JP6477574B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、誘導加熱方式の定着装置及び画像形成装置に関する。
画像形成装置に備えられる電源回路の動作周波数又はスイッチング周波数等の影響を受けて、セキュリティーゲート装置のような他の電子装置が誤動作する可能性がある。
上記のような誤動作を防止するために、近くで人体が検知されたときに、画像形成装置の電源回路の駆動周波数を、通常の周波数から、予め記憶されている誤動作防止周波数に切り替える画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−124814号公報
しかしながら、誘導加熱方式の定着装置では、随時変動する目標電力に応じて誘導加熱器の動作周波数を随時変更する場合があるため、上記のように予め記憶されている誤動作防止周波数で誘導加熱器を駆動することは困難である。
本発明の目的は、他の電子装置の誤動作を抑制することが可能な誘導加熱方式の定着装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る定着装置は、被加熱部材と、誘導加熱器と、周波数決定部と、判定処理部と、周波数変更部と、加熱制御部と、を備える。前記誘導加熱器は、前記被加熱部材を誘導加熱により加熱する。前記周波数決定部は、前記誘導加熱器の駆動周波数を決定する。前記判定処理部は、前記周波数決定部により決定される前記駆動周波数が予め定められた禁止周波数帯域に入っているか否かを判定する。前記周波数変更部は、前記周波数決定部により決定される前記駆動周波数が前記禁止周波数帯域内であり且つ前記禁止周波数帯域内の予め定められた閾値未満である場合に、前記駆動周波数を前記禁止周波数帯域の下側境界周波数に変更し、前記駆動周波数が前記禁止周波数帯域内であり且つ前記閾値以上である場合に、前記駆動周波数を前記禁止周波数帯域の上側境界周波数に変更する。前記加熱制御部は、前記周波数変更部による変更後の駆動周波数で前記誘導加熱器を駆動する。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、作像部と、前記定着装置と、を備える。前記作像部は、シートにトナー画像を形成する。前記定着装置は、前記シートに前記トナー画像を定着させる。
本発明によれば、他の電子装置の誤動作を抑制することが可能な誘導加熱方式の定着装置及び画像形成装置が提供される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における誘導加熱器33の駆動回路の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における誘導加熱器33の駆動周波数と電力との関係の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における禁止周波数帯域の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における駆動周波数の変更方法の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における誘導加熱器33の駆動周波数と電力との関係の一例を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で用いられる周波数制限設定画面の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で用いられる周波数制限設定画面の他の一例を示す図である。 図10は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される加熱制御処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における誘導加熱器33の駆動周波数と電力との関係の一例を示す図である。
以下、適宜図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置の概略構成]
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の概略構成について説明する。
