JP2010039074A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録紙の無駄な使用を抑制するよう印刷物のチェックを行なうと同時に、利用者の作業負担を少なくすることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、原稿画像を形成するための画像データを記憶する画像記憶機能と、印刷設定を記憶する印刷設定機能と、利用者の試験的印刷指示に応じ、画像記憶機能で記憶された画像データと印刷設定機能で記憶された設定とに基づきプレビュー画像を生成し所定の表示装置に表示するプレビュー画像表示機能S706、S708と、プレビュー画像表示後、利用者の操作に応じ、印刷設定機能で記憶された設定を再設定する再設定機能S718と、利用者の印刷指示に応じ、画像記憶機能で記憶された画像データと印刷設定機能に記憶された設定とに基づき原稿画像を記録紙上に形成する画像形成機能S716とを含む。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像を読取り所定の処理を行なう画像形成装置に関し、特に、ステープル処理などを行なうための後処理装置を備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置に関する周辺装置には様々なものがある。原稿読取に関しては、複数枚の原稿を載置台にセットし原稿を自動で搬送しながら読取動作を行なうADF(Auto Document Feeder)がある。印刷後の処理には、原稿を一部ずつ綴じるステープル機能、及びファイリング用の穴を開けてくれるパンチング機能などを備えた後処理装置(フィニッシャー)がある。
画像形成装置もカラー印刷機能をはじめとする様々な機能が増え、印刷対象として普通紙以外の記録紙でも印刷物の作成が可能となっている。
しかし、そこで問題となるのは印刷設定の間違いによるミスコピーの発生である。ミスコピーにより無駄な印刷物が発生し、用紙及びトナーなどが無駄に消費される。特に大量の部数を印刷する時にミスが生じた場合には、大量の印材が無駄となってしまう。特に、カラー印刷に関しては1枚当たりのコストが高く、大きな損失となる。
そのため、印刷前の印刷結果のチェックは重要な役割を担っている。
特許文献1は、利用者の操作指示により印刷前にプレビュー表示を行い、印刷及び後処理がなされた後の印刷物の状態を確認することができる技術が示されている。
特許文献2は、端末から印刷データの再送信をすること無しに、テスト用印刷では白黒で印刷を行ない、本印刷ではカラー印刷を行なうことができる技術が示されている。
特開2003−296090号公報 特開2003−335037号公報
複数部の印刷物を印刷する時にミスを防ぐ方法として、印刷前に印刷後の結果をプレビュー表示し、印刷結果を確認後に印刷指示を出す方法が普及している。
特許文献1の技術は、プレビュー表示を確認して設定ミスを発見した場合、利用者は読取データを一度破棄して、再度原稿を読取らないといけないという問題がある。
印刷する時にミスを防ぐ方法として、印刷する画像データを実際の記録紙に印刷して印刷状態を確認するお試し印刷機能も普及している。このお試し印刷は複数部数の印刷が設定されている場合であっても1部のみの印刷を行ない、出力結果をもとに印刷状態を確認した後、印刷の継続または中止を決定するものである。
現在の画像形成装置では、記録紙として厚紙及び所定の様式が印刷されてあるフォーマット用紙などの特殊用紙が使用可能となっている。用紙トレイ及び手差しトレイにこれら特殊用紙をセットして表表紙及び裏表紙として用いたり、合紙として原稿に挟んだりして、所望の印刷物を作成することができる。しかし、特殊紙は1枚当たりの単価が高かったり、新たに入手するのに長期間を要する場合があったりするため、特殊紙の無駄な使用を抑制する必要がある。
特許文献2の技術は、テスト印刷時におけるカラー印刷のコストを防ぐことはできるが、記録紙の無駄な使用を抑制するという点では不適当である。
それゆえに本発明の目的は、記録紙の無駄な使用を抑制するよう印刷物のチェックを行なうと同時に、利用者の作業負担を少なくすることができる画像形成装置の提供することである。
本発明の第1の局面に係る画像形成装置は、原稿画像を形成するための画像データを記憶するための画像データ記憶手段と、利用者から入力される印刷の条件に関する設定を記憶するための印刷設定手段と、試験的な印刷を指示する利用者の操作に応答して、画像データ記憶手段に記憶されている画像データと印刷設定手段に記憶されている設定とに基づいて、印刷時の原稿画像のプレビュー画像を生成し、所定の表示装置に表示するためのプレビュー画像表示手段と、プレビュー画像表示手段によるプレビュー画像の表示後に、印刷設定手段による設定の変更を指示する利用者の操作に応答して、印刷設定手段に記憶されている設定を再設定するための再設定手段と、原稿画像の印刷を指示する利用者の操作に応答して、画像データ記憶手段に記憶されている画像データと印刷設定手段に記憶された設定とにしたがった原稿画像を所定の記録紙上に形成するための画像形成手段とを含む。
この画像形成装置は、試験的な印刷を指示する利用者からの操作に応答して、記憶されている画像データと記憶されている印刷に関する設定とに基づいて作成された印刷時の原稿画像のプレビュー画像を所定の表示装置に表示することができる。また、プレビュー表示された画像を見て、設定されている印刷に関する設定を再設定することができる。
プレビュー表示を見て印刷結果をチェックすることで、印刷実行前に印刷結果のチェックを行なうことができ、設定ミスによる記録紙の無駄な使用を抑制するようことができる。プレビュー表示を見てから印刷の設定が再設定できることで、原稿の再読込などの利用者の作業負担を少なくすることができる画像形成装置を提供することができる。
好ましくは、原稿読取装置は、画像形成手段により画像が形成された記録紙に対して後処理を行なうための後処理手段をさらに含む。印刷設定手段は、後処理手段による後処理に関する設定をさらに記憶する。プレビュー画像表示手段は、利用者の試験的な印刷を指示する操作に応答して、画像データ記憶手段に記憶されている画像データと印刷設定手段に記憶されている設定とに基づいて、画像形成手段により形成される画像と後処理手段によってなされる後処理の結果を示す画像とを記録紙の画像上に合成した合成画像のプレビュー表示を生成し表示装置に表示するための画像合成手段を含む。
より好ましくは、後処理装置は、記録紙に対するステープル処理又はパンチング処理を実行可能である。画像合成手段は、利用者の試験的な印刷を指示する操作に応答して、画像データ記憶手段に記憶されている画像データと印刷設定手段に記憶されている設定とに基づいて、画像形成手段により記録紙上に形成される原稿画像と、当該画像の所定位置に形成されるステープル画像又はパンチ孔の画像の一方又は双方とを、印刷設定手段に記憶されている印刷の設定にしたがって合成した合成画像のプレビュー表示を生成し前記表示装置に表示するための手段を含む。
この画像形成装置は、画像形成された記録紙に対して後処理を行なうことができる。利用者が試験的な印刷を指示することによって、記録紙に対してどのように後処理が行なわれるかをプレビュー表示でき、記録紙に行なわれる後処理結果を事前に確認できる。
またこの画像形成装置では、後処理として記録紙に対するステープル処理又はパンチング処理のいずれかを実行可能である。プレビュー表示によりステープル処理及びパンチング処理が行なわれる位置を確認することができ、記録紙の画像上に後処理が行なわれるなどの設定ミスを印刷実行前に防ぐことができる。その結果、記録紙の無駄な使用を防ぐことができる。
好ましくは、画像形成装置は、利用者の試験的な印刷を指示する操作に応答して、画像データ記憶手段に記憶された画像データと印刷設定手段に記憶された設定とにしたがって原稿画像を試験的に記録紙上に形成するように画像形成手段を動作させる試験印刷手段をさらに含む。印刷設定手段はさらに、試験印刷手段とプレビュー画像表示手段のいずれを能動化するかに関する選択についての設定を記憶する。画像形成装置はさらに、利用者の試験的な印刷を指示する操作に応答して、選択についての設定に基づいて試験印刷手段とプレビュー画像表示手段との一方を動作させるための手段を含む。
