JP2010074137A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リセット用TFTのゲート絶縁膜にコンタクトホールを形成せずに2Tr−1C回路を製造することができるとともに、高精度に電荷検出を行うことが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、電荷生成膜60と、電荷収集用電極50と、電荷検知用キャパシタ30と、電荷検出用薄膜トランジスタ20と、リセット用薄膜トランジスタ40と、電荷生成膜、電荷収集用電極、電荷検知用キャパシタ、電荷検出用薄膜トランジスタ、及びリセット用薄膜トランジスタを支持する支持基板10と、を有する。電荷収集用電極の一部50Aが、電荷検出用薄膜トランジスタ20の活性層28上に絶縁膜18Aを介して絶縁した状態で張り出しているとともに、電荷検出用薄膜トランジスタのゲート電極Gを兼ねている。好ましくは、電荷収集用電極が、リセット用薄膜トランジスタ上にも絶縁した状態で張り出している。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置に関する。
医療分野、工業分野、原子力分野等の広い分野において、X線等の電磁波を照射して撮像を行う撮像装置が利用されている。例えば、放射線撮像装置は、被写体に放射線を照射し、被写体を透過した放射線の強度を検出することで被写体内部の情報を得る。このような放射線撮像装置は、大きく分けて直接型撮像装置と間接型撮像装置がある。直接型撮像装置は、被写体を透過した放射線を電気信号に直接変換して外部に取り出す方式であり、間接型撮像装置は、被写体を透過した放射線を一旦蛍光体に入射させて可視光に変換し、この可視光を電気信号に変換して外部に取り出す方式である。
直接型撮像装置に用いる放射線撮像装置は、一般的に、入射した放射線(例えばX線)が、放射線に有感なa−Se系半導体膜によって直に電気信号(電荷)に変換される。図11は直接変換タイプの放射線センサの基本構成を模式的に示している。放射線センサは、多数の収集電極(図示省略)が放射線検出有効エリアSA内に設定された2次元状マトリックス配列で表面に形成され、放射線の入射に伴って各収集電極で収集される電荷の蓄積・読み出し用電気回路(図示省略)が設けられているアクティブマトリックス基板100と、アクティブマトリックス基板100の収集電極形成面側に積層形成されたa−Se系半導体膜102と、a−Se系半導体膜102の表側に面状に広く積層形成されたバイアス電圧印加用の共通電極104とを備えている。
バイアス供給電源からバイアス電圧が共通電極104に印加され、バイアス電圧を印加した状態で、検出対象の放射線の入射に伴ってa−Se系半導体膜102で生成されて各収集電極で収集される電荷が、キャパシタ、スイッチング素子、電気配線等からなる蓄積・読み出し用電気回路によって、収集電極毎の放射線検出信号として取り出される。
例えば、直接変換型X線センサの場合、画素内の薄膜トランジスタ(TFT)のバックチャネルに電荷が帯電して、キャパシタが静電破壊したり、TFTが誤作動する問題がある。
a−Se系半導体膜の局所的な構造変化(例えば結晶化)などによる局所的な電流の増加を抑制するため、電荷収集用電極をIn−Zn系又はIn−Ge系の非晶質酸化物により形成し、また、TFTのバックチャネルに電荷が帯電することを抑制するため、電荷収集用電極がTFT上に張り出した屋根型構造(マッシュルーム構造)とすることが提案されている(特許文献1参照)。
また、非平面X線撮像装置とするため、可撓性基板を用いるとともに、1つの画素内に3つのTFTを設け、電荷取出し用のTFTの活性層をIn−Ga−Zn−O系非晶質酸化物で形成することが提案されている(特許文献2参照)。
特開2002−26300号公報 特開2006−165530号公報
直接変換型X線センサ等の電磁波撮像装置を製造する場合、電荷収集用電極をキャパシタと電気的に接続する必要がある。例えば、図12に示すように、ガラス等の支持基板110上に、キャパシタ114,116、層間絶縁膜112、及びTFT(不図示)を形成し、その上に層間絶縁膜118を形成する。次いで、フォトリソグラフィによって層間絶縁膜118にコンタクトホール122を形成してキャパシタの上部電極116の一部を露出させる。そして、層間絶縁膜118上に電荷収集用電極120を形成することにより、コンタクトホール122を介して電荷収集用電極120とキャパシタの上部電極116とが電気的に接続する。