図1に示される画像形成装置1は、プリンター、複写機、ファクシミリ等の各機能を備えた画像形成装置である。この画像形成装置1は、入力された画像データに基づいてシートSに画像を印刷する。画像形成装置1は、原稿の画像を読み取る画像読取部10と、電子写真方式の画像形成部20とを備える。なお、本実施形態では、本発明の画像形成装置の一例として画像形成装置1を例示して説明するが、本発明はこれに限らず、例えばプリンター、ファクシミリ装置、複写機にも本発明は適用可能である。
画像読取部10は、原稿載置面を構成するコンタクトガラス11と、コンタクトガラス11に対して開閉する原稿カバー12とを備える。画像形成装置1が複写機として機能する場合は、コンタクトガラス11に原稿がセットされて原稿カバー12が閉じられる。その後、操作表示部26(図2参照)からコピー開始指示が入力されると、画像読取部10による読取動作が開始されて、原稿の画像データが読み取られる。なお、原稿カバー12には、画像読取部10による読取対象となる原稿を自動的に給送するADF(Auto Document Feeder)13が設けられている。
画像形成部20は、画像読取部10で読み取られた画像データ、又は外部の情報処理装置から入力された画像データに基づいて画像形成処理(印刷処理)を実行する電子写真方式の画像形成部である。画像形成部20は、図1に示されるように、給紙カセット21、作像部22(本発明の作像部の一例)、定着部23、及び排出部24等を備えている。定着部23と後述する制御部25との組み合わせが、本発明の定着装置の一例である。
給紙カセット21に収容されたシートSは、給送ローラー等を含む給送機構によって一枚ずつ取り出される。シートSは、画像形成部20内の搬送路に沿って搬送されて、作像部22及び定着部23を経由して、排出部24へ排出される。
作像部22は、露光装置、感光体ドラム、帯電装置、現像装置、転写ローラー、クリーニングブレード、及び除電装置を備えており、感光体ドラムと転写ローラーとの間のニップ部を通過するシートSにトナー画像を形成する。
定着部23は、定着ローラー31、加圧ローラー32、誘導加熱器33、温度センサー35、インバーター回路36、及び整流回路37を備えており、シートSに前記トナー画像を定着させる。
定着ローラー31は、ローラー部とベルト部(本発明の被加熱部材の一例)を含む。前記ローラー部は、例えば、ステンレス鋼等の円筒型の芯金と、芯金上に形成されるシリコーン樹脂等の弾性層とを有する。前記ベルト部は、前記ローラー部の外周面に沿って設けられた筒形状の無端ベルト状部材である。前記ベルト部は、筒形状に加工されたニッケル金属製のフィルム基材と、前記フィルム基材上に形成されるシリコーン樹脂等の弾性層と、前記弾性層の表面を覆うフッ素樹脂等からなる離型層とを有する。
加圧ローラー32は、定着ローラー31に対向する位置に定着ローラー31に圧接して配置される。加圧ローラー32は、例えば、ステンレス鋼等の円筒型の芯金と、前記芯金上に形成されるシリコーン樹脂等の弾性層と、前記弾性層の表面を覆うフッ素樹脂等からなる離型層とを備える。加圧ローラー32は、不図示の駆動モーターからの駆動力により回転する。加圧ローラー32が回転すると、加圧ローラー32と定着ローラー31との間のニップ部を通じて加圧ローラー32から定着ローラー31へ駆動力が伝達されて、定着ローラー31も回転する。
誘導加熱器33は、定着ローラー31の前記ベルト部を誘導加熱により加熱するものであり、定着ローラー31の外周面に沿うように前記ベルト部の近傍に配置される誘導コイル34を備える。誘導コイル34には、後述するインバーター回路36(図3参照)により高周波電流が印加される。誘導コイル34は、印加された高周波電流により励磁し、励磁によって生じる磁束によって定着ローラー31の前記ベルト部を誘導加熱する。
誘導加熱器33によって加熱された前記ベルト部と前記加圧ローラー32とにより形成されるニップ部をシートSが通過することにより、前記トナー画像がシートSに定着する。
温度センサー35は、定着ローラー31の表面温度を検知する。温度センサー35は、例えば、定着ローラー31の表面の近傍に配置されたサーミスターである。
図3に示すように、インバーター回路36は、例えば、スイッチング素子を有する電流共振型インバーター回路である。インバーター回路36には、整流回路37を介して外部の商用交流電源50に接続されている。整流回路37は、商用交流電源50から供給される交流電流を直流電流に変換する。インバーター回路36は、整流回路37から供給される直流電流を高周波電流に変換して誘導コイル34に供給する。