この画像形成装置は、印刷結果を確認するための試験的な印刷指示では、プレビュー画像表示で確認するか、又は実際の記録紙上に1部だけ画像形成を行なうかを選択することができ、その選択結果を記憶することができる。記録紙上に1部だけ印刷を行なうことで、実際の記録紙を用いて印刷状況を確認することができ、実際に手にとって仕上がり具合を確認することができる。また仕上がり具合を確認後に設定の再設定を行なうことができ、変更箇所があれば設定を変更することも可能である。
より好ましくは、印刷設定手段が記憶する印刷の設定は、印刷する記録紙の種類に関する設定を含む。プレビュー画像表示手段は、利用者の試験的な印刷を指示する操作に応答して、画像データ記憶手段に記憶されている画像データと印刷設定手段に記憶されている設定とに基づいて、記録紙の種類により指定される記録紙の画像と、印刷時の原稿画像のプレビュー画像とを合成し、表示装置に表示するための手段を含む。
この画像形成装置は印刷する記録紙のサイズ及び紙種を設定することができる。何種類かの記録紙を選択して印刷物を形成することも可能であり、記録紙の種類に合わせた記録紙の画像を用いてプレビュー画像を作成することで、複雑な印刷設定をした印刷物の確認も可能になる。
好ましくは、プレビュー画像表示手段は、利用者の画像のスクロール指示にしたがって、各ページのプレビュー画像を先頭ページ又は最後のページに達するまで、順次生成して表示装置にスクロール表示するためのスクロール表示手段を含む。
スクロール表示手段を備えることで、プレビュー画像表示で印刷物の全てのページの状況を確認することができる。その結果、プレビュー表示だけで印刷結果を確認することができ、記録紙の無駄な使用を抑制することができる。
より好ましくは、画像形成装置は、プレビュー画像表示手段によるプレビュー画像の表示後に、利用者の指示にしたがって、画像形成手段による原稿画像の形成と、処理の中止とを選択的に行なうための手段をさらに含む。
プレビュー画像で確認後、原稿画像の形成と処理の中止を選択することができる。仕上り具合を確認した後で画像形成処理の続行、又は中止を選択することができることで、画像形成が不必要な時には途中で処理を中止することができ、無駄な記録紙の消費を防ぐことができる。
本発明の第2の局面に係る情報入力方法は、利用者から入力される印刷の条件に関する設定を記憶するための印刷設定手段と、印刷データと印刷設定手段に記憶されている設定とに基づいて印刷時のプレビュー画像を生成し、所定の表示装置に表示するためのプレビュー画像表示手段と、プレビュー画像表示手段によるプレビュー画像を表示後に、印刷設定手段による設定の変更を指示する利用者の操作に応答して、印刷設定手段に記憶されている設定を再設定するための再設定手段と、外部の画像形成装置に対して印刷を指示する利用者の操作に応答して、印刷データと印刷設定手段に記憶された設定とにしたがった印刷画像データを生成し指定した画像形成装置に送信するための手段とを含む、情報処理装置における情報入力方法である。この方法は、プレビュー画像表示手段が試験的な印刷を指示する利用者の操作に応答して、印刷データと印刷設定手段に記憶されている設定とに基づいて印刷時のプレビュー画像を生成し、所定の表示装置に表示するためのプレビュー画像を表示するステップと、プレビュー画像を表示するステップによるプレビュー画像の表示後に、再設定手段が、印刷設定手段による設定の変更を指示する利用者の操作に応答して、印刷設定手段に記憶されている設定を再設定するステップと、送信するための手段が、外部の画像形成装置に対して印刷を指示する利用者の操作に応答して、印刷データと印刷設定手段に記憶された設定とにしたがった印刷画像データを生成し、指定した画像形成装置に送信するステップとを含む。
以上のように、本画像形成装置によれば、試験的な印刷を指示する利用者による操作に応答して、記憶されている画像データと記憶されている印刷に関する設定とに基づき作成された印刷時及び後処理時の原稿画像のプレビュー表示を確認することができる。印刷前にこのプレビュー表示を確認することで印刷に関する設定とその設定結果とが確認できる。また、設定に変更箇所があった場合も、その場で設定変更することが可能であり、利用者にとっても再設定が容易である。
その結果、記録紙の無駄な使用を抑制するよう印刷物のチェックを行なうと同時に、利用者の作業負担を少なくすることができる画像形成装置を提供することができる。
以下の説明及び図面においては、同一部品には同じ参照符号および名称を付してある。それらの機能も同様である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
―構成―
図1は本実施の形態に係るデジタル複合機220を用いて構築される、画像処理システム210の全体構成を示す模式図である。
図1を参照して、画像処理システム210は、デジタル複合機220を含み、デジタル複合機220はローカルネットワーク230、及び公衆電話回線網234に接続されている。画像処理システム210はローカルネットワーク230に接続された外部コンピュータ222と、公衆電話回線網234に接続された外部のファクシミリ装置228とを含む。画像処理システム210はさらに、ゲートウェイ(図示せず)及びインターネット232を介してローカルネットワーク230に接続されている外部コンピュータ224、及びインターネットファクシミリ装置226(以下ファクシミリ装置226という)を含む。
図2はデジタル複合機220の内部構成を表すブロック図である。
図2を参照して、デジタル複合機220は、CPUからなるデジタル複合機全体の制御を行なうメイン制御部250と、メイン制御部250に接続されたバス282と、制御用プログラム及び通信の相手先情報を記憶する制御用メモリ252と、RAM(Randam Access Memory)からなる制御用バッファ254と、画像データを読取るためのスキャナ装置からなる読取部262と、読取部262で読取られた画像データ及びLAN、FAXなどで受信したデータを記憶するための画像記憶部256と、読取られた画像データを所定のファイルフォーマット形式に変換するためのフォーマット変換部260と、記録紙上にプリントアウトするための記録部264と、利用者からの設定入力、及び画像データの送信先入力など様々な入力を受付けるための操作パネル280と、記録紙上にプリントアウトされた原稿にステープル処理及びパンチング処理を施すための後処理装置284とを含む。
デジタル複合機220はさらに、画像記憶部256に記憶された画像データをUSB(Universal Serial Bus)記憶媒体に出力するためのUSBインターフェイス278と、読取った原稿を符号化、又は受信した信号を復号化するための符号/復号化制御部268と、LAN(Local Area Network)と接続され、インターネット経由による電子メールデータの通信及びインターネットFAXの通信を行なうためのLAN制御部270と、電話回線網と接続されファクシミリ通信を行なうためのモデム272と、アナログの公衆電話回線網と接続され回線の制御を行なうための網制御部274と、文書と文書の間に挟まれ文書の区切りを示すセパレータ用紙を識別するための識別記号処理部276とを含む。制御用メモリ252と、制御用バッファ254と、読取部262と、画像記憶部256と、フォーマット変換部260と、記録部264と、操作パネル280と、USBインターフェイス278と、符号/復号化制御部268と、LAN制御部270と、モデム272と、網制御部274と、識別記号処理部276及び後処理装置284とはバス282を介して接続されており、全体の制御はメイン制御部250において行なわれる。
図3は本実施の一形態に係るデジタル複合機220の、記録部264と後処理装置284とで構成される画像形成装置50の構造を示す断面図である。画像形成装置50では、後処理装置284は内蔵型後処理装置(インナーフィニッシャー)を用いている。デジタル複合機220の読取部262は画像形成装置50の上部に配置される(図示せず)。
図3を参照して、画像形成装置50は、記録部264と、後処理装置284と、外付けで設置される2つの給紙装置56及び58とを含む。
記録部264は、記録紙に記録する画像を形成するための画像形成部60と、記録紙を収容するための用紙収容部62と、用紙収容部62から用紙を搬送させるための用紙搬送部64とを含む。
画像形成部60は、画像情報に基づいた画像光を照射するための露光ユニット70と、カラー画像をシアン、マゼンダ、イエロー及びブラックの4色に色分解して得られる各色相の画像情報に基づいて画像形成を行なうための画像形成ステーション74A〜74Dと、画像形成ステーション74A〜74Dから各色のトナー像が転写される中間転写ベルト72と、用紙に対して画像形成を行なうために所定のニップ圧で中間転写ベルト72と圧接する二次転写ローラ78と、中間転写ベルト72に残留したトナーを回収するためのクリーニングユニット76とを含む。