しかし、層間絶縁膜118にコンタクトホール122を形成するには、成膜後、コンタクトホール122を形成することができる材料を選択する必要があるため、絶縁膜118の材料に制約がある。例えばSiO等の絶縁膜にコンタクトホールを形成するにはドライエッチングプロセスや、ウェットエッチングプロセスであっても毒性の強いふっ酸処理が必要であるため容易ではなく、製造コストの上昇を招くという問題がある。また、下地層であるキャパシタ上部電極を侵し易い。
一方、1つの画素内で2つのTFTと1つのキャパシタを組み合わせた回路(2Tr−1C回路)を構成することで、高速・高感度な透視用のX線撮像装置の実現を図ることができる。このような2Tr−1C回路は通常はキャパシタ上部電極と電荷検出用のゲート電極を電気的に接続するため、リセット用TFTのゲート絶縁膜にコンタクトホールの形成が必要になる。一方、リセット用TFTのゲート絶縁膜は、わずかなゲートリーク電流でも回路動作に影響を与えるため、高い絶縁性が要求される。コンタクトホールの形成の容易さと、高い絶縁性を両立させることは難しい課題である。
また、電荷検出用TFTのバックチャネルにX線発生電荷が帯電すると、信号検出結果に誤差が生じるという問題もある。
本発明は、リセット用TFTのゲート絶縁膜にコンタクトホールを形成せずに2Tr−1C回路を製造することができるとともに、高精度に電荷検出を行うことが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
<1> 検出対象の電磁波に応じて電荷を生成する電荷生成膜と、
前記電荷生成膜により生成された電荷を収集する電荷収集用電極と、
前記電荷収集用電極に収集された電荷を蓄積する電荷検知用キャパシタと、
前記電荷検知用キャパシタに蓄積された電荷量を検出する電荷検出用薄膜トランジスタと、
前記電荷検知用キャパシタに蓄積された電荷をリークして該電荷検知用キャパシタをリセットするリセット用薄膜トランジスタと、
前記電荷生成膜、前記電荷収集用電極、前記電荷検知用キャパシタ、前記電荷検出用薄膜トランジスタ、及び前記リセット用薄膜トランジスタを支持する支持基板と、
を有し、
前記電荷収集用電極の一部が、前記電荷検出用薄膜トランジスタの活性層上に絶縁膜を介して絶縁した状態で張り出しているとともに、前記電荷検出用薄膜トランジスタのゲート電極を兼ねていることを特徴とする撮像装置。
<2> 前記電荷検出用薄膜トランジスタの活性層上の前記絶縁膜が、酸化ガリウム膜であることを特徴とする<1>に記載の撮像装置。
<3> 前記電荷収集用電極が、前記リセット用薄膜トランジスタ上にも絶縁膜を介して絶縁した状態で張り出していることを特徴とする<1>又は<2>に記載の撮像装置。
<4> 前記電荷収集用電極と前記電荷検出用薄膜トランジスタのソース電極及びドレイン電極との間隔が、前記電荷収集用電極と前記リセット用薄膜トランジスタのソース電極及びドレイン電極との間隔よりも小さいことを特徴とする<3>に記載の撮像装置。
<5> 前記電荷生成膜が、X線に応じて電荷を生成することを特徴とする<1>〜<4>のいずれかに記載の撮像装置。
本発明によれば、リセット用TFTのゲート絶縁膜にコンタクトホールを形成せずに2Tr−1C回路を製造することができるとともに、高精度に電荷検出を行うことが可能な撮像装置が提供される。
本発明に係る撮像装置の1画素分の構成の一例を示す概略図である。 電荷検出用TFTとリセット用TFTの特性の関係を示す図である。 本発明に係る撮像装置を製造する第1の工程を示す図である。 本発明に係る撮像装置を製造する第2の工程を示す図である。 本発明に係る撮像装置を製造する第3の工程を示す図である。 本発明に係る撮像装置を製造する第4の工程を示す図である。 本発明に係る撮像装置を製造する第5の工程を示す図である。 本発明に係る撮像装置を製造する第6の工程を示す図である。 ソース・ドレイン電極間の間隔(L)と幅(W)を示す図である。 本発明に係る撮像装置の1画素分の構成の他の例を示す概略図である。 放射線撮像素子の基本構成を概略的に示す断面図である。 コンタクトホールの一例を概略的に示す図である。 第2層間絶縁膜の酸化ガリウム膜にエッチングによってコンタクトホールを形成した場合のエッジ部の傾斜角を示す概略図である。
添付の図面を参照しながら、本発明に係る撮像装置について説明する。
