JP2010066543A - 定着装置,画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パルス検出回路81により加熱ローラ53の停止が検出されたことを条件に誘導コイル54aへの電力供給を遮断するゲート電源制御回路73と,サーミスタ78による検出温度が予め設定された上限設定温度以上に達したことを条件に誘導コイル54aへの電力供給を遮断する定着高温検知回路75と,パルス検出回路81により加熱ローラ53の停止が検出されている場合の上限設定温度をパルス検出回路81により加熱ローラ53の回転が検出されている場合の上限設定温度よりも低く設定する上限設定温度変更回路90とを備えて構成されている。
【選択図】図2
Description
また,前記定着装置における定着ベルトの加熱には,回転する加熱ローラや定着ベルトの一部に誘導電流を作用させることによって該加熱ローラや定着ベルトを誘導加熱する誘導コイルや磁性体コアなどを備えた電磁誘導方式の加熱装置が用いられる。ここで,一般的な定着装置では,加熱ローラの温度を温度センサ等で検出し,その検出温度が予め設定された上限設定温度以上に達した場合に誘導加熱を停止させることによって異常加熱を防止している。
さらに,このような定着装置において誘導加熱が行われるとき,定着ベルトや加熱ローラが何らかの異常によって回転しない場合には,該定着ベルトや加熱ローラが局所的に集中して加熱されるおそれがある。そのため,例えば特許文献1には,加熱ローラや定着ベルトの回転が停止したことを検出した場合に,インバータ回路を停止させて誘導コイルへの電力供給を停止させることによって異常加熱を防止することが提案されている。具体的に,特許文献1では,インバータ回路に入力されるパルス信号の入力を停止させることや,インバータ回路のイネーブル/ディセーブルを切り換えるイネーブル信号によってインバータ回路の出力を停止させている。これにより,誘導加熱時に加熱ローラや定着ベルトの回転が停止したことに起因する異常加熱を早期に防止することができる。
そこで,前述したように温度センサによる検出温度が上限設定温度以上に達した場合も誘導加熱を停止させるように構成することで二重の安全策を講じることが考えられる。これにより,そのいずれかの安全策によって異常加熱が防止される。
しかしながら,誘導加熱に用いる誘導コイル及び磁性体コアなどが前記加熱ローラの外周の所定領域を覆うように配置された構成(例えば図2参照)では,その温度センサを,加熱ローラの表面上の誘導加熱が行われる位置に接触させて配置することができず,誘導加熱が行われる位置から離れた位置に配置することになる。この場合,加熱ローラが停止した状態では,その温度センサは,加熱ローラにおける誘導加熱位置の温度を該加熱ローラ内の熱伝導によって間接的に検出することになる。そのため,温度センサによる検出温度が上限設定温度以上に達して誘導加熱を停止させるときには,既に加熱ローラの誘導加熱位置の温度は上限設定温度を超過していることになり,安全性に欠けるという問題がある。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,加熱ローラの温度を検出する温度センサが該加熱ローラにおける誘導加熱位置から離れた位置に設けられる構成において,加熱ローラの異常停止に起因する該加熱ローラや定着ベルトの局所的な異常加熱を確実且つ早期に防止することのできる定着装置及び画像形成装置を提供することにある。
(1)前記誘導加熱手段による前記加熱ローラ及び/又は前記定着ベルトの誘導加熱が行われる位置から離間した位置で前記加熱ローラの温度を検出するローラ温度検出手段。
(2)前記ローラ温度検出手段による検出温度が予め設定された上限設定温度以上に達したことを条件に前記誘導加熱手段への電力供給を遮断する第2の電力供給遮断手段。
