JP2010071528A - 暖房システム - Google Patents

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Abstract

【課題】凍結防止のために作動流体の循環をできるだけ実施して凍結による機器の破損を低減する暖房システムを提供する。
【解決手段】本給湯暖房システムは、膨張タンク7に貯まっている放熱用流体が所定量以下の場合には放熱用流体の循環を禁止する判定をする制御装置100を備えている。制御装置100は、膨張タンク7に貯まっている放熱用流体の量に基づいて放熱用流体の循環を禁止する判定とは別に、放熱用流体を放熱用流体循環回路9で循環させることができる許容状態であるか否かを判定する循環可否判定処理を行い、放熱用流体の貯え量に基づいて放熱用流体の循環を禁止する判定がされた場合でも、循環可否判定処理によって許容状態であると判定されたときには放熱用流体を循環させるようにポンプ10の運転を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、加熱された放熱用流体の熱を放出することによって暖房を提供するシステムであり、放熱用流体が循環する回路に膨張タンクを有する暖房システムに関する。
この種の暖房システムに関する従来技術として、例えば特許文献1に記載の温水循環式暖房装置が知られている。この従来の温水循環式暖房装置は、温水の循環回路中に温水を貯える膨張タンクを有する。温水の循環回路では、例えば温水の蒸発等により、温水が少なくなると、熱交換器等の部品が劣化する傾向にある。このため、従来の温水循環式暖房装置では、膨張タンク内の水位を検知し、水位が所定水位よりも低くなると、ポンプを停止して循環回路中の温水の循環を停止してポンプ等の空回りを防ぐとともに、膨張タンクに給水を行う。また、冬場の外気温度が低いときに温水の循環が長時間停止されると循環回路内で温水が凍結するおそれがあるため、温水を自動的に循環させることにより凍結防止を行う。
そして、従来の温水循環式暖房装置は、各センサの異常が検出されるとポンプを停止して温水の循環を禁止するが、当該異常が解消されると当該禁止を解除する制御を行う。この制御によって、温水の循環禁止を必要最小限にして凍結の危険性を最小限にしようとしている。
特許第2995647号公報
上記従来の温水循環式暖房装置は、何らかの原因により膨張タンクへの給水が行えない状況や給水機能がないシステムに適用された場合には、膨張タンク内の温水が少ないときに直ちにポンプを停止する制御が行われ、長時間に亘り温水の循環が停止されることになる。しかしながら、このような場合でも、循環回路内全体の温水の量は、循環可能な程度に存在していることがある。すなわち、温水の循環が可能であるにもかかわらず、ポンプを強制的に停止するので、循環回路内で凍結が発生してしまうという問題がある。
そこで、本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、その目的は、膨張タンク内の作動流体が少ない場合であっても、可能な限り作動流体を循環させて凍結による機器の破損を低減する暖房システムを提供することにある。
上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明は、放熱装置(8)の内部に含まれる放熱用流体が放熱することによって暖房を提供する暖房システムであって、
流体を沸き上げる加熱装置(1)と、加熱装置で沸き上げられた流体を少なくとも蓄熱用流体として蓄える蓄熱用タンク(2)と、蓄熱用タンク内部から流出した蓄熱用流体が循環する蓄熱用流体循環回路(6)と、蓄熱用流体を駆動して蓄熱用流体循環回路で循環させる蓄熱用流体駆動手段(5)と、放熱装置を有し、放熱用流体が循環する放熱用流体循環回路(9)と、放熱用流体を駆動して放熱用流体循環回路で循環させる放熱用流体駆動手段(10)と、放熱用流体循環回路に設けられ、放熱用流体が貯まる膨張タンク(7)と、蓄熱用流体循環回路を循環する蓄熱用流体が流通する1次側通路(4a)および放熱用流体循環回路を循環する放熱用流体が流通する2次側通路(4b)を有し、1次側通路、2次側通路のそれぞれを流れる流体間で熱交換が行われる熱交換器(4)と、放熱用流体駆動手段の運転を制御する手段であって、膨張タンクに貯まっている放熱用流体が所定量以下の場合には放熱用流体の循環を禁止する判定をする制御手段(100)と、を備えている。
そして制御手段は、膨張タンクに貯まっている放熱用流体の量に基づいて放熱用流体の循環を禁止する判定とは別に、放熱用流体を放熱用流体循環回路で循環させることができる許容状態であるか否かを判定する循環可否判定処理を行い、
放熱用流体の貯え量に基づいて放熱用流体の循環を禁止する判定がされた場合でも、循環可否判定処理によって許容状態であると判定されたときには放熱用流体を循環させるように放熱用流体駆動手段の運転を制御することを特徴とする。
この発明によれば、放熱用流体の循環が可能な許容状態であるか否かを判定する循環可否判定処理を備えることにより、放熱用流体駆動手段の空運転を抑制するとともに、放熱用流体の循環の禁止を最低限にすることができる。したがって、凍結防止のために放熱用流体の循環が可能な場合にはできるだけ実施することができ、凍結による機器の破損を低減する暖房システムが得られる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の循環可否判定処理は、蓄熱用流体循環回路を循環する蓄熱用流体に係る温度情報および放熱用流体循環回路を循環する放熱用流体に係る温度情報の少なくともいずれか一方を用いて当該許容状態の可否を判定することを特徴とする。
蓄熱用流体に係る温度情報および放熱用流体循環回路を循環する放熱用流体に係る温度情報はいずれも、熱交換器による熱交換量を制御するために取得している温度情報である。この発明では、このような温度情報を用いて当該許容状態の可否を判定することにより、既設の温度検出手段と既設の演算装置を流用することによって当該判定を実施することができる。したがって、当該判定のための専用の温度検出手段が不要となるので、本制御のための部品点数を低減することができる。また、既設の演算装置に演算プログラムを持たせることで本制御を実施すれば、当該判定専用の演算装置を別途に備える必要がない。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の蓄熱用流体に係る温度情報としては、蓄熱用流体駆動手段および放熱用流体駆動手段が運転されているときの、熱交換器の1次側通路を流出した後の蓄熱用流体の温度(T2)と、1次側通路に流入する前の蓄熱用流体の温度(T1)との差を用いることが好ましい。