図1は、本実施形態に係る撮像装置の1画素分の構成の一例を概略的に示している。本実施形態に係る撮像装置は、2Tr−1C回路構造を有し、検出対象の電磁波に応じて電荷を生成する電荷生成膜60と、電荷生成膜60により生成された電荷を収集する電荷収集用電極50と、電荷収集用電極50に収集された電荷を蓄積する電荷検知用キャパシタ30と、電荷検知用キャパシタ30に蓄積された電荷量を検出する電荷検出用薄膜トランジスタ(電荷検出用TFT)20と、電荷検知用キャパシタ30に蓄積された電荷をリークして該電荷検知用キャパシタ30をリセットするリセット用薄膜トランジスタ(リセット用TFT)40と、支持基板10と、を有している。また、電荷生成膜60上にはバイアス電極70が形成されている。
電荷検知用キャパシタ30は、下部電極32と、第1層間絶縁膜14と、上部電極36により構成されている。リセット用TFT40は、ゲート電極42と、層間絶縁膜14と、ソース電極44と、ドレイン電極46と、活性層(チャネル層)48により構成されている。一方、電荷検出用TFT20は、ソース電極24と、ドレイン電極26と、活性層(チャネル層)28を有し、電荷収集用電極50の一部50Aが、電荷検出用TFT20の活性層28上に第2層間絶縁膜18Aを介して絶縁した状態で張り出しているとともに、電荷検出用TFT20のゲート電極Gを兼ねた構造となっている。
このように各画素が2Tr−1C回路構造を有する撮像装置では、X線等の検出対象の電磁波に応じて電荷生成膜60により電荷が生成し、バイアス電圧によって電子はバイアス電極70側に、正孔は電荷収集用電極50側に引き寄せられる。電荷収集用電極50に収集された正孔は電荷収集用電極50と電気的に接するキャパシタ30に蓄積され、電位が上昇する。キャパシタ30の電位は電荷検出用TFT20のゲート電位となり、ソース・ドレイン電極24,26間に電流を流そうとすると、ゲート電極50Aの電位に応じた一定の電流が流れるため、その電流を検出することでゲート電極50Aの電位、すなわち電荷量を検出することができる。このように照射された電磁波によって生成した電荷量を画素ごとに検出し、電気信号として出力することで、被写体全体の撮像を得ることができる。
撮像後は、キャパシタ30に電荷が溜まった状態となっているため、次の撮像を行うにはキャパシタ30の電荷をリークしてリセットする必要がある。そこで、リセット用TFT40のゲート電極42をオンすれば、アース電位となっているため、キャパシタ30の電位を0Vにリセットすることができる。
なお、各TFT20,40は、それぞれの機能(電荷検出用又はリセット用)に応じた特性を有する必要がある。具体的には、各TFT20,40の特性が、図2に示すような関係にあれば、同電位であっても、リセット用TFT40よりも先に電荷検出用TFT20に電流が流れて電荷量を検出することができる。
以下、本実施形態に係る撮像装置についてその製造方法とともにさらに詳しく説明する。図3〜図8は、本実施形態に係る撮像装置の製造工程を順次示している。なお、以下に説明する各構成要素の材質、成膜方法、及び膜厚は一例であり、撮像装置の目的、検出対象の電磁波の種類等に応じて適宜選択すればよい。
<支持基板>
支持基板10としては、支持基板10以外の構成要素(撮像素子)を支持することができる強度を有するものを用い、例えば、ガラス基板、プラスチック基板、金属基板等を用いることができる。なお、可撓性を有する撮像装置を製造する場合は、プラスチック基板又は金属基板を用いればよい。本実施形態では、ポリエチレンナフタレート(PEN)の支持基板10を用い、撮像素子が形成される側の片面全体にSiON膜12が形成されている。SiON膜12はCVD法によって形成することができ、その厚みは例えば500nmとする。
<電荷検知用キャパシタの下部電極及びリセット用TFTのゲート電極>
図3に示すように、SiON膜12上に、電荷検知用キャパシタ30の下部電極32と、リセット用TFT40のゲート電極42を形成する。例えば、フォトリソグラフィによって各電極32,42に応じた位置及び形状にIZO(In−ZnO)膜をパターニングする。各電極32,42の厚みは例えば200nmとする。
なお、ゲート電極42は、活性層48の光誤動作を防ぐため、Moなどの遮光性を有する金属膜によって形成することも好ましい。
<第1層間絶縁膜>
次に、図4に示すように、リセット用TFT40のゲート電極42及びキャパシタ30の下部電極32上に第1層間絶縁膜(ゲート絶縁膜)14を成膜する。第1層間絶縁膜14は、例えばアクリル樹脂を用いて500nmの厚さに成膜する。第1層間絶縁膜14は、例えば、スピンコート法、スプレーコート法、スクリーン印刷法などの公知の方法によってアクリル樹脂をコーティングして成膜することができる。