画像形成ステーション74A〜74Dについて、ブラックの画像形成ステーション74Aを例にして説明すると、画像形成ステーション74Aは、露光ユニット70からブラックの画像情報に基づいた画像光が照射され表面に静電潜像を形成し、トナーを供給されることによってトナー像を現像する感光体ドラム80Aと、静電潜像が形成された感光体ドラム80Aの表面にブラックのトナーを供給するための現像ユニット82Aと、感光体ドラム80Aの表面を所定の電位で均一に帯電させるための帯電ローラ84と、感光体ドラムに形成されたトナー像を中間転写ベルト72の外周面に転写させるためにトナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加される一次転写ローラ86と、感光体ドラム80A表面に残留したトナーを回収するためのクリーニングユニット88とを含む。
感光体ドラム80Aは帯電ローラ84によって所定の電位に帯電されている。そこに、露光ユニット70からブラックの画像情報に基づいた画像光が照射されることによって感光体ドラム80Aの表面に静電潜像が形成される。現像ユニット82Aからは感光体ドラムに対してブラックのトナーが供給され、感光体ドラム80A上にはブラックのトナー像が形成される。形成されたトナー像は、中間転写ベルト72の外周面に一次転写ローラ86により転写され、中間転写ベルト72の外周面に対するトナー像の転写が画像形成の準備に相当する。
シアン、マゼンダ及びイエローの各色相の画像形成ステーション74B、74C、74Dは画像形成ステーション74Aと同様に構成され、それぞれ、感光体ドラム80B、80C、80Dと、現像ユニット82B、82C、82Dとを含む。
画像形成ステーション74B、74C、74Dにはそれぞれ、シアン、マゼンダ及びイエローの各色相の画像情報によって変調された画像光が露光ユニット70から照射される。露光ユニット70から照射される光によって各画像形成ステーション内の感光体ドラム80B、80C、80Dはそれぞれ色相別に静電潜像が形成される。現像ユニット82B、82C、82Dはそれぞれ感光体ドラム80B、80C、80Dにシアン、マゼンダ及びイエローのトナーを供給し、感光体ドラム80B、80C、80Dには、それぞれシアン、マゼンダ及びイエローの各色相のトナー像が形成される。
フルカラーの画像形成時には、画像形成ステーション74A、74B、74C、74Dの全てにおいて静電潜像の形成及びトナー像の転写が行なわれる。中間転写ベルト72の外周面にはイエロー、マゼンダ、シアン、及びブラックのトナー像が順次重ね合わされて転写される。
イエロー、マゼンダ、シアン、及びブラックの色相の一部のみの画像情報が入力された場合には、画像形成ステーション74A、74B、74C、74Dの入力された画像情報の色相に対応する一部のみにおいて静電潜像の形成及びトナー像の形成が行なわれ、中間転写ベルト72の外周面には形成されたトナー像のみが転写される。
用紙収容部62は、単一種類の複数枚の用紙が収納される給紙カセット90A、90B、及び手差しトレイ92を含む。記録部264は外部に給紙装置56、58を備えており、記録部264の下方に配置された給紙装置56は、給紙カセット90C、90Dを含む。記録部264の側面に配置された給紙装置58は、単一種類の複数枚の用紙を大量に収納できる用紙トレイ91を含む。
用紙搬送部64は、給紙カセット90A、90Bから、中間転写ベルト72からのトナー像の転写を受ける画像形成位置98を経由して、記録部264の上面に設置された後処理装置284に至るまでの第1用紙搬送路100を形成している。
用紙搬送部64は、給紙カセット90A、90Bからそれぞれ用紙を引上げるためのピックアップローラ94A、94Bと、給紙カセット90A、90Bからそれぞれ用紙を第1用紙搬送路へ導くための給紙ローラ96A、96Bと、画像形成部60へ用紙を搬送する際タイミングを調整するためのレジストローラ102と、記録紙表面に転写されたトナー像を定着させるための定着ユニット104と、後処理装置284内へ導入するための第1排紙ローラ110とを含む。
定着ユニット104は、トナー融解温度まで昇温された加熱ローラ106と、加熱ローラ106に所定のニップ圧で圧接する加圧ローラ108とを含む。トナー像が転写された記録紙は、定着ユニット104を通過する際に加熱及び加圧され、トナー像が表面に定着した状態で後処理装置284に排出される。
用紙搬送部64は、手差しトレイ92から第1用紙搬送路100内の用紙搬送方向におけるレジストローラ102の上流側に連絡するための、第2用紙搬送路112を形成している。用紙搬送部64はさらに、第1用紙搬送路100の定着ユニット104と第1排紙ローラ110との間を、第1用紙搬送路100の搬送方向におけるレジストローラ102の上流側に連絡するための第3用紙搬送路114を形成している。
用紙搬送部64には、給紙装置58から第1用紙搬送路100に連絡するための第4用紙搬送路116が形成されている。給紙装置56にある給紙カセット90C、90Dは給紙装置56内部に設けられた第5用紙搬送路118を介して第1用紙搬送路100に連絡される。
図4は、本実施の形態に係るデジタル複合機220の、後処理装置284の断面図である。
後処理装置284は、後処理として用紙をステープル留めするステープル処理、及び用紙にパンチ穴をあけるパンチ処理に対応可能である。
図4を参照して、後処理装置284は、後処理装置284内に用紙を導入するための入口ローラ130と、搬送されてきた用紙の位置を整えるための整合処理部134と、ステープル処理を行なうためのステープラ132と、後処理された印刷物を排出するための排紙ローラ136と、排出された印刷物が置かれる排紙トレイ138と、パンチ処理の際に用紙位置を決定するための用紙後端検知センサ140と、用紙位置決めされた印刷物にパンチ穴をあけるためのパンチピン142とを含む。
ステープル処理の場合、整合処理部134によって整合された用紙の束に対し、利用者によって指定された箇所にステープラ132を用いてステープル処理を行なう。ステープル処理された用紙束は排紙ローラ136によって排紙トレイ138上に排出される。
パンチ処理の場合、用紙後端検知センサ140で用紙のパンチ位置を決定後、用紙の後端にパンチ穴を空ける。パンチ処理後、整合処理部134へと搬送されて整合され、排紙ローラ136にて排紙トレイ138上に排出される。
図5は操作パネル280を表す図である。操作パネル280は、各種ハードウェアキーからなる操作部300と、液晶ディスプレイ及びタッチパネルにより構成される表示部302とを含む。操作部300は、数値入力のためのテンキー304と、入力した設定値をクリアするためのクリアキー306と、入力した各種設定を全解除するための全解除キー308と、コピー開始、及び送信開始等の指示を入力するスタートキー310と、プリンタモードに切替えるプリンタキー312と、イメージ送信モードに切替えるイメージモードキー314と、コピーモードに切替えるコピーモードキー316と、利用者による設定モードに切換えるユーザ設定キー318とを含む。
図6は、デジタル複合機220において、メイン制御部250によって実行され、原稿を読取、印刷するまでのプログラムの制御構造をフローチャート形式で表した図である。このプログラムは、スタートキー310が押された時に実行される。
図6を参照して、このプログラムは、お試しコピーモードが設定されたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS702と、ステップS702でお試しコピーモードが設定されていると判定された場合(YESの場合)に実行され、読取部262で原稿読取を行なうステップS704と、ステップS704に続き、設定された印刷設定に基づきプレビュー用の画像形成を行なうステップS706と、ステップS706に続き、表示部302にプレビュー画面を表示するステップS708と、ステップS708に続き、再設定ボタン622が押されたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS710と、ステップS710で再設定ボタン622が押されていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、全解除キー308が押されたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS712と、ステップS712で全解除キー308は押されていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、コピー開始ボタン636が押されたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS714と、ステップS714でコピー開始ボタン636が押されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、設定された印刷設定に基づき印刷用の画像形成を行ない印刷及び後処理を行なうステップS716とを含む。ステップS712で、全解除キー308が押されたと判定された場合(YESの場合)、このプログラムは終了する。
