JP2010067731A - 光モジュール及び光伝送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光の入出力のための伝送路の取り付けが可能で、高速な信号の入出力に適し、放熱性及び実装信頼性に優れた、光モジュール、実装用基板、光伝送装置、及び光伝送方法を提供する。
【解決手段】光モジュールは、第1の面及び第1の面の裏面である第2の面を備え、光を透過する光透過部が形成された光素子実装基板と、第1の面に実装され、前記光透過部を介して第1の面から第2の面への方向に放射光を発光する発光素子又は前記光透過部を介して第2の面から第1の面への方向に入射する入射光を受光する受光素子である光素子と、第1の面を除く面に備えられた端子と、光素子を含む、第1の面に実装された部品の電極と端子を接続する配線と、第2の面から外部へ進行する放射光又は外部から第2の面へ入射する入射光を伝送する光伝送媒体が接続される媒体接続部を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光モジュール及び光伝送方法に関し、特に放熱性の向上、及び光を入出力するための光ファイバの敷設が容易な光モジュール及び光伝送方法に関する。
コンピュータの高性能化に伴って、コンピュータに搭載されるCPU(Central Processing Unit)の入出力信号は高速化の一途をたどっている。そのため、回路基板上を伝播する高速信号の減衰に対する対策が課題となっている。この課題を解決する方法として、近年では、CPUの高速信号の入出力を、光−電気変換モジュール(以降、「光モジュール」という。)を用いて行う方法の検討が進められている。光モジュールは、電気信号と光信号を一方から他方へ、あるいは相互に変換する機能を持つ。光モジュールを用いた、高速信号の減衰に対する対策方法では、光信号は、電気信号に比べて減衰が少ないという特徴を利用する。すなわち、入出力される高速な電気信号が伝送される区間の内の一部の区間において、光モジュールを用いて電気信号を光信号に変換して伝送することによって、回路基板上での高速信号の減衰を削減する。
CPUの高速な電気信号を光信号に変換して伝送することによる効果を高めるには、回路基板上での電気信号の減衰を極力小さくする必要がある。そのため、伝送される信号が回路基板上を電気信号として伝播する区間の長さを、できる限り短くすることが必要である。従って、光モジュールはできる限り、CPUに接近させて搭載する必要がある。また、CPUの入出力信号の本数は、スーパー・コンピュータでは数百〜数千本にも及ぶ。そのため、多数の、非常に小型の光モジュールを、回路基板に高集積に搭載する必要がある。
光モジュールには、回路基板に対して平行な方向に光を入出力するものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された光モジュールは、側面から、光モジュールを搭載する回路基板に対して平行な方向に光ファイバを取り出す。
あるいは、光モジュールには、回路基板に対して垂直な方向に光を入出力するものがある。このような光モジュールは、例えば特許文献2に記載されている。この光モジュールは、開口部が設けられた回路基板に実装される。そして、光モジュール内の発光素子からの光は、開口部を貫通し、回線基板の裏面の方向に、回路基板に垂直に放射される。
また、非特許文献1にも、回路基板に対して垂直な方向に光を入出力する光モジュールが記載されている。図29は、非特許文献1に記載された光モジュールの構造を示す断面図である。このモジュールでは、透明樹脂基板2901に、光素子2902、及び光素子駆動用IC2903が搭載されている。光素子2902と光素子駆動用IC2903は、金属ケース2904で覆われている。透明樹脂基板2901の、光素子2902が搭載された面と反対側の面には、レンズ支持体2905が接合されている。レンズ支持体2905には、平板マイクロ・レンズ・アレイ2906が組み込まれている。光素子2902が発光又は受光する光信号2907は、平板マイクロ・レンズ・アレイ2906を介して、光モジュールの外部と入出力される。光信号2907の入出力は、光モジュールの外部に、光ファイバを光学的に接続することによって行われる。
特開2008−41770号公報 (第6−8頁、図1) 特開2008−34622号公報 (第4−5頁、図1) 畠山意知郎、外7名、「高速インターコネクションを実現する光モジュール技術−光I/O内蔵システムLSIモジュール−」、月刊オプトロニクス、株式会社オプトロニクス社、2005年1月10日、No.277、p.184
上記の各公知技術にはそれぞれ問題がある。まず第一に、光モジュールには放熱性に関する課題がある。一般に、光−電気変換を行う光モジュールは、動作時に発熱する。光モジュールでは、例えば、発光素子として用いられるレーザ・ダイオードなどが駆動される。このとき、光モジュールは電力を消費し、発熱する。そこで、レーザ・ダイオードの特性を十分に生かすためには、発生した熱をヒート・シンク等によって効率よく放散させ、冷却する必要がある。光モジュールに搭載される光素子が発光ダイオード、あるいは受光素子であっても、発熱量に違いはあるものの、放熱が重要であることに変わりはない。
特許文献1の光モジュールには、発熱量が多いときには、光モジュールの上面にヒート・シンクを付設して放熱性を向上させることが望まれる。ヒート・シンクを付設するときには、光モジュールの上面は開放されていなければならない。そこで、例えば図30のように、特許文献1の光モジュールは、回路基板3001に設けられた開口部3002にモジュールの上部を挿入する形態で実装される。そして、ヒート・シンク3003を、光モジュールの上面3004に取り付ける。
ところで、ヒート・シンク3003を付設するときには、上面3004とヒート・シンク3003との間の熱抵抗を下げるために、ヒート・シンク3003を上から押し付けることが望ましい。このとき、回路基板3001と光モジュールとの接合部分3005に、光モジュールを引き剥がす方向に力が加わる。この力は、光モジュールと回路基板3001との配線の接合の信頼性に悪影響を及ぼす。すなわち、ヒート・シンク3003を取り付けるための図30の実装形態には、接続信頼性面に問題がある。このように、特許文献1の光モジュールは、ヒート・シンクの付設に適さないという課題がある。
非特許文献1の光モジュールでは、図29のように、パッケージ上面に平板マイクロ・レンズ・アレイ2906を備えた光入出力部を有するため、上面にヒート・シンクを設けることができない。このため、この光モジュールでは、放熱は、光モジュールの下面2902から回路基板2908への熱伝導2909によるもののみとなる。しかし、回路基板2908は、材質として樹脂が使用されることが多いため、熱抵抗が高い。そのため、発熱量の多い光モジュールにおいては十分な放熱が行われない可能性が高い。さらに、回路基板2908への熱伝導2909は、回路基板2908上に実装された他の部品へ悪影響を及ぼす可能性もある。あるいは、他の部品も同様に発熱するために、放熱の効果が十分に得られない可能性もある。上記のように、回路基板2908を利用した放熱には、基板の熱抵抗、他の部品との相互の影響面で問題がある。
