JP2010060120A - 密封装置 - Google Patents

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義信 上野
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Abstract

【課題】密封性を損なうことなく、回転軸のトルク低減を図ることのできる密封装置を提供する。
【解決手段】回転軸SとハウジングHとの間に装着され、密封側OSに配置される第1シールリップ12を具備する第1シール部材11および第1シールリップ12より大気側ASに配置される第2シールリップ22を具備する第2シール部材21とを設け、第1シールリップ12のシール面16には、リップ先端17に接続された複数のねじ18を設けるとともに、第1シールリップ12のリップ先端17は、回転軸Sの表面に対して回転軸Sの周方向に沿って複数箇所で接触するように形成する。さらに、第2シールリップ22は、回転軸Sに対する締め代を小さく設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、密封装置に係り、特に、2つのシールリップを並設した密封装置に関する。
従来から、密封装置においては、密封性を向上させるために2つのシールリップを並設した構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このような従来の密封装置は、例えば、自動車などに搭載されているエンジン、トランスミッション、パワーステアリング装置や、産業用ロボットなどの回転軸が外部に露出する部位に用いられている。
特開2003−185028号公報
しかしながら、従来の密封装置においては、2つのシールリップが回転軸に接触するため、回転軸が回転する際の摩擦抵抗(摺動抵抗)が大きくなり、回転軸のトルクが大きいという問題点があった。
なお、回転軸のトルクを低減させるには、シールリップの締め代を小さくすればよいが、締め代を小さくしすぎると密封性が低下してしまうため、実現は困難であった。
本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、密封性を損なうことなく、回転軸のトルク低減を図ることのできる密封装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明の密封装置の特徴は、回転軸とハウジングとの間に装着され、密封側に配置される第1シールリップを具備する第1シール部材および前記第1シールリップより大気側に配置される第2シールリップを具備する第2シール部材とを有している密封装置において、前記第1シールリップのシール面には、リップ先端に接続された複数のねじが設けられており、前記第1シールリップのリップ先端は、前記回転軸の表面に対して前記回転軸の周方向に沿って複数箇所で接触するように形成されており、前記第2シールリップは、前記回転軸に対する締め代が小さく設定されている点にある。
そして、このような構成を採用したことにより、回転軸の回転時には、第1シール部材の複数のねじが密封側から第2シール部材側に漏れようとする密封流体を密封側に押し戻すポンプ機能を発揮する。また、回転軸の停止時には、密封側の密封流体が第1シールリップを通過して第2シールリップ側に滲出する状態となるが、第2シールリップ側に滲出する密封流体は、第2シールリップにより封止されるので、大気側に漏れることはない。さらに、回転軸の停止時に第1シールリップを通過して第2シールリップ側に滲出した密封流体は、回転軸が回転した際に、複数のねじのポンプ機能によって密封側に戻される。したがって、第1シールリップにより回転軸の回転時における密封性を確保することができ、第2シールリップにより回転軸の停止時における密封性を確保することができる。また、第1シールリップのリップ先端は、回転軸と全周に亘って連続的に接触しないので、回転軸が回転する際の摩擦抵抗を従来より確実かつ容易に小さくすることができる。またさらに、第2シールリップは、回転軸に対する締め代が小さく設定されているので、回転軸が回転する際の摩擦抵抗を従来より確実かつ容易に小さくすることができる。その結果、密封性を損なうことなく、回転軸のトルク低減を確実かつ容易に図ることができる。
また、請求項2に記載の本発明の密封装置の特徴は、請求項1において、前記第1シールリップのシール面と前記第2シールリップのシール面との少なくとも一方に樹脂層を設けた点にある。そして、このような構成を採用したことにより、樹脂層は、回転軸が回転する際の摩擦抵抗をより小さくすることができるので、回転軸のトルク低減をより効率的に行うことができる。
本発明に係る密封装置によれば、第1シールリップにより回転軸の停止時における密封性が確保することができ、第2シールリップにより回転軸の停止時における密封性を確保することができる。また、第1シールリップのリップ先端は、回転軸と全周に亘って連続的に接触しないので、回転軸が回転する際の摩擦抵抗を従来より確実かつ容易に小さくすることができる。また、第2シールリップは、回転軸に対する締め代が小さく設定されているので、回転軸が回転する際の摩擦抵抗を従来より確実かつ容易に小さくすることができる。その結果、密封性を損なうことなく、回転軸のトルク低減を確実かつ容易に図ることができるなどの優れた効果を奏する。