このプログラムはさらに、ステップS710で、再設定ボタン622が押されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、印刷設定を再設定するステップS718と、ステップS718に続き、再プレビューボタン642が押されたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS720とを含む。ステップS720で再プレビューボタン642が押されたと判定された場合(YESの場合)、制御はステップS706に進む。ステップS720で再プレビューボタン642が押されていないと判定された場合(NOの場合)、制御はステップS718に進む。
このプログラムはさらに、ステップS702でお試しコピーは設定されていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、読取部262で原稿読取を行なうステップS722と、ステップS722に続き、設定された印刷設定に基づき印刷用の画像形成を行ない印刷及び後処理を行なうステップS724とを含む。ステップS714及びステップS724実行後、このプログラムは終了する。
図7〜図18、及び図20〜36は、操作パネル280の表示部302で表示される画面表示を表す図である。以下、デジタル複合機220のコピーモードの各種設定について説明しながら構成を説明していく。
図7は、コピーモードキー316が押され、コピーモードが選択された時の初期画面330である。図7を参照して、初期画面330は、両面コピー設定モードへ推移するための両面コピーボタン334と、パンチ及びステープルなどの仕上げ設定モードへ推移するための仕上げボタン336と、コピー時の詳細設定を行う特別機能設定モードへ推移するための特別機能ボタン332と、用紙トレイの用紙サイズ及び用紙の紙種を設定する用紙設定モードへ推移するための用紙設定ボタン340と、スキャナによって読取られた画像、外部機器から入力された画像、及びハードディスクドライブなどの記憶装置に記憶された画像の仕上がり状態を確認するためのプレビュー確認ボタン338とを含む。初期画面330ではそのほか、コピー濃度、原稿読取倍率、及びカラーモードの設定状態などを確認することができる。
図8は、初期画面330で両面コピーボタン334が押され、両面コピー設定モードに推移した時の表示、両面コピー設定画面350である。図8を参照して、両面コピー設定画面350は、両面コピー設定ボタン352を含む。両面コピー設定画面350は、片面→片面コピーを選択している状態である。両面コピー設定モードでは片面→片面コピーの他に、片面→両面コピー、両面→両面コピー、及び両面→片面コピーが選択できる。
図9は、初期画面330で仕上げボタン336が押され、仕上げ設定モードに推移した時の表示、仕上げ設定画面360である。図9を参照して、仕上げ設定画面360は、パンチ処理を設定するためのパンチ処理ボタン362と、ステープル処理を設定するためのステープルソートボタン364とを含む。
図10は、仕上げ設定画面360でステープルソートボタン364が押された時の表示画面370である。表示画面370は、ステープルソートボタン364と、ステープル処理の原稿セットの方向を設定するためのステープル処理ボタン372とを含む。
図11は、初期画面330で特別機能ボタン332を押した時の表示画面、特別機能設定画面380である。図11を参照して、特別機能設定画面380は、表紙・合紙設定ボタン382と、特別機能設定の次のページのメニュー項目を表示するための次ページ表示ボタン384と、OKボタン386とを含む。OKボタン386を押すと、初期画面330に戻る。
図12は、特別機能設定画面380で次ページ表示ボタン384が押された時の表示画面390である。図12を参照して、表示画面390はお試しコピーモードを設定するためのお試しコピーボタン392と、印字メニュー設定モードに推移するための印字メニューボタン394と、特別機能設定の前ページのメニュー項目を表示するための前ページ表示ボタン396と、OKボタン398とを含む。前ページ表示ボタン396を押すと、特別機能設定画面380に切換る。お試しコピーボタン392を押すと、お試し印刷の出力先が設定でき、表示部302へのプレビュー表示をするか、又は記録紙上に1部のみ印刷を行なうかのいずれかを設定できる(図示せず)。設定が確定され、OKボタン398を押すと、初期画面330に戻る。
図13は、表示画面390で印字メニューボタン394を押された時に表示される、印字メニュー設定画面400である。印字メニュー設定画面では、日付、ページ数、スタンプ、及び任意の文字列を付加させて印字させる設定ができる。図13を参照して、印字メニュー設定画面400は、日付の印字を設定する日付ボタン402と、「重要」などの定型スタンプの印字を設定するスタンプボタン404と、記録紙のページ番号の印字を設定するページ番号ボタン406と、任意の文字列の印字を設定する文字ボタン408と、記録紙のどの位置に印字させるかを設定する印字位置ボタン410と、印字メニューの次ページのメニュー項目を表示する次ページ表示ボタン412とを含む。印字メニュー設定画面400では、どの位置にも情報が印字されない状態を示している。
図14は、印字メニュー設定画面400で次ページ表示ボタン412が押された時の表示画面420である。図14を参照して、表示画面420は、原稿のセット方向を設定するための原稿セット方向ボタン422と、両面原稿の綴じ方向を設定する綴じ方向ボタン424と、合紙へのスタンプ印刷の有無を設定するスタンプ設定ボタン426と、印字メニューの前ページのメニュー項目を表示する前ページ表示ボタン428とを含む。前ページ表示ボタン428を押すと、印字メニュー設定画面400に切換る。
図15は、初期画面330で用紙設定ボタン340を押された時の用紙設定画面440である。図15を参照して、用紙設定画面440は、給紙トレイ1の用紙設定を行なうための第1トレイ設定ボタン442と、給紙トレイ2の用紙設定を行なうための第2トレイ設定ボタン444と、給紙トレイ3の用紙設定を行なうための第3トレイ設定ボタン446と、給紙トレイ4の用紙設定を行なうための第4トレイ設定ボタン448と、大容量給紙トレイの用紙設定を行なうための第5トレイ設定ボタン454と、手差しトレイで使う用紙のサイズを設定するための手差しサイズ設定ボタン450と、手差しトレイで使う用紙の紙種を設定するための手差し用紙種設定ボタン452とを含む。図15では、給紙トレイ1、2、及び大容量給紙トレイにはA4サイズ普通紙が、給紙トレイ3にはB4サイズ普通紙が、給紙トレイ4にはA3サイズ普通紙がそれぞれセットされている。手差しトレイにはA4サイズ普通紙がセットされている。
図16は、各給紙トレイ及び手差しトレイの用紙の種類を設定する用紙設定画面460である。図16を参照して、用紙設定画面460では、普通紙の他に再生紙、厚紙、光沢紙、ラベル紙、タブ紙などを設定できる。例えば、厚紙を設定すると、厚紙は普通紙と比べ定着ローラの熱が用紙に奪われやすいため、あらかじめ定着温度を高くし、用紙の搬送間隔を広げるなどして定着性を安定させる対応がなされる。
図17は、手差しトレイの不定型な用紙サイズを設定する、不定型用紙設定画面462である。図17を参照し、不定型用紙設定画面462では縦横方向に自由に用紙サイズを設定することができる。これによりサイズが特殊な用紙に対しても手差しトレイを使うことサイズ設定を行ない、用紙サイズに合った印刷することができる。
図18は、手差しトレイを用いて封筒印刷をする時のサイズを設定する、封筒サイズ設定画面464である。定型封筒のサイズをあらかじめ用意しておくことによって、簡単に手差しトレイのサイズが設定できる。