ところで、光モジュールからの光ファイバの引き出し方向は、光モジュールを搭載する回路基板の、光モジュール、その他の部品が実装された面とは反対側の面の方向であることが望ましい。ところが、特許文献1の光モジュールでは、光ファイバの引き出し方向は、回路基板の光モジュールを搭載する面の方向である。図31は、特許文献1の光モジュールの回路基板への実装形態を示す上面図である。回路基板3104には、電気信号を入出力する、CPU等の電子素子3101と、光モジュール3102が搭載される。光モジュール3102からは、光ファイバ3103が引き出される。回路基板3104の、光モジュールが実装される面には、光モジュール以外の部品3105が実装されることがある。その場合、部品3105と光ファイバ3103が干渉しないようにするためには、光ファイバ3103の配置に制約が生じる。また、光ファイバ3103を部品3105と干渉しないように敷設すると、領域3106のような箇所では、光ファイバ3103同士が干渉することも考えられる。このように、特許文献1の光モジュールは、光モジュールが実装される面の方向に光ファイバを引き出すため、回路基板への高集積な搭載には適さないという問題がある。
また、非特許文献1の光モジュールは、図29のように、光素子2902及び光素子駆動用IC2903が、回路基板2908から離れた透明樹脂基板2901に実装されている。従って、光素子2902及び光素子駆動用IC2903と、光モジュール端子2910との配線長が長い。そのため、超高速動作には適さないという問題がある。
特許文献2の光モジュールは、ヒート・シンクを利用して放熱しているため、発熱に関する問題は生じない。また、ヒート・シンクを光モジュールに押し付ける際の、光モジュールと回路基板間の配線の接合についての信頼性面の問題もない。
しかし、特許文献2の光モジュールは、発光する光を回路基板の裏面方向へ放射するのみであり、光を他の光素子との間で入出力するための構造を備えていない。すなわち、光ファイバ等、他の光素子との間で光を入出力するための伝送路も、そのような伝送路を接続するための構造も備えていない。このように、光モジュールを実装した回路基板から任意の方向に光信号を取り出す手段方法がないという問題がある。
また、特許文献2の光モジュールでは、発光素子チップがワイヤ・ボンディングによってモジュール基板に実装されているため、光モジュールの入出力端子と発光素子チップ間の配線長が長くなる。そのため、この光モジュールは、超高速な信号の出力には適していない。以上の、光信号の取り出し方法及び超高速動作への対応に関する特許文献2の問題は、発光素子を受光素子に変えた場合についても同様に発生する。
(発明の目的)
本発明は上記のような技術的課題に鑑みて行われたもので、光の入出力のための伝送路の取り付けが可能で、高速な信号の入出力に適し、放熱性及び実装信頼性に優れた、光モジュール、実装用基板、光伝送装置、及び光伝送方法を提供することを目的とする。
本発明の光モジュールは、第1の面及び第1の面の裏面である第2の面を備え、光を透過する光透過部が形成された光素子実装基板と、第1の面に実装され、光透過部を介して第1の面から第2の面への方向に放射光を発光する発光素子又は光透過部を介して第2の面から第1の面への方向に入射する入射光を受光する受光素子である光素子と、第1の面を除く面に備えられた端子と、光素子を含む、第1の面に実装された部品の電極と端子を接続する配線と、第2の面から外部へ進行する放射光又は外部から第2の面へ入射する入射光を伝送する光伝送媒体が接続される媒体接続部を備えることを特徴とする。
本発明の光伝送方法は、第1の面及び第1の面の裏面である第2の面を備え光を透過する光透過部が形成された光素子実装基板の第1の面に、光透過部を介して第1の面から第2の面への方向に放射光を発光する発光素子又は光透過部を介して第2の面から第1の面への方向に入射する入射光を受光する受光素子である光素子を実装し、光素子を含む、第1の面に実装された部品の電極と第1の面を除く面に備えられた端子を接続し、端子を実装用基板の第1の実装面上の回路配線に接合又は接触させ、端子を介して電気信号を入出力し、第2の面から外部へ進行する放射光又は外部から第2の面へ入射する入射光を伝送する光伝送媒体を、第1の実装面の裏面の第2の実装面の側から接続することを特徴とする。
本発明の光モジュール及び光伝送方法は、光伝送媒体が接続できるという効果がある。また、放熱性に優れ、高速動作に適し、実装信頼性が高いという効果もある。
(第1の実施形態)
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施形態の光モジュールの構造を示す、上面図及び側面図である。図2は、第1の実施形態の光モジュールを実装するための回路基板の斜視図である。図3は、第1の実施形態の光モジュールの回路基板への実装形態を示す斜視図である。図4は、第1の実施形態の光モジュールの回路基板への実装形態を示す断面図である。図5、図6は、第1の実施形態の光モジュールの、異なる回路基板への実装形態を示す断面図である。図7は、ヒート・シンクを付設された、第1の実施形態の光モジュールの断面図である。図8は、異なる構造の端子を備える、第1の実施形態の光モジュールの断面図である。
図1を参照して、第1の実施形態の光モジュールの構造を説明する。図1(a)は第1の実施形態の光モジュールの上面図、図1 (b)は下面図である。図1(c)は、図1(a)、(b)中の線A−A’で切断したときの断面図で、図1(d)は、線B−B’で切断したときの断面図である。
第1の実施形態の光モジュールは、光素子101と素子電極102とモジュール内配線103と光素子実装基板104とモジュール端子105と媒体接続部106を備える。
光素子101は、光素子実装基板104の表面に実装されている。光素子101は、発光素子又は受光素子である。光素子101が発光素子であるときは、受発光面107から発光し、光素子101が受光素子であるときは、受発光面107へ入射する光を受光する。光素子101は、受発光面107と同じ面に、素子電極102を備える。素子電極102は、光素子101の光素子実装基板104の表面に接合されている。このように、光素子101は、光素子実装基板104に、受発光面107が光素子実装基板104と対向するように実装される。光素子実装基板104への光素子101の実装方法としては、「フリップ・チップ」を用いる方法がある。
光素子実装基板104は、光素子101からの放射光又は光素子101への入射光を透過させる。ここで、「光を透過する」とは、光素子101と光通信先の光素子との間の光伝送路全体として要求される光の透過率が所定の値以上になるように、光素子実装基板104が光を透過させることを意味する。従って、光素子実装基板104単独での透過率は特に規定されない。要するに、光素子実装基板104と光ファイバなどの光伝送媒体とを合わせた光伝送路の全体が、必要な透過率を満足すればよい。このような意味で光が透過することを、以降、簡単に「透明」という。上記のように、光素子実装基板104は、光素子101からの放射光又は光素子101への入射光を透過させる。そのために、光素子実装基板104は透明な材質で形成されている。なお、光素子実装基板104は、全体が透明である必要はなく、放射光又は入射光が透過する部分のみが透明であってもよい。
光素子実装基板104の、光素子101が実装されている面の裏面には、モジュール端子105が設けられている。モジュール端子105は、内部配線103によって素子電極102と接続されている。なお、光モジュール端子105には、内部配線103を用いて、光素子101の駆動用素子等、光素子101以外の素子を接続してもよい。光モジュール端子105に、光素子101以外の素子を接続するときは、その素子が備える電極と光モジュール端子105を接続する。
光素子101、モジュール内配線103、光素子実装基板104、モジュール端子105からなる部分を、以降、「光モジュール本体」という。
第1の実施形態の光モジュールでは、媒体接続部106は、光モジュール本体に接合されている。具体的には、媒体接続部106は、光モジュール本体の、光素子実装基板104に接合されている。媒体接続部106は中空構造を備えており、内部を光が通過することができる。