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
図1および図2は、本発明に係る密封装置の第1実施形態を示すものであり、図1は概略断面図、図2は図1の第1シールリップのリップ先端が回転軸と接触した装着状態を示す模式的一部拡大展開図である。
図1に示すように、本実施形態の密封装置1は、回転軸SとハウジングHとの間に装着され、回転軸SとハウジングHとの間の環状のシール隙間を密封するものである。この密封装置1は、潤滑油や作動油などの密封流体が存在する密封側OSに配置される第1シールリップ12を具備する第1シール部材11と、第1シールリップ12より大気側ASに配置される第2シールリップ22を具備する第2シール部材21とを有している。
前記第1シール部材11は、回転軸Sの回転時における密封性を確保するためのものであり、金属あるいは樹脂などにより形成された第1補強環13に、ゴム様弾性体により形成された第1シール本体14が一体に焼き付けられて形成されている。
前記第1補強環13は、円筒部13aと、この円筒部13aの密封側OSの端部から回転軸Sに向かって延出形成された内向きフランジ部13bとを有しており、全体として大気側ASが開口の断面ほぼL字状をなす環状に形成されている。
前記第1シール本体14は、ハウジングHの内面に嵌合される外周シール部15と、回転軸Sに対して適宜な締め代をもって接触する第1シールリップ12とを有している。そして、外周シール部15は、第1補強環13の円筒部13aの外周を覆うように形成されており、第1シールリップ12は、第1補強環13の内周部から密封側OSに向かって徐々に縮径するように環状に形成されている。
前記第1シールリップ12のシール面16には、リップ先端17に接続された複数のねじ18が設けられている。この複数のねじ18は、周知の如く、回転軸Sの回転時に、密封側OSから大気側ASに向かって漏洩しようとする図示しない潤滑油などの密封流体を密封側OSに押し戻すポンプ機能を発揮するものである。また、ポンプ機能は、シール面16のねじ18の形成領域に存在する密封流体を密封側OSに吸引するように流動させることができるものでもある。
前記ねじ18としては、第1シールリップ12のシール面16に凸設されているものであってもよいし、凹設されているものであってもよい。そして、ねじ18の断面形状としては、三角形、台形などの各種の形状から選択することができる。また、ねじ18としては、回転軸Sの正回転および逆回転のうちのいずれか一方の回転方向に対してポンプ機能を発揮するものであってもよいし、正回転および逆回転の両回転方向に対してポンプ機能を発揮するものであってもよい。
本実施形態の複数のねじ18は、シール面16に断面三角山形に凸設されているとともに、回転軸Sの正回転によりポンプ機能を発揮するものが用いられている。
ここで、本実施形態において、第1シールリップ12のリップ先端17は、回転軸Sと全周に亘って連続的に接触する従来の構成とは異なり、図2の模式的一部拡大展開図に誇張して示すように、回転軸Sの表面に対して回転軸Sの周方向に沿って複数箇所で接触するように形成されている。すなわち、リップ先端17と回転軸Sとの間には、回転軸6の軸方向に沿って密封流体が通過可能な複数の隙間19が形成されおり、この複数の隙間19が回転軸に対して周方向に沿って配置されている。
前記第2シール部材21は、回転軸Sの停止時における密封性を確保するためのものであり、金属あるいは樹脂などにより形成された第2補強環23に、ゴム様弾性体により形成された第2シール本体24が一体に焼き付けられて形成されている。
前記第2補強環23は、円筒部23aと、この円筒部23aの大気側ASの端部から回転軸Sに向かって延出形成された内向きフランジ部23bとを有しており、全体として密封側OSが開口の断面ほぼL字状をなす環状に形成されている。
前記第2シール本体24は、第1補強環13の円筒部13aの内面に嵌合される外周シール部25を有しており、外周シール部25は、第2補強環23の円筒部23aの外周を覆うように形成されている。また、第2シール本体24は、第2補強環23の内周部から密封側OSに向かって徐々に縮径するように形成された環状の第2シールリップ22と、第2補強環23の内周部から大気側ASに向かって徐々に縮径するように形成された環状のダストリップ29とを有している。そして、第2シールリップ22のシール面26の小径の位置はリップ先端27とされており、このリップ先端27の径方向外側の背面には、第2シールリップ22と回転軸Sとの間のラジアル方向の緊迫力を保持するためのガータースプリング28が配設されている。
