JP2010057124A - データ送信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な送信先に簡単に対応でき、かつ利用者の負担が少なく送信データの確認ができるデータ送信装置を提供する。
【解決手段】データ送信装置は、画像データを記憶する画像記憶機能と、利用者の操作に応じ画像データの送信先を設定する送信先設定機能と、記憶された画像データと設定された送信先とにしたがいデータ送信時の画像データのプレビュー画像を生成し表示装置に表示するプレビュー画像表示機能S616と、送信先設定機能で設定された送信先が所定の条件を満たす場合は、プレビュー画像表示機能を動作させる表示制御機能と、プレビュー画像表示後に画像データの送信を指示する利用者の操作に応じ、記憶された画像データと設定された送信先とにしたがい送信画像を生成し送信するデータ送信機能S620、S622とを含む。
【選択図】 図6

Description

本発明は、各種データの送信処理を行なうデータ送信装置に関し、特に、任意の送信先が設定できるデータ送信装置に関する。
従来の画像データの送信方法として、公衆電話回線網を利用したファクシミリがある。かつてのファクシミリ装置は、紙に印字した原稿を読取り、入力された相手先のファクシミリ用番号に送信した。この方法は、送信前に送信原稿の内容を確認できるという利点がある。しかしこの方法では、送信先の番号を間違うと相手に届かなかったり、違う相手先に届いて情報が漏えいしたりなどの危険性がある。そのため送信の際には細心の注意を払わなければならなかった。また、紙に印字した物を読取るという過程において、画像データの劣化が生じ、画像データの品質の面でも課題があった。
インターネットなどコンピュータネットワークが普及した今日、コンピュータから直接ファクシミリ送信をすることが可能となった。紙媒体から読取ること無しにファクシミリ用の画像データが作成できるため、送信される画像の品質の面では改善された。
しかし、コンピュータからファクシミリ送信する場合、送信原稿が事前に確認ができず、実際に意図する体裁で画像データが作成されるかどうかが不確実という点で課題があった。
ところで、最近の画像形成装置においては複数枚の原稿を1枚に集約する機能がある。複数枚の原稿を1枚に集約することで記録紙の削減にも役に立つ。しかし、複雑な設定が必要になるため、設定間違いによる印刷ミスは逆に記録紙の無駄につながってしまう。そのため、事前の確認がより重要になっている。
また、コンピュータネットワークが発達したことで、受信側ではファクシミリによる紙出力された画像よりも、画像データそのもので受信した方が取扱いしやすいという場合もある。そのため、画像データをメールに添付して送信したり、スキャナで読取った画像データをLAN(Local Area Network)に接続された端末に対して直接送信したりなど、様々な形式での画像送信方法がある。この様々な形式の画像送信方法においても送信前の送信データの確認は、データを送信する上での様々なリスクに備えるために欠かせないものとなっている。
特許文献1には、LAN上に接続された画像入力装置で読取った画像データをネットワークを介して送信する際に、画像入力装置に近接する表示装置を用いて読取画像のプレビュー表示を行ない、読取画像を確認した後、データ送信を行なう画像入力装置が示されている。
特開2000−59553号
現在のコンピュータネットワークが整備された状況で、データ送信装置の用途においては様々な通信プロトコルでデータの送受信を行なえることが好ましい。
特許文献1の技術は、LAN内の端末を想定しての送信技術であり、あらかじめデータ送信先のネットワークアドレスを登録し、その中から送信相手を選択している。そのため、新規にその場で送信先を設定することは難しいという問題点がある。
また、プレビューで送信画像を確認する機能に関して、データ送信装置の操作を熟知した利用者にとって毎回にプレビュー表示がなされると逆に操作が煩わしくなるという問題点がある。
そのため、本発明の目的は、様々な送信先に簡単に対応でき、かつ利用者の負担が少なく送信データの確認ができるデータ送信装置を提供することである。
本発明の第1の局面に係るデータ送信装置は、画像データを記憶するための画像記憶手段と、利用者の操作に応じて画像データの送信先を設定するための送信先設定手段と、画像記憶手段に記憶されている画像データと送信先設定手段で設定された送信先とにしたがってデータ送信時の画像データのプレビュー画像を生成し、所定の表示装置に表示するためのプレビュー画像表示手段と、送信先設定手段により設定された送信先が所定の条件を満たす場合には、プレビュー画像表示手段を動作させるための表示制御手段と、プレビュー画像表示手段によるプレビュー画像表示後に、画像データの送信を指示する利用者の操作に応答して、画像記憶手段に記憶されている画像データと送信先設定手段で設定された送信先とにしたがって送信画像を生成し、送信するためのデータ送信手段とを含む。
このデータ送信装置は、送信先設定手段により画像データの送信先を設定する。設定した送信先が所定の条件を満たす場合には、画像データと設定された送信先とにしたがったデータ送信時の画像データのプレビュー画像を作成し表示する。このプレビュー画像で送信画像を確認した後、利用者による送信操作に応答して画像データを送信することができる。
送信先に所定の条件を設けることで、特に注意しなければならない送信先の場合にはプレビュー画面を表示し、送信前に送信原稿の内容の確認ができる。このように、設定された送信先にしたがってプレビュー表示がされるため、様々な送信先に簡単に対応でき、かつ利用者の負担が少なく送信データの確認ができるデータ送信装置を提供することができる。
好ましくは、送信先設定手段は、1又は複数の送信先を保存し利用者の選択に応じて送信先に設定するための選択手段と、利用者の入力に応じて送信先を直接設定するための直接入力手段とを含む。表示制御手段は、送信先が直接入力手段で設定されたことに応答してプレビュー画像表示手段を動作させるための手段を含む。
送信先設定手段は、あらかじめ送信先を入力して保存しておき、選択に応じて送信先に設定する選択手段と、送信先を保存せずに直接設定する直接入力手段とを含む。何度も送信する相手は送信先を保存して選択する方法が簡単であり、一度しか送信しない相手には直接入力手段で送信先を設定する方が簡単である。
直接入力手段で送信先を入力した場合は、プレビュー画像を表示させ、送信画像データに間違いはないか、及び直接入力した送信先に間違いはないかをプレビュー画面で確認する。確認してから送信指示を出すことによってデータの誤送信を防ぐことができる。
より好ましくは、選択手段は、1又は複数の送信先と各送信先が特定の送信先であるか否かを示す識別情報とを記憶するための送信先記憶手段と、送信先記憶手段に記憶された送信先を表示するための手段と、表示するための手段により表示された送信先のいずれかを選択する利用者の入力を受け送信先に設定するための手段とを含む。表示制御手段は、入力を受け送信先に設定するための手段が、特定の送信先のいずれかを選択する入力を受けたことに応答してプレビュー画像表示手段を動作させるための手段を含む。
さらに好ましくは、送信先設定手段は、1又は複数の送信先と各送信先が特定の送信先であるか否かを示す識別情報とを記憶するための送信先記憶手段と、送信先記憶手段に記憶された送信先を表示するための手段と、表示するための手段により表示された送信先のいずれかを選択する利用者の入力を受け送信先に設定するための手段とを含む。表示制御手段は、入力を受け送信先に設定するための手段が特定の送信先のいずれかを選択する入力を受けたことに応答して、プレビュー画像表示手段を動作させるための手段を含む。
送信先を入力し保存する際に、その送信先が特定の送信先であるか否かを示す識別情報を付加することができる。この識別情報は、より丁寧な送信データの確認作業が必要であると考える送信先に付加することとする。送信先に識別情報が付加された送信先が選択された場合にはプレビュー画像が表示される。このプレビュー画像により送信データを確認し、確認後に送信指示を出してデータ送信をする。送信前にプレビュー画像で確認を行なうことで誤ったデータを送信することを防ぐことができる。
