5.9Hz),4.61(0.26H,s),4.66(1.34H,s),4.77(0.40H,s),5.59(0.67H,d,J=15.9Hz),5.93(0.20H,d,J=10.4Hz),6.57(0.13H,d,J=10.4Hz),6.62〜6.77(3H,m),6.99〜7.30(11H,m)
製造例4
(11)N−〔3−フェニルチオ−1−(1−ピラゾリル)−2−プロペニリデン〕アニリン(以下、本発明化合物11と記す。)
3−(フェニルチオ)アクリルアニリド(0.77g)のトルエン溶液(40mL)に、室温下、塩化チオニル(0.39mL)とDMF(触媒量)を加えた。70℃で1時間40分攪拌した後、反応液を濃縮した。残渣に脱水THF(20mL)を加え、反応液を二等分し、それぞれに脱水THF(5mL)を加えた。ピラゾール(0.10g)、トリエチルアミン(0.15g)の脱水THF混合溶液(5mL)を先の2等分した反応液にそれぞれ加えた。一方は室温にて、もう一方は60℃にて8.5時間攪拌を行った。反応液を合した後、析出物をセライトでろ過して除去し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣を中圧自動分取液体クロマトグラフシステム(カラムは山善AL−N−40B、展開溶媒はヘキサン:酢酸エチル=82:18)で分離精製し、本発明化合物11(80mg)を黄色オイルとして得た。1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):6.21(1H,d,J=15.7Hz),6.42(1H,d,J=1.9Hz),6.86(2H,d,J=7.5Hz),7.10(1H,d,J=7.4Hz),7.18〜7.54(7H,m),7.63(1H,d,J=15.7Hz),7.71(1H,m),8.34(1H,d,J=2.7Hz)
製造例5
(12)4−メチル−N−〔3−フェニルチオ−1−(3−トリフルオロメチルピラゾール−1−イル)−2−プロペニリデン〕アニリン(以下、本発明化合物12と記す。)
N−(4−メチルフェニル)−3−(フェニルチオ)アクリルアミド(0.70g)のトルエン溶液(20mL)に室温下、塩化チオニル(0.34mL)、及びDMF(触媒量)を加え、90℃で1.5時間攪拌を続けた。減圧下濃縮した後、残渣にDMF(15mL)を加えた。3−トリフルオロメチルピラゾール(0.71g)のDMF溶液(15mL)に、氷冷下、55%水素化ナトリウム(0.22g)を加え、同温で0.5時間攪拌した。このものを上記で調整したDMF溶液にゆっくり滴下した。同温で2時間攪拌を行った後、酢酸エチル(100mL)を加え、水、飽和食塩水の順で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウム(無水)で乾燥し、減圧下濃縮した。残渣を中圧自動分取液体クロマトグラフシステム(カラムは山善AL−N−40B、展開溶媒はヘキサン:酢酸エチル=5:1)により分離し、本発明化合物12(0.23g)を黄色オイルとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):2.36(3H,s),6.22(1H,d,J=15.9Hz),6.67(1H,d,J=2.7Hz),6.76(2H,d,J=8.0Hz),7.14(2H,d,J=8.2Hz),7.26〜7.30(5H,m),7.69(1H,d,J=15.7Hz),8.38(1H,d,J=1.2Hz)
製造例5と同様にして以下の化合物を合成した。
(13)4−メチル−N−〔3−フェニルチオ−1−(4−ブロモピラゾール−1−イル)−2−プロペニリデン〕アニリン(以下、本発明化合物13と記す。)
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):2.35(3H,s),6.18(1H,d,J=15.9Hz),6.74(2H,d,J=8.2Hz),7.13(2H,d,J=8.0Hz),7.24〜7.29(5H,m),7.57(1H,d,J=15.9Hz),7.64(1H,s),8.36(1H,s)
(14)4−メチル−N−〔3−フェニルチオ−1−(1−インダゾール)−2−プロペニリデン〕アニリン(以下、本発明化合物14と記す。)
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):2.39(3H,s),6.40(1H,d,J=15.7Hz),6.86(2H,d,J=8.2Hz),7.23〜7.38(10H,m),7.75(1H,d,J=8.2Hz),8.15(1H,s),8.43(1H,d,J=8.5Hz)
製造例6
(15)N−(1−フェニルイミノ−3−フェニルチオ−2−プロペニル)フタルイミド(以下、本発明化合物15と記す。)
N−フェニル−3−(フェニルチオ)アクリルアミド(0.70g)のトルエン溶液(20mL)に室温下、塩化チオニル(0.36mL)、及びDMF(触媒量)を加え、90℃で2時間攪拌を続けた。減圧下濃縮した後、残渣にDMF(15mL)を加えた。その後、氷冷下でフタルイミドカリウム(1.0g)を加え、同温で2時間攪拌した。酢酸エチル(100mL)を加え、水、飽和食塩水の順に洗浄し、硫酸マグネシウム(無水)で乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣を中圧自動分取液体クロマトグラフシステム(カラムは山善AL−N−40B、展開溶媒はヘキサン:酢酸エチル=3:1)により分離し、本発明化合物15(0.40g)を黄色粘稠物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):5.99(0.1H,d,J=10.1Hz),6.12(0.33H,d,J=15.2Hz),6.23(0.1H,d,J=10.1Hz),6.30(0.47H,d,J=15.2Hz),6.79(1H,d,J=8.0Hz),6.92〜7.94(14H,m)
製造例7
(16)N−〔1−(4−メチルフェニルイミノ)−3−フェニルチオ−2−プロペニル〕−cis−1,2,3,6−テトラヒドロフタルイミド(以下、本発明化合物16と記す。)
N−(4−メチルフェニル)−3−(フェニルチオ)アクリルアミド(0.70g)のトルエン溶液(20mL)に室温下、塩化チオニル(0.34mL)、及びDMF(触媒量)を加え、90℃で1.5時間攪拌を続けた。減圧下濃縮した後、残渣にDMF(15mL)を加えた。cis−1,2,3,6−テトラヒドロフタルイミド(0.34g)のDMF溶液(10mL)に、室温下、55%水素化ナトリウム(0.23g)を加え、同温で0.5時間攪拌した。このものを上記で調整したDMF溶液にゆっくり滴下した。氷冷下で2時間攪拌を行った後、酢酸エチル(100mL)を加え、水、飽和食塩水の順で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウム(無水)で乾燥し、減圧下濃縮した。残渣を中圧自動分取液体クロマトグラフシステム(カラムは山善AL−N−40B、展開溶媒はヘキサン:酢酸エチル=5:1)により分離し、本発明化合物16(0.18g)を褐色オイルとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):2.07〜3.24(9H,m),5.43(0.4H,brs),5.70〜5.76(1.6H,m),6.08〜6.26(1H,m),6.56(0.3H,d,J=8.0Hz),6.64(0.7H,d,J=8.2Hz),6.80〜7.13(4H,m),7.33〜7.48(5H,m)
製造例7と同様にして以下の化合物を合成した。
(17)1−メチル−3−〔1−(4−メチルフェニルイミノ)−3−フェニルチオ−2−プロペニル〕−6−トリフルオロメチル−1H−ピリミジン−2,4−ジオン(以下、本発明化合物17と記す。)
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):2.26(1.6H,s),2.33(1.4H,s),3.38(1.6H,s),3.53(1.4H,s),6.08(0.54H,s),6.13(0.54H,d,J=15.2Hz),6.19(0.46H,d,J=15.5Hz),6.31(0.46H,s),6.67(1H,d,J=8.2Hz),6.83(1H,d,J=8.2Hz),6.99〜7.12(3H,m),7.31〜7.53(5H,m)
(18)1−〔1−(4−メチルフェニルイミノ)−3−フェニルチオ−2−プロペニル〕−4−トリフルオロメチル−1H−ピリジン−2−オン(以下、本発明化合物18と記す。)