第1の実施形態の光モジュールは、図2のような、開口部202を備える回路基板201に実装される。回路基板201には、光モジュール以外の他の部品が実装されてもよい。回路基板201の上面には、回路配線203と、光モジュールを接続するためのランド204が設けられている。回路配線203は、光モジュールと、回路基板201上の他の部品(図示なし)、例えばCPUなどを接続する。開口部202は、媒体接続部106を挿入することが可能で、かつ、モジュール端子105とランド204が接合できる大きさに形成されている。
図3、図4を参照して、光モジュールの実装形態について説明する。図3は、光モジュールが回路基板に実装されたときの斜視図である。図4(a)、(c)は、図3中の線C−C’で切断したときの断面図である。図4(b)は、光モジュールに接続される光接続媒体の断面図である。
図3、図4(a)のように、光モジュール本体は、回路基板201の上面に搭載される。回路基板201の開口部202は、上記のような大きさに形成されているので、媒体接続部106は、開口部802に挿入することができる。光モジュール本体は、光モジュール端子105とランド204とが接合されることによって、回路基板201に固定される。このとき、光素子101と回路配線203とが電気的に接続されるため、光素子101は光モジュールの外部と信号を入出力することができる。あるいは、光モジュール端子105とランド204とを接合せずに、所定の固定部材を用いて、光モジュール本体を回路基板201に押圧してもよい。その場合、モジュール端子105と回路配線203とは接合する必要はなく、接触していればよい。
次に、図4(b)、(c)を参照して、光モジュールへの光伝送媒体の接続形態について説明する。媒体接続部106に接続される光伝送媒体401を図4(b)に示す。光伝送媒体401は、光ファイバ402、光コネクタ403を備える。光コネクタ403の内部には、光を反射する反射板404が設けられている。反射板404は、光モジュールと光ファイバ402間の光の進行方向を変化させる。
光伝送媒体401は、図4(c)のように、光コネクタ403を用いて媒体接続部106に接続される。光素子101と光ファイバ402間で入出力される光(以降、「入出力光」という。)は、光素子実装基板104、開口部202、媒体接続部106の内部を通過する。このとき、入出力光は、光コネクタ403の内部で、反射板404によって進行方向を変化させ、矢印Lのように進行する。
このように、第1の実施形態の光モジュールでは、光ファイバ402を、回路基板201の、光モジュール本体とは反対側に、しかも回路基板201に平行に配置することができる。回路基板201の、光モジュール本体が搭載されている面には、回路配線203が形成されており、光モジュールと接続するための他の素子や部品が搭載されることが多い。そのような場合であっても、光ファイバ402はそれらの素子や部品と干渉することがないので、光ファイバの敷設が容易になる。
図4(a)のように、光モジュールと回路基板203を一体化した装置は、一種の光伝送装置である。すなわち、本伝送装置は、図4(c)のように、光伝送媒体401を接続することによって、外部と光信号の入出力を行うことができる。また、本伝送装置は、回路配線203を介して、光モジュールと外部との間で電気信号の入出力を行うことができる。
ところで、媒体接続部106は、図4(a)のように、回路基板201を貫通している。しかし、媒体接続部106は、回路基板201を貫通していなくてもよい。図5は、回路基板201よりも厚みが大きい回路基板501に、光モジュールを実装したときの断面図である。図5(a)のように、回路基板501の厚さの方が大きいために、媒体接続部106は回路基板501を貫通していない。この場合の光伝送媒体502の光コネクタ部503は、図5(a)のように開口部504に挿入される形状を備える。
このように、媒体接続面108は、光伝送媒体502又は光伝送媒体401が接続できればよい。そのため、媒体接続面108は、図5(a)のように、媒体接続面108が開口部504の内部にあって、回路基板下面505より奥まった位置にあってもよい。
また、開口部202の内周及び媒体接続部106の外周の一部は接触してもよい。この場合、光モジュールを回路基板201に実装する際の位置決めが容易になる。さらに、開口部202の内周の大きさは、媒体接続部106の外周の大きさに等しく、周囲全体が接触してもよい。図6は、開口部の内周の大きさが媒体接続部の外周の大きさに等しい回路基板への、実装形態を示す断面図である。このように、開口部(図示なし)の内周と媒体接続部106の外周が完全に接触しているので、光モジュールを回路基板601に実装する際の位置決めのための調整は不要になる。
光素子101が動作するとき、電力を消費し、発熱する。図4(c)における、光素子101の側面及び上面は、空気に接している。そのため、熱は効率よく空気中に放散され、光モジュールは冷却される。光素子実装基板104に他の素子も搭載されている場合には、その素子も発熱することがある。その場合にも、光素子実装基板104上に搭載された素子が発生する熱は、同様に外部へ放散される。
放熱性を向上させるために、図7(a)のように、光素子101の上面にシート・シンク701を付設してもよい。さらに、図7(b)のように、ヒート・シンク701と光素子101との間の熱抵抗を低下させるために、圧着部材702を用いて、ヒート・シンク701を回路基板201に押し付けてもよい。圧着部材702は、回路基板201に設けた所定の領域に、ビス等で固定すればよい。圧着部材702は板バネ等の弾性体を用いて形成してもよく、圧着部材702の弾性力によってヒート・シンク701を回路基板に押し付けるようにしても良い。
第1の実施形態の光モジュールは、光素子101の実装形態にも特徴がある。図4(a)のように、光素子101は、光素子実装基板104に、受発光面107が光素子実装基板104と対向するように実装される。モジュール端子105は受発光面107と同じ面に設けられている。従って、光素子101とモジュール端子105との間の配線長が最短になる。そのため、第1の実施形態の光モジュールは、超高速動作に適する。
また、図4(a)のように、第1の実施形態の光モジュールは、光モジュール本体の下部にモジュール端子105を備える。そのため、回路配線203とモジュール内配線103の間の距離も最短になる。そして、回路配線203とモジュール内配線103の間で信号線が屈曲する箇所は、モジュール端子部105付近の、光素子実装基板104の貫通部109の両端のみである。そのため、回路配線203とモジュール内配線103間における、信号の減衰、反射が抑制されるので、超高速信号の伝送に適する。
また、図7(b)のように、ヒート・シンク701を押圧したときに、モジュール端子105がランド204へ押し付けられる方向に圧力が加わる。従って、モジュール端子105とランド204との間の実装信頼性上の問題は発生しない。
上記のように、光モジュール本体の下部に備えられたモジュール端子105には、超高速動作対応、実装信頼性の向上という効果がある。超高速動作対応、実装信頼性の向上のためには、モジュール端子を光モジュール本体の側面に備えてもよい。図8は、側面にモジュール端子を備える光モジュールの断面図である。モジュール端子801は、光素子実装基板104の側面に備えられている。この場合も、回路配線203とモジュール内配線103の間の距離は最短になる。そして、回路配線203とモジュール内配線103の間で信号線が屈曲する箇所は、モジュール端子801の両端のみである。そのため、回路配線203とモジュール内配線103間における、信号の減衰、反射が抑制されるので、超高速信号の伝送に適する。