インバーター回路36では、誘導コイル34及び共振コンデンサCが直列に接続されており、誘導コイル34及び共振コンデンサCによって共振回路が構成されている。インバーター回路36は、一対のスイッチング素子Q1,Q2を備えており、誘導コイル34及び共振コンデンサCは、スイッチング素子Q2と並列に接続されている。
スイッチング素子Q1,Q2のゲート端子には、制御部25からの駆動信号が入力される。前記駆動信号は、スイッチング素子Q1,Q2のオン状態とオフ状態とを所定の駆動周波数で切り替えるための信号である。スイッチング素子Q1,Q2が前記駆動信号に応じてスイッチング制御されることによって、前記駆動周波数に応じた高周波電流が誘導コイル34に印加される。
前記駆動周波数が変化すると、図4に示すように、誘導コイル34で消費される電力が変化する。誘導コイル34で消費される電力が変化すると、それに応じて、定着ローラー31の前記ベルト部の発熱量が変化する。よって、前記駆動周波数を制御することによって、前記ベルト部の発熱量を制御することができる。誘導コイル34で消費される電力は、前記駆動周波数が、共振コンデンサCの静電容量と誘導コイル34のインダクタンスとにより決まる共振周波数において最大となる。なお、前記駆動周波数が前記共振周波数を下回ると、スイッチング素子Q1,Q2が破損する可能性がある。よって、前記駆動周波数は、前記共振周波数以上の周波数となるように制御される。したがって、前記駆動周波数を高くして、前記共振周波数から遠ざけるほど、前記ベルト部の発熱量は小さくなる。逆に、前記駆動周波数を低くして、前記共振周波数に近づけるほど、前記ベルト部の発熱量は大きくなる。
操作表示部26は、情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部と、ユーザー操作を受け付けるタッチパネル及び操作ボタンなどの操作部とを備える。
記憶部27は、EEPROM(登録商標)などの不揮発性の記憶部である。記憶部27には、制御部25によって実行される各種の制御プログラム、及び各種のデータが記憶される。
制御部25は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性又は不揮発性の記憶部である。
具体的に、制御部25は、周波数決定部41、判定処理部42、周波数変更部43、加熱制御部44、及び禁止周波数設定部45を含む。なお、制御部25は、前記制御プログラムに従って各種の処理を実行することにより各処理部として機能する。また、制御部25は、各処理部の一部又は複数の処理機能を実現する電子回路を備えるものであってもよい。
周波数決定部41は、誘導加熱器33の駆動周波数(すなわち、スイッチング素子Q1,Q2の駆動周波数)を決定する。具体的には、周波数決定部41は、誘導コイル34に供給される電力が目標電力となるように前記駆動周波数を決定する。誘導コイル34に供給される電力は、例えば、図示しない電力検知部によって所定の周期で検知される。周波数決定部41は、前記電力検知部によって検知される電力が目標電力に一致するように、前記駆動周波数をPID制御等によりフィードバック制御する。前記目標電力は、温度センサー35の出力結果等に基づいて随時変動する。周波数決定部41によって決定される駆動周波数は、前記目標電力に応じて、予め定められた範囲内(通常は、21〜60kHz程度)で変動する。
なお、周波数決定部41は、インバーター回路36への電力の投入が開始された初期段階では、前記フィードバック制御の代わりに、所定の立ち上げ制御を実行する。前記立ち上げ制御では、前記ROM又は記憶部27等に予め記憶されている固定周波数テーブルにしたがって前記駆動周波数が段階的に制御され、その後、前記フィードバック制御に移行する。
ところで、セキュリティーゲート装置のような他の電子装置が画像形成装置1に近接して設置されている場合には、誘導コイル34に印加される高周波電流の周波数が、前記他の電子装置の使用周波数と干渉して、前記他の電子装置が誤動作する可能性がある。このような問題に対して、前記駆動周波数を、前記他の電子装置の使用周波数と干渉しないような特定の駆動周波数に変更することが考えられる。しかしながら、本実施形態のように誘導加熱方式の画像形成装置1では、随時変動する目標電力に応じて誘導加熱器33の動作周波数を随時変更する場合があるため、前記特定の駆動周波数で誘導加熱器33を駆動することは困難である。そこで、本実施形態では、以下で説明するように、前記駆動周波数を適宜に変更することにより他の電子装置の誤動作を抑制している。