図19は、合紙及び表・裏表紙について説明するための図である。本実施の形態に使われるデジタル複合機220は、合紙挿入機能、及び表表紙、裏表紙を挿入する機能を備えている。合紙とは、通常印刷をする紙の間に挟む別の用紙のことである。合紙挿入機能は、あらかじめ合紙を挿入するページを指定しておき、原稿印刷時に指定されたページの前になったらそれまで印刷していた給紙トレイから、合紙がセットされている給紙トレイに切換えて給紙して挟込む機能である。用紙を挟んだら再び元の給紙トレイに切換え、印刷を続ける。表表紙機能は、コピーの始めに指定した給紙トレイから用紙を給紙する機能である。裏表紙機能は、コピーの最後に指定した給紙トレイに切換え、用紙を給紙する機能である。
合紙及び表・裏表紙機能は、それぞれ用紙にコピーをするかしないかの設定ができ、原稿から該当するページの画像を指定した用紙に印刷することが可能である。合紙及び表紙用の紙には特殊紙が用いることが多く、給紙トレイ毎に用紙及び用紙種別を設定し、使い分けて印刷することが多い。
図20は、表紙及び合紙の設定をするための初期画面、表紙合紙初期設定画面480である。この画面は特別機能設定画面380で表紙・合紙設定ボタン382を押すことで表示される。図20を参照して、表紙合紙初期設定画面480は、表表紙、裏表紙、及び合紙A、Bの給紙トレイ設定モードへ移行するための給紙トレイ設定ボタン482と、表表紙の設定モードへ移行するための表表紙設定ボタン484と、裏表紙の設定モードへ移行するための裏表紙設定ボタン486と、合紙A及びBの設定モードへそれぞれ移行するための合紙A設定ボタン488と、合紙B設定ボタン490と、合紙挿入設定モードへ移行するための挿入設定ボタン492と、ページレイアウトを表示するためのページレイアウトボタン494と、表紙合紙設定を確定するためのOKボタン496と、表紙合紙設定モードから設定を保存せずに終了するためのキャンセルボタン498とを含む。キャンセルボタン498を押すと特別機能設定画面380に戻る。挿入設定ボタン492は、合紙設定がなされていない時は操作が無効になる。ページレイアウトボタン494及びOKボタン496は、表紙設定又は合紙設定がなされていない時は操作が無効になる。図20の状態では表表紙、裏表紙、合紙A及び合紙Bはいずれも設定されていない状態を示しており、挿入設定ボタン492、ページレイアウトボタン494、及びOKボタン496は無効になっている。
図21は、表紙合紙初期設定画面480で給紙トレイ設定ボタン482を押した時に表示される、表紙合紙給紙トレイ設定画面500である。表紙合紙給紙トレイ設定画面500では表表紙、裏表紙、合紙A及びBに現在設定されている給紙カセットと用紙のサイズ、及び用紙の種類が確認可能である。図21を参照して、表紙合紙給紙トレイ設定画面500は、表表紙の給紙トレイ設定モードに移行するためのトレイ設定ボタン502と、裏表紙の給紙トレイ設定モードに移行するためのトレイ設定ボタン504と、合紙Aの給紙トレイ設定モードに移行するためのトレイ設定ボタン506と、合紙Bの給紙トレイ設定モードに移行するためのトレイ設定ボタン508と、表紙及び合紙の給紙トレイ設定を確定するためのOKボタン510とを含む。図21の状態では表表紙、裏表紙、合紙A及びBはいずれも手差しトレイでA4サイズ普通紙が設定されている状態を示している。
図22は、表紙合紙給紙トレイ設定画面500でトレイ設定ボタン502を押した時の表表紙給紙トレイ設定画面520である。図22を参照して、表表紙給紙トレイ設定画面520は、給紙トレイ1〜5をそれぞれ選択するための、トレイ選択ボタン524、526、528、530、及び532と、手差しトレイを選択するためのトレイ選択ボタン534と、給紙トレイ選択を確定するためのOKボタン522とを含む。表表紙用の給紙トレイを選択した後OKボタン522を押すことで設定が確定され、表紙合紙給紙トレイ設定画面500の表示に設定が反映される。
図23は、表紙合紙初期設定画面480で表表紙設定ボタン484を押した時に表示される、表表紙設定画面540である。図23を参照して、表表紙設定画面540は、表表紙の給紙トレイ設定モードへ移行するためのトレイ選択ボタン542と、表表紙へのコピーを行なうか否かを設定するためのコピー設定ボタン544と、表表紙にコピーを行なう際に片面コピーか両面コピーかを選択するためのコピー面選択ボタン546と、各種設定を確定するためのOKボタン548と、設定を確定せずに前画面に戻るためのキャンセルボタン550とを含む。表表紙設定画面540でトレイ選択ボタン542を押すと表表紙給紙トレイ設定画面520が表示され、給紙トレイが選択できる。コピー設定ボタン544はタッチパネル上で表表紙にコピーをする、しないを選択する。しないを選択した場合、コピー面選択ボタン546の操作は無効になる。図23は、表表紙の給紙トレイは手差しトレイで、表表紙へのコピーは行なわないことを表している。
図24は、表表紙設定画面540である。図24では表表紙の給紙トレイは手差しトレイで、表表紙に片面コピーを行なうことを示している。
図25は、表紙合紙初期設定画面480であり、表表紙設定ボタン484と裏表紙設定ボタン486との表示が白黒反転されていることから、表表紙設定と裏表紙設定とがなされたことを表している。また、表表紙及び裏表紙の設定がなされたことから、ページレイアウトボタン494及びOKボタン496が表示され、操作が有効になっていることを示している。
図26は、表紙合紙初期設定画面480で、合紙A設定ボタン488を押した時に表示される、合紙A設定画面560である。図26を参照して、合紙A設定画面560は、合紙Aの給紙トレイ設定モードへ移行するためのトレイ選択ボタン562と、合紙Aへコピーを行なうか否かを設定するためのコピー選択ボタン564と、合紙Aにコピーを行なう際に片面コピーか両面コピーかを選択するためのコピー面選択ボタン566と、各種設定を確定するためのOKボタン568と、設定を確定せずに前画面に戻るためのキャンセルボタン570とを含む。コピー選択ボタン564はタッチパネル上で合紙Aにコピーをする、しないを選択する。しないを選択した場合、コピー面選択ボタン566の操作は無効になる。図26は、合紙Aの給紙トレイは手差しトレイで、合紙Aへのコピーは行なわないことを表している。
図27は、合紙A設定画面560である。図27では合紙Aの給紙トレイは手差しトレイで、合紙Aに片面コピーを行なうことを示している。
図28は、表紙合紙初期設定画面480であり、表表紙設定ボタン484、裏表紙設定ボタン486、合紙A設定ボタン488、及び合紙B設定ボタン490の表示が白黒反転されていることから、表表紙、裏表紙、合紙A、及び合紙Bの設定がなされたことを表している。このとき、挿入設定ボタン492、ページレイアウトボタン494、及びOKボタン496が表示され、操作が有効になっていることを示している。
図29は、図28の状態で挿入設定ボタン492を押した時に移行する合紙挿入設定モードを表す合紙挿入設定画面580である。図29を参照して、合紙挿入設定画面580は、合紙Aを選択し挿入設定するための合紙Aボタン582と、合紙Bを選択し挿入設定するための合紙Bボタン584と、合紙を挿入するページを入力する挿入ページ入力ボックス586と、入力された挿入ページを確定するための確定ボタン588と、挿入設定を確定し終了するためのOKボタン590とを含む。また、挿入ページ入力ボックス586への入力は、操作パネル280のテンキー304を用いて入力され、間違って入力した場合にはクリアキー306で入力をクリアする。
図30は、合紙挿入設定画面580で合紙Aが選択され10ページ目に挿入することを表す画面である。挿入ページが入力されたことにより確定ボタン588が有効になり、確定ボタン588が押されることで合紙Aの挿入設定は確定する。合紙挿入設定は連続して行なうことができ、すべての挿入設定が終了した後にOKボタン590を押し、合紙挿入設定を確定終了する。
図31及び図32は、表紙合紙初期設定画面480でページレイアウトボタン494を押した時に表示されるページレイアウト表示画面600及び610である。図31を参照してページレイアウト表示画面600は、次ページに続くページレイアウトを表示するためのスクロールボタン602と、ページレイアウト画面を終了するためのOKボタン604とを含む。図32を参照して、ページレイアウト表示画面610は、前ページのページレイアウトを表示するためのスクロールボタン612と、ページレイアウト画面を終了するためのOKボタン614とを含む。ページレイアウト表示画面600でスクロールボタン602を押すとページレイアウト表示画面610が表示され、ページレイアウト表示画面610でスクロールボタン612を押すとページレイアウト表示画面600が表示される。OKボタン604及び614を押されたとき、表紙合紙初期設定画面480が表示される。