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):2.20(0.9H,s),2.30(2.1H,s),5.97(0.7H,d,J=15.2Hz),6.08(0.3H,d,J=15.2Hz),6.68(1.4H,d,J=8.2Hz),6.80〜6.92(0.6H,m),7.03〜7.10(2H,m),7.32〜7.43(7.3H,m),7.73(0.7H,d,J=15.2Hz),8.25(0.3H,d,J=5.3Hz),8.54(0.7H,d,J=5.1Hz)
製造例8
(19)N−〔2−メチル−3−フェノキシ−1−(1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル)−2−プロペニリデン〕アニリン(以下、本発明化合物19と記す。)
3−フェノキシ−N−(フェニル)アクリルアミド(0.50g)のトルエン溶液(20mL)に室温下、塩化チオニル(0.26mL)、及びDMF(触媒量)を加え、90℃で2時間攪拌を続けた。放冷した後、減圧下濃縮した。残渣にTHF(30mL)を加え、氷冷下にて1,2,3,4−テトラヒドロキノリン(0.53g)のTHF溶液(5mL)を滴下した。同温で2.5時間攪拌を行った後、tert−ブチルメチルエーテル(100mL)を加え、水、飽和食塩水の順に洗浄した。有機層を硫酸マグネシウム(無水)で乾燥し、減圧下濃縮した。残渣を中圧自動分取液体クロマトグラフシステム(カラムは山善AL−N−40B、展開溶媒はヘキサン:酢酸エチル=10:1)により分離し、本発明化合物19(0.22g)を黄色オイルとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):1.46(3H,s),2.01〜2.07(2H,m),2.77(2H,t,J=6.6Hz),3.89(2H,t,J=6.6Hz),6.24(2H,d,J=8.2Hz),6.38(1H,s),6.84〜7.31(12H,m)
製造例9
(20)N−(2−メチル−3−フェノキシ−1−フェニルイミノ−2−プロペニル)フタルイミド(以下、本発明化合物20と記す。)
3−フェノキシ−N−(フェニル)アクリルアミド(0.50g)のトルエン溶液(20mL)に室温下、塩化チオニル(0.26mL)、及びDMF(触媒量)を加え、90℃で2時間攪拌を続けた。放冷した後、減圧下濃縮した。残渣にDMF(20mL)を加え、氷冷下でフタルイミドカリウム(0.73g)を加えた。同温で1時間、室温で2時間攪拌を続けた。酢酸エチル(100mL)を加え、水、飽和食塩水の順に洗浄し、硫酸マグネシウム(無水)で乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣を中圧自動分取液体クロマトグラフシステム(カラムは山善AL−N−40B、展開溶媒はヘキサン:酢酸エチル=3:1)により分離し、本発明化合物20(0.56g)を無色オイルとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):2.24(3H,s),6.80(2H,d,J=7.2Hz),6.92(1H,t,J=7.5Hz),7.00(2H,d,J=7.7Hz),7.09〜7.17(4H,m),7.29〜7.33(2H,m),7.66〜7.77(4H,m)
製造例10
(21)1−(2−メチル−3−フェノキシ−1−フェニルイミノ−2−プロペニル)−4−トリフルオロメチル−1H−ピリジン−2−オン(以下、本発明化合物21と記す。)
3−フェノキシ−N−(フェニル)アクリルアミド(0.50g)のトルエン溶液(20mL)に室温下、塩化チオニル(0.26mL)、及びDMF(触媒量)を加え、90℃で2時間攪拌を続けた。減圧下濃縮した後、残渣にDMF(15mL)を加えた。4−トリフルオロメチル−1H−ピリジン−2−オン(0.64g)のDMF溶液(15mL)に、氷冷下、55%水素化ナトリウム(0.17g)を加え、同温で0.5時間攪拌した。このものを上記で調整したDMF溶液にゆっくり滴下した。氷冷下で2時間攪拌を行った後、酢酸エチル(100mL)を加え、水、飽和食塩水の順で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウム(無水)で乾燥し、減圧下濃縮した。残渣を中圧自動分取液体クロマトグラフシステム(カラムは山善AL−N−40B、展開溶媒はヘキサン:酢酸エチル=5:1)により分離し、本発明化合物21(0.23g)を黄色オイルとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):2.18(3H,s),6.78〜7.13(10H,m),7.30〜7.34(2H,m),7.44(1H,s),8.23(1H,s)
製造例5と同様にして以下の化合物を合成した。
(22)3−メチル−1−〔1−(4−メチルフェニルイミノ)−3−フェニルチオ−2−プロペニル)−1H−ピリジン−2−オン(以下、本発明化合物22と記す。)
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):2.28(3H,s),2.30(3H,s),5.96(1H,d,J=15.2Hz),6.65(2H,d,J=8.2Hz),6.82〜7.11(4H,m),7.31〜7.58(5H,m),7.74(1H,d,J=15.2Hz),8.23(1H,d,J=3.4Hz)
以下、本発明化合物1〜22を下記にまとめる。
Figure 2010077075
Figure 2010077075
Figure 2010077075
次に、化合物(I)の原料化合物の製造例を示す。
参考製造例1:2−メチル−3−フェノキシ−N−(フェニル)アクリルアミドの製造
(E)−2−メチル−3−フェノキシ−2−プロペン酸(25.7g)のトルエン溶液(150ml)に、塩化チオニル(15.8ml)を加え、加熱還流下に1時間撹拌した。該反応混合物を濃縮し、残渣にtert−ブチルメチルエーテル(250ml)を加え、氷冷下にアニリン(15.0ml)、及びトリエチルアミン(24ml)を滴下し、室温で30分撹拌した。該反応混合物を、ろ過し、固体を1規定塩酸、水、ヘキサンで順次洗浄した後、減圧下で乾燥することにより、2−メチル−3−フェノキシ−N−(フェニル)アクリルアミド(36.4g)を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):2.08(3H,d,J=1.2Hz),7.06−7.18(4H,m),7.29〜7.41(5H,m),7.54〜7.59(2H,m),7.74(1H,q,J=1.2Hz)
参考製造例2:(E)−2−メチル−3−フェノキシ−2−プロペン酸の製造
(E)−エチル=2−メチル−3−フェノキシ−2−プロペノアート(29.0g)のエタノール溶液(280ml)に2N水酸化ナトリウム水溶液(140ml)を加え、室温で24時間攪拌した。該反応混合物にt−ブチルメチルエーテルを加えて分液した。水層に濃塩酸を加えてpH2に調整した後、これにtert−ブチルメチルエーテルを加えて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥した後、濃縮することにより、(E)−2−メチル−3−フェノキシ−2−プロペン酸(22.5g)を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):1.93(3H,d,J=1.2Hz),7.09(2H,d,J=7.7Hz),7.17(1H,t,J=7.7Hz),7.38(2H,t,J=7.7Hz),7.85(1H,q,J=1.2Hz)
参考製造例3:(E)−エチル 2−メチル−3−フェノキシ−2−プロペノアートの製造
(E)−エチル 3−ブロモ−2−メチル−2−プロペノアート(28.5g)のDMF溶液(130ml)にフェノール(15.3g)、および炭酸セシウム(57.7g)を加え、70℃で2時間撹拌した。放冷した後、水を加え、tert−ブチルメチルエーテルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより、(E)−エチル=2−メチル−3−フェノキシ−2−プロペノアート(29.0g)を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):1.30(3H,t,J=7.2Hz),1.92(3H,d,J=1.4Hz),4.22(2H,q,J=7.2Hz),7.08(2H,d,J=8.7Hz),7.15(1H,t,J=7.4Hz),7.37(2H,dd,J=8.7,7.4Hz),7.71(1H,q,J=1.4Hz)
参考製造例4:(E)−エチル 3−ブロモ−2−メチル−2−プロペノアートの製造