この発明によれば、熱交換器の1次側通路前後における蓄熱用流体の温度差を用いることにより、この温度差が放熱用流体と蓄熱用流体との間で熱交換が行われていることを示す温度差である場合には、放熱用流体循環回路を循環可能な程度の放熱用流体が存在し、循環が適切に行われていることを検出できる。したがって、当該許容状態の可否判定を、既設の温度検出手段を使用した複雑でない簡単な演算によって獲得することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2に記載の放熱用流体に係る温度情報としては、放熱用流体駆動手段の運転中であって蓄熱用流体駆動手段の運転を開始する前に検出された2次側通路出口における放熱用流体の温度(T4)と、さらに蓄熱用流体駆動手段の運転中の2次側通路出口における放熱用流体の温度との差を用いることが好ましい。
この発明によれば、蓄熱用流体駆動手段の運転前後における2次側通路出口の放熱用流体の温度差を用いることにより、この温度差が放熱用流体と蓄熱用流体との間で熱交換が行われていることを示す温度差である場合には、換言すれば、蓄熱用流体駆動手段の運転後に所定の温度上昇が検出された場合には、放熱用流体循環回路を循環可能な程度の放熱用流体が存在し、循環が適切に行われていることを検出できる。したがって、当該許容状態の可否判定を、既設の温度検出手段を使用した複雑でない簡単な演算によって獲得することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項2に記載の放熱用流体に係る温度情報としては、蓄熱用流体駆動手段および放熱用流体駆動手段を運転してから所定時間以上が経過したときの、2次側通路の出口における放熱用流体の温度(T4)を用いることが好ましい。
この発明によれば、蓄熱用流体駆動手段および放熱用流体駆動手段がともに運転しているときの2次側通路出口の放熱用流体の温度を用いることにより、この温度が放熱用流体と蓄熱用流体との間で熱交換が行われていることを示す温度レベルに達している場合には、放熱用流体循環回路を循環可能な程度の放熱用流体が存在し、循環が適切に行われていることを検出できる。したがって、当該許容状態の可否判定を、既設の温度検出手段を使用した複雑でない簡単な演算によって獲得することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項2に記載の放熱用流体に係る温度情報としては、蓄熱用流体駆動手段および放熱用流体駆動手段が運転されているときの、熱交換器の2次側通路を流出した後の放熱用流体の温度(T4)と、2次側通路に流入する前の放熱用流体の温度(T3)との差を用いることが好ましい。
この発明によれば、2次側通路前後における放熱用流体の温度差を用いることにより、この温度差が放熱用流体と蓄熱用流体との間で熱交換が行われていることを示す温度差である場合には、放熱用流体循環回路を循環可能な程度の放熱用流体が存在し、循環が適切に行われていることを検出できる。したがって、当該許容状態の可否判定を、既設の温度検出手段を使用した複雑でない簡単な演算によって獲得することができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項2に記載の放熱用流体に係る温度情報としては、放熱用流体駆動手段の運転中であって蓄熱用流体駆動手段の運転を開始する前に検出された2次側通路の出入口における放熱用流体の温度差(T4−T3)と、さらに蓄熱用流体駆動手段の運転中の2次側通路の出入口における放熱用流体の温度差と、を用いることが好ましい。
この発明によれば、蓄熱用流体駆動手段の運転前後における2次側通路の出入口における放熱用流体の温度差を用いることにより、この温度差が放熱用流体と蓄熱用流体との間で熱交換が行われていることを示す温度差である場合には、換言すれば、蓄熱用流体駆動手段の運転後に所定の大きさ以上の温度差が検出された場合には、放熱用流体循環回路を循環可能な程度の放熱用流体が存在し、循環が適切に行われていることを検出できる。したがって、当該許容状態の可否判定を、既設の温度検出手段を使用した複雑でない簡単な演算によって獲得することができる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項2に記載の蓄熱用流体に係る温度情報としては、蓄熱用流体駆動手段および放熱用流体駆動手段を運転してから所定時間以上が経過したときの、熱交換器の1次側通路を流出した後の蓄熱用流体の温度(T2)を用いることが好ましい。
この発明によれば、蓄熱用流体駆動手段および放熱用流体駆動手段がともに運転しているときの1次側通路出口の放熱用流体の温度を用いることにより、この温度が放熱用流体と蓄熱用流体との間で熱交換が行われていることを示す温度レベルに達している場合には、放熱用流体循環回路を循環可能な程度の放熱用流体が存在し、循環が適切に行われていることを検出できる。したがって、当該許容状態の可否判定を、既設の温度検出手段を使用した複雑でない簡単な演算によって獲得することができる。
請求項9に記載の発明では、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の制御手段は、膨張タンクに貯まっている放熱用流体の量に基づいて放熱用流体の循環を禁止する判定がされた場合であって、さらに循環可否判定処理によって許容状態でないと判定されたときには、放熱用流体駆動手段の運転を停止して放熱用流体の循環を禁止することを特徴とする。
この発明によれば、膨張タンク内の放熱用流体の量に基づく循環禁止判定と循環可否判定処理による許容状態でない判定との両方が認識された場合に初めて放熱用流体の循環を禁止することにより、実際の流動状態に即した高精度の判定が実施できる。したがって、放熱用流体を循環させる凍結防止運転と、放熱用流体の循環を禁止する凍結防止運転の禁止とを適切な状況で実施できる機器の保護性に優れた暖房システムが得られる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示してなくとも実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