判定処理部42は、周波数決定部41により決定された前記駆動周波数が予め定められた禁止周波数帯域内であるか否かを判定する。具体的には、判定処理部42は、前記駆動周波数が、後述する下側境界周波数LFよりも大きく、且つ、後述する上側境界周波数HFよりも小さい場合に、前記駆動周波数が前記禁止周波数帯域内であると判定する。前記禁止周波数帯域は、例えば、前記他の電子機器の使用周波数に基づいて予め設定されて、前記ROM又は記憶部27等に予め記憶されている。
前記禁止周波数帯域は、例えば、図5に示すように、前記他の電子機器の使用周波数帯域を完全にカバーするように設定される。例えば、他の電子機器の使用周波数帯域がf0±Δfwであるとすると、前記禁止周波数帯域はf0±2Δfwに設定される。なお、ここでは、前記禁止周波数帯域の帯域幅を、前記他の電子機器の使用周波数帯域の帯域幅の2倍に設定しているが、これは単なる一例に過ぎず、1倍よりも大きな任意の倍率であってもよい。ただし、前記他の電子機器の誤動作をより確実に防止することと、前記禁止周波数帯域の帯域幅をできるだけ小さくすることの両方を考慮すると、2倍又はそれに近い倍率であることが好ましい。
なお、前記駆動周波数の基本波によって他の電子機器が誤動作する場合だけでなく、前記駆動周波数の高調波(第2高調波、第3高調波)によって他の電子機器が誤動作する場合も考えられる。そこで、前記駆動周波数の第2高調波によって他の電子機器が誤動作することを防止する場合には、前記禁止周波数帯域は、例えば、1/2×f0±2Δfwに設定される。また、前記駆動周波数の第3高調波によって他の電子機器が誤動作することを防止する場合には、前記禁止周波数帯域は、例えば、1/3×f0±2Δfwに設定される。
以下の説明では、前記禁止周波数帯域の下側の境界の周波数を「下側境界周波数LF」(図5参照)と称し、前記禁止周波数帯域の上側の境界の周波数を「上側境界周波数HF」と称する。
周波数変更部43は、周波数決定部41により決定される前記駆動周波数(以下、変更前駆動周波数と称す)が前記禁止周波数帯域内であり且つ前記禁止周波数帯域内の予め定められた閾値未満である場合に、変更前駆動周波数を下側境界周波数LF以下の周波数(好ましくは下側境界周波数LF)に変更する。また、周波数変更部43は、変更前駆動周波数が前記禁止周波数帯域内であり且つ前記閾値以上である場合に、変更前駆動周波数を上側境界周波数HF以上の周波数(好ましくは上側境界周波数HF)に変更する。以下の説明では、周波数変更部43による変更後の駆動周波数を「変更後駆動周波数」と称する。
本実施形態では、前記禁止周波数帯域の中心周波数、すなわち下側境界周波数LFと上側境界周波数HFの平均値である中央周波数CFを、前記閾値として採用している。よって、図6に示すように、変更前駆動周波数が下側境界周波数LF以上、中央周波数CF未満である場合には、変更後駆動周波数は下側境界周波数LFとなる。一方、変更前駆動周波数が中央周波数CF以上、上側境界周波数HF未満である場合には、変更後駆動周波数は上側境界周波数HFとなる。
加熱制御部44は、変更後駆動周波数で誘導加熱器33を駆動する。具体的には、加熱制御部44は、変更後駆動周波数に応じた前記駆動信号を生成して、当該駆動信号に基づいてスイッチング素子Q1,Q2を制御する。これにより、変更後駆動周波数に応じた高周波電流が誘導コイル34に印加される。
以上のように前記駆動周波数が変更された結果、図7に示すように、変更前駆動周波数が下側境界周波数LF以上、中央周波数CF未満である場合には、誘導コイル34で消費される電力は、下側境界周波数LFに対応する電力Plとなる。一方、変更前駆動周波数が中央周波数CF以上、上側境界周波数HF未満である場合には、誘導コイル34で消費される電力は、上側境界周波数HFに対応する電力Phとなる。
よって、変更前駆動周波数が下側境界周波数LF以上、中央周波数CF未満である場合には、誘導コイル34で消費される電力が目標電力よりも大きくなることがある。また、変更前駆動周波数が中央周波数CF以上、上側境界周波数HF未満である場合には、誘導コイル34で消費される電力が目標電力よりも小さくなることがある。しかしながら、本実施形態では、変更前駆動周波数が前記禁止周波数帯域内であるときに、前記禁止周波数帯域の中心周波数である中央周波数CFによって、変更後駆動周波数を下側境界周波数LFと上側境界周波数HFに振り分けている。よって、数秒オーダーのマクロ的な期間における平均電力は、前記禁止周波数帯域を設定しない場合の平均電力とほぼ同等にすることができる。したがって、本実施形態によれば、前記禁止周波数帯域を設定したことによるホットオフセットの発生や定着不良を抑制することができる。