(第1の実施形態の効果)
以上のように、第1の実施形態の光モジュールは、光モジュール本体とは逆の面に光ファイバが取り出されている。そのため、光ファイバが他の部品と干渉することがなく、敷設が容易であるという効果がある。
また、第1の実施形態の光モジュールは、光素子の上面が開放されている。そのため、放熱性に優れるという効果がある。さらに、ヒート・シンクを付設することが容易なので、より放熱性を高めることもできる。
また、光素子のチップが、受発光面を光素子実装基板に向けて実装される。そして、光素子実装基板は回路基板に接近している。従って、光素子とモジュール端子間の配線長が最短になっている。そのため、光モジュールは超高速動作に適するという効果がある。
さらに、モジュール端子は光モジュール本体の下部又は側面に備えられている。そのため、信号線の屈曲部が少なくなるため、超高速動作に適する。また、光モジュールを回路基板方向に押圧したとき、モジュール端子を回路基板に押し付ける方向の力が加わる。従って、実装信頼性上の問題は発生しないという効果もある。
第1の実施形態の光モジュールを実装するための回路基板は、開口部を備えるのみでよい。そのため、回路基板の作成が容易であるという効果がある。そして、回路基板の開口部と媒体接続部が接触するようにすることができる。その場合、光モジュールを実装するときの位置決めが容易になるという効果がある。
(第2の実施形態)
光モジュールは筐体を備えてもよい。第2の実施形態の光モジュールは筐体を備える。図9は、第2の実施形態の光モジュールの構造を示す、上面図及び側面図である。図10は、第2の実施形態の光モジュールの回路基板への実装形態を示す斜視図である。図11は、第2の実施形態の光モジュールの回路基板への実装形態を示す断面図である。図12は、ヒート・シンクを付設された、第2の実施形態の光モジュールの断面図である。
第2の実施形態の光モジュールは、第1の実施形態の光モジュールに筐体を付加したものであり、その他の構造は同じである。すなわち、第2の実施形態の光モジュールは、図9のように、筐体901を備える。筐体901は、金属等、熱伝導性の高い材質で構成することが望ましい。筐体901は光素子101に接触している。あるいは、筐体901を光素子101に直接接触させずに、筐体901と光素子101の間に、熱伝導性の高い材料を配置してもよい。
第2の実施形態の光モジュールの回路基板への実装形態は、図10、図11に示すとおりである。図10、図11については、筐体901を備える以外は第1の実施形態の光モジュールの場合(図3、図4)と同じなので、説明は省略する。また、第2の実施形態の光モジュールは、図5、図6のように、異なる回路基板に実装することも可能である。
本実施形態の光モジュールでは、筐体901に内蔵された、光素子101、その他素子が発生する熱は、まず筐体901に伝播し、そして空中に放散される。筐体901は、光素子101に比べて空気に接する面積が広い。そのため、筐体901を備える光モジュールは筐体901を備えない光モジュールよりも放熱性が高くなる。また、筐体901は、光素子101、その他素子を機械的な損傷から保護する。そのため、図12のように、ヒート・シンク701を光モジュールに安全に付設することができる。
(第2の実施形態の効果)
第2の実施形態の光モジュールは、光素子に接触する筐体を備える。そのため、光素子からの放熱性をより向上させることができる効果がある。また、光素子の機械的な損傷を保護できるという効果もあり、ヒート・シンクを安全に付設することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図13は本発明の第3の実施形態の光モジュールの構造を示す、上面図及び側面図である。図14は、第3の実施形態の光モジュールを実装するための回路基板の斜視図である。図15は、第3の実施形態の光モジュールの回路基板への実装形態を示す斜視図である。図16は、第3の実施形態の光モジュールの回路基板への実装形態を示す断面図である。図17は、ヒート・シンクを付設された、第3の実施形態の光モジュールの断面図である。図18は、異なる構造の端子を備える、第3の実施形態の光モジュールの断面図である。
始めに、図13を参照して、第1の実施形態の光モジュールの構造を説明する。図13(a)は第1の実施形態の光モジュールの上面図、図13(b)は下面図である。図13(c)は、図13(a)、(b)中の線A−A’で切断したときの断面図で、図13(d)は、線B−B’で切断したときの断面図である。
第3の実施形態の光モジュールは、第1の実施形態の光モジュールと同様に、光素子101と素子電極102とモジュール内配線103と光素子実装基板104とモジュール端子105と媒体接続部106を備える。
これらの各構成要素の構造は、第1の実施形態の光モジュールの各構成要素と同じである。第3の実施形態の光モジュールと第1の実施形態の光モジュールの構造が異なる点は、媒体接続部106と光モジュール本体との接合の有無である。すなわち、第1の実施形態の光モジュールでは、媒体接続部106と光モジュール本体が一体化されているのに対して、第3の実施形態の光モジュールでは、媒体接続部106は、光モジュール本体から分離されている。第3の実施形態の光モジュールと第1の実施形態の光モジュールの、全体構造の相違点はこの点のみであり、他の構造は同じであるので、構造の詳細な説明は省略する。
第3の実施形態の光モジュールでは、媒体接続部106は、光モジュール本体から分離されているため、光モジュールを実装するための回路基板の構造が異なる。図14を参照して、第3の実施形態の光モジュールを実装するための回路基板の構造について説明する。回路基板1401は、光モジュールを実装するための基板であり、透明な材質で形成された光透過部1402を備える。なお、回路基板1401は、一部に光透過部1402を備えるのではなく、全体が透明な材質で形成されていてもよい。回路基板1401には、光モジュール以外の他の部品が実装されてもよい。回路基板1401の上面には、回路配線203と光モジュールを接続するためのランド204が設けられている。回路配線203は、光モジュールと、図示されていない他の素子、例えばCPUなどを接続する。
次に、図15、図16を参照して、光モジュールの実装形態について説明する。図15は、光モジュールが回路基板に実装されたとき斜視図である。図16(a)、(c)は、図3中の線C−C’で切断したときの断面図である。図16(b)は、光モジュールに接続される光接続媒体の断面図である。
図15、図16(a)のように、光モジュール本体は、回路基板1401の上面に搭載される。媒体接続部106は、回路基板1401の下面に搭載される。
光モジュール本体は、光モジュール端子105とランド204とが接合されることによって、回路基板1401に固定される。このとき、光素子101と回路配線203とが電気的に接続されるため、光素子101は光モジュールの外部と信号を入出力することができる。あるいは、光モジュール端子105とランド204とを接合せずに、所定の固定部材を用いて、光モジュール本体を回路基板1401に押圧してもよい。その場合、モジュール端子105と回路配線203とは接合する必要はなく、接触していればよい。以上のように、光モジュール本体の、回路基板1401への搭載方法は、第1の実施形態における搭載方法と同じである。
媒体接続部106は、光透過部1402を覆うように、回路基板1401の下面に搭載される。媒体接続部106は、回路基板1401に、接着されるか、あるいは所定の固定部材によって押圧されることによって、固定される。