本発明に係る暖房システムの一実施形態である第1実施形態について図1〜図3を用いて説明する。図1は暖房システムの一例である給湯を伴う給湯暖房システムの概略構成を示した模式図である。図2は本給湯暖房システムの凍結防止運転に関する制御構成を示した模式図である。図3は、本給湯暖房システムの凍結防止運転に関する作動の流れを示したフローチャートである。
図1に示すように、本給湯暖房システムは、ヒートポンプサイクルを用いた加熱装置であるヒートポンプユニット1によって沸き上げた湯を蓄熱用タンク2に貯えた湯を給湯用水として給湯端末器に供給するとともに、暖房用の放熱装置8で放熱される熱源として使用する。つまり、出湯口を備えたカラン、浴槽、シャワー等の給湯端末器への出湯命令が出されたときには、蓄熱用タンク2に貯えた湯を給湯用水として使用し、放熱装置8での暖房要求があったときには、蓄熱用タンク2に貯えた湯を蓄熱用流体として取り出し、蓄熱用流体の熱を熱交換器4を介して放熱用流体に与え、放熱装置8で放熱させる。本給湯暖房システムは、このようにして、給湯および暖房の両機能を兼ね備え、ユーザーの要望を満たした作動を行っている。
本給湯暖房システムは、ヒートポンプユニット1と、ヒートポンプユニット1で沸き上げられた湯を少なくとも蓄熱用流体として蓄える蓄熱用タンク2と、蓄熱用タンク2から流出した湯を給湯端末器に導入する給湯配管15と、蓄熱用タンク2内部から流出した蓄熱用流体が循環する蓄熱用流体循環回路6と、放熱装置8を有し、放熱用流体が循環する放熱用流体循環回路9と、蓄熱用流体と放熱用流体とを熱交換する熱交換器4と、を備えている。蓄熱用タンク2、給湯配管15の一部、蓄熱用流体循環回路6、および放熱用流体循環回路9の一部は、タンクユニット30を構成しており、これらは筐体の中に配置されている。ヒートポンプユニット1は室外機として屋外に設置されており、室外機には外気温度を検出する温度検出装置20が設けられている。
蓄熱用流体循環回路6には、蓄熱用流体を駆動して蓄熱用流体循環回路6で循環させる蓄熱用流体駆動手段であるポンプ5が設けられている。放熱用流体循環回路9には、放熱用流体を駆動して放熱用流体循環回路9で循環させる放熱用流体駆動手段であるポンプ10と、放熱用流体を貯めることができる膨張タンク7と、が設けられている。熱交換器4は、蓄熱用流体循環回路6を循環する蓄熱用流体が流通する1次側通路4aおよび放熱用流体循環回路9を循環する放熱用流体が流通する2次側通路4bを有し、1次側通路4a、2次側通路4bのそれぞれを流れる流体間で熱交換を行う。
放熱装置8としては、各種暖房装置を採用することができる。放熱装置8は、例えば、放熱用流体が流通する流体通路と、この流体通路の放熱用流体と熱交換する空気が流通する空気通路と、が設けられており、当該空気が放熱用流体の放熱により暖められて温風空気として暖房対象エリアに供給される。本実施形態では放熱装置8の一例として、床暖房パネルを採用することとする。また、床暖房パネルは、温水式温風暖房器や温水式パネルコンベクタ、温水式パネルラジエータ等に置き換えることもできる。
放熱用流体循環回路9は、2次側通路4bの入口側に設けられた温度検出装置23と、2次側通路4bの出口側に設けられた温度検出装置24と、放熱装置8の流体通路の出口側に設けられた温度検出装置26と、を備えている。温度検出装置23,24がそれぞれ検出する温度の温度差を用いて、熱交換器4で得られる放熱用流体の吸熱量が検出され、この吸熱量はポンプ5およびポンプ10の回転数制御によって調節される。各温度検出装置23,24,26は各部の流体温度を検出する温度サーミスタ等で構成される。
膨張タンク7は、放熱用流体循環回路9中の放熱用流体が一時的に貯められるタンクである。膨張タンク7は、タンク内に貯まっている放熱用流体の量を検出する液面検出装置11を備えている。液面検出装置11は、放熱用流体の液面位置を検出する装置であり、電極等の通電状態を検知して液面位置を取得する。放熱用流体が貯まっている膨張タンク7の底部には、放熱用流体循環回路9を構成する配管の一部である出口側配管が接続されている。また、膨張タンク7は、例えば、水道水がためられる給水装置でもあり、水道水を給水するための給水管が接続されている。
蓄熱用流体循環回路6は、1次側通路4aの入口側に設けられた温度検出装置21と、1次側通路4aの出口側に設けられた温度検出装置22と、を備えている。各温度検出装置21,22は各部の流体温度を検出する温度サーミスタ等で構成される。温度検出装置21,22がそれぞれ検出する温度の温度差を用いて、熱交換器4で放熱される蓄熱用流体の放熱量が検出され、この放熱量はポンプ5およびポンプ10の回転数制御によって調節される。
タンクユニット30の給湯系統は、ヒートポンプユニット1と、蓄熱用タンク2と、蓄熱用タンク2に接続された第1給水配管13、給湯配管15、第2給水配管14等からなる配管系統と、から主に構成されている。第2給水配管14は、第1給水配管13と給湯配管15とを接続する配管であり、蓄熱用タンク2を流出した給湯用水に水を混合させるための配管である。
蓄熱用タンク2は耐食性に優れた金属製のタンクであり、その外周部に図示しない断熱材が配置されており、高温の給湯用水を長時間に渡って保温することができる。蓄熱用タンク2は縦長の形状であり、その底面には導入口が設けられている。この導入口には第1給水配管13が接続されている。導入口の上流側には、給水サーミスタ(図示せず)と流量カウンタ(図示せず)が設けられ、この温度情報および流量情報は後述する制御装置100に出力される。
蓄熱用タンク2には、タンク内部の貯湯量および貯湯温度を検出するために高さ方向に所定個数並んだサーミスタからなる缶体サーミスタ(温度検出装置25)が設けられている。各水位におけるタンク内に満たされた湯もしくは水の温度情報は、制御装置100に出力される。したがって、制御装置100は、缶体サーミスタからの温度情報に基づいて、タンク内上方の沸き上げられた湯とタンク内下方の沸き上げられる前の水との境界位置を検出できるとともに、これにより貯湯量が検出できるようになっている。本実施形態では、缶体サーミスタの一つであるタンク最上部位置の温度検出装置25を図示している。