好ましくは、データ送信装置は、画像データを読取って画像記憶手段に記憶させるための画像読取手段をさらに含む。
データ送信装置に画像データを読取る手段を設けることで、例えば紙に出力し内容を確認した原稿を画像データとして読取ることができ、より丁寧な送信原稿の確認を行なうことができる。
より好ましくは、データ送信装置は、利用者に対応した利用者情報を記憶するための記憶手段を含む。利用者情報は、利用者の認証情報と毎回プレビュー画像表示を行なうか否かの設定情報とを含む。データ送信装置は、利用者からの認証要求に応答して、記憶手段に記憶された利用者情報を用いて利用者認証をするための認証手段と、認証手段により認証された利用者に対応して記憶手段に記憶されている動作設定により毎回プレビュー画像表示を実行すると設定されていることに応答して、送信先の設定方法に関わらずプレビュー画像表示手段を動作させるための手段とをさらに含む。
データ送信装置は、データ送信装置の利用者に対応した利用者情報を記憶し、利用者情報は利用者の認証情報と毎回プレビュー画像表示を行なうか否かの設定とを記憶する。利用者の認証が行なわれ、設定されたプレビュー画像表示の設定にしたがってプレビュー画像が表示される。
データ送信装置の操作に不慣れな者は毎回プレビュー画像表示を行なうように設定し、操作に慣れた者は毎回プレビュー画像表示を行なわないように設定する。操作に不慣れな者にとっては毎回プレビュー画像表示が行なわれることで、送信データの確認を行なってから送信操作を行なう。これにより、誤った送信を防ぐことができる。操作に慣れた者にとっては毎回プレビュー表示されることは逆に煩わしいものであるので、プレビュー表示条件に当てはまる時だけ表示を行なうようにして、データ送信作業における利用者負担を軽減することができる。
さらに好ましくは、データ送信装置は、プレビュー画像表示手段によるプレビュー画像の表示後に、送信先設定手段による送信先の変更を指示する利用者の操作に応答して、送信先設定手段で設定されている送信先を再設定するための送信先再設定手段を含む。
プレビュー表示画面では送信画像のプレビューの他に、送信先を確認することができる。プレビュー表示で送信先の間違いに気付いた場合は送信先を再設定することができる。プレビュー画面から送信先の再設定が行なえることで、再度原稿の読取を行なう必要がなくなり、データ送信作業における利用者負担を軽減することができる。
より好ましくは、データ送信装置は、プレビュー画像表示手段によるプレビュー画像表示後に、利用者の操作に応答して送信を中止するための手段をさらに含む。
プレビュー画像で送信画像を確認し、間違った画像だと気付いた時には送信を中止することができる。これにより、不必要なデータを送信せずにデータ送信作業を中止することができる。
本発明の第2の局面に係るデジタル複合機は上記したデータ送信装置を備える。
コピー機能、プリンタ機能を備えたデジタル複合機では、画像データを送信する前に実際に紙に出力して内容を確認することができる。実際に出力して内容を確認した後にデータ送信装置で送信することで、誤ったデータの送信を防ぐことができる。
本発明の第3の局面に係るネットワークスキャナは上記したデータ送信装置を備える。
プレビュー機能を備えたネットワークスキャナでは、スキャナ機能で読取った画像データ及びネットワーク上の送信端末を送信前に確認することができる。この確認により、他の端末に誤って送信することを防ぐことができる。
本発明の第4の局面に係るデータ送信方法は、画像データを記憶するための画像記憶手段と、利用者の操作に応じて前記画像データの送信先を設定するための送信先設定手段と、前記画像記憶手段に記憶されている前記画像データと前記送信先設定手段で設定された前記送信先とにしたがってデータ送信時の前記画像データのプレビュー画像を生成し、所定の表示装置に表示するためのプレビュー画像表示手段と、前記送信先設定手段により設定された送信先が所定の条件を満たす場合には、前記プレビュー画像表示手段を動作させるための表示制御手段と、前記プレビュー画像表示手段による前記プレビュー画像表示後に、前記画像データの送信を指示する利用者の操作に応答して、前記画像記憶手段に記憶されている前記画像データと前記送信先設定手段で設定された前記送信先とにしたがって送信画像を生成し、送信するためのデータ送信手段とを含む、データ送信装置におけるデータ送信方法であって、前記送信先設定手段が、利用者による操作に応答して送信先を設定するステップと、前記送信先設定手段により設定された送信先が所定の条件を満たしていることに応答して、前記表示制御手段が、前記プレビュー画像表示手段を動作させ、前記画像記憶手段に記憶されている前記画像データと前記送信先設定手段で設定されている前記送信先とにしたがってデータ送信時の前記画像データのプレビュー画像を生成させ、所定の表示装置に表示させるステップと、前記データ送信手段が、前記プレビュー画像手段による前記プレビュー画像表示後に、前記画像データの送信を指示する利用者の操作に応答して、前記画像記憶手段に記憶されている前記画像データと前記送信先設定手段で設定された前記送信先とにしたがって送信画像を生成し送信するステップとを含む。
以上のように、本データ送信装置によれば、設定された送信先が所定の条件を満たす時には、画像データを送信する前に記憶されている画像データと設定された送信先にしたがって送信画像のプレビュー表示が作成される。このプレビュー表示を確認することで、送信される画像データと送信先に関する設定とが確認できる。また、送信先に変更があった場合もその場で送信先を変更することが可能であり、利用者にとっても作業負担が少ないデータ送信装置を提供することができる。
以下の説明及び図面においては、同一部品には同じ参照符号および名称を付してある。それらの機能も同様である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
―構成―
図1は、本実施の形態に係る画像送信装置である、プリント機能、コピー機能、及びファクシミリ送受信機能を有するデジタル複合機50を用いて構築される画像送信システム40の全体の構成を示す模式図である。
図1を参照して、画像送信システム40は、デジタル複合機50を含み、デジタル複合機50はローカルネットワーク68、及び公衆電話回線網72に接続されている。画像送信システム40はさらに、ローカルネットワーク68に接続された外部コンピュータ60と、公衆電話回線網72に接続された外部のファクシミリ装置66とを含む。画像送信システム40はさらに、ゲートウェイ(図示せず)及びインターネット70を介してローカルネットワーク68に接続されている外部コンピュータ62、及びインターネットファクシミリ装置64(以下ファクシミリ装置64という)を含む。
図2はデジタル複合機50の内部構成を表すブロック図である。
図2を参照して、デジタル複合機50は、デジタル複合機全体の制御を行なう、CPUからなるメイン制御部80と、メイン制御部80に接続されたバス108と、制御用プログラム、通信の相手先情報、及び利用者ID情報を記憶する制御用メモリ82と、RAM(Randam Access Memory)からなる制御用バッファ84と、画像データを読取るためのスキャナ装置からなる読取部90と、読取部90で読取られた画像データ及びLAN、ファクシミリなどで受信したデータを記憶するための画像記憶部86と、読取られた画像データを所定のファイルフォーマット形式に変換するためのフォーマット変換部88と、記録紙上に画像をプリントアウトするための記録部92と、利用者からの設定入力、及び画像データの送信先入力など様々な入力を受付けるための操作パネル110と、記録紙上にプリントアウトされた原稿にステープル処理及びパンチング処理を施すための後処理装置106とを含む。