アクリル樹脂膜14を形成した後には、例えばスパッタリング、CVD法等によってSiO膜16を20nmの厚みに成膜することが経時安定性の面から好ましい。
第1層間絶縁膜14の厚みを薄くして、キャパシタの容量を上げるためにはスパッタリング法によってSiO膜を200nmの厚みに成膜する。
<ソース・ドレイン電極及びキャパシタの上部電極>
次に、図5に示すように、電荷検出用TFT20とリセット用TFT40のそれぞれのソース・ドレイン電極24,26,44,46と、キャパシタ30の上部電極36を形成する。
例えば、フォトリソグラフィによって各TFT20,40のソース・ドレイン電極24,26,44,46、及び、キャパシタ30の上部電極36に応じた位置及び形状にIZO膜を形成する。このとき、リセット用TFT40のドレイン電極46とキャパシタ30の上部電極36とが電気的に接続するようにパターニングを行う。各電極24,26,36,44,46の厚みは、例えば200nmとする。
<活性層>
次いで、各TFT20,40のソース・ドレイン電極間にそれぞれ活性層(チャネル層)28,48を形成する。活性層28,48は、例えばIn−Ga−Zn−O系の酸化物半導体、好ましくは非晶質酸化物半導体により形成する。In−Ga−Zn−O系酸化物半導体としては、In、Ga及びZnのうちの少なくとも1つを含む酸化物(例えばIn−O系)が好ましく、In、Ga及びZnのうちの少なくとも2つを含む酸化物(例えばIn−Zn−O系、In−Ga系、Ga−Zn−O系)がより好ましく、In、Ga及びZnを含む酸化物が特に好ましい。In−Ga−Zn−O系非晶質酸化物としては、結晶状態における組成がInGaO(ZnO)(mは6未満の自然数)で表される非晶質酸化物が好ましく、特に、InGaZnOがより好ましい。これらの酸化物半導体は、電子キャリア濃度が高いほど電子移動度が高くなる、つまり、電気伝導度が大きいほど電子移動度が高くなる。
上記のようなIn−Ga−Zn−O系非晶質酸化物半導体からなる活性層であれば、スパッタリングによって低温で成膜することができる。形成すべき各活性層28,48に応じて、フォトリソグラフィによってIn−Ga−Zn−O系非晶質酸化物半導体の膜をパターニングしてもよいし、形成すべき各活性層28,48に対応した孔を有するマスクを介して所定の位置及び形状に各活性層28,48を形成してもよい。各活性層28,48の厚みは、例えば10nmとする。活性層48を形成することで、ボトムゲート構造のリセット用TFT40が構築される。
<第2層間絶縁膜>
活性層28,48を形成した後、各TFT20,40上に第2層間絶縁膜18A,18Bを形成する。第2層間絶縁膜18A,18Bの厚みは各TFT20,40の機能に応じて変えることが好ましい。第2層間絶縁膜18A,18Bの厚みを各TFT20,40に要求される機能に応じて調整すれば、リセット用TFT40を破壊防止用に動作させる機能と、電荷検出用TFT20を電荷検出用に動作させる機能を両立させることもできる。
例えば、図6に示すように、電荷検出用TFT20側の第2層間絶縁膜18Aの厚みを、リセット用TFT40側の第2層間絶縁膜18Bの厚みよりも小さくなるように形成する。これにより電荷収集用電極50Aと電荷検出用TFT20のソース・ドレイン電極24,26との間隔が、電荷収集用電極50Bとリセット用TFT40のソース・ドレイン電極44,46との間隔よりも小さくなり、各TFT20,40に応じた機能を発揮させることができる。
例えば、電荷検出用TFT20のソース・ドレイン電極24,26及び活性層28上の第2層間絶縁膜18Aは、次に形成する電荷収集用電極50の一部50Aが電荷検出用TFT20のゲート電極Gを兼ねるため、リセット用TFT40のゲート絶縁膜(第1層間絶縁膜)14と同程度の厚み(例えば500nm)とする。一方、リセット用TFT40上の第2層間絶縁膜18Bは、その上に形成される電荷収集用電極50Bに蓄積した電荷による誤作動を防ぐため、電荷検出用TFT20側の第2層間絶縁膜18Aよりも厚みが大きいことが好ましく、例えば3μmの厚みとする。なお、キャパシタ30は電荷収集用電極50と電気的に接続させる必要があるため、キャパシタ30の上部電極36上の少なくとも一部には第2層間絶縁膜18A,18Bが形成されないようにする。