ここで、本実施形態における第2シールリップ22は、回転軸Sに対する締め代を小さく設定されている。すなわち、第2シールリップ22の締め代としては、回転軸Sの停止時に密封側OSから大気側ASへの密封流体の漏洩を防止するために必要な最小限の値とされている。例えば、従来の半分程度、具体的には、回転軸Sの直径にもよるが0.3〜0.5mm程度の締め代が用いられている。
なお、本実施形態の密封装置1においては、第2シール部材21の外周シール部25を第1シール部材11の第1補強環13の円筒部13aの内面に嵌合して一体化する構成としたが、第1シール部材11の外周シール部15を第2シール部材21の第2補強環23の円筒部23aの内面に嵌合して一体化する構成としてもよい。この場合、第2シール部材21の外周シール部25がハウジングHに嵌合されることになる。
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の密封装置1によれば、回転軸Sの回転時には、第1シール部材11の複数のねじ18が密封側OSから第1シール部材11の大気側ASである第2シール部材21側に漏れようとする密封流体を密封側OSに押し戻すポンプ作用を発揮するので、回転軸Sの回転時における密封性を確保することができる。
また、本実施形態の密封装置1によれば、回転軸Sの停止時には、密封側OSの密封流体が第1シールリップ12を通過して第2シールリップ22側に滲出する状態となるが、第2シールリップ22側に滲出する密封流体は、第2シールリップ22により封止されるので、大気側ASに漏れることはないので、回転軸Sの停止時における密封性を確保することができる。
ここで、回転軸Sの停止時に第1シールリップ12を通過して第2シールリップ22側に滲出した密封流体は、回転軸Sが回転した際に、第1シールリップ12のシール面16に形成された複数のねじ18との接触により、ねじ18のポンプ機能によって密封側OSに戻すことができる。
したがって、本実施形態の密封装置1によれば、回転軸Sの回転時におけるシール性を第1シール部材11が分担し、回転軸Sの停止時におけるシール性を第2シール部材21が分担するので、第1シールリップ12により回転軸Sの回転時における密封性を確実に確保することができ、第2シールリップ22により回転軸Sの停止時における密封性を確実に確保することができる。
また、本実施形態の密封装置1によれば、第1シールリップ12のリップ先端17が回転軸Sと全周に亘って連続的に接触しないので、回転軸Sが回転する際の摩擦抵抗を従来より確実かつ容易に小さくすることができる。なお、本実施形態の密封装置1における第1シールリップ12のリップ先端17は、回転軸Sと全周に亘って点状に接触する。
またさらに、本実施形態の密封装置1によれば、第2シールリップ22の回転軸Sに対する締め代が小さく設定されているので、回転軸Sが回転する際の摩擦抵抗を従来より確実かつ容易に小さくすることができる。これは、回転軸Sの停止時におけるシール性を第2シール部材21が分担しているから、回転軸Sの停止時に密封側OSから大気側ASへの密封流体の漏洩を防止するのに必要な最小限の締め代とすることができるからである。
したがって、本実施形態の密封装置1によれば、密封性を損なうことなく、回転軸Sのトルク低減を確実かつ容易に図ることができる。
また、本実施形態の密封装置1によれば、回転軸Sの停止時には、第1シールリップ12が密封側OSからの密封流体の通過を可能としているので、回転軸Sが停止状態から回転を開始するときには、密封側OSからの密封流体による潤滑によって、回転軸Sが第1シールリップ12に対して小さい摩擦抵抗で円滑に回転するので、回転軸Sのトルク低減をより効率的に行うことができる。
図3は本発明に係る密封装置の第2実施形態を示すものである。
本実施形態の密封装置1Aは、第1シール部材11の一部を構成する第1シールリップ12のシール面16を樹脂層31で被覆するとともに、少なくとも樹脂層31の表面に複数のねじ18を設けたものである。この樹脂層31は、樹脂シートを一体化したものであってもよいし、樹脂をコーティングして一体化したものであってもよい。また、樹脂材料としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などのふっ素樹脂、ポリエチレン樹脂などの各種樹脂から設計コンセプトなどの必要に応じて選択することができる。さらに、樹脂材料としては、樹脂単独であってもよいし、ガラス繊維、カーボン繊維、グラファイト、モリブデン、カーボンなどを単独あるいは数種類を組み合わせて充填剤としての適宜な量が配合されたものであってもよい。
その他の構成については、前述した第1実施形態の密封装置1と同一の構成とされているので、同一の構成部分については同一の符号を付し、その詳しい説明については省略する。
このような構成からなる本実施形態の密封装置1Aによれば、前述した第1実施形態の密封装置1と同様の効果を奏することができるととともに、第1シールリップ12のシール面16が樹脂層31で被覆されているので、回転軸Sが第1シールリップ12に対して前述した第1実施形態の密封装置1の場合より小さい摩擦抵抗(摺動抵抗)で円滑に回転するので、回転軸Sのトルク低減をより効率的に行うことができる。