デジタル複合機50はさらに、画像記憶部86に記憶された画像データをUSB(Universal Serial Bus)記憶媒体に出力するためのUSBインターフェイス104と、読取った原稿を符号化、又は受信した信号を復号化するための符号/復号化制御部94と、ローカルネットワーク68と接続され、インターネット経由による電子メールデータの通信及びインターネットファクシミリの通信を行なうためのLAN制御部96と、電話回線網と接続されファクシミリ通信を行なうためのモデム98と、アナログの公衆電話回線網と接続され回線の制御を行なうための網制御部100と、文書と文書の間に挟まれ文書の区切りを示すセパレータ用紙を識別するための識別記号処理部102と、IC(Integrated Circuit)カードなどの記憶媒体に記録された利用者IDを読取りメイン制御部80に渡すための記憶媒体読取部112とを含む。制御用メモリ82と、制御用バッファ84と、読取部90と、画像記憶部86と、フォーマット変換部88と、記録部92と、操作パネル110と、USBインターフェイス104と、符号/復号化制御部94と、LAN制御部96と、モデム98と、網制御部100と、識別記号処理部102、記憶媒体読取部112、及び後処理装置106とはバス108を介して接続されており、全体の制御はメイン制御部80において行なわれる。
読取部90は、CCD(Charge Coupled Device)等を用いたスキャナ装置であって、両面、片面、カラー、白黒、及び、読取解像度を設定することで、RGBのビットマップ画像として読取りデータを出力する。読取られた画像データは所定の画像処理を行なった後に、画像記憶部86に記憶、LAN又はファクシミリにより外部装置に送信、USBインターフェイスを介してUSB機器に出力、又は電子写真方式のプリンタを備えた記録部92により記録紙上にプリントアウトされる。読取部90の構成については後述する。
フォーマット変換部88は、読取られた画像データ及び外部から受信した画像データをPDF(Portable Document Format)及びGIF(Graphics Interchange Format)等の所定のファイルフォーマットに変換する。
操作パネル110は、原稿の読み取り時の設定入力、及び画像データの送信先入力などの指示が行なわれる。操作パネル110は、後述する表示部222及び操作部220で構成される。表示部222は、液晶表示装置で構成され、装置の状態及び設定入力の内容が閲覧可能となっている。表示部222の表面にはタッチパネル重畳されており、表示部222からの設定入力が可能となっている。
操作パネル110はデジタル複合機の表示装置であり、動作状態及び送信先などを表示する。画像データの送信を行なう際には、操作パネル110のタッチパネルから、相手先の設定を行なう。設定された相手先情報は、制御用メモリ82に格納される。
符号/復号化制御部94は、読取った原稿データの画像信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている受信画像情報を元の画像信号に復号化する。符号/復号化制御部94は、ファクシミリ通信で一般に使用されている、MH(Modified Huffman)、MR(Modified READ)、及びMMR(Modified Modified READ)などの符号化方式を用いることができる。
LAN制御部96は、LANと接続され、インターネット経由による電子メールデータの通信及びインターネットFAXの通信を行なう。
モデム98は、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されている。モデム98は、網制御部100と直接的に接続されている。網制御部100は、電話回線と接続され回線の制御を行なう。網制御部100は、アナログの公衆電話回線網との回線の閉結及び開放の動作を行なうハードウェアであり、必要に応じてモデム98を公衆電話回線網と接続する。
なお、インターネットファクシミリは、LANインターフェースを用いて、LAN等のコンピュータネットワークを介して、電子メールを送受信する。より具体的には、スキャナが読み取った画像情報(例えば、ビットマップデータ)を、例えばMHのような圧縮形式で圧縮して圧縮ファイルを得る。
圧縮は、原稿1ページ単位で行なわれる。次いで、フォーマット変換部88は、これらの圧縮ファイルを、1つのTIFF(Tag Image File Format)ファイルに変換し、このTIFFファイルを、例えばMIME(Multipurpose Internet Mail Extension)に従ってマルチパートメールに添付する。ここまでの処理により、画像情報は電子メールのフォーマットに変換される。この電子メールは、LAN制御部96によりLANインターフェイスを介してSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)のメール転送プロトコルを用いて送信される。
図3は本実施の形態に係るデジタル複合機50の、記録部92、読取部90、及び後処理装置106で構成される画像形成装置120の構造を示す断面図である。画像形成装置120では、後処理装置106は内蔵型後処理装置(インナーフィニッシャー)を用いている。
図3を参照して、画像形成装置120は、記録部92と、読取部90と、後処理装置106と、外付けで設置される2つの給紙装置130及び132とを含む。
読取部90は、原稿搬送装置を備えており、原稿が載置される原稿セットトレイ520と、原稿セットトレイ520に原稿が載置されたか否かを検出する原稿検知センサ522と、透明なプラテンガラス530と、原稿セットトレイ520上の原稿を1枚ずつ引き出すためのピックアップローラ524及びサバキ板526と、原稿をプラテンガラス530に向けて給送し、さらにプラテンガラス530上で副走査方向に搬送して排出するための搬送ローラ528と、排出された原稿を受ける原稿排出トレイ532とを含む。
読取部90はさらに、搬送される原稿の下面(下側面)を読取るためにプラテンガラスの下方に配置された第1読取部534と、原稿の裏面(上側面)を読取るために、プラテンガラス530の上方に配置された第2読取部536とを含む。
第1読取部534は、第1走査ユニット538及び第2走査ユニット540を含む。
第1走査ユニット538は、原稿の表面をプラテンガラス530を介して照射するランプと、原稿からの反射光を反射し所定の結像位置に導く反射ミラーと、この光路上に配置された結像レンズ544と、反射光の結像位置に配置され、原稿の反射光を画像信号に変換するためのCCD546と、第1走査ユニット538及び第2走査ユニット540を副走査方向に移動させるための図示しない移動機構とを含む。
第2読取部536は、原稿の裏面を照射するLED(Light Emitting Diode)アレイなどの露光ランプ、画素毎に原稿の反射光を集光するセルフォック(登録商標)レンズアレイ、及びセルフォックレンズアレイを通じて受光した原稿の反射光を光電変換して、アナログの画像信号を出力する密着イメージセンサ(CIS;Contact Image sensor)などを備えている。
記録部92は、記録紙に記録する画像を形成するための画像形成部134と、記録紙を収容するための用紙収容部136と、用紙収容部136から画像形成部134まで用紙を搬送させるための用紙搬送部138とを含む。
画像形成部134は、画像情報に基づいた画像光を照射するための露光ユニット140と、カラー画像をシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの4色に色分解して得られる各色相の画像情報に基づいて画像形成を行なうための画像形成ステーション144A〜144Dと、画像形成ステーション144A〜144Dから各色のトナー像が転写される中間転写ベルト142と、用紙に対して画像形成を行なうために所定のニップ圧で中間転写ベルト142と圧接する二次転写ローラ146と、中間転写ベルト142に残留したトナーを回収するためのクリーニングユニット145とを含む。