次に、図16(b)、(c)を参照して、光モジュールへの光伝送媒体の接続形態について説明する。媒体接続部106に接続される光伝送媒体401を図16(b)に示す。図16(b)の光伝送媒体401は、図4(b)に示したものと同じであるので説明は省略する。
光伝送媒体401は、図16(c)のように、光コネクタ403を用いて媒体接続部106に接続される。光素子101と光ファイバ402間の入出力光は、光素子実装基板104、光透過部202、媒体接続部106の内部を通過する。このとき、入出力光は、光コネクタ403の内部で、反射板404によって進行方向を変化させ、矢印Lのように進行する。
図16(a)のように、光モジュールと回路基板1403を一体化した装置は、一種の光伝送装置である。すなわち、本伝送装置は、図16(c)のように、光伝送媒体401を接続することによって、外部と光信号の入出力を行うことができる。また、本伝送装置は、回路配線203を介して、光モジュールと外部との間で電気信号の入出力を行うことができる。
このように、第3の実施形態の光モジュールは、モジュール本体と媒体接続部106が分離されている点を除き、第1の実施形態の光モジュールと同様の構造を備える。そのため、第3の実施形態の光モジュールは、第1の実施形態の光モジュールと同様の効果を持つ。すなわち、第3の実施形態の光モジュールは、光ファイバの敷設を容易にする。また、高い放熱性を持ち、図17のように、ヒート・シンク701を容易に付設できる。さらに、超高速動作にも適する。図18のように、側面にモジュール端子を備えることもできる。
また、第2の実施形態のように、第3の実施形態の光モジュールに筐体を付加してもよい。図19は、筐体が付加された第3の実施形態の光モジュールの構造を示す、上面図及び側面図である。図20、図21は、筐体が付加された第3の実施形態の光モジュールの回路基板への実装形態を示す、斜視図及び断面図である。図22は、筐体とヒート・シンクを付加された、第3の実施形態の光モジュールの断面図である。それぞれの構造は、モジュール本体と媒体接続部106が分離されている点を除き、第2の実施形態の光モジュールと同様であるので、詳細な説明は省略する。
(第3の実施形態の効果)
このように、第3の実施形態の光モジュールは、第1の実施形態と同様に、光ファイバの敷設の容易性、高い放熱性、ヒート・シンクの付設の容易性、超高速動作への適合性を備えるという効果がある。
さらに、第3の実施形態の光モジュールを実装するための回路基板は、一部、あるいは全体が透明であればよい。そのため、透明な材質で回路基板を形成すればよく、回路基板に開口部を設ける必要がないという効果がある。
(第4の実施形態)
第1、第2及び第3の実施形態の光モジュールには、反射板を備える光伝送媒体が接続される。入出力光を反射させる反射板は、光モジュールに備えてもよい。図23、図24は、第4の実施形態の光モジュールと光伝送媒体との接続形態を示す断面図である。図23は、第1の実施形態の光モジュールにおいて、反射板を媒体接続部内に設けた光モジュールを示す。図24は、第3の実施形態の光モジュールにおいて、反射板を媒体接続部内に設けた光モジュールを示す。
図23を参照して、第4の実施形態の光モジュールへの光伝送媒体の接続形態について説明する。媒体接続部106の内部は中空になっており、内部を入出力光が通過することできる。そして、第4の実施形態の光モジュールでは、図23(a)のように、媒体接続部106の内部の中空部の途中に、反射板110を備える。反射板110は、光モジュールと光ファイバ2302間の入出力光の進行方向を変化させる。
第4の実施形態の光モジュールの媒体接続部106に接続される光伝送媒体2301を図23(b)に示す。光伝送媒体2301は、光ファイバ2302、光コネクタ2303を備える。
光伝送媒体2301は、図23(c)のように、光コネクタ2303を用いて媒体接続部106に接続される。光素子101と光ファイバ2302間の入出力光は、光素子実装基板104、開口部202、及び媒体接続部106の内部を通過し、途中で反射板110によって進行方向を変化させ、矢印Lのように進行する。
図24の光モジュールについても、図23の光モジュールと同様である。ただし、図24の光モジュールでは、光素子101と光ファイバ2302間の入出力光は、開口部202ではなく、光透過部1402を通過する。
このように、第4の実施形態の光モジュールでも、光ファイバ2302を、回路基板201、1401に平行に配置することができるので、光モジュールを実装した回路基板201、1401と他の基板との間の光ファイバの敷設が容易になる。
また、放熱に関しても、第1又は第2の実施形態と同様に、筐体901内部で発生した熱を、効率よく空気中に放散することができる。
なお、第2の実施形態のように、第4の実施形態の光モジュールに筐体を付加してもよいことは言うまでもない。
(第4の実施形態の効果)
このように、第4の実施形態の光モジュールは、第1及び第2の実施形態と同様に、光ファイバの敷設の容易性、放熱性、超高速動作性を備えるという効果がある。
また、第4の実施形態の光モジュールでは、光伝送媒体に反射板を備える必要がなく、光伝送媒体の構造を簡略化できるという効果がある。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第1の実施形態の光モジュールを用いた光伝送装置の実施形態の例を示す。図25は、本発明の第5の実施形態の光伝送装置の構造を下方から見た斜視図である。図26は、第5の実施形態の光伝送装置の光モジュール部分を図25の線A−A’で切断したときの断面図である。
図25のように、光伝送装置は、第1の実施形態の光モジュール2501を回路基板2502の上面から挿入し、下面側に光伝送媒体2503を接続したものである。
光モジュール2501は、ケース2504、透明基板2505、光ファイバ・レセプタクル部2506、モジュール端子2507、ヒート・シンク2508を備える。光ファイバ・レセプタクル部2506は、下方に光伝送媒体接続面2509を備える。光伝送媒体接続面2509には、光伝送媒体2503を接続するためのガイドピン2510が設けられている。光ファイバ・レセプタクル部2506と透明基板2505とは接合されている。
回路基板2502は、開口部2511と電気コネクタ2512を備える。また、回路基板2502の上面(光モジュール2501が実装される面)には、回路配線(図示なし)が形成されている。
光伝送媒体2503は、光コネクタ2513、光ファイバ2514、光コネクタ・アダプタ2515、ブラケット2516を備える。光コネクタ2513は、ガイドピン2510を挿入するためのガイド穴2517を備え、光伝送媒体接続部2509に接続される。また、ブラケット2516は、ビス2518で回路基板2502に固定される。
次に、光モジュール2501の詳細な構造について説明する。図26に、光モジュール2501の詳細な構造を示す。光モジュール2501は、ケース2504、透明基板2505、光ファイバ・レセプタクル部2506、モジュール端子2507、ヒート・シンク2508を備える。光ファイバ・レセプタクル部2506と透明基板2505が接合されることによって、光モジュール2501は一体化されている。
透明基板2505には、フレキシブル基板のような、比較的薄い基板を使用することができる。なお、透明基板2505は、全体が透明である必要はなく、入出力光が透過する部分のみが透明であればよい。「透明」の意味は、第1の実施形態におけて定義したものと同じである。
ケース2504は、透明基板2505に接合されている。透明基板2505上には、光素子2601、光素子駆動用IC2602が実装され、内部配線2603、2604、2605が形成されている。内部配線2603は、モジュール端子2507と光素子2601を接続する。内部配線2604は、モジュール端子2507と光素子駆動用IC2602を接続する。内部配線2605は、光素子2601と光素子駆動用IC2602を接続する。
