JP2010071648A - 自動分析装置 - Google Patents

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Shotaro Sagawa
彰太郎 佐川
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Abstract

【課題】
蓋付きの検体容器を用いる自動分析装置において蓋の開閉作業のために専用の機構を搭載することで、大型で高価な装置になってしまう。また、専用ユニットが搭載されていない装置は蓋をオペレーターが外してから検体容器をセットすることになる。
【解決手段】
二重構造で、蓋開口部を製作する部材の外側にノズルを備え、蓋開口部を製作する部材の内側に検体分注用ノズルを備えることを特徴とする自動分析装置で、蓋に開口部を製作する部材の先端に設置したセンサーにより動作を検知し、動作完了をきっかけに分注用のノズルが検体を吸引するために下降を開始するシーケンスを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、血液や尿等の生体試料中成分の定性・定量分析を行う臨床検査用自動分析装置に係り、特に検体,試薬を分注するノズルを備えた自動分析装置に関する。
血液,尿等の生体サンプル中特定成分の分析を行う自動分析装置は該特定成分と反応し光学的特性が変化する試薬、あるいは特定成分と特異的に反応する標識を備えた試薬を用い、検体と試薬の反応液の光学的特性変化を測定、あるいは標識の数のカウントにより、定性・定量分析を自動化したものである。現在の自動分析装置では、検体(サンプル)容器に収容されている検体を所定量吸引し、分析を実施するための反応容器に移し替える検体吸引吐出用のノズルを使用することが一般的である。
一方、検体の採取時から検体容器には蓋がされていて、遠心分離により測定の試料を抽出する。その後自動分析装置へ蓋を外した検体容器を搭載していた。そのまま放置されてしまうと検体が蒸発を起こしてしまい、再分析などの際に、前回値との差が出てしまうことが危惧される。さらに、蓋を外していると検体にゴミ等が侵入してしまい、分注の際にノズル内でそのゴミが詰まってしまうことや、検体の吸引失敗という現象が起き分析結果に影響を及ぼしてしなうことが危惧される。そのため、近年検体容器の開口部をゴム素材や紙素材などで蓋をする形態が増えている。しかし、蓋付きの検体容器を用いると、分析に用いる検体の分注ができなくなる。そのため、分析前にオペレーターが検体容器の蓋を外してから装置に搭載することや、装置内部に蓋開閉用の専用ユニットを設ける必要がある。しかし専用のユニットを設けると装置は大型となり、ユニット構成が増える分高価な装置になる。蓋の開閉時の動作により検体をこぼす恐れもあった。
このため、ノズル近傍に蓋にノズルを通すための孔を開ける機構を設けることが特許文献1などに記載されている。
特開平9−304400号公報
特許文献1に記載の技術は孔をあけるための治具をL字形状とすることで孔をあけたときのゴムのカス詰りを防止することを特徴としている。しかし、孔の位置と吸引ノズルの位置関係がずれるとノズルが孔に入っていかない場合も懸念される。
本発明の目的は、蓋に二重構造の蓋開口部を製作する部材を突き刺し開口部を製作し、その開口部を通ってノズルが下降し検体の分注を実施することで、オペレーターの人為的作業を軽減し、専用ユニットを従来ユニットに組み込むことで、小型化,低価格化に寄与できる。
そこで本発明は、蓋を付けた検体容器を用いるため、二重構造で、蓋開口部を製作する部材の外側にノズルを備え、蓋開口部を製作する部材の内側に検体分注用ノズルを備えることを特徴とする自動分析装置で、蓋に開口部を製作する部材の先端に設置したセンサーにより動作を検知し、動作完了をきっかけに分注用のノズルが検体を吸引するために下降を開始するシーケンスを備え、開口部を製作する部材の先端は蓋を検体中に落水させないように、一部のみ切り取る構造の部材を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、検体容器に蓋をしたまま装置に検体容器を搭載できるので、人為的な蓋の開閉作業をなくすことができる。さらに、ノズルと開口部を製作する部材を同機構に集約することで、蓋の開閉のため専用ユニットを配置せず、装置の小型化に寄与できる。ノズルと蓋に開口部を製作する部材を二重構造にすることでノズルの保護部材となり、検体と人体の接触の危険性を回避する効果も得られる。
二重構造になっており、蓋に開口部を製作する部材にて検体容器の蓋に突き刺さり開口部を製作する、その後、内側に配置されたノズルが下降し、開口部を製作する部材の中をとおり検体に着水する。開口部を製作する部材とノズルが同ユニットにて二重構造で構成されているため装置の小型化に寄与することができる。