画像形成ステーション144A〜144Dについて、ブラックの画像形成ステーション144Aを例にして説明すると、画像形成ステーション144Aは、露光ユニット140からブラックの画像情報に基づいた画像光が照射され表面に静電潜像を形成する感光体ドラム148Aと、静電潜像が形成された感光体ドラム148Aの表面にブラックのトナーを供給するための現像ユニット150Aと、感光体ドラム148Aの表面を所定の電位で均一に帯電させるための帯電ローラ152と、感光体ドラムに形成されたトナー像を中間転写ベルト142の外周面に転写させるためにトナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加される一次転写ローラ154と、感光体ドラム148A表面に残留したトナーを回収するためのクリーニングユニット156とを含む。
感光体ドラム148Aは帯電ローラ152によって所定の電位に帯電されている。そこに、露光ユニット140からブラックの画像情報に基づいた画像光が照射されることによって感光体ドラム148Aの表面に静電潜像が形成される。現像ユニット150Aからは感光体ドラムに対してブラックのトナーが供給され、感光体ドラム148A上にはブラックのトナー像が形成される。形成されたトナー像は、中間転写ベルト142の外周面に一次転写ローラ154により転写され、中間転写ベルト142の外周面に対するトナー像の転写が画像形成の準備に相当する。
シアン、マゼンタ及びイエローの各色相の画像形成ステーション144B、144C、144Dは画像形成ステーション144Aと同様に構成され、それぞれ、感光体ドラム148B、148C、148Dと、現像ユニット150B、150C、150Dとを含む。
画像形成ステーション144B、144C、144Dにはそれぞれ、シアン、マゼンタ及びイエローの各色相の画像情報によって変調された画像光が露光ユニット140から照射される。露光ユニット140から照射される光によって各画像形成ステーション内の感光体ドラム148B、148C、148Dはそれぞれ色相別に静電潜像が形成される。現像ユニット150B、150C、150Dはそれぞれ感光体ドラム148B、148C、148Dにシアン、マゼンタ及びイエローのトナーを供給し、感光体ドラム148B、148C、148Dには、それぞれシアン、マゼンタ及びイエローの各色相のトナー像が形成される。
フルカラーの画像形成時には、画像形成ステーション144A、144B、144C、144Dの全てにおいて静電潜像の形成及びトナー像の転写が行なわれる。中間転写ベルト142の外周面にはイエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックのトナー像が順次重ね合わされて転写される。
イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックの色相の一部のみの画像情報が入力された場合には、画像形成ステーション144A、144B、144C、144Dの入力された画像情報の色相に対応する一部のみにおいて静電潜像の形成及びトナー像の形成が行なわれ、中間転写ベルト142の外周面には形成されたトナー像のみが転写される。
用紙収容部136は、単一種類の複数枚の用紙が収納される給紙カセット158A、158B、及び手差しトレイ162を含む。記録部92は外部に給紙装置130、132を備えており、記録部92の下方に配置された給紙装置130は、給紙カセット158C、158Dを含む。記録部92の側面に配置された給紙装置132は、単一種類の複数枚の用紙を大量に収納できる用紙トレイ160を含む。
用紙搬送部138は、給紙カセット158A、158Bから、中間転写ベルト142からのトナー像の転写を受ける画像形成位置168を経由して、記録部92の上面に設置された後処理装置106に至るまでの第1用紙搬送路170を形成している。
用紙搬送部138は、給紙カセット158A、158Bからそれぞれ用紙を引上げるためのピックアップローラ164A、164Bと、給紙カセット158A、158Bからそれぞれ用紙を第1用紙搬送路へ導くための給紙ローラ166A、166Bと、画像形成部134へ用紙を搬送する際タイミングを調整するためのレジストローラ172と、記録紙表面に転写されたトナー像を定着させるための定着ユニット174と、後処理装置106内へ導入するための第1排紙ローラ180とを含む。
定着ユニット174は、トナー融解温度まで昇温された加熱ローラ176と、加熱ローラ176に所定のニップ圧で圧接する加圧ローラ178とを含む。トナー像が転写された記録紙は、定着ユニット174を通過する際に加熱及び加圧され、トナー像が表面に定着した状態で後処理装置106に排出される。
用紙搬送部138は、手差しトレイ162から第1用紙搬送路170内の用紙搬送方向におけるレジストローラ172の上流側に連絡するための、第2用紙搬送路182を形成している。用紙搬送部138はさらに、第1用紙搬送路170の定着ユニット174と第1排紙ローラ180との間を、第1用紙搬送路170の搬送方向におけるレジストローラ172の上流側に連絡するための第3用紙搬送路184を形成している。
用紙搬送部138には、給紙装置132から第1用紙搬送路170に連絡するための第4用紙搬送路186が形成されている。給紙装置130にある給紙カセット158C、158Dは給紙装置130内部に設けられた第5用紙搬送路188を介して第1用紙搬送路170に連絡される。
図4は、本実施の形態に係るデジタル複合機50の、後処理装置106の断面図である。
後処理装置106は、後処理として用紙をステープル留めするステープル処理、及び用紙にパンチ穴をあけるパンチ処理に対応可能である。
図4を参照して、後処理装置106は、後処理装置106内に用紙を導入するための入口ローラ200と、搬送されてきた用紙の位置を整えるための整合処理部204と、ステープル処理を行なうためのステープラ202と、後処理された印刷物を排出するための排紙ローラ206と、排出された印刷物が置かれる排紙トレイ208と、パンチ処理の際に用紙位置を決定するための用紙後端検知センサ210と、用紙位置決めされた印刷物にパンチ穴をあけるためのパンチピン212とを含む。
ステープル処理の場合、整合処理部204によって整合された用紙の束に対し、利用者によって指定された箇所にステープラ202を用いてステープル処理を行なう。ステープル処理された用紙束は排紙ローラ206によって排紙トレイ208上に排出される。
パンチ処理の場合、用紙後端検知センサ210で用紙のパンチ位置を決定後、パンチピン212で用紙の後端にパンチ穴を空ける。パンチ処理後、整合処理部204へと搬送され整合されて、排紙ローラ206にて排紙トレイ208上に排出される。
図5は操作パネル110を表す図である。操作パネル110は、各種ハードウェアキーからなる操作部220と、液晶ディスプレイ及びタッチパネルにより構成される表示部222とを含む。操作部220は、数値入力のためのテンキー224と、入力した設定値をクリアするためのクリアキー226と、入力した各種設定を全解除するための全解除キー228と、コピー開始、及び送信開始等の指示を入力するスタートキー230と、プリンタモードに切換えるプリンタキー232と、ファクシミリなどのイメージ送信モードに切換えるイメージ送信モードキー234と、コピーモードに切換えるコピーモードキー236と、利用者による設定モードに切換えるユーザ設定キー238とを含む。
図6は、デジタル複合機50において、メイン制御部80によって実行され、送信先を設定し、原稿を読取、画像データを送信するまでのプログラムの制御構造をフローチャート形式で表した図である。このプログラムは、イメージ送信モードキー234が押された時に実行される。
図6を参照して、このプログラムは、操作パネル110の入力により送信先を設定するステップS602と、ステップS602に続き、デジタル複合機50の読取部90に原稿をセットされるのを待機するステップS604と、ステップS604に続き、スタートキー230が押されたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS606と、ステップS606でスタートキー230が押されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、読取部90で原稿読取を行なうステップS608とを含む。ステップS606でスタートボタンが押されていないと判定された場合(NOの場合)、制御はステップS602に進む。