(3)前記ローラ回転検出手段により前記加熱ローラの停止が検出されている場合の前記上限設定温度を,前記ローラ検出手段により前記加熱ローラの回転が検出されている場合の前記上限設定温度よりも低く設定する上限設定温度変更手段。例えば,前記上限設定温度変更手段は,前記加熱ローラの回転時に対応して予め設定された第1の上限設定温度と前記加熱ローラの停止時に対応して予め設定された前記第1の上限設定温度よりも低い第2の上限設定温度とを,前記ローラ回転検出手段による検出結果に応じて切り換えるものである。
ここで,前記第1の電力供給遮断手段及び前記第2の電力供給遮断手段は,そのいずれか一方が,前記誘導加熱手段への電力供給経路を遮断する経路遮断手段であって,他方が,前記誘導加熱手段に対する供給電力を制御するスイッチング手段へのスイッチング信号を停止させるスイッチング駆動停止手段であることが望ましい。即ち,前記第1の電力供給遮断手段及び前記第2の電力供給遮断手段が異なる手法で,前記誘導加熱手段への電力供給を遮断するものであることが望ましく,これにより,一方の手法により電力供給を遮断することができない事態が生じていても,他方の手法により電力供給を遮断することができる。
ところで,本発明は,前記定着装置を備えてなる画像形成装置として捉えることも可能である。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る複写機Xの概略構成を示すブロック図,図2は本発明の実施の形態に係る定着装置5の概略構成を示すブロック図,図3は本発明の実施の形態に係る定着装置5に設けられた上限設定温度変更回路90の一例を説明するための回路図である。
まず,図1を用いて,本発明の実施の形態に係る複写機Xの概略構成について説明する。
図1に示すように,本発明の実施の形態に係る複写機Xは,操作表示部1,画像読取部2,画像処理部3,画像形成部4,定着装置5,及び制御部6などを備えて概略構成されている。前記複写機Xは,他にも一般的な電子写真方式の複写機が有する各種の構成要素を有しているが,それらについては従来と異なるところがないため,ここでは説明を省略する。なお,本発明は当該複写機Xに限られず,例えばプリンタ装置,ファクシミリ装置,これらの機能やスキャナ機能を有する複合機などの電子写真方式の画像形成装置にも適用可能である。
前記操作表示部1は,前記制御部6からの指示に応じて各種の情報の表示を行う液晶ディスプレイや,前記制御部6への操作入力を行うためのタッチパネルなどを有している。
前記画像読取部2は,原稿台やADF(自動搬送装置)にセットされた原稿の画像を読み取るものであって,該画像読取部2で読み取られた画像データは前記画像処理部3に入力される。
前記画像処理部3は,前記画像読取部2で読み取られた原稿の画像データや,LAN等の通信網を介して図外の情報処理装置から入力された原稿の画像データなどに対して各種の画像処理を施すものである。前記画像処理部3で画像処理が施された後の画像データは,前記画像形成部4に入力される。
前記画像形成部4は,感光体ドラムや帯電器,現像装置,LSUなどを有してなり,前記画像処理部3から入力された原稿の画像データに基づいて用紙にトナー像(現像剤)を形成するものである。
そして,前記定着装置5は,前記画像形成部4によってトナー像が形成された用紙にそのトナー像を溶融定着させる。本発明の実施の形態に係る前記複写機Xは,前記定着装置5に関する構成及び動作に特徴を有しており,以下,その点について詳説する。
前記定着ローラ51は,不図示のステッピングモータなどの所定の駆動手段に連結されており,該所定の駆動手段によって回転駆動される。前記定着ローラ51が回転駆動されると,その駆動力によって前記定着ベルト52が走行し,該定着ベルト52から伝達される駆動力によって前記加熱ローラ53が回転する。