蓄熱用タンク2の最上部には導出口が設けられている。導出口にはタンク内の高温の湯を導出するための給湯配管15が接続されている。給湯配管15は、第2給水配管14と合流するようになっており、この合流部位には、三方弁である混合弁12が設けられている。混合弁12は、ユーザーの給湯指令に基づく給湯設定温度に応じて、給湯配管15を流れてくる湯と、第2給水配管14を流れてくる水道水との流量比を調節する混合弁である。混合弁12の作動は制御装置100によって制御される。
蓄熱用タンク2の下面と上面には、配管が接続され、この配管によって構成された循環回路3を蓄熱用タンク2内の水(蓄熱用流体および給湯用水)が循環するようになっている。循環回路3の一部はヒートポンプユニット1内に配置されている。循環回路3における蓄熱用タンク2の上面寄りにはタンク保護のための図示しないサーモスタットが設けられている。
循環回路3のヒートポンプユニット1内に配置された部分には、図示しない熱交換器が設けられており、蓄熱用タンク2の下部から吸入したタンク内の水を高温冷媒との熱交換により加熱し、蓄熱用タンク2の上部からタンク内に戻すことによりタンク内の水を沸き上げることができる構成となっている。ヒートポンプユニット1は、ヒートポンプサイクルを構成し、加熱装置の一例であり、ヒートポンプユニット1は制御装置100からの制御信号により作動するとともに、その作動状態を制御装置100に出力するように構成されている。
また、蓄熱用タンク2の下部の外壁面には、タンク内下部の水温を検出する図示しない入水サーミスタが設けられており、導入口から導入された水道水の温度情報を制御装置100に出力するようになっている。なお、ヒートポンプユニット1が循環回路3に設けられた図示しない熱交換器により循環回路3内の水を加熱するときには、制御装置100は、入水サーミスタからの温度情報に基づいてヒートポンプユニット1を作動制御するように構成されている。
図2に示すように、制御装置100は、本実施形態における制御手段であり、各種温度検出装置20〜26や各種センサ類からの温度情報、流量情報、圧力情報、液面検出装置11の液面位置情報、ヒートポンプユニット1からの信号、およびリモコン40からの信号等に基づいて、リモコン40の表示、ヒートポンプユニット1、ポンプ5、ポンプ10、混合弁12等の作動を制御するように構成されている。
放熱用流体循環回路9では、例えば放熱用流体の蒸発等により放熱用流体が少なくなると、熱交換器4、ポンプ10等の部品が劣化する傾向にある。このため、従来の循環式暖房装置では、膨張タンク7内の流体の量(液面の高さ)を液面検出装置11によって検知し、液面が所定位置よりも低くなると、循環回路中の放熱用流体が少ないと判断して、ポンプ10を停止して循環回路中の放熱用流体の循環を禁止するようにしていた。同様に、制御装置100は、液面検出装置11によって検出される膨張タンク7内の放熱用流体が所定量以下の場合には、原則、放熱用流体の循環を禁止する判定をする。
一方で、冬期等の外気温度が低いときに回路内の流体の循環が長時間停止すると循環回路内で流体が凍結するおそれがあるため、この循環運転の禁止は循環不可能な場合にのみ実施することが好ましい。そこで、本給湯暖房システムは、このように膨張タンク7に貯まっている放熱用流体の量に基づいて放熱用流体の循環を禁止する判定とは別に、放熱用流体を放熱用流体循環回路9で循環させることができる許容状態であるか否かを判定する循環可否判定処理を備えている。
そして、制御装置100は、その特徴的な制御として、膨張タンク7内の放熱用流体の量に基づいて放熱用流体の循環を禁止する判定がされた場合でも、循環可否判定処理によって許容状態であると判定されたときには放熱用流体を循環させるようにポンプ10の運転を制御する。この制御は、循環回路内全体の流体の量が循環可能な程度に存在している場合に、ポンプ10が強制的に停止されてしまうことを防止し、循環回路内での凍結を防止するために行われる。この制御によれば、何らかの原因により膨張タンク7への給水等が行えない状況や給水機能がないシステムに適用された場合であっても、ポンプ5の長時間の停止を防ぎ、凍結防止の循環運転を開始または継続することができる。
この循環可否判定処理は、蓄熱用流体循環回路6を循環する蓄熱用流体に係る温度情報、および放熱用流体循環回路9を循環する放熱用流体に係る温度情報の少なくともいずれか一方を用いて許容状態の可否を判定するものである。蓄熱用流体に係る温度情報は、温度検出装置21,22,25等によって検出される温度情報であり、放熱用流体に係る温度情報は、温度検出装置23,24,26等によって検出される温度情報である。
上記構成の給湯暖房システムの作動について説明する。制御装置100は、ヒートポンプユニット1を制御し、通常の給湯制御および放熱装置8による暖房制御を行う。この給湯制御は、深夜時間帯中に、各種センサ類からの温度情報に基づいてヒートポンプユニット1を作動し、蓄熱用タンク2内の水を加熱して必要な熱量の湯(例えば1日に必要な湯量)を貯める。そして、深夜時間帯終了後には、一日に使用する給湯使用量に応じた貯湯量が蓄熱用タンク2内に給湯用水として蓄えられることになる。また、暖房制御は、ユーザーからの暖房要求に応じ、熱交換器4で吸熱する放熱用流体の熱量を算出し、必要熱量が得られるように各ポンプ5,10の回転数を制御するものである。必要熱量は、放熱装置8としての床暖房パネルの流体通路から外部に放熱され、床面を暖めることになる。
本給湯暖房システムが実施する複数の制御の中に、凍結防止運転(循環運転)に関する制御がある。この凍結防止運転(循環運転)は、冬期等に、放熱用流体循環回路9中の放熱用流体を強制的に流動させて流体の凍結を防止する運転である。制御装置100が行う凍結防止運転(循環運転)に関する作動の流れについて図3のフローチャートに従って説明する。
制御装置100に電源が投入されると、本制御が開始され、まず、温度検出装置20で検出される外気温度が所定値A1(℃)以下であるか、または温度検出装置26で検出される放熱用流体の温度が所定値A2(℃)以下であるかが判定される(ステップ10)。この判定はいずれかの温度が所定値以下となるまで繰り返され、いずれかの温度が所定値以下と判定されると、ステップ20でポンプ10を起動する処理が実行される。ポンプ10の運転により放熱用流体が循環回路中を循環するようになる。このポンプ10の起動と同時にポンプON時間の計測を開始する。