図33は、特別機能設定画面380で、利用者がお試しコピーボタン392を押した後に、スタートキー310を押して原稿読取を開始し、読取終了後に表示されるプレビュー表示画面620である。図33を参照して、プレビュー表示画面620は、読取った原稿を表示する読取原稿プレビュー表示628と、印刷設定を再設定するための再設定ボタン622と、ステープル処理やパンチ処理など設定された仕上げ処理の結果を表示するための仕上がり表示ボタン624と、印刷余白などの設定確認をするための設定確認ボタン626と、読取原稿が複数ページある時にページ送りをするためのページスクロールボタン630と、読取原稿プレビュー表示628を拡大縮小表示するための拡大縮小ボタン632と、読取原稿プレビュー表示628を回転表示するための回転表示ボタン634と、プレビュー表示画面で問題がないと確認したら印刷を開始するためのコピー開始ボタン636とを含む。プレビュー表示画面620は、お試しコピーボタンが押された後に読込んだ読取原稿に対してプレビュー表示が可能で、拡大・縮小、ページ送りを行なうことで読取ったすべてのページが確認可能である。読取原稿を確認した後は、コピー開始ボタン636を押すことで入力された部数の印刷が開始される。
図34は、プレビュー表示画面620で再設定ボタン622が押された時に表示される再設定画面640である。図34を参照して、再設定画面640は、特別機能設定画面380を開くための特別機能ボタン646と、両面コピー設定画面350を開くための両面コピーボタン648と、仕上げ設定画面360を開くための仕上げボタン650と、再設定画面640から特別機能ボタン646、両面コピーボタン648、及び仕上げボタン650を押して各種設定変更を行ない、それら変更を反映させてプレビュー表示画面620に表示させるための再プレビューボタン642と、再設定画面640から行なった各種設定の変更内容を破棄してプレビュー表示画面620を表示させるためのキャンセルボタン644とを含む。再設定画面640から各種設定を変更し、再プレビューボタン642を押し、プレビュー表示画面620に表示されるプレビューで変更内容を確認したら、コピー開始ボタン636を押すことで変更を反映した印刷が開始される。
図35は、プレビュー表示画面620で設定確認ボタン626が押された時に表示される設定確認画面660である。図35を参照して、設定確認画面660は、内容を確認しプレビュー表示画面620を表示させるためのOKボタン662と、設定変更のため再設定画面640を開くための再設定ボタン664とを含む。設定確認画面660では、とじ方向、余白幅、片面/両面印刷設定のほか各種印刷設定が確認できる。設定確認画面660で、所望の設定が抜けていた場合には再設定ボタン664を押すことで再設定画面640に移行し各種設定を行なうことができる。
図36は、プレビュー表示画面620で仕上がり表示ボタン624が押された時に表示される仕上がり表示画面680である。図36を参照して、仕上がり表示画面680は、プレビュー表示画面620と同じであり、読取った原稿を表示する読取原稿プレビュー表示628の代わりにあらかじめ設定されたステープルなどの仕上がり処理がなされた後の仕上がり原稿プレビュー682が表示される。図36の場合、仕上がり処理としてステープル処理とパンチング処理とがなされており、それらの処理がなされる場所には黒いマークが読取イメージ上に重畳されて表示される。表示される仕上がり原稿プレビュー682を確認して、問題がなければコピー開始ボタン636を押すことで印刷が開始され、仕上がり処理がされた印刷物が出来上がる。
図37は、本実施の形態に係るデジタル複合機220に接続可能な、他の形態の後処理装置170の構成を表す断面図である。
後処理装置170では、ステープル処理、ノンステープル処理、及びプリント中のジョブを一時停止して別のプリントデータを出力する割込み印刷に対応可能である。
図37を参照して、後処理装置170は、画像形成装置より排出された用紙を後処理装置170内部に導くための入口ローラ172と、排紙トレイ192と、排紙トレイ192に排紙するための排紙ローラ174と、後処理装置170内に形成された用紙搬送経路を分岐させるための分岐爪182、184とを含む。後処理装置170はさらに、ステープル処理を行なわずに用紙をそのまま排出するためのノンステープル搬送経路186と、ステープル処理を行なう時に用紙を搬送するためのステープル搬送経路190と、割込み印刷を行なう時に用紙を搬送するための割込みトレイ搬出経路188とを形成している。後処理装置170はさらに、割込み印刷実行時に原稿排出先になる割込みトレイ194と、割込みトレイ194に割込み印刷する印刷物を排出するための排紙ローラ176とを含む。後処理装置170はさらに、ステープル処理を行なう時に動作する、ステープル搬送経路190から用紙を排出するためのステープルトレイ排出ローラ178と、ステープル搬送経路190から排出された用紙が積載されるステープルトレイ198と、用紙端面をそろえるための用紙後端基準フェンス200と、ステープルトレイ198に排出された用紙を用紙後端基準フェンス200に送り出すためのたたきコロ180と、整合された端面をステープルするための端面綴じステープラ202とを含む。後処理装置170はさらに、ステープル処理された原稿を排紙ローラ174との間で加圧して排紙トレイに排出するための排紙ガイド196とを含む。
デジタル複合機220により、ノンステープルモードが設定された場合、用紙は入口ローラ172から装置内に入り、分岐爪182、184を通過して、排紙ローラ174によって排紙トレイ192上に排出されて積載される。このとき、排紙ガイド196は閉じた状態にある。
デジタル複合機220により割込み印刷が設定された場合、分岐爪182は所定角度回転し、用紙は割込みトレイ搬出経路188に搬送され、排紙ローラ176によって割込みトレイ194に排出される。
デジタル複合機220によりステープルモードが選択された場合、分岐爪184が作動して、用紙はステープル搬送経路190に搬入され、ステープルトレイ排出ローラ178によってステープルトレイ198に排出され積載される。ステープルトレイ198に排出された用紙は、たたきコロ180によって用紙1枚毎にステープルトレイ198の下方向に落とされ、用紙後端基準フェンス200に押し当てられ、用紙後端が整合される。整合された用紙は、端面綴じステープラ202によって用紙束後端の所定の位置に1か所、または2か所の綴じ処理が施される。綴じ処理の施された用紙束は放出ベルト(図示しない)と一体となった放出爪(図示しない)によって排紙ローラ174まで持ち上げられ、排紙ガイド196によって排紙ローラ174に加圧され、この排紙ローラ174によって排紙トレイ192に排出される。
―動作―
本実施の形態に係るデジタル複合機220は、コピーモードとして以下のように動作する。
利用者がデジタル複合機220の電源を入れると、表示部302には初期画面330が表示される。利用者は用紙設定ボタン340を押して、各給紙トレイに入っている用紙のサイズと紙種をあらかじめ設定しておく。特殊用紙を使用する際も同様に、各給紙トレイに用紙サイズを設定し、それぞれの用紙に合った用紙種類をあらかじめ設定する。
デジタル複合機220は両面コピーが可能である。初期画面330から両面コピーボタン334を押し、所望の両面・片面コピー設定を行なう。
デジタル複合機220は、後処理装置284を用いてステープル処理及びパンチ処理を行なうことができる。これら仕上げ処理は、初期画面330から仕上げボタン336を押し、仕上げ設定画面にて行なう処理を設定する。ステープル処理の場合はステープル方向も設定する。
表表紙、裏表紙、及び合紙の設定は、初期画面330で特別機能ボタン332を押し、特別機能設定画面380で表紙・合紙設定ボタン382を押す。表紙合紙初期設定画面480が表示されるので、表表紙及び裏表紙の場合は利用する給紙トレイを選択し、表紙に印刷を行なうか否かを設定する。合紙の設定は合紙用の給紙トレイを選択し、合紙に印刷を行なうか否かの設定を行なう。また、合紙の設定の場合は挿入するページをテンキー304で入力し、確定ボタン588を押し設定する。表紙及び合紙の配置設定が終わったら、ページレイアウト表示画面で確認ができる。このとき設定に間違いがあれば修正することも可能である。
このほかデジタル複合機220はカラーモード設定(カラー・白黒印刷)、コピー濃度設定、拡大縮小印刷設定などが可能である。