前記定着装置5では,前記誘導コイル54aに交流電流を流すことによって発生する磁束が前記磁性体コア54bと前記加熱ローラ53との間に形成された磁気回路に作用することにより前記加熱ローラ53の表面に発生する渦電流(誘導電流)によって,該加熱ローラ53が加熱(誘導加熱)される。これにより,前記加熱ローラ53に張架された前記定着ベルト52が該加熱ローラ53からの熱伝導によって加熱され,該定着ベルト52に接触される用紙では,付着したトナーが溶融定着される。なお,前記定着ベルト52が磁性部材から構成される場合には,前記磁性体コア54bから作用する磁束によって該定着ベルト52が誘導加熱される。
前記加熱制御部7では,前記CPU71が不図示のROMやRAMなどに記憶された制御プログラムや各種のパラメータに基づいて所定の制御処理(演算処理)を実行することによって,前記各構成部品が制御される。なお,前記CPU71は,前記制御部6からの制御指示に基づいて当該定着装置5における加熱動作を制御する。また,前記CPU71の処理機能が前記制御部6によって達成され,該CPU71が省略される構成であってもよい。
前記パルス検出回路81は,前ロータリーエンコーダ80からのパルス信号の入力の有無によって,前記加熱ローラ53の回転及び停止を検出する。ここに,係る検出を行う前記パルス検出回路81がローラ回転検出手段の一例である。なお,前記ローラ回転検出手段はこれに限られず,前記加熱ローラ53の回転及び停止を検出し得るものであればよい。また,前記パルス検出回路81は,前記ロータリーエンコーダ80から入力されるパルス信号が所定周波数に安定したことを条件に前記加熱ローラ53が回転していることを検出するものであってもよい。
前記パルス検出回路81は,前記加熱ローラ53の回転及び停止の検出結果を,前記CPU71,前記ゲート電源制御回路73及び前記上限設定温度変更回路90に入力する。例えば,前記パルス検出回路81は,前記加熱ローラ53の回転を検出した場合に“H”信号,停止を検出した場合に“L”信号を出力する。
前記ゲート電源制御回路73は,前記パルス検出回路81から入力される検出結果に応じて,所定の電源から前記IGBTゲート駆動回路72への電源供給経路の確立/遮断を切り換えることにより,該IGBTゲート駆動回路72による前記IGBT74へのスイッチング信号の入力の有無を切り換える。具体的に,前記ゲート電源制御回路73は,前記パルス検出回路81によって前記加熱ローラ53の停止が検出されたことを条件に,前記IGBTゲート駆動回路72への電源供給経路を遮断することにより,該IGBTゲート駆動回路72による前記IGBT74へのスイッチング信号の入力を停止させる。
従って,前記定着装置5では,何らかの異常によって前記加熱ローラ53が停止している場合,前記IGBTゲート駆動回路72から前記IGBT74へのスイッチング信号の入力が停止され,前記誘導コイル54aへの電力供給が遮断されることにより,前記加熱ローラ53の局所的な異常加熱が防止される。ここに,前記IGBTゲート駆動回路72及び前記ゲート電源制御回路73が第1の電力供給遮断手段及びスイッチング駆動停止手段の一例である。
前記定着装置5では,前記加熱ローラ53の外周の所定領域を覆うように配置された前記誘導加熱部54によって前記加熱ローラ53が誘導加熱されるため,その誘導加熱が行われる位置(以下「誘導加熱位置」という)の近傍に前記サーミスタ78を配置することができない。
そのため,前記サーミスタ78は,前記加熱ローラ53の誘導加熱位置から離れた位置に配置されており,該位置において前記加熱ローラ53の温度を検出する。具体的に,前記サーミスタ78は,前記加熱ローラ53の外周上における前記誘導加熱位置の反対側であって前記誘導加熱部54で覆われていない位置に配置されている。また,前記サーミスタ78は,前記加熱ローラ53の外周表面に感熱部を接触させて該加熱ローラ53の温度を検出する接触式温度センサである。
一方,前記定着高温検知回路75は,前記サーミスタ78によって検出された前記加熱ローラ53の温度が,予め設定された上限設定温度以上に達しているか否かを判断し,該上限設定温度以上に達していることを条件に,前記リレーコイル76への通電の有無を制御して,前記誘導コイル54aへの電力供給を遮断する。ここに,係る制御を行うときの前記定着高温検知回路75が第2の電力供給遮断手段の一例である。なお,前記上限設定温度は,前記加熱ローラ53の異常加熱状態を検知するための温度として予め設定されるものである。