光モジュール2501では、最も発熱が多い素子は光素子駆動用IC2602である。そこで、光素子駆動用IC2602の放熱性を高めるために、ケース2504と光素子駆動用IC2602との間に、放熱剤2606を備える。放熱剤2606は、光素子駆動用IC2602が発生する熱を効率よく、ケース2504に伝導する。ケース2504に伝導された熱は、ヒート・シンク2508から外部に放散される。
光ファイバ・レセプタクル部2506の内部には、レンズ2607を備える。レンズ2607は、例えば平板マイクロ・レンズ・アレイであり、光モジュール2501と光コネクタ2513との光結合を効率よく行う。すなわち、レンズ2607は、光素子2601が発光する光を集光し、光ファイバ2514へ入射させる。あるいは、レンズ2607は、光ファイバ2514からの光を集光し、光素子2601に入射させる。
光ファイバ・レセプタクル部2506は、開口部2511を貫通する。光ファイバ・レセプタクル部2506の下方の媒体接続面2509には、光コネクタ2513が接続される。
光モジュール2501では、モジュール本体と光ファイバ・レセプタクル部2506が一体化されている。そのため、光モジュール2501は、回路基板2502に設けられたランド2608と光モジュール端子2507を接合することによって固定される。このとき、内部配線2603、2604と回路基板2502上の回路配線2609との電気的な接続も同時に完成する。
光素子2601に入出力する光信号2610は、透明基板2505を透過する。そして、媒体接続部2509に光コネクタ2513を接続することによって、光モジュール2501と外部との間の光信号2610の接続が行われる。光コネクタ2513の内部に内蔵された45度ミラー2611は、回路基板2502に対して垂直方向に入出射する光信号2610を回路基板2502に平行な方向へ光路変換する。
本実施形態の光モジュールは、光素子及び光素子駆動用ICを内蔵しているが、光素子駆動用ICが必要でないときは光素子のみを内蔵してもよい。また、本実施形態の光モジュールでは、光素子と光駆動用ICの両方が透明基板上に搭載されているが、それぞれが別の基板に搭載されていてもよい。ただし、光素子が受発光する光が透過できるように、光素子を搭載する基板の、光が通過する領域は、透明である必要がある。
モジュール端子と回路基板のランドとは、電気的に導通している必要がある。そのためには、モジュール端子と回路基板のランドとは、接触していなければならないが、必ずしも接合されている必要はない。例えば、光モジュールを固定するために、他の部材を用いて光モジュールを回路基板に押圧して固定してもよい。その場合、モジュール端子と回路基板のランドとは接合する必要はなく、接触していればよい。
本実施形態の光モジュールは、ケースに内蔵されている素子の放熱性を向上させることも目的としている。そのため、ケースにはヒート・シンクが付設されている。ケースとヒート・シンクとは、熱が効率よく伝導するように、接触している必要がある。あるいは、ケースとヒート・シンクを接着してもよい。ケースとヒート・シンクとの間に、放熱剤を挟み込んでもよい。光素子及び光素子駆動用ICの両方がケースに内蔵されている必要はない。しかし、少なくとも冷却することが望ましい素子はケースに内蔵し、その素子が発生する熱の放熱性を高めることが望ましい。
以上のように、本実施形態の光伝送装置では、回路基板上面側に、ケースが上側になるように光モジュールが搭載され、ケースにはヒート・シンクが設けられる。このような構造を備えることによって、光モジュールが発生する熱を、効率よくヒート・シンクによって放散させることができる。
また、本実施形態の光伝送装置では、回路基板の上面に光モジュールのケースが、回路基板の下面に光入出力部が搭載される。そして、光伝送媒体が、回路基板の下面側に接続される。このように、光モジュールの本体部分は回路基板の上面に搭載され、光伝送路が回路基板下面に敷線される構造となる。通常、回路基板の光モジュールを実装する面には、光モジュール以外の電子部品が搭載されることが多い。従って、光モジュールを回路基板に実装するときに、光モジュールと同じ側に光ファイバが敷線されると、他の電子部品と光ファイバとが干渉するために、光ファイバの敷線が困難となる場合がある。これに対して、本実施形態の光伝送装置では、光モジュール及びその他の電子部品の搭載される面と、光ファイバが敷線される面とが、それぞれ回路基板の反対側の面になる。そのため、光ファイバと電子部品が干渉しないので、ファイバ敷線が容易である。
さらに、本実施形態の光伝送装置では、光モジュールと回路基板とは、モジュール端子と、回路基板に設けられたランドとを接合もしくは接触させることによって電気的に接続される。光モジュール端子は、透明基板の、光素子及び光素子駆動用ICの実装面の裏面に設けられている。従って、光素子もしくは光素子駆動用ICから回路基板に至る高速電気信号線路は、透明基板内の短いビアと光素子を通過する以外に段差がない。光素子もしくは光素子駆動用ICと回路基板との間の信号線路を以上のような構造にすることによって、減衰、反射の少ない高速電気信号伝送が可能である。
なお、第4の実施形態のように、光コネクタ内部の45度ミラー(反射板)を光ファイバ・レセプタクル部(媒体接続部)の内部に備えてもよい。
(第5の実施形態の効果)
以上のように、本実施形態の光伝送装置は、光ファイバの取り出し方向とヒート・シンクの取り付け面が、それぞれ回路基板の反対側の面にある。そのため、ヒート・シンクの取り付けが容易になり放熱性に優れるという効果がある。さらに、回路基板の、光モジュールのケースを搭載する面に光ファイバを引き出さないため、回路基板上の他の部品との干渉が発生しにくく、光ファイバの敷設が容易になるという効果もある。
また、光素子、光駆動素子のチップが、受発光面又は基板との接続面を透明基板に向けて実装される。そして、透明基板は回路基板に接近している。従って、回路基板とそれらの素子間の配線長が短くなる。そのため、超高速動作に適するという効果もある。
さらに、モジュール端子が光モジュール本体の下部に備えられている。そのため、光モジュールを回路基板方向に押圧したとき、モジュール端子を回路基板に押し付ける方向の力が加わる。従って、実装信頼性上の問題は発生しないという効果もある。
さらに、回路基板には開口部を設けるのみでよく、回路基板へのモジュールの実装はモジュール端子と回路基板上のランドとの接合又は接触のみでよい。従って、光伝送装置の製作が容易であるという効果もある。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態の光モジュールを用いた光伝送装置の実施形態の例を示す。図27は、本発明の第6の実施形態の光伝送装置の構造を下方から見た斜視図である。図28は、第6の実施形態の光伝送装置の光モジュール部分を図27の線A−A’で切断したときの断面図である。
図27のように、光伝送装置は、回路基板2702の下面に第2の実施形態の光モジュール2701の光ファイバ・レセプタクル部2506を搭載し、回路基板2702の上面にその他の部分(以降、「モジュール本体」という。)を搭載する。さらに、光ファイバ・レセプタクル部2506には光伝送媒体2503が接続されている。