図1は本発明に関わる検体分注機構の概略図である。検体分注機構は、反応容器1,ノズル洗浄機構2,検体容器3をセットしたサンプルラック4の間を分注ベース5に配置された水平駆動モータ6により水平方向に動作し、上下駆動モータ7により上下方向に動作する。検体容器3はサンプルラック4という検体搬送用のトレーにセットされ分注位置まで移動し反応容器1へ検体を分注する。このとき、分注機構がノズル8のみで構成されていると検体容器3の蓋で、検体の分注が不可能となるため、オペレーターは蓋を外しサンプルラック4に検体容器3をセットしていた。しかし、本発明の機構により蓋を外すことなく分析開始をすることができる。ガイドパイプ9は図2に示す構造となっており、蓋に開口部を製作するためのガイドパイプA10があり、ガイドパイプA10はベース機構となるガイドパイプB11に組み込まれている。ガイドパイプA10には検知器12があり、ガイドパイプB11にはセンサー13が配置されている。蓋の開口部の製作方法はまず検体分注機構に搭載されているガイドパイプB11が検体容器上部から下降してきて、蓋とガイドパイプA10が接触する。ガイドパイプA10はガイドパイプB11とバネ14により連結されていて、そのバネ14が収縮し蓋に圧力をかけていく。この間もガイドパイプB11は下降を持続させている。蓋に開口部が製作されるとバネ14は通常状態に戻ろうとして、ガイドパイプA10を押す。そしてセンサー13がバネ14を感知し、その信号がガイドパイプ下降停止の合図となる。これにより、検体容器の長さの違いを補うことができる。ガイドパイプの下降動作終了をうけてノズルの下降が開始されるようなプログラムが作られている。
ガイドパイプ9の先端部は検体容器蓋に開口部が製作できるように斜めにカットされ、刃物のようになっている。しかし、全周が刃のものだと開口作業時に蓋が切り離されてしまい検体中に落水してしまう。そこで一部のみ図3のような切り込み15を配置し、角に丸みを持たせることで、その部分は蓋が切り取られず蓋自体とつながっているため開口部の破片が検体に落水することは無い。また、ガイドパイプが上昇し蓋から離れると切り取られた部分が元の位置に戻ろうとし密閉性が向上し蒸発防止となる。
その検体容器の蓋16の形状を図4に示す。蓋のシール部は通常使用されている2種類のφ13検体容器18,φ16検体容器19に対用できるように階段状になっている。
本発明に関わる検体分注機構の概略図である。 本発明を実施したガイドパイプ構造の概略図である。 本発明を実施したガイドパイプ先端部の概略図である。 本発明を実施した検体容器蓋の概略図である。
符号の説明
1 反応容器
2 ノズル洗浄機構
3 検体容器
4 サンプルラック
5 分注ベース
6 水平駆動モータ
7 垂直駆動モータ
8 ノズル
9 ガイドパイプ
10 ガイドパイプA
11 ガイドパイプB
12 検知器
13 センサー
14 バネ
15 ガイドパイプ切り込み
16 蓋
17 φ13検体容器
18 φ16検体容器

Claims (6)

  1. 検体を収容する容器と、前記検体容器から検体を外部に分注するためのノズルを備えた自動分析装置において、
    検体容器用の蓋に開口部を開ける管状部材と、検体を分注するノズルが二重管構造となっていることを特徴とする自動分析装置。
  2. 請求項1記載の自動分析装置において、
    前記管状部材は先端が刃物形状をしていることを特徴とする自動分析装置。
  3. 請求項1記載の自動分析装置において、
    前記管状部材と前記ノズルを独立して上下動させる上下動機構を備えたことを特徴とする自動分析装置。
  4. 請求項3記載の自動分析装置において、
    前記管状部材が蓋に開口させたことを検知するセンサーを備え、該センサーが開口を検知したことをきっかけに分注用のノズルを下降させるように前記上下動機構を制御する制御機構を備えたことを特徴とする自動分析装置。
  5. 請求項2記載の自動分析装置において、
    前記管状部材の先端は一部のみ刃物になっていることを特徴とする自動分析装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の自動分析装置において、
    前記ノズルの洗浄時は前記管状部材の先端がノズル使用範囲上限まで上がり、ノズルと管状部材を共に洗浄する構造、を備えたことを特徴とする自動分析装置。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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