前記リレーコイル76は,前記定着高温検知回路75によって制御される通電の有無に応じて,図外の一次電源から前記IGBT74を経て前記誘導コイル54aに続く電力供給経路上に設けられたリレー接点77をON/OFFすることによって,該電力供給経路の確立/遮断を切り換える。
なお,前記定着高温検知回路75は,前記誘導コイル54aへの電力供給を強制的に遮断することのできるものであればよく,ここで説明するものに限られない。例えば,前記IGBTゲート駆動回路72から前記IGBT74へのスイッチング信号の入力経路の確立/遮断を切り換えることにより前記IGBT74の駆動の有無を制御し,前記誘導コイル54aへの電力供給の有無を切り換えるものであってもよい。
しかし,前記加熱ローラ53が正常に回転している場合には,該加熱ローラ53の誘導加熱位置で加熱された部位が前記サーミスタ78に到達するが,前記加熱ローラ53が何らかの異常によって停止した場合には,前記加熱ローラ53の誘導加熱位置において該加熱ローラ53の同じ部位が局所的に加熱されることになる。そして,この場合には,前記加熱ローラ53の誘導加熱位置からの熱伝導によって前記サーミスタ78の設置位置で検出される前記加熱ローラ53の温度が前記上限設定温度に達するまで異常加熱を検出することができないため,該異常加熱の発見が遅れるという問題が生じる。
そこで,本発明の実施の形態に係る複写機Xの定着装置5では,前記加熱ローラ53が何らかの異常によって停止した場合に,該加熱ローラ53の異常加熱を早期に検出して前記誘導コイル54aへの電力供給を遮断し,前記加熱ローラ53の誘導加熱を停止させるべく,前記上限設定温度変更回路90が設けられている。
例えば,前記CPU71によって前記サーミスタ78によって検出される前記加熱ローラ53の温度が180℃になるように定着温度制御が行われている場合,前記上限設定温度変更回路90は,前記上限設定温度を,前記加熱ローラ53が回転している場合には250℃,前記加熱ローラ53が停止している場合には200℃に設定する。
図3に示すように,前記定着高温検知回路75は,前記サーミスタ78によって検出される前記加熱ローラ53の温度に対応する検出電圧と,所定の電源Vccから入力される前記上限設定温度に対応する基準電圧とを比較し,前記サーミスタ78の検出電圧が前記基準電圧以上に達した場合に,前記加熱ローラ53の温度が前記上限設定温度以上に達したと判断し,前記リレーコイル76に検知信号を出力するコンパレータである。
一方,前記上限設定温度変更回路90は,前記所定の電源Vccからの入力電圧を分圧する3つの抵抗R1〜R3を有する分圧回路である。前記上限設定温度変更回路90では,前記抵抗R1及び前記抵抗R2の間から前記定着高温検知回路75に前記基準電圧として入力される電圧値が,前記抵抗R2及び前記抵抗R3の間に入力される前記パルス検出回路81の出力信号に応じて変化する。具体的に,前記上限設定温度変更回路90では,前記加熱ローラ53の回転が検出されて前記パルス検出回路81から“H”信号が入力された場合に比べて,前記加熱ローラ53の停止が検出されて前記パルス検出回路81から“L”信号が入力された場合の方が,前記定着高温検知回路75に入力される基準電圧値が低くなる。
このように,前記上限設定温度変更回路90は,前記パルス検出回路81の検出結果に応じて,前記加熱ローラ53の回転時に前記定着高温検知回路75に入力する基準電圧と,前記加熱ローラ53の停止時に前記定着高温検知回路75に入力する基準電圧とを切り換えることによって,前記定着高温検知回路75における上限設定温度を,前記加熱ローラ53の回転時に対応して予め設定された第1の上限設定温度(例えば250℃)と,前記加熱ローラ53の停止時に対応して予め設定された前記第1の上限設定温度よりも低い第2の上限設定温度(例えば200℃)とに切り換える。