このように位置によって厚みが異なる第2層間絶縁膜18A、18Bを形成する方法としては、位置によって光透過性が異なるマスクを用いて露光を行う方法が好適である。例えば、TFTが形成されている側の全面に紫外線(UV)硬化型(ネガ型)アクリル樹脂レジストを塗布した後、キャパシタ30に対応する部分ではUV遮光性を、電荷検出用TFT20に対応する部分ではUV半透過性を、リセット用TFT40に対応する部分ではUV透過性をそれぞれ有するようにCr膜がパターニングされたマスクを介して紫外線露光を行う。マスクの光透過性に応じてレジストの硬化する割合が異なるため、1回の露光でも、図6に示したように位置によって厚みが異なる第2層間絶縁膜18A,18Bを形成することができる。
なお、ポジ型レジストを塗布し、ネガ型レジストの場合に用いるマスクとは光透過性が逆パターンのマスクを用いて露光した後、現像を行ってもよい。この場合も、位置によって厚みが異なる第2層間絶縁膜18A,18Bを形成することができる。
上記のように各TFT20,40はそれぞれの機能に応じて第2層間絶縁膜18A,18Bの厚みを変えることができるが、例えば、電荷検出用TFT20上の第2層間絶縁膜18Aと、リセット用TFT40上の第2層間絶縁膜18Bを異なる材料で形成し、同程度の厚みとしてもよい。
また、第2層間絶縁膜18A,18Bの厚みや材質に依らず、各TFT20,40の機能に応じて各TFT20,40のソース・ドレイン電極のサイズ(電極の幅及び電極間の距離)を変えてもよい。ソース・ドレイン間(活性層28,48)に電流が流れる(オンする)ときの電圧は、図9に示すようなソース・ドレイン電極間の距離Lと幅Wの比(L/W)によって制御することができる。各TFT20,40の特性が、例えば図2に示す関係となるように各TFT20,40のソース・ドレイン電極のL/Wを設定すれば、同電位であっても、リセット用TFT40よりも先に電荷検出用TFT20に電流が流れて電荷量を検出することができる。
なお、例えば焼成アクリル樹脂によって第2層間絶縁膜18A,18Bを形成すると、含水分の影響で活性層28,48を構成する酸化物半導体を劣化させるおそれがある。
また、特に、電荷検出用TFT20の電荷検出(電流駆動)の感度を高めるために第2層間絶縁膜18Aの厚みを200nm以下にしたい場合、アクリル樹脂などの樹脂をコーティングして絶縁膜を形成すると、厚みが200nm以下の薄い絶縁膜18Aを均一な厚みで形成することは難しい。さらに、焼成温度として220℃程度の加熱が必要であり、例えば樹脂基板を用いる場合は基板が劣化するおそれもある。
そこで、特に第2層間絶縁膜18Aとしては、スパッタ成膜したアモルファス酸化ガリウム(a−Ga)の膜を用いることが好ましい。第2層間絶縁膜18Aとして酸化ガリウム膜をスッパタリング法で形成すれば、下地となる酸化物半導体からなる活性層28を劣化させることなく、厚みが200nm以下の薄い絶縁膜18Aを、アクリル樹脂を用いる場合よりも均一に室温成膜することができる。このように第2の絶縁膜18Aの厚みを200nm以下とより薄く、かつ、より均一に形成すれば、電荷検出用TFT20の電荷検出(電流駆動)の感度を高めることができる。また、酸素や水分に対するバリア性の点でも、酸化ガリウム膜はアクリル樹脂等の樹脂膜よりも高いバリア性を有する点で有利である。
第2層間絶縁膜として酸化ガリウム膜を成膜する場合は、例えば、図13に示すようにスパッタリングによって形成した酸化ガリウム膜18上にフォトリソグラフィ法によってフォトレジスト(レジストパターン)130を形成した後、エッチングによってパターニングする。ここで、酸化ガリウム膜18のエッチング方法としてアルカリ性溶液を使用することができ、アルカリ性溶液として露光後のレジストの現像に用いるアルカリ現像液を使用することもできる。従って、例えば、アルカリ現像液でレジスト膜を現像するとともにレジストパターン130から露出した酸化ガリウム膜18を除去することができる。また、アルカリ現像液も含め、アルカリ性エッチャントであれば、下地のソース・ドレイン電極44,46あるいはキャパシタの上部電極36がアモルファス透明電極(IZOなど)のように酸に弱い材料である場合でもエッチングによるダメージ等の問題が発生し難い。また、ウエットエッチングであれば、ドライエッチング法に比べて設備が安価であるため、低コスト化を図ることができる点でも有利である。