次に、ステップ30で、液面検出装置11による検出値が所定の水位以下であるか否か(所定量以下であるか否か)が判定される。ステップ30で所定の水位以下でないと判定されると、放熱用流体循環回路9の放熱用流体は循環可能であるとみなし、ステップ20で開始したポンプON時間が第1の所定時間に達したか否かを判定する(ステップ40)。ポンプON時間が第1の所定時間に達していない場合はステップ20に戻り、第1の所定時間に達した場合は、ステップ50でポンプ10の運転を停止する処理が実行される。ポンプ10の運転停止により放熱用流体の循環は停止する。このポンプ10の運転停止と同時にポンプOFF時間の計測を開始する。
次にポンプOFF時間が第2の所定時間に達したか否かを判定する(ステップ60)。この判定は、第2の所定時間が経過するまで繰り返される。ポンプOFF時間が第2の所定時間に達した場合は、ステップ70で、温度検出装置20で検出される外気温度が所定値A3(℃)以上であり、さらに温度検出装置26で検出される放熱用流体の温度が所定値A4(℃)以上であるか否か判定される。この判定はNOである場合はステップ20に戻り、YESの場合は、本制御を終了する。なお、所定値A3は所定値A1より高い温度に設定され、所定値A4は所定値A2より高い温度に設定される。
一方、ステップ30で、所定の水位以下であると判定されると、リモコン40の表示部に水位低下状態の旨を表示する(ステップ31)。以下に説明するステップ33〜ステップ37に係る処理では、放熱用流体循環回路9内の流体の循環(循環運転)が許容される状態であるか否かを判定し、判定に基づいて各部の処理を行う(以下、循環可否判定処理ともいう)。
次に、ステップ33ではポンプ5を起動する処理が実行される。ポンプ5の運転により蓄熱用タンク2内の蓄熱用流体が循環回路中を循環するようになる。このポンプ5の起動と同時にポンプON時間の計測を開始する。そして、ステップ34で、ポンプON時間が第3の所定時間に達したか否かを判定する。この判定は、第3の所定時間が経過するまで繰り返される。ポンプON時間が第3の所定時間に達した場合は、ステップ35で、温度検出装置22で検出される温度(T2)と温度検出装置21で検出される温度(T1)との温度差(T2−T1)が第1の所定温度差α1以下であるか否かが判定される。このステップ35に係る処理では、循環可否判定処理における循環可否条件が満足されているか否かを判定する(循環可否条件を判定するステップ)。この判定では、熱交換器4の1次側通路4a前後の温度変化が大きい場合には、熱交換による温度差が起こるため、循環可能な状態にあると判断できるからである。
当該温度差(T2−T1)が第1の所定温度差α1以下でない場合には、温度変化が大きく、循環可能な状態であり、ポンプ10は運転したままで、ステップ36でポンプ5の運転を停止する処理を実行する。ポンプ5の運転停止により蓄熱用流体の循環は停止する。そして、ステップ40に飛び、前述した以降のステップを実行していく。当該温度差(T2−T1)が第1の所定温度差α1以下である場合には、放熱用流体循環回路9の流体は循環させることができない状態(循環不可能な状態)であると判定し、ステップ37で凍結防止運転(循環運転)を禁止する処理としてポンプ5およびポンプ10の運転を停止する。そして、本制御を終了する。
また、循環可否条件を判定するステップは、温度検出装置22で検出される温度(T2)と温度検出装置25で検出される蓄熱用タンク2内上部の流体温度との温度差が第2の所定温度差α2以下であるか否かが判定するステップであってもよい。
いずれの場合にも、循環可否判定処理において用いられる蓄熱用流体に係る温度情報として、ポンプ5およびポンプ10が運転されているときの、熱交換器4の1次側通路4aを流出した後の蓄熱用流体の温度と、1次側通路4aに流入する前の蓄熱用流体の温度との差を用いることになる。これによれば、1次側通路4a前後における蓄熱用流体の温度差が、放熱用流体と蓄熱用流体との間で熱交換が行われていることを判断できる大きさの温度差として検出された場合には、放熱用流体循環回路9を循環しうる量の放熱用流体が存在しており、循環が適切に行われている状態であることを認識することができる。したがって、循環可否判定に、暖房制御で使用される既設の温度検出装置21,22,25等を使用することができ、複雑でない簡単な演算によって循環可否判定を実施することができる。
本実施形態に係る給湯暖房システムがもたらす作用効果を以下に述べる。本給湯暖房システムは、膨張タンク7に貯まっている放熱用流体が所定量以下の場合には放熱用流体の循環を禁止する判定をする制御装置100を備えている。制御装置100は、膨張タンク7に貯まっている放熱用流体の量に基づいて放熱用流体の循環を禁止する判定とは別に、放熱用流体を放熱用流体循環回路9で循環させることができる許容状態であるか否かを判定する循環可否判定処理を行い、放熱用流体の貯え量に基づいて放熱用流体の循環を禁止する判定がされた場合でも、循環可否判定処理によって許容状態であると判定されたときには放熱用流体を循環させるようにポンプ10の運転を制御する。
この構成によれば、循環可否判定処理を加えた制御によって、放熱用流体の循環が可能な許容状態であるか否かを適切に判定することができる。そして、ポンプ10の空運転を抑制するとともに、循環運転の禁止を必要最小限にして熱交換器4等の破損を招く凍結の可能性も低減することができる。したがって、放熱用流体の実際の状態を正しく認識し、機器に対して優しい保護性に優れた給湯暖房システムを提供できる。
また、循環可否判定処理では、蓄熱用流体循環回路を循環する蓄熱用流体に係る温度情報を用いて当該許容状態の可否を判定する。蓄熱用流体に係る温度情報は熱交換器による熱交換量を制御するために取得している温度情報であるため、既設の温度検出装置と既設の演算装置を流用することによって循環可否判定を実施することができる。したがって、専用の温度検出手段および演算装置が不要なため、本制御のための部品点数を低減することができる。
また、制御装置100は、膨張タンク7に貯まっている放熱用流体の量に基づいて放熱用流体の循環を禁止する判定がされた場合であって、さらに循環可否判定処理によって許容状態でないと判定されたときには、ポンプ10の運転を停止して放熱用流体の循環を禁止する。
この制御によれば、膨張タンク7内の放熱用流体の量に基づく循環禁止判定と循環可否判定処理による許容状態でない判定との両方が認識された場合に初めて放熱用流体の循環を禁止する。この処理により、実際の流動状態に適合し無駄な処理を排除した高精度の判定が実施できる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、凍結防止運転(循環運転)に関する制御の第1変形例を図4にしたがって説明する。この第1変形例は、第1実施形態の制御に対して、循環可否条件を判定するステップ35をステップ35aに変更したものであり、この変更に伴い、ステップ33の前にステップ32を行うものである。図4は、凍結防止運転に関する作動の流れについて第1変形例を示したフローチャートである。