エチル 2,3−ジブロモ−2−メチルプロパノアート(37.7g)のテトラヒドロフラン溶液(176ml)に1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(25ml)を加え、加熱還流下で2時間撹拌した。放冷した後、1規定塩酸を加え、tert−ブチルメチルエーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより、(E)−エチル 3−ブロモ−2−メチル−2−プロペノアート(23.8g)を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ(ppm):1.31(3H,t,J=7.2Hz),2.01(3H,d,J=1.4Hz),4.22(2H,q,J=7.2Hz),7.52(1H,q,J=1.4Hz)
次に製剤例を示す。尚、部は重量部を表す。
製剤例1
化合物(1)〜(22)キシレン35部とN、N−ジメチルホルムアミド35部との混合物に溶解し、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル14部およびドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部を加え、良く攪拌混合して各々の10%乳剤を得る。
製剤例2
化合物(1)〜(22)の各々20部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌混合して各々の20%水和剤を得る。
製剤例3
化合物(1)〜(22)の各々2部に、合成含水酸化珪素微粉末1部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナイト30部およびカオリンクレー65部を加え充分攪拌混合する。ついでこれらの混合物に適当量の水を加え、さらに攪拌し、増粒機で製粒し、通風乾燥して各々の2%粒剤を得る。
製剤例4
化合物(1)〜(22)の各々1部を適当量のアセトンに溶解し、これに合成含水酸化珪素微粉末5部、PAP(酸性りん酸イソプロピル)0.3部およびフバサミクレー93.7部を加え、充分攪拌混合し、アセトンを蒸発除去して各々の1%粉剤を得る。
製剤例5
化合物(1)〜(22)の各々10部と、ジメチルスルホキシド10部を含むシクロヘキサノン30部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩50部を含むホワイトカーボン35部、及び水25部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、各々の10%フロアブル剤を得る。
製剤例6
化合物(1)〜(22)の各々0.1部をキシレン5部およびトリクロロエタン5部に溶解し、これを脱臭灯油89.9部に混合して各々の0.1%油剤を得る
製剤例7
化合物(1)〜(22)の各々10mgをアセトン0.5mLに溶解し、この溶液を、動物用固形飼料粉末(飼育繁殖用固形飼料粉末CE−2、日本クレア株式会社商品)5gに処理し、均一に混合する。ついでアセトンを蒸発乾燥させて各々の毒餌を得る。
製剤例8
化合物(1)〜(22)の各々10部;ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩50部を含むホワイトカーボン35部;および水55部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、各々の10%フロアブル剤を得る。
製剤例9
化合物(1) 10部と、下記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
Z群:
アセフェート(acephate)、りん化アルミニウム(Aluminium phosphide)、ブタチオホス(butathiofos)、キャドサホス(cadusafos)、クロルエトキシホス(chlorethoxyfos)、クロルフェンビンホス(ch1orfenvinphos)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、クロルピリホスメチル(chlorpyrifos−methyl)、シアノホス(cyanophos:CYAP)、ダイアジノン(diazinon)、DCIP(dichlorodiisopropyl ether)、ジクロフェンチオン(dichlofenthion:ECP)、ジクロルボス(dichlorvos:DDVP)、ジメトエート(dimethoate)、ジメチルビンホス(dimethylvinphos)、ジスルホトン(disulfoton)、EPN、エチオン(ethion)、エトプロホス(ethoprophos)、エトリムホス(etrimfos)、フェンチオン(fenthion:MPP)、フエニトロチオン(fenitrothion:MEP)、ホスチアゼート(fosthiazate)、ホルモチオン(formothion)、りん化水素(Hydrogen phosphide)、イソフェンホス(isofenphos)、イソキサチオン(isoxathion)、マラチオン(malathion)、メスルフェンホス(mesulfenfos)、メチダチオン(methidathion:DMTP)、モノクロトホス(monocrotophos)、ナレッド(naled:BRP)、オキシデプロホス(oxydeprofos:ESP)、パラチオン(parathion)、ホサロン(phosalone)、ホスメット(phosmet:PMP)、ピリミホスメチル(pirimiphos−methy1)、ピリダフェンチオン(pyridafenthion)、キナルホス(quinalphos)、フェントエート(phenthoate:PAP)、プロフェノホス(profenofos)、プロパホス(propaphos)、プロチオホス(prothiofos)、ピラクロホス(pyraclorfos)、サリチオン(salithion)、スルプロホス(sulprofos)、テブピリムホス(tebupirimfos)、テメホス(temephos)、テトラクロルビンホス(tetrach1orvinphos)、テルブホス(terbufos)、チオメトン(thiometon)、トリクロルホン(trichlorphon:DEP)、バミドチオン(vamidothion)、フォレート(phorate)、カズサホス(cadusafos)、
アラニカルブ(alanycarb)、ベンダイオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、BPMC、カルバリル(carbary1)、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン(carbosulfan)、クロエトカルブ(cloethocarb)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)、フラチオカルブ(furathiocarb)、イソプロカルブ(isoprocarb:MIPC)、メトルカルブ(metolcarb)、 メソミル(methomyl)、メチオカルブ(methiocarb)、NAC、オキサミル(oxamyl)、ピリミカーブ(pirimicarb)、プロポキスル(propoxur:PHC)、XMC、チオジカルブ(thiodicarb)、 キシリルカルブ(xylylcarb)、アルジカルブ(aldicarb)、
アクリナトリン(acrinathrin)、アレスリン(allethrin)、ベータ−シフルトリン(beta−cyfluthrin)、ビフェントリン(bifenthrin)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、エンペントリン(empenthrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エトフェンプロックス(ethofenprox) 、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルフェンプロックス(flufenoprox)、フルメトリン(flumethrin)、フルバリネート(fluvalinate)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、イミプロトリン(imiprothrin)、ペルメトリン(permethrin)、プラレトリン(prallethrin)、ピレトリン(pyrethrins)、レスメトリン(resmethrin)、シグマ−サイパーメトリン(sigma−cypermethrin)、シラフルオフェン(silafluofen)、テフルトリン(tefluthrin)、トラロメトリン(tralomethrin)、トランスフルトリン(transfluthrin)、テトラメトリン(tetramethrin)、フェノトリン(phenothrin)、シフェノトリン(cyphenothrin)、アルファシペルメトリン(alpha−cypermethrin)、ゼータシペルメトリン(zeta−cypermethrin)、ラムダシハロトリン(lambda−cyhalothrin)、ガンマシハロトリン(gamma−cyhalothrin)、フラメトリン(furamethrin)、タウフルバリネート(tau−fluvalinate)、メトフルトリン(metofluthrin)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル 2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル 2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル 2,2−ジメチル−3−(2−シアノ−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート
カルタップ(cartap)、ベンスルタップ(bensu1tap)、チオシクラム(thiocyclam)、モノスルタップ(monosultap)、ビスルタップ(bisultap)、
イミダクロプリド(imidac1oprid)、ニテンピラム(nitenpyram)、アセタミプリド(acetamiprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チアクロプリド(thiacloprid)、クロチアニジン(clothianidin)、
クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、フルアズロン(fluazuron)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ルフェヌロン(lufenuron)、ノバルロン(novaluron)、ノビフルムロン(noviflumuron)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、トリフルムロン(triflumuron)、トリアズロン(triazuron)、
アセトプロール(acetoprole)、エチプロール(ethiprole)、フィプロニル(fiproni1)、バニリプロール(vaniliprole)、ピリプロール(pyriprole)、ピラフルプロール(pyrafluprole)、
バチルス・チューリンゲンシス菌由来の生芽胞および産生結晶毒素、
クロマフェノジド(chromafenozide)、ハロフェノジド(halofenozide)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、テブフェノジド(tebufenozide)、
アルドリン(aldrin)、ディルドリン(dieldrin)、ジエノクロル(dienochlor)、エンドスルファン(endosulfan)、メトキシクロル(methoxychlor)、
マシン油(machine oil)、硫酸ニコチン(nicotine−sulfate)、
アベルメクチン(avermectin−B)、ブロモプロピレート(bromopropylate)、ブプロフェジン(buprofezin)、クロルフェナピル(chlorphenapyr)、シロマジン(cyromazine)、D−D(1,3−Dichloropropene)、エマメクチンベンゾエート(emamectin−benzoate)、フェナザキン(fenazaquin)、フルピラゾホス(flupyrazofos)、ハイドロプレン(hydroprene)、メトプレン(methoprene)、インドキサカルブ(indoxacarb)、メトキサジアゾン(metoxadiazone)、ミルベマイシンA(milbemycin−A)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピリダリル(pyridalyl)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、スピノサッド(spinosad)、スルフラミド(sulfluramid)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、トリアゼメイト(triazamate)、フルベンジアミド(flubendiamide)、レピメクチン(lepimectin)、亜ひ酸(Arsenic acid)、ベンクロチアズ(benclothiaz)、石灰窒素(Calcium cyanamide)、石灰硫黄合剤(Calcium polysulfide)、クロルデン(chlordane)、DDT、DSP、フルフェネリウム(flufenerim)、フロニカミド(flonicamid)、フルリムフェン(flurimfen)、ホルメタネート(formetanate)、メタム・アンモニウム(metam−ammonium)、メタム・ナトリウム(metam−sodium)、臭化メチル(Methyl bromide)、オレイン酸カリウム(Potassium oleate)、プロトリフェンビュート(protrifenbute)、スピロメシフェン(spiromesifen)、硫黄(Sulfur)、メタフルミゾン(metaflumizone)、スピロテトラマット(spirotetramat)、ピリフルキナゾン(pyrifluquinazone)、スピネトラム(spinetoram)、クロラントラニリプロール(chlorantraniliprole)、トラロピリル(tralopyril)、
下記式(A)
Figure 2010077075
「式中、Xa1はメチル基、塩素原子、臭素原子またはフッ素原子を表し、Xa2はフッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1−C4ハロアルキル基またはC1−C4ハロアルコキシ基を表し、Xa3はフッ素原子、塩素原子または臭素原子を表し、Xa4は置換されていてもよいC1−C4アルキル、置換されていてもよいC3−C4アルケニル、置換されていてもよいC3−C4アルキニル、置換されていてもよいC3−C5シクロアルキルアルキルまたは水素原子を表し、Xa5は水素原子またはメチル基を表し、Xa6は水素原子、フッ素原子または塩素原子を表し、Xa7は水素原子、フッ素原子または塩素原子を表す。」
で示されるいずれかの化合物、下記式(B)
Figure 2010077075
「式中、Xb1はXb2−NH−C(=O)基、Xb2−C(=O)−NH−CH2基、Xb3−S(O)基、置換されていてもよいピロール−1−イル基、置換されていてもよいイミダゾール−1−イル基、置換されていてもよいピラゾール−1−イル基または置換されていてもよい1,2,4−トリアゾール−1−イル基を表し、Xb2は2,2,2−トリフルオロエチル基等の置換されていてもよいC1−C4ハロアルキル基またはシクロプロピル基等の置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基を表し、Xb3はメチル等の置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表し、Xb4は水素原子、塩素原子、シアノ基またはメチル基を表す。」
で示されるいずれかの化合物、下記式(C)
Figure 2010077075
「式中、Xc1は3,3,3−トリフルオロプロピル基等の置換されていてもよいC1−C4アルキル基、2,2,2−トリクロロエトキシ基等の置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基、4−シアノフェニル基等の置換されていてもよいフェニル基または2−クロロ−3−ピリジル基等の置換されていてもよいピリジル基を表し、Xc2はメチル基またはトリフルオロメチルチオ基を表し、Xc3はメチル基またはハロゲン原子を表す。」
で示されるいずれかの化合物、