このプログラムはさらに、ステップS608に続き、記憶媒体読取部112に各利用者が持つICカードを読取らせて、記憶された利用者IDを読取るステップS610と、ステップS610に続き、読取った利用者IDと後述するプレビュー表示設定テーブル500とを比較して、毎回プレビュー表示する設定であるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS612と、ステップS612で毎回プレビュー表示をする設定ではないと判定された場合(NOの場合)に実行され、ステップS602で設定された送信先がアドレス帳に登録されているか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS614と、ステップS614で設定された送信先がアドレス帳に登録されていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、表示部222にステップS608で読取った画像をプレビュー表示するとともに、画像を送信するか、送信を中止するか、送信先を変更するかについての利用者の指示を受付けるステップS616と、ステップS616に続き、プレビュー表示した画像データを送信先に送信するという指示がされたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS620と、ステップS620で送信実行する指示があったと判定された場合(YESの場合)に実行され、設定された送信先に画像データを送信するステップS622とを含む。ステップS612で毎回プレビュー表示をする設定であると判定された場合(YESの場合)、ステップS616が実行される。ステップS622実行後、このプログラムは終了する。
このプログラムはさらに、ステップS614で送信先がアドレス帳に登録されていると判定された場合(YESの場合)に実行され、設定された送信先が所定の送信先として登録されているか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS618を含む。ステップS618で所定の送信先として登録されていると判定された場合(YESの場合)、制御はステップS616に進む。ステップS618で所定の送信先として登録されていないと判定された場合(NOの場合)、制御はステップS622に進む。ステップS618でいう所定の送信先とは、アドレス帳の中で「得意先」として登録されている送信先を指す。
このプログラムはさらに、ステップS620で送信実行しないと判定された場合(NOの場合)に実行され、送信先を変更するという指示が入力されたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS624と、ステップS624で送信先を変更する指示がされたと判定された場合(YESの場合)に実行され、新たな送信先の入力を受付けるステップS626とを含む。ステップS626を実行後、制御はステップS612に進む。ステップS624で送信先を変更しないと判定された場合(NOの場合)、このプログラムは終了する。
このプログラムにおけるステップS610及びステップS612は、利用者情報を登録したICカードを用いた時にのみ有効になる。そのためICカードを用いない場合は、ステップS610及びステップS612は省略され、ステップS608実行後にはステップS614が実行される。ステップS626実行後も制御はステップS614に戻る。
図7〜図18は、操作パネル110の表示部222で表示される画面表示を表す図である。以下、デジタル複合機50の各種設定について説明しながら構成を説明していく。
図7は、デジタル複合機50の電源投入時、及びリセット時に表示される初期画面250を示す図である。図7を参照して、初期画面250は、コピーモードに移行するためのコピーボタン252と、イメージ送信モードに移行するためのイメージ送信ボタン254と、読取部90で読取った画像データを画像記憶部86に保存するドキュメントファイリングモードに移行するためのドキュメントファイリングボタン256とを含む。
初期画面250はコピーモードになっており、初期画面250ではコピー濃度、倍率、及び使用する用紙サイズなどの設定を確認及び変更ができる。初期画面250はさらに、両面コピー設定モードに移行するための両面コピーボタン262と、仕上げ処理設定モードに移行するための仕上げボタン260と、コピー時の詳細設定を設定するための特別機能ボタン264と、読取られた画像の仕上がり状態を確認するプレビュー表示をするためのプレビュー確認ボタン258とを含む。プレビュー確認ボタン258を押すと、ほかの画面に移行することなくプレビュー確認ボタン258が反転表示となり、プレビュー表示機能が選択されたことを示す。プレビュー表示機能が選択されている時は、コピーモード及びドキュメントファイリングモードで原稿読取後、以下に記載するプレビュー確認画面が表示される。
図8は、両面コピー設定モードの表示画面280を示す図である。図8を参照して、表示画面280は、両面コピーの種類を設定する両面コピー設定ボタン282と、設定を確定するためのOKボタン284とを含む。デジタル複合機50における両面コピー設定では、片面→片面、片面→両面、両面→両面、及び両面→片面のコピー設定が可能である。両面コピー設定ボタン282でコピー設定を選択した後、OKボタン284を押して設定を確定する。
図9は、仕上げ処理設定モードの初期画面290を示す図である。図9を参照して、初期画面290は、ステープル処理を設定するステープルソートボタン292と、ソート処理を設定するソートボタン294と、中とじステープル処理を設定する中とじステープルボタン296と、パンチ処理を設定するパンチ処理ボタン298と、設定を確定するためのOKボタン300とを含む。
図10は、初期画面290でステープルソートボタン292が押された時に表示されるステープル設定画面310を示す図である。ステープル設定画面310は、ステープル処理の綴じ方を設定するための綴じ方設定ボタン312と、設定を確定するためのOKボタン314とを含む。ステープル設定画面310では、ステープルソートの処理位置を綴じ方設定ボタン312で選択する。図10で示されるステープル設定画面310は、原稿左上部に1ヶ所留めでステープル処理がされる設定であることを示している。
図11は、コピーモードで原稿を読取った時に表示することができるプレビュー確認画面320を示す図である。図11を参照して、プレビュー確認画面320は、読取った原稿1ページ分を表すページプレビュー322と、ページプレビュー322を拡大・縮小表示するための表示倍率変更ボタン324と、原稿が複数ページになる場合に表示するページを変更するためのページ変更ボタン326と、設定されているコピーモードの設定を再設定するための再設定ボタン328と、プレビュー確認画面320で表示されている原稿の印刷を開始するためのコピー開始ボタン330とを含む。
図12は、プレビュー確認画面320で表示倍率変更ボタン324を押しページプレビュー322を拡大表示した時の表示画面332を示す図である。図12を参照して、表示画面332は、ページプレビュー322が拡大表示された拡大ページプレビュー334と、拡大ページプレビュー334をスクロールさせるためのスクロールバー336とを含む。ページプレビューが拡大表示されることで、読取原稿の細かな部分を確認することができる。スクロールバー336を用いることで拡大したままページを上下及び左右にスクロールさせることができ、ページ全体を確認することができる。
図13は、ドキュメントファイリングモードで原稿を読取った時に表示することができるプレビュー確認画面340である。図13を参照して、プレビュー確認画面340は、読取った原稿1ページ分を表すページプレビュー342と、ページプレビュー342を拡大・縮小表示するための表示倍率変更ボタン344と、原稿が複数ページになる場合に表示するページを変更するためのページ変更ボタン346と、設定されているドキュメントファイリングモードの設定を再設定するための再設定ボタン348と、プレビュー確認画面340で表示されている状態で原稿イメージの保存を開始するための保存開始ボタン350とを含む。