光モジュール2701は、ケース2504、透明基板2505、光ファイバ・レセプタクル部2506、モジュール端子2507、ヒート・シンク2508を備える。光ファイバ・レセプタクル部2506は、下方に光伝送媒体接続面2509を備える。さらに、光伝送媒体接続面2509には、光伝送媒体2503を接続するためのガイドピン2510が設けられている。光ファイバ・レセプタクル部2506と透明基板2505とは接合されておらず、上部のモジュール本体と下部の光ファイバ・レセプタクル部2506の2ブロックに分離されている。
回路基板2702は、光透過部2703と電気コネクタ2512を備える。また、回路基板2702の上面(光モジュール2701が実装される面)には、回路配線(図示なし)が形成されている。
光伝送媒体2503は、第5の実施形態の光伝送媒体2503と同じなので、詳細な説明は省略する。光コネクタ2513は、光伝送媒体接続部2509に接続される。また、ブラケット2516は、回路基板2702に固定される。
図28に、光モジュール2701の詳細な構造を示す。光モジュール2701の各構成要素は、第5の実施形態の光モジュール2501と同じ構造を備える。そのため、個々の構成要素の説明は省略する。ただし、光モジュール2501とは異なり、光モジュール2701では、光ファイバ・レセプタクル部2506と透明基板2505は接合されていない。
光ファイバ・レセプタクル部2506は、回路基板2702に設けられた光透過部2703を覆うように、搭載される。 光モジュール2701の上部であるモジュール本体は、回路基板2702に設けられたランド2608と光モジュール端子2507を接合することによって固定される。このとき、内部配線2603、2604と回路基板2702上の回路配線2609との電気的な接続も同時に完成する。光ファイバ・レセプタクル部2506は、回路基板2702の下部から、所定の部材を用いて固定される。
光素子2601に入出力する光信号2610は、透明基板2505を透過する。そして、媒体接続部2509に光コネクタ2513を接続することによって、光モジュール2701と外部との間の光信号2610の接続が行われる。光コネクタ2513の内部に内蔵された45度ミラー2611は、回路基板2702に対して垂直方向に入出射する光信号2610を回路基板2702に平行な方向へ光路変換する。
なお、第6の実施形態の光モジュールは、第5の実施形態の光モジュールと同様に、光素子駆動用ICが必要でないときは光素子のみを内蔵してもよい。また、光素子と光駆動用ICのそれぞれが別の基板に搭載されていてもよい。ただし、光素子を搭載する基板の、光が通過する領域は、透明である必要がある。
第5の実施形態の光モジュールと同様に、第6の実施形態の光モジュールのモジュール端子と回路基板のランドとは、電気的に導通している必要がある。そのためには、モジュール端子と回路基板のランドとは、接触していなければならないが、必ずしも接合されている必要はない。
第6の実施形態の光モジュールも、ヒート・シンクを備えるため、高い放熱性を備える。
また、第6の実施形態の光伝送装置は、回路基板の上面に光モジュールのケースが、光入出力部が下側になるように搭載される。そして、光伝送媒体が、回路基板の下面側に接続される。そのため、光ファイバと電子部品が干渉せず、ファイバ敷線が容易である。
さらに、第6の実施形態の光伝送装置は、光素子もしくは光素子駆動用ICと回路基板との間の信号線路に段差が少ないため、減衰、反射の少ない高速電気信号伝送が可能である。
なお、第5の実施形態のように、光コネクタ内部の45度ミラー(反射板)を光ファイバ・レセプタクル部(媒体接続部)の内部に移動させてもよい。
(第6の実施形態の効果)
以上のように、本実施形態の光伝送装置は、第5の実施形態と同様に、光ファイバの敷設の容易性、放熱性、超高速動作性を備えるという効果がある。
さらに、回路基板には光透過部を設けるか、あるいは全体を透明にすればよく、開口部を設ける必要がない。従って、回路基板の製作が容易であるという効果もある。
なお、以上の実施形態は各々他の実施形態と組み合わせることができる。
本発明の第1の実施形態の光モジュールの構造を示す、上面図及び側面図である。 第1の実施形態の光モジュールを実装するための回路基板の斜視図である。 第1の実施形態の光モジュールの回路基板への実装形態を示す斜視図である。 第1の実施形態の光モジュールの回路基板への実装形態を示す断面図である。 異なる回路基板への、第1の実施形態の光モジュールの実装形態を示す断面図である。 異なる回路基板への、第1の実施形態の光モジュールの実装形態を示す断面図である。 ヒート・シンクを付設された、第1の実施形態の光モジュールの断面図である。 異なる構造の端子を備える、第1の実施形態の光モジュールの断面図である。 本発明の第2の実施形態の光モジュールの構造を示す、上面図及び側面図である。 第2の実施形態の光モジュールの回路基板への実装形態を示す斜視図である。 第2の実施形態の光モジュールの回路基板への実装形態を示す断面図である。 ヒート・シンクを付設された、第2の実施形態の光モジュールの断面図である。 本発明の第3の実施形態の光モジュールの構造を示す、上面図及び側面図である。 第3の実施形態の光モジュールを実装するための回路基板の斜視図である。 第3の実施形態の光モジュールの回路基板への実装形態を示す斜視図である。 第3の実施形態の光モジュールの回路基板への実装形態を示す断面図である。 ヒート・シンクを付設された、第3の実施形態の光モジュールの断面図である。 異なる構造の端子を備える、第3の実施形態の光モジュールの断面図である。 筐体を付加した第3の実施形態の光モジュールの構造を示す、上面図及び側面図である。 筐体を付加した第3の実施形態の光モジュールの回路基板への実装形態を示す斜視図である。 筐体を付加した第3の実施形態の光モジュールの回路基板への実装形態を示す断面図である。 筐体及びヒート・シンクを付加した第3の実施形態の光モジュールの断面図である。 本発明の第4の実施形態の光モジュールと光伝送媒体との接続形態を示す断面図である。 第4の実施形態の光モジュールと光伝送媒体との接続形態を示す断面図である。 本発明の第5の実施形態の光伝送装置の構造を下方から見た斜視図である。 第5の実施形態の光伝送装置の光モジュール部分の断面図である。 本発明の第6の実施形態の光伝送装置の構造を下方から見た斜視図である。 第5の実施形態の光伝送装置の光モジュール部分の断面図である。 非特許文献に記載された光モジュールの構造を示す断面図である。 特許文献の光モジュールの実装形態を示す断面図である。 特許文献1の光モジュールの回路基板への実装形態を示す上面図である。
符号の説明
101 光素子
102 素子電極
103 モジュール内配線
104 光素子実装基板
105 モジュール端子
106 媒体接続部
107 受発光面
108 媒体接続面
109 貫通部
110 反射板
201 回路基板
202 開口部
203 回路配線
204 ランド
401 光伝送媒体
402 光ファイバ
403 光コネクタ
404 反射板
501 回路基板
502 光伝送媒体
503 光コネクタ
504 開口部
505 回路基板下面
601 回路基板
701 ヒート・シンク
702 圧着部材
801 モジュール端子
901 筐体
1401 回路基板
1402 光透過部
2301 光伝送媒体
2302 光ファイバ
2303 光コネクタ
2501 光モジュール
2502 回路基板
2503 光伝送媒体
2504 ケース
2505 透明基板
2506 光ファイバ・レセプタクル部
2507 モジュール端子
2508 ヒート・シンク
2509 光伝送媒体接続面
2510 ガイドピン
2511 開口部
2512 電気コネクタ
2513 光コネクタ
2514 光ファイバ
2515 光コネクタ・アダプタ
2516 ブラケット
2517 ガイド穴
2518 ビス
2601 光素子
2602 光素子駆動用IC
2603、2604、2605 内部配線