アセキノシル(acequinocyl)、アミトラズ(amitraz)、ベンゾキシメート(benzoximate)、ビフェナゼート(bifenazate)、フェニソブロモレート(bromopropylate)、キノメチオネート(chinomethionat)、クロルベンジレート(chlorobenzilate)、CPCBS(chlorfenson)、クロフェンテジン(clofentezine)、シフルメトフェン(cyflumetofen)、ケルセン(ジコホル:dicofol)、エトキサゾール(etoxazole)、酸化フェンブタスズ(fenbutatin oxide)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、フルアクリピリム(fluacrypyrim)、フルプロキシフェン(fluproxyfen)、ヘキシチアゾクス(hexythiazox)、プロパルギット(propargite:BPPS)、ポリナクチン複合体(polynactins)、ピリダベン(pyridaben)、ピリミジフェン(Pyrimidifen)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、テトラジホン(tetradifon)、スピロディクロフェン(spirodiclofen)、スピロメシフェン(spiromesifen)、スピロテトラマット(spirotetramat)、アミドフルメット(amidoflumet)、シエノピラフェン(cyenopyrafen)、
DCIP、フォスチアゼート(fosthiazate)、塩酸レバミゾール(levamisol)、メチルイソチオシアネート(methyisothiocyanate)、酒石酸モランテル(morantel tartarate)、イミシアホス(imicyafos)、
プロピコナゾール(propiconazole)、プロチオコナゾール(prothioconazole)、トリアジメノール(triadimenol)、プロクロラズ(prochloraz)、ペンコナゾール(penconazole)、テブコナゾール(tebuconazole)、フルシラゾール(flusilazole)、ジニコナゾール(diniconazole)、ブロムコナゾール(bromuconazole)、エポキシコナゾール(epoxiconazole)、ジフェノコナゾール(difenoconazole)、シプロコナゾール(cyproconazole)、メトコナゾール(metconazole)、トリフルミゾール(triflumizole)、テトラコナゾール(tetraconazole)、マイクロブタニル(myclobutanil)、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、トリティコナゾール(triticonazole)、ビテルタノール(bitertanol)、イマザリル(imazalil)、フルトリアホール(flutriafol)、
フェンプロピモルフ(fenpropimorph)、トリデモルフ(tridemorph)、フェンプロピジン(fenpropidin)、
カルベンダジム(carbendezim)、ベノミル(benomyl)、チアベンダゾール(thiabendazole)、チオファネートメチル(thiophanate-methyl)、
プロシミドン(procymidone);シプロディニル(cyprodinil);ピリメタニル(pyrimethanil);ジエトフェンカルブ(diethofencarb);チウラム(thiuram);フルアジナム(fluazinam);マンコゼブ(mancozeb);イプロジオン(iprodione);ビンクロゾリン(vinclozolin);クロロタロニル(chlorothalonil);キャプタン(captan);メパニピリム(mepanipyrim);フェンピクロニル(fenpiclonil);フルジオキソニル(fludioxonil);ジクロフルアニド(dichlofluanid);フォルペット(folpet);クレソキシムメチル(kresoxim-methyl);アゾキシストロビン(azoxystrobin);トリフロキシストロビン(trifloxystrobin);フルオキサストロビン(fluoxastrobin);ピコキシストロビン(picoxystrobin);ピラクロストロビン(pyraclostrobin);ジモキシストロビン(dimoxystrobin);スピロキサミン(spiroxamine);キノキシフェン(quinoxyfen);フェンヘキサミド(fenhexamid);ファモキサドン(famoxadone);フェナミドン(fenamidone);ゾキサミド(zoxamide);エタボキサム(ethaboxam);アミスルブロム(amisulbrom);イプロヴァリカルブ(iprovalicarb);ベンチアバリカルブ(benthiavalicarb);シアゾファミド(cyazofamid);マンジプロパミド(mandipropamid);ボスカリド(boscalid);;メトラフェノン(metrafenone);フルオピラン(fluopiran);ビキサフェン(bixafen);シフルフェナミド(cyflufenamid)、プロキナジド(proquinazid)、
2,4−PA、MCP、MCPB、フェノチオール(phenothio1)、メコプロップ(mecoprop)、フルロキシピル(fluroxypyr)、トリクロピル(triclopyr)、クロメプロップ(clomeprop)、ナプロアニリド(naproanilide)、
2,3,6−TBA、ジカンバ(dicamba)、クロピラリド(clopyralid)、ピクロラム(picloram)、アミノピラリド(aminopyralid)、キンクロラック(quinclorac)、キンメラック(quinmerac)、
ジウロン(diuron)、リニュロン(linuron)、クロルトルロン(chlortoluron)、イソプロツロン(isoproturon)、フルオメツロン(fluometuron)、イソウロン(isouron)、テブチウロン(tebuthiuron)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron)、クミルロン(cumy1uron)、ダイムロン(daimuron)、メチルダイムロン(methyl−daimuron)、
アトラジン(atrazine)、アメトリン(ametoryn)、シアナジン(cyanazine)、シマジン(simazine)、プロパジン(propazine)、シメトリン(simetryn)、ジメタメトリン(dimethametryn)、プロメトリン(prometryn)、メトリブジン(metribuzin)、トリアジフラム(triaziflam)、
パラコート(paraquat)、ジクワット(diquat)、
ブロモキシニル(bromoxynil)、アイオキシニル(ioxynil)、
ペンディメタリン(pendimethalin)、プロジアミン(prodiamine)、トリフルラリン(trifluralin)、
アミプロホスメチル(amiprofos−methyl)、ブタミホス(butamifos)、ベンスリド(bensu1ide)、ピペロホス(piperophos)、アニロホス(anilofos)、グリホサート(glyphosate)、グルホシネート(glufosinate)、ビアラホス(bialaphos)、
ジアレート(di−allate)、トリアレート(tri−allate)、EPTC、ブチレート(butylate)、ベンチオカーブ(benthiocarb)、エスプロカルブ(esprocarb)、モリネート(molinate)、ジメピペレート(dimepiperate)、スエップ(swep)、クロルプロファム(chlorpropham)、フェンメディファム(phenmedipham)、フェニソファム(phenisopham)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、アシュラム(asulam)、
プロパニル(propanil)、プロピザミド(propyzamide)、ブロモブチド(bromobutide)、エトベンザニド(etobenzanid)、
アセトクロール(acetochlor)、アラクロール(alachlor)、ブタクロール(butachlor)、ジメテナミド(dimethenamid)、プロパクロール(propachlor)、メタザクロール(metazachlor)、メトラクロール(metolachlor)、プレチラクロール(pretilachlor)、テニルクロール(theny1ch1or)、ペトキサミド(pethoxamid)、
アシフルオルフェン(acifluorfen−sodium)、ビフェノックス(bifenox)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、ラクトフェン(lactofen)、フォメサフェン(fomesafen)、クロメトキシニル(chlomethoxyni1)、アクロニフェン(aclonifen)、