なお、前記禁止周波数帯域は、必ずしも前記ROM又は記憶部27等に予め記憶されている必要はない。前記禁止周波数帯域は、操作表示部26に対する入力操作に基づいて禁止周波数設定部45によって設定されてもよい。
例えば、禁止周波数設定部45は、操作表示部26に対する所定操作が行われたことに応じて、図8に示すような周波数制限設定画面60を操作表示部26に表示してもよい。周波数制限設定画面60には、例えば、駆動周波数を制限すべきか否かを選択するためのラジオボタン61と、上側境界周波数HF及び下側境界周波数LFを入力するための入力欄62が含まれている。そして、禁止周波数設定部45は、入力欄62に入力された数値に基づいて前記禁止周波数帯域を設定して記憶部27に記録してもよい。
また、禁止周波数設定部45は、操作表示部26に対する入力操作により入力される他の電子装置の使用周波数から前記禁止周波数帯域を自動的に算出して設定してもよい。この場合、禁止周波数設定部45は、例えば、前記所定操作が行われたことに応じて、図9に示すような周波数制限設定画面70を操作表示部26に表示してもよい。周波数制限設定画面70には、例えば、他の電子機器の使用周波数帯域の上限及び下限を入力するための入力欄71と、駆動周波数の基本波から第3高調波までのどこまでを考慮して前記禁止周波数帯域を設定すべきかを選択するためのラジオボタン72とが含まれている。そして、禁止周波数設定部45は、入力欄71に入力された数値と、選択されたラジオボタン72とに基づいて、前記禁止周波数帯域を自動的に算出して設定して記憶部27に記録してもよい。例えば、前記他の電子機器の使用周波数帯域の上限及び下限がfh0及びfloであり、第2高調波まで考慮して前記禁止周波数帯域を設定する場合には、禁止周波数設定部45は、f0±2Δfw、及び1/2×f0±2Δfwの周波数帯域を、前記禁止周波数帯域として設定する。ただし、f0=(fh0+hl0)/2であり、Δfw=(fh0−hl0)/2である。また、例えば、前記他の電子機器の使用周波数帯域の上限及び下限がfh0及びfloであり、第3高調波まで考慮して前記禁止周波数帯域を設定する場合には、禁止周波数設定部45は、f0±2Δfw、1/2×f0±2Δfw、及び1/3×f0±2Δfwの周波数帯域を、前記禁止周波数帯域として設定する。すなわち、禁止周波数設定部45は、第n高調波(nは2以上の整数)を考慮して禁止周波数帯域を設定する場合には、他の電子機器の使用周波数の1/nの周波数を含むように前記禁止周波数帯域を設定する。このように、他の電子機器の使用周波数に基づいて前記禁止周波数帯域が自動的に算出されて設定されるので、禁止周波数帯域を設定する際の設定作業の手間が低減される。
次に、図10を参照しつつ、制御部25によって実行される加熱制御処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS1,S2,・・・は、制御部25により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記加熱制御処理は、例えば、画像形成装置1の電源がオンされたことに応じて開始され、その後、画像形成装置1の電源がオフされたことに応じて終了される。
<ステップS1>
まず、ステップS1において、制御部25は、加熱制御を開始するか否かを判断する。そして、加熱制御を開始すると判断されると(S1:Yes)、処理がステップS2に移行する。一方、加熱制御を開始しないと判断されると(S1:No)、加熱制御を開始すると判断されるまでステップS1の処理を繰り返す。
<ステップS2>
ステップS2において、制御部25は、前記立ち上げ制御中であるか否かを判断する。そして、前記立ち上げ制御中であると判断されると(S2:Yes)、処理がステップS3に移行する。一方、前記立ち上げ制御中ではない(すなわち、前記立ち上げ制御から前記フィードバック制御へ移行済みである)と判断されると(S2:No)、処理がステップS4に移行する。
<ステップS3>