従って,前記定着装置5では,前記ゲート電源制御回路73や前記IGBTゲート駆動回路72などに何らかの異常が生じており,それらによって前記誘導コイル54aへの電力供給が遮断されない場合でも,前記上限設定温度変更回路90によって変更された後の前記加熱ローラ53の停止時に対応する上限設定温度に基づいて,前記定着高温検知回路75によって前記誘導コイル54aへの電力供給が遮断されることになる。よって,前記誘導コイル54aによる前記加熱ローラ53や前記定着ベルト52の局所的な異常加熱を確実且つ早期に防止することができ,安全性を向上させることができる。
2…画像読取部
3…画像処理部
4…画像形成部
5…定着装置
51…定着ローラ
51a…加圧ローラ
52…定着ベルト
53…加熱ローラ
54…誘導加熱部(誘導加熱手段の一例)
54a…誘導コイル
54b…磁性体コア
6…制御部
7…加熱制御部
71…CPU
72…IGBTゲート駆動回路
73…ゲート電源制御回路(第1の電力供給遮断手段の一例)
74…IGBT(スイッチング手段の一例)
75…定着高温検知回路(第2の電力供給遮断手段の一例)
76…リレーコイル
77…リレー接点
78…サーミスタ(ローラ温度検出手段の一例)
80…ロータリーエンコーダ
81…パルス検出回路(ローラ回転検出手段の一例)
90…上限設定温度変更回路(上限設定温度変更手段の一例)
X…複写機(画像形成装置の一例)
Claims (4)
- 所定の駆動手段により回転駆動される定着ローラと,前記定着ローラとの間に張架された定着ベルトを介して該定着ローラから伝達される駆動力により回転駆動される加熱ローラと,前記加熱ローラの外周の所定領域を覆うように配置され,電力供給を受けて前記加熱ローラ及び/又は前記定着ベルトを誘導加熱する誘導加熱手段と,前記加熱ローラの回転及び停止を検出するローラ回転検出手段と,前記ローラ回転検出手段により前記加熱ローラの停止が検出されたことを条件に前記誘導加熱手段への電力供給を遮断する第1の電力供給遮断手段とを備えてなる定着装置であって,
前記誘導加熱手段による前記加熱ローラ及び/又は前記定着ベルトの誘導加熱が行われる位置から離間した位置で前記加熱ローラの温度を検出するローラ温度検出手段と,
前記ローラ温度検出手段による検出温度が予め設定された上限設定温度以上に達したことを条件に前記誘導加熱手段への電力供給を遮断する第2の電力供給遮断手段と,
前記ローラ回転検出手段により前記加熱ローラの停止が検出されている場合の前記上限設定温度を,前記ローラ検出手段により前記加熱ローラの回転が検出されている場合の前記上限設定温度よりも低く設定する上限設定温度変更手段と,
を備えてなることを特徴とする定着装置。 - 前記上限設定温度変更手段が,前記加熱ローラの回転時に対応して予め設定された第1の上限設定温度と前記加熱ローラの停止時に対応して予め設定された前記第1の上限設定温度よりも低い第2の上限設定温度とを,前記ローラ回転検出手段による検出結果に応じて切り換えるものである請求項1に記載の定着装置。
- 前記第1の電力供給遮断手段及び前記第2の電力供給遮断手段のいずれか一方が,前記誘導加熱手段への電力供給経路を遮断する経路遮断手段であって,他方が,前記誘導加熱手段に対する供給電力を制御するスイッチング手段へのスイッチング信号を停止させるスイッチング駆動停止手段である請求項1又は2のいずれかに記載の定着装置。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の定着装置を備えてなる画像形成装置。
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2008
- 2008-09-11 JP JP2008233060A patent/JP2010066543A/ja active Pending
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