オキサジアゾン(oxadiazon)、シニドンエチル(cinidon−ethyl)、カルフェントラゾンエチル(carfentrazone−ethyl)、スルフェントラゾン(surfentrazone)、フルミクロラックペンチル(flumiclorac−pentyl)、フルミオキサジン(flumioxazin)、ピラフルフェンエチル(pyraflufen−ethyl)、オキサジアルギル(oxadiargy1)、ペントキサゾン(pentoxazone)、フルチアセットメチル(fluthiacet−methyl)、ブタフェナシル(butafenacil)、ベンズフェンジゾン(benzfendizone)、
ベンゾフェナップ(benzofenap)、ピラゾレート(pyrazo1ate)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、トプラメゾン(topramezone)、ピラスルホトール(pyrasulfotole)、
イソキサフルトール(isoxaflutole)、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、スルコトリオン(sulcotrione)、メソトリオン(mesotrione)、テンボトリオン(tembotrione)、テフリルトリオン(tefuryltrione)、
クロジナホッププロパルギル(clodinafop−propargyl)、シハロホップブチル(cyhalofop−butyl)、ジクロホップメチル(diclofop−methyl)、フェノキサプロップエチル(fenoxaprop−ethyl)、フルアジホップブチル(fluazifop−butyl)、ハロキシホップメチル(haloxyfop−methyl)、キザロホップエチル(quizalofop−ethyl)、
アロキシジム(alloxydim−sodium)、セトキシジム(sethoxydim)、ブトロキシジム(butroxydim)、クレソジム(clethodim)、クロプロキシジム(cloproxydim)、シクロキシジム(cycloxydim)、テプラロキシジム(tepraloxydim)、トラルコキシジム(tralkoxydim)、プロフォキシジム(profoxydim)、
クロルスルフロン(chlorsulfuron)、スルホメツロンメチル(sulfometuron−methyl)、メトスルフロンメチル(metsu1furon−methy1)、クロリムロンエチル(chlorimuron−ethyl)、トリベニュロンメチル(tribenuron−methyl)、トリアスルフロン(triasulfuron)、ベンスルフロンメチル(bensulfuron−methy1)、チフェンスルフロンメチル(thifensulfuron−methyl)、ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron−ethy1)、プリミスルフロンメチル(primisulfuron−methyl)、ニコスルフロン(nicosulfuron)、アミドスルフロン(amidosulfuron)、シノスルフロン(cinosulfuron)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、リムスルフロン(rimsulfuron)、ハロスルフロンメチル(ha1osulfuron−methy1)、プロスルフロン(prosulfuron)、エタメトスルフロンメチル(ethametsulfuron−methyl)、トリフルスルフロンメチル(triflusulfuron−methyl)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、シクロスルファムロン(cyc1osulfamuron)、フルピルスルフロン(flupyrsulfuron)、スルホスルフロン(sulfosu1furon)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、オキサスルフロン(oxasulfuron)、ヨードスルフロンメチルナトリウム(iodosulfuron−methyl−sodium)、フォラムスルフロン(foramsulfuron)、メソスルフロンメチル(mesosulfuron−methyl)、トリフロキシスルフロン(trifloxysulfuron)、トリトスルフロン(tritosulfuron)、オルソスルファムロン(orthosulfamuron),フルセトスルフロン(flucetosulfuron)、1−(2−クロロ−6−プロピルイミダゾ[1,2−a]ピリダジン−3−イルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)ウレア(1−(2−chloro−6−propylimidazo[1,2−a]pyridazin−3−ylsulfonyl)−3−(4,6−dimethoxypyrimidin−2−yl)urea)、
イマザメタベンズメチル(imazamethabenz−methyl)、イマザメタピル(imazamethapyr)、イマザモックス(imazamox)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン(imazaquin)、イマゼタピル(imazethapyr)、
フルメトスラム(flumetsulam)、メトスラム(metosulam)、ジクロスラム(diclosulam)、フロラスラム(florasulam)、クロランスラムメチル(cloransulam−methyl)、ペノキススラム(penoxsulam)、ピロキススラム(pyroxsulam)、
ピリチオバックナトリウム(pyrithiobac−sodium)、ビスピリバックナトリウム(bispyribac−sodium)、ピリミノバックメチル(pyriminobac−methy1)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、ピリフタリド(pyriftalid)、
ベンタゾン(bentazon)、ブロマシル(bromacil)、ターバシル(terbacil)、クロルチアミド(chlorthiamid)、イソキサベン(isoxaben)、ジノセブ(dinoseb)、アミトロール(amitrole)、シンメチリン(cinmethylin)、トリジファン(tridiphane)、ダラポン(da1apon)、ジフルフェンゾピルナトリウム(diflufenzopyr−sodium)、ジチオピル(dithiopyr)、チアゾピル(thiazopyr)、フルカルバゾンナトリウム(flucarbazone−sodium)、プロポキシカルバゾンナトリウム(propoxycarbazone−sodium)、メフェナセット(mefenacet)、フルフェナセット(flufenacet)、フェントラザミド(fentrazamide)、カフェンストロール(cafenstrole)、インダノファン(indanofan)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、ベンフレセート(benfuresate)、ACN、ピリデート(pyridate)、クロリダゾン(chloridazon)、ノルフルラゾン(norflurazon)、フルルタモン(flurtamone)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ピコリナフェン(picolinafen)、ベフルブタミド(beflubutamid)、クロマゾン(clomazone)、アミカルバゾン(amicarbazone)、ピノキサデン(pinoxaden)、チエンカルバゾンメチル(thiencarbazone−methyl)、
ヒメキサゾール(hymexazol)、パクロブトラゾール(paclobutrazol)、ウニコナゾール−P(uniconazole−P)、イナベンフィド(inabenfide)、プロヘキサジオンカルシウム(prohexadione−calcium)、アビグリシン(aviglycine)、1-ナフチルアセトアミド(1−naphthylacetamide)、アブシジン酸(abscisic acid)、インドール酪酸(indolebutyric acid)、エチクロゼートエチル(ethychlozate ethyl)、エテホン(ethephon)、クロキシホナック(cloxyfonac)、クロルメコート(chlormequat)、ジクロルプロップ(dichlorprop)、ジベレリン(gibberellin)、プロヒドロジャスモン(prohydrojasmon)、ベンジルアミノプリン(benzylaminopurine)、ホルクロルフェニュロン(forchlorfenuron)、マレイン酸ヒドラジド(maleic hydrazide)、過酸化カルシウム(calcium peroxide)、メピコートクロリド(mepiquat−chloride)4−CPA(4−chlorophenoxyacetic acid)、