また、酸化ガリウム膜をアルカリエッチングによってパターニングして第2層間絶縁膜18Aを形成する場合、第2層間絶縁膜18Aのエッジ部のテーパ化を容易に図ることができる。例えば、図13に示すように、第2層間絶縁膜18Aとなる酸化ガリウム膜18をアルカリエッチングによってコンタクトホール132を形成する場合、エッチング条件によって酸化ガリウム膜18のエッジ部(コンタクトホール132の側壁)の傾斜角θを制御することができる。従って、第2層間絶縁膜18Aとして酸化ガリウム膜18を形成すれば、コンタクトホール132の形成にも適し、電極接続の信頼性の向上を図ることもできる。
酸化ガリウム膜18のエッチングは、例えばレジストパターン130のポストベーク時のベーク温度条件、現像液(エッチング液)の温度条件、エッチング液の濃度変化などによって調節することができる。これらのエッチングパラメータを制御することで、酸化ガリウム膜18のエッジ部の傾斜角θが変化するため、例えば30°〜80°の範囲に調整することができる。
なお、酸化ガリウム膜18のエッジ部の傾斜角θをより高精度に制御するため、レジスト膜の現像後、現像液とは別に、酸化ガリウム膜18のエッチング用のアルカリエッチャントを用いてもよい。
<電荷収集用電極>
第2層間絶縁膜18A,18Bを形成した後、図7に示すように、例えばIZOを用いて電荷収集用電極50を形成する。電荷収集用電極50は、電荷生成膜60で生成した電荷を収集してキャパシタ30に蓄積させるものであり、キャパシタ30と電気的に接続し、さらに、その一部50Aが第2層間絶縁膜18Aを介して電荷検出用TFT20の活性層28上に絶縁した状態で張り出しているとともに、電荷検出用TFT20のゲート電極Gを兼ねるように形成する。電荷収集用電極50が電荷検出用TFT20上に張り出す部分50Aは、電荷検出用TFT20のゲート電極Gとして機能する位置まで、具体的には、厚さ方向において少なくとも活性層28の一部と重なる位置まで張り出していることが好ましい。
このように電荷収集用電極50の一部50Aが電荷検出用TFT20のゲート電極Gを兼ねるように形成すれば、トップゲート構造の電荷検出用TFT20が構築される。このような電荷収集用電極50を形成すれば、電荷収集用電極50と電荷検出用TFT20とが電気的に接続されるため、層間絶縁膜14にコンタクトホールを形成するが必要がない。すなわち、コンタクトホールの形成が不要であるため、プロセス数が低減され、製造コストの低減を図ることができる。また、層間絶縁膜14を形成する材料として、パターニングが困難な、例えば感光性の無い高分子絶縁膜材料を利用することも可能となり、材料の選択幅が広がることになる。
また、本実施形態では、電荷収集用電極50が、リセット用TFT40上にも層間絶縁膜18Bを介して張り出した、いわゆるマッシュルーム構造となっている。このように電荷収集用電極の一部50Bがリセット用TFT40上にも絶縁した状態で張り出した構造により、電荷生成膜60で生成した電荷を効率的に収集することができるとともに、リセット用TFT40の活性層48の界面付近に電荷が帯電してリセット用TFT40が誤作動することを防ぐことができる。また、電荷収集用電極50の一部50Bがリセット用TFT40上に張り出していれば、キャパシタ30及び電荷収集用電極50に電荷が過剰に蓄積したときに電荷収集用電極50の張り出した部分50Bがゲート電極のような機能を発揮し、リセット用TFT40のソース・ドレイン電極44,46間が自然にオンとなって電荷がリークし、放電破壊を防ぐことができる。
電荷収集用電極(IZO電極)50は、フォトリソグラフィによって所定の位置及び形状にパターニングしてもよいし、形成すべき電荷収集用電極50に対応した孔を有するマスクを介して所定の位置及び形状に形成してもよい。電荷収集用電極50の厚みは、例えば50nmとする。
<電荷生成膜>
電荷収集用電極50を形成した後、図8に示すように電荷生成膜60を形成する。電荷生成膜60は、検出対象の電磁波に応じて電荷を生成する材料により形成する。本実施形態では、非晶質セレン(a−Se)によって電荷生成膜60が形成されており、X線が照射されたときに電荷を発生する。a−Seからなる電荷生成膜60であれば、真空蒸着によって低温で成膜することができる。電荷生成膜60の厚みは、例えば500μmとする。
なお、電荷生成膜60は、検出対象となる電磁波に応じて選択すればよく、電荷生成膜60を形成し得る他の材料としては、例えば、CsTe、CdZnTe、PbI、HgI、SiGe、Si等が挙げられる。
<バイアス電極>