図14は、プレビュー確認画面340で表示倍率変更ボタン344を押しページプレビュー342を拡大表示した時の表示画面352を示す図である。図14を参照して、表示画面352は、ページプレビュー342が拡大表示された拡大ページプレビュー354と、拡大ページプレビュー354をスクロールさせるためのスクロールバー356とを含む。ページプレビューが拡大表示されることで、読取原稿の細かな部分を確認することができる。スクロールバー336を用いることで拡大したままページを上下及び左右にスクロールさせることができ、ページ全体を確認することができる。
図15は、イメージ送信モードで送信先の設定時に表示される送信先設定画面380である。図15を参照し、送信先設定画面380は、宛先一覧を表示させるための宛先一覧表示ボタン382と、送信先を入力するためのアドレス入力ボタン384と、アドレス帳に登録されている送信先で「得意先」として分類されている送信先を表示するための得意先表示ボタン395と、アドレス帳にア行〜ワ行、及び英数字に分類され登録されている送信先を、分類毎に表示させるための送信先分類表示ボタン396と、アドレス帳に登録されている送信先及び送信方法を表示し、送信先として設定するための送信先ボタン385〜394とを含む。送信先ボタン385〜394の表示は、得意先表示ボタン395、又は送信先分類表示ボタン396で選択された分類によって変わり、送信先ボタンを押すことで設定される内容もその表示に合わせて変更される。
図15に示される例では、得意先表示ボタン395が押され、得意先にあらかじめ登録されている送信先ボタン385〜388と、まだ登録が設定されていない送信先ボタン389〜394とがともに表示されている。
図15の例では、送信先ボタン385はA社にFAXでイメージ送信、送信先ボタン386はA社にメールでイメージ送信、送信先ボタン387はA社にFTPでイメージファイルを送信、送信先ボタン388はB社にFAXでイメージ送信の送信設定がそれぞれの送信先ボタンに割当てられている。
送信先ボタン385〜388のように送信先を画面に表示し選択できるようにするには、あらかじめ送信先を設定しアドレス帳に登録しておく必要がある。また、デジタル複合機50におけるイメージ送信モードでは、ファクシミリ(G3)、インターネットファクシミリ、メール送信、及びFTPの送信機能を含み、送信先名及び送信方法別にそれぞれアドレス帳に登録することが可能である。
図16は、イメージ送信モードで送信先を直接入力、又はアドレス帳に登録するための送信先入力画面400を示す図である。図16を参照して、送信先入力画面400は、送信先を入力する入力ダイアログ402と、入力ダイアログ402に入力された値を送信先として確定するためのOKボタン404と、送信先を確定せずに送信先設定画面380に戻るためのキャンセルボタン406と、入力された送信先をデジタル複合機50の持つアドレス帳に登録するための登録ボタン408とを含む。送信先を直接入力するには、前述した送信機能のいずれかを選び、その機能に対応したアドレス又は送信先番号を入力し、OKボタン404を押す。送信先をアドレス帳に登録したい場合は、送信機能のいずれかを選び、その機能に対応したアドレス又は送信先番号を入力後、登録ボタン408を押す。
図17は、イメージ送信モードにおいて送信先を設定し原稿読取後、所定の条件を満たした時に表示されるプレビュー表示画面420を示す図である。図17を参照して、プレビュー表示画面420は、読取った原稿1ページ分を表すページプレビュー422と、ページプレビュー422を拡大・縮小表示するための表示倍率変更ボタン424と、原稿が複数ページになる場合に表示するページを変更するためのページ変更ボタン426と、イメージ送信時にページプレビュー422で表示される画像データに付加される表示を確認するための送信付加表示ボタン428と、送信先及び送信方法を確認するための設定確認ボタン430と、送信先を変更するための再設定ボタン432と、設定された送信先に対して送信を開始するための送信開始ボタン434と、送信せずに終了するためのキャンセルボタン436とを含む。プレビュー表示画面420では、読取った画像をプレビュー表示で確認後、送信を実行するか、送信先を変更するか、又は送信自体をキャンセルするかを選択することができる。
図18は、プレビュー表示画面420で表示倍率変更ボタン424を押し、ページプレビュー422を拡大表示した時の表示画面450を示す図である。図18を参照し、表示画面450は、ページプレビュー422が拡大表示された拡大ページプレビュー452と、拡大ページプレビュー452をスクロールさせるためのスクロールバー456とを含む。ページプレビューが拡大表示されることで、読取原稿の細かな部分を確認することができる。スクロールバー456を用いることで拡大したままページを上下及び左右にスクロールさせることができ、ページ全体を確認することができる。
図19は、制御用メモリ82に記憶され、利用者ID毎のプレビュー画像表示設定を記憶するプレビュー表示設定テーブル500を示す図である。プレビュー画像表示設定は利用者ID毎に、送信先に合わせて表示する、又は毎回プレビュー表示する、のいずれかが設定される。プレビュー画像表示設定が登録されていない利用者IDに関しては、「毎回プレビュー表示する」が適用される。
―動作―
本実施の形態に係るデジタル複合機50は、イメージ送信モードで以下のように動作する。
利用者がデジタル複合機50の電源を入れると、表示部222には初期画面250が表示される。イメージ送信モードを起動するには、初期画面250上のイメージ送信ボタン254、又は操作パネル110上のイメージ送信モードキー234を押す。すると、イメージ送信モードの送信先設定画面380が表示される。
イメージ送信モードにおける送信先は、利用者がデジタル複合機50にあらかじめ登録しておく。送信先設定画面380でアドレス入力ボタン384を押し、送信先入力画面400を表示させる。デジタル複合機50のイメージ送信モードは、ファクシミリ(G3)、インターネットファクシミリ、メール送信、及びFTPの送信機能を持っている。利用者は送信先が希望する形態にあわせて送信方法を選択し、選択した方法に合った送信アドレス、又は送信先番号を入力ダイアログ402に入力し、登録ボタン408を押して登録する。送信先と送信方法とはそれぞれ独立しており、例えばA社に対してファクシミリ送信、メール送信、及びFTPをそれぞれ登録することができる。
登録された送信先及び送信方法は、アドレス帳に登録される。アドレス帳では、ア行、カ行、〜ワ行、及び英数字のフォルダがあり、送信先の名称毎に分類されて登録される。また、登録される送信先及び送信方法は「得意先」のチェックを入れて登録することができる。得意先のチェックが入った送信先及び送信方法は、アドレス帳の得意先フォルダに別途登録される。
また、デジタル複合機に送信先及び送信方法を登録しなくても、イメージデータを送信することは可能である。登録の時と同様に、送信先入力画面400から送信先及び送信方法を入力し、OKボタン404を押すと、アドレス帳に登録されることなく送信先が設定される。この入力は、一度しか送信しない相手などには有効な方法である。
本実施の形態におけるデジタル複合機50では、イメージ送信モードが選択されるとメイン制御部80で図6で示すプログラムが実行される。
プログラムは、イメージの送信先が設定されるのを待つ(ステップS602)。このとき設定される送信先は、アドレス帳から選択しても、直接送信先を入力しても、いずれの方法でもかまわない。
送信先が設定されたら、デジタル複合機50の読取部90に原稿をセットする(ステップS604)。
原稿をセットしたら、スタートキー230を押す。スタートキー230が押されると原稿読取が開始される(ステップS606、S608)。
原稿搬送装置を用いて原稿を読取るときは読取部90は以下のように動作する。