ピペロニル ブトキサイド(piperonyl butoxide)、セサメックス(sesamex)、スルホキシド(sulfoxide)、N−(2−エチルへキシル)−8,9,10−トリノルボルン−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド(MGK 264)、N−デクリイミダゾール(N-declyimidazole)、WARF−アンチレジスタント(WARF-antiresistant)、TBPT、TPP、IBP、PSCP、ヨウ化メチル(CH3I)、t−フェニルブテノン(t-phenylbutenone)、ジエチルマレエート(diethylmaleate)、DMC、FDMC、ETP、ETN、
ベノキサコール(benoxacor)、クロキントセト−メキシル(cloquintocet-mexyl)、シオメトリニル(cyometrinil)、ダイムロン(daimuron)、ジクロルミド(dichlormid)、フェンクロラゾール−エチル(fenchlorazole-ethyl)、フェンクロリム(fenclorim)、フルラゾール(flurazole)、フルフェニム(fluxofenim)、フリラゾール(furilazole)、メフェンピル−ジエチル(mefenpyr-diethyl)、 MG191、オキサベトリニル(oxabetrinil)、アリドクロール(allidochlor)、イソキサジフェンエチル(isoxadifen-ethyl)、シプロスルファミド(cyprosulfamide)、フルクソフェニム(fluxofenim)、1,8−ナフタル酸無水物(1,8-naphthalic anhydride)。
製剤例10
化合物(3) 10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例11
化合物(7) 10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例12
化合物(10) 10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例13
化合物(12) 10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例14
化合物(14) 10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例15
化合物(18) 10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例16
化合物(21) 10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
次に本発明が有害生物の防除に有用であることを試験例に示す。
なお、下記の試験例1〜9において用いた試験用薬液は、製剤例5によって得られた製剤を有効成分が500ppmになるようにイオン交換水で希釈し、調製した。
試験例1(ハスモンヨトウ)
直径5.5cmのポリエチレンカップの底に同大の濾紙を敷き、厚さ6mmにスライスして更に半分に切ったインセクタLF(日本農産工業)を置き、上記試験用薬液2mLを灌注した。風乾後、ハスモンヨトウ(Spodoptela litura)4齢幼虫5頭を放ち、蓋をした。6日後に死亡虫数を数えた。
死亡率を下式により計算し、4:死亡率100%、3:80〜99%、2:60〜79%、1:30〜59%、0:0〜29%の指数で評価した。
死亡率(%)=(死亡虫数/供試虫数)×100
化合物(1)、(3)、(8)、(9)、(11)、(12)、(13)、(14)、(18)、(19)、(21)、及び(22)は、いずれも指数3以上を示した。
試験例2(リンゴコカクモンハマキ)
直径5.5cmのポリエチレンカップの底に同大の濾紙を敷き、厚さ2mmにスライスしたシルクメイト2S(日本農産工業)を置き、上記試験用薬液1mLを灌注した。風乾後直径5.5cmの濾紙をのせ、その上にリンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana)初齢幼虫30頭を放った。蓋をして7日後に生存虫数を数えた。
死亡率を下式により計算し、4:死亡率100%、3:80〜99%、2:60〜79%、1:30〜59%、0:0〜29%の指数で評価した。
死亡率(%)=(死亡虫数/供試虫数)×100
化合物(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(8)、(11)、(12)、(13)、(14)、(18)、(21)、及び(22)は、いずれも指数3以上を示した。
試験例3(ワタアブラムシ)
1オンスカップで育成した一葉期のキュウリ葉上に、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)30頭(成虫、幼虫を含む)を放し、翌日上記試験用薬液20mLを散布した。6日後に生存虫数を数えた。
対無処理生存率を下式により計算し、4:生存率0%、3:1〜10%、2:11〜40%、1:41〜70%、0:>70%の指数で評価した。
生存率(%)=(試験カップの生存虫数/無処理カップの供試虫数)×100
化合物(1)、(2)、(5)、(7)、(8)、(9)、(11)、(12)、(14)、(19)、及び(21)は、指数3以上を示した。
試験例4(トビイロウンカ)
90mLプラスチックカップで育成した2〜3葉期のイネの地際から5cm以上の部分を切除し、上記試験用薬液20mL/ポットを散布した。風乾後、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)初令幼虫30頭を放し、蓋をした。処理6日後に生存虫数を数えた。
対無処理生存率を下式により計算し、4:生存率0%、3:1〜10%、2:11〜40%、1:41〜70%、0:>70%の指数で評価した。
生存率(%)=(試験カップの生存虫数/無処理カップの供試虫数)×100
化合物(1)、(13)、及び(21)は、指数3以上を示した。
試験例5(イエバエ)
直径5.5cmのポリエチレンカップの底に同大の濾紙を敷き、上記試験用薬液0.7mLを濾紙上に滴下し、餌としてショ糖30mgを均一に入れた。該ポリエチレンカップ内にイエバエ(Musca domestica)雌成虫10頭を放ち、蓋をした。24時間後に死亡虫数を数えた。
死亡率を下式により計算し、4:死亡率100%、3:70〜99%、2:40〜69%、1:10〜39%、0:0〜9%の指数で評価した。
死亡率(%)=(死亡虫数/供試虫数)×100
化合物(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(7)、(8)、(14)、(17)、(18)、(21)、及び(22)は、指数3以上を示した。
試験例6(チャバネゴキブリ)
直径5.5cmのポリエチレンカップの底に同大の濾紙を敷き、上記試験用薬液0.7mLを濾紙上に滴下し、餌としてショ糖30mgを均一に入れた。該ポリエチレンカップ内にチャバネゴキブリ(Blattalla germanica)雄成虫2頭を放ち、蓋をした。6日後に死亡虫数を数えた。
死亡率は下式により計算し、4:死亡率100%、2:50%、0:0%の指数で評価した。
死亡率(%)=(死亡虫数/供試虫数)×100
化合物(8)は、指数4を示した。
試験例7(アカイエカ)
上記試験用薬液0.7mLをイオン交換水100mLに加えた(有効成分濃度3.5ppm)。該液中にアカイエカ(Culex pipiens pallens)終令幼虫20頭を放ち、1日後に死亡虫数を数えた。
死亡率は下式により計算し、4:死亡率91〜100%、2:11〜90%、0:0〜10%の指数で評価した。
死亡率(%)=(死亡虫数/供試虫数)×100
化合物(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(7)、(8)、(12)、(14)、(18)、(20)、(21)、及び(22)は、指数4を示した。
試験例8(ナミハダニ)
播種1週間後の3オンスカップ植えインゲンの葉に、ナミハダニ(Tetranychus urticae)が多数寄生した飼育用インゲンの葉を切り取って載せ、1日放置しナミハダニを移動させる。翌日接種した葉をピンセットで除去した後、上記試験用薬液20mLを散布した。8日後に各ポットの初生葉上の生存雌成虫数を数えた。
下記基準に従って効力を5段階で評価した。指数4:0〜3頭、指数3:4〜10頭、指数2:11〜20頭、指数1:21〜30頭、指数0:31頭以上。
化合物(4)は、指数3以上を示した。
試験例9(コナガ)