電荷収集用電極50上に電荷生成膜60を形成した後、電荷生成膜60の略全体を覆うようにバイアス電極(共通電極)70を形成する。バイアス電極70は、例えば、Au、Al等を用いて真空蒸着法によって100nmの厚みに形成する。
以上のような工程を経て、各画素が図1に示すような2Tr−1C構造を有する撮像装置が製造される。本実施形態の撮像装置は、層間絶縁膜14にコンタクトホールを形成することなく電荷収集用電極50と電荷検知用TFT20のゲート電極Gとが電気的に接続されるため、簡易なプロセスにより低コストで製造することができ、また、TFTの活性層の界面付近に電荷が帯電して誤作動することが抑制され、高速かつ高感度な撮像を実現することができる。
以下、実施例及び比較例について説明する。
<実施例1>
以下のような工程により画素毎に図1に示すような2Tr−1Cを備えたX線センサを製造した。
−ゲート電極及びキャパシタの下部電極の形成−
ガラス基板上にMo(厚さ40nm)をスパッタ成膜した後、フォトリソグラフィ及びウエットエッチングによってパターニングしてゲート電極及びキャパシタの下部電極を形成した。
−第1の絶縁膜(ゲート絶縁膜)の形成−
次いで、SiO(厚さ200nm)をスパッタ成膜し、ゲート絶縁膜(第1の絶縁膜)及びキャパシタの誘電体層とした。
−ソース・ドレイン電極及びキャパシタの上部電極の形成−
IZO(厚さ200nm)を酸素導入せずにスパッタ成膜した後、フォトリソグラフィ及びウエットエッチングによってパターンニングし、ソース・ドレイン電極及びキャパシタの上部電極を形成した。ソース・ドレイン電極のエッジには25°のテーパ角(傾斜角)が形成された。
−活性層の形成−
IGZO(厚さ50nm)をスパッタ成膜した後、フォトリソグラフィ及びウエットエッチングによってパターンニングし、ソース・ドレイン電極間に活性層を形成した。
−第2の絶縁膜の形成−
第2の絶縁膜として、基板の活性層側にアモルファスGa(厚さ200nm)をスパッタ成膜した。次いで、このGa膜上にレジスト(AZエレクトロニックマテリアルズ社製、商品名:AZ5214−E)を塗布し、現像後にキャパシタの上部電極がほぼ全面露出されるようにパターン露光した。露光後、フォトレジストを現像液(AZエレクトロニックマテリアルズ社製、商品名:AZ300MIFデベロッパー)で現像するとともにGa膜の露出部分をエッチングした。
上記の現像及びエッチング後、フォトレジストを中性剥離液(東京応化工業社製、商品名:剥離液104)で除去することにより、フォトレジスト下で残存したGa膜を露出させた。
−電荷収集電極の形成−
次いで、Mo(厚さ100nm)をスパッタ成膜した後、Mo膜上にレジスト(AZエレクトロニックマテリアルズ社製、商品名:AZ5214−E)を塗布した。次いで、フォトリソグラフィ及びウエットエッチングによってパターンニングした。ここでエッチング液としてはリン酸硝酸混合液を用いた。
これにより、図1に示すように、キャパシタ30の上部電極36に接続するとともに、一部50A,50BがGa膜18Aを介して電荷検出用TFT20及びリセット用TFT40の各活性層28,48の上方にそれぞれ張り出した電荷収集電極50を形成した。
−電荷生成膜の形成−
電荷生成膜としてアモルファスセレンを500μmの厚みで抵抗加熱蒸着し、X線フォトコンダクター層を形成した。
−共通電極(バイアス電極)の形成−
共通電極としてAuを0.1μmの厚みで抵抗加熱蒸着した。
上記のような工程を経てX線センサを製造した。このX線センサにおいて、共通電極に正バイアス(+5kV)を印加、リセット用TFTのゲート電極に−5Vを印加、リセット用ソース電極は0V(コモン)でX線を照射し、その後電荷検出用トランジスタのソース・ドレインを通して流れるX線信号電流を検出した。その後、リセット用TFTのゲート電極に+10Vを印加することで、電荷蓄積用キャパシタをリセットした。
<実施例2>
第2の絶縁膜を以下のように形成した以外は実施例1と同様にしてX線センサを製造した。
活性層を形成した後、アクリル樹脂(JSR社製、商品名:JEM−531)をスピンコーティングし、次いで、現像後にキャパシタの上部電極がほぼ全面露出されるようにパターン露光した。露光後、アクリル樹脂膜を現像液(AZエレクトロニックマテリアルズ社製、商品名:AZ300MIFデベロッパー)で現像した。これにより、第2の絶縁膜として厚さ500nmのアクリル樹脂膜を形成した。
次いで、実施例1と同様にして電荷収集電極を形成し、その後、電荷生成膜、共通電極を順次形成した。