原稿を読取部90の原稿セットトレイ520にセットすると、原稿検知センサ522が原稿が設置されたことを検出する。デジタル複合機50の操作パネル110(図示せず)から読取開始指示を受けたことに応答して、読取部90は、ピックアップローラ524により原稿セットトレイ520上の原稿を1枚ずつ引き出し、サバキ板526と搬送ローラ528間を介してプラテンガラス530上へと送りだし、原稿をプラテンガラス530上で副走査方向に搬送して原稿排出トレイ532へと排出する。
このとき、第1読取部534によって原稿の表面(下側面)を読取る。第1読取部534の第1走査ユニット538を読取ポジションに移動して位置決めをし、第2走査ユニット540を所定位置に位置決めをしておき、第1走査ユニット538の露光ランプにより原稿の表面をプラテンガラス530を介して照射して、原稿の反射光を第1及び第2走査ユニット538、540の各反射ミラーにより結像レンズ544へと導き、原稿の反射光を結像レンズ544によりCCD546に結像させる。これにより、原稿の表面の画像を読取る。
また、第2読取部536によって原稿の裏面(上側面)を読取る。
プラテンガラス530上に原稿を置いて読取るときには読取部90は以下のように動作する。
読取部90の上部筐体を開いてプラテンガラス530上に原稿を載置し、第1読取部534により原稿の表面を読取る。この場合は、第1及び第2走査ユニット538、540を相互に所定の速度関係を維持しながら副走査方向に移動させる。第1走査ユニット538によってプラテンガラス上の原稿を露光し、第1及び第2走査ユニット538、540によって、原稿からの反射光を結像レンズ544へ導き、結像レンズ544によって原稿の画像をCCD546上に結像する。
このように読取った画像データは、所定の画像処理を行なった後に画像記憶部86に記憶される。
原稿読取が終了すると、設定された送信先がアドレス帳に登録されているか否かを判定する(ステップS614)。
送信先がアドレス帳に登録されていない時は、表示部222にプレビュー表示画面420が表示され、読取った原稿のプレビューが表示される(ステップS616)。送信先がアドレス帳に登録されていない場合としては、直接送信先を入力したときなどがある。
設定された送信先がアドレス帳に登録されている時は、その送信先が「得意先」として登録されているか否かを判定する(ステップS618)。得意先として登録されている場合は表示部222にプレビュー表示画面420が表示され、読取った原稿のプレビューが表示される。送信先が「得意先」に登録されていない場合は、プレビュー表示を行なわずに画像データは設定された送信先に設定された送信方法で送信される(ステップS622)。
プレビュー表示画面420では、読取った原稿画像を拡大・縮小して確認したり、原稿が複数枚になる場合にはページ送りをして、送信するすべての原稿を確認したりすることができる。設定確認ボタン430を押すことで送信先及び送信方法の確認ができ、送信付加表示ボタン428を押すことで送信時に原稿画像とともに付加される表示情報を確認することも可能である。
プレビュー表示画面420で原稿を確認し、送信を実行する時は送信開始ボタン434を押す。その結果、設定された送信先に設定された送信方法で画像データが送信される(ステップS620、S622)。画像データ送信後、このプログラムの実行を終了する。
プレビュー表示画面420で確認し、送信先及び送信方法を変更する場合には再設定ボタン432を押す。すると、送信先入力画面400が表示され、新たな送信先を設定できる。(ステップS624、S626)新しい送信先が設定されたら、再度その送信先はアドレス帳に登録されているか確認され、上記の動作を繰り返す。
画像データの送信、及び送信先の変更を行なわない場合は、キャンセルボタン436を押すことでプログラムを終了することができる。
以上のように、データ送信を行なう際に、送信先が「得意先」として登録されていたり、アドレス帳に登録されていない送信先に対しては、原稿を読取った後にプレビュー画像を表示させて、送信データを確認することができる。利用者はプレビュー画像で送信データを確認してから送信指示を出すことで、誤ったデータを送信することを防ぐことができる。プレビュー画像で送信データが誤っていると判断した場合には、キャンセルボタンにより送信を中止し、送信相手先に誤ったデータを送信すること、及び誤った送信先にデータを送信することで重要なデータの漏えいを防止することができる。送信先及び送信方法の間違いに気付いた時も、プレビュー画面から送信先を再設定することができ、原稿を再読取すること無しに送信先を変更できる。様々な送信先及び通信プロトコルに簡単に対応でき、かつ、利用者負担を少なく送信データの確認ができるデータ送信装置を提供することができる。
また、デジタル複合機50に利用者IDを登録したICカードを読取るための記憶媒体読取部112を設けて利用者認証を行なう方法も、誤ったデータ送信を防止するには有効な手段である。デジタル複合機50の利用者にはそれぞれの利用者IDを登録したICカードがあらかじめ配布しておき、デジタル複合機50でも利用者ID毎に、毎回プレビュー表示を行なうか否かを設定し、プレビュー表示設定テーブル500に登録する。
ICカードを用いた制御を行なう場合、図6のフローチャートにおけるステップS610及びステップS612が有効になる。原稿読取が終了後、利用者はデジタル複合機50の記憶媒体読取部112に各自のICカードを読取らせ、利用者IDを読取らせる(ステップS610)。
デジタル複合機50は、読取った利用者IDとプレビュー表示設定テーブル500とを比較し、読取った利用者IDは毎回プレビュー表示する設定であるか否かを判定する(ステップS612)。毎回プレビュー表示する設定であった場合は、送信相手先及び方法に問わず必ずプレビュー表示がされる。毎回プレビュー表示する設定で無い場合には、上記したように送信先に合わせてプレビュー表示をする制御を行なう。
操作に不慣れな利用者に対しては、毎回プレビュー表示を行なうように設定し、プレビュー表示で確認させることで誤ったデータを送信することを防止する。操作に慣れた利用者に関しては、上記した制御を行なうことで送信先条件に合わせたプレビュー表示を行ない、誤ったデータを送信することを防止する。このように、データ送信装置の操作の熟練度に合わせた設定をあらかじめすることによって、操作に不慣れな利用者に対しては誤ったデータの送信をより確実に防止することができ、操作に慣れた利用者には不必要なプレビュー表示による煩わしさを軽減することができ、よりいっそう利用者の負担を少なくすることができる。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む。
本実施の形態に係るデジタル複合機50を用いて構築される、画像送信システム40の全体構成を示す模式図である。 デジタル複合機50の内部構成を表すブロック図である。 本実施の形態に係るデジタル複合機50の、記録部92、読取部90、及び後処理装置106で構成される画像形成装置120の構造を表す断面図である。 デジタル複合機50の、後処理装置106の断面図である。 操作パネル110を表す図である。 デジタル複合機50において、メイン制御部80によって実行され、送信先を設定し、原稿を読取、画像データを送信するまでのプログラムの制御構造をフローチャート形式で表した図である。 デジタル複合機50の電源投入時、及びリセット時に表示される初期画面250を示す図である。 両面コピー設定モードの表示画面280を示す図である。 仕上げ処理設定モードの初期画面290を示す図である。 初期画面290で、ステープルソートボタン292が押された時に表示されるステープル設定画面310を示す図である。 コピーモードで原稿を読取った時に表示することができるプレビュー確認画面320を示す図である。 プレビュー確認画面320で表示倍率変更ボタン324を押し、ページプレビュー322を拡大表示した時の表示画面332を示す図である。 ドキュメントファイリングモードで原稿を読取った時に表示することができるプレビュー確認画面340である。 プレビュー確認画面340で表示倍率変更ボタン344を押しページプレビュー342を拡大表示した時の表示画面352を示す図である。 イメージ送信モードで送信先の設定時に表示される送信先設定画面380である。 イメージ送信モードで送信先を入力、又はアドレス帳に登録するための送信先入力画面400を示す図である。 イメージ送信モードにおいて送信先を設定し原稿読取後、所定の条件を満たした時に表示されるプレビュー表示画面420を示す図である。 プレビュー表示画面420で表示倍率変更ボタン424を押し、ページプレビュー422を拡大表示した時の表示画面450を示す図である。 制御用メモリ82に記憶され、利用者ID毎のプレビュー画像表示設定を記憶するプレビュー表示設定テーブル500を示す図である。