図4に示すように、第1変形例のフローでは、ステップ31における水位低下状態の表示処理の後、ステップ33でポンプ5の運転を実行する前に、制御装置100は温度検出装置24で検出される温度(T4)を記憶する(ステップ32)。そして、ステップ34でポンプON時間が第3の所定時間に達したと判定された後、ステップ35aで、温度検出装置24で検出される現在の温度(T4n)とステップ32で記憶された温度(T4m)との温度差(T4n−T4m)が第3の所定温度差α3以下であるか否かが判定される。このステップ35aに係る処理では、循環可否判定処理における循環可否条件が満足されているか否かを判定するものである(循環可否条件を判定するステップ)。
ステップ35aで第3の所定温度差α3以下でない場合には、熱交換によって現在の温度(T4n)が記憶された温度(T4m)に対して温度上昇していることから、循環可能な状態であり、ポンプ10は運転したままで、ステップ36でポンプ5の運転を停止する処理を実行する。ポンプ5の運転停止により蓄熱用流体の循環は停止する。そして、ステップ40に飛び、前述した以降のステップを実行していく。ステップ35aで第3の所定温度差α3以下である場合には、温度変化が小さく循環不可能な状態であると判定し、ステップ37で凍結防止運転(循環運転)を禁止する処理としてポンプ5およびポンプ10の運転を停止する。そして、本制御を終了する。
本実施形態に係る制御では、循環可否判定処理において用いられる放熱用流体に係る温度情報として、ポンプ10が運転中であってポンプ5が運転される前、つまり、蓄熱用流体(1次側流体)が循環する前に検出された2次側通路4bの出口における放熱用流体の温度(T4m)と、さらにポンプ5が運転された後の2次側通路4bの出口における放熱用流体の温度(T4n)との差を用いることになる。これによれば、2次側通路4b出口におけるポンプ5の運転前後の放熱用流体の温度差が、放熱用流体と蓄熱用流体との間で熱交換が行われていることを判断できる大きさの温度差として検出された場合には、放熱用流体循環回路9を循環しうる量の放熱用流体が存在しており、循環が適切に行われている状態であることを認識することができる。したがって、循環可否判定に、暖房制御で使用される既設の温度検出装置24を使用するだけで、複雑でない簡単な演算によって循環可否判定を実施することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、凍結防止運転(循環運転)に関する制御の第2変形例を図5にしたがって説明する。この第2変形例は、第1実施形態の制御に対して、循環可否条件を判定するステップ35をステップ35bに変更したものである。図5は、凍結防止運転に関する作動の流れについて第2変形例を示したフローチャートである。
図5に示すように、ステップ35bで、温度検出装置24で検出される温度(T4)が第4の所定温度α4以下であるか否かが判定される。このステップ35bに係る処理では、循環可否判定処理における循環可否条件が満足されているか否かを判定するものである(循環可否条件を判定するステップ)。
ステップ35bで第4の所定温度α4以下でない場合には、ポンプ5の運転後に熱交換によって温度(T4)が十分に温度上昇していることから、循環可能な状態であり、ポンプ10は運転したままで、ステップ36でポンプ5の運転を停止する処理を実行する。ポンプ5の運転停止により蓄熱用流体の循環は停止する。そして、ステップ40に飛び、前述した以降のステップを実行していく。ステップ35bで第4の所定温度α4以下である場合には、温度上昇が小さく循環不可能な状態であると判定し、ステップ37で凍結防止運転(循環運転)を禁止する処理としてポンプ5およびポンプ10の運転を停止する。そして、本制御を終了する。
本実施形態に係る制御では、循環可否判定処理において用いられる放熱用流体に係る温度情報として、ポンプ10およびポンプ5が運転されている状態の、つまり蓄熱用流体(1次側流体)および放熱用流体(2次側流体)が循環している状態の、2次側通路4bの出口における放熱用流体の温度(T4)を用いることになる。これによれば、2次側通路4b出口における放熱用流体の温度が、放熱用流体と蓄熱用流体との間で熱交換が行われていることを判断できる大きさの温度として検出された場合には、放熱用流体循環回路9を循環しうる量の放熱用流体が存在しており、循環が適切に行われている状態であることを認識することができる。したがって、循環可否判定に、暖房制御で使用される既設の温度検出装置24を使用するだけで、複雑でない簡単な演算によって循環可否判定を実施することができる。
(第4実施形態)
第4実施形態では、凍結防止運転(循環運転)に関する制御の第3変形例を図6にしたがって説明する。この第3変形例は、第1実施形態の制御に対して、循環可否条件を判定するステップ35をステップ35cに変更したものである。図6は、凍結防止運転に関する作動の流れについて第3変形例を示したフローチャートである。
図6に示すように、ステップ35cで、温度検出装置24で検出される温度(T4)と温度検出装置23で検出される温度(T3)との温度差(T4−T3)が第5の所定温度差α5以下であるか否かが判定される。このステップ35cに係る処理では、循環可否判定処理における循環可否条件が満足されているか否かを判定するものである(循環可否条件を判定するステップ)。
ステップ35cで当該温度差(T4−T3)が第5の所定温度差α5以下でない場合には、熱交換によって温度変化が大きくなっていることから循環可能な状態であり、ポンプ10は運転したままで、ステップ36でポンプ5の運転を停止する処理を実行する。ポンプ5の運転停止により蓄熱用流体の循環は停止する。そして、ステップ40に飛び、前述した以降のステップを実行していく。当該温度差(T4−T3)が第5の所定温度差α5以下である場合には、温度変化が小さく循環不可能な状態であると判定し、ステップ37で凍結防止運転(循環運転)を禁止する処理としてポンプ5およびポンプ10の運転を停止する。そして、本制御を終了する。