2606 放熱剤
2607 レンズ
2608 ランド
2609 回路配線
2610 光信号
2611 45度ミラー
2701 光モジュール
2702 回路基板
2703 光透過部
2901 透明樹脂基板
2902 光素子
2903 光素子駆動用IC
2904 金属ケース
2905 レンズ支持体
2906 平板マイクロ・レンズ・アレイ
2907 光信号
2908 回路基板
2909 熱伝導
3001 回路基板
3002 開口部
3003 ヒート・シンク
3004 上面
3005 接合部分
3101 電子素子
3102 光モジュール
3103 光ファイバ
3104 回路基板
3105 部品
3106 領域

Claims (20)

  1. 第1の面及び前記第1の面の裏面である第2の面を備え、光を透過する光透過部が形成された光素子実装基板と、
    前記第1の面に実装され、前記光透過部を介して前記第1の面から前記第2の面への方向に放射光を発光する発光素子又は前記光透過部を介して前記第2の面から前記第1の面への方向に入射する入射光を受光する受光素子である光素子と、
    前記第1の面を除く面に備えられた端子と、
    前記光素子を含む、前記第1の面に実装された部品の電極と前記端子を接続する配線と、
    前記第2の面から外部へ進行する前記放射光又は外部から前記第2の面へ入射する前記入射光を伝送する光伝送媒体が接続される媒体接続部
    を備えることを特徴とする光モジュール。
  2. 前記光素子実装基板、前記光素子、前記端子、及び前記配線を含み、前記媒体接続部を含まない第1の部分は、実装面及び開口部を備える実装用基板の前記実装面に搭載され、
    前記媒体接続部を含み、前記光素子実装基板、前記光素子、前記端子、及び前記配線を含まない第2の部分の少なくとも一部は、前記開口部内に挿入される
    ことを特徴とする請求項1記載の光モジュール。
  3. 前記開口部の内側面の少なくとも一部は、前記第2の部分に接触する
    ことを特徴とする請求項2記載の光モジュール。
  4. 前記光素子実装基板、前記光素子、前記端子、及び前記配線を含み、前記媒体接続部を含まない第1の部分は、所定の実装用基板の第1の実装面に搭載され、
    前記媒体接続部を含み、前記光素子実装基板、前記光素子、前記端子、及び前記配線を含まない第2の部分は、前記第1の実装面の裏面に搭載され、
    前記放射光又は前記入射光は、前記実装用基板を透過し、前記光素子及び前記光伝送媒体間を進行する
    ことを特徴とする請求項1記載の光モジュール。
  5. 前記端子は、前記第2の面に形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光モジュール。
  6. 前記端子は、前記第1の面の周囲と前記第2の面の周囲を連結する面に形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光モジュール。
  7. 前記光素子は、前記光素子実装基板にフリップ・チップ実装されている
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の光モジュール。
  8. 前記部品の一部又は全部を収納する筐体
    を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の光モジュール。
  9. 前記筐体に内蔵された部品が発熱する熱を放熱する放熱部
    を備えることを特徴とする請求項8記載の光モジュール。
  10. 前記媒体接続部は、前記光の進行方向を変化させる反射部を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の光モジュール。
  11. 前記光伝送媒体は、前記放射光又は前記入射光の進行方向を変化させる反射部を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の光モジュール。
  12. 請求項1記載の光モジュールを実装可能な、実装面及び開口部を備える実装用基板であって、
    前記光素子実装基板、前記光素子、前記端子、及び前記配線を含み、前記媒体接続部を含まない第1の部分は、前記実装面に搭載され、
    前記媒体接続部を含み、前記光素子実装基板、前記光素子、前記端子、及び前記配線を含まない第2の部分の少なくとも一部は、前記開口部内に挿入される
    ことを特徴とする実装用基板。
  13. 請求項1記載の光モジュールを実装可能な、実装面及び光を透過する透過部を備える実装用基板であって、
    前記光素子実装基板、前記光素子、前記端子、及び前記配線を含み、前記媒体接続部を含まない第1の部分は、前記実装面に搭載され、
    前記媒体接続部を含み、前記光素子実装基板、前記光素子、前記端子、及び前記配線を含まない第2の部分は、前記第1の実装面の裏面に搭載され、
    前記放射光又は前記入射光は、前記透過部を透過可能である
    ことを特徴とする実装用基板。
  14. 前記光モジュールが発生する熱を放熱するための冷却装置を固定する固定部材の取り付け部
    を備えることを特徴とする請求項12又は13に記載の実装用基板。
  15. 請求項1記載の光モジュールと、
    請求項12記載の実装用基板
    を備えることを特徴とする光伝送装置。
  16. 請求項1記載の光モジュールと、
    請求項13記載の実装用基板
    を備えることを特徴とする光伝送装置。
  17. 第1の面及び前記第1の面の裏面である第2の面を備え光を透過する光透過部を備える光素子実装基板の前記第1の面に、前記光透過部を介して前記第1の面から前記第2の面への方向に放射光を発光する発光素子又は前記光透過部を介して前記第2の面から前記第1の面への方向に入射する入射光を受光する受光素子である光素子を実装し、
    前記光素子を含む、前記第1の面に実装された部品の電極と前記第1の面を除く面に備えられた端子を接続し、
    前記端子を実装用基板の第1の実装面上の回路配線に接合又は接触させ、
    前記端子を介して電気信号を入出力し、
    前記第2の面から外部へ進行する前記放射光又は外部から前記第2の面へ入射する前記入射光を伝送する光伝送媒体を、前記第1の実装面の裏面の第2の実装面の側から接続する
    ことを特徴とする光伝送方法。
  18. 請求項1記載の光モジュールを実装可能な、実装面及び開口部を備える実装用基板の前記実装面に、前記光素子実装基板、前記光素子、前記端子、及び前記配線を含み、前記媒体接続部を含まない第1の部分を搭載する工程と、
    前記媒体接続部を含み、前記光素子実装基板、前記光素子、前記端子、及び前記配線を含まない第2の部分の少なくとも一部を、前記開口部内に挿入する工程
    を備えることを特徴とする光モジュールの実装方法。
  19. 前記光素子実装基板、前記光素子、前記端子、及び前記配線を含み、前記媒体接続部を含まない第1の部分を、請求項1記載の光モジュールを実装可能な、実装面及び光を透過する透過部を備える実装用基板の前記実装面に搭載する工程と、
    前記媒体接続部を含み、前記光素子実装基板、前記光素子、前記端子、及び前記配線を含まない第2の部分を、前記第1の実装面の裏面に搭載する工程
    を備えることを特徴とする光モジュールの実装方法。
  20. 前記光モジュールに、前記光モジュールが発生する熱を放熱する冷却部を接触させる工程
    を備えることを特徴とする請求項18又は19に記載の光モジュールの実装方法。
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