符号の説明
40 画像送信システム
50 デジタル複合機
80 メイン制御部
82 制御用メモリ
86 画像記憶部
88 フォーマット変換部
90 読取部
92 記録部
110 操作パネル
112 記憶媒体読取部
220 操作部
222 表示部
226 クリアキー
228 全解除キー
230 スタートキー
234 イメージ送信モードキー
380 送信先設定画面
382 宛先一覧表示ボタン
384 アドレス入力ボタン
385、386、387、388、389、390、391、392、393、394 送信先ボタン
395 得意先表示ボタン
400 送信先入力画面
402 入力ダイアログ
408 登録ボタン
420 プレビュー表示画面
430 設定確認ボタン
432 再設定ボタン
434 送信開始ボタン
436 キャンセルボタン
500 プレビュー表示設定テーブル

Claims (11)

  1. 画像データを記憶するための画像記憶手段と、
    利用者の操作に応じて前記画像データの送信先を設定するための送信先設定手段と、
    前記画像記憶手段に記憶されている前記画像データと前記送信先設定手段で設定された前記送信先とにしたがってデータ送信時の前記画像データのプレビュー画像を生成し、所定の表示装置に表示するためのプレビュー画像表示手段と、
    前記送信先設定手段により設定された送信先が所定の条件を満たす場合には、前記プレビュー画像表示手段を動作させるための表示制御手段と、
    前記プレビュー画像表示手段による前記プレビュー画像表示後に、前記画像データの送信を指示する利用者の操作に応答して、前記画像記憶手段に記憶されている前記画像データと前記送信先設定手段で設定された前記送信先とにしたがって送信画像を生成し、送信するためのデータ送信手段とを含む、データ送信装置。
  2. 前記送信先設定手段は、
    1又は複数の送信先を保存し利用者の選択に応じて送信先に設定するための選択手段と、
    利用者の入力に応じて送信先を直接設定するための直接入力手段とを含み、
    前記表示制御手段は、前記送信先が前記直接入力手段で設定されたことに応答して前記プレビュー画像表示手段を動作させるための手段を含む、請求項1に記載のデータ送信装置。
  3. 前記選択手段は、
    1又は複数の送信先と各送信先が特定の送信先であるか否かを示す識別情報とを記憶するための送信先記憶手段と、
    前記送信先記憶手段に記憶された送信先を表示するための手段と、
    前記表示するための手段により表示された送信先のいずれかを選択する利用者の入力を受け送信先に設定するための手段とを含み、
    前記表示制御手段は、前記入力を受け送信先に設定するための手段が、前記特定の送信先のいずれかを選択する入力を受けたことに応答して前記プレビュー画像表示手段を動作させるための手段を含む、請求項2に記載のデータ送信装置。
  4. 前記送信先設定手段は、
    1又は複数の送信先と各送信先が特定の送信先であるか否かを示す識別情報とを記憶するための送信先記憶手段と、
    前記送信先記憶手段に記憶された送信先を表示するための手段と、
    前記表示するための手段により表示された送信先のいずれかを選択する利用者の入力を受け送信先に設定するための手段とを含み、
    前記表示制御手段は、前記入力を受け送信先に設定するための手段が、前記特定の送信先のいずれかを選択する入力を受けたことに応答して、前記プレビュー画像表示手段を動作させるための手段を含む、請求項1に記載のデータ送信装置。
  5. 画像データを読取って前記画像記憶手段に記憶させるための画像読取手段をさらに含む、請求項1〜4のいずれかに記載のデータ送信装置。
  6. 前記利用者に対応した利用者情報を記憶するための記憶手段と、
    前記利用者情報は、利用者の認証情報と毎回前記プレビュー画像表示を行なうか否かの設定情報とを含み、
    利用者からの認証要求に応答して、前記記憶手段に記憶された前記利用者情報を用いて利用者認証をするための認証手段とをさらに含み、
    前記認証手段により認証された利用者に対応して前記記憶手段に記憶されている動作設定により毎回プレビュー画像表示を実行すると設定されていることに応答して、前記送信先の設定方法に関わらず前記プレビュー画像表示手段を動作させるための手段をさらに含む、請求項1〜5のいずれかに記載のデータ送信装置。
  7. 前記プレビュー画像表示手段による前記プレビュー画像の表示後に、前記送信先設定手段による前記送信先の変更を指示する利用者の操作に応答して、前記送信先設定手段で設定されている送信先を再設定するための送信先再設定手段をさらに含む、請求項1〜6のいずれかに記載のデータ送信装置。
  8. 前記プレビュー画像表示手段による前記プレビュー画像表示後に、利用者の操作に応答して送信を中止するための手段をさらに含む、請求項1〜7のいずれかに記載のデータ送信装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のデータ送信装置を備えたデジタル複合機。
  10. 請求項5に記載のデータ送信装置を備えたネットワークスキャナ。
  11. 画像データを記憶するための画像記憶手段と、
    利用者の操作に応じて前記画像データの送信先を設定するための送信先設定手段と、
    前記画像記憶手段に記憶されている前記画像データと前記送信先設定手段で設定された前記送信先とにしたがってデータ送信時の前記画像データのプレビュー画像を生成し、所定の表示装置に表示するためのプレビュー画像表示手段と、
    前記送信先設定手段により設定された送信先が所定の条件を満たす場合には、前記プレビュー画像表示手段を動作させるための表示制御手段と、
    前記プレビュー画像表示手段による前記プレビュー画像表示後に、前記画像データの送信を指示する利用者の操作に応答して、前記画像記憶手段に記憶されている前記画像データと前記送信先設定手段で設定された前記送信先とにしたがって送信画像を生成し、送信するためのデータ送信手段とを含む、データ送信装置におけるデータ送信方法であって、
    前記送信先設定手段が、利用者による操作に応答して送信先を設定するステップと、
    前記送信先設定手段により設定された送信先が所定の条件を満たしていることに応答して、前記表示制御手段が、前記プレビュー画像表示手段を動作させ、前記画像記憶手段に記憶されている前記画像データと前記送信先設定手段で設定されている前記送信先とにしたがってデータ送信時の前記画像データのプレビュー画像を生成させ、所定の表示装置に表示させるステップと、
    前記データ送信手段が、前記プレビュー画像手段による前記プレビュー画像表示後に、前記画像データの送信を指示する利用者の操作に応答して、前記画像記憶手段に記憶されている前記画像データと前記送信先設定手段で設定された前記送信先とにしたがって送信画像を生成し、送信するステップとを含む、データ送信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017158210A (ja) * 2017-05-26 2017-09-07 シャープ株式会社 画像送信装置、画像送信方法および画像送信装置を備えた画像形成装置

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