4葉期のキャベツ(Brassicae oleracea)に上記試験用薬液20mLを散布した後、該試験用薬液が乾いた後、キャベツの地上部を切り取ってコナガ(Plutella xylostella)の2令幼虫5頭とともにポリエチレンカップ(容量100mL)に入れ、25℃で保管し、5日後に死亡虫数を数えた。
死亡率は下式により計算し、4:死亡率100%、3:80〜99%、2:60〜79%、1:30〜59%、0:0〜29の指数で評価した。
死亡率は下式により計算し、4:死亡率100%、3:80〜99%、2:60〜79%、1:30〜59%、0:0〜29の指数で評価した。
死亡率(%)=(死亡虫数/供試虫数)×100
化合物(1)、(5)、(12)、(13)、(14)、(18)、(20)、(21)、及び(22)は、指数3以上を示した。
本発明化合物は、有害生物に対して優れた防除効力を有することから、有害生物防除剤の有効成分として有用である。

Claims (12)

  1. 式(I)
    Figure 2010077075
    〔式中、
    Zは下記群Aから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、下記群Aから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基を表し、
    Gは-N(R1)-R2基を表し、R1及びR2はそれらが結合する窒素原子と一緒になって、環構成原子数が3〜14の含窒素複素環基(但し、該含窒素複素環基は下記群Bから選ばれる基で置換されていてもよく、該含窒素複素環基の環内のCH2をC(=O)で置き換えてもよい。)を表し、
    Xは-A1-R3基を表し、
    0は-R4基、-A2-R5基、ハロゲン原子または水素原子を表し、
    1は-A2-R5基、ハロゲン原子または水素原子を表し、
    1およびA2は各々独立して、酸素原子または硫黄原子を表し、
    3は下記群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、-Q1基、-T1-Q1基、-T1-S-Q1基または-T1-O-Q1基を表し、
    4は下記群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、-Q2基、-T1-Q2基、-T1-S-Q2基または-T1-O-Q2基を表し、
    5は下記群Cから選ばれる基で置換されていてもよいC1−C20鎖式炭化水素基、-Q2基、-T1-Q2基、-T1-S-Q2基または-T1-O-Q2基を表し、
    1は下記群Bから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、下記群Bから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基を表し、
    2は下記群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、下記群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基を表し、
    1はハロゲン原子で置換されていてもよいC1〜C6アルカンジイル基、または、C2−C6アルケンジイル基を表す。

    群A:ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、
    -A5-L1基、-N(L3)-L2基、-N(L3)-N(L2)-L1基、-N=C(L3)-L2基、-S(=O)-L1基、-S(=O)2-L1基、-S(=O)2-N(L3)-L2基、-O-S(=O)2-L1基、-NL2-S(=O)2-L1基、-C(=A6)-L1基、-C(=A6)-O-L1基、-O-C(=A6)-L1基、-NL2-C(=A6)-L1基、-O-C(=O)-O-L1基、-C(=A6)-T3-A5-L1基、-C(=A6)-N(L3)-L2基、
    -Q3基、-T2-Q3基、-A5-Q3基、-A5-T3-Q3基、-N(L3)-Q3基、-N(L3)-N(L2)-Q3基、-N=C(L2)-Q3基、-S(=O)-Q3基、-S(=O)2-Q3基、-S(=O)2-N(L3)-Q3基、-O-S(=O)2-Q3基、-NL2-S(=O)2-Q3基、-C(=A6)-Q3基、-C(=A6)- A5-Q3基、-A5-C(=A6)-Q3基、-NL2-C(=A6)-Q3基、-C(=A6)-T3-A5-Q3基、および-C(=A6)-N(L3)-Q3基よりなる群。
    群B:ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、
    -A5-L1基、-C(=A6)-L1基、-C(=A6)-O-L1基、-C(=A6)-N(L3)-L2基、
    -Q3基、-T2-Q3基、-A5-Q3基、-A5-T3-Q3基、および-C(=A6)-Q3基よりなる群。
    群C:ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、およびハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基よりなる群。
    群D:ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−C6アルキニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルキルチオ基、およびハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6アルコキシ基よりなる群。
    {但し、A5およびA6は各々独立して、酸素原子または硫黄原子を表し、
    1はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基を表し、
    2およびL3は水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基を表し、
    3は群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基、または、群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の複素環基を表し、
    2およびT3は各々独立して、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1〜C6アルカンジイル基を表す。}〕
    で示されるアミジン化合物。
  2. 式(I)において、Zが群Aから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基である請求項1記載のアミジン化合物。
  3. 式(I)において、Zが群Aから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Aから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基である請求項1記載のアミジン化合物。
  4. 式(I)において、Zが群Bから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、または、群Bから選ばれる基で置換されていてもよい5−インダニル基である請求項1記載のアミジン化合物。
  5. 式(I)において、R3が-Q1基であり、Q1が下記群Bから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基である請求項1〜3のいずれか記載のアミジン化合物。
  6. 式(I)において、R3が-Q1基であり、Q1が群Dから選ばれる基で置換されていてもよい環構成原子数が3〜14の炭素環基である請求項1〜3のいずれか記載のアミジン化合物。
  7. 式(I)において、R3が-Q1基であり、Q1が群Dから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基である請求項1〜3のいずれか記載のアミジン化合物。
  8. 式(I)において、M0が-R4基または水素原子であり、R4がC1−C6鎖式炭化水素基である請求項1〜7のいずれか記載のアミジン化合物。
  9. 式(I)において、M0が水素原子である請求項1〜7のいずれか記載のアミジン化合物。
  10. 式(I)において、M1が水素原子である請求項1〜9のいずれか記載のアミジン化合物。
  11. 請求項1〜10のいずれか記載のアミジン化合物を有効成分として含有する有害生物防除剤。
  12. 請求項1〜10のいずれか記載のアミジン化合物を有害生物または有害生物の生息場所に施用する有害生物の防除方法。
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