本実施の形態において、お試し印刷モードは以下のように動作する。
利用者は初期画面330で特別機能ボタン332を押すと、特別機能設定画面380が表示される。そこで次ページ表示ボタン384を押すと表示画面390が表示され、お試しコピーボタン392を押し、OKボタン398を押す。これでお試し印刷モードが設定され、画面は初期画面330に戻る。
スタートキー310を押すと、メイン制御部250でプログラムが起動される。
プログラムは、お試し印刷モードが設定されているか否かを判定する。
お試し印刷モードが設定されていない場合、読取部262で原稿を読取り、設定された印刷設定に基づいて画像形成され、印刷及び仕上げ処理が実行される(ステップS722、724)。
お試し印刷モードが設定されている場合、読取部262で原稿を読取り(ステップS704)、読取ったデータを設定された印刷設定に基づいて表示部プレビュー確認用の画像を形成し(ステップS706)、表示部302にプレビュー表示を行なう(ステップS708)。プレビュー表示画面620は表示の拡大縮小が可能で、ページスクロールボタン630を操作することによって複数枚にわたる原稿の確認も可能である。仕上り処理が設定されている場合には、仕上り表示ボタン624を押すことで、図36に示すように仕上り処理のされる場所が原稿イメージに重畳して表示され、原稿部分に仕上り処理が影響しないかを確認することができる。また、表・裏表紙及び合紙の挿入設定の確認もこのプレビュー画面から可能である。
プレビュー画面で原稿を確認し、設定間違いに気付いた場合は再設定ボタン622を押すことで印刷設定を再設定することができる。設定変更後は再プレビューボタン642を押すことで変更した設定に基づいてプレビュー画像が形成され、設定変更後のプレビュー表示がされる。(ステップS718、720)
すべてのページのプレビュー表示を確認し問題がないと判断したら、コピー開始ボタン636を押すことで、設定された印刷設定に基づいて画像形成され、印刷及び仕上げ処理が実行される。(ステップS714、716)
また、プレビュー表示を見て所望する印刷物と異なると判断した場合には、全解除キー308を押すことで印刷自体を中止することができる。(ステップS712)
以上のようにお試し印刷モードが設定された時には、プレビュー画面が表示され表示されるプレビュー表示画面には、上記した表・裏表紙及び合紙の挿入、及びステープルなどの仕上り処理の処理結果を反映したプレビューが表示される。その結果、合紙として挿入する特殊紙に両面印刷を施すなどの細かい印刷設定も、特殊紙を消費することなく事前にプレビュー表示で確認し、印刷することができる。また、プレビュー表示で設定の間違いに気付いた場合でも、再設定モードを用いることで設定変更を行なうことができる。設定変更後にも再度プレビュー表示を行なうことで設定変更が反映されたかを確認することができる。この再設定により、利用者にとって原稿を再度読取りなおすという手間を省くことができる。
また、お試し印刷の設定として、実際に記録紙に印刷出力して印刷状態を確認する動作モードと、上記したプレビュー画像の表示モードとのいずれを選択するかを予め設定し、その設定にしたがって実際に試験的な印刷を行なうか、プレビュー表示を行なうかを選択することも可能である。そのための処理としては、図6に示すフローチャートにおいて、ステップS706において動作モードの設定について判定し、プレビュー表示が選択されていれば図6に示すものと同様にステップS706及びS708でプレビュー画像を表示し、試験的な印刷が選択されていればステップS706及びS708で試験的な印刷をするようにプログラムを変更すればよい。
以上のように本実施の形態に係るデジタル複合機220では、お試し印刷設定をすることで、複雑な印刷設定においても読取結果を印刷前にプレビューで確認ができ、間違いがあればその場で修正することができる。読取原稿の再修正が行なえることで、印刷ミスを未然に防ぐことができ、特殊紙の無駄な使用を防ぐことができる。それと同時に、読取原稿の再設定が行なえることで利用者の原稿を再読取する手間を省くことができる。その結果、記録紙の無駄な使用を抑制するよう印刷物のチェックを行なうと同時に、利用者の負担を少なくすることができる画像形成装置の提供することができる。
また、情報処理端末に記憶されるプリンタドライバにおいても、同様にお試し印刷を実現することができる。例えば情報処理端末の印刷出力先としてデジタル複合機220を選択したとき、表示されるダイアログにてお試し印刷の選択がチェック可能になる。ここで、図6のフローチャートと同様の処理をプリンタドライバが実行する。
すなわち、プリンタドライバは、お試し印刷が選択されている場合には、情報処理端末の印刷データに基づき、印刷設定に合わせて原稿画像のプレビュー表示を作成し、端末の表示部に表示する。このプレビュー表示には、「印刷設定の変更」、「印刷」及び「キャンセル」(全解除)のボタンが表示される。利用者はプレビュー表示を見て、設定変更箇所があれば印刷設定の変更ボタンを押す。すると印刷設定の変更画面が表示され、印刷の設定を変更することができる。印刷設定の変更画面には再プレビュー表示を指示するボタンが表示される。利用者がこのボタンを押すと、プリンタドライバは変更された設定にしたがって原稿画像の再プレビューの表示を行なう。
プレビューを確認して問題がなければ利用者は「印刷」ボタンを押す。「印刷」ボタンが押されれば、プリンタドライバは、デジタル複合機220に印刷データ及び印刷設定を送信する。デジタル複合機220は、印刷設定にしたがって印刷データを印刷し、必要なら後処理をする。
プレビュー表示されているときに「キャンセル」ボタンが押されれば、印刷は実行されない。
お試し印刷が選択されていない場合には、プリンタドライバは印刷データ及び印刷設定をデジタル複合機220に送り、印刷を実行させる。
プリンタドライバを用いた印刷では、利用者が使用している情報処理端末上にプレビュー表示をすることができ、デジタル複合機220まで行くことなく印刷後の仕上がり状態を確認することができる。この結果、情報処理端末で印刷物のチェックを行なうことができ、記録紙の無駄な使用を抑制することができる。利用者自身も情報処理端末の場所で確認が行なえることで負担を少なくすることができる。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む。
本実施の形態に係るデジタル複合機220を用いて構築される、画像処理システム210の全体構成を示す模式図である。 デジタル複合機220の内部構成を表すブロック図である。 本実施の形態に係るデジタル複合機220の、記録部264と後処理装置284とで構成される画像形成装置50の構造を表す断面図である。 デジタル複合機220の、後処理装置284の断面図である。 操作パネル280を表す図である。 デジタル複合機220において、メイン制御部250によって実行され、原稿を読取、印刷するまでのプログラムの制御構造をフローチャート形式で表す図である。 コピーモードが選択された時の初期画面330を示す図である。 両面コピー設定モードに推移した時の表示、両面コピー設定画面350を示す図である。 後処理設定モードに推移した時の表示、仕上げ設定画面360を示す図である。 仕上げ設定画面360でステープルソートボタン364が押された時の表示画面370を示す図である。 初期画面330で特別機能ボタン332を押した時の表示画面、特別機能設定画面380を示す図である。 特別機能設定画面380で次ページ表示ボタン384が押された時の表示画面390を示す図である。 表示画面390で印字メニューボタン394を押された時に表示される、印字メニュー設定画面400を示す図である。 印字メニュー設定画面400で次ページ表示ボタン412が押された時の表示画面420を示す図である。 初期画面330で用紙設定ボタン340を押された時の用紙設定画面440を示す図である。 各給紙トレイ及び手差しトレイの用紙の種類を設定する用紙設定画面460を示す図である。 手差しトレイの不定型な用紙サイズを設定する、不定型用紙設定画面462を示す図である。 手差しトレイを用いて封筒印刷をする時のサイズを設定する、封筒サイズ設定画面464を示す図である。 合紙及び表・裏表紙について説明するための図である。 表紙及び合紙の設定をするための初期画面、表紙合紙初期設定画面480を示す図である。 表紙合紙初期設定画面480で給紙トレイ設定ボタン482を押した時に表示される、表紙合紙給紙トレイ設定画面500を示す図である。 