上記のようにして製造したX線センサにおいて、共通電極に正バイアス(+5kV)を印加、リセット用TFTのゲート電極に−5Vを印加、リセット用ソース電極は0V(コモン)でX線を照射し、その後電荷検出用トランジスタのソース・ドレインを通して流れるX線信号電流を検出した。その後、リセット用TFTのゲート電極に+10Vを印加することで、電荷蓄積用キャパシタをリセットした。
−実施例1と実施例2の比較−
センサを90%の高湿環境下に1W(1週間)保存し、再度X線信号検出実験を行ったところ、周辺領域の画素が検出する信号値が見かけ上大きくなる誤差が発生した。これは、IGZO−TFTのしきい値が、層間絶縁膜であるアクリル樹脂をHOが透過した領域で負にシフトしたことが原因と考えられる。環境に対するロバストネスが高い点で、実施例1が好ましい。
以上、本発明について説明したが、本発明は上記実施形態及び実施例に限定されるものではない。例えば、電荷収集用電極は必ずしもリセット用TFT40上に張り出している必要はなく、例えば図10に示すように、電荷収集用電極50は、第2層間絶縁膜18Aを介して電荷検出用TFT20上だけに張り出している構造としてもよい。
また、各TFT20,40のソース・ドレイン電極24,26,44,46と活性層28,48は上下逆に形成してもよい。すなわち、活性層28,48を形成した後、ソース・ドレイン電極24,26,44,46を形成してもよい。
さらに、1つの画素内におけるTFTの数も2つに限定されず、1つの画素内に3つ以上のTFTを有する撮像装置にも適用することができる。また、本発明は、間接型撮像装置、紫外線又は可視光などを検出して撮像する装置にも適用することができる。
10 支持基板
14 第1層間絶縁膜
18A,18B 第2層間絶縁膜
20 電荷検出用薄膜トランジスタ
24 ソース電極
26 ドレイン電極
28 活性層
30 電荷検知用キャパシタ
32 キャパシタ下部電極
36 キャパシタ上部電極
40 リセット用薄膜トランジスタ
42 ゲート電極
44 ソース電極
46 ドレイン電極
48 活性層
50 電荷収集用電極
50A 電荷収集用電極の張り出し部分(ゲート電極)
50B 電荷収集用電極の張り出し部分
60 電荷生成膜
70 バイアス電極
100 アクティブマトリックス基板
102 半導体膜
104 共通電極
122 コンタクトホール

Claims (5)

  1. 検出対象の電磁波に応じて電荷を生成する電荷生成膜と、
    前記電荷生成膜により生成された電荷を収集する電荷収集用電極と、
    前記電荷収集用電極に収集された電荷を蓄積する電荷検知用キャパシタと、
    前記電荷検知用キャパシタに蓄積された電荷量を検出する電荷検出用薄膜トランジスタと、
    前記電荷検知用キャパシタに蓄積された電荷をリークして該電荷検知用キャパシタをリセットするリセット用薄膜トランジスタと、
    前記電荷生成膜、前記電荷収集用電極、前記電荷検知用キャパシタ、前記電荷検出用薄膜トランジスタ、及び前記リセット用薄膜トランジスタを支持する支持基板と、
    を有し、
    前記電荷収集用電極の一部が、前記電荷検出用薄膜トランジスタの活性層上に絶縁膜を介して絶縁した状態で張り出しているとともに、前記電荷検出用薄膜トランジスタのゲート電極を兼ねていることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記電荷検出用薄膜トランジスタの活性層上の前記絶縁膜が、酸化ガリウム膜であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記電荷収集用電極が、前記リセット用薄膜トランジスタ上にも絶縁膜を介して絶縁した状態で張り出していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記電荷収集用電極と前記電荷検出用薄膜トランジスタのソース電極及びドレイン電極との間隔が、前記電荷収集用電極と前記リセット用薄膜トランジスタのソース電極及びドレイン電極との間隔よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記電荷生成膜が、X線に応じて電荷を生成することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の撮像装置。
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