本実施形態に係る制御では、循環可否判定処理において用いられる放熱用流体に係る温度情報として、ポンプ10およびポンプ5が運転されている状態の、つまり蓄熱用流体(1次側流体)および放熱用流体(2次側流体)が循環している状態の、2次側通路4bを流出した後の放熱用流体の温度(T4)と2次側通路4bに流入する前の放熱用流体の温度(T3)との温度差を用いることになる。これによれば、2次側通路4bの出入り口における放熱用流体の温度差が、放熱用流体と蓄熱用流体との間で熱交換が行われていることを判断できる大きさの温度差として検出された場合には、放熱用流体循環回路9を循環しうる量の放熱用流体が存在しており、循環が適切に行われている状態であることを認識することができる。したがって、循環可否判定に、暖房制御で使用される既設の温度検出装置23,24を使用するだけで、複雑でない簡単な演算によって循環可否判定を実施することができる。
(第5実施形態)
第5実施形態では、凍結防止運転(循環運転)に関する制御の第4変形例を図7にしたがって説明する。この第4変形例は、第1実施形態の制御に対して、循環可否条件を判定するステップ35をステップ35dに変更したものであり、この変更に伴い、ステップ33の前にステップ32aを行うものである。図7は、凍結防止運転に関する作動の流れについて第4変形例を示したフローチャートである。
図7に示すように、第4変形例のフローでは、ステップ31における水位低下状態の表示処理の後、ステップ33でポンプ5の運転を実行する前に、制御装置100は温度検出装置24で検出される温度(T4)と温度検出装置23で検出される温度(T3)との温度差を記憶する(ステップ32a)。そして、ステップ34でポンプON時間が第3の所定時間に達したと判定された後、ステップ35dで、現在の温度差(T4n−T3n)とステップ32aで記憶された温度差(T4m−T3m)との差が第6の所定値α6以下であるか否かが判定される。このステップ35dに係る処理では、循環可否判定処理における循環可否条件が満足されているか否かを判定するものである(循環可否条件を判定するステップ)。
ステップ35dで第6の所定値α6以下でない場合には、現在の温度差が過去の温度差に対して大きくなっていることから熱交換が行われ、循環可能な状態であり、ポンプ10は運転したままで、ステップ36でポンプ5の運転を停止する処理を実行する。ポンプ5の運転停止により蓄熱用流体の循環は停止する。そして、ステップ40に飛び、前述した以降のステップを実行していく。ステップ35dで第6の所定値α6以下である場合には、温度変化が小さく循環不可能な状態であると判定し、ステップ37で凍結防止運転(循環運転)を禁止する処理としてポンプ5およびポンプ10の運転を停止する。そして、本制御を終了する。
本実施形態に係る制御では、循環可否判定処理において用いられる放熱用流体に係る温度情報として、ポンプ10が運転中であってポンプ5が運転される前、つまり、蓄熱用流体(1次側流体)が循環する前に検出された2次側通路4bの出入り口における放熱用流体の温度差(T4m−T3m)と、さらにポンプ5が運転された後の2次側通路4bの出入り口における放熱用流体の温度差(T4n−T3n)との差を用いることになる。これによれば、ポンプ5の運転前後での放熱用流体の温度差が、放熱用流体と蓄熱用流体との間で熱交換が行われていることを判断できる大きさの差として検出された場合には、放熱用流体循環回路9を循環しうる量の放熱用流体が存在しており、循環が適切に行われている状態であることを認識することができる。したがって、循環可否判定に、暖房制御で使用される既設の温度検出装置23,24を使用するだけで、複雑でない簡単な演算によって循環可否判定を実施することができる。
(第6実施形態)
第6実施形態では、凍結防止運転(循環運転)に関する制御の第5変形例を図8にしたがって説明する。この第5変形例は、第1実施形態の制御に対して、循環可否条件を判定するステップ35をステップ35eに変更したものである。図8は、凍結防止運転に関する作動の流れについて第5変形例を示したフローチャートである。
図8に示すように、ステップ35eで、温度検出装置22で検出される温度(T2)が第7の所定温度α7以下であるか否かが判定される。このステップ35eに係る処理では、循環可否判定処理における循環可否条件が満足されているか否かを判定するものである(循環可否条件を判定するステップ)。
ステップ35eで第7の所定温度α7以下でない場合には、ポンプ5の運転後に熱交換によって温度(T2)が十分に温度上昇していることから、循環可能な状態であり、ポンプ10は運転したままで、ステップ36でポンプ5の運転を停止する処理を実行する。ポンプ5の運転停止により蓄熱用流体の循環は停止する。そして、ステップ40に飛び、前述した以降のステップを実行していく。ステップ35eで第7の所定温度α7以下である場合には、温度上昇が小さく循環不可能な状態であると判定し、ステップ37で凍結防止運転(循環運転)を禁止する処理としてポンプ5およびポンプ10の運転を停止する。そして、本制御を終了する。
本実施形態に係る制御では、循環可否判定処理において用いられる蓄熱用流体に係る温度情報として、ポンプ10およびポンプ5が運転されている状態の、つまり蓄熱用流体(1次側流体)および放熱用流体(2次側流体)が循環している状態の、1次側通路4aの出口における蓄熱用流体の温度(T2)を用いることになる。これによれば、1次側通路4a出口における蓄熱用流体の温度が、放熱用流体と蓄熱用流体との間で熱交換が行われていることを判断できる大きさの温度として検出された場合には、放熱用流体循環回路9を循環しうる量の放熱用流体が存在しており、循環が適切に行われている状態であることを認識することができる。したがって、循環可否判定に、暖房制御で使用される既設の温度検出装置22を使用するだけで、複雑でない簡単な演算によって循環可否判定を実施することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態では、本発明に係る暖房システムの一例として、給湯端末器に給湯用水を提供するとともに、放熱用流体の放熱による放熱装置8での暖房を提供する給湯暖房システムについて説明しているが、このようなシステムに限定されるものではない。例えば、本発明に係る暖房システムは、給湯機能を持たず、放熱装置8での暖房を提供する暖房専用のシステムであってもよい。換言すれば、本発明に係る暖房システムは、少なくとも、蓄熱用タンク内の蓄熱用流体と放熱用流体との間で熱交換させる手段を有し、放熱装置8での暖房を提供するシステムであればよい。