ステップS3において、制御部25は、前記ROM又は記憶部27等に予め記憶されている前記固定周波数テーブルに基づいて前記駆動周波数を決定する。そして、処理がステップS5に移行する。
<ステップS4>
ステップS4において、制御部25は、誘導コイル34に供給される電力が目標電力に一致するように、フィードバック制御により前記駆動周波数を決定する。そして、処理がステップS5に移行する。
<ステップS5>
ステップS5において、制御部25は、前記ステップS3又は前記ステップS4で決定された駆動周波数が、前記禁止周波数帯域内であるか否かを判断する。そして、前記駆動周波数が前記禁止周波数帯域内であると判断されると(S5:Yes)、処理がステップS6に移行する。一方、駆動周波数が、前記禁止周波数帯域外であると判断されると(S5:No)、処理がステップS9に移行する。
<ステップS6>
ステップS6において、制御部25は、前記ステップS3又は前記ステップS4で決定された駆動周波数が、予め設定された閾値(例えば、中央周波数CF)未満であるか否かを判断する。そして、前記駆動周波数が前記閾値未満であると判断されると(S6:Yes)、処理がステップS7に移行する。一方、前記駆動周波数が前記閾値以上であると判断されると(S6:No)、処理がステップS8に移行する。
<ステップS7>
ステップS7において、制御部25は、前記ステップS3又は前記ステップS4で決定された駆動周波数を、下側境界周波数LFに変更する。
<ステップS8>
ステップS8において、制御部25は、前記ステップS3又は前記ステップS4で決定された駆動周波数を、上側境界周波数HFに変更する。
<ステップS9>
ステップS9において、制御部25は、前記ステップS5でNoの場合は、前記ステップS3又は前記ステップS4で決定された駆動周波数に基づいて加熱制御を行い、前記ステップS5でYesの場合は、前記ステップS7又は前記ステップS8で変更された駆動周波数に基づいて加熱制御を行う。
<ステップS10>
ステップS10において、制御部25は、加熱制御を終了するか否かを判断する。そして、加熱制御を終了すると判断されると(S10:Yes)、処理がステップS1に戻る。一方、加熱制御を終了しないと判断されると(S10:No)、処理がステップS2に戻る。
なお、前記ステップS3,S4の処理は、制御部25の周波数決定部41によって実行される。前記ステップS5の処理は、制御部25の判定処理部42によって実行される。前記ステップS7,S8の処理は、制御部25の周波数変更部43によって実行される。前記ステップS9の処理は、制御部25の加熱制御部44によって実行される。
以上のように、本実施形態では、他の電子装置の誤動作の原因となる周波数帯域が前記禁止周波数帯として設定され、フィードバック制御等によって決定される駆動周波数が前記禁止周波数内である場合に、前記閾値に応じて下側境界周波数LF又は上側境界周波数HFに変更される。よって、本実施形態によれば、他の電子装置の誤動作の原因となる周波数帯域が駆動周波数として使用されないため、他の電子装置の誤動作を抑制することができる。
また、本実施形態では、前記立ち上げ制御中であるか、その後の前記フィードバック制御中であるかに関わらず、周波数決定部41によって決定された駆動周波数が、図6に示すような共通の変更方法で変更される。よって、前記立ち上げ制御における周波数決定部41による駆動周波数の決定方法、及び前記フィードバック制御における周波数決定部41による駆動周波数の決定方法に個別に変更を加えることなく、駆動周波数を変更することができる。
なお、本実施形態では、前記閾値として中央周波数CFを採用しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図11に示すように、駆動周波数に対する電力の特性を示すグラフが下に凸であることを考慮して、中央周波数CFよりも低い周波数を、前記閾値として採用してもよい。例えば、下側境界周波数LFに対応する電力Plと上側境界周波数HFに対応する電力Phとの平均値を電力Pcとしたときに、電力Pcに対応する駆動周波数に相当する周波数TFを、前記閾値として採用してもよい。これにより、数秒オーダーのマクロ的な期間における平均電力が、前記禁止周波数帯域を設定しない場合の平均電力に近づくことが期待できる。
他の実施形態では、操作表示部26に対する入力操作に基づいて前記閾値を設定又は変更してもよい。さらに他の実施形態では、画像形成装置1又は定着部23の動作状況等に応じて前記閾値を自動的に変更してもよい。