図4は本発明に係る密封装置1の第3実施形態を示すものである。
本実施形態の密封装置1Bは、第2シール部材21の一部を構成する第2シールリップ22のシール面26を樹脂層32で被覆したものである。この樹脂層32は、前述した第2実施形態の樹脂層31と同様に、樹脂シートを一体化したものであってもよいし、樹脂をコーティングして一体化したものであってもよい。また、樹脂材料としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などのふっ素樹脂、ポリエチレン樹脂などの各種のものから設計コンセプトなどの必要に応じて選択することができる。さらに、樹脂材料としては、樹脂単独であってもよいし、ガラス繊維、カーボン繊維、グラファイト、モリブデン、カーボンなどを単独あるいは数種類を組み合わせて充填剤としての適宜な量が配合されたものであってもよい。
その他の構成については、前述した第1実施形態の密封装置1と同一の構成とされているので、同一の構成部分については同一の符号を付し、その詳しい説明については省略する。
このような構成からなる本実施形態の密封装置1Bによれば、前述した第1実施形態の密封装置1と同様の効果を奏することができるととともに、第2シールリップ22のシール面26が樹脂層32で被覆されているので、回転軸Sが第2シールリップ22に対して前述した第1実施形態の密封装置1の場合より小さい摩擦抵抗で円滑に回転するので、回転軸Sのトルク低減をより効率的に行うことができる。
図5は本発明に係る密封装置1の第4実施形態を示すものである。
本実施形態の密封装置1Cは、第1シール部材11の一部を構成する第1シールリップ12のシール面16を樹脂層31で被覆するとともに、少なくとも樹脂層31の表面に複数のねじ18を設け、さらに、第2シール部材21の一部を構成する第2シールリップ22のシール面26を樹脂層32で被覆したものである。これらの樹脂層31、32は、樹脂シートを一体化したものであってもよいし、樹脂をコーティングして一体化したものであってもよい。また、樹脂材料としては、ふっ素樹脂、ポリエチレン樹脂などの各種のものから設計コンセプトなどの必要に応じて選択することができる。さらに、樹脂材料としては、樹脂単独であってもよいし、ガラス繊維、カーボン繊維、グラファイト、モリブデン、カーボンなどを単独あるいは数種類を組み合わせて充填剤としての適宜な量が配合されたものであってもよい。
その他の構成については、前述した第1実施形態の密封装置1と同一の構成とされているので、同一の構成部分については同一の符号を付し、その詳しい説明については省略する。
このような構成からなる本実施形態の密封装置1Cによれば、前述した第1実施形態の密封装置1と同様の効果を奏することができるととともに、第1シールリップ12のシール面16および第2シールリップ22のシール面26の両者が樹脂層31、32で被覆されているので、回転軸Sが第1および第2シールリップ12、22のそれぞれに対して第1から第3実施形態の密封装置1、1A、1Bの場合より小さい摩擦抵抗で円滑に回転するので、回転軸Sのトルク低減をさらに効率的に行うことができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
本発明に係る密封装置の第1実施形態の要部を示す概略断面図 図1の第1シールリップのリップ先端が回転軸と接触した装着状態を示す模式的一部拡大展開図 本発明に係る密封装置の第2実施形態の要部を示す概略断面図 本発明に係る密封装置の第3実施形態の要部を示す図3と同様の図 本発明に係る密封装置の第4実施形態の要部を示す図3と同様の図
符号の説明
1、1A、1B、1C 密封装置
11 第1シール部材
12 第1シールリップ
16、26 シール面
17、27 リップ先端
18 ねじ
19 隙間
21 第2シール部材
22 第2シールリップ
31、32 樹脂層
S 回転軸
H ハウジング
OS 密封側
AS 大気側

Claims (2)

  1. 回転軸とハウジングとの間に装着され、密封側に配置される第1シールリップを具備する第1シール部材および前記第1シールリップより大気側に配置される第2シールリップを具備する第2シール部材とを有している密封装置において、
    前記第1シールリップのシール面には、リップ先端に接続された複数のねじが設けられており、
    前記第1シールリップのリップ先端は、前記回転軸の表面に対して前記回転軸の周方向に沿って複数箇所で接触するように形成されており、
    前記第2シールリップは、前記回転軸に対する締め代が小さく設定されていることを特徴とする密封装置。
  2. 前記第1シールリップのシール面と前記第2シールリップのシール面との少なくとも一方に樹脂層を設けたことを特徴とする請求項1に記載の密封装置。
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