第1実施形態に係る給湯暖房システムの概略構成を示した模式図である。 本給湯暖房システムの凍結防止運転に関する制御構成を示した模式図である。 本給湯暖房システムの凍結防止運転に関する作動の流れを示したフローチャートである。 本給湯暖房システムの凍結防止運転に関する作動の流れについて、第1変形例(第2実施形態)を示したフローチャートである。 本給湯暖房システムの凍結防止運転に関する作動の流れについて、第2変形例(第3実施形態)を示したフローチャートである。 本給湯暖房システムの凍結防止運転に関する作動の流れについて、第3変形例(第4実施形態)を示したフローチャートである。 本給湯暖房システムの凍結防止運転に関する作動の流れについて、第4変形例(第5実施形態)を示したフローチャートである。 本給湯暖房システムの凍結防止運転に関する作動の流れについて、第5変形例(第6実施形態)を示したフローチャートである。
符号の説明
1…ヒートポンプユニット(加熱装置)
2…蓄熱用タンク
4…熱交換器
4a…1次側通路
4b…2次側通路
5…ポンプ(蓄熱用流体駆動手段)
6…蓄熱用流体循環回路
7…膨張タンク
8…放熱装置
9…放熱用流体循環回路
10…ポンプ(放熱用流体駆動手段)
21,22,23,24,25,26…温度検出装置
100…制御装置(制御手段)

Claims (9)

  1. 放熱装置(8)の内部に含まれる放熱用流体が放熱することによって暖房を提供する暖房システムであって、
    流体を沸き上げる加熱装置(1)と、
    前記加熱装置で沸き上げられた前記流体を少なくとも蓄熱用流体として蓄える蓄熱用タンク(2)と、
    前記蓄熱用タンク内部から流出した前記蓄熱用流体が循環する蓄熱用流体循環回路(6)と、
    前記蓄熱用流体を駆動して前記蓄熱用流体循環回路で循環させる蓄熱用流体駆動手段(5)と、
    前記放熱装置を有し、前記放熱用流体が循環する放熱用流体循環回路(9)と、
    前記放熱用流体を駆動して前記放熱用流体循環回路で循環させる放熱用流体駆動手段(10)と、
    前記放熱用流体循環回路に設けられ、前記放熱用流体が貯まる膨張タンク(7)と、
    前記蓄熱用流体循環回路を循環する前記蓄熱用流体が流通する1次側通路(4a)および前記放熱用流体循環回路を循環する前記放熱用流体が流通する2次側通路(4b)を有し、前記1次側通路、前記2次側通路のそれぞれを流れる流体間で熱交換が行われる熱交換器(4)と、
    前記放熱用流体駆動手段の運転を制御する手段であって、前記膨張タンクに貯まっている前記放熱用流体が所定量以下の場合には前記放熱用流体の循環を禁止する判定をする制御手段(100)と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記膨張タンクに貯まっている前記放熱用流体の量に基づいて前記放熱用流体の循環を禁止する判定とは別に、前記放熱用流体を前記放熱用流体循環回路で循環させることができる許容状態であるか否かを判定する循環可否判定処理を行い、
    前記放熱用流体の貯え量に基づいて前記放熱用流体の循環を禁止する判定がされた場合でも、前記循環可否判定処理によって前記許容状態であると判定されたときには前記放熱用流体を循環させるように前記放熱用流体駆動手段の運転を制御することを特徴とする暖房システム。
  2. 前記循環可否判定処理では、前記蓄熱用流体循環回路を循環する前記蓄熱用流体に係る温度情報および前記放熱用流体循環回路を循環する前記放熱用流体に係る温度情報の少なくともいずれか一方を用いて前記許容状態の可否を判定することを特徴とする請求項1に記載の暖房システム。
  3. 前記蓄熱用流体に係る前記温度情報としては、前記蓄熱用流体駆動手段および前記放熱用流体駆動手段が運転されているときの、前記熱交換器の前記1次側通路を流出した後の前記蓄熱用流体の温度(T2)と、前記1次側通路に流入する前の前記蓄熱用流体の温度(T1)との差を用いることを特徴とする請求項2に記載の暖房システム。
  4. 前記放熱用流体に係る前記温度情報としては、前記放熱用流体駆動手段の運転中であって前記蓄熱用流体駆動手段の運転を開始する前に検出された前記2次側通路出口における前記放熱用流体の温度(T4)と、さらに前記蓄熱用流体駆動手段の運転中の前記2次側通路出口における前記放熱用流体の温度との差を用いることを特徴とする請求項2に記載の暖房システム。
  5. 前記放熱用流体に係る前記温度情報としては、前記蓄熱用流体駆動手段および前記放熱用流体駆動手段を運転してから所定時間以上が経過したときの前記2次側通路の出口における前記放熱用流体の温度(T4)を用いることを特徴とする請求項2に記載の暖房システム。
  6. 前記放熱用流体に係る前記温度情報としては、前記蓄熱用流体駆動手段および前記放熱用流体駆動手段が運転されているときの、前記熱交換器の前記2次側通路を流出した後の前記放熱用流体の温度(T4)と、前記2次側通路に流入する前の前記放熱用流体の温度(T3)との差を用いることを特徴とする請求項2に記載の暖房システム。
  7. 前記放熱用流体に係る前記温度情報としては、前記放熱用流体駆動手段の運転中であって前記蓄熱用流体駆動手段の運転を開始する前に検出された前記2次側通路の出入口における前記放熱用流体の温度差(T4−T3)と、さらに前記蓄熱用流体駆動手段の運転中の前記2次側通路の出入口における前記放熱用流体の温度差と、を用いることを特徴とする請求項2に記載の暖房システム。
  8. 前記蓄熱用流体に係る前記温度情報としては、前記蓄熱用流体駆動手段および前記放熱用流体駆動手段を運転してから所定時間以上が経過したときの、前記熱交換器の前記1次側通路を流出した後の前記蓄熱用流体の温度(T2)を用いることを特徴とする請求項2に記載の暖房システム。
  9. 前記制御手段は、前記放熱用流体の貯え量に基づいて前記放熱用流体の循環を禁止する判定がされた場合であって、さらに前記循環可否判定処理によって許容状態でないと判定されたときには、前記放熱用流体駆動手段の運転を停止して前記放熱用流体の循環を禁止することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の暖房システム。
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