表紙合紙給紙トレイ設定画面500でトレイ設定ボタン502を押した時の表表紙給紙トレイ設定画面520を示す図である。 表紙合紙初期設定画面480で表表紙設定ボタン484を押した時に表示される、表表紙設定画面540を示す図である。 表表紙へのコピーをすると設定された、表表紙設定画面540を示す図である。 表表紙設定と裏表紙設定とがなされたことを表している表紙合紙初期設定画面480を示す図である。 表紙合紙初期設定画面480で、合紙A設定ボタン488を押した時に表示される、合紙A設定画面560を示す図である。 合紙Aの給紙トレイは手差しトレイで、合紙Aに片面コピーを行なうことを示す合紙A設定画面560を示す図である。 表表紙、裏表紙、合紙A、及び合紙Bの設定がなされたことを表している表紙合紙初期設定画面480を示す図である。 合紙挿入設定画面580を示す図である。 合紙挿入設定画面580で合紙Aが選択され10ページ目に挿入することを表す画面を示す図である。 ページレイアウト表示画面600を示す図である。 ページレイアウト表示画面610を示す図である。 お試しコピーボタン392が押された後に、スタートキー310が押して原稿読取を開始し、読取終了後に表示されるプレビュー表示画面620を示す図である。 プレビュー表示画面620で再設定ボタン622が押された時に表示される再設定画面640を示す図である。 プレビュー表示画面620で設定確認ボタン626が押された時に表示される設定確認画面660を示す図である。 プレビュー表示画面620で仕上がり表示ボタン624が押された時に表示される仕上がり表示画面680を示す図である。 本実施の形態に係るデジタル複合機220に接続可能な、他の形態の後処理装置170の構成を表す断面図である。
符号の説明
50 画像形成装置
56、58 給紙装置
170、284 後処理装置
220 デジタル複合機
250 メイン制御部
264 記録部
284 後処理装置
300 操作部
302 表示部
304 テンキー
306 クリアキー
310 スタートキー
360 仕上げ設定画面
392 お試しコピーボタン
480 表紙合紙初期設定画面
600、610 ページレイアウト表示画面
620 プレビュー表示画面
622 再設定ボタン
642 再プレビューボタン
680 仕上がり表示画面

Claims (8)

  1. 原稿画像を形成するための画像データを記憶するための画像データ記憶手段と、
    利用者から入力される印刷の条件に関する設定を記憶するための印刷設定手段と、
    試験的な印刷を指示する利用者の第1の操作に応答して、前記画像データ記憶手段に記憶されている前記画像データと前記印刷設定手段に記憶されている前記設定とに基づいて
    印刷時の前記原稿画像のプレビュー画像を生成し、所定の表示装置に表示するためのプレビュー画像表示手段と、
    前記プレビュー画像表示手段による前記プレビュー画像の表示後に、前記印刷設定手段による前記設定の変更を指示する利用者の操作に応答して、前記印刷設定手段に記憶されている設定を再設定するための再設定手段と、
    前記原稿画像の印刷を指示する利用者の操作に応答して、前記画像データ記憶手段に記憶されている前記画像データと前記印刷設定手段に記憶された設定とにしたがった原稿画像を所定の記録紙上に形成するための画像形成手段とを含む、画像形成装置。
  2. 前記画像形成手段により画像が形成された前記記録紙に対して後処理を行なうための後処理手段をさらに含み、
    前記印刷設定手段は、前記後処理手段による後処理に関する設定をさらに記憶し、
    前記プレビュー画像表示手段は、利用者の前記第1の操作に応答して、前記画像データ記憶手段に記憶されている前記画像データと前記印刷設定手段に記憶されている前記設定とに基づいて、前記画像形成手段により形成される画像と、前記後処理手段によってなされる後処理の結果を示す画像とを前記記録紙の画像上に合成した合成画像のプレビュー表示を生成し前記表示装置に表示するための画像合成手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記後処理装置は、前記記録紙に対するステープル処理又はパンチング処理を実行可能であり、
    前記画像合成手段は、利用者の前記第1の操作に応答して、前記画像データ記憶手段に記憶されている前記画像データと前記印刷設定手段に記憶されている前記設定とに基づいて、前記画像形成手段により前記記録紙上に形成される原稿画像と、当該画像の所定位置に形成されるステープル画像又はパンチ孔の画像の一方又は双方とを、前記印刷設定手段に記憶されている印刷の設定にしたがって合成した合成画像のプレビュー表示を生成し前記表示装置に表示するための手段を含む、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 利用者の前記第1の操作に応答して、前記画像データ記憶手段に記憶された画像データと前記印刷設定手段に記憶された設定とにしたがって原稿画像を試験的に記録紙上に形成するように前記画像形成手段を動作させるための試験印刷手段をさらに含み、
    前記印刷設定手段はさらに、前記試験印刷手段と前記プレビュー画像表示手段のいずれを能動化するかに関する選択についての設定を記憶し、
    前記画像形成装置はさらに、利用者による前記第1の操作に応答して、前記選択についての設定に基づいて、前記試験印刷手段と前記プレビュー画像表示手段との一方を動作させるための手段を含む、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷設定手段が記憶する印刷の設定は、印刷する記録紙の種類に関する設定を含み、
    前記プレビュー画像表示手段は、利用者の前記第1の操作に応答して、前記画像データ記憶手段に記憶されている前記画像データと前記印刷設定手段に記憶されている前記設定とに基づいて、前記記録紙の種類により指定される記録紙の画像と、印刷時の前記原稿画像のプレビュー画像とを合成し、前記表示装置に表示するための手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記プレビュー画像表示手段は、利用者の画像のスクロール指示にしたがって、各ページのプレビュー画像を先頭ページ又は最後のページに達するまで、順次生成して前記表示装置にスクロール表示するためのスクロール表示手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記プレビュー画像表示手段による前記プレビュー画像の表示後に、利用者の指示にしたがって、前記画像形成手段による原稿画像の形成と、処理の中止とを選択的に行なうための手段をさらに含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 利用者から入力される印刷の条件に関する設定を記憶するための印刷設定手段と、
    印刷データと前記印刷設定手段に記憶されている設定とに基づいて印刷時のプレビュー画像を生成し、所定の表示装置に表示するためのプレビュー画像表示手段と、
    前記プレビュー画像表示手段による前記プレビュー画像を表示後に、前記印刷設定手段による前記設定の変更を指示する利用者の操作に応答して、前記印刷設定手段に記憶されている設定を再設定するための再設定手段と、
    外部の画像形成装置に対して印刷を指示する利用者の操作に応答して、印刷データと前記印刷設定手段に記憶された設定とにしたがった印刷画像データを生成し前記画像形成装置に送信するための手段とを含む、情報処理装置における情報入力方法であって、
    前記プレビュー画像表示手段が、試験的な印刷を指示する利用者の操作に応答して、印刷データと前記印刷設定手段に記憶されている設定とに基づいて印刷時のプレビュー画像を生成し、所定の表示装置に表示するためのプレビュー画像を表示するステップと、
    前記プレビュー画像を表示するステップによる前記プレビュー画像の表示後に、前記再設定手段が、前記印刷設定手段による前記設定の変更を指示する利用者の操作に応答して、前記印刷設定手段に記憶されている設定を再設定するステップと、
    外部の画像形成装置に対して印刷を指示する利用者の操作に応答して、前記送信するための手段が、前記印刷データと前記印刷設定手段に記憶された設定とにしたがった印刷画像データを生成し、前記画像形成装置に送信するステップとを含む、情報入力方法。
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