また、本実施形態では、定着ローラー31の前記ベルト部が誘導加熱器33による誘導加熱により加熱されるが、本発明はこれに限らず、定着部23に設けられる任意の被加熱部材(例えば、定着ベルトなど)を誘導加熱器33による誘導加熱により加熱される構成に本発明は適用できる。
1 画像形成装置
20 画像形成部
22 作像部
23 定着部
31 定着ローラー
32 加圧ローラー
33 誘導加熱器
34 誘導コイル
35 温度センサー
36 インバーター回路
37 整流回路
50 商用交流電源
S シート

Claims (6)

  1. 被加熱部材と、
    前記被加熱部材を誘導加熱により加熱する誘導加熱器と、
    前記誘導加熱器の駆動周波数を決定する周波数決定部と、
    前記周波数決定部により決定される前記駆動周波数が予め定められた禁止周波数帯域内であるか否かを判定する判定処理部と、
    前記周波数決定部により決定される前記駆動周波数が前記禁止周波数帯域内であり且つ前記禁止周波数帯域内の予め定められた閾値未満である場合に、前記駆動周波数を前記禁止周波数帯域の下側境界周波数以下の周波数に変更し、前記駆動周波数が前記禁止周波数帯域内であり且つ前記閾値以上である場合に、前記駆動周波数を前記禁止周波数帯域の上側境界周波数以上の周波数に変更する周波数変更部と、
    前記周波数変更部による変更後の駆動周波数で前記誘導加熱器を駆動する加熱制御部と、
    を備え
    前記閾値が、前記禁止周波数帯域の中央周波数よりも低い周波数である、
    定着装置。
  2. 前記下側境界周波数で前記誘導加熱器を駆動した場合に前記誘導加熱器で消費される電力と前記上側境界周波数で前記誘導加熱器を駆動した場合に前記誘導加熱器で消費される電力との平均値を電力Pcとしたときに、前記駆動周波数と前記誘導加熱器で消費される電力との関係を示すグラフにおいて前記電力Pcに対応する前記駆動周波数に相当する周波数が、前記閾値として設定されている、
    請求項1に記載の定着装置。
  3. 被加熱部材と、
    前記被加熱部材を誘導加熱により加熱する誘導加熱器と、
    前記誘導加熱器の駆動周波数を決定する周波数決定部と、
    前記周波数決定部により決定される前記駆動周波数が予め定められた禁止周波数帯域内であるか否かを判定する判定処理部と、
    前記周波数決定部により決定される前記駆動周波数が前記禁止周波数帯域内であり且つ前記禁止周波数帯域内の予め定められた閾値未満である場合に、前記駆動周波数を前記禁止周波数帯域の下側境界周波数以下の周波数に変更し、前記駆動周波数が前記禁止周波数帯域内であり且つ前記閾値以上である場合に、前記駆動周波数を前記禁止周波数帯域の上側境界周波数以上の周波数に変更する周波数変更部と、
    前記周波数変更部による変更後の駆動周波数で前記誘導加熱器を駆動する加熱制御部と、
    操作部に対する入力操作により入力される他の電子装置の使用周波数から前記禁止周波数帯域を自動的に算出して設定する禁止周波数設定部と、
    を備え、
    前記禁止周波数設定部は、前記他の電子機器の使用周波数の1/n(ただし、nは2以上の整数)の周波数を含む前記禁止周波数帯域を自動的に算出して設定可能である、
    定着装置。
  4. 前記禁止周波数設定部は、前記他の電子機器の使用周波数帯域の中央周波数をf0としたときに、中央周波数がf0である周波数帯域と、中央周波数が1/2×f0である周波数帯域とを、前記禁止周波数帯域として自動的に算出して設定可能である、
    請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記禁止周波数設定部は、前記他の電子機器の使用周波数帯域の中央周波数をf0としたときに、中央周波数がf0である周波数帯域と、中央周波数が1/2×f0である周波数帯域と、中央周波数が1/3×f0である周波数帯域とを、前記禁止周波数帯域として自動的に算出して設定可能である、
    請求項3に記載の定着装置。
  6. シートにトナー画像を形成する作像部と、
    前記シートに前記トナー画像を定着させる請求項1〜のいずれかに記載の定着装置と、
    を備